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September 12, 2005

捨て去った色気の対価@J1 第23節

勝った、勝った、やったー!(セルジオ風)本当に超現実的なサッカーに舵を取る形でようやく獲れた勝ち点3。きっと外から見てる以上にチームの内側では様々な葛藤があったのかなと感じるような試合でした。ただそれだけ欲しかったモノとも言えますし、Fマリノスの1stプライオリティが改めて勝利、そしてそこから派生する自信にあるのかなと感じたり。後は、まだガンバ-サンフレが見れていないのですが、レッズの試合を見て何か漫然たるモノを感じたり。チームは生き物というのが改めて出た一節だったのかなぁと。では。

J.League Division1 第23節

ヴィッセル 0-2 Fマリノス@神戸ユニバー「捨て去った色気、勝ち取った勝利」
F.Marinos:8'グラウ 19'坂田大輔

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本達也、DF中澤佑二、松田直樹、栗原勇蔵、MF上野良治、那須大亮、奥大介(→75'熊林親吾)、ドゥトラ、大橋正博(→64'山瀬功治)、FW坂田大輔(→86'中西永輔)、グラウ
楽天スタメン:GK掛川誠、DF朴康造、マルティン、金古聖司、北本久仁衛、MF遠藤彰弘、佐伯直哉(→67'田中英雄)、小島宏美(→62'北野翔)、ホルヴィ、FWイヴォ、栗原圭介(→89'河本裕之)

えーと、前半グラウを核に生まれたゴールチャンスを、自ら、そして坂田が落ち着いて活かして2点のアドバンテージ、その後全くと言っていいほどリスクを冒すことをせず自陣で3-4の守備ブロックを形成、ミスや翔くんのクイックネスから多少危険なシーンがあったモノの相手の精度を欠いたセットプレーや決定力不足にも助けられ、シャットアウト。面白くも何ともない試合ではありましたが、結果だけを求めて舵を取った現実的なゲームプランを遂行して勝ち点3を確保、リーグ戦では7/13以来7試合ぶりの勝利を手にしました。

まあもうこういう形でしか書きよう無いような試合。シュート数はご存じの通り18-2、攻めたい色気、パスを繋ぎたい色気、そういったモノを全て削り取ったような形でゲームをして、その対価として勝ち点を得た試合でした。でも、そうまでしても、現状の重い空気を振り払いたかった、勝って自信を取り戻したかったと言うことでしょう。まあこの勝利が全てを解決する良薬になるかどうかは分からないけど、改めて思ったのはこのチームには自信というモノが必要なんでしょうし、それが求心力となるモノなのかなぁと感じました。その自信の推移こそがチームが生き物たる所以なんだろうし、みっともないとしてもこういう形で勝ったと言うことは非常に大きいと言うことなのかも知れませんね。

まあサッカー的観点からいえば、この日のサッカーはチーム作りの中でぐちゃぐちゃになってしまった部分をほぐして考え方を整理して望んだ事が良かったのかなと。ただ、これからどうするのだろうという疑問は残るし、未だにこれからの方向性というのが定まっていないというのも又事実です。まあチームはこれからミニキャンプを張ってそういう部分を詰めていくのでしょうが、そこでもう一度同じ失敗をしないためにも、まあやり方云々は別にして、まずは形からではなく意識の変革をしてほしいなと。多分それがないと同じ失敗をする可能性は高いのかなと。まあそれは又今度(というか苦境のFマリノスを考えるの時にでも)。とにかくこれで終わりじゃないと言うことですね。

まあ昨日書いてたら全く違う内容になってたかなぁと思うのですが、その感情は昨日で喜んでおしまい。結局課題は放置されたまんまだし、この先どのような方向に舵を向け、チームを進めていくのかというのに注視していきたいなと。てゆうかフロントもそろそろ色々と考えて行く時期に来てるのでは?岡ちゃんに託すのなら早めに契約延長する意志を伝えて、長期的視野でサッカーを考えていけるようにしてあげることも、必要なのかなと感じたり。と言うことでこの項おしまい。で、見た人も多いと思うのでレッズ-トリニータの簡単レポートを。

レッズ 1-2 トリニータ@埼玉「差を分けたひたむきさ」
Reds:28'田中達也 Trinita:18'梅田高志 71'マグノ・アウベス

まあこの結果は本当に驚いた。序盤、全くと言っていいほど攻撃が流れずに閉塞的な状況に陥っていたレッズは、本当にリズムも悪く波に乗れない状態でした。それでも先制点(このゴールは素敵だった、アレックスの弱点を見事に突いたトゥーリオだかエジミウソンのスルーパスから梅田の飛び出し、そして冷静なフィニッシュ)をあっさりセットではね返し、ゲームの中でも凄い頑張っているトリニータをあっさりと個人技術で振り回し、純然たる実力差を感じさせるものでした。しかし、その大きな実力差はレッズに油断や慢心という勝負にはネガティブな感情を生んでしまったのかなと。前半あれだけ詰まった攻撃を繰り返してしまったのも、一部の選手の高まらない意識も、目の前ではなく先を見た采配も、何かトリニータには勝てるという余裕が悪い方向に出てしまったのかなと。

まあ普通に考えた時に、決定機を活かせず、失点時にアクシデントがあったり最終ラインの足並みが整わずに一瞬の隙を突かれたという強いチームが負ける典型な試合なのかも知れませんが、チームの気持ちがこの試合に向いていれば多分違う結果になっていたかなぁと思います。正直優勝を狙う上では本当に痛いモノとなってしまいましたが、ポンテを中心に個だけじゃない有機的にランニングが絡み合う形を構築する意味でも本当に良い糧となる試合だったと思いますし、まあこのチームが諦めるというのはあんまり考えられないんで、盛り上げて欲しいなと。

まあレッズの慢心は置いておいて、トリニータの選手達のひたむきな姿勢が勝利に結びついた形になりましたね。前述した通り純然たる力の差があったと思うし、難しい試合だったのは間違いないと思います。ただ、そういう状況の中でもチームとしてやるべき事をやり続けることで勝てる可能性が高まるというのが確信出来たと思うし、新監督への信頼というのもこの試合でより高まったのかなと。又後半決勝点の後の中盤での積極的な前への姿勢だったり、高松のポストワークの安定など、先に繋がる要素も見えたはず。これを活かせるかどうかが新監督に課せられた要素なのかも知れませんね。まだまだ苦しいですし。

とにかく非常に様々な精神的要素が影響した興味深い試合でした。

と言うことでその他の試合。
FC東京 1-0 エスパ@国立「メモリアル」
FC:56'戸田光洋

ガンバ 4-2 サンフレ@万博「全てを飲み込む波」
Gamba:15'&51'&59'アラウージョ"God" 26'p遠藤保仁 Sanfrecce:1'ガウボン 14'李漢宰

ジュビロ 2-0 アルディージャ@ヤマハ「抜けた駒の大きさ」
Jubilo:14'カレン・ロバート"10ゴール" 34'大田吉彰

グラ 4-0 レイソル@瑞穂「優しさは必要ない」
Grampus:9'&63'pルイゾン 36'杉本恵太 88'豊田陽平

アルビ 1-2 セレッソ@ビッグスワン「読めないゲーム」
Albirex:89'pエジミウソン Cerezo:20'下村東美 36'ゼ・カルロス

ジェフ 1-0 読売@臨海「カウントダウン」
Jef:81'林丈統

ふろん太 2-1 鹿島@等々力「K点越え」
Frontale:22'我那覇和樹 30'マルクス Antlers:75'鈴木隆行

と言うことで何かガンバ優勝が如実になってきたなぁという感じがしてしょうがないです。勿論まだ試合数ありますけど、今までのガンバにはない異常なまでの勝負強さは彼らが優勝するんじゃないかなぁと思わされてる今日この頃です。まあ試合を見ていないので何とも言えませんが、凄いですわ。と言うこと遅くなりましたが今日はここまでです。

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