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September 22, 2005

ちびっ子アタッカー躍動、次に向く視線@J1 第24節 首位戦線編

もう水曜日!今更ながら色々と試合を見た感想なんかをしちゃおうかなと。まあだから速くやっておきなさい!って感じなんですけど・・・・。ただ今節でとんでもなく盛り上がってきたと言う感じになったのは良かったかな?まあとにかく又もその2です。取り上げるのはサンフレ-レッズ、鹿島-楽天、レイソル-ガンバらへん。

J.League Division1 第24節

サンフレ 3-4 レッズ@ ビッグアーチ「超越するクオリティ」
Sanfrecce:43'&49'&72'佐藤寿人
Reds:32'永井雄一郎 44'ロブソン・ポンテ 62'OG 70'ネネ

サンフレッチェスタメン:GK下田崇、DFジニーニョ、森崎和幸、西川翔吾、MF駒野友一、ベット(→70'前田俊介)、茂原岳人、服部公太、桑田真一郎(→46'李漢宰)、FWガウボン(→73'茂木弘人)、佐藤寿人
レッズスタメン:GK都築龍太、DF坪井慶介、トゥーリオ(→56'堀之内聖)、ネネ、MF鈴木啓太、長谷部誠、山田暢久、アレックス(→61'平川忠亮)、ロブソン・ポンテ、FW永井雄一郎(→75'岡野雅行)、田中達也

ビッグアーチはほぼ満員、異様な雰囲気で始まった優勝への生き残りを賭けたこの試合でしたが、ゲームとして単純に面白かった!両チームの攻撃のクオリティの高さが守備のクオリティを越えたとも言うべき両チームの攻撃は非常に素晴らしかったです。勝負の綾としては布陣変更による詰め切れなかったサンフレの守り方、そしてあのオウンゴールだとは思いますが、両チームの差となった部分はアプローチに見えた守り方の姿勢だったのかなと。確かにレッズも3失点した訳ですが、常に前に、緩くならないアプローチという姿勢はあった。サンフレとしては前節の悪夢のようなガンバの攻撃陣の残像が残っていたのか、抜かれることを怖れて強めに当たりに行けずにレッズ攻撃陣に主導権を与えた形になってしまった。難しい部分ではあるし、どちらが正解というのは無いと思いますが、姿勢としてレッズとしては特徴を消しに言った、サンフレとしては対応しきろうとした、それが何か差となって表れ、しいてはミスに繋がってしまったのではないでしょうか。まあチームの特徴でもあるわけですが・・・。

ただ、勝負云々は置いておいて、流れを引き寄せた2アシストの田中達也、そしてハットトリックの佐藤寿人、この二人のクオリティはとんでもなく高かったです。彼らはどうしてもスピードという部分に目がいきがちですが、この日はそのスピードもさることながら素晴らしい意識に本当に感服しました。
まず田中達也から、先制点のアシストに繋がるプレーもそうですが、その前(左サイドからネネのライナー性のクロスにDFから離れる形で動き出して頭で擦らし、そのボールに永井がファーで頭で押し込む→下田がセーブ)のプレーにしても、オフ・ザ・ボールの意識が本当に素晴らしかったです。去年はまだまだ特徴でもある足元のプレーに固執しすぎるきらいがあったけど(2ndステージの鹿島戦の先制点のプレーとか素晴らしかったけど数としては少なかった)この日のパフォーマンスはそんなことを微塵と感じさせない意識が高まりが見えて、それと共に動きがキレていた。正直止められるような状態じゃなかったですね。まあ何がきっかけかは分かりませんが(エメがいなくなったからなのか、代表に入ってたり無いモノでも見えたのか、ポンテの要求が厳しいからなのか)良い形でボールを受けるためにはどうすればいいのかという部分に目が向いたのかも知れませんね。この意識の高さはダイナミックなランニングに繋がるようなプレーだけでなく、実効的要素は低いかも知れませんが、楔を受ける動きとかにも彼らしいクイックネスとダイナミックな動きが伴っていたり、一つ一つのプレーに対して意識向上というのが感じられました。ゴールに繋がるシーンは本当に田中達也の飛びだす前の楔に受けに行くフェイクの伴ったフリーランニングで完全に相手を出し抜いたわけですが、こういうプレーが増えるに従って更に止めずらくなるプレーヤーへスケールアップするのではないかと感じました(2点目のポンテのゴールのプレーはらしいパス&ラン(でもそのボールの受け方も緩やかな弧を描くように)から、又もらしさ全開なドリブルワークで一気に瞬発力爆発、グイッと抜けていったのも凄かった。)

で佐藤寿人、この日のゴールは全てワンタッチゴール。この得点を生み出したのは常にゲームに入り込み次のボールの行く末を予測する集中力の高さですかね。意識という部分とは又違うかも知れませんが、それだけ彼がゴールを獲ることに真摯にプレーしていたのかなと感じさせるモノでした。この試合に置いて彼はそれだけ研ぎ澄まされていた状態だったのかも知れません。まあ集中力が高まる環境(試合の状況、観客の多さ、チャンスの少なさ等々)だったのは間違いないわけですが、それにしてもその研ぎ澄まされた集中力が得点感覚を更に引き出したと言う感じで神懸かっていましたね。振り返ってみましょうか。

1点目
左サイドからのスローインから、ロングスローからガウボンとトゥーリオが競り合う、こぼれてくるという事を見越してマーカーをかいくぐってポジションを移し、その通りにこぼれてきたところでズバッと出てきてヘッドでプッシュしてゴール。予測能力と瞬発力が活きたゴール。
2点目
右サイドでガウボンに当てたリターンを受けたリ・ハンジェがフリーとなったところでアーリー、マークがずれていた事もあったが、決して簡単ではないボールに対してしっかりと左足インサイドでインパクト、巧く合わせて逆を突きゴール。
3点目
ダイナミックなサイドチェンジから駒野のグラウンダーでのアーリークロス、ネネのマークをかいくぐると瞬発力を活かしここに反応、マークを外す動きからはボールに一直線、速いボールを足を残すように当ててゴール。瞬発力と得点感覚全開のゴール。

まあこのように簡単に言えばボールに反応したと言うことが全てのようなゴールですが、それをするのは簡単な事じゃない。特殊な得点感覚を持ち合わせていると言えば簡単ですが、それだけゲームにしっかりと入り込んでいたからこそ出来たゴールだったのかなと。このゴールの過程に一つも妥協がない。本当に素晴らしかったです。

この二人のちびっ子アタッカーの意識の高さがこのゲームに彩りを加えてくれたのかなと。特に佐藤寿人のゴールはどれも美しかった。まあ結果に繋がらず残酷なことになってしまいましたが、こういうプレーがもっと見れたらよりエキサイティングな試合になるでしょうね。二人とも巧(○は出来ないね)ですよ。土曜日田中達也お腹痛くなったりしないかなぁ・・・正直今当たりたくないよ、怖すぎ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ホームではイマイチな事が多いみたいだけどさ。

鹿島 4-0 楽天@ カシマ「嵌るピース、迷える指揮官」
Antlers:46'アレックス・ミネイロ 61'&69'深井正樹 89'野沢拓也

まあ序盤は頑張ってたけどねぇ・・・、はっきり言ってほとんど攻め手を捨ててしまった中で楽天に勝ち目はなかった。平瀬に放り込んでもそれをサポートすべき2シャドーのイヴォとホルヴィは守備に忙殺、攻撃が繋がらない中で後ろに体重が掛かってボールホルダーに対してプレッシャーが掛からず、引いているにもかかわらず穴が空いて小笠原に精度の高いボールで空いたスペースをずばずば突かれる。そして前半から積極的な姿勢を示していた深井が目覚めてアシストゴールゴール。まあアレックス・ミネイロのゴールで勝負はほぼ決まってしまったわけだけど、この大勝をトニーニョ・セレーゾがどう受け止めるのかが興味ある部分。

確かにこの日小笠原のレジスタっぷりは本当にフィットしていたし、チームとしても彼のパス精度を深い位置でうまく活かせていた。ワイドに開くオフェンシブハーフと、ポストマンと衛星のように動き回るセカンドアタッカーと言うコンビと前線のポジショニングバランスが良かったこともあって、引かれた中でもパスターゲットが無くて、詰まるようなシーンが出来なかった。そして、その流動的なボールの周りが新井場の良さまで引き出したりと、沈滞していたチームが相当活性化されたのかなと。そういう意味ではこのシャッフルは鹿島にとって攻撃面に置いては福音となったと思います。で、視線は普通に次です。何か噂ではこのまま首位決戦もこれでいくらしいけど、フェルナンド&小笠原でボランチを本当に組ませるのかなぁ。確かに前に出れれば強いと思うけど、楽天とガンバじゃちょっと違いすぎる。もしこのまま行ったとして、小笠原が守備に忙殺されたら多分鹿島は攻め手を失うと思う(本山も良かったけど、それも小笠原のパスディバイドの質に活かされた感じだし)そういうリスクを負ってでも小笠原を後ろに置くのかと言うのが非常に気になるなぁと。後は師匠。師匠・・・現状でこれだけボールが回るのなら判断・技術という点では劣り、プレーを停滞させてしまう選手はどうなのかな?まあ苦しい展開では頼りになる気はするけど・・・・セレーゾの判断が次節はまず見所ですな。この試合の深井の動きも巧み(これは本物巧でしたね、フェイクによる体重移動を促して瞬発力を活かした突破。田中達也に似てるし。ジュビロを開始序盤15、6分で沈めた神懸かりプレー以来か・・・おめ。嫌いだけど)

レイソル 2-1 ガンバ@ 日立「触発された自信」
Reysol:20'&51'玉田圭司 Gamba:13'アラウージョ

まあ試合に関してはやっぱりラモス効果・・・。でも彼が焚きつけたことでチームに火が付いてプレーに対しての自信レベルが変わったのかなぁと。レイソルの効果は、何か監督が交代した時のポジティブな要素を見ているよう。レイナウドと言う頼もしい相方が来たことで玉ちゃんが復活したし、後はフランサのフィットかな?まあとにかくこれで一気に行けるかも知れないね。まあまだ分からないけど。

で、ガンバはこの敗戦はある意味アクシデントのようなモノだと仮定すれば(まあアクシデントみたいなもんでしょ?わざわざこのタイミングで・・・と思っちゃっても不思議じゃない)そう考えると、大事なのは次。考えてみたらここまでの勢いははっきり言って尋常じゃなかったことを考えたら、負けた後というのは勢いが削がれる。そういう地力というのが試される中でこの大一番は本当に見所。今年のカシマでの試合は見事なワンツーで点を獲ってたけど、負けてるし、現状ではちょっと不安な点もあるのかも。今は正直アラウ頼みは否めないし、そういう意味ではこの一週間でもう一度アラウ以外でも獲れるような形を取り戻せるかどうか(まあアラウが一人で突っかけて獲っている訳じゃないけど)がポイントかな?チームにウイニングメンタリティが出てき始めていることだったり、その目を潰さないためにも次は本当に正念場というか大一番というか天王山。ごめん、この試合のことよりも次が気になって仕方ないよ。次はこっちがトップライナーになるかも(苦笑)

と言うことで上位にスポットライトを当ててみました。ただこれを見るとやっぱりストライカーが活躍してるんだなぁ・・・マリもグラウが調子よかったりするけど、こう考えると坂田に爆発して欲しいねぇ。結構マリに対しては意識、意識と言うこと良く書いているけど、今前を走っているチームはそういうことを感じない。それは今節活躍した選手達にも言えること。彼らにも劣らない要素を持っている事を考えると、今の坂田を見てるともどかしかったり。チームタスクに忙殺されてる感じだけど、巧くサボりながらゴールを獲る工夫、貪欲な姿勢というのが見たいところ。それが意識なのかなと。まあ坂田にとってはチームと合わない部分があって酷な部分もあるけど(彼はやっぱり大きなスペースでロングディスタンスの方が特徴出るし)、その中でいかにゴールを獲るのか、それを可能にするのはやっぱり意識改革しかないと思う。それが出れば今当たっている壁を破ることは出来る気がする・・・・。

って凄いずれた。とにかく来週注目、ビッグマッチ連発、楽しみ!ということで今日はここまでっす。

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