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June 19, 2005

A challenge to conquest@ConfederationsCup 2005 vsギリシャ Preview

ああもう、追い切れないですね。昨日WYだと思ったら今日はコンフェデ。プレビューもしたいけど、なかなかね。と言うことでギリシャ戦のプレビューです。EURO2004でセンセーショナルな躍進を果たしてタイトルを強奪したギリシャですが、流石にこの勢いを継続するのはなかなか困難な様で、WCのヨーロッパ予選でもウクライナ・トルコ・デンマークと同居したGroup2で苦戦しています。しかし、レーハーゲルがもたらしたイタリア風味の人にしっかりとマークを付きながら個の力を封じ込める守備ブロックを基盤に、運動量豊富に攻守に動き回るMFと特徴的なアタッカー陣でカウンターやセットプレーで数少ないチャンスを決める固いサッカーはまだまだ健在です。まあそんなギリシャを相手にどこまで日本が出来るのか、大体ギリシャは日本に対してどのようなサッカーをしてくるのか、さてさて。(前置き長くなっちゃった)

FIFA Confederations Cup Germany 2005
GroupB Japan vs Greece @ Frankfurt
Japan           Greece
   玉田  柳沢          Vryzas
  中村    小笠原  Giannakopoulos Charisteas
   福西  中田     Karagounis  Basinas
三都主       加地 Goumas Fyssas Seitaridis
   宮本  田中       Kapsis Katsouranis
     川口            Nikopolidis

ギリシャの方はEUROの頃から考えると、ギリシャの堅さを支えていた人にも強くスイーパー的な役割もこなしていたデラス(ローマ)が怪我のためコンフェデに未参加、デコの試合に向けてこのチームのキャプテンで中盤を抜群の運動量でカバーするザコラキス(ボローニャ/セリエのプレーオフ)、そしてマンマーカーとして非常に優秀だったセイタリディス(ポルト→D.モスクワ)、そして前線の深い位置で起点となりチームに深さを付けるヴリザス(セルタ)が微妙な状況みたいです。まあ勝たなければ上への可能性が途切れてしまう日本にとってはラッキーな状況かも知れませんね。ただ出来れば良い状態で本気の勝負をして見て欲しかったというのもありますけど。

で、日本代表はいつのまにか4-4-2でやることが決定したらしく、メキシコ戦で見る限りキレが戻ってきた玉ちゃんがトップに入るようです。まあ何がどうなってこうなったのかはわかりませんが、より恐ろしい布陣になって、それこそ「カミカーゼ」と言われたいのかも知れませんね。まあオフェンシブに戦いたいという思いもあるのでしょう。サイドアタックに置いて機能していただけに、これでサイドが消極的にならなきゃ良いのかなと思いますが、これでギリシャとやるの・・・・?ハリステアスvsアレックス・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

では小分けで。

ソリッドなギリシャとポゼッションを志向する日本、甘さや緩さを克服出来るか。

ということでまたも大仰なタイトルですが、EUROを思い出すと、ポゼッションを志向するチームが次々とギリシャに喰われていった事が非常に鮮明に思い出されました。開幕のポルトガル戦でからグーニスがカウンターから空いたスペースを突き進み、ミドルを決めたシーンなど本当にすぐに思い出した訳ですが、現状では切り替えの遅い日本はギリシャにとっては最高にくしみやすい相手に思われているかも知れない。確かにバーレーン戦で見いだした3-4-2-1のスタイルで中盤に技術の高い選手が揃い、テンポ良くボールが回ることも多くなってきた日本代表ですが、まだまだコンビネーションには不安を残し、オフ・ザ・ボールの意識も低く多くの選択肢を作ることさえままならない状態で圧力の強いプレッシャーにミスが発生する機会も多く、軽率なボールロストはまだまだ目立つ。その中で、ボランチの攻撃参加などリスクを背負って攻撃しているだけに中盤には大きなスペースが生じ、又それを補う約束事や切り替えの意識という部分では詰め切れていないだけに(まあ以前からしつこく書いていますがロジックで武装していないだけに、詰めれていないのは仕方ない部分もありますが)カウンターの恐怖が常にある状態だというのは言うまでもないことです。最近マスゴミの間で沸騰気味のヒデのオーバーラップに関してのチーム内での一悶着(わざわざ騒ぐことでもないし、別に普通なことだと思うけど)に関してもこういう部分とは無関係ではない部分でもあります。システムが変わるとはいえ、やり方が変わる訳ではないだけに、このままでは蜂の巣にされてしまうのかなと。

まあ即席ではありますが、もし考えてみるとしたら、対応策は二つ。リスクを掛けないでFWの仕掛けや飛び出しなどをさせる単発気味のサッカーをするか、チーム全体が攻守の切り替えの意識を高め(チームではなく個々で。チームでなんて期待してない。ヒデの言う通り一人一人が個々に考えて、意識して、実行しなきゃこういう手法でやっている意味なないと思いますし)、ロストの瞬間に切り替えてフォアチェックやディレイを駆使して相手のカウンターを阻止して攻撃を遅らせ、上がってきた選手がオリジナルポジションに戻ったり、きっちりとDF組織をし直す時間を作る努力をするか、この二つです。もちろんセットプレーの流れなどどうしようもない形もあるだけにカウンターを全て阻止出来るモノではないし、奪われ方によっては何度も喰らうことになるかも知れませんが、きっちりと意識するだけである程度は対応出来るのではないでしょうか。まあそういうことを選手達がしっかりと考えて、意識してチーム内で実行していく事でまた選手達のステージが一段上がれる素地を作るモノになると思いますしね。

ちょっとずれますが、世界のサッカーの中でもポゼッションサッカーはその華麗さと共に脆さや危うさと背中合わせにあるのはご存じの通りです。あれだけ技術力が高く、受ける意識、パスコースを造る意識が高くて、ミスも少ないバルセロナでさえ、ボールロストはする訳です。その中で彼らがどうしているのかと言ったらフォアチェックでカウンターさせない努力をして、時間を稼ぎます。まあUCLで負けてしまったチェルシー戦では固く整備された守備ブロックに対してボールロストは避けられず、そしてポゼッションを支えてダイナミズムでサイドを崩すために常に高いポジションを取るファン・ブロンクホルスト、ベレッチの裏を取られて、そのスペースを突かれるカウンターに沈んだ訳ですが、彼らがポゼッションにプライドを持って「カウンター上等」と立ち向かっている訳じゃない(まあそういう部分もあるかも知れないけど、そういう考えではなく自分たちのスタイルでより崩しゴールを奪って対抗する形ですね)きっちりとした裏付けと共にあのポゼッションサッカーがあると言うことを忘れてはならないです。もちろんヨーロッパだけではなく日本でも見られたものと言ったら親近感が沸くかも知れませんね。去年のセカンドステージを圧倒的な破壊力で制した浦和レッズです。まあレッズの場合はそんなにポゼッションを志向していた訳ではありませんが(彼らの方が優位に立つからポゼッションが強まるだけで)、相手を押し込み、どんどんリスクがあろうと個の局面打開を仕掛ける非常にアグレッシブなサッカーなだけに、非常にリスクは高かった。日本でエメルソンやキレていた永井や田中達也を止めるのは難しかっただけに、カウンターに繋げられていなかった部分も多かった、彼らは未然にカウンターを封じる施術をしっかりとしていたことです。まさしくバルサと同じように強烈なまでのフォアチェック。エメ・永井(田中達)・山瀬(山田暢)と本当にアグレッシブに失った瞬間にボールに対して激しいアプローチを掛けて前にボールを出させず、流れを切る事をきっちりと意識していました。まあその後山瀬の怪我や攻撃することに重きがスライドしてうやむやになってしまった部分もありましたが、こういうサッカーが日本にもあると言うことを考えても、代表の選手達が出来ない訳じゃないのかなと。意識次第のモノだと思うので。それが出来なければ、この試合、もっと苦しい試合になってしまうし、この先世界と戦う上でもより苦しいモノになると思います。

世界の個を封じ込めてきたギリシャの守備ブロックに対して

これはシンプル、まあデラスがいなくてセイタリディスやザコラキスが微妙で、あのEUROで見せた粘り強くスーパースター達の局面打開にも破綻しなかった堅牢な守備ブロックとは又差があるかも知れませんが、その雰囲気はきっとギリシャにあるはず。それに対して柳沢の天才的オフ・ザ・ボールの動きでの揺さぶりや玉ちゃんの前を向いての仕掛け(前を向かなきゃならないし、そういうタイミングでボールを預けてやらなきゃいけないけど)、俊輔のテクニックや小笠原の精度の高いボール、ヒデのパスさばきなどで崩していけるか。もちろん個々に仕掛けていく姿勢は勿論のこと、個でまかないきれない部分はグループで連動して揺さぶらないとチャンスはなかなか生み出せない。そういう意識を持ってギリシャに対してどんどん仕掛けて欲しいなと。勿論上に書いたようなことも必要ですが、やっぱりこの試合のメインの見所は日本の選手達の技術や意識でギリシャの守備ブロックを崩せるかどうかだと思うので。勿論結果を残して欲しいですが、これが世界での高いレベルにあるレーハーゲルの守備ブロックだと言うことを感じ、攻撃に置いて何が足りないのかというのを捉えて欲しいなと。まあまずはシュートを打つ、沸くに飛ばすと言うところですが、そこまで持っていかないといけない訳ですしね。この課題は、2000年から置き去りにされている問題だし(WCもシュートはそこまで打てた訳じゃないのは事実、責任転嫁は良くないです)、しっかりと勇気を持って仕掛けて欲しいですね。

と言うことでどんな結果になるかは全く想像出来ないですが、とにかくチャレンジですよ。最近思うことですが、日本代表に対してどのようなモノを期待するのか(ジーコ云々ではなく)、彼らをどのような視点で見ているのか(例えば2002年の時のようにWC16強だからどうとか、僕みたいに仮称気味の評価で見てるとか)、そういうものを考えていくのも必要なのかなと思ったりしました。批判も良いし、シビアな目線で見ることも必要だけど、何かムム?と感じる部分もあるので。まあいいや。とりあえず今日は試合後レポートするかどうかは微妙と言うことで。まあと言うことでここまでです。

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