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May 15, 2005

An impressive play to color intermission@J1 第12節

今日の大阪ダービーはイイ試合でしたね!「サッカー不毛の地」とか呼ばれる大阪ですが、それでもこういうゲームに沢山のお客さんが来て目の当たりにすることで、また良くなっていくとしたら、結果よりも何よりも素晴らしいことなのかなぁと思ったりします(僕は関東の人間なのでそういうことを目の当たりにしてませんが)とにかく胃痛なので簡単に。

J.League Division1 第12節
セレッソ 2-4 ガンバ@長居「炎上のダービー」
Cerezo:21'&76'西澤明訓 Gamba:17'&89'大黒将志 35'&65'アラウージョ

セレッソスタメン:GK吉田宗弘、DF柳本啓成、ブルーノ・クアドロス、前田和哉、MF布部陽功(→58'黒部光昭)、下村東美、久藤清一、ゼ・カルロス、古橋達弥、森島寛晃(→69'米山大輔)、FW西澤明訓
ガンバスタメン:GK松代直樹、DF山口智、宮本恒靖、実吉礼忠、MFシジクレイ、遠藤保仁、橋本英郎、二川孝広、アラウージョ(→86'家長昭博)、FWフェルナンジーニョ(→54'前田雅文)、大黒将志

簡単にと書いたのでレポはなしで(苦笑)この試合のイイ試合になった要因というのは、結果はさておき両チームが非常にアクティブに前に出るような展開になったことで持ち味が出たことじゃないかなと。元々アイデンティティ的に彼らは攻撃的な色を持っていることもあって、持ち味が出せる展開になれば本当に素晴らしいモノを見せつけるし、それだけオーディエンス(BECKかぶれ)は熱狂する。らしい試合になったのは見ている側として嬉しかったです。とはいえ、ホームのセレッソにとっては苦々しいゲームになってしまったのかなと。

どちらかと言えばゲームの流れはセレッソが持っていたように見えましたが、終始ゴールが決まるのはガンバの方。守備に置いても自分たちの形というモノを見いだしつつあるセレッソがここまでやられたのには原因がありました。
セレッソはフォアチェックが掛けれるときは一気にボールを取りに行き、取ったら速くサイドへ(特に左サイド)、横の幅をが出来たら縦の幅、西澤のポストから飛びだすみたいな形を狙う。逆に相手のストロングポイントでもある前のスキルの高い3枚にボールが入ったときは無理に奪いに行かずにスペースを消すリトリートDF。これがチームとして高い共通意識を持ってやれていた訳ですが、しかし結果的にその意識の高さが失点に繋がってしまう。
仕掛け人は遠藤でした。その遠藤が目をつけたのがセレッソの左サイド、セレッソの攻撃の起点だったゼ・カルロスのスペース。(ガンバ側から見ると)ゼ・カルロスがかなりオフェンシブに張り出していたので、そこで空いたスペースを右に流れてボールを受けて起点を作り、そこからストロングポイントである流動的な前の3枚にボールを流し込んで、自分たちの形を出す。先ほども書いた通り前に入ればセレッソのディフェンスはスペースを消しに行く訳ですが、その時にその引く意識が高くて、アプローチが緩くなってしまい、中盤にプレスが掛からなくなり、そうなるとガンバの技術力を逆に活かしてしまう形になってしまった。遠藤のキープからセンターを上がってきたシジクレイがバイタルでフリー、これでセレッソのDFがずれる。右外で大黒がフリーになるとスルーパスに反応し、きっちりとこれを決めて先制点となりました。

もちろんこれだけが負けの原因とは言わないにしても、このプレーはセレッソに与えた影響は大きかったです。一つはこれで守備陣が多少の迷いが出たことで何を選択すれば良いのかわからなくなってしまい、自信のようなモノが薄れてミスが出てきてしまったこと。それともう一つは既にある程度リスキーなポジショニングをしていたセレッソが更に攻撃的になったことで、リスクマネジメント的には相当きつくなってしまったこと。もちろん精神的な部分もあったでしょうが、追いついても元に戻ることはありませんでした。

個人的にセレッソはこれがなければ(また「たられば」ですいません)もしかしたら勝てていたのではないかという思ったのが一番の大きな感想です。後半、本当に崩せていたのはあったことを見ても、ガンバの方は確実に守ることに置いて不安を抱えていました。理由としては同じでバイタルエリアが空くこと。前に起点を作ればスペースをケアしなければならないシジクレイはどうしてもにそっちに注意が向く、もう一人のボランチである遠藤はポジションが高いので、なかなかつききれずスペースを埋めることもままならない。結果としてバイタルが大きく空いてしまう。今までと同じなのですがオフェンシブなスタイルの代償と言っても良いのかも知れませんね。この日の遠藤は上にも書いた通りオリジナルポジションを離れることも多かったし、守備に置いては余り仕事を出来なかった。
この弱点が1-1となる西澤の素晴らしいミドルに繋がった訳ですが(2点目もバイタルからの華麗な「これぞ西澤」のボレーだったけどミスだからなぁ・・・でも戻り切れていないのは同じだし)、セレッソの方は正直修正出来たと思うんですよ。でもガンバの方は多分修正出来る様な症状ではなかった(ずーっと出来ていない)だからこそ、セレッソはあの失点でDFラインがおかしくさえならなければチャンスはあったのかなと。

確かにガンバのアタッカーは怖いですし、事実として4点(しかもアラウージョ・大黒のダブル・ダブル)取っている訳ですが、チームとして前さえ押さえればと言う底の浅い攻撃のチームじゃない。結果論ですが、勇気を持ってボールの供給源を絶つような守り方をするべきだったのかなと。遠藤に関しては捕まえるのは難しかったと思いますが(遠藤の戦術眼と状況把握能力を褒めるべき)彼を捕まえないとリズムが出ちゃうし、前と後ろがしっかりと機能しちゃってずれやすい形が出来ちゃう・・・・。それでもセレッソにとってはプライド的にも結果的に痛かったけど、中断期間にイイ宿題を持って入っていけるだけに、そんなに悪い試合ではなかったのかなと思います。

ガンバの方は本当にミスを見逃さず、おいしい瞬間を逃さないストライカーの決定力、スペースを逃さない高質の中盤の構成力も含めて、この攻撃力は本当に今となってはJでも一番かも改めて思わされました(レッズ調子悪いし)ちょっと前までは、アラウージョ・フェルナンジーニョの持ちすぎでなかなかイイ動きがあっても使われないという事も多かったですが、今はどちらかと言えば動いてずらしてそこを使うと言うことにバランスがシフトして、前線の選手達の質も量も素晴らしいオフ・ザ・ボールの動きがより引き立つ形になったのかなと。流動性が素直に破壊力に繋がって結果に繋がると言う好転ぶりが目につきます。
ただ勝ち星に結びつかないのは、かなりチームのスタイル自体がリスキーなので守備に置いては不安を抱えしまう。上に書いた通りというかシーズン当初と同じようにカウンターや幅を持つ攻撃にはかなり脆いのは、仕方ないとはいえかなり頭が痛いところでしょう。重ねてしまう失点が自信を喪失させ、ミスを誘発と言うことでこちらは悪循環ですが、それでも結果は3位。中断期間中にその辺が課題になるのかも知れませんね。

と言うことでイイゲームでした。ではその他の試合。
アルディージャ 0-1 サンフレ@熊谷「最後に輝く才能」
Sanfrecce:90'+2'前田俊介「天才覚醒の時期」

アルビ 2-2 鹿島@ビッグスワン「"代表"のチカラ」
Albirex:46'ファビーニョ 48'喜多靖 Kashima:65'p鈴木隆行「師"匠"の技」 72'小笠原満男

グラ 0-2 楽天@トヨタ「寂しいお別れ」
Vissel:39'OwnGoal 80'三浦淳宏

ふろん太 0-1 エスパ@等々力「J1の経験」
S-pulse:1'久保山由清

ジェフ 2-1 FC東京@市原臨海「終止符を打ったのはスーパーゴール」
Jef:17'ハース 29'巻誠一郎"マルコ・ファン・バステンの頭" FC東京:89'ルーカス

読売 1-0 レイソル@味スタ「ピンクは人を神にする」
Verdy:32'平本一樹

と言うことで中断に入る訳ですが応援していたチームはいかがだったでしょう?色々とありますが、個人的には印象的な試合が多かったのかなと。前田俊介の才能に驚き、10年ぶりのJ1で水原が大活躍に感嘆したり、引き分けばっかだったFC東京-ジェフで巻のスーパーヘッドが出たりと何か凄いなぁと思っちゃいました。もちろん大阪ダービーでも西澤が見せてくれたし、本当に目に焼き付きました。前田俊介は本当に素直に育って欲しいと思わずにはいられない。ただメインイベントは明日です。色々と感情が渦巻く試合になりそうですが、とりあえずを早く治すためにも寝ます。と言うこと今日はここまで。

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