« さあ、舞台は整った!@ACL GroupLeague Day-4 | Main | 指揮官の選択は?@J1 第7節 Preview »

April 22, 2005

色々詰めて久しぶりの今日のニュース雑感。

今日はごった煮な感じで色々と。アジア圏ではACLがあったわけですが、今週はイタリア(ローマ法王逝去の延期分)とイングランドもリーグ戦があって大忙し。しかも、注目マッチのイタリア・デルビーと(ノースってつけるの?)ロンドンダービーという大きなマッチがあったからさあ大変、埼玉方面に祭を引き起こしそうなニュースもあるし、早速。

・混沌とするセリエ、決まったプレミア。

セリエA 第32節
ユヴェントス 0-1 インテル@スタディオ・デッレ・アルピ
Inter:24'フリオ・クルス

ユーヴェスタメン:GKブッフォン、DFビリンデッリ(→56'マジエッロ)、テュラム、カンナバーロ、ザンブロッタ、MFエメルソン(→53'ブラージ)、アッピア、カモラネージ、ネドベド、FWデル・ピエーロ(→71'サラジェタ)、イブラヒモビッチ
インテルスタメン:GKトルド、DFJ.サネッティ、I.コルドバ、ミハイロビッチ、、ファヴァッリ、MFゼ・マリア、カンビアッソ、C.ザネッティ、キリ(→79'スタンコビッチ)、FWマルティンス(→90'カラグニス)、フリオ・クルス(→76'ヴィエリ)

前節久しぶりに首位に立ったユーヴェですが、セリエらしいバイオレンス風味溢れる激しい試合の中で決め手を欠いてインテルに惜敗、ただ本当にイイゲームでした。

振り返ってみると、集中力が切れたのはただの一回だったのかなと思うわけですが、その一回が致命的な失点になってしまったのは痛かった。ゼ・マリアに対してアプローチがなく、彼にフリーで余裕を与えて質の高いクロスボールを上げられてしまい、そこにクルスがのし掛かるようにヘディングで合わされて決められてしまった。そこまでは中盤での激しい潰し合いと相手のポストマンに対してとんでもない厳しさで削り合う展開でしたが、このゴールからユーヴェは尻に火がついて反撃に出る。左サイドのクロスからカモの落としを反転しながらボレーで叩いたズラタンのシュートもトルドが防ぎ、うまくラインの裏へ飛びだしたネドベドも止められ、アレックスがミハイロビッチをうまくいなして中に切れ込んだシーンもファウルを取られと、あまりに運がなかった。攻撃に置いて形は作れていたけど、この日のインテルの守備が非常に組織だって集中出来ていたと言うこととトルドが当たっていたと言うことで運がなかった。時折インテルのカウンターに悩まされ、攻撃だけに集中するわけにもいかず、結局0-1での敗戦。ミランが勝ったことで又勝ち点で並ばれた。

ユーヴェにとってはショック状態も抜けていい状態だっただけに勝ちたかったところ。ボランチがイマイチだったこともあるにしてもやはりあの失点シーンは痛恨。センターバックはここに来て安定感を失っていたけど、この日は相手が悪かった。大きくスペースが空く状態でマルティンスを止める術はなかなか見あたらなかったしクルスもそれに連動してうまく入ってくるしと結構危険なシーンを作られて、もう一発やられても不思議じゃなかった。攻撃が良かっただけに、0で行っていれば・・・・。でももうこの状態ではゴールを多く取ると言うことをしない限り難しいのかも。

ゲームとしてはホントに荒れた。と言うより両チームのプライドがぶつかり合って、自然に激しくなったという方が良いのかも知れない。絶対にやらせたくないと言う気持ちがズラとクルスにあまりにダーティな止め方をしてたし(引っ張り合いどころじゃなかった、後ろからのタックルもするし、ミドルキックもされるし)確かにそこにポイントがあったのかなと。クルスはチャンスをモノにし、ズラタンはチャンスは生み出したけど決めきれなかった。残り6節、まだまだ終わりそうな気配はない。

プレミアシップ
チェルスキー 0-0 アーセナル:スタンフォード・ブリッジ

チェルスキースタメン:GKツェフ、DFG.ジョンソン、R.カルバーリョ、テリー、ギャラス、MFマケレレ、ランパード、ダフ、J.コール(→79'ティアゴ)、ダフ(→85'ケジュマン)、FWドログバ、グジョンセン(→90'ヤロシク)
アーセナルスタメン:GKレーマン、DFA.コール、センデロス、トゥーレ、ローレン、MFセスク(→81'アリアディエール)、ジウベルト・シウバ、ヴィエラ、ピレスFWベルカンプ(→78'ファン・ペルシー)、レジェス

で、チャンネルを変えるとそこは別世界、デッレ・アルピの閑散とした寒々しいスタンドとは真逆でちょっと嫉妬するぐらい熱いスタンドの中で、プレミアらしい縦に速いトランジッションゲームが展開されていました。どちらも縦に進まなきゃ死んじゃうと思わせるぐらい縦への意欲を強く見せて、そこから一気に自分たちの形に持ち込んでいく様はかなり迫力満点でした。しかし、正直アーセナルは負けなくて良かったと言った感じで(勝たなきゃダメなのはわかってますが・・・)かなり厳しい試合でした。と言うのも攻め手がピレスの居る左サイドに偏り、そこを人数を集められると窮屈になってしまってなかなか前に進めない。ピレスがスラロームのようなドリブルで局面を打開するとアーセナルらしい流れるパス回しも出てくるけど、それをするためにはスピード感(前への勢い)が必要なわけで、結構うまく抑えられてしまったのかなと。故障者続出で苦しい状態の中、DFラインは踏ん張っていたし、ピレスは存在感を示した。トップがうまく行かなかった感じはしましたが、現状ではこの辺が限界だったのかなと。アンリ、リュングベリが居たら又違ったんだろうけど・・・・残念。

でチェルスキーは、狭い局面に追い込まれても個で何とか出来るし、そこで突破すると小さな仕掛けを絡めてフィニッシュに持ち込む訳で、自信溢れた戦いをしたのかなと。守備に置いては多少プレミア仕様だけど、ゾーンでのDFながら収縮して相手のスペースを消したりと柔軟な対応で封殺。そこからスペースを突く精度の高いプレーは完全に形として馴染んでいました。ゲームの運び方もうまいし、フィニッシュへの形も綺麗だった。決めきれなかったにしてもサイドを打開→スルーでコース空けて→ミドルとかは板に付いてきた。勝てなかったけど最低限の結果でほぼプレミア取ったりと言うところかも知れませんね。

と言うことでプレミアの優勝争いはこれで終戦でしょう。CL出場権とかの争いは厳しいみたいですが、まあチェルスキー2冠目ですな。逆にセリエはこれで混沌。降格争いはある程度見えてきたけど(レッジーナは残れそうですよ、奥さん)、優勝争いはもうどうなるかわかんない。ミランにはまだCLがあるし、ユーヴェは状態が良くない・・・・うーんどうなる。と言うことでこの項終わり。

・祭の匂い。
浦和が藤田獲得へ、2年契約で5月にも(ニッカン)
浦和が藤田の移籍獲得を申し入れ(スポニチ)

と言うことでもういろんな所で物議を醸し出しているであろうこのニュース。山本"人間力"昌邦氏の先発起用構想からは外れたために沸き出た話のようです。最初はいくら冷遇されているとはいえ、チームの顔的な存在で、ジュビロのサッカーの体現者のような存在の藤田を出すかなぁと思ってたのですが、何やら本格化。周辺の様々な要因もあるようで、グラ・楽天も欲しいみたいだけどレッズに行くことが濃厚らしいとのこと。

まずレッズの方から考えてみましょうか。山瀬が色々あってマリに来て、空席になっていたトップ下のポジション、結構色々やってみたけどどうもフィットしない(山田暢久にしても長谷部にしても)。その中で藤田が来れば、抜群のセンスでイイボールを前に供給も出来るし、何よりも抜群のスペース感覚を活かした飛び出しは押し込んでスペースが消えると閉塞しがちなレッズの攻撃陣に置いて最高のオプションとなり得るのかなと。元々この課題を改善したら本当にレッズはJでは頭一つ抜けるかも知れないと思っていたので、この移籍はその一歩かも知れない。
もちろん選手としてだけでなく人間としても素晴らしい選手な訳で、確実にプラスになれる選手だと思う。代表でも真摯な姿勢は不満たらたらの国内組の中で見本となったし、その姿勢はプロとして素晴らしい。レッズは若いチームだし、何かのきっかけでがらがらと崩れていく可能性はあるだけに、こういう経験を持っている選手の加入は本当にポジティブな面しか出てきません。
確かに年齢的に多少来ている部分はある(頭じゃなくて衰えね)でも今年リーグタイトルが欲しいレッズにとってはある意味「優勝請負人」として最高の人材になり得るのかなと。腐るぐらい修羅場もくぐってきてるし勝者のメンタリティというモノを持ち合わせている訳だから。

ジュビロの方から考えると、なぜ藤田がスタメン候補から外されなければならないのかと言うのが疑問にあるわけです。昨日だってゴールを取ったのは、その藤田な訳で・・・。もちろんACLがなくなって選手層にだぶつきがある、世代交代もしなくては成らないと言うことがあるにしてもプライオリティが逆だし、藤田じゃないだろうという感じです。過剰戦力なら若い選手をレンタルで修行させる方が良いんじゃないのかなと思ったりしなくもないです。てゆうか菊池貸してくれよ。てゆうかくれよ。あんな使い方するならさ。おっとずれた。

きっと最近頭角を現している成岡をもう少し長く使おうとか、前田をもっと使いたいとかあるんだろうけど、それでも現状では藤田の方がまだ上な気がしてならない。ましてやベンチに置いていても便利な選手だし、得点感覚という意味ではちょっと比べモノにはならないかなと。それをライバルとなるであろうレッズに売るなんて頭が逝っちゃったのではとしか思えない愚行のような気がする。まあ降格争いに焦点を当てて、下のチームをレッズに叩いて貰おうと思ってるのなら間違っていないかも知れないですが。

大体他に手を入れて修正しなければならない部分は大して改善されていない気がしてならないし(単にフレッシュな選手のモチベーションの高さがポジティブに作用したに過ぎないでしょ。課題は残ったまま、攻撃構築の単調さとかサイド丸投げ主義とか)、先に整理されるべき選手はいると思う。

まあ藤田が出たいと思うのなら別だけど。色々あるみたいだし、山本監督に関しても思うところはあるでしょう。ただ日本で最高レベルの経験と得点力を持った攻撃的MFは探してもそうはいないと言うのをお忘れなく。個人的には全く賛成出来ない、レッズ強くなるし、ジュビロのアイデンティティを売り渡すような事になるような気がするし。てゆうか売るなら楽天にしてよ。

こんなことなら、帰国要請無視してユトレヒトに残って海外のサッカーにどっぷり浸かってれば良かったのにね。

とにかく要注目。

・俊輔、トルコへ?
ガラタサライ、中村獲得へ動き出す=トルコL(スポナビ)

と言うことで寝耳に水だけど、実現したらビッグオファーに違いない。だってレッジーナじゃほとんど0%のヨーロッパへの進出がガラタサライのようなビッグクラブならUCLとは言わないまでも、UEFAカップなら出れる可能性があるわけで。多分レッジーナとガラタサライならガラタサライの方が強いし、パスターゲットがいつもボナ一人と言うこともないだろうから、イタリアに比べたらやりやすいのかなと。記事にもアネルカの発言を元にその類いのことを書いてありますが、確かにプレーの内容を見たらそれはあるのかも?まあセリエにおさらばというのは個人的には寂しいけど。

でその獲得をプッシュしているのが、同じ左利きでルーマニアとトルコの英雄となった「東欧のマラドーナ」ゲオルゲ・ハジ監督。まあこのハジの去就がこの移籍がありかなしかに大きな影響をもたらす様ですが、ハジの元でやるというのも悪くない。色々とアドバイスももらえるだろうし、シンパシーも感じてもらえるかも知れない。

ただレベルの高い選手は沢山いるだろうから、レッジーナでも最近立場が危うくなってきた俊輔にとってはどこまで出来るのかは未知数。ハカン・ヤキンが活躍出来なかった(コンディション不良と言うことだけど)というのは結構どうなんだろうと思ってしまう。ヤキンの去就も鍵。

まあ生活環境も変わるし、熱狂的なサポーターは有名なだけに、レッジーナよりもプレッシャーはきついと思われるだけにその中でどれだけ出来るのかというのはかなり未知数。しかも来年はワールドカップイヤーと言うことで慎重な判断は必要かも知れない。それでもこのようなチャンスはそうないし、実現して欲しいと思わずには居られない。2002WC後にトルコに行った(トラザブンスポルだっけ?)イ・ウルヨンはどうなったんだろう?プレースタイルも似ている選手のような気もしたけど・・・。

・怪我人祭、てゆうか笑えない。
マリも相当なモノですが、他にも来てますね。てゆうかホントに鶴。
川崎FのFW我那覇は全治4ヶ月(ニッカン)

楽しみにしてたのに・・・28日の等々力・・・。もちろんマリにとっては楽なことだけど、やっぱり久しぶりの神奈川ダービーは良い状態で見たかった・・・・。それに我那覇としては久しぶりのJ1で思うところもあったろうし、これからって所で本当に悔しいだろうな。早く治せ。左すね陥没骨折で4ヶ月。
でおまけのように掛かれてるけど、フロンターレのバックラインの真ん中にそびえ立つ巨人・寺田も左太腿肉離れで3~4週間。鶴。

C大阪FW苔口、右膝靱帯損傷(ニッカン)
清水MF杉山が全治3週間(ニッカン)
東京MF梶山が全治2~3週間(ニッカン)
広島DF中尾がヘルニアの手術(ニッカン)

でユース組が続々と怪我して、熊は嫌いだけど才能ある選手達で大事な時期なだけに心配。フィジカルお化けが大好きな熊だからこういう不安要素を持ってるとすぐ落としそうだし・・・・。

で気になるのは中核を担うであろう二人のMFの怪我。二人とも2~3週間だけど、もう!って感じ。出来るだけ出て欲しいんですよ、試合に。
クラブでスタメン奪取で頑張ってた杉山の怪我に関してはこれでまたエスパに又ネガティブな要素がって思っちゃいます・・・。イイパフォーマンスしてたしこれだけスタメンで出れる機会を得れてただけに残念。
で梶山、怪我が多いなぁ・・・。才能は誰もが認めるけどこう言うので潰れて行っちゃう選手は沢山いるし、何とかきっちりと治してほしいところ。試合勘も飛んじゃうし、大きく育って欲しい選手なだけに心配。

ホントにユースは単なるセレクトチームで終わりそうな悪寒。まあそれでも良いけどね、これで少しでもユースの監督の重要性を再認識させるのなら。

と言うことでだいぶ長くなっちゃったけど、今日はここまでです。それにしても赤い藤田俊哉かぁ・・・・。

|

« さあ、舞台は整った!@ACL GroupLeague Day-4 | Main | 指揮官の選択は?@J1 第7節 Preview »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77106/3802606

Listed below are links to weblogs that reference 色々詰めて久しぶりの今日のニュース雑感。:

» 浦和、磐田の藤田獲得に動く [金扇堂]
前年のJリーグセカンドステージ王者の浦和レッズ。 今期は頼みのエメルソンも不発で、チームに勢いもない。 中盤の山瀬の穴はかなり大きい… そんな浦和が磐田の藤田を本格的に獲得しようと動き出した。 過去にも浦和は藤田獲得を目論んでいたが、 磐田サイドからミスタージュビロを放出させるわけにはいかないと 即刻断られた。 今期山本ジュビロになり、藤田は磐田のレギュラー構想には入っていない。 ジュビロには成岡... [Read More]

Tracked on April 22, 2005 at 09:47 AM

« さあ、舞台は整った!@ACL GroupLeague Day-4 | Main | 指揮官の選択は?@J1 第7節 Preview »