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August 31, 2005

きままにヨーロッパ 05-06 開幕スペシャル!

今日は、リーガもセリエも開幕したと言うことで今シーズン初の「きままにヨーロッパ 05-06」第1回です。俊輔のは別にやったので、その他の試合と言う感じなんだけど、まあ全部に置いて「ながら見」なので、詳細まではご勘弁を。それにしてもクローズまでにまだまだ動く移籍市場もあるし、大変だ。

England Premiership
ニューカッスル 0-2 マンチェスター・ユナイテッド@セント・ジェームス・パーク
Man.U:66'W.Rooney 90'+1'R.v.Nistelrooy

と言うことでお勉強中のプレミアシップな訳ですが、今節はやっぱりこれでしょ。まあ既に良いカードだからと言うのもあるにしても、ルケ移籍で即先発というのはやっぱり気になるし、何よりもニューカッスルのメンツは面白そう。ただここまで2敗1分とグレアム・スーネスの首が飛ぶ寸前と、状態は良くない。まああんまりわかってないんですけどね。ニューカッスルのスタジアムの名前は「セント・ジェームズ・パーク」(勉強中)

で、ゲームの鍵としてはニューカッスルにリズムのあった前半にゴールが獲れなかったことにあったかなぁと。序盤からエムレ(今シーズン彼もインテルからの移籍)、ダイヤーが怪我で交代する不運に襲われたモノのかなり攻勢で先制点獲れそうだったニューカッスル。シアラーを核に、周囲が動く形は付け焼き刃だとしてもそれなりにうまく行ってたかなぁと。前半一番のチャンスとして、シアラーのシュートのリフレクションをルケが鋭く反応してゴールを決めそうになったなど(ネットは揺らしたモノのオフサイドでノーゴールな訳だけど)チャンスもあっただけに、先制点さえ入ってればゲームはニューカッスルのモノになったかなぁと思わなくもないかなと。ユナイテッドイマイチだったし。

まあペースが落ち着けば、個の能力の差もあってユナイテッドがペースを持ち、イマイチかなぁと思ってたクリスティアーノ・ロナウドとルーニーにどんどんボールが供給されて仕掛けてるうちにリズムに乗ったかな。ギヴンが踏ん張っていたモノの最後はミスも絡んでルーニーがすぱっと決めて先制、ロスタイムにもルーニー→ニステルで決めて勝負あり。

ユナイテッド(ニューカッスルもユナイテッドなんだよね、反省)は継続性の賜か開幕から良い形で進んできてますね。朴智星もあっさりフィットしたし(テクは見劣りするけどよく動くから前線で引っかき回す役目としては面白いかなと、アーセナルのリュンベリみたいな役割で)、エース級のニステル、ルーニーが好調でスムーズとは言わないまでもしっかりと結果が出てる。去年はスタートに苦しんだけど、その苦しみの結果、ターンオーバー出来るほど層が厚くなったし、いざというときにコンディションをしっかりと維持しながら結果を出せるのかなという感じはする。代わりが効かないのはルーニーぐらいかも。ファン・デル・サールが入って後ろも格段に信頼関係が高まった気もするし(まあ一度ファン・デル・サールはとんでもないミスをしてユーヴェを追われてるから、慎重にプレーしてくれるというのもあるのかも)安定して勝ち点を積み上げるという、プレミアシップで一番大事なことがそれなりに出来そうかなと。鍵は中盤に怪我人が出ないこと、ロナウド→ニステルと言うラインでゴールを生み出す形を構築すること、それが出来ればチェルスキー追撃の1番手かも。テンポも良かったしね。ビア樽すげーわ、嫌いだけど。

で、ニューカッスルはせっかく名前を覚えたのに監督が代わりそう。オーウェンも来るのにね。しかし金あるなぁ。

トッテナム・ホットスパー 0-2 チェルシー@ホワイト・ハート・レーン
Chelsea:39'A.DelHorno 71'D.Duff

チェルスキー盤石。ミド退場もあったにしても、ほとんど穴の空かない中盤とバックラインで形成されるブロックの堅さ、そしてチャンスを確実にモノにする能力、しっかりと勝つ、チャンピオンという感じでユーヴェと同じ匂いがするよ。この試合もいつも通り、しっかり守備から入って集中力高く、ポジショニングを変えながら一発パスでドログバ(今日はスタメン)を狙う形でゲームを進めてた。結局前線まで上がってきてたデル・オルノが詰めるような形で先制、後半にはダフがだふった形で(だじゃれじゃないの、ホントなの)ころころっと入って2点、これで充分。気になる新加入の選手のフィットも進んで、本当に盤石という感じですね。エシアンは守備ではしっかりマケレレと協力しながらブロックを作り、奪ったら素早く切り替えて最前線との距離をどんどん埋めて攻撃に厚みを加える。それが出来るフィジカル的素養もあり、ここまで埋まりきらなかった3センターの一枚がより強力になったという感じ。デル・オルノは持ち方怖いけど、彼のドリブルはサイドで結構いけてる。何か強すぎてつまんね。

トッテナムはダーヴィッツがかき回してて凄い面白かったのだけど(プレミア向き?ダイナミズム全開で走り回ってた、ユニが似合わない)、いかんせん相手が相手なだけに退場者出してはきつい。デフォーも何とかしようとしてたけど一人じゃね。ダーヴィッツも素行が良ければ、チェルスキーで出来たかもと今日のパフォーマンスを見たら思う。ロビー・キーンはどうしたの?

ウエスト・ブロムウィッチ 2-3 バーミンガム@ザ・ホーソンズ
WBA:12&64'G.Horsfield Bir:10'&33'E.Heskey 26'J.Jarosik

ウェストハム 1-2 ボルトン@アップトン・パーク
WestHam:88'pT.Sheringham Bolton:59'K.Noran 85'I.Campo

ヒデさん初ベンチも出番なし、稲本はベンチ外、残念。ヒデは次かな?でも代表、うーん。ということで勉強してるので先にやってみた。プレミア終わり、次は今週開幕組。セリエとリーガ。

Serie A
ユヴェントス 1-0 キエーボ@スタディオ・デッレ・アルピ
Juventus:36'D.Trezeguet

開幕だというのにお寒いスタンド、でもしっかり勝つのがユーヴェクオリティという感じ。この試合はヴィエラのフィットが最大の見所だったのだけど、この日見る限り「あのパトリック・ヴィエラだ!」というようなパフォーマンスは示せていない感じ。アッピアと大して変わらない感じだった(言い過ぎ)裁きは上手だけど、ちょっとプレーが粗い感じでもう少し時間掛かるかもなぁ。でもエメルソンとの役割分担は出来ているし、後は長い前線との距離をどのように埋めて良さを出すかに掛かってくるのかなと。てゆうより慣れていってUCLで結果を出して欲しいな。結局トレゼゲがしっかりきっちり。判定がセリエクオリティっぽかったけど、まあそんなの気にしない!

見ていて凄い気になったのだけど、アビアッティは著しくイタリアカラーなGKシャツが似合わない。きっとブッフォン用に作られたんだろうなぁ・・・。で、カペッロ、アレックスは?やっぱりカッサーノ?

アスコリ 1-1 ACミラン@スタディオ・ジーノ・エ・リロ・デル
Ascoli:58'M.Cudini Milan:66'A.Shevchenko

僕は、インテルを見てたのでちらちらとしか見てないのだけど、土砂降りでピッチ最悪、途中で主審に延期申し立てとそれぐらい酷かった試合。で、そんなピッチに苦しんだミランは結局ドロー、にやにや。

インテル 3-0 トレビゾ@スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ
Inter:32'&68'&79'Adriano

で、こっちは大爆発で勝利なり。移籍組ではフィーゴやらジュリオ・セザールがスタメンだったのだけど、新戦力云々の前にこういうプロビンチアにとってアドリアーノを止めないと勝機はない。それが具現化された試合だったかなと。アドリアーノは調子良さそうだし、怪我さえなきゃ今年は得点王かも(ジラルディーノとシェフチェンコは食い合う展開になりそうだし、去年みたいにモンテッラ大爆発もあんまりなさそうだしね。トレゼゲもフルは難しいだろうし、ズラはない。トニも期待出来そうだけど、チーム次第。プロビンチアのエースとの競争かな。)というより今年のインテルはアドリアーノ次第って感じがした。彼が最後に決定力を発揮する、そしてゴールと出来るかがまず一つのポイントかも

で、フィーゴもデビュー戦にも動じずしっかりと良い仕事。ピサーロも出てきてそれなりに良さを出したし、中盤以下の安定はそれなりに計算出来るかも。ソラーリとかサムエルがフィットしてきたら面白そう。インテル今年こそ?いやいや、信用するにはまだ早いかな(笑)でもいきなりサネッティ怪我ですか・・・・。

まあそのうちセリエの戦力分析しなきゃね。やらなそうだけど。

Liga Espanora
バレンシア 1-0 ベティス@エスタディオ・メスタージャ
Valencia:53'P.Aimar!

と言うことで僕のアイマールたんがテクニカルにゴールを決めて、今年UCLに出るベティスを倒しちゃいましたよ!まあメスタージャなんだから当たり前とはいえ、やっぱり始まるまで不安だったよ。バレンシアはHSVにも勝てなかったけど、ベティスは開幕遅いビハインドにもかかわらずしっかりモナコに勝ってたし。まあとにかく最高のスタートですわ。

補強に関しては徳永の件で妙な注目が集まってるけど、ラニエリみたいに妙なこだわりも無く動いてるから今年は安心。ミゲウが来たし(待望の右サイドバックのスペシャリスト!ビッグクラブとの競合に勝っての獲得とのこと、クーロが長期離脱中だしこれでファビオと両サイドからガンガン!)、ウーゴ・ヴィアナも来た(アイマールたんのバックアップかな?怪我するだろうし)、他にも新戦力がいるから、それをどうにかキケがチームにしてくれれば、何とかUCL圏までいけるかもね(志低い?)

アトレチコ・マドリード 0-0 サラゴサ@エスタディオ・ビセンテ・カルデロン

これはしっかり見た(ネットで)アトレチコサイド原理主義面白い!サイド一辺倒どころの騒ぎじゃない。左のペトロフの縦突破はかなり行けそうだし、右はマキシがかなり豊富に動き回って中に入ってと、結構よさそう。ただ結果が付いてこないなぁ・・・、この試合ではケズマンに結構チャンスがあったと思うんだけど決めきれない。フェルナンド・トーレスはあんまり存在感を示せなかったし、その辺では誰が結果を出すのかというのがポイントかも。後はペースが落ち着かないこと。後半になって運動量が落ちてグダグダになって、ガビに変えてイバガサを出して(+ガジェッティをケズマンに変えた)ダイヤモンドみたいになったけど、結局何にも変わらなかった。構成力で高い質を出すのが課題かな。マキシかイバガサがボカの時のリケルメみたいにキープして攻撃を作れたらもっと良くなる気がする。てゆうかイバガサが(マキシは動くタイプだしね)守備は相変わらず不安っぽいね、獲るしかないんだよ(笑)

サラゴサはビジャを失って、エヴェルトンが入ってたけど、うーんって感じだった。目立ってたのはレアルから来たセサル。ビッグセーブ連発!カシージャスの陰に隠れて近年はあんまり出番が無かったけど、やっぱり質の高いGKだなぁと思ったよ。アーセナル辺りは目を付けなかったのかな、レーマry)
そういえば、ビジャとクライファートはどうだったんだろう。

カディス 1-2 レアル・マドリード@エスタディオ・ラモン・デ・カランサ
Cadiz:63'M.Pavoni R.Madrid:4'Ronald 85'Raul

アラベス 0-0 バルセロナ@メンディソロッサ

マジョルカ 0-1 デポルティボ・ラ・コルーニャ@エスタディオ・ソン・モイス
Dpt:18'D.M.Juanma

と言うことで後はまとめて。まずギャラクティコ。見てない。でも、ロビーニョがギャラクティコっぷりを発揮して2点目を導いたらしい(最後はロビーニョとのスイッチからロナウド縦突破→ラウル!)バプティスタはどうだったのかな?結局ウッディは出なかったみたいだけど、いつ出てくるんだろう?

でバルサはドロースタート。エトーのスーパーミドルとか色々あったけど結局獲れなかった。まあ相手に引かれてた部分もあるので、その辺を美しいパスサッカーでどう打開するかというのが、去年と同じように鍵なのかなと。でも去年より全然研究もされてるし、これから結果を出すのは結構大変かも。その中でやっぱり変化付けるとしたら、ラーションも良いけどこの日は出てこなかったけどサイズのあるマキシの使い方とか、何か変化を付ける必要も出てくるかも。まあ長いボールは意地でも使わないだろうけど、その辺がどうするのか、今シーズンの課題が出た一戦だったのかも。今年も良い勝負製造器になってくれると思うので注目ですよ。

で、嘉人くん開幕スタメンも不発、デポルが勝利。ビクトルとアランゴがいなきゃそうそう取れないわな。余ってるFWをどっかから獲ってこない少し苦しいかも。まあデポルもそうそうやられないでしょ、デポルは随分開幕前は不安定だったけど、どうなんだろう、カバロス。ルケもバレロンもアンタッチャブルにしないとか言ってたけど、本当にルケはいなくなるしバレロンもスタメン落ちだよ、ママン。

長っ!まあセリエ&リーガ開幕スペシャルと言うことで。他にもクラシケル(アヤックスvsフェイエ)とかもあって見たんだけどとりあえずいいや。しかし、日本人だけでも追うのが大変になるよねぇ。取捨選択だけでも大変だよ。まあこれからは俊輔の試合は別にして、適当に削りながらやっていきます。バレンシアはガチだけどね。まあと言うことで今日はここまでっす。

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August 30, 2005

先に繋がる要素、繋がらない要素@J1 第21節

僕は普段、ブログの文章はWord(タグは後付なのです)で書くのですが(他の人はどういうエディタで書いてるんだろう?)、最近マリのレポートに関してはずっと同じ所に上書きしています。そのタイトルは「完敗」。FC東京戦で使ったのを消し忘れておいておいたらジュビロ戦でもお世話になり、フロンターレ戦でもお世話になったりと、消すタイミングが掴めません。今日のレポも一気に書き上げられなかったので、同じところに上書きした訳ですが、そう考えるとちょっと辛いですね。結局3連敗(引き分け挟めば4連敗)という形になり、岡ちゃん体制では最悪の時期にさしかかっている現状のFマリノス、今の時期に何を考えるのか、それがこの先重要になってくるのかなと感じています。では、もう旬は逃しているので簡単に。

J.League Division1 第21節

ガンバ 3-2 Fマリノス @万博「意志の差」
Gamba:38'&89'渡辺光輝 72'大黒将志 F.Marinos:26'坂田大輔 84'大島秀夫

F,Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本達也、DF田中隼磨、松田直樹、中澤佑二、ドゥトラ、MF河合竜二、熊林親吾(→76'大橋正博)、マグロン、山瀬功治、清水範久(→76'大島秀夫)、FW坂田大輔
ガンバスタメン:GK藤ヶ谷陽介、DFシジクレイ、宮本恒靖、山口智、MF遠藤保仁、橋本英郎、渡辺光輝、家長昭博(→89'入江徹)、アラウージョ、FWフェルナンジーニョ、大黒将志(→82'実吉礼忠)

まあレポは簡略、先制したのは布陣変更と割り切ったゲームプランで何とか連敗をストップしたと言う意志を前に出したFマリノス、FKからクイックスタートでガンバの隙を突き、マグロンのループパスに坂田が反応、相手GKの出鼻を付いたゴールで先制点を掠め取る。しかし、ガンバも反撃。それでも非常に出足が速く起点となるヤットを潰し、又アンカーに河合を据えたフォアリベロな守備的布陣がうまく機能してガンバ自慢のアタッカー陣を抑えていましたが、セットプレーからドタバタして最終的に隼磨のクリアミスに乗じる形で渡辺光輝に決められて同点。前半は1-1。

前半の積極的な姿勢が段々運動量の低下と共になりを潜めてきたFマリノスは低いラインで守るが、ガンバの卓越した個人技と質の高いオフ・ザ・ボールの動きをミックスされた攻撃に四苦八苦、なんとか凌いでいましたが、72分細かいパスで崩されマツが釣り出されると、最後はアラウージョ→大黒、大黒はサイドから必死にカバーに入った河合を見事としか言いようのないファーストタッチでいなして、フィニッシュは達也の手をかすめるように流し込んでと、ストライカーの才能を感じさせる素晴らしいゴールだった(敵ながらあっぱれ、河合のカバーを察知する能力、その中でゴールへの絵をしっかりと頭に描いていたこと、そしてそれを具現化出来る技術。そこに至るまでのランニングと言い、らしいゴールだった)これでお尻に火の付いたマリノスは大島と大橋(相性よしコンビ)を投入して同点を狙うと、追い込まれ始めた82分、左サイドペナ脇からのFK、大橋の思いっきり振り抜いた高速キックに大島が反応(僕には最初OGに見えた)、頭で擦らせる形で同点。大橋のキックのアイデア、大島の鋭い反応と相性の良い二人から生まれたこれまたレベルの高い素晴らしいゴールでした。で、この後ガス欠でも逆転を狙ったFマリノスに対して、その攻撃をものともせず猛攻を仕掛けるガンバ、共に勝ちたいと思う気持ちは同じでも、スタミナ、そして積み上げられた構成力や明確な攻撃イメージに分のあるガンバの攻勢が強まる。完全に足の止まったFマリノスに対してガンバはフリーマンを何人か作る形で際どいシーンを作り出される守勢にファールが多発、そしてその多発したファールのツケがラストに。マツがイエローを頂いたファールからのFK、アラウージョのキックはゴールに向かう形、そのキックに対してニア一番手前に出てきた渡辺光輝が味方(ツネ)と重なりながらもバックヘッドで合わされ、これに対し少し前目のポジションを獲っていた達也は虚を突かれた形で頭上を抜かれてTheEnd。采配ミス、終盤に来ての同点をはね返したガンバが優勝に勢いづく最高の形で勝ち点3をさらい、連敗で沈滞したムードを払拭するために現実的な布陣とゲームプランを敷いてまで勝ちに拘ったFマリノスにとってはダメージの大きい敗戦となってしまいました。

まあ、こんな感じだったわけですが、内容としてはさして悪いモノではなかったのかなと。というより、現実的なゲームプランを敷いて(4+3のディフェンシブな布陣、そして前から前からのプレッシングで穴を開けずに攻撃の芽を摘み取る)ガンバの良いところを消し、そして元々リスキーな形で攻めてくるガンバの逆手を取って、切り替え速く坂田・ジロー・山瀬功というアタッカーを活かすと言う形はマグロンのパス精度も相まってそれなりに嵌っていたのかなと。まあ全くと言っていいほどこれまでやってきたことの継続性はなく、先に繋がるような試合ではありませんでしたが、そこまでしてでも岡ちゃんとしてはこのムードを拭い去りたかったと言うキモチは伝わってきました。又選手達もそのゲームプランを遂行しながら、戦うキモチを前に出して劣勢ながらもよくやれていたのかなと。そしてもう一つ良いことと言えば、戦い方がよりシンプルな形になったこともあって、頭の中もシンプルになって動きが整理され、今までとは違って閉塞感を余り感じないスムーズな形も良く出ていました。まあ今回はそれが結果に繋がることはありませんでしたが、回帰政策をとるのであれば、今回の試合は決して無駄になることではないのかなと(まあ戻さないにしても今回の試合でやった意識というのは非常に重要な部分だと思うし)試合としては、結果的にはどの得点も事故みたいで(マリの2点もガンバのセットでの2点も事故、そうじゃないのは大黒のゴール)、その試合の流れが違う方向に転がっていたら勝負自体はどうなっていたかわかりませんが、優勝が手に届くところにあり、それが目の前にぶら下がっていたガンバの高い意志が勝ちを引き寄せる要因となったのではないでしょうか。立場が変わっちゃったことに一抹の寂しさ。

で、こっからはネガティブに。この試合に置いて良い試合をしたのは確かに良いことなのですが、現状において勝ちに拘った現実的なゲームプランをマリとしては敷かなければならなかったのか、そこに凄い疑問を感じました。確かに連敗中で、岡ちゃん自身も「先のために今ある勝負を捨てたりはしない」と話してはいましたが、今とその時(これは確かHot6前の話)では状況が違うし、これでは元も子もないのでは?とも思ってしまう。優勝を諦める遠因となった今回のチャレンジはそんなに安っぽいモノだったのか、そこまでして始めた新しいチャレンジをこんなに簡単に諦めてしまうのか、結局帆を大きくする事なんて出来ないのではないか、すぐ畳んでしまうのだから、何かそういう感情を抱いてしまいました。

まあ正直うまくいっていないし、新しいスタイルをする上での選手の必要な能力や意識、決断力の低さ、マネージメントする側のより具体的なイメージ、素養(岡ちゃんのね)、又補強が思った通りに進まなかったなど問題点も少なくないので棚上げしたくなる気持ちはわからなくはありません。そして又チャンピオンのプライドとして無為に負けることもしたくないと言うのもあるのでしょう。でも、現実的に3連敗は避けたかったにしても今までの戦い方を貫いて欲しかったなぁと言うのが個人的なキモチです。貫けなきゃ理想を掴むことも不可能、当たり前だけど理想を実現するためには苦難に直面することが多いわけだから、その時にどこまでそれに拘って構築していくかというのはあるのかなと。まあ常に結果を求められるチームだからこそと言うのはあるにしても、こういう事を繰り返してはいつまでたっても、理想とするようなスタイルの構築など難しいのではないかと思います。

まあ勝手な言い分ですけどね。忙しさが山を越えたら分析しますよ、きっちり厳しく。言いたいことは山ほどあるし。

では又、リンク集。
【J1:第21節 G大阪 vs 横浜FM レポート】2002年の2ndステージ以来。G大阪が横浜FMからリーグ戦白星!
【J1:第21節】G大阪 vs 横浜FM:岡田武史監督(横浜FM)記者会見コメント
【J1:第21節】G大阪 vs 横浜FM:西野朗監督(G大阪)記者会見コメント
【J1:第21節】G大阪 vs 横浜FM:試合終了後の各選手コメント(全てJ's GOAL)

やると言っておきながら、他の試合出来ませんでした。でも簡単にやります。と言うことで結果。

読売 2-0 鹿島@味スタ「パドンに見る著しい効果」
Verdy:51'&57'ワシントン

グラ 0-2 レッズ@瑞穂「追撃態勢、エンジン全開」
Reds:16'トゥーリオ 30'マリッチ"奮起"

ふろん太 1-1 サンフレ@等々力「安定の関塚ふろん太」
Frontale:68'マルクス Sanfrecce:56'佐藤寿人

楽天 2-1 トリ@ユニバ「気流」
Vissel:34'三浦淳宏"連弾" 84'栗原圭介 Trinita:吉田孝行

アルビ 1-1 ジェフ@ビッグスワン「Jリーグ劇場 その1」
Albirex:89'エジミウソン Jef:89'林丈統

ジュビロ 1-1 FC東京@ヤマハ「Jリーグ劇場 その2」
Jubilo:80'崔龍洙 FC:81'栗沢僚一

アルディージャ 3-2 エスパ@熊谷「Jリーグ劇場 その3」
Ardija:48'トニーニョ 51'トゥット 74'久永辰徳 S-pulse:10'佐藤由紀彦"移籍後初ゴール!" 43'兵働昭弘"J初ゴール"

レイソル 1-1 セレッソ@日立「Jリーグ劇場 その4」
Reysol:大谷秀和 Cerezo:88'ファビーニョ

今節の結果により、ここまで首位を走ってきた鹿島とガンバの差が1となり、いよいよ混戦Jの幕開けですね。まあそこにFマリが加われていないというのは辛いところですが、それでもレッズが調子を上げていて(ポンテ来てるし、マリッチも来た)、そしてサンフレも頑張ってるとここからはまだわかりませんね。

で、ヴェルディ-鹿島は一応少しだけ見ることが出来たのですが、鹿島云々ではなくヴェルディの変貌には驚かされました。ここまではFWとMFのバランスが変わったことでストロングポイントだった抜群のテクニックからもたらされる構成力が落ち、そこからチームバランスが崩れてしまって苦境に陥ってしまったわけですが、新監督パドンの元修正されて鹿島を完封してしまいました。特に目を引いたのは攻撃に置いてはワシントンの使い方にかなり整理が付いた事。変則の3トップ気味の布陣から今夏の新加入アタッカージウを中心に、CFWの助けがなくてもしっかりとチャンスメイク出来るようになった。それによりワシントン自身は常に危険な位置で仕事を専念出来るようになり、その成果が今節出たのかなと。守備に置いても"不可解な判定"で退場こそしてしまいましたが、ようやく戸田が彼らしい仕事ぶりを発揮し始め、守備のバランスも整い始めたかなと。まあこの試合は"不可解な判定"により退場者が出たりと、素直に判断して良いのかわかりませんが(岩政も可哀想な形で退場、玉ちゃんもうーんと思ったよ)とにかく状態は上向き始めたと言うことなのではないでしょうか。

ヴェルディだけでなく楽天も、パヴェル監督の元新加入選手が良い仕事をし、又その中で今年の目玉として鳴り物入りで加入したアツくんが能力を発揮し始めて3試合連発、ようやくここまでの不振を乗り越えて上昇気流に乗り始めたりと、下の方でも地殻変動が起き始めています。逆に苦しいのはトリニータ。ファンボ・カン監督が辞任と言うことで(事実上の解任なんだろうけど)、本当に四面楚歌の状態に陥ってしまいました。まああんまり見てないので何とも言えないのですが、開幕前に話していたような駒の多いアタッカー陣をうまく使い切るということに答えを見いだせなかったり、逆にだぶつくアタッカー問題などの中で起用法で選手と軋轢を生み出してしまったりと、成績と共に監督としての能力には疑問符を付けられるモノだった模様。功労者として期待も高かったとのことですが、切ない結果になってしまったようです。まあプロだから仕方ないですけどね。今後は内部昇格でスカンズコーチが代行をするとのこと。ここから反撃することが出来るでしょうか。と言うことでJも徐々に終局に向かって新たな展開を見せてきましたね。では今日はここまでっす。

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August 29, 2005

A goal's first by Shunsuke Nakamura, clear weather after rain!

昨日のことはキレーにスルーして(ウソです、明日にでもやります。今は暗い話題はやりたくないわけですよ、へたってるし)俊輔がやりましたよ!ついについに初ゴール!!!まあそれまでは本当に酷かったわけですが、まあそんなときに結果を残すのが俊輔らしいかも(苦笑)久しぶりに明るい話題なので、張り切ってやっちゃいます(笑)最初に一言、ズラ、僕が悪かった!君は出来る子だったのね、4億円の価値しっかりと拝ませて頂きました!ナイスアシスト!

Scotland Premier League 2005-2006 Day-5
Dunfermline 0-4 Celtic@EastEnd Park
Celtic:5'&74'M.Zurawski 10'J.Hartson 58'S.Nakamura

セルティックスタメン:GKボルツ、DFカマラ、ヴァーゴ(→59'ローソン)、バルデ、マクマナス、MFテルファー、S.ペトロフ、中村俊輔、FWズラウスキ、ハートソン、C.ビーティー

と言うことで又も雑感。

・前節のオールドファームで色々とあったこともあって、中盤に穴が空いたこともあって(レノンとトンプソン)4-3-3の様な形に構成を変えてスタート。逆三角形の底にフォアリベロのような形でテルファー(昨日の河合のような仕事かな?)、右にS.ペトロフで、左サイドに俊輔って感じ。アウェイユニが恐ろしくダサイ、相手のシャツはピンストライプ、結構珍しい?

・序盤はホームと言うこともあって、ダンファームリンに攻められるモノの、そんな流れもおかまいなしに、ズラがいきなり決めちゃう。左サイドから中に切れ込んでシュート!これがニアを突き破って先制点!ズラはスペースランナーと言うよりはボールプレーヤー(ドリブラー)なのね。ガンガン行きなさい。それにしても綺麗なゴール。

・で、今度はハートソン軍曹。なんか勝手に相手ディフェンスがドタバタし始めてバックパス、GKもドタバタが移ったのかキックミス、それがDFに当たって軍曹の元へ、これをダイレクトでがら空きのゴールにきっちり決めて2-0。うーん、なんだかなぁ。アマチュア?

・肝心の俊輔はと言うと良くない。レノンもいないし、トンプソンもいないからペトロフと二人で繋ぎながら作るのかなぁと思ったら、もらいには来るのだけど、ボールは大体逆の方へ、そして長いボールも多用となかなかチームの流れに乗れない感じ(触りながらリズムに乗るタイプだしね)困ったね。まあこれで結果が出ることが不思議な訳だけど・・・。

・というのも、とにかく相手が弱い!酷い!セルティックの長いボールに対してほとんど抵抗出来ない感じ。なんとか押し込まれた状態で踏ん張ってはいるのだけど、何がしたいのか・・・・。

・守備は相変わらずドタバタ。バルデがボディアタックでPKを獲られる。あんなに真正直にぶつかっていったらそりゃPKさ。でもこれをボルツがビッグセーブ!これでこのゲームは勝ったかなぁと思ったぐらい。

・俊輔キター!左でズラが溜めた所ですーっとずれてきてペナ外正面から強烈に狙う!しかし正面、残念。でも良いプレーだった。長いランニングとゴールに向かう意識というのは買いですな。

・結局前半は2-0。ほとんど輝く事もなく、大人しく終わっちゃった。なんか前半で変えられちゃんじゃないかと毎回心配になっちゃうよ。

・後半、左サイド中心は変わらないけどそれなりにポジション変えながら動くようになったかな?そんなこんなで左サイドで首根っこを捕まれるような感じで顔をむしられてキレる俊輔、珍しい。でもこれが予兆、火付いたよ!

・でついに来ました、後半13分!ズラがエンドラインまで切れ込んで溜めて溜めてタイミングを計るとニアのビーティーをデコイに(ビーティーも呼んでたね)ズラは中へ速いボールを流し込む、そこに俊輔、トップスピードで走り込んでマーカーを振り切り、身体を開くようにインサイドでファーに流し込んでキーパー動けず!俊輔、SPL記念すべき初ゴール!そして勝負を決めるゴール!ヒコーキブーン!ズラのアシストも含めて良いゴールだった。相手がザル過ぎ?ザルだったけどね(苦笑)

・まあ簡単なゴールに見えるかも知れないけど、長い距離をランニングしてあの位置に入って合わせるというのは難しいプレーだったかなと。まあそれは良いとして、アタッカーとして(今日は中盤の選手だけど)ああいうポジションに入ってくるというのが大事だし(あそこにいなきゃゴールはないわけだし)、ああいうランニングはゴールへの意識が高まっている証拠なのかなと。これがOMFとしての課題だったわけだし、こういう形で流れの中で獲れたのは良かった。そしてやっぱりズラ、サンキュウ!

・ゴールを獲ってすっかりご機嫌な俊輔はようやく自分のリズムでプレーをし始める。チームも雑な部分が減って、良い形が出来はじめる。俊輔→ズラとお返しの良いパスはズラ外す。惜しい。

・後はセットが決まると良いんだけどね。今日はキックはイマイチ、長いボールも余り良いのがなかった気がする。トンプソンがいないこともあってほとんど俊輔が蹴っていたけど残念。トンプソンが戻ってきたらやっぱりトンプソンかな・・・。ビーティーが獲ったFKはおいしい位置(右ペナ近く、少し近すぎたというのあるにしても)だったけど曲がりきらず枠外、うーん。

・これからの俊輔の課題は、うまくゲームの波に乗ってチームのリズムに身を沿わせること。ここのところ数試合乗り切れずに吹っ切れるようなプレーがないとゲームに乗れないと言うのが多いかなと。ある程度リズムがあれば、良いプレーは出来る訳で、そういう頻度を増やせればもっと結果も出るかなぁと。俊輔のボールタッチが増えればチームも良い流れになるし。てゆうか逆説的だけど、ゲームを作れるペトロフや俊輔を経由しないとかなり雑で力押しな展開になりがちだから。そういう意味ではボールタッチを増やして、ゲームにしっかりと乗ると言うことなのかなと。

・ズラもう一発!今度はセンターから一本のパスでライン突破!見事なドリブルからしっかりと1vs1を制してゴール!ズラ覚醒、4億円の価値を示してる、キレてるね。結局0-4、オールドファームのショックを振り払ってリスタートをきっちりと!そして何より初ゴールで一歩進めたかな?

と言うことで何よりも初ゴールですな。まあ獲れそうな雰囲気がこの試合では感じられなかったのですが、そういう試合に限って獲れちゃうモノなのかな?まあ3節の「ダイヤモンドクロス」とかいう名前の付けられたアシストもそうだったし、そういう流れでもあるのかしら。とにかくめでたい!

でも、結果だけに満足してチャ駄目。今日の前半はいただけなかったし、このままじゃスタメン外されても文句は言えないレベル(良い動きをするマロニー、パワフルなビーティーもいるし、バランス整えるためにポジジョンの構成をずらすというのも可能性としてはあると思うし)常に、とは言わないけど、良い形でもらった時はしっかりと輝く、そしてその頻度を多くする。そういうプレーで抜きに出るぐらいの存在感を出してほしい。まあそういうことが出来る環境だと思うし、そういうことをしないとこの上にはいけないと思うしね。贅沢かもしれないけど。

まあ厳しいことも混ぜたけどやっぱりめでたい!もう祝杯だね。仕事なんかしてる場合じゃないね。と言うことで今日はここまでっす。久しぶりに明るいニュースで嬉しいな。

*プレミアはすぐに登録出来ちゃうの?移籍が決まって数日でルケが今日のユナイテッド戦に出てる!しかもオフサイドだけど、幻ゴール。すぐにフィットなんて出来るモノなのかねぇ。エムレが怪我しちゃってそれだけが心配。おっと、ネタバレか?また徒然と書いちゃった。ではここまでっす。明日はシビアにやります(出来たら)

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August 27, 2005

新鮮度は少なめの今日のニュース雑感。

えーと、最近ほっとき放しでニュースも溜まってしょうがないです。UCLのグループステージドローから、驚きのルケ移籍、他にも色々と。新鮮度全くなし!では早速。

・去年ほどは盛り上がらないよね、バレンシアもいないし(嗚呼言いがかりですよ。しかもインタートトで負けるし、HSVなんかに。狡いよ、開幕週同じじゃなきゃフェアじゃないもん 泣)

UEFA Champions Leaugue 2005-2006 GroupStage Draw

GroupA
Bayern Muchen/Juventus/Club Brugge/Rapid Wien

GroupB
Arsenal/Ajax/Sparta Praha/FC Thun

GroupC
Barcelona/Panathinaikos/Werder Bremen/Udinese

GroupD
Manchester United/Villarreal/Lille/Benfica

GroupE
AC Milan/PSV Eindhoven/Schalke 04/Fenerbahch

GroupF
Real Madrid/Olympique Lyon/Olympiacos/Rosenborg

GroupG
Liverpool/Chelsea/Anderlecht/Betis

GroupH
Inter/FC Porto/Glasgow Rangers/Artmadia

今回は昨シーズンの死のグループG(インテル/バレンシア/ブレーメン/アンデルレヒト)みたいなのが形成されず、ある程度ポッドのバランスが良かったのかなぁと感じましたが(チェルシーとユーヴェがポッド2なのが気になったけど)、やっぱりこういう風に具体的なドローがあるといよいよ開幕するんだなぁと実感沸いてきますね。

まあ書いた通りバランスの良い(良すぎる)組み分けとなったこともあってここが注目だ!というのは正直あんまり無いのですが、チームとして個人的に注目してるのは昨シーズンの出来が非常に良かったのに様々な事情で指揮官の替わったリヨン(ポール・ル・グエン→ジェラール・ウリエ)とウディネーゼ(スパレッティ→セルセ・コズミ)には注目してみようかなぁと思っています。特にリヨン、ウリエがル・グエンの作った美しくエンターテイメントなチームをどう壊して駄目にするのか(苦笑)ただ、ウリエはカップキラーだから、その辺はリヨンがついに?というのもあり得ない事じゃないかな?この辺は凄い気になります。ニウマールたんはどうしてるかな・・・。

逆に今年はビッグクラブはほとんど継続路線で、去年と著しくスタイルが変わるというのはないと思うので(インテルぐらいかなぁ?選手が大幅に入れ替わるだろうし)、チーム力としてみたら去年とほとんど変わらない力関係にあるのかなと(勿論マーケットで選手が入れ替わったりはしているのだけど)なので優勝候補としてもあんまり変わらな井のかなと考えています(バルサ・チェルスキー・ミラン・ユーヴェが筆頭候補かな?後はレアルとアーセナルとインテルの波の乗り具合)まあ例年通り戦力以上にコンディション維持や怪我の問題などで、トップフォームを維持することが出来るか、良い状態で試合の望めるかという方が大きな問題だと思います。
で、ビッグクラブ内で注目するとしたらプレミア勢かなと。本当にビッグイヤーを強く欲しがっている気がするし(チェルスキーに残るタイトルはUCL、アーセナルにとっても勿論悲願だしね。ユナイテッドはわからないけど)、そういう意味ではより大きなモチベーションを持って戦うんじゃないかなと。個人的にプレミア勉強中ですし。
まあ好きなのはセリエの3つのクラブですけどね。名残で。ユーヴェはどうなるんだろ?ヴィエラはフィットしたのかな?

まあとにかくここ2年、アウトサイダーが持っていっているだけに、ビッグクラブが今まで以上に本腰入れてやってくると思うし(今までも本腰入ってたけど、精神的な油断とかそういう緩さがなくなりそう)そういう意味では今年こそ準決勝辺りで、「燃えるー」って感じのマッチメイクを見せてほしいなと。まあ今年も楽しませて下さいな。

・終了間際の駆け込み移籍?日本人編。

小野英国入り!エバートン移籍浮上(ニッカン)

他にソースがないし、信憑性はわからないけど、こういうニュースが出てきました。シンジはどうしてもフェイエを出たいみたいなんだねぇ。まあもう長いものね、4年?環境としては抜群だし、やりがいがない訳じゃないと思うのだけど(PSV、アヤックスを倒すという目標があるし。フェイエは取りこぼしが多すぎる)、やっぱりよりレベルの高いところでと言うのがあるのかな?

で今回、その中で浮上してきたエバートン。まあ今回UCLでの予備選で敗れてUCLに出場することは出来なかったけど(ビジャレアルにこっぴどくやられた)、去年リバポを抑えてUCL圏を確保した強豪チームという見解で良いのかしら?ちょっとわからなかったりする僕はプレミア音痴。

ただ移籍先としては悪くないのかなと。プレミアはアホみたいなスケジュールでカップ戦も多いし、しかもエバートンにはUEFAもあるから(フェイエもUEFAには出れるけど、てゆうかシンジは優勝経験者だし)出場機会に困ると言うことはなさそう、伝統のダービーもあるしそういう部分での経験でも言うことなし。問題は移籍金。契約期間がどれだけ残っているのかわからないけど、高額と言われる年俸と合わせて5~7億は掛かると思う。値段も含めて、結構実現には?と思わざるを得ないかも。

エバートン自体はUCLに出るつもりでいたのか、目立つところではインテルからアンディ・ファン・デル・メイデ、ローマからマッテオ・フェラーリ(レンタル)を獲得するなどそれなりに動いてるみたい。UCLの出場を逃して金銭的に心配な部分もあるけど、プレミアのクラブはどこもお金持ちだろうし(セリエやリーガのクラブに比べたら)、パルマの時みたいにUCL出れないから破綻だ~と言うのはないと思うのはいいところかも。また逆にこういう資金力を見ると結構層は厚そうね。どんな選手がいるのかわからないけど(ティム・カーヒル(オーストラリア代表)とかアルテタぐらいかな・・・後はアタッカー。ビーティー好きだったなぁ)そこにシンジが入るのか・・・凄くね?ちょっとこれからの展開を注視ですね。

トレビゾ、宮本と石川どちらかと交渉へ(ニッカン)
トレビゾ 宮本獲りへ動く(スポニチ)

あとはこれかな?なんか凄い嫌な感じの動きだけど(お金の面でというのが強い気がする。誰でも良いって感じだし)、とりあえずツネかナオが欲しいみたい。その前は今野がターゲットになったりと動きに一貫性がなく(日本人なら誰でも良いが一貫性なんだけど)、その辺は大丈夫かなぁと思っちゃったりするんだけど。

基本的には国際的にもある程度成功例のあるアタッカーが欲しいみたいだけど(ナオって事ね)、チーム事情としてはDFが欲しい、そこでツネが浮上してきた様子。ただ、シンジの件と同様時間がないだけに結局はお流れになりそう。ガンバは拒否の姿勢。FC東京もある程度は拒否の姿勢。まあリスクはあるんだけど、ツネは行ってみても良いかなという感じする。チームで自分の立場を確立出来ていないし、チームとしても使い方困ってる感じだもん。まあいいんだけど。これはすぐに結論でそうかな?

小笠原レッチェ今夏消滅・・・1月オファーも(ニッカン)
小笠原移籍「次は容認」カシマ海外挑戦協力(ニッカン)
再出発2発"小笠原の鹿島"7点大勝(スポニチ)

と言うことでこちらは今夏は断念。まあ傍目から見たら行かせてあげたかったけど、レッチェのオファーの中身は、チーム事情と重ね合わさった時に背中を押せる様な形ではなかったというのも又事実かな。やっぱりクラブビジネスだし、そういう部分では"大きな資産"である代表選手を情だけで譲るというのは、大きな損失だと思うし、それは色々な部分で経営者として間違った選択ではないと思う。

まあ前も書いた通り小笠原だけのことを考えたら、Jでやり残したことはないはずだし、現状残ってより一層の成長というのは難しい部分があったのは確か。外に出てよりシビアな経験を日常的にすることによってより一層の成長を図るしかないと思ってるので、一人の選手のことを考えると今夏で移籍出来なかったのは残念。ましてやシーズン中の移籍は難しいと言うのもあるし。でも1.5年の契約が残っていて2000万は安いね、国際レベルから考えても。まあもう既に功労者ともして十分な活躍なんだけど、より活躍して移籍金の額を跳ね上げさせるぐらいの事をしたらいいんじゃないかな?まあ例えば"10冠達成"とか。させないけどね(マリが阻止出来るかわからないのが辛いところ)

・駆け込みスパート、夏のマーケット。

ニューカッスルにルケが加入(スポナビ)
ルケ、5年契約でニューカッスルへ(marca)

このニュースを見た時は心底びっくりした。理由は二つ。

・噂を全く知らなかったから。ルケはバルサに行かなかったら残留だと思ってたし(チキが否定してたから今年はないかなと思ってた)

・ニューカッスルはルケよりもオーウェンにお熱だと思ってたから。オーウェンはどうも嫌がってたからもめてるなぁとは思ったけどさ。

まあそんあこんなで18億円という額での大きな移籍。ロラン・ロベール放出で空いた左サイドを埋めるに余りある大きな獲得劇。FWの層的にも不安があるようで(バレンシアが不良債権を獲得したこともあるけど)トップも高いレベルで出来ちゃうと言う意味では非常に大きい。

最近は本当にプレミアのリーガ化が進んでるねぇ。マタドールはここで輝くかしらん。楽しみ。

で、これでオーウェンはどうするんだろう?もうこの話はないよね?残留?リバポ?

デニウソン、ボルドーへ移籍(marca)

前々から色々と放出の噂はあり続けたデニウソンがリーグ・1のボルドーに移籍することになった模様。まあセラ・フェレールとはうまくいってなかったし、移籍濃厚というのは聞いていたけど、なんか色々とクラブの名前が挙がっては消えって感じで(一番濃厚だったのはトルコのベルテル・マニサスポル。獲得を発表すらしてたのに)、これが決まったのかさえ自信がないんだけどね。ブラジルクオリティって感じだ。
それにしてもボルドーねぇ。デュガリー思い出すよ。まだいるのかしらん、それとも引退しちゃったかな?

リバプールのバロシュがアストン・ヴィラへ移籍(スポナビ)

まあこちらも移籍は濃厚、後は行き先という感じだったチェコ代表ミラン・バロシュ。結局同じプレミアシップのアストン・ヴィラへ移籍、お値段12.7億とのこと。モナコも名前上がってたけど、予備選で負けちゃったし。

まあこれと繋がるかどうかは別にして、オーウェン復帰の席を明けたとも思わなく無いかな。まあオーウェン云々じゃなくバロシュは出されただろうけど。でも道筋はこれで出来てきたんじゃない?今年のレアルは予備選なしだから、規約にも掛からないし。

一つの疑問としてはバロシュとオーウェン、コストパフォーマンスを考えたら、どっちが良いんだろう?まあコンスタントに獲るとしたらオーウェンなのかなぁ。

と言うことでここまでなんですが、他にもフクダ電子がネーミングライツを買ったジェフの新スタジアム、蘇我スタジアムの名前が「フクダ電子アリーナ」(通称フクアリ)って決まった話がありましたね。フクアリ・・・・、フクアリ・・・・、ごめん、何も思いつかなかった。こけら落としには行けると良いな。達が先発なガンバ戦がそろそろ始まるので(レポートは明日になると思い・・・岡ちゃん錯乱?河合ボランチで使うん?蓋を開けたら3バックって気がしなくもないけど。メンバー見るとよくわからない。)今日はここまでっす。

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August 26, 2005

迎えた終焉、踏み出す一歩@J1 第20節

激遅更新です。ちなみに一昨日の敗戦でショック状態になって、更新拒否に陥ったわけではありません。色々と大人の事情でチケットを一枚無駄にし、ずーっと見れなくて、ようやく見れたらショックだったけど(苦笑)まあそういう訳で終焉らしい試合でしたよ、奥さん。まあ課題は前から見えていて、それが修正されず、小さなひずみがきっかけでチームが壊れた。ふさわしい終わりだった気がしないでもないです。とりあえず簡単に。

J.League Division1 第20節

Fマリノス 0-2 フロンターレ@日産スタジアム「終焉」
Frontale:39'マルクス 64'中村憲剛

F.Marinos Official/Frontale Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF中西永輔(→69'清水範久)、松田直樹、中澤佑二、MF上野良治、マグロン、田中隼磨、ドゥトラ、山瀬功治(→61'奥大介)FW坂田大輔、大島秀夫(→61'グラウ)
フロンターレスタメン:GK相澤貴史、DF箕輪義信、寺田周平、伊藤宏樹、MF谷口博之、中村憲剛(→88'鬼木達)、長橋康弘、アウグスト、マルクス(→79'我那覇和樹)、FWジュニーニョ、黒津勝(→59'佐原秀樹)

雑感なので雑感で。
・直前で那須が右太腿、久保が左膝の炎症と言うことで出場回避。3バックの準備を進めてきたのに、ツイてない。ツイてない時はこんなものだろうか。ふろん太はGKが新顔(僕にとって)、しかもそいつが当たり。困ったもんだ。

・ポゼッションは高い、ただそれはふろん太がそうし向けている部分はある。多分関塚監督も「まずは持たせても大丈夫だから、しっかりとブロックを作って、リスクを冒してきたらカウンターで突こう」というプランが近況の試合の分析出来ていたんだと思う。見事にその術中に嵌る。最近こういうのは多い、そしてそれを打開出来ない。もどかしい。

・崩せずに時間が掛かって詰まった状態でサイドに展開、無理矢理クロス、でもふろん太のビッグマンにはね返される。閉塞感から抜け出せない。具体的な形が見えない状態で放り込み、この辺に攻撃の具体的な共有イメージのなさを感じるよ、ママン。

・何となく今のFマリノスは強い個人の集まりでありチームではないのかも知れない。誰も繋がって行動しようとせず、個々が違う方向を向いている気がする。まあそんな状態では攻撃も守備も機能しなくなるのは当たり前。仲良しクラブである必要はないけど、「仲悪いのかしらん?」と、ワイドショー気分。奥の奥さん日記でも大ちゃんがドラゴンに怒ってたみたいだし。

・で、カウンター、ジュニ怖いよぅ、マルクス怖いよぅ、黒津怖いよぅ。

・マリは量、ふろん太は質、そして質が高いふろん太の鋭い攻撃に沈む、失点。速い切り替えから黒津の突破のセカンドボールに反応されて、ジュニ→マルクス。3月のレッズ-フロンターレの怒濤の旋風を思い出した。好戦的なCDFが釣り出されて、バランス崩れたところでドカン。あぁぁぁぁぁぁぁ。

・鮪と良治たんはどうも同じようなプレータイプなだけに何か同じような高さで仕事をして、守備のフィルターとしては機能しない。まあ互いの意思疎通もなく、役割分担なんて難しいのだから仕方ないけど、思った以上に那須の穴大きい。で、向こう側では谷口が奮闘、供給源中村憲剛をしっかりと支えて彼を活かそうという意志を感じる。考えたり、比較しちゃいけないけど鬱になる。

・結局0-1、正直選手達はどうして良いのかわからないという感じ。顔が死んでるよ、まだ0-1なのに(結果は知ってるんだけどさ)

・後半、結果を知っているのはあるにしても、確かに可能性を感じない攻撃ばかりを繰り返してしまっているFマリちゃん。何か自覚症状がない感じ?まあうまくいっていないというのはあると思うけど、みんなで一度ビデオでも見てみたらどうだろうか?やってるか、そんなこと。

・采配合戦、関塚氏はらしい采配(鹿島出身)で守りがためもお手の物。かなり的確だったと思う。黒津→佐原で伊藤をセンターにしてストッパーに佐原、巨大な寺田を前に出して中盤のフィルター役を厚く強力に。マリも同じようなタイミングでグラウ、大ちゃんをオオシと山瀬と交代、サイドから攻める事が多いのにオオシ代えるのか・・・・。岡ちゃんも勝てない状態のスパイラルに嵌ってるんだな。采配に一貫性を感じないし、あまり効果を生み出さない。(グラウと大ちゃんはそれなりにモチベーション高く、ゲームを動かそうという意欲を見せてくれた、これは彼ららしいチームメイトへの鼓舞だったのかも、ちょっとグッと来た)人間だもんね。

・相手GK当たり+現状の攻撃ではゴールの匂いを全く感じない。そしてそんなときに悪いことは重なるモノ、左右に振られて首を振られたところでセカンドボールからマルクス→中村憲剛(J1初ゴール、おめでとう)で2-0。なんかこのゴール見た時、チームの糸が一本切れたような気がした。

・攻めども崩せずカウンターに逆に脅かされるなどうまくいっていないことが見事に表れる形でタイムアップ。0-2。ホームで惨敗。FC東京戦、ジュビロ戦と同じく、ほとんど良いところを見いだせない負けだった。この試合を見て、個人的に「優勝」と言う言葉は使わないようにしなきゃなと思ったり。

まあ感想としては「修正がなければこんなモノ」なのかなと。悪いところをそのまま放置して良くなるほど、簡単な問題じゃない。まあ原因は様々なんだろうけど、チームとして同じ方向を向いて戦えないというのは確かに重傷。今までは方向性としてはある程度みんな同じ方向を向いて戦っていたのに、それが今回のスタイルチェンジ(速いポゼッションを目指そう、魅力的なサッカーをして勝とう)と言うことで段々ぼやけて、気付いたらみんなが違う方向を見てサッカーをするようになったと言う感じなのかなぁと。まあ以前の「船体の大きさを把握せずに帆を大きくしようとして失敗した」と言う岡ちゃんの言葉を元に考えたら、「具体的なルートも決めずに航海に乗り出したら、行った道があまりに険しく遭難した」と言う感じなのかなと(笑い事じゃない)まあこれがあってるかどうかはわからないですけどね。

どちらにしても、様々な問題があることは事実で、そういう時に前を向いて進めばいいというモノではないと言うこと。ここまで、どういう問題があっても力押しで前に進んできて成功を掴んできたけど、違う種類での思慮遠望というのが必要になるのかなと。今回はそのやり方をして、間違えたのかなぁと。でも、図らずも時間は出来たわけだし(リーグ3連覇は難しくなった。というよりもう潰えたと言っていいと思う、現実的に。数字的に残っているというのは考えてもしょうがないこと)、今回の失敗アテンプトを無駄にせず、今度こそ新しいスタイルを築き上げて欲しいなと。引いた相手に対して崩せる攻撃構築(高い位置でダイレクトプレーを絡めるとか)、そこに必要な技術、アイデアの向上、選手達のより高い意識を元にポゼッションに入っても頭を動かし続けてポジショニングを次々に変えていく動き、一度失敗してもどんどん動き直す柔軟な適応力(そういう部分ではFマリはサッカーの頭は悪い)などなど、やるべき事は沢山あるし、うちひしがれてる場合じゃない。下を見ても限りないし。

ここまで(内的要因で)結果から見れば大きな失敗(苦労がない訳じゃないし、ACLは逃していたけどあれは外的要因も大きいし)が無かったのが不思議なくらいだし、それが初めて岡ちゃん体制で来たと言うこと。これは受け止めるしかないと思っています。でこれからは、改めてチャレンジな訳だから、そこに失敗が伴うということ、失敗することに耐えるということ、我慢するということにも慣れていかないと。まあここまでが出来過ぎだったからなかなか難しいかも知れないけど、サッカーをもう一度捉えるには良い機会なのかも知れませんね。中身大切ですよ、今までマリにはそういう要素は薄かったと思うし。しかし、悔しいなぁ。

これだけじゃなんなので、J's Goalのレポやら、会見コメントでも張っておきます。

【J1:第20節 横浜FM vs 川崎F レポート】王者・横浜FM、攻守の歯車かみ合わず。今季の神奈川ダービーは、川崎Fの2連勝。(J's GOAL)
【J1:第20節】横浜FM vs 川崎F:岡田武史監督(横浜FM)記者会見コメント(J's GOAL)
【J1:第20節】横浜FM vs 川崎F:関塚隆監督(川崎F)記者会見コメント(J's GOAL)
【J1:第20節】横浜FM vs 川崎F:試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)

まあ他にも色々言いたいこともあるけど、まあいいや。しっかりと今を捉えて出来ることをやっていきましょ。それしかできないわけだし、それをしない限り上を向くなんて無いわけだから。それこそ止まってはいられない、前向いて一歩一歩作り上げていくという地道な作業が待っているんだし。一つの価値に拘ることだけがサッカーじゃないし、そういう方向性を用いるのも又悪いことではないと思うし。ふろん太は相変わらずしっかりとしたチームでしたよ、片手間では勝てない相手。ソリッドで前のアタッカーの質の高さをしっかりとチームで使えるチーム。関塚監督の考えがしっかりと浸透している感じがしました。完敗。

他の試合。実は見てないんだよね、ほとんど。
鹿島 7-2 アルビ@カシマ「全ては優勝のために」
Antlers:31'本山雅志 38'羽田憲司 44'&87'小笠原満男 72'新井場徹 83'アレックス・ミネイロ 89'野沢拓也
Albirex:7'エジミウソン 80'アンデルソン・リマ

レッズ 2-2 楽天@駒場「かたや救世主、かたやスケープゴート」
Reds:51'永井雄一郎 89'ポンテ Vissel:34'平瀬智行 56'三浦淳宏

ジェフ 1-2 セレッソ@臨海「伝説の終わり」
Jef:5'林丈統 Cerezo:29'森島寛晃 42'黒部光昭

FC東京 1-1 グラ@味スタ「もう少しもう一つ」
FC:88'今野泰幸 Grampus:77'藤田俊哉

エスパ 1-2 読売@日本平「久方ぶりの歓喜」
S-pulse:74'マルキーニョス(!!!) Verdy:41'平本一樹 88'町田忠道

ガンバ 3-1 ジュビロ@金沢「J1優勝への証明」
Gamba:66'フェルナンジーニョ 73'&84'アラウージョ Jubilo:24'前田遼一

サンフレ 2-1 アルディージャ@ビッグアーチ「3年の重厚感」
Sanfrecce:13'ガウボン 89'ジニーニョ Ardija:22'森田浩史

トリ 1-1 レイソル@ビッグアイ「きっかけとなりえるエースの一発」
Trinita:74'マグノ・アウベス Reysol:30'玉田圭司

と言うことでこれからはマリはほどほどに、他のゲームもレポートするかも。まあ勿論マリのゲームを中心にと言うことになるけど、リーグの推移とかは追えなくなっちゃうかも知れないから。まあこれも又苦行ですな(苦笑)まあササカヲタでマリだけに拘るような人でもないので、さして苦行でもないけど。

で、だいぶ空いちゃってすいませんでした。自分でもここまで更新出来ないとは思っても見なかったのですが、月末までこんな感じになるかも・・・・、わざわざ訪れてくれてた方には感謝しかないです。なるべく更新出来るように頑張ります。では、ここまでっす。

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August 23, 2005

激動の中で見据える現実@J1 第20節 Preview

相変わらずだなぁと、苦笑いしちゃいますね。考えてみたら兆候はアルディージャ戦であったのだから、ジュビロ戦でそうなったのも考えられる範囲だったのかも。まあもうそんなの慣れっこで、岡ちゃんに説教されたのでこれから当分は大人しくなってくれそう。相変わらずだけど、岡ちゃんももっと気付くの早いと良いのにね、まあ気付いてたからシカトしてたのかも知れないけど。まあそんなこともありながら、方針転換もあったりと激動の中で、神奈川ダービーです。忙しいのに行く気満々です。

J.League Division1 第20節

8/24(Wed) 19:00KickOff/Fマリノス vs フロンターレ @日産スタジアム「見据える現実」
F.Marinos          Frontale
   久保  坂田       ジュニーニョ 黒津
     山瀬功            マルクス
ドゥトラ       隼磨  アウグスト      長橋
    上野  マグロン      中村  谷口
  那須 松田 中澤      伊藤 寺田 箕輪
      榎哲              相沢

と言うことで理想を追いつつも成績を残すというプランが見事に崩壊したこともあって、あっさりと方針転換。まあシステムだけの問題ではないにしても、前に枚数を掛けて攻撃に厚みを加えるポゼッションは機能していなかっただけに、回帰政策もしょうがない帰結なのかなと感じるところです。まあ掲げてたものの完成図やちらっと見せた片鱗には非常に期待出来る部分もあっただけに少し残念ではあるけど、もう本当に抜き差しならない状態なので仕方ないですね(まあ現状では熟成していきそうな雰囲気がないし)と言うことで慣れて固い3-4-1-2にしてある程度整理された形で望む神奈川ダービーな訳ですが、前回の対戦は悪夢の連戦でへろへろの中見事な形からの速攻に沈んで2-1、ダービーっぽくないとか言われてるけど、やっぱり連敗は避けたいですね。しかし最近妙にカウンターに弱いFマリにとっては非常に嫌な相手です。ジュニーニョは言わずもがな、マルクスも又点取り屋として目覚め始めているし、黒津は成長中、我那覇も戻ってきたとアタックラインは充実。人間山脈DFラインも揃い踏み、元Fマリちゃん(ユース)谷口も非常に元気、なんか不安でしょうがないです。個人的にはマツが今回反省したので、その後は当分は大人しくしてくれると思うので、きっとやってくれるんじゃないかと思ってるんですけどね(DFで)。

で、まあ選手個々のコンディション(心身含めて)を鑑みて上記のような形になるみたい。那須をDFラインに入れそうですが(2004前期Ver?那須の対人能力にはちと不安、カバーは上手だけどね。)、勇蔵はカレンと河村にやられて大きなダメージでもあったのかしら?エースケさんや河合はどうなんだろう?この辺の並びが気になるところ(河合が良くなってるなら河合も良いな、ブラジル人に対しては無類の強さを見せるから)まあ他にも那須がDFラインに入ることで妙におっかないボランチの並びだったりするのが気になったりするのですが、その辺がどう出るかは気になるところですね。まあシステム云々でそう変わるとは思えないのですが、良くなる可能性があるとしたら、守備に関しては柔軟性が増すこと、そして積極的な姿勢をとりやすいことなのかなと。マリのCDFは基本的に前で獲る姿勢が強いから、前に出てカットするようなプレーというのは多い。4バックの場合も守り方としては変わらないのだけど、そこにカバーというか、穴を開けないためのリスクマネジメントをうまく整備出来なかったこともあって破綻しやすかったのかなと(まあカバーとスライドしかないわけだけど。2003年の時は、柳さんが右サイドに入って変則的な3バックみたいな感じで守れていたから破綻しなかったのかなと)、3バックの場合はある程度余裕があるから無理も利くし(相手にも寄るけど)、そういう前に出るとかで後ろの枚数が一枚減っても対応出来る形になるのかなと。それによって思い切りも良く前に出れるだろうから起点を潰せる可能性がより高まって、守備からリズムを作ることは可能になる=そして全体のリズムが良くなってくれるといいなと。まあとにかく安定はしてくるんじゃないかなと。
攻撃に関しては、正直現状が良くないので何とも言えないけど、システムとか形じゃなくて、オフ・ザ・ボールの意識だったり(何回書いてるんだって感じ・・・)共有意識だったり、そういう結びつきというものが大切なのは明らかなだけに、4-4-2だろうが3-5-2だろうが、しっかりと頭を回してサッカーをして欲しいなと。2-2のボックスと4-1の中盤構成による違いもあると思うけど、2-2よりポジションが固定化されて(2-2のボックスは流動的な形を作りやすいし、前に人が多いと言うことでパスコースも多いのだけど、その分攻守に置いてバランス感覚が必要となるし互いの距離・間隔を常に意識しながら動く意識も必要、その中で自分を出すというのは難しい部分で、フリーでは出来づらかったのかなと。そういう部分ではまだまだ詰め切れていない部分が多すぎた気はする)仕事が結構限定されて、ある意味考え方とか求められることと言うのはシンプルになるのかなと。そういう部分では山瀬(大橋/大ちゃん)が思いっきり消えると言うことも少なくなるだろうし、サイドを人数掛けて崩すなんて事をしなくても、スペースをうまく使うことで崩せる形も出てくると思う。まあボランチのパスディバイドとゲームメイクの創造力、スペースケアなどのリスクマネジメント等々今までと同様に重要度が高いのは変わらないから、そういう部分で二人(鮪・良治神)がどれだけ仕事してくれるかに掛かってくるのかなと。

まあ正直フロンターレの状況よりもマリの現状が気になる今日この頃です。明日の試合はトランジッションの速いゲームになると思うので、集中力と個人、そして攻守のバランスが鍵になりそう。まあカウンターのピンチは少なからず(展開によってはわからないけど)あると思うけど、その時にしっかりとスピアヘッドを差し違えても止める強気なDFを見せて欲しい(アルディージャ戦の西村、ジュビロ戦のカレン2点目、河村3点目みたいにディレイでアプローチしきれずというのはなんかすっきりしないし、がつんと止めてくれ)、そして切り替え速く、その中で良いポジションを獲って逆にソリッドな所でもやれるというのを見せて欲しいなと。てゆうか山瀬がここで仕事して欲しい。切り替えとポジショニング感覚で切り裂いて欲しいなと。そのためにもタイミング速く、前に前にの意識でね。リハビリじゃないけど2003年の時のような姿勢というのが今一番必要だと思うし。とにかく優勝を諦めないためには絶対に負けれない(連敗したら終わり、それだけダメージがでかいし、反撃ムードは一掃されると思う。まあ再開後の一戦の負けは連敗じゃないけど堪えたけど)大事な一戦。必勝。

ではその他の試合、小さくプレビューつけて。
8/24(Wed) 19:00KickOff/ガンバ vs ジュビロ@金沢「J最高のエンターテイメントフットボール、金沢にて」

8/24(Wed) 19:00KickOff/鹿島 vs アルビ@カシマ「エマージェンシーコール」

8/24(Wed) 19:00KickOff/レッズ vs 楽天@駒場「新戦力の破壊力vsフレッシュな危機感」

8/24(Wed) 19:00KickOff/ジェフ vs セレッソ@臨海「臨海伝説」

8/24(Wed) 19:00KickOff/FC東京 vs グラ@味スタ「灰色な状況を打破するのはルイゾン?ササ?それとも…」

8/24(Wed) 19:00KickOff/エスパ vs 読売@日本平「エース不在」

8/24(Wed) 19:00KickOff/サンフレ vs アルディージャ@ビッグアーチ「積み重ねる重要性」

8/24(Wed) 19:00KickOff/トリ vs レイソル@ビッグアイ「重苦しい空気を纏いながら」

と言うことで後はやっぱりガンバ-ジュビロが気になりますね。凄い試合見せてくれそう。まあ総じてそういう期待値の高い試合はワンサイドになりがちだけど、ジュビロはサッカーの質が戻り始めて調子良いし(負けたからじゃないけど)ガンバは連敗だけは絶対避けたい、その中でこのほぼニュートラルな地での一戦は相当盛り上がりそうな予感(スタジアムの雰囲気がどうなるかはわからないけど、ゲームの中身は)。今一番破壊力を持っているガンバと、Jを数年支えてきた美しい構成力のジュビロ、これに触れられると言う幸せは金沢の方にとっては素晴らしいことだと思ったり。そんな試合になると良いなと。
で後はやっぱり鹿島、大岩・岩政と好調を支えてきたセンターバック二人が不在、金古がレンタル出ていると言うこともあって絶対的な枚数としては足りないだけに(明日は青木を下げて、羽田とのセンターコンビになりそう、ボランチにリカルジーニョとフェルナンド)、それをカバーするとしたらやっぱり攻撃力なのかなと。そこで小笠原が今節は出場するとのこと。不安な守備陣をゲームコントロールで助けられるかというのがポイントになりそうかなと。ポゼッション高めて守備の時間を減らす、先制点を取って余裕を持ってゲームを進められるようにするとか、そういうことが出来るかどうかがポイントなのかなぁと(まあそこまで不安がある訳じゃないと思うけど、青木も出来る子だし、山本ジャパンでもやってたじゃん、駄目駄目で成長遅れたけど)受けるような展開にしてしまうと、アルビの大雨というアクシデントがあったにしてもガンバから4点取るぐらい勢いあるアタッカー陣にパニックに陥れられてもおかしくないしね。その辺はゲームの流れとして楽しみなところ。反さんは菊地を小笠原か本山に当てるんじゃないかな?

まあ折り返しを過ぎてそろそろ絞られてきても良い頃。その辺は勝ち点推移、そしてこれからの勢いがこの節でどうなるかに注目したいところです。明日雨降りそうなのがちょっと(地域的に細かいことはわからないけど、台風来てるらしいし)では今日はここまで。

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August 22, 2005

徒然と更新情報と雑感。

プレミアシップではチェルシー-アーセナル@スタンフォードブリッジ、SPLではオールドファームダービー@アイブロックス、国内では恐怖の家本劇場on千葉ダービー@日立、ヴェルディ復活?-アルディージャ@国立などなど、ある程度目を通しているのですが、更新ができません。珍しく多忙で、しかも現実逃避することさえ許されない状況です。遅れて更新することになりそうですが、その辺ご理解を。わざわざ訪れてもらってるのに申し訳ないです。

実は月末まではそんな感じで進みそうというのは内緒ですが、なんとか更新出来るように頑張りますので、どうかご理解を。てゆうか不定期更新は、このブログ初めてな訳でどうしてイイのやらととまどってる自分がいたりします。

まあこんな中身のないモノでは、あれなので、少しずつの雑感を。

Scotland Premier League 2005-2006 Day-4
Rangers 3-1 Celtic @ Ibrox
Rangers:34'D.Prso 52'T.Buffel 88'pN.Novo Celtic:86'pS.Maloney

俊輔にとってはこのリーグにいる一つの大きなモチベーションとなり得るこの「オールドファームダービー」でしたが、その初体験はとても苦いモノになってしまいましたね。チーム全体がレンジャースの青いシャツを前にセルフコントロールを失いトンプソン退場(超愚行、まあ彼も天才タイプで切れちゃったって感じだったのかな?)、数的不利の中で長いボール中心の中盤すっ飛ばしサッカーに終始したこともあって、ほとんど存在感を示せなかった。まあそこでコントロールするべきなのも俊輔なのかなと感じたりしたけど、まあボールに触れないのだからどうしようもない。こう言う時こそセットでズバッとゴールに導いて欲しいんだけど、レンジャースの集中力は本当に高かった。まあ始まったばっかりだけど、チームを律するというか、こういう中でパスを出来る選手として存在感をどうやって示すのかというのが俊輔の今後の課題なのかなと。てゆうかミランとかインテルとかユーヴェとやってる時と同じ課題。少ないチャンスでクオリティを発揮する。それが俊輔の価値だと思うしね。

まあ後3回?位試合があるみたいだから(リーグのレギュレーションとして、レギュラーで3回、その後のプレーオフみたいな形で1回)、その時にリベンジすれば良いだけのこと。まあ次ですな。

で、アイブロックス、凄いわ。やっぱりプレミアシップな匂いがするけど、セルティックパークとは又違う、血気盛んな感じでしたね。でもやっぱり雰囲気良いよ。次にアイブロックスに立つ時にも又、ブーイングされる様な選手になってたい所ですな。レンジャースというチーム自体しっかりとパスを繋いで、そしてプルソ(クロアチア代表、UCLFinalに行った時のモナコのストライカー)とブッフェル(ベルギー代表?、元シンジの同僚)を目標地点に攻めてくる感じは、それなりに恐怖感を感じました。まあセルティックの守備がざると言うのもあるんだけど、俊輔にとってはレンジャースの方があってるかも・・・・。まあそんなこと言ってもしょうがないんだけど。サポはこれで俊輔に不信感を抱いたかも知れないから、その不信感をプレーではね返して!

とにかく今はストラカンの首が飛ばないことを祈るばかり(UCLでの予備予選での大失敗、そしてオールドファームでの大敗と解任されてもおかしくない)

England Premiership 2005-2006 Day-2
Chelsea 1-0 Arsenal @ Stanford Bridge
Chelsea:73'D.Drogba

で、いきなり直接対決なプレミアシップ、チェルシーとアーセナルの今年初対決はチェルシーらしい試合にアーセナルが屈した形でした。個人的にはかなり脅威となっていたリュンベリが怪我しなかったら(代わりに出たファン・ペルシーがいまいちだったこともあるんだけど)、あの中盤とDFラインが連動した固いブロックを崩せたかなぁと思ったりしたけど、チェルシーの切り替えが速く、又抑えどころをしっかりと抑えたディフェンスはやっぱり素晴らしかった。あれだけバイタルで回されたら普通やばくなるモノだけど(アーセナルはあそこまでは持ってきていたから、最後の崩しという部分で後一歩インパクトというか何かが足りなかったのかも、フィニッシュがあれば・・・)、軽率なアプローチ以外ではほとんど穴を開けなかった(何度かバイタルで誰がアプローチに行くのか曖昧になって、サイドバックが引き出される形からサイドに逃げたアタッカーにフリーとなる形があったけど)事が勝利の秘訣だったのかも。

で気になったのは、チェルシーのアタッカーのポジショニング感覚。ほとんど一発カウンターを狙う形でアーセナルのラインと共に動いていたクレスポ、そして決勝ゴールを決めたドログバの動きは、なんだかんだ言って脅威となり続けた。奪った後にオフ・ザ・ボールの動きで良いポジションを取り、出しやすい所でアクションを起こすことで、可能性の薄くなりがちな長いボールでもしっかりと攻撃に「していった」。この辺は非常に興味深かった。勿論出し手側もしっかりと意識しているというのはあるのだけど、あんな単発の形が繋がるというのは、それなりにポジショニングを意識してボールのないところで動いている証拠だし、そしてゲームに集中して取り組んでいる証拠でもあるのかなと。アーセナルのラインも何とかカバーしてたけど、ああいう形を脅威となるのは口で言うほど簡単な事じゃない。トップの選手だけじゃなく、サイドに張りだしたロッベン(今日はイマイチ)、ダフもそうだったし、その辺は改めてボールのないところでの重要性を感じた試合でした。マリのことが頭にあったからこそ、気になった部分でもあったのだけど。

まあヒデも移籍したし(その前にエバートンとの試合をちら見してたけど、ヒデ苦労しそうだなぁ・・・、ボールを散らすと言うより、セカンドボールを拾うことだったり、あの肉弾戦のペナの中でどうやって存在感を示すのかと言うことを考えていかなきゃならないのかも。ヒデが素敵な時は、ボールを触りながらリズムを整えて、抜群の周囲観察力と球離れの良さでリズムを好転させるという感じだと思うけど、チームとしてはそういう部分は求めていない感じ。考えるとちょっと心配)少しずつプレミアシップを勉強しようと思ってるところなんだけど、まだシャツを見るだけでどのチームかとかわからないんだよね。特にプロビンチアの方(さすがにビッグクラブとかネタクラブはわかる)。それにしても本物はレベル高いわ。雲泥の差。どこと比べたとは言わないけど。

あとは、平山2ゴールですか?なんかけがしちゃったみただけど、とにかく沢山試合に出て頑張ってほしいなと。今年は先輩(嘉人)と競争だね。ゴール決めて天狗にならないように、地道に細かいプレーヤ判断スピードを磨いていって欲しいなと、じゃないと意味ないし。ヘッドの強さは元々実証済みな訳なんだから。でもやっぱり日本人が結果を出すのは嬉しい。よかったよかった。後は、俊輔とヒデが結果を出して、シンジの移籍が決まるなり、残留するなりしてすっきりしてシーズンに望んで欲しいなと。

Jは審判問題が気分悪いのと、昨日の試合を引きずってるので、書かないよ。にしても、なんかクオリティどんどん低下してない?家本酷い、ジャスティスも砂川も悪かったけど、カードで強権発動ですか・・・、コリーナに来てもらって審判の心得を習え。まずそこから始めてくれ。考え方が間違ってる。

あ、ヴェルディが良かった!ジウはやっぱり怖さ持つアタッカー!ヴェルディに足りない実効的要素を加えた感じで、ワシントンがフィニッシャーとしてある程度専念出来る形はヴェルディにとって福音となり得るかも。そこに平本もいるから、より実効的要素はより高まるし、結構コンビネーションも悪くなかった。まあ結果としてはまだもう一つ吹っ切れるモノではなかったけど、悲観する必要は全くない気がする。好転の歯車が一歩回り始めた感じがしました。パダン効果もあるかも。

ということでつれづれと書いちゃいました。更新してるじゃんというつっこみはいりませんよ。ではでは今日はここまでです。

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August 21, 2005

キャリアの差@J1 第19節

完敗!それだけ!


って訳には行かないですよね。まあ不運なことは確かにありました。が、事実としてゴールに結びつけることが出来なかった。結局課題を修正しきれず、「速いポゼッション」は中身がないモノでしかなく、そして負けたということでしょう。まあ不幸中の幸いというか鹿島とガンバが負けたのがせめてもの慰めですかね。とりあえず試合のレポートだけで、後は追記すると言うことで。

J.League Division1 第19節

ジュビロ 3-1 Fマリノス@ エコパ「キャリア」
Jubilo:1'&24'カレン・ロバート 89'河村崇大 F.Marinos:86'栗原勇蔵

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF田中隼磨"蓄積疲労?"、栗原勇蔵"甘くて苦い経験"、松田直樹、ドゥトラ、MF那須大亮、マグロン、山瀬功治(→64'大島秀夫)、大橋正博(→46'奥大介)、FW坂田大輔、久保竜彦(→56'グラウ"苦いデビュー")
ジュビロスタメン:GK川口能活"お久しぶり"、DF茶野隆之、田中誠、服部年宏、MF福西崇史、名波浩(→80'崔龍洙)、大田吉彰、村井慎二、成岡翔(→67'河村崇大)、FWカレン・ロバート"参りました"(→72'中山雅史)、前田遼一

いきなり失点シーンからです。スローインから右サイドを村井に切り崩され、良い形でクロスボールを入れられるとニアに走り込んだカレンにビタリ、このボールに対して後ろにサポートに来ていた前田へ落とす形を選択すると、これがマツに当たってカレンの前にこぼれる、結局これに反応したカレンにしっかりと決められていきなりのビハインドを負います。その後もジュビロの流麗なパス回しにボールの取り所を定められず、結局最終ラインで止めるような形でしか相手のボールを奪えず、なかなか奪って切り替えからの「速いポゼッション」を見せることが出来ない。それでも少しずつシュートに繋がるシーンを作り始め、特に外から状態の良くなった久保を狙うことでビハインドを変えそうとすると、24分左サイドから長いクロスボールを高い胸トラップでボールを落とし自分のボールにすると、後ろに向きなおったところで服部に後ろから倒されてPK?と思われたが笛が鳴らない。そのこぼれたボールをカレンが拾い、自陣から60mぐらいドリブルで運ばれ、前田のデコイに引きつけられる形でアプローチ出来ないままミドルを打たれ、これが哲也の動きの逆を突かれる形で決まってしまって失点。まあジャッジに言いたいことは山ほどあるけれど、大きなリスクを掛けながら、それだけのリスクを背負って人数を掛けているのに効果的な形が作れていない事でもあったのかなと(中が厚いわけでもなければ、セカンドボールが拾えなかったりと有機的に機能していない)。まあ仕方ない部分ではあるけど、サイドアタックしかしないのに無駄にリスクを掛けているのかなぁと感じさせられた一点でした。これで完全にお尻の火の付いたマリノスは、マグロンが常に前に出るなど更に攻撃的に、しかしジュビロの中がしっかり揃っている状態では、なかなか崩し切ることが出来ず、ゴールが遠い。マグロンが右から切れ込んでバーに当てたのが一番のビッグチャンスでしたが、それも決まらず結局2-0で折り返す。

後半、ほとんど存在感の無かった大橋から奥にスイッチ、前への意識は前半の終盤同様高いまま、ピッチを広く使うことで3バックの裏を突こうという狙いがある程度良い形で出始める。ジュビロの精緻なラインコントロールに悩まされる部分もあったが、それでも久保や坂田が逃げる動きでうまくスペースを使って抜け出すなど、その狙いは間違ってはいなかったのかなと。久保が左サイドから抜け出して能活と角度のないところで1vs1となったり、坂田がサイドに逃げながら起点となり、そこからサイドアタックをするなどそれなりにうまく回り始めるが、前半でも余り機能しているとは言えなかった守備が水を差す。ジュビロの選手達は非常に高い意識を付随した中でのボール回し(良い形でサポートが入っていくことで非常に球離れも速く、スペース察知も速いからそこをシンプルに使われてしまう)の前に、アタックのしどころを定められず、ズルズル引く形でしか対処出来ない。そういう流れもあって、守備組織を整えられた状態で攻めることになってしまい、苦しい攻撃構築に終始。時間が経つにつれて暑さもあって運動量も減り始め、ただでさえ意識が低いこともあって動き出しが少ないのに、その状態が悪化して、ほとんど力押しの長いフィード以外ではほとんどチャンスさえ作れない状態になってしまいました。結局そんな展開の中で、86分にセットプレーで一点返す、左サイドの浅い位置でのドゥトラのFKは非常に大きいボール、このボールに対して能活の判断を誤り(しかもマコと被ったこともあったのかな?)、大外を回り込んできた栗原が膝で押し込んで1点差に追い込む。しかし、その後も猛攻という形には出来ず、逆にカウンターから左サイドで起点を作られ、中に走り込んできた河村に流されると栗原と1vs1に、コースを切るような対応を見透かしたかのように持ち出されて打たれてThe End、哲也の抵抗もむなしくそのままゴールイン、これでゲームが決まってしまいました。結局再開1戦目は何も良いところ無いまま、敗戦と言う形で終わってしまいました。

まあ本当に「良いところなく」ジュビロにやられてしまった訳で、ぐうの音も出ないです。確かに失点の形として1失点目は不運でしたし、2失点目は微妙なジャッジ、そして後手となって対応するのはなかなか難しい(まあそれでもあそこでディレイするような守り方に意味があるのか?とは考えてしまうよ、勇蔵。こういう対応もマツにそっくりだ。マツもディレイの傾向だよねぇ、やられるぐらいならアタックして欲しい)、そして3点目は全体が前掛かりになっている中でのカウンターと完全に崩されている訳ではありません。でも、やっぱり負けは必然です、そのカウンターを受ける状況を自分たちが引き起こしているから。キーとなったのはマリノスのポゼッションの考え方とその効果、その反動として中盤に大きなスペースが出来てしまうと言うことなのかなと。

確かに攻撃に関わる選手の数自体は多く、動く意識が低いから余り効果的ではないにしても細かくパスを繋ぐことは出来ていました。しかしその崩す場所というのがサイドで、サイドに人が集まれば必然的に中盤に穴が空く。別にサイドを崩すこと自体は間違っていないと思いますが、そこに人を掛けることの意義を感じないということ。ポゼッションという意味として、パスを回す中で選手が動いて相手を引きつけ、それがスペースが生み、スペースを後ろからダイナミズムを付随することで使う。それが一番やりやすいのがサイドなのかなと。普通にシンプルに中盤で回してスペースが出来たところでタイミング良く上がっていけばいいだけ、それを自ら難しくやりすぎている気がしなくもないです。しかもそれが、自分たちを追い込むようなネガティブな効果を生んでしまっては世話がないという感じで正直呆れモードなぐらいですから。

確かにポゼッションと言うところに理想を置くのは構わないです。出来る時は素晴らしい形が出来るのも知ってますし、そこに魅力を感じる部分も確かにあります。でもその甘美な響きの裏には必ず泥臭い部分が必要になる。泥臭いというのは語弊があるかも知れませんが、ボールを受けるための意欲的な動きだったり、パスを出した後もう一度動くことだったり、奪われた後の切り替えやフォアチェックだったり、そういう裏付けが今のFマリノスには出来ていない。そういうモノがないからこそ時には酷い負け方をしてしまう。何となく詰め切れていないなぁと言う感じですね。

まあ上との差が開かなかっただけよかったのだけど、僕は現状では優勝を目指すなんて言えないと思う。勿論諦める云々ではないけど、今の状況では簡単に勝てる試合は少ないと思うし、白か黒かが成績にはっきり出てしまう状況では優勝するために必要な連勝など望めないですから。特に攻撃のマネージメントは全くと言っていいほど進んでいない。現状は非常に悪い。これに関しては正直岡ちゃんに疑問を感じています。この課題はやり始めてからずーっとあったこと、ここまで課題を放置してきたツケのような気がしてならないよ。そして選手達にもキモチや精神力を前に押し出して勝つサッカーを捨てたいなら、もっと頭を使ってほしいし、意識してサッカーをして欲しい。それじゃなかったら元に戻すしかないんじゃないかな?もちろん本音はやめないで欲しいですけどね。前半の終了間際の怒濤の攻撃、しかも中央を崩そうという意識には可能性を感じましたしね。

それにしても格好いいサッカーをして勝つというのは難しいと改めて思った試合で、そんなサッカーを志向しているキャリアの差を感じました。ジュビロは知ってる、ポゼッションのやり方を。先制して余裕があったこともあるにしても、ボールの周りとそこに付随するスペースメイク、そしてダイナミズムを付随と「機能している」形は見習って欲しいぐらい見事でしたよ。脱帽。

ではその他の試合、鹿島大荒れ、ジャスティス大暴れ。

鹿島 1-2 サンフレ@カシマ「お家騒動」
Antlers:70'アレックス・ミネイロ Sanfrecce:44'佐藤寿人 89'前田俊介"クラック"

アルビ 4-2 ガンバ@ビッグスワン「豪雨でも40000人、来場者へのプレゼント」
Albirex:23'桑原裕義"祝・ビューティフル初ゴール" 60'&62'エジミウソン 76'鈴木慎吾 Gamba:33'アラウージョ 85'大黒将志

レッズ 2-1 FC東京@埼玉「ポンテ全開」
Reds:39'永井 54'ポンテ FC:5'ササ・サルセード

楽天 1-0 グラ@桃太郎「幸先良いスタート」
Vissel:76'三浦淳宏

ふろん太 2-1 トリ@等々力「相性を越えた不和」
Frontale:3'マルクス 37'谷口博之 Trinita:29'西山哲平

セレッソ 1-1 エスパ@長居「際どい勝負」
Cerezo:89'古橋達弥 S-pulse:25'チェ・テウク

と言うことでもう一回ぐらい追記します。今日の分もありますし。

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August 20, 2005

再開を前に、Jリーグあれこれ。

J再開ですね。何度も何度も代表のマッチデーに揺さぶられるような今シーズンですが、新しい試みの中でこういう事が起きると結末も変わってくるのかなぁと感じたり、それがまたJリーグのファンとして楽しみだったりもします。マリが優勝出来るかどうかは置いておいて、序盤逃げていた鹿島をガンバが猛追、この流れが今回の中断で又変わるのか、そしてそろそろJお決まりの群雄割拠の混戦に持ち込まれるのか、また今年復活の(というかレギュレーション的に去年のぬるさが払拭された)降格争いを逃れようとクラブの状況を鑑みて必死に動き回る下位チームの変化、本当に見所は多そうです。ということで、そんなことをざっと久しぶりの「Jあれこれ」で。

・激しく動いた今夏のJ、危機感がもたらす大きな変化。

J1 順位表(第18節終了時点)

中断期間中の各クラブ人事動向、主なまとめ(細かい動きまで追ってない)

大宮アルディージャ
IN→なし(タルデリ?サンパウロの若手FW?)
OUT→クリスティアン(R解除→サンパウロ/BRA)

セレッソ大阪
IN→なし
OUT→なし(ファビーニョ、リヨンと交渉中?)

アルビレックス新潟
IN→菊地直哉(←ジュビロ/R)、千葉和彦(←ドートレヒトNED/買い取り?/JPN)、ネット(←バイーア/R/BRA)
OUT→山口素弘(←横浜FC/R)

清水エスパルス
IN→マルキーニョス(←未所属?)
OUT→ロジェーリオ(→ゴイアス/R返却/BRA)

FC東京
IN→ササ・サルセード(←セロ・ポルテーニョ/買い取り?/PAR)、リチェーリ(←ナシオナル/買い取り?/BRA)
OUT→ダニーロ(→グアタラハラMEX/R/BRA)

川崎フロンターレ
IN→原田拓(←トリニータ/R)
OUT→なし

柏レイソル
IN→レイナウド(←パリ・サンジェルマンFRA/R?/BRA)、フランサ(←レバークーゼンGER/R/BRA)
OUT→崔成國(→蔚山現代/R返却/KOR)、リカルジーニョ(→鹿島/R)

大分トリニータ
IN→エジミウソン(←ロンドリーナEC/買い取り?/BRA)、トゥーリオ(←ボタフォゴ/買い取り?/BRA)、山崎雅人(→Fマリノス/R)
OUT→ドド(→退団)、パトリック(→NAC/退団/NED)、原田拓(→フロンターレ/R)

東京ヴェルディ1969
IN→パダン(監督就任)、ジウ(→コリンチャンス/買い取り?/BRA)、文済天(→文一高/買い取り?(新人獲得?/KOR)
OUT→オズワルド・アルディレス(更迭)、石崎信弘(監督代行契約満了)

ヴィッセル神戸
IN→パベル・ジェハーク(監督就任/昇格)、マルティン・ミュラー(←FKフメル・ブルシャニ/R?/CHZ)、イヴォ・ウリヒ(←ボルシアMG GER/R?/CHZ)、遠藤彰弘(←Fマリノス/買い取り)、北野翔(←Fマリノス/R)、金古聖司(←アントラーズ/R)、徳重健太(←レッズ/R)
OUT→エメルソン・レオン(解任)、ホージェル(→契約解除)、ディエゴ・ソウザ(→契約解除)、三浦知良(→横浜FC/完全)

と言うことで現時点の順位表、そして下位チームにおけるシーズン入ってからの動きのまとめです。まあうまく行ってないからこその緊急補強な訳ですが、それにしても多い!ただそれだけ危機感を感じ、又必要と考えているからでしょうね。まあこの選手達の活躍がこれからのJの展開を握っていくのかなぁと感じたり。で、個人的に気になったのは下の三つ、トリニータ、ヴェルディ、ヴィッセルです。このまま進んだらこの3チームは降格(トリニータは入れ替え戦)になってしまうわけですが、その現実の中でヴェルディとヴィッセルは監督交代に踏み切り、トリニータは四面楚歌というか余り評判の良くない監督を留任という選択をしました。この選択が各チームにどうでるのかというのは、非常に気になるところです。

サッカーに置いて、不調・苦境に陥った時に、現場の責任者でもあり、チームを築く建築家でもある監督を代えるのは常套手段となっています。うまく行かなかった方向性が転換され、新たな競争原理が生まれることで刺激が加わり、その高まった気運を利用して選手達が纏っていた負の空気を一掃して不調を脱しようという狙いがあるのだと思います。しかしこの監督交代と言う手法は、非常にドラスティックであるがため、反動も大きく判断が難しいのかなと。チームを作り直すと言ってもそう簡単なことではなく、一度組み直す事で熟成度というのを捨てることになりかねないし(前監督の指導を尊重すれば又違うんだろうけど)、そしてそれがうまく行くとは必ずしも限らない(特に刺激で一時的に浮上してもその後又尻つぼみというのは良くある例、詰め切れていない課題が浮き出てきちゃったりして粗さが目立ってしまったり)、ただ何も決断せずにいればその負の空気をズルズル引きずる事にもなりかねない。まあ結果を求められるわけですから、出た結果が全てなんでしょうけど、難しいですね。まあどちらが正しいと言うのはないと思いますが、考え方的にはこんな感じなのかな?

監督交代を断行する場合。
うまく行っていないチームを壊すことに未練はない。だってうまく行っていないんだから、壊して新しい可能性に賭ける方が有機的だし、復活の可能性だって大きいはず。又選手達も心機一転巻き返そう、これを機にレギュラーを奪ってやろうと気運も高まって、チーム内の淀んだ空気も払拭出来る。どっちにしろ何もしなかったら降格だ。これ以上彼に任せるのなら、我々がリスク負うしかないんだ。

監督留任に賭ける場合。
確かに現状ではうまくいっておらず成績は出ていないが、それでもこの監督のビジョン、指向性は必ずしも間違っていない。信じるだけの価値がある。だからこそ彼をここで更迭して積み上げ来たモノ捨てるわけにはいかない。彼のサッカーが浸透すれば必ず巻き返せるはず、だからこそ今は我慢。彼のサッカーがチーム内に浸透し、ピッチに反映されるまでは我慢なのだ。

まあ解任の場合は抜き差しならない状態というのが先にあるので、ポジティブには考えていないでしょうが、断行するにしても我慢するにしてもリスクは伴うのは確か。勿論選手獲得などにより戦力の補強との兼ね合いもありますが、今シーズンはどちらの選択が是となるのか(元々のチーム力なんて大差はないはずだし(資金力には差はあっても)、Jはメソッド一つ、機能性一つで順位が大きく変わるリーグだと思うから)非常に興味深い所です。

で話を戻しますが、今回結果や様々な問題から解任もやむなしと思われた監督を留任させて現監督に賭ける選択をしたトリニータ、もう既に抜き差しならない状況の陥ってしまって一度成功に導いた監督を解任せざるを得ず、図らずも新しい態勢で巻き返しを狙う事になったヴェルディ、そして混乱に次ぐ混乱でチーム自体がカオスに陥り、その刺激さえチームに反映されない苦しい状態の中で、ようやくこの態勢で勝負しようと決意が固まったヴィッセル。3クラブの状況は様々です。勿論上記のようなポジティブな考えでは必ずしも無いのかも知れません。しかしその判断があっているのか間違っているのか、答えが出るのはもうすぐでしょう。新規戦力も加わってチームにどのような変化が出てくるのか(監督との確執はあったにしても鳴り物入りで入ってきたドドを切ってまで、弱点でもある中盤強化のための外国人補強をしたトリニータ、ジウというテクニシャンにチームに落ち着きと時間を作ってもらうことで、チームの安定と破壊力の復活を賭けるヴェルディ、監督と同郷の外国人で固め、更に全ポジションに期待出来る選手を獲得と資金力をフルに生かした補強を施して強力なバックアップ体制を敷いたヴィッセル、この辺の対比も面白い)まあその当該サポは楽しむどころじゃないと思いますけどね。まあ他人事ではありませんが。

今回は下3つを取り上げましたが、勿論この上にいるクラブも危機感が高まっていないわけではありません。レイソルはレバークーゼンのフランサ、PSGのレイナウドと欧州規格のブラジル人アタッカーを獲得して、その破壊力で一気に泥沼から抜けようと言う気概を見せ、アルビは弱点である守備力を補う期待のユーティリティ菊地を監督の人脈もあってレンタルで獲得して基盤の更なる構築を狙う。FC東京は不調の原因だったDFラインの怪我人が戻り、もう一つの要因決定力不足を解消するために、システムを変えてササの融合を図り、エスパは実績あるマルキを獲って勝負強さの付随に挑む。様々なチームがこの中断期間を使ってチームのモデルチェンジ、スケールアップを図っているだけに、中断開けにどのようなサッカーを見せてくれるのは楽しみですね。去年とは違って降格の穴は又大きくなり、その恐怖感の中でどのような展開になるのかというのは正直言って予測は出来ませんが(僕が予想したって当たらないし、もうシーズン前に実証されてる。まだ半分で当たる可能性はあるにしても)、まだまだ大きな波は来ると思うので、その波が大きく動向を揺さぶるのではないでしょうか。今年は上位だけでなく下位も大きく燃え上がりそうですね。

・ここまで苦しんだ本命、優勝の可能性、巻き返しの鍵

と言うことで、今度は僕の本命の話。シーズン前、僕はトップグループは「レッズ◎、ガンバ○、ジュビロ△」と書きました(Fマリ抜きの場合)が、ガンバは別にして、上位にはつけているモノの、レッズもジュビロも、そしてFマリノスも非常に苦しい立場に立たされています。勿論優勝の可能性は残っているにしても、正直言って既に苦しい状況なのは事実なのかなと。ただ、個人的には状況さえ整えば、この3つのクラブ(ガンバも合わせたら4つか)は選手の質、戦術の成熟度、層の厚さなどである程度抜けた力を持つチームなだけに、反撃もあるかなぁと。まあはっきり言って可能性としてはレッズが50、ジュビロが40、Fマリは30ぐらいで、現状ではガンバと鹿島になる可能性は高いと言う感じなのは否めないですけどね(本音)

まあこれから追い抜いて優勝するためにはもう連勝しかありません。しかも結構ロングランの連勝です。岡ちゃんもよく言ってますが、自力での優勝がないだけに勝ち続けて落ちてくるのを待つだけの状態、だからこそこれ以上この差を開かせず(鹿島だけでなく、ガンバも同じ、ガンバとの差が開けば又苦しい)確実に詰めていくには連勝しかないのかなと。まあ力をそのまま出せば勝てるとは言えないのがJの難しいところであり、思っても見ない曲者が隠れてるから難易度は非常に高いと言わざるを得ないのですけどね。まあ追い抜く追い抜かないは別にして、まずは混戦みたいな形になるのがベターなのかなと思います。

さて、その反撃に向けての巻き返しの鍵を各クラブ見ていきましょう。まずは現在3位のレッズから。

レッズの鍵→ロブソン・ポンテのフィット、新戦力の融合。

まあレッズに関しては、結構悩みました。あの去年のセカンドで見せた、悪魔のような勢いを持ったフォアチェックからのアタッキングフットボールの復活でも良いのですが、多分ああいうサッカーに回帰することは難しいのかなと思ったので。で、新加入はポンテとマリッチですが、ポスト・エメと見られている代わりは言ったトミスラフ・マリッチは一人でゴールを取れる選手ではありません。また永井、田中達が共に不安を抱えている、それでもゴールを奪って勝たないと優勝への道は開けてこない。ましてや我慢比べをして勝つチームカラーではない(まあ最近その傾向が強いけど(苦笑)長谷部の勝負強さは驚きですな)、そんな中でエメがいなくても獲れる、しっかりとした得点パターンの樹立というのが鍵ではないでしょうか。
まあ実際の所エメの存在感はとんでもなく大きく、又レッズもそれに頼っていた部分もあったので、空いた穴を埋めると言うのは難しいと思います。あの得点力、爆発力はエメルソンを呼び戻すか、それに準ずる同タイプのアタッカーをさらうことでしか埋まらないでしょう。しかし、いないものを嘆いても仕方ないので、チームとして新しい攻撃の形の模索というのは妥当な考え。一人のスーパーアタッカーの能力を使ってこじ開けるような局面打開を中心にした攻撃構築(+速攻)から、コンビネーションと連動性を軸にした攻撃構築(+速攻)に推移していくのかなと見ています。そして、それを可能にするのがもう一人の新加入ロブソン・ポンテなのかなと。やはりポンテに期待されるのはバイタルエリアでのアクセント、そして直接ゴールに繋がる働きでしょう。どちらかと言えば一人又は二人の関係性で獲ることの多かったレッズの攻撃ですが、ポンテが入って3人目、4人目にまで繋げていく可能性は充分あると思うし、それだけの能力(特に運動量と献身的なサポート、そして全てに置いて高い能力)は持っている。レッズに足りないピースとして融合すればフィットしそうだなぁと書いたのはそういう部分で、これがうまくいけばレッズが変わる可能性があるのかなと。
ただ融合するのを悠長に待っていられるほど、もうそんなに余裕はないだけに、チーム全体で新戦力との融合を図り、彼らとの意思疎通を図る必要性は今まで以上に必要になってくる。難易度は決して低くありません。しかし、それを実現した時、大きな連勝をもたらしてくれるのではないでしょうか。

ジュビロの鍵→適切なバランスとカウンターケア。

攻撃面は前田の動き方の意識を含めた変貌、カレン・成岡の成長、村井のフィットなどで結構計算が経つようになってきているのかなと。リーグでは前田が既に8ゴール、ナビなどの勝負所でもゴールを獲っていてエースらしくなってきていて、攻撃構築は言わずと知れたジュビロ、攻撃に関しては余り不安はないのではないでしょうか。まあ波はありますが、それでも1試合に2~3点は獲ってくれるだろうと考えても決して間違いじゃない。では何が鍵かというと、守備のバランス(リスクマネジメント)、そしてそれに繋がるカウンターケアなのかなと。
山本監督もこのシーズンでは様々なことをしてきたと思います(偶然なのかも知れないけどそれは僕には見抜けなかった 苦笑)開幕戦では前後分断してでも、守備ブロックを構築してカウンターをさせない慎重策、かと思ったら次の試合では両サイドを高い位置に上げて積極策に出てカウンターに沈んだりと、成功失敗を繰り返している感じです。まあ基本的に状況が整っている時は、しっかりと浸透している意識でフォアチェックからの流れで中盤のプレスでボールを奪うと言うことは出来ている。じゃあ良いじゃんではなく、問題は違うところ、想定の範囲外の弱さなのかなと。攻撃構築に人数を掛けるし、両サイドも非常に高いポジショニングを取るだけに、自陣には大きなスペースが生じ、不用意なボールロストがあるとそのスペースを使われる形で勢いのあるまま突っこまれ、後手に陥ってやられる。改善しようとしている部分があるにしても、根本にあるのはジュビロのアイデンティティの問題でもあるし、なかなか難しい部分でもあります。それでもカウンターで失点を重ねていては、安定して勝ちを積み上げる事もまた難しいだけに、どこかに落としどころを見つけて、なんとかリスクマネジメントを出来る様な形を見つける事が、優勝への鍵となるのではないでしょうか(具体的には思いつかないんですけどね、だから苦労しているんだろうけど)

Fマリノスの鍵→全体的な意識向上、ポゼッションによる効果的な崩しの確立。

まあこれはもう結構書いていることなので簡単に、ある程度高いポゼッションを得れる状態があるだけに、現状ではサイド一辺倒的な形から、より変化のある攻撃をして相手の守備を崩すという形にしていく事でよりゴールが獲れる可能性を高めていく。その成果が得点力の向上として出るか否かに掛かっているのかなと。チームとして志向しているのは、ゆったりと回しながらスペースメイキングをして、そこを連動した動きで突いていって崩すという形ではなく、奪ってからの速い切り替えを元に、高い意識でポジショニング、そこにダイレクトプレーを絡めて崩すというのが念頭にあるようで、それがポゼッションかどうかというのは疑問なんですけどね。ただ現状のクロスに頼りすぎる力押しの攻撃構築に、より変化を加えるということなのかも知れませんね。
この裏にあるのは、チームとしてしっかりと計算出来るような安定した守備が存在するからこそ、後は毎戦ゴールをより確実に獲れる形を構築したいのかなと。今の施術が成功するかは現状を考えると不安な部分もありますが、山瀬や大橋、奥と言った選手達の意識が変わり、動きが変わる事によって、出来てくる可能性は充分あるのかなと。個人の技術、連動性を高めて相手を崩すんだと言う意志を高めて欲しいですね。そしてそれが反撃への鍵となるのではないでしょうか。

と言うことで色々とちょこちょことやってみたのですが、何が言いたいかというと注目点が沢山あって再開される明日からのJが楽しみだ、ということです。明日のプレビューが出来ないのがちょっと口惜しいですが、いきなり大事な節です。直接当たるFマリノス、ジュビロにとってはもちろん、そしてレッズにとってもジェフにとってもグランパスにとっても、そして鹿島と当たるサンフレッチェにとっても、上位2チームを追撃するためには負けられない、いや勝たなければ難しいことになってくる、そしてこれからの流れに繋がってくる大事な節になるのかなと感じています。まあアグレッシブで良い試合が沢山あることを願って今日はここまでです。明日はオールドファームダービーもありますし、忙しいなぁ。最近更新頻度が落ちてますが、ちょっと忙しいモノで。なんとかしっかりとついていけるようにやっていきますので、よろしくです。ではここまでです。

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August 18, 2005

もたらされたハイパフォーマンス@WC 2006 Asian Final.Q vsイラン

図らずもジーコの総取り替えは又も大的中でしたね。まあ細かいことを言えば気になる部分がなかったわけではないし、イランのパフォーマンスの低さもあってのことなのだけど(まあ状況は同じだから、相手が悪いのは彼らが悪いって感じかな)、ここまで試合をしてもうだつの上がらないというか、もっさりとした試合しかできていなかった国内主力組(だからなんて表現したらいいの?A組?)のパフォーマンスが一変下のは本当に嬉しいこと!競争意識が高まって非常に意欲的なプレーを見せてくれましたね。はなっからやれ?まさにその通り。でもよかった、これで一気にチームは活性化され(まあ要継続)WCメンバー争いも混沌としてきましたよ。一応、祝・一位通過

FIFA WorldCup 2005 Germany Asian Final Qualify
Group B/Japan 2-1 IR Iran @ Internatinal Stadium of Yokohama,Yokohama
Japan:28'A.Kaji 76'OG(E.Mirzapour) Iran:79'pA.Daei

日本スタメン:GK川口能活""、DF田中誠、宮本恒靖、中澤佑二、MF福西崇史、遠藤保仁(→83'今野泰幸)、加地亮"祝初ゴール"、三都主アレサンドロ"復活"、小笠原満男、FW大黒将志、玉田圭司(→89'阿部勇樹)

イランスタメン:GKミルザプール、DFキャビ、ノスラティ、ゴルモハマディ、カメリ、MFアラビ、ネクナム、ニクバクト(→73'モニエイ)、ボルハニ(→46'モバリ)、ジャバリコルドゲシュラギ"長すぎ"(→46'カゼミアン)FWアリ・ダエイ

まあ試合を見た方も多いと思うので、試合展開は簡単に。序盤から非常に積極的な姿勢を打ち出した日本は、非常に押し上げが効いていて(ダエイ1トップ気味で、しかもあんまり動かないこともあって、後ろに余裕があって結構佑二が前に出れる状況に。前から猛チェックで高い位置でボールを奪えるシーンもあったりとコンパクトな形が伺える。まあスタジアムじゃないとわからない部分があるにしても)連動した形で前線からプレッシャーを掛けて中盤でボールを奪い、そこからFWの速い動き出しと共にヤットのパス配球とオーバーラップが冴えて、攻勢に出る。特に大黒・玉ちゃんの姿勢は特筆されるべきモノであり、大黒のポジショニングとオフ・ザ・ボールの動きの良さ、玉ちゃんの積極的な仕掛けプレーとキレの戻ったドリブルは非常に素晴らしかったかなと。で、そんな中シュートも多いながら(大黒もヤットや小笠原からよいボールを引きだして抜け出したり、スルーが絡んだ展開からダイレクトシュートなども、玉ちゃんには超至近距離での決定機も。)なかなかゴールだけが足りない展開に嫌な予感もしましたが、28分、再三仕掛けていた玉ちゃんがエンドライン際でキャビと1vs1、身体を揺らすようにフェイクしてうまくずらすと低いグラウンダーのクロス、GKの前で鋭く反応した大黒が合わせきれないモノの、この動きでボールがゴール前を横断、ゴール前に詰めた加地が落ち着いて沈めて先制点を奪いました。加地はキャップを多く重ねてきましたが、代表ゴールは初。ここまで詰めてきていた事自体が素晴らしかったです。が、やはりこのゴールは大黒と玉田の積極性がもたらしたモノ。その辺を強調しましょう(笑)その後イランの高さ、いやダエイに度々脅かされたモノの(シュートのリフレクションをペナ付近真正面からコントロールシュートポスト直撃は肝を冷やした、さすがのシュートテクニック)しっかりとリードを保ち、1-0で折り返しました。

後半、余り出来の良くなかったセカンドラインの選手が入れ替わったこともあって、非常にアグレッシブな姿勢を打ち出したイランは、ビハインドをはね返そうと前半とは全く逆のような展開に。しかし、守り慣れている(余り良い表現ではないけど、展開を握れず攻められるシーンが多いから)日本はしっかりと対処、多少プレッシャーが追いつかず、ズレは感じたモノの最後の部分ではなんとか凌ぐ。攻撃の方は前半の飛ばし過ぎもあって、後半はペースダウンも感じられましたが、それでも良い動き出しをする大黒の動きを良さを活かしたカウンターを軸に、またこの日「三都主アレサンドロ」ではなく「ALEX」だったアレックスの非常に攻守にアグレッシブな姿勢が表れるようなインターセプトやコースが無くても打ててしまう素晴らしいシュートなど頻度は減ったモノのそれなりに危険度の伴う攻撃で反撃する(まあ要はグダグダっぽいかおは見せたけど、狙いは見えたということ)そのアレックスの素晴らしいシュートの後のCK、アレックスのキックは速く低いボール、これを大黒が鋭い反応でニアでヘッド、これはディフェンスのカバーに凌がれるモノのそのリフレクションが前にいたGKミルザプールの脛に当たりそのままゴール。ラッキーとはいうものの、鋭い反応を見せた大黒、昔の期待してた頃に戻ったアレックスのキックと好調な二人が噛み合ったモノだったいうのは良かったなぁと。しかしイランもこの後、佑二を背負った形でボールを受けたダエイに素晴らしいファーストタッチから前を向かれそうになった所で引き倒してしまい、PK。これをダエイに沈められて2-1に。ダエイはAマッチ105ゴールとなり記録を伸ばした形になりました。これでジーコも選手達のペースが落ちていることに危機感を感じたのか、ヤット→今野、玉ちゃん→阿部とボランチの選手を次々と投入して中盤のブロックラインを整備、大黒が抜け出すシーンもありながら、しっかりと残り時間をやり過ごして、なんとか最終戦を良い形で締めることが勝ちを納める事が出来ました。

まあ頭の回りの悪さ(意識レベルでの動き出しの遅さ、守から攻の切り替えの部分が気になった)、ルーズボールなどの反応の悪さ、そして後半になってからイランの攻勢にブロックが下がりすぎてしまい反撃の糸口を掴めなくなってしまう悪癖、疲労と共にプレーに雑な面が出てくる弱さなど、気になる部分は多いですが、それを鑑みても、新戦力の意欲的なパフォーマンスに刺激されて、彼らのモチベーションが非常に高まっていたことを感じさせる出来でした。チームとしてある程度意思疎通が出来ていたこともあって、さすがに東アジアより質の高いゲームも出来ていたし、そういう意味では彼らは自ら価値を示したと言うことになるのかなと。個人的にはJの選手達が普段のJで見せている様なパフォーマンスを示せば、イランの1.5軍を充分凌駕出来るんだと言うモノを示してくれたというのが非常に嬉しかったです。ではまたファクターに分けて。

・刺激をもたらした総入れ替え、混沌とする「23」枠の争い。

まあ先に皮肉を言って良いですか?まあもっと早くやってればチームは活性化してたのにね。まあ本番前にそういうことをしたくなかったというジーコの考えもあるんだろうけど、彼らがファミリーという名のぬるま湯に浸かって甘えてたことが図らずも出てしまったのかなと。まあそれは置いておいて、結果として非常にチームに刺激を与え、彼ら本来のパフォーマンスを引き出したと言うことは確実に言えるのかなと。正直なところ、新戦力の活躍も見てみたかったというのもあるし(巻ね、巻。今野も阿部ももう少し長いプレータイムで見てみたかった)、まだまだこれぐらいで満足してもらっては困るのだけど、価値を示して新戦力に劣らない、と言うところはしっかりと見せてくれたのかなと。

で、そうなるとこれから先の10ヶ月で争われるワールドカップ本大会のメンバー。勿論まだまだ先は長いですし、どんなアクシデント(又は新星)があるかわからないから何とも言えないけど、今回のパフォーマンスはそんなに小さなモノではないのかなと感じさせられました。イランがいくらイマイチだったからと言って、一応本番な訳で、去年を考えると彼らも又成長している事を感じましたし、結果を残さなければならない時にしっかりと結果を残す(まあその必要性、プレッシャーは違うけどね)ことが出来ると言うことを証明し、しっかりとアピール出来たのかなと。そして又これからも彼らは危機感を感じてプレーすることが求められると思うと、それなりに競争原理が高まってより質の高いプレーが継続されるのかなと。そういう意味ではこれから余りストレスを感じないで試合が見れそうで嬉しい限り。まあこれで海外組が戻ってきて、又モチベーションが落ちるようではもう代表に残ることは難しいでしょうし、この火を絶やさずこの10ヶ月を過ごして欲しいところです。
まあ新戦力には多少辛いゲームではありましたが、まだもう一つ(ホンジュラス戦ね、海外組を呼ぶかどうかはわからないけど)チャンスはありそうだし、そのチャンスを呼び込んで欲しいですね。そういう意味ではここまで競争原理が高まった事を確認出来て、無意味な試合ではなかったのかなと。まあそんなこんなで選手評。ちょっと甘め。

川口能活(ジュビロ)→まあPKは仕方ないとして、プレー機会は少ないモノのミス無くしっかりとプレー。難しいバウンドのミドルシュートもしっかりと反応と、ジェフ戦の不安定なプレーは顔を出さず。本番の強さはやはり魅力。

田中誠(ジュビロ)→サイズで劣る部分もあったが、しっかりと身体を寄せて簡単にやらせないことなど、クレバーさを見せた。同サイドの加地が慎重な姿勢を崩さなかったこともあって高い位置に進出することはなかったが、しっかりと自分の仕事はこなせる安定感は相変わらず。真ん中で見てみたいかな・・・・・。

宮本恒靖(ガンバ)→ダエイが余り動かないこともあって、サイズに差のある相手に対してのマーキングで多少苦しんだ部分はあったにしても、そんなに崩されることもなく90分しっかりDFを保った。飛びだした後の戻るのか、そのまま連続してチェックに行くのか、ふらふらとしたポジショニングが多少気になったけど、修正可能か。やはり存在感というかキャプテンシーは大きいのかも。ラインをもっと高く維持すればチームがうまく回ることを考えたら、もっと積極的な姿勢を示したいところ。と言うより一度下がった後の押し上げを・・・・。

中澤佑二(Fマリノス)→佑二が将軍様みたいになった!というのは冗談で、浮くこともあって高い位置で積極的にチェックに行って、更なる押し上げを促進。相変わらず前に出るプレーには強さを見せ、又攻撃参加などでも積極性を示した。PKに関しては、ダエイがうまかったし、まああの状態で受けさせてはいけないと言うこと。まあそこに通すなと言うのもあるんだけど。その後多少プレーに不安定な部分も出たりと、精神的にぶれた?まあそれなり。

福西崇史(ジュビロ)→今日は大人しかったというか、省エネというか、海外組とプレーしているようなバランサーの役割を担って、地味ながらしっかりと中盤を支えた。あんまり動いてないのだから、バテるなよとは思ったけど、それでも局面局面ではおしゃれなプレーも見せそれなり。ボールサイドに人が寄りすぎた時、奪いきれずにアプローチがずれる問題を何とかしたい(チームでね)

遠藤保仁(ガンバ)→後半はバテてしまった部分はあったにしても、今日のMVPと言っていい素晴らしい出来。福西のサポートも得て、攻守にしかも広範囲に動き回り、パス、攻撃参加によるダイナミズムの付随、そして枠には飛ばなかったモノのミドルシュート、とチームの中で大きな存在感を示した。動き出しの早いチームメイト大黒の特性を活かす早いパスさばきと精度などはさすがの出来で、面白いようにパスを散らして攻撃をリード、しかも人を活かせることに彼らしさがあったかなと(小笠原のフリーになったタイミングを逃さずにすぱっとパスを付けたりとOMFには頼もしい選手なんだよねぇ、ヤットは。俊輔お墨付き)ここまで代表では見せなかったガンバの時のような積極性が顔を出したことは非常に大きな進化。このパフォーマンスを継続しながら強豪相手に出来れば、ヒデのバックアップは心配ないと思わされる一戦だった。現状は厳しいけど、良いパフォーマンスを積み上げていくしかないだけに頑張ってこのパフォーマンスを続けて欲しい。

加地亮(FC東京)→祝・代表初ゴール!!!苦労が報われたねぇ(さめざめ)まあいいや。アレックスの出来が良かったこともあって、慎重なポジショニングに終始したモノの、数少ない攻撃参加の中でもアイデアを付けられるようになっていることに関しては、やっぱりうまくなったなぁと思う。確かにプレーヤーとしての完成度は多分駒野の方が上かも知れない、クロスの精度や守備の安定度を見てもね。でもようやく進化の道を辿り始めてスケールアップしている選手をもう少し見てみたいかなと思う部分が自分の中にあったり。

ALEX(レッズ)→久しぶりに「ALEX」だった気がする(だから表記も三都主アレサンドロではなくALEX)日本人が彼の帰化を待望し、期待を寄せた頃のプレーを見せた。上下動を激しく、しかも攻「守!」に存在感を発揮。非常にメリハリの効いたプレーは、本当に素直に良かったかなと。守備の部分では非常に安定していたし、瞬発力を活かしたインターセプトも良かった。無駄なファールがなかったのも好印象。後は余計なシュミレーションと過度な痛がりをやめて(ローリングアレックスね)、真摯なプレーを続けていけば、急落した評価を取り戻す可能性はあると思う。ハイパフォーマンス。

小笠原満男(鹿島)→実効的要素は高く、スペースを見つける能力は相変わらず高いところを見せた。多少タイミングのズレはあったモノの質の高いパスも多く、それなりには存在感を見せた。ただもっと動きたいし、動けるはず。海外組と融合している時は、もっと動いていたはず。ヤットがあれだけ疲弊するのを助けるのは小笠原のはずだと思ったし、もう少し前で動いてヤットのパスをもっと活かしたかった。良いタイミングでボールは出ていたしね。

大黒将志(ガンバ)→OGなのか彼のゴールなのかわからないけど(FIFAのサイトでは現時点ではOG表記)、追加点のヘッドはさすがの反応、それ以外もここのところの低パフォーマンスを覆す非常にアグレッシブなプレーで常にイランの脅威となった。オフ・ザ・ボールの動きの良さ、ポジショニングの良さが質の高いパサーに活かされて、大黒らしさは全開だった気がする。先制点でも前で潰れた貢献度は高いし、怖い大黒復調の気配、Jでは嫌だなぁ・・・・。

玉ちゃん(レイソル)→同じく復調の気配。大黒のようにラインポジショニングはせず、その回りを広範囲に動き回りながら、アグレッシブに仕掛ける動きで存在感を発揮して1アシスト。久しぶりにキレのある玉ちゃんらしいプレーだったと思う。近距離でのシュートは決めたかったところだけど、それでも今日の出来はネガティブではないと思う。後半多少消えた部分もあったのは残念だけど(大黒と共にラインポジショニングでも良かった気が、まあ実際の所はわからないけど)、それでもとりあえずは首の皮一枚繋がったか。2トップの関係もおおむね良好、しっかりと当たらなかったけど、大黒のクロスに対して反応して苦しい態勢ながらボレーに言ったシーンは前シーズンのレイソル戦がフラッシュバックしたよ。しかも横国だし。後は結果、出れば残るし、出なければ落ちる。仕掛けられる魅力は十分。

今野泰幸(FC東京)→出場時間少なくs.v.としたいところだけど、まあ彼らしいプレー。動き回って、相手に執拗にチェックして、前に出てパスコースを作ってとチームを助けた。クローザーとしてそれなりに利用価値を示したのは彼としては大きな進歩かも。東アジアに次いで足がかりはしっかりと。気になるところとしては瞬間の切り替え、低い位置でボールを福西か誰かが奪って、その後今野が少し前に出ればコースが出来ると言うところで、止まってたシーンは改善点。瞬時に切り替えて、奪ったボールを前に繋ぐ意識を高めることで更なる進化が遂げられるのかなと思った。長居ランニングなどは出来るタイプだから小さな所での気の利くプレーが出来るようになれば良いなと。トレビゾは、出さないだろうなぁ・・・。

阿部勇樹(ジェフ)→こっちは正真正銘s.v.(出場機会少なく評価なし)

FIFA WorldCup 2006 Germany

Asian Final Qualify/GroupB Standing(Last)
Japan 6Games 5W 1L 0D 9G 4GA 15pts
Iran  6Games 4W 1L 1D 7G 3GA 13Pts
~~~~とりあえずね、まだ試合中みたいだから。

FIFA WorldCup 2006 Germany Asian Final Qualify GroupA Korea.Rep 0-1 SaudiArabia Uzbekistan 3-2 Kuwait

Standing(Last)
SaudiArabia 6Games 4W 2D 0L 10G 1GA 14pts
Korea.Rep  6Games 3W 1D 2L 9G 5GA 10pts
Uzbekistan  6Games 1W 2D 3L 7G 11GA 5pts
Kuwait    6Games 1W 1D 4L 4G 13GA 4pts

と言うことで代表戦で特に見所無いと言っておきながら、選手評までやって、長くなっちゃってすいません。上記に書いた通り個人的には非常にポジティブなゲームだったのかなと思っています。まあ捉え方次第でしょうが、個としてみたら面白いゲームでした。まあチームとしては、海外組がいなきゃ前に進まないので、そういう部分で割り切っているというのもあるのかも知れませんけどね。次の代表戦はキリンチャレンジカップのホンジュラス戦、この試合に海外の選手を呼ぶかどうかによって位置づけが変わってきそうですね。まあ呼ばないでテストでも良いかなという感じはしています。田中達也が戻ってきて、前田とかも呼んでみて、次のヨーロッパ遠征に連れて行って掛け合わせてみたい選手を選んでみるのも悪くないのかなと。海外組はまだまだ(特に移籍組にとっては、シンジも?)大切な時期だし、長時間移動でネガティブな要素を増やさないで上げたいところだし。えっ?韓国負けたの?(ニヤニヤ)日本にホームで負けて、サウジには連敗、なんかボンフレーレとジーコを重ねる人がいるけどあそこまで状況は悪くないでしょ、まあいいや、サヨナラボンフレーレ。後任誰~?と言うことで今日はここまでです。

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August 17, 2005

代表プレビューと共に今日のニュース雑感。

えーと、プレビューにしようかと思ったのですが、そんなに書くこともなかったので、ニュース雑感と合わせちゃいます。まあとりあえず行きます。

・明日、最終予選最終戦。

WorldCup 2006 Germany Asian Final Qualify
Group B/Japan vs Iran @ International Stadium of Yokohama,Yokohama
Japan
   玉田  大黒
     小笠原
アレックス     加地
   福西  遠藤保
  中澤 宮本 田中誠
      川口

と言うことでイランのメンバーはよくわからないのでスルー。まあこれに勝てば1位通過、引き分けor負けで2位通過と言うことになる最終戦。結局同じポッドに入ると思うので、1位だろうが2位だろうが大して変わらないとは思いますが、観光気分のイランに負けてるようでははなしにならないので、しっかりと勝って欲しいところですね。そしてその結果も含めて今回招集されている選手にとっては、ここでアピールしなきゃいつするんだという機会でもあると思うので。それは主力組(仮)だろうと新規参入組だろうと変わらないはず。高いモチベーションをピッチで表現して欲しいですね。それがないと退屈な試合になってしまいそうですし。ではニュースリンク。

ジーコ監督1位通過へ国内組主力組起用(ニッカン)
イラン戦前日ジーコ監督会見(スポナビ)

まあそんなこんなで、一度干された国内レギュラー組の選手達(うーん、なんて表現して良いのやら)が、明日のゲームのスタメンとなる模様。巻がいいみたいで、FWはどうなるかなと思っていたけど、とりあえずは玉ちゃんと大黒。まあ現状ではなかなか調子が上がっていない二人だけど、存在証明のためにもここは頑張りたいところですね。又明日のゲームの位置づけ的に「強いチームでホームで勝つ」とのこと。

これは個人的に思うことなのだけど、今更ながらに東アジアの北朝鮮戦のパフォーマンスは、代表選手としてあるまじきモノだったと思う。あんまりナショナリズムとかは好きじゃないけど、青いシャツを着れる誇りみたいなモノをプレーに表して欲しいなと。まあキャップも増えて雰囲気にも慣れて、段々緊張感もなくなるし、新鮮味もなくなるかも知れないし、モチベーション的に難しい試合が出てきても不思議じゃない。しかも状況というのもあるし。人間だからいつもハイパフォーマンスなんて難しいのもわかる。でもその席を狙っている選手はたくさんいると言うことも忘れちゃ行けないし、何よりも彼らがそのままで良いとなんて思って欲しくない。だからこそ、しっかりとモチベーションを高めて、しっかりと勝つというのを実現して欲しいなと。あっ、ずれちゃった。

イラン代表イバンコビッチ監督前日会見(スポナビ)
ダエイふっくら…お気楽ムード(ニッカン)
英雄見る影なし…ダエイ新婚太り(スポニチ)

まあイランも同じような状況のようで、モチベーション的には難しい状態。リップサービスというか社交辞令的に勝つとはしていますが、海外組も招集せず(ザンディは招集辞退)、新戦力の発掘的な要素が大きな部分を占めているのかなと。イバンコビッチ監督は秘策を用意していると言うことだけど、それもまた一つ楽しみにしておこうかな。出場停止もあるみたいなのですが、もしかしたら見たことある選手なのかも。イランのU23は強かったからなぁ。

ダエイ結婚おめ。じゃあ選手のおもしろニュースを。とりあえずスポナビのコメントのまとめをまず張っておきましょ。

イラン戦前日 選手コメント(スポニチ)

"イランに強い男"巻 生き残りへ2発(スポニチ)

まず巻くん、髪を切ってさっぱり、ナビでも泥臭いらしいゴールを決めて気分良く入ってきていると思うし、明日も出て欲しいところ。で、この記事によるとユニバーシアードでイランに対して2ゴールを獲っているから"イランに強い男"だそうな。巻にとってはこの試合は正念場。ここで結果を残せないと、欧州遠征は苦しくなりそうだし・・・・。

大黒&玉田も必死のゴール(スポニチ)
大黒3発も悲壮感「もっと入れなダメ」(ニッカン)

で、新戦力が元気なこともあってちょっと苦しいFWの二人。まあ波のあるポジションだからなかなか好調を維持するのは難しいのだけど、そんな二人も練習試合ではゴールを重ねている模様。大黒のコメントはいつも同じだなぁ・・・・。

村井「力出せた」3得点に絡む(ニッカン)

あんまり出番なさそうな雰囲気な村井ですが、ようやく代表にも慣れてきて自分らしさが出せるようになった模様。イラン戦で見たいけどね、どんどん仕掛けてくるお国柄のチームに仕掛けてどこまでやれるかとかね。アレックスも元気だから何とも言えないけど(ナビでもアシストしてたしねぇ)

DF中沢「同じ相手に2度負けたくない」(ニッカン)

で、僕らのアイドル佑二くん。昨日は出ろと言われても断固拒否してマイペース調整(笑)まあいいんですけどね、日曜フル出場だし。無理しないで。何か茂庭くんとライバルの図式を作られているようだけど、骨折られないように気を付けて!言ってることは相変わらずまじめ。怪我無くしっかりね。

まあそんなこんなで明日は何を注目してみようかなぁ?やっぱり玉ちゃんかな。ここで何も出来なかったらきついよ。田中達也の台頭、後ろには大久保も待ってる状態でドリブラーも激戦区になってきたし、現状では四面楚歌の状態。その中でビハインドメンタリティを出せるかを見ようかな?左利きのドリブラーなんてロマンを感じるから頑張って欲しいな。でも僕は嘉人派ですけどね。代表おしまい。

・再開に向けて最終局面のJ移籍動向+マリ。

大宮FWクリスティアンがサンパウロ移籍(ニッカン)

ナビを欠場して、移籍交渉に行っていたクリスティアンが結局サンパウロに移籍。まあレンタルで、パスを持っていなかったこともあって仕方ない部分もあったのかなと思うけど、大宮にとっては大打撃。しかも時間がないのも痛い。緊急と言うことを考えたらJ2から?(NTTマネーでバレーとかアレモンとか)ある程度貯金がある状況だし、手駒も結構充実してるから(トゥットの迫力は戻ってきている気がするし、桜井はキレてる。森田も良い選手だし)、そのままでもやれると思うけどね。楽観は出来ないだろうけど。

クリスティアン側から考えれば、世界クラブ選手権はやっぱり大きな目標になり得る事だし、ルイゾンが抜けて自分のポジションがある。凄い整った状況だったのだから、これはこっちを選ぶのは不思議じゃないかな?まあJでも怖い選手だったから、もう少し見てみたかったけどね。お疲れ様。

神戸にウリヒが加入 Jリーグだより(スポナビ)

前はてなで楽天のエントリー書いたけど、どんどん動いて意味のないモノに・・・。でもこれは予想されていたもの。佑二の移籍騒動の時に彼の楽天入りがEU枠の問題と重なっていたみたいだし、そういう意味ではようやくと言うところなのかも知れないですね。これで外国人は3人ともチェコ人になり、パベル態勢全面バックアップが揃ったかなぁという感じ。これに伴ってディエゴ・ソウザの契約解除。凄い意味無いねぇ。レオンが直接連れてきた選手を考えたら、良さそうな感じだけどねぇ。大宮もらえば?

新潟MF山口&湘南MF浮気が横浜FCへ(ニッカン)

これはびっくりした。レンタルだけど、素さんが横浜に帰ってくる!しかも水色のシャツに再び袖を通す!なんかドキドキするよ。アルビでの立場が難しいことになっていたのかどうかは知らないけど、出されると言うことはやっぱりそういうことなのかなぁ。
愛された新潟でもサッカーの伝道師的な役割を担ってJ1に押し上げたことを考えたら、最後は形は変わったとはいえ古巣でそれをやろうとするのなら応援するよ。カズに城に素さん、ハァハァ。又三ツ沢行かなきゃなぁ。

横浜移籍後初の実戦でグラウ一発(ニッカン)
グラウ、古巣・磐田戦へ照準(スポニチ)

でちょっとだけマリニュース。グラウのデビューがいつになるかという部分で結構注目されてるみたい。まあ古巣のジュビロが再開初戦だから、そこに出るのかなぁ?出ないのかなぁ?と言うところもあるんだろうね。練習試合は3-2で筑波大に勝利。ジ、ジローが連発!

岡ちゃんの話だと、コンディションは思ったほど(アデm)ry程?)悪くなく、それなりに良かったとのこと。公園での練習が聞いたのかもね。まあすぐにフィット出来るようなタイプじゃないのが気になるけど、おかしな力が出そうだから期待は出来る部分も。結構コンディション自体はチーム全体で上がってきてるのかも。その辺は楽しみ。マルキがエスパかぁ・・・ちょっとやだなぁ。

・ヨーロッパ関連、マリを巻き込んだサヴィオラ騒動決着。

サビオラがセビージャへ(uefa.com)
サビオラ、レンタル移籍でセビージャへ(marca)
サビオラ「成長中のクラブに入れて幸せだ」(marca)
ラポルタ会長「ダニエウ・アウベス獲得の権利を持っている」(marca)

と言うことでもうヨーロッパどころか、日本にまで飛び火したハヴィエル・サヴィオラの移籍騒動。モナコとのレンタル契約の終了、バルサとしては使い場所が見つからずに戻したくない、その中で彼の動向をどうするかで難しいことになった訳ですが、難しい部分としては彼の給料が高いこと、移籍金も高いことなどがあってほとんどのクラブが断念せざるを得ないというのがあったのかなと。最終的にジュリオ・バプティスタやダヴィド・ビジャを放出してアタッカーが手薄になっていたセビージャが手を挙げ、サビオラ獲得に相成ったとのこと。難しい選択だったにしてもエスパニョールにサビオラをさすがに移籍させるわけにも行かず、本当なら同じリーグも避けたいバルサはベンフィカに行かせたかったみたいだけど、そこで色々な利権も含めてセビージャというクラブと合意出来たのはバルサにとってはラッキーだったと思うし、セビージャとサビオラにとってもいい契約になるのかなと感じました。マリに来て欲しかったけどね。生で見てみたかった。

で、この契約の裏側にはUAEWYのブラジルユース代表の右サイドバックダニエウ・アウベスをバルサが買うという密約があったのではと言うマルカの話。まああっても不思議じゃないかな?そういう話は良くあるし(オーウェンの時にジェラード獲得の密約の噂とか、結局ガセだったけど)ダニエウ・アウベス自体バルサの色に合っている選手だとも思うしね。

とにかくコネホ頑張れ。

エシアン、リヨンを離れチェルシーへ(スポナビ)
エシアンのチェルシー移籍が正式決定、移籍金は約50億円(スポナビ)
エシアンの移籍、間もなく成立へ(uefa.com)

と言うことで、正式決定とのこと。リーグ1史上最高額の移籍となりました。まあ本当にタフでプレーエリアが広くて、プレミアのセンターMFとしては最高の資質だと思うし、モウリーニョのサッカーをマケレレとランパードと共に支える大きな核となり得る存在になるのかなぁと。これがはまれば、マケレレが引退したとしても、その後釜にもなるし、この栄光がもっと継続的になるとしたら、50億なんて端金かも知れないし。

まあもめたのはリヨンが行かせたくなかったからだけど、エシアンが練習拒否をしたりとロビーニョ状態に。本人の希望もあったし、50億というお金を前にしたら陥落は見えていたのかなと。やっぱりこの額は本当に大きいと思うし、これでリヨンは主力を残すことも可能になったと思うから、痛いけど悪い話じゃないのかなと。とりあえずは大黒柱ジュニーニョ・ベルナンブカーノとの契約延長に全力を尽くしながら、エシアンの後がまを探すとのこと。なんかセレッソのファビーニョという噂も。

と言うことで色々と集めてみました。代表も気になるけど、やっぱりJ再開楽しみだなぁ・・・・かなり動きが多くて、危機感が見える降格争いは本当に面白くなってきそう。と言うことで今日はここまでです。

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August 16, 2005

必然の勝利と「もっと」の意識@NABISCO Cup 2005 Q.Final

とにもかくにもベスト4、壱億円まで後3つ!1stLegのアドバンテージを脅かされることなく、しっかりと結果が残せたことは良かった。ただこれからのリーグを思うとちょっと不安な部分も・・・・。なんか進化しないというか劣化してる?一番良かったのは6月位な気が・・・・・。

YamazakiNabisco Cup 2005 Quarter Final 2ndLeg

Fマリノス 3-1(4-1) アルディージャ@三ツ沢「必然の勝ち、見いだせない光」
F.Marinos:15'坂田大輔 60'松田直樹 85'清水範久 Ardija:29'西村卓朗

Game Report
F.Marinos Official/Ardija Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF田中隼磨、松田直樹"怒られちゃいました"、中澤佑二、ドゥトラ、MF那須大亮、マグロン"デビューは上々"(→69'上野良治)、山瀬功治(→80'清水範久)、大橋正博、FW坂田大輔、久保竜彦"復活の予兆"(→49'大島秀夫)
アルディージャスタメン:GK安藤智安、DF三上和良、平岡靖成、奥野誠一郎(9赤紙)、冨田大介、MF西村卓朗(→71'森田浩史)、デビッドソン純マーカス、久永辰徳(→66'片岡洋介)、藤本主税、FW横山聡(→61'トゥット)、桜井直人

何かアルディージャの方はクリスティアンの欠場までは把握していたのですが、トニーニョが怪我、荒谷も怪我と、全く気付かない間にメンバーが替わるという不運にも見舞われていたようで(サブにGKがいない、連れてきていなかったみたいだからアップ中の怪我の様子)、三浦監督にとってはただでさえ戦力差のある相手に対してなのに、こんな事になってしまって頭の痛い試合開始になってしまったようです。そしてその不運は、ゲーム中にも波及、序盤から長いボールの処理の手間取ってバタバタしていたアルディージャDF陣、その中でFマリノスはホームと言うこともあり攻勢、そして9分大橋のスルーパスに反応した久保がうまくDFラインを抜け出すと奥野がバックチャージで引き倒していまい一発レッド(得点機会阻止)と、もう四面楚歌状態。そんな中、攻勢の中でサイドからどんどんクロスを入れてゴールに近づくFマリノスは15分、混戦から松田→坂田と繋がって坂田が豪快に蹴りこんで先制。その後も10人のアルディージャに対し、どんどん攻勢、サイドからのアーリークロスという形が目立つ展開。しかし、一瞬の隙を突かれる形で(マツが前線に上がった後)、アルディージャの局面打開を絡めた攻撃に対して後手の対応になり、左から右に流される形でボールが繋がると西村に対して結局アプローチしきれずドリブルシュートを決められて同点を許してしまう。ここまで恐怖感を覚えたのは、桜井のカウンターからの単騎のドリブル(佑二のスーパーカバーで処理)と那須のやっちまったミスからぐらいで、落ち着いて桜井さえ捕まえておけばOKかなと思っていましたが、よく考えてみればリード後は那須がDFラインに吸収されたり、何かバランスが崩れた感もあったのかなと。失点後リズムを失ったFマリノスは10人のアルディージャに攻勢を許すなど、何かおかしな展開。結局1-1のまま折り返す。

後半直後に久保がお役ご免、大島が代わってピッチへ。しかし相変わらず前半終了間際から攻撃の流れは余り良くならない。攻撃面でOMFの存在感が全く出てこず単調なサイド攻撃に終始、マグロンの運動量も落ち始めて、那須が出て行くが積極的な動き出しとまでは至らず、硬直した状態を打破出来ない。それでも60分、左からのクロスボールに一歩引いたところから出てきた大橋がクロスにボレーで合わせる、これは叩きつけすぎてコースを逸れるモノのこのボールをエンドライン際で大島が粘って中に落とすと、オーバーラップしていた松田がプッシュして再びリードを奪う。マツはこの試合1G1A(これの是非はわからない。でもマツのオーバーラップが詰まりがちな攻撃面に置いて打開の大きなヒントとなりえる?正直バランス崩れるからやめて欲しいというのが本音だけど、彼のオーバーラップでダイナミズムが生まれ、相手を混乱に陥れる大きな効果を持っているというのだけは言っておきましょう)完全に苦境に陥ったアルディージャは交代策で最終的には桜井・森田・トゥット(位置が低かったけど)と前線を厚くし、最後の反撃に出ようとするが、トゥットの突破はしっかりとケアされ、桜井は疲弊しキレをなくし、森田は決定機を外しと単発的な攻撃はゴールは繋がらなかった。結局優勢な状況を維持したFマリノスは、大橋がドゥトラのクロスにフリーで飛び込んだり、山瀬がこの日なかなか見られなかったらしい中央突破からGKとの1vs1まで持って行ったりと良い流れではないモノのゴールを脅かし続け、終了間際に途中投入された清水が坂田からの折り返しをしっかりと決めて終了。結局この試合は3-1、合計スコアは4-1で勝ち抜けを決めました。

まあ、相手の状況、奥野の退場、そして坂田の先制点と神様に味方されたかのように全てがうまく回ったこともあって、逆転されるような試合ではなかったですね。しかし、三浦監督の言うように、不運の一週間を象徴するかのような試合となってしまったアルディージャの可哀想な状況を鑑みたら、内容的には非常に不満の残る試合だったのも事実。現状のFマリノスのサッカーはクレバーでスマートなモノであるとは思いますが、結局ポゼッション云々というのはサイドを崩すだけのモノとなってしまっており、選手の「パスを回しながらスペースを空けて崩すんだ」「切り替え速く、切り替えた時に良いポジショニングを取って一気に崩すんだ」という意識の高まり的には余り感じられないものでした。ここまでは「そう簡単に出来るモノではない」と評価を先延ばしにしてきた訳ですが、いつまでたってもあんまり向上している雰囲気を感じられないと言うことを考えたら、うーんと鬱になりそうです。リーグ戦再開に向け、特に攻撃面において不安の残る試合だったのかなと。まあ簡単に項目に分けて。

・偶発性に頼る現状の攻撃、OMFの存在価値。

昨日の試合では、アルディージャが大変なことになっていたこともあって、攻めている時間が長く、その中でどれだけ効果的な攻撃が出るのかなと期待していたのですが、余りバリエーション豊かな攻撃を見せるには至りませんでした。ドゥトラ、隼磨(この試合も良くなかった、蓄積疲労?)の存在感が大きいこともあって、Fマリノスにとってはサイド攻撃がメインのパターンになるのはわかるのですが(ドゥトラの大きなサイドチェンジが隼磨に繋がり、そこに後ろからマグロンがオーバーラップして絡むと言う形(最終的に隼磨が突破でペナ侵入も阻まれる)は非常にスピーディで危険度の高い攻撃だった、こういう変化のある攻撃まで出来る優秀なサイドと言うのがよくわかる)、最終的な形はアーリークロスに頼る形が多く、最後の工夫というかアクセントという部分でOMFがほとんど存在感を示せなかったことは、これから先において本当に大きな不安を感じてしまいます。ボールの周り自体はマグロンの存在もあって良くなりそうな気配もあるだけに、危険なエリアでこそ、彼らが奮起してほしいところです。

基本的にサイドを使うというのがチームの約束事的に重視されるのはわかりますが、その中で自分が何をするのか。それを見いだせていなくて、結局サイドにはたく、サイドに流れる仕事に終始してしまう。本当ならば、ポゼッションの中でオフ・ザ・ボールの動きをしてボールを中に呼び込み、最も相手が嫌がる位置で変化を付けてお膳立て、又は自分で局面打開(ドリブルだけじゃなくワンツーとかも含めて)フィニッシュというものが彼らの仕事だと思うのですが、チームの流れに流されるだけで、彼らじゃなきゃいけない理由をほとんど感じなかった。山瀬も大橋もサイドにスペースを見つけて飛びだすと言う部分ではそれなりに積極的にやっていたのかなと思いますが、結局それはアクセントとなり得ていない。攻撃の形を見るとラストボールはドゥトラや隼磨がクロスを上げると言う形となるのが多いと言うことを見ても明白、それは=OMFが良いところでお膳立て出来ていない、そして=二人は自分の価値を示せていない、と言うことになるのかなと。もうちょっと何とかしないと。確かにバイタルエリアはプレッシャーがきつく、なかなか難しい部分はあるけど、そのためにも個々が考えなきゃいけないし、そして何よりもこの二人の意思疎通(コンビネーション)が無いというのは本当になんとかしないと。もっと呼び込むようなオフ・ザ・ボールの動きをハードにやっていくとか、切り替え早く良いポジショニングを取るとか(これは前の事と似てるか)、ボランチとのコンビネーションを高めて出してもらえるような信頼関係を築くとか、OMF同士の距離感やサポートという意識をもっと高めるとか、バイタルエリアで仕事をするんだという意識が欲しい。そして二人で崩すんだという強力意識も。動きながらプレーすれば、そんなに捕まえられるモノでもないし、どんどんズレも生み出せるはず。ボールのないところでの意識が高まらない限り、Fマリノスのポゼッションからの多彩な攻撃というのは生まれてこないのかなと。価値を示してくれ、バイタルで。特に山瀬、君には2.5億という対価の価値を示さなければいけない責任がある。頑張れ。

・縦へのタイミングを逃さないためのリスクを冒す勇気、2003年の意識をもう一度。

縦方向で試合を見ていたので曖昧な部分もあるのですが、俯瞰で見ているとわかる通り、タイミングを逃すシーン、自重するシーン、動き出さないシーン、全てに置いて慎重なプレーを選択するシーンが多いのかなと。ある意味安全志向と言うモノがピッチに蔓延していると言っても良いぐらい。ポゼッションという意識は悪い方向に出ているとまでは言わないけど、直接的にゴールに向かわないサッカーになりつつあるのかなと。サイドだとドゥトラと隼磨は上下動も激しく、又瞬発力もあるし一人でも仕掛けられる。それにサイドでは2vs1も作りやすいから時間が掛かってもそれなりに崩せてしまうのだけど、それもある意味安全志向で、リスクを余り負ってない(無駄には冒すんだけどね、まあ結果が出てるから黙ってるけど)だからといって遅らせてると言うことは好ましい事じゃない。勿論奪われないことは大事、ここまでリスクを削るサッカーで結果を残してきただけに、そういう深層心理もあるのかも知れない。でも今新しいことにチャレンジしているのだから、もっと選手個々が意欲的にチャレンジしていくプレーをしないと、決定的な事は変わってこないのかなと。例えば、通りそうなコースはあるけど、カットされる可能性もある、その時にもう動き出している、ここでどちらを選択するのか、現状のFマリノスでは大体やめて作り直してしまう。ここでやめてしまった時点でボールは自分たちのモノだけど、そのチャンス自体は消えてしまい、相手に守備を整えさせる時間を与えてしまう。こういうプレーが続けば、受ける側の意識としても積極的な姿勢は消えてしまうし、段々サボるようになってしまうのは仕方ない部分。最近の試合で序盤は素晴らしい攻撃をするのに段々尻つぼみになってしまうのはこういう事が影響しているのではないかと思ったりしました。

何か、最近のマリのサッカーを見ていると何がしたいのかよくわからない部分があるのですが、理想としては岡ちゃんや大ちゃんのインタビューを見ても、速い切り替えを伴ったポゼッションをやりたいという事を言ってる訳で。でも現状では、意識レベルで変わらないと難しいのかなとも思う。動き出し・パススピード・判断スピードと共にそこに決断力というモノが伴ってこないと出来ない気がする。そういう意味でももう一度2003年の岡ちゃん初年度のような意識改革が必要なのかなと。絶対に前に持って行く、少しでも前に進める、自重せずにチャレンジし、ゴールに向かう。こういう意識がチーム全体に必要な気がします。

今回何故こういうチャレンジをしているのかと言ったら、多少マンネリ化してきている部分を考慮して新しいチャレンジをしながらもう一回りレベルアップしていこう、今度こそアジアを獲るためにスケールアップしながらJのチャンピオンになろう、と言う意識があるからこそ。既に追い込まれている状況で、これをやること自体にリスクがあるのだから、もう割り切ってガンガンやって欲しいなと。勿論センターバックが上がれとか、ボランチが二人とも上がれとかそういうことを言っているわけではないのであしからず(苦笑)

と言うことで勝つと厳しい岡ちゃんの真似をしてみましたが、まあ今のサッカーでは優勝どころの騒ぎじゃないなと言う気がしてるのは内緒です。課題が修正されない、結局は力押しで勝ってしまう、外側だけ変わって中身が変わってないという感じでしょうか。まあ勝てばいいと思ってる僕はそれでも良いのですが、そこに中身を、と掲げてるチームなら何かしなければならない状況をしっかりと理解して、先に繋げていって欲しいなと。あ、忘れてたけど、新加入のマグロンは、非常に視野が広く、又コースを見つけるのが上手で、しかも技術が伴って一つ一つのパスの精度も高い、しかも良く動けるし、デコイなるのもいとわないという感じで貢献度も高く、良い選手だなぁと(べた褒め過ぎだけどね)。まあ那須や山瀬、大橋などとの意思疎通やバランスの面でまだまだ難しい部分はあるけど(守備面ではもう少し上げないと)、フィットしたら相当やってくれそうですよ。と言うことでこの項おしまい。

ジュビロ 2-2(4-5) ジェフ@ヤマハ
Jubilo:60'p前田遼一 68'金珍圭 Jef:35'巻誠一郎 65'阿部勇樹

ゲームの流れとかは省略、能活ドンマイ。トータルスコアでは結局5-4で、ジェフが勝ち抜け。略奪者を蹴落として、また一歩初タイトルに向けて前進しました。

・山本昌邦のゲームプラン、日本人監督に見受けられる傾向。

この試合、1点のビハインドを背負っていたジュビロのゲームプランに注目して見ていたのですが、予想を反する形でしたね。受けから入り、ジェフのリズムを奪うことで反撃をしたかったのかなぁと。具体的には攻から守の切り替えを速く、DFラインを下げてそれに連動する形でMFのラインも下げることで守備ブロックをしっかりと形成しながらスペースを消し、ジェフのダイナミズムを出させない形で相手のバランスが崩れることを狙ったのかなと。効果は確かにそれなりにありました。ジェフとしては大体が遅効となる形となり、結果攻めあぐむという形となっていました。ただ結果的にこれが実を結ぶことはなく、前戦のビハインドをはね返すことは出来なかったのは、皮肉ですけどね。

色々な遺恨もあって異様な雰囲気を伴った試合となった今年のリーグでの直接対決、その試合でジェフの早い判断と豊富で奔放な運動量に屈した形で大敗を喫したこともあって(これをオシム監督は「今シーズンに一番の出来」と表していましたね)、打ち合うのではなく、相手のリズムを崩すことを選択した形は間違っていたとは思わないです。そしてそれは一応の効果も得ていた。ただこういう選択をする事に山本昌邦、いや協会に育てられた日本人監督にありがちな監督の傾向を見た気がしました。

勿論結果というのは非常に大切だし、それを重視するというのは選択肢の一つとしてあってしかるべきものだと思います。やはり結果が求められる中で、抑えなきゃいけないという部分を放置出来るほど簡単なモノではないですし、プライドだけでは結果は転がってこないですからね。ただ、そのバランスが非常に悪い。元を捨ててでも相手に対応しようとか、全てを捨ててもここだけは抑えるんだみたいな、根幹を揺るがすようなサッカーになりがちなのかなと。特に若年層代表ではそういうシーンを嫌と言うほど見てきた訳で、何か勿体ないなぁと。結果を強く求められる中でそういう傾向に傾いてしまうのだと思うのだけど、協会のエリート育成システムの弊害なのかも知れないなぁと。

個人的には自分の作ったチーム、そして選手を信じきれないのかなと感じてしまう。良い部分より不安な部分が目に付き、大切な一戦を不安に苛まれてしまうのかなと。自信が揺らいでしまうと言う感じがする。アテネの時も、築き上げたモノを放棄してまで、相手に対応出来る形を選択して沈み、ユースの時は奇策に沈んだ。世界と対峙してきた中で感じ取ってきたモノは、総じてネガティブな形で反映されてしまっている感じがしなくもないかなと。

まあそんな事をこの一戦を見たような気がしました。別に試合のことはなんにも書いてないですな。まあジェフの出来が良かった、そして濡れたピッチにいち早く対応して、ゴールに繋げた。そういうジェフの選手達のサッカー脳の高さがギリギリの所で物を言ったのかなと。以前のように一方的なわけでもなく、Home&Awayらしい素晴らしい試合でした。

と言うことで他の試合。

レッズ 1-0(2-0) エスパ@埼玉「長谷部誠」
Reds:88'長谷部誠

ガンバ 2-2(5-2) セレッソ@万博「勝てないダービー」
Gamba:17'フェルナンジーニョ 89'アラウージョ Cerezo:7'pゼ・カルロス 62'古橋達弥

YamazakiNABISCO Cup 2005 SemiFinal

8/31(wed)&10/5(wed)
Reds vs Jef / Gamba vs F.Marinos


と言うことで長くなっちゃいましたが、なんか凄い顔合わせになりましたね。Jリーグファンなら誰もが楽しみになるような良いカード!まあそこに決勝への勝負という部分が大きく入ってきて本当に面白くなりそうです。楽しみだなぁ、しかも三ツ沢じゃないし(立ち見だったんですよ、まともに見れなかったし・・・・)まあいいや、とにかく今日はここまでです。次は代表か・・・・追加招集なしに喜んで良いのか悪いのか・・・・マツと長谷部ドンマイ、ドラゴン助かったね(苦笑)

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August 14, 2005

Get over Shunsuke Nakamura, an injury and falling through.

まあ結果的に勝って良かった。でも俊輔個人で見ると、結構最悪レベル?怪我もあって、出場を危ぶまれていたところだから、フィジカル的に難しい部分もあったのだろうけど、このパフォーマンスは信頼を失いかねない・・・・。とにかくチームとして結果が残って良かった。そしてSPL初アシスト!まあこれでミスが帳消しになる訳じゃないけど、価値は示せたかな?これを望まれていると思うし。

ScotLand Premeir League Day3
Celtic 3-1 Falkirk@Celtic Park
Celtic:49'J.Hartson 75'&90'A.Thompson Falkirk:39'pD.Duffy

セルティックスタメン:GKボルツ、DFカマラ、バルデ、マクマナス、テルファー、MFレノン、S.ペトロフ、A.トンプソン、中村俊輔(→80'C.ビーティー)、FWJ.ハートソン、ズラフスキ(→61'マロニー)

・前半は振り返りたくないぐらい悪い出来。ファールを受ける度にモチベーションを失っていくような感じと言い、その中で集中力を欠いたようなミスの多発と言い、ドリブルワークという部分でもプレーディスタンスをうまく捉えきれず一気に詰められて奪われたりと、効果的なプレーがほとんど出来なかった。まあセルティック自体何をしたいのかよくわからなかった部分もあって(ごり押し的な要素が前に出過ぎた、まあ打てるからと言うのはわかるけど狙いすぎ。まあそういう部分もあって)リズムに乗れなかった部分はあるにしても、攻撃のアクセントを付けるべき選手の不出来はチームの攻撃の方向性を失わせた部分もあるかも。

・それでも動きの量自体は少なくなく、守備にも積極的に参加、気付けば戻るレベルの俊輔が、しっかりとバイタルエリアまで落ちて戻りきれないレノンのカバーに走ったり、しつこくアプローチに行って攻撃を遅らせたりと、そういう部分ではある程度(あくまでもね、チーム自体が前から行く守備というのもあるからね)貢献はしてるかな?色眼鏡的な部分は否めなくて、俊輔にも特別扱いするなという方にはまだまだと思われるかも知れないけど。

・セルティック自体左サイド偏重の傾向があるのかな?こないだもそうだけど、トンプソンがいて、左に流れがちな俊輔とアタッカーに左利きが多いせいもあるのかも。ただそこでペトロフがバランスを取るという訳でもなく、速い攻撃に対するリスクマネジメントという部分ではフォアチェックが機能しないと怖い部分も。クロスはね返されてカウンターとか・・・。

・まあそんなこんなで失点。最悪の形でボールロスト、速くシンプルなカウンターという形で、中盤に空いたスペースからシンプルに巻くようなスルーパスを通されてセンターバックは置き去り、絞っていたカマラがGKと挟み込むような?形となってしまいPK。これを沈められて先制を許す。まあ仕方ない形だけどセルティックのバランスの悪さを突かれた形か。

・一本アタッキングサードでペトロフからの横パスをこじゃれたコントロールでディフェンスをいなしてバイタル侵入、シュートに行けそうな所があったけど、コースを消されて打てず。ああいうプレーが高い位置で出てくると良いんだけどなぁ・・・。

・さあ後半、左サイドで受けた俊輔から右に走り込んだペトロフへ大陸横断パスで一気にチャンス。これは結局決定機には繋がらないモノの、素晴らしいパスは足元ぴたり。これでリズムを取り戻せるといいけど・・・。

・で、ようやく結果に繋がる大仕事!左サイド深くで受けると、エンドラインを沿うようにきついカーブの掛かったボールをあげるとハートソン大将、相手を押さえ込んでヘッド!これが決まって同点ゴール!俊輔SPL初アシスト、良いカーブが掛かってドンピシャの良いクロスで存在証明!とりあえず一安心。てゆうかハートソン大将は開幕ハット、2戦目3戦目と連発。恐ろしいよ、何点獲るんだよ。

・ただ相変わらずカウンターへの脆さが顔を窺わせる場面も。マークするのかラインを上げるのか、はっきりさせたいところ。てゆうか中盤のバランスが・・・・・まあこれが強豪と言うべきバランスなんだけど、すっかすか。レノンが振られると厳しい。ペトロフはどこに行ったんだという感じの場面も。レノンはこのチームのバランスを保つ意味では一番重要な選手なのは明らか、ただ負担度も高過ぎる。

・ボールタッチのエリアが段々高くなってきた。仕掛ける部分ではまだまだ感じが掴めていない部分もあるけど、それなりにリズムは出てきた。右サイドに流れて深い位置で1vs1。対峙した中でサポートを簡単に使ってアーリーからハートソンへ。これは駄目だったけど、目先を変えるという部分も、リズム的に悪くない。

・動きは最高、シュートはイマイチ、マロニー登場。ズラウスキはなんか馴染めていない感じ。プレーの特徴も掴めない。そんな事してたら俊輔にバックチャージ。ズルズル引きながらもらうと標的にされそう。小さなスペースに見つけて、動きながら(前にね)パスコースを作って受ける形が前戦はあったんだけどなぁ。

・俊輔には何を求められているのか、中盤でのボールタッチ多くしてボールを回しながら、機を見てクロスボール等の精度の高いボールで前を使うことなのか、それともポストに対してのサポートなどバイタルに果敢に入っていって仕掛けてゴールを狙う動きなのか、勿論理想としてはそれをバランス良くやっていくと言う感じなんだろうけど、チームとして楔が多い訳じゃないし、何とも言えない。と言うより前に行く動きを増やしてもボールが回らなそう。

・サポーターもイライラ。俊輔にもブーイング?困っちゃったね。確かに今日の出来は良くない部分もあるし、信頼を失っても仕方ない部分も。しかしここのサポーターはコーチみたいな役割もしたり面白い。後ろから詰められると沸いて選手に気付かせたり。全く気付いてなかったのに、そこですっとかわしたりと間違いなくサポの声で気づいてかわした感じがした。

・マロニーが入って前に動きは出た。マロニーとハートソンのコンビネーションは悪くない。ポストマンと衛星的なシャドー。ただ俊輔と被る場面も。プレーエリアが低めだからかな?でもこれで中盤のバランスが良くなれば面白い。

・膠着状態。セルティック攻勢はホームでまだドローという部分もあるから当たり前なんだけど、なかなか崩せない。フィニッシュで良い形が作れないという感じでもどかしい。俊輔はうまく溜めてサイドバックをうまく使う形でサイドは浸食という形を作ってはいるのだけど・・・。

・そんな事言ってたらキタ!ペトロフからの柔らかいミドルパスをハートソンが強靱な身体でポスト、ヘッドで優しく落としたところにトンプソン、ボレーでずどん!トンプソン抜群のミートとシュート力、プレミアシップらしい(スコットランドだけど)豪快なゴール!俊輔にもこういうのをコンスタントに打てるようになって欲しいな。なかなか難しいだろうけど。

・俊輔も良くなってきた。左のトンプソンを起点に一度受ける動きがあったモノのコースが狭くボールが出ず戻すような形でレノンへ、ここでもう一度動き直すというか動きを止めなかったことで俊輔にボールが出て、チェックに来たDFをアウトサイドパスでいなして、ここでも止まらない、マロニーがダイレクトで返してくれた事でバイタルにフリーで侵入、そのままシュート!シュートは上にふかしたけど、素晴らしい流れだったし、今日一番のプレーだった。ああいう風に動きを止めずに、流れに乗れれば充分やれる。そしてストラカンが狙っている形なのかも知れない。こういう良い流れのプレーを速いタッチで誘発されること、そしてシュートの意識を高く、コースカットに来ても強引に打つぐらいでも良いくらい。ここでビーティと交代。アシストは別にして、最後に好感触なプレーがあって良かった。

・ボルツ(セルティックのGK)にそこはかとないファンタジー系GKの匂いが・・・・。いや、良いんだけどね。眠くならないし(まあこの時間じゃ眠くならないけど)

・トンプソン、勝手に入ってカードをもらったり、ハードタックルにぶった押されてと、イライラしてるけど仕事するねぇ。良い流れで右オープンに流れたところにペトロフが飛び込む、ペナ間際で倒されて左利きの選手に最高のポジションでFK、トンプソンこれをファーに見事に沈めて3-1。素晴らしいキック、GKは一歩も動けず。俊輔これじゃなかなか蹴らせてもらえないかも。フィーゴ状態(べかむさんが入って、なかなかセットのチャンスで蹴らせてもらえない、うまいのに)かも。結局3-1。最初はどうなるかと思ったけど、勝って良かった。まあ力の差もあるかな。


と言うことで、まあなんとかかんとかと言う感じかなと。確かにセルティックはこのリーグでは抜けてるというのはよーくわかった。攻撃の良い流れの誘発するための人数を掛けるプレー、その中で中盤でのリスクマネジメント、そのバランスが気になるかな?後はアタッカーと中盤のコンビネーション。ハートソン大将は良いとして、スタメンに使われる「4億円」ズラウスキはどういうプレーがしたいのかな?マロニーちゃんとビーティは、何となくわかったけど、ズラがつかめない。まあいいや。

で、俊輔。確かに怪我があったにしても、本当に流れに乗れずにミス連発、自分の存在をこのチームの中で示せなかった前半は本当に酷かった。こういうプレーは正直いただけなかったね。でもそれを後半で帳尻あわせが出来たのは良かったかな?まあこの程度ならもう少しゴールが取れそうな感触というのは相変わらずあるし、後は純然たる結果だと思う。交代間際のプレーの感触をずっと残して欲しいし、あれをより意識的に引き出すことでチームの流れを作って欲しいなと。でもアシストの時に、セットのキックではなかなか蹴らせてくれないトンプソンが真っ先に駆け寄って祝福してくれて、大将が感謝の意を示してくれたり、チームメイトに祝福される姿はニヤニヤしてしまった。このプレーでチームをビハインドを挽回、そして流れを引き寄せたという意味では重要なプレーだったと思うし、これでようやくチームに一員となれたかな?次はオールドファームダービー!アイブロックスに乗り込むよ!俊輔はしっかり怪我治しとけ。この試合に出れなかったら、ここに来た意味を又一つ失っちゃうしね。とにかく頑張れ頑張れ。

俊輔以外にも日本人選手は良いスタートを切ってるっぽくて(見てない)嬉しい限り。プレミアシップ開幕(実はプレビューでもしようと思ったんですけどね。拙い知識だけど)で、稲本がマンC戦でスタメン出場、しかもそれなりによかったと言うことでそれもめでたいし、ル・マンが大勝でリーグ・1初勝利!これもめでたい!しかも松井はスタメンでレ・キップは7点という高評価、幻のゴールやアシスト、攻撃面で本当に良いプレーをしてるとのこと。これも見たいなwヒデもビザの申請が通ったみたいだし、デビューはウエストハム?(8/27?)これも楽しみ。と言うことでとりあえずここまで。

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August 13, 2005

今の勝利と先への希望を@NABISCO Cup Q.Final Preview

明日はナビスコですね。お盆のせいなのか、ナビ自体の注目度が低いからなのか、三ツ沢のアクセスの悪さなのかわかりませんが、明日はイマイチ集まらないようです。まあ仕方ないのかな?僕もナビスコあっさりスルーしてたしね。とにかく準決勝進出が掛かったこの試合、しっかりとアドバンテージを保っていきたいですね。

YamazakiNABISCO Cup 2005 Quarter Final

8/14 19:00KickOff/Fマリノス vs アルディージャ@ 三ツ沢「勝負と試金石」
(1stLeg アルディージャ 0-1 Fマリノス@熊谷)
F.Marinos        Ardija
   大島  坂田       トゥット 横山or森田
 山瀬功    大橋     藤本     久永
   那須 マグロン    純マーカス トニーニョ
ドゥトラ     隼磨    冨田       西村
   松田  栗原        奥野  平岡
     榎哲            荒谷

と言うことでマスコミは代表から帰ってきた佑二が出場するかが争点としているようですが、岡ちゃんとしてはイラン戦、(リーグ戦再開の)ジュビロ戦と連戦になることを懸念していることもあって、出場させるかどうか悩んでいるようです。他にも大ちゃんやドラゴン等続々と怪我人が復帰し、又マグロンもこの試合で規約上出場可能となりと、久々にメンバーを決めるのを悩んでいるような感じですね。対するアルディージャはある程度メンバーの揃った状態のようですが、ここまでアルディージャの前線の核となっていたクリスティアンが移籍交渉のためにブラジルに帰国したとのことでこの試合には間に合わなそう(アルディージャやめるの?サンパウロと交渉?)まあ代わりには森田、横山、桜井、トゥットと控えているので駒の数的には事欠かない状態ですが、彼の存在感がないのはFマリノスにとってはラッキーかも知れませんね(抑えやすいというのもあるかも知れないけど、絶対的な武器を持つ選手はやっぱり怖いからね)まあしっかりと一週間空いたと言うことで、両チームとも相手を分析し、又前戦で気になった部分を修正出来るだけの時間があっただけに、どのように反映されるのかが気になるところです。では又ポイントに分けて。

・マグロン加入でどう変わるか、「速いポゼッション」の進捗度合い。

勿論トーナメントと言うこともあり結果が重要視されるゲームなのは間違いなのですが、やはりプライオリティとしてリーグが前に来てしまう僕は、この中断期間中にどれだけポゼッションサッカーのクオリティが上がっているのかが気になってしまいます。で、前戦ははっきり言って出来の良いモノでもなく、大宮が引いていただけでそこを崩すというテーマとしてだったら、あんまり評価出来るような代物ではなかったのかなと。まあ暑いからね。チームとしてのサイドアタックを主としている部分もあるので、そこまで「崩す」と言うことを意識していないのが最大の要因だとは思うのですが、中が高く、オオシも復帰直後で彼らに後手を踏んでいた中で、もっと柔軟性というのが出てきても良いのになぁと思ったり。まあドゥトラと隼磨の献身的で果敢な上下動を活かす形でうまくスペースを使うというのが出来ちゃうからと言うのもあるんでしょうけどね(これは素晴らしいこと、まあクロスの精度は目をつぶるとして)で、今回はボランチに鮪が入りそうな模様ですが、これでどのような組み立てとなり、パスルートにどの程度の変化が出るのかが楽しみでもありますね。鮪の良さとしてボールを獲られないでDFラインからしっかりと引き出せる所、そして良く動いて顔を出すから、DFラインで出しどころがないという状態を防げる点なのかなと。勿論低い位置でおっかないキープもあったわけですが、それが公式戦になってどうなるのかが楽しみなところです。速いタイミングでの長いボールの精度というのが目立った点ですが、あのキープ力で相手のDFをいなしてずらすという効果も期待したいですし、鮪自身がしっかりとポゼッションの核となることで那須がより思い切りよく上がれると言う効果も見てみたいところ。心配な部分としてはJのテンポに乗っていけるか、そのスピードの中でマリノスの速いポゼッションという狙いを遂行出来るかと言うのが気になるところです。まあ今でも出来ているというわけではないですが、やはりJのリズムというのは確実にあるし、その中で早めに崩しどころを探して散らしていくというのは、慣れという部分も必要な気がしますしね。まあレシーバーの動き出しの速さ、そしてその動きの質というのも問われるところですが、チームとしての意識というのが少し見えるのかも知れませんね。マリノスに鮪を組み込むことでどのような事になるのかというのは注目点だと思います。

で、鮪も注目ですが、個人的にはOMFの二人の動き方に変化があるのかというのが一番気になるところ。リーグ中断前までは、二人の意思疎通というのが余り無く、一人一人が単独で動いている状態が多かった訳ですが、絡みがない状態ではどこを崩すにしてもなかなか難しい部分があるし、ボランチのダイナミズム頼りでは彼らの存在価値としては疑問に思う部分もあります(それなら2-2のボックスより3-1のダイアモンド型ミランスタイルの方が良い気がする)。大橋はサイドに逃げる傾向が強く(その分素晴らしいクロスをあげるけど)、山瀬はセンターでの局面打開を計りたいのだけど周囲との呼吸があってこないため、欲しいタイミングでボールが出てこない(だから後手に陥り囲まれて潰される)、まあ個としての働きが余り良いモノではないとこともあって、二人とも自分の特性を出すのに必死になっている部分もあるのかなぁと感じる部分があるのですが、それがこの中断期間で変わったのか、と言う感じでしょうか。早めの動き出しでボールを引き出し、そこに近づいていく形でパス交換をして相手DFラインを崩しに掛かるという要素が出てくれば、サイドだけでなく中でも色々なチャンスが生み出せる可能性というのはあると思いますしね。

まあ掲げてる限り少しずつでも進歩していかないと攻撃面では光は見えてこないし、その光が出てこない限り、反撃というのも難しいと思うので、この試合をしっかりと試金石にして欲しいですね(勿論結果も大事だけど)

・アルディージャの4-4ゾーンを崩せ!キーマンは山瀬功治!

と言うことで相手のアルディージャを絡めてなのですが、多分アルディージャとしては1戦目と同じく、ラインをリトリート、連動して中盤も下がることでバイタルの警戒を強めるような守備ブロックを組んでくるのかなと。まあカウンター狙いだと思います。もちろん1点ビハインドがあるので積極的に出てくる可能性もなくはないと思いますが、彼らのチームカラーにそぐわない部分があると思うので、しっかりと守備から入り、隙を突いてビハインドをはね返そうとしてくるのではないでしょうか。

Fマリノスはこのアルディージャのフラットの4-4ゾーンディフェンスを苦手にしているのかなぁという感じがするのは、多分偶然ではないと思います。元々そこを突破しようという意識があるのはドゥトラと隼磨ぐらいで、中盤の攻撃構築に置いては空いてるところを使うという意識が高いため、ピッチに均等に散らばり、ゾーンを消されるとなかなかボールが回っていかないというのは傾向としてあるのは事実。まあその中で、どうやってそのゾーンをかいくぐってバイタルエリアでポイントを作り、そこから崩すのかというのがポイントとなるのですが、打開策としては一般的な例として3つぐらいでしょうか

・中盤のラインを引き出し、その引き出して出来るスペースにOMFが顔を出して受けて、DFラインと中盤のラインを分離させる(ex. ACミランのピルロの速縦のパスからカカがうまく中盤を局面打開して、ショートカウンターのような形を意図的に作る)

・サイドなどにポイントを作り、そこから的確なオフ・ザ・ボールの動きを連動させることで速いダイレクトパスが出来る形を作り、局面的に2vs1、3vs2の形を作り、崩す。(ex. ユーヴェのアタッカー達の見せる形。オートマティズムに近い形で、楔とフリーランを絡めたダイレクトプレーから相手のギャップを作り、裏を取る)

・1vs1で優位に立ち、相手のDFを後手に陥らせることでゾーンが機能させず、ギャップを作る。(ex. バルセロナ、ロナウジーニョの個人技からカバーをさせるような形を引き出し、DFがずれるところで生じるスペースをエトーやジュリがスペースを突く)

まあ海外の例はあくまでもわかりやすくしただけで同じようにやれと言うのではないので、誤解なさらぬよう。まあ一番効果的でマリが狙う形としては、一番上のDFラインと中盤を分離させるというのではないでしょうか。やはりゾーンをそのまま相手にしてはなかなか難しく、収縮されては奪われるという形になりかねない。その中ではやっぱり機能させないというのが一番だと思います。勿論速いポゼッションというのも鑑みると、相手の状況が整わないうちに崩すというテーマもあるのかなと思いますし(カウンター的な要素も含むと言うことなのかも知れないけど、シンプルなカウンターとは又違って手数は掛けるけど、動き出しが速くて相手が整える暇を与えないということなのかなと)そういう意味ではアルディージャは絶好の相手なのかなと。

で、そのキーとなるのは山瀬です。山瀬がボランチから速いタイミングで良いポジション(トニーニョとデビ純の間とか)でボールを引き出すことで、中盤のゾーンを一気に通り抜けてしまい、センターで3vs2の数的優位を作り出すと言う形を引き出して欲しいなと。もちろんそれがマグロンや那須、マツからすぱーんと通るような一本の速いパスなら尚良しですし、それがドゥトラや隼磨からはいる斜めのパスをスペースで受けると言うのも良いでしょう。とにかく主眼に置くのは中盤のブロックをDFラインと連動させないと言うこと。しっかりとブロックを作られた状況では崩せるモノも崩せない、そして一本のパスでもよりリスクを負わなければ崩せないと言うことなのかなと。

まあ個人の技術の差を埋めるための組織であり、ゾーンDFだと思うので、どこかに破綻を来させるような形が出来ると良いなと。

三浦監督は非常に頭が良く現実的な指揮官なので、玉砕覚悟のゲームプランは敷いてこないと個人的には予想しています。だからこそ大宮のやり方はある程度経験していて予想も出来ると思うし、ゲームプランも同じなのだから何度も同じ間違いはしないで欲しいなと。前半で拮抗した、そして攻めあぐむような展開にさせてじりじりさせて、前に出ることで出てくるスペースに対しての警戒が緩くなったところで、キレのあるアタッカー達で乾坤一擲のカウンターを仕掛けるというのは見えている。ただそれは常套手段でもあり、わかっていてもやられてしまうと言うのがあるのですけどね。とにかく集中力を切らさず、しっかりと戦い、尚かつ先に繋がる試合となればいいなと。欲張り?

と言うことでその他の試合。今日開催もあるんだよね

8/13 19:00KickOff/ジュビロ vs ジェフ@ ヤマハ「置き土産を活かせるか」
(1stLeg ジェフ 3-2 ジュビロ@国立)

8/13 19:00KickOff/ガンバ vs セレッソ@ 万博「プライドを賭けて」
(1stLeg セレッソ 0-3 ガンバ@長居)

8/14 18:00KickOff/レッズ vs エスパ@埼玉「お披露目」
(1stLeg エスパ 0-1 レッズ@日本平)

と言うことでここまでなんですが、どうもナビは注目度が低いみたいですね。テレビやマスコミの扱いもそうですけど、スタジアムの入りとしてもどうも足が鈍い。でも今年のナビは、そんなにメンバー落ち激しいわけでもないですし(若年層代表がないこともあって)代表組もチームに戻っているだけに出るかも知れないし(田中達也や坪井、大黒等は欠場濃厚)、何よりもホーム&アウェーの醍醐味を味合うなら絶対に2戦目は面白いと思いますよ。まあアウェーゴールがないから、ちょっとピリピリ感はあれだけど、それでも前戦の布石、結果を受けて、試合に変化がついてきたりと、緊張感と共にそんなゲームプランを楽しめるというのはサカヲタ的にも充分楽しめる要素は詰まっていると思います。大阪ダービーは大きな差が付いてますが、今日はジェフとジュビロの因縁対決がめちゃくちゃ良い試合になりそうですし、レッズもマリも踏み外す可能性がない訳じゃない。まあナビスコも面白い!ということでナビスコに恩を売ったところで今日はここまでです(オレオ送ってこい)

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August 12, 2005

A problem "After Zico" which cannot go when I avoid it

この3年間、代表は常に批判と疑念という喧噪の中でサッカーをしてきたなぁと改めて感じたわけですが、一番大きな変化は海外組を中心に据えたチーム構築ではないでしょうか。初体験とも言って良い(2002年時は中田英、稲本、小野の3人で大半とは言えないし、海外に飛び立つ前にユースからの一貫教育で叩き込まれたメソッドが基盤にあり、そこに中田英寿というピースをはめ込む作業だけだった)今回のアテンプトで様々な問題が噴出し、その解決策まだ見つかっていません。ただ、これを全て「ジーコが悪い」と押しつけて良いモノなのでしょうか。勿論ジーコに問題がないわけではないのですが(恐ろしいほどの偶然力がもたらしたモノも多いし、未だに幸運の神様)、日本の選手達の足りない部分、至らない部分と言うモノがあったのも今回の代表の中で見えてきた。2006年以降(あー、まどろっこしいな、ジーコがやめても)にも続く代表のサッカーにおいて、避けては通れないこの宿題、どう考えますか?(なんかテレビ番組みたいだ 笑)

・新たな課題に直面した日本代表の苦悩。再び試される再現力。

何故このような問題になったかというと、日本代表の大半の主力が今や海外のリーグに在籍するようになり、なかなか長期に渡ってチームを構築するような時間が取れないということ。そして試合前にも直前合流と言うことが多く、コンディション調整が主でなかなか練習に参加出来ないという問題が出てきました。勿論世界中でインターナショナルマッチデーを定めることでそういう問題を改善しようと言う動きもありますが、週末に試合をこなし、長距離移動で時差を伴いながらチームを構築するために練習をするというのはなかなか難しく、選手自体にハイパフォーマンスを求めること自体に無理があったのかも、と今では思うことも多くなりました(国内組は別)

ジーコはその中で、主力をレギュラー固定し、自分たちでやりやすい形を見いだし、コンビネーションの確立、相互理解の向上を狙いましたが、その時間のなさを埋めるような打開策にはなり得ず、薄氷を素足で渡るような試合を続けて行くことになってしまいました。まあジーコの方策自体にも大きな疑念があったわけですが、試合を通じてコンビネーション、相互理解を築き上げても、それを次の機会に復元出来ずに、元の状態に戻ってしまうこと自体が問題だったのは明らかです。そしてその原因の一つには、選手達の個人戦術の低さ、(チームとしてではなく個人としての)戦術を自分の中に消化出来ていないということなのかなと。例を挙げれば03年のコンフェデレーションズカップでは中田英寿と中村俊輔を核にしたコンビネーションと棲み分け(二人が縦関係で仕事を分けて被らないようにし、そこに遠藤が的確にパスを供給していく。そこにサイドバックのオーバーラップなどが絡んだ)がある程度確立された感がありましたが、2004年1次予選本番になって、再び同じ選手達が集まったけど、そのパフォーマンスが再現できず、恐ろしいまでの苦戦を演じてしまった。勿論不確定要素でその軸となる選手が欠けてしまっていたと言うこともあるので、何とも言えない部分があるのですが、一度は出来ても、それを再現出来ない。勿論戦術がないから、偶然の中で出来た物だから、というのは簡単ですが、それは補完するのは選手達の個人戦術であり、この時点では伴っていなかったのかなと。

まあヨレヨレながら茨の道を進み、WC予選を無事通過して来年のワールドカップの出場権をしっかりと確保。05コンフェデレーションズカップでは、6月の予選シリーズから長期の主力の帯同の甲斐もあって、アジアを勝ち抜くリスクを削った慎重な戦いぶりから、世界に挑戦する意欲的なパフォーマンスへと変貌も遂げました。ただ、継続されなければ意味はなく、本質的な解決にはなっていないのも事実です。勿論コンフェデで得た手応えを時間が経っても再現出来れば問題はないですが、互いの理解・尊重が薄れ、個々がバラバラになってしまって、チームとしてリンクしなくなってしまう可能性も未だに残っている。それは確固たる戦術があろうと無かろうと同じ事、それを表現するのは選手であり、選手達が時間が経っても再現出来るのかに掛かってくる。もう一度選手達の再現力、その大きな要素を締める個人戦術の成長が試される事になるのかも知れませんね。

まとめますと、これからも海外組を主力として据えていく限り、召集問題、そして付随する時間の制約は付きまとう。その中でどのように戦えるチームを築いていくのか、その解決策が見つからない限り、今回の様なことは又起こりえると言うこと。もちろん、様々な解決策、対応策はあると思いますが、現状では妥当な解決策は見つかっていません。そんな現実を前に日本代表はどうするのか。これは避けて通れない問題なのかなと、改めて感じています。

・日本だけではない、代表チームに課せられる沢山の制約。

まあこれは脚注的な要素なのですが、日本代表だけではなく、沢山のチームがこの問題には苦しんでいます。地域別で又問題は変わってくるのですが、まあその一部を切り取っただけですが(他にも違う要素はあると思う)、とりあえずその辺をある程度書いていこうかなと。

ヨーロッパには南米やアジアの選手等様々な国籍の選手がいますが(そんなの世界中どこでそうか・・・・まあ代表レベルの高い選手と言ったらヨーロッパ?まあいいや本質と逸れるし)ヨーロッパの代表チームという意味です。彼らの場合、移動距離や時差という問題はほとんども問題ではないでしょう。そしてイタリア、スペイン、イングランド、ドイツなど自国のリーグが発展している場合は国外に余り選手を流出しない状態も保たれ、代表チームの運営にも余り外的要因(移動、時差、国外リーグとの兼ね合い)では支障を来さない状態で、他の地域の代表チームに比べたら代表のサッカーを構築する意味では悪くない環境なのかなと思います。しかし、近年クラブのスケジューリングは過密日程はスタンダードとなりつつある状態で、選手達には大きな負担が既に掛かっています。疲労は勿論、ターンオーバーなどで調子を崩すと言うことも多く、代表チームが腰を据えてチーム作りを行えるような余裕がスケジュール的になく、クラブも非協力的というのが、現状です。まあその悪影響は既に国際大会で証明済みですよね。EURO2004ではギリシャがセンセーショナルな優勝を遂げましたが、その裏にはEUROの開幕寸前まで厳しいリーグ戦を行っていたり、ヨーロッパのカップ戦がクライマックスを迎えていたりと、強豪の選手達の疲労は極限にまで達していた。その中で代表と言うところまでモチベーションが回らないのも理解出来るし、プライドや誇りだけではどうにもならない部分があったのかも知れない。そして上記に記したようにチーム作り自体、実践の中で築き上げるという形で細部までは突き詰めきれないという状態があるのかなと。時間的余裕のなさによる代表チームの活動時間の減少、そして準備不足、それが特に強豪国の中にあるのではないでしょうか。

で次は南米の場合。欧州に比べると代表のプライオリティが高いところにある南米ですが、それでもブラジル、アルゼンチンと言った大国の代表選手達の大半は、ヨーロッパでプレーし、又ウルグアイ、パラグアイ、ペルーなどのエース級も又、ヨーロッパでプレーしていることは当たり前の時代です。その中で上に書いたような過密スケジュールに振り回されて疲弊しているという所の条件は同じ。更に彼らには代表に戻る時に大きな足枷が。それは長い移動距離と時差です。これに関しては正直今も尚解決策を見いだせていないのが現状なのかなと。2002年のワールドカップ予選でブラジルが大苦戦したことは記憶に新しいところですが、オリンピックの失敗からルシェンブルゴ失脚、レオン就任即解任など非常に代表の周辺が不安定な状態になったことがチームに反映されたにしても、元々は主力である欧州組の選手達の力を考えたらあそこまで苦戦するとは誰も予想出来なかった。彼らの場合、技術だけでなく非常に個人戦術のレベルも高く、復元力の高さ、他にもサッカーの才能に恵まれていると言うこともあって即興でもなんとか出来るだけの感覚という意味でも非常に優秀なモノを持っているにもかかわらず、眼前のコンディションが整わなければどうにもならないというのは成績が表していたのかも知れませんね。

クラブ側も移動や時差で彼らがコンディションを崩す危険性をはらんでいるだけに、なかなか招集に応じず、メンバー自体がいつも集まるかどうか自体も不安定。その中でチームを構築するというのは考えている以上に難しいことなのかなと。彼らの能力を持ってしても、です。それを日本代表がこれからしていくとなると、色々と考えていかなければならない事は多いのかなと感じています。

・厳しくなる状況の中で、日本代表としていかなければならないことは?

非常に難しい問題なのですが、やはり今のままでははっきり言ってチームの構築さえままならず、いくら素晴らしい監督を引っ張ってきてもそれを表現するまでに非常に長い時間が掛かってしまうというのは目に見えています。そして美化されている部分も否めない2002年以前の強化方法は現状では適応出来ないというのもはっきり言えると思います(欧州組を切り捨てると言うのなら可能だとは思う。ただJの周辺も変わってきており、ACL・A3等以前は代表チームのために使えていたシーズン前の時間も限られ、代表とリーグに置いて過密日程となりつつあり、代表だけを優遇してスケジューリングをすることも難しい。あれはやはり2002年におけるノルマがあったからこそ出来たスペシャルとして捉えるべきなのかなと)代表チームを取り巻く環境は厳しくなるばかりですが、その中でも代表チームは続いていく物で、又強化していく必要性が薄れた訳でもありません。まだまだ日本サッカーに置いて、代表には日本サッカーのオピニオンリーダーとして大きな価値はあると思いますからね。

で、そんな厳しい状況の中で強化していくための一つの解決策としては、個々の選手達が戦術の意義・意味を捉える力を向上させ、そして個々がより具体的に代表チームで何をすべきかというのをより具体的に捉え、チームが継続的に活動出来なくても同じぐらいの戦術レベルを維持し、再び集まった時でも依然と遜色ないサッカーができるようになる事が必要なのかなと。これだけで全てが解決するわけではありませんが、まずこれが全てのスタンダードになるのではないでしょうか。勿論海外組だけではなく、日本のサッカー選手全員に置いて向上必須な要素であり、これが基盤となる事でようやくこの問題と対峙することが出来るのではないでしょうか。

まあ具体的にコレダ!という解決策は上に書いた通り無いと思います。ただ努力していかなければアジアに置いても足元を掬われてもおかしくない状態なのも確かなのは今回見えた。だからこそ、この大きな問題を真摯に捉え、様々な角度から考えていくことが必要なのではないでしょうか。ジーコの揚げ足とる事より、そして捉え方によっては2006年の結果以上に重要なことなのでは?と思うので。先に繋がる問題ですから。では今日はここまで。

*トラックバックはしませんが(乱発するのもどうかと思うし、色々とトラバに関しては慎重になっているので。具体的な言及という意味ではちょっと違うのかなと。)、今回こういう問題を考えさせてもらったのは下記の様々なエントリーを読み、又自分の中での疑問をアウトプット出来たのかなと。まあ平たく言えば自分の力だけは無理だったかも。と言うことで参考資料として、感謝の意味も込めて。このエントリーは非常に勉強になるモノなので、皆様もよろしかったら。

コンフェデレーション・カップ(ノラ犬と僕/June 15)
コンフェデレーション・カップ(ノラ犬と僕/June 21)
EURO04から(ノラ犬と僕)
日本の課題は、個人戦術の向上なのかも知れない(やる気のない日々)

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August 11, 2005

ジャパニーズな感じで今日のニュース雑感。

何かぼんぼんぼんぼんニュースが出てきますね。何かドタバタし始めて、いよいよ移籍シーズン到来って感じがしなくもないかなと。ヒデと小笠原の話が出てきましたが、さてさて。

・ヒデ、念願(?)のプレミアへ。

中田のボルトン入りが確実に(ニッカン)
ボルトン移籍、中田が切望(ニッカン)
中田英、期限付きボルトン移籍へ(スポニチ)
Bolton confirm interest in Nakata(BBC Sport)

と言うことでクラブ間で大筋合意でほぼ決まりみたいですね。ヒデも違うサッカー文化に触れたいとか、ロンドンでサッカーをしたいとか色々と希望もあったと思うし、気持ちよくサッカーを出来る環境でやるのは良いことだと思うので、良いのかなぁと。形としては無償のレンタルと言うことになりそうだけど、その辺はヴィオラが余り執着しなかったのかなと。フィオーレも獲ったし、ヴィオラは他にもCMFの興味を示してるみたいだしね。何よりデッラ・バッレはお金持ちだし。

まああまりに長くセリエにいたこともあって精神的な刺激という面ではどうしても難しい面がここのところあったと思うけど、今回新たな挑戦と言うことで新たなモチベーションを得ていると思うのでそういう部分では非常に期待出来るかなぁと。あんまりプレミアを見ない子なので何とも言えないのですが、UEFAカップ(今シーズンヨーロッパの舞台に立てるのはヒデとシンジだけ、今のところね。高原と中田浩二はインタートトの決勝に勝てば。バレンシアが勝つけどね。1stLeg負けた?1-0?_| ̄|○)に出れるのは良いことだと思うし、プレミアシップのスタイルにも充分適応出来るだけの基礎スキルの高さ、インテリジェンス(判断スピードが一番重要だと思うんだけど、その辺は心配ないかな。多少時間は掛かっても)、そしてフィジカルを持ってますからね。中心じゃないとどうも活躍しないのがヒデの気になる部分ではあるけど、お互いが尊重されれば結構面白くなるんじゃないのかなぁと思ったり。

まあ苦しむとしたらイタリアより空間が狭いので、その分プレッシャーが速いのと直線的なタックルの圧力の強さには違いがあるのかなと。稲本もそうだったけど、中盤で前を向くことに苦労したり、単独でボールを運ぶようなシーンというのは減りそうかなと思うんだけど、まあその辺はチームの戦い方もあるしね。

で、そのボルトンのメンバーを見るとこんな感じの様子。間違ってる可能性大だけど。移籍の動向があんまり無ければ。

2005-2006 Bolton.W Member
      Borgetti
Giannakopoulos      Diouf
    Speed   Okocha(Hide?)
      I.Campo
Gardner          Hunt
    NGotty  Diagne-Faye
      Jaaslelainen

今年ボルトンは、GK二人(しかも一人はあのオマーン代表のアリ・ハブシ!ノルウェーのチームから)とセネガル代表のDFディアニュ=フェイ、そしてメキシコ代表のエース、ハレド・ボルヘッティと結構(相変わらず?)精力的に動いてますね。まあ一番大きいのは去年リバポから来て復活したエル・ハッジ・ディウフの残留(レンタルからの完全移籍)と言うことなのかも知れませんが。そこにヒデが来て中盤に更に厚みを増したと言うことなのかも。ヒデとしてはウェールズ代表のガリー・スピード、ナイジェリア代表のジェイジェイ・オコチャと言うベテランのCMFコンビに割って入りたいところなのかなと。カンポちゃんの所はどちらかと言えば、アンカーという感じでセンターバックみたいな選手が入ることが多いみたいだし(今回入ったディアニュ=フェイもここでの起用も考えられる様子)

少し気がかりなのは、ヒデはここのところ日本代表の試合には大事なところでしか出ていないので、ビザ発給がどうなるかでヒデのお披露目のタイミングが変わってくるのかなと。まあ実績のある選手だし多分認められないと言うことはないと思うんだけど、なるべく早めに決まって欲しいなと。もう開幕だし。
まあ色物クラブって感じは否めないけど、ヒデは性格的にはあってる気がしなくもない。個人を尊重してくれるクラブっぽいしね。とにかくどんな活躍を見せてくれるのか楽しみ。でもセリエはちょっと寂しくなるねぇ。

・鹿島の事情と小笠原の憂鬱。

小笠原移籍直訴も…平行線(スポニチ)
小笠原わがままと言われた…鹿島に不信感(ニッカン)
鹿島、小笠原に残留を説得=Jリーグ(スポナビ)
小笠原の早期移籍は認めず 鹿島の牛島社長(スポナビ)

リカルジーニョが鹿島へ 柏から期限付きで獲得(スポナビ)

まあ実際の所はどうなのかわからないけど、現状で鹿島が小笠原を出せないのはわかる。大黒柱だからね。ただ小笠原としても、色々と思うところはあるはず。そして個人的にこのタイミングで行くのは悪くない決断だと思う。もう彼は個人としてJでやり残したことは無いと思うから。それだけ全てを得た選手なんだからステップアップしたいと思って当然な選手(遅いぐらい)まあそんな中で両者の話し合いは折り合わなかったという事みたい。まあこればっかりはしょうがないかなぁと思うけど、落としどころなんて見つからないよね。だって話が両極端で白か黒かという部分になってしまっているのだから。

個人的にはどっちでも良いんだけど(まあ本音は行って欲しい。小笠原のことを考えたらやっぱりもうJで一段上のレベルに昇るのは難しいと思うし。今のままではヒデや俊輔の立場を覆すのは現状では厳しい。)小笠原の危機感が高まっているというのは確かなのかなと。それは良いこと。上にも書いたけど、もう彼の立場を脅かす選手は鹿島には勿論Jにはいない。もうそういう立場にいるのだからステップアップを望めば当然の所為だと思う。まあどうなるかわからないけど(多分残留だと思う、契約も複数年なんでしょ?条件が低ければ出さないも当たり前。中田浩二の件もあるし。まあそれなりにチェバントンやボジノフで儲けた金はあるだろうけど、セリエのクラブはどこもかつかつ。本当に欲しければそれなりに良い条件は出てくるだろうけど、数年前の4億5億という値段は出てこないと思う。2億ぐらいが良いところ。俊輔でも今回4~5億、それが今のヨーロッパの現実。それで鹿島が納得出来るのかと言うのが問題だと思う)、納得してゲームに望める形になると良いなと。小笠原がこれでモチベーションと落とすようでは日本代表にとっては良くないこと。それだけが心配。鹿島でモチベーションが落ちるのは構わないけど。

で、これに絡むかどうかは別にして、レイソルのリカルジーニョが鹿島にレンタル移籍。レイソルがクレーベル、レイナウド、フランサで外人枠が埋まったこともあるんだろうけど、アリがあんまりだったこともあって中盤の層を保つには悪くない獲得。怪我さえなければ高いレベルでボールを裁ける選手なだけに良い獲得。アリはこれによって玉突きで退団。不思議なリズムを持つ選手だったけど、外人枠を使うほどの選手でもなかったかなと。まあリカルジーニョが入るなら出しても良いじゃんと思う僕の脳みそ。

メッシーナの今期セリエA登録が確定(ニッカン)

これも絡みなので、一緒に。まあ動向を探っていて話が2転3転していたので、どうなるかなと思っていたけど、とりあえず結果的に認められて良かったなと。メッシーナは良いチームだと思うし、下手を打たなきゃ降格争いとはある程度無縁のチームだと思うので、ヤナギには腰を据えて頑張って欲しいなと。きっとゴールも近いでしょ。このまま行くと今年はヤナギ一人か、セリエは。3今日の試合しか見なくなりそ・・・(特にユーヴェ中心に)

後はUCLの予備選とかやろうかなと思ったんだけど、それよりも気になるのはインタートト。HSV-バレンシア、デポル-マルセイユと素晴らしいカード。まあ個人的にはマルセイユにもHSVにも負けて欲しいと思う非国民なんですけど、デポルはある程度見えてきたかな?とりあえず結果とリンク。

Inter TOTO Cup 2005 Final
Deportivo L.C 2-0 O.Marseille@Raizor
Dep:68'Castro 87'Carril

デポル、カリルが駄目押し(uefa.com)
Carril caps win for dominant Depor(uefa.com)

と言うことでデポル先勝。カバロス政権が発足して核であったバレロンやルケにも特権を与えず、そして4-2-3-1と言う成熟したイルレタスタイルから4-4-2への転換と見所沢山のデポルなのですが、ちょっと危うかったみたいですが、結果としては最高の結果を引き出せましたね。アウェーゴールも与えず(1vs1のシーンが危うかったとか、メンドーサにも結構やられたみたい)、カストロが結果を出し、若いストライカーも結果と出したと。逆にマルセイユはリーグアン前節もかなりどうにもならない感じに見えたのですが、今回も結果を引き出せない。デウーをスイーパーにするような5バック気味の中で左サイドには入ったぽいナカタコの言及はありませんが、どうも前の試合では混乱してた印象を受けただけに、その辺はマルセイユ自体が混乱していて、トップの能力に頼るしかないという状況なのかも知れませんね。ペドレッティもいなくなっちゃったし。ここはさすがにデポルが勝ち抜き濃厚。デポルには普通に質を保ちながら又良いチームを作って欲しいな。

HSV 1-0 Valencia@AOL Arena
HSV:50'Barbarez

Valencia:Canizares/Caneira,Ayala,Marchana,F.Aurelio/Rufete,Edu,Albelda,Vicente/Kruivert,Di Vaio

バルバレス弾でハンブルガー先勝(uefa.com)
Barbarez the differnce for Hamburg(uefa.com)

でこっちは_| ̄|○

新加入ファン・デル・ファールトのクロスをバルバレスに合わされて失点、結局AOLアレナで負けちゃった僕のバレンシアですが、まあアウェーだしと必死に納得させてる所です。でもかなりファン・デル・ファールトを中心に2トップ(この日の2トップは開幕と同じでバルバレスとE.ムペンザ、高原はサブで出場機会なし次はバルバレスが出場停止で出場機会はあるかも?でもスタメンはラウトかな?)を活かされる形でかなり脅かされた模様。逆に言えば、ファン・デル・ファールトはチームに馴染んでいて天才復活の気配があるっぽい?これはオランダ好きの人には朗報かも知れませんね。結局1-0で逃げ切られちゃったわけですが、まあバルバレス退場して次は出れないし、次はメスタージャだし(これも不安なんだけどね、攻めども攻めどもゴールが取れなくてカウンターでどぼんと言うどこかで見たような感じになりそうな悪寒)、クライファートかビジャがやってくれるんじゃないかな?と。まあこの時期はリーグの開幕時期の兼ね合いもあって、セリエやリーガのクラブは少しきついところもあるのですが、まあその辺は何とかして欲しいところです。てゆうか新戦力はコンビネーション取れていないようなら拘らずに、ミスタとディ・バイオでもいいんじゃね?アイ○たんはまだ合流して間もないみたいだし、後はビセンテが頑張ってくれれば。キケお願い!

そうそう、こんな話も出てましたね。

早大・徳永がバレンシア練習参加から契約交渉へ(Yahoo!スポーツ)

正直微妙なんですが、早大とバレンシアがパートナーシップを結ぶようで、その流れで兵藤や徳永がバレンシアに練習参加するという話。その中で前々から日本人選手に興味を示していた(平山もそうだったし)中で徳永をリストアップ、もし良かったら契約するかもって話。大学卒業したいから先延ばしになるかもってことだけど(甘いねぇ、チャンスなのに。まあ人生設定だから何とも言えないけど。)バレンシアは穏やかな気候でパエリアとオレンジがおいしくておすすめですよ。ただ右サイドバック、センターとも層は激厚。今はクーロ・トーレスが長期離脱中で(毎年毎年サイドバックが怪我するんだよねぇ、ファビオ気を付けて!)、現状ではカネイラとルスが変わり変わり入ってるみたいだけど、まあここはセンターバックに比べたら・・・。バレンシアもオランダ人のクロンカンプという選手を狙ってたみたいだけど、これはヴィジャレアルにさらわれた様子で、次にはサニョルを狙ってる模様だから、決断は早めにしたいね。まあ来ても来なくてもいいや。バレンシアに行かないならマリに入ってね。岡ちゃん欲しがってるみたいだし。

と言うことで日本人の移籍動向を中心に追ってみましたよ。トリニータがドドを解雇して新しい外人を呼んだ様子。楽天と言い、レイソルと言い危機感高いねぇ。リーグ再開が楽しみですな。では今日はこの辺で。

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August 09, 2005

グラウ獲得を考える。

せっかくこんな大ネタが落ちてきたので、今日はこれを考えてみましょう。まあこんな事になると思ってたよ、ひっそりと期待してたけど・・・・_| ̄|○

磐田・グラウが横浜M移籍(放置)
横浜がグラウ獲得、磐田から移籍志願(ニッカン)
グラウが横浜に移籍(スポニチ)

新外国籍選手、移籍加入について(Fマリノスオフィシャル)

まあね、アレックスが来なくて、ジズーが来なくて、コネホが来なくて、嫌な予感がしてきたところでのこの獲得劇。そろそろ踊り疲れてきたところで、そろそろビッグネームじゃなくて現実的に引っ張ってくるんだろうなぁと思ってた所だから仕方ないかなと。正直微妙なんですけど、もう決まっちゃったから頑張ってもらうしかないんですけどね。でも結局はチームの状態を良くして、攻撃構築をもっとしっかりと出来るようにならなきゃダメだと言うことなのかも。あんまり変わらないじゃん。でも一言言わせて。

社長の嘘つき・・・。バルサ戦で儲けたの補強資金にするんじゃなかったのかよぉぉぉぉ。いつもはビール1杯の所2杯飲んだり、MDP買ったり、新しいタオマフ買ったりしたのによぉぉぉぉ。とりあえず儲けたお金でスカウト何とかしろよ・・・・。

愚痴を言ってすっきりしたところで、とりあえずポジティブな面とネガティブな面両面から考えていきましょう

・抜群のJでの実績。フィニッシャーとしての実力。

移籍の経緯として彼が活躍しなくなったと言うより、山本監督が本格的にチームに手を加え始めたこともあって、FWに求められる要素が代わり、又雑務の仕事量が増え、元々運動量も多くなく、FWの雑務を余り多くこなさない彼の出場機会が減った。で、結局練習に行かなかったりしてもめてるところに、新FW探しが超難航していたFマリノスが手を挙げて獲得に至ったという感じでしょうか。形としては半年契約の様子。

まあ今シーズンはリーグ5戦でゴールなし。これをどう見るかは難しいところです。賞味期限切れなのか、それともサッカーが変わってしまいフィットしなくなっただけなのか、その辺は正直よくわからないです。しかしこの実績はやはりとんでもなく凄いフィニッシャーだと証明するモノでもあるのかなと。

グラウのゴール 種類別

03年 右足15 左足2 頭4 計21ゴール
04年 右足11 左足3 頭2 計16ゴール

2年で37ゴール。十分な実績だと思います。

タイプとしてみたら、完全なるボックスストライカー。局面打開やポストプレーという部分では余り期待出来ないけど、抜群の基礎スキルの高さとゴール前での落ち着きで、正確にゴールを狙う。マークを外す様なプレーもうまく、用はお膳立てさえして上げればしっかりとゴールという形で仕上げてくれるって感じなのかなと。フィジカル的な能力と言うよりセンスとか勘でゴールの匂いのするところを嗅ぎ分けて、そのポイントにいるという感じなので、まずはチームで彼にゴールを獲らせるという感覚が必要なのかも知れませんね。ただ、あくまでもこれはあれだけ能動的に攻撃構築が出来るジュビロでの成績なので、色が違うマリに来てこの成績を出せるのかというのは少し考えちゃいますね。ただそれなりにチャンスが作れている事を考えたら、決定力不足に悩むFマリにとっては案外フィットする可能性もあるような気もしたり・・・・。

不安に思う部分はあげればきりがないか・・・・。

・練習を休んでた?コンディションに又も不安。

ニッカンにこんな一節が

先月21日には磐田に退団の意思を伝え、練習も休んでいた。

又かよ・・・って感じですな。何でも公園で自主トレをしてたとかしてないとか言う話もあった気がするけど、とにかくアデ○の初期段階って感じでしょうか。なので、いきなり大活躍って感じはないのかなぁという気がしなくもないです。彼の場合は特に試合勘とコンビネーションというのが非常に大きなファクターを握ると思うので、その辺は非常に心配な部分でもあります。ジュビロでも1年の準備期間を経ての大爆発だったわけで(まあJへの環境適応という面では心配ないけど)、それを短期間で積み上げることが出来るかと言うのが彼の活躍の鍵を握るのかなと(ネガティブな面をあげたら研究され尽くされていると言うのもあるけど)

既に抜き差しならない状態ですぐにでも活躍出来るストライカーが必要だった訳ですが、現状では余り大きな期待は出来ないかなぁと思ったり。

・グラウはチームのリトマス試験紙になる。

速いポゼッションサッカーを目指しながら、勝つ!と言うことを新しいプランとしてぶちあげたFマリノスですが、納得いくようなプレーを公式戦では余り魅せれていないのが現状です。 結果と内容、共に得ていくというのは非常に難しいことなのですが、今回のグラウ加入はこの目指すサッカーを出来ているかどうかのリトマス試験紙になるのかなと思ったりもしました。例えば彼が残り16ゲームで12、3点獲るようなことになれば、マリノスのサッカーの中身も充実してきていて、チャンスが沢山供給出来ている証明にもなるし、例えばほとんど彼がゴールをあげれなかったとなれば(彼自身の決定機逸を除いて)まだまだそのサッカーの中身は伴っていないと言うことになるのかなと。勿論グラウの調子がある程度良いというのが条件ですけど。

後の問題点としては誰を組ませるのかという部分ですよね。今のところで考えると坂田か大島と言うことになるのでしょうが(グラウを軸に考えた場合)、ある程度力が上回って主導権を握れそうな場合は大島、同等の力を持っていそうなライバル相手には坂田の方が良いのかなと。主導権が握れれば自ずと相手は自陣の守りを固め、スペースが無くなるので、そうなると坂田の特長は活きにくい。サイドからの攻撃はある程度まとまっているし、クロスで何とかする時には得点感覚に優れたグラウとサイズのあるオオシのコンビでペナに入っていけばそれなりに結果が出そうかなと。リードした時点で坂田にスイッチしてカウンター狙いにも転換出来るし。で、逆に同等の相手に対しては運動量多く、そして幅広く動ける坂田の方が良いのかなと。グラウはあくまでもペナを狙うハンターとして多くの仕事を求めるわけにはいかないし(別に優遇するつもりはないけど、彼の得点力を活かす場合って事で)その辺を坂田がこなしながら、裏を狙う。スペースもある程度あるだろうし、坂田の特長は活きやすいのかなと。後はコンビが上がればワンツーとかも・・・・なさそうだけどね。まあどちらにしても、その一列下の山瀬や大ちゃん、大橋がどうやって彼をサポートしながら、お膳立てを出来るかに掛かってくるかなと。ポジショニングは良い方だと思うし、そこにしっかり供給するのは彼らですからね。

結局今回の移籍は今のチームの弱点を補うモノではなく、今の方針に沿ったストライカーを見つけてきただけなのかも知れません。ただポゼッションサッカーにとってはやはりフィニッシャーというのはそれなりに不可欠なモノ。そこを最終地点に定められるという点では今の形から多少変化がある可能性もあるのかなと。今のようなサイド偏重の変化のないサッカーを続けては、この補強に余り意味はなく、グラウがゴール量産という事にもならないでしょう。正直現状のサイド偏重のサッカーは余りポゼッションの優位性を活かしているとは言えないので、これで少しは変化が出ると良いなと。ジュビロ産は当たりも多いし、大ちゃんやジロー同様当たりクジだと良いな(ジロー微妙じゃね?ティッシュのところがコアラのマーチになったようなもんじゃね?って思ったやつ、後でちょっと来い、ひっぱたいてやる)

個人的には局面打開が得意でチームの不出来を帳尻合わせてくれる選手に来て欲しかったですけどね、一人で出来ちゃう系。クラックになれる子が。サビオラとかフランサとかマルケスとか。まあいいけどさ。とにかくグラウ頑張れ。決まったからには沢山ゴール獲って、おどけたパフォーマンスを沢山見せて?そして哲也と和解して、虎と鮪も連れ立ってスーパー銭湯にでも行くぐらい馴染んで欲しいなと。

と言うことで今日はここまで。鹿島にリカルジーニョ?ふーん。ヒデはチャールトンどころか、ボルトン、ノーリッジ、シェフィールド.U?大人気じゃん。どこに行くんだろう?

*そうそう、結構はてなで徒然とサッカーのことを書いてたので、ついでに置いておきますね。

なでしこ総括(僕の読書+日常記録)

結構厳しい目で色々と。頑張ってるとか、根性見せてるとかそういう精神論ばっかり言ってる大竹さんに腹が立って書いた物。勿論精神論抜きで。

楽天、大改革。(僕の読書+日常記録)

これは、金古聖司(鹿島)のレンタル獲得があった後に結構動いてるなぁと思って、楽天のメンバーを色々と並べたりしてみて考えたモノ。アキも翔くんも行ってるしね。

と言うことでよろしかったらご覧になって下さいな。別に大したことは書いてないですけどね。

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一斉放出な今日のニュース雑感。

今日は一気に溜まったニュースを一斉放出って事で。昨日の日韓戦の事から、フランサ来日、ジダン復帰、フィーゴとオーウェン移籍等々、では早速。

・日韓戦各所の反応。

韓国戦後 ジーコ監督会見(スポナビ)

自ら今回の総取り替えの種明かしをした会見だったみたいですが、キーワードとしては「真剣勝負」「スピリット」「個性」。

まあ連携の取れていない状態の中で、いきなり実戦投入することの意義が余り掴めなかった(ポジティブに捉えるとしたら、スタメン組を休ませるぐらい。ただアピールするにはちょっとやりづらいかなと)だけに、大きな物議を醸し出した訳ですが、後から考えればそれなりに腑に落ちる感じがありました。

元々自由度が高く個の能力に頼る部分も大きい現在のチームですから、そうなるとセレクションの見るべきポイントというのは、いかにチームに貢献出来るだけの個性を持つタレントなのか、そしてその能力をあらゆる状況でも発揮出来る強さを持ち合わせているか。そういう部分を見るには今回のがらがらぽん的な総取り替えでのテストというのはそれなりに効果的なテスト方法だったのかも知れません。ジーコが「優勝する」とアナウンスしていただけに、真剣勝負の中でプレッシャーが大きくのし掛かり、そしてコンビネーションの構築もほとんど出来てない、そんなネガティブな要素が前提にある中で、いかに相手と戦い、スピリットを見せ、そしてその中で自分を出せるのか、と言うことにセレクションの本質というのがあったのかなと。

まあそう言う意味では改めてジーコの底深さを感じた訳です。考えてみたらブラジル代表でもこういう事はあったはず。欧州組が帰ってこれない時に、国内組を一気に投入してその中でチームに貢献出来る個性を探す。そういう部分が頭にあったのかなぁと思ったりしました。考えていないようで考えてるのかなぁと改めて掴めないですねぇ。

まあこの大会自体をどう捉えるか、どのような角度で見るかで評価は変わってくるのかなぁと思いますが、それなりに意義のある大会になったのではないかと個人的には思います。

韓国戦後 選手コメント(スポナビ)

と言うことでコメントは経験の浅い選手達が気になったのですが、一様に課題を口にしながらもそれなりに前向きな発言が多いって感じでしょうか。でもそういうコメントが多いと言うことはそれなりに掴むモノや何か違う部分が見えたという事があるのかも。後はこれをクラブでどう活かせるかがポイントなのかも知れませんね。刺激を成長の糧にしてくれたら、この意義は更に大きく、そして先に繋がるのかなと。

日韓戦で見えた"基準"と"課題" 中田徹(東アジア選手権コラム スポーツナビ)

で、今回の大会を評価するコラムを少し。まず中田徹氏のスポナビコラム。多分逆だったら世論として理解される要素は大きかったのかなぁと思わなくないっす。ボンフレーレのオランダ人らしい合理的なチームビルディングなどは、日本の声に沿ったモノで、結果云々はわからないけど理解を得られた可能性もあり、逆にジーコの勝負に拘る姿勢は韓国人の求めることなのかも。まあだから何なんだって感じですね。凄い意味無い事書いた_| ̄|○

で、大きな課題として大会の中で強くなる傾向のある日本代表に置いての初戦の入り方のまずさ。これは確かにそう。一度やってみて課題をすり合わせることでチームバランスを取るような形がこのチームにはあるだけに、そのぶっつけが初戦になって結果的には無為にしてしまうことは、グループリーグを戦う意味では大きなディスアドバンテージとなり得る。その課題を解決する必要がある訳ですが、改善方法としては大会前に1、2試合挟むと言うことぐらいなのかなぁ?あとは例えば単発の親善試合で試してみるとか。まあこれは難しい部分ですね。

ツキの勝利、レベル上がってない(ちゃんとサッカーしなさい セルジオ越後)

と言うことで次はこれ。まあなんてセンセーショナルなタイトルなんでしょう。多分これが、違う見方の典型なのかなと。きっとセル爺の見方は「There is nothing besides championship」というブラジル人らしい考え方なのかなと。

基本的に「辛口」なのは、もの凄い高いところに基準があって、多分セル爺に褒めてもらえる時は優勝して有無を言わさない形にするしかないということ。でもこの言いぐさはどうなんだろう。確かにツキの勝利と見れる部分はあるけど、それを得るために守備陣(主に土肥ちゃん)がその基盤を作り、その土台の上にツキがあった。その基盤を綺麗にスルーするのはどうなのかなと。

後は先に繋がるモノはあったと思うし、成長の跡がないなんて言えない試合だったと思う。彼らが大きな経験をしたという意味では非常に価値のある試合だったし、経験が無くてもこういう事が出来るという意味では進歩じゃないのかな?そして経験しないことには何もないし、これを活かすかどうかは彼ら次第。それをばっさり切るのもねぇ。こういう事を言うならまず協会の中に入ってJの体質から変えて欲しい。特に低レベルの審判は選手達の成長を大きく阻害していると思うし。影響力を考えたら草の根だけでなくそういうことをして欲しいなと。

まあ誰も大丈夫だなんて思わないから平気ですよ。大体アウトサイダーなんだから挑戦ですから。アウェーだし。

とりあえず今回のことでもあらわになったわけですが、本来の主力がいない時にチーム構築等でごちゃごちゃ言うこと自体間違っているのかも知れませんね。勿論その中で作れと言ったらそれまでですが、そこで作ることに余り現状では価値がないだけに、その辺を理解しながら見守っていく姿勢が必要なのではないでしょうか。難しい部分ですが、もう2002年以前のチームマネジメントをそのまま適応することは出来ない状況にあり、いる時いない時で柔軟に対応していくことが重要になってくるのかなと。

こう言う時に合理的なヨーロッパモデルを参考したいところですが、召集問題に関してはあまりに状況が違いすぎて参考にならないです。彼らは時差も距離もそんなに無い中で招集にはクラブ間の合意さえ取り付けられれば、難しいことではないのに対し、アジアでは距離、時差、そして招集時間の短縮など様々な問題をはらんでいます。それだけに見ている側も見方を変えていく必要があるのではないでしょうか。ジーコ政権時には様々な問題が噴出しましたが(まだ出てくる可能性もあると思うけど)今回経験したことを「ジーコだから」と割り切ってしまったらそれこそ勿体ない事になるのかなと感じています。もっと現実を見て、様々な問題を重ね合わせながら考えていく必要があるのではないでしょうか。それとも欧州組を切り捨てますか?

代表おしまい。

・王様復帰で流れは変わるか。

ジダンがフランス代表に復帰(スポーツナビ)

と言うことで、レイモン・ドメネシュのフランス代表にとっては楽だと思われていたWC予選でまさかの大苦戦を受けて、一度代表引退を決めて、これを覆さないと話していた将軍様が代表復帰するとのこと。まあ「救世主として求めないでくれ」というのがジダンらしさなのかも知れないけど、世論は間違いなくそういう目で見るだろうし、ドメネシュ自体も既にジダンにチームを預けるつもりのようで、キャプテンマークを用意している。期待を背負わされることになるでしょうね。

で、これに習って代表の引退をしたクロード・マケレレも代表復帰。まあレアル時代からジダンの支え方を誰よりもわかっている選手の復活は更にジダンを活かす事になるのかなと。マケレレの復活はもしかしたらジダンの復帰よりも大きいかも知れない。ジダンだけではなくヴィエラの負担度も減ってヴィエラの力を引き出すことになり得る存在。ヴィエラ・マケレレのセンターはとんでもなく強力。

まあ個人的に思うのは、こういう大選手の穴は少なからず埋まりづらいもの。まあ監督の腕が悪いというか、星占いでメンバーを決めるという噂が立ったりと微妙なわけですが、まあ誰が監督であれ、ジダンに頼ってきたチームを改めて築き直すというのは難しい。それは他のチームを見たらすぐにわかる事。未だにマラドーナの幻影を追い続けるアルゼンチン、バッジョの不在を嘆くアズーリ、いつもファンはスーパースターを求めるモノで、又その存在感は大きいのかなと(日本も来年からその苦しみを味合う事になる。ヒデは数年前から06年での代表引退をほのめかしているし。誰かが代わりになれるのかはわからないし)ジダンのように全てを成し遂げてきた選手となったら更に大きい。ジダンの存在でチームはいつも大きなアドバンテージを持って戦っていたようなモノだしね。

ただこれでフランスは世代交代に又一歩遅れたことにもなる。結局ジダンの穴はジダンでしか埋まらないと言うことを証明したようなモノ。これは来年には空く穴だし又考えて行かなきゃいけない問題に代わりはないのかなと。

ジダンの能力を活かすにはやはりチームの核として、彼のチームにするしかない。彼の超絶テクニックから数的優位を生み出して、そこから質の高いアタッカー達が仕掛ける形となるのだろうけど、そうなるとジダンがどこまでコンディションを保てるのか。レアルでも頼られる存在なのだし、年を重ねてプレーの質の乱高下が非常に激しい近年、ジダンのコンディションが低かったら沈むことだって考えられる。9/7のアイルランド、そして10/8のスイスという二つのアウェー戦で救世主となれるかどうかは大注目ですね。まあ負けるようなチームにも思えないけど。

テュラムも復帰?ダメだよ、そんなの。ユーヴェに専念してよ・・・。

・移籍関連。Jも欧州も。

R.マドリー初のギャラクティコ、フィーゴよ、さようなら(marca)
フィーゴがインテルと契約 セリエA(スポナビ)

と言うことで前々から噂されていたフィーゴのインテル移籍が決まりました。契約はもう一年残っていたけど、移籍金はなしでの移籍となる模様。

まあアタッカーの供給過剰もあって、ルシェが4-3-3(4-3-1-2)的な形にしたこともあって、フィーゴの出場機会は激減。彼自身は昨シーズンはそれなりにキレが戻って質の高いプレーを示していたモノの、スタメンの座を確証されないレアルの姿勢に疑問を抱き、プレー出来る環境を求めて移籍志願。様々なクラブが獲得に名乗りを上げて、結局インテルとバレンシアが最後まで争ったモノのインテルへの移籍が決まった。

まあ考えてみたらこのギャラクティコ政策もフィーゴから始まったんだなぁと思ったりすると、一時代の終焉なのかも知れないねぇ。フロレンティーノ・ペレスを受からせたのもフィーゴの獲得だったわけだし。今年何のタイトルも獲得出来なければ多分ペレスの首は飛ぶ。

フィーゴを獲得したインテルは、これでまたサイドプレーヤーが拡充してマンチーニの思い通りの形を作ることが可能になったのかも。既にソラーリ、サムエルも獲得しているし、新たな色が付く可能性もある。まあそれで優勝出来ないのがインテルクオリティって感じもするけどね。ただ、今年のインテルは選手の質・層は本当に高く、選手だけ見たら同じラインにいる感じがする。熟成の4-4-2はどういうサッカーを見せてくれるんでしょう?

レアル・マドリーのオーウェンがニューカッスル移籍へ=スペイン(スポナビ)
ニューカッスルがオーウェンに触手(ニッカン

と言うことで残る移籍候補のオーウェンさんは、ニューカッスルからオファーが来た模様。マンチェスターユナイテッドという噂もあるんだけど、その辺はちょっとわからない。ただ、22億程度の金額でレアルが出すのかというと又それも別問題の様子で、人気物件なだけにもう少し好投するかも知れないとのこと。でもレアルは17~8億で獲ったんじゃなかったっけ?ばこーんとだしてやれよ。しかしプレミア金あるなぁ。

ニューカッスルと言ったらシアラーだよねぇ、クライファートはいなくなったけど、今は誰がいるんだろ?エムレが移籍したけど・・・・。エバートンに移籍すればいいのにね。マージーサイド大炎上で面白そう。

エバートンがフィリップ・ネビルを獲得=イングランド(スポナビ)

エバートンの話を(強引に)出したので絡めて。エバートンは、今年予備選3回線からだけどUCLに参加するだけに、こういう経験を持っている選手の加入は大きいのでは?まあ兄弟で一緒のようなポジションで、ボランチとかにコンバートされていただけに、この移籍は遅いぐらい。遅かれ早かれユナイテッドを離れる選手だと思ったし。結局エバートンでもCMF起用が濃厚の様子だけど。お値段は6.8億。

ただ、どんどんファギーベイブスがどんどん無くなっていくのは寂しいね。まだまだファギーはいるけど、やっぱりトレブルを完成させた時の生え抜きの連中は特別って感じしたし。残りはスコールズ・ギッグス・ガリー・ネビルぐらい?

ボルヘッティがボルトンと2年契約でサイン=イングランド(スポナビ)

コンフェデですっかりにわかメヒコファンになった僕としては嬉しいニュース。メヒコのエース、ハレド・ボルヘッティがボルトンに移籍する模様。移籍金は1.3億。激安!

元々国内リーグが充実して、金銭的にも潤っているため、余り国外に挑戦するリスクをポジティブに捉えないと言われていたメヒコなんだけど(これはバルサのマルケスのインタビューから)、やはり国外経験はサッカー選手にとっては大きいモノ。既に国際的な評価はある程度得ている選手だけど、頑張って欲しいところ。ポジショニングセンスとヘディングの強さ、ダイレクトなどの足技などは一級品だと思う。

平山がヘラクレス入り、3年契約(ニッカン)
平山ヘラクレスへ 3年契約背番号9(スポニチ)

フェイエノールトに練習参加して、結局破談になりそうなところでのこの急遽舞い込んできたこの話。サインして3年契約。晴れて海外組の一員になった平山くんだそうな。元々レンタルではフェイエの参加のチームと共に候補に上がってたけど、1部でチャンスが得れたというのは素晴らしいこと。とにかくがむしゃらに甘えを捨ててしっかりと精進して欲しい。2年の遅れを取り戻すためにも(皮肉たっぷり)

まあ足元に入ると視野が極端に狭くなることとか、動きがとろいこととか、ポジショニングセンスがあまりなこととか(そもそもでかいから勝ててしまってポジショニングに対して余り拘った様子がない、ボックスストライカーなのに)、色々と課題があるけど一つずつ彼にとっては厳しい舞台の中で改善していって欲しいなと。まだまだ素材だと思うから。ボス(ジェフの元選手)さんよろしくお願いします。

エール・ディビジは来週開幕。シンジの怪我は少しは良くなったかな?開幕は間に合わなそう?

レバークーゼンのフランサが柏レイソルへ=ドイツ(スポナビ)

確か鹿島も獲得に乗り出してたはず何だけどドゥドゥマネーの勝利ってやつですか?はっきり言って大物、ワシントンやルイゾンにも劣らない元セレソンのアタッカー。2004年までは結構常連だった気がする。色々と問題があってレバークーゼンではサブに甘んじてたけど、非常にスキルが高くて、うまい選手。ポスト型というより仕掛ける選手の気がしたけど、とにかく特徴なのはテクニックだと思う。記憶に残ってるのはあのレアル撃墜のUCLグループリーグ初戦。フランサ・ベルバトフ・ポンテ・クルジノベクなどが非常に有効にリンクしてレアルを完全に叩きのめした試合。自らも一点獲ったけどほとんど1vs1で優位に立ってちんちんにしてベルバトフのゴールのお膳立て(リフレクションだけど)もしたはず。フィットさえすれば本当に楽しみで、又驚異的な選手だと思う。

レイソルは既にレイナウド(→PSG、やべレイナウドであってるのが疑問だ・・・)を獲得し、アタックラインは一気に充実してきた。まあ日本へのフィット、コンディションなど問題はない訳じゃないけど、元々後ろは高い能力と意識も相まって安定してきているだけに、後は決める側。玉ちゃんの不調もあるけど、彼らの働きによっては一気に降格圏脱出もあり得るのでは?

磐田MF菊地、新潟へレンタル移籍(ニッカン)

こないだのナビでお別れゴールを決めた菊地くん、締めるところ締めたって感じだけど、何で出すのか全くと言っていいほどわからないのも事実。

移籍の経緯としては出場機会の減少、そしてACL出場チームのサブクラスにモーションを掛けていた反町監督の誘いもあって実現した移籍みたいなんだけど、普通ならこれだけ出来る選手を出すのかなという感じ。山本監督に代わって一気に出場機会を失った感じだったけど、能力的には非常に高いモノがあるだけにびっくり。まあボランチもCDFも層は厚いけど、正直出れない程の厚さじゃない気もするんだけどね。だって名波様は週1だし、金は韓国代表で離脱するし、福西、マコ、茶野も日本代表で離脱が多い。チャンスがめちゃめちゃ転がってそうなんだけどなぁ。まあいいけど、仮パクされそうな予感。菊地にも思うところはありそう。

大分がブラジル人MF獲得を発表

トゥーリオだそうな。ル・マンにもトゥーリオという長身FWがいるけど多い名前なのかな?どんな選手なのかわからないけど大分はドドを契約解除したみたいだし彼の活躍は鍵を握る感じ。しかし大分、迷走ですか?何か凄い風雲急を告げてる感じがプンプンするんですが・・・・。

・俊輔のリンク集、その2。

とりあえず残しておこうかなと。
「俊輔は本物」英紙ジャック、最高の8点(ニッカン)
俊輔を絶賛、大衆紙スコットランド版(ニッカン)
スコットランド3紙 俊輔に最高点8(スポニチ)

まあご祝儀的な側面も否めないので、あんまり素直に捉えて良いモノかわからないけど素晴らしいスタートは切れたのかなと。でも大事なのは次だし、まずは確固たる結果が欲しいところ。チームメイトの信頼関係というのもやっぱり蓄積されてこそだしね。次は13日フォルカーク戦。全く知らない。

と言うことで長くなっちゃってすいません。まあ多分こぼしてるところもありそうだけど、又その次と言うことで。それにしても例年にも増して今年は静か。オフシーズンは少し凪ぎの状態?今シーズンは始動がどこのリーグも早いからこれでおしまい?何か少し寂しかったりして。まあいいや、本番はこれからだろうし。ヒデがチャールトン?むむ?ではここまで。

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August 08, 2005

対応力に見る選手の価値@東アジア選手権 vs韓国

勝っちゃいましたね、しかもジーコジャパンらしい最後のうっちゃり。この勝ちが日本にとって何をもたらすのかはわからないけど、一つ言えるのは韓国をカオスに陥れる勝ちだったのかも。まあどうなるかはわからないけど、前回の苦い経験をしっかりと糧に出来たこと、そしてこのどアウェイで(お互い様だとしても飛車核抜きの)韓国に勝てたという経験を詰めたというのは良かったのではないでしょうか。とりあえず終わりよければすべてよし?佑二と土肥ちゃんと巻GJ!

The East Asia Championship
Korea Rep. 0-1 Japan @Daegu WorldCup Stadium, Daegu Korea
Japan:86'中澤佑二

日本スタメン:GK土肥洋一、DF坪井慶介(→60'中澤佑二)、茶野隆之、茂庭照幸、MF阿部勇樹、今野泰幸、駒野友一、村井慎二、本山雅志(→69'小笠原満男)、FW巻誠一郎、玉田圭司(→73'大黒将志)
韓国スタメン:GKイ・ウンジェ、DFユ・ギョンリョル、キン・ジンギュ、キム・ヨンチョル、オ・ボンソク、MFキム・ドヒョン(→70'キム・ジョンウ)、ペク・チフン(→82'ホン・スンハク)、キム・ドンジン、FWイ・チョンス、イ・ドングク、チョン・キュンホ(→74'パク・キュソン)

まあ試合を見た方も多いと思うので、レポートは簡単に。とりあえずホームの韓国に勢いに押され、その後のセカンドボールを拾われて、守る時間が多くなる苦しい展開。押し込まれてラインを下げさせられ、空いたところからミドルを狙ってくる形にはかなり肝を冷やすが、土肥ちゃんの好セーブにも助けられて何とか無失点のままゲームを推移させる。日本はなかなか攻め手が掴めない展開でありながら、(ペースを考えながらサッカーしてる感じ)、巻の身体を張ったプレーや村井の突破など、自らの良さを出そうという気概は見えた。結局前半はスコアレスで終える。後半になってからはリズムが両チームに行き来するような展開にまでは持ち直すが、甘いアプローチの間隙を突かれる形で長いレンジで狙われて脅威にさらされるなど、相変わらず韓国の方がゴールの匂いは強い。坪井の怪我などもあり、2試合目とはいえまだまだ各々の特徴を引き出すまでには至らず、前半と変わらず攻撃の糸口は掴めない。しかし、日本は核として働いてきた小笠原、大黒と投入された後の86分、巻の粘りからもぎ取ったCKのチャンス、小笠原の高くそして鋭く曲がるキックから巻が前で潰れて後ろに流れたところを佑二がフリーとなって左足アウトでイ・ウンジェの股を抜いて先制点!この後、同点を狙って攻め込んでくる韓国を何とかいなして、今大会初勝利をライバル・韓国から勝ち取ることが出来ました。

セット一閃で勝ちをさらったというのが正しいところなのかも知れません。日本の選手達は前回の反省もあってか、ペースを抑えながら試合に入ったことに対し、韓国は今大会の優勝条件でもある3点、そして監督の去就問題も絡んだこともあって、ゲームの入り方からアグレッシブ。そして欧州都落ち軍団のイ・ドングク、イ・チョンスの高いスキルを活かした積極的なプレーにかなり脅かされましたね。もう少し前に出るような姿勢を取っても良かったかなぁと思いますが、まあ相手の勢いを鑑みたらしょうがなかったのかなと。まあチームとしての完成度を問われるとどうしても難しい部分はあったと思いますしね(相手も同じような状況なのかも知れないけど)ただ、個としてみた時に色々と見えたこと、そして合否判定を定めるような試合となったのかなと。

・基準を自分に合わせない。逐一対応する。それが国際舞台。

前回の反省を活かす形である程度セットプレーなど横からのボールに対しての対応とマーキング、ペースコントロール、状況を見てのチームバランスの修正など色々とある程度向上した部分はあったかなぁと思いますが、今日の相手に対しての対応という面では不安を見せてしまいました。勿論チームの対応の仕方の悪さというのもあるのですが、彼らがこういう形で攻められていると言うことを自覚した時にどうするのか、そういう部分での工夫が無かったのは残念でした。もう書かなくてもわかるかも知れませんが、この日の韓国はどんどん仕掛けてくる形と共に、バイタルエリアを開けてミドルシュートをどんどん狙ってくる相手だったわけですが、それに対して日本の選手達はこのチームの守り方に固執して引くだけのディフェンスで、効果的なアプローチからシュートを打たせない、コースを消すといった形を取れませんでした。確かにチームの戦術というのは共通認識も含めて大事なことですが、それを守ったからと言って失点しては何の意味もない。ましてや守備の場合(特にこのチームでは自分たちから主導権を握って守るような形は取っていない場合)、相手が攻めてきて初めて形が決まると言っても良いぐらい、相手の攻撃に対して対応出来ていなければ意味はないのかなと。そういう意味ではこの試合での守備においては合格点を与えられるモノではなかったのかも知れませんね。

このチームに置いて、適応力というのは非常に大事だし、元々ピッチに入ってしまえば監督も何もない。頼れるのは自分の判断、そしてチームメイトの声だけ。その中で、自分たちの型にはまらない時にどうやって対応していくのか、それはこのチームにおいての信頼置かれる選手としての価値なのかなと。その答えを出せず甘いアプローチのまま90分間過ごしてしまったというのは、今日に限っては自分たちの価値を示せなかったと判断せざるを得ないのかなと。代表戦というのは一試合も無為に負けることは出来ないもので、ゲーム中に逐一対応していかなければならないと思うので、そういう意味では今回は残念でした。。勿論経験のなさというのもあるし、チームのやり方との兼ね合いもある。彼らにそれをいきなり求めるのは酷かも知れない。でも彼らがこれから代表でメンバーに食い込んでいくためには、プライオリティをひっくり返すしかないわけで、そういう意味では柔軟に対応出来る能力というのが一番必要なのかも知れないなぁと。ましてや、それなりに結果が重んじられるチームですしね。そういう意味ではこの試合のパフォーマンスは嬉しくもあり(前回の反省を活かして修正出来たこと)残念でした。

・僕が見る戦える選手、継続して使って欲しい選手、そして刺激が必要な選手。

まあその通りのタイトルです。とりあえず、今日の選手評と共に。

土肥洋一(FC東京)→今日のMVP。DF陣のアプローチの甘さから次々飛んでくるミドルシュートを鬼神のごとき反応でパーフェクトにはじき出して無失点の立役者に。GKはプライオリティが変わりそうな感じが全くないのですが、チームの屋台骨を支える選手として、そして能活、楢崎のプレーの質が下がっても十分に日本を助けてくれる選手と言うことを改めて証明した。人間的に成熟していることもあって、欠かせない存在か。

坪井慶介(レッズ)→怪我は心配。以前の怪我も代表戦だっただけに、その経過が気になるところ。でも怪我の前のスピードを活かしたカバーリングや1vs1での対応力が戻ってきていない。予選前のテストマッチや北朝鮮戦でもあったけど裏を取られる元々のポジショニングなどの悪さは特に気になる所。危ない存在か、一度刺激が必要なのかも知れない。

茶野隆之(ジュビロ)→前戦のクロスに対してのマーキングミスはある程度修正、ずれることは余り無かったけど、元々このポジションは不慣れなのは隠せないところか。リーダーシップをとって引きすぎずにミドルに対してもチャレンジ出来る環境を整えたかったが、そこまで求めるのは酷。常に不安定なポジションにいるだけに毎回のチャンスごとに良いパフォーマンスをしていくことがポイントになりそう。

茂庭照幸(FC東京)→うーん、イ・チョンスに振り回される様な選手ではないと思うのだけど、チャレンジしにくい環境なのか、どうもFC東京で見せている思いきりのいいパフォーマンスが今大会では出せなかった。自分がチャレンジしても後ろをカバーしてくれるという信頼関係ができればもっと良くなりそうだけど・・・。でも彼の前への積極的なプレーなど姿勢は見せたか。継続的に見てみたいけど・・・。

阿部勇樹(ジェフ)→この試合では後ろに体重の掛かるようなプレーだったけど、その分うまくバイタルのスペースを埋められたのかというとそうでもなく、中途半端な出来。まあジェフのスタイルと全く違う特徴を持つチームなだけに、自分をフィットさせきれない部分が気になるところ。チャンスは得て欲しいけど、このままでは苦しいか。大きなオプションを持つ選手なだけに頑張って欲しいところだけど、持ち得るキック精度にアイデアを加えて、より効果的に攻撃構築しない限り光は見えてこないかも。

今野泰幸(FC東京)→祝・巧。それは良いとしてそれなりに自分の特徴を出せるような展開でしっかりと自分のキャラクターを出して、まさしく縦横無尽にピッチを駆け回ってボールカット、コンタクトの強さも見せて、韓国の勢いを減速させた。守備に置いてはアピール出来たのでは?ただ、バイタルエリアのケアと攻撃構築に置いてはもう少し。特に攻撃構築。ダイナミズムを付けたりとそういう部分は良いのだけど、阿部と同じくボールを呼び込み裁いて攻撃のリズムを作るという部分ではやはり前任者達の後塵を拝しているだけに改善は必要。ワンタッチなどのアイデアを絡めながら、リズムを作るプレーをもっと欲しい。層は厚いがもう少し継続してみてみたい。

駒野友一(サンフレ)→チームとしてかなり劣勢を強いられたこと、村井のポジションを高くすることなど、チームバランスの中で自重するような形が多かったが、守備に置いてはある程度出来ることは見せた。が、その中で特徴を出すという部分も見たかった。サポートがないにしても低い位置でのドリブルは少し怖い。ただ、現状はチャンスあり。中盤の構成力が上がる欧州組合流時に見てみたい存在。この状態では評価は下せない。

村井慎二(ジュビロ)→吹っ切れたのか、自分のらしさでもある仕掛ける積極性を見せてチャンスの断片を作った。精度の高いクロスボールが見られなかったのは残念だけど、効果的な仕掛けというのは十分な魅力。良い状態(アタッキングサードで1vs1が出来る状況)でボールを持てば、力が発揮出来るのはわかった。守備の対応に置いて後手を踏む部分が目立つ事、そして4バック移行時にどうなるのかなど見れなかった部分も多いので何とも言えないけど。サイドバックで活きるタイプなのかは微妙なだけに(あくまで高い位置でボールを受けて活きるタイプ、勿論ランニングでも素晴らしいものがあるのだけど、長い距離と言うより瞬発型というイメージあるんだよねぇ)保留。

本山雅志(鹿島)→坊主確辺終了か、この大会は待ち望んだチャンスがあったにもかかわらず、疲労もあってキレ無くアピール不足は否めず。ユナイテッド戦で見せたような得点に絡む飛び出しやセンス溢れるプレーなどが見たかったけど、疲労に勝てず。構成力のなさも彼には不運だったけど、複数キャップを持つモノとしてもう少し引っ張って欲しかった。自分の良さを出すポジショニングというのを掴めていない感じもあるかな?本山に関しても4バック、そして中盤の厚い状態で見たいのだけど、このパフォーマンスでは難しいか。

巻誠一郎(ジェフ)→今日の勝利の立役者その2。ゴールという結果が出せなかったのはやはり悔やまれるところだけど、身体を張りながらゴール前で脅威となれる幅の広さは魅力だし、コンタクトに逃げずに勝負出来ると言う部分ではこの中では魅力。又ボールへの執着心は素晴らしいとしか言いようがない。欧州組合流時までは保留だけど、充分戦力になることは示せた大会だったのでは?

玉田圭司(レイソル)→中途半端なプレーに終始し、思い切りもなく、良い時の玉ちゃんじゃなかった。どうも不調を囲ってからなかなか抜け出せないと言う感じは否めない。刺激が最も必要な存在。一度代表から離れて自分を取り戻して欲しい。それからでも遅くはないと思う。

中澤佑二(Fマリノス)→スクランブル的な登場だったけどさすがに存在感を発揮。ゴールはおまけで運が良かっただけという事みたいだけど、やはりあそこでゴールを獲るのはFマリイズムか。なんだかんだ言ってフィードも1vs1の対応も群を抜いて安定。マツと一緒に見ているからフィードに関してはあんまり気付かないけど、良い形でのフィードが何本もあり意識の高さを見せた。評価も何も、ねぇ。

小笠原満男(鹿島)→非常に拙いボールロストが目立つ展開で、ほとんど存在感を示せず。あんな緩慢なプレーをしちゃいけない。君のライバルは目に見えないところにいるはず。サブになるとモチベーション落ちちゃうのかなぁ・・・。CKで一応の結果を残したところは流石と言ったところだけど、この程度で満足出来ない。

大黒将志(ガンバ)→この大会では一番イイ出来。シュートこそ無かったけどフレキシブルな動きで攪乱。ただ彼の基準がゴールと言うことで評価してはいけないのかも。ライバル出現で更なる覚醒を期待。

と言う感じでしょうか。ジーコとしては巻・田中達也・駒野・村井・阿部と言った選手に高い評価を与えたようで、これからの動きに又何かの心添えが加わる可能性はあるのかなと思ったりもしているのですが、僕の見た限りでは継続してみたいのは今野と茂庭と巻(田中達也は怪我をまず治すこと)、駒野と村井は中盤の構成力が上がってからもう一度見てみたいかなと言う感じでしょうか。まあ次はイラン戦だから、ある程度いつも通りのメンバーに戻る可能性もあるけど、逆説的にそこに食い込んでくれば海外組合流時でも残れる可能性が高まるとも言えるのかなと。サバイバルは続くけど、ある一定の評価は下されたのかなという感じはしました。まあこれで判断して良いのかなという疑問はあるけど、個として何が出来るのか、それがこのチームでは大事なだけに十分な判断基準となり得る有益なテストとなってのではないでしょうか。

ちょっとだけ脇道。今回の結果でボンフレーレ監督が非常に苦境に立たされ、もの凄い厳しい質問に晒されているようです。お隣さんのことをあんまり注視してなかったけど、WC予選を突破してもボンフレーレに疑問を呈している姿勢は変わっていない中で、ホストカントリーで最下位と痛い結果。ボンフレーレとしては若手のテストの機会として捉えていたという側面があるにしても、ホームでライバルにやられるという事を考えたら、何かが動いてもおかしくない状態なのは間違いない。この先どうなるんだろう?もうヒディングに助けは求められないだけに、韓国協会の動きも気になるところ。

と言うことで、とりあえず負けちゃいけない相手に勝てて良かった。とりあえず自信という手みやげを持って帰れるのはよかったかなと。経験の浅い選手達にはこの手みやげは決して軽いモノじゃないし、この経験は更なるスケールアップへの大きな刺激となりえる可能性もはらむ大きなモノだったのかなと。まあそれはその手みやげを選手達が活かせるかどうにか掛かってくるわけですが、その辺もこれからのJで注視していきたいですね。結局第2回東アジア選手権、男子優勝はシナ、で総合優勝は北チョンと最悪の結果なんですが、まあそれは仕方ないか。又浮かれて沈んでくれれば。と言うことで今日はここまでです。

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August 07, 2005

Shunsuke Nakamura, Celtic debut in big expectation

とりあえず無事に(?)俊輔がSPL(スコットランドプレミアリーグ)にデビューしました。何かもの凄いサポーター達に期待を与えるようなデビューだったのか、一つ一つのプレーに対してはっきり言って過剰な期待が掛けられるようなデビュー戦でしたが、とにかくその期待に応えられるようなプレーをするための礎は築けたのかなと。でも結果を出さないとちょっと辛い立場にもなりそうで少し不安・・・・。では簡単に速報レポート。

Scotland Premier League Week 2
Celtic 2-0 Dundee.U@Celtic Park
Celtic:37'J.Hartson 88'C.Beattie

セルティックスタメン:GKボルツ、DFバルデ、M.カマラ、テルファー、マクマナス、MFレノン、S.ペトロフ、A.トンプソン、中村俊輔(→84'C.ビーティー)、FWズラフスキ(→64'マロニー)、ハートソン"大将"

簡単に雑感。
・凄い高い位置にいるなぁ?トップ下か?3トップって事はないよなぁ。一応サイドではない様子。

・いきなり来た!うまく左に預けてそのままペナ侵入、うまく届くぐらいのクロスにヘッドで擦らすとGKは抜いた!でもカバーにあっていきなりの初ゴールはならず。これでサポの期待を一気に煽ってしまった。

・何か凄い期待を感じるスタンド。ワンタッチごとに凄い声援、これじゃやりにくいだろう・・・・バックパスや横パスでも拍手が・・・・。

・うわぁ、予想してた通りスコットランドクオリティ・・・・。ぼんぼん長いボールが飛んでくねぇ。しかし今日の俊輔はよく走る。飛ばし過ぎって位。

・はっきり言ってレベル低い、ファーストコンタクトの突っこんでくるようなアプローチの時はまともに食らったら完全に飛ばされちゃいそうなんだけど、その後は俊輔のテクに飛び込めなくなってる。てゆうかこの中ではずば抜けてる。

・俊輔中盤で簡単にフリーに(大体中盤は結構持たせてくれる)速いターンで前に向き直して、大外を抜け出すズラフスキにループのパス!絶妙!ズラ(ズラタンで慣れてるから呼びやすい)決めろ!ズラ・・・・。そういや君も移籍組。そして君も4億円。FWはサットンが戻ってくるまで相当競争激しそう。

・そういや以前に書いたけど、バッジョのようにテクニシャンのオーラを身につけて飛び込ませなければ、フィジカルの差を克服出来るって書いたけど、このレベルなら本当に行けそうかも?はっきり言って技術レベルはずば抜けてる。パスの精度やトラップの柔らかさは異質。まあそれだけじゃダメなんだろうけど、セルティックのサポはそれなりに気に入ってくれている様子。

・そんなこと行ってたら洗礼来た。うーん、強いなぁ。さすがに喰らったら吹っ飛ばされるわ。サイドで受けて→斜めの楔→リターンもらおうとランニング、と言うのを繰り返すけどそこで吹っ飛ばされる。スピードはある方じゃないもんね。

・中盤で顔出ししてもらって裁いて、前に行くという感じをすると繋ぐ感じにはなる。空いてる所空いてる所に顔を出して、繋いで、スペースに出て行くという感じかな?まあ抜けるわけではないのだけど。パススピードはピッチのせいか速め。。

・セルティックの守備は怖いね、ちょっと衝撃。カマラ、テルファーが特におっかない(=半分)。

・基本的にシュートレンジが長いよね。レノンがCKのリフレクションから素晴らしい抑えたシュート。安定したパフォーマンスと言い、セルティックの屋台骨。よく走るし、ボールに絡む回数も多い。

・ハートソン、ゴール!何かあれで入っちゃうのかよって感じの豪快なゴール。多分これがスコットランドクオリティ、そしてハートソンクオリティなんだと思う。あり得ない。

・結局1-0。相手のダンディーは中盤は緩いけど、アタッキングエリアはガチガチ。まあ飛ばすリーグだからこその選択という感じはしなくもない。でもそれなりにダンディーは繋いでくるんだよねぇ。逆にセルティックは繋ぎ5割、飛ばし5割って感じ。飛ばされるとほとんど俊輔の存在は消える。まあ大将ハートソンがいるからねぇ。そのこぼれとかを狙えるのかなと思ったけど、そうじゃなくてラグビーみたいにそのまま突っこんでいくから意味ない感じ?それと俊輔得意のセットは、ほとんど蹴らしてもらえない。トンプソンがほぼ蹴ってる。片鱗は魅せているものの、まだまだ実効的要素は低いというのが感想ですかね。

・後半、替えられちゃうかなと思ったけど、無事にピッチに出てくる。ストラカンは慣らしの意味もあるのかな?あなたの首が心配だ・・・・。

・でもそれなりに悪くない。ハートソンがバーに好かれてるのか吸い込まれるようにバーに当たる。守備が不安なだけにゴールが欲しいんだけど、なかなか難しい。何か段々飽きてくる感じ。もう少し繋いでおくれよ・・・。底にペトロフが下がって引き出してくれないかな・・・・。

・でもそういう事感じてるとそれなりに見せてくれる俊輔、右に開く形でボールを受けて仕掛ける形が目立ち始める。うーん、レッジーナと似てるな。俊輔が活きるポジションなのかも。前半はクロスだったけど、後半は結構仕掛けモード。またぎまたぎでズレながらペナに侵入、そのまま右足でニアを狙うが、サイドネット。これはイタリアじゃやらせてくれないプレーかも。

・おっ、自分でフリーキック獲った。さすがに自分で蹴るみたい。でも結構蹴りたい選手は沢山いるんだねぇ。パワフルにドカンと狙うような選手は多そうだし。03のコンフェデのようなポジション。同じ様なコースに鋭いキックを飛ばすが今回はGKにフィスティングで逃れられる。でもキックの切れも悪くない。

・後半になってセルティック、繋ぐ形になった感じ。相変わらず中盤は緩いというのもあるのだけど、底を起点に外に散らして、スペースにFWやら俊輔が流れて攻撃の型を作る感じ。大将は預けてくれるけど、その後の動きが遅い。それなりに持って時間を稼ぐ事は必要かもね。基本的にはシンプルにプレーして、コンタクトを避けるような傾向も目立つけど、それで良いと思うし。松井と一緒。自分のテクニックを使う場所をしっかりと考えてプレーするのが良いんじゃないかな?

・マロニーはボールくれないけど、良い動きが多いし、良いところに入ってくる。合わせていったら面白そう。俊輔からの展開。右サイドに流れて、デコイを一つ絡めて中への楔、マロニーが受けてシンプルに左のスペース、クロスに又斜めに入ってきたマロニーがうまく合わせてヘッド。結局枠逸れる。マロニー、シュートが・・・・。

・右サイドからの仕掛けで、3人位を引きつける。でもペナに入っちゃえばむちゃくちゃなチャージを喰らうことはないね。結局このシーンはGKの位置を見て低めのループで狙うも長い手に阻まれる。ハートソンが動いてりゃパス出たんじゃないかな?結構ウォッチ傾向?

・結局このままビーティと交代。全く気付かなかったけど、セインツにいたビーティとは違うのね。クレイグ・ビーティ。スタンディングオベーションで交代ですよ。それなりに気に入ってもらえたのかな?それともとりあえず今のところ支持しておく的なモノなのかな?まだわからないけど、何か凄い嬉しかったのは内緒。ベッカム拍手でピッチを去っておしまい。

・と思ったら、追加点キター!凄いシュート、しかも交代で入ったビーティ。グダグダの中にもの凄いのが詰まってるというのが、スコットランドクオリティ?アーリーから流れながらのスーパーボレー。とにかくこの試合は2-0で勝利!今シーズンリーグ初勝利、そしてデビュー戦が勝ちで終わって良かった。

と言うことで無事に、デビュー戦はしっかりと勝ち点3をっておわってくれました。ラグビータックルで怪我しちゃうんじゃないかとか、ボールがほとんど頭の上越えてほとんどボール触れないんじゃないかと思ったけど、ある程度はボールも触れたし、それなりにサポに歓迎されるようなプレーは魅せれたのかなと。それとしっかりと守備をして、チームに貢献しようという気概が見えたのも良かった。基本的に求められてる部分としては違う部分だから、やりすぎてもダメだと思うんだけど、チームに貢献しようと言うキモチがあることは伝わったのではないでしょうか?

まあそれなりに通用するとどころか、抜けてる印象さえ受けたけど、後はどういう状況で使うことを求められるのかというのを考えていくことなのかも。多分中盤でスピードダウンするような事は求められていないと思う。だから今までみたいにずるずる下がって受けて裁いて前に出ると言うより、どんどんアタッキングサードに入って、アタッカー達をサポートしながら、そのテクニックを活かしてゴールに導いていくという方が求められている要素としては近いのかなと。もちろん下がってボールポゼッションのための顔出しというのは必要だと思うし、監督だけでなく周囲の選手達に信頼されるようなプレーをしながら理解してもらい、ボールを預けてもらうようにならないといけないんですけどね。

とにかくまだ合流して一週間だし、まだまだコンビネーションとしても構築段階だと思うけど、2週間後には今シーズン初めての「オールドファームダービー」だし、それまでにある程度は築き上げたいね。

これは個人的な感想だけど、確かにレベルアップのためにはあんまり好ましいリーグではないのは確か。これだけ俊輔に自由にやらせてくれるようなリーグはそうそう無いし、タイプとして俊輔よりうまい選手がいないのもどうなのかなと。でも、このセルティックパークは本当に素晴らしい。選手へのリスペクトを感じるし(結果を残してる限りという前提はあるにしても)、何となく幸せなスタジアムって感じがする。雰囲気も最高だし。その中で俊輔の創造性溢れるプレーで沸かせられたらサッカー選手としての幸せは味わえるのかなという感じはした。俊輔の思うところとは又違う部分ではあるにしても、この経験は他ではそうそう味わえないし、絶対に無駄にはならないのかなと。勿論マリでも愛されてたし、レッジョでも愛されたけど、ここでスターになれたら凄い幸せなこと何じゃないかと思ったりした。

とにかくデビューおめ。そしてお疲れ様。と言うことでここまでです。

リンク集
中村、初登場で好プレー セルティックは勝つ(スポナビ)
俊輔魅せたデビュー戦/スコットランド(ニッカン)
セルティック俊輔先発で好プレー(スポニチ)
セルティック俊輔先発上々デビュー戦(放置)
Celtic 2-0 Dundee Utd(BBC Sport)

*マリもCK一発で勝ち切り!ケータイで見た時、熊谷で熊林・・・・岡ちゃんだじゃれ?っと思ったわけですが、とにかく勝って良かった。栗キャノンも含めて凄い栗原が良かった様子で、後はサイドから良い形を作ったみたいだけど、まだ見れてないので何とも言えないっす。とりあえずアウェーで先勝は大きいね!とにかくアウェーまで遠路はるばる、しかも酷暑の中、熊谷まで行かれた方お疲れ様でした。

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August 05, 2005

Necessity of 'off the ball'.

東アジア選手権の優勝、並びに総合優勝が無くなったそうです。格下相手になかなか勝ちきれなかった理由は様々な部分であると思いますが、個人的に一番気になったのはなかなかパスが繋がらない事。即興的でコンビネーションが取れていない、同じイメージを抱けない、何をしたら崩せるのかわからない、ヒデがいないなど、様々な理由があると思いますが、オフ・ザ・ボールの動きが足りなかったと言うことが結構大きな要素なのかなと感じたりしました。と言うことで、パスを繋ぐためにしなければならないことを今日はやっていこうかなと。海外クラブとも試合をして少なからず差も見えた部分があったので、その辺を絡めながら。(見切り発車=まとまらない)

・中国戦に見るパスが繋がる理由、パスが繋がらなかった理由。

まあこれを思いついたのも、一昨日の東アジアの中国戦でビハインドを背負っているにもかかわらずパスを繋がらず、ほとんどがDFラインとボランチの間でぐるぐる回すだけになってしまったことに起因しているのですが、前半アレだけ開放的なサッカーを出来ていたにもかかわらずどうしてそうなってしまったのか。まずはその辺を考えていこうかなと。

前半はお互いのコンビネーションが取れていないこともあってミスもありましたが、楔のパスの本数も多かったし、崩す形というのは比較的沢山作れました。前半は後半とは違って中国の守備陣も比較的ニュートラルな形でスペースがあったし、コンビネーションや共通理解として、オリンピック代表や(元も含めた)ジェフラインなど昔取った杵柄的な要素もポジティブに活きて、このチーム良いじゃん、と思わされるだけの非常にアグレッシブな攻撃を見せてくれました。ボールが回った理由としては、選手達のモチベーションやアピールの意欲というモノがしっかりと噛み合ったというのが大きかったのではないでしょうか。アピールするという意識は自ら動き出してボールを要求するような動きになり、ボランチも低い位置から高い位置にポジションを移してダイナミズムを付随、ウイングバックは積極的にラインの裏にフリーランニングという形で表現された。そして結果的にパスコースを作る動きが沢山生まれ、だからこそコンビネーションは出来上がっていなくてもそれなりに効果的なパスが多く、攻撃もスムーズに(これは言い過ぎかな?)回っていたのではないでしょうか。

しかし後半、ああいう形で停滞してしまった。とりあえず原因を羅列していきましょう。

外的要因
・中国が2点のアドバンテージを持ったことで、DFラインを低く設定し、より明確な形で守るという姿勢を打ち出したことで、アタッキングサードにスペースが無くなったこと。
・中盤でも人数が多くなり、忠実にボールホルダーにプレッシャーが掛けられたこと。
・前線のアタッカーのいつも近い距離にDFがいるような状態を改善出来なかったこと。

内的要因
・スタミナ切れによる運動量の低下により、パスレシーバーの動きが少なく、パスコースを有効なタイミングで作ることが出来なかった。
・シビアな事態に対応するだけの経験も共通意識も持ち合わせてはいなかったこと。
・カウンターへの警戒心からの必要以上の安全志向に陥り、リスクのあるパスが出せなかったこと。

まあ上記のような要因があって、あのような溜息が漏れるような形になってしまったのではないかと思うわけですが、そんな中でパスを繋ぐためには何が必要だったのか。経験の少なさから来る過緊張、アピールしてやろうという肩の力が入りすぎた状態、優勝するためには負けられないと言うことで掛かったプレッシャーなど、様々な負の要因が彼らの肩にのし掛かり、前半のオーバーペースもあって後半に戦えるだけの力を余らせられなかったというのは、正直仕方なかったのかなと思うわけです。そして体力的に低下すれば、自ずと動きの量は減ってくるし、勿論頭の部分も回りが遅くなる。ある意味あの停滞は必然と言うべきモノだったのかも知れません。しかし、動けないにしてももっと頭は回して欲しかった。「次に阿部に入るな、前向いたらすぐもらえるようにコースを作っておこう」みたいな引き出す様な動き(いや、意識レベルでね)があれば、あのような停滞したような形にはならなかった可能性はあるのかなと。全てにおいて動く事は出来ないのだから、頭を使って入りそうなタイミングで動きを一気に付けるという工夫があればもう少し変わったのかなぁ・・・と。勿論ボランチのリスクチャレンジマインドが減退したいたこともあってなかなか縦に出てこなかったと言うこともあったと思いますが、ビハインドを背負っている状態で前はフレッシュになっている、しかしそういう動きは少なかった。まあ疲労もあるので、前半に見えた意欲が減退したと言い切りたくはないですが、その意欲は迷いに打ち消され、足が止めてしまったことは事実。そんなところに原因はあったのではないでしょうか。

・予測と判断、ヒデのプレーに見るインテリジェンスの必要性。

ちょっと話はずれますが、中田英寿の凄い所ってどんなところだと思いますか?強靱でバランス感覚に優れたフィジカル?鋭くタイミングを逃さないパス?フィジカルと予測を活かして前への推進力に替えるドリブル?まあ全てに置いて高い能力を持ったハイブリッドなミッドフィルダーだと思うのですが、今日取り上げたいのはそういう実効的な部分ではありません。彼の頭の良さです。

「ヒデがいたら昨日の試合は勝てたかも」と思われた方は少なくないと思います。個人的にもヴィオラの日本ツアーの後にそのまま借りてきたら良かったのに、と思うぐらいです。バーレーン戦やコンフェデ(メヒコ戦除く)で好リズムを生み出していたのは紛れもなく彼の「頭脳」であり、これは正直他の日本人プレーヤーの追随を許さない超高質のプレーマインドだと思うわけです。彼の効果的で又タイミングの良いパスさばきが日本の好パフォーマンスに繋がっていったのはもう異論を挟む余地はないのかなと。でも多分ヒデ並みにパスを出せる選手はいると思うし、単純な技術だけならヒデより高い選手もそれなりにいるのも事実(まあプレースタイルの違いがあるから一概には言えないわけだけど)。何が違うのか、どこに差があるのか、それは意識の部分、予測だったり察知という部分で非常に長けている所に他のボランチとの差があるのではないでしょうか。もちろん彼もボールを持たなきゃリズムは生み出せない。その中でヒデが何をしているのか、そこがポイントです。もしビデオでヒデがボローニャにいた時のモノを持っている人がいたら見てみるとわかると思いますが、ヒデが低めの位置で試合に出ている時に、非常に目立つシーンがあります。それは、味方が中盤でボールを奪った時、次にボールを受けるのは大体ヒデなのです。それはヒデが信頼されているからと言うのもあるのですが、それよりも大きな要因は彼自身が小さな工夫を施して受ける努力をしているからです。簡単に例を。中盤でプレスを掛けにいっていてボールを奪えそうだ!と言う部分を的確に察知し、彼はその時点で守備をやめ(*1)、そして受けるために2~3歩動いて自分のポジションをズラしてその奪ったところから出しやすいアングルにポジションを変える(*2)、そして自ら作った良い状態のポイントでパスを受け、誰よりも早くピッチの状況を確認してパスを散らしたり、切り替えのギャップを突き自ら運んだりする(*3)。これこそ良いタイミングでパスが出される要因となっている部分なのではないでしょうか。そしてこれと似たものが日本代表の試合でもあったのかなと。ちょっと補足すると、*1でまずその流れの守備に見切りを付け、次の準備動作、この時点でヒデのスイッチは攻撃に切り替わる。*2はそのままですけど、*1で既に頭が切り替わっているから他の選手より早く準備動作に入っており、周辺察知も早い。その受けた後のプレーも周囲の状況を既に確認済みだからよりはっきりイメージできる。*3で既にもう次の行動ですよね。これが中田英寿のインテリジェンスを最も表しているような部分なのかなぁと感じたことがありました。まあヴィオラでは余りこういうプレーは見られなかったわけですが(信頼関係が薄いこともあって、周りが出してくれないから。又組織がボロボロなのでなかなか奪えないというのもある)、こういう要素に置いては又見習っていきたい部分ですね。

そうは言っても予測していても動かなきゃ余り意味はないわけで、その動きに関してもヒントが詰まっているのかなと。オフ・ザ・ボールというと多分イメージされるモノとしては、長い距離を走るフリーランニングだと思いますが、それを90分間継続することのは体力的にも難しい、こんな暑い気候の中では特に。その時にパスコースを作るために必要なのは自らが切られたところからズレて顔を出すために動く2、3歩なのです。そこでポジションがズレることでプレスによって切られたコースの次に、又その動きでパスコースが出来る。その2、3歩が生み出すズレ、学びたいですね。

別にヒデは特別なことをしているわけではないです。ただ頭を常に働かせ、そのプレーの先を見据えてプレーしているだけです。それはそんなに難しいことではなく(難しいんだけど)、試合に集中し意識していけば、変わっていく部分でもあるのかなと。小笠原も良い時はまさにそんな感じだと思う。しっかりと自分の中で次のプレーがどう流れるのか予測して、少しでも早いタイミングで準備行動に入っていれば、出し手のタイミングももうワンタイミング早くなるし、相手のマークも出し抜ける可能性は高い。そういう予測能力、察知能力というモノを発揮することで、テンポも生まれるだろうし、スムーズなパスの流れからの崩しもより頻度が高くなるのではないでしょうか。勿論感覚的にそういうプレーをする選手もいますが、学ぶという点ではやはり知的な論拠に基づいた中田英寿のプレーはモデルとなる要素が多いのかなと。

これがチーム全体、いや日本のサッカー全体に波及したら攻撃はもっと流れるようになると思います。勿論既にヒデを始め、意識してやっている選手もいないわけではないですが、それが特別ではなくスタンダードとして浸透することで(特に若年層)日本のサッカーはもっとスムーズな攻撃が出来るようになるのではないでしょうか。そのためにもサボらない意識(守備をしろというのではなく頭が休まないと言うこと)、そして常にゲームに集中する事、と言うのが必要になってきますけどね。

・海外クラブに見るオフ・ザ・ボールの質の高さ。

これは日本という部分から離れることになるのですが、これも大きく見本となる部分でした。勿論コンディション等が完全ではなく、ガチな感じはありませんでしたが、彼らの身体の中に根づくフットボールの細胞は確実に見本を示してくれていたのかなと。僕は生ではユーヴェ戦とこないだのバルサ戦を見ることが出来たのですが(共にFマリ戦)、ボールを繋ぐ上で参考となったのはバルサです。スコアとしては2試合ともドロー、Fマリとしては悪くない結果でしたが、ボールを繋ぐという意識やそのために必要な動きという意味では大きな差がありました(マリの選手の甘えというかもっと頑張らなきゃいけない部分というのは大きく出たのかなと)。彼らはバルセロナのプレーヤーとして、ボールをポゼッションしながら主導権を持ってサッカーをすると言うことを求められているだけに、強要されているようなモノです。その背景には歴史的な積み重ねだったり、ソシオの好みであったりがある訳ですが、彼らはプライドとしていくら相手が強かろうとカウンターサッカーをすることはないのかなと。(断定は良くないけど、やっぱりクライフイズムみたいなのは根づいているんだと思う)そんな部分もあって、彼らにはボールを繋ぐコツと言うモノを持っていました。勿論選手の高い水準の技術あってこその部分はあるのですが、彼らはゲームの中で自然にヒデがしているようなことをしている。だから、試合の流れに乗りながら、必要な時に手厚いサポートがあり、パスコースが複数出来るし、だからこそプレーが切れにくいのかなと。そういうことがあるからこそ、よく代表のサッカーで見受けられる詰まることが少ないのでしょう。小さなプレーだけど、それがバルセロナのポゼッションを支えていると言うことを考えたら、やはりこういう要素の重要性というのは見えてくる気がしました。

ポゼッションサッカーを目指す、主導権を持った攻撃をすると言うことを是とする風潮があります。それの是非は別に構わないのですが(沢山書いているしね)、それに必要な要素を吹っ飛ばしてパスを回して崩すという理想論だけを振り回している傾向があるのも確か。コミュニケーションも大切だし、技術も大切、オートマティズムの付随も必要かも知れません。でもその前に個々がプレーに集中して、各々が自分の頭をフル回転して動いてパスコースを作る。そういう単純な要素がポゼッションを支えていると言うのがもう少しクローズアップされればいいなと思いました。現状では、今のマリにそれはあんまり出来ていないし、日本代表もヒデがいなきゃ出来ない。簡単なことではないけど、目指すのならオフ・ザ・ボールでの意識の向上が必要とされているのかも知れませんね。

まあプロ化して10数年の中でまだまだ道の途中なので、全てを求めても難しいところではあるのですけどね。ただ、絶対に出来るはず。練習のパス回しとかあんなにうまくて、プレスなど積極的でしかも緻密に出来る国の選手が、攻撃において出来ないなんてあり得ないから。まあそれが日本らしいと言えば日本らしいのかも知れないけど、これが出来ないと次のステップに進めない気がする。良くセルジオが「FKではあの位置から打つのに、ミドルシュートになると打たない」とぼやいていますが、これを変換すれば「守備ではあれだけ走れるのに、攻撃になると未来の図を描けず積極的に動けない」って感じでしょうか。でも第3の動きやフリーランニングという要素が取り上げられはじめて、どんどんオフ・ザ・ボールの動きの重要性にも光が当たり始めている。だからこそ、もっとこの要素を突き詰めて質の高い、また観客を魅了するサッカーを見せて欲しいですね。と言うことで今日はここまでです。

*この文を書いて、読み返して思ったこと。超上から目線_| ̄|○ 気を悪くさせたら申し訳ないっす。反省。でも書き直すのはきついのでこのままで・・・・。すいませんすいません。

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August 04, 2005

出来るからこその「もっと」@東アジア選手権 vs中国

久しぶりに生で見ることが出来なかったわけですが、初キャップ、またはそれに準ずる選手達は意欲的にサッカーをしてくれたのではないでしょうか。前半の入り方にしてもそういう意欲は表れていたし、その中で特徴も出してくれた。選手にも采配にも不満がない訳じゃないけど、今日得た経験は決して無駄にならないと思う。とりあえずレポートは簡単に。

The East Asia Championship 2005
Japan 2-2 China@ Daejeon WorldCup Stadium,Daejeon Korea
Japan:58'茂庭照幸 87'田中達也 China:37'リ・ジンユー 43'ジャン・ヨンハイ

日本スタメン:GK楢崎正剛、DF坪井慶介、茶野隆之、茂庭照幸、MF今野泰幸、阿部勇樹、駒野友一、村井慎二(→74'三都主アレサンドロ)、本山雅志(→66'玉田圭司)、FW巻誠一郎(→66'大黒将志)、田中達也
中国スタメン:GKリ・レイレイ、DFジャン・ヤオクン、スン・シャン、シュー・ヤンロン(→59'チェン・タオ)、ジャン・ヨンハイ、ジー・ミンイ、MFリー・ヤン、ジャオ・シューリー、FWリー・ジンユー(→87'ハオ・ジュンミン)、ガオ・リン(→69'ジョウ・ハイビン)

序盤、ゲームの入り方を間違えた前試合の反省からか、非常に積極的な入り方をする日本。ラインはそれなりに高く、ボランチとアウトサイドは前への意欲高く見せ、巻と田中達也がお互いに意識しながら動く。即興的な要素は強いながらチャンスを次々と生み出す。右サイドで阿部から田中達也へと思われたパスは縦に流れ、底に反応していた駒野が深くまで浸食してクロスをあげたのを皮切りに、又も右サイドでボールを受けた田中達也がらしいキレを見せてうまくマーカーを外すと柔らかいクロスを巻へ、巻は合わせるモノの相手のチャージにあって枠を逸れる。その後も阿部の壁の横を巻く鋭いフリーキック(サイドネット)、セットプレーからこぼれ球を阿部のミドルを直前で田中達也が角度を変える(ポストをかすめるように枠外)、もう一つショートコーナーから駒野の角度のあるクロスをうまくラインを出し抜いた今野がフリーでヘッド(GK正面)、本山がうまくバイタルでうけてループでギャップの出来たところに斜めに入れると巻が反応(シュート正面、その前にオフサイド)カウンターから左サイドを村井が抜け鋭く中に流し込むとDFの間に田中達也、大外に長い距離を走った阿部が入ってくる(GKがカット)。いずれも惜しいチャンスの連続だったが決まり切らない。そうこうしているうちに、ここまで一発合えばと言う感じの確率の低いロングボールを入れる攻撃に終始していた中国に運が流れる。左サイドで細かく繋がれると奪うタイミングを掴めず、競り合いながらもクロスに入れられてしまい、これをうまく低空ダイビングヘッドで合わされて失点。まさしく一発でやられてしまった感じで先制を許してしまいます。又もビハインドを追って前に出ようとするが、勢いに任せて戦ってきた部分は否めずリズムが崩れたことで攻撃のリズムも消えてしまい、嫌な流れになってきたかなと言った終了間際、右サイドでセットプレーを活かされてしまう。速いボールを今野のマークをふりほどきフリーとなっていた選手にニアで合わされ、これには楢崎も止めきれずに失点。差を広げられてしまうと言う最悪の展開のまま前半を折り返す事になった。

後半、結局交代はなくそのまま試合が始まる。2つのアドバンテージを持つ中国は2トップを前に残す形で完全に自陣のスペースを消すような守備に変更、さすがに詰め切れていない部分もあり攻撃構築に苦しむ。それでも左サイドからうまく繋いで阿部がクロス、これははね返されるモノのリフレクションからもう一度左サイド、エンドラインまで持って行った村井がハイクロス、これをマーカーをもろともせずその上から巻がヘッドで合わせる、しかしこれはGKがうまくバウンド際を止められて決定機を逃してしまう。中国はとにかくカウンター、そしてとにかく苦しくてもフィニッシュという形を徹底している形。日本は拙いながらもパスを回し、DFのオーバーラップも絡めて何とかサイドから崩そうとする意識は見えるが、いかんせんコンビネーション不足は否めない。しかし、58分、良い仕掛けで田中達也が前半と同じようなポイントでFKを獲得、これを阿部が又も同じようにニアに鋭く狙うとパーフェクトなコースに素晴らしいスピードでゴールを襲い、このシュートこそGKに凌がれてしまうが、詰めていた茂庭がヘッドで押し込んで追撃の1点を手にする。このゴールで勢いも出てきて、さあこれからと言うところで更に前への圧力を増すために駒を替える。疲れの残る本山に替えて玉田、前線で奮闘していた巻に替えて大黒と3トップのような形で同点ゴールを狙う。しかしこの采配は不発、玉ちゃん、大黒とも動きに精彩を欠き、動き出しが遅くボールを引き出せない。チーム全体もスペースを消されて攻め手を探るように後ろでボールを繋ぐだけで、危険な楔が入っていかない。ビハインドを背負っているとは思えない消極的な姿勢に終始し、サイドに持って行くモノの手詰まり、苦しい斜めの楔はカットされ、完全に攻撃の糸口を失ってしまった。フラストレーションの溜まる展開の中、なかなか自分を出すことが出来なかった村井からアレックスにスイッチしたモノの、展開を替えるには至らず、時間だけが過ぎる。しかし、一つの楔から一気に局面が変わる。うまくボランチの間に顔を出してバイタルエリアで楔を受けた田中達也は、前を向いた瞬間完全に呼び込むような動き出しでフリーランニングを開始していた大黒へスルーパス、これは相手の足に掛かってしまうモノのこれを自ら拾って今度はコースの空いたところで余り印象にない左足を振り抜くとアウトに掛かってこれが素晴らしいコースへ!GK全く反応出来ずゴールに突き刺さって同点、この試合唯一と言っていい崩しのキーを持っていた田中達也が停滞を打破しました。この後、少ない時間で勝ち越しを狙うモノのチーム自体は吹っ切れずこのまま終了。負け試合を引き分けに納めたモノの価値には結びつけられず、この大会自体は苦しい展開になってしまいました。

まあ難しい部分はあったにしても、前半は選手達が積極的に自分のプレーをして、様々な形から良いプレーをして、好機を作ったこと。そして後半スタミナ切れ、そしてその中で動きが沈滞して消極的なサッカーに終始してしまったこと。まさにがらっと変わってしまいましたが、非常に難解な状態の中で、理想的とは言わないまでも苦しみながらも苦しい状態から個々まで持ってきたというのは彼らにとって財産となるモノだったのではないでしょうか。個々で見れば、又セレクションとして(これ一試合で判断するのは可哀想だけど)色々と見えてきた部分があったのは確か。守備に関してはなしだけどね。何かを求めるのは酷というか、失点自体も不用意とはいえ、非常に偶発的な要素の高い失点だったし、横の繋がりの薄さはいかんともしがたいモノがあったのかなと。個としては頂けない部分があったにしても。少し厳しい言い方もしますが、見所だった部分を。

・新戦力達の意欲と姿勢と露呈、出来るからこその「もっと」

ということでとりあえず初キャップの村井、駒野、今野、おめでとうございます。ジーコ態勢ではどうなるかわからないけど、A代表の第一歩を記したことになりましたね。二桁キャップを持っているのは楢崎、坪井、本山ぐらいだったこの日のスタメンでしたが、前半は予想以上のモノを見せてくれました。チームとしてと言うより個々の意欲や危機感、そして気迫というモノが前に出ていた気がしました。勿論結果が伴わなかった(前半でゴールが取れず失点を重ねてしまった)事で納得行くモノではなかったにしても、素晴らしいパフォーマンスだったと思うし、特徴が良く出ていたのは間違いないでしょう。村井が少し良い形で攻撃に馴染めなかったというのはあるにしても、巻の高さと強さ、田中達也のキレと積極性、駒野の積極的なランニングと精度の高いクロス、阿部の鋭いキックと広いプレーエリアからなるアクセントプレー、今野のボール奪取力と豊富な運動量と勢いある攻撃参加などそれが決定機となっていただけに、それなりにアピール出来ていたのかなと感じる部分は多かったです。そして苦境に陥った中で見せてくれたのは、個のスキル。誰もがわかってはいたけど、こう言うのをこういう状態の時に出せるというのは、やはり頼もしい。そのゴールに繋がった二人のスペシャルスキルは特に、これから先にも充分期待の持てるモノだったのかなと。阿部のキックは日本人離れしたボールスピードと変化の大きさは、やはり大きな武器。これだけ鋭いキックを蹴れる選手は今の日本には見あたらない(俊輔もヤットも良いキックを蹴れるけど、阿部っちほどコンスタントに鋭いキックは出ない)そして田中達也、大久保を見ていただけに大丈夫かなと大会前は不安になったのですが、彼自身非常に今大会キレがあって、又非常に意欲的な姿勢に溢れていた。そしてそれが結果に繋がった。彼の良さは何よりもとんでもない俊敏性からもたらされるキレ、そのキレがチームを苦況に苦しむ中から救ったと言っても過言ではないでしょう。あのシュートは何本打って1本モノだと思いますが(Jであんな左足のミドルなんて見たこと無い、あるのかも知れないけど)、この日彼は確実に日本のサルバトーレとして輝いた。本当に見事でしたね。

しかし、いかんせん経験不足、コンビネーション不足、とはいえ、リスクを冒してでも自らアクションを起こして切り崩してやろうという姿勢が多くの選手に見えなかったのは残念でした。こういう苦しい状態の中で新入り古株関係なしにもっと要求しあったり、自分が引っ張るんだ、自分が何とかしてやると言ったメンタリティを持った選手が僕の目には田中達也ぐらいしか見あたらなかった。勝たなければならないという中でもう1点喰らったらおしまいという恐怖感に苛まれていたのはわかりますが、特に二人のボランチには出して欲しかったなと言うのが本音。状況的に酷なのはわかってはいたけど、それでもやれるだけのポテンシャルを見ていたからこそ。まあ前にボールが収まらないというのがあったにしても、プレー自体が消極的。横パスとバックパスだけでは状況は変わらない、後ろには2枚しかいない、3バックは残ってる、リスクチャレンジ以外に彼らに求めるモノはなかった。緊張もあっていつも以上の疲労もあっただろうし、慣れない状態で掴めないモノがあったのかも知れない、でも何かを犠牲にしても獲りにいかなければならない時と言うのがあると言うのをアテネで学んだはず、そしての反省を元にJでそういう表現、プレーをしていたので、落胆も大きい。シャツがジャパンブルーに変わってもプレーに出して欲しかった。ボランチへの不満を書きましたが、チーム全体でそういうキモチの面での弱さを露呈してしまった事。これは紛れもない事実。良い流れの時には良いプレーをして当たり前、苦境に陥った時こそ強さを発揮出来るプレーヤーになって欲しいなと。スペシャルなスキルで結果的にチームは救われたけど、それを持っているからこそもっと積極的に出してほしい。この経験は無駄にするほど安くない。これを糧にもう一つ大きくなって欲しいなと。

では選手評。これからの事も含めて。

楢崎正剛(グランパス)→失点に関してはノーチャンス、余りプレーの機会としては多くなく存在感を発揮する様な形にはならなかった。ただ不満な部分はキャプテンとして、そして経験を沢山持つモノとして精神的に背中を押すようなアクションをもっと見せて欲しかった。まあタイプじゃないけど、それでもやらなきゃいけない立場のはず。

坪井慶介(レッズ)→彼の特徴であるスピードでも中国のポテンシャルの高い選手に後手になるなど、大きな怪我の後に感覚が戻っていないのかなと感じる部分も。楢崎とな軸引っ張る側に回らなきゃいけないところで、この不安定なパフォーマンスは残念。厳し言い方をすれば現状では代表レベルにはないのかも知れない。復調求む。

茶野隆之(ジュビロ)→慣れないセンターの守備にも奮闘、負傷しながらも粘り強く戦っていた。失点では横の繋がりの中でうまくギャップを突かれた形となってしまったが、その辺は致し方ないところか。気になるのは散見したビルドアップのミス。細かいミスを減らしていきたい。

茂庭照幸(FC東京)→初ゴールおめ。守備ではどうもイマイチという部分もあったけど、姿勢をしては褒められてしかるべきモノ。業を煮やしたかのように攻撃に参加し、テレビ越しに聞こえる大きな声でボールを要求し、何かをしてやろうという意欲は見えた。前への強さをより、そしてビルドアップのアバウトさの減少を。4バック向き?

今野泰幸(FC東京)→前半はこれぞ今野という出来。前に前にボールを追いかけ、奪って攻撃に繋げ、その攻撃でも決定的なシュートに絡むなどらしいプレーで存在感。しかし後半は余り前に出ることなく、又躊躇するようなプレーでらしさが消えてしまった。後ろが気になっていた感もあり。君は苦境に強い子のはず、そういう意味では阿部が大人しくなっていただけに奔放な働きが見たかった。磨くべきは技術的な部分。パスの配球や精度など。クラブでのプレーが出せれば全ては解決するはず。

阿部勇樹(ジェフ)→まずはナイスキック、さすがの鋭さで一点目を導き出した。後半の序盤まではそれなりに積極的にプレーしていたが、スタミナ切れか徐々にプレーの意識が減退。パスの配球の部分では、前半は良かったけど、後半はパスコースがなかったのかも知れないけど物足りない出来。キャプテンとしての経験も厚いのだから、より強い要求などをして欲しかった。それが出来る実績を持つ選手のはず。より深く馴染み、ジェフでやっているようなプレーを出せるようになって欲しい。人見知りっ子?

駒野友一(サンフレッチェ)→非常に積極的なランニングと素晴らしいクロスの精度、上下動の回数含めてプレーの内容としてはハイレベルなモノだったと思う。後はその継続性。後半になって全くと言っていいほど存在感が消えてしまい、そういう意味では残念な出来とも。呼び込むようなランニングの増加とコンビネーションの向上があればこの先楽しみ。

村井慎二(ジュビロ)→駒野とは逆に残念な出来で途中交代。2度ほど決定機を演出したモノの、ゲームの中では存在感は薄く、ゲームに乗れなかったのかなと。村井を活かすような展開がなかったのも確かなんだけど(アタッキングサードで持ちたかったけど、その下でプレーが多かった。ランニングも不発)、その辺は自分を出したかった。こういうチーム状態での起用という部分では煽りを受けた。フィットに時間が掛かるタイプなのかなぁ?アレックスも微妙なので何とも言えない。

本山雅志(鹿島)→前半は若い選手達の積極的なパフォーマンスに押され気味で、自分の仕事場が見つからなかった感も。ボールを落ち着かせ周りを自由にやらせたとも言えるけど、まあ今日の場合はキレもなくイマイチか。巻へのパスは昔のルールならオンサイドだった、惜しかった。疲労の色が濃かった。

田中達也(レッズ)→書いた通り、サルバトーレ。絶対左はまぐれ。でも助かった。凄いキレっぷりで中国選手を圧倒。ボールを持つ機会が少なかったこともあって、難しい部分もあったけど、決めるべき部分で決めるという事をしっかりと行動で表した。巻との相性も良。二人の関係性として非常に互いを意識しあって尊重していた感も。課題としてはとにかく精神的な平静を保ち、自然な形でプレーして欲しい。力が入るとどうも・・・・。海外組合流後にまた見てみたい。ただライバル争いはまだまだ熾烈。

巻誠一郎(ジェフ)→悪くなかったし、足りなかったのはゴールだけ。強さは見せたし、飛び込みも見せ、ポストワークでもコンタクトプレーでも怖がらずと良い出来だった。不在が改めて目立つような展開となってしまったが、それだけ働いていたと言うことだと思う。現状の中盤では前で戦える存在は貴重。ポストプレーヤー、ストライカーとしてある程度感触はあったし、後は海外組合流後が見てみたい。

大黒将志(ガンバ)→ほとんど存在感示せず。コンディションの谷間なのは明らかなだけに難しいところだけど、役割としてはセンターに残ってフィニッシャーとしての起用だったか。ボールを呼び込むような動きが少なかったのはマイナスポイント。まあこれで評価が逆転するほど、彼の功績は小さくない。まずはコンディションを整えたい。

玉田圭司(レイソル)→トップ下的な役回りを担ったが、ほとんど存在感を示せず。クイックネスというよりスピードという形では活きる場所がなかったのも確かだけど、ドリブラーならもっと突っかけるシーンが見たかった。一度代表を離れて刺激を受けるのも手か。本当に正念場。

アレックス(レッズ)→ボールを受けて起点となり、サイドから仕掛けたいという意図があったか?でも余り効果的とは言えず、結局この交代の意義は薄かった。キープ力と突っかけるプレーで引きつけて周りを行かして欲しかった。村井の出来が良くなかったとはいえ、アレックスの出来も決して良いモノではない。ただジーコの信頼は不変。

ジーコ→まあ無茶のある起用だったので、こういう結果も致し方ないところか。まあもう少しやりようがあったとは思うけど、この起用が大きなテストとなって、ある程度様々なモノが見えたのは相変わらず幸運と言ったところか。試合中の采配には疑問、何故に玉ちゃん?巻の不在によりサイドアタックの効果が薄れた後の交代に疑問。小笠原という選択肢は無かったの?次の試合にどう出るかが注目点。そしてその後の選出にも。

と言うことで、非常に興味深い一戦となりました。ただ個人的に感じるのは、オフ・ザ・ボールの意識の低さが選手の甘さとなって感じる部分があること。意志のこもったプレーを増やし、よりスムーズにプレーしていくためにも、この辺の意識は各々が改めて考え直す必要があるのではないかと感じています。プレーの意識を表すモノとしてもこういうボールのないところの動きで表現すると言うことを考えて欲しいなと。まあそれは代表だけに限らないわけだけど。とりあえず自力での優勝はなくなったのだから、次は結果に拘らずに価値のある試合にして欲しい。色々と見えてきていると思うので。と言うことでここまでです。

*試合後、多くの人に訪れて頂いたのに、私事で生で試合を見ることが出来ず、更新が遅くなり、無駄足になってしまってすいませんでした。これからもよろしくお願いします。

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August 03, 2005

総取り替えと「ガイアの夜明け」の雑感。

何となく思うわけですよ、ジーコって世渡りが下手なタイプだなと。何もかも唐突で周囲との連携が取れていない感じですな。とにかくこういうスルー出来ない話題から、今日の「ガイアの夜明け」と二つの雑感を徒然と。

・総入れ替え。もの凄いインパクト。

中国戦は先発選手全選手入れ替えへ(ニッカン)
ジーコ、中国戦は先発全員入れ替え(スポニチ)
先発メンバー総入れ替え 中国戦に新戦力を全員起用=サッカー日本代表(スポナビ)

中国戦前日 ジーコ監督会見(スポナビ)←発端
中国戦前日 選手コメント(スポナビ)

もの凄いインパクトを持った話ですな、こぞってこの話を取り上げざるを得ないぐらい。流石ジーコ、飽きさせてくれないね。まあ是非は置いておいて、ターンオーバーの必要性を初めて感じたのかなと思った訳ですが、アジアカップの時は感じなかったのだから、やっぱり今回の結果には相当なダメージを受けたんだなぁと思ったり。

で、結局明日のメンバーはこんなメンバー。まあ書くこと無いのかも知れないけど。

Turn Over @ vs China
Before           After            折衷案
   大黒  玉田        田中達 巻         田中達 巻
     小笠原            本山            小笠原
アレックス     加地  村井        駒野  村井        駒野
    遠藤  福西        今野  阿部       福西  今野
  中澤 宮本 田中誠    茶野 茂庭 坪井     茂庭 宮本 坪井
      川口             楢崎             土肥

とりあえずこんな感じです。まあ一気に替えることで主力を休ませよう感がもの凄い見えるのですが、強引な形とはいえ一応新戦力含めた控え組はチャンスを得たとも言えるのかなと。まああの試合を見た後、チャンスを得て欲しいと書いたけれど、こういう形で来るとはね。

やりすぎの感は否めないし、もうちょっとうまくできないのかなぁと言う感じはもの凄いあります。こういった形のチームが継続されると言う可能性は薄いのに、スタメンに入る可能性の高い選手とのコンビネーションも見れず、やってみてのプレーの相性も見れない。せっかくのAマッチ、しかも相手は先を見据えているとはいえ本気で(ダーティかも知れないけど)いいテストマッチになり得る試合なのにこういった形で消費するのは勿体ない感じがする。とりあえず可能性は薄いと思うけど、折衷案なんかも考えてみた。まあある程度スタメンの座が補償されているツネや福西や小笠原などを入れてみた。これじゃあんまりターンオーバーにならないけど、新しく入った選手にとって軸がある程がやりやすいのでは?と言うことで。

総入れ替えで試合に臨んだ場合、結局個として見るしかないわけだけど、こういった形でいきなりやれと言われても、十分に力を発揮出来ない選手も出てくる可能性はある。それでアピールのチャンスと言っても少し酷な状態なのかなぁと。これで判断される可能性だって充分あると思うし。

まあ唯一の希望としては、アテネ組が5人、また茶野-阿部-村井-巻のジェフラインなどある程度は関連性があること(関連性がないのは本山と坪井と楢崎ぐらいかな?)そういう意味ではグループ戦術的な要素が発揮されることで少しはプレーしやすくなってくれることを願うばかり。

まあ練習試合でよくAチームを倒した的な報道があるだけに、とりあえずそれが見れるのはちょっと楽しみかな。まあ本番じゃないからちょっと違うんだろうけど。とりあえず控え組も基本的には連戦をしていて疲れていると思うけど、高いモチベーションで頑張って欲しい。これで勝ったりしたら、一気にプライオリティが変わったりするのかな?2年前のパラグアイ戦みたいに。こんな時にマツがいないのが残念。

・ガイアの夜明けの感想。
7/2(火)22:00~22:54までに放送された「日経スペシャル ガイアの夜明け サッカービジネス 陰の仕掛け人達」。いつもならガイアの夜明けなんてあんまり見ないわけだけど、佑二が出るなら、サッカー関連ならと言うことで眺めてみました。まあこれも各所で話題ですな。=レスポンスが悪くて出遅れてる証拠ですな。では簡単に感想。

・カルチョ・メルカートの雰囲気が見れたこと。ああいう風に一同に介して大きな会場で行われてるんだねぇ。てゆうかみんなマフィアみたいだ。ビデオを送ったりとかして興味を持ってもらう遠隔的な仕事を、代理人が直接やるって感じなんだねぇ。モッジの豪腕の唸る場所。

・他のリーグとかはどうなってるんだろう?てゆうかJでもこう言うのはあるのかな?菊地関連(レンタルみたいね、アルビに。山本監督に嫌われてるっぽいし、いいんじゃないかな?まあこれは完全に憶測だけど)の話で、反町監督が岡ちゃんや山本監督にレンタルを頼んでたというのもそういうところでやったのかな?

・で、ようやく本番。田辺氏の仕事ぶりに密着。基本的な仕事の流れだったり(売り込みのためのビデオ作成、送付。そして交渉、選手との橋渡し)などなどを紹介した後具体的な話に。

・まずは稲本の所に。バーミンガムで稲本コールをされる田辺氏。それなりに知名度はあるのね。稲本はやっぱりプレミアにこだわりがあるんだねぇ。確かにプレミアのCMFのようなスケールは持っていると思うけど、さすがに5年?もいてこれではと思う部分も。継続的に出場出来る道というのを選択する必要性も感じたり。きっと田辺氏も思うところはあるんだろうけど、でも決めるのは選手というスタンスがあるのは良いと思う。

・次はフランスへ、なかたこかと思ったら松井。松井の活躍はフランスでもそれなりに話題になってるとダバディが紹介してたことがあったけど、サポの雰囲気的にもしっかり認められてるのかなと感じた(まあ行って見て、感じてみないとわからないものなんだろうけど)ここに今回来たのは契約交渉。チームをトップリーグに導いた活躍といい、その流れを作ったのは松井と言っても良い(監督交代もあるんだろうけど)そういう意味では年俸アップを強気に仕掛けてなんとまあ2倍以上の7000万。サインはああいう形でするんだね。知らなかった。

・中田浩の事も聞きたかった。ああいう形での移籍だった訳で、自分のブログ(田辺氏のブログね)でしっかりと語ってるにしても、こういう形で考えを伝えることが出来たのでは?選手本人にとっても良い機会だった気が。やっぱりわだかまりはあると思うし。つっこんだところを聞きたかった。

・佑二登場。何かやつれてる?身分紹介→オファー→残留か移籍か、オファーの中身を見ながら選手の判断を求めると言う流れ。田辺氏はあくまでも選手が判断すると言うことを重視しているね。条件が下回っていると言うことを選手に伝えるのかと言うところで事務所内で色々と意見の行き違いがあった時も、その辺をしっかりと考えているのはちょっと嬉しかった。代理人はそこまでを準備する仕事というのは、その通りだと思う。あくまでも代理人が主役じゃなく選手が主役で、お手伝いという立場を重んじている所にちょっとイメージ変わった。

・身分紹介はドイツ1、フランス3、スペイン1らしい。ドイツはオファーのあったボルシアMGだってすぐわかったけど、フランスとかスペインってどこなんだろう?気になる。

・佑二はコンフェデ辞退して良かったのかもね。考える時間があったことである程度納得した答えを導き出す時間があった。まあ結果としてどうなるかはわからないけど(残留したことで)、プライオリティがぶれないで、それを中心に出来たのは良かった気がする。田辺氏の「クラブの魅力」という話にはちょっと嬉しくなった。特に俊輔のを見ると_| ̄|○まあ俊輔もどうなるかは始まってもいないからわからないけどね。俊輔の場合は運がない。

・佑二残留にちょっと微妙な表情。少し残念って感じかな?まあこれだけやって残留というのは肩すかし的な部分もあるだろうし。人間だもの。まあ発言とはちょっと違うけどね。

・小山氏ラストに登場。クラブとしての代理人のイメージ。これをレッズの犬飼社長とか鹿島の社長に聞いて欲しかった。凄い話が聞けそうだ。まあクラブとして代理人に対しての印象というのは微妙な所なんだけど、必要悪というのはわかるかな。山瀬のことに関しても、山瀬の要望だとしてもやはり矢面に立ったのは彼だったわけで、選手としては守られたと言うのもあると思う。まあ田辺氏には相当激しい批判があったのも事実だけど、それも又仕事と割り切っている気もするし。あっ、山瀬出てこなかったね。

総合的な感想として代理人は選手の家族みたいな存在なんだなぁと感じた。勿論金銭的な繋がりもそうなんだけど(一蓮托生だろうし)、例えばこの移籍をすることによってはらむ危険性だったり、生活のことだったりと色々と心配して下調べしたりする「母親的」な仕事、そして色々と準備しても、決断は選手という見守る的な姿勢だったり、勿論色々としたいざこざから守る形は「父親的」な仕事。勿論、全てはピッチの上で結果を残すためなんだけど(それが代理人の報酬に繋がるわけだし)しっかりと選手をサポートするという姿は、ダーティと言うイメージには繋がらないモノなのかも知れない。まあダーティな部分もあるんだろうけどね。

ということ・・・あっ!又バルサできね。もう遅いし・・・最近追いつかない・・・。選手の意識と言うところで色々と感じるところがあった試合だったんだけど、まあいいや。そのうちね、そのうち(濁った目で)とりあえず明日は注目ですな。と言うことで今日はここまでです。

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August 01, 2005

つっこんでつっこんで今日のニュース雑感。

「まさかの敗戦」って言葉を今日何度耳にしたか・・・・。WC予選やコンフェデなどの国際大会ではないので、ここまで大きな反響があるとは思わなかったですよ。まあ今まで騒ぎすぎというのはあるにしても。でもこういう試合をゴールデンでやった罪って重くね?まあいいや、その後日談やら、白い巨人が過密日程に狂っちゃった話とかニュース雑感行きます。

・負けてニュースになる代表。
色々つっこんでいこうと思います。

北朝鮮後 ジーコ監督会見(スポナビ)

――合宿などでシュート練習を重ねても、精度が上がらない原因はどこにあるのか?

自分の経験から言って、やり方は間違っていないと思う。その時の置かれた状況、相手にリードされて精神的に押し込まれた状況の中でも(シュートの)精度であるとか、バランスの問題とか、精神的に焦らないということも含めて。とにかくこの問題というのは代表だけではなくて、クラブでもずっと(練習を)続けていく必要があるし、このあたりのところを今日の試合をもう一度振り返って、どうして枠に飛ばなかったかチェックして、選手たちに今後どうしていかなければならないか伝えていきたいと思う。決してやり方が間違っているとか、選手たちが一方的に悪いとは思わないので、とにかく一日一日を大切にしながら、自分たちがやってきたことは間違いではないと信じながらやっていけば、必ずよくなると思う。

何かジーコへの質問って、選手に向けられる質問に似てる。練習して精度が上がらないって、選手に聞いたら?原因はどこにあるって、自分たちの国の問題を代表監督に押しつける事自体が間違ってる気がするけど?クラブのユースの監督や高校サッカーの監督に聞いてきたら?そういう選手を育てているのだから。シニア世代で技術論を出すこと自体間違ってる。ジーコの方針も間違ってるわけだけど、ぶつける質問を間違えてる気がする。準備していないことをなんでするのか?とか、パワープレーの練習はしていたのか?とか。それで気付かせてあげないと(苦笑)

北朝鮮戦後 選手コメント(スポナビ)

玉田圭司(柏レイソル)「もう切り替えています」

出だしが悪かった。(試合の)始めというのは大事だと思うし、気持ちで負けていたわけではないが、相手の方が自分らしさが出ていた。(試合中、日本にも)いいときもあったと思うけど、コンビネーションとかがやや少なかったと思う。(気持ちの切り替えのポイントは?)僕はもう切り替えてます。

何か玉ちゃんずれてない?みんな気持ち的に負けてるって言ってるよ?

巻誠一郎(ジェフ千葉)「ゴール前でのプレーを増やしたい」

土肥さんに、『前半のうちから、チャンスがあるから準備しておけ』と言われていた。0-1で負けている状況で、FWとしては点を取ることだけを考えていた。だけどパワープレーの練習をしていないので、ボールと合わなくて難しかった。
 北朝鮮はしっかりと守ってくるので、攻めるのが難しそうだと外から感じていた。自分としてはもうちょっと起点になるプレーをしたかった。もっとゴール前でのプレーを増やしたい。

パワープレーの練習をしていないと暴露してしまった初代表の巻くん。でも注目したのは土肥ちゃん発言。GKは凄い戦術眼持っているだねぇ。まさにその通り。前で戦える選手が必要だった。お見事!

三都主アレサンドロ(浦和レッズ)「焦りが出た」

最初の試合で勝利したかった気持ちはある。1つのミスでやられて、引いた相手に対し、得点を取ることができなかったので残念。立ち上がりはいい形で攻撃できていた。先に点を取っていれば違うゲームになっていたと思う。セットプレーをものにしなかったのが自分としては悔しいなと思っている。中国、韓国も引き分け。次の試合じゃ勝つしかない。後はない。中国にはぜったい勝ちたい。
~略~
 焦らず、スペースを早く作ってラストパスを大事に送ろうとした。いい攻撃、シュートも何度もあったが点にならず、焦りが出た。暑いときは相手も暑い。ミスはそんなに多くなかったと思うが、失点につながるようなミスが何度かあった。

ひぃぃぃぃぃ。(多分言おうとしていることとは違うんだろうけど、どの口で言うんだって感じ。アレックスの発言は「(チームとして)ミスはそんなに多くなかった」と言うことだと思う。)

川口能活(ジュビロ磐田)「技術的なことより精神的なこと」

 試合の入り方がよくなくて、非常に悔しい負け。あと2つ勝てばいいと思うので、反省して次に切り替えます。
 技術的なことより精神的なことで、自分たちのプレー、自分たちが持っている部分を出そうという意欲が欠けていた。本来僕たちが持っている闘争心とか、技術・戦術的なものも出せなかった。相手の頑張りを上回るものを出さないといけない。もっとゲームに入る部分で、高い集中力を持って次は臨むべきだと思う。
 引き分けもあるけれど、勝負事だから勝つか、負けるか。50%、60%で勝てるほどサッカーは甘くない。100%、120%を常に、どんな試合でも出し切らないといけない。

流石能活、真理をついてる。まさにその通り。後ろからもっと怒ればいいじゃん、甘えてんじゃねぇ!って言ってやってくれ。昔なら絶対にキレてた試合だったと思うけど。

枠に飛ばないと嘆く前に(7/31@大田)宇都宮徹壱の日々是東亜2005(スポナビ)

と言うことで最後はまじめに宇都宮先生のコラム。web上ではもの凄い高い評価を受けてますね。個人的には、うなずけるとこ、半分、納得いかないとこ、半分って感じです。先に書いておきますが、僕は宇都宮さんの文章は好きで、良く参考にさせてもらうことも多いです。でも納得いかない部分は納得いかない。以下僕が引用した部分。

「チームを壊す」というのは、今大会の隠れたテーマになるだろう――前日の日記で、私はそのように書いた。誤解されては困るのだが、ここでいう「チームを壊す」というのは、決してネガティブな意味ではない。  例えば絵画や彫刻の世界でも、あるいは作曲や小説の世界でも、よく「壊す/創る」というニュアンスの言葉が使われる。一度完成したと思われる作品を、ただ表面を撫でるのではなく、あえて抜本的に見直し、無駄な要素はごっそり削ったり塗りつぶしたりして、そこからさらに作品の完成度を高めるための試行錯誤をしていくのが、ここでいう「壊す/創る」である。「壊す」ことも、実は非常にクリエーティブな行為なのだ。

 そうした行為は、当然、サッカーのチーム作りにも当てはまるだろう。より強い日本代表を作るためには、ワールドカップ開幕まであと300日というこのタイミングこそが、早すぎず遅すぎず、チームを発展的に「壊す」絶好の機会であると考えるのである。
 極論するなら、チーム作りというものは、そもそもが破壊と創造の連続であるわけで、チームの指揮官には「壊す」勇気が求められる――というのが私の持論だ。思えば、これまでのジーコ・ジャパンは、やれ「ディフェンスラインが崩壊した」だの、やれ「誰それがけがをした」だの、そうした外的要因によってのみ、チームの顔ぶれを入れ替えてきた。そして「結果がすべて」のワールドカップ予選では、マンネリともいえるくらいメンバーを固定して、チームとしての熟練度でもって厳しい戦いを勝ち抜いてきた。
 だが、その大願を果した今だからこそ、今度は自発的かつ積極的に、指揮官は「チームを壊す」べきである。そしてそれは、ワールドカップでひとつでも上を目指すために絶対不可欠なイニシエーション(通過儀礼)である、とさえ言えよう。

枠に飛ばないと嘆く前に(7/31@大田)宇都宮徹壱の日々是東亜2005(スポナビ)

まあ確かにその通りと言えばその通りだと思う。このチームには、沢山の不安要素があり、そういう部分を改善するためにも今のチームを「壊す」必要性があるのは明らかだと思う。確かにチーム作りというのは「破壊と創造」の連続であり、それは非常にイマジネーションを必要とされ、そしてリスクの伴う事で、強いて言えば監督の判断力が問われる部分なのだと思う。

ただこのコラムにはその先がない。具体例がない。壊せ、作り直せと叫ぶことも良いと思うけど、そこに付随する代替案がない。何を壊すのか、そして壊した後に何を付け加えるのか、その先がないものには説得力を感じない。そこは専門家じゃないからと逃げるのなら、批判をするのもやめた方が良い。このコラムは確かに真理をついてい留とは思うけど、それならもっとつっこんで書いていって欲しい。きっと宇都宮さんは沢山の試合を生で見ていて、壊すべき部分、再構築する部分というのはしっかりとイメージ出来るはず。現に2日前に「ファミリー制度の破壊」「競争による活性化」と言うことを書いている。だからこそ、もっとこれに関しても具体例を書いて欲しいなと。そしてこれに同意する人たちに対してもそう思う。批判するならそこに代替案をきっちりと明記すべきだと思う。同意するなんて意味無い。

以前日本にはスタイルがない、今作っている最中というのを書きましたが、それは見ている人たちも又考えていく必要があると思う。それが又日本のスタイルの希望論となると思うし(まとまらないとは思うけど)、日本のサッカーを構築する一翼を担う部分になるのかなと思ったり。勿論人によって正しいと思う事もあったり、違うだと思うこともあると思うけど、そこに「日本のサッカー」という具体的な像を描くことで、「日本の求めるべき姿」は浮き出てくるのではないでしょうか。

と言うことで言い放しになるとつじつまが合わなくなるので、壊すモノと再構築していくモノ、僕の思うところを。

まあ壊すべきと言うかこのチームにはいらないモノが沢山あるのは事実。ファミリー的な要素はまだいらないし(大会前には必要だと思う、ex/'98エメ・ジャケのフランス代表でもそういう連帯感をチームマネジメントに用いた)、可能性を探るべきだとは思う。でも一番の問題は何よりも相手のサッカーに合わせてサッカーをするスタイルをやめなければならないのかなと感じる。強豪にはポテンシャルを引き出されるのか対等に渡り合い、素晴らしい試合をするけど、アジアレベルになると相手の気迫、コンタクトに押され、受け身な態勢で強豪相手にしていたような積極的なサッカーが出来ない事。そこには、改めてこのチームにどこが相手でも変わらずに主体的にやっていく事(ex.トルシエ氏のプレス&ラインのゾーンディフェンス、ブラジルの個人技を生かしたポゼッションスタイル)がないことを表しているし、現在も相手によって、又出る選手の違いによって変化し続けているというのがあると思う。勿論戦術的な柔軟度は持っていて欲しいと思うし、凝り固まる必要など無いのだけど、何か一つチームの骨子となる部分を作る必要がある。そこで僕の考えとしては、現在のしっかりとボランチと守備ブロックを作りながら、深くカバー主体のDF手法を捨て(壊し)、もっとラインを押し上げてよりコンパクトな布陣を保ち、前からのプレスをより強めると言うのがベターなのかなと。ズルズル引くと後ろに体重が掛かり、切り替えの速さが付随しない限りパスコースが出来ず、攻め手が無くなりリズムを失うことが(特に国内組だけの時は)多いだけに、そういう形をなくすためにも、前への守備、前への意識を高める必要があるのかなと。ラインディフェンスをしろとかそういうことではなくて、チーム全体が前に体重が掛かることで、チームの受け身な姿勢も消えると思うから。そのためにもDFラインの選手はより個として強い選手を使うべきだし、その中でカバーも効く選手を使うべきだなと思う(佑二はそのままだとしてマツとかマツとか茂庭とか茂庭とかトゥーリオとかトゥーリオとか)まあ将軍様オーバーラップとかはしなくても良いけどね。まあそれが僕の考え。

と言うことで、批判する方。代替案を考えてみるのはいかがでしょう?少しは建設的になるし、考えることは必ずしも無駄にはならないと思う。と言うことで最後だけはまじめにしたけど代表おしまい。

・欧州に動きアリ。巨人、狂う。

イタリア紙がサムエルの移籍決定を報道(marca)
Inter-Samuel: e fatta(La Gazzetta dello sport)

これかな?イタリア語なんてさっぱりなんで(外来語がさっぱりなの、日本語も不自由してますが)、よくわからない部分もあるのだけど、ガゼッタがインテルとレアルの間でアルゼンチン代表ワルテル・サムエルの移籍合意に至ったという報道があったようです。まあ真偽はわからないけど、噂に上り続けていて驚きはないです。ただ思うのはレアルフロントの不見識、サッキがいるのにこんな愚行を行うなんて・・・。エルゲラとパヴォンと怪我ばっかりのウッドゲート、後はメヒア?まあ中盤のDF力は去年より増しになる可能性はあるけど、どうなんだろ?グラベセンがパブで暴れそうなくらいストレス溜まっちゃいそうだ。

移籍金は5.8億?33億で買ったのに何を考えているのだろう?話ではロナウドの未払い分があるから、ソラーリにしても相当安い額で手に入れることが出来たのではと?sounoさんが話しておられましたが・・・・・。まだとりあえず公式には出ていない。今日発表?

マドリー、ロビーニョ問題に決着(uefa.com)
R.マドリー、ロビーニョ獲得を正式表明(marca)
レアル・マドリー、ロビーニョ獲得を正式発表=スペイン(スポナビ)
レアルがロビーニョ獲得を発表(ニッカン)
ロビーニョ移籍 サントスと合意(スポニチ)

もめにもめたこの移籍。もっと泥試合になるかなと思ったけど、ようやくようやくクラブ間で合意して、正式に発表出来る事になったようです。8/25からと言うことで予備選とかには出れないのかも知れないけど、それでも未来のクラックを得たと言うことは大きいのかも。

ただこんなにアタッカー集めてどうするの?バプティスタも取ったんだよね?しかも30億という巨額を投じて。オーウェンは放出にしても、60億の投資?これならバラックを取るべきだったんじゃないの?しかも本人は来たがっていたのに・・・・。レアルの中盤を支える大きな力になると思うんだけどな。そんなのおかまい無いって感じ。相変わらずファンタスティックな事をするクラブだと思うけど、これでノータイトルだったらフロレンティーノ・ペレスに白いハンカチが振られるかもね。バルサは強いよ、理に適ってるし。

マドリー、バプティスタを獲得(uefa.com)
バチスタ、R.レアル移籍へ(marca)

と言うことで上にも書いたけどアーセナルの争奪戦の末獲得。そこまで必要だとは思わない。優秀な選手でアタッカーの特徴を見るとまたバプティスタも違った特徴を持っているけど、確実にMFとDFの補強の方がプライオリティは先のはず。さっきも書いたけどアリゴ・サッキがアドバイスしているクラブとは思えない動き。もうやめちゃったの?それとも・・・・。

バプティスタに関しては、アーセナルもも狙ってたけどアーセナルに必要な人材なのかよくわからなかったから、別に良いんじゃないかな?アーセナルもアタッカーより攻守を高いレベルで出来るMFかDFでしょ?ヴィエラ売っちゃったし。今年は動く動くと言ってる割には目立った動きはシュツットガルトからフレブを取っただけだし、これから動きそう。

と言うことでめちゃくちゃ長いけど、とりあえずここまでと言うことで。バルサ戦?やりますよ。やりますってば(苦笑)最近タイトルが適当なんじゃないか?もうネタ切れ、思いつかないんです_| ̄|○

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疲労、甘え、迷い@東アジア選手権 vs北朝鮮

スタンドはキムチな雰囲気、審判はシナクオリティ、もろアウェーですな。その中でアウトサイダー北朝鮮に見事なまで自滅の敗戦。疲労、甘え、迷い、様々なモノがもろにピッチの中に入っていたと言う感じがしました。正直こんな緩い試合が出来るほど、彼らに余裕はないはずなんですけどね。残念。

The East-Asia Championship 2005
Japan 0-1 Korea.DPR@Daejeon WorldCup Stadium,Daejeon Korea
DPRK:27Kim.Y.J

日本スタメン:GK川口能活、DF田中誠(→46'本山雅志)、宮本恒靖、中澤佑二、MF福西崇史、遠藤保仁(→77'巻誠一郎)、加地亮、三都主アレサンドロ、小笠原満男、FW大黒将志、玉田圭司(→67'田中達也)
北朝鮮スタメン:GKキム・ミョンギル、DFハン・ソンチョル、チャ・ジョンヒョク、パク・チョルジン、ソ・ヒョクチョクMFキム・ヨンジュン、リ・ハンジェ(→23'キム・ソンチョル)、ナム・ソンチョル、キム・チョルホ、FWキム・ミョンチョル(→55'チェ・アンチョン)、パク・ソングァン(→72'アン・ジョンホ)

序盤北朝鮮の勢いあるプレスと長いボールからセカンドボールを拾ってセカンドアタックに行くというシンプルな形が嵌ってしまう非常に悪い立ち上がり。日本はと言うと、そのプレスを前に動き出しも少なく、なかなかボールを繋げず、長いボールを蹴っても前の二人に起点となるのは難しく、攻撃のとっかかりが掴めない。守備に置いては切り替えの遅さとセカンドボールに対しての反応の悪さ、攻撃に置いてはパスコースを作るための動き出しと間延びした展開の中での押し上げのなさなど、運動量が圧倒的に足りない状態では必然の流れだったのかも知れませんね。それでも徐々にピッチを広く大きく使って展開することで相手の守備陣を広げたことでパスが回るようになると、サイドを起点にそこからうまくボールを回してペナ外からのミドルシュート(福西)を狙ったり、斜めの楔から技術に長けた大黒、玉田が前を向く事でFKを得るなど(アレックス、小笠原のFKは共に精度を欠き壁に当ててしまう)少しずつリズムを引き寄せるが、肝心なところでコンタクトを避ける姿勢が出てしまってボールロストに繋がり、せっかく引き寄せ掛けたリズムは結局掴みきることなく相手に戻してしまう。そして27分、小笠原のバックパスのミスからピンチを迎えると一度は凌ぐモノの、中澤の迷った末のクリアが中途半端になり、エリア内の北朝鮮選手へ繋がってしまい、そのボールを中に流し込まれて最後は落としから走り込んできた選手に強烈に叩き込まれる形で先制を許してしまう。二つミスが繋がった時点でやられるかな?と思わされた失点でしたね。ビハインドとなった日本はボランチの二人が積極的に攻撃に絡む形で攻めに出るが、北朝鮮のペナを囲い込むような固い守りを崩すことは出来ず、逆に相変わらずの放り込みからのセカンドボールを拾って、という序盤からの形に逆に苦境を陥るなど攻勢に出れない。スペースを消され、待ち構えられた状態で攻めるという形にどうしてもなってしまう日本は、相変わらず勢いのあるプレスをいなすだけ精一杯な感じでサイドに展開しても詰まってしまう事が多く、なかなか効果的な崩しは作れなかった。そんな中セットプレーから田中マコ、玉田が枠を捉えるモノの相手にカバーに阻まれてゴールに結びつかず、結局0-1で折り返す事となってしまいました。

後半頭から田中マコに代えて本山にスイッチ、4-4-2へ。多少バランスは良くなり、北朝鮮が割り切った形になったこともあってポゼッションは高くなったかなと言う感じはありましたが、体の重さが展開の重さとなる感じは変わらず、動き出しがなくパスコースが複数出来て相手の目線を散らすような形やペースチェンジなど崩すために必要な要素が生まれてこない。そうなると局面打開と言うことになるのですが、サポートの薄いなからの単騎での突破はどうしても無理があり、複数で囲まれて結局潰されてと、なかなか相手のDFラインを崩すまでに至らなかった。崩せないまま時間だけが過ぎると、北朝鮮がホントなのかウソなのかはわからないが足をつり始めたりして時間稼ぎをしたり、相変わらずのジャッジもあって、日本の選手達の集中力が切れ始めてミスも多くなったりと良いリズムどころの騒ぎではなくなる。ようやく加地のクロスから前線に飛びだした本山がヘッドで合わせるがこれは枠外、少しずつ(横パスは多いモノの)ゴールへの糸口というのは見え始める。しかしアレックスの近距離からシュートという決定機を逸すると、攻めたいのにそこまで作る形がなかなか出来ないもどかしい展開にまたも陥ってしまう。この日は身体にキレがないどころか集中力を欠き、ミスを連発するアレックスの尻ぬぐいをするように途中から入っていた同僚の田中達也が彼らしいキレのあるドリブルで二人の間を割ってはいる形で左サイドを突破し、積極的にシュート、これをGKが弾いたところを素早く反応した大黒が詰めると言う最大の決定機を演出、しかしこれもGKに当たってしまい、同点ゴールが遠いと改めて感じさせられる。なんやかんやでロスタイム。アーリーという形でどんどん放り込むが本山から(巻も遠藤に変わって途中投入)巻のヘッドは枠上、小笠原のFKから長いボールが飛ぶがこれも合わせきれず、結局北朝鮮に押し切られる形でゲームが終わってしまいました。

結局0-1で敗れてしまったわけですが、まあ負けて当然の試合をしてしまったと言う感じですね。受け身のまま試合に入り、受け身のまま戦って、ようやく積極的な姿勢を表した所でもう時既に遅し。とりあえず少しだけ探ってみましょうか。あんまり必要ない気もするけど(どうせヒデや俊輔やヤナギが入ればまともになるんだろうし)

確かにリーグでの連戦や直前で華試合をこなしていたなど、疲弊した状態でこの大会の望んだと言う部分があったというのは否めないと思います。それがコンディションの悪さに繋がり、そのコンディションの悪さはチーム全体の運動量の低下に繋がり、そして総合的に動きが少なく内容の低下に呼び込んだ。それは事実。でも、それをカバーするモチベーションや意欲というのもなかったから始末が悪い(まあ気持ちでどうにかなるほど甘くないというのも知っているにしても、意識が低いとより落ち込む)個人的に注目していた見える相手、見えない相手(海外組ね)とのライバル争いと意味では、どの選手にとっても決して無駄に出来る試合ではなかったはずなのに、玉際ではコンタクトを嫌って完全に逃げ腰、1vs1でも後手に陥っていた姿を見た時かなりがっかりしました。何か無理をしないで戦わずにこの試合を勝ってやろう的な雰囲気を醸し出していて、リスクにもチャレンジしないし、全く相手と勝ってやるという意欲が見えなかった。結局そういう受け身な殿様プレーで勝てるほど、この日の北朝鮮は甘い相手ではなく(逆にもの凄い高いモチベーションと強い決意の元に望んでいた感じがするくらいキモチの入ったプレーを見せられた)結果的にこの敗戦に繋がったのではないでしょうか。別に結果なんてどうでも良い大会ですが(そうでもないのかな?)、こういう試合をしてしまった選手達には大きな責任があるのは間違いないでしょう。彼らはチャンスを無為にした。

昨日書いた通り、選手達はよりモチベーションを高めて、プライオリティを変える、壊すという意識を持ってプレーをするべきだと思っていましたし、彼らにとってはこの大会はチャンスのはずなんです。だからこそ、まずは結果、そしてその上で個々のアピールをしていくことでWCの個別のチケットを得る努力をきっとするだろうと思ってしました。しかし、その期待は脆く儚かった。彼らは予想以上に緩く甘かった。苦しくても動いていく意欲、相手に負けないというプライド、そういうモノは全く見えなかった。なので今日の試合は分析するにも値しないし、取り上げて何かを言うことはないです。彼らは何か勘違いをしているのかも知れない。「ファミリー」というぬるま湯の中で、立場を補償された存在だとでも思ってしまったのかも。彼らには外的刺激が必要、甘えてちゃだめよ。

そんな中で一つだけ良いところ。今回初めて代表に入ってチャンスを得た田中達也と巻誠一郎のプレーは非常に意欲的だった事。勿論チームの流れが悪かったこともあって、何かが出来るような状態ではありませんでしたが、何とかしてやろう、このチャンスは逃せないという必死さがあった事は良かったなぁと。田中達也は幅広く動きながら前を向いて仕掛ける姿勢を見せ、一度大きなチャンスを生み出した(もっと前を向けたら良かったのだろうけど、組み立ても悪かった)、巻はあんな精度の悪いボールじゃどうにもならないって感じかな?でも必ず競って一度惜しいシュートも放った、そういう必死さが見えたのは良かったかなと。こんな状態なら彼らにはもっと長いプレータイムを得て欲しいですね。勿論それは村井にも今野にも駒野にも言えること。こんな試合を見せられるぐらいなら、モチベーションの高い彼らにチャンスを得て欲しい。

と言うことで、こんな感じでしょうか。彼らの自覚のなさや甘ったれたプレーは残念でした。ちなみに選手評なしです。やっても仕方ないですし。それにしても、もっと出来るだろう?知ってるよ、もっと出来る子だって事は。韓国戦になったら変わるかなぁ?まあいいや、とりあえずもうル・マン-リヨン始まっちゃってるのでここまでです。松井頑張ってるよ・゜・(つД`)・゜・

追記:)と言うことで松井のデビュー戦の簡単レポート書きました。松井くんは意欲的に頑張ってたよ。次も頑張れ松井。と言うことでよろしかったらどうぞ。
[サッカー]松井、リーグ・アンデビュー!(僕の読書+日常記録)

やべ、バルサ戦まだ書いてね。旬過ぎたかな・・・・。

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