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May 03, 2005

払拭すべき今@J1 第10節 Preview

正直追い切れない最近のサッカースケジュールですが、止めどなく日程は迫ってきて、選手達は疲労のピークになっているのではないでしょうか。その中で、どのような戦いを見せてくれるのか、妙に気温が上がり選手達の疲労をより促進させる状況ですし、ある意味消耗戦ですね。見てる方も大変です。今日はUCLの準決勝もあるし・・・。ではさっぱりと。

J.League Division1 第10節

5/4 14:00KickOff/Fマリノスvsエスパ@日産スタジアム「欲しいのは結果と手応え」
F.Marinos          S-pulse
   安  大島           チョ
    大橋         チェ 久保山  太田
ドゥトラ     隼磨     高木和  伊東
  熊林  那須      山西      市川
 栗原 松田 河合      森岡  斉藤
     榎哲            西部

ということでようやく連敗を脱したけど、勝ちは遠く、また山東戦に向けての手応えという部分でもまだまだ足りないのが、現状のFマリノス。サンフレ戦ではメンバーを落とすという報道にも出ている通り、ここで結果を残して悪い流れを払拭して自分たちの形に手応えを得たいところでしょう。エスパは序盤に勝てずかなり苦しみましたが、ここのところは粘り強い戦いが勝ちに繋がるようになり、また自分たちが標榜するサイドアタックが結果に繋がっていることもあって、自信を持ってこの戦いに望んでくるのかなと。正直今のFマリノスにとってはタフな戦いになりそうです。

この試合のポイントとしては、何よりも先制点。どちらも比較的守備が安定しているチームなだけに、派手なスコアになることは考えづらい。その中で先制点に掛かる比重というのはいつも以上に大きくなるのかなと。ここのところDF陣の一瞬の隙を突かれて先制点を立て続けに献上し続けているFマリノスの勝ち点をぽろぽろ落としている遠因も間違いなくこれでしょう。もちろん疲れているからと言うのはあると思いますが、重要なところでの安易な判断も含めて、まだまだ隙のあるDFラインなだけに、この試合こそ先制点を取るまで何とか無失点で我慢したいところです。前にも書きましたが、現状では先制点を奪われては勝ち点3は本当に難しいモノになってしまうだけに、絶対に譲れないところです。

コンディション的には確かに底を抜け、後半にガス欠を起こすこともなくなりましたが、その分精神的な要素や精度などの技術的な部分に狂いが出ています。その要素が主に攻撃に置いて、悪影響を及ぼしているのかなと。現在のコンディションに置いてどの選手も無駄走りはしたくない、体力的なロスを増やしたくない、というキモチが心のどこかにあると思いますし、その分動きだしも鈍く、フリーランニングが出にくい状態になっているのは明らかです。ワイドに開くドゥトラ・隼磨が非常にタフに走り回ってくれることでなんとか攻撃は成り立っていますが、彼らに頼ってしまうためどうしてもサイド一辺倒になりがちで、なかなか中を崩せずクロスが入ってもなかなか得点チャンスに結びつかないというのが現状です。もちろん苦しいとは思いますが、その無駄走りがスペースを生み、マークを外し、より危険度を増す攻撃を生み出す創造性の元となるだけに、それをドゥトラ・隼磨だけに任せずもっと積極的にやっていきたいところです。それだけなら意識的な部分なのでミーティングだけでもある程度改善出来る可能性はあるのですが、疲労の色は技術的な部分にも影響を及ぼしているのかなと。個人的にFマリノスの攻撃の色というのは精度だと思っているのですが(長いボール一本にしてもきっちりとターゲットを捉え、その精度が次のプレーの精度を上げる、そしてシンプルにアタッキングサードに入ったところでオフ・ザ・ボールの動きを爆発させて、ダイレクトプレーなどで相手のDFラインを崩す。)、その精度がないために無意図な攻撃に終始してしまい、実を結ばない攻撃が多くなっていることです。長いボールの精度だけでなくクロスボールにしてもなかなか精度の高いボールは上がらずフィニッシュに繋がらない。身体のキレなどは良くても、そういう部分での微調整という部分ではちょっとおかしくなっているのかなと。これに関してはもう今の時点ではどうにもならないことですが、もう少し一つ一つのプレーを丁寧にやっていく必要はあるのかなと。どちらにしても攻撃に置いては無駄な部分と実効的な部分、両方共必要なだけにそれを惜しみなくやっていきたいですね。

で、相手のエスパですが、怪我を押しながらも前節2ゴールのチョ・ジェジンがようやくお目覚め。チームが狙っているサイドアタックも結果に繋がり始め、元々それなりに整備されていた守備の組織が出来ていただけに、攻守の歯車が合い始めてチームが正常に動くようになっているのかなと。一時期の3センターを中心とした高い守備意識を元にした強烈な中盤プレスとポストプレーヤーでワンクッションを作りショートカウンターに持ち込む形が非常に真新しかったのですが、そこを少しずつマイナーチェンジして結果に繋げてきたのかなと(相手によって戦い方を変えてる?攻撃的に行く時、守備的に入ってカウンターを狙う時)。もちろん真の自信に繋がったかどうかは微妙なところですが、間違いなく手応えというのがあると思います。Fマリノスとしては逆にその組織を分断する切り替えの速い攻撃と技術の高さで何とか先制点が欲しいところですね。マッチアップとしてはやはりサイドになりますよね。チェ・テウクと太田(兄)に隼磨・ドゥトラが引っ張られるようだとサイドバックのオーバーラップも含め、相手の良さを受けてしまうことになるし、逆に攻撃の部分でも前にスペースが開けると言うことは早々なさそうなだけに、その局面での工夫というのも大事になってきそうです。サイドに拘りすぎず、中から崩した方が効果的という気もするので、FWを軸にトップ下・ボランチのフリーランニングに期待したいところです。

今、エスパルスが持っている手応えというのはやはり結果が伴ってこそのモノだと思います。正直勝てていないときの方が内容的には良かった試合もあった。でも、やはり結果が出ないとチームとして疑心暗鬼になり、やっていることに自信が持てずに方向性にブレが出てきてしまう。ただそれはFマリノスも同じ事。ここのところ勝ち点3からはだいぶ遠ざかっているし、ましてや成績を残すために割り切った形で試合をしているだけに、その中で成績が出せなければ結果による充足感も得られず、内容的な手応えも余り得られず何か疑念を持っても仕方ないところなのかも知れない。今一番欲しいのは結果、そして結果による手応え、それを中国に持って行きたいだけに、この試合で成績出したいですね。きっと結果が出れば好転すると思いますから。

5/4 14:00KickOff/ジュビロvsガンバ@ヤマハ「魅力に潜む悪魔」

ということで前節レイソルに4-0で大勝、中山雅史150ゴールとここまでの停滞を振り払った感のあるジュビロですが、今度の相手はガンバ。ガンバも波はあるモノの攻撃陣はかなりの破壊力を秘めており、ジュビロの復調が一過性のモノなのか、それとも本物でこれから反撃なのかというのがこのゲームでわかりそうですね。
どちらも同じような攻撃の趣向の理想を持ち、同じ弱点を持つチーム同士の戦いですが、どちらが主導権を持つのかによって展開が大きく変わりそうですね。ポゼッションを握って遅効でも崩せる技術の高さとイマジネーションを持ち合わせていて、攻撃に魅力を持つチームだけど、リスクマネジメントとしては危ない部分も併せ持っておりカウンターには弱い。現状から考えるとガンバの方が破壊力としては優位性を持っているのかなという感じがしますが、ジュビロは前が非常にフレキシブルになって攻撃だけでなく守備に置いても非常に良くなってプレスが掛かるようになり、良いところで取れたらショートカウンターという感じにシフトしていっているだけに、ポイントとしてはボールの失い方の悪い方が劣勢に立つのかなと。
ただこのゲームは、基本的に両チームが抱えているテクニシャン達の競演を楽しめばいいのかなと。様々なタイプのうまい選手がいるし、速い選手がそれにアクセントを付けたりと、面白そうな感じになりそうですし。とにかくGWらしい派手な試合で観客を魅了するような試合を期待したいですね。

その他の試合
5/4 15:00KickOff/アルビvsフロンターレ@ビッグスワン「新潟に光は差すか」
5/4 15:00KickOff/セレッソvsヴェルディ@長居「桜満開、継続か散開か」
5/4 16:00KickOff/ジェフvsサンフレ@市原臨海「Jモダンフットボール頂上決戦」
5/4 16:00KickOff/アルディージャvsレイソル@埼玉「どっちが強いの?」
5/4 16:00KickOff/FC東京vs鹿島@味スタ「連敗脱出?連敗阻止?」
5/4 16:00KickOff/楽天vsレッズ@ウイング「ジャンピングボード」
5/4 19:00KickOff/グラvsトリ@瑞穂「今年こその証明」

ということで忙しいわ。とりあえずまずここまでです。日産スタジアムは青い方が勝つわ。

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