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September 30, 2005

Premiership quality @UCL 05-06 GroupLeague Matchday2

と言うことで遅れましたが、UCLのレポートです。プレミアシップのリアリズム化に喧々囂々な議論がされている昨今、そんな権化の2チームの試合を見たりして、色々と考えを巡らせたりしてました。まあだからといって結論はないわけですが、ただ言えることはベンゲルもモウリーニョもラファ(ベニテス)もプレミアシップでは勿体ない。プレミアシップでやる理由としてはきっと他リーグより豊富な資金で自分の好きな選手をある程度取れること、そして自分の給料が他のリーグより良いこと位な気がしてならない。他のリーグでより腕を振るう所が見てみたい。そんな風に思ったり。まあいいや。

UEFA ChampionsLeague 2005-2006 GroupLeague MatchDay2
GroupG Liverpool 0-0 Chelsea @ An Field

リバポスタメン:GKレイナ、DFトラオレ、キャラガー、ヒーピア、フィナン、MFシャビ・アロンソ、ハマン、ジェラード、ルイス・ガルシア、FWシセ、クラウチ

チェルスキースタメン:GKツェフ、DFパウロ・フェレイラ、リカルド・カルバーリョ、ジョン・テリー、ギャラス、MFマケレレ、ランパード、エシアン、FWダフ、ロッベン、ドログバ

試合展開に関しては両チームとも狙いとしては似ている部分があり、ボール奪取からの早い切り替えでカウンターを狙いたいのだけど、両チームとも過度のリスクを掛けず、あまりバランスが崩れないために拮抗した展開に。中盤での激しいプレスとコンタクトを中心に試合が展開され、その中で度々訪れるアタッカーとDFの1vs1のシーンで上回った時にチャンスが生まれる形でしたが、オフェンス側が上回ることは非常に少なく(ロッベンが一度ヒーピアをかわしてシュートに持ち込んだぐらい、後はシナマ・ポンゴルが右サイドエンドライン際でランパードのチャージから抜けたシーンぐらいかな?)それだけ質の高くほとんど集中力もキレなったDFが目立った。

後半に入り、アンフィールドの声に後押しされる形で、リバポがポゼッションを握るものの、勢いと高さに頼る変化に乏しい攻撃では崩しきれない。ただチェルスキーも出来が良くなく、高いボール奪取力から連動する形で前線のポジショニングの良さを活かした高速カウンター、ドログバに打ち付ける楔からの攻撃などほとんどの攻撃パターンを封じられ沈黙。結局極端に決定機の少ないリアルマッチはスコアレスドローに終わった。

まあ試合としては退屈なものだったのかなと。どちらも非常にハイレベルな組織と個を有し、それが拮抗したことでこういう形になったのでしょうが、得てして狙いが同じで、守備に重心のあるチーム同士が戦えば、こういうものなのかも知れませんね。バランスを崩すことを極端に嫌がり、その中でバランスを崩さざるを得ない試合展開(スコアが動いたり、退場者が出たり)になっていかなかった。まあそれはそれだけ相手の鋭さを警戒した結果でもあるし、戦力的に個々の能力の差は同じピッチに立つと明らかに差の出るようなポイントがなかったと言うこともあるのかなと。そしてこの試合の意味・スコアレスの状態でこの試合がリスクを掛けなければならない状況でもなかった。まあそんな理由を考えたら妥当な結果なのかなと感じます。

ただ、これだけ質の高い監督が率いるチーム同士の対決としては少々寂しいものだったというのも素直な感想。同じような志向性を持っていたからとはいえ、どちらもプレミアシップ志向のチームで、戦術的な要素というのは薄れている。まあそれが悪い訳じゃないけど、それによってより局面での個の対決というのに集約され、そういう背景が実効的要素を強め、変化の出せる選手を置く余裕がチームの中になくなってきているのではないかという感じがしました。

実際プレミアシップで勝つために、何よりも求められるのは実行力(ボールを奪う力、走る力、蹴る力、1vs1に勝つ力などなど)。元々ディティールではなく、激しいぶつかり合いや中盤のない縦志向の強いサッカーをしているリーグだから、そういう志向を強くなることは否めない。ましてや明晰な頭脳を持つ監督がそういう風に結論づけても仕方ないのかなと。結局局面での1vs1に勝つことに全ての勝負が集約される中で、一番大事なのは個の質を保つこと(高めること)、次に相手に1vs1を作らせない(スペースを与えない)組織を作ること、そして最後に組織として速い攻撃を作り相手との1vs1のシーンを逆に作ること。そんな感じがしました。

ただそう見るとヨーロッパ屈指の名監督であるジョゼ・モウリーニョ(ポルトでリーグ・UCL制覇、プレミアでリーグ制覇)、ラファエル・ベニテス(バレンシアでリーグ制覇・UCL準優勝、UEFA優勝、リバプールでUCL制覇)、アーセン・ベンゲル(プレミアで無敗優勝達成)などが手腕を振るう場所としては少々物足りないと言う感じがしなくもない。

この場所で最大限の力というかその手腕を発揮して、モダンで質の高いチームを作った所で、ヨーロッパでは認められたとしても、スタンダードとしてのプレミアシップに合うかどうかはわからない。それならプレミアシップに基準を合わせて、ディティールを削り、実行力の高いチームを作る方向性を打ち出したとしても決して不思議じゃない(ベンゲルは意地でスペクタクル志向を追求してるけど。格好いいよ)

そして実際二人の名将は共にそういう方向性に舵を切ろうとしている。モウリーニョはテクニシャンのチアゴ・メンデスを切り、ミカエル・エシアンを据えたことでより実行志向、トランジッション色が強めて、プレミアでより勝てる確立を高めた。ベニテスはまだ分からないけど、クラウチを使ったりとやっぱり実効的要素を求める傾向は明らかに強くなって(元々電柱好きだけど、電柱ではベニテスのモダンなサッカーが機能しないのはカリューでわかっているはず。高いのがベターだけど、より機動力があり、技術のある選手じゃないとCFWはこなせない。カリューが機能しなくてミスタがピチーチを獲ったのはその典型)、バレンシアで見せたコンパクトフィールドからのプレス&カウンターサッカーを目指してるとは思えない。まあ理解は出来るけど、こういう素晴らしい腕の持ち主がこういうサッカーを作るのはこの舞台がさせてしまっていると言えなく無いかな・・・。

で、昨今議論が続いているプレミアシップがより現実主義になりつつあることに対しての個人的見解。試合がつまらないのはもともと単調なサッカーをしてたからで、そこに考えられる監督が来て、対応策を講じられあっさりと封じられたことで限界を見ただけなのではないかと。元々のプレミアシップなサッカーをエンターテイメントだ、アグレッシブだと持ち上げていたわけですが、それは端に非常に待遇が良く、他のリーグの資金力の低下も相まって優秀な選手が集まっているだけで、その個を抑えられたら質が低下したのは地が出たからで当然の帰結。プレミアシップはプロレス的考えで相手の技を受けきり、出し切るサッカーをベターとしているからこそ、黒船来襲じゃないけど相手の良さを消すサッカーに過剰反応するのかなと。まあ責任転嫁も甚だしいって感じです。

ん?ちょっとレポートじゃないね、これ。まあいいか、たまにはね。まあ今週末にもこのカードがあるわけですが、そっちでどうなるのかを注目したい所です。モウリーニョの采配ミス?うーん、まあたまにはそんなこともあるんじゃない?クレスポの左ウイング萌え。

GroupG Anderlecht 0-1 Real Betis @ Constant Vanden Stock
Betis:69'R.Oliveira

GroupB Ajax 1-2 Arsenal @ Amsterdam Arena
Ajax:70'M.Rosenberg Arsenal:2'F.Ljungberg 69'pR.Pires

アヤックススタメン:GKフォンク、DFN.デ・ヨング、エマヌエルソン、グリゲラ、フェルメーレン、MFガラセク、リンデンベルフ、ピーナール、FWバッベル、ブハリ、ハリステアス

アーセナルスタメン:GKアルムニア、DFローレン、キャンベル、トゥーレ、As.コール、MFフレブ、フラミニ、セスク、ピレス、FWリュングベリ、レジェス

メンタルゲーム[アヤックス-アーセナルゲームレポート](僕の読書記録)

やっぱり書き直すのが面倒なのでリンク辿って?勝負を分けたポイントだけ。

アヤックスは、スナイデル、ロサレス、マクスウェル、ヘイティンガ、マドゥロ、トラベルシ。アーセナルはアンリ、ジウベルト・シウバ、ベルカンプ、ファン・ペルシー(出場停止)。両チームとも主力の多くを欠く状況。その中でこの故障者の後に控える選手達の質というのが勝負を分けたのかなと。

アヤックスはこれだけスタメンの選手に欠員が出てしまうと、余り厚くない選手層では質を保てなかった。バックアップの選手達が実際に質が低いというわけではないとは思うのだけど、メンタルタフネスという点では明らかに差があり、余りに早すぎる先制点の後、精神的なショックを抜け出せずに拙いミスを連発し、自滅の様な状況になってしまった。

逆にアーセナルとしては、彼ららしいスペクタクルなパスサッカーこそ影を潜めたものの、何とか1戦級の選手達をスタメンに並べることが可能で、個の質を保つことが出来た。特に先制点を挙げたこの日トップ起用のリュングベリ、両サイドに入ったフレブ、ピレスの存在は大きく、相手を混乱に陥れた先制点、その後の両サイドの非常に特徴の出るアタックでアヤックスとの役者の違いをまざまざと示したような働きでした。

で、この試合で考えさせられたのは、メンタルコンディションの重要性。アヤックスは自分たちのプレーを出せれば、個で劣っていたとしてもこのアレナならアーセナルを倒すことは可能だったと思う。それは後半、追撃となるローゼンベリのプッシュの後にチームが吹っ切れ、真の姿を見せた時、アーセナルを追い込んでいった時の質の高さを見ても不可能なことではないのを証明していたと思う。ただ、それが前半のうちから出来なかったのは、そのメンタルコンディションが先制点により荒れてしまい、自信を失って自分たちのプレーをすることが出来なかった。多分主力選手達ならここまでパニックに陥ることはなかった事を考えたら、こういうメンバーで望んだ不運だったのかも知れませんね。

まあ両チームの特徴を見ると非常に噛み合いそうなので、2戦目(Matchday5かな?ハイバリー)は非常に楽しみ、両チームとも良い状態で試合を望んでくれると良いなと。

FC Thun 1-0 Sparta Praha @ Stade de Suisse
Thun:89'S.Hodzic

GroupE
Schalke 04 2-2 AC Milan @ Arena Aufschalke
Schalke:3'S.Larsen 70'H.Altintop Milan:1'C.Seedolf 59'A.Shevchenko

Fenerbahce 3-0 PSV Eindhoven @Sukru Sracoglu
Fenerbache:40'p&68'Alex 90'S.Appiah

ミランの試合は凄いゴールの連発でしたね。ミドルシュートの威力、これまさにって感じ。何かシュートレンジが違うという感じで、この辺はやっぱりまだまだ追いつけないなぁと感じちゃうぐらい凄かった。ハミト・アルティントップ久々。

ただミランの3バックってどうなのさ?ゾーンで守ってるのに被ったりして危うかったり、妙にラインが下がっちゃうと、以前の様な攻撃に映る時のスムーズさを失ったりと、イマイチになってきた感じがしなくもないかなと。まあディフェンスラインが老朽化してきて、その分を数で補おうとしているしているのだろうけど、元々安定志向のポゼッションが核のチームなのだから、そういう意味では以前の4-3-1-2の方が良い気もする。まあ僕がミランの4-3-1-2の機能性に惚れてるだけなのかも知れないけど(だから色眼鏡)

まあどっちにしてもミランは普通に抜けるとして、その後の争いは激戦必死。シャルケを破ったPSVがフェネホール・オフ・ヘッセリンクが退場で完敗だわと混戦状態に拍車を掛けた。この後PSVはミランとの連戦だし、この負けは結構痛いかも?シャルケもフェネルバフチェも同様に爆発すれば高い攻撃力、そしてホームでの強さというものを感じさせただけに、ヒディングピーンチ。

GroupC
Barcelona 4-1 Udinese @ Camp Nou
Barca:13'&32'&90'pRonaldinho 41'Deco
Udinese:24'Felipe

Panathinaikos 2-1 Werder Bremen @
Pan:6'pE.Gonzales 8'V.Mantzios Bremen:41'M.Klose

バルサ快勝、サンバスター(ロナウジーニョ)ハット。どうにもならんね。ああなっては抑えようがない、世界最高のスーパーアタッカーだもん。やられた方も本望でしょ?

しかし、良いサッカーするわ、守備もしっかりとは言わないまでもリスクマネジメントが取れているし、切り替えの意識も持っていてカウンターも上手だし、セットプレーヤーも沢山いる(ロナウジーニョの速いスライダーなキック、デコの縦落ちのキックがゴールになったけど、その他にもマルケス、シャビもいるからね。ファン・ボメルも速くて凄いキック蹴るけど、これじゃ蹴れないだろうな・・・)、点を獲るには困らないという感じ。まあ相手も研究してきているから苦戦している部分もシーズン当初はかいま見れたけど(エトーが外しまくったとか言わない)、それ以上にもの凄い幅広げてる。まあ今年も凄いもの見せてくれそうだなという感じですよ(優勝するとは思ってないけど)

で、メッシ良かったね!もうなんかメロメロなんですけど。本当に一試合一試合キレがましてるような感じで、ウディネの守備も個としてみたらしっかりしてる方だと思うのだけど、いとも簡単に切り裂いていくし、相変わらず受ける動きも良い。リーグも出れるようになるし、バルサの新たなオプションとして凄い興味深い存在になりそう(ジュリのオフ・ザ・ボールを活かしたプレーとは又特徴が違うからね)メッシ、凄いよ、メッシ。

ウディネは、とりあえずイアクインタとケンカするなよ・・・。勿体ない。どうせ出て行かれるんだから、使い倒すしかないじゃん。ファーバは移籍しちゃったの?

ブレーメン負けたの?にやにや(ブレーメンが嫌いです)

後は結果だけ。質の高いサッカーをする中堅クラブ、楽しい。
GroupA
Juventus 3-0 Rapid Wien @ Stadio Delle Alpi
Juventus:27'D.Trezeguet 82'A.Mutu 85'Z.Ibrahimovic

Bayern Muchen 1-0 Club Brugge @ Muchen Arena
bayern:32'M.Demichelis

GroupD
Manchester United 2-1 Benfica @ "S"old Trafford
Man U.:39'R.Giggs 85'R.V.Nistelrooij Benfica:69'Simao

Lille 0-0 Villareal @ Stade de France

GroupF
Real Madrid 2-1 Olypiakos @ Santiago Bernabeu
R.Madrid:9'Raul 86'R.Soldado Oly:48'P.Kafes

Rosenborg 0-1 Olympique Lyon @ Lerkendal
Lyon:45'C.Cris

GroupH
Inter 1-0 Glasgow Rangers @ Stadio Giuseppe Meazza
Inter:49'D.Pizzaro

FC Porto 2-3 Artmedia @ O Dragao
Porto:32'L.Gonzares 39'Diego Artmedia:45'P.Petras 54'J.Kozak 74'B.Borbely

と言う感じです。Aは、もう決まり。ムトゥおめ。で、Dが面白い。ベンフィカね。ユナイテッドの足元掬うでもってった、しかもオールド・トラフォードで。ロナルド・クーマンが持ち込んだ規律ある攻撃スタイルにポルトガルというかラテンの細かいテクニックが融合して面白い感じ。ミッコリとヌーノ・ゴメスはスピード型と言うこともあって被らないかなとか思ったんだけど、ヌーノがよりCFWみたいにペナ幅でプレー、逆にミッコリが自由に動いてボールに絡んでとその辺の役割分担も良い感じ。ボールは回せるし、台風の目になるかも。元々クーマンもバルサで長いこと選手をしてたしそういう部分で理解があったのも良かったのかもねぇ。しかしブラジル人大杉(まあ同じラテンだけどさ)逆にポルトのオランダ人監督、コー・アドリアンセなんだけど、ちょっと苦しいみたい。てゆうかアルトメディアに負けるなよ・・・しかも2点差付けておきながら・・・恥かかせるぐらいちんちんにして欲しいのに・・・(セルティックの恨み)切れやすいポルト首脳陣をどこまで我慢させることが出来るかな?まあとにかく今年は結構面白いゲーム多い気がする。何か楽しみ。と言うことで後でもう一個、プレビュー書きます。休んだからね。ではとりあえず。

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September 28, 2005

季節に順応出来ない子の今日の更新情報。

季節の変わり目に順応出来ませんでした・・・・。

季節の変わり目に風邪を引くって恥ずかしいですな。まあそんなこともあって今日は気になるニュースがぽろぽろ落ちてきたのでそれをやりながら、それと昨日のUCLのレポートなど軽めで。

・大爆笑。
エメルソン早くもJ売り込み(スポニチ)

と言うことでエメルソンが早々に嫌気がさしたのか、ACLで負けたからなのかわからないけどブラジルに帰国、退団という流れになった模様。

で、その後はJのくラブに売り込みを掛けているという話、どこか手を挙げるクラブはあるのかな?きっとマリノスは手を挙げてようが挙げてまいが、真っ先に候補に昇るような気がしてなりません。

ただパスはアル・サッドが持っていて、確か2年契約だった気がするけど、そのの違約金ということでかなり高額の移籍金が掛かる模様。まあ元々年俸も高いし、仕方ないのかな?(14~5億かな?少し相場より高い気もするけど)

クラブの経営感覚が問われますな。確かに超有能のゴールマシーン、クラブを助けてくれる救世主となり得るストライカーだけど、その気分は誰も予測出来ない。コントロール出来るかどうかは未知数・・・・さあ、どうする?

・岡ちゃん、やめちゃうの?
岡田監督 北海道教育大特認教授に(スポニチ)

と言うことで来年度から引き受けちゃったらしい。まあ年に数度だからクラブを受け持っていても出来るような仕事のようだけど(ヒディングみたいに、ヒディングはPSVの監督をしながら、オーストラリア代表監督に就任。年に5日程度チームを離れるだけでクラブとしても影響なしと言うことでOKしたらしい。まあヒディング自体がやめて、後任に任せたいという希望を持ってるみたいだけど)、着々と今年でマリとはお別れ、来年はWC行脚しながら、勉強しますムードがプンプンするのですが・・・。

勿論続けて欲しいとは思うけど、ただ事実として底が見えてきたのも確か。岡ちゃんとて、パーフェクトな指揮官じゃない。その中で岡ちゃんの巧みなメンタルマネジメントの魔法が解けてきたと言う感じかな?そういうことを感じる部分もあったりする。まあやってくれるなら万々歳だけど。

まあ続けようがやめようが、きっと来年の7月頃には周囲が騒がしくなりそうだから、今のところは静観。しかし受けてみたいな、岡ちゃんの授業。奥の奥さんも日記で絶賛だったし。

・横浜はもう一花咲かせる場に。
横浜FCに元日本代表MF望月が加入(ニッカン)

ジェフで自由契約(?)になってから所属先が決まらなかった望月重良の所属先がようやく決まったらしい。ということで最近大盛り上がりの横浜FC。何か凄いことになってきたね。カズは一時的に抜けるにしても、素さん、城、もっちー、高田ヤス。代表(高田はオリンピックだかユースの代表候補だったよね)と名の付くやつを漁ってるみたいだ。

でも実際どうなんだろう?実力はあるのは分かってるけど、全然プレーしていないことやどうして他のクラブが獲らなかったのか?などなどリスクはそれなりに伴うのかなと。何で?凄い高いのかしら?それとも・・・・劣化?

まあでも日本の一時代を彩った選手なだけに頑張って欲しいなと。アジアカップ決勝か・・・(エルゲラさん経由)懐かしいなぁ・・・。まだ素さんも見に行ってないし、カズがいなくなる前にもう一回ぐらい横浜FC見に行こうかな?てゆうか最近人気なんだよね(苦笑)

・UCLレポート。

と言うことで昨日見たアヤックス-アーセナルの簡単なレポートをはてなで書きましたのでよろしかったらどうぞ。多分こっちに明日辺り転載すると思うけど。凄い興味深いゲームで、なんていうの?スポーツと自信というファクターで考えさせられましたよ。スポナビに上がってた中田徹さんのレポートと共に。

[サッカー]メンタルゲーム"アヤックス-アーセナルレポート"(僕の読書+日常記録)

アヤックス敗れる 重すぎた80秒での失点=欧州CL(スポナビ/中田徹レポート)

まあ本当に難しいゲームだった。勝負に絡む要素(怪我人、出場停止による出場不能選手がごろごろいた)が多すぎて、まともにメンバーを組めない状態の中での試合。それをカバーする選手の質の違い、そして経験値の差。

僕は常日頃、サッカーに置いてメンタルと言うのは最後の部分での勝負を分けると思っていたのだけど(サッカーが先にあって、精神的な要素はその上でということ)でもこの試合は間違いなく精神的な要素が前にあって、その後にサッカーがあった。それだけアヤックスの選手達のメンタルコンディションは悪く、荒れた状況にあったのかなと。まあその後の回復ぶりを見ても、サッカーをまともにするためにもまずメンタルだと思わされたゲームでした。

まあそんなことを書いた訳です。まあゲームとしてはアーセナルとアヤックスの主力が抜けた後のダウン幅の差が勝負を分けたかなと思いますけどね。ここで沢山書いてもあれなので、向こうで読んで頂ければ。中田さんのレポートと合わせて読んで頂けるとこれ幸い。

と言うことで風邪気味で頭がくらくらするので今日はこれまでっす。てゆうか休めばいいのにね。あ、又最後に宣伝です。アンケート100件までもう少し。200には行きそうもないけど、まだやってない方、ご協力お願いします。

Fマリノスについてのアンケート(LooseBlog制作)

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ジーコの釣りに踊る今日のニュース雑感。

ジーコ=釣り師と言う感じで、みんな踊ってますね。でも箕輪おめ!と言うことでそんな代表メンバー発表から色々と。

・シンデレラストーリー。

東欧遠征 日本代表メンバー

GK
土肥洋一(FC東京)
川口能活(ジュビロ)
楢崎正剛(グラ)

DF
田中誠(ジュビロ)
箕輪義信(ふろん太)
三都主アレサンドロ(レッズ)
坪井慶介(レッズ)
駒野友一(サンフレ)
茂庭照幸(FC東京)

MF
中田英寿(ボルトン・ワンダラーズ)
中村俊輔(セルティック・グラズゴー)
本山雅志(鹿島)
中田浩二(オリンピック・マルセイユ)
稲本潤一(ウエスト・ブロムウィッチ)
小野伸二(フェイエノールト)
村井慎二(ジュビロ)
松井大輔(ル・マン)

FW
鈴木隆行(鹿島)
柳沢敦(メッシーナ)
高原直泰(ハンブルガーSV)
大久保嘉人(マジョルカ)

Schdule:
10/8(Sat) vsラトビア@Skonto Stadium
10/12(Wed) vsウクライナ@Kiyv Olympic Stadium

と言うことで発表になりました。物議を醸し出したオールスターとのバッティングなど、非常に注目が集まったわけですが、結局オールスター組で招集されるのではないかと思われた選手達は今回は招集は見送るという形で決着。オールスターってさ、マジ面倒(本音)今更だけどもう一回言っておく、カレンダーは先に出てるんだから時期考えろよ、椅子男。

そんな流れの中、他にも茶野や坪井(招集されてるけど)が怪我だったりと、偶然が重なって川崎フロンターレの箕輪義信選手が初招集されたわけですが、まあびっくらこいた。フロンターレだったら、バランスが良くて代表では数少ない左のストッパーがこなせる伊藤とかビッグマン寺田の方が可能性あるかなとは思ったけど箕輪とは・・・・。今シーズンは確か難聴とかで、休むことになったりとしてたはずだけど、前節J1初ゴール、そして今度は代表招集と、まさにシンデレラみたいなことになってます。

じゃあこの後の展開予想。

難聴→復帰→第一子誕生→初ゴール(→ジーコ力でスタメン→ジーコ力でセットプレーでAマッチ初ゴール!)

まあ出場のチャンスも怪しいけど、坪井の怪我もあるし出場も充分あり得るかなと。まあフロンターレにも非常にポジティブだと思うし、良かったねぇ。

フロンターレオフィシャルは泣かせるねぇ。前もJ2優勝のFLASHには泣かせてもらった、又見たいぐらい。

しかし坪井のこれはなに?・・・ネタ?鼻水すすってただけだよね?それとももうずーっと曲がったまんまなの?

ただ、河合とか河合とか河合でも良かったんじゃ・・・?河合はいいよ?左もこなせるし、コンタクトも対人も強いし、気持ちもあるし・・・。きっと今行ったら凄い自信になって更にスケールアップするんじゃないかな?てゆうかシェバやボロニン、ベルバコフスキス、パハースとのガチンコ見てぇ。

で、地味に師匠が復帰してたりするわけですが、まあラストチャンスでしょうね。だって結果残してないし、良い状態共特別感じないし。まあ現状のチームではFWに求められる要素でポストワークオンリー(しかも判断レベルが低く技術もない)の選手がフィットするとは思えないんだけど。とりあえずメンバーなんか考えてみましょうか。

東欧遠征 仮想メンバー
Pattarn1        Pattarn2        Pattarn3
     柳沢        柳沢  高原      柳沢  大久保
  俊輔  シンジ   松井      俊輔      俊輔
村井       駒野  中田浩  ヒデ    松井        駒野
 中田浩  ヒデ    アレックス   駒野   シンジ  稲本
 茂庭 マコ 箕輪     茂庭  マコ     茂庭 マコ 箕輪
     能活           能活          能活

まずは大久保と松井がこのチームでどれだけ持ち味を発揮出来るのか、以前は二人とも特徴を発揮出来たとは思えないけど、海外の経験というものを得て自信を深めているだけに以前とは違ったものを見せてくれそうで楽しみ。今回はテストの意味合いが強いのかなと。ただ、ここを逃すと二人とも苦しくなると思う。

大久保に関して大黒が確立し、田中達也が台頭し、玉ちゃんが復活しはじめたことを考えたら、ここで結果を残すことが必須。キレは良いみたいだし、それなりにチャンスもあるはずだから結果残して欲しい!

松井は左サイドでのシンプルとテクニックの使い分けというル・マンでうまくいっているプレーがこのチームの中でどう出るのか、オフェンシブの所は俊輔の所以外はまだまだ流動的。割って入るにはチャンスはあると思う(まあ最大のライバルはシンジになるかも知れないけど。勿論フィットしている小笠原もいるわけだし)それでもバックアップという面でも違う特徴を持つ選手だし、その辺は楽しみ。それとサイドハーフとしても見てみたいかな。守備に関して不安?でもル・マンではカバー頑張ってるし。

で、久々だよねぇ、シンジ。試合となると去年の10月のオマーン戦以来かな?そのシンジをどこで使うのか、ボランチが良いとジーコが明言しているヒデとの兼ね合いなど気になる部分は沢山。前での起用かな?高い位置ならシンジらしいアイデア溢れるダイレクトプレーが見れそう。飛び出しの意識も相変わらず高いしね。他はサイドも無いことはないかなぁ・・・。

まあとにかく欧州組の組み合わせのテストが主となりそうだけど、良い相手だし、とにかく糧となるような試合をして欲しいなと。まあ今回は合宿もあるだろうし。と言うことでおしまい。

・で、今週の海外ハポネス。

中田英フル出場 検診プレーに指揮官絶賛(スポニチ)
「中田はカッティングエッジ」監督が絶賛(ニッカン)

ボルトン 1-0 ポーツマス@リーボック
Bolton:25'ノーラン

と言うことで相変わらずのボルトンクオリティで連勝。ノーランのオーバーヘッドはびっくりしたけど、何よりもヒデが一週間で見違えるほど変わったこと。守備に関してはまだイタリアっぽい部分もあるけど、それでもボールの流れに乗るかのように、献身的に走ってサポートに入り、そこで自分の技術を発揮するという形に頭が切り替わったのかなぁと感じた。流石インテリジェンスの高いヒデ、先週とは全く違うパフォーマンスだった。

もっと核となれば、ヒデの早い球離れは活きると思うし、もっと存在感も出てくると思う。てゆうか普通にスタメンになるでしょ、コンスタントな活躍さえあれば。見る基準がプレミアシップでは違いそうだけど(皮肉)、他の選手達が巧いとは思わないし(オコチャぐらいかな?球離れ遅いけど。カンポちゃんが怪我してるしね)。ただこれだけの日程の中で、この日のようなハードワークを続けるのはきつそう。放り込みは変わらないだろうし・・・。見てる側も眠くなるんだ、とっても。

プレミアシップ周辺で結果を追求するサッカーに対して賛否(否ばっかりなんだけど)両論でかなり議論が高まってるらしい。あれだけ隆盛を誇ったプレミアシップの観客数が落ちたこと、ゴールの数が減り、よりリアリスティックな試合が増えてきたことが理由で、そういう試合をするチェルスキーやリバポ共に、ボルトンもやり玉に挙がってるみたい。まあ攻め合うのは構わないけど、何も考えてないトランジッションで裏獲られてバックチャージでワーキャー騒いでるお粗末なサッカーもどうry)

それにプレミアシップは観客減ったって、絶対セリエより入るんだからいいんじゃないの?

俊輔「好パス続々」地元各紙から高評価(ニッカン)
俊輔、3戦連続決勝アシスト(スポニチ)

セルティック 2-1 インバーネス@セルティック・パーク
Celtic:57'&67'ビーティー Inverness:51'ウィネス

で、俊輔はアシスト!この日は本当にキレていて単独エントリーにしたいぐらい抜群の出来だった。この日は右サイドでの先発だったけど、良くボールが集まってチャンスメイク量産。ビーティーがまともに決めてれば普通に2アシストだった。軽いタッチから相手の虚を突くプレーがこの日は冴えていて、1点目のマロニーちゃんに渡ったパス(この後マロニーちゃんも速いタイミングで流してビーティーが決めた)もぽんぽんとダブルタッチでパスを出したりと、さっき書いたビーティーへの決定的なスルーパスも角度を巧く変えてのパスだったりと、そういうのに相手がついてきていない感じ。まあこの辺はレベルの差なんだろうけど相手があんまり来れなくなってるのかな?良い傾向かも知れない。

ただアシストのシーンは確実に俊輔のミス。ファーストタッチ、向き直りの方向を間違えて、もっとスムーズに出せたところでああいうコンタクトを受けてしまった。たまたまボールが良い方向にこぼれ、先に反応したから出せたけど、ああいうプレーは出来れば避けたい。慣れてきたと言っても俊輔がガツガツ行くべきじゃないし、行って勝てるとも思わない。だからこそクレバーにプレーして欲しいなと。まあ結果に繋がったから良いんだろうけど(ファンも喜びそうなプレーだし)

しかしミッドウィークにCIS杯があったりと、結構こっちのプレミアもタフ。俊輔も120分フルで出て、この日も86分(その割に凄いキレだったからびっくりした、それだけ調子が良いんだろうねぇ)とコンディションが心配だ。後は怪我かな・・・・。まあスタメンだとかそういうのは大丈夫そうだし、そういうフィットネスが今年の課題かな?とにかく頑張れ。

それとサカマガGJ!まだ読んでないけど。

小野今期初先発、トップ下合格/オランダ(ニッカン)
小野「FWになっていた」評価も分かれる(ニッカン)
小野、今期初先発で怒りの勝利、首位浮上(スポニチ)

トゥウェンテ 1-3 フェイエノールト@アルケ・スタディオン
Twente:85'ゾーメル Feyenoord:26'&46'カステレン 90'+1'カイト

絶好調のフェイエ、6連勝?奇跡的に残留したカステレンとカイト、そして新監督クーマンが持ち込んだ規律ががっちり噛み合ってるのかな?だからこそシンジがそれを壊さないようにして欲しいなと思ってたんだけどしっかりと波の乗ってくれた。いいプレーだったのか悪いプレーだったのか賛否が分かれるみたいだけど、まあいいんじゃないかな?だってまだ復帰して2戦よ?戦術的要素とかはやっていけば良いだけ。試合勘だってまだまだ完全じゃないと思うし。やってくうちにフィットするでしょ?

そうは言っても多分チームの調子はこれから段々落ちてくると思う。その中で始動の遅かったシンジがこの後は引っ張らないと。コンディション上げながら、今度こそ中心としてリーグ制覇をしてほしい、リーグ制覇はまだヒデだけ。ヒデはあのシーズンユーヴェ戦で憎たらしくて余計な事しただけで後は何にもしてないから何とも言えない。オランダで今年こそ中心として頑張って欲しいなと。

何よりもそれは今年が最大のチャンスだから。PSVは大量放出ということもあって名将ヒディングといっても早々立て直すのは難しいだろうし、アヤックスもまだ分からない(今日は生で見るよ、アヤックス-アーセナル@アレナ)AZがコー・アドリアンセからファン・ハールになっても勢い健在だけど、どこのリーグも勢いだけじゃそうそう優勝は出来ないもの。個と戦術久々に両輪揃ったフェイエは抜けれるチャンスがあるはず。頑張れ頑張れ。餞としてのタイトル、最高じゃん。

その他は松井のル・マンがPSGとスコアレス、大久保のマジョルカは負けたけどキレのあるプレーだったそうな。高原はバイエルン戦だったけど出場機会なし、稲本もなし、中田浩二もなし。ということでおしまい。

・楽しみが増えた。

メッシー、スペイン国籍獲得(marca)

と言うことでこれでリーグ戦も出場可能になりそう。今まではトップチームに帯同しながらもUCLでしか出場権がなかったわけだけど、これでEU枠をすり抜けてリーグでも出れる。メッシに必要なのは何よりも出場機会。だとしたら移籍でも良かったのだろうけど、やっぱりこのトップクラブでスター達とプレーするのは彼にとってポジティブ。多分、今年はライカールトもバカじゃないから国内カップ戦やUCL前後のリーグなどでターンオーバー制を敷くだろうし出場機会はあるはず(しかもロナウジーニョのバックアッパーとして)

やっぱりあの感覚は本当に凄い。天才的。楽しみ増えたよ。

・今年の有力選手の行方。

筑波大MF藤本が鹿島練習へ(ニッカン)

又鹿島か!ということでユニバ代表で、今年の目玉選手である藤本淳吾が鹿島の練習に参加するらしい。結構他の所にも(FC東京に行ったんだっけ?エスパの強化指定だった様子)行ってるみたいだし、どこに決めるんでしょ?

個人的にはエスパが良いんじゃないかな?鹿島は去年・一昨年と鵬翔から増田・コオロギ、そして駒大から深井と次々に主力と成長しているし、出場機会は疑問。FC東京も梶山がいて、栗澤がいて、馬場ちゃんがいてと同年代だけ見ても厚いよ。エスパはその点、兵働が台頭を表したり、杉山浩太がどんどん成長したりしてるけど、沢登様の先も長くないだろうしそういう意味では良い環境かなと。マリは今年はまず昇格を決める事からかな?来年はピアノマンとアーリアもいるし、将来を見ながら決めていかなきゃね。と思ったら、マリは名乗り出てるのね。

駒大・赤嶺、仙台大・池上が東京入団内定(ニッカン)

で、そんなFC東京が今年も良い選手(らしい)ユニバ代表を囲い込み。まあ見たこと無いから何とも言えないけど、ヒロミは首が繋がってさえいれば新しいもの好きだし、使ってもらえる神話があるからねぇ。これにU-18代表候補の青森山田の小澤も来るんでしょ?凄いねぇ。

でも上に書いた通り、ちょっと上の世代もかなり充実してるし、出れるのかな?

と言うことで他にもありそうだけど、又出来そうだしいいや。今日はUCL!プレビューはちょっと出来ないけど、この日のカードだけ置いておきますね。

UEFA Champions League GroupLeague Matchday2

Sep 27(Tue)

GroupA
Juventus vs Rapid Wien @ Stadio Delle Alpi
Bayern Muchen vs Club Brugge @ Muchen Arena

GroupB
Ajax vs Arsenal @ Amsteldam Arena
FC Thun vs Sparta Praha @ Stade de Suisse

GroupC
Panathinaikos vs Werder Bremen @ Apostolos Nikolaidis
Barcelona vs Udinese @ Camp Nou

GroupD
Manchester U. vs Benfica @ "S"old Trafford
Lille vs Villarreal @ Stade de France

Sep 28(Wed)

GroupE
Fenerbahce vs PSV Eindhoven @ Sukru Saracoglu
Schalke 04 vs AC Milan @ Arena Aufschalke

GroupF
Real Madrid vs Olympiacos @ Santiago Bernabeu
Rosenborg vs Oympique Lyon @ Lerkendal

GroupG
Liverpool vs Chelsea @ An Field
Anderlecht vs Real Betis @ Constant Van Den Stock

GroupH
FC Porto vs Artmedia @ O Dragao
Inter vs Glasgow Rangers @ Stadio Giuseppe Meazza

僕は普通に今日はアヤヤ-ガナ、明日はリバポ-チェルスキを見るつもりっす。で、その後見れたら、他のゲームって感じかな?まあ普通に今年は固い雰囲気漂ってるんだけど、ここでもアップセットは期待出来なさそうだし、普通に面白そうなゲームをみようと思ってます。個人的にはセリエのクラブが頑張ってくれて、レンジャースが上に抜けると良いな(過密日程になって落ちてくれると良いじゃん?)と思ってるところ。

で、その今日のゲームだけど何か怪我人対決になってる見たい。ガンナーズはベルカンプを船便でアムステルダムまで運んだらしいけどホント?怪我してるという噂もあるけど・・・・。アンリとジウベルト・シウバが怪我、ファン・ペルシー、レーマンが出場停止。アヤヤもロサレス、デ・ヨンク、スナイデル、マクスウェルが怪我と結構かなりきつい状態同士で戦う様子。ただ楽しみなのは今回のオランダWYで出てきたオランダ人達がこの舞台でぶつかり合うのが楽しみだったり。アヤヤならマドゥロとかバベル、アーセナルはトップ怪我人が多いから、クインシー・オウサ・アベイ(鬼)にもチャンスあるはず。そう考えたら、ああいうところで見た選手達がぶつかり合うというのは楽しみだなぁと。

Fマリノスに関するアンケート←まだまだ募集中です。やられてない方ご協力お願いします。

と言うことで今日はここまでです。

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September 27, 2005

優勝を賭けたどつきあい@J1 第25節 首位決戦

寝ちゃった。でも起きた。遅くなりましたが首位決戦!とんでもないゲームでしたね。まあ結果の方は驚き(スコア云々ではなく最後の展開が)だったわけですが、サッカーの神様がまだまだJで楽しもうとしているのかなと。もっと激しくもっと熱く争って盛り上げろ!って。とにかくレポート(読んで下さってる方、ごめんなさい、めちゃくちゃ長くなってしまいました)

J.League Division1 第25節

ガンバ 3-3 アントラーズ@万博「優勝を賭けたどつきあい」
Gamba:23'&89'アラウージョ 51'大黒将志
Antlers:9'&40'小笠原満男 89'アレックス・ミネイロ

Gamba Official

ガンバスタメン:GK藤ヶ谷陽介、DFシジクレイ、宮本恒靖、山口智、MF橋本英郎、遠藤保仁、松下年宏(→80'家長昭博)、二川孝広、フェルナンジーニョ(→80'吉原宏太)、FWアラウージョ、大黒将志

鹿島スタメン:GK曽ヶ端準、DF青木剛、岩政大樹、大岩剛、新井場徹、MF小笠原満男、フェルナンド、増田誓志(→66'リカルジーニョ)、深井正樹(→76本山雅志)、FWアレックス・ミネイロ、本山雅志(→73'野沢拓也)

前半。
ゆったりとポゼッションしながら攻撃を作る鹿島と奪ったらチーム全体で切り替えの意識高く全体がオフェンシブモードになるガンバの特徴が良く出ていたような立ち上がり。オープニングシュートは右サイド(3バックの外のスペースで巧くフリーとなった)で角度のないところから強烈に狙ったアレックス・ミネイロのシュートでした。どちらかと言えば鹿島のペース、その中で積極性が見えたのはボランチの位置に入った小笠原、狙い目を見定める労を惜しまずにフリーランニングし、チャンスを生み出す。縦の関係から増田のためもあって右サイドでフリーとなり、低いクロスを供給。このシーンはフィニッシュに繋がらないもののこれが先制点の伏線となりました。

両チームともセットプレーから際どいシーンなどもあったものの鹿島のポゼッション、ガンバのカウンターという形の流れはかわらなかった9分、新井場の縦パスからの展開。ポジションチェンジしていた増田がそのパスを受け、本山が引いてフリーとなったところに(この動きがシジクレイの中途半端な動きを読んだ)簡単に裁き、本山はセンターで受ける動きをしたアレックス・ミネイロへ柔らかい楔となるボール、これがしっかりと収まった時には既に小笠原がポジションを上げて完全に崩しのフリーランニングを開始していた。ミネイロは後手に陥ったガンバDFを嘲笑うかのようにテクニカルなキープからスルーパス、必死にカバーに走る山口の足をすり抜けるように強烈なシュートがゴールに収まってこの大事な試合の先制点となりました。

このゴールに関しては本当に鹿島らしいゆったりとしたパス回しで何気ない本山の動きで相手のDFをずらし、楔をスイッチに一気にスピードが上がり、完全に相手のDFを出し抜きました。本当にしっかりとした信頼関係、共有意識を感じるゴールで最後はポストからのフリーランニングと言うものがしっかりと出来ていたのかなぁと感じたゴールでした。

逆にガンバの守備は少しお粗末でしたね。失点のシーンを見ても、(その前に中盤で鹿島のパス回しに対して中盤でアプローチに行けない前提があって)まずシジクレイがふらふらと自分のポジションを離れた事でアレックス・ミネイロのマークは宮本が付かざるを得ない、その中でそのポジショニングバランスの悪さを突かれて、フリーランニングには誰も見ていなかった状態。3バックがゾーンを維持するでも、マンマークについてカバーの意識を高めるのでもなく、危うい関係という感じで一つ一つのプレーに対して後手を踏んでしまった。まあシジクレイがあそこでポジションを浮かせた部分が余り理解出来ないのですが(走ってきた小笠原へのパスを読んだのかな?)チームの守り方が整備出来ていない形というのが露呈した形だったのかも知れませんね。

その後ガンバはようやく目が覚めた様に両サイドが高い位置を取り始め、ワイドな展開も出始めたりと積極的に前に出るようになりましたが、守備においての定まらない要素というものが修正出来ず(重要な小笠原を見る存在の不在)ちらほら浮いてきてしまう。ビハインドを負って一気にやり返したいのに、守備の不安がそれを許さない感じというのが見受けられました。

徐々にそれでもラインが上がってきたこともあって、セカンドボールを支配しリズムを引き寄せると、ガンバのクオリティの高さが苦しい閉塞した状況を突き破る。

ゆったりとしたポゼッションからシジクレイの一発の楔が鹿島の中盤を一気に通過してフェルナンジーニョに収まり、そこで完全に4-4の様な形になる。フェルナンジーニョはボールを運びながら青木を引きつけ、全速で左サイドをオーバーラップした二川をシンプルに使う。二川は黄金コンビの大黒が相手を振り切ってフリーとなっていた動きを見せていたこともありダイレクトでライナー性のクロスを供給(絶妙)、この時点で完全に鹿島DFは後手に陥っていましたが、更に輪を掛けたのが大黒の周辺察知能力。このボールをスルーしてトドメ、大外に詰めていたアラウージョには誰も付くことは出来ずと、フリーとなったアラウージョはイージーに押し込んでゴール!余りに華麗な形で同点に追いつきました。

まあこのゴールの最大の要因はシジクレイの何でもない一つパス。まあこれは前から獲ろうという姿勢を見せた鹿島の中盤がシジクレイの本当に何でもない方向転換に虚を突かれた形でこのパスを通してしまったわけですが、このプレーに置いて鹿島の何が悪かったと言えば、中盤の意志とDFラインの意志が完全にあっていなかったことで、大きなエアポケットが生まれてしまった事。元々上手にライン設定をするチームだと思うのだけど、このシーンに関しては足並みが揃わなかったと言う感じでしょうか。まあそれとボランチのフェルナンドと小笠原が二人ともインターセプトを狙い、彼らが見なければならないフェルナンジーニョのポジションに注意していないことも安易だったかな(その後も遠藤の攻め上がりに対してケアしきれなかったりと、攻撃型ボランチの併用の悪い部分が出ていた)。もうそこから後手に陥り、ガンバの一つ一つのプレーのクオリティが高かったこともあり、止めどころが一つもなかった。本当になんて事無いプレーなんだけど、サッカーって恐ろしいなと思わされるシーンでした

(補足だけど、僕が良く引き合いに出すミランのカカとピルロのラインで中盤を出し抜き、相手を丸腰のバックラインにすると言う形を作り出すプレーだった。こういうプレーをミランは意図的に狙っている訳で、だからこそピルロをあの位置に使っているわけだけど、ガンバもそういうプレーをフェルナンジーニョの巧みなポジショニングが可能にしているのかなと。まあその分守備しないから先制点のような失点もあるわけだけど)

とにもかくにも同点になったゲーム、どちらも大きな弱点を抱えているからこそ、このゲームをものにするには自分たちの特徴を押し出すしかない。鹿島はゆったりとしたポゼッション、ガンバもボールを持てば常に相手の穴を狙う。両チームが非常にアグレッシブだった理由の裏にはそういう理由があるのかなぁと思いを巡らしてる間に、両チームは激しい中盤の攻防。ぽこぽこフリーマンが出てきたり、突破に関して甘い要素があったりとクオリティの高い攻撃とは対極的に守備のクオリティに低さを感じたわけですが、それでも粘って水際で凌ぎ合う。ガンバがどちらかと言えばリズムを握っていたのかなぁという感じでしたが(横パスのインターセプトから3vs3のカウンター、フェル→アラウラインが繋がって完全に1vs1のシーンを作り出したし。このシーンの岩政・大岩のゴールカバーは素晴らしかった)、スコアを動かしたのは鹿島でした。

一度ボールを奪ったものの、フェルナンドがボールを取り返し、シンプルに縦へ。深井が突破に図ったところでシジクレイがそのクイックネスについていけずにぶち当たって止めたことで与えたFK、角度のない左サイドからのFKはゴールに向かう低い弾道のボール、選手達が殺到する中で誰も触れずボールが通過、そのままゴールに吸い込まれました。

まあこのゴールに関しては良くあるパターンですね。ただ、このFKのポイントがこの試合を象徴するようなペナ脇のスペースだったと言うことにはやはり偶然ではないのかなぁという感じはしました。明らかにホットエリアとなっていたスペースに対して対応策を得れずに、不器用にファールで止めるしかなかったガンバに対し、そこを使う意識がこの前半通じて非常に高かった鹿島、それがこのゴールの伏線となったのかなと。勿論シジクレイのカバーを深井のクイックネスが上回ったと単純に言える部分でもあると思いますが、プレビューでも書いた通り、自分たちのサッカーを押し通すと言うことに対して、相手の良さを軽視した甘さを感じたざるを得ないです。

ただ小笠原がきっとああいう狙いを持って蹴っている事、そしてそこにこのチームで一番セットプレーに置いて危険度の高い岩政が勢いよく飛び込んできたと言う事、全ては計算の上において起こりえる形とも言えるのかも知れません。鹿島のしたたかさが実ったゴールでした。結局前半は1-2、鹿島がアドバンテージを握って折り返す。

後半。
両チームとも前半に見えた良い部分、悪い部分、どう考え、どう変えてくるのかなと思いましたが、ゲーム前の姿勢通りガンバはそんなに変わった様子はなく、鹿島もそんなにバランスがどちらかに倒れるという感じは受けませんでした。主審の家本さんが本領を発揮し始め、シジクレイとヤットを出場停止に追い込み、鹿島ディフェンスの重鎮大岩にもリーチとなるカード、更にJを盛り上げようという意図を感じたりしてほほえましく思ったわけですが、ゲームとしては鹿島がより現実的にゲームを捉えはじめ、自ずとガンバがボールポゼッションを握るような展開になる。鹿島も守り倒すわけでなく、カウンターからこの試合のホットエリアであるサイドのスペースを本山のループのスルーパスから深井の素晴らしい飛び出し(しかも回り込むような動き出しでシジクレイを完全に釣って置いていった)で鋭いシーンを見せたりと両チームとも攻める姿勢が見えたものでした。まあそんな展開の中、思っても見ない形でゲームは動く。

深井のカウンターで場内が沸いた後、一つ息をつくように曽ヶ端へバックパスが渡る、曽ヶ端はダイレクトで大きく蹴り出そうとしたところでキックミス、大黒がそのボールをカット、完全なる1vs1のシーンとなり、大黒はそのまま落ち着いて曽ヶ端をいなし無人のゴールに流し込んで同点となった。

もう信じられないゴールな訳ですが、大黒が最後まで追ったことが実ったわけですが、ちょっと残念。せっかくの首位決戦だから、こういうゴールは見たくなかったかな・・・。まあこういう試合だからこそ起こりえる事かも知れませんが。しかしこれで又イーブン、両チームともアグレッシブな姿勢を出し合う展開になっていきました。

その中で動きの良さが目立ったのは、直前で良いプレーを見せた深井、そしてゴールを決めた大黒です。深井はシジクレイのバックパスに反応して際どいシーンを作り出し、大黒はスピード感が戻りはじめ、果敢な大黒が戻ってきたかなと言う感じでした。相変わらずカードが乱発される中でゲームもヒートアップ(フェルナンドにも死の宣告)、どちらも守備に不安があって、高い攻撃のクオリティを持つだけに、一つのプレーで展開ががらっと変わる綱渡りなゲームと言う感じがしました。

ガンバは有機的にサイドを中心に高いクオリティのボールで素晴らしい形を演出(二川のライナー性のクロス、松下も直線的なボールで良い形を演出、大黒もカウンターからアウトサイドのフィードでフェルナンジーニョの決定機に繋がりそうなシーンを演出)、鹿島は深井のクイックネスと相変わらずフリーとなりやすい小笠原がイメージを共有し、スペースを狙ったり、サイドバックがようやく有機的にオーバーラップを掛けて本山のフリーでのシュートを演出したりと、リズムがどちらと言うより次はどっちのゴールが揺れる?と言う感じだったのかなと。

その中でトニーニョ・セレーゾが先に動く。増田を下げてリカルジーニョ、小笠原を前に上げる形にシフト。キャリアの差かリカルジーニョは巧くボールに絡み、ポゼッションに落ち着きを与えるが、ガンバの単発的な攻撃もクオリティが落ちずに危険度を保ったこともあって、やはりどちらに次のゴールが入るのかという展開は変わらない。その中で素晴らしいプレーが飛びだす、二川からフェルナンジーニョへボールが入り前を向く、大黒は下がるアクションを起こしたことで鹿島のラインが揃うと(オフサイドトラップで何とかとしていたのだから裏じゃないとしたらラインを上げる判断は出来ないし、アプローチのためにも下げることも出来ない)、そのギャップをセンターから突いたのは第3列目から一気にフリーランした遠藤、フェルナンジーニョはそのタイミングを逃さずに早いタイミングですぱっとスルーパスを通し(まさに相手を切り捨てた)、遠藤と曽ヶ端の1vs1になったが、遠藤のニアを狙ったシュートは曽ヶ端がストップ。見事な連動した崩しのプレーも見事でしたが、ミスの後に切れずにチームを救った曽ヶ端も見事だった。(その後、小笠原の素晴らしいターンからのスルーパスに野沢が反応して強烈なシュート、そのシュートをセーブした藤ヶ谷のポジショニングと予測能力も見事だった)

攻め合いながらスコアを動かせない両チーム共交代して局面を動かそうとする。鹿島は2枚目の交代、存在感の消えかかっていた本山に変えて野沢を投入、続けざまに深井に変えて鈴木隆行と勝ち点3を狙って前をフレッシュにする。逆にガンバも残り10分も吉原、家長という局面打開を期待出来る選手達を投入(フェルナンジーニョ、松下との交代)、勝ち点3へ、優勝へ、両チームとも引く姿勢など微塵も見せない。ゲームは最終局面へ。そしてゲームが動いた。

残り時間は1分無い、そんな中でハーフラインから一発の斜めのフィードで大黒が左サイド深い位置で受けると青木との1vs1に発展、ボディフェイクで揺さぶりクロスを上げるスペースを作り、速いボールを折り返すと岩政が残した足に当ててクロスを寸断するが、そのこぼれにいち早く反応したのは鹿島が誰もケア出来ていなかった神様仏様アラウ様、鋭く振り抜いて曽ヶ端を抜き、万博が沸いた。西野監督も呆然とするような手を広げるパフォーマンス。ただこのゲームで終わらなかった。

大岩の前への強引なるインターセプトから、放り込むように高いボールを前に、これを野沢が最後まで追って競り合うとボールは左サイドにこぼれ、ここに走り込んできたのは鹿島の選手(新井場)、冷静に中に折り返すとアレックス・ミネイロは完全にフリー、冷静に沈めてなんと同点!ガンバの喜びは1分ぐらいで終わってしまった。結局このまま試合は終了、劇的なドローで3-3。サッカーの怖さを痛いほど思い知らされたゲームでした。

あれだけ攻撃を構築していた両チームが最後のゴールはああいう気持ちが前に出たような長いボールから生まれたのは、直接対決にふさわしい精神力が引き出したものだったのかも知れませんね。まあ神様のいたずらとしか思えないような展開ですが(ガンバの失点は自業自得だとしてもね、大人になりきれなかったのも又らしいと言えばいいのかな・・・まあここまで来たのも余りあるアタッキングメンタリティな訳だし)、これでリーグはもの凄い混沌としてきた。まあそんなときに後ろから追いかけるチームが追いかけきれないという流れを考えたら、やっぱりこの2チームのどちらかが勝つのかなと言う感じはしますけどね。ただ神様はJが盛り上がることを望んでる、そういうゲームだったのかなと思います(これだけ書いてこういう事を言うのは間違ってますね)

ただ目新しかったのはこういう負けたくないゲームでも両チームとも前への姿勢を失わずに積極的に戦ったと言うこと。これだけ入ってくれたスタジアムの観客(観客数は万博最高ですって、奥さん。良かった良かった)に応えたと言うことだけは間違いないでしょう。来てくれたお客さんは満足するようなゲームが出来たことはガンバのこれからを考えると非常にポジティブだったのかなと。まあ守備に関しては、今日は黙認で(笑)

と言うことで非常に楽しませてもらいました。せっかく短くしようとしているのにこれだけ長いことを書かせてぐらい、素晴らしいゲームだったと思います。

と言うことでその他の試合。もうおざなり。
ジェフ 2-1 エスパ@臨海「奇跡の芽」
Jef:39'p阿部勇樹 89'巻誠一郎 S-Pulse:32'チョ・ジェジン

ジュビロ 1-0 レイソル@ヤマハ「格好悪くても」
Jubilo:9'p中山雅史"祝・300試合"

楽天 1-1 読売@ユニバ「痛み分け」
Vissel:0'三浦淳宏 Verdy:30'ワシントン"今こそ彼の姿勢を見習え"

グラ 1-3 セレッソ@瑞穂「ビジョンなしにポジティブな波は起きない」
Grampus:44'中村直志 Cerezo:32'古橋達弥 48'前田和哉 51'西澤明訓

ふろん太 2-1 アルディージャ@等々力「貯金は活きるか、正念場」
Frontale:51'我那覇和樹 58'箕輪義信 Ardija:88'島田裕介

アルビ 0-1 サンフレ@ビッグスワン「諦めた時点で試合終了ですよ」
Sanfrecce:42'前田俊介(!!!)

FC東京 0-0 トリ@味スタ「攻撃におけるロジック」

と言うことで勝ち点41の3つ(レッズ、ジュビロ、ジェフ)、いつの間にか40まで積み上げたセレッソ、これからどこまで勝ち続けられるかがポイントですね。はっきり言って今日の試合で上の2チームの課題は大きく暴かれたと言っても過言ではないと思います。誰もが混戦を望んでる訳だから面白くしちゃってちょうだい!てゆうか空気読んでないのはマリか・・・・。

とにかく何かワクワクしてきた。マリはそんな盛り上がりをよそにナビを掠め取ればいいわけで、こんな所で又現実的(笑)とにかく降格争いを次は面白くする予定なので、マリは今年のJのフィクサーとなりそうな予感!とにかくここから、注目ですね。と言うことでここまでです。これから短くまとめられるように頑張ります。

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September 26, 2005

Fマリノスアンケート、お返事コーナー -感謝感謝でその2-

えーと、お返事コーナーです。後で勿論レポートもやりますよ(書き途中ですが、結構気を使って書いてます。難しい!改行も、ある程度の量にまとめるのも)あんまり溜めちゃうと又どうにもならなくなるので。現在80ちょっとということでご協力ありがとうございます。うちのアクセスだとこんなもんかな?まだまだ募集中なので宜しくです。では。

Q21.アンケートをやってみての感想

>選択肢に管理人さんの思考方法が反映されるのはショウガナイので、やはり「その他」があればよりサポの意見が伝わるアンケートになったかも、です。理想と現実って背反するものじゃなくって、岡田監督のように理想を追うための現実主義っていう立場もあると思うんですね。それを実現するために、フロントがどういった補強をするのかがポイントかな・・・・とりあえず試合で使えるサイドプレーヤーのバックアップは必須では無いかと。とにかく面白い企画に参加させて頂き、有難うございました。後、別テーマですが「サポーターとしてどうあるべきか」っていうアンケートも良いかもしれません。神学論争になりそうな気配もあるのですが。

本当にその通りですね。その他の欄はこの次には必ず入れようと思います。その他の欄で非常に貴重な意見をいただいたりもしているので尚更思います。現状ではログが飛んでしまうので途中での修正が不可能な訳ですが、次回には必ず。

「サポーターとしてどうあるべきか」と言うテーマですが、これは僕は出来ないです、と言うより僕がやるべきではないというのが本音です。と言うのも僕は基本的にバクスタで拍手をする程度ですので、サポーターとは言えないですし、ほとんど実情というのは理解出来ておりません。もっと実情を分かっている方がやった方が、ギャップが少ないのではないでしょうか。でも確かに神学論争になりそうですね。

>選択肢に該当するものがないのもあったけど、面白かったですぅ~。てか、自分の意見も全体のシステムから見ると首尾一貫してないことに今気づきました。(^^;今年はもどかしい試合が多いけれど、私は監督と選手を信じてどこまでもついていきます~~~~

これも反省です。先に構成を聞いていればこういう事にはならなかったのかなぁと思ったりしました。この辺も反省です。次回の参考にさせて頂きます。

>選択肢に結構迷う部分があったし、ちょっと究極の選択を迫られてるような気分でした。でも面白かったです。

究極の選択ですか(苦笑)でもある程度極端にして違いを出そうとしたのですが、裏目でした。ナイーブな質問だったと言うこともあって、その辺は究極と言うより折衷案と言った部分の答えが必要だったのかも。質問作りの難しさ、心理的な配慮が欠けていました。これからの参考にさせて頂きます。

>面白いと思います。たまにでいいので、別テーマでもやってみていただけるとうれしいです。

>またぜひお願いします。マリノスをサポートする人たちが実際どんなことを考えているのかは興味あるところですから!そしてどのような結果が出たかもお知らせくださいね。

>面白かったです。自分の考えがどんなものなのかを見つめなおす、いい機会にもなりました。(普段あんまり考えていないので・・)またアンケート実施の際は、回答させていただきたいと思っています。

ありがとうございます。別テーマというと、やっぱり代表?J?それともマリ?まあこのログを見ても、マリの人が多かったと言うこともあってマリのやつのが良いのかな?でもまあのんびり、聞きたいことがあったらやっていくつもりです。個人的には代表のことでやってみたい気はしますけど(代表の時はアクセスもめちゃくちゃ増えるし、それだけ興味を持っている人はいると思うので)

でも、集計作業とか辛かったらやめちゃうかも・・・(へたれ)頑張ります。

>初めてこのサイトに来ました。フォーメーションやディフェンスラインの組み方についての回答は自己矛盾している気がしますが選択肢の組み合わせでそうなってしまいました。マリノスの横パス・バックパスはクラブの伝統として不文律のようなものがあるのではないかと常々疑念に思っていたのですが、2003年の開幕戦(vs磐田@エコパ)の開始5分間でそれは否定された、と思っていたらやはり今年復活してしまった感があります。今のサッカーこそが『組織の根底にある体質』を体現している、というのではあんまりです。これからもう9試合。守備の安定だけに安住すれば2001~2002のラザロニサッカーの繰り返しです。是非ともこのアンケートの結果を何らかの形でフロントに伝えて欲しいです。「あなた方(フロントの皆さん)が就任し、改革をしようとする直前の状況に(少なくともチームは)戻りつつある。」と。乱筆乱文失礼しました。

はじめまして、これからも宜しくお願いします。フォメに関しては上記の通り、こちらの手順の悪さがありました。組み合わせの妙としてみていただけたらと思っています。

その他でもコメントを頂いたのですが、僕はロングボールについて否定しているわけではないのであしからず(少しさかのぼって読んで頂けるとありがたいです)使うのは良いけど、その後の意識をより高く持ち、次の展開を予測して攻撃するビジョンを持ち得ないでプレーするのならやらない方が良い、と言うスタンスです。ただ長いボールを放り込んで前線が収まりきらないというのは彼らにとっては酷かなぁと思います。

マリ自体元々横パス、バックパスは多いと思います。岡ちゃん就任以前は「ゴールに向かわないサッカー」と揶揄され、岡ちゃんが来て徹底的に意識改革が施されることでようやくここまでになったと思ったのですが、ポゼッションサッカーを考えるとなった途端、見識の甘さと逃げの姿勢が出て、又戻ってきてしまった訳で、言いたくはないですが「組織の根底にある体質」と見るしかないのかなぁと感じています。まあ、これからのものを見て、判断出来ると思いますが。

前回のコメントレスエントリーにも書いたのですが、マリノスに伝えるかどうかは、もう少しお待ちを。ただ、非常に興味深いものだと思うので前向きには考えています。ただサンプルとしては少ないかなぁ・・・・。最近の入りの平均の1%(200人前後)集まったら送ろうとは思っていますが・・・。どうなんでしょう?

>先にレポートを読んでからアンケートにきたのですが、たしかに選びにくい選択肢もありました(FWは現状ではグラウ+久保とか)。楽しかったです。

そうなんです、作ってからグラウ+久保の選択肢がなかったなぁと思ったり(苦笑)選択肢に関しては、その他の欄を作り、極端な意見・折衷案等織り交ぜるなど、皆様に頂いた意見を参考にしたいと思います。それでも楽しんでもらえましたか?それなら嬉しいです。

>紆余曲折アリながらも理想を追求し現在充実したサッカーをしているクラブのサポです(笑)地元にあるということでJ始動の頃からガンバを応援していますが、浦和などと最下位を争っていた頃、タイトル争いに絡めるようになっても肝心な所であっさり敗北してしまった頃を思うと、現在の状況には思わず涙が溢れてきそうです。……Q.5で言われている通り、まだ獲得タイトルありませんけど。

やはりサッカーの内容を求め出すと過渡期の痛みを伴うのは仕方ないと思いますよ。私達の場合はトップチームが壊滅的に弱かったので、ユース組織に望みを託すしかなかったのですが、それでも相当辛かったですから(泣)ましてマリノスは日産時代から強かったですし、タイトルを幾つも獲った上での改革ですから難しい面もあるかもしれませんね。ただ、鹿島にしても磐田にしても横浜にしても、ある程度の成功を収めながらそこで満足せず、四苦八苦しながらも更なる向上を目指す姿勢には感心しています。

サポーターに出来るのはクラブを信じて応援し続けることしかありませんが、マリサポの皆さんも頑張って下さい。

ガンバさんキター!ガンバさんとはこれからまだ後2試合残ってますね。ガンバのフレキシブルで破壊力抜群のアタック陣とマリの立て直しつつある固い守備ブロックのぶつかり合いは今から楽しみでもあり、怖いです(苦笑)でも空気の読めなさは一流なのでマリが盛り上げちゃうかも(笑)今日にも首位決戦レポート上げようと思ってるので又読みに来て下さい。

で、非常に参考になります。下部組織からの強化等は、現状の質の高いサッカーをしているクラブ(ガンバ、ジェフ、サンフレなど)においての共通項としてあると思うのですが、それに付随する忍耐というのも改めて分かりました(良い時にだけ見ているモノとしては分からない苦労というのがあったのでしょうね)

そして先立つものがあっての改革の難しさというのも気付かせて頂いたり、非常に目の鱗が落ちました。作るという行程、そして破壊という行程があると言うことを考えた時に、現状維持での修正か徹底なる改革か、非常に難しい選択を迫られるのかも知れませんね。

ありがとうございました。

>マリノスには「小憎らしいほどの安定した強さ」ユーヴェとかチェルシーとかそういうもの(キャラ?)を求めてる面が自分にはあったので岡田が理想を追求した一時期には意外さを感じたチームがこれからどう立ち直るのかはけっこう興味を持って見ている

確かにマリは(日本で受け入れられているサッカーと鑑みると)ヒール型ですから、そういうものを求められる部分はあるのかも知れませんね。

岡ちゃんの戦術的志向性としては、リッピやサッキを敬愛していたりと、元々リアリスティックな監督だとは思うのですが、その中で失敗した(まあ去年のことも考えれば2回目な訳ですが)その後の立ち直りには僕も興味を持っています(興味どころじゃなくてやってもらわなきゃ困るんですけど)

サッカーはなかなかナイーブな競技で失敗する要素は沢山あると思います。そういう意味でそんな視点で見てもらっても今のマリノスは興味深いのかなぁと。

Q22.このブログの感想・意見・批判・改善点など。

>大変かとは思いますが出来れば採点表の復活を期待してます。

ばれちゃいました?はい、出来ればやりたいと思います。ただあの不調の時のをやるのは辛いかも・・・・全部愚痴になりそうで・・・。

>綿密で詳細な論評、毎回楽しく読ませてもらってます!これからもがんばってください!

>いつも楽しく読ませていただいています。自分ではわからない戦術、戦略などの考察がしてあるのでそういう見方ができるのかと参考になります。お忙しいと思いますが更新を続けていっていただけると嬉しいです。

>いつも拝見しています。・・・なるほどねェ~って思いながらみています。これからも今まで通りで!!!

>面白いです

ありがとうございます。凄い次に向けてのモチベーションになります。あくまでも僕が見た感想であり、それが正解とは限らないと思って書いていますが、なるべくサッカーの中身に探り当てる努力というのをしていきたいと思います。わかりやすい言葉、見やすい形でと言うことも頭に入れながら。

>いたさんは凄くサッカー詳しくて、大好きな印象を受けますが、マリノスの試合の時はやはりゴル裏にいるんでしょうか?ゴル裏で観戦ってちゃんとはできないと思うのですが、やはり帰ってから、ビデオ見てブログで評論書くのですか?

詳しいかどうかは分かりませんが(順位予想なんて目も当てられない)、大好きですよ。それだけは断言出来るかな(笑)基本的に見に行ける時は僕はバックスタンド2階席で見ています(ニッスタの場合)テレビでは分からない全体の動きやスペースなど見ながら、俯瞰の動きを楽しんでます(ニッスタはこれが魅力、横酷って言われるけど 苦笑)で、家に帰って(疲れて寝ちゃったりもしますが)、ビデオで細かいプレーを見て、掛け合わせて書いてます。

ゴル裏に関しては僕は数度しかあの角度で見たこと無いのですが、確かにレポート書くには慣れないと難しいかな・・・。元GKとか。

>いつかここに辿り着いてから、毎日チェックしてます。サッカ-観てて、漠然と言葉にできないでいることをズバリ表現してくれているので、凄く面白いですし、ちょっと尊敬してます(笑)っていうかただの素人じゃなさそうな…これからもお体に差し障りの無い程度に頑張って

そんなあなたにはMの称号を・・・。本当にありがとうございます。誤字脱字ばかりで読むだけでなく、読解という要素まで背負わせてしまって申し訳ないです。ズバリ・・・、尊敬・・・、でも本人は結構ヒーヒー良いながら書いてることも多いですし、酔っぱらいながら書いてることも多いので、実際の所幻滅されてしまうかも(苦笑)てゆうか照れます。

その期待に応えられるように頑張ります(前々から書いているようにプレッシャーに弱い子なので)お気遣いありがとうございます。

>いつも楽しく読ませていただいています。自分ではわからない戦術、戦略などの考察がしてあるのでそういう見方ができるのかと参考になります。お忙しいと思いますが更新を続けていっていただけると嬉しいです。

ありがとうございます。でも実際の所巻き戻したりもしてますから(苦笑)盛り上がっていたり生で見ていたら出来ないですけど。ただ、自信がない時もありますので、そんなときは許して下さい(苦笑)マイペースながら更新していこうと思います。

>管理人自身のサッカー感を持った上で書いていることが文章から分かるので、他チームサポですが楽しく読ませていただいております。サッカーって良いですよね。

サッカー感としては結構偏ってるのかも知れません。現状で流行っているアグレッシブでスペクタクルなサッカーは美しくて楽しいんですけど、個人的にはシビアなタスクの機能性とそれをも打ち破る個のファンタジックなプレーの対比を見るのが好みだったり。だから個人的にはフレキシブルでアグレッシブなプレミアシップよりサッカーの敵とされるセリエの方が好きかも。そういう意味では偏ってるかなぁと(現在プレミア勉強中)

それでもそのサッカー感は持ちながらも、なるべくフラットな目線で一つ一つの試合を見れたらいいなと思ってます、新しいものでもしがらみ無く良いと言えるように。だから他のチームも褒めちゃうんですけど(笑)これからも頑張ります。サッカー、いいですねw

>文章量が多いです。飛ばし飛ばしじゃないと読めません。

ごめんなさい、ぎゅっとまとめられるように頑張ります。

>改行は内容ごとではなく、文章量ごとに細かく切った方が読みやすいかと。全体の文章量は長くてもいいんですが、1センテンスが長すぎると読みにくいです。あと前にやってた、海外やJリーグ全体で気になる選手とかの企画をやって欲しい。

なるほど、こういうの待ってた!文章量というとどのくらいなんだろう?昨日のはいかがでしたか?まだ長いかな?1センテンスこれくらいが理想!という見本があったら教えてくださーい、参考にさせてもらうので。

海外やJで気になる選手・・・なるほど。これはそのうち、今はちょっと出来ないですけど必ず。でも実はどのようなのか思い出せなかったり・・・。サイドアタッカーとかスピードアタッカーとかをまとめたような感じで良いのかな?

>(..゚Д゚) ガンガレ!

頑張ります!

と言うことでこんな感じでしょうか、少しペースが落ちてきたようで、もう潮時かなぁと早くも思っていますが、まだまだ全然募集中です(やっぱり1000っていうのは絶対にいかないな、目標としては上記に書いた通り200位だったのですが・・・ 苦笑)アンケートの参加は勿論、コメント頂けたら、絶対とは言いませんがこのような形でレスもしようと思ってます。日頃読んでいて疑問な所、こういうとこどうにかしろ、など腹に溜めかねていること、聞かせて下さい!と言うことで皆様ご参加お待ちしてます。(名前入れて下さった方には、個別で「感謝」と100回書いたメールをお送りします 嘘 個別に返信させて頂きます)

そして参加して頂いた皆様、ありがとうございました。集計作業は締め切り次第、それなりのペースでやっていこうと思っています(濁った目)ではここまで。

Fマリノスについてのアンケート

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September 25, 2005

赤いスタジアムに触発されたプライド@J1 第25節

はい、遅れましたがレポートです。今節は勿論二つで、エントリーごとに分けて書きます。と言うことでまず去年のCSの再戦、Jの華となるであろう試合、レッズ-マリから。なかなか難しい状態にあるものの、守備に置いてはようやく手応えのあるものを再建したFマリにとっては真価を問われる試合となった訳ですが、うん、その手応え間違ってない。前節よりキレと連動感を欠いていたとはいえ、Jでもトップクラスの攻撃力を持つ相手にしっかりと守りきることが出来たというのは、目標であるナビの2ndLeg・ガンバ戦に向けて良い傾向かも知れませんね。しかし、相変わらず攻撃に関しては・・・・、でもようやく目処が立ちそうな、まあこれから次第。

J.League Division1 第25節

レッズ 0-0 Fマリノス@埼玉「せめぎ合うプライド、戻りつつある粘り」

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本達也、DF栗原勇蔵、中澤佑二、河合竜二、MF那須大亮、マグロン(→82'上野良治)、田中隼磨、ドゥトラ、奥大介(→80'大島秀夫)、FWグラウ、坂田大輔(→72'大橋正博)

レッズスタメン:GK都築龍太、DF坪井慶介(→67'内舘秀樹)、堀之内聖、ネネMF鈴木啓太、長谷部誠、山田暢久、アレックス(→71'平川忠亮)、ロブソン・ポンテ、FW永井雄一郎(→76'トミスラフ・マリッチ)、田中達也

前半。
レッズはカウンターからアタッカーがサイドに張りだして3バックの外側のスペースを狙う事で相手の守備を切り崩す狙い。しかし、序盤勇蔵の守る右サイドを狙われたり、囲い込んでも獲りきれなかったりと言うシーンがちょくちょくあるものの、こぼれてきたところは中澤が潰す事で事なきを得る。徐々にレッズの攻めに慣れ、守りのリズムが出来ると高い位置でボールを奪うことが出来たり、注意察知に優れる中澤の超速カバーもあってシャットアウト。そんな安定した守備から攻撃のリズムが出来る。

このゲームに置いてポゼッションとしてはマリノスが握ることが出来たのですが、その核となったのは鮪と大ちゃん。中央で巧みなテクニックと躊躇なきパスセレクトでずばずばと楔を入れることでリズムを作り出したマグロン、又そこに絡むように気の利くプレーで最近なかなか無かったバイタルでのプレーを見せた大ちゃん、これまでにないプレーで攻撃らしい攻撃が出来ていたのかなと。しかし、その後の崩しの手法としては共有意識が無いこともあって拙いプレーに終始、しっかりと人を揃えたレッズ守備陣を振り回すようなことは出来なかった。結局セットプレーから決定機があったものの決めきれず、非常に締まった前半は0-0で折り返す。

後半。
レッズは、積極性を押し出すかのように前へのらしい守備で、少しずつリズムを引き寄せる。前半ほとんど存在感の無かったアレックスが高い位置から中への突破に掛かりシュートに持ち込んだり、長谷部、鈴木啓太、山田暢久と中盤の選手が次々とミドルレンジから狙うなど、前半とは違う押し込んだ形となる。しかし、中盤のスペースが大きく空き、そこをFマリノスが高い切り返え意識からカウンターを狙ったりと、守勢だけにはならない。ある程度展開としては本来の構図となりました。

Fマリノスは、前半のような高いラインを維持することは出来ず、どちらかと言えば押し込まれるような形も多かったのですが(まあラインは分からないけど)、いつもと違ったのは守りっぱなしにならず、アタッカー、そして出て行ける選手達が高い切り替え意識を保ち続け、カウンターが出やすい形を作れていたのかなと(今まではそれを有機的に、そして速く前に繋ぐことが出来ず、カウンターさえ出なかった。FWやトップ下のチームタスクに縛られすぎないポジショニングの変化、出し手のリスクを背負うパスなどが背景にはあったのかも知れませんね)まあレッズが前傾しすぎた感じもあって、バランスが崩れていたと言うことがありましたけどね。
しかし、ここでも数的同数、数的有利の形となっても、最後の崩しの中でのイメージ共有という課題は解決できず(てゆうかサッカー脳の低さ、動きの変化など主体的なイメージが出てこなかった)、決定機を作り出せなかった(あった、マグロンのミドルパスから大ちゃんが3バックのサイドに飛びだしてボックス間際からドライブシュートもバー上、これも連動した形じゃなかったけど、この試合を象徴するような二人のコンビからのプレー)

坪井の負傷交代の後、終盤に入っていく中で両チームとも共に交代策で何とかゲームを動かそうとし、それもあってか激しい攻め合いへとゲームの展開がシフト。レッズは良い形でボール奪取から、中盤からの流れるような展開でポンテのヒールで長谷部の前がオープンに、ドリブルでボール運び、前を走っていた田中達也へスルーパスが通るが、鋭いシュートは枠外。
逆にFマリはセカンドアタックからドゥトラが中に流し込み、鮪がセンターから突破に図ったところでファールをもらい、センターやや距離のあるFK。交代で入っていた大橋が狙うが、都築が逆を突かれながらフィスティングで逃れる。その後CKの流れで、ミドルシュートが弾かれたボールを大橋が拾い精度の高いフィード。これに反応した栗原が大外から飛びだし抜群の1stタッチからシュートを狙うが、都築の勇気ある飛び出しに又も防がれ決めきれない。

この後雨が強くなる中、共に勝ちへの意欲を失わずに激しく攻め合ったものの結局スコアが動くことはなく、スコアレスでゲームを終えました。

個人的には非常に満足なゲームでした。まあ確かに勝ちきれずに残念と言う気持ちもなくはないですが、それは相手も同じ事なのかなと思いますし(特にロスタイムのカウンターの連発)、現状のFマリにとって結果は必ずしも大事ではないですから。満足だったのはゲームの過程と中身。以前のように最後まで集中を切ることなくゲームをして、最後まで互角に渡り合った。中盤で主体的にゲームを作って良い形に発展しそうな攻撃の片鱗を見せ、シュートも10本以上打った、決定機もセットプレー絡みながら多少あった。上向きなことは確かかなと。今までのゲームよりよっぽど掴むものは大きかったと思います。きっとこの赤く染め上げられたスタジアムが思い出させてくれたのかも知れませんね。では二つほど、これからのことを。

・マグロンを活かせ!これからのキーとなる攻撃整備。

このゲームで光ったのは守備だけではありません。連続スコアレスとなってしまいましたが、攻撃面に置いてもFC東京戦とは全く違う非常に中身の詰まったゲームとなりました。大きな違いとしてはバックラインから繋ぐ、飛ばすと言う差があった訳ですが(以前から書いてますが飛ばすことが駄目なわけではなく、飛ばした後何をすべきかという共有意識の問題。単なる放り込みになっていることがよくない)、そういう過程の中で沢山高い位置にポジションをとったアタッカーに楔が入り、深い位置から攻撃を仕掛けることが出来たことにあるのかなと(実らなかったけどさ)

その仕掛け人となったのが、この日久々にスタメンに入ったマグロンです。久々のスタメンとなった今節、相変わらずの高質のテクニックで自分のボールとし、精度と自信を感じるショートパスでどんどん前の選手にボールを出していったことで、良い形でボールが収まる事になったのかなと。まあその後、素晴らしいアイデアや複数の選手が同じイメージを持って動き出してスペースメイク&アタックという形が出来てこなかったため、崩し切ることは出来ませんでしたが、ここ数試合の事を考えれば格段の進歩だったのかなと。

ただ、マグロンって結局何なのさ、岡ちゃんが起用をためらう理由と今日のパフォーマンスの違いって・・・コンディション以外で。ということで簡単にマグロンの良い点、悪い点をまとめてみました。

良い点
・抜群のテクニック、そしてプレーサークル(足が長いからね)の広さを活かしたキープ。多少(いや、だいぶ)リスキーに見えるんだけど、あんまり獲られない。
・視野が広く、パス精度に優れ、躊躇なく見つけたところにパスを付けることが出来る。ボールの置き所(ファーストタッチ)も良くて、球離れも良い。
・前線に飛びだすようなアグレッシブなプレーこそないものの、非常に気が利くポジショニングを取り、常にボールに絡めるような位置でサポートに入っている。
・中盤のオーガナイザーとして切り替え意識が高く、特に守→攻の頭のスイッチに切り替わりが速いので、ポジショニングも良く、バックラインから良い形で引き出せる。
・繋ぐ意識が高く、バックラインから引き出そうとパスレシーブアクションをサボらない(これは言いたくないけど、他のボランチはやってくれない。長いボールを許容する動きとなっている)

悪い点
・Jのサッカーにおいてはリズム・テンポの速さがブラジルとは違うため(日本の方が相当速いと思われる)、90分同じペースで仕事が出来ない。
・守備に難。どちらかと言えばアプローチに積極的に行き、リーチを活かしてボールを掠め取る(ヒデが上手なプレーに似てる)プレーを得意にしているのかなと感じるけど、かなり軽いため結構あっさりかわされる。
・守備に置いては気が利かない。スペースカバーにあんまり鼻が利かず、危機察知能力は低め。攻撃時にはバランスを気にしているのだけど、実際人が来るとアプローチに行かなければと言う危機感が穴を開けてしまったり(ブラジル的と言えばブラジル的かな・・・)

と言うことで攻撃面はさしずめミランでピルロのバックアップでレジスタやる時のマヌエル・ルイ・コスタ(元ポルトガル代表、パスを出す時の綺麗なフォームも似てる、鮪はドリブルしないけどね)って感じです。端的に言えば、守備は期待しない方が良いけど、その代わり攻撃に置いてクオリティを付随してくれると言うこと。現状では後ろが安定してきて、マグロンが入ってもそんなに影響がない(うまくはないけどサボる選手じゃないしね)だけに、よりフィットしてくれば中盤のリズムメーカーとして構成力アップに一役買ってくれるのかなと(まあナビのアルディージャ戦で見てから分かってたんだけど使わないからさ・・・愚痴)

まあそうは言ってもこの試合は無得点だったわけで、小躍り出来るような状況ではありません。あれだけ前にボールが収まっても、その後ダイレクトプレーが出るわけでも、コンビネーションからの動き出しがあるわけでも、瞬間的なひらめきがあるわけでも、個力による突破があるわけでもありません。そういう意味ではここから先の方が重要なわけです。しかし、今回マグロンがやったことが、チームのスタンダードとして意識として認知されれば、「崩しに入る」スイッチになる可能性が十分にあるのかなと。

現状では何とか相手のDFにある穴を探してその穴を突こうとしていますが、そういう穴を作るためには積極的なフリーランニングだったり、ダイレクトプレーだったり、局面打開やアイデアと言った個の力というのが必要になります。しかし、現状で単独でガンガン突破出来る選手は見あたらず、俊輔やシンジのように違いを生み出せるようなファンタジスタも見あたらない(後藤や狩野を使ってみても面白いけど、大ちゃんのようにボールを引き出せる訳じゃないし、強いプレッシャーの掛かる位置ではまだ難しいかな・・・。経験を積んだ大橋でさえ、難しい状態だし)そうなると、チームで動いて崩していくしかない。今までは、長い距離でもフリーランニングをするなどダイナミズムを利用して崩そうという意識こそ感じられるものの、チーム全体がこれがスイッチだ!という共有されたものがなかったため、闇雲に個々がバラバラに動き出すから、結局出し手と受け手の関係でしかなく、相手を揺さぶれない

で、今回マグロンの楔のパスがそのきっかけ、チームが動き出すダイナミズム発生のスイッチとなる可能性があるのかなと(他にもマグロンは非常に攻撃面に置いて気が利くサポートをしているので、簡単に使う意識が出てくればワンツーの崩しというのも見れそう?特にサイドで隼磨辺りと)そこにチームで動き出すという仕掛けを作る事で、共有意識となり、動き出す選手が多くなることでよりゴールへの可能性は高まるのかなと(絡み合うまではだいぶ時間は掛かるだろうけどさ)ただこれから先はオーガナイズする側の問題。何もしなかったら(できなかったら)ここまで。岡ちゃん、頼むよ?

・レッズはこのドローに何を見るか。

レッズにとっては非常に痛かったドローでしょうね。ただ、今日のパフォーマンスで、しかもちょっと良い時を思い出して良いサッカーをしたFマリに対して、あのパフォーマンスで勝ちが妥当だったかといえば、No。サンフレッチェ戦のような、相手のゾーンを揺さぶるような形があれば、もう少し違ったのかなぁと思いますが、今日は凝り固まった形になってしまい、崩すための変化という点では乏しかったのかも知れませんね。そうなるとポンテ、長谷部、アレックスと言ったクオリティを持つ選手達がどうにか出来れば良かったのでしょうが、ポンテはキレもイマイチ、今まで見せていたような最前線と中盤の曖昧なポジションを動くことで相手を揺さぶることが出来ず、長谷部は守備に奔走させられることも多かった。アレックスは・・・。

ただ、こういう展開はこの先にもあると思います。その中でレッズが優勝戦線に食らいつくには、もう一つ安定感と閉塞した時の決め手(マリッチの存在感と高さの有効利用かな?前線への深みというか・・・高さの差を付けて田中達也の鋭い動き出しをより活かせる形を作ったり)が必要なのかなと。後は開き直ると言うことかな?低いラインではレッズの良さは出ない。あくまでも高い位置からの前への意志を感じるディフェンスの勢いをチームにフィードバックしていき、速いタイミングで高質のアタッカーに預ける。カウンター(ショートカウンターも含めて)だけじゃなくて、擬似的に自分たちで速く仕掛けられる形を作るかのようなイメージかな?段々難しい状態になってきているけど、こういうものを糧にしない手はない。てゆうかマリより完成度の高いDFラインはないと思うので、後は撃ち合いで勝つだけだから、ある意味ではシンプルでしょ?直接対決もあるし何とか食らいついてリーグを盛り上げて欲しいです。そして僕の優勝予想のためにも(マリを除いた優勝候補の筆頭はレッズだし)

すいません、又長くなっちゃいました。とりあえずこの試合に関してはここまでです。他の試合に関しては、次のエントリーで。勿論首位決戦のレポートも。読みづらい、長い、というのはこれからの課題ですねぇ。書きたいことが先に立っちゃうから、だらだら・・・。これから何とか努力します。ではとりあえずここまでです。あ、まだまだアンケート募集してます。まだ投票していない方、ご協力お願いします。

Fマリノスについてのアンケート

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Fマリノスアンケート、お返事コーナー -感謝の意を込めて-

えーと、思った以上に回答が来てとまどっていますが、非常に嬉しいです。まあ拙いところもあったり、システム上のミスがあったりと、完璧じゃなかった部分もあって、回答者の皆さんには満足頂けたかは未だに自信がありませんが、少しでも考えるきっかけになったりしたら嬉しいです。で、今日はその中でコメント頂いたりしたので、それに答えていこうかなと。お返事コーナーですね。

Q21.アンケートの感想

>選択は難しい。どれにもあてはまらない内容が多すぎ

こういう意見を非常に多く頂きました。もっと柔軟性のある回答欄を作れば良かったです。下に「その他」を付けたら良かったですね。又感情的、該当する回答がないなどの意見も(Q5、Q9、Q10は特に)。ナイーブな部分だったので、気に触れた方もいらっしゃったと思います。その点はこの場を借りて謝りたいです。すいませんでした。
次回の時の参考にさせて頂きます。

>もう少し監督岡田を掘り下げる質問があれば,おもしろかったかも?

これでも結構突っこんだつもりなのですが、足りなかったですか・・・。ただ全てに置いて監督に関わる要素ではあると思っていたので。アンケートなのでもっと突っこんだ方が良いのかな?

>現状のマリノスのサッカーを考える良い機会になりました。マリノスの現状とサポの意識についてはアンケートを分けた方が良かったかもしれませんね?

意図を汲んで下さってありがとうございます。サポの意識に関しては、自分では分からない部分も多く、何とも言えない部分があります。ただ、個人的には余り切り離したくないと考えていました。サッカーで繋がっているものと考えたかったので。ただこう言うので個人の見識というのを入れるべきではないのかも知れませんね。反省です。

>海外サッカー見てない人にはわかりづらい質問もあると思う。

これも反省です。確かにそうかも知れませんね。バルサ・ユーヴェは直接やったからまだしも、分かりづらい所もあったかも。万人にわかりやすいというのは難しいです・・・。

>おもろいと思うぜ。バモ!

>面白かった、またやってください

嬉しい!ありがとうございます。Vamos!
マリ以外でもやれそうだし、マリでもやるつもりです。ただ、同時進行が出来ないし、やったら僕が死んじゃうのでマイペースでやっていくつもりですので、首を長くして待っていて下さいませ。

>結果をマリノスに送ってください

これに関しては考えさせて頂きます。回答している方々の了承を得てからと言うことにしたいと思います。お答え頂いた皆様、いかがでしょうか?ただ、こういう意見はクラブにとって貴重なのかも?

>・鮪もう少しキビキビ動け!・良治は先読みしすぎ。たまにはリスクを冒してアグレッシブに。・攻撃時、いい形で打とうとし過ぎ。とにかく打て!

プレーに関しても、意見どんどんお待ちしてます。リスクマネジメントを強調しすぎたためか、現状ではリスクをどこまで冒すのかと言う点では非常に臆病な形になっているのはありますね。ポゼッションの時は無理繰り上がって裏を取られてと言うのもありましたし、一つの課題ですね。攻撃においてのシュートの少なさも又課題、ですがその前の問題もあるから何とも言えないかも・・・。

>FWについてのところで久保や安が活躍していたときのことをしみじみと思い出していたら時間がかかってしまいました(笑)

切ないですね。ただ改めて攻撃に関しては個のインスピレーション、技術、パワー、高さなど能力に頼った形が多かったのかも知れませんね。勿論個を活かすというのはチームの強みであり悪いことではありませんが、今年も大橋の精度の高いボールなどに頼る傾向は強いですし、チームとしての攻撃の型、共有意識というのは得点力がある選手がいても大事なことだと思います。Fマリにとっては現状の最重要課題ですね。

>横浜FMはDFラインがむき出しになっちゃうイメージ(いっぱい試合見てるわけではないので)なので、アンカーを置いた形が面白いと思うんだけど、バックは3でも4でもいいように思う。そう思うので、選択肢が少し選びにくかった。

なるほどなるほど。確かにバランス悪い時は完全にボランチがバイタルを開けてしまうと言う点はあったと思います。これに関しては攻撃に置いてボランチが絡まないと攻撃が繋がらないと言うことで、リスクマネジメントを越えてしまったと言うことがあったのかも知れませんね。後はサイドに寄りすぎてしまったり。4バックの時は+でチャレンジにいけない悪循環。この辺は難しいところです。選択肢と言うより守備ブロックで選んで頂く方が良かったのかも・・・。参考にさせて頂きます。

>なかなか面白かった。いまみたいなチームが迷っているときは、サポが(サポでなくても)どう思っているのか、知りたい。

>立ち止まって自分に問うてみる感じで面白かったです。全く持ってサポ歴短いものしらずではありますが。。。

>アンケート結果がフィードバックされることで、サポの人たちが、どのような考え方を持ち、何を求めているのか、定量的に把握できるのでとてもいいと思います。また機会があったらアンケート実施してください。

これが今回の本質の部分なのかも知れませんね。僕も他の方々が今のマリノスをどう見ているのかと言うのを知りたい、又何をマリノスに求めるのかを知りたいと言う欲求から、少しでも分かればと思いまして。苦しい今こそだと思いますし。自分の欲求にしてもそうですが、そう思われた方の欲求に少しでも答えられたら本望です。ただあんまり過度な期待はご勘弁を、プレッシャーに弱い子なんで(苦笑)

Q22.このブログの感想、意見、批判、改善点など。

>オシム氏が監督になった場合のFマリの妄想をしてみてください。

うーん、機会があれば考えてみます。ただ、岡田武史という監督がいますので、そういうことを考えるとちょっとためらったり。
現時点で思うのは意識の差というか、オシムサッカー体現のための意識改革というのは本当に茨の道になりそう。ジェフよりも時間が掛かるかも知れませんね。望月が使われなかったりしたことを考えると特に。でも今のFマリにはかなり必要な要素だとあると思います。

>Fマリの試合評いつも楽しみにしています。ベタにマリノスどっぷりでなく,少し引いてみている感じに好感が持てます。バックにマリノスに対する深い愛情があるから。いつもどうもありがとう。

泣けた。これだけでもうこのアンケートやって良かったと思っちゃいました。これからもマイペースながら、自分のスタンスでサッカーを見、書いていきたいと思います。ありがとうと言いたいのはこちらの方です。

>女子サッカーはごらんになりますか?

代表の時は見ますが、Lリーグまではちょっと見ないですね。僕は弥生ちゃん萌でロナウジーコと共に代表復帰を願って止みません、あんぱんルーレット。ただ、盛り上がってもらって環境がどんどん良くなって欲しいなと漠然と思います。JFAは女子サッカーに対して、サポートの姿勢をゆるめていないと思いますし、若い良い選手も出来てるみたいなので(永里、宇津木、豊田など)、これからが楽しみです。はてなで一回厳しいこと書いた気が・・・。気が向いたら探して読んでみて下さい、東アジアの時ぐらいだったと。

>文章の行数を一定の長さに収めてまとめていただけると、よりいいコラムになると思います。

>長文多いので見易い構成にするような意識が欲しい。文章の内容そのものは結構高質なんだから、損だと思う。

これも多かったです。本当に読みづらくてすいません。少しずつ改善していきたいと思います。ダラダラ書きすぎなんだよねぇ。なるべく分けます。たまにWordで文書6枚になったりする事もあるんですよ。現状では3枚ぐらいが妥当?それとも2枚ぐらいが良いのかな?文才無くてすいません。
改行に関しては、実はどうして良いのか分かりません。現状では文章の中身で分けてるのですが、もう少し細かくした方が読みやすいのかな・・・とにかく読みやすいブログを目指します。誰かご教授して下さい(弱気)

>偶然このサイトにたどり着きました。結果を楽しみにしています。

偶然かぁ・・・、「F.Marinos Blog Headline」か「J.B.Antenna」ならいいけど、変なとこに晒されてたらどうしよう・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

>これからもジャンジャン更新してください。

>いつも読ませてもらってます。毎回毎回内容が濃くて脱帽です。今後も頑張ってください。

>詳細なゲームレポ、プレビュー楽しみです。自分の気付かなかったことに気付かせてもらったり、いつも楽しみ。

すいません、最近忙しくて・・・。マイペースで頑張ります(苦笑)
激励も頂きました。これからは中身の質があって、尚かつ読みやすいブログになるように頑張ります。ありがとうございます。最近速報性無くてすいません。

と言うことでこんな所でしょうか。締め切りとか全然考えていなかったのですが、まだまだ余裕があるので、募集はしています。やっていない方は是非参加してみて下さい。てゆうかお願いします(苦笑)

Fマリノスについてのアンケート

で、マリ以外のクラブを応援する方々にも出来れば参加して頂けたら嬉しいです。対戦してみた印象、対戦相手からの目というのは又違うと思いますし。外側からの視点というのは厳しいものですから、それも又貴重な意見だと思いますし。既に3回も当たったアルディージャとか、連勝されたふろん太とか、こないだ連戦で又ナビ杯があるガンバな方々、自チームでお忙しいでしょうが、特に!

拙い部分は本当に申し訳ないです。何か反省しきりだな。とりあえずご報告と感謝の意を込めて。と言うことで緊急ですがとりあえずここまでです。又コメントレスをするエントリーはコメント頂ければ立てるつもりなので忌憚無き意見お待ちしています。てゆうか投票してくださーい。

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September 24, 2005

今日の更新情報+Fマリアンケート。

いやー、痺れる試合でしたね。でも守備に関しては完全復活と言っても良いのかも?まあこの先ですよね、この守備を活かして、攻撃を型を作っていきたいなぁ。その辺を岡ちゃんがオーガナイズ出来るかが、復調、しいてはナビのガンバ戦の鍵になるのかも知れませんね。とにかく先にこっちを・・・・と言いたいのですが、天王山後ちょっと出かける用事があるので、レポートは明日になっちゃいそうです、ごめんなさい(昨日も休んでるのに・・・)

まあそれの変わりと言っては何ですが、今日試合を見ながら作っていたアンケートを置いていきたいと思います。テーマはFマリの「サッカー」についてです。もの凄い匿名なんで本音でばしばし選んじゃって下さいな。てゆうか協力して下さい。ただちょっと時間掛かるかも知れません?質問数は21です。

Fマリノスについてのアンケート(LooseBlog謹製)

とりあえず限定1000回答になってます。多分そんなに集まらない気がするけど、1000を越えるとログが溜まらないそうな。で一応1IPにつき1回とさせてもらいます。まだ設定してないけど、不正投稿は禁止と言うことで。まあわざわざこんな僻地のアンケートをいじめる人はいないだろうけど。

と言うことでFマリな方は勿論、Fマリじゃない方からもどしどし参加お待ちしています。マリ好きになったつもりで、選んでみて下さい。対戦して思ったこと、気付いたこと等ありましたら、それも書き添えてくれれば嬉しいです。このアンケートを元に思いっきり詰まってる「苦境のFマリを考える」など今後に活かしていきたいと思います。勿論集計して分析結果もここでお知らせしたいと思います。てゆうかネタがないんじゃないか?違いますよ(苦笑)

と言うことですいませんが、今日はここまでです。参加お待ちしてます(これで0だったらどうしよう・・・2時間半もかけて作ったのに・・・レポート書けたかも)

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September 22, 2005

血湧き肉躍る直接対決@J1 第25節 Preview

天王山!天王山!と言うことで今年もこの季節がやってきましたね。血湧き肉躍る首位決戦!(+去年のCS再戦、こっちが天王山になると思ってたのに、降格争いを左右する直接対決も)しかも前節、急に風向きが変わったりして、どこをとっても面白いことになっているんですよ。まあ間違いなく今シーズンを決める大きな一戦。特別だから、トップライナーで。

J.League Division1 第25節

9/24 19:00KickOff/ガンバ vs 鹿島@万博(満員予定)「天下分け目の首位決戦」
Gamba           Antlers
 アラウージョ 大黒      アレックス・ミネイロ
  フェルナンジーニョ    深井   本山   増田
 家長        二川  フェルナンド 小笠原
    遠藤  橋本     新井場        青木
シジクレイ 宮本 山口      大岩  岩政
       松代            曽ヶ端

前節、鹿島は手応えも得る快勝、ガンバは相手の強烈な出足の前に屈する形で勢い削がれる惜敗、Hot6から続いてきた流れがまた少し変わったかなと言う所での直接対決。まあ本当に色々なことが勝負の綾となり得る試合だと思いますが、又分けながら。

・この大一番、指揮官はどう捉え、どう選択するか。

まずはメンバーですね。正直自信ないですが、上のメンバーは両チームとも打って出る、これでもぎ取るんだという姿勢を前面に出した場合、こういうメンバーになるのかなと。ただ、往々にしてこういうゲームはどちらも負けたくないという気持ちが出てきてもおかしくない。しかも一つの選択でゲームを決めてしまう穴になり得る要素をはらんでいるとあっては、メンバー選考から勝負は始まっていると言っても過言ではないでしょう。

まずガンバの方から、前節は上のこんな感じで行く予定だったらしく明らかに打ち勝つ気満々なメンバー構成(家長が発熱のため出場回避、渡辺光輝を右に入れて二川を左にスライド)な訳ですが、この布陣は本当に諸刃の剣と言っていい位リスクのある選択だと思います。勿論攻撃に置いてはより選択肢が広がり、二人の特徴(家長の突破力、二川のパスセンス)を活かす形で更に前の攻撃力は上がるでしょう。しかし相性というか、前節鹿島が見せた小笠原の高いスペース察知能力とパス精度を活かしたサイドのスペースを突く形を見せていて、そういう意味ではサイドで守備を得意にしない彼らの裏というのは餌食にされそう。そこでどう考えるのか、渡辺光輝も出場停止のようだから後は思いつくのは橋本のサイド起用?むー、思った以上に選択肢は少ないですが、こういう展開の中であくまでも自分たちの強さを活かす形で矛を押し出す形で勝負するのか、ある程度盾とも言えるリスクマネジメントの思想を持つのか、指揮官の選択は是いかに、って感じですね。

で鹿島の方。前節大勝した大きな要因ともなった攻撃時の縦の深さ(アレックス・ミネイロのポジショニングと本山の動き)と横の幅を共に確保して沢山の選択肢を持つ形を継続するか否かと言うところですね。ファクターとしては鈴木隆行の復帰、そして小笠原とフェルナンドを並べるかという部分です。鈴木隆行に関しては別にアンタッチャブル起用されているわけではないので、外すなら外すで良いと思います。ただ試合の流れを読んだ時に、劣勢に立たされると想定した場合は匠の技でファールを取ってバランスを整える時間を作ったり、前線からの守備で非常にチームを助けたりと彼の存在は結構大きいのかなと。そういう意味での取捨選択が一つ。そして、4-2-3-1気味の布陣のキーとなる小笠原をボランチで起用なんですが、相方はおそらくフェルナンド。二人ともどちらかと言えば前に出ることで特徴を出す選手なだけに、守備に忙殺されて彼の特徴が消える様なことになりかねない。そうなると鹿島は根幹から揺らぐことになってしまう。その辺の兼ね合いが気になるところ。システム的な要素として、深井・増田(野沢?)が高い位置で張り出すというのは紙の上では相当嵌ることが考えられるのですが・・・・、セレーゾ監督がどう考えるかも同様に注目なのかなと。

と言うことで両チームとも前に出る色気と現実的に考える要素との兼ね合いの中で、指揮官には非常にナイーブな選択を試合前から求められそうですね。そしてその選択が是と出るか非と出るか・・・、試合中にどういう選択肢を持っているかも・・・。

・二人のゲームメーカーに掛かるゲームコントロール。

で、ゲームの鍵は両サイドのスペースの引っ張り合いだとは思うのですが、それを使う優秀なパサーのゲームコントロールにも非常に大きな要素が掛かってきそうですね。鹿島の場合は、小笠原満男。そしてガンバは遠藤保仁。特徴は違いますが彼らがどうタクトを振るかで試合の流れは大きく変わってくるのかなと。

まあこの試合を考えた時に思い出したのはジェフ-鹿島(国立だったっけな?)相手の攻撃を受け流しながらゲームをコントロールし、その流れの中で両サイドのスペースという穴と見いだしサイドを見事に突いた。このコントロールは流石小笠原と言うべきものでした。ポジションは一列下がってよりゲームを作ると言う意識は高まると思いますが、彼のスペースを見いだす目だったり、パスの精度の高さ、彼に寄せられる信頼から来る動き出しの速さなど、彼の存在が鹿島の緩急の変化やプレーのクオリティを握っているのかなと。そしてそこに関わる部分なんだけど、リズムのコントロール。時間によっては回しながらリズムを整えたり、ゆっくりから一気にスピードアップしたりと、その辺の今年の鹿島らしさとも言える要素ですが、こういう細かい要素でガンバに行きそうな流れを引き留めたり出来ればより良いのかなと。ただこれはあくまでも鹿島が主導権を持っている時の話。鹿島が主導権を握れずに押し込まれて守勢に立たされたりすると小笠原も守備に奔走しなければならなくなるし、自ずと攻撃との関わり合いは薄くなる。そうなっては難しいことになるのかなと。まあカウンターも巧いチームですから一概には言えないですけど。まあ上にも書いた通り、この試合鹿島が勝つには小笠原の状況把握能力の高さとパスの精度に掛かってくる部分は大きい(前の選手達がより自由に動けるところに的確に裁く必要はありますしね)だけに、彼をどこでどのように働かせるのかというのは大きなファクターとなると思います。

で、ヤットの方は、バランスを取るのか、開き直るのかと言う点。彼の場合はショートパス主体で自分から動いてボールに絡み続ける事でリズムを生み出すのですが、プレースタイル上仕方ないにしても、オリジナルポジションを離れることも多い。まあ主導権を握り、セカンドボールが拾える等、状況が整えばそれでも良いのですが、逆説的に見れば相手の穴を確実に突けるカウンターも得意な鹿島(しかもワイドアタッカーが残って張り出すポジショニングを取れば、よりカウンターの鋭さは強まる)に対しては致命的な穴にもなりかねない。その中で遠藤保仁はどの様にしてゲームを作るのかなと。このチーム自体がゲームをコントロールするようなチームではないと言うことを重々承知の上書きますが、どこかにリスクマネジメント的な要素を持っているかどうかというのが、非常に重要なファクターになるのかなと。前のアタッカーの充実(少し落ち気味だとしても)を考えたら、この試合は彼らの破壊力に賭けてバランスを整える選択を獲る方がベターなのかなぁと思ったり。まあそれはらしくないと言えばらしくないでしょうけど、大きな勝負ですからロマンティシズムばかりも追っていられないと言うことがあっても良いと思います。まあ打って出て相手を屈服させるという選択を獲るのがガンバらしいですけどね。

まあこんな感じでしょうか、書いてはいませんが局面での争いは非常に激しいモノになると思いますし、見所は他にも様々です。ゾーンが主体の鹿島の守り方とガンバのアタックは相性悪いのかなというのが気になったりしてるんですけどどうなりますかねぇ?(大岩と岩政のアタックとカバーの関係は良いと思うんだけど、サイドバックのカバーとか効くのかなぁと)ガンバはゾーン崩すの上手だし。ただ青木の働き如何では変則的な3バックみたいにして大岩を余らせたりしてもいいのかも?マンマークで自由を奪うと言う選択肢があっても良いと思うし。まあ局面だけでも充分楽しめそうですね。

後はやっぱりこういう大一番でプレッシャーにガンバが打ち勝てるかって所。やっぱりこういう試合では一種独特の雰囲気はあると思うし。監督がプレッシャーをマネージメントするだろうけど、それでもピッチに立てばそれはグーッと掛かってくるだろうから。又こういうプレッシャーの掛かる試合ってとんでもないことを起きたりするんだよねぇ。思い出すと去年の鹿島-レッズとか、一昨年のマリ-ジュビ&レッズ-鹿島とか、そしてあのセレッソ-フロンターレ・・・(@長居)まあそういうのに打ち勝って鹿島倒した日には、「優勝にふさわしい格」と言うのを手にするのかなぁと思ったり。鹿島にとっても慣れているとはいえ、プレッシャーはかかってくるだろうけどね。言わずもがな必勝な訳だし。とにもかくにも本当に熱戦となりそうですね。

9/24 15:00KickOff/レッズ vs Fマリノス @埼玉「この地で取り戻すもの」
F.Marinos         Reds
    坂田 グラウ       田中達 永井
     山瀬功           ポンテ
 マグロン    奥    アレックス    山田暢
ドゥトラ  那須  隼磨     鈴木啓 長谷部
    中澤  河合      ネネ 堀之内 坪井
      榎達             都築

順番がおかしいじゃねーか?こんなのやるわけ無いじゃん?普通に3バックでポンテは那須に見させるんだろ?分かってますよ。ただ見てみたいなぁ~と思ってさ。せっかく鮪スタメンみたいだし。確かに今のサッカーは結果は出るかも知れないけど、やっぱり時間を無駄にしている気がするよ。なんて言うの?現実に追われすぎて、現実を見過ごしてる感じ。せっかくの大舞台、真っ向勝負で良いじゃん?しかもそのサッカーでレッズ屈服させたら気持ちいいじゃん?妄想は良いから普通にやってくれ?はい、ごめんなさい。

えーと、マリの方はマツが累積(愚行)で2節お休みの1節目、各紙ではマグロンのスタメン、隼磨の復帰が予想されてます。で、レッズの方はトゥーリオがサンフレ戦で左太腿肉離れで4週間の離脱の一週目で欠場濃厚、代わりはおそらく堀之内。で、マリッチがマスク被ってベンチ入りと言うのが噂されています。まあ普通にマリは3-4-1-2の継続が濃厚(河合・佑二・勇蔵のバックライン、マグロン・那須のボランチ、右に隼磨、左にドゥトラ、中に大ちゃんor大橋or山瀬功、トップはグラウと坂田orジロー、大島はベンチからが濃厚かな?ドラゴンも練習復帰とのこと)現実的に試合をして、何とか結果を引き寄せたいという感じかも知れませんね。ただチーム状態としては格段の差があり、見所としてはレッズの攻めをいかに我慢し、数少ないチャンスを生かせるかどうかと言うところに掛かってくるのかなと。

まあ昨日書いた通り、田中達也が当日にお腹痛くなったり、ポンテが家に閉じこめられたりしない限り、非常に充実しているレッズオフェンス陣にはかなり苦労するでしょう。本当に捕まえにくく、現状であのクイックネスに意識を伴った充実した田中達也のプレーや、行動範囲が広く神出鬼没なポンテのプレーには対応策が見つかりません。まあ普通に考えるのはその前で何とかして、彼らにイイボールが行かないようにするというのがベターなのかなと。それともう一つ気になったのは長谷部。低い位置からの前にスペースを見いだした時の突破で後手を生み出されることが非常に怖い。長谷部が活きてくると自ずとポンテや2トップはフリーとなれる可能性も高まりますからね。ポンテもそれを意識してか、結構前目にポジションを獲って彼の前にスペースを空ける理解というモノを感じるし、そういう意味ではポンテの加入で彼もより自分の特性を活かしやすくなっているのかも知れない(まあ駄目な時もあるわけだから、完全に構築されている訳じゃないんだろうけど)とにかく中盤で軽いディフェンスをせずに、彼の突破に対してはしっかりと付いていく、厳しく行くべきところは厳しくと言うのが必要かなと。
破壊力とか、恐怖感という意味では去年の方が上かも知れませんが、今のレッズはより止めにくい形になっているだけに(ポンテが幅広く動きながら、最終的にはストライカーにまでなっちゃう。チームとして個の強さに寄りかかりすぎず、流動的な感じが出てきていて非常に掴みにくい形が完成しつつある)、本当に集中してしっかりとブロックを作り、所々で出てくる1vs1で負けない、そして後手を生み出されないようにしたいですね。1vs1で優位に立てれば、本当に違う感じになるとは思うけど、今のレッズはドリブルだけじゃないからなぁ・・・。出来れば積極的に前の意識を高めて前を向かせないぐらいのアプローチをチーム全体でやれたらもっといい。とにかく粘って粘って。

で、攻撃に関しては、やっぱり期待は出来ないかな。だって良くなる要素が全く見えないんだもん。それに前節レッズは佐藤寿人に3失点喰らいましたが、レッズの守備が破綻したと言うより(大体マークミスで捕まえきれなかったというのがあるにしても)佐藤寿人の素晴らしい集中力と反応力、そしてそのストライカーにイイボールを供給したサンフレの技術を褒めるべきだと考えると、相変わらず勢いを持って前に出てくるDFが壊れているわけではないのかなと。まあトゥーリオがいなくなったことで作りやすい穴がなくなったのは残念ですが(よりカバー重視のしっかりしたディフェンスになると思う。前への姿勢は薄れるけど)、それでもこっちでも粘り強くチャレンジしていくしかないのかなと。てゆうか具体的に書けないのが辛いところ。現状ではチームとしての型を何も持っていないから、技術頼りの一発にしか期待が持てないからねぇ。今のマリはチームとして3、4人が絡んで崩すというのはあんまり期待出来ないだけに、パサーとレシーバーの関係で何とかギャップを取りたいところですね。サンフレ戦でも前の姿勢の逆を取られる形で裏というのは(佐藤寿人が良かったとはいえ)弱点としてはあると思う。だからこそボランチの網をかいくぐって、引き出したところで裏を狙うという形が出来れば最高ですね。まあとにかくまずは守備かな、我慢出来なくて撃ち合い的な流れは今のマリには辛い。攻撃の型がないからこそ、守備でチームのリズムを作る、そういう意味合いも込めて良い守備から。

と言うことで相変わらずネガティブなんですが、ああいう試合を見せられた後ですからね。サンフレの守備は確かに色々と問題があったにしても、いとも簡単に守備のクオリティを越える攻撃を生み出す訳だから、簡単な相手じゃないのは確かでしょう。まあ弱気ですよ、正直。でもあっさりとやられるわけにはいかない、去年チャンピオンになった埼スタで何とかウイニングメンタリティを取り戻したいところです。

と言うことでその他の試合、降格争い直接対決も熱い。
9/25 15:00KickOff/ふろん太 vs アルディージャ @等々力「成長幅の見える昇格対決」

9/25 15:00KickOff/楽天 vs 読売 @ユニバ「崖っぷち」

9/25 15:30KickOff/ジュビロ vs レイソル@ヤマハ「自信を確信に」

9/25 18:30KickOff/ジェフ vs エスパ@臨海「伝説の臨海」

9/25 19:00KickOff/グラ vs セレッソ@瑞穂「情け無用、ルイゾンの餞」

9/26 15:00KickOff/FC東京 vs トリニータ@味スタ「苦境はFC東京を蘇らせるか」

9/26 15:00KickOff/アルビ vs サンフレ@ビッグスワン「ショックからの脱却」

と言うことで、まず東京二つとトリニータ、楽天があたる直接対決ですね。もう本当に結果だけが求められる試合になるわけですが、もう読めないですよね。後ジェフは臨海ラストゲーム?今年のスケジュール見たら後のホームゲーム全部フクアリになってるし、そういう意味ではメモリアルゲームなのかなぁと思ったり。まあジェフとしてはまだまだ諦める様な感じではないですし、色々なモノが詰まったゲームになりそう。まあ今週は本当に直接対決というのが多くて凄い楽しみ。と言うことで今日はここまで。

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ちびっ子アタッカー躍動、次に向く視線@J1 第24節 首位戦線編

もう水曜日!今更ながら色々と試合を見た感想なんかをしちゃおうかなと。まあだから速くやっておきなさい!って感じなんですけど・・・・。ただ今節でとんでもなく盛り上がってきたと言う感じになったのは良かったかな?まあとにかく又もその2です。取り上げるのはサンフレ-レッズ、鹿島-楽天、レイソル-ガンバらへん。

J.League Division1 第24節

サンフレ 3-4 レッズ@ ビッグアーチ「超越するクオリティ」
Sanfrecce:43'&49'&72'佐藤寿人
Reds:32'永井雄一郎 44'ロブソン・ポンテ 62'OG 70'ネネ

サンフレッチェスタメン:GK下田崇、DFジニーニョ、森崎和幸、西川翔吾、MF駒野友一、ベット(→70'前田俊介)、茂原岳人、服部公太、桑田真一郎(→46'李漢宰)、FWガウボン(→73'茂木弘人)、佐藤寿人
レッズスタメン:GK都築龍太、DF坪井慶介、トゥーリオ(→56'堀之内聖)、ネネ、MF鈴木啓太、長谷部誠、山田暢久、アレックス(→61'平川忠亮)、ロブソン・ポンテ、FW永井雄一郎(→75'岡野雅行)、田中達也

ビッグアーチはほぼ満員、異様な雰囲気で始まった優勝への生き残りを賭けたこの試合でしたが、ゲームとして単純に面白かった!両チームの攻撃のクオリティの高さが守備のクオリティを越えたとも言うべき両チームの攻撃は非常に素晴らしかったです。勝負の綾としては布陣変更による詰め切れなかったサンフレの守り方、そしてあのオウンゴールだとは思いますが、両チームの差となった部分はアプローチに見えた守り方の姿勢だったのかなと。確かにレッズも3失点した訳ですが、常に前に、緩くならないアプローチという姿勢はあった。サンフレとしては前節の悪夢のようなガンバの攻撃陣の残像が残っていたのか、抜かれることを怖れて強めに当たりに行けずにレッズ攻撃陣に主導権を与えた形になってしまった。難しい部分ではあるし、どちらが正解というのは無いと思いますが、姿勢としてレッズとしては特徴を消しに言った、サンフレとしては対応しきろうとした、それが何か差となって表れ、しいてはミスに繋がってしまったのではないでしょうか。まあチームの特徴でもあるわけですが・・・。

ただ、勝負云々は置いておいて、流れを引き寄せた2アシストの田中達也、そしてハットトリックの佐藤寿人、この二人のクオリティはとんでもなく高かったです。彼らはどうしてもスピードという部分に目がいきがちですが、この日はそのスピードもさることながら素晴らしい意識に本当に感服しました。
まず田中達也から、先制点のアシストに繋がるプレーもそうですが、その前(左サイドからネネのライナー性のクロスにDFから離れる形で動き出して頭で擦らし、そのボールに永井がファーで頭で押し込む→下田がセーブ)のプレーにしても、オフ・ザ・ボールの意識が本当に素晴らしかったです。去年はまだまだ特徴でもある足元のプレーに固執しすぎるきらいがあったけど(2ndステージの鹿島戦の先制点のプレーとか素晴らしかったけど数としては少なかった)この日のパフォーマンスはそんなことを微塵と感じさせない意識が高まりが見えて、それと共に動きがキレていた。正直止められるような状態じゃなかったですね。まあ何がきっかけかは分かりませんが(エメがいなくなったからなのか、代表に入ってたり無いモノでも見えたのか、ポンテの要求が厳しいからなのか)良い形でボールを受けるためにはどうすればいいのかという部分に目が向いたのかも知れませんね。この意識の高さはダイナミックなランニングに繋がるようなプレーだけでなく、実効的要素は低いかも知れませんが、楔を受ける動きとかにも彼らしいクイックネスとダイナミックな動きが伴っていたり、一つ一つのプレーに対して意識向上というのが感じられました。ゴールに繋がるシーンは本当に田中達也の飛びだす前の楔に受けに行くフェイクの伴ったフリーランニングで完全に相手を出し抜いたわけですが、こういうプレーが増えるに従って更に止めずらくなるプレーヤーへスケールアップするのではないかと感じました(2点目のポンテのゴールのプレーはらしいパス&ラン(でもそのボールの受け方も緩やかな弧を描くように)から、又もらしさ全開なドリブルワークで一気に瞬発力爆発、グイッと抜けていったのも凄かった。)

で佐藤寿人、この日のゴールは全てワンタッチゴール。この得点を生み出したのは常にゲームに入り込み次のボールの行く末を予測する集中力の高さですかね。意識という部分とは又違うかも知れませんが、それだけ彼がゴールを獲ることに真摯にプレーしていたのかなと感じさせるモノでした。この試合に置いて彼はそれだけ研ぎ澄まされていた状態だったのかも知れません。まあ集中力が高まる環境(試合の状況、観客の多さ、チャンスの少なさ等々)だったのは間違いないわけですが、それにしてもその研ぎ澄まされた集中力が得点感覚を更に引き出したと言う感じで神懸かっていましたね。振り返ってみましょうか。

1点目
左サイドからのスローインから、ロングスローからガウボンとトゥーリオが競り合う、こぼれてくるという事を見越してマーカーをかいくぐってポジションを移し、その通りにこぼれてきたところでズバッと出てきてヘッドでプッシュしてゴール。予測能力と瞬発力が活きたゴール。
2点目
右サイドでガウボンに当てたリターンを受けたリ・ハンジェがフリーとなったところでアーリー、マークがずれていた事もあったが、決して簡単ではないボールに対してしっかりと左足インサイドでインパクト、巧く合わせて逆を突きゴール。
3点目
ダイナミックなサイドチェンジから駒野のグラウンダーでのアーリークロス、ネネのマークをかいくぐると瞬発力を活かしここに反応、マークを外す動きからはボールに一直線、速いボールを足を残すように当ててゴール。瞬発力と得点感覚全開のゴール。

まあこのように簡単に言えばボールに反応したと言うことが全てのようなゴールですが、それをするのは簡単な事じゃない。特殊な得点感覚を持ち合わせていると言えば簡単ですが、それだけゲームにしっかりと入り込んでいたからこそ出来たゴールだったのかなと。このゴールの過程に一つも妥協がない。本当に素晴らしかったです。

この二人のちびっ子アタッカーの意識の高さがこのゲームに彩りを加えてくれたのかなと。特に佐藤寿人のゴールはどれも美しかった。まあ結果に繋がらず残酷なことになってしまいましたが、こういうプレーがもっと見れたらよりエキサイティングな試合になるでしょうね。二人とも巧(○は出来ないね)ですよ。土曜日田中達也お腹痛くなったりしないかなぁ・・・正直今当たりたくないよ、怖すぎ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ホームではイマイチな事が多いみたいだけどさ。

鹿島 4-0 楽天@ カシマ「嵌るピース、迷える指揮官」
Antlers:46'アレックス・ミネイロ 61'&69'深井正樹 89'野沢拓也

まあ序盤は頑張ってたけどねぇ・・・、はっきり言ってほとんど攻め手を捨ててしまった中で楽天に勝ち目はなかった。平瀬に放り込んでもそれをサポートすべき2シャドーのイヴォとホルヴィは守備に忙殺、攻撃が繋がらない中で後ろに体重が掛かってボールホルダーに対してプレッシャーが掛からず、引いているにもかかわらず穴が空いて小笠原に精度の高いボールで空いたスペースをずばずば突かれる。そして前半から積極的な姿勢を示していた深井が目覚めてアシストゴールゴール。まあアレックス・ミネイロのゴールで勝負はほぼ決まってしまったわけだけど、この大勝をトニーニョ・セレーゾがどう受け止めるのかが興味ある部分。

確かにこの日小笠原のレジスタっぷりは本当にフィットしていたし、チームとしても彼のパス精度を深い位置でうまく活かせていた。ワイドに開くオフェンシブハーフと、ポストマンと衛星のように動き回るセカンドアタッカーと言うコンビと前線のポジショニングバランスが良かったこともあって、引かれた中でもパスターゲットが無くて、詰まるようなシーンが出来なかった。そして、その流動的なボールの周りが新井場の良さまで引き出したりと、沈滞していたチームが相当活性化されたのかなと。そういう意味ではこのシャッフルは鹿島にとって攻撃面に置いては福音となったと思います。で、視線は普通に次です。何か噂ではこのまま首位決戦もこれでいくらしいけど、フェルナンド&小笠原でボランチを本当に組ませるのかなぁ。確かに前に出れれば強いと思うけど、楽天とガンバじゃちょっと違いすぎる。もしこのまま行ったとして、小笠原が守備に忙殺されたら多分鹿島は攻め手を失うと思う(本山も良かったけど、それも小笠原のパスディバイドの質に活かされた感じだし)そういうリスクを負ってでも小笠原を後ろに置くのかと言うのが非常に気になるなぁと。後は師匠。師匠・・・現状でこれだけボールが回るのなら判断・技術という点では劣り、プレーを停滞させてしまう選手はどうなのかな?まあ苦しい展開では頼りになる気はするけど・・・・セレーゾの判断が次節はまず見所ですな。この試合の深井の動きも巧み(これは本物巧でしたね、フェイクによる体重移動を促して瞬発力を活かした突破。田中達也に似てるし。ジュビロを開始序盤15、6分で沈めた神懸かりプレー以来か・・・おめ。嫌いだけど)

レイソル 2-1 ガンバ@ 日立「触発された自信」
Reysol:20'&51'玉田圭司 Gamba:13'アラウージョ

まあ試合に関してはやっぱりラモス効果・・・。でも彼が焚きつけたことでチームに火が付いてプレーに対しての自信レベルが変わったのかなぁと。レイソルの効果は、何か監督が交代した時のポジティブな要素を見ているよう。レイナウドと言う頼もしい相方が来たことで玉ちゃんが復活したし、後はフランサのフィットかな?まあとにかくこれで一気に行けるかも知れないね。まあまだ分からないけど。

で、ガンバはこの敗戦はある意味アクシデントのようなモノだと仮定すれば(まあアクシデントみたいなもんでしょ?わざわざこのタイミングで・・・と思っちゃっても不思議じゃない)そう考えると、大事なのは次。考えてみたらここまでの勢いははっきり言って尋常じゃなかったことを考えたら、負けた後というのは勢いが削がれる。そういう地力というのが試される中でこの大一番は本当に見所。今年のカシマでの試合は見事なワンツーで点を獲ってたけど、負けてるし、現状ではちょっと不安な点もあるのかも。今は正直アラウ頼みは否めないし、そういう意味ではこの一週間でもう一度アラウ以外でも獲れるような形を取り戻せるかどうか(まあアラウが一人で突っかけて獲っている訳じゃないけど)がポイントかな?チームにウイニングメンタリティが出てき始めていることだったり、その目を潰さないためにも次は本当に正念場というか大一番というか天王山。ごめん、この試合のことよりも次が気になって仕方ないよ。次はこっちがトップライナーになるかも(苦笑)

と言うことで上位にスポットライトを当ててみました。ただこれを見るとやっぱりストライカーが活躍してるんだなぁ・・・マリもグラウが調子よかったりするけど、こう考えると坂田に爆発して欲しいねぇ。結構マリに対しては意識、意識と言うこと良く書いているけど、今前を走っているチームはそういうことを感じない。それは今節活躍した選手達にも言えること。彼らにも劣らない要素を持っている事を考えると、今の坂田を見てるともどかしかったり。チームタスクに忙殺されてる感じだけど、巧くサボりながらゴールを獲る工夫、貪欲な姿勢というのが見たいところ。それが意識なのかなと。まあ坂田にとってはチームと合わない部分があって酷な部分もあるけど(彼はやっぱり大きなスペースでロングディスタンスの方が特徴出るし)、その中でいかにゴールを獲るのか、それを可能にするのはやっぱり意識改革しかないと思う。それが出れば今当たっている壁を破ることは出来る気がする・・・・。

って凄いずれた。とにかく来週注目、ビッグマッチ連発、楽しみ!ということで今日はここまでっす。

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September 20, 2005

追っかける方も大変な今日のニュース雑感。

沢山溜まってるので、さっさと行きますよ。それにしても一週間でこれだけ溜まるんだから追っかける方も大変だ。

・かんとくってむずかしい。

名古屋降格圏阻止、ネルシーニョ監督解任(ニッカン)

補強要求に応えたにもかかわらずこんな成績になったのは監督のせいだ!って感じでしょうか。まあかなりの長期政権となった中で成績を残せなかったと言うことで異論の余地はないんでしょうが、このタイミングで何故?しかも後任候補やらビジョンも全く持たなくてネルシーニョイラネってなる事に計画性も何もないですな。

まず、補強→成績に繋がるという短絡的な思想がどうかと思うんですが。元々補強の即効性というのはサッカー界の中では疑問視されている部分だし。それを毎年毎年繰り返し刷新していたらチームの成熟もあったもんじゃないでしょ(まあ監督の要望で動いているにしても)でフロントのビジョンがないから、結局監督頼りで監督に全てを委ね、成績でなかったら監督のせいだ!って事になって首を切る。これって、責任逃れなんじゃ・・・。
今年に限ってみたらチームの中で大きな変化(マルケス・ウェズレイ主導の能力傾倒型から藤田・中村を中心により主体的なサッカーへの変化)があったわけで、そういうことも理解せずにこういう決断を下すフロントを見ていると、クラブのビジョンというモノが無いんだなぁと改めて思ってしまう。まあ流石日本のインテルって感じですな。正直言って現実的にシーズン始まる前からグラの優勝はないと思っていたから、元々無茶な成績設定だったのかも知れない。そういう意味ではこの末広がりな成績での解任は酷な気はする・・・・。周辺事情が違うけど今年のリーグはマリも同じ成績、作文社長はこの解任に何を思う・・・・。

サッカー韓国代表新監督はアドフォカート氏(朝鮮日報)
韓国新監督にオランダ人アドフォカート氏(ニッカン)

と言うことでだいぶ古いけど、ボンフレーレ解任後血眼で探し回ってアドフォカート氏。印象?巧みな戦術家だけどパニックしておかしな采配をする人って感じ。ファン・ハールと同じ匂いがする。まああのEURO2004チェコ戦で恐ろしく評価を下げた交代はもはや伝説。

まあそこまでしてオランダ路線を継続したいかと言う感じだけど日本としたら、別に絡み合うこともないし、まあ頑張って下さいって感じかな。てゆうかビエルサとか選んでたら面白かったのになぁ、1年じゃほとんどメソッドを消化しきれずどぼん。元々戦術理解力というのは高いチームじゃないから実戦出来ないだろうし・・・。ビエルサの評価は落ちて引っ張りやすくなるし(計算高すぎ?)

ただオランダ人監督は采配云々は置いておいてかなりチーム作りには定評あり、昨シーズンAZ(現在はファン・ハールが引き継いで今年も快進撃中)でアグレッシブなサッカーを展開して大躍進をもたらしたコー・アドリアンセ(現ポルト監督)もアヤックスでは5バック気味の布陣でリーグ制覇したモノの守備的すぎるって批判→解任され、その後プレッシャーの薄いビッグ3を離れてやりたいことを表現することで一気に開花したわけだし、そういう意味ではあの凄まじい批判の中でアドフォカートも変わっている可能性も否定出来なかったり。まあ韓国がどう変わってどう準備するのか、その辺が楽しみですな。

モナコのデシャン監督が辞任(スポナビ)
モナコ、デシャン監督の幕引き=フランス(スポナビ)

今期は本当に振るわず低迷するモナコのディディエ・デシャンが辞任というビッグニュース。2シーズン前の奇跡のUCLファイナル進出から、選手を引き抜きに耐えられず(モリエンテス、ジュリ、ロテン、プルソ)、チームの転換に失敗。去年は前線のタレント集団(チェバントン・サヴィオラ・アデバヨール・カーロンなど)の個の能力もあって何とか凋落こそ避けたモノの、今年はそうもいかず結局耐えきれなかった。フロントとの確執も取りざたされていたし、これ以上傷が深くなる前にと言うことなのかも知れない。

やっぱりあの奇跡の02-03シーズン時にユーヴェとは言わないまでもステップアップの道を辿るべきだったのかなぁと思わないでもない。モウリーニョはチェルシーに行って大成功しているのを考えるとね。まあうまくいったかどうかはわからないけどさ。まあ終わってしまったことは仕方ない。どちらにしても彼の手腕は既に証明されているし、そのうちフランス代表の次期指揮官候補に上がるでしょ?ねぇ、ドメネク。

で、次はこの人(ソースはスポナビ)かな?にやにや。

・INFと提携、JFAアカデミーは同じ道を歩めるか。

仏サッカー協会と協定 日本サッカー強化と福島県(スポナビ)
日仏がサッカーで協力協定締結=若手育成に「先輩」のノウハウ(スポナビ)

元々INFを参考にしている部分が多かったりする日本のユース世代ですが、今回はより強い結びつきを作ったと言うことなのかな?人材交流や育成ノウハウの導入など、クレール・フォンテーヌでやっていることを日本でもと言うことらしい。「それってどうなの?色々違う部分もあるのに・・・」それを湯浅さんのタイミングの良いインタビュー記事が。

対談シリーズ(第9回目)・・前フランス国立サッカーアカデミー校長クロード・デュソーさん(Monsieur. Claude Dusseau)とユース育成におけるコーチのミッションを探りました・・(湯浅健二のサッカーホームページ)

まあ読んでもらえれば分かると思いますが、この中で優れたサッカー選手を生むために必要なのは、選手・指導者双方のインテリジェンス(考える力)。まあそのノウハウはあっても、その中での文化的背景などを考慮しながら指導法を考えていくと言うことも必要となり、その中で選手達がより成長しやすい手助けをしていく。そして選手を見るという点では、勿論才能や身体的成長見込み(科学的見地によるもの)という点も大事だけど、より主体的にモノを考えられる、取り組めるという要素が大事などなど・・・・。

この対談を読んで思ったのはメソッドに乗っかるだけではダメと言うこと。ましてや、これで才能が湯水のように生まれると思ったら大間違い。乗っかるだけではなく、参考にしながら日本に合う指導方針を探すと言うことですよ。このアカデミー制はとても素晴らしい取り組みだと思うし、是非に成功させて欲しい。だからこそ、乗っかるだけでなくしっかりと運営者側、指導者側にまず主体的な考えを持ち合わせて欲しいところです。

・好調ハポネス、シンジ復活、ヒデデビュー。

俊輔のことしかやってないけど普通に海外もリーグやってます。CL明けで負けまくってるみたいだけど、まあリーグの趨勢には関係ないかな(ミラン・バルサ初黒星、レアル沈没などなど)

で日本人が頑張ってますよ。中田浩二と高原と稲本はまだ苦しいけど、アテネっこが元気、シンジが今年初戦で凄かったらしい、ヒデもリーグデビューで白星とよかったよかった。

松井が先制点をアシスト ルマンが4勝目(スポナビ)
快進撃の中心として存在 松井、リーダーとしての自覚も漂う(スポナビ)

と言うことで松井くん。開幕戦の王者リヨンとの試合に敗れた後は4勝2分け、快進撃です。この日のアシストも彼の居場所となった左サイドから、らしいテクニックでDFをいなして中へ、後ろから走り込んでくるオートクールを見据えたラストパスは絶妙でしたよ。その後もキレキレだったみたいで、後は自分のリーグ1初得点ですな。きっとフランスの水は彼に合ってるだろうし、2より1の方がやりやすいと言っていたのも本当なんだろうなぁと感じちゃう。この調子を維持して!凄い欧州遠征が楽しみ。

途中出場大久保が活躍 攻撃の流れを変えて逆転(スポナビ)
大久保汚名返上!初勝利呼んだ!/スペイン(ニッカン)

こっちはネタ付き2アシスト。寝坊・遅刻と小峯ベイブスあるまじき行為で先発を外され(その日は別メに回されたらしい)、その鬱憤を晴らすかのような活躍。ショートコーナーを受けて入れたクロスは角度のないところから前をふさがれて難しい状況だったけど良いカーブを掛けてアランゴにぴたり、その後も5点目の起点となったらしいし、躍動感溢れるプレーは戻ってきたかな?まあバルサ戦はチームが凄いイマイチだったけど、キレ自体はあったから・・・。とにかくこっちも頑張れ(日本代表のFW枠の争いは厳しいね、ヤナギは確定、高原と師匠で1枠を争い、玉ちゃん、大黒、田中達也、大久保で2枠・・・他にも佐藤寿人が今シーズン11点目のハットしたり、前田カレンが10点とか候補目白押し)

ちなみにアランゴの3点目は鬼。

小野が今季初出場=オランダ・サッカー(スポナビ)
復帰小野に8点!地元紙が最高評価(ニッカン)

シンジ復活!結局直接的にゴールを生んだ訳でないみたいだけど、それでも彼のパスがリズムを生んだと言うことなのかも。うーん、試合見てないから分からないけどとにかく元気になったのなら良かった。てゆうか8点って凄いね。まあ誰が付けたのか分からないけど、きっと良いプレーをしたんだろうと脳内変換。

シンジの場合、怪我が凄い心配だから慎重にやって欲しいんだけど・・・、勘を取り戻して又素敵サッカー見せてくれそう。なんだかんだ言ってクーマンも使ってくれそうだし。

中田英、プレミア初出場=イングランドサッカー(スポナビ)
プレーの印象は薄い プレミア初登場の中田英(スポナビ)
中谷裁定評価「伊とは違う」守備疑問視(ニッカン)

よく分からないけどもの凄い辛辣ですな。僕は前半見て(後半ヒデが出る前に・・・寝ちゃった。ビデオ見てない)「こりゃあかん」と思ってたんだけど、ヤースケライネンは抜かれてるのにバーとポストが大活躍で結局1-0で勝っちゃうと言うマジカルな試合をした模様。ヒデのデビューに箔が付いたなんて思ってたんだけどなにやらそうではないみたい。ディフェンスに置いてイングランドメディア、そして次期イングランド代表監督候補のサム・アラーダイスは気に食わないらしい。受け渡しするぐらいなら自分で追っかけて後ろからズバッとタックルに行けってことらしい、一人一殺って感じなのかな?うーん、フットボールの源流とも言うべき事なんだろうけど、時代遅れですな・・・。確かにあの独特のテンション、そしてトランジッションが非常に激しい中でも追っかけてタックルしてる中盤の選手は多いけど、ほとんどダーティタックルでファールとなってる気が・・・。

まあそれが合ってるかどうかは別にして、歴史的背景としてそれを求められて、ヒデのプレースタイルが理解されないのは苦しいね。彼の最大の特徴はインテリジェンスなのに・・・・。まあそこに馴染んでいかなきゃいけないのだから大変だ(正直合わせる必要性があるのかどうかは分からない)結構ヒデ自体は馴染もうと努力の跡が見えるし(前に突っこんでコンタクト怖れずに競り合いをしたりしてたし)、まあ時間と共にって感じかな?でも稲本も苦しんでることを見ると、ちょっと不安?

・ナオもルーカスも焦らずに。ジャーン、頑張れ。

東京石川、右膝十時靱帯損傷(ニッカン)

うん、ゆっくり治せ。待ってるぞ。

でもこの笑顔、痛々しい・・・。

ルーカス選手の検査結果について(FC東京公式)

書いた気もするけど、一応。とりあえずは自宅療養。まあ、場所が場所なだけに慎重に。とにかく何もないことを祈るばかり。

で、ジャーンもかなりのショックを受けていたようですが、奮起誓うらしいので、ルーカスの分も頑張れ。てゆうか下が見えてるし。今年は落ちるなよ、まだリベンジ出来てないんだから。

ということこのくらいです。他にもJの移籍の話題がぽろぽろ出てきたり、カズがリティの元で世界クラブ選手権に出るとか色々とあるみたいだけど、まあそれはいいや、テレビでもやってるし。長くなっちゃったし。と言うことでとりあえずここまで。土曜日お世話になった方々ありがとうございました。はてなの方には書いたのだけど、こっちではまだでした・・・感謝。

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飛んでしまった好ゲームを振り返る@J1 第24節

ルーカス選手は快方に向かってるようで本日退院と言うことになっているようです。まあ頭の怪我なので、慎重に復帰の道を辿って欲しいですが、大事に至らなくて良かった。あの場にいたモノとして、切実に思います。で、レポートです。昨日は諸々の事情で回避しましたが、又通常運営と言うことで。正直試合見る前はネガティブ、見てるうちにFC東京もそんなにバランスが良い訳じゃないなと思ってフラット、トランジッションゲームになり始めて(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル って感じでしたが、守備に関しては一歩ずつ前に進んで安定してきたかなぁと(河合かわいいよ河合)まあ安定したところでマツは出場停止×2何ですけどね。_| ̄|○

J.League Division1 第24節

Fマリノス 0-0 FC東京 @ 日産スタジアム「復調の手応えと見えない道筋」

F,Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本達也、DF栗原勇蔵、松田直樹、中澤佑二、MF上野良治(→83'大島秀夫)、河合竜二、奥大介、ドゥトラ、大橋正博(→78'マグロン)FWグラウ、坂田大輔(→58'清水範久)
FC東京スタメン:GK土肥洋一、DF加地亮、ジャーン、茂庭照幸、藤山竜仁、MF今野泰幸、梶山陽平、鈴木規男(→55'ササ・サルセード)、栗沢僚一(→76'石川直宏)、戸田光洋(→82'阿部吉朗)、FWルーカス

序盤、マリノスは前節と同じように長いボールを多用する事でリスクを意図的に避けるサッカーを展開、ただFC東京のCBの高さやサポートの遅さもあってなかなかそれを厚みのあるモノに出来ない。FC東京はルーカスを起点にワイドアタックを仕掛けたい意図があったが、その起点を松田・中澤が激しくチェックに行くことで作らせず、両チームの守備が際だつ形で拮抗した展開。しかしその中でその拮抗を打破したのはFC東京、起点を作るのではなく、ポジションを動かしながらスペースを作り、そこにワイドアタッカーの戸田・鈴木規男が積極的に裏を狙うことで、際どい展開を生み出す。オフサイドに掛かるようなシーンも見られたが、小気味良い展開で加地の速いパスから今野がヒールで流し、そこに鈴木規男が反応、狭い縦のコンビで一気に右サイドを突破、エンドライン際まで切れ込んで中に折り返すという鋭い形を見せたがマリノスの中も粘って凌ぐ。そこから少しずつ均衡が破れ、展開も動き出す。マリは相手の引きが早いこともあって、最前線に当てるのではなくサイドに開く選手を使うことでサイドに起点を作り、そこから大きなボールを使ったり細かいボールを使ったりと相手を見ながら攻撃を変えることで少しゴールに近づく。左サイドのドゥトラから縦に楔、大橋のヒールから坂田がエンドラインまで突破、そこから大橋→ドゥトラと速いテンポで繋がりミドルシュート(枠外)しかしFC東京も良い感触を失っておらず、縦関係になる形から戸田が鋭いオフ・ザ・ボールの動きから栗原を振り切ってスペースでパスを受けるとエンドライン際まで突破、折り返すがこれはDFにカット。次はマリ、奥が中に入ってきて、巧く溜めるとポジションを右にずらした大橋がフリー、そこから精度の高いアーリークロス、そのボールに反応したグラウは外に逃げる動きでフリーとなると何とかヘッドで合わせる、GKを抜くがジャーンのカバーに合う。その後はマリノスのボールの流れが良くなると共にボランチがポジションを上げて攻撃に厚みを加え、又も大橋、ミドルシュートを狙う。その後も一発のロングフィードから河合が藤山を振り切って速いボールを折り返すがこれはDFがしっかりとカバー。結局前半は0-0で終わる。FC東京の前に出るボランチと元々低めの設定のDFラインの連動が獲れていない部分も見え、バイタルが空きがちになっていたが結局そこは使えなかった。

後半、スタート時にペースがあったのはマリの方か、ボールの流れがスムーズでFC東京の守備陣をドタバタさせるような事が多くなり、際どいシーンを生み出す。大橋のワンタッチプレーから生み出た速いテンポ、上野がそれを受けると溜めて併走した坂田へ繋がり、その流れのまま左へ、受けたドゥトラは柔らかいクロス、このボールに大外から上野、グラウが突っこむが最後はDFが大きくクリアされた。一連の流れか人とボールがスムーズに流れた良いチャンスだったが決めきることは出来ず。段々中盤が開き始めてオープンな展開となっていったが、それでもどちらのチームも水際での集中力が高く、又対照的に最終局面での崩しのアイデアが貧困な事もあってなかなか決定機は出来ない。ここでFC東京は鈴木に変えてササを投入し、栗澤が右に開く形の4-4-2にシフト、逆にマリは坂田に変えてジローを投入し、両監督とも展開を動かそうと言う意図を出すと、より激しい攻め合いに。FC東京が梶山の速い楔から4-3の数的優位なカウンターを作り出す(これは戻ってきたドゥトラがサイドでの1vs1を制すことでストップ)と、逆にマリは左サイドでの細かいパス交換から上野の鋭い楔、これに反応したのはポジションをずらしていた奥がペナに侵入して良い位置で起点を作り、頭の上を越すようなパスで走り込んだグラウへ出すがこれも繋がらず。この流れで得たFK、大橋のキックは壁。FC東京は安易な中盤でのパスをカットして一気のカウンター、右を抜けた栗澤から中へグラウンダー、ルーカスが合わせるがシュートを抑えきることが出来ず。この流れは続く、今度は左サイドからポジションを変えていた今野がエンドライン際まで突破して、そのまま中へ切れ込んでいくが水際で栗原がカット。もう一回栗澤が右サイドを抜け出して中には戸田がフリーで待っていたがこれはその前でカット。自分たちの型を前に出す形での攻防は非常に見応えがありました。そしてその展開の中で適正を感じさせたFC東京に大きなチャンスが生まれる。土肥のパントキックからの展開、ササが中澤の前に入る形でハイボールでの競り合いを制し左に落とすと、そこに走り込んでいたのは戸田、完全にGKとの1vs1の形が出来上がり、その浮き球を活かす形で榎達の頭を抜くが、わずかに枠に収めることが出来ず最高の得点機を逸する。まあそんな締まった試合が一つの行為を元に少しずつ狂っていってしまう。ドゥトラが接触プレーで倒れたことで、マリのDF陣はボールを外に出してくれと求めるが、ボールホルダーの栗澤は試合が流れていたこともあって、そのままドリブルを続けクロス。これは何とか凌ぐが、このプレーに松田は自分を納めることが出来ず、そのまま栗澤をわざわざ近づいていって押し倒すという蛮行、それに起こったルーカスがマツに対してヘッドバッドという何ともカオスな状態に。まあルール上主審が止めない限りゲームを止めなくても良いと言う形に変わっているだけに、栗澤の判断を責めることは出来ず、マリの選手達が甘えた判断をしただけなのだが、結局この行為で松田にはイエロー、累積4枚目×2なので2試合出場停止になってしまった(これは罰金モノだろう・・・甘やかすからこうなる)この後、原監督は突き飛ばされた栗澤を下げて石川、戸田に代えて阿部吉朗、逆に岡ちゃんは大橋に変えてマグロン、上野に代えて大島と両監督が又同じような時間に動く。この交代で先に入った二人はそれなりに存在感を示す、ナオはスピードを生かして一気に突破に掛かりフィニッシュに絡むと、マグロンは左サイドで持ち前の技術を活かして局面打開する。結局マリがパワープレー、FC東京は逆にカウンターという形でゴールを狙うが決定機を生み出すことは出来ずに時間がなくなり、最後はご存じの通り。先にナオが無理な体勢からクロスボールを上げようとしたところで膝靱帯を損傷となってしまい(来月手術・・・鶴)、その後には長いフィードに対しての対応でジャーンとルーカスが接触し、ルーカスが倒れてしまうと言う惨事に。救急車がピッチに入るなど試合どころではなくなり、結局穴沢主審が両チームのキャプテン(中澤・土肥)との話し合いの末、ゲームを打ち切ることになって試合が終わった。

最後は非常に残念な形で終わってしまった訳ですが(正直こう言うのを目の前で見たのが初めてだったこともあって、自分もショックだった。てゆうか試合内容が飛んでしまった位強烈だった)ゲームとしてはとても締まった良いゲームだったのかなと。出来れば結果は同じでも何も起こらず良いゲームだったと言える形で終われば良かったのですが、こればっかりは仕方ないですね。それにしても改めて見直すと痛々しく辛い場面でした。そして改めて無事にゲームが進み、無事に運営されることの尊さを感じた試合でもありました。では、簡単に気になった部分を。

・合宿の答えはコンディション、チームの答えは未だ見えず・・・。

と言うことでプレビューにも書きましたが、この試合の前静岡で2泊3日のという非公開のミニキャンプを通してこの試合に臨んだわけですが、この目的というのはコンディションの立て直し、そしてシンプルな共通理解の再認識という部分にあったようですね。まあそんなに劇的なモノは無かった訳ですが、ある程度一定の効果を生んだのかなと。チームのコンディションが上がったこともあって、よりアグレッシブにチャレンジすると言う姿勢を打ち出し、結果こそ伴わなかったモノの神戸戦のような守勢一辺倒と言うことにはなりませんでした。

まあ結果が伴わなかったというのは仕方がない訳ですが、無得点に終わった事は偶然でないのも事実です。本当は後に獲っておこうと思ったのですが(苦境のFマリを考えるに獲っておきたいのですが)一応さわりだけ(まあもったいぶっても仕方ないし)。傍目から見てもこのチームがやりたいことが正直完全にぼけているし、戦術的整合性というモノがなくなってしまったというのがあるのかなと。戦術的整合性ってなんぞや?というと、そのやり方において、狙いが何で、その狙いとやり方は辻褄が合うかどうか、どこかに理論的に無理があるか無いかということです。紙の上で繋がるかどうか、それが戦術的整合性なのかなと。勿論紙の上でうまくいってもピッチで出来るかどうかというのは別問題です。ただ元々不確定要素の強いサッカーに置いて、そういう紙の上でさえ曖昧さを残っていれば、ピッチ上でうまくいかないと言うのはある意味必然でもあるのかなと。まあ戦術的整合性が整っていても、それをチームにアウトプットし、浸透させてピッチの上で表現させることが出来なければ一緒なんですが、その辺は又別問題になりますね。

で、本題。別に長いボールを使うこと自体に整合性が無いわけではありません。長いボールでも例えばセカンドボールを拾う事を狙い、その拾った後3人目の動きが伴ったりすれば、十分に効果的なモノはあると思います。それが裏を狙うと言うモノに変わってもスペースメイクとスペースを突く動きのリンクさえあれば、充分一発で裏が獲れたりするモノでもあると思いますし。でもそれが今のFマリノスにあるかというと、ない。長いボールを使うにあたって、何を狙うのか、そのロングボールで何をしたいのか、スペースを狙いたいのか、ポストマンに当ててスペースを狙うのか、セカンドボールを拾って2次攻撃に繋げたいのか、その狙いがあんまりはっきりしない、はっきりしないだけに、その後の周囲の動きもはっきりしない。だから効果的な攻撃はほとんど出てこず、単発的に出し手と受け手のイメージの共有が合うことでしか良い攻撃というのは生まれてこない。全てが中途半端で突き詰められていない感じなのかなと(それは長いボールにしても繋ぐにしてもと言う部分でも言えます)個人的に今の戦術はご都合主義と一つの短絡的思想(リスクを避けるためだけ)しか感じないわけです。確かに選手個々の能力は高いし(意識は低いけど)、やろうと思えば何でも出来るとは思うけど、下準備なしに何でも出来るほどサッカーって簡単な物じゃない。そういうことを理解し、整理していかなければこれからも単発的にイメージが合うことでしか、良い攻撃は生まれてこないのかなと。

個人的に監督の腕に疑いもないし(最近微妙だ、本音)、選手達が全く出来ないわけでもない。事実として以前まで整合性のあることが出来ていたわけで(ex.2004CS)、そう考えると現状では戦術的整合性というのが失われていると言うことが不調の原因の一つとしてあるのではないかと思いました。

まあそれが解決されるかどうかは岡ちゃん次第で、それを理解し表現することは選手次第。曖昧のままゲームをしていくというのは今年の非常に悪い癖だと思うし、甘さの遠因ともなっている部分、一度しっかりとサッカーを整備すると言うことをして欲しいなと。突き詰めるだけの余裕と機会があると思うので、それをしないのは正直怠慢とさえ思う。これからは整備されて一歩でも前に進むことをこれからは期待したいなと。

と言うことでその他の試合。
鹿島 4-0 楽天@カシマ「ジャンピングボード」
Antlers:46'アレックス・ミネイロ 61'&69'深井正樹 89'野沢拓也

セレッソ 2-0 ジュビロ@長居「Jリーグは甘くない」
Cerezo:17'ファビーニョ 36'西澤明訓

レイソル 2-1 ガンバ@日立「コーチ一人でここまで変わるモノなのか」
Reysol:20'&51'玉田圭司 Gamba:13'アラウージョ

トリ 2-0 グラ@熊本総合「監督交代の必然」
Trinita:62'高松大樹 89'マグノ・アウベス

アルディージャ 0-1 ジェフ@大宮公園「成長の証」
Jef:81'佐藤勇人

読売 1-2 ふろん太@味スタ「薄れる刺激」
Verdy:12'ワシントン Frontale:5'寺田周平 63'今野章

エスパ 2-1 アルビ@日本平「ガンバリョッタ」
S-Pulse:33'&38'マルキーニョス Albirex:77'ファビーニョ

サンフレ 3-4 レッズ@ビッグアーチ「残酷な終焉」
Sanfrecce:43'&49'&72'佐藤寿人
Reds:32'永井雄一郎 44'ロブソン・ポンテ 62'OG 70'ネネ

と言うことで来週に全てのクライマックスを持ってくるような展開で流石Jの盛り上げですな。今年J本部を唯一の褒めて上げたい点はマッチメークが絶妙なこと。勝ち点1でのこの終盤に来ての直接対決、しかもこれが引き分けなんかで終わったとしたら一気に差は詰まる。まあジュビロやレッズが勢いに乗り切れない部分は残念ですが、力のあるチームだし、まだまだ面白そうです。しかし、ラモス効果恐るべし・・・。ガンバは今やるな!って感じでしょうね。
で降格争いの方は、トリニータが自動降格枠を2連勝で抜け、今度は読売大ピンチです。ただまだ差は詰まっているだけに分からないですね(楽天は別にして)ヴェルディは、パドン就任である程度まとまっていたのに、監督交代という刺激がが1ヶ月経って薄れて又成績が出なくなってしまった。パドンは優秀な監督だと思うけど、チームの根底に流れるアイデンティティというのはそう簡単に変わるモノではないのかなと感じてしまいました。そういうことを考えるとトリニータにも同じ事は言えるかも。今は監督交代の善循環に乗っかっているけど、その効果は永久的なモノではない事を考えれば、もう一山ありそうかなと。てゆうか他人事じゃないんだよねぇ。まあいいや。と言うことで遅れて旬を逃してますが今日はここまでです。追記するかどうかは気分次第。鹿島-楽天とサンフレ-レッズは見たんだけど・・・・。やります、別個にするかもしれないけど。

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September 19, 2005

Shunsuke Nakamura assists for the finals!Celtic ascending current of air!

Jやろうと思ってたんだけど、俊輔が又アシストですよ!久々にセルティックの試合では面白かったので、久々に心機一転単独で(てゆうかああいう形で終わってしまった試合をどう評して良いのかよく分からないというのが本音、勿論書きたいことはあるんだけどさ)

Scotland PremierLeague 2005-2006 Day-7
Hibernian 0-1 Celtic @ Easter Load
Celtic:5'S.Petrov

セルティックスタメン:GKボルツ、DFテルファー、バルデ、マクマナス、カマラ、MFレノン、S.ペトロフ、中村俊輔(→73'マロニー)、トンプソン(→50'ピアソン)、FWハートソン(→60'C.ビーティ)、ズラウスキ

と言うことで箇条書き雑感。

・今日は黒いシャツ、3rdかな?あの緑単色よりは好きかも。まああのシャツで俊輔が初ゴールを決めたわけだけど。

・いきなり横浜ルーレット!くるっと回ってかわそうとしたところでチャージにバランスを崩したけど良いプレー。うんうん。今日は右サイドで張り気味、トンプソンが左で張り気味、底にペトロフとレノン。ボックスでその中で中に来たりという感じなのかも。

・まあそんな良い予感がいきなり結果に!DFラインでのボール奪取からセンターアーク辺りにいたハートソン軍曹へフィード、これをダイレクトで右にいた俊輔へ、ここで俊輔のドリブルから一気にスピードアップ 、相手のマークもおぼつかず、ノープレッシャーのまま余裕を持ってなでるような優しいスルーパスを前を走っていたペトロフへ、これをペトロフが右足で股抜き!まあ凄い綺麗な展開だったけど、ハイバーニアンの緩さにびっくり(俊輔にもアタックに行けないわ、決めたペトロフも何もせずに通過させちゃうわ)でもアシストはアシスト、らしかったね。

・その後も俊輔は良いプレーを続ける。今日は切れてる?左からの展開でトンプソンからのパスで巧くバイタルに入り込むと、外に逃げていた軍曹へダイレクトでびたっと付ける。そのまま軍曹シュートは弱かったけど良い展開。逆に相手の目測誤りもあってファーストタッチで相手を出し抜くと前はクリア、ドリブルで持ち込んで相手に前に立たれてもそのまま巻くようなシュート!これはGKに読まれて止められるけどプレーに躍動感。

・ハイバーニアンは基本的に繋ぐわね。ただ力の差は歴然。勢いが出ないと辛いってかんじかな?

・今日のセットプレー、一本目はトンプソン、二本目は俊輔、俊輔のキックは壁の間を狙ったけど、そこは難しいだろう?まだまだこの争いは終わりそうにないね。

・そんなこんなで前半はチャンスこそあったモノの、終盤にはホームのハイバーニアンに攻められたりと序盤の先制点の後は追加点を獲ることが出来ずに前半終了。いつも後半に入って良くなる俊輔だから、今日は前半から良いプレーを見せたかな?

・後半もメンバーはそのまま。やっぱり心配しちゃう僕。まあ悪くないから大丈夫だと思うけど、サブも厚いしね。トンプソンはそうそうに交代(足痛めたっぽい?)、軍曹も交代したりと下げられるだけの質はあるからね(他とは比べないけどさ)後半はハイバーニアンの勢いが良い。前から前からと言う感じで押し込まれる。試合自体がセルティック側で進む感じ。

・左サイドでボールが回ることが多く、俊輔はなかなか流れに乗れない感じ。時折ボールタッチで柔らかいところを見せてクロスを入れたりとするモノの結局ゴールに繋がるようなプレーはなし。

・でもセットではそれなりに感覚が合ってくる。CKは単純に中に入れるのは合わないが、スイープでレノンのミドルをお膳立て、直接は同じような形でファー側へ狙うとGKの手をかすめてポスト!惜しい!

・乱闘キタ!引っ張られた事でもめた!何か熱い!てゆうかよく分からないけど頭つきあわせてとか面白い。結構わらわら集まって、止めた後に又小競り合いが起きたりと、なかなか収まらず結局3枚のカードが(セルティックに2枚)俊輔は近づいていってそのまま通過。うーん。

・押し込まれる中でと言う前提、俊輔としてはゲームを落ち着かせたくてボールを回そうとはしているけど、戻してDF(というかカマラとテルファー)おろおろ→詰められて蹴っちゃえと言う感じになっててリズム作れず。ビーティの師匠みたいなポストとの兼ね合いとかはもう少し見てみたかったけどね結局このままマロニーちゃんと交代。まあ一応の仕事はしたから良いのかな?

・その後はスコティッシュプレミアクオリティに一気に変わった感じ。ボールを回さず何か凄いぽんぽんあっちに行ってこっちに行って・・・。でその中でコンタクトが激しく、良いところにこぼれると勢いよく攻撃するという感じ。セルティックも深くまで行ってビーティ惜しいシュート、でもハイバーニアンの勢いが止まらない。

・ボルツ大繁盛。強烈なミドルを止めたりと前半も良かったけど、後半は神が降りてきた。相当危ないシーンも片手一本、身体も張って、結局その猛攻を凌ぎ切っちゃった。引きながらの守備でプレッシャーが掛からない、その中で掴めないとか結構やばかった・・・・。でも勝って良かった。

まあこんな感じでした。俊輔の出来は身体の切れも含めて良かったのかなと。相手のバランスがよく見えていてクリアな時にはどんどん突っこんでいったりとアタッキング色も強かったし、サイドでのプレーもそれなりに嵌ったのかなと。まあ結果というかゴールがなかったのは残念だけど、アシストはしたし、これを続けたいね。コンディションも前節よりは確実に上がってる(何か前節起用したストラカンが批判されたりしたらしい、インターナショナルマッチデーの時だから移動も伴って疲労が心配されたのに、無理くり使うことはなかったとの見解らしい)これからが楽しみかも。

で、変化した中盤の形は結構良いのかなと感じたわけですよ。上にも書いた通りボックス(トンプソン左、俊輔右、上がり目にペトロフ、下がり目にレノン)はペトロフの存在感が出て良いのかなと。ダイヤモンドだと、カマラも上がってくるし、トンプソンもいるし、俊輔左利きで、どうも右に回ってこない(今日もそうだったけど)から、ペトロフはあんまり存在感がなかったりするんだけど、これだと前の選手には元々外にいさせて中に入ったりポジションチェンジを自由にさせる事も出来るし(トンプソンも)、その中でレノンとペトロフがゲームを作りながら、状況を見て攻撃参加でアクセント。ペトロフのプレーは捕まえにくいと思うし、彼が存在感を出すことで前もフリーになれることも多くなる、そうなったらもっと良くなる予感がしました。まあレノンが出場停止になるらしいから、これも続けられるかどうか分からないけどね。

とにかくまだまだ序盤、オールドファームでやられてからはきっちりと勝てているので、今のうちに基盤をよりしっかり作って、危うくなってきた時に帰れる場所を作っておきたいね。まだまだスコティッシュな匂いというかプレーがもの凄い雑になることがあるし、そういう時に限って危うくなるし。そういうモノを消しながら、良いチームになっていって欲しいなと。と言うことで勝って良かった。と言うことで今日はここまで、明日こそJ書く!

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September 17, 2005

信じられない光景、祈ることは一つ。

スタジアムで見ていて何が起きたのか分からなかった。試合はクライマックス、興奮しているところで起こってしまったらしい。誰が倒れていたのかさえ分からなかった、一人の選手がシャツを脱ぎその選手を仰ぎ、周囲でも輪ができる。一様に戸惑いの色が見え、スタッフ達が右往左往し、マラソンゲートから救急車が入るという信じられない光景、運ばれる選手、走り去る救急車・・・・とにかく目の前でああいうことが起こってしまったのが残念でならない、でも思うことは一つ。


ルーカス、頑張れ。何もないことを祈る。


正直試合内容どころじゃない。レポートは後日。

追記:

ルーカス選手の検査結果について
[9/17(土)]

皆さまには、ご心配をおかけいたしております。
本日9/17(土)の横浜F・マリノスvsFC東京戦で負傷いたしましたルーカス選手の検査結果について、
ご報告いたします。現段階でご報告できる内容は、下記のとおりとなります。

□病名:「脳震とう」および「頸椎(けいつい)捻挫」

ルーカス選手の意識は戻りつつあり、問いかけに反応いたします。
ただし、大事をとり、要経過観察のため本日は入院いたします。
明日以降、改めてご報告いたします。

FC東京公式

とりあえず一安心。良かった、本当に良かった。後は後遺症がないことを祈るばかり。明日以降の続報もFC東京公式でアナウンスされる模様。とにかく、しっかり検査してもらって・・・・。

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借りは即返さなければならない@J1 第24節 Preview

UCLにかまけてる間に明日はFC東京戦ですね。あの試合からマリノスは未曾有の苦境に立たされた訳ですが、ようやく一歩を踏み出して又この試合。どうもFC東京と言われると良いイメージ沸いてこないのですが、ようやく上向きかけている流れを離したくないし、何よりもあの「0-4」という屈辱的な負けを払拭したいところですね。勿論優勝争いはガンバが本当にこのまま抜けてしまうのか、鹿島以下はそのまま置いて行かれてしまうのか、今節もその見所は変わりませんね。まあとにかく優勝フラッグが新横浜から下りの新幹線に乗ろうとしている状態って感じでしょうか。では。

J.League Division1 第24節

9/17 19:00KickOff/Fマリノス vs FC東京 @日産スタジアム「借りは即返さなければならない」
F.Marinos         FC Tokyo
   坂田  グラウ        ルーカス
     大橋        戸田  栗澤  鈴木規
ドゥトラ        奥     今野  梶山
   上野  河合     藤山         加地
 栗原 松田 中澤       茂庭  ジャーン
     榎達             土肥

と言うことでマリは、今週2泊3日の禅寺修行ミニキャンプを張って、もう一度戦術の再確認など密度の濃い練習が出来たようです。まあその効果がどのように出るのか、手優花何をしたのか分からないですけど、試合にそういう効果が出たらいいなと(又希望的観測)で、人的要素としては今節は那須が出場停止、隼磨も今週は出場を見送られる模様で、その穴を埋める存在としてガンバ戦で気を吐いた河合がボランチ起用、そしてバランサーとして今週も大ちゃんが右サイドで起用される模様。FC東京の方は金澤がまだ戻れないようで藤山が穴を埋めそう、新加入でそれなりに結果を出しているササは、今節も途中からと言うことである程度整理の付いている4-2-3-1でスタートとなりそう。では簡単にファクターに分けながら。

・ミニキャンプで確認したモノ、前に進むのか、目の前の結果か。

まずマリノス内側の話。完全非公開と言うこともあって何が行われたのかあんまり分からない(岡ちゃん曰く良い練習が出来たとのこと)今回の緊急ミニキャンプですが、そこで何したのか、その成果が出るかどうかは明日の試合でどのように出るのかが非常に楽しみです。まあ周知の通り、超現実的な戦い方にシフトしてようやく復調の兆しが見えた訳ですが、その中で今回のタイミングでのミニキャンプ、何か大胆なことをしても良いタイミングではありますがはてさて。たんにもう一度締め直そう、しっかりやろうと決断を更に強めるメンタル的な要素が強いモノなのかも知れませんけどね。

ただ現実的に相手との相対的な要素を考えた時に、まだまだ未完成で中途半端なポゼッションサッカーをしても前回と同じように意識の低さからパスコースを作る動きが伴わず、パス回らない→閉塞感が伴う中で中途半端なミスが出てそこから素早い切り替えからのカウンター→キャー!という、前回の対戦と同じような形になる可能性は極めて高い(まあどれだけ変わってるかわからないけど、2~3日で変わるなら苦労しないし、監督はそんなに首にならない)。そう言う意味では前節結果を出した方針の継続というのも充分考えられると思います。FC東京としてはまあ引きっぱなしか否かは別にして、引かれてスペースを消されるのは必ずしもウェルカムではないはず。元々スピード感溢れるサイドアタックが本来の形で、それが裏のスペースと部分で更に特徴を引き立たせることが出来る。ただそのスペースを消され、中を締められるというのは、元々変化という部分で拙く、勢いを削がれると攻撃に苦しむと言うのがあるチームなだけに効果的なのかなと(まあ逆説的にFC東京側から見ればそこで中で素晴らしいポジショニング感覚を発揮出来、また決定力に秀でるササの先発起用もあり。中盤である程度主導権を持って攻められるという確信があるのなら)まあそういう意味ではそういう選択も「現実的」な岡ちゃんなだけにしても不思議ではないかなと。負けず嫌いだし、あの負けは絶対覚えてるだろうから(笑)

個人的にあのサッカーをホームで見せて良いのかというのは、葛藤の部分でもあるのですけどね(僕は好きだけどね、アズーリっぽくて。てゆうかそれで前半に点を獲って引きこもるんじゃなくて、わざと引いて相手の攻撃を受けて受けて受けまくる。そして後半ロスタイムに溜めに溜めた一発のカウンターで決めちゃう。一番相手が悔しがる勝ち方。しかもそれが実はオフサイドだったりしたら最高でしょ?)。まあでもマリノスのサッカーは今は実態のないモノだから仕方ないという気はするけど、それをお客さんは分かってくれないからね(サポが分かっててもあんまり意味無い。だってそうだろうとそうじゃなかろうと応援するでしょ?)そういう意味でいいのかなと。

・ササ・サルセードと阿部吉朗で変化するFC東京。

まあ今FC東京の中では一番の話の種となるのが彼ですよ、ササ・サルセード。元(出イイのかな?)パラグアイ代表の能力は伊達じゃない。FC東京の課題である決定力というファクターを解決出来るボックスストライカー。ただ、その使い方にチームとしてまだまだ答えが出ず、その辺は原監督も頭を悩ましているようですね。彼がビルドアップに参加するようなタイプなら又良いのでしょうが、あまり組み立てには参加せずにゴールを獲ることだけに専念するタイプで、ある意味チームとしてのスタイルとはフィットしないところもあるようで(その分コンビを組むFWにそういう仕事がより強く求められる)、またトップ下の選手がいなくなることで攻撃構築に置いてボランチに求められる要素も多くなり、チームのバランスが崩れてしまうと言う懸念があるようです。まあ普通にFマリノスもサッカーをするなら、4-4-2の方が対応しやすそうかなというのはあるのですが(4-2-3-1でバランス良く高い位置に選手がいて、速い切り替えからやられそうな気がしてならない)、やっぱり怖い選手がいるという事の脅威、存在感というのもありますからね。まあどちらにしても、やることは同じですけど、そういう選手は89分仕事をしなくても1分で仕事をするから、集中力が問われそうです。てゆうか最近マークがぽろぽろはずれるから書いたんですけどね。

それと気になる人もう一人。大分から(契約期間前に)復帰した阿部吉朗。元々思い切りが良くてキレがあってと良い選手なのは知っているけど、何か戻ってきてからサッカーを楽しそうにやってるなぁと。ノビノビという感じ。途中からの投入が予想されて、2トップの一角、又はワイドアタッカーに入ると思われますが、彼に対しても目を離さないようにしていく必要を迫れるのかなと。勿論仕掛けのキレも怖いですが、彼がストライカーでゴールを狙って来るという意識を必ず持つ必要があるでしょうね。アウトサイドに入った時もストライカーとして大外から飛び込んでくるわけですから今までいた選手達と特徴が異なるし、ポジショニング的に捕まえづらい。そういう意味では彼が入ってきたら、彼のプレーが展開をホットにしそうですね(しなくて良いけど)

試合のキーとしては前回と変わらず先制点、先に喰らうと又前回と同じ轍を踏んでしまう可能性が上がってしまうだけに、何とか先に主導権を握って先制点といきたいですね。てゆうか先制されても焦ることなく、バランスを崩さずに試合を進める自制心というものがあればいいのですが、どうもそういうのは抑えられるチームじゃないですからね・・・・。まあとにかくお客さんも沢山入るっぽいし、みっともない負け方だけは避けたいですね(弱気。さっきこないだの試合を見直したんだけど、全く良いイメージが沸いてこない)だからタイトルだけは強気なんですけどね。

ではその他の試合、軽めプレビュー付き。
9/17 14:00KickOff/鹿島 vs 楽天@カシマ「危機感勝負」

9/17 15:00KickOff/アルディージャ vs ジェフ@大宮公園「埋まりきらない穴を抱える青年策士の正念場」

9/17 15:00KickOff/セレッソ vs ジュビロ@長居「良い試合になる期待感大」

9/17 16:00KickOff/読売 vs ふろん太@味スタ「新旧川崎ダービーはメソッド勝負」

9/17 16:00KickOff/トリ vs グラ@熊本県民「トリニータはまだ死んでいない?」

9/17 19:00KickOff/レイソル vs ガンバ@日立「指揮官、禊ぎの時」

9/18 15:00KickOff/エスパ vs アルビ@日本平「オレンジダービーって何回目だよ・・・」

9/18 15:00KickOff/サンフレ vs レッズ@ビッグアーチ「生き残りを賭けて」

と言うことで注目マッチは勿論ガンバ。ラモスコーチ就任で一躍ホットゾーンとなったレイソルが相手です。まあ柏と言えば西野監督ですな。タイトルに「禊ぎ」という言葉を使いましたが、レイソル時代もどこか勝負弱い印象を受けた西野監督がここでその立場から脱却出来るのか、そしてラモス就任で選手の心に火を付けたかどうか、そういう部分ではベンチに注目が集まりそうですね。ピッチではと言うと、ガンバの選手達が掴み始めたウイニングメンタリティを発揮して落ち着いて自分たちのゲームに引き込むことが出来るか、レイソルは前節の大敗である程度吹っ切れてたりすると本当に嫌なチームですからね。捨て身になったチームは怖いですよ(去年の経験)
レイソルとしては守りきろうとしないこと、点を取りに行くという姿勢があって始めて勝負が出来ると言うことを忘れないことでしょうか。守りきろうとして守りきれる相手じゃない。それぐらい今のガンバの攻撃陣の状態は良い(今節は二川が本格復帰?で大黒にも頼もしい味方が出てくるわけだし)前に出て相手より前に出ると言うことが必要なのかなと。出足もそうですけどね。気持ちだよ、気持ち(ラモス風)

それとセレッソ-ジュビロも楽しみ。ジュビロは正念場、ヤクザが出場停止、前田、マコも出れない?とかかなりネガティブな要素がある中で、でもここで負けたら前節のレッズと一緒で一気に苦しくなる。その中で総合力の高さを見せれるか。でもセレッソには相性悪いんだよねぇ。セレッソも今まとまってきて、又前の選手達のクオリティは高く、そこに速く持って来ることを志向しているだけに、それを額面通りさせてしまうと苦しい。この試合は結構良い試合が多い印象があるし良い試合見せて欲しい。てゆうかこれ以上挑戦者がこけるとつまらないから、ジュビロ頑張れ。追っかけろ。でもディフェンスラインはどうなるの?
まあそれ以外にも日曜日に崖っぷち対決サンフレ-レッズも面白そうだし、結構マッチメーク良いよ(笑)まあ予想してる訳じゃないんだろうけどね。そろそろ涼しくなってきてピッチ場のパフォーマンスもより好転してきそうだし、その中で優勝争いという最大の見所を消さないでちょうだいね(無責任)ということで今日はここまで。

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September 16, 2005

Tension with international war@UCL 05-06 GroupLeague MatchDay1

昨日試合を見ながらふと、「何でこういう国際カップ戦ってテンションが上がるんだろう」と思ったわけですよ。なんでかなー?今考えるとリーグは日常で、違う国のチームと当たるというのはやっぱり非日常で、しかも違うテンションのチーム同士の戦いというのがあるのかなぁと感じたり。ACLもやっぱりテンション上がったし・・・まあそこに行くまでの道程というのもありますしね。で、Matchday1の2日目です。何か結果としては荒れなかったけどゲーム自体は荒れましたねぇ。リアルタイムではヴィジャレアル-ユナイテッドを見たのですが、うん、ルーニー。やっぱりその辺は選手達もかーっと高まるモノがあって抑えきれないモノがあるのかなと。まあルーニーが子供と言うことなのかも知れないけど。とにかく。

UEFA ChampionsLeague GroupLeague Matchday1
GroupD Villareal 0-0 Manchester.U. @ Estadio El Madrigal

ヴィジャレアルスタメン:GKヴィエラ、DFクロンカンプ、キケ・アルバレス、ゴンサロ・ロドリゲス、アルアバレーナ、MFエクトル・フォント(→70'ロジェール)、ホシコ(→46'タッキナルディ)、マルコス・セナ、ソリン、FWフォルラン、グアイレ(→66'ルチョ)

マンUスタメン:GKファン・デル・サール、DFオシェイ、ファーディナンド、シルベストル、エインセ(→33'リチャードソン)、MFアラン・スミス、フレッチャー、スコールズ、FWルーニー、クリスティアーノ・ロナウド(→80'朴智星)、ファン・ニステルローイ(→80'ギッグス)

僕がこの試合を選んだ理由としては、前の試合でベティスがああいう負け方をしてしまったと言うことで、初戦の入り方というのが気になったので。初出場としてはビジャレアルも一緒ですし、相手が百戦錬磨のユナイテッド、しかもこのチームの顔・リケルメ抜きと、ある意味ベティスよりきつい条件とも言えます。ただ、そういう中での試合としては良く出来ていたのかなぁと。ユナイテッドが良いか悪いかは別にしてね。

で、試合の方は昨日の試合を彷彿とさせるようなオープンな展開、その中で個のクオリティ、経験で上回るユナイテッドの方がどちらかと言えばゴールに近い展開を生み出しているような感じを受けました(前半は特に惜しいチャンスの連続、ニステルのプッシュがあればというシーンはスーパーカバーに・・・)まあ試合展開とヴィジャレアルの特徴がマッチしなかった感じは受けましたが(元々ポゼッションを握って、リケルメの個人能力を活かしてズレを引き起こし、フォルランの決定力を活かす形な訳で、その核がいない、巧くボールが回らないと言う感じで、逆にユナイテッドのスタイルに近いスピーディーな展開に持ち込まれた事で苦しかったかなと)、そこで何とかヴィジャの守護神ヴィエラを中心に踏ん張ったことがこのゲームが緊張感溢れる試合となったのかなと。しかしその中で試合を大きく変えてしまったのが、あのルーニーの退場。後半に入ってヴィジャレアルが少しずつペースを取り戻していた中で、ルーニーとしてもドロドロしたモノがあったのかなぁと思いますが、いかんせん若すぎる行為。アルアバレーナに対してタックルに行かなければならないシーンでもなかったのに、タックルに行き、そしてニールセンを挑発してとまあ出されても仕方ないですな。ファギーも呆れてたらしい。これで数的優位を得て吹っ切れたヴィジャレアルは、フィゲロア、ロジェールと次々と攻撃の駒を投入して勝負に出ますが、そこは歴戦の雄マンチェスターユナイテッド、切り替えて中盤をコントロール擦るような手はずを整えて何とか際どいシーンを乗り切り、結果としてはスコアレスドローとなりました。

まあヴィジャレアルが頑張ったというのは前述の通りなのですが、ユナイテッドとしては決めきれなかったことはあるにしても、キーン不在でアラン・スミスをアンカーとして使わざるを得ないに中盤にしてもそうだし、いつまでたってもクリスティアーノ・ロナウドのクロスがニステルに合わないことだったり、何かあやふやなままの部分が前節(マンチェスターダービー)にしてもそうですが、全然変わってこないねぇ。まあ怪我人でかなり無理が来ているとか色々あるのでしょうが、ファギーはもう一度締め直すというか再確認の作業をした方が良いのかなと感じました。有機的に繋がったり、チームとして大体の部分では整備されているので、そのあやふやな何かをなくすことですぐに好転すると思います。

ヴィジャレアルとしては数的優位を得た時点で仕留めたかったという気持ちもあるでしょうが、負けなかったのはラッキーとも言える部分も。まあ様々な事を考えたらこのドローは満足出来るモノなのかなと。リケルメもいなかったし、相手ユナイテッドだしね。まあフォルランの恩返しゴールはソールド・トラフォードに獲っておきましょうよ。とにかくグループリーグと言うことを考えたら悪い結果じゃない。次にリケルメが復帰出来れば、この先面白い存在になってくれる予感です。

GroupD Benfica 1-0 Lille @ A Luz
Benfica;90'+2'F.Miccoli(!!!)

GroupC Werder Bremen 0-2 Barcelona @ Weserstadion
Barca:13'Deco 76'pRonaldinho

ブレーメンスタメン:GKラインケ、DFオヴォモイェラ、ナルド、パサネン、シュルツ、MFバウマン(→63'ダニエル・イェンセン)、フリングス、ボロウスキ、ミクー、FWクラスニッチ、バルデス(→83'フント)

バルサスタメン:GKヴィクトール・バルデス、DFベレッチ、プジョル、オレゲール、ファン・ブロンクホルスト、MFマルケス、シャビ(→79'ファン・ボメル)、デコ、FWジュリ(→66'メッシ)、エトー、ロナウジーニョ

蛍光イエローがまぶしいよ。あのダサイユニが相手ならブラウグラナでも良かったんじゃないの?と思った試合前。試合としては確かにブレーメンは頑張ったし魅力的なサッカーを展開出来たとは思うけど、強いチームはこういう事でぶれないし、自分たちのやるべき所をしっかり抑える。そういう試合だったのかなと。

ホームの大声援もあってブレーメンは本当に良く攻めていたけど、なんだかんだ言って(テレビで見るとバランス悪そうで下手にしか見えないんだけど生で見ると実は巧い@横国)クローゼの不在は決定力という点でかなり大きかったのかなと。変わりにスタメンだったバルデスも総合的に高い能力を持っていて(何でもござれのタイプ)去年痛い目見ているのし良い選手なんだけど、今日に関しては本当に運がないというか何というか・・・(逆に同じドイツ勢のバイエルンはゲレーロのシュートが完全に失敗なのに転がって入っちゃうというのは運なんだろうなぁ・・・)。まあこういう言い方は嫌だけどクローゼがいたらと言う試合だったと思う。失点に関しても先制点はアンラッキーだと思うし(まああそこまでちんちんにされたというのはあるけどさ)

で、バルサは本当に巧い。それだけで良いのかなと言いたいところだけど、まあ珍しく危うい試合だったかなと。でもこのチームはしっかりと守備も出来るというか、我慢出来るだけの整合性を持ち合わせているチームなんだなぁと改めて感じた。以前アンカーの守り方というのに感銘した覚えがあるのだけど、この日もバランス良くギャップを埋めて、守りきった(危なかったけどね)で、メッシが良かったねぇ、やっぱり彼は特別な才能だよ。サッカーセンスの塊というか本当にその周辺を感じる力というのが凄いし、その感覚がこのスタープレーヤー達が織りなす即興性に溢れるテクニカルフットボールにもしっかり馴染めるのかなぁと感じたり。あのPK奪取のシーンにしても単純なワンツーだけど、ボールに入ってくる時の回り込むような走り方とかそういう細かい部分に凄いセンスを感じるわけですよ。やっぱりそういう事が自然に出来るのが天才なのかなぁと。Number(福田健二特集が読みたくて買った)に出てたメッシの特集にも出ているけど、世界で一番上手な選手達と練習し、更にテクニックを磨いていったら本当にとんでもない怪物になるんじゃないかな・・・。このまま成長していったら本当に何でもいける完全無欠のゲームメーカーになる気がする。って褒めすぎか・・・。

とにかくこの勝ちでバルサには既にグループリーグ当確ランプが付いたかな。ブレーメンは落ちると良いんだよ。

GroupC Udinese 3-0 Panathinaicos @ Stadio Friuli
Udinese:28'&73'&76'V.Iaquinta(!!!)

では後は簡単に、イアクインタ、ミッコリとイタリア人アタッカースパークですなぁ。イアクインタの3点目はセンターフォワードっぽくて最高。

GroupA Club Brugge 1-2 Juventus @ Jan Breydel
C.Brugge:85'Yulu-Matondo Juventus:66'P.Nedved 75'D.Trezuguet

GroupA Rapid Wien 0-1 Bayern Muchen @ Ernst Happel
Bayern:60'C.Guerrero

まあ順当にスタート、両チームともアウェーでのスタート(ユーヴェのあのシャツなにさ)だったけど、苦労はするにしても力の差はある。このグループは無風区間ですな、限りなく。僕ちょっとお気に入りのイバンシュイッツも出てたけどどうだったんだろう?
ユーヴェに関しては、ホントにトレゼゲの一人舞台というか一人遊び状態で、なかなか決まらないのでやきもきしたけど、その辺はネドベド様がやって、その後はカモらしい遊びのあるループのスペースパスに反応して2試合連続のループでトレゼゲが決めて、しっかりスタート切れました。ゼビナの穴をどうするのかな?新加入のブラジル人バレンティーナを使うのかなと言われてたけど、そこにブラージとは驚かされた。でもそれなりだったし、この先もこれはそれなりに期待出来る。まあ次はヴィエラが出場停止だから、センターにはいるだろうけどね。まあブラージのプレーは本当にチームを後ろ向きにしがちだから、3枚にして前を増やしても良いとは思うけど、まあ次も勝つでしょ。普通に。てゆうかこのグループは3戦、4戦しか見るべき所がない(言い過ぎ)

GroupB Arsenal 2-1 FC Thun @ Highbury
Arsenal:51'GilbertoSilva 90'+2'D.Bergkamp Thun:53'Fereirra

GroupB Sparta Praha 1-1 Ajax @ Sparta Stadium
Sparta:66'M.Matusovic Ajax:90'+1'W.Snaejder

考えてみたらアーセナルは退場者まで出しても、勝てたと言うことは去年より良いのかな?まあこれ見ると今年もダメかなぁと思ったり・・・。まあアンリいないからと言うのはあるけど、根本的な問題が残ってるしさ・・・。ベンゲルさんもこのスタイルには相当なるこだわりというかこれで勝たなきゃ意味がないとまで思ってるっぽいから好きにやって欲しいんだけどね。とにかく今年こそすーっと抜けて欲しい、このグループだし。
で、一つ思うのはスナイデルはそろそろ移籍なんじゃ・・・・。勿論ファン・デル・ファールトが抜けて更に責任感の伴う立場にはあるんだけど(ラフィはいまいちな時もあったにしても期待を一心に受ける選手だからねぇ)、そろそろどこかに行っても良いんじゃないかな?てゆうかユーヴェに来て欲しい・・・。

と言うことで今年の風としては良いサッカーをするチーム(整合性のあるチーム)というのに優しい風、そして苦しいところにはとことん厳しくと言う感じもあるかも。まあそれだけ今シーズンは高質なサッカーが上に上がって、上に上がれば上がるほど凄い試合が見れそうな予感。しかしやっぱりテンション上がるなぁ。次は来週、来週は勿論リバポ-チェルスキですな。多分来週もこんな感じの更新パターンになりそうですが許して下さい、読者の皆様。アクセス見ても海外サッカーはイマイチ興味を引かないのかしらと思ってるのでちょっと良いのかなと感じたり・・・。まあアクセスよりも自分の満足なのでやりますけど。苦境のFマリとかもやりたいんだけど・・・まあそのうち(濁った目)では今日はここまでです。

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September 15, 2005

静かで華やかな開幕@UCL 05-06 GroupLeague MatchDay1

いやぁ、凄い試合でしたね。もうリヨンのサッカーにメロメロです。今シーズンは出だしから良いチームが見れて幸せなもんですよ。もう一方の白い方はねぇ(にやにや)他にもミラン-フェネルバフチェで、ミランの強みというのを改めて感じられたり。うーん、深いね。では簡単に。あっ、一つだけ、予想のメンバー全く当たらなくてごめんなさい_| ̄|○もう今日プレビューなんてしないんだから(泣)

UEFA Champions League GroupLeague Matchday1
Group F Olympique Lyon 3-0 Real Madrid @ Stad Gerland
Lyon:21'J.Carew 26'Juninho.P 31'S.Wiltord

リヨンスタメン:GKクーペ、DFレベイエール、クリス、カサッパ、ベルトー、MFディアッラ、ティアゴ(→86'ペドレッティ)、ジュニーニョ・ベルナンブカーノ、FWヴィルトール(→80'ゴヴ)、カリュー(→72'フレッジ)、マルダ

レアルスタメン:GKカシージャス、DFM.サルガト、I.エルゲラ、S.ラモス、ロベカル、MFグラベセン(→62'グティ)、パブロ・ガルシア、ベッカム、ジュリオ・バプティスタ、FWロビーニョ、ラウール

レポートに関しては簡単に。序盤から非常に攻守の切り替えの速いゲームとなり、ゴール前での攻防が主となっていました。大敗したレアルでしたが、序盤はロビーニョの柔らかいテクニックに対してリヨンDFが苦戦したこともあり、それなりに互角の戦い、セットプレーなどのチャンスを考えればレアルが押し気味にゲームを進めてたと言っても過言ではないでしょう。ゴール正面、右サイドなど非常に良い位置からのFKのチャンスにベッカム、ロベカルが狙うがクーペの攻守もあり、得点を上げることが出来ない。そんな中徐々にチームとしての熟成度、また構成力の違いを見せつけ、レアルDF陣を崩す展開が増え始めると21分、同じ角度からのFKを壁に入ったサルガドが腕でブロックしたことで少し前進して20mぐらいの左側のFK、ジュニーニョ・ベルナンブカーノのキックは縦落ち系の鋭いボール、これにGKの前で本当に薄く擦った形でカリューが合わせ、カシージャスの手を弾いてゴールイン、あっさりと一発のセットで先制点を奪い取る。続いてラウールのアプローチでディアッラが倒されて得た30mぐらいの距離のFK、狙うにはちょっと遠いところでしたが又もジュニーニョ・ベルナンブカーノ!今度は無回転の強烈な低い弾道、これが壁の横をすり抜け、エルゲラとカリューをすり抜け、ブラインドとなって反応の遅れたカシージャスをすり抜けゴール!余りの美しさにもう脱帽モノのスーパーFKでした。しかしリヨンの猛攻はまだまだ終わらない。今度は右サイドからヴィルトールが深い位置で楔を受けると簡単に右サイドを駆け上がってきたレベイエールを使う、レベイエールはエンドラインまで切れ込みマイナスに折り返すと、レベイエールの縦突破に繋がるパスを出したヴィルトールがダイヤゴナルランでペナに入ってきておりドフリー、これをボレーで叩いてゴール!ダイナミズムの伴う良いゴールでした。さてこれで追い込まれたレアルは攻撃に出たいのですが、構成力不足が目立つ。効果的なのはロビーニョの個人技とベッカムのフィード(これもこの日はほぼ不発)位で効果的な組み立てが出てこず、リヨンの戻りが速くすぐに整備される4-3のブロックの周りをボールがぐるぐる回るだけ。ロビーニョ・ラウールの2トップは動き回るがため、バイタルエリアに人がいない状態だったりして、なかなか手詰まりの印象は拭えなかった。

後半、ビハインドを返そうと両サイドバックの積極的な姿勢がチームの背中を押すモノの、リヨンの整備されたブロックを崩すまでには至らずロベカルの強烈なシュートぐらいでなかなか得点の匂いがしてこない。ベンチを見てみれば豪華スターの顔はなく、唯一攻撃的な雰囲気を持ったグティ(グラベセンとの交代)も全く良いところなし。結局多数のシュートこそを打ったモノのゲームを動かすことは出来ず、リヨンに丸め込まれる形で3-0。現状での力の差、状態の差を感じさせるゲームは余りに残酷な結果をもたらしました。

と言うことでレアルは2年連続の開幕戦での見事なまでの大敗ですな(にやにや)去年のレバークーゼン戦よりはまともでしたが、それでもジダンがいない、ロナウドがいないと言うことでチームに全くなっていませんでした。苦しいレアルの解決策として、ルシェンブルゴ監督は中盤でグラベセン、パブロ・ガルシア、ベッカムと労働者を並べることで中盤のボール奪取から速い攻撃で前のアタッカーの能力を活かそうとしたのでしょうが、リヨンのスキルとイメージ共有が融合された完成度の高い構成力の前に完全に無力化、まあ人を並べて出来る程甘いモノでもないと言うことなんでしょう。
まあたられば禁物ですが、ジダンがいれば、ある程度ボールも収まってそこを基準に動き出すことも出来ただろうし、ロナウドがいればあんまりセンターエリアから動いたりしないから、その脅威を軸に動き回ることも可能だったのかなと。今日は攻撃に置いてはその基準点のなさが悪い方に出たのかなと。もともと、ギャラクティコ政策のレアルは個の能力に頼る部分も強く、そういう駒がいなければこういう事になり得るというのは見えていたのかも知れませんけどね。守備はザルだし。前半に先に獲っていれば?同じでしょ?ロベカルのシュートがポストに跳ね返って、その後をプッシュしたラウールのヘッドは決まったと思ったけどね。狙い過ぎかな。

で、逆にリヨンはそのタレントサッカーの前に、洗練されたメソッドと共有意識、そして個々の特徴を活かす形で華麗なサッカーを展開しました。思ったよりウリエが余計なことをしていないんだなぁと思って一安心。色々と見所はあったと思うのですが3点。

・小気味良いパス回しを可能にする中盤の選手のセンスとパスを繋ぐ意識の高さ。
・同じように切り替えと押し上げという高い意識が可能にする手厚いサポート。
・穴を見つけた時点で仕掛けられる躊躇のない自信。

ゴールとしてはセットが2発とゲームの流れとは又違いますが、レアルとの差を生み出したこの3点がリヨン快勝の原動力だったのかなと。変わった点と言えば、まずはカリューですが、それ以上に効果が出ていたのはティアゴ。まだ合流して1ヶ月も経っていないと思いますが、リヨンのスタイルに非常に馴染んでいて、チームの呼吸器として良く機能していました。派手なプレーこそ見せなかったものの忠実で又的確なサポートとパスセンスでチームの小気味良いパス回しの核となり、DFでもチェルスキー仕込みの意識の高さを発揮。中盤を支える選手として抜群の身体能力でダイナミズムの塊のようなエシアンとは又違う魅力を見せていたのかなと。このティアゴの加入でよりボールの周りは良くなったし、よりスキルフルなチームになっていた気はします。まあカウンター色が少し強まったとはいえ、バランス良くなったかな(以前の後ろからどっかんどっかんと美出すアグレッシブさは少し薄れた気がする。ディアッラもこの日は上がりが少なかった。まあリードしてたからだろうけど)。とにかくリヨンにはしっかりとしたバックボーンがあるし、バックアッパーも魅力的な選手が多いだけに(この日のベンチも豪華、フランス代表のスピードスターシドニー・ゴヴ(移籍でもめてるらしい)、フランスの未来を担うベン・アルファ、こっちもフランスの時期主力候補のレジスタブノワ・ペドレッティ、左・中をこなすDFモンソロやこないだ2ゴールな新星フレッジ(ニウマールたんがみたい・・・))この先も非常に楽しませてくれそうです。今度はベルナベウでレアルを泣かして下さいね(笑)ということでMatchday1屈指の好ゲームはここまで。

GroupF Olympiacos 1-3 Rosenborg @Georgios karaiskakis
Olympiacos:19'OG Rosenborg:42'Skjelbred 48'OG 90'+4'Storflor

GroupE AC Milan 3-1 Fenerbahce @ Stadio Giuseppe Meazza
Milan:18'&87'Kaka 89'Shevchenko Fenerbahce:63'pAlex

いやー、見事すぎ。そしてミランらしいゴールでもありましたね。試合としてはミランらしからぬPKを与えて同点となっちゃったけど、それを救ったのはカカ!シェバのパスを受けてから彼らしいスキルの高さで何人抜いたんだと言うぐらい突破して結局一人でGKとの1vs1まで持ち込み、思いきりのいいシュート、うーん痺れたよ。でも個人的には1点目のゴールの方が好きでした。まさにミランという感じのゴール、中盤の繋ぎからピルロが虚を突く華麗なヒールパス出たてに流す、既に前を向いて仕掛ける体制を整えていたカカがファーストタッチで外から右へシュートを打てるコースまで出し、そのイメージ通り強烈に振り抜いてニアを抜いた。技術的にも創造的にも素晴らしいこのゴールに見えたのはカカとピルロの信頼関係。現在のミランに置いてピルロとカカの縦のラインは攻撃においての生命線と言っていいラインだと思います(勿論ピルロはどんどん前にいる豪華なアタッカーにも長いパスを飛ばして一気に仕掛ける時もありますけどね)ゆったりとしたポゼッション、又はカウンター時に前を動く選手のコースを逃さないなど、卓越したパスセンスを持つピルロから生まれる速縦のリズム、そこを狙ってボランチの裏にポジショニングしてDFとMFを分断するカカ、ここが機能すれば前にいる世界屈指のスーパーアタッカーはゴールを獲ることだけに力を入れればいい。そういうチームの根幹を担う二人から生まれたゴールはミランにとってスタートを飾るには素晴らしいゴールだったのではないでしょうか。まあ勝負としてミランは抑えどころを抑えていたし(アネルカとトゥンジャイには苦労してたけど)、ゲームをコントロールして自分たちのゲームが出来ていたので勝つ可能性というのは限りなく高かったのかなと。それと2ゴールを挙げたカカの最前線への飛び出しに対して、ベスクじゃなくてフェネルバフチェのディフェンスがこのゲーム通じてほとんど対応出来ておらず、結構フリーとなるシーンも多かったので、その辺は勝負の伏線だったのかなと。まあミランが勝つというシナリオは出来上がっていたという感じな試合でした。ドキドキはしましたけどね。

GroupE PSV 1-0 Shalke04 @Philips
PSV:33'Vennegoor

GroupG Real Betis 1-2 Liverpool @ Estadio Manuel Ruiz de Lopera
Betis:51'A.Arzu Liverpool:2'S.Pongolle 14'L.Garcia

ベティスのUCL初チャレンジは苦しいモノになってしまいましたね。

ロペーラ会長もいつも通り祈りを捧げたりしているものの、やはり初チャレンジの緊張感は取り去れなかった。そんな形で始まったゲームは序盤15分間が勝負を決めたのかなぁと思ったり。
出会い頭にDFラインのキャラガーのロングフィードから、シナマ・ポンゴルがうまく手を使ってファニートに競らせず、そのこぼれをループ、シナマが巧かったとはいえ出鼻を挫かれたようなゲームの入り方になってしまった。その後ベティスは左からの展開でエアポケットのようにフリーになったフェルナンドが1vs1となったモノのカバーに入られたこともあってまともなシュートを飛ばせず、そうこうしているうちに、ベニテスらしい浅いラインとコンパクトをまさに体現した4-4のブロックに押し込められて崩しのキーであるホアキンがボールを触れない状態にされてしまった。そして14分、左サイドで下がりながら受けたクラウチからゼンデンへ通されると、その流れのままタイミングの早い突破、速いテンポでそのまま中に入れられ、それを中に入っていたルイス・ガルシアにDFの前でプッシュされて失点。何かリバポの経験がベティスを凌駕したというのは言い過ぎでしょうが、それなりの緊張感の中ゲームに慎重に入りたかったのに、その虚を突かれるよう形で失点を重ねてしまったというのは思った以上に痛かったですね。

後半開始からファニートを下げてシスコ(これまたバレンシア)が入り、この交代で右にホアキン、左にシスコという形が整うと、これでようやくピッチの幅をめいっぱい使うベティスのカラーが出はじめて攻める体制が整い、それに伴いリズムも良くなった感がありました。そして51分、ダニから中に切れ込むような形からなでるような緩いスルーパス、これがキャラガーのカバーをすり抜けるように通り、ダイヤゴナルに走り込んだアルスが落ち着いてレイナとの1vs1を制して(股抜き!)一点返す。
まあここでグワーッと反撃したいところでしたが、そこは一応去年優勝チーム、しっかりと締められてしまい、結局2-1。難しい試合でしたが、ホームで痛い黒星を喫してしまいました。

まあこの試合は先に書いた通り、ベティスが落ち着いて普段のサッカーを取り戻す間に勝負を決めたリバポの戦略勝ちと言ったところ。ただリバポにもディフェンディングチャンピオンとして、そしてマヌエル・ルイス・デ・ロペーラのプレミアシップには無いベティコ達が醸し出す雰囲気など、緊張というかプレッシャーの掛かるポイントはあったと思います。しかしその中で元々スペインで抜群の手腕を振るったベニテスの心理マネージメントなど、思慮深さがあったのかなと。スタメンを見ても分かる通り大黒柱スティーブン・ジェラードを外してでもなるべくこのスタジアムを知る選手で構成され(中盤は右はスペイン代表でバルサなルイス・ガルシア、センターはバレンシアから移籍してきたシッソコ、そしてスペイン代表でソシエダなシャビ・アロンソ、左はバルサ在籍経験のあるゼンデンと全てがリーガでやってきた選手、それだけでは飽きたらずGKにはレイナ、右サイドバックにはホセミとまさに"リーガプール"となって)、スタジアム、雰囲気に順応させる施術があったこと、そしてその施術は非常に効果があったと言えるモノでした。

ベティスにも何かそういうものがあれば違ったのでしょうが、経験ばかりにはどうにもならないし、仕方なかったかなと。まあそうは言ってもこの敗戦はこの先決勝トーナメントに進むためには非常に痛い。チェルスキーはその堅さ故グループリーグで躓く可能性というのは正直考えにくい。そうなると直接的なライバルは今日対戦したリバポ、それにホームで負けたという事実はかなり大きいのかなと。でもせっかく出たんだから、この後UCLに順応して頑張って欲しいところ。

GroupG Chelsea 1-0 Anderlecht @ Stanford Bridge
Chelsea:19'F.Lampard

GroupH Artmedia 0-1 Inter @ Tehelne Pole
Inter:17'F.Cruz

GroupH Glasgow Rangers 3-2 FC Porto @ Ibrox
Rangers:35'P.Lovenkrandz 59'D.Prso 85'S.Kyrgiakos Porto:45'&71'Pepe

と言うことで一日目は基本的には波乱はありませんでしたね。一番上も順当です。歴史的にアップセットと言われるだけで。まあでもいきなりリヨンが楽しみだったり、ミランが強かったりと、今年も面白そうだなぁと感じるモノでしたよ。とにかく今日も寝不足必死。今日は何見ようかなぁ・・・と言うことで今日はここまでです。

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September 13, 2005

高まる期待を胸に@UCL 05-06 GroupLeague MatchDay1 Preview

と言うことでいよいよ始まりますよ!2005-2006UEFA ChampionsLeague本戦!今年はどんな名勝負が生まれて、どんなウイナーが生まれるんでしょう?まあその第一歩な訳で嫌がおうにも期待高まっちゃいます。まあシーズンスタート直後で、監督が代わったり、選手が入れ替わったりと、まだまだ試行錯誤というか準備段階のチームもあるので、トップフォームのぶつかり合いというのは難しいかなと思いますけど、やっぱり勝負ですからね。とりあえず、グループリーグで沢山試合があるので、気になる試合を4つぐらい。グループごとに分けて。

UEFA ChampionsLeague GroupLeague Day-1

GroupF
9/13 Olympique Lyon vs Real Madrid @ Stad Gerland
Lyon              Real Madrid
   Carew Wiltold        Robinho Ronald
Govou      Malouda  J.Baptista      Guti
 Juninho.P Diarra       Gravesen Beckham
Berthod     Reveillere M.Salgado     R.Calros
  Cacapa Monsoreau     I.Helguera S.Ramos
    Coupet              Casillas

と言うことで地上波でも放送があるし、一日目屈指の好カードだと思うので。そして個人的に一番大物食い(リヨンのここ数年の実績を考えたらレアルの実績より上なんですけど)の可能性はでかいのかなと。理由としては現在の状態に結構差があるのかなというのと、前節のレアルの混迷度、そして時期的にもリヨン有利は揺るがないかなと。

まあまず互いの状態ですけど、リヨンは今のところ8月の初めから開幕していて現在首位(5勝1分け)、直前のモナコ戦もメンバーを落としながらもしっかり勝利、しかも新加入(ニウマールたんを追い出したらしい・・・)フレッジが2ゴールと結果を出して、チームに勢いの付く勝利。怪我人も少ないし、良い状態でこのレアル戦に迎えそうです。まあ不安要素はやっぱりあの方ですが、まあまだまだル・グエンのメソッドは残っているのでアグレッシブなサッカーを今日も見せてくれそうです。

逆にレアルは、ジダンが離脱、ラウルは腰に不安と昨日書いた通り、そして直前の試合ではサンチャゴ・ベルナベウでの開幕戦でブラジルコネクションは元気なモノのセルタに3発浴びた守備陣はコンディションが整ってないことも相まって非常に不安定。勿論彼らがポゼッションを得ればそれなりにゴールは獲れるけど、それ以上に鋭いトランジッションについていけない部分が目に付いてしまいます。この不安定なスタートにルシェの首が飛ぶんじゃないかという噂(ソースは0-0)も出ているだけに、スター達がどのような試合をミセルの下記になるところです。

まあカードとして両チームの姿勢を考えてもアグレッシブなカードだと思いますし、そのアグレッシブな中に両チームの特徴というのが色濃く出そうで、そのコントラストは非常に面白いモノになりそうだなと。普通にサッカーとして楽しめるカードになるのではないでしょうか。レアルは去年開幕戦でバイアレーナでこっぴどい負け方をした事で非常に印象が強く残りましたが、それの再現なるか?って感じですね(にやにや)

Group F
9/13 オリンピアコス vs ローゼンボリ @ヨルギオス・カライスカキス

GroupE
9/13 AC Milan vs Fenerbahce @Stadio Giuseppe Meazza
Milan            Fenerbahce
   Vieri Shevchenko     Anelka Tuncay.S
     Kaka         Marcio.N Alex M.Aurelio
  Seedolf  Ambrosini        Appiah
Kaladze Pirlo  Cafu   Umit.O        Fabio.L
  Maldini  Nesta         Servet Onder
      Dida               Rustu

こういう背景にもある通り、ここ近年優秀な選手が次々と渡っているトルコ、その強豪の筆頭とも言えるフェネルバフチェがミランに挑戦ですね。まあ普通にあしらわれてしまうのか、それとも激しいコンタクトとアタッキング思想に溢れるトルコフットボールらしい展開に引きずり込むのか、その辺がポイントになるのかなと。

ミランは直前のリーグではターンオーバーしながらもしっかりと勝利、エースと攻撃の核が獲ったと言うことでそれなりに去年の手応えを取り戻せたのかなと。この試合では去年のサスペンション(?)なのか新加入のマレク・ヤンクロフスキが出場停止で出れなかったり、ジラルディーノがまだミランに馴染みきって折らず結果が残っていないのでヴィエリをスタメンに使うという話ですが、それもほとんど痛手でもなく、ある程度良い状態でこの試合を迎えられそうですね。ガットゥーゾをスタメンから外してるような事もありますが、この試合でスタメン復帰とも見られているし、この試合で更に助走に勢いを付けたいところでしょう。

フェネルバフチェの方はスタメンは正直よく分からないので適当です。ただ、普通に良い選手は沢山います。トップに張る暴れん坊ニコラ・アネルカ、今年ユヴェントスから加入したステファン・アッピア、トルコのニューエーストゥンジャイ・シャンリ、ブラジル代表(元?)アレックスと顔ぶれだけ見てもそれなりに豪華。ただ基本的にはやっぱり攻めてなんぼのチームだと思うので、攻める時間をどれだけ増やすことがキーだと思います。そしてその間にミランの緩急の付いた高速アタックに耐えきれれば面白いことになりそうですし。Uefa.comのプレビューに出てたけどイタリア勢に対して4戦全敗。やっぱりいなされてやらせてもらえないと言う事みたい・・・・。

相性にもある通りこういうチームに力を発揮させないまま勝っちゃうのがミランなんですが、ミランにも不安点がないわけじゃない。まだまだ試合勘と言う部分でまだ少し不安が残る感じで、ある意味助走不足という感じがありそう。ただ経験のあるチームですからね。監督対決(カルロ・アンチェロッティvsクリストフ・ダウム)の戦略対決みたいになったら面白そう。

Group E
9/13 PSV vs シャルケ04 @フィリップス

で、その他のグループは簡単に。
GroupG
9/13 Betis vs Liverpool @Estadio Manuel Ruiz de Lopera
9/13 Chelsea vs Anderlacht @Stanford Bridge

まあ最激戦区グループF、まあチェルシーの抜けはほぼ見えているだけに、その後を争う意味では初戦からベティスにとっては大一番、眼前のライバルとのホームの試合ですからね。昔のベティスからはかなりチームカラーが変わっていてかなりカウンター型に変化しているのに対し、リバポも簡単には引き出されない相手だし、現状の状態を考えると見た目より結構堅めの試合になりそうな予感。そういう展開でこじ開けられる個がいるかどうかと言うのが気になるところだけど、モリエンテス不在でシセに賭けるであろうリバポとスペインでピチーチに後一歩だったリカルド・オリベイラの得点力が鍵を握りそうかな?それともホアキンが崩すか、ルイス・ガルシアが崩すかって感じ?まあとにかく小さい穴をどこまで広げてそのチャンスをしっかり決めれるかと言う感じだと思います。シスコも頑張れ。
チェルスキー?デル・オルノ欠場?問題ナッシング。負ける気がしないよ、正直。アンデルレヒト去年も死のグループで全敗だしねぇ(こんな事言ってこの日最大のアップセットなんて起こったら恥ずかしいなぁ・・・・)

Group H
9/13 Artmedia vs Inter @Tehelne Pole
9/13 Glasgow Rengers vs FC Porto @Ibrox

オールドファームを見てそのイメージで強いのかなと思った方もいるけど、実はレンジャース、リーグでぽろぽろ落としてるみたいなんだよね。だって直接負けてるのにセルティックの方が順位上ですから。まあでもタレント力としては非常に魅力的。モナコにいてオールドファームでもテクニカルなボレーを決めたダド・プルソ、同じくやられた元シンジの同僚トマス・ブッフェル。他にもかなりパワフルな選手(ファーガソンとかファーガソンとかファーガソンとか)が揃ってる。でもチームはたいしたこと無いと思う(良いなんて絶対言わない)ポルトはジエゴとかクアレスマとか天才肌でテクニカルな選手が多くて頑張って欲しいけど、モウリーニョ帝国は今や昔、今年も(特にロシア方面に)主力放出しまくって、チームの顔的な存在だったマニシェもコスティーニャもいない。そういう状態でどのようなチームになってるのか・・・個の力も気になるけど、チームがどれくらい整理されてるかが鍵を握りそう。
インテルは勝つでしょ?てゆうかアドリアーノが勝つでしょ?調子さえ良ければ。セルティックと同じ轍は踏まないでね。てゆうか6-0位で叩きのめせ!(恨)

と言うことで、とりあえずMatchDay-1だけです。まあアップセットとかも魅力なわけだけど、本当なら一番出やすい日なのかもと思ったり。とにかく楽しみますよ、でも16試合もあって全部見るのは無理だよねぇ。どれ見ようか迷っちゃうね・・・。とりあえず大きく取り上げた試合は見るにしても、ベティス-リバポも見たいかも。と言うことで今日はここまでです。明日はやるか分からない・・・・(苦笑)

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きままにヨーロッパ 05-06UCL開幕控えて。

と言うことで今週はUCLもあると言うことで、その直前のリーグ戦をお届け。ただ今週はUCLに出るようなクラブじゃないところに結果的に注目しちゃったして(笑)ここに俊輔も入れちゃいますよ。でも状態としてはある程度捉えておかないと。事前勉強ですな。ではいきます。

Scotland PremierLeague 2005-2006 Day-6
Celtic 2-0 Aberdeen @ Celtic Park
Celtic:17'M.Zurawski 61'S.Petrov

まず俊輔。出来なんですが、微妙過ぎて言いようがない・・・。まあ後半一瞬輝きを見せて、右サイドでボールをキープしてドリブルで相手を振って良いクロスを上げたのがアシストにでもなってたら、まあ相手も相手だし及第点だったのかなと思うけど、そのクロスは結局トンプソンがふかして失敗。うーんと言う感じですね。インターナショナルマッチデー明けでコンディションが気になったのですが、守備負担がそこまで影響していなかったんだけど、攻撃に置いては存在感が・・・・。まあいつも活躍しろというのは難しいにしても、もう少しボールを受けられるようなポジションだったり、もう少し怖いポジショニングを取ったりしていかないとね。ハートソン軍曹とのコンビとかが出てくるともっと良くなりそうなんだけどね。サットンも復帰してきたみたいで、これから。しかし、ズラは良いよ、何か最初はボールコントロールがあやふやで、その割に結構持ちたがりで突っかけて失敗というのが目立って嫌だったんだけど、コンディションが上がったこと、スコットランドに慣れてきたことで、果敢に仕掛けてフィニッシュまで持ってこれる局面打開力などなど、何となく4億出してまで取ってきた理由が分かったよ。このチームにはないものだしね。俊輔も負けてられないっしょ。チームとして?負ける気がしない。

では、ここから本題。
Liga Espanora
サラゴサ 2-2 バレンシア@エスタディオ・ラ・ロマレダ
Zaragoza:7'Ewerthon 28'Cani Valencia:2'M.A.Angulo 82'D.Villa

と言うことでネットで。もうなんて言って良いのやら。カウンターでバラハのフィードからディ・ヴァイオ→アングロとダイレダイレで繋がって、すぱっとゴールを獲って最高の試合の入りだったのに、その後はオープンな展開ながらチームの熟成度というか、チームの構成力の差が顕著に出た形でジリ貧。エヴェルトンのゴールもカニ(エヴェルトンがゴール決めた後のチャンスでアジャラと接触して怪我、その代わりに入った選手)のゴールも、右サイドが緩い所を突かれ中に入れられての失点。サラゴサは非常に球離れ早く、そしてうまく個を活かす形で攻めてくるのに対し(サヴィオにちんちんにされた)、バレンシアは散らせない、回らないでなかなか良い形が作れなかった。まあカウンター等のオープンアタックの時にはそれなりに鋭い形もあったけど、それでも活かされる選手が多いのに対して、ボールが落ち着くところもないし、そういうランニング出来る選手を活かせる選手もいなかったというのは痛かった。まあ結果的にアイマール、ビセンテの投入もサラゴサの激しいDFに潰されまくって、苦しいなと言うところサラゴサから来たビジャがミスタのスーパーパスに反応して裏取って追いついて結果としてはドロー。ビジャは恩返しゴールだね、喜んでなかった。アウェーでドローは次第点なんだけど正直前途多難。問題点はキケの駒の使い方が非常に不安なのと(エドゥの怪我は痛いねぇ。バラハ怪我してからどうも調子が上がってきていない感じ。ウーゴ・ヴィアナ獲ったんだっけ?でもここの選手じゃないよねぇ。)、右サイドの不安(これはミゲウのコンディションが上がってくれば・・・、アルビオルは勘弁、ルス戻そうよ)はかなり心配。まあシーズン序盤だから何とも言えないけど、キケに対して非常に暗澹たる思いを感じた試合でした。せっかく見れたのに・・・・。

バルセロナ 2-0 マジョルカ@カンプ・ノウ
Barcelona:27'&32'S.Eto'o

レアル・マドリード 2-3 セルタ@エスタディオ・サンチャゴ・ベルナベウ
R.Madrid:37'pRonald 44'J.Baptista Celta:8'P.Contreras 45'A.Nunez 77'H.Cannobio!

ではようやく本題。スペインのチームはセリエと一緒で一番開幕が遅いので、どうもメンバーのコンディションの上がり具合というのが気になったのですが(特にバルサとレアルは予備選もなくツアーしてたし)、バルサは心配なし。ボールの周りも良く、人もしっかりと反応して動いているという感じで、ほとんどマジョルカにやらせなかった事を見ても、出来上がってるなという印象。終盤は荒れた展開になったけど特に怪我人も出ることなく、新加入のエスケーロ、ファン・ボメルを入れる余裕っぷり。一昨年から積み上げてきた4-3-3とポゼッションは熟成の域、ジュリが凄いコンディション良さそうだったのが目に付きました。UCL前でターンオーバーするかなと思ってたけど、この日も相変わらずベストメンバーとも言って良い布陣。まあまだ開幕して時間が経ってないから、疲労度もそんなに心配ないし、コンディションを整えるという意味もあったのかなと。今年はバックアップもかなり充実してるし、今年こそ理想の美しいフットボールで2冠、楽しみ。

で、レアルの方はというと、ジダンが代表戦で怪我、ラウルも腰に不安(ラウルはベンチスタートで後半出てきた)と二人の核が不在。その中でブラジル人コミュニティが出来上がった前線は、それなりにリズムも合うのかラテンな匂いを感じました。持てる選手が多いので、それなりに周りの動きが活きてるくると言う感じでそれなりに機能してたかなと。ジュリオ・バプティスタがレアルでも野獣っぷりを見せて2点に絡む活躍(エルゲラのクロスからのダイブヘッドまさに!って感じだったね。エルゲラのクロスも秀逸)、ロビーニョのドリブルワークもいい、攻撃陣はそれなりだと思います。が、ディフェンスはボロッボロ。去年にも増して緩い。セルタのサイドアタックに対して中盤がついていけない、コンパクトにならない、ベッカムのコンディションが落ちてる?グラベセンの影響力も弱まってるとかなり不安。セルヒオ・ラモスが後半出てきたけどパヴォンよりましなだけであんまり変わらない。コンディションが上がってくればもう少しという感じはするけど、今は落ちてる感じも・・・。リヨンの状態が良くて、アウェーに弱くてと言うことを考えれば、第1節は・・・・。まあ個人的には・・・(にやにや)まあカノッビオが頑張ってたのが嬉しかった試合でした(本末転倒、又も)

Serie A
パレルモ 3-2 インテル@スタディオ・レンツォ・バルベラ
Palermo:20'E.Corini 50'C.Terlizzi 67'A.S.Makinwa Inter:85'&90'J.Cruz

まず先にインテルのこと、「戦術くん」ことアドリアーノがブラジル代表戦のために長期移動を強いられたこともあってキレがイマイチ、後はもう一人「戦術くん」となりえるマルティンスも外に開いてドリブル仕掛けたりとしてたけど、うーん。どうも選手の能力は高いのだけど、ここも組み合わせだよねぇ。もう少し整理されれば選手達の能力は出る気がするのだけど、その辺をマンチーニが捉えきれないって感じなのかなぁと。まあUCLも控えていると言うこともあって、フィーゴやスタンコビッチを温存(?)した形でもあるのだけど、その辺が気になってしょうがないです。まあ穴はハビエル・サネッティの怪我で空いた右サイドバックの所。これもバレンシアに似てる_| ̄|○

まあそれは良いとしてパレルモがめちゃめちゃ良かったんですよー!はてなの方にも書いたのですが、トニやザウーリを失ってもなお質の高いサッカーを維持している事に非常に感銘を受けたのですが、やっぱりその立役者は今シーズンパレルモをグイドリンから引き継いだルイジ・デル・ネーリ!もう知ってる方も多いですが、あのミラクル・キエーヴォを作り上げた名将です。去年はポルトを遅刻騒動で解任され、危機に瀕していたローマも結局混迷を整えきることも出来ずに所詮プロビンチアの監督だなんて揶揄されたわけですが、その腕衰えた訳ではなかったというのが、この試合でしっかりと見て取れました。ちなみにまだまだセリエは始まったばかり、2節です。それなのに、あのキエーヴォの時に猛威を振るったラインディフェンスを基盤にしたプレッシングと速い切り替えの意識が命のピッチを広く使って飛びだすサイドアタッカー、そして特長を生かしてフィニッシュを担当するカラッチョーロとマキンワ、チーム全体で織りなすソリッドなモダンフットボールは既にかなり高い完成度を示し、インテルの出来がそんなに良くなかったとはいえ、完全に個では上回るインテルをキリキリ舞いにしていました。以前注目された時にはDFの整備だけでも何年もかかったという話でしたが、ここまで早く実現されるとは思いませんでした。以前苦楽を共にし、戦術の核となるコリーニがいた(sounoさんの話ではサンタナやバローニも彼の教え子とのこと、中盤3枚がそうだったら浸透も早いはずだ。もの凄い納得)事が大きいのでしょうが、それでも彼の手腕を感じざるを得ません。本当にこのサッカーを多くの人に見て欲しいと思わされるぐらい素晴らしいモノでしたよ。以前のキエーボよりも質の高い選手達が揃っているだけに、このサッカーがより完成度を高めたら本当に素晴らし可能性を秘めてるのかなと。まあ不安な点もないわけではないですけどね。

改めてこれがサッキのゾーンプレスからのショートカウンターというイタリアで猛威を振るったモダンフットボールの発展系だと改めて感じました。デル・ネーリ自体アリゴ・サッキをリスペクトしているようですが、彼のフットボールはイタリアの機能美というのをポジティブにしてくれる可能性があるのかなと。ステレオタイプにイメージだけでセリエつまらないと思われる方もいるでしょうが、最近は本当に色々なチームが出てきているし(去年のウディネやレッチェも面白いチームだったし、ミランの抜群のコントロールポゼッションは今年も健在、イタリア的なチームカラーとカペッロが更に融合したユーヴェも面白い)プレミアシップやリーガのアグレッシブなサッカーも良いけど、こういうメソッドを重視しながら、戦術の中で個の特徴を活かすサッカーも良いモノですよ。てゆうか日本人はそういう部分を重視しているのに、リーガやらプレミアみたいな個に頼る傾向のサッカーを褒め称えるのは本当に言ってることが違うじゃない!と思っちゃったりする。まあイメージなんだろうけど。とにかくパレルモの試合見てみて!てゆうか駄目な時に当たったらごめんだけど(苦笑)又本質から外れちゃった・・・・。

ミラン 3-1 シエナ@スタディオ・サンシーロ
Milan:15'M.Ambrosini 31'A.Shevchenko 80'Kaka Siena:43'I.Tudor

エンポリ 0-4 ユヴェントス@スタディオ・カルロ・カステッラーニ
Juventus:10'&58'D.Trezeguet 14'P.Vieira 16'M.Camoranesi

両チームとも安定した形で快勝、ミランはカカ・カフー・ガットゥーゾをスタメンから外して更に余裕を感じさせる出来で、ユーヴェは15分で勝負を決めた。盤石と言った印象。ミランに関しては、初勝利をしっかりとホームで獲ったと言うことでようやくシーズンがスタートしたと言う感じもあるだろうし、前節のどろどろサッカーの悪い印象をUCL前に振り払えたのは大きいのかなと。シェバとカカという今年も攻撃の中枢を担うアタッカーが結果を残したのもミランにとっては大きいかも。
ユーヴェに関してはアレックスが怪我をしているのだけど、不在なんて微塵も感じさせない出来。アタッカーに関してはミランがジラやヴィエリを獲って注目を集めてたけど、現状の状態ではユーヴェがいい。この日の2トップは好調なのは言うまでもなく(トレゼゲは抜群のループを含む2ゴール。ズラはしっかり予選でアクロバティックなボレーを決めてるし)、ムトゥもチェコを沈めてるし、サラジェッタに至ってはハットトリック。何か勿体ない感じもしちゃうけど、ピークアウトは又違うだろうから、今シーズンはその辺を使い分けていけば、本質的な解決ではないにしても得点力不足に悩むことはなさそうで一安心。てゆうかアレックスは放出かも・・・寂しい。又ヴィエラが結果を残したのもユーヴェにとってはポジティブポイントですな。

まあどちらにしてもこの2強は本当に状態が良く、しかも安定しているから、大丈夫な気がする。まあ二つとも優勝候補の筆頭とまでは言わないまでも、必ずセカンドグループには入り込む感じを感じさせますな。今年もキーとなるのはシーズン中~後期に掛かるところでのピークアウトのタイミングだと思います。そこでチームとして辛い状態の時に救えるアタッカーが出てくれば充分優勝もあるのかなと(ミランではピッポやボボ、ユーヴェはムトゥやサラジェッタになるかな)まあ今年もこの2チームは強いです。インテルは・・・・。

プレミアはマンチェスターダービーは見たのですが、そんなに・・・。てゆうか誰か僕に説明して下さい。"クレイジーギャング"アラン・スミス(男前)をアンカー的なポジションで使うのはありなの?全くと言っていいほど彼の良さは出てないし、使う意義を感じないんですけど・・・。まあ器用な選手ではあるけど、上がれるわけでもなく(フレッチャーとスコールズが高めのポジション)、たんに裁いてスペース梅てってやってるのは疑問でしょうがない。それなら朴智星でもいいんじゃないの?てゆうかバルサみたいにCDFを持ってきたって・・・。その辺がファギーに対して疑問。ゴールは凄かった、ファン・ニステルローイが調子良い感じ、朴智星のダイナミックなランニングもフィットしてきてる感じだし、チームとしては前に進んでるのかなという感じはしてますけど。でもまだまだ安定という感じがしないのはやっぱり中盤にキーなのかな。ファうラーが丸くてショックでしたよ。

後はリヨン-モナコを見たのですが、リヨン強いよ。まだル・グエンの匂いが残ってる。しかも相手がモナコにもかかわらず、ターンオーバー気味の布陣でもモナコにほぼ完勝。今年もリーグは優勝、UCLでも楽しみという感じは変わってないですね。まあこれからウリエがどう手を加えて壊すのか・・・・。まあそれは置いておいてゴヴ・マルダの両サイド(この日はベン・アルファ、マルダは途中から)の勢いあるアタック、それに加えてカリューもヴィルトールも結果を出してる。ティアゴも交換トレードみたいな形でチェルシーから獲得と良いメンバーはある程度揃ってるのは去年と変わらないかなと。そこに新星フレッジが出てきてチームに勢いが付いてるのでいきなりのレアル戦、面白いことになるんじゃないかなと(にやにや)ちなみに地上波でやるみたいなので要チェックですな。

まあ長くなっちゃったのでこの辺にしますが、プレビューみたいにもなっちゃいましたね。戦力分析はもう少しお待ちを。とにかくいよいよ今年もUCLが始まる!って感じで、かなりワックワクです!てゆうかテンション上がって来ちゃった(笑)とにかく明日又ちゃんとプレビューしますので、と言うことで今日はここまでです。

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September 12, 2005

久しぶり過ぎてどうして良いのか分からない今日のニュース雑感。

えーと、ニュース行きます。明確な結果が出るまで待っておこうと思ってた隼磨の交通事故の処分やら見解が出たので、それを中心に、後はWC予選のニュースとか。てゆうかもう移籍の話もあんまり無いし、ごちゃごちゃしたニュースしかないんだよね。まあいいか。しかし久しぶり。

・おかえり、隼磨。頑張れ、隼磨。

田中隼磨選手の事故について(Fマリ公式)
        
田中隼磨選手、人身事故に伴う処分について(Fマリ公式)

と言うことで今回の問題はこれにて収束。隼磨の運転は作為的で悪質な運転ではなかったこと、そして被害者並びにその親族が早期復帰を配慮していただけたおかげで、明日から全体練習に復帰ということになったようです。

本当なら被害者(じーさま)の回復を待ってと言うのが筋で、それをクラブとしても考えてたようなのですが、親族の人たち、早期復帰に心遣いしてくれたようでの全体練習復帰。でかいね、人間としての器が。年期が違うね。

まあそんなこんなで復帰することになった隼磨くん。色々ありすぎて変になっちゃいそうなところだけど、それをピッチで出して逆に発散して欲しいなと。てゆうか考えすぎると良さが出ないんだから、本能のままに走り回ればないんじゃね?頑張れ頑張れ。

今週末のFC東京戦で復活?それもいい。リベンジしなきゃ、戸田に。


・オールスター、メンバー決定。

JOMO ALLSTAR SOCCER出場選手・監督(J.League Official)

と言う事で発表。これって全チームから選手を選んでるんだっけ?選ばれてる感じがするけど、選ばれていない感じもする。まあきっと全チームから選ばれてるんでしょう。てゆうかアラウがいないよ?ポンテがいないよ?

で、色々と問題となった欧州遠征との兼ね合いですが、なんだかんだ言って別にオールスターやっても平気な感じで、あそこまで色々考えてたのは何だったんだって感じですな。アレックスは嫌われてるのか選ばれなかったし、加地さんは選ばれたけどその分中盤が海外組の時に駒野を試せるし、ツネが怪我した時のテストとしてマコ(ホントならマツが見たかったけど)を試せる、佑二はレギュラー安泰だからバックアッパーとして茂庭に経験を積ませて上げられる、何の問題もないでしょ?

まあそんなときにマツが選ばれちゃった訳ですが、まあ愛される男ですから仕方ないですな。ここで20回ぐらいオーバーラップしてオシムたんに怒られて、改心するのを期待するしかないでしょ(笑)

まあ個人的にJのメンツもあるとはいえ、華試合の必要性だとか適切な時期を考えて欲しかったけどね。インターナショナルマッチデーって分かってるんだから。大体この時期にやる意味が分からない。まだシーズン中だし。アメフトのプロボウルみたいにシーズン後にやった方が良い気がする。天皇杯との隙間でやるとかさ。

とにかくせっかくそういう犠牲を払ってでもやるんだから大分の人を楽しませてサッカー中毒にして、ビッグアイが毎回満員にさせるぐらいにして欲しいなと。もしそうなったらトリニータの経営問題も解決されるし一石二鳥じゃん!(ごめん、むちゃくちゃですな)

それにしてもオシムたんはおっきいなぁ。反さん、ツネ、あべっちはみんな同じくらいでオシムたんは猫背でも頭一つおっきい。

・雑多なニュースを色々と。

ジダンが股関節負傷、3週間離脱(ニッカン)
フランス代表、アンリの体調に懸念=W杯予選(スポナビ)

見てはいたのだけど、レポート出来なかったW杯予選、フランスはフェロー諸島とアイルランドをジダン(&マケレレ&テュラム)復帰の追い風に乗ってしっかり勝って、大一番のアウェイスイス戦に!って所でのこの怪我。二人ともギリギリになりそうで、この二人抜きでの戦いも想定しなきゃいけないかもとのこと。でも好転したし、二人がいなくても・・・・。ドメネク次第かな?ジダンを融合させたように、まだまだフランスには優秀な駒がいる、それを活かせば二人抜きでも充分やれるはずだけど?

フランス代表はとりあえずこれはゲンを担ごう

エリクソン監督支持率急落、解任賛成70%(ニッカン)

でもう一個W杯予選から。いつの間にか苦戦しているイングランドが北アイルランド戦に敗れたことで一気に爆発した様子。勝つだろうと思ってみてなかったけど、普通に強豪が負けるパターンのような試合だったみたいでまあしょうがないんじゃないの?原因としては決定機を逸しまくったとか、ベッカム・ランパード・ジェラードとスター3枚を揃えた3センターが機能しなかったとか色々なんだろうけど、どうだったのかな?後任候補はサム・アラダイス?ネタじゃん(笑)

ただまだ上位2チームを拾う2位通過の可能性は残ってるし(今のところチェコは拾われる可能性が高いのかな?イングランドは19で3番目って感じ)、プレーオフもあるんだから、少し騒ぎすぎでしょ?解任してもチームは大きく変わらないと思うし。でもプレーオフは面白くなりそうだなぁ(にやにや)スペインvsイングランドとかにならないかな?(僕はアズーリとスウェーデンとチェコとフランスがWCに出れば後はどこでも良い)

36歳のベルカンプ、今期限りでの引退を発表(スポナビ)

と言うことで今度は寂しいニュース、今シーズン終了後にデニス・ベルカンプが引退するという話。まあ前々から契約延長でもめたりして、そのたびにそういう話が出ていたし、仕方ないとはいえやっぱり寂しい。芸術家が年々減っていく感じだなぁ。

・審判問題はもうお腹一杯です。

アジア5位決定戦は再試合 FIFA理事が確認(スポナビ)
吉田主審は無期限資格停止 AFC会長が明らかに(スポナビ)

誤審に関しては仕方ない。まあこれをJの審判問題と繋げて良いのか分からないのだけど、まあどこもかしこも最近は審判にナーバスになりすぎる傾向も感じる今日この頃。正直見ていないので何とも言えないんですが、再試合になるんだねぇ。それが驚き。バーレーンチャンス!

で、最近審判問題は花盛りだけど、こういうのを考えるのって結構不毛だなぁと感じてます。勿論問題が次々に起きるからこう言う状態になるのだけど、それを判断する人にも見る立場の違いがあるから、何が公平で何が偏っているかなんて判断出来ないんじゃないかと思う。それは、サポだけじゃなくて、審判委員会の中の人もそうだし、Jの中の人もそう、誰しもが主観による判断をするのだから、その判断にしても何が正しくて、何が間違ってるかなんて人によるのかなと。だからもう考えてもしょうがないじゃん。運が良いか悪いかのようなモノ、ポストに当たって、内側に転がるか、外に弾かれるか、そんな感じで考えようかなと思ってるわけです。それに審判のことを考えて時間を費やすなら、再放送でもビデオでもDVDでも良いから一試合見た方がいい。勿論不満がない訳じゃないけど、それも含めてサッカー、という感じかな。大きなミスはこれからもあるだろうし、それが普通にマリや代表に降りかかってきて怒ることもあるだろうけど、サッカーって競技自体不確定要素があるからこそ楽しいスポーツなんだし、それも又仕方ないという要素の中に納めるべき何じゃないかと思ったりする(ストレスも溜まるけどね)

まあ審判がこのままで良いと思ってる訳じゃないのであしからず。技術、思考、方向性など向上していって欲しい。てゆうか下手なのを自覚して、しっかりとコミュニケーションを取って、選手達と共に(上に立ってではなく)ゲームを作り、円滑にゲームを進められるぐらいにはなって欲しいなと。個人的には彼らが信頼を受けれるような振る舞いをしてるとは思ってないですから。

何書いてるんだかよく分からなくなってきた。まあ本質を見失わないことということかな。サッカー見てるんだから。と言うことでこれからはあんまり審判のことは考えないと思う。これが僕の考えと言うこと。悟り開いたみたい(笑)

と言うことでとりあえずこの辺で。てゆうか放って置き過ぎて何を取り上げていいのか分からなくなってる僕がいます。トリニータ新監督がシャムスカ、もう見たよ。まあこんな感じで。後でもう一個上げれたら上げます。ヨーロッパね、明日からはUCLも始まるし、書きたいこともあるので。ではとりあえずここまで。

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捨て去った色気の対価@J1 第23節

勝った、勝った、やったー!(セルジオ風)本当に超現実的なサッカーに舵を取る形でようやく獲れた勝ち点3。きっと外から見てる以上にチームの内側では様々な葛藤があったのかなと感じるような試合でした。ただそれだけ欲しかったモノとも言えますし、Fマリノスの1stプライオリティが改めて勝利、そしてそこから派生する自信にあるのかなと感じたり。後は、まだガンバ-サンフレが見れていないのですが、レッズの試合を見て何か漫然たるモノを感じたり。チームは生き物というのが改めて出た一節だったのかなぁと。では。

J.League Division1 第23節

ヴィッセル 0-2 Fマリノス@神戸ユニバー「捨て去った色気、勝ち取った勝利」
F.Marinos:8'グラウ 19'坂田大輔

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本達也、DF中澤佑二、松田直樹、栗原勇蔵、MF上野良治、那須大亮、奥大介(→75'熊林親吾)、ドゥトラ、大橋正博(→64'山瀬功治)、FW坂田大輔(→86'中西永輔)、グラウ
楽天スタメン:GK掛川誠、DF朴康造、マルティン、金古聖司、北本久仁衛、MF遠藤彰弘、佐伯直哉(→67'田中英雄)、小島宏美(→62'北野翔)、ホルヴィ、FWイヴォ、栗原圭介(→89'河本裕之)

えーと、前半グラウを核に生まれたゴールチャンスを、自ら、そして坂田が落ち着いて活かして2点のアドバンテージ、その後全くと言っていいほどリスクを冒すことをせず自陣で3-4の守備ブロックを形成、ミスや翔くんのクイックネスから多少危険なシーンがあったモノの相手の精度を欠いたセットプレーや決定力不足にも助けられ、シャットアウト。面白くも何ともない試合ではありましたが、結果だけを求めて舵を取った現実的なゲームプランを遂行して勝ち点3を確保、リーグ戦では7/13以来7試合ぶりの勝利を手にしました。

まあもうこういう形でしか書きよう無いような試合。シュート数はご存じの通り18-2、攻めたい色気、パスを繋ぎたい色気、そういったモノを全て削り取ったような形でゲームをして、その対価として勝ち点を得た試合でした。でも、そうまでしても、現状の重い空気を振り払いたかった、勝って自信を取り戻したかったと言うことでしょう。まあこの勝利が全てを解決する良薬になるかどうかは分からないけど、改めて思ったのはこのチームには自信というモノが必要なんでしょうし、それが求心力となるモノなのかなぁと感じました。その自信の推移こそがチームが生き物たる所以なんだろうし、みっともないとしてもこういう形で勝ったと言うことは非常に大きいと言うことなのかも知れませんね。

まあサッカー的観点からいえば、この日のサッカーはチーム作りの中でぐちゃぐちゃになってしまった部分をほぐして考え方を整理して望んだ事が良かったのかなと。ただ、これからどうするのだろうという疑問は残るし、未だにこれからの方向性というのが定まっていないというのも又事実です。まあチームはこれからミニキャンプを張ってそういう部分を詰めていくのでしょうが、そこでもう一度同じ失敗をしないためにも、まあやり方云々は別にして、まずは形からではなく意識の変革をしてほしいなと。多分それがないと同じ失敗をする可能性は高いのかなと。まあそれは又今度(というか苦境のFマリノスを考えるの時にでも)。とにかくこれで終わりじゃないと言うことですね。

まあ昨日書いてたら全く違う内容になってたかなぁと思うのですが、その感情は昨日で喜んでおしまい。結局課題は放置されたまんまだし、この先どのような方向に舵を向け、チームを進めていくのかというのに注視していきたいなと。てゆうかフロントもそろそろ色々と考えて行く時期に来てるのでは?岡ちゃんに託すのなら早めに契約延長する意志を伝えて、長期的視野でサッカーを考えていけるようにしてあげることも、必要なのかなと感じたり。と言うことでこの項おしまい。で、見た人も多いと思うのでレッズ-トリニータの簡単レポートを。

レッズ 1-2 トリニータ@埼玉「差を分けたひたむきさ」
Reds:28'田中達也 Trinita:18'梅田高志 71'マグノ・アウベス

まあこの結果は本当に驚いた。序盤、全くと言っていいほど攻撃が流れずに閉塞的な状況に陥っていたレッズは、本当にリズムも悪く波に乗れない状態でした。それでも先制点(このゴールは素敵だった、アレックスの弱点を見事に突いたトゥーリオだかエジミウソンのスルーパスから梅田の飛び出し、そして冷静なフィニッシュ)をあっさりセットではね返し、ゲームの中でも凄い頑張っているトリニータをあっさりと個人技術で振り回し、純然たる実力差を感じさせるものでした。しかし、その大きな実力差はレッズに油断や慢心という勝負にはネガティブな感情を生んでしまったのかなと。前半あれだけ詰まった攻撃を繰り返してしまったのも、一部の選手の高まらない意識も、目の前ではなく先を見た采配も、何かトリニータには勝てるという余裕が悪い方向に出てしまったのかなと。

まあ普通に考えた時に、決定機を活かせず、失点時にアクシデントがあったり最終ラインの足並みが整わずに一瞬の隙を突かれたという強いチームが負ける典型な試合なのかも知れませんが、チームの気持ちがこの試合に向いていれば多分違う結果になっていたかなぁと思います。正直優勝を狙う上では本当に痛いモノとなってしまいましたが、ポンテを中心に個だけじゃない有機的にランニングが絡み合う形を構築する意味でも本当に良い糧となる試合だったと思いますし、まあこのチームが諦めるというのはあんまり考えられないんで、盛り上げて欲しいなと。

まあレッズの慢心は置いておいて、トリニータの選手達のひたむきな姿勢が勝利に結びついた形になりましたね。前述した通り純然たる力の差があったと思うし、難しい試合だったのは間違いないと思います。ただ、そういう状況の中でもチームとしてやるべき事をやり続けることで勝てる可能性が高まるというのが確信出来たと思うし、新監督への信頼というのもこの試合でより高まったのかなと。又後半決勝点の後の中盤での積極的な前への姿勢だったり、高松のポストワークの安定など、先に繋がる要素も見えたはず。これを活かせるかどうかが新監督に課せられた要素なのかも知れませんね。まだまだ苦しいですし。

とにかく非常に様々な精神的要素が影響した興味深い試合でした。

と言うことでその他の試合。
FC東京 1-0 エスパ@国立「メモリアル」
FC:56'戸田光洋

ガンバ 4-2 サンフレ@万博「全てを飲み込む波」
Gamba:15'&51'&59'アラウージョ"God" 26'p遠藤保仁 Sanfrecce:1'ガウボン 14'李漢宰

ジュビロ 2-0 アルディージャ@ヤマハ「抜けた駒の大きさ」
Jubilo:14'カレン・ロバート"10ゴール" 34'大田吉彰

グラ 4-0 レイソル@瑞穂「優しさは必要ない」
Grampus:9'&63'pルイゾン 36'杉本恵太 88'豊田陽平

アルビ 1-2 セレッソ@ビッグスワン「読めないゲーム」
Albirex:89'pエジミウソン Cerezo:20'下村東美 36'ゼ・カルロス

ジェフ 1-0 読売@臨海「カウントダウン」
Jef:81'林丈統

ふろん太 2-1 鹿島@等々力「K点越え」
Frontale:22'我那覇和樹 30'マルクス Antlers:75'鈴木隆行

と言うことで何かガンバ優勝が如実になってきたなぁという感じがしてしょうがないです。勿論まだ試合数ありますけど、今までのガンバにはない異常なまでの勝負強さは彼らが優勝するんじゃないかなぁと思わされてる今日この頃です。まあ試合を見ていないので何とも言えませんが、凄いですわ。と言うこと遅くなりましたが今日はここまでです。

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September 10, 2005

ここで勝たなきゃ水の泡@J1 第23節 Preview

一週間空くと何か変な感じですが、まだまだリーグ戦は続きます。下に目を向けざるを得ない感じなのですが、グラ戦で引き分けてようやく連敗をストップ、ようやく上向いた矢印を又下げないためにも、と言うことでアウェーゲームの楽天戦です。アキが吹っ切れたように絶好調みたいですね、イヴォ初物ですね、嫌な予感・・・・。

J.League Division1 第23節

9/10 19:00KickOff/ヴィッセル vs Fマリノス @神戸ユニバー「ここで勝たなきゃ水の泡」
F.Marinos         Vissel
   グラウ 大島          平瀬
     山瀬功        ホルヴィ イヴォ
ドゥトラ       奥  菅原       朴康造
   上野  那須        佐伯  遠藤
  栗原 松田 中澤     北本 マルティン 金古
     榎達            掛川

と言うことでマリは交通事故は置いておいて元々出場停止な隼磨と河合が出れません。変わりは誰かなぁと考えた時にバックラインの方は勇蔵、エースケのどちらかが埋めるのかなぁと。で隼磨の右サイドは復帰が濃厚な大ちゃんか大橋になりそうとのこと。久々の大ちゃんな訳ですが、どこまで戻ってきているのかが気になるところですね。で楽天の方はアツが代表辞退したわけだけど、まだ怪我の状態は良くなく欠場が濃厚とのこと。とりあえずメンバーはあくまで予想ですので(グラ戦予想がめためただったので自信喪失・・・)

正直どのような試合になるのか想像が付かないのですが、せっかく前節で戻した状態もこの試合で負けてしまえば水の泡になるだけに、内容云々よりもまずは結果なのかなぁと。勝つことで自信を取り戻す、勝ち方を思い出す、全てを解決するのは結果という良薬しかない状態なのも又事実ですからね。で、やり方としては9月に入ってリセットと言うことを前節の試合後にコメントとして出した岡ちゃん、そのリセットというのがどの方向に進むのかなぁと言うのが気になるところです。多分一旦理想を横に置いて、更に現実的な戦い方へシフトしていくのかなぁという気はしてます。グラ戦でもそういう感じは見えましたしね。でもフラットな状態に戻って修正する時間を得て、チームを改めて違う方向に導く事があっても不思議ではないし、そういう意味で読めない、想像付かないです。まあこの試合はこの先チームがどのような方向に進んでいくのかと言うのが見える試合になるのかなと。

まあ楽天は、アツくんの離脱とで改めて前線の再構築があったり、前節の失点の仕方などを見ても上昇カーブは描きつつもまだまだ課題は残っているようです。あのドフリーな感じが修正されていないと良いなぁとか身勝手なことを思っていますが、まずはサイドに一つの工夫を加えて(3つも4つもつけなくていいからね、人を集めちゃ駄目よ。シンプルにワンツーなり、キープからのオーバーラップとか単純な仕掛けで良いんだから)後手に陥るように崩して相手をパニックに陥らせるような形を作るのが先決かな。正直今はあんまりポジティブな点がないので、大ちゃんの復帰で少しはボールが回るようになればいいなとか、今回の一週間空きでコンディションが少しは整うと良いなとか希望的観測の方が前に立つ状態なんですけど、とにかく自信が戻るような試合をしてほしいなと。頑張れ頑張れ(プレビューじゃなくなってる)

で、鮪は?岡ちゃん。スケープゴート?仕事の内容としては高いモノがあったはずだけど?

ではその他の試合。こっちもプレビュー付けます。

9/10 19:00 KickOff/ガンバvs サンフレッチェ @万博「優勝への試練 第1R」

と言うことでHot6からエンジン全開で猛追して、ついに首位を奪取したガンバが、首位に立ってから初めてのゲームはサンフレッチェ戦、サンフレにとっても優勝を狙うためには絶対に負けられない試合。両チームとも出場停止もなくベストの状態でモチベーションもバリバリ、今週のメインマッチですな。

まあやっぱりステレオ的になりますが、サンフレッチェがここまで築き上げていている堅守とガンバの破壊的攻撃力のぶつかり合いが試合の趨勢を決めるのかなとは思います。ジニーニョ・小村・下田という堅実なディフェンスを構築するトライアングルとガンバのアラウージョ・大黒・フェルナンジーニョというJ屈指のアタックトライアングルのぶつかり合いはJ屈指のハイレベルな戦いになると思います。ただ、サンフレとしては必要以上に怖れてしまって、DFラインに吸収されてしまうような事態だけは避けなければならないのかなと。しっかりとバイタルを締めるという意味で引きすぎずにブロックを作った方がガンバに対しては効くと思う。簡単に言えば必ず中盤とDFラインでブロックを作り、一人一人が様々な形に変化したり動いたりするんだけど、ボールに対して必ず二人でいけるような状態、そして柔軟に変わる形に必ずカバーが効くように、穴の空かない形を組織で作るというのが大切なのかなと。前節のヴェルディの守り方は非常に参考になるモノだと思ったし、そういう意味では策略化の小野監督がどのような形の「ガンバシフト(対策)」を施してくるのか凄い楽しみです。

逆の視点から言うと、相変わらずアグレッシブな攻撃のツケが回ってくるガンバの守備には不安がある訳で、そこを数は少ないかも知れないけどそのチャンスをサンフレの2トップが結果に繋げるかどうか。3バックに対してマッチアップが山口にガウボン、シジクレイに佐藤寿人という形で特徴のミスマッチになるような形になれば、何となくズレは生まれてきそう。先に獲ると面白いんだけどね。

まあ色々な見方はあると思いますが、最近勝者のメンタリティを纏いつつあるガンバが、状況の変わっても、その勝者のメンタリティを纏い続けられるのか。プレッシャーもあるでしょうし。本当に注目点の多い試合となりそうです。


9/10 16:00KickOff/レッズ vs トリ@さいたま「過ちは繰り替えなさい」
9/10 18:30 KickOff/FC東京 vs エスパ@国立「大火事の中で」
9/11 19:00KickOff/ふろん太 vs 鹿島@等々力「苦境の中での追撃」
9/11 19:00KickOff/ジェフ vs 読売@臨海「手応えを本物に」
9/10 19:00KickOff/グラ vs レイソル@瑞穂「上昇気流は大好物?」
9/10 19:00KickOff/ジュビロ vs アルディージャ@ヤマハ「終わらない、諦めない」
9/10 19:00KickOff/アルビ vs セレッソ@ビッグスワン「ミラーゲーム」

と言うことで、残りが少なくなってくる訳で、そろそろゲームに対するモチベーションという要素も出てくるのかなと。今年は上が走っているだけに脱落してくるチームも多い、まあ後ろが詰まっているのでそんなに気は抜けないにしても、試合に影響するポイントがもう一つ増えると言うのもあるのかも知れませんね。今節ガンバと鹿島が負けるとリーグがもっと面白くなるんだけどなぁと、傍観者の目からいってみる(笑)ということで今日はここまでっす。

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September 09, 2005

代表周辺あれこれ。

えーと、本当ならFマリのことをやろうかなと思っていたのですが、代表戦になるとお客さんが増えてそれなりに代表の事を求められてるのかなと、代表の事書いた方が良いのかなと言う考えが働き、もう少し考えてみようかなと。まあ先に繋がる要素として、この試合で組み合わせとして沢山のコンビが見れたこと、前半守備がどうにもならなくて緊急避難的に生まれた3センターの可能性、後は監督会見、選手コメント等々。代表あれこれ(これ使ったか思い出せない・・・・)って感じで。では。

・様々な組み合わせが見れた「テストマッチ」、改めて必要な要素と共に。

と言うことでジーコ曰く「欧州組のテスト」と銘打たれてディフェンスラインより前は全て欧州組がスタメンに名を連ねたホンジュラス戦ですが、その中で色々な組み合わせが見えました。とりあえず2点。

1.チームを趨勢を決める俊輔とヒデの使い方。
まずは一番注目の集まったこの二人のOMFでの併用。イラン戦以来かな?うまくいったイメージだと03CCの縦(ヒデが幅広く動きながら前を窺い、俊輔は後ろで作りながら機を窺う)関係なのかなぁとか思いを巡らしていましたが、序盤は高さで差を付けるのではなく、横関係からゲームに入った感じでしたね。どちらかが中に入ったらもう一方はサイドに開くと行った感じでポジションが重ならないようにという思いがあったのでしょうが、これは二人の距離感が狭まることはなくどちらかが存在感を出すと行った感じに留まって、余り機能したとは言い難かったです。原理として周辺察知が鋭く、プレッシャーにも負けずに(この試合は試合勘が飛んでいたこともあって手痛いミスもあったけど)センターエリアで存在感を示せるヒデと、所在ないふらふらとした動きをしながらもサイドに寄ることで、精度の高いボールでチャンスを演出したり、ここのところ高まってきている(2年ぐらいかな)フリーランニングの意識を発揮するなどフリーとなる事で存在感を示す俊輔は合いそうなんですけどね。まあボランチの組み立てというのに難があったことも考慮に入れるとしてもイマイチだったかなと。

しかし、守備の不安定もあり、ヒデがボランチを助ける意味で自主的に少しポジションを下げて3-1(ミラン風味、ダイヤモンドのような形に)の様な中盤システムとなったのですが(おかげでボランチがバイタルを開ける事に躊躇がなくなり、それなりに守備は安定。やられたシーンはアプローチが不徹底で良い精度のパスを出させてしまい、又マーキングも緩かったことにある)、攻撃に置いて俊輔とヒデの関係が縦になると、05CCでの良いイメージもあって、ヒデの縦パスを基盤にしたゲームメイクと俊輔の動きがフィット、良いリズムを作ることが出来ました。まあこれに関して思ったのは俊輔云々は置いておいて、今の日本代表にはやはり中田英寿の低い位置でのゲームメイクが絶対的に必要と言うことが改めて実証されたのかなと。昨日のレポートでも書きましたが中盤でしっかりと組み立てられないとこのチームのリズムは生まれてこない。でも、ヒデが下がると、良いタイミングで前にボールが供給され、また力強く後ろからバックアップする事で攻撃に厚みも加わり、本当にチームのリズムが生まれる。この後小笠原が入って2-2の形に戻ったりしたわけですが、ヒデの低い位置での組み立て、俊輔と小笠原が高い位置でプレーをする形は何の躊躇もなくうまく機能し、攻撃に置いて停滞することはなかったし、こういう要素を見るとようやくとも言えますが、ヒデの適切な使い方が見つかったと言えるのかも知れませんね。

2.トップの組み合わせ、結果を残した高原と柳沢。2人の関係と加速装置の必要性。
えーと次は、2トップの組み合わせについて。まあ前述の通りこの試合で(大味な展開があったにしても)高原が1ゴール、柳沢が2ゴールと二人とも結果を残した訳ですが、改めて逞しくなっている所を見せてくれましたね。この二人のコンビはいつもポジションバランスを意識しながらプレーしていた感じが見て取れ、二人の関係でワンツーからダイレクトシュートにいったり、前を向いて持ったところでデコイランをして(デコイじゃなくもらうためのランニングだと思うけど)スペースメイクしたりと、今まで余り見られなかった2トップでの関係での崩しなどは高原・柳沢の積年のコンビネーションがなせる技だったのかも知れませんね。共に特徴がぶつかり合うこともなく、ポジションの高さなどに差が付いていたり、飛び込むところでは二人ともしっかりとゴールの狙える位置にいたりとバランスの良さを伺えたプレーぶりだったのかなと。

しかし、改めて思ったのはこのチームは余りポストに頼らなくても攻撃をクリエイティブに組み立てることが出来るので、一人はスペースを突けるようなアタッカーがチームとしてはいいのかなと。上記の通りヒデと俊輔の縦関係の確立により、かなり縦に入るタイミングが速く、その速さをポストで停滞させるのではなく、スペースを狙って更にスピードアップすると言うことの方が相手守備を崩せる可能性は高まるのかなと。選択肢としては玉ちゃんや田中達也、大久保となりそうですが、スピードがある選手達の特徴が攻撃の幅が更に加えてくれるのではないかなと。又局面打開が必要な時に彼らは果敢に仕掛けて穴を作り出してくれると言う意味では大きな武器となってくれると思いますから。まあその効果は05CCで実証済みな訳だし、トランジッションゲームで突き崩すというのは世界と戦う上で必須だと思います。

・緊急避難的に生まれた4-3-1-2、このシステムに感じる新たな可能性。

まあこの試合、ダブルボランチで試合に入っていったわけですが、一方のサイドに引きつけられてしまいバイタルがぽっかり開いてしまったり、二人のバランスが多少前掛かりになってしまって裏を取らそうになったりと急造な所を露呈してしまい、出来として余り良いものではありませんでした。その中で、ゲーム中にヒデが自主的にポジションを下げることでゲームを安定させようとした3センターという緊急布陣の時間があったわけですが、その形にちょっと可能性を感じたりしてしまいました。勿論、個でのミス、そしてぶっつけということもあって曖昧な部分もあったわけですが、それを差し引いてもこの布陣には戦術的整合性とポジティブなポイントがあるのかなと(勿論システムでサッカーをするわけではなく、それをやる選手達の働きが重要なんですが)具体的に書けば、守備に置いては中盤でのアプローチに思い切りよくいけるようになる事で中盤のプレスに置いて曖昧なところが消えること。ボールサイドに二人寄っても、ポジションをずらすことでバイタルをケア出来るから、その分だけ彼らとしては精神的に安心していけるというのがあるのかなと。そして攻撃に置いては、前の人数が減ることはそこまでネガティブではなく(まあヒデからのボールの出所が減ると言うことで前に入る俊輔を含めた前のパスレシーブ意識の更なる向上が必要だけど)柔軟に上がれるポジションということもあって、捕まえにくい選手が増えて更に中盤の流動性がでてくるのかなと。またアンカーがしっかりとリスクマネジメントをすることで役割分担も付きやすく、攻める意味でも思い切りが出てくるのかなと。このチームに置いてはまだまだ曖昧なところが残る結果となったこのゲームでしたが、そういう部分を少し解決出来る可能性をはらんでいるのかなと。
まあここからは想像でしかないのですが、この3センターは日本代表が抱える二つの問題を解決出来る可能性がある布陣なのかなと。1つはシンジ復帰後にどうするのかという問題。ヒデを固定するとしたらOMF?それともボランチ?小笠原が良い状態なだけにベンチ?様々な選択肢があるわけですが、まあ状態が戻ってくればベンチに置く駒じゃない(チームバランスはあるけど)そういう意味ではそんなもどかしい問題を一気に解決する策としても面白いし、何か収まりが良いのかなという感じがしなくもありません。それと大きな問題となったサイドがすっかすかにやられまくる事に対して、どうやってカバーするのかというのが大きな問題として浮上してきました(まあ人を変えるという選択肢がない訳じゃないんだけど、あんまり期待出来ないじゃん?)まあ状況的にカバーにいけなかった事自体が大きな問題ですが、センターバックの二人が思いきってカバーに出れるためにはそのカバーで空いたポジションを埋めるしかないのは明らかです(もう一つとしてはズラして対応すると言うのもあるんだけど、アレックスと加地さんはマーキングはあんまりねぇ)そこでアンカー。勿論中盤DFにおける扇の要として、バイタル近辺のスペースカバーが主な仕事となるわけですが、センターバックがずれていった時にそこにすっと下がって空いたところを埋めれる仕事をしてくれれば何とか少しは問題が軽減出来るのかなと。変則の3バックとも言えるイメージでしょうか。今の日本代表のメンツだと中田浩二が適任かなぁと思いますが(まあ機能の仕事ぶりは置いておいて、特徴として)、福西も十分出来そうだし、そういう意味では欧州遠征で試して欲しいなぁと思ったり(勿論3センターのサイド、ヒデとシンジだけじゃなく小笠原もヤットも稲本も慣れればいけると思う。ボールハンターの今野や阿部もこのポジションかな?)まあどうなるかは分からないので戯れ言ですけどね。

・会見やらコメントやら。

ホンジュラス戦後 ジーコ監督会見(スポナビ)

まあ相変わらずの種明かしっぷりなんですが、特筆して言うことはないかな?まあ精神的な要素にご満足の様子。確かに下を向いてもおかしくないところで、踏ん張った(まあ相手が尻つぼみ的な部分というのもあるにしても)というのは確かに評価出来る部分。よくプロレス的と言われるけど、ビハインドメンタリティというのはこのチームの色でもあるから、そういう意味では前に進んでるのかなぁ・・・・(まあ最初っからきっちりやらないところがだめなんだけさ)

試合後 ホンジュラス代表デラバス監督会見(スポナビ)

守備頑張れだってさ、まあ4点も同じ様な形で獲ればそうもいえるだろうさ。でも本当にその通り、避けては通れない守備の修正をジーコが出来るのか、コミュニケーションを通じて改善することが出来るのか。何となく前が主導権を持っている気がするし、そういう意味ではチームバランスが問われるところなのかも知れないですね。

国内組だけで戦ってたらどのようなコメントに変化してたんだろう・・・。

まあこっちから一言メッセージを送るとしたら、君たちも守備頑張れ(苦笑)

守備崩壊?攻撃はOK?5-4で勝利[P.2](All about)

と言うことで上のリンクは選手コメントまとめたモノ。気になる人。

宮本恒靖選手 「もう少し前から守備したかったけど、あまりうまくいかなかった。もっと現実的になって守備のやり方を変えて試合をすればよかった。理想を求めてしまった。後半相手に同じようにやられないようにしようとハーフタイムには話した。ディフェンスラインとボランチの間が空いてから浩二を真ん中においてヒデを左に置いた。前との距離が遠くてバランスが悪かったから。サイドでキープできる選手がいるチームに対しては、少し引いた中で守備をすればよかった。

このメンバーでやるのが久しぶりで、連携がうまくいっていない中で、高い位置で奪うことが有効ではなかった。少し下げて人数を多くしたほうがよかったのかな。最初のうちはなかなかボールが取れなかったから。でも日本の早いカウンターは有効だった。失点しないための見極めを今後どうするか。それをやっていかないといけない」

All About

まあツネ様のコメントなんですけど、ツネは前からの守備がうまくいかない時点で現実的な守備ができれば良かったとのことですが、個人的にはもう吹っ切れちゃえば良いんじゃないかな?吹っ切れるとそれなりに凄い事するチームだし。てゆうかチームの作り方として現実的じゃないんだし、もう当たって砕けろ的なファンタスティックなチームになって欲しいなと(上に書いたこと台無し 笑)まあ半分冗談で半分本音。ラインを上げて、どんどん前からプレッシャー、抜かれたしゃーないわ、根性と神の降臨に賭ける。まあそれでもいい気がする。まあ2002年から考えると、凄い方針転換。

この人は相変わらず・・・。

と言うことで代表周辺を色々と考えてみましたがいかがだったでしょう。でも今回の試合は同じ舞台のトルコ戦を、払拭するゲームなのかなぁとポジティブ変換してみたり。まあ色々なモノが見えてきたと言うことで、テストマッチらしい試合が出来て良かったと言うことで締めましょう。まあ時間があるないは考えない!てゆうかみんな同じ条件だし、比べてもしょうがないけどお隣は再構築だしね(うぇ~へっへっ)と言うことで今日はここまでです。

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September 08, 2005

劇場型フットボール@KIRIN Challenge Cup vsホンジュラス

まあ派手な試合、何か久々に日本代表でこういう派手な試合を見た気がする。まあこういう試合自体、元々守備に基盤を置かれていた日本にとっては少なかった訳だけど、それにしても大味。とりあえずポジティブなポイントもネガティブなポイントもあるけど、この試合を見て思ったのは劇場型サッカーって感じ?ジーコはあまりに強運。

Kirin Challenge Cup 2005
Japan 5-4 Honduras @ Miyagi Stadium,Miyagi
Japan:33'N.Takahara 48'&70'A.Yanagisawa 55'pS.Nakamura 78'M.Ogasawara
Honduras:8'&27'&50'Velasques 45'+1'Martinez

日本スタメン:GK楢崎正剛、DF加地亮、中澤佑二、宮本恒靖、三都主アレサンドロ、MF稲本潤一(→64'小笠原満男)、中田浩二、中田英寿、中村俊輔(→87'田中誠)、FW高原直泰(→79'大黒将志)、柳沢敦(→71'玉田圭司)

序盤からよく言われる「中南米コンプレックス」がゲームに表れる展開、余りに大味だったのでとりあえず簡単に得点経過を。

0-1
中盤左サイドでボールホルダーへのプレスが弱まったところを突かれてスルーパス、アレックスの抵抗むなしくマルティネスにラインを破られ、グラウンダーで折り返されてベラスケスに押し込まれてゴール。

0-2
緩さを感じる中盤を右から左に展開され、ガルシアとアレックスの1vs1、そこに後ろから走り込んできたベラスケスがツネの裏を取り、そこに優しいスルーパスが流し込まれて完全に抜け出され、角度のないところから流し込んでゴール。

1-2
一度目の攻撃を防がれた後の中途半端なクリアを中田浩二がインターセプト、ヒデに繋がりうまくアングルを付けて前にポジションを獲っていた稲本へパスを通すと、稲本がそのままミドル、これがDFのクリアミスを誘い、こぼれたボールを高原が巧みにアウトサイドでGKの逆を突いて流し込んでゴール。

1-3
低い位置で中田浩二からヒデへ繋ごうとしたところで左右からプレスを掛けられボールロスト、収縮して対応しようとするモノの、中央から左に流されマルティネスがダイレクトで強烈に突き刺してゴール。

2-3
ポストに入ろうとした高原へのファールで得たペナ近く左側のFKから、俊輔のキックは風もあって鋭く曲がり、ホンジュラスのDFを裏をかき、このボールはヤナギへドンピシャ。ヤナギもしっかりとファー側へヘッドでコースを突きゴール。

2-4
攻撃後、戻りきれない所でボールホルダーにプレスが掛からず、スルーパスでシンプルに縦を突かれると加地がマルティネスの速さに屈した形で右サイドをぶち抜かれ、マルティネスは切れ込みながらタイミングを計って中へ折り返し、又もベラスケスが飛び込んでボールに合わせてゴール。

3-4
浮き球の競り合いの中で中田浩二に対してのハイキックで得たFK、2点目と同じような位置からのFKから、俊輔のキックは同じく鋭く曲がり中田浩二へ、しかしこれは届かず後ろに流れるとそのポイントにいた宮本がトラップ、そしてフィニッシュと言うところで後ろから捕まれて倒されPK。このPKを俊輔、GKの逆を突いて左に沈めてゴール。

4-4
ピッチ中央左ライン際で囲い込んでボールを奪うと小笠原に繋がり、シンプルに前に走ったヤナギへ、ここで高原が中から外へ前を切れ込むようにランニングしスペースメイク、ヤナギはその動きに呼応するように中へドリブルで突っかけてそのままシュート、これが見事な弾道で左隅に決まってゴール。

5-4
低い位置でボールを回しながら、下がってきた俊輔へ。俊輔はフリーとなったヒデを見逃さずに速いボールを供給、ヒデは受けるアクションを起こした玉田へ楔、玉ちゃんが少し溜めて猛烈にオーバーラップしてきたアレックスへスルーパス、アレックスは相手を置き去りにしてこのボールを受けて中に切れ込み、走り込んできた小笠原を見つけてマイナスの折り返し、小笠原はダイレクトでしっかりと沈めてゴール。

では気になった部分を簡単に分けながら。

・見えないボール奪取の術、特徴を鑑みても更なる向上の必要アリ。

結果としては大逆転劇で勝ったわけですが、苦手とされている中南米のチームの特徴とも言うべきスキルの高さとリズム、テンポの違いを活かしたボール回しへの対応策にある程度答えが出たかと言えば否かなと。相手の小気味良いパス回しにアプローチに行ってもなかなか奪えるような形を作れず、ボールの取り所をとうとう最後まで定められなかった。海外組がいる時のチームは守備からリズムを作るチームではないとは思うのだけど、やっぱりこれだけボールが獲れないと、ラインは下がってしまうし、そうなると1vs1で後手に陥ればやられる危険性は格段に高くなる。この試合では中盤でのアプローチの緩さが全て失点に繋がってしまっていただけに、しっかりやらないと又やられちゃうよという警鐘なのかも知れませんね。まあ稲本・ナカタコのコンビはもう無いだろうけど、チームとしてどこでボールを奪うのか言うことをもう一度確認して、その共通認識の元、プレーしていく必要性があるのかなと。

ただ、守備が整えば良くなるかと言ったら多分このチームには当てはまらないと思う(勿論守備が整備することは絶対必要、安定しなきゃどうにもならない)このチームのストロングポイントはあくまでも質の高い中盤で主体的で攻撃を組み立て、崩せる形を作れること。そしてそれがチームのリズムを生み出す源流とも言える部分。そういうことが出来ている時は、全体的に押し上げが効き、コンパクトとなってセカンドボールの支配やプレスも掛かる。そういう意味ではいかにマイボールの時間を増やすことが大切なのかなぁと感じたり。要はこのコンセプトと同じ選手起用の傾向を保ったまま(ここで言う選手選考の傾向というのは中盤に守備の出来る選手を沢山増やすとかそういうことをしないでということ。サイドバックとかは別に変えても構わないと思うけど)、守備を向上させる必要があるのかなぁと。まあ非常に難しい課題でありますね。

・様々な課題を内包した4失点。

まあかなりこっぴどくやられたわけですが、原因としては4バックの距離感とカバーの効かない機能性、ボールホルダーへのアプローチ、まあそれに関連する上での前述の通りのボール奪取のポイント、まあこのチームらしい整備されない守備が破綻を迎えてしまったと言うことなのかも知れませんね。ボランチの組み合わせにテスト色が強かったこともあり、周囲とのコミュニケーションレベルが戻ってしまって、共通認識がなく、曖昧な要素が増えていたことは否めません。プレッシャーも掛からずイイボールを供給されて、ほぼ無抵抗と言っていい形で4失点したわけで、これに関しては本当にどうにかしなきゃいけないですね。まあ多分稲本・中田浩二のコンビが再現されることはないと思うけど、これがヒデ・福西のコンビに変わっても大きな問題解決にはならないのかなと。今まではそういう風にやられても何とかDFラインで踏ん張っていたけれど、今日は我慢をする間を与えてもらえなかった。ジーコジャパンのディフェンスはカバーにカバーを重ねるように、穴を埋めていくDFだったわけで、その間を与えてもらえないというのは、根本的な問題なのかなぁと。試合の中で誰が誰を掴むのか、それともゾーンで抑えるのか、カバーの後のスペースマネジメントも含めて、サイドを狙われた時のカバーの方法だったり、曖昧な部分を一つずつ消していくことでもう安定したDFが出来る約束事を作っていく必要を感じました。まあ逆を言えば基本的なことが今日は全く出来ていなかったとも言えるんですけど。とにかく個としての問題とチームとしての問題、どちらも結構深刻。まあだからといって代替案が思いつかないんですけど。

・選手評でポジティブポイントを。

楢崎正剛(名古屋グランパス)→まあほぼノーチャンスなので可哀想な部分はあったにしても、修正しなきゃいけないポイントは見えているはず、その辺をコーチングして何か修正したかったところ。何か最近代表では失点多くね?GKのせいじゃないにしても・・・。ゲン悪?

加地亮(FC東京)→回数は少ないモノの攻め上がればそれなりに存在感を示せると言うことで、活躍はフロックじゃないと言うことを証明した。が、DFに関しては本当に軽い。走り合いでは絶対に負けちゃいけないし(まあ絶対的な身体能力差があったにしても)、守り方に工夫が欲しい。攻撃の成長を守備にも。

中澤佑二(横浜Fマリノス)→どうなんだろう?前にいけるときのパフォーマンスは良さが出るけど、カバーという点ではどうにもならないのかなぁ?まあこのチームに目立つ引き出されて失点していると言うこともあって、慎重と言うこともあったし、カバーにいけるような展開じゃないにしても、何とかして欲しいというのは贅沢か?まあこれでどうにかしろと言われても困っちゃうか。

宮本恒靖(ガンバ大阪)→最近ゴールという麻薬に嵌り始めて、結構前でも良い仕事。でも守備では全くと言っていいほど修正出来ず、リーダーとしてむぅと言う感じ。勿論DFラインだけの問題じゃないのは承知してるし、ヒデを下げて緊急補修をしたのだろうけど、DFラインが横に広がり過ぎじゃ・・・(まあこれは出所が定まらないから狙いも定められないのもあるにしても)あれじゃカバーを効かせようとしても無理・・・。

三都主アレサンドロ(浦和レッズ)→最近の好調の片鱗を一発だけ見せて見事な決勝点のアシスト、その前の勢いあるオーバーラップは鹿島戦のプレーを見るようだった。で、二つ言いたいこと。まずは集中力の件、カードもそうだけど、試合の入り方が悪かったりリズムが悪いととたんに集中が切れてミスが多発するのはどうにかならないかなぁ?これはずーっと残る課題。集中してると良いプレー出来るのは知ってるからこそ歯がゆい。でもう一つは勿論DF、やっぱり彼はアタッカーなのかなぁと、最近良くなっていた気がしたのだけど(カバーとか絞りとか上手になったし)、この試合では中途半端な対応で2失点に絡む大活躍。マークの受け渡しとかはまだまだなのかなぁ、流れてきたところで見てなかったりと言うのも多いんだよねぇ。後は粘り。うーん、攻撃の部分で考えたらスパサブ・・・・。でもバックアッパーいないんだよねぇ。1A

稲本潤一(WBA)→スケールの大きいプレーだったり、前への推進力だったり、中距離フィードとか前に出るプレーは彼らしいけど(高原の1点目を導いたのも彼の積極性が生み出したと思うし)、彼を行かす場所はない。多分これからヒデはボランチ起用になると思うんだけど、そうなるとヒデをフォローしながら、バイタルを埋める役割が求められるだけに、そういう意味では我慢出来ない選手はどうかなと。そういうパフォーマンス。上がるのは良いけどバランス考えて。ヒデの悪い時みたいだった。

中田浩二(オリンピック・マルセイユ)→うーん、イマイチ。止めきれない、埋めきれない、リズム生み出せない。ミドルなどの積極性は評価出来るけど、福西には及ばない。何かナカタコらしさを活かせるポイントはあったと思うんだけどねぇ。バイタルとDFラインに出入りして、DFをフレキシブルに機能させたりする役割が出来れば、もう少しなんとかなったんじゃないかと責任転嫁してみたり。でもそういうことが出来る選手だけに、自分でやったら凄い評価上がるんじゃないかな?サイドが破られた後のカバーは至上命題となるだろうし。

中田英寿(ボルトン・ワンダラーズ)→やっぱりボランチ。前が悪いとかそういう事じゃなくて、ヒデがチームの中心にいないとボールが回らない。ミスに関しては周りも悪い、来そうな所でも彼の能力に頼る癖が付いてるからこそ起きた事。あそこでああいうパスを預けられても困るよねぇ。速い楔とかはこのチームには欠かせない。

中村俊輔(セルティック・グラズゴー)→まあヒデとは縦関係の方が良いのも又明らか。横関係で一人が中、一人が外という感じになって、二人の関係性は薄い。でも縦の関係性になると相互補完となって、攻撃が回る。やっぱり縦だね。で、今日の試合を見て俊輔がこねるとか走らないとか言う人がいたら、もうその人のこと信じない(笑)セルティックへの移籍効果か、ゴールに向かうプレーも多かったし(シュート打てよ・・・)、ランニングも積極的だったし、明らかに変身した俊輔を披露出来ていた気がする。ヤナギとの相性も相変わらず良。俊輔に守備をさせない事が出来れば良いんだけどなぁ(自己中)1G1A。

高原直泰(ハンブルガーSV)→久々代表ゴール。鋭い反応でのゴールは見事、それ以外にもヤナギのゴールを導くランニングとか、彼が理想とする2トップの関係性で獲ったゴールもあって良かった。ただね、このチームに必要かどうかと言ったら正直わからない。プレーの幅は広いし、何でも出来てある意味このチームのFWらしい選手だと思うけど、あんまり子のチームはポストプレーヤーを必要としていない事もあって、やっぱりクイックネスに優れて前に特化してスペースを狙ったり、局面打開が期待出来る選手の方が良いのかなと感じたり(大黒みたいな)ストライカー色を強めればフィットしそうなところもある。1G

柳沢敦(メッシーナ)→見事な2ゴールで成長を改めて証明、1点目のヘッドもフリーとはいえしっかりコースに決めたし(ボールとしては風の影響もあって難しいボールだったと思う、先が予測しずらいという点では)、何よりも2点目。高原との連動、ドリブルシュートの精度、見事としか言いようがない。足元のミスも多少目立ったけど、元々技術の高い選手だしコンディションさえ整えば・・・・。欧州遠征も楽しみ。セリエで初ゴールを!2G

小笠原満男(鹿島アントラーズ)→決勝ゴールおめ、しっかりとあそこに走り込んだ事に価値がある。勿論すぱっと決めたゴールも落ち着いてた。やっぱり期すモノもあったと思うし、そういう意味では結果が残せたことは先に繋がる要素かなと(松井やシンジ復帰もこれからあるわけだし)それ以外にも終盤チームが疲弊している中で良く動いていて、しっかり貢献。1G

玉田圭司(柏レイソル)→まず印象的なプレーとして5点目に繋がったプレー、ヒデが持った瞬間足元で受けるアクションを起こして、キープからオーバーラップを促して見事なスルーパス、これは良いプレーだったし、玉ちゃんらしい周りも活かせる良いプレーだったのかなと。他にもラインポジショニングを取って裏に抜けようとしたり(俊輔のパスがずれた)意識は高かった。崖っぷちは変わらないモノの浮上の気配アリ。

大黒将志(ガンバ大阪)、田中誠(ジュビロ磐田)→s.v.

と言うことでこんな感じでしょうか。まあとにかくポジティブに考えれば、めちゃくちゃな負け試合をひっくり返すだけの力があるというのを示したと言うことはあるかなと(ホンジュラスのコンディション的な不安がなければ厳しかっただろうけど)それと攻撃に可能性を失っていないこと。それはよかったかなと。まあ来月の欧州遠征で又どうなるのかがそれなりに楽しみかな、ジーコジャパンは欧州チームには強いんだよねぇ。そういう意味ではもう1、2試合ウルグアイとかメヒコ辺りと出来ると良いなぁ?まあいいや、あんまり代表の試合を生で見る機会のない宮城でこういうわかりやすい試合を見せれたのはそれなりにポジティブなのかなと思ったり。ということで、今日はここまでです。

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September 07, 2005

苦境のFマリノスに思うこと。 -その2-

ぼちぼちやると言っていた「苦境のFマリノスを思うこと」第2回です。って思ってたら、こんな問題が起きちゃった・・・。被害者の方の回復を祈るばかりなんだけど、隼磨は当分の間出れなくなっちゃうのかな・・・復調の兆しがようやく見えたのに・・・・まあ色々と調査やら社会的責任やら、起きてしまったことに関しての事後処理もあるだろうからねぇ。まあ詳しくは何も分からない状態なので、何とも言えないけどさ。とにかく行きます(なんて入り方だ)又一応前提として書いておきますが僕の考えですので(勿論コメント欄やらトラックバックでご意見・反論どんどんお待ちしてます)。今日のテーマは理想のサッカーを構築する上での監督の役割、そしてその中での岡ちゃんの素養。

・理想を具現化するために必要となるプロセス。

監督という職業に置いて一番の仕事は何なのか、預かるチームの(選手の特徴を見極めた上で)方向性を熟慮しながら定め、その方向性に沿った形で戦術を浸透させたり(役割分担・組織化・オートマティズムの付随・パスルートの設定など)、意識づけをして、理想に近づく作業を地道に作り上げていくことだと思っています。勿論それだけではなく他にも選手の育成や人間的成長を促すこと、チームマネジメントやメンタルケア、モチベーションやコンディションの調整、他チームの分析、補強、マスコミ対応など(コーチの助けを得ながらにしても)、総合的に沢山の仕事があって、それを総合的に求められるわけですが、コアとなる部分はやはりピッチでの表現されたことになるのかなと。

理想と掲げると言う中で、一番重要となるのはその方向付け。どういうサッカーを志向するのか、曖昧なイメージではなく具体的なイメージはあるか、その中で整合性は取れているのか、現実的な要素まで考えているかなど、様々な「創造力」が必要です。そして忘れていけないのは選手の存在。あくまでもプレーするのは監督ではなく選手なので、その選手達にその素養があるかどうかと言うところまで、しっかりと熟慮していく必要性もあるでしょう。その創造力が理想のサッカーを作る上での第一歩であり、根幹となるというのは言うまでもありません。

しかしいくら整合性が取れていて、方針が正しくても、相手もあることだから非常に難しさがあるのがサッカーです。思った通りに表現させてもらえないこともあるだろうし、ピッチで実際にプレーする選手達もロボットではないので、不確定要素が沢山あると言うことです。そういう意味では頭の中で描いていたイメージが思った通りに進まない事に誤差が出てくるのは当然の事なのかも知れませんね。ただその失敗の中で見えてくる課題を修正するという作業を通して、無駄な部分がそげ落ちたり、(思った以上の効果を生み出す)新しい要素を付け加えたり、そうやって研磨されるように熟成されることで、「理想のサッカー」が出来てくるのかも知れません。しかしその作業は一朝一夕に行くモノでもなく、そこには大きな苦難が待っているというのは言うまでもありません。

苦難があると言うことは、簡単に言えばチームがうまくいっていないと言うことで、一試合で見ると負ける可能性もうまくいっている時より高まり、それは一過性の失敗も覚悟しなければならないと言うことなのかなと。ただ、そこには矛盾が生まれてきてしまう。元々監督という職業の最終目標は「チームを勝利に導く事」であり、そういう意味では「理想のサッカー」を作り上げる上では経過の中で相反する結論が生まれることなのかも知れません。

そして、そういう状態になった時に指揮官としての特徴や性格というモノが出てくるのかなぁと感じてみたり。失敗を覚悟しながらでも理想に突き進む人もいれば、方向性をズラしながら現実性を付随する人もいる、ばっさりと断念して現実的に方針転換する人もいる。さて、そこで本題。岡田武史はどういう指揮官なのか、彼も決して全知全能の指揮官ではない。だからこそ彼の特徴を捉えた上で考えていくという必要があるのかなと。(前フリ長いな)

・岡田武史という指揮官、彼に掛かる期待と重圧の中で。

と言うことで本題です。僕が思う中で、岡ちゃんは非常に現実的でクールでクレバーな監督だと思っています。まあ経歴に関しては言わずもがな、「結果を残す名監督」と言う評価が世間での一般的な評価なのかなと。岡ちゃんの良さは何よりも現状を的確に捉え欲を出さずに現実的にチームを築く事が出来る判断力、他にも人心掌握に長け人の信頼に応えるだけの人間性の備え、そして色々なモノに執着せず(執着するのは結果だけ)、勝利への最短距離を突き進める決断力などなど。ある意味ジェフのスローガン(?)「Win By All」は岡ちゃんの指揮官像を捉えているのかなと思ったりして。まあその成果はここまで監督として残してきた結果(日本代表を窮地から救いWC初出場に導く、コンサを1年の準備期間を経てのJ1昇格を導く、そしてFマリノスを前人未踏の3ステージ連覇へ導き、2連覇を達成)が、悠然と語っているのではないでしょうか。

しかし当たり前ですが、結果を残せば残すほど、周囲は更に上という期待を掛けるし、少しでも結果が残らなければ批判が飛んでくる。皮肉なモノですが自分の経歴が重圧となっていて、監督業をする中で岡ちゃんは「結果を出さなければならない」という強迫観念にも似たものを背負いながら仕事をしているのかなと感じる事も多いです。勿論プロの監督なら誰しもそういうものは多かれ少なかれあるモノだとは思いますが、背負っている期待が岡ちゃんの場合はとてつもなく大きい。失敗の許されない雰囲気の中で結果を残していくにはどうしても現実的なスタイルを敷いていくことを求められるし、そういうことが続いていくうちに岡田武史という監督が(現実的な形に)構築されていったのかなぁと。岡ちゃんを考えるとき、いつも頭の中に出てくるのは優秀なディーラーを思い浮かべます。少しでも失敗の気があれば手仕舞いし、あらたに成功出来る要素のある方法に手を代える。そういうことで最大限「負けない」という要素を積み上げていって利益を得ていく。サッカーに置き換えれば「負ける」というリスクを軽妙に避けながら(たまに大勝負を打って大怪我することがあるけど、そこでも意固地にならず)チームをコントロールし、勝てるようにし向けていくと言う感じなのかなと。(采配に置いては勝負師的な側面も強いけどね、強気だし)

ただ、その中で岡ちゃんはマリノスではチーム作りにおいて、2度のリスクを冒しました。一度目は2004年の初頭の4-3-1-2システムによるより主体的なサッカー構築を目指したこと(J1 1stStage 第2節vsジェフ戦での大敗で頓挫)、そして2度目は新加入の山瀬功治、マグロンをチームの機能性に融合させて速いポゼッションを具現化し、より崩せるアグレッシブなサッカーを目指した今夏。そして今回も一時断念し(まだ諦めてないかも知れないから一応ね)、方針転換の憂き目にあった(まあ岡ちゃんが自らすぐに手仕舞いしたからなんだけど)。様々なモノを勝ち得てきた名将にもある意味苦手というか鬼門とも言うべき要素が表れたのかも知れませんね。そして今回の連敗にして考えた時、岡ちゃんのキャパシティを越えたモノを求め、そしてその通り手の及ばない中での無謀なチャレンジに失敗し、現実的な修正を越える悪影響があったというのを表すモノなのかなと。

・彼に理想のサッカーを築き上げることは可能か?

何となくこういう失敗を見ていると、岡ちゃんは設計図を書いて、その設計図の方向性に向かって脇目もふらずにチームを作るというのは苦手にしているのかなぁと感じたりもします。今回もお題目が上がって多少の片鱗こそ見せたものの、目の前の試合に追われるあまり、整備しきれない部分も多く(特にそのサッカーをする上での選手の意識の低さは非常に目立った)、噴出した課題を放置し、方針転換をした時には既に遅く、負の波の飲まれて失敗となってしまった訳です。ここで失敗と定義した理由としては、岡ちゃんが理想を諦め、理想ではない現実的なサッカーに回帰する政策をとったからなのですが、そこは岡ちゃんらしい理由があった気がします。もし理想に邁進するようなロマンティストだったら、多少の失敗には目をつぶり、試合ごとに出てきた課題を修正する事で作業に理想を完成させることに重きを置いたのでしょうが、岡ちゃんは現実的な考えが基盤となっており、又先にある目標のために今成績を出すという事が優先した結果、新しくチャレンジしたものを捨てでも目先の結果にこだわった。まあこの是非は置いておいて、岡ちゃんの特徴を考えた時に、理想とするサッカーを作り上げる事に関しては苦手なのかなぁと感じたわけです。

やはりチームを作る上ではどこかにあきらめというか、ある種の達観というものは、必要不可欠なモノだと感じています。失敗無くして成功がないのと同じように理想を追い求めるには「負け」という結果も必然的に必要となる場合が多いからかも知れません。しかし、岡ちゃんはそういう選択をしない人。目の前の試合を決して粗末に扱うことなく、一試合一試合最大限勝つ努力をする。しかしそれは、達観というモノを失わせ、中長期的視野としては余り良いモノではなく、それは理想を追うと言う意味ではディスアドバンテージとなり得る要素なのかなぁと。

岡ちゃんの特徴としての現実的な志向性、そして彼の肩に掛かる大きな期待から来る重圧も含めて理想のサッカーを構築していくには邪魔なモノが多すぎるのかも知れませんね。まあこういう観点から見ると、最初から出来上がるまで大きな失敗が出ない限り、岡ちゃんには理想のサッカーの構築は難しいのかなと思わざるを得ません。しかし、これは今の岡ちゃんです。個人的には今までの現実的な姿勢を一度置いておいて、理想に突き進んでサッカーをじっくりと組み上げると言うことにチャレンジして欲しいと思っています。やっぱり今のFマリノスは岡ちゃんが作り上げたモノだし、その強いFマリノスの完成型というのを見てみたい、そしてそれで勝つ、タイトルを勝ち取るという姿を見たいと言うのがあるからです。僕も現実的な考え方をするタイプなんですが、こういう事を言えるというのは、そのチャレンジを許容出来るだけの状況が今はあると言うことでもあるかも知れません。現状での目標としてはナビスコと天皇杯に移っているし、リーグ戦においては目標が薄れ、得てして何を見て戦うのかは難しいところ。その12試合を無駄に使うぐらいなら岡ちゃんが今期の目標、そして来期に繋げるためにも有益に使った方が良いのではないでしょうか。岡ちゃんにはその意欲があるはずだし、途中で諦めるというのは、形はどうあれ「岡田武史」らしくないですから。

まあそこでうまくいかなかった場合は考えなきゃいけないでしょうが(それを判断する基準にもなるだろうし)、岡ちゃんもFマリノスで成長して欲しい。以前、岡ちゃんに監督としての違う種類の幸せを味わって欲しいと書いたことがありますが、やっぱりそれが今もあります。そしてそれがFマリノスで味わってもらえたら尚いいなと。まあそのチャンスが目の前にあるのだから、やらないのは勿体ないと思ってしょうがないですよ。

と言うことでとりあえず今回は理想を追う意味での監督という観点から、多少ずれましたが(だいぶ?)、考えてみました。岡ちゃんにも勿論今回の不調の原因はあると思った時に、こういう事を思ったわけですが、これに正解かどうかなど勿論分かりません。あくまでも僕の想像ですからね。ただ、全てが是とならないからサッカーは面白いし、この苦しい経験も更なる成長への糧と出来る可能性があると言うこと。だからこそこれから先が大切なのかなと、書いていて改めて感じている今日この頃です。てゆうかそんなこと言いながら、この企画はまだまだ終わらないのですが(どうやって締めようか未だに思いつかないし。てゆうかすごい時間掛かる・・・)、次回はようやくサッカーの中身を分析しようと思ってます。残り2回は掛かるかなぁ・・・。ということで第2回はここまでです。

*自分で書きながら思ったのですが、めちゃくちゃ観点がぼけてるかも・・・。ごめんなさい、噛み砕いて意図だけでも分かって頂けたら幸いです。

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September 06, 2005

丁々発止の赤対決@J1 第22節 Part2

と言うことで追記予定だったけど一応単独エントリーで、上位争いの大一番のレポートを。まあ審判のジャッジに注目は集まりがちで、僕もビデオで見て、そういうところは確かに目を付いたのだけど、それ以外にも見所は沢山あったゲームなのかなと。両チームの狙いと特徴、その中で流れを変えた采配、面白かったです、審判のジャッジ以外はどこに出しても恥ずかしくない素晴らしいゲームだったのかなと。ではJレポート特別編。

J.League Division1 第22節
アントラーズ 2-2 レッズ@カシマスタジアム「丁々発止の直接対決」
Antlers:17'p小笠原満男 27'アレックス・ミネイロ Reds:77'田中達也 86'ロブソン・ポンテ

鹿島スタメン:GK曽ヶ端準、DF名良橋晃(→82'内田潤)、大岩剛、羽田憲司、新井場徹(75'黄色、主審の許可を得ずピッチに入ったことでのカード)、MF青木剛、フェルナンド(50'相手陣内ながらポンテに虚を突かれて前に出られるところで後ろから引き倒す)、小笠原満男、本山雅志(31'黄色、ポンテのキープに対して後ろからスライディングタックルで引き倒した、→79'リカルジーニョ)、FWアレックス・ミネイロ(→79'深井正樹)、鈴木隆行(34'黄色、長谷部の突破に対して遅れてタックルに行き足を狩る)

レッズスタメン:GK都築龍太、DF坪井慶介(82'抜きに来たリカルジーニョに対し足にモロに入るスライディングタックル)、トゥーリオ(60'黄色×2=赤紙、自ら受けたファールにエキサイト、収まらずもう一度突っかかる。審判に対する異議)、堀之内聖(15'黄色、クロスに入ってきた師匠のシャツを引っ張って引き倒す形でファール、PK献上)、MF鈴木啓太(56'ルーズボールを競り合う形で小笠原と交錯、遅れてスライディングに言ったことで顔にスパイクが入ってしまった、故意じゃないのに→70'アレックス)、長谷部誠(56'黄色、PKの判定に対して食い下がる、異議)、山田暢久、平川忠亮、ロブソン・ポンテ(7'黄色、小笠原を後ろから引っかける軽いもの、元凶)、FW永井雄一郎(→82'岡野雅行)、田中達也(→90'+2'内舘秀樹)

序盤からお互いのチームカラー見える立ち上がり、鹿島は細かく中盤で繋ぎながらフリーマンを作ることでチャンスを生み出し、レッズは一つの局面打開のドリブルから相手の守備陣を切り崩してズレを作ってチャンスを生み出す。ファーストシュートはレッズ、左サイドで向き直った田中達也が一拍おいてアプローチが弱まったところで鋭く横にドリブル、これで相手を振り切ると、センターで待ち受ける永井へ、永井のシュートは鋭く左隅に飛ぶモノの曽ヶ端がセーブ。しかし鹿島も黙ってはいない、小笠原が後ろから突き飛ばされる形で得たFKを、フェルナンド。多少距離はあるモノの右寄りのFKを強烈に狙う、素晴らしいコースに飛ぶが都築も片手一本ではじき出す。いきなりの撃ち合いに高まる雰囲気。そんな激しい立ち上がりを経てペースを握ったのは鹿島。レッズの縦に速いカウンターの脅威にさらされながらも、ゆったりとピッチを広く使いながらボールを回し、その中で相手の状況を見ながら仕掛ける形でゲームをコントロール。レッズのラインが多少引き気味というか、ラインは整えながらもなかなか前にアプローチが掛からない形を見てか、ラインの前からミドルシュートを狙う形が目立ちます(師匠の左サイドのクロスに合わせたヘッドはストライカーらしいシュートでびっくりした、しかも距離あるのに惜しかった。あんなヘッド打てるんだなぁ)レッズとしては一発カウンターで脅威は感じさせるモノの、狙った形ではなかなか攻撃を組み立てられず、鹿島のDFに絡め取られる感じで攻撃のリズムがほとんど出てこない。そんな展開の中、15分右サイドの名良橋がDFとGKの間に素晴らしいアーリークロス、これに反応した師匠が合わせようとしたところで堀之内が後ろから引っ張って引き倒してしまいPK(これはまともな判定だと思う)、これを小笠原が心憎いばかりのチップキックで中央に沈めて先制点。この後、鹿島のボールの周りがよりスムーズになるが(左サイドの展開でミネイロヒール→小笠原オーバーラップからグラウンダーで折り返し→ゴール中央に走り込んだフェルナンドがダイレクトでシュート→枠上は良い展開だった)、レッズもビハインドを追ったことで前に出てきたレッズの勢いに飲まれる。田中達也の仕掛けからミドル、こぼれをポンテがもう一度狙うが枠外。セットプレーからのセカンドアタックでポンテがスライディングをモノともせず高質のクロス→大外でトゥーリオと大岩が競り合ったこぼれが中へ折り返す形に→坪井がヘッドで狙うが枠上。切り替え速く右の永井へ展開すると空いた中に上がってきたポンテへ、DFを前に置きながらも巻くようなコントロールシュート(枠外)、そして今度は田中達也が左サイドでキープ、トゥーリオがバックラインからDFの間をすり抜けるようにオーバーラップを掛け、そこにスルーパスが出るとエンドラインまで切り込みクロス、これははね返されるがこぼれ球を山田が強烈にボレーもGK正面、とシュートチャンスを次々生み出す。しかしそんな流れの中で、一瞬の隙を突いたのは鹿島、レッズのロングスローからの流れでこぼれたボールの繋ぎにミス、これを拾ったアレックス・ミネイロが自陣で拾ってから左右にランニングを従える形で50m近くを一人で運ぶとそのままシュート、これが坪井の足に当たりコースが変わって都築は逆を取られ2点目。積極性が良い形で出た形でしたが、その前に横切るようにランニングした選手がいたりとチームの意識の高さの見えるゴールでもありました。これで苦しくなったのはレッズ。鹿島は完全に落ち着いてゲームを運ぶモードに切り替わったことで、余りリスクを冒さなくなり、キーマンであるポンテはフェルナンドと青木が交互に見られることで支配下に置かれ消されてしまった。長めのパスで裏を狙って田中を走らせたりしてみるものの、工夫のない攻撃は絡め取られ、効果的な攻め手がなかなか見つからない。レッズにとってはアンラッキー(ミスはあったにしても)だったとはいえ、この失点の持つ意味は思った以上に大きかったですね。結局2失点目から17、18分あったモノの鹿島の激しさと巧さの前にやりこめられてしまいゴールチャンスすら生み出せず、2-0で折り返す。

後半開始に当たって交代はなし。後半は前半とは逆にビハインドを負っているレッズがボールを支配し、鹿島がその隙を狙うといった形に。ただ鹿島の場合は1発カウンターではなく、奪ったらペースをコントロールしながら相手のリズムを崩すようにボールを回して崩そうとする意識がかいま見える。で、後半のファーストシュートは鹿島、右エンドライン際で得たFKから、小笠原が虚を突く形でスイープ、マイナスに流されたグラウンダーのボールに走り込んできた名良橋が強烈に狙う!これは都築の正面でしたが、まだまだゲームの流れとしては鹿島にあるのかなと感じさせるモノでした。レッズは田中達也が流れたり、山田がオーバーラップを掛けたり、ポンテがドリブルで抜いていったりと、比較的スペースがあるアウトサイドを使いたいという意図は見えるモノの、鹿島の中も固くなかなかシュートまでは繋がらない。レッズは前半よりもラインが高くなっていることで、前に押し上げが効いて高い位置でボールを奪ってポンテのシュートに繋がったり、田中が裏を狙ったりとそれなりに速い攻撃をチームで作ろうという積極的な姿勢がより出ているのかなと。しかし、そんな良い気配が一変してしまったのが問題の60分、曖昧でレッズには不利なジャッジが連発し、又トゥーリオ自身も安易なパスミスでピンチとなってみたり不安定になっていったところで、ピッチ中央付近でアレックス・ミネイロへのパスをインターセプトしたところで突き飛ばされたトゥーリオがジョージに怒りをぶつける。これでジョージは何を思ったのか(言っちゃいけないことを言ったのかな?)一枚トゥーリオにカード。一度冷静になったかと思ったら再び突っかかっていき顔元でもう一度激しい抗議(今度はそのカードに対してかな?)、これでジョージ逆ギレ2枚目。これでトゥーリオは退場となってしまう(その後、3度目の激昂が起きて、トゥーリオはジョージをはり倒そうとするが、味方が決死のストップで更なる愚行は防がれた、とりあえずこれに関しては後で)これで10人となってしまったレッズは山田、平川をバックラインに入れて4バックに移行、10人になってもチームとして積極的にならなきゃいけない状態に変わりはないので人数的なビハインドは感じない(守備に置いてなかなかボールが奪えないと言うことはあった)。アウトサイドにボールを展開してそこにFWやポンテが流れて仕掛ける形に崩す可能性を見いだそうとするが、中の薄さ、又精度という部分でゴールの可能性を高めることが出来なかった。そんな中でカウンターから田中達也が単独突破を仕掛けシュートをふかしてしまった直後にレッズが動く、鈴木啓太に変えてアレックスを投入。リスクを冒してでも、と言う姿勢が采配にも見えました。これで再びバックラインは3バック、4枚のフラットな形の中盤に。守備は危うい感じになるモノの、それなりに前の厚みを取り戻したレッズはFWがサイドに流れて起点を作り、そこから押し上げを効かせてゴールを狙っていく。そんな展開から田中→アレックスでミドルシュート、これは防がれたモノのアレックスのキレを感じた。そして77分、ボールがスムーズに回って右サイド、山田と長谷部のパス交換から中へ流されるとポンテへ、シンプルに左にフリーとなったアレックスに流されると角度は無かったモノの強烈に低いシュートが曽ヶ端を襲う、これを何とか右手を残してセーブしたモノの高く跳ね上がったボールに反応した田中が身体をめいっぱい飛ばしてヘッドで押し込むと、新井場がゴール内から押しだそうとするがクリアしきれず1-2になる。展開が動いたことでベンチとしても采配の振るいどころ、鹿島は疲労したアレックス・ミネイロ→深井、本山→リカルジーニョ、名良橋→内田と一気にフレッシュにするような意図を感じる采配、レッズは永井に変えて岡野を投入。一進一退の展開となるが、そこで発揮されたのが個の力でした。外に流れる形で岡野が受けると田中達也へ、キープしてDFが収縮すると、そこにオーバーラップを掛けたアレックス、収縮した3枚を完全に置き去りにし、エンドライン際まで切れ込むと身体を寄せられながら鋭いグラウンダーのボールを流し込む、そこに疾風怒濤で飛び込んできたのはポンテ、速いクロスをダイレクトで沈めて同点弾!まあ見事なゴールとしか言いようのないゴールでした。この後両チームとも特徴を出し合って攻め合うが、結局ゴールは生まれずこの試合は2-2で終了となりました。

このゲームの鍵として考えると、まず前半は鹿島らしい試合をして、しっかりと結果を付けたことは見事でしたね。両チームの攻撃手法の違いから見たら、セオリーとしたらレッズが優位に立ってもおかしくなかった(ポゼッションvsカウンターという側面から見ると)けど、軽妙なパス回しでの攻撃構築でリズムを引き寄せ、急激なテンポアップで相手の隙を突く。ゲームを読む目というか、運び方の巧さを感じた部分でした。熟成されたコントロールの粋を見せられた感じがしました。

で、後半の劇的な展開に関しては鹿島がリードも鑑みてコントロールしていく部分が見えたのですが、急激に高まったレッズの勢いに対して飲まれてしまったのがひとつ。他に戦術的な部分で見るとアレックスが入ったことで3-4-2みたいな形になって、レッズは中盤がダイナミズム主導型の攻撃の形と整備され、その通りダイナミズムが出やすくなったこと(本文中にも書きましたが、FWのサイドでの起点作りと中盤の一気の押し上げがリンクすることで、ここまで無かった厚みというのを攻撃に加えることが可能になった。勿論そこにはリスクがはらんでいるのだけど)、それに対して鹿島は止めどころを失ってしまったこと。前半同様ポンテをボランチ二人で支配下に置いて彼を消すことが出来たら良かったのだけど、ポンテのポジションが少し引き気味になり、ポジションを変えながら前に出て行くことで掴みにくくなった。そして長谷部も同じような動きをしていたから中位が分散してボランチの機能性が一気に低下したのかなと。まあ後はレッズの勝利への意欲と消えなかったメンタリティかな?まあ外的要因は強い気はしますけど、これも又審判のネガティブな部分ですね。

レッズにとっては本当に厳しい要素が沢山あった試合だったと思いますが(ミッドウィークにナビを挟んでいること、そのナビでようやく結果を出したマリッチが怪我で離脱したこと、そして試合中に2点ビハインドを負い、トゥーリオが退場して数的不利まで負ったこと)、そういう要素を乗り越えてのドローは結構価値があるのかなと。勿論負けを免れて勝ち点差を広げられなかったと言うのも大きいです。でもそれ以上に先へ希望が繋がる粘りだったり強さというのを自ら認識出来たというのはこの先本当に勝ち点を積み重ねていく上では大きいのではないでしょうか。それに中身の部分でも田中達也の鋭さをチームとして活かす方法が見えたり、アレックスの復活(代表からなんだろうけど)、そしてポンテ+アレックスラインの確立(今日の2点も彼らのラインから)などなど、攻撃面ではポジティブなモノがあったと思いますしね。勿論前半は鹿島にやりこめられたりと、課題もあるとは思いますが、レッズ自体ストロングポイントを出す事に良さを見いだすチームなだけに、エメ退団後のレッズの新しい可能性を確立というかターニングポイントとなるゲームになるのかなぁと感じたり。まあそれはこの先の結果にもよりますけどね。

で、鹿島にとっては本当に手痛い取りこぼし。こういう展開でしっかりと勝つことで首位を走ってきた鹿島がこういう形で勝ち点を落としたわけですから、ここからは本当に正念場となってくるかも知れませんね。ただこのゲームでも、鹿島らしい内容だったというか、今年の良さでもあるテンポのあるパス回し、チャンスをしっかりと活かせる老獪さ、ゲームを自分たちでコントロール出来る技術と意識の高さ等自分たちの良さを出せるというのは、力のある証拠です。後は今回でなくなった勢いや首位と言う自信をどこまでサッカーでカバー出来るのかが鍵となるのかなと。

さて、この試合では大きな話題となった審判の問題ですが、試合を見ながらとりあえずカードの出た原因というのを書き出してみました。ゲームの展開として非常に激しい展開になったことがカードの枚数が増えていった原因ですが、一枚目のポンテへのイエローカードが軽いファール、それが基準となってしまったことで、その後の激しい展開の中で出さざるを得なかったと言う感じなのかなと。まあそれは良いとして(良くないけど、出ざるを得ないファールは多かった、Jのスタンダードから見ても、だからこのスタンダードもどうかと・・・まあきりねぇな)トゥーリオの退場ね。まずトゥーリオがセルフコントロールを失って審判に突っかかっていったことは愚行でそれ以上でもそれ以下でもないです。ただ、この試合が非常にエキサイトするような激しい試合だったこと、愚行の前にアドバンテージや曖昧なジャッジでレッズにとってかなり不利に働いたことなどでイライラが溜まってしまったことも否めず、そういう部分が加味されずにある意味断罪されたことには同情出来る部分もあったのかなと。

この試合を見て思ったのは、試合の中での選手の感情や雰囲気を理解せず、審判の基準を押し通してしまうというのは凄い疑問を思ってしまいました。この試合なんかは特に選手達は非常にプレーを見ても熱かったし、Jリーグあれこれで一度審判のことを書きましたが、こういう事が起こるのは彼らのジャッジが信頼に足り得るものではなく、不信感を抱かせるからこそ起こることでもあるのかなと。もう現状では失墜し過ぎてどうにもならない部分もあるかも知れませんが、それでも着実に積み上げていかないと、それこそいつで経っても良くならない気がします。

僕はあんまり審判についてどうこう書くのは好きじゃないんだけど、いかんせん試合に大きく影響してしまう様なジャッジを下す人が多すぎるのは事実ですしね。最高の審判はゲームが終わった時に審判の存在を感じないようなジャッジをして、きっちりと試合をすんなりと進める審判だと思います。そして彼らが上から判断せず、同じ位置に立ってコミュニケーションを獲れる審判なのかなと。逆の人は沢山いますね、審判が流れを生み出し、威厳を振りまいて俺が正しいんだって信じて疑わない揺れない人が。そういう意味では現状の体制・基準・資質というモノを疑わざるを得ない状態なのかなと(まあ周囲では審判のなり手がいないという問題があったり、選手の基準が上がる中でなかなかレベルアップするには難しい部分があったりするみたい)これから先、コリーナさん(招聘したいと言うことらしいけど彼はヨーロッパ離れないでしょ?フィナンシャルアドバイザーという仕事もあるし、プレミアシップより好待遇を出せると思えない。フリスク呼ぼうよ、良い審判だと思うよ。でかいし。)みたいに凄い審判が出てきて欲しいなんて思わないから、とにかく審判の名前をネガティブに覚えてブーイングされるような審判をこれ以上増やして欲しくないということ。一朝一夕にはいかないからこれからも我慢はするけど、興行主としてのJの責任でもある訳だからしっかりしてくれ。見に来るお客に対してもそうだけど、何よりもプレーする選手達が可哀想だし。

ということで第22節で政権交代ですな。ガンバがヴェルディに苦しんだモノのエースの一発で勝ち点3確保、5年ぶりの首位に立つと言うことになりました。まあまだ先は長いから何とも言えませんが、上位3チームを中心にこれからも推移していきそうですね。現状ではこの3つは中身・戦力層等を考えると抜けてる感じはしますけどジュビロとかジェフとかサンフレがどう絡むかとか考えると楽しみですね。まあいいや、とにかくようやく本来のJらしい大混戦自体の到来ですよ、これから盛り上がること請け合いの。とにかくこれからが面白い!と言うことで今日はここまでです。南米予選やら欧州予選も見てるんだけどごめん、ちょっとやりきれないっす。マリの試合よりちゃんと書いてるって?気のせい気のせい。

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September 04, 2005

Re:Start@J1 第22節

スタジアムに入って、ジュニアユースの前座試合を眺めてマリの将来に不安がないことを感じてニヤニヤして(追浜の選手はみんなうまかったねぇ、プレーが既におしゃれ、横須賀の選手も頑張ってたし)、ビッグフラッグのお披露目と世代交代式を見て、アジアの歌を歌って雰囲気が高まって、前半に(久々に流れの中から、しかも最近元気の無かった隼磨のアシストから)先制点が生まれて、こりゃ追加点取れれば勝てんな、グランパスは優しさで出来てんなと思ったわけですよ。でも、結果としては棚ぼた的な引き分け。流れの悪い時の典型と言った感じの試合でした。でも結果に拘って、とにかく負けなかったこと、それは本当に良かった。これでようやく(雰囲気的な)下げは止まったはずでリスタートが切れるところまでは持ってこれたかなと。とりあえず、良かった。

J.League Division1 第22節

Fマリノス 2-2 グランパス @日産スタジアム「Re:Start」
F.Marinos:23'グラウ 89'山瀬功治 Grampus:46'&84'ルイゾン

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本達也、DF中澤佑二、松田直樹、河合竜二、MF上野良治、那須大亮、田中隼磨、ドゥトラ、大橋正博(→85'山瀬功治"祝・移籍後初ゴール")、FWグラウ"祝・初ゴール"(→76'坂田大輔)、大島秀夫
グランパススタメン:GK楢崎正剛、DF山口慶(→46'ルイゾン"空気嫁")、増川隆洋、古賀正紘合わせ技退場、角田誠、MF吉村圭二、クライトン、中村直志(→46'藤田俊哉)、渡辺圭二(→73'秋田豊)、FW杉本恵太、豊田陽平

序盤から主導権こそ持ちながらも、なかなか攻め手が見つからず攻撃構築に苦しむFマリノスは大島の頭をターゲットに長いボールを中心に攻撃を組み立てる。相変わらず中盤で繋げない引き出せないサイドへの責任回避と拙さは見えるのですが、アタッキングエリアに入ればスムーズとは言わないまでも、それなりにシュートチャンスを生み出したりと悪さだけが見える展開でもありませんでした。大島の溜めからDFの間を突く大橋のミドルシュート、CKからの那須のヘッド、バイタルで持った上野のループパスから大島がボレー、もう一個大島がCKから頭一個抜け出すような形でヘッド(ポスト直撃)などゴールに近づく。そろそろ決めたいとスタジアムの雰囲気が高まり始めた23分、右サイドでの攻撃からゴールが生まれる。右サイドに展開されて受けた隼磨が大橋とのパス交換でペナエンドライン際まで切れ込むとマイナスに折り返し、中央で反応したのがグラウ、浮かすような形(意図的にタイミングを外したループなのかミスキックなのか分からないけど)で楢崎の裏をかいてゴールに収まった!先制!隼磨の久々に見せた躍動感溢れる突破とグラウらしいポジショニングセンスの光る良い攻撃でした。その後も多少中盤で人を捕まえきれずにドタバタすること以外はある程度DFは安定、サイドのスペースをつけねらう杉本、中央で何とかしようとしているトヨタの豊田と言うフレッシュな2トップをしっかりと丸め込む。そうなると欲しいのは追加点でしたが、狙って良い形を作れないのが現状のFマリノス、気の利かない選手が多く(多分一番気が利くのはマツかも知れない)サポートに対しての意識、ボールを引き出す意識が希薄でなかなかボールが前に出て行かない。結局大島の競り合いか高く張り出したドゥトラや隼磨を狙うロングボールに終始。ロングボールで偶発的にチャンスを得る以外に攻撃の手はずが掴めない。バックパスも多くDFラインでボールが回る時間も増え始めて良いリズムの時間帯を無為に使ってしまった。結局前半は1-0で折り返し。

後半に入る所で余りうまくいってなかったグランパスは2枚替え、山口慶に代えてルイゾン、中村直志に変わって藤田が入る。そしてこの交代が早速効力を発揮。ルイゾンが入ったことで高い位置での楔が収まるようになって、それに伴い攻撃にダイナミズムが付随、又藤田の存在がパス回しにスムーズさをもたらす。開始早々左サイドを崩されると、杉本のグラウンダーのクロスに対してルイゾンがニアで反応、一度目は達也が止めたモノのそのリフレクションを詰められてあっさりと同点となってしまう。何がどうなったのか整理の付かないうちにやられてしまったというのが素直なところですが(システムがどうなってたのかさえ確認出来ずマークを確認する時間もなく、勿論初対戦のルイゾンの特徴を掴む間もなかった)、この失点は思った以上に痛かった。これで完全にリズムを捉えたグランパスは攻勢、コンパクトフィールドを崩さず押し上げが効く形を保ち、先ほど書いたような形が嵌り始めて、マリノスとしてはその攻撃に対応するので精一杯になってしまう。その後、マリノスも持ち直して一進一退の攻防、表裏一体のようなトランジッションゲームとなり、大きく空くスペースをどちらがうまく使うかといった形でしゲームが推移しましたが、結局その中で2点目を奪ったのはグランパスでした。マリノスのカウンターからFWにボールが入ったモノの周囲の選手が慎重になったのかフリーランニングが付随せずに中途半端な形で潰されて返す刀でカウンター、ドゥトラが上がった後のスペースを突かれ、又も杉本からのグラウンダーのクロス、結局中を抜けて大外までボールが流れるとそこにルイゾン、_| ̄|○。この後何とか同点に追いつくために猛攻に出ようと、仕事の出来なかった大橋から山瀬、そしてマツが前線に上がってと攻める体制を作るが、逆にグランパスのアプローチに攻撃に出れず、逆にミスが出たりと何か状態の悪さを表すような象徴的な状態に。しかし、それでもロスタイム4分の中でFK、その競り合いの中で古賀が佑二のシャツを引っ張ったと言うことで、この試合通じて曖昧で不安定なジャッジをしていた家本主審がPKの判定、古賀は2枚目のイエローで退場(まあその前にグラウへのバックチャージがカードだと思うからもっと早く退場だったと思うけどね)、この判定に対して一悶着あり、カードが飛び交う等場内騒然、キッカーにとっては時間も空いてプレッシャーの強く掛かるPKとなりましたが、これを山瀬が読まれながらも強烈に、そして冷静に沈めて同点。この後ようやく猛攻らしい形を作ってマツがエリア内で仕掛けたりというシーンもありましたが結局ドローで終了。とにもかくにも引き分けで連敗をストップさせました。

スタジアムの雰囲気が良かったこともあって、勝って欲しかったというのが本音ですが(あの雰囲気に応えて欲しかった)、現実的にこれが限界と言う部分でもあったのかなと。良い流れを捉えながらも自らでは良い形を作り出せず偶発的なロングボールに攻撃構築を頼るしかない攻撃(偶発的と言っていいのか分かりません。狙っていると言えば狙っているし、チームとして共通の理解もある。しかもマツのフィードも素晴らしいし、チームとしてもダイナミズムとサポートのスイッチが入る)、3バックの能力は高くてもサイドに空くスペースケアや大外へのケアなど不安点の残る守備、溜息の漏れるような試合しかできないのですから、なかなか勝ちを引き寄せられないというのも真理かも知れませんね。ただ、苦しい状態の中でしっかりと戦って、しかも(不可解な判定が絡んだとはいえ)ビハインドをはね返してドローに持ち込んだという経過等を考えても、自信回復の一筋の光だと思います。上を向ける結果であるのかなと(内容は別)

そう、一つだけ気になったところを。この試合では試合中の采配面に疑問。坂田とジロー入れて欲しかった(坂田に関しては遅い、それと条件として大島も残す)グラは後半かなり高いラインを敷いてきていて、しかも3バックに変えてきていた。トランジッションゲームになってカウンターでの攻撃が増えていた事もあって、裏を結構狙えるシーンが多かったけど、そこでランニング出来るような選手がおらず、カウンターのシーンでスペースに出て行く選手が全くいなかった事を考えたら、もっと坂田の投入は早くても良かったし、ジローを入れてかき回していれば展開は変わったのかなと思わなくもなかったです。まあ大橋がグラウ・大島にもっと手厚いサポート出来ていたのならまだしも、前が開いても裏に抜けるようなランニングが出てこなかったりと、消極的と言う感じで中途半端に攻撃が終わってしまっていたことを考えたら、例え前後分断になったとしても前に走れる選手を置いても良かったのかなと。まあ後出しじゃんけんですけどね。

まあとりあえずリスタートを獲れるような体制は整ったとはいえ、この引き分けに浮かれることなく、今度はしっかりと中身の方を修正しないとね。岡ちゃんが言うには、この結果がフラットな状態に戻る特効薬となり、ようやく修正できるような時間的状況と精神状態が整ったと言うこと。まあそうしてくれればいいのですが、それが出来なければ又深く暗い迷路に引きずり混まれる可能性は十分にあると思いますから。次節は楽天戦、アキの前で情けないサッカーは許されないと思いますし、ましてや負けたら又このムードは吹っ飛んでしまう。とにかくまだまだ下を向いていた矢印が上を向いただけで、状態としては上がっちゃいないし、良くない。時間は必要だと思いますけど、せっかく掴んだ上昇の気配を逃さないためにも次節は何とか勝ちたいですね。

と言うことでその他の試合。後で鹿島-レッズはレポートするつもり(気が向いたら)
鹿島 2-2 レッズ@カシマ「熱い試合、熱い展開、熱くなるなジョージ」
Antlers:17'小笠原満男 27'アレックス・ミネイロ Reds:77'田中達也 86'ロブソン・ポンテ

サンフレ 1-1 ジェフ@ビッグアーチ「まさに痛み分け」
Sanfrecce:46'ガウボン Jef:74'山岸智

アルディージャ 1-4 アルビ@埼玉「大きな穴、突ける力」
Ardija:59'藤本主税 Albirex:37'菊地直哉 54'アンデルソン・リマ 84'エジミウソン 87'ファビーニョ

読売 0-1 ガンバ@味スタ「首位導く、エースの仕事」
Gamba:77'アラウージョ"優勝を花道に"

レイソル 4-2 FC東京@柏の葉「融合の成果、実りの季節」
Reysol:14'&26'レイナウド 45'&55'玉田圭司"意地のバースデー" FC:1'ササ・サルセード 74'阿部吉朗"帰還"

エスパ 3-2 ふろん太@日本平「全ての力の結集」
S-Pulse:29'マルキーニョス"助っ人" 82'杉山浩太"祝・復帰" 88'高木和道 Frontale:22'ジュニーニョ 55'我那覇和樹"こちらも復帰弾"

トリ 1-2 ジュビロ@ビッグスワン「抜け出せないぬかるみの中で」
Trinita:30'高松大樹 Jubilo:34'前田遼一 89'金珍圭

セレッソ 2-1 楽天@長居「積み上げたモノの厚さ」
Cerezo:59'古橋達弥 75'ファビーニョ Vissel:48'菅原智

と言うことで後で追記予定の赤マッチやら、ガンバ等首位の方は置いておいて(単独にするかも?)、苦しんできたレイソルが我慢の時期を越えて実りの時期かな?レイナウドがようやくフィット、自らの2ゴールも見事だったけど、3点目(玉ちゃんの1点目)のアシストは痺れた。玉ちゃんのポジショニングも勿論良かったんだけど、ズバッと抜けて、今度は一転タイミングをずらす形で溜めてと、緩急でFC東京DF陣を翻弄、名門PSG在籍の力を見せてくれましたね。玉ちゃんも久々の2ゴール、代表で色々言われてるけど、元々の力を考えたらきっちり出来る子(田中達也も出来る子だけどね)、才能は凄いモノがあると思うし。頼り甲斐のあるパートナーが出来たことで玉ちゃんもエンジン掛かってくるんじゃないかな?フランサがフィットしてきたら、本当に怖いことになりそうだ。ササのゴールも凄かったね。

後は首位決戦の中に組み込まれたヴェルディ、戸田の出場停止で又守備の組み替えを強いられたけど、よく踏ん張ってガンバ相手に1失点(しかもミス絡み、崩された訳じゃない)戸川・林・米山が粘り強くやっていたことを見ても、守備の意識が根づいてきた証明なのかもなぁと。ここまで良かった攻撃がこの日はイマイチだったけど、それは前節まで良かったし、反撃体制整ったりってかんじなのかも知れませんね。まあキーちゃんも言ってたけど、監督交代の効果がまだポジティブに出ている部分もあると思うので、1ヶ月後にどうなっているのかはまだ分からないけど、基盤を着々と作っていること、守備に対しての粘り強い意識を持たせる等の意識改革を考えたら、それだけではないというのを感じさせるものだったのかなと。

と言うことで終盤に向かってチームが変わってくる時期なのかもなぁと思ったりして、ちょっとで遅れてるなと思ってびびってる自分がいたり。まあ降格はないでしょ・・・・・多分。まあこれからしっかりと現実を見つめながら、みていこうと思います、はい。では今日はここまでっす(後で追記するかも←しつこい)

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September 03, 2005

基本に忠実に、やるべき事をしっかりと@J1 第22節 Preview

そうそう修正なんて出来ないっすよね。分析するのだって難しいもん、全く。しかしそんな泣き言も聞いてくれることもなく、試合は待ってくれません。まあこの試合が終われば、一週間周期の感覚に戻るので、その前にフラットな状態に戻すためにも何とかここで勝利が欲しい所です。優勝争いでは躓きながらも追いかけてきたレッズが首位鹿島と直接対決、完全に鹿のしっぽを捉えたガンバは復調気配のヴェルディと、連戦というビハインドを抱えながら望みます。何かようやく「盛り上がって参りました!」って感じでしょうか。では簡単にプレビュー。

J.League Division1 第22節

9/4(Sat) 19:00KickOff/Fマリノスvsグランパス@日産スタジアム「今、そこにある勝利を」

F.Marinos         Grampus
   大島  坂田       ルイゾン 杉本
  山瀬功   大橋     藤田     中村直
   那須  上野      クライトン 安英学
ドゥトラ      隼磨   中谷       角田
   松田  中澤        増川  古賀
     榎達             楢崎

前節は4-1-4-1の様な形だったFマリノスですが、今節は4-4-2に戻る模様(スポニチによると)まあ岡ちゃんがまずはコンディション重視でメンバーを選んで明日のスタメンが決まるのかなと(最近信用出来ない部分もあるけど~、だってマリノスのコンディション調整能力はあんまり効果をもたらせていないって今回のことで又明らかになっちゃったし。どうして同じような条件でここまで差が付くのって思ってしまうよ、ママン)で、逆にグラは前節までルイゾンをトップにサポート役に本田、飛び出しと攻撃構築両面で藤田と中村直志を置くという形でルイゾンのポストワークを活かすような形を模索していましたが、余りうまくいっていた様子はうかがえませんでした。今節は本田の状態が余り良くない(怪我?)と言うこともあって、一時シンデレラボーイ化したり、サイドバック起用をされて神のお告げ采配の河合をとてんてこまいにした杉本恵太が本職のトップで起用される模様。まあ裏付けがないので何とも言えませんが、オーソドックスな形にしてくるのではないでしょうか。

で、他は書くことがありません。絶対勝つと言うことの元、戦術云々の問題ではない状態のようですし、こういうスケジュールな事もあって、やっぱり修正は期待出来ないと思います。コンディションが良いか悪いかでゲームは変わってくると思いますが、絶対に勝つというコメントを聞いても、より現実的なゲームプランをマリとしては敷いてくるのかなと。そういうこともあって今節は分析とか予測をしても余り意味をなさないのかなと(別に怒ってる訳じゃないですよ、悪い状態で何をしても難しいという考えもあると思うし。ただ先には繋がらないと言うこと)

ただ、勝負を分けるポイントとして気になる部分を攻守両面で列挙しておこうかなと。

守備
・セットプレーに置いて集中力を高めてマーキングの徹底。

・ボランチがバイタルのスペースを意識しながらプレーすること、調子に乗って二人で出て行かない(今の攻撃の型の信頼性としては自殺行為)

・相手FWに収まった時にしっかりと着いていくこと、受け渡しの際でも曖昧な形にしない。流動的でマークを外すことのうまい選手が多いので(藤田、中村直志)人をしっかりと掴む。

・ボールサイドへのチェックを怠らない、それがないと裏のスペースを狙ってくる杉本にイイボールが出てしまう。杉本は特にサイドのスペースを狙ってくるので、そういう時にセンターバックが出て行けるようにその後の絞り、カバーを徹底。チャレンジ出来るだけのカバーをチームとして意識していく。一発でやられない、粘り強く。勿論ディレイだけでは駄目だけど。

攻撃
・まず動く、身体は動き続けられなくても頭はしっかりと動かし続ける。そして積極性、どこかに入ったら(これも共通意識のなさだよねぇ、本当なら大橋や山瀬に入ったらとかスイッチとかが定まると良いのだけど、それも本数少ないからねぇ、おっと愚痴っぽくなっちゃった)迷わずにとにかく動く。失敗しても、繋がらなくても良いからとにかくスペースを見つけて動いていく(これは裏だけの話じゃなく中盤でも顔出し的に1歩2歩で良いから)てゆうか「動く」と言うより「作る」と言う意識を。

・反応速くして主体的にプレーしていく。上の話と絡むけど、何か迷いながら探りながらプレーしていることが多いから(遅いのよ、動き出しが。様子見プレーでアクションが遅くなったらその分チャンスは狭まる)、とにかくオフ・ザ・ボールの始動を速く、又駄目でも動き直しを。無駄に動くぐらいならこっちに意識を(ジローは無駄に動くこと可、それが持ち味だし 笑)失敗しても良いんだよ。

・安易にサイドに逃げない。optaのデータでも顕著に出ていたけどボランチ→OMFのルートに繋がる本数が少なく、その分のボールはサイドにボールが流れている。サイドでフリーになるのは当然で、そのフリーを使いたくなるのはわからなくないけど、まずは中央の縦にファーストプライオリティを。そしてチャレンジ意識を高く。引き出す側とのコミュニケーションも密に。予備動作がなかったり動かなかったらどつくぐらいやって欲しい。とにかく逃げない。そういう形が出来れば自ずとサイドはシンプルなランニングでも崩せるはず。

・FWはエゴイスティックに。とにかく自分の取りやすい形を常に意識しながらプレーする。ガンバ戦(リーグ)の一点目はセットだけどまさに坂田らしいゴール。ああいう動きをしつこくすることで周りも又理解するんじゃないかなと。坂田なんか速いのだから常にDFラインと共にポジショニングを取って裏をつけねらう感じでも良いと思う(インザーギばりに)大島はとにかくクロスボールに対して良いポジショニングを取る。攻撃構築、守備貢献など求められる要素は多いけど、それをしなくても良いからゴールを狙って欲しい。

まあこんな感じでしょうか、ここに書いたのは基本な事。不調でチームの状態としては良くないのは既に分かっていることなのだから、基本に忠実に、そして粘り強くしっかりとやり続けるしかないのかなと。現状では相手を分析して対策を施している余裕はないと思う。だからこそとにかくやるべき事をしっかりと。そうすることで自ずと勝利に近づくのではないでしょうか。そこに甘えはいらない。

と言うことでマリはおしまい。その他の試合と簡単なプレビュー。
9/4(Sat) 18:00KickOff/サンフレ vs ジェフ@ビッグアーチ「追撃の意志を胸に」

9/4(Sat) 18:30KickOff/アルディージャ vs アルビ@埼玉「オレンジダービー」

9/4(Sat) 19:00KickOff/鹿島 vs レッズ@カシマ「赤く燃える決戦」

9/4(Sat) 19:00KickOff/読売 vs ガンバ@味スタ「再点火か、点火済みか」

9/4(Sat) 19:00KickOff/レイソル vs FC東京@柏の葉「再生の手応えを」

9/4(Sat) 19:00KickOff/エスパ vs ふろん太@日本平「組織と個人と」

9/4(Sat) 19:00KickOff/トリ vs ジュビロ@ビッグアイ「あまりにも激震」

9/4(Sat) 19:00KickOff/セレッソ vs 楽天@長居「上昇気流を我がモノに」

と言うことでまず当事者にとっては非常にきつい状態に陥ってしまったトリニータのことから。

[サッカー][Jリーグ]踏ん張れ、トリニータ(僕の読書+日常記録)

ここで雑感を書いたのですが、経営危機に瀕してしまったようで、非常に難しい状態な様です。まあその辺はリンク先を見てもらうとして、これに加えて監督交代の余波と、チームには大きく揺さぶられるような事が続けざまに起きてしまった。順位的にも非常に苦しい状態にあって、その中での明日のゲーム、どこまで心身両面のコンディションを整えて望めるかどうか、またこういう危機的状況がチームにどういう影響を与えるのか、気になるところです(てゆうか経営に関しては本当に頑張って欲しい、もう悲しい思いをサポーターにさせないで、ペンタ帰ってこい)

で、優勝争い。今節は何よりも鹿島vsレッズでしょうね。キーは小笠原とポンテがどこまで前を向いてプレー出来るのか、その中でゴールに繋げることが出来るのかに掛かってくるのかなと。又それをサポート、ケアすることになりそうな鹿島のフェルナンド・青木(リカルジーニョ)、レッズでは長谷部・鈴木の仕事ぶりも凄い大きな比重は掛かってくるのかなと。とにかく以前のような飛び道具がなくなったことで中盤の重要度は大きくなると思われるのですが、熟練度というかより高い意思疎通と言うことを考えると、机上の上では鹿島が少し優位かなぁと思ったり。まあ前節の零封負けで危機感も高まっているでしょうしね。ただ、ポンテは凄いよ。
後はスケジュール的な要素。やっぱりこの暑い気候の中でミッドウィークの試合をこなすかこなさないかはコンディション的に大きな差があるはず。その辺を鹿島は優位に使いたいし、レッズとしてはそこを何とか精神力と的確なポジショニングで埋めていきたいところ。とにかくレッズにとっては追撃の絶好のチャンス、勝てばガンバ同様鹿のしっぽを掴める。でも負ければほとんどノーチャンスに近い形になってしまい兼ねない。今シーズン最大のターニングポイントになるかも知れませんね。赤く燃えるスタジアムの中での熱戦に期待。

でもう一個やろうと思ったけどもう長くなったからやめます。やっぱりさわりだけ書いとこうかな(どっちだよ)ヴェルディ-ガンバの試合は前の3枚の仕事ぶりが鍵を握りそう。退場者はあったモノのヴェルディアタック陣(ジウ・ワシントン・平本)はかなり好転気配、ガンバ(フェル・アラウ・大黒)は既に点火済みで爆発中。まあその後ろのメカニズムに置いて戸田と小林慶行が出場停止のヴェルディはパスルートの確保と中盤バランスで不安を抱えているのが気になるところですけど。

今週末はJも楽しみだけど、WC予選もあるし、サッカー好きには相変わらず休みがないっすね。更新追いつくかしらん。えーと、今日は2回更新なので、よろしかったら下のエントリーもご覧になって下さいな(マリの不調を考える第1回です)最近休みがちだったのでその分を取り返す意味でも頑張っちゃいました。と言うことで今日はここまでです。

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September 02, 2005

苦境のFマリノスに思うこと。 -その1-

えーと、やっぱり放置しておくことは出来ないし、これを考えないとこのブログをやっている価値がないので。現実的に起きてしまったこと、それが何故なのか、そしてこれからどうするべきなのか。先に書いておきますが、僕のスタンスはFマリノスは好きだけど、それ以上にサッカー好きです。そして現実論者です。だから感傷的にならず(前を向けとか、次は大丈夫だとか言う何の論拠もない事は書きません、本音というか心の底では何とか何七位かなと思ってるけど)現実的に捉えてサッカー的観点から書きます。と言うことで現在の苦境に陥るFマリを考える(とりあえず第壱弾って事で)

J1 第19節 vs ジュビロ 1-3 ●
J1 第20節 vs フロンターレ 0-2 ●
J1 第21節 vs ガンバ 2-3 ●
ナビスコカップ準決勝 1stLeg vs ガンバ 0-1 ●

ご覧の通り4連敗です。勿論原因としては志向性の変化ならびにシステムの変更によりチームが混乱して不具合を起こしたのだと思います。本当ならば一試合一試合出てきた課題を様々な角度から検証・分析し、うまくいかなかった原因を見いだして修正を施していきたい所ですが、スケジュールが詰まっていることもあり、次々に迫る試合の前に一つ一つの試合をこなすだけで精一杯。そんな状況の中で課題は放置されるだけで(時間的な問題もあるけど)、選手の奥底に脈尽くビハインドメンタリティに期待するだけ、そのような状況では劇的な変化ももたらせずに成果が出ない。怪我人が出たり、コンディションが戻らなかったりと、選手が揃わない事はあるにしても(これも大きな問題、過密スケジュールとの兼ね合いと調整能力。又見極めの曖昧さ。判断基準を変えなければならないのかも。)、こうなってしまったことは人為的・そして策略的な間違いがあるのではないでしょうか(そうは言ってもガンバ2連敗は仕方ないかなぁと思う自分がいますけど、今のガンバ強いよ)と言うことで今日はこのテーマを。

・勝てていた理由、勝てなくなった理由。

よく揶揄されることですが「面白くないけど強いクラブ」というのがFマリノスの印象であり、それは監督である岡ちゃんも認めているようにここまでの常勝「Fマリノス」を支えるモノでもありました。まずはしっかりと守備をきっちりと整え、その中で勝負所を抑えてウイニングポイントを奪う。考え方としては勝利をもぎ取ると言うより負けの可能性を削ることにより、勝ちの可能性を高めると言うことなのかも知れません。まあその形もあって成果を得れていたわけですが、結果に拘ってプレーするというのは、周囲が見るほど簡単な物ではなく、選手達も勝つために必要な事を真摯にやり続けて来たからこそ結果が付いてきたとも言えると思います。

ただ、そういう経緯の中で、今度はより自分たちがやりたい形を表現し、その中身で結果に繋げることにチームの方針がシフトされた訳ですが、そこで不具合が生じて岡田Fマリノスは現在の未曾有の苦境に陥ってしまいました。勿論やり方が変わったことで色々と問題が出てくることはしょうがないことだと思いますし、そんなに簡単なことではないのはわかってはいたことです。しかしプレーをしている選手達が大きく変わったわけでもなく(まあそれが良いか悪いかは別にして)、常に勝ちたい気持ちを持ってプレーしているはずなのに、どうしてここまでうまくいかなくなってしまうのかというのは、凄い疑問として残っていました。端的ですが少し考えてみましょう。

・勝てていた理由
岡ちゃんの施したシンプルな戦術+シンプルな形が選手達の意識、判断も簡略化+粘り強くやり続けるメンタリティ→方向性が合致したことにより、華麗ではないけれどシンプルに勝つことを突き詰めた「勝てるチーム」が出来上がる→勝ち続けるうちに生まれる「自信」、「プライド」→更なる勝利への欲求となり、より磨き上げられた「勝利至上主義」のチームの完成→結実→優勝

・勝てなくなった理由
現状のシンプルフットボールから、より内容的に充実した華麗なパスサッカーへの転換→パスサッカーをするための意識、技術の不足+具体的な方向性の欠如、イメージ共有の欠如→帰結点を持たないリスクを無駄に掛けるだけのパスサッカーに終始、バランスの崩壊による敗戦→自信喪失、チームの方向性の混迷→チャレンジの断念、サイドのシンプル政策への回帰→一度崩壊したモノの再建は簡単ではなく、選手達の自信喪失の度合いは深かったこともあり連敗→迷走。

180度の方針転換(志向性という点で)と言うこともあって、選手達の意識改革、求められる要素の変化など難易度は高かったと思います。そういう意味でははじめからある程度の失敗を念頭に置くとしたら、この連敗も仕方がない部分だったのかも知れません。しかし、これだけ勝てていたチームがどうして勝てなくなったのかと言うことを考えた時に何が変わってしまったのかというのを洗い出す意味でやってみたのですが、大きな部分が変わったこともあって詰め切れていない、曖昧な要素が多いと言うのはあるのかも知れませんね(勿論繊細な競技で、一つの歯車が狂えばすぐに波は変わってしまうようなモノなのは重々承知ですけどね)まあ構築段階で試合を重ねるうちに、段々無駄な部分が削られてソリッドになっていくモノなのかも知れませんが、ちょっと見切り発車的な要素が強かったのかなと。又名残かも知れませんが、今までのように個人の能力に頼る部分が大きかったのかなと思う部分も多々あります。今までならそれがストロングポイントとなり、素直にそれが反映される形だったわけですが、サッカーに変化したことで、個人の能力に頼るだけではうまく回らない形になった。それがネガティブにピッチに反映され、結果となってしまったのかなと感じました。又、その個人の部分で、今までならチームの出来が悪くても個人の技術・高い能力でカバーが可能で、ある意味辻褄合わせのように結果だけは得ることが可能だったわけですが、そういうことも難しくなってしまい、辻褄合わせが出来なくなってしまったこともあるのかなと。「辻褄合わせ」と書くとFW等アタッカー達の個人能力でのゴールなどを想像されるかも知れませんが、マリノスの場合は特にDF。運動量を維持できなくなったときに守勢に周り、もうやられちゃうという所でDF陣の高い能力と驚異的な精神力で押し切ってしまう。これがチームとして出来たのですが、最近はチャレンジを許せない自由度の低い組織になってしまって、個の強さが反映出来ずに結局後手に陥ったまま失点に繋がってしまったりと、我慢が効かなくなった。まあこれは一部ですが、活かすべき個のレベルの高さが不安定な組織の中で反映されなくなってきたと言えるのかなと。まあ以前のサッカーはかなり突き詰められていたモノで、ソリッドに完成されていた。それと比べたら粗が目立つのも仕方がない部分は多いです。ただ、良い部分を新スタイルに反映出来なかったこと、これは大きな失敗だったのかも知れませんね。(そんなこと言ったって凄い難しいことなんですけど、方向性が違うし)

何か思った以上に長くなりそうなので、全何回になるか分かりませんが、ゆっくりと分割しながらやっていこうかなと思います(何か凄い労力使うし、これ。傷口をえぐるよう)その間に劇的に復活してこれが必要なくなったらどうしよう(苦笑)でもまあそれも良いかな、マリが良くなってくれたら嬉しいし。ただ、今のサッカーはあくまでも付け焼き刃というか緊急避難的なサッカーだと思うし、これで良くなったからそのままなんて単なる逃避に過ぎず、将来的な可能性を捨てることに変わりはないと思います。ただ現代サッカーに必要な速い切り替えの意識と組織的なプレッシングというものを取り戻すという意味では悪くないと思いますけど。とりあえず次回は華麗なフットボールの構築に付随する我慢、監督の素養というのを考えてみようかなと。と言うことでとりあえず第一回はここまでです。

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移籍市場クローズをカバーな今日のニュース雑感。

とりあえず一段落付きましたよ。で、今日から9月、又切り替えてやっていこうかなと。で、本当ならマリの分析などをやろうと思ってたのですが、思った以上に苦戦中。言葉になかなかならなくて困ったモノですね。と言うことで、ナビスコも華麗にスルーして、ニュース雑感行きます。ヨーロッパの移籍市場もクローズしたし。

・シンジ残留、フェイエでもう一年。

小野、フェイエ残留が決定(ニッカン)
小野「フェイエで1年」冬季の移籍も封印(ニッカン)

と言うことでかなり強い決意の元、実力行使に出てまで移籍を念頭に動いてきたシンジですが、結局残留。まあ期間が迫っていたこと、条件的に大きな問題があったことなど、それなりに壁も大きく難しかったのかなと。まあリーグのレベルなど、ある程度慣れというモノが出来て、自身のレベルアップのためにも環境を変えるという刺激が欲しかったというのは分からなくもない部分ですが、フェイエノールト残留は悪い選択だとは思いません。クラブの格もあって、環境も良い、そしてヨーロッパにも出れる。サッカーをする上では素晴らしく整った環境なだけにここでしっかりやることは無駄ではないと思うので。まあしっかりと今年一年しっかりと評価を上げて向こうから獲りに来るぐらいの選手になれば良いだけのこと。WC前のシーズンは2002年もUEFA優勝とか結果残してるし、今年こそリーグタイトル目指して欲しいなと。

・2005夏、移籍市場クローズ

オーウェンがニューカッスルへ(uefa.com)
オーウェン、ついにニューカッスルへ=イングランド(スポーツナビ)
再出発を期すオーウェン/東本貢司の「プレミアムコラム」(スポーツナビ)

と言うことで前のヨーロッパの時にもちらっと獲りあげたけど、今年の主役の移籍が決定。まあシーズン終了後からずーっと移籍の噂は絶えなかった訳で、そこにロビーニョ(サントス→レアル・マドリード)、ジュリオ・バプティスタ(セビージャ→レアル・マドリード)とアタッカーが加入。これで一気に話が加速したのかなと。スペインでどうだったのかと考えると、だんだん慣れて後半はそれなりにフィットしていただけに、これからという感じもあるのだけど、今年がワールドカップイヤーと言うこともあるし、今シーズン出場機会は不満だった昨シーズン以上に減るのは目に見えている。故に移籍自体は間違っていないかなと。お値段31億。まだ若いし、既にプレミアで実績があることを考えれば妥当な値段なのかも。てゆうかレアルに移籍した時の値段がおかしい。

で、このクラブ側から見てみますと、どちらにとっても良い移籍なのかなと。レアルとしては、ロナウド・ラウルについで新加入のセレソンアタッカーが二人と、アタッカーは完全に供給過多気味だったのは間違いないし、去年獲得した額(14~18億)より倍額で売れたわけだから、単純に大満足の交渉だったのではないかなと。ニューカッスルとしては、まあ対価としては非常に高額で、しかもこの移籍の前にデポルのアルベルト・ルケを獲得していて、効率としては余り良いモノではないのだけど、それでもやっぱり彼は一流のストライカー。シアラーはまあ年齢的なモノもあると思うし、これから彼が核となると考えれば、決して無駄ではないのかなと。

しかし、エムレを獲ってルケを獲って、そして今回オーウェンと、いくら金持ってるんだ(しかもフェルナンド・トーレスにオファーを出してたらしい)プレミアシップってそんなに儲かるの?まだまだここはバブルがあるのかなぁ。セリエとリーガを置き去りにこれからはプレミアシップが移籍市場では勝者になるんじゃないかな?

マドリーがラモスを獲得(uefa.com)
R・マドリー、セビージャ間でセルヒオ・ラモスの移籍が合意へ(marca)

オーウェンマネーもあって、前々からレアルがご執心だったセビージャの希望の星セルヒオ・ラモスを獲得。36億と破格の移籍金だけど、将来を考えればそれなりの値段かも。

スペインのサイドバックらしく攻撃面ではかなりアグレッシブで技術も伴う選手として質が高いと思うけど、何よりも攻撃だけでなく守備もしっかり出来ると言うこと。センターバックだってこなせるだけの1vs1の強さ、身体能力も高いし、これから経験を積んでいけば、いずれ本当に総合的に非常に質の高い選手になるのかなと。

しかしやっぱりサッキは豪腕というかしっかり考えて市場で動いてきたなぁと思いましたよ。フロレンティーノ・ペレスのマーケティング重視の移籍方針の中でも、パブロ・ガルシア、カルロス・ディオゴと層の薄かったポイントの選手も獲っていて、今回セルヒオ・ラモス(シシーニョ(サンパウロ/ブラジル代表)が冬に来るという噂も)としっかりとバランスも考えて動いている気がする(ただ放出も激しいし、妙に右サイドが多い気がする)

クラブ・ブルージュがポルティージョを獲得(スポナビ)

レアル関連でもう一つ、又ポルティージョは出向の模様。てゆうかもうそろそろ解放して上げても・・・・。どうせギャラクティコポジションなんだから彼が活躍出来るような枠は空かないでしょ?オーウェンですらきついのに、まだまだ成長途上のポルティージョではもっときつい。で、ベルギーリーグのクラブ・ブルージュへ。ここで以前のソンクばりの活躍をして、オランダのトップ3に買われるというのがベストかも。

マジョルカ、クリスティアーノ・ドニとジョルディを獲得(marca)
インテルのフートスがマジョルカへ(スポナビ)
マジョルカ、ギリシャ人FW獲得(ニッカン)

マジョルカもここに来て一気に3枚補強。まあ最優先だったFWにはインテルからフートス、ヘタフェのジョルディを獲ってきたみたいで(両方とも見たことないけど)、とりあえずビクトルが戻ってくるまでの穴は埋まりそう。ルイス・ガルシアの穴が埋まるかは分からないけど。で、驚いたのはドニ。アタランタで輝いてから、移籍のゴタゴタもあってどんどん落ち込んでしまった感があったけど、心機一転スペインでもう一度って感じかしら。結構万能型でスキルも高いし、ゴールも奪える選手だからフィットすれば面白そう。ただクーペルと合うのかなぁと言う感じも。使うとしたらファリノスの所かも(アランゴ(現在怪我)とカンパーノは外さないだろうし)フィットすればセンターから大久保のゴールチャンスは増えるかも?ただイタリア人アタッカーはスペイン来てもなかなか難しい部分があるだけに(成功しているのは後ろが多い気がする、スペインの選手もイタリアではフィットしなかったりするんだよね)ちょっと微妙な感じもあるけど。

ミッコリがベンフィカ期限付き移籍で加入=ポルトガル(スポナビ)

で、戻ってきたはいいもののなかなか仕事場が見つからなかったミッコリがベンフィカに出向。ミッコリは比較的どのチームでも出来るタイプだと思うし、基本的に頼りになる選手だと思うので、ベンフィカとしたら良い買い物かも。まあエゴイスティックなプレー&性格がパスサッカー重視のポルトガルに受け入れられるかは分からないけど、あれだけの突破力は必ずチームの力になるはず。得点王とかになったりして。

と言うことで終わりなんですが、総括。今年の移籍市場は結果的に噂が一つずつ進んできた感じで、怒濤な感じはなかったかなと。ある程度シナリオに沿った形だったので、サプライズがあんまり無かったのは寂しかったかなと(驚いたのも沢山あったけど)。まあならなかったモノもあるけど、何かビッグクラブの思惑通りに進んだと言うことを考えても、ますますUCLマネーがクラブの収入格差を生んでいるのかなと感じました。
収入格差で言えば、リーグ間でも随分目立つ形になったかな。今夏はプレミアシップのクラブの動きがもの凄い目立ったわけですけど(ニューカッスルは凄かったねぇ、最後に。トッテナムとかもそうだし)現状のセリエ・リーガではもう比べものにならないかも。まあビッグクラブはどこもそれなりにあるんだけど、中位下位はもう段違い。切ないぐらいですよ。

まあ日本人悲喜交々な感じに振り回された感もあったわけですが、それだけ話に上がるというのは又面白くなったなぁと感じました。これからも楽しみ。まあ移籍はあくまでも前触れだけで、シーズンでどうなるかを見るのがもっと楽しみなので、これからがお楽しみですけどね(勿論セルティック、バレンシア、ユーヴェを中心に見ますけど(バレンシアはあんまり見れないだろうけど)、インテル・ニューカッスル・アトレティコは注目かな)と言うことで今日はここまでっす。マリの書き上がるかなぁ、困った困った。

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