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April 29, 2005

Whereabouts of a road to Istanbul@UCL SemiFinal 1stLeg

ということでUCLのゲームレポート二つを早速どうぞ。次への期待を高めるような二つの試合だったのかなと感じています。

UEFA ChampionsLeague 2005 SemiFinal 1stLeg
Apr 26/AC Milan 2-0 PSV Eindhoven @Stadio Giuseppe Meazza
Milan:42'Shevchenko 90'+1'Tomasson

ミランスタメン:GKジダ、DFカフー、スタム、マルディーニ、カラーゼ、MFピルロ(→72'アンブロシーニ)、ガットゥーゾ、シードルフ(→81'セルジーニョ)、カカ、FWシェフチェンコ、クレスポ(→64'トマソン)
PSVスタメン:GKゴメス、DFオーイヤー、バウマ(→46'ルシウス)、アレックス、李栄杓、MFコク、フォーゲル、ファン・ボメル、FW朴智星、ビーズリー(→61'フェネホール・オフ・ヘッセリンク)、ファルファン

イイ試合でしたね。差を分けたのはストライカーの質と言うところでしたが、チームに置いてはそんなに差を感じる出来ではなかったのかなと。ただPSVがフィリップスに良い結果を持ち帰るために必要だった運動量だったり、勝利への意欲と言う部分がミランも非常に高いモノを示したことでそれを許してくれなかったと言う感じでしょうか。とにかく。

スタートから両チームが試合のキーとなると予想された中盤で非常に激しいぶつかり合うようなアグレッシブな展開から始まり、両チームとも互角の出だしという感じでスタートする。しかし前線のアタッカー達にはチャンスがないわけではありませんでした。この日多かった長いフィードがシェバに通ってループを狙ったり、逆に中盤のボールカットからファン・ボメルからファルファンに通って、スタムをかわしてあわや先制弾というような形が出来たりと非常にアグレッシブでチーム力は互角に見えました。原因としてはPSVの2トップ1シャドーという形でケアするゲームメーカー・ピルロに対しての対応策がはまったこと、これにより底で優雅にゲームを操るピルロの存在は消されてしまった。一人が影のように付きまとい、もう一人がボールホルダーのパスコースを消す。これで25分ぐらいまでPSVが中盤での機能性が高まりゲームのリズムを掴めていたのかなと。サイドバックも非常に高い位置に上がってくるし、アタッカー達もどんどん仕掛けていった。ただミランはそれだけのチームではなく、懐の深さというのを見せた。最初はぎくしゃくしていた感じを受けましたがサイドに活路を見いだし、シェバやクレスポがサイドバックが上がったスペースに流れて長いボールを受けて起点を作り、そこにシードルフ・ガットゥーゾのMF、そしてカフー・カラーゼというSDFが早めにサポートに来て、局面的に数的優位を作って突破の形を作り出す。そこから生まれたセットプレーのチャンスで今度は決定機を作るといった感じでPSVを押し込んでいきました。その後の時間帯、そのサイドのスペースをうまく作り、カカが鋭いシュートを飛ばしたりとよりゴールの匂いが強くなり始めた42分、中盤でシェフチェンコのカットからカカに落とすと一気にスタート、ここしかないと言うところに鋭いスルーパスが出ると、ボールを落としたシェフチェンコが抜群のスピードでそのボールを受け、バウマを追いすがらせずにゴメスとの1vs1に持ち込み落ち着いて流し込んで先制。ミランらしい一瞬の隙を突いた素早い縦の速攻でゴールを掠め取ったと言った感じでした。それにしてもこういう形で個の強さを出されてはPSVとしてはきつかったでしょうね、一つも止めれるチャンスというのがなかった。シェバの落としからの爆発的フリーランニングのスピード→落ち着いたフィニッシュ、そしてカカの抜群のタイミングからの精度の高いスルーパス、全くもって隙がなかった。ミランとしてはイイ流れの中でのゴールと言うことで最高の形で後半を迎えることになりました。

後半開始時にシェバにぶっちぎられたバウマに変わってルシウスを投入したPSVは後ろを3枚に変更、アウェーゴールを奪いにより攻撃的意識を高めてきた。その甲斐もあってか、コクやファン・ボメルといったMFもかなり前目にポジションを取り、何度もチャンスを作り出しました。ここで核となったのは朴智星。前半も見せていましたが、マルディーニやスタムと言った世界最高峰CDFにアタックされても倒れず奪われない粘り強いキープでバイタルエリアで(ここポイント!)起点となり、自らも積極的なスペースランでどんどんフィニッシュを狙い、ミランにとって一番やっかいなプレーヤーとなって脅威を与えていました。しかし、次々に生まれるきわどいチャンスを前半同様相手の水際のカバーもあってジダの正面を突いてしまったりと決めきれない。李栄杓のミドルから朴智星が詰めると言った韓国ラインも繋がりそうだったし、ファンボメルのボレーも良かったけど、ジダの壁は厚い。ミランも決して引きっぱなしではなく、前半と同じくサイドに空いたスペースを長いボールで流れたシェバに通し、そこからどんどんきわどいシーンを生み出すが、ゴメスもやはり調子が良い。そんな中胸突き八丁の攻め合いの中でゲームが動いたのは、ロスタイム。PSVの最後の攻撃を凌いだミランはカウンター、カカのエリア外からのシュートがコクがブロック、しかしそのリフレクションにトマソンが反応して難しい形ながらきっちりとゴールに納めた。結局チームとして内容的にはそんなに大差はなかったけど、個の決定力の差がこのスコアに表れた結果になりました。

正直かなり手痛い結果になってしまったPSVですが、ミランと同じ土俵の上で良く戦っていたのではないでしょうか。前半25分辺りまでのピルロをゲーム入れさせないプレッシングにしても、その後の朴智星を核とした多彩な攻撃にしても、ミランを脅かすには十分な質を備えていたのではないでしょうか。ただ、足りなかったのは決定力。ヒディングのコメントにはこの辺が限界と言った趣さえ感じてしまいますが、それでもここまで質の高いモダンフットボール集団を作り上げたヒディングの腕には敬意を表したいですね。戦術や布陣と言った選択に間違いはなかったと思いますし(そのままやってても対して変わりはなかっただろうし、朴のエリアが限定されてよりきつい状態に押し込まれていた気もする、ビーズリーの出来がイマイチだったのはあるけど)個人的にはドローか2-1ぐらいが妥当な結果かなぁと思わなくもないですが、まあこれがサッカーと言うことでしょう。

でミランですが、やっぱり強いし、懐が深いというしか言いようがありません。正直ピルロが抑えられてどうなるのかなと思った部分もありましたが、それを打開するだけのアタッカー達の質の高さとピルロ自身のプレーの変化は素晴らしかったです。チームとしてピルロが影響力を発揮出来ないときに、シェバやクレスポ、カカと言った選手がスペースを見つけて長いボールを納めて攻撃の起点となり、長いボールが多いにもかかわらず単調にさせないのは後ろからの精力的なサポートからのパス交換による突破と個での局面打開をうまくミックスさせた結果なのかなと。長いボールをきっちりと自分のボールにする技術も凄いし、長いボールの中にきっちりと意図のある攻撃が出来るという事で非常に素晴らしいなと思いました。でピルロに関してはああいう天才プレーヤーは自らの得意な位置での仕事が出来ないとピッチを浮遊するだけで何も影響力を発揮出来ないと言うことになりがちだけど、積極的な守備イメージと自らが幅広く動いて自分の仕事を非常にタフに探していたことでPSVの安定した中盤ブロックに混乱の芽を作ったのかなと。この日はPSVのサッカーに呼応するようにアグレッシブなスタイルでゲームに臨み、一人一人の選手達のモチベーションも非常に高いモノだったなぁと感じました。この部分で劣勢に陥らなかったことがこの結果を呼んだのかなと。このチームに勝つには、台頭に渡り合える個と高い組織力を兼ね備えた総合力の高いチームじゃないと難しいなと思いました。とにかくこの試合でほぼチェックメイトに出来たのはこれからのゲームを考えても非常に大きいのではないでしょうか。

で2ndLegですが、舞台はフィリップスに移し、このビハインドをどうPSVが返すのかにゲームの展開としては掛かるのかなと思いますが、ミランはネスタが戻ってくるし、こういうゲームで無類の強さを持っているのが今年のミラン。巧みにゲームをコントロールし、チャンスを世界的なストライカーがモノにして、ゲームを決めてしまう。正直逆転の可能性は本当に少ないのかなと。PSVが逆転に必要な要素としては、先制点、アタッカーの覚醒、この日以上の逞しい戦闘意欲と運動量、そしてゴメス&DF陣の粘りでしょう。まあ本当に可能性としては薄いモノになってしまって、非常に残念。しかし何かを起こして欲しいモノです。モダンフットボールの一面を持ったイイゲームでした。又この日みたいな両チームが正面からぶつかり合う試合を2ndLegでも見たいです。

ミランが決勝進出に大きく前進(uefa.com)
ミランがPSVに先勝 終了間際に貴重な追加点=欧州CL(スポナビ)

Apr 27/Chelsea 0-0 Liverpool @Stanford Bridge

チェルシースタメン:GKツェフ、DFグレン・ジョンソン、リカルド・カルバーリョ、テリー、ギャラス、MFマケレレ、ランパード、ティアゴ(→59'ロッベン)、FWグジョンセン、ジョー・コール(→78'ケジュマン)、ドログバ
リバプールスタメン:GKデュデク、DFフィナン、キャラガー、ヒーピア、トラオレ、MFジェラード、シャビ・アロンソ、ビスチャン(→86'キューウェル)、ルイス・ガルシア(→90'スミチェル)、リーセ、FWバロシュ(→66'ジブリル・シセ)

イングランド対決は引き分ける(uefa.com)
「信じる勇気を得た」リバプール(uefa.com)

1stLegは慎重にならざるを得ない、ましてや同国対決で絶対に負けたくないと言うお互いの心情を考えたらこの結果は最初からある程度想定内ものだったのかも知れませんね。両チームとも相手の事を良く理解・分析されて、ましてや守備に関してはデュデクが一度ファンタジックなプレーを仕掛けたぐらいでこの日は守備に置いて抜群の集中力と強烈な強さが両チームとも良かっただけに。ただこれは布石に過ぎず、2ndLegにおいしい部分を全部スライドしたのかなと。ましてや歴史あるアン・フィールドで雰囲気は最高、その中での試合ですからね。あくまでもこの試合は前座に過ぎなかったのかなと。

このスコアレスの原因としては均衡した展開の中でどちらもリスクを冒さなかったことが一つですが、やはり両チームとも守備に置いては決定的なミスがなかったため好きを作らなかったと言うことなのかなと。その守備ですが、特に良かったのはリバプールなのかなと。UCLの舞台に立つと集中力が倍加するかのごとく、凄い危機察知で危険になりそうなところには必ず突っこんでくる。もちろんチェルスキーの豪華アタッカーのスキルの高さで翻弄されるシーンはあったし(ジョー・コールの相変わらず好調を維持したスキルフルナ仕掛け、でも後半バテた。ドログバもダイナミックで強引な仕掛けで実り掛けたが・・・)、ギャラスが左サイドを高い位置でプレーしたと言うことで、オーバーラップからサイドを破られ、それなりに危険なシーンがありましたが、本当にイタリア風味な水際の守備というのが際だっていたのかなと。特にキャラガーは集中力に目を輝かせ、危険なシーンで身体を張り続けて、この日の無失点に大きく貢献したと言っても過言ではないと思います。
チェルシーは攻撃に置いてはコンビネーションにずれが出ていたし、いつもと違って速いアタックを出来るだけの状況が整わなかったことで、どうしても力押しになってしまい、リバプールもそういう守備が得意であったと言うことでがっちりと噛み合ってしまったのかなと。そういう展開でもストロングポイントを活かした攻めで何かを生み出すのかなと思いましたが、ここまでその一つだったドログバの高さがリバポの巨人に阻まれ、ランパードもここぞの決定力が出ず(この日のハイライトでもあったあのボレーシーン、オーバーラップしたギャラスのクロスはゴール前を横断し大外まで、そこにジョー・コールが走り込んでヘッドで折り返し、イイポイントにポジションを取っていたランパードが至近距離からボレー。しかし力が入りリバポの抵抗もあり枠を超える)、結局この日に限ってはついに崩しきれなかったですね。プレミア特有の狭いピッチで効果的に使えるスペースというのが余り生まれなかったというのもありますが、リバポが中盤での不用意なボールロストというのが少なかったし、余りバランスを崩すことなく戦われてしまったので、閉塞感が伴い、その状況ではロッベン・ケジュマンも働けなかったのでしょう。

逆にチェルシーのディフェンスですが、明らかにリバポが右のグレン・ジョンソンを狙い打ちし、リーセと1vs1を狙って、大きな展開を常に狙ってきていたと言うのがあったのですが、グレン・ジョンソンはほぼ完敗だったモノのカルバーリョが右を中心にケアしたこともあって未然に崩し切られることを防げていたのかなと。前半に2度のピンチ(右からジェラードの速いクロスを走り込んだバロシュがヘッドで流し込んだものと、リーセがグレン・ジョンソンの逆を取りスルスルと中に切れ込んでシュートを狙ったシーン)がありましたが、それもさすがのツェフが守りきり、こちらもスコアレスに出来る状況をきっちりと作っていたと言うことでしょうね。火事が大きくなる前に消すゾーンでの中盤DFも相変わらずマケレレが恐ろしいぐらいに存在感を発揮し、フィルターとして機能していた事もあり、うるさいバロシュやルイス・ガルシアと言ったアタッカー達へボールを渡さないことに置いて効果があったのかなと。もちろんマケレレだけでなくチーム全体での組織的で献身的な守備あってこそですが。
リバポは上に書いた通り、グレン・ジョンソンと言う穴を一気に突くために、リーセを左サイドの高い位置に張り付かせ、ダイナミックなサイドチェンジなどで1vs1のシーンを作り出し、そこから局面打開を計るという形からチャンスを作ろうという意図は見えましたが、グレン・ジョンソンとの対戦はそれなりに凌駕出来ましたが、結果的にはゴールには結びつきませんでした。カルバーリョのカバーを含め相手の対応に対しての次の段階という部分での工夫という所にもう一つと言うところだったのかも知れませんね。色を付けられる存在であるルイス・ガルシアやジェラードが大人しかったので、仕方ない結果かも知れませんね。

ということで上にも書いた通り、全ては次なのかなと。普通に一つの試合として考えたらチェルシーの方はアウェーゴールを奪われなかったことも含めてアドバンテージはあると思いますが、もちろんリバポもアウェーでドローという結果は必ずしもマイナスな結果ではないですし、アン・フィールドで勝てばいいということでかなり考え方もシンプルになって逆に良いのかなと。まあとにかくフラットな状況で次の1試合で勝負が決まるのかなと。楽しみですね。もっとトランジッションの速いゲームで期待に応えて欲しいですね。

ということでイスタンブールの道が開けたのか閉ざされたのかはそれぞれ違うでしょうが、1stLegが比較的静かな結果だっただけにこの状況が又次の試合に熱を送ることになるのかなと思うと、やっぱり来週が楽しみです。あくまでも舞台が整ったに過ぎず、本番はここからですからね。ということでちょっと旬を過ぎた感はありますが、来週もあるということで今日はここまでです。

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April 28, 2005

的中する悪い予感@J1 第8節

はい、強風の中帰ってきましたよ。そして又昇格チームに負けちゃいましたよ。プレビュー見て貰ったらわかると思いますが、ドンピシャでしたね!やったね・・・・はぁ。とにかく切り替え云々ではないですよ。反省が必要です。とにかく簡単に。

J.League Division1 第8節

フロンターレ 2-1 Fマリノス@等々力「天気も雰囲気も大荒れ神奈川ダービー」
Frontale:28'マルクス 49'黒津勝 F.Marinos:72'那須大亮

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵(→64'上野良治)、松田直樹、河合竜二MF那須大亮、奥大介、田中隼磨、ドゥトラ、大橋正博、FW安貞桓(→52'大島秀夫)、坂田大輔
ふろん太スタメン:GK吉原慎也DF箕輪義信、鄭容臺、伊藤宏樹、MF谷口博之、中村憲剛(→87'佐原秀樹)、長橋康弘、アウグスト、マルクス、FWジュニーニョ、黒津勝(→67'相馬直樹)

このゲームの中で一番鍵を握ったのは、この日神奈川を覆った強風でした。シャツやパンツを棚引かせるほどの強風をバックから見ると右から左に吹く風で前半はマリが、後半はふろん太が攻撃方法に追い風を受ける形で試合が進みました。後は箇条書き。

・前半は長いボールが風に乗って大きく流れてしまい、なかなかこれを起点とした攻撃がうまく繋がらない。余りプレスが強いとかそういう印象は受けなかったし、穴はそれなりに見えるDF陣でしたが、どうしても受け手のアクションが出てこず、出先が簡単に読めるようなパスが多い。向こうも予測して早めにチェックにこれる状態なので、なかなか局面が打開出来ない。そして疲労は動きだけでなくプレーの精度にも影響、ボール保持の時間は多いが効果的な崩しがないと言う相手に思うつぼのような状態になっていました。意図を感じないと書きましたが、ほとんど大宮戦と変わらず力押しで何とかという部分が多くなってしまいました。
・フロンターレはあくまでもジュニーニョ。カウンターから彼に前を向かせて、柔らかいテクニック、爆発的なスピードを活かし、そこからどんどん来る。怪我明けという部分も感じさせず、マリのDF陣を次々とかわす怖さを持っていました。複数人でないと止められないと言った感じで、しかも周りを使うのがうまいというのも恐ろしい・・・・。
・持たされていたとはいえ、それなりにペースは握っていて、数多くのセットプレーがありましたが風に流されてなかなか精度の高いボールが飛ばず活かせない。
・そしてカウンターから失点、サイドのスペースに流れた黒津→長橋ダイレクトで中へ→ラインをかいくぐったマルクスが大外でフリーでクリーンにヘッド→ゴール。マリDF陣はオフサイドを取りに行っていましたが、マークに付いていれば何でもなかったのでは・・・・?ただ簡単な流れだけど精度とアイデアを感じるプレーでした。
・後半、ビハインドを返そうというキモチもあって前に出て行ったけど、又相手が引きすぎることもあってダイレクトなどが出て良くなってきたかなと所で、ヘッドのクリアミスから楔を入れられジュニーニョ→アウグストと落とされると、プレッシャーの掛からない状態で柔らかいクロス、トラップを掛けるモノの又かいくぐられて黒津がフリーで抜け出してヘッド、_| ̄|○
ボールサイドでプレッシャーが掛かってない状態でオフサイドトラップは危険でしたね。ましてや線審のジャッジも信用出来るモノじゃなかったし。ただこのシーンも精度を感じるプレーでした。
・苦しくなったマリは大島投入、これで起点が出来て、意図がはっきりしたこともあって流れのあるプレーが出始める。スルーに連発からのダイレクトプレー→ドゥトラがラインを突破し中に流し込む→しかし中が合わせきれず、大ちゃんのシュートも枠を逸れる、でもイイプレー、鳥肌モノ。
・相手が守勢に回ったこともあってセカンドボールもある程度支配し一気の攻勢、カウンターでぞっとするような黒津の決定機があったものの、那須のセットからのヘッド、大橋のシュート、坂田の突破からの苦しい体制からのシュート(これは無茶があったけど)など段々ゴールに近づき始める。しかし、それでも決まらずイライラというかチームに焦りが蔓延しはじめる。しかし、右サイドからのFK、ドゥトラのキックからGKと大島が競り混戦、こぼれてきたところを那須が詰めて1点差。その後も右サイドで坂田→隼磨縦突破からクロス→大橋ダイレクトボレーなど惜しいチャンスは出来るが決まらない・・・。パワープレーからも惜しいチャンスは生まれるがフィニッシュには繋がらず・・・。
・小競り合いからアウグストとマツがイライラをぶつけ合う。エキサイトしすぎて、元マリの吉原になだめられる様なシーンも見えたが収まらないマツは執拗な抗議。プレーを止めてしまい、それからは完全に頭に血が上って一つのプレーが切れると又つっかかていくような事が多く、オーバーヘッドで狙うが枠を逸れる。マリに誰もいさめられるような選手はいない。様々ないざこざが起こったが主審はロスタイムを取らず、ほぼ時間通りぐらい(短く感じたけど確認したら時間ぴったり)に終了の笛、全く持って無駄な行為で時間を潰してしまった。後味の悪い連敗。

と言う感じでした。まあ次に向かうしかないわけですが、全体的に雑になってしまうのは気になるところ。というより疲れてるからとは言っても丁寧に、丹念にやらなければならないシーンがあると言うこと。DFはボールサイドに人を集めるけど取れずに中がフリーでやられそうになったり、オフサイドで取れてしまえば楽だけど、プレッシャー掛かってない状態で掛けて逆を取られたり、雑で何か一個抜けてる様なシーンが多いのかなと。審判に対して取ってくれなかったと騒いだところで変わらないのですが、アジアでひと味違う経験をしているのに、こう言うところでそれを感じ取れず、危険なシーンでそれに頼ってしまったと言うのはもったいなかった。
攻撃に関しては後半はうまくいったけど、大事なところでは無理をしなければならないシーンも多く、その分プレーにブレが出て精度が落ちてしまいフィニッシュに繋がらなかった。一つ何かの工夫があればという部分では力押しのシーンが多く、雑なのかなぁと。上に書いたような連動して人が動くようなシーンがあれば、フリーマンも作れるのですが、まあ疲れからオフ・ザ・ボールの余り出ないことで一人一人のボール保持の時間も多くなって追い込まれてしまったりと、難しい状態ですね。ただ周りのタイミングと自分のタイミングだったり、そういう部分ではやはりまだまだ合わないシーンの方が多い。正直悪い方の予感が当たって、頭が痛いです。

コンディション不良は色々なところにひずみが出ているし、大幅にメンバーを変えてでも休ませる必要性もあるのかなと改めて感じるような試合でした。そして精神的ブレは前節安に出ていましたが、今日はマツに出て(隼磨も相当来てたけど、副審タックル)ともう限界寸前なのかなぁと。前節でのコメントにもあった通り、ここは正念場。個人的にリアリストなので、この状態を脱することはそんなに楽なことはないと思っています。今必要なのは改善点の各自の認識と精神的な立て直し、そして刺激だと思います。練習で出来ないなら頭の中だけでもすっきりすべきだし、苦しいけれどこのチームの力を信じるからこそ、今はチームとして何かをしていかなければならないのかなと。ましてや2年間積み上げてきたモノがあるんだし(何となく去年のセカンドの勝てない時期に似てるかなと思ったけど、プレーは悪くな勝ったしなぁ・・・あのときは)まあまだ2連敗ぐらいがたがた言わなくてもとは思いますが、負けた理由が同じで後に残るモノだったし、このままじゃ続けたら泥沼に入ってしまう気がしてならないです。岡ちゃん、本当に頼みます。

で、フロンターレは悪い部分が取れて、それは悔しいけど良かったなぁと思いました。あのロスタイムでの失点劇からチームがしっかりと学び、今日も凄い集中しているなと感じたし、意志もはっきりと相馬・佐原が入れる事で前に出し、プレーが切れるごとに声を掛け合っている姿を見たりして、チームとしてきっちりと実になっているんだなぁと感じました。ジュニーニョは相変わらず凄かったし、チームとしてやることがはっきりしているのは相変わらず、余計な部分がそぎ落とされていると言う所で関塚監督の手腕を感じました。後は引きすぎてしまって、相手にペースを完全に引き渡してしまうことと言うことでしょうが、イイチームになってきましたね(書いてて悔しい~)

と言うことでまあとにかく日曜日!今度は伝統の一戦。刺激的なこのカードでこの雰囲気でも振り払いたいですね。とにかく勝ちが欲しい・・・・。ダメだ、ネガティブになっちゃう。大橋と大ちゃん、鍵ですよ。プレーに色を与えて喜ばせてー。

その他の試合(まだ見てないのですが、多分追記はしない予定っす)
ジュビロ 2-2 レッズ@エコパ
Jubilo:19'前田遼一 85'p中山雅史 Reds:44'永井雄一郎 86'エメルソン

ジェフ 3-1 ガンバ@市原臨海
Jef:44'巻誠一郎 56'&72'水野晃樹 Gamba:74'吉原宏太

セレッソ 1-1 サンフレ@長居
Cerezo:89'pゼ・ロベルト Sanfrecce:44'ガウボン

楽天 0-2 鹿島@ユニバ
Kashima:29'本山雅志 63'野沢拓也

グラ 5-4 読売@瑞穂
Grampus:15'本田圭祐(!) 25'山口慶 26'マルケス 40'古賀正鉱 64'クライトン
Verdy:9'&38&61'平本一樹「覚醒」 84'pワシントン

FC東京 0-2 レイソル@味スタ
Reysol:38'クレーベル 64'平山智規

アルディージャ 3-1 トリ@大宮公園
Ardija:34'&40'クリスティアン 84'西村卓朗 Trinita:2'梅田高志

アルビ 0-0 エスパ@ビッグスワン

と言うことでもうふて寝。明日UCLのレポート上げます。と言うことで今日はここまでです。

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希望のムードと厳しい現状@J1 第8節 Preview

えーと、何か忙しいですよね。と言うことで明日はJの第8節な訳ですが、その前にもうご存じの方も多いですが、山瀬功治さんが復帰しましたよ!練習試合ですけど、今日ついに30分ピッチに立って、惜しいシュートを放ったり、やっぱりうまいと唸らせるような可能性を感じる出来だったようです。何か嬉しいなぁ・・・、早くみたいなぁ、とかポジティブに思うわけですが、今日の岡ちゃんのコメントに「もう一度やったら選手生命の危機に陥る」とかいうのを見るとやっぱり無理して欲しくないし、少しずつ徐々に戻ってきて欲しいと思ったりキモチの方も忙しいです。とにかくとりあえず、レポが乗ってるところを紹介しておきますね。まあ先に見ている方も多いかも知れませんが、僕の備忘録も含めて。しかしめでたい!

山瀬功治バー直撃の惜しいシュートを放つ横浜刹那主義さん。
久保と山瀬(兄)を見に、トレセンへスタジアムの風景さん
練習試合結果」Fマリオフィシャル

他にももちろんドラゴンがこれからって事だったり、後藤が素敵なゴールを決めたり、とこれから楽しみですね。それではプレビュ。

J.League Division1

4/28 19:00KickOff/フロンターレ vs Fマリノス@等々力「神奈川デルビー@J1」
F.Marinos        Frontale
 アデ○  坂田         黒津
    大橋         ジュニ  マルクス
ドゥトラ     隼磨   アウグスト    長橋
   奥  那須        中村  谷口
 栗原 松田 河合    伊籐 チョン 箕輪
    榎哲             吉原

と言うことで神奈川ダービーが久しぶりに復活しますよ。向こうも怪我人が沢山出て苦しい戦いを強いられている部分もありますが、それでもJ1の水に馴染みはじめて前節では破れたモノの中村憲剛の美しいスルーパス(俊輔みたいだった)からサブの黒津が決めたゴールなどはフロンターレのもう一つの魅力(Fマリにとっては脅威)が出始めているのかなと。ただ正直現状では相手のことを気遣っていけるほど状態は良くないのかなと。前節のアルディージャ戦でも対策らしい対策は立てている様子はなかったし、そのおかげで無策な戦いぶりで貴重なホームでの試合を落としてしまったりと、なかなか難しい状態です。コンディション的な部分では身体のキレ以外にも判断力・イマジネーション・メンタルタフネスのような精神的・頭脳的な部分にも影響が出始め、ましてやチームとしてもかなりのインパクトがあり、連敗したらズルズルという話から見ても、神奈川ダービー云々の前にチームとしての正念場となりそうです。

Fマリノスとしてはやはりまずはターンオーバーを考えなきゃいけない訳ですが、考えると休みをもらえていない選手と言ったら中澤が結構出続けていてかなりコンディション的には落ちているのと、何よりもA3からずーっと出場し続けている隼磨、そして疲労からかセルフジャッジや審判の相性などで精神的ブレが出始めている安様(韓国帰国で子供と遊んでリフレッシュしてきたみたいですが)などはターンオーバーの候補なのかなと。ボンバに関してはエースケさんもいるし、ブラジル人キラー河合も戻ってきた様子で変えられる余裕はあるのかなと。ただ隼磨に関しては岡ちゃんも頭を悩ませているようですが(休ませ時かも知れないと言ってますね)、今日の練習試合で塩川を使っていることからもまだまだ隼磨に頼らざるを得ないのかなと。安様に関してもコメントしていますが、出来れば一度は休ませておきたいし、アデ○も出してみても良いのかなと思わなくもないだけにベンチスタートもあるのかなと。まあもちろん目の前の試合をこなし、勝ち点3を得るための努力をしていくしかないわけですが、やはりぐるぐる回していかないとFマリノスのコンディション作りはかなり底を横ばいをしているだけに、その辺は都合していかなければならないのかなと。それにしても毎回ターンオーバーとかコンディションを考えなければならないというのは辛いところです。

で相手のフロンターレですが、我那覇と寺田の怪我での欠場はほぼ決定事項ですが、それでもアタッカーの層は厚いです。ましてやジュニーニョが前節復帰?と思われながら、ズラしてきっちりと調整してここに合わせてきた感もあるのでかなりの注意が必要なのかなと。J1でも大暴れし、すでにかなり高いレベルというのは証明済みだし、何よりも周りも使えるし、引き出しておいてと言う形を持っているだけに、コンディション的に辛い状態のFマリノスにとっては結構面倒臭い相手になりそうです。他にもマルクスのスキルフルなドリブルワークと得点感覚、前節ゴールを決めて勢いのありそうな黒津、飯尾もいるし、相変わらず爆発力は保っているのかなと。得意な攻撃の方であるボール奪取からのショートカウンターはあまりにソリッドで柔軟性も高く、まともに受けると結構崩される危険度が高いだけに、不用意なボールロストは避けたいところです。後は個人技で意図的に引き出してバランスを崩そうとしてくるので、その辺の駆け引きというのは注意しないと不味いかも知れませんね。
寺田の抜けてしまったセンターにはチョン・ヨンデの起用が噂されているようですが、余り見たことがないし(確かボランチの選手じゃなかった?去年はネルシーニョにリベロ起用もされてた気もするけど・・・・)どちらにしてもフィジカル系の選手ではないだけに、ここを突きたいですね。他の二人は結構強いし、前節みたいな無意図な長いボールだけでははね返す力は強そうなので、何よりも安が出れるにしても坂田、アデ○にしても空中戦で起点というのは正直攻撃を繋げる術としてはかなり不安定なビルドアップになってしまうだけに、長いボールにしてもスペースや低いボールなどを使ったり、それ一辺倒にならないようにしたいところです。

正直現状では、フィジカル的な不安もあって切り替えが非常に遅く、不用意なボールロストも多いだけに、アタッカーを前面に出してシンプルに速く仕掛けてくる相手はマリにとっては非常に嫌な相手です。ただ、相手の守備には必ず破綻する部分はあると思いますし、ボランチは谷口にしても(またもマリ卒業生か・・・・しかもイイ選手だしなぁ)中村にしても組んでそんなに時間は立たないだけに、まだまだバランスと言うところでは詰め切れていないと思うので、そこを大橋や大ちゃんがバイタルエリアをうまく出入りしながら使いたいですね。この状態なので前節の不味かった部分の修正出来ていないというのは承知だけど、省エネでもボールを引き出す動きはなるべく怠らず、局面的にはフリーランニングを爆発させて相手のDFラインを混乱させて、坂田やアデ○の能力を引き出せる状態を作りたいですね。アデ○のバースデイ一日遅れゴール期待!ここでこの雰囲気を払拭したい所です。

【J1:第8節 川崎F vs 横浜FM プレビュー】連敗を避けたいJ王者・横浜FMを相手に、故障者の相次ぐ川崎Fはどう挑むか。注目の神奈川ダービー!(J's GOAL)

4/28 19:00KickOff/ジュビロ vs レッズ@エコパ

まあきっと放映予定のBSもこんな状態で迎えるとは思ってなかったですけど、凹んでいるとはいえイイカードに間違いはないわけで、どちらが復調のきっかけになりやすい勝ちという結果が得れるのか気になるところです。ただ現在復調傾向にあるのはジュビロの方なのかなと。棚ぼた的ではあるモノの(主力の怪我という恩恵)若い選手達がモチベーションと運動量をチームにもたらして、ようやく動きが出始めて鹿島戦でも結果は出なかったモノの調子の良い鹿島相手にもそれなりにイイゲームをしたと思います。もちろん課題としてのカウンター対策や3バックの外側の部分などはまだまだ改善される傾向は見えないですが、攻撃に置いてはかなり光明は見えています。カレン・前田の動ける2トップが起点を作ることに置いてはかなりボールを引き出しているし、そこからサイドをうまく使うことで崩しに関してはかなり良くなってきたのは間違いないです。この試合に置いてもトップの起点とアウトサイドの積極的なランニングが出来れば、それなりにイイゲームは出来るのかなと思います。
レッズの方は結構重傷なのかなと。FC東京戦の復調傾向がセレッソ戦で一気にしぼんでしまったのはやはり詰め切れていない部分が多く課題が解決されず、そのままになっていることが今になってネガティブに出てきてしまっているのかなと。もちろん元々レッズの良さである恐怖感のある攻撃という駒は揃っているし、守備に置いても怪我人が出ているとはいえ質が低いわけではない。今は歯車が噛み合わない状態というのがあるのだとは思いますが、今のレッズには調子の良かった頃のレッズとは違う部分もあるのも事実です。攻撃に置いても流動性と前へのスピード、守備に置いては前への意欲がもの凄い強くボールが欲しくてたまらないと表現していた強烈なフォアチェックを起点にしたプレッシングが今のレッズには欠けているのかな。FC東京戦では外人3バックが軒並み欠場という事で逆にカバーを重ねる様な形がうまくいきましたが、トゥーリオ復帰で足並みが崩れて早い時間に2失点を喫するなどチームとしてかなりちぐはぐな部分があります。でもレッズのカラーを考えたら、もう一度チーム全体でプレスの意識を戻して、そこを起点に良い部分を取り戻すというのがベターなのかなと思わなくはないです。攻撃に置いてはチームの流れさえ良くなれば勢いに乗ってそれなりに流れると思うし、こういう攻めてくる相手に真っ向勝負というのを取り戻して戦って欲しいなぁと。

何でこんなにレッズ贔屓っぽい事を書くかというとやっぱりレッズが強くないとJ全体的には盛り上がらないし、現状でJで一番魅力的なソフトはレッズだと認めざるを得ない部分もあるだけに、ここらでそろそろ復活の兆しを掴んで欲しいなぁと。まあ藤田が欲しいなら、そのおみやげに勝ち点3をプレゼントするのもイイかも知れませんよ?まあとにかくアグレッシブな試合にして欲しいですね。負ければ最下位争いのカードとなるとはねぇ・・・・、サッカーってわからない。

4/28 19:00KickOff/ジェフ vs ガンバ@市原臨海

このゲームはどちらが守備で頑張れるかに掛かってきそうですね。ガンバは相変わらずアタッカー陣は好調で、ブラジル人二人と大黒の使い分けという部分でチームが整理出来はじめたという部分はあると思いますし、ある程度ゴールが獲れる自信というのがチームにはみなぎっているのかなと。ただ相変わらず守備に置いてはルーズな部分も多く、失点を重ねてしまう悪癖は治ってないのもガンバの色となりつつあります。前節はシジクレイを一列上げて、宮本をラインに組み込んだけどそれでも結局根本の部分は変わっていないだけに、ジェフの出入りの激しいアタッカー達を捕まえきれるのかというのがガンバの鍵になりそうです。
ジェフは攻撃に置いてはJでNo.1の得点力を示していますが(失点もリーグNo.1 苦笑)、やはり今年も上にも書いた通り抜群のオフ・ザ・ボールの動きと細かいパスワークが融合したアクティブな攻撃がうまくいっている成果でしょうね。ハースもフィットし、巻もコンスタントにゴールが取れているし、復帰出来れば今期はかなり戻してきた羽生との兼ね合いも凄い来てるだけにジェフとしてもやはり攻撃には自信を持っているでしょう。ガンバの守備陣のマークがかなり緩いので、うまくスペースメイクして崩すというのもお手の物でしょう。しかしジェフのアタックは諸刃の剣です。ボランチやアウトサイドも積極敵に絡んでいくと言うだけにオリジナルポジションを離れるだけにいくらよく走るとはいえ、カウンター時にはかなり危険なシーンを作られることも多いだけにこの失点数も仕方ないと言えば仕方ないのかなと。ただ、いらない失点があるのも事実。前節は不運もあったモノのストヤノフが戻ってきますがどこまで修正出来ているのかが気になるところです。ポジショニングの曖昧さやマーキングの不徹底、オウンゴールにしても危険なシーンが多いという証明かも知れません。捕まえにくいガンバのアタックラインに対してどこまで対応出来るのか、相手は3人でも十分崩せるチームなだけに楽しみです。

案外固いゲームになったりするかも知れませんが、今Jで一番見ていて楽しいカードになるのかも知れませんね。両チームとも攻めて勝つチームですし、非常にアクティブで素敵なサッカーをするだけにイイゲームみたいですね。

ではその他の試合。
4/28 19:00KickOff/FC東京 vs レイソル@味スタ
         グラ vs 読売@瑞穂
         楽天 vs 鹿島@ウイング
         アルディージャ vs トリ@大宮
         アルビ vs エスパ@ビッグスワン
         セレッソ vs サンフレ@長居

と言うことで又長くなっちゃったけど、この希望のムードを結果に繋げたいなぁと思ったりしてます。神奈川で一番強いチームというのもやっぱりキープしたいですしねwとにかくそろそろすっきりしたいですね。と言うことで今日はここまでです。

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April 26, 2005

Ambition mixes with tradition@UCL SemiFinal 1stLeg Preview

さあ今日はUCLの準決勝ですね。もうここまで来たチームだからイイチームばかりなのは言うまでもないことですが、本当に質の高い試合を見せてくれそうです。チームの総合力を考えると、この1stLegはアップセットを起こせるか、そこまでいかなくてもホームに繋げる試合が出来るのかというのが大きなポイントでしょう。傍観者となっている僕は、出来れば今日の試合は次に繋がるような試合が良いなと思っているのですが・・・・。とにかくプレビュ。

UEFA Champions League 2005 Semi Final 1stLeg
Apr 26/AC Milan vs PSV Eindhoven @Stadio Giuseppe Meazza
Milan             PSV
   Crespo Shevchenko       Vennegool
       Kaka        Farfan   Park.C.S
  Seedolf  Gattuso       Vogel  V.Bommel
 Kaladze Pirlo   Cafu  Lee.Y.P  Cocu  Ooijer
   Maldini  Stam         Alex  Bouma
       Dida              Gomez

と言うことで今日はこの試合です。PSVは今週通算17回目の優勝をぶっちぎりを表す5節残して決めたという状態で非常に勢いにも乗っているでしょう。今週末のフィテッセ戦は、コクやフェネホール・オフ・ヘッセリンク、アレックスやバウマやイ・ヨンピョなどレギュラー陣も休み、コンディションも良さそうです。この2週間は常にここに目が向いていたと思いますし、ミランをどのように考え、どのように戦うのか、名将フース・ヒディングが頭を悩ませているでしょう。ミランの方はネスタが累積警告で出場停止、その中でここに向かって治療してきたアンドレア・ピルロと今週末に怪我を負ってしまったヤープ・スタムもまだ微妙な状況ですが、一応出場を予定していると言うことです。ネスタの出場停止が響く中で、この二人のコンディションが戦えるところまで戻っているのかというのが気になるところですが、チームでやることはきっちり整理されているだけにミラン有利は揺るがない所でしょう。ただピルロが出場不能あるいは不調でボールロストの起点となる様なことになるとPSVにも十分可能性は出てくるのかなと。

もちろんポイントとしてはここまで高質のパフォーマンスを示してきた両チームの安定感抜群の中盤による主導権争いと言うことになるのかなと。ポゼッション型ではないPSVはあくまでもミランの急緩自在のリズムでゲームはしたくない、逆に良い形でボールを奪って早くスペースを活かすような形を作りたい。そのためにもポゼッションの起点となるピルロ(あるいはルイ・コスタ)を機能させたくないというのは今までのミランに対峙してきたチームと同じ事を考えてきた訳ですが、今のところ効果的な手法を示したチームはいません。しかし個人的にはミランにとってこのPSVと言うチームは結構やりづらいチームなのかなと。ミランはポゼッションを持つときは基本的にゲームをコントロールして、試合のリズムを自らに持ってくるという感じで、本来ゴールを取りに行く形としてはピルロ→カカで中盤に空いたスペースを素早く縦に突破することで中盤と最終ラインを分断し、カウンターのような形で相手を後手に回らせるような形です。それに対してPSVは中盤守備のブロックが非常にしっかりしていてバランスを大きく崩すこともなくボール奪取力も高い、ピルロに対しても朴智星をぶつけるという形を取ることも可能な柔軟できっちりと組織されたチームなだけに、結構難しい相手なのかなと。ミランは逆にそのPSVの中盤の守備ブロックをいかに超え、突破するかと言うことがポイントでしょうね。ただ、PSVがミランに対してイイ試合をするためにはやはり個をどれだけ抑えられるのかと言う点に掛かってくるでしょう。一発で試合を決めれる選手達に仕事をされてしまってはどんなに良い展開に持ち込んでも全てが水泡に帰してしまいます。もちろんミランはそういう力を前に出せるようなシンプルな形を狙いに来るでしょうし、どこまで我慢しながら自分たちの良い形の時にゴールを決めれるか、アウェイですしとにかくフィリップスに繋げる結果を持ち帰ることをまず第一に考えなければならないでしょうね。

データとしてはホームでは本当にミランは強いし、PSVとしてはかなり苦しい状態になりそうですが、まずは腰を引けた戦いをせずに、ミランよりを上回る運動量で楽にサッカーをさせないと言うことを考えていくべきかなと思います。ヒディングはアンチェロティが長い時間を掛けて作り上げた総合力の高いチームを破るような策はどのようなモノなのか、彼の育てた優秀で従順な駒がそれを表現出来るのかも含めて、本当に楽しみなゲームになりそうです。

Apr 27/Chelsea vs Liverpool @Stanford Bridge
Chelsea          Liverpool
 Gudjohnsen Drogba        Cisse
 J.Cole       Duff  Riise L.Garcia Nunez
  Lampard Makelele     Gerrard X.Alonso
 Gallas    G.Johnson  Finnan     Traore
  Carvalho Terry       Hyypia Carragher
      Cech            Dudek

で明日のゲームはセミファイナルでのイングランド決戦。今シーズンはチェルシーがほぼ完勝でタイトルの掛かったリーグカップ(これであってるんだっけ?)でも寸前の所で持って行かれてる訳でリバポにとってはリベンジマッチですね。もちろん来期のUCL出場権に関しても、試合消化が一試合多い状況で勝ち点4差で残り3試合、ホントに苦しいだけに一気にジャンプアップでこのタイトルと共に出場権も得たいところでしょう(まあ難しいタスクという事に代わりはないですが)ただここまでチームを支えてきたバロシュ(そこまででもないか)が怪我でちょっと出場出来るかどうか微妙なところでしょう。チェルシーとしてはリーグもほぼ手中にしている段階で後のターゲットしてはこのUCLに絞られていて、しかもクラック、アリエン・ロッベンが復帰とイイ風が吹いてきています。モウリーニョもベンチ入り禁止の処分が解け、これで本格的に念願のヨーロッパタイトルを狙いに行ける状況が整ったのかなと。
心境的にはリバポを応援したい気持ちで一杯なのですが、チェルシーはあまりに強大な壁なのです。非常に高く強い守備ブロックでユーヴェは倒す事が出来たモノの、又チェルシーのような柔軟な戦術運用能力と個の組み合わさったハイレベルなチームに対しては総合力勝負になりそうですし、どうしたもんかなと言う部分があります。今のところヨーロッパの舞台ではチェルシーの隙というのが、勝負の掛かる部分では見えないだけに非常に難しい部分ではあります。パウロ・フェレイラが怪我でグレン・ジョンソン(守るとしたらロベルト・フートかな?)が入るであろう右サイドの守備力には綻びが見えるぐらいです。ただ一つの穴を突きゴールを奪うと言うことさえ出来れば、勝負はどう転ぶかわからないのかなと。シャビ・アロンソが復帰して中盤には幅が出てきたし、クラックとしてルイス・ガルシアがポテンシャルを発揮しはじめただけに、中盤では互角な勝負は出来ると思うので、後はその穴をゴールに繋げると言うことだけでしょう。ただまずは自ら崩れていかないと言うことが必要になるのは間違いないでしょう。ユーヴェ戦のような集中力を持続させて無駄な失点をしないと言うことが必要になるのかなと。
で、チェルシーとしてはどのような布陣を敷き、どのような戦い方をしてくるのか、ロッベンの復帰でまた幅が広がったのかなと。ドログバも戻ってきたし、グジョンセンも相変わらず質の高い働きをしているし、覚醒したジョー・コールもいる。選択肢としては無数に広がっています。もしかしたら4-3-3に戻す可能性もあるのかなと。中盤でのボール奪取からの高速カウンターでプレミアを一時期席巻していたスタイルで敵なしだったし、何よりもその立役者だったロッベンという最強の槍が復帰してスピーディなカウンターアタックには磨きが掛かる。中盤も安定性は高いですし、現時点で見える唯一の弱点とも言える右サイドバックのところもカバーしやすくなるのかなと。もちろんどのような布陣になるとしてもマケレレ・ランパードのセンターラインという軸があるからこそなんでしょうけど。一時の非常に硬い守備というのは一つの綻びから多少怪しくなっているのは事実なだけに、どれだけアタッカー達がゴールを重ねるかという部分がポイントになりそうですね。局面打開、パス交換、ミドルシュートと何でもござれのアタッカー陣なだけに高く強いCDF陣ですけど、ユーヴェ戦と同じようには行かないでしょう。

指揮官対決という部分では1日目とは又違う趣の試合になりそうですが、腹の探り合いというプレミアらしい感じなりそうですね。ベニテスが何度も同じ間違いはしないと思うので、自分のやり方の中に新たな施術をして挑んでいって、モウリーニョの柔軟性を上回れるかと言うのが楽しみです。どれにしてもやはりプレミアシップなハイテンションな試合になることは間違いないでしょうし、それが好きな人にはたまらないでしょう。どちらにしても様子見なんてなしでプレミアらしい試合を発信して欲しいですね。

ということで今日明日のプレビューでした。あんまり1stLegで勝負が決まっちゃうと寂しいなと思うし、出来れば今日の勝ちがPSVとリバポになったら2ndLegが盛り上がりそうだなぁと思ったりしているんですけどね。とにかくテンションの高まるような試合になることを期待したいです。クライマックス迫る!って感じですな。と言うことで今日はここまで。

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April 25, 2005

無表情な敗北@J1 第7節・日曜開催分

生で見に行くとこれでもかと言うぐらい勝てないわけで、かなり凹むわけで、あんまり行かない方が良いのかなとか思い悩んだりして・・・・。とにかく選手だけじゃなく僕も頭があんまり回ってないのですが、とにかく。

J.League Division1 第7節・日曜開催分

Fマリノス 1-2 アルディージャ@日産スタジアム「初物嫌い」
F.Marinos:68'p奥大介 Ardija:46'pトゥット 89'桜井直人

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本達也、DF中西永輔(→81'狩野健太)、松田直樹、中澤佑二、MF那須大亮、上野良治、田中隼磨、ドゥトラ、奥大介(→71'大橋正博)、FW安貞桓、坂田大輔
アルディージャスタメン:GK荒谷弘樹、DF冨田大介、奥野誠一郎、トニーニョ、三上和良、MFデビッドソン純マーカス、西村卓朗、久永辰徳、藤本主税(→89'片岡洋介)FWクリスティアン(→83'森田浩史)、トゥット(→71桜井直人)

試合内容としては大宮のフラットの4×4のゾーンに対してなかなかバイタルエリアでポイントを作ることを許されず、閉塞感伴う静かな展開の中でゲームが淡々と進む。局面打開出来るとズレを生み出せるけどサイドに起点が出来て細かいパスが繋がり、隼磨が鋭いシュートを飛ばしたり、セットプレーからのチャンスは数多くあったモノの決めきれない。特にセットプレーの流れから中に残っていた松田がロングボールに反応してフリーでヘッド、GKのリフレクションを坂田が混戦から押し込むがゴールライン上を転がって決まらないシーンは本当に惜しかった。段々中盤でオフ・ザ・ボールの動きが減って出し所がなくなってしまうと、ビルドアップに苦しみ結局無作為なロングボールを蹴らされる様な形になってしまい、身長差のあるマッチアップで当然のように高い壁にはね返され、そのまま抜けてGKと言うシーンが多発し攻撃には繋がらなくなり、大宮のゲームプランに見事にはまってしまい、前半を0-0で折り返す。
前半の流れとは一転、ミスからゲームが動き出す。達也のクリアが詰めてきた相手に当たってしまい、そこから中に放り込まれるとボンバとクリスティアンが異次元空中戦、しかしこれが(よくわからなかったけど)PKとジャッジされ(ボールではなく人に対してのチャージという判定?)、これをトゥットに決められて先制を許してしまう。ビハインドを背負ったマリは前掛かりになるモノの、これも大宮のゲームプランの狙い通り、相変わらずゾーンをきっちりと保ちながら、奪ったら早く前へ、そしてどんどん走って前へと言う姿勢に苦しめられる。しかし、イイ流れが生まれて右サイドから良い形でボックス内に入り込んだ奥へグラウンダーのパスが入ると後ろからトニーニョに押されたというまたも微妙な判定で今度はおかえしPKとなり、これを奥が決めて同点。一気にケリを付けたいマリはボールを早めにサイドにと言う形でそこから崩したいという意図が見え始めるが、その後の工夫というモノがなく、高い大宮の壁を越えられない。段々苛立ちが募ったのか、エゴイスティックな部分が強く出始めてしまい、攻撃がごり押しの状態になってしまう。大橋、狩野と入れて4バックにしたり、マツがまたパワープレーに出るなど、前への圧力を掛けるがそれでも取りきれず、その反動で大きく空いた右サイドのスペースからのカウンターを受けてしまう。ゲーム中、90分間運動量を保ち続けて走り続けていた藤本の執念が実り、縦に突破して中に入れると、そのボールに反応したのはDFの間を擦り抜けるように飛びだした桜井、うまくコントロールされて叩き込まれ、最悪の時間帯での失点。その後、反撃するには時間が少なすぎた。そのまま1-2で開幕戦以来の負けを喫してしまった。

正直な感想として負けてしまった原因としてはチームとして何がしたいのか顔が見えない試合をしてしまったのかなと(ここで選手達は頑張ってたとか勝ちたい気持ちを出してたとかそういう感情的なのはなしで。ややこしくなるし)内容が今までよいと言う感もあったけどあれくらいは出来て当然、力の差は確実にあったのだから。もちろん大宮のゾーンは確かに綺麗でバランス良く守っていたので、崩すことは簡単なことではないなと思いましたし、ボールへの執着心や連敗脱出へのモチベーションなどそういうモノが良く出ていて簡単な相手ではなかったです。が、崩せないのは疲れてるからというのが原因ではないわけで。何かなんとなーくプレーしてては早々崩せないし、相手のミスを待っているだけではゴールは転がっては来ない。前半の序盤のように90分通しては難しいにしても、頭だけでも回し、狙いを持った攻撃をして主体的にその局面だけでもアクションを爆発させないと相手は崩せないのかなと、ましてや集中力高く守ってくる相手には。そういう相手に対して明確な意図もなく、頭が動いてない感じでは何も生み出せないのも道理。何を意図してそのプレーをするのか、何を狙ってそのプレーをするのか、そういうことはコンディションが悪いからこそもっと真摯に考えてプレーしないと、この流れは続いてしまうと思う。現状では走りっこじゃ勝てないんだから。

今日はゾーンできつい警戒をバイタルエリアに敷かれていたので、そこにポイントを作れなかったというのはありますが、ロングボールでの組み立てが多かった。別にそれは否定すべき問題ではなく、そのプレーに置いてどのような狙いがあったのかと言うことの方が問題なわけです。今日は身体も重くて動き出しが少なく、ショートパスを繋げない状態だったし、その中で長いボールを使うというのは間違った選択ではないと思う。でも結局狙いなんて何もなかったのかなと。何となくだけどビルドアップ無理だから頼んだ、みたい感じで苦し紛れの感を拭えなかった。例えばサイドのスペースに蹴って坂田を走らせるとか、低いボールを入れてダイレクトプレーを引き出すとか、こぼれ球重視でサポートがうまく出来る状態で入れるとか、狙いがあればそれなりに相手に混乱をもたらすことは可能だったのかなと思うけど、その狙いがない状態では低確率の単なる放り込みになってしまい、ましてや身長のない2トップではトニーニョ、奥野という高い壁に対しては頑張って繋いでくれというのは酷だったのかなと。出し手にも問題はあるし、受け手の方にも問題はあると思うけど、こういう無意図で無意味なプレーは少なくしていかないと、この先またこういう事を起こしてしまう引き金となりかねないのかなと。ロングボールだけじゃなくて、サイドからのクロスボールにしてもそうだし、それに対しての動き方にしてもそう。工夫次第でもっとイイチャンスに出来たことは明らかだと思う。意図を持ち、局面で工夫し、そして相手を混乱に陥れる。予想されるような単純なプレーではダメというのは基本でしょ?

切り替えも大事だし、修正出来るような状況でもないけど、頭の問題だし意識の問題だから、何とか修正して欲しい。こういう試合はダメージが残る要素がでかいだけに。

と言うことで他にも安のジャッジにおけるもの凄いイライラで周りが見えなくなってエゴイスティックなプレーに走ったりとか、ようやく本来のポジションに戻ってきてせっかくイイプレーも多かったのに相変わらず余計なところでミスをして失点の原因となってしまう達也のプレーとか、怪我復帰組のどうも試合勘の飛びっぷりとか、色々気になる部分もあって結果的に負けちゃいましたが、ここまではある程度良い成績でこれたし、イイ部分もあった。特に個人的な感想だけど、今日のスタジアムの雰囲気が凄い良くて、この雰囲気を勝ち試合で味わいたかったなと。今のままでは正直苦しいと思うし、ここからまた底力を問われるだろうけど、何とか頑張りたいですね。まだ半分だけど、あと半分でもありますから、これから又頑張りましょ。

と言うことで選手評上げました。よろしかったらどうぞ、辛めですが。→→→第7節 採点&選手評(僕の読書+日常記録)

鹿島 2-1 ジュビロ@カシマ「仕事人」
Kashima:1'深井"ジュビロキラー"正樹 17'小笠原満男 Jubilo:47'太田吉彰

鹿島スタメン:GK曽ヶ端、DFアリ(→89'中島)、岩政、大岩、石川、MF青木、フェルナンド、深井(→20'増田→78'内田)、小笠原FWアレックス・ミネイロ、本山
ジュビロスタメン:GK能活、DF金珍圭、田中マコ、茶野、MF菊池、名波(→78'ゴン)、太田、西、藤田、FW前田(→85'川口信)、カレン・ロバート

と言うことで約束通り追記。非常に両チームともアグレッシブに戦い、凄い激しいゲームになりましたね。今まで非常に整理されていた鹿島がぶれた事もジュビロという相手だったからこそかも知れないなぁとか思いながらも、それでも勝つ鹿島にいよいよ恐ろしい気分になっています。

試合展開としてはいきなりの幕開け、開始早々激しい中盤での争いの中で奪ったボールを早くミネイロに繋ぐと、そのまま左に流し深井が見事なミドルを突き刺し、いきなりの先制点。その後ジュビロも標榜するサイドを起点に攻め手を窺うが、なかなか打開点が見えてこない。すると、同じような展開で金の外を狙った深井の動きがラインの裏を取り、角度のないところから狙う。これを一つ目は能活が弾いて凌ぐが、リフレクションにいち早く反応していた小笠原が詰めて2点目。この2点とも鹿島の狙いが明確に見えるゴールでした。中盤でボールを奪ったら、ミネイロを起点に中に収縮させたところで空いた3バックの外側を狙い、相手が後手に回るような形を良く作れていました。特に個の力としては高いがコミュニケーションに難のある金の外側を突いて、カバーの効かない状態を作り出し、そこをモチベーションとモビリティに溢れた深井が見事に突いたのかなと。
しかし、リズムを生み出していた深井がコンタクトをきっかけに怪我を再発させてしまい、そこから徐々にビハインドを追ったジュビロが攻め立てる展開が出来る。ジュビロの良くなった点として、起点となるFWの運動量が上がったことで格段にボールが入りやすくなったこと。そこからサイドに展開と、今までこの部分に閉塞感を覚えていた攻撃がスムーズに流れはじめる予兆というのはあったのかなと。しかし鹿島もきっちりとフリーマンを作ることなく、若い2トップに決定機を許さない。逆に鹿島は前線の二人を起点にカウンターを仕掛け決定機を作るなど、ゲームの流れは鹿島が握っていたのかなと思うような前半をこのまま2-0で終える。
後半はほぼ一方的な展開、原因は鹿島のバランスがかなり後ろにずれたこと、そして何より開始早々の追撃弾でいなしていた余裕をなくしてしまったことがあるのかなと。太田のゴールは狙っていたシンプルな攻撃の粋という部分なのかも知れませんね。アリから西がボールを奪うと(この試合はアリのボール逸というのが目立った)逆サイドのカレンへサイドチェンジ、うまく時間を作ったカレンは簡単に後ろから走り込んできた大田を使い、太田もそれに答えてクリーンなミドルを決めて同点という形。中盤高い位置でのプレス→ボール奪取→シンプルにサイドに空いたスペースへ→後ろから飛び込む。この後ジュビロの良い時代を思い出すような早い切り替えを元にしたプレス、そしてポジションチェンジによるサイドアタックが形になり始め、セカンドボールも鹿島を押し込んでいたこともあって支配、豊富な運動量で完全にゲームの流れを掴む。しかし、中の岩政・大岩を出し抜くことは出来ず、西がクラックぶりを発揮し中に突破して倒されるモノのシュミレーション、曽ヶ端のミスを詰めた藤田はオフサイド、名波のFKはポストとなかなか同点弾に結びつかない。結局この後も選手を入れ替え、同点を狙ったジュビロを何とか鹿島が凌ぎきり鹿島はがっちりと首位を守った。

ジュビロが若いメンバーでフレッシュに生まれ変わり、狙いであって形も示し始めとポジティブな内容を示したモノの、先に復活の手応えを得ていた鹿島が以前の勝負強さを活かし、試合としては勝ちを手に入れましたね。ジュビロ視点でこの試合を見ていたのですが、開幕節で当たったときのように後ろに傾倒することもなく、前線が孤立するようなシーンも少なく、全体が連動して試合を進めるようになり、復活の兆しがようやく見えてきたのかなと。若い選手達のモチベーションというのが善循環しているだけかなと思っていたのですが、チーム全体の運動量の活性により攻守にスムーズさが増し、また山本監督の狙いというのもある程度見えてくるような戦い方が出来るようになってきたのかなと。正直どっかで見たことあるような戦い方の気がしないでもないし時間も掛かりすぎな気もしないでもないですが、これで基盤は構築出来たという実感は握っているのでしょう。後はこれに強烈な個である崔龍洙やグラウと言った選手達が入ったときに同じ事が出来るのかと言う部分に掛かってきそうですね。彼らの運動量が攻撃の流れを生み出しサイドの崩しまでは行っているけど、中で決める選手としては前田にしてもカレンにしても物足りない部分があるだけに、これがフィットするのかどうかその辺に掛かってきそうです。
で、ジュビロの弱さの払拭という部分では以前は良くなっているのかなと感じましたが、前に人数をかけ始めるとカウンターやサイドのスペースに対する免疫力が相変わらず低いと言うことを露呈しました。今日の負けも試合序盤その弱点を突かれて敗れてしまったと言っても過言ではないだけに、怪我人の復帰でどうなるのか、これから又バランスを修正するのかなど様々な部分でどう考えていくのか、まだまだ監督に掛かる部分は大きそうです。

鹿島に関しては、今日は勝ちはしたモノの小笠原のインタビューの表情を見ても納得いってないなという感じがしました。しかし、うまくいってなくても勝てるという強さを見せたと言うことを考えたら、嫌なチームが復活しちゃったなという感じですね。チーム全体で狙う部分を明確に意識してそこを突き、結果を残すという意思統一とそれを実行出来るスキルの高さは、末恐ろしささえ感じます。バランスが後ろに掛かり、ジュビロの猛攻を浴びることになり反撃出来なかったと言うことはありますが、それを耐える「らしい」勝負根性を見せたし、本格復活と言っても良いのかなと。今はイイ流れが出来ているので(鈴木の怪我→野沢のモチベーションUP、活躍→野沢の怪我→深井のモチベーションUP、活躍など)見えない部分もありますが、悪い流れになったときにもこのような結果を残すようなら、一番怖いチームになりそうですね。

で、この試合を見ていて思ったのですが、どうしてあんなにジュビロは動けるのかな、逆にどうしてあんなにマリノスは動けなくなっちゃうのかなと不思議に思っていました。もちろんシーズン前のA3&ゼロックスとかタイとかインドネシアの遠征があったからと言うのもありますが、コンディション作りに置いてはジュビロは凄いなと思いました(一応この試合も韓国遠征の後でこれだけのパフォーマンス。もちろん怪我人は出ているし、成績は出ていないけど)マリノスももう少しメンバーを少し入れ替えられる状態だったら出来たのかなとか思わなくもないですが、少々不思議に思ってしまいました。それともそれだけA3のダメージは大きい?キムチの呪い?とにかくイイゲームでした。

と言うことで久しぶりの負けで凹夢所か体調まで崩しているのですが、まあ木曜日は等々力でモチベーション高めてダービーに望みたいですね。これは内緒ですが、ユーヴェ-リバポ(UCL Q.Final 2ndLeg)を頭の中でずーっと巡ってましたよ。4×4のゾーンでセンターが高くて守備意識の高いリバポに対して逆に苦しんだユーヴェを頭の中でずーっと思い描いていた感じでした。まあ難しいですね。と言うことで今日はこれまでです。体調不良なので月曜日分も含んでることにしてくださいませ。

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April 24, 2005

DFに厳しい週末@J1 第7節

今日は風邪引き子なので、簡単にJ1の結果だけ。試合は何となく見てたのですが、途中で薬が効いてうとうと来たりして、ガンバ-FC東京だけしか見てません。体力的に今日は1~2試合が限界かなと。でも面白いゲームでしたね。大黒の良さが全開!

ガンバ 5-3 FC東京@万博「レッスン」
Gamba:46'神OG 52'&53'&65'大黒"つぶやきちゃうで"将志 72'アラウージョ
FC:2'戸田光洋"本日2ゴール" 51'石川直宏 64'ルーカス

ガンバスタメン:GK松代、DF実吉、宮本、山口、MFシジクレイ、遠藤、橋本、二川、アラウージョ、FWフェルナンジーニョ(→67'前田雅)大黒(→83'吉原)
FC東京スタメン:GK土肥、DF前田和、増嶋(→73'近藤祐)、ジャーン、金沢、MF今野、栗澤、宮沢(→56'馬場)FW石川、戸田(→60'鈴木規)、ルーカス

と言うことで派手なスコアで両チーム共シュートを打ち合うような激しい展開となったこの試合ですが、ポイントはヒロミのコメントで吊し上げられてますが、増嶋と大黒というマッチアップが全てのような試合になってしまいましたね。大黒の早い動き出しと鋭さに対して上がることを怖がってしまったことで全体的に引き気味の守り方になり、バイタルにスペースが出来るとスキルの高いガンバのアタッカー達にうまく使われた事でボールホルダーとフィニッシャー両方を注意しなければならない状態になって一番大事なところでマークがぼけやすい状況が出来てしまい、守り方が余計難しくなってしまったのかなと。大黒も裏に抜けるのだけがうまい選手ではなく、得点の取れる場所を嗅ぎ取り、抜群の動き出しで抜け目なく突くことが出来るフィニッシャーとして成果を残してきた選手なのだから、引いてスペースを消すことだけが正解には結びつかないという事を試合の途中に気付いて欲しかったのですが、あれだけ連発だとねぇ・・・・。これから日本を背負って立つCBになるためには勇気を持って積極的に守ることの重要性というのを嫌と言うほどの痛みを持って習わされた格好になってしまいましたね。頭も良いし、組織DFの要としては良いモノがあるとしたら、DFとしてのリアリズムと言ったら変ですが潰すところは潰す、捕まえるときは捕まえると言った使い分けがこれからの課題なのかも知れませんね。綺麗にだけじゃ守れない。重要なところでのマークミスという部分では2試合連続ですから、ヒロミもさすがに頭が痛いところでしょう。

にしても大黒はキレキレでしたね。というより感覚が研ぎ澄まされていた感じで前半から感覚的に今日は取れそうだと思っていたのかも知れませんね。で結局、後半に綺麗なゴールをスパンスパンと決めたのは圧巻でした。マークを外してうまく間に入り込みピンポイントでヘッド、小さなスペースを嗅ぎ取ってタイミングの良い飛び出しと特徴である受ける前の予備動作の良さで二つ、そして抜群のポジショニングとびっくりのボールコントロールからのスーペルボレーで一つと文句なしのストライカーっぷりでした。攻撃の形も今まで目立っていたアラウージョ・フェルナンジーニョの局面打開が前に出過ぎず、パスを小気味よく回してフリーマンを作ったところで精度の高さを活かしたラストボールを入れるといった形でバランスがよかったと感じました。この辺のバランスが良くなってくると優秀なフィニッシャーがいるだけにガンバは本当に怖いチームになりますね。ツネを入れて修正を施したDFラインはFC東京らしい勢いに飲まれましたが、アタッカーに助けられた感じですね。でもシジクレイのボランチはそれなりに効いていたし、ラインコントロールという部分ではうまく掛けれていて好転の兆しアリと言った感じでしょうか。カウンターに関してはあれだけ人数を掛ければリスクマネジメントとしてはどうしようもないと言う部分はあるだけに、接戦でこの決定力がどれだけ活かすことができるか、ゲームを決めることが出来るのかに掛かってくるのではないでしょうか。

でもこの試合で一番嬉しかったのは、なかなか攻撃の波に乗り切れていない印象が強かったナオに復調の気配が見えてホクホクしてるんですけどね。

ではその他の試合。独断と偏見でコメントするという暴挙に出ようと思います。
エスパ 2-1 ジェフ@日本平「初勝利」
S-pulse:47'OG 79'久保山由清 Jef:68'巻誠一郎
健太監督おめでとう。こういう時に頼りになるのが由清様ですよ。ただ今までのサッカーは捨てちゃうのかな?まあ結果は出てなかったけど非常にアグレッシブで面白かったのに。それとも力量差やH&Aとか色々考えて、攻める試合と守る試合を分けるのかな?まあこれからですな。最下位脱出。JEFはドンマイ、阿部っちドンマイ。斉藤の負傷退場は何が起きたんだろ?

レッズ 1-2 セレッソ@聖地・駒場「偶然?必然?」
Reds:62'横山拓也 Cerezo:7'&20'西澤明訓
失点シーン見ましたが何か過信してる?人捕まえないと・・・・。受け渡しのミスなのかも知れないけど、中には一人だけ、ちゃんと着いておけばなんて事ないのかなと言う気が・・・まあその前の平川のめちゃくちゃ軽いDFが原因だとしても。勢いに乗れないけど、どうなんでしょ?内容イイとかで課題を見ずに逃げてきたツケのような気がするけど、原因の究明と修正が必要なのでは?そこに手を付けないとまだまだ不安定は続く気がする。これは確実に指揮官の責任ですよ。もっと強いチームのはずだけど、去年は勢いがあったことも事実。勢いを取り戻すのは成績じゃなくてプレーにおける質だと思いますよ。レッズが強くないとJは盛り上がらないから頑張れ。

レイソル 0-2 グラ@日立「欲求不満」
Grampus:35'中村直志 89'クライトン
唯一のナイトマッチはこんな事になった模様。こういう時って大体多くの人が見れる状況の時に起こるのかなと思ったりして、タイミングとか良いなぁと思いました。グラは守備安定で成績安定。ただ2点目はどう見てもオフサイド。あれをDFのバックパスと取るのは無理がある。

サンフレ 2-1 ふろん太@ビッグアーチ「Pride」
Sanfrecce:11'pガウボン 60'茂木弘人 Frontale:56'黒津勝
真空飛び膝蹴り笑った。今日はプライドやってたからかな?あれは不味いでしょ?てゆうか赤でもイイぐらい。サンフレはかなり久しぶりの3連勝だそうな。ふろん太は正念場。次は神奈川デルビー。

ヴェルディ 2-2 アルビ@国立「正真正銘の撃ち合い」
Verdy:7'&82'ワシントン"得点王" Albirex:11'&62'エジミウソン
ワシントン対策本部は大忙しですな。本当にファーストコントロールはうまいわ、シュートは正確だわ、ダイレクトシュートはうまいわ、チャンスメイクも抜群・・・・。平本は自信なのかな?しかし両チーム合わせて40本(枠内は23本?)のシュートって一体・・・・。今日はピンクじゃない人とジャカジャカの権化が大活躍。

トリ 2-1 楽天@ビッグアイ「目立つ男」
Trinita:53'ドド 89'西野晃平 Vissel:88'朴康造

なんだそのシャツ、ヤクザ?

と言うことで簡単ですが。でもDFには厳しい週末になりましたね。ずたぼろにされてみたり、シュートを20本もうたれてみたり、戦犯にされてみたり、怪我させられてみたり・・・・。でも安定しているチームはそれなりに結果を出してることを考えると、早くも勢いよりも安定性がチームを上位に上げる術なのかな?まだわからないけど。とにかく今日はここまでです。

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April 23, 2005

指揮官の選択は?@J1 第7節 Preview

今日は何故か眠いので、軽めに。明日はJですね。かなり連戦の中で調子の波や試合の中で課題が見えてきたりと色々とありそうですが、そろそろ勢いの差というのも出てきそうですね。とにかく簡単にプレビュ。

J.League Division1 第7節

4/24 14:00KickOff/Fマリノスvsアルディージャ@日産スタジアム
F.Marinos        Ardija
   安  坂田      トゥット クリス
    奥        久永       藤本
ドゥトラ     隼磨   純マーカス 金澤
  熊林  那須     冨田       西村
 中西 松田 栗原(?)    奥野 トニーニョ
    榎達(?)           荒谷

メンバーに関しては自信なし!ただ、水曜日に休めた奥・那須・松田・ドゥトラに関しては少しはコンディションが上向きになっていると良いなぁと思うところです。もうまずはコンディションを先に考えなければならないことが辛いところではありますが、それでもこういう試合で勝ち点を積み上げられるかどうかと言うのが、後々響いてくることもあるので、しっかりと試合をしてしっかりと勝ち点を取りたいところです。
で、やっぱりターンオーバーしてこなければならない時期にきているのは明らかなのですが、怪我上がりの選手のコンディションが余り上がってこないことや代えの利かない選手という部分もあるので、岡ちゃんがどのように選手を見て判断するのか鍵になりそうですね。
怪我上がりの選手をどのように考えていくのかと言うのが非常に難しいのですが、中西に関してはやっぱり一回は使っておきたいと言うこともあるのかなと。上野神のコンディションが上がってこないことを考えると、DF・ボランチ両方で機能出来るユーティリティの存在はチームを助ける存在となり得るだけにエースケさんには早めにフォームを取り戻して欲しいと考えても不思議はないのかなと。で逆に休ませなきゃいけないのは隼磨・ボンバ・安と言うところですが、これはどう判断するのかと言うところですよね。ボンバに関しては休ませてもイイと思います。と言うのも代わりがいると言うこともあるし、休ませるなら間違いなくここか次がベターなのかなと。で安様に関しては、確かに最近ぶっつづけで出ているだけに疲労感はあると思いますが(だからこそ最近精神的なブレとがかあるのもそういうところでしょうね)ただ連続でゴールを決めている勢いとかはあると思いますし、何よりも現状では彼以外にエースを務められる選手がいないという方が大きいです。大島がいない、久保がいない、ジローがいない、アデ○はまだ見えない、坂田は復帰明けと一時はだぶつくんじゃないかと思われたFW陣は以前苦しい状態ですし、ここは安に頼るしかないのかなと。隼磨に関しては休ませた方が良いのか、続けさせた方が良いのかちょっと見えないです。確かに疲労はあると思いますが(精度に出ちゃってるのかな?)動きの中には疲労は見えないですし、逆にキレているといってもいいぐらい。もちろんこの2戦のどちらかは休ませないといけないと思いますが、結構リズムに乗れていると感じがしているので・・・・。とにかく岡ちゃんの手綱さばきに注目ですね。

で相手のアルディージャは3連敗中。4×4のフラットラインのゾーンディフェンスで好スタートを切ったモノのさすがにJ1で苦しみはじめたのかなと思う部分もあります。しかし、内容的にはそんなに悪くないし、元ブラジル代表のポストマン・クリスティアンもゴールを重ねているし、力負けと言うより勝負の綾で負けているといった感じを受けます。ただ、以前書きましたが課題は確実に出てきているし、マリとしてはそこを確実に突いていきたいです。大宮が引く4-4のフラットのゾーンにおいてまずコンパクト、そして局面的に一番重要なのはブレイクするタイミングとマークを捨てカバーしにいくと言うことになると思うのですが、ゾーンの穴を突くように浮遊する相手へのアプローチと言うところでバランスを崩しているシーンが先週のミッドウイーク、鹿島戦で露呈した格好になりました。本山がバイタルエリアに入ってゾーンの隙間にポジションを取ることでボランチがつくのか、DFラインが前に出るのかと言うところで混乱してしまったことがあるのかなと。そういう部分では大橋なのか奥なのかはわかりませんがトップ下や引いてくる安などがポジションをずらすことで相手も自らずれていかなければならない形を意図的に作り、そこで空いた穴を坂田やサイドのプレーヤーがスペースを突いていくという形は効果的なのかなと。後はマリが得意としていたシンプルなビルドアップからの前線でのダイレクトプレーでボールを動かし、そのまま突破に掛かるということはかなり効いてくるのかなと。近い距離で局面的に2vs1を作り、打開を計るという形をしていけば、自ずと相手も崩せるのではないでしょうか。逆に独力打開は力の差はあるにしても、収縮して囲んで奪うという形が徹底されているだけに、使い所を見極めていきたいですね。ゾーンの裂け目というのが出てくると思いますし。まあ普通に思うのは低い位置から長めの質の高いボールでゾーンを飛ばし、ラインを突破して裏を狙うと言う形が一番効果的になる気はしますけどね。
相手としては前半は0-0に持ち込み、後半マリが出てきたところをカウンター、そしてセットプレーなどでウイニングポイントを狙ってくる本来のアルディージャのゲームプランを狙ってくると思うので、出来れば前半に先制点欲しいですね。ましてやこの連戦で後半体力勝負というのは今のマリにとっては本当に苦しいですしね。

とにかく折り返し地点にきて、好転すると思われた状況がなかなか好転しないもどかしい展開ですが、試合は迫ってくるばかりなだけに一つ一つをきっちりをこなしていきたいところです。岡ちゃんは今頃勝ちたいけど休ませたいという悩ましい問題に頭を痛めてるんだろうなぁ・・・・。どのような選択を見せるのか腕の見せ所ですね。

4/24 15:00KickOff/鹿島 vs ジュビロ@カシマ

鹿島予想スタメン:GK曽ヶ端、DFアリ、岩政、大岩、新井場、MF青木、フェルナンド、小笠原、本山、FWアレックス・ミネイロ、深井(野沢怪我?)
ジュビロ予想スタメン:GK能活、DF金珍圭、田中マコ、茶野、MF菊池(河村?)、名波、西(太田?)、村井、藤田(成岡怪我?)FWカレン、崔龍洙(中山?)

状態どうのこうのではないプライド掛けた試合となっていたこのナショナルダービー。ライバル同士としていつもイイ試合になっていましたが、今年は例年と逆の立場になったのかも知れませんね。鹿島は開幕から苦しい状況を好転させて好調を維持しているのに対して、ジュビロはなかなか波を掴めず、成績もなかなか残せない苦しい状態。いつもなら逆な感じもするのですが、まあこのゲームが両チームにとって刺激になるのは間違いないでしょう。しかし、現状では鹿島の有利は揺るがないのかなと言う印象はあります。
鹿島はサッカーに勝てる要素が今現在では揃っているのかなという印象さえあります。状況見て出てくるダイナミズム、それを活かす非常にスムーズなボールの動き、前線にも効果的に起点が出来るし、そしてフィニッシュも精度を保っていると言う感じで、攻撃における状況は非常に良いです。守備に置いてはそれなりですが、数年継続している組織は伊達じゃないし、個の強さも岩政の成長などで非常に充実しているのかなと。まあうまくいっているときはこんなモノなのかなと言うことで、開幕前に言われたような不安要素は余り見あたりません。個々の責任感というのをこないだやりましたが、自覚がこのチームの元々持っている潜在能力を引き出したと言うことで今は本当に自信に満ちあふれている感じです。
さてそれに対してジュビロは、若手の登用による高いモチベーションと積極的なランニングでようやく攻撃に動きが出て、それが守備にもそれなりに好影響を与えていると言う感じなのかなと。ただ、それに伴い経験という意味では伴わない部分も多く、我慢出来ずに大一番で逆転負けとまだまだ急造チームの範囲は超えていない。状態としてはジュビロも連戦で怪我人が多発するなど余り良いモノではないと思いますが、ある程度戦える状況にはなってきたのかもしれませんね。ただ移動を伴うミッドウイークのACLの後と言うこともありコンディション的には圧倒的不利だと思いますが、その中でどのようなメンバーを組むのか気になるところです。個人的に山本監督になってから圧倒的に淡泊になってゲームも非常に色のない試合をするようになったのかなと思っていますが、この試合を機にジュビロのサックスブルーは鮮やかさを取り戻す事は出来るでしょうか。

勝負の部分としては、どこまでジュビロの選手達のコンディションが整っているか、鹿島は小笠原が中心となって、前に出たバランスの中で、スペースを使いながら個人の技量をミックスさせたアタックに対してのジュビロのDF、逆にジュビロはうまくボールを動かしながら、スペースを見つけて走れる選手達が積極的に飛び込んでいく形を作りたいところでしょう。ジュビロにおいてはダイナミズムがなかなか高まらないと厳しい気もします。何となく切り替え勝負になると思いますが・・・。

ではその他の試合。
4/23 15:00KickOff/レッズvsセレッソ@駒場
4/23 15:00Kickoff/エスパvsジェフ@日本平
4/23 15:00KickOff/ガンバvsFC東京@万博
4/23 15:00KickOff/サンフレvsふろん太@ビッグアーチ
4/23 15:00KickOff/トリvs楽天@ビッグアイ
4/23 16:00KickOff/ヴェルディvsアルビ@味スタ
4/23 19:00KickOff/レイソルvsグラ@日立

にしても鹿島とジュビロの試合は楽しみですね。何となくジュビロが覚醒するならこういうプライドの掛かる試合になるのかなと思わなくもないですが、今の鹿島はそういうのを許さないぐらい強いし、どうなるのか気になるところです。とにかくイイ試合を見せて欲しいですね。と言うことで今日はここまでです。

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April 22, 2005

色々詰めて久しぶりの今日のニュース雑感。

今日はごった煮な感じで色々と。アジア圏ではACLがあったわけですが、今週はイタリア(ローマ法王逝去の延期分)とイングランドもリーグ戦があって大忙し。しかも、注目マッチのイタリア・デルビーと(ノースってつけるの?)ロンドンダービーという大きなマッチがあったからさあ大変、埼玉方面に祭を引き起こしそうなニュースもあるし、早速。

・混沌とするセリエ、決まったプレミア。

セリエA 第32節
ユヴェントス 0-1 インテル@スタディオ・デッレ・アルピ
Inter:24'フリオ・クルス

ユーヴェスタメン:GKブッフォン、DFビリンデッリ(→56'マジエッロ)、テュラム、カンナバーロ、ザンブロッタ、MFエメルソン(→53'ブラージ)、アッピア、カモラネージ、ネドベド、FWデル・ピエーロ(→71'サラジェタ)、イブラヒモビッチ
インテルスタメン:GKトルド、DFJ.サネッティ、I.コルドバ、ミハイロビッチ、、ファヴァッリ、MFゼ・マリア、カンビアッソ、C.ザネッティ、キリ(→79'スタンコビッチ)、FWマルティンス(→90'カラグニス)、フリオ・クルス(→76'ヴィエリ)

前節久しぶりに首位に立ったユーヴェですが、セリエらしいバイオレンス風味溢れる激しい試合の中で決め手を欠いてインテルに惜敗、ただ本当にイイゲームでした。

振り返ってみると、集中力が切れたのはただの一回だったのかなと思うわけですが、その一回が致命的な失点になってしまったのは痛かった。ゼ・マリアに対してアプローチがなく、彼にフリーで余裕を与えて質の高いクロスボールを上げられてしまい、そこにクルスがのし掛かるようにヘディングで合わされて決められてしまった。そこまでは中盤での激しい潰し合いと相手のポストマンに対してとんでもない厳しさで削り合う展開でしたが、このゴールからユーヴェは尻に火がついて反撃に出る。左サイドのクロスからカモの落としを反転しながらボレーで叩いたズラタンのシュートもトルドが防ぎ、うまくラインの裏へ飛びだしたネドベドも止められ、アレックスがミハイロビッチをうまくいなして中に切れ込んだシーンもファウルを取られと、あまりに運がなかった。攻撃に置いて形は作れていたけど、この日のインテルの守備が非常に組織だって集中出来ていたと言うこととトルドが当たっていたと言うことで運がなかった。時折インテルのカウンターに悩まされ、攻撃だけに集中するわけにもいかず、結局0-1での敗戦。ミランが勝ったことで又勝ち点で並ばれた。

ユーヴェにとってはショック状態も抜けていい状態だっただけに勝ちたかったところ。ボランチがイマイチだったこともあるにしてもやはりあの失点シーンは痛恨。センターバックはここに来て安定感を失っていたけど、この日は相手が悪かった。大きくスペースが空く状態でマルティンスを止める術はなかなか見あたらなかったしクルスもそれに連動してうまく入ってくるしと結構危険なシーンを作られて、もう一発やられても不思議じゃなかった。攻撃が良かっただけに、0で行っていれば・・・・。でももうこの状態ではゴールを多く取ると言うことをしない限り難しいのかも。

ゲームとしてはホントに荒れた。と言うより両チームのプライドがぶつかり合って、自然に激しくなったという方が良いのかも知れない。絶対にやらせたくないと言う気持ちがズラとクルスにあまりにダーティな止め方をしてたし(引っ張り合いどころじゃなかった、後ろからのタックルもするし、ミドルキックもされるし)確かにそこにポイントがあったのかなと。クルスはチャンスをモノにし、ズラタンはチャンスは生み出したけど決めきれなかった。残り6節、まだまだ終わりそうな気配はない。

プレミアシップ
チェルスキー 0-0 アーセナル:スタンフォード・ブリッジ

チェルスキースタメン:GKツェフ、DFG.ジョンソン、R.カルバーリョ、テリー、ギャラス、MFマケレレ、ランパード、ダフ、J.コール(→79'ティアゴ)、ダフ(→85'ケジュマン)、FWドログバ、グジョンセン(→90'ヤロシク)
アーセナルスタメン:GKレーマン、DFA.コール、センデロス、トゥーレ、ローレン、MFセスク(→81'アリアディエール)、ジウベルト・シウバ、ヴィエラ、ピレスFWベルカンプ(→78'ファン・ペルシー)、レジェス

で、チャンネルを変えるとそこは別世界、デッレ・アルピの閑散とした寒々しいスタンドとは真逆でちょっと嫉妬するぐらい熱いスタンドの中で、プレミアらしい縦に速いトランジッションゲームが展開されていました。どちらも縦に進まなきゃ死んじゃうと思わせるぐらい縦への意欲を強く見せて、そこから一気に自分たちの形に持ち込んでいく様はかなり迫力満点でした。しかし、正直アーセナルは負けなくて良かったと言った感じで(勝たなきゃダメなのはわかってますが・・・)かなり厳しい試合でした。と言うのも攻め手がピレスの居る左サイドに偏り、そこを人数を集められると窮屈になってしまってなかなか前に進めない。ピレスがスラロームのようなドリブルで局面を打開するとアーセナルらしい流れるパス回しも出てくるけど、それをするためにはスピード感(前への勢い)が必要なわけで、結構うまく抑えられてしまったのかなと。故障者続出で苦しい状態の中、DFラインは踏ん張っていたし、ピレスは存在感を示した。トップがうまく行かなかった感じはしましたが、現状ではこの辺が限界だったのかなと。アンリ、リュングベリが居たら又違ったんだろうけど・・・・残念。

でチェルスキーは、狭い局面に追い込まれても個で何とか出来るし、そこで突破すると小さな仕掛けを絡めてフィニッシュに持ち込む訳で、自信溢れた戦いをしたのかなと。守備に置いては多少プレミア仕様だけど、ゾーンでのDFながら収縮して相手のスペースを消したりと柔軟な対応で封殺。そこからスペースを突く精度の高いプレーは完全に形として馴染んでいました。ゲームの運び方もうまいし、フィニッシュへの形も綺麗だった。決めきれなかったにしてもサイドを打開→スルーでコース空けて→ミドルとかは板に付いてきた。勝てなかったけど最低限の結果でほぼプレミア取ったりと言うところかも知れませんね。

と言うことでプレミアの優勝争いはこれで終戦でしょう。CL出場権とかの争いは厳しいみたいですが、まあチェルスキー2冠目ですな。逆にセリエはこれで混沌。降格争いはある程度見えてきたけど(レッジーナは残れそうですよ、奥さん)、優勝争いはもうどうなるかわかんない。ミランにはまだCLがあるし、ユーヴェは状態が良くない・・・・うーんどうなる。と言うことでこの項終わり。

・祭の匂い。
浦和が藤田獲得へ、2年契約で5月にも(ニッカン)
浦和が藤田の移籍獲得を申し入れ(スポニチ)

と言うことでもういろんな所で物議を醸し出しているであろうこのニュース。山本"人間力"昌邦氏の先発起用構想からは外れたために沸き出た話のようです。最初はいくら冷遇されているとはいえ、チームの顔的な存在で、ジュビロのサッカーの体現者のような存在の藤田を出すかなぁと思ってたのですが、何やら本格化。周辺の様々な要因もあるようで、グラ・楽天も欲しいみたいだけどレッズに行くことが濃厚らしいとのこと。

まずレッズの方から考えてみましょうか。山瀬が色々あってマリに来て、空席になっていたトップ下のポジション、結構色々やってみたけどどうもフィットしない(山田暢久にしても長谷部にしても)。その中で藤田が来れば、抜群のセンスでイイボールを前に供給も出来るし、何よりも抜群のスペース感覚を活かした飛び出しは押し込んでスペースが消えると閉塞しがちなレッズの攻撃陣に置いて最高のオプションとなり得るのかなと。元々この課題を改善したら本当にレッズはJでは頭一つ抜けるかも知れないと思っていたので、この移籍はその一歩かも知れない。
もちろん選手としてだけでなく人間としても素晴らしい選手な訳で、確実にプラスになれる選手だと思う。代表でも真摯な姿勢は不満たらたらの国内組の中で見本となったし、その姿勢はプロとして素晴らしい。レッズは若いチームだし、何かのきっかけでがらがらと崩れていく可能性はあるだけに、こういう経験を持っている選手の加入は本当にポジティブな面しか出てきません。
確かに年齢的に多少来ている部分はある(頭じゃなくて衰えね)でも今年リーグタイトルが欲しいレッズにとってはある意味「優勝請負人」として最高の人材になり得るのかなと。腐るぐらい修羅場もくぐってきてるし勝者のメンタリティというモノを持ち合わせている訳だから。

ジュビロの方から考えると、なぜ藤田がスタメン候補から外されなければならないのかと言うのが疑問にあるわけです。昨日だってゴールを取ったのは、その藤田な訳で・・・。もちろんACLがなくなって選手層にだぶつきがある、世代交代もしなくては成らないと言うことがあるにしてもプライオリティが逆だし、藤田じゃないだろうという感じです。過剰戦力なら若い選手をレンタルで修行させる方が良いんじゃないのかなと思ったりしなくもないです。てゆうか菊池貸してくれよ。てゆうかくれよ。あんな使い方するならさ。おっとずれた。

きっと最近頭角を現している成岡をもう少し長く使おうとか、前田をもっと使いたいとかあるんだろうけど、それでも現状では藤田の方がまだ上な気がしてならない。ましてやベンチに置いていても便利な選手だし、得点感覚という意味ではちょっと比べモノにはならないかなと。それをライバルとなるであろうレッズに売るなんて頭が逝っちゃったのではとしか思えない愚行のような気がする。まあ降格争いに焦点を当てて、下のチームをレッズに叩いて貰おうと思ってるのなら間違っていないかも知れないですが。

大体他に手を入れて修正しなければならない部分は大して改善されていない気がしてならないし(単にフレッシュな選手のモチベーションの高さがポジティブに作用したに過ぎないでしょ。課題は残ったまま、攻撃構築の単調さとかサイド丸投げ主義とか)、先に整理されるべき選手はいると思う。

まあ藤田が出たいと思うのなら別だけど。色々あるみたいだし、山本監督に関しても思うところはあるでしょう。ただ日本で最高レベルの経験と得点力を持った攻撃的MFは探してもそうはいないと言うのをお忘れなく。個人的には全く賛成出来ない、レッズ強くなるし、ジュビロのアイデンティティを売り渡すような事になるような気がするし。てゆうか売るなら楽天にしてよ。

こんなことなら、帰国要請無視してユトレヒトに残って海外のサッカーにどっぷり浸かってれば良かったのにね。

とにかく要注目。

・俊輔、トルコへ?
ガラタサライ、中村獲得へ動き出す=トルコL(スポナビ)

と言うことで寝耳に水だけど、実現したらビッグオファーに違いない。だってレッジーナじゃほとんど0%のヨーロッパへの進出がガラタサライのようなビッグクラブならUCLとは言わないまでも、UEFAカップなら出れる可能性があるわけで。多分レッジーナとガラタサライならガラタサライの方が強いし、パスターゲットがいつもボナ一人と言うこともないだろうから、イタリアに比べたらやりやすいのかなと。記事にもアネルカの発言を元にその類いのことを書いてありますが、確かにプレーの内容を見たらそれはあるのかも?まあセリエにおさらばというのは個人的には寂しいけど。

でその獲得をプッシュしているのが、同じ左利きでルーマニアとトルコの英雄となった「東欧のマラドーナ」ゲオルゲ・ハジ監督。まあこのハジの去就がこの移籍がありかなしかに大きな影響をもたらす様ですが、ハジの元でやるというのも悪くない。色々とアドバイスももらえるだろうし、シンパシーも感じてもらえるかも知れない。

ただレベルの高い選手は沢山いるだろうから、レッジーナでも最近立場が危うくなってきた俊輔にとってはどこまで出来るのかは未知数。ハカン・ヤキンが活躍出来なかった(コンディション不良と言うことだけど)というのは結構どうなんだろうと思ってしまう。ヤキンの去就も鍵。

まあ生活環境も変わるし、熱狂的なサポーターは有名なだけに、レッジーナよりもプレッシャーはきついと思われるだけにその中でどれだけ出来るのかというのはかなり未知数。しかも来年はワールドカップイヤーと言うことで慎重な判断は必要かも知れない。それでもこのようなチャンスはそうないし、実現して欲しいと思わずには居られない。2002WC後にトルコに行った(トラザブンスポルだっけ?)イ・ウルヨンはどうなったんだろう?プレースタイルも似ている選手のような気もしたけど・・・。

・怪我人祭、てゆうか笑えない。
マリも相当なモノですが、他にも来てますね。てゆうかホントに鶴。
川崎FのFW我那覇は全治4ヶ月(ニッカン)

楽しみにしてたのに・・・28日の等々力・・・。もちろんマリにとっては楽なことだけど、やっぱり久しぶりの神奈川ダービーは良い状態で見たかった・・・・。それに我那覇としては久しぶりのJ1で思うところもあったろうし、これからって所で本当に悔しいだろうな。早く治せ。左すね陥没骨折で4ヶ月。
でおまけのように掛かれてるけど、フロンターレのバックラインの真ん中にそびえ立つ巨人・寺田も左太腿肉離れで3~4週間。鶴。

C大阪FW苔口、右膝靱帯損傷(ニッカン)
清水MF杉山が全治3週間(ニッカン)
東京MF梶山が全治2~3週間(ニッカン)
広島DF中尾がヘルニアの手術(ニッカン)

でユース組が続々と怪我して、熊は嫌いだけど才能ある選手達で大事な時期なだけに心配。フィジカルお化けが大好きな熊だからこういう不安要素を持ってるとすぐ落としそうだし・・・・。

で気になるのは中核を担うであろう二人のMFの怪我。二人とも2~3週間だけど、もう!って感じ。出来るだけ出て欲しいんですよ、試合に。
クラブでスタメン奪取で頑張ってた杉山の怪我に関してはこれでまたエスパに又ネガティブな要素がって思っちゃいます・・・。イイパフォーマンスしてたしこれだけスタメンで出れる機会を得れてただけに残念。
で梶山、怪我が多いなぁ・・・。才能は誰もが認めるけどこう言うので潰れて行っちゃう選手は沢山いるし、何とかきっちりと治してほしいところ。試合勘も飛んじゃうし、大きく育って欲しい選手なだけに心配。

ホントにユースは単なるセレクトチームで終わりそうな悪寒。まあそれでも良いけどね、これで少しでもユースの監督の重要性を再認識させるのなら。

と言うことでだいぶ長くなっちゃったけど、今日はここまでです。それにしても赤い藤田俊哉かぁ・・・・。

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April 21, 2005

さあ、舞台は整った!@ACL GroupLeague Day-4

とりあえず勝ち点3差キープ。さあ舞台は整った!次が決戦!と言うことで簡単に。

ACL Champions League 2005
Group F Yokohama F.Marinos 2-0 BEC TeroSasana@Mitsuzawa Stadium
F.Marinos:45'+1'安貞桓 56'坂田大輔

F.Marinos Official/ACL Match Report

Fマリノススタメン:GK榎本達也、DF中澤佑二、中西永輔、栗原勇蔵、MF上野良治(→80'後藤裕司)、熊林親吾、田中隼磨、原信生、大橋正博、FW安貞桓(→60'アデマール)、坂田大輔(→75'北野翔)

と言うことで、何とかかんとか勝ち点3って感じでしたね。完全にゲームの趨勢を握って、後はコンビネーションが噛み合えば取れるかなと言う展開の中で、やっぱりコンディション的には苦しい部分が払拭されたわけではなく、切り替えが遅いのとなかなかフリーランニングが出なかったり、組み立てが非常に単調だったりとフラストレーションの溜まるような攻撃構築で、なかなかゴールが獲れない・・・・。ターンオーバーを敷いていたこともあってなかなかスムーズな部分というのもなかったし、ダイナミズムも望めないと言うことではこういうやきもきするような展開も仕方なかったのかなと。相手のカウンターに対してはきっちりと対応していたし、セットプレーとかは怖かったですが、ほぼ完璧に抑えていただけに早くゴールが欲しかった。前半もこれで終わりかなぁというロスタイム、ノブッキからの長いボールを安が相手に競り勝ってバックヘッドで流すとスペースに走り込んだ坂田がラインを突破、GKとの1vs1をきっちりと決めて先制!坂田は復帰後初ゴール!というか今年初ゴール!凄い素敵な形で前半を終えることが出来ました。
で、後半さすがに新しく組み合わされた選手達もそれなりにチームのの中にフィットしはじめたかなと言う感じが出てくると、右に偏りがちだったマリの攻撃が左でもうまく使えるようになり、大橋のシュートで得たCK、安がGKの前に飛び込んでドンピシャヘッドで叩きつけ追加点。これでゲームは決まって、この試合はクローズ。きっちりとリスクを冒すことなく納めて、ACLグループリーグ突破のための必要最小限の結果を得ることが出来ました。

まあ試合に関しては安様がやっぱり頼りになると言うことが改めて実証されたような結果になりましたね。今日のように閉塞感の伴う試合の中で彼のようなゴールを取るために力の発揮出来るプレーヤーというのは今のマリにとっては非常にありがたい存在でした。そして坂田がゴールを決めて感覚を取り戻す第一歩と言うことはかなりの好材料、マリ攻撃陣をひっぱてきてくれた大島が離脱と言う泣きそうな状況の中で今度はこの二人が担ってくれるのかなと実感出来ました。試合内容に関してはまあ褒められたモノではないけど、ターンオーバーでマツ、那須、大ちゃんと主力が引っ張り出されることなく休ませて上げれたし(ドゥトラもきっちり休めたかな?後は隼磨が心配だけどタフすぎるのに今日も又驚かされた)結果が全てなので本当に勝てて良かったです。
で、この試合の僕の一番の楽しみだった選手達が見れました。まずアデマール。マリのシャツを着てちゃんとプレーするのを見るのは初めてでどんなプレーするのかなと楽しみにしてたのですが、安様を悪くした感じで確かにボールが収まると言ったら聞こえがイイですが、ちょっと流れを潰しがちだったかなと。でも右足に可能性は確かに感じたし、裏を狙う姿勢は悪くないし、城南で見せていた果敢な突破というプレーがキレを取り戻せば楽しみかも?とは思いました。そして翔くん、今日はあまり見せ所というのは来ませんでしたが、それでも元気に走り回る姿を見れたのは嬉しい限りだし、これを足がかりに次に繋げたいですね。それと初見の後藤くん。時間が短くて正直よくわからなかったけど、諸君と一緒で第一歩にして欲しいね。しかも今チャンスだし!二人ともアルディージャ戦でも見たいぞ!まあ内容のない文ですが、これが一歩になってくれると良いなと心の底から思います。

とにかくこの試合でしなければならなかったことをほぼ完璧に出来たのかなと。もちろん沢山ゴールを取れたら良かったのだろうけど、まあそれはしょうがない。それよりも主力を休ませ、余り出場機会の得れなかった選手達がトップの試合に出て雰囲気を感じられたと言うことで大満足です。さあまたJに戻ってきっちりと1試合ずつ戦いましょ。山東戦のことを考えるのはその後でイイ。てゆうか先のことなんかまだ見えない(苦笑)

結局マッカサルはシナに虐殺されたみたいで6-1と言うスコアだそうな。一応順位表。

Group F        P W D L F A Pts
Shandong(CHN)    4 4 0 0 9 1 10
F.Marinos(JPN)     4 3 0 1 6 2 9
PSM Makassar(IDN)  4 1 0 3 2 9 3
BEC TeroSasana(THA)4 0 0 4 1 5 0

Group E Suwon Samsong BlueWings 2-1 Jubilo Iwata@Suwon WC Stadium Suwon:62'ナドソン 85'サンドロ Jubilo:4'藤田俊哉

Jubilo Official/ACL Match Report

お疲れ様、一瞬でも光が見えただけでも良かったのかなと。強い水原相手に良く戦ったのかなと。試合見てないからわからないけど最後にサンドロにやられたのはまだジェフの怨念につかれてるのかも知れないですな。でも最後まできっちり戦いなさい?テストするには最高の試合でしょ。にしても今年のジュビロにはさすがにアジアの舞台はきつかったのは明らかだし、これは一つのアンチテーゼになる気がする。1シーズン前の天皇杯チャンプというのは力も変わりすぎるし、チームの波もあるからなぁ・・・・。リーグ2位が出た方が良いんじゃない?でもそれじゃヴェルディが可哀想か・・・・。うーん。

てゆうか、山本監督は水原に世界クラブ選手権に出て欲しいんですね。そうですか。

とにかく「2-0」「2-0」「2-0」です。まあ先のことは考えないけど、これで勝てば念願のグループ突破!そのためにしなければならないことは全部やった。後は個の結果を引き寄せるだけですね。とにかくつかれたので今日はここまでです。選手評?やらないよ。

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April 20, 2005

すっぱり、きっちり@ACL GroupLeague Day-4 Preview

明日も試合、忙しくて目が回りそう。しかも明日は行けるかどうかわからな~いって感じなんですが、それでも何とか行きたいなとか頭の中で画策しているわけですが、とにかくACLのグループリーグ第4戦です。三ツ沢、しかも大雨予想。ゴールが欲しいマリにとっては余り良いモノではないですが、きっちりすっぱり勝ちたいですね。とにかくプレビュ。

AFC ChampionsLeague 2005 GroupLeague Day-4
4/20 19:00KickOff/
Group F Yokohama F.Marinos vs BEC TeroSasana@Mitsuzawa Stadium

F.Marinos vs BEC TeroSasana Last Registration Member
F.Marinos/監督 岡田武史
1 GK 榎本達也
2 DF 中西永輔
3 DF 松田直樹
4 DF 那須大亮
5 DF ドゥトラ
6 MF 上野良治
7 MF 田中隼磨
11 FW 坂田大輔
12 GK 下川健一
13 MF 熊林親吾
14 MF 奥 大介
15 FW アデマール
19 FW 安 貞桓
22 DF 中澤佑ニ
23 MF 大橋正博
24 MF 塩川岳人
25 MF 後藤裕司
28 MF 原 信生
29 FW 北野 翔
30 DF 栗原勇蔵

4/20(水)AFCチャンピオンズリーグ2005(予選) vs BEC TeroSasana(タイ)戦 最終登録メンバーについて(F.Marinos Official)

と言うことでまあ怪我人ターンオーバー性を敷いているFマリノスとしては坂田・安の復帰に伴い、山崎に続いて大島(2~3週間、右足首軟骨)ジロー(1~2週間、右ふくらはぎ炎症)が短期の離脱期間に入りました_| ̄|○
で他の出場しない選手としてはドラゴンがメンバーには入らず(理由は怪我なのか、それどころじゃないのかわからないけど)まだアキも河合も入っていないと言うことで怪我の回復状況は余り変わっていないのかなと。後は哲也が少しお休みなのか、メンバー入りしていません。
まあそれはしょうがないとして、嬉しいこととしては後藤くんと翔くんがメンバーに入ったよ!岡ちゃんは翔くんが嫌いなわけではなかったようで一安心。きっと岡ちゃんとしても、坂田・安も休ませたいだろうし、去年の再現みたいなぁ・・・・。

でゲームの方は明日が大雨と言うこともあるので気になるのはピッチコンディション。三ツ沢の芝の状態がよくわからないのですが、その辺を考えると最近ミスの多いパス交換に置いては気を使わなきゃいけないのかなぁと。ホームでの試合だし、状況としては何が起こるかわからない状態なので、出来るだけゴールが欲しいわけですが、その辺を考えるとあんまり雨はよろしくないのかなぁと。ただコンディション的にも苦しいので、まずは勝つことをきっちりと確定させてからの話ですね。体力的にも難しい部分はあると思いますし。
相手はアホみたいにアフター、ダーティ、何でもアリのタックルをしてくるチームだし、それに適したピッチコンディションになりそうで山崎のように怪我人は出して欲しくないところです。ただ不可抗力なのでそこだけが心配で仕方ありません。

でメンバーとしては上にも書いた通り、少しでもローテーションしながら・・・、というのも頭にあるかも知れませんね。そこで翔くんだったり、後藤くんだったり、アデ○だったりするわけですよ。まあいきなりスタメンというのはないと思うけど(てゆうかチャンスが来るかどうかわからないし・・・・)例えばガンバ戦で素晴らしいパスで起点となった熊林やまだ余り出場機会は多くないけど経験は持っている塩川、最近出ることもある原などはもしかしたらあるかも?正直那須とかはさすがに休ませないと不味いかなと思うわけで、まあその辺は考えながらやりたいところですね。岡ちゃんも色々と頭を回していることでしょう。とにかく翔くんと後藤くんが出れる様な状況が来るといいなと思っています。

とにかくまずは勝つこと、それしかないし、それすら出来なかったら前に行く資格はないのできっちりと次に繋げて、そして山東戦に望みを繋げる状態を作りたいですね。てゆうかマッカサル超頑張れ!

【AFCチャンピオンズリーグ2005 横浜FM vs BECテロサーサナ(タイ) プレビュー】終盤戦を迎えるACL。予選突破を目指すためにも、ホーム三ツ沢で高らかにゴールラッシュを!(J's GOAL)

Group E Suwon Samsong BlueWings vs Jubilo Iwata@Suwon,Korea

でジュビロは頑張れ、負けたらおしまいのアウェイゲーム。既に韓国に渡り練習をしているようです。時差や機構的にはそんなに問題ないみたいなので、後は試合でけりを付けるだけですね。去年のマリと同じ状態だけど、相手も決め切れなきゃ焦りが出るし、そういうところまで持ち込めば可能性がない訳じゃないんだから。若い選手主体のアルビ戦はそれなりだったみたいだし、何よりも意地というモノもあると思う。物わかり悪く可能性を最後まで頑張ることで何か起こせる可能性はあるのかなと。条件としてはジュビロは絶対3連勝、そして最終戦に控える水原と深センがドローとなれば、勝ち点で1上回れる。とにかく頑張れ、ナドソンにやられっぱなしは不味いでしょ。

【AFCチャンピオンズリーグ2005 水原三星(韓国)vs磐田 プレビュー】予選突破のためには勝利しかない磐田。若手中心でライバル・水原とのアウェイ戦に挑む(J's GOAL)

と言うことで明日雨降らないといいな、てるてる坊主でも作ろうかな・・・。と言うことで今日はここまでです。

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April 19, 2005

Jリーグあれこれ、再び。

またやります「Jリーグあれこれ」。楽天の監督が解任されて、色々と動きも出てきているし、少しずつ今年の流れや面白いところが見えてきたので。とりあえずゆったりとおつきあい下さい。テーマは2つです。

・中間層、パフォーマンスの乱高下に苦しむ現状。
神戸が松永監督を解任(ニッカン)
神戸がクラブ最短6試合で松永監督解任(ニッカン)
神戸新監督にレオン氏 今週末に来日(ニッカン)

ということで松永監督が4月半ばにして解任(8戦して1勝)ということになり、新監督にエスパルスやヴェルディなどでのJでの監督経験もあり、元ブラジル代表監督も務めたエメルソン・レオンを招聘し、巻き返しを図るそうです。解任理由としては開幕戦以来勝ち星が遠く、選手達が自信を失っているし、07年までのタイトル獲得のために早めに手を打つという事だそうですが、5節でのフロンターレ戦での大敗、そしてその後修正しきれずサンフレにも完敗と光明が見えなかったというのが素直なところでしょうか。松永監督としては道半ばというか、ヘッドコーチとして招聘され監督が決まらないアクシデントのために繰り上げで就任して、ビジョンが見えないままクラブを率いてみたモノの、足を掬われたと同時に解任という部分で手腕を発揮する間も与えられず少し可哀想だったかなぁと。もちろんプロの監督として成績が出ない以上責任というのが常に付随するモノなので仕方ないとは思いますが、ヴィッセル自体が非常に波のあるチームで年に数試合毎回こういう試合をするチームだと思うので、それがたまたま早めに来ただけで、ワーキャー大騒ぎするほどのモノだったのかというのはかなり疑問な部分があります。と言うより中身だけ見たらFマリノス戦の内容を見ても悲観するような内容ではなかったと思うし、逆に未来を感じるチームの素地はあった気がしなくもないし、一度作り上げたチームに課題が出てきてそこをまた修正していくことで熟成度を上げてチームを洗練させていくと言う作業を待たずしての解任は時期尚早なのかなと言う感じです。ましてやトルシエ→山本昌邦→リティ→レオンとまったく方向性を感じない(まずはネームバリュー?)フロントの中では成績を出せという方が難しいのかなと。

元々のチームの相対的な力関係、就任して4ヶ月足らずで成績を残す事、チームカラーと監督のメソッドの相性など様々な要素はあると思いますが、降格もないけど上位に食い込むほどのストロングポイントを持ち得ないチームを上位に引き上げる事というのは、本当に難しいことです。Jと言うリーグでそれをするために必要だとされている部分としては継続した方向性とチームの熟成によるチーム力の向上だと思うので、このようなチーム作りでは一過性として良くなることはあっても難しいのかなと思います。

で中間層のクラブで一番苦しいのは一節ごとにパフォーマンスが乱高下し、安定した試合が出来ずになかなか成績を出せないこと、ただ目線としては上を見ているので状況を看過出来ないと言うよりその力に見合わない条件、そして節を追う事に自信をなくしてチームが喧噪と疑念の中に放り込まれて、方向性を見失ってしまう事なのかなぁと。素晴らしい試合をしたと思ったら、それが続かない。きっと一試合ごとにモチベーションが違ったり、コンディションが整いきらなかったりという要素はあると思うのですが、成績を出すと言うことは勝負事だし、思った通りに進むものでもないのでなかなか難しいこと、やはり勝利という名の薬がないのとチームはさまよいはじめてしまうのかなと改めて感じています。

でその最たる例となりつつあるのがエスパルス。
最下位清水は長谷川監督に「全幅の信頼」(ニッカン)

まだJ1で唯一勝ち星がなく、このように周りが騒がしくなっているエスパルス。開幕6戦で勝ち星がないというのはワーストだそうで、最後の砦としてチーム生え抜きで大きな期待を背負って就任した長谷川健太監督にとっては苦しいシーズン序盤となってしまいました。サイドアタックに重きを置き、強い清水への原点回帰を目指した今シーズンですが、良くなっている部分と好転しない部分で攻守がなかなか噛み合わず成績が出てこない。杉山浩太・高木和道・伊東輝悦という三人のCMFがうまく機能するかしないかでチームの勢いに差が出てしまうのかなという感じはありますが、一番足りない部分としては勝つためのゴール。静岡ダービーではスペースを消しながら激しくアプローチする抜群の中盤DFと広大に広がるスペースをポストマンとワイドアタッカー、そして切り替えの早いCMFで仕掛けるカウンターがリンクして素晴らしい戦いをしました。不調のジュビロを混乱に陥れ完全に追いつめたのですが、ただ足りなかったのが一つのゴール。前半に森岡のビューティフルFKが決まって、最高の流れでゲームをして後はとどめを刺すだけだった。そのチャンスもあったけど、カウンターにおいて最後の工夫が足りずゴールが取りきれなかった。そこまでに持ち込む流れは完璧だから後はアイデアだったり、個の力という部分なのだと思いますが、その部分が不足したために蘇ったジュビロに最後はやられて勝ち星を逃したのは殊の外大きかった。その後はダービーほどのゲームへのモチベーションが保てないからなかなか好転しないし(それでもレッズにも引き分け)ゴール欠乏症はすぐに改善出来るほど簡単な課題じゃない。そしてパフォーマンスは下降して最下位トリニータに対してもPK一発に沈んだ。このようにイイパフォーマンスをしていても勝ち星に恵まれないとどうしてもチーム全体が疑心暗鬼になって、一方向に集約されていたチームの視線がぼやけてしまって、おかしくなっちゃうのかなと。

やっていることは当初考えているモノとは多少変わっているのかなと言う感じは否めないけど、そこまで悪いサッカーをしている訳ではないのに、成績が出ないとどうしても心理的な部分で泥沼に入りそうになっているし、周りも騒がしくなっている。ただここはまだ我慢の時期だし、チームとして信頼していくことで一つの勝ちが大きく状況を変えることもあると思う。エスパはここ数年の低迷を打破するために切り札を呼んだ訳で、ここで変えても又同じ事を繰り返すだけ、忍耐ですね。まあそこに明るい未来が開いているかどうかは神のみぞ知るという部分ですが、判断としては今のところ間違っていないと思っています。上位に食い込むためにはこの要素が必要だと思うので。

ということでまあ僕も余り確証はないのですが、やはり上位の層に食い込むためにはそれなりに忍耐と我慢の末に成り立つ熟成度と方向性は必須だけど、下が見えてくると我慢出来なくなってしまうと言う部分で悪魔の分岐点みたいになってしまいますよね。ここのところJ2昇格組が最初からそれなりに戦えているというのも長いシーズンを戦い、修正を繰り返してチームの課題を一つずつクリアしながら方向性を継続してきたによるチームの熟成に繋がって、それは中間層・下位層を超えるチーム力があるのかなと思っています。まあこれからJ1の力にその熟成度が出てくると又力のバランスは変わってくると思いますが。ここからの判断をどうするのかで、チームの未来に繋がってくるのかなと感じています。

・上位陣、継続性の中で見いだしつつある今年の色。
と言うことでここまでの今年のJは古豪鹿島の復活が非常に印象強いのですが、上位に来ているチームはここ数年継続しての強化の中に、今年改善してきたモノが花開きつつあるのかなと。もちろんまだまだ序盤でわからないですが、非常に逞しく又楽しいサッカー見せています。それでは一つずつ簡単に。

①鹿島アントラーズ
今年は思いもよらぬ中田浩二の退団というかたちで幕を開けたシーズンですが、去年話題に昇った停滞の状況の中でのトニーニョ・セレーゾの留任というのが、今のところうまくいっているのかなと。もともと出来ていた明確な組織は壊さずに課題であった得点力が二つの要素で改善されつつあり、それが引き金となり戻ってきた勝負強さと勝者のメンタリティが輪を掛けて彼らを逞しく見せています。
ひとつは助っ人ブラジル人待望の当たりです。最初はフィジカルフィットネスが整わずどうかなと思われたアレックス・ミネイロが得点力を発揮。彼の周りも使えて自らもゴールが狙える万能な能力(足元だけでなくヘディングもうまい、本人は苦手らしいけど)は鹿島にフィット。元々チャンスメイクは数が多いだけにそれをゴールに結びつけるフィニッシャーとして適任という仕事ぶりを今のところ見せています。
でもう一つが幸か不幸か中田浩二という軸が抜けた影響が選手個々の責任感を高め、パフォーマンスの向上をもたらした事。これにより一番凄くイイ影響だったのはエース・小笠原満男、彼の責任感の向上によりチームへの影響力がより高くなり、後ろに掛かりがちだったバランスを前に出した事で、攻撃がうまく回るようになったのかなと。彼も司令塔の仕事だけではなくゴールも狙う、スペースにも出ると獅子奮迅。もともとJ最高の司令塔という評価は得ていただけに自分のやりやすい形になってきたことで、より能力を発揮しているのかなと。それと本山雅志もキレを取り戻して小笠原の負担度が減ったと言うことも言えるのかなと。去年まで良いときは抜群の才能を見せるけど無責任なプレーも多かったし、悪癖とも言えるファールを貰おうとするプレーだったりと言うのが今年は少なくなって、積極果敢なドリブルがアクセントを付けている。それとアクセントという意味では野沢拓也。どうしても層の厚い日本代表MF達に阻まれてきたけど、鈴木隆行の怪我もあって去年から続いているセレーゾのコンバートによるFW起用がうまくはまって、スペースを嗅ぎ取って得点と言う結果も出している。それにボールを収めてもともと持っている溢れる才能でアクセントを付けたりと前にもポイントが出来た。本山・野沢が前で活躍することで、小笠原だけでなくフェルナンドも前に出やすくなってゴールを重ねているし、サイドもアリが結構出来そうだし、ここまで移籍してイマイチだった新井場もきっと良くなるでしょう。
信頼出来るフィニッシャー、信頼出来る攻撃の起点、バランスの前傾、責任感の向上とポジティブな空気に包まれた鹿島は、今非常に好循環を見せていると思います。次節は(旧)ナショナルダービー、イイゲームを見せてくれそうです。

②ジェフ千葉・市原
流動的だったオシムの留任はポジティブでしたが、生え抜きの主力である村井慎二、茶野隆之の放出に始まり、外国人選手全ての入れ替えとレギュラー大半が抜けてしまう事態に陥ってしまったジェフ。ただそんな心配は今のところ杞憂に終わり、それどころか今Jで一番魅力的なフットボールをしているクラブになりました(ここのところ数年と言った方が良いのかも知れませんが)相変わらず非常に豊富な運動量とポジションブレイクによる流動性の高い攻撃は去年と変わらず、それが基盤となっていることは間違いないのですが、今までは勢いで相手を押しつぶすといった感じだった攻撃がより精度と鋭さが増し、より相手の穴を的確に突く攻撃になってきた感があります。それはFW陣のタイプが様変わりして、飛びだす選手達がよりスペースを見つけやすくなったのかなと。マルキとサンドロは前に行く形に非常に強みを持っていたし、それでチームに勢いを増させる存在でしたが、今年のハースと巻のコンビはポストマンというかボールを納めて周りを活かすことが上手でジェフの特長である流動性溢れる攻撃に飛び出しを絡めるジェフによりフィットしたコンビになりつつあるのかなと。ハースもまだ日本のサッカーに馴染んでいない最初は何をしたかったのかよくわからなかったのですが、徐々に頭角を現しました。てゆうか超当たり。怪物ではないけど、ジェフにとってはかなりぴったりの選手なのかなと。テクニックに優れていて様々なところに顔を出してボールを受けながら攻撃のアクセントを付けて、羽生や佐藤勇人と言った飛びだしてくる中盤をうまく使うのがうまいなぁと思ったのが、第3節。その時は巻が前でフィニッシャーとしてうまくやっていてその辺も考えているのかなと思ったら、第4節はストライカー的な顔を出してピンポイントのヘディングと弾丸シュートで2ゴール。第5節もセットも鋭く早いボールで脅かすわ、引きつけて飛び込む選手におしゃれなアシストするわと本当に凄い。鹿島戦ではすこし抑えられたけどそれでも結果は残しているし、ジェフにとってはチームにぴったりだったのかなと。自ら選んできたオシムさんの眼力はさすがです。
ボールの流れも相変わらずスムーズだし、村井の抜けた穴を埋める坂本左の水野右も今のところ悪くない(ボールが流れるという意味では素晴らしいし、水野も相当出来る)連戦ですが今のところ運動量に翳りはそんなに見られないだけに、まだまだジェフのサッカーは当分良いモノが見られそうです。ジュビロ戦のサッカーはボールが良く動き、人も良く動き、そしてペナに侵入する回数も多いし、守備も一つコンビのミスでやられたけど、プレスが良く効いていて、監督が褒めるのもわかるパーフェクトなゲームを見せて貰いました。次節は苦しむエスパルス。同じ系譜にあるチームだけど、さすがに熟成度の差が出そうです。

③名古屋グランパスエイト
今年はオフシーズンの主役をジュビロに奪われたこともあり、何か地味な感があったグラですが、ここ数年の迷走をうまくチームの力にし始めたのかなと。ネルシーニョ待望の4バックの出来るセンターバック・増川隆洋の加入でかなりうまく行き始めた4バックと元々それなりに安定していた3バックを柔軟に使い分けれるのも、今までの迷走で様々なことがテストされてきた結果なのかも知れませんね。災い転じて福となすって感じです。
守備の安定は明らかですが、それを助けているのが中盤。特にいいのがダイナモ・安英学。怪我をしてしまったようですが、去年やっていた吉村より激しく、またダイナミックなのでボール奪取率は上がっているし、前への推進スピードも上がったのかなと。吉村も頭が良くてよく働くイイ選手だしこれで刺激を受けているでしょうし、山口もいる。一気にチームが活性化したのではないでしょうか。そこに攻撃の核となる中村直志・マルケスも含めてチームの骨子はしっかりしてきたのかなと。
でそこに勢いを付けたのが、若い選手。角田はまあそこに含めて良いのかわからないけど、角田が慣れない右サイドに定着して、だいぶ安定して力を発揮しはじめたことをはじめ、左サイドは中谷と競争出来るぐらい力を付けてきたユース代表の渡辺もなかなかよくやっているし、高卒ルーキー本田圭祐が若いことを感じさせない落ち着きで中盤に才能というものを付けたり、「犬」の居ぬ間に出てきた大卒のワンダーボーイ杉本が裏への飛び出しとスピードをチームにもたらすなど、若い選手達がこのチームに勢いに乗せたのかなと。若い選手はやはり経験的には浅く、多くを求めることは出来ないですが、チームの軸がしっかりしているからこそ、やることがはっきりして自分のイイ部分を臆面なく出せるのかなと。今までのグラは方向性というのがとりあえず強い2トップに入れておけという感じで曖昧な感じこの上なかった感じでしたが、今はこういう現象が起着るぐらいチームがしっかりと整備されているのかなと感じています。もちろんこの若手達も並の選手じゃないと言うことは付け加えておかなければなりませんが。
久しぶりの2位というポジションですが、ここまでの試合を見る限り間違いなく勢いに任せた形ではなくチームとして安定して戦い、着実な勝利の重ねた上でのこのポジションだと思います。これには価値があるのかなと。試合に置いても非常狙いを持ってやっているし、チームとして我慢も出来る。きっと波もあると思いますが、チームに危機が来ても帰る場所が出来たというのは非常に大きいだけに、今年こそと言う期待は高まるかも知れませんね。まだまだ序盤なんですが。

ということでこの3チームは本当にイイです。もちろんまだまだ課題もあるし、これからまだ出てきてないモノも出てくるかも知れませんが、現状ではそれを覆い隠すぐらい非常に良いです。後はこれを継続出来るかどうかですが、でも大崩れはなさそうなのかなと。ここにレッズやガンバ、ジュビロが来るとなるとFマリノスにはちょっと大変なシーズンになりそうです。しかし、本当にうらやましいぐらいイイサッカーしてますよ。

各チームが特徴的で非常に面白いシーズンになりそうですし、激しい上位争いは楽しみです。鹿島を逃げさせたくないなぁ。とにかくJも面白い!ってことで今日はここまでです。

*すいません、最近だらだら長く書いてしまいます。明確に見えてないのは僕の方かも知れませんね、申し訳ないです_| ̄|○

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April 18, 2005

苦境のFマリノスの「精神論」を考える。

現在Fマリノスは13連戦の真っ直中、選手達は連戦を戦う気持ちを前に出して良く戦ってくれています。しかしコンディション的には下降の一途を辿り、正直かなりパフォーマンス的には乱高下してかなり苦しい戦いを強いられいるのも事実だと思います。もちろんその要因はもちろんシーズン序盤から続く厳しい連戦による疲労蓄積だったり、怪我人の多発などの部分が大きいわけですが、何かその試合を見ていて何かすっきりとしないという部分は正直あります。まあそんな思いを徒然と。

・全てを無に帰してしまうミス。
コンディション不良により起きてしまうネガティブな要素。フィジカルフィットネスの低下による体力的問題(運動量の低下、身体のキレなど)、判断力の遅延と低下、そして集中力の欠如などが挙げられます。それでもここまで選手達は身体のキレで勝てなくても、去年までの勝者としての経験・メンタリティ、そして中澤に言わせると「根性」という名のプライドで何とか試合を勝負出来るところまで持ってきていることが今は出来ています。
しかしそんな状態の時に疲れた身体に鞭を打ち、必死に追いかけ回し、身体を張って奪ったボールを無為に失ってしまう単純なビルドアップ時のパスミスは非常にもったいない。こういう事があると選手達も「またか・・・」と思ってしまって精神的にもすり減ってしまうし、もちろん体力的にも苦しくなってしまう。もちろんミスをするなとは言えないです。サッカーというスポーツ自体ミスゲームだし、ミスのない試合というのはあり得ない訳で、ある程度のミスは仕方ないと思います。しかし、ミスをする場所、場面が悪すぎるし、数も多すぎる。最後にうっちゃって何とか最後の最後に帳尻あわせをしていますが、今までの苦戦はミスというものが大きく作用しているし、そのうちこういうミスで痛い目を見ないとは限らない。
もちろんアタッキングエリアに入ったときにリスクを冒せばボールロストの可能性も高いけど、微妙なところにチャレンジするようなパスを出すことに関しては全く問題ないです。ゴールを取るために必要なことだし、もっとやらなければならないくらいです。ただビルドアップ時のミスは失点に繋がる可能性が高く、今のチームにとってあまりにも不必要なものです。もちろん出し手の問題だけでなく受け手の問題でもあるわけですが、やはりこの場合は出し手の責任によるモノが多い。もう少しそのミスがどれだけの労力を無駄にしてしまっているのか、その辺は考えないといけないかも知れませんね。そのボールを無駄に相手に渡してしまうことはそのボールをマイボールにするためにチーム全体が動き、体力をすり減らしているということが全て無駄になってしまうという事を強く意識しなければならないです。ましてやそれがボール奪取のために働く選手だったら尚更。今の状態的に余裕がないことを考えたら、少しでもロスを少なくしていくと言うことを考えて欲しいところです。

・雑の一途を辿るプレーマインド。
ガンバ戦でのパスミス連発もそうですが、攻撃に置いても守備に置いても頑張っているけど雑になっているという傾向があります。これは何よりも疲れによる精神的な摩耗が一番だと思いますが、プレーに置いて楽をしたくなる気持ちはわからなくないですが、どうしてもそのマインドがプレーに出てしまい、短絡的な思考のプレーになってしまっているのかなと。例えば守備に置いて、土曜日のガンバ戦。ミスが出てしまってカウンターの受けることが多かった丸腰3バックの時に縦への楔に対して一発で取ろうという精神の見える守り方が非常に多かったこと。もちろんいつもなら取れていたと言うことも考えられますが、相手の技術レベルとサポートが非常に充実し、シンプルにはたいてその裏を狙うという意識があるのに、一気にアプローチに行ってしまいいなされてしまった。思い出して欲しい。去年のCSのレッズ戦、もっと守備のバランスは良かったしディレイしながら帰陣を待ち、数的優位を作ってボールを奪うと言うことが出来ていた訳で、それは体力的なモノもあるにしても、「ここで取っちゃいたい」という気持ちの雑な部分が出てしまっているのかなぁと。
攻撃の部分では、うまくゴールが獲れていることもあるし、うまく回っているという部分もありますが、疲れていて長いボールを入れる事を徹底させるのなら準備の部分でサポートにおいてのポジショニングとかその後の動き出しにおいての準備というのをやれば、体力的な余分なロスを少なくできるのかなぁと。
どちらにしても疲れているときこそ、雑にならずに丹念にプレーをし、リスクを削っていくと言うことが必要なのかなぁと。もちろん万全の時はこんな事は気にせずガンガン行って欲しいし、アグレッシブな形もマリの一つの色ですからね。でも今はそれをするだけの状態にはないのは明白なだけに一つ一つのプレーを丹念に。まあ思い切りがなくなってしまうかも知れないというリスクを抱えることになり得ることでもありますが・・・。

・意志のあるプレーを増やし、実効的要素を高める。
これが仕上げの部分です。丹念にプレーをしていけば、この要素は実質的に上がっていくわけですが、これは主に攻撃の部分になるのかも知れません。それぞれのプレーにより強い意図を持ち、狙いを持つプレーをし、ゴールに行くという道筋をはっきりさせることで、より効果的な形も作れるし、第3の動きなども出し惜しみなく出来るようになるのかなぁと。長いボールを主にしたプレーするなら、FWのサイズなども考えて質の高いフィードを飛ばし、すぐに落とせる所にサポート、もう一方のFW、そしてサイドアタッカーが裏のスペースを狙うなど、オートマティックな共有イメージを持つことで無駄はなくなるし、そこからはどんどん変化を出すことは出来る。ビルドアップの部分できっちりと意図を高めることでより効率的になるのかなと。余り良いことではないですが、ビハインドを背負ったときにはチームの意図ははっきりし、余り無駄なプレーがなく非常に効果的に攻撃が出来ていたと言うことを考えるとその時間増やしていくということでしょうか。もちろん短いパスでの攻撃構築に置いても同じ事が言えます。

まあこういう事が全部出来ればある程度体力を無駄に消耗せず、効率的に試合を進めていくことが出来るのではないでしょうか。もちろんこれが出来てもミスは出るだろうし、リスクチャレンジもしていかなければならないシーンも出てくると思います。ただ丹念にやることは悪いことではないし、一つずつのプレーを大事にしていくことで必ず勝つ可能性は高くなっていくのではないかと考えます。今も十分に選手達は戦い、これでもかと言うぐらい頑張っているのですが、ただそれは相手も頑張るし、勝負を決める大きな部分には成り得ないし、それに頼りすぎてもいけない(Fマリの選手は凄いやっているからこんな事を簡単に書くこと自体はばかられることですが)でもそれだけやっているからこそ、もったいないと言う思いになってしまいます。あれだけ戦い身を削って頑張っているのだからその姿勢が勝ち点に、そして勝利に繋がって欲しいと思うからこそと言う部分があったので。最近の試合では頑張りだけでは苦しい、コンディションと比例して精神的にも追い込まれてしまうと言うことを思わされてきただけに、これからの試合こういう部分が必要になるのではないでしょうか。

うーん、最後は言い訳ぽくなってしまった。気を使う必要なんてないのに、なにか遣ってしまってる自分が・・・・。まあしょうがないっすね。国民感情(笑)を憂慮して。まあとにかくまだ半分も折り返していない訳で、今の状態は非常にまずい。移動を伴う絶対に負けられない試合もあるし、その後には負けたくない試合もある。その前にも沢山試合があって、今は何とか精神的な強さや経験で数字として何とか繋げているけど、これからもそれが出来るというの確証はない。なのでだからこそという部分です。
頑張ってるというのを沢山見て、「ん?」って思ったりしたわけで、頑張りだけではない何かが必要なんじゃないかと思ってこんなエントリーを書いた理由です。と言うことで今日はここまでです。

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スランプ。

ちょっとスランプで巧く書ききれないので、今日は休みまーす。下に採点&選手評のリンクを付けてあるので今日の更新替わり言うことで。

うまく書けないテーマは内緒です。でもFマリノスのことです。何となく頭の中が回らないというか・・・、まとまらないというかイイ言葉が出てこない・・・・。すいません、明日もまとまらないようなら泣きます。では今日はここまでですいません。海外の試合とかみながら書いてるからダメなのかな?

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April 17, 2005

苦境、混乱、執念@J1 第6節

長いので早速。レポートです。

J.League Division1 第6節

Fマリノス 2-2 ガンバ@日産スタジアム
F.Marinos:44'安貞桓 87'大島秀夫 Gamba:16'実好礼忠 28'アラウージョ

F.Marinos Official


Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF中澤佑二、松田直樹、栗原勇蔵、MF上野良治(→58'奥大介)、那須大亮、田中隼磨、ドゥトラ、大橋正博(→74'熊林親吾)FW安貞桓、坂田大輔(→58'大島秀夫)
ガンバスタメン:GK日野優、DF実吉礼忠、シジクレイ、山口智、MF橋本英郎、遠藤保仁、渡辺光輝(→46'松下年宏)、二川孝広、FWアラウージョ、フェルナンジーニョ(→83'青木良太)、大黒将志

序盤からいきなり左サイドの裏を突かれてえぐってきた大黒の鋭いシュートに脅かされると、Fマリも坂田を走らせてやり返す。そんなアグレッシブな立ち上がりでしたが、勢いを見せたのはガンバ。Fマリノスは連戦の疲労が色濃い様子で運動量が少なく、繋ぎでのミスが頻発→低い位置で悪い取られ方からカウンター→自慢のアプローチを高い技術とフリーランニングが絡み合うパス交換で突破→大混乱という感じの状態が続き全く落ち着かない。ボランチが全く機能せず、又切り替えが遅いから相手のアタッカーに対して勢いを殺せず、3バックがほとんど丸腰のままで対応することになってしまい、それが状態をより悪化させてしまった。セカンドボールも拾えずに、なかなかボールキープも出来ず本当にジリ貧。そしてそんな流れの中、アラウージョの鋭いCKがニアサイドに飛ぶとマツが触ったモノの上に跳ね上がっただけでクリアしきれず、ボールを見失ったところでシジクレイ→実吉と繋がれて押し込まれ、最悪な状態のまま先制点を献上してしまいました。この後30分ぐらいまで前に進んではミスをし、そして小気味良いガンバの攻撃に対して蹂躙される展開が続くが、何とか失点せずに我慢すると、ようやくチームが落ち着いて長いボールを落としてからの攻撃がうまく行き始めそうな予兆は見える。しかし、それでもガンバのDF陣にほとんどはね返されて、前半はだめかなと思われた終了間際、左サイドに流れた大橋のクロスボールはアンを狙って鋭く曲がるが、GK日野の守備範囲内、しかしそのハイボールの処理を誤ってこぼし、そこに詰めた安が一瞬先に触ってゴールに押し込んで最低の前半をラッキーな同点弾で終えることが出来ました。

後半さすがに出来が悪いのでメンバーを入れ替えるのかなぁと思われましたが、そのまま。逆にガンバが右サイドの渡辺に変えて松下に。しかし檄が効いたのか、前半は抑えたのかわかりませんが、前半とは見違えてチームの状態が良くなる。相手のプレスにも掛からず、うまくセカンドボールを支配しながら、サイドを使って攻撃の形が出来る。しかし一つ隼磨が良いタイミングでダイレクトで挙げたクロスボールがライナー性で坂田にあったが、それ以外はタイミングを失ったり、精度が全くなかったりとなかなかフィニッシュに繋がらない。ミスもまだ多く、安も周りを使うようなプレーに置いてはタイミングが合わなかったりとイマイチ。そんな中で岡ちゃんは復帰間もない坂田と上野を下げて、温存していた大島と奥を投入。これで前線にも起点が出来て、奥のフレキシブルな動きでボールも流れはじめる。イイ流れに乗って、左サイドで形を作ると大橋がうまくコントロールシュートを狙うがこれも惜しくも決まらない。後半、ガンバは前半に見せたプレスが余り掛かっておらず、またあれだけ動いていた前線もフェルナンジーニョ、アラウージョの個人技に傾倒するようになりイマイチ回らなくなっていた状態だったのですが、しかし今日はそんな流れなのか悪い流れのガンバが追加点を挙げる。左サイドに流れることが多くなったアラウージョがワンツーを絡めてペナに侵入すると、巧みなテクニックでマツの突進をイナして角度のないところから強烈に振り抜く、哲也もこれは触れず見事な形で決められてしまい、正直ここのところの状態を考えると絶望的な追加点を終盤に許してしまいました。これで前に出なければならなくなったマリノスですが、さすがに運動量も落ち始め、またガンバもこのゴールで蘇ってしまい攻めたいのに攻めれないもどかしい展開が続く。しかしそれでも長いボールに対して大島が何とか競り合ってと攻撃軒点を作り反撃に転じる。左サイドからドゥトラが巧みなドリブルでペナに侵入、カバーも振って近距離でフリーとなるが、シュートは力が入りすぎて右に逸れてしまう。その後カウンターから大黒とフェルナンジーニョのコンビに決定機を作られたり、結果的にオフサイドだったもののアラウージョのミドルのこぼれをフェルナンジーニョに詰められてネットを揺すられたりと苦しい状態の中で、時間と共に勝利の執念を人一番見せていたマツが前線に出て、途中交代で入ってイイボールを出していた熊林からの高い精度のロングフィードからラインを突破、ビッグチャンスを迎えるとアウトサイドで押し込むが日野に弾かれるものの、それでもそのこぼれを大島が長身を活かして競り勝ちヘッド!これがシジクレイのハンドカバーも許さず決まって同点弾!なんとかかんとか同点に追いつくと、その後両チーム攻めるが、さすがにこれ以上のドラマはおこらず。ほとんど負けていた試合を何とか勝ち点1に繋ぎました。

まあコンディションが落ち込んで久しぶりにこんなにひどいゲームをしてしまったと言うのが、もし前半のまま終わってたらの感想ですが、何か今日は不思議な運と不思議な流れもあって、チームの心の強さも見えて何とか勝ち点1確保というのは喜ばしい結果かなぁと思います。ホントに前半は体力消耗を抑えて後半勝負するのかなと言うぐらい身体が動かず、ミスも多発して、本当にお手上げ状態なぐらい相手に翻弄されて、よく1失点で済んだなぁと言うぐらいやられていたわけですが、しかしミスからのボール逸→カウンターと言うことを考えたら、やはりもう少し何とかならなかったかなぁと言うのはあります。あれだけやられているのに、バランスを崩してまで上がろうとしてミスして裏を突かれたりと正直目を覆いたくなるような状態だった。今回はたまたま失点に繋がらなかったから良いモノの、あそこで3点ぐらいやられていても仕方ない出来でした。もちろんボールホルダーだけの問題ではなく、レシーバーの動きの少なさもあるわけですが、そもそものパスミスに置いては言い逃れ出来ません。そうなったら本当にゲームを捨てることになりかねなかった。身体がうまく動かないのは仕方ない、でもそこで頭を使って慎重にゲームを進めていく必要はあったのかなぁと。
で、プレビューに書いた通り、相手の技術とフリーランニングの絡み合うカウンターに対して、一つ目のアプローチをいなされて完全に崩されるようなシーンが多発してしまいました。もちろんあそこで一発がつんと止められればベターでしたが、それは出来ずに釣り出されて裁かれて、スペースを突かれた。これはガンバを褒めるべき素晴らしい仕掛けの工夫溢れた攻撃でしたが、やはりその辺はもっと慎重にやらなければならなかったのかなと。カウンターの形が多く、酷ですけどね。でもよく1失点で凌いだというのは良くやってくれましたね。榎哲もやられたものの良く凌いでくれました。その辺はコンディションと計算しながら、守り方を変えていくと言うことが必要性は出たのかなと。

でもこの結果に終わったのは本当にラッキーだけではないですよね。消耗し気迫云々の状態まで追い込まれて、とんでもないミスをしてみたり、気持ち的に切れていた選手もいた中で、それでも踏ん張って何とか追いついたこと。大島が身体を張り起点となり、マツも久しぶりに上がりっぱなしで勝負に出て、熊林は精度の高いパスでそれを呼び込んだしボールも良く追った。動ける状態の選手が気迫を出し何とかこの結果に繋いでくれた事でチームの底力を示してくれた事は素晴らしかったです。負け同然のゲームで勝ち点を拾うと言うことは結果だけではなく精神的にも非常に充足するような価値があった。正直沢山課題はあるし、5/13の段階ですでにコンディション的にはかなり落ちている状態でこれからも本当にきつい事には変わりはありませんが、それでも結果で繋いでいる部分は大きい。価値のある引き分けに出来て良かった。

ガンバは前半と後半でチームが違う顔を見せましたね。前半は本当に素晴らしかった。前からプレスを掛けて、コンディションの整わない相手にミスを誘発させて高い位置でボールを奪い、そこから動きと技術をうまく絡めた速い攻撃で相手を混乱させて、決定機を生み出す形は本当に敵ながらあまりに素晴らしかった。それだけに前半でゲームを決めれなかったことがこういう形に結局の所こうなってしまったのかなぁと。でも素晴らしい攻撃の型はあるし、後はゲームを決めてしまう強さなのかも知れませんね。とりあえず本当に強かったです。お疲れ様でした。

と言うことで引き分けなのにいつの間にか順位が上がる不思議なFマリです。現在2位(笑)
選手評やりました。よろしかったらどうぞ→「J1 第6節 採点&選手評

FC東京 0-2 レッズ@味スタ
Reds:48'エメルソン 75'堀之内聖
FC東京:GK土肥、DF前田、増嶋、ジャーン、金沢、MF浅利(→63'梶山)、栗沢、今野、FW石川(→71'鈴木規)、戸田(→77'近藤祐)、ルーカス
レッズ:GK都築、DF山田暢、堀之内、坪井、内舘、MF長谷部(→90'+2'酒井)、鈴木啓太、アレックス(→63'平川)、FW永井、田中達、エメルソン

序盤から前に圧力を掛けることでペースを握るFC東京。今野、栗沢という逆三角形の前の二人が非常に広範囲にわたって動きまわりレッズの速い攻撃の芽を潰し、起点となる長谷部に対しても警戒を怠らず、攻撃でもボールを奪われずにどの場面でも気の利くプレーを見せた栗澤の技術力と今野のアグレッシブな姿勢が前への勢いをつけて、イイリズムを生み出す。そしてナオのループパスから裏に飛び出した今野がGKを抜くシュート(ポスト)など決定機を生み出すなどゴールに近づく。しかし、その他は果敢な仕掛けまでは良いのですが、そこからはレッズの集中したディフェンスもあり、ラストボールの精度が足りない事もあってなかなかフィニッシュには結びつかず、レッズもようやくきついプレスをかいくぐるようになる。それでもまだまだ本来の勢いを見せる攻撃には結びつかず、レッズも決定機になるようなシーンを作ることは出来ない。しかしそれでもキレのある動きをエメルソンがしはじめ、オフ・ザ・ボールの動きが出始めた田中達也など片鱗は見え、またFC東京もイイリズムで裏を狙う動きを活発に見せたり、セットプレーからきわどいチャンスを迎えるなど両チームともせめぎ合うような状態でそのまま前半は0-0で終わります。
後半もFC東京が攻める様な形を見せましたが、先制点はレッズにもたらされました。FC東京が前半から見せていた前からのプレッシングがうまく掛からず、右サイドで鈴木啓太から繋がれたボールを、永井が裏を突く形で長谷部にスルーパスを通しエンドラインまで切れ込み、そこからマイナスに折り返すとジャーン、増嶋の逆を突く形で中に転がったボールがエメルソンへ、これを流し込んで先制点となりました。このシーンは、ここまでほぼ完璧なDFを見せていたFC東京でしたが、前へのプレスが空転し、永井へのアプローチにしても、折り返されたボールにしても、そしてフィニッシャーであるエメルソンへのマークにしても曖昧な部分が出てしまい、エメルソンがゴールになったのかなぁと。クロスに対して逆を突かれた形でボールを通してしまった事に関してはまあしょうがないとも言えるのですが、土肥のポジショニングと連動していれば、もう少しイイ対応は出来たかなぁとも思えましたが、結果的にボールカットが一人、田中達也に対して二人がケアするような形になってエメに対しては一人となった訳で、難しい場面でしたがもったいない事をしたかなぁと。サテこれでビハインドを背負ったFC東京は前に出たいところですが、最後の崩しの部分でどうしても後一手が足りず、なかなか決定機が生み出せない。右サイドからナオが仕掛けるシーンも見えたが、どうしても中途半端な形に終始し、いつもの思い切りもなかなか出なかった。そして逆にスペースを得たレッズはらしい高速カウンターが少しずつ出たり、ボールが非常にスムーズに動いたりとようやくフレキシブルな攻撃が戻りはじめ、その勢いの差かCKからエメルソンの巻いてくるボールにファーでマーカーを振り切った堀之内がクリーンなヘッドを決めて2点差とし、前に圧力を掛けるFC東京の反撃を何とか凌いでようやく今シーズンリーグ戦初勝利を得ました。

どちらのチームにとっても非常に難しいゲームになりましたが、一つのゴールで本来のスタイルを蘇らせることに成功したレッズが今季初勝利をようやく挙げました。どちらも勝つチャンスはあったわけですが、自信を取り戻したレッズが良くなったなぁと思ったのは、中盤でのDFとFWの受ける動きが格段に良くなったこと。そしてそれがチームの停滞していた流れを良くしたのかなぁと。相対的にと言うことなんでしょうが、イイボールの取り方をすれば、スペースの空いている状態でアタッカー達が前を向いて仕掛けられる状態を作れるし、そのアタッカー達も今までは何かおかしかったわけですが、結構シンプルな頭になって余計に手数を掛けたりせず、どんどん自分たちの良さであるスピードを前に出して仕掛ける。これが善循環の要因と言うことなのかなぁと。ただ、そういう状態にゲームの展開に持ち込めたにはゴールがあったから。これが自信を取り戻すきっかけになるだろうし、何か感覚を取り戻したのかなぁと言う感じがしました。で、ゴールしたエメルソンは開幕からここまでずーっと足元で受けてドリブル突破という意識が強すぎたけど、人を使ったりスペースに動くという意識があったというのがイイ方向に進んだのかなぁと(相変わらずイライラしているように見えたけど、それでも冷静だったと言うことらしい)ようやく本来ゴールの取り方を思い出し、これからがエンジン全開になるのかなぁと思います。この裏への意識がドリブル突破を又活かすし、それが去年の秘訣だったのですしね。それと田中達也も良かったですね。彼もそういう傾向は強かったですが、今日はスペースで受けると言う意識が高かったし、予備動作に関してもきっちりやっていて、そういう動きは先制点の「影」のアシストにも繋がった。後は禊ぎを済ませるだけということでしょうか。ただ、ここまでチームを支えて我慢してきた純国産3バックが一番褒められるべき部分だと思います。とりあえずこれでようやくレッズも開幕で、本格的にJが激しくなりそうです。気になる部分としては審判に対して異常にナーバスになるところでしょうけど、自分たちのペースを崩す原因になると言うことを理解した方が良いのかも知れませんね(監督まで言ってたら治る事はないでしょうが)
でFC東京の方なのですが、前半はほぼ完璧な内容だったと思いますし、足りなかったのはゴールだけと言う感じでしょうか。もちろんレッズのDFに頑張られたと言うこともありますが、悪い試合をしていたわけではないし、本当に決めていれば・・・・ということでしょうね。ただベースは素晴らしいモノが出来ていると思います。形や順番などは違いますが、今野と栗澤はこのチームの心臓としてもの凄い良く機能しているし、逆にこの二人がいなかったらこのスタイルは機能しないでしょう。それくらい運動量とインテリジェンスとセンスに頼る部分は大きいと言うことを意識しなければいけないのかも知れませんね。栗澤は本当にボールを取られないし、イイパスも出せるし、飛び出せるし、守備も出来る。ある意味プレーの肝になりそうな部分に顔出せる「鼻の利くプレーヤー」として大きな役割をこなしているのかなと。そして今野は何よりも果敢な動きが90分間続けられるし、守備にも攻撃にもダイナミズムをもたらせる素晴らしい動きでした。まあ器用ではないですが、それでも彼も非常に良かった。そんな彼らの存在感が薄まってしまった後半は悪い展開になってしまった。雑な展開にしてはもったいないということです。
それと継続した問題なのでしょうがもう少し何か決め手というのが欲しいところでしょうね。簡単なものではないだけに少しずつ見つけていかなければならないですが、それが右サイドなのか、飛び出しなのか、ルーカスなのか。サイドを軸にと言うのなら、ルーカスに余り多くのタスクを掛けてはいけないし(彼が今日は良く起点になっていたと思いますが)その辺のバランスというのが必要なのかなぁと思いました。勢いのあるうちには見えない課題が改めて浮き彫りになるような試合でしたね。
両チームとも良さを出したし、そういう意味ではイイゲームだったのではないでしょうか。

その他の試合
ジェフ 2-4 鹿島@国立
Jef:43'佐藤勇人 67'マリオ・ハース Antlers:39'&66'小笠原満男 58'岩政大樹 77'アレックス・ミネイロ
サンフレ 2-0 楽天@ビッグアーチ
Sanfrecce:15'森崎和幸 41'大木勉
セレッソ 1-1 レイソル@長居
Cerezo:4'西澤明訓 Reysol:41'安永聡太郎
エスパ 0-1 トリ@日本平
Trinita:55'pマグノ・アウベス
アルビ 0-1 ジュビロ@ビッグスワン
Jubilo:27'成岡翔

と言うことで長くなってしまいましたが、やっぱりイイ試合は多かったみたいですね。これで鹿島が頭一つ抜けた状態になりましたが、まだまだこれから。とにかく今日はここまでです。

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April 16, 2005

秀逸マッチメイクに漂う好ゲームな雰囲気@J1 第6節 Preview

それにしても今週のマッチメイクは本当に秀逸ですよね。どれを先に見ようか迷っちゃうぐらい、本当に楽しみなカードが満載です。その中でも今日は3つプレビューします。まあスルー出来ないと言った方が良いのかも。日産スタジアムに向かう僕としては、地上波のFC東京-レッズをビデオにとって、ジェフ-鹿島はディレイで見て、とか頭の中で計算している次第です。とにかくいきます。

J.League Division1 第6節

4/16 15:00KickOff/Fマリノス vs ガンバ@日産スタジアム
F.Marinos        Gamba
   大島  安         大黒
      奥         フェル アラウ
ドゥトラ     隼磨  家長       二川
   那須  原        遠藤 橋本
  中澤 松田 栗原  実吉 シジ 山口
      榎哲         日野

優勝候補同士のぶつかり合いで両チームともここで相手を叩いて、自分たちのチームの熟成度だったり方向性において強く自信を深める試合にしたいと考えるのかなぁと。ここで勝てば、マリにとってはこの厳しい連戦の中でコンディションに不安があっても十分台頭に戦えるという自信を掴み更に前に進む力を持てるし、ガンバにとっては現在勝ちきれない試合を続けて曖昧になりつつある自分たちのやっているサッカーの方向性にもう一度間違っていないんだという実感を得たい所なのかなぁと。一つのゲームですが、大きな意味を持つ試合になるのかなぁと思います。
で、Fマリの状態が気になるわけですが、大橋が靱帯損傷、河合が太腿肉離れと(どちらも軽傷)で多分この試合はさすがに回避すると思われる訳ですが、逆に上野様が復帰で多分ベンチから(さすがにいきなり先発は・・・行って欲しい気持ちもあるけど)、ドラゴンも明日の状態を見てと言うことだけどもしかしたらベンチはあるかも知れない。坂田に関してはレイソル戦で復帰を果たし、さすがに連戦で疲れている大島に変わってスタメンもあるかもと、まだまだ流動的な部分はあるモノの怪我人もターンオーバーしている状態です(笑えない)で明日の試合ですが、ここまで抜群の運動量でチームを支えてきた大ちゃんがどこに据えるのかで結構試合の展開も変わってくるのかなぁと。もちろん、器用にどこでもこなせる選手ですが、相手がガンバと言うこともあって結構守備に置いてはシビアな部分も求められると言うことを考えたら、結構負担が掛かってしまいそう。それでトップ下に入れるとしたら上がってくるヤットを見ながらも、相手が前掛かりになりがちなチームなだけに、その逆を突くカウンターの仕掛け人として大きな役割を担って貰いたいなぁと。
誰がどこにはいるというのはとりあえず置いておいて、やはり相手が攻撃に非常に特徴のあるチームなだけにそれなりに警戒をしかなければなりません。ガンバのスタイルとして機動力を活かして激しく動き回りながら、そこに個の局面打開を絡めてDFのずれを生じさせて、そこに飛び込んでいくことで使っていくことでゴールを狙う様な感じなのかなぁと。前で起点を作るフェルナンジーニョやアラウージョはどちらかと言えばボールを持つタイプなだけに球離れは良くないですが、逆にシンプルにボールを裁いていく二川やヤットがアクセントになったりと、こちら側から見ると非常に掴みづらいし難しい攻撃陣だと思います。もちろんフィニッシャーとして意識の高く、どんどんオフ・ザ・ボールの動きをアクティブにしてくる大黒が一番ケアしなければならないわけですが、一番気を付けなければならないのは、自分たちがパニックを起こして自らバランスを崩し、混乱に陥ってそこを突かれるという部分でしょうか。Fマリノスはどちらかと言えば、後ろに引くというより積極的にアプローチを仕掛けてそこで潰してしまうと言うのが得意な形だと思うのですが、相手が非常にキープ力があり、またいやらしいドリブルをして相手を引き出そうとしてくるので、その辺はバランスに留意していかないとその穴を突かれてしまうのかなと。前々節のレッズの純国産DFラインがガンバのアタックに対して示したやり方は結構効果的だったのかなぁと思いました。あくまでもアプローチは怠らないようにしながらも(ここはボランチと連携しながらバイタルエリアを消していく事はきっちりとやらないといけない)個人能力で対抗するのではなく、カバーに重きを置いて穴をうまく埋めていく事で相手のフィニッシュに誤差を生じさせたし、粘り強く出来ていたのかなぁと。その辺は難しい部分ではありますが、うまくバランスを取りながら相手が焦れるような展開に持ち込みたいですね。焦れてくれれば必ず裏は空いてくると思いますし、相手はスペースカバーやカウンターに対しての対応を非常に不得意にしているだけに、速い展開からスキルのある安様やスピードで裏を抜け出すことの出来る坂田と言ったアタッカーの決定力をうまく引き出したいですね。
ガンバに対しては非常に相性が良いし、幸い相手も勝負強さはまだまだこのチームにはなく、波に乗っている様な状態ではないだけに、コンディション的には苦しいですが集中力を持続させて、何とか勝ちたいですね。5/13と先は長いし、先を見ながらと言うのはなかなか難しいけど、一つ一つ大事に戦いましょう。

【J1:第6節 横浜FM vs G大阪 プレビュー】FW陣が続々復帰の横浜FM、粘りを見せた前節の強さは本物か? 戦力充実のG大阪と対決(J's GOAL)

4/16 15:30KickOff/FC東京 vs レッズ@味スタ
FC東京予想スタメン:GK土肥、DF前田、増嶋、ジャーン、金沢、MF今野、栗沢、宮沢、FW石川、戸田、ルーカス
レッズ予想スタメン:GK都築、DF堀之内、坪井、ネネ、MF鈴木啓太、酒井、山田暢久、アレックス、長谷部、FW永井、エメルソン

と言うことで去年のナビスコ決勝やセカンドステージの快進撃ストップなど様々なイイ試合を見せてきたこのカードですが、両チームを取り巻く状況は非常に極端な状態になりました。自慢の強力アタッカー陣は火を噴かず、愚行の繰り返しもあってリズムを失っているレッズに対して、開幕から果敢なアタッカー、運動量抜群のMF、強固な守りを疲労するDF、チーム全体がうまく機能し織りなすアグレッシブな4-3-3で首位からは落ちてしまったモノの好調を維持し続けるFC東京。正直勢いには雲泥の差がありますが、見所はたくさんあるのかなぁと。
本来勢い溢れる感じといったらレッズのお家芸みたいな感じもあるのですが、その勢いがないとなかなかチームはうまく回らず、決定機も決めきれない取った感じからなかなか抜け出すことが出来ません。もちろんレッズらしい圧倒するような攻撃も出ているし、色々あってレギュラーDFがいないながらもボランチと含めてきっちりと我慢出来るDFと内容的にはそれほど悲観するモノではないですが、ナビスコで結果を出してもこの状態というのはやはり何か原因があるのかなぁと。個人的には以前のレッズには攻撃においての切り替えの速さと局面打開に非常に長けたアタッカーを活かす脅威のファーストブレイクがあったと思うのですが、今はもう既に相手の布陣が整った状態で仕掛けざるを得ない状態に陥っている。これではいくら優秀なアタッカー達もなかなか崩せないし、停滞した状態はこのチームにとっては得意にしていない。じゃあ切り替え速くすればいいじゃんと思うかも知れませんが、その切り替えの速さを生み出していた要因がレッズにはない。それはフォアチェック、中盤の抜群の危機察知によるボール奪取能力、そしてラインを高く保つ事によるコンパクトな布陣、この3つの要素が重なり合って出来るプレッシングがあってこそだったのかなぁと。これが今のレッズにはないから、押し込んでスペースを失い、相手に凌がれてしまう。これを取り戻すことが良いのかなぁと個人的には思っています。ちょっと横道に(ちょっとどころじゃないか)逸れてしまいましたが、現在のレッズはちょっと苦しい状態にあるのは確かです。
ただFC東京もそんなに楽観視出来るような状態ではありません。前節のグラ戦の敗北で勢いに少し翳りが見え始めたのかなぁと思いましたが、怪我人も出始めるなど一個目のターニングポイントが来たのかなぁと。現状ではレッズの方が重傷な気もしますが、やはり相手のアタッカーは非常に優秀で脅威を秘めている訳で、天敵になっていた茂庭が離脱、右サイドで開くスペースを豊富な運動量で埋めていた加地も離脱、ナビスコ決勝等でも証明されていた抜群の危機察知とユーティリティ性でサイド・センター問わずに穴を埋め続けてきたベテラン藤山も離脱、金沢も不安を抱えているとチームを支えていた強固なDF陣に穴が空いてしまい、この状態でレッズのアタッカー陣と対峙出来るのかというのは非常に不安視される部分でもあります。また連戦でアグレッシブなスタイルが維持出来るのかなど決して状況は良くない。
こう見ると両チームとも不安を抱えている中でのこの因縁の対決は両チームの総合力と底力を試される一戦になりそうですね。レッズはこれ以上不振を極めたくないだけに、何とかこの停滞を振り払いたいところです。個人的には良い状態で見たかったなぁと言うカードですが両チームのプライドがぶつかり合うイイ試合になりそうな予感満載なだけに楽しみですね。
【J1:第6節 F東京 vs 浦和 プレビュー】DF陣の故障者続出に苦しむF東京とリーグ戦初勝利挙げ勢いに乗りたい浦和FW陣。両チーム共どうしても勝ちたい『因縁の対決』。(J's GOAL)

4/16 15:00KickOff/ジェフ vs 鹿島@国立
ジェフ予想スタメン:GK櫛野、DF水本、ストヤノフ、斉藤、MF阿部、佐藤勇人、水野、坂本、羽生、FWハース、巻
鹿島予想スタメン:GK曽ヶ端、DF内田、岩政、大岩、新井場、MF青木、フェルナンド、小笠原、本山、FW野沢、アレックス・ミネイロ

こっちの対戦は両チームとも非常に調子が良いし、結果も残していて、しかも両チームとも違う特徴を持ち合わせていてそのマッチアップに非常に興味がそそられる所です。ジェフは一人一人が労を惜しまず運動量を維持することで攻守に置いて非常にアグレッシブでダイナミズムに溢れたサッカーをするチーム、鹿島は一時の停滞を打破し待望だった「決定力」を持つストライカーを獲得、これが刺激になったのか試合の流れをうまく読む力も復活して、非常に老かいなチーム。こういうマッチアップの場合にどうしても鹿島の方が優位に立ちがちなのですが、それでもジェフはここのところ鹿島に対しては非常に自信を持っているようで、去年も2勝。きっと自分たちのサッカーを継続出来れば、質の高さで鹿島を圧倒し勝つイメージというのも出来ているのかも知れませんね。しかし、今年の鹿島はここ数年でもないぐらい非常に充実しています。どちらかと言えば後ろに体重が映りがちなチームでしたが、青木・フェルナンドのコンビが非常にアクティブに激しく動いて、その姿勢がチームをアグレッシブにもたらす効果を生んでいる。そして本山がキレを戻し、小笠原も責任感溢れるプレーでチームを引っ張ったりとまさしく「善循環」と言った感じです。何となくもう既にイイ試合をしてくれそうなわけですが、ポイントとしては2つ。
・連戦によりジェフの運動量が落ち込まないか、90分間通じて維持出来るか。
・鹿島はジェフのアクティブなスタイルに対してどのようにバランスを取っていくのか。
です。ジェフは運動量を保てなければ、鹿島の高質のプレーヤー達には個々では対抗するのは難しいし、チームとしても停滞してしまう。そこを運動量で補い、また得意の追い越しなどでどんどん相手を揺さぶりたい。連戦では疲れが溜まってなかなか身体も動かない事になりがちなだけにそこは気になるところです。で鹿島のポイントですが、ボランチが非常にアクティブだと言うこと話しましたが、ジェフの選手達はどんどんオリジナルポジションを捨てて動いてくるし、前線に飛びだしてくる。その中で前に出ることもしたいけど、彼らのケアもしなければやられてしまう。その辺のバランスをどのようにしていくのかというのが気になるところです。とにかくこの試合は勢いを持続させるためにも良い形で勝ちたいと思うのが両方ともあると思うだけに、とにかくイイゲーム見せて欲しいですね。

【J1:第6節 千葉 vs 鹿島 プレビュー】リーグ戦無敗の千葉と鹿島の直接対決は、中盤での激しい主導権争いが鍵を握る。(J's GOAL)

では長くなってしまいましたが、その他の試合。
4/16 15:00KickOff/エスパvsトリ@日本平
4/16 15:00KickOff/セレッソvsレイソル@長居
4/16 15:00KickOff/サンフレvs楽天@ビッグアーチ
4/16 19:00KickOff/アルビvsジュビロ@ビッグスワン「背水」
4/17 15:00KickOff/ふろん太vsグラ@等々力
4/17 15:00KickOff/アルディージャvs読売@大宮公園「3連敗いやよ」

と言うことでちょっと頑張っちゃいました。他のゲームも非常に力加減が抜群ですし、難しいゲームになりそうですね。ただそれだけ見所も多いし、色々と面白い部分もあり麻生ですね。二つほど単語付けましたが、それは気になると言うことです。まあもう上3つで頑張りすぎたので書きませんが。とにかく楽しませて欲しいモノです。と言うことで今日はここまでです。

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April 14, 2005

The Splendid End@UCL Q.Final 2ndLeg

今日のタイトル「The Splendid End」は直訳すると「素晴らしい終焉」です。それくらいオリンピアシュタディオンのヨーロッパの終わりは本当に素晴らしい試合でした。チェルシーとバイエルンの高質のパフォーマンス、最後まで諦めないバイエルンの意地、そしてそれでも勝つチェルシーの強さ、イイ試合で最後を迎えた気がしています。ただ、ミラノダービーでの愚行、ユーヴェの敗北の様等は残念でならないですけどね。まあとにかく終焉に向かいつつあるUCLも何か素晴らしい事になるんじゃないかという部分も引っかけて。とにかくレポートです。

UEFA ChampionsLeague 2005 Quarter Final 2ndLeg
Apr 12/Bayern Muchen 3(5-6)2 Chelsea@Olympia Stadion
Bayern:65'Pizarro 90'Guerrero 90'+5'Scholl
Chelsea:30'Lampard 80'Drogba

バイエルンスタメン:GKカーン、DFサニョル、ルッシオ、ロベルト・コバチ、リザラズ(→78'サリハミジッチ)、MFデミチェリス(→52'ショル)、ゼ・ロベルト、シュバインシュタイガー、バラック、FWマカーイ(→73'ゲレーロ)、ピサーロ
チェルシースタメン:GKツェフ、DFフート、リカルド・カルバーリョ、テリー、ギャラス、MFマケレレ、ランパード、ジョー・コール(→90'+2'ヌーノ・モライス)、ダフ(→71'ティアゴ)、FWドログバ、グジョンセン(→88'ジェレミ)

序盤から主導権を奪い合う両チームは、中盤で激しいぶつかり合い。しかし、その区域を抜けると、一気に決定機が来るような展開。いきなりドログバが決定機を迎えたと思ったら(これはカーンがセーブ)、今度はシュバインシュタイガーが二人のDFをかわしてツェフと1vs1になるシーンを生み出したりと(これはシュートミス)序盤から両チームともゴールへの高い欲求を証明するような様相を呈していました。しかし、中盤での激しいアプローチの末に主導権はチェルシーへ、徐々に左サイドでギャラスが高い位置に迫り出してきたり、この試合は左サイドに位置することが多かったジョー・コールが絡んでここからチャンスが生まれてくると、1戦目と同じような形でゴールが生まれました。ギャラスが高い位置でボールをキープしてジョー・コールへ、これを巧みに身体を入れ替えて中に切れ込む動きをしながら中に流すと後ろから走り込んできたランパードが強烈に狙う!これがルッシオに当たってカーンは逆を突かれ、足に当てるモノのこのままゴールに吸い込まれて先制。カーンにはアンラッキーだけど、打つことに意義を感じるランパードのゴールは殊の外大きかった。この後、なりふり構ってられなくなったバイエルンは、次々とゴールを狙う形を作るが、バラック、シュバインシュタイガー、ピサーロと決めきれない。このまま前半は1-0で終わる。

後半チェルシーはリトリートして守る意識をより強くして、バイエルンを迎え撃つ。期待されたデミチェリスが余り機能していなかったこともあり、前半からアップしていたショルに変えて前線の活性化を促す。これが当たったのかはわからないが、FKからチェルシーの決定機をカーンが阻むと(至近距離からのダフのシュートをスーパーセーブ!)流れが変わり、バイエルンは再び相手を押しつぶすような攻勢に出る。そしてサニョルのクロスをドンピシャで合わせたバラックのヘッド!これはツェフが何とか凌いだが(しかしこれも良く触ったなぁ・・・)、これに詰めたピサーロが押しこんで同点!これで少しわからなくなってきた。これで勢いが出てきたバイエルンはファールすれすれの猛烈なプレッシングでチェルシーの反撃の芽を摘みながら、次の点を狙いまたも猛攻、リザラズのクロスがゴールに飛んでバーに当たり、CKからのルッシオのヘッドもゴールラインでグジョンセンがカバー。なかなか次の点が取りきれない。
そういう状態になると落とし穴があるのが世の常、ジョー・コールのクロスからドログバが空中遊泳、完全に空中では誰も対処出来ずにクリーンなヘッドが決まり2-2(トータルで3-6)これで勝負が決まった。この後、バイエルンは意地を見せてゲレーロ、ショルとロスタイムに連続してゴールを奪うものの、一点が足りずタイムアップ。トータルスコア5-6でバイエルンがトーナメントを去ることになりました。

まあ凄い試合、チェルシーも名勝負をしてくれますね。正直ハーフタイムで相当ふらふらしていたので、かなりやばかったのですが、それを吹き飛ばすバイエルンの意地と熱気。オリンピアシュタディオンも負けた(試合としては勝ちなんだけど)とはいえ、こんな最後なら言うことないでしょう。それくらいバイエルンは頑張ったのかなぁと。

それにしてもバイエルンは運がなかった。まあ打たしてしまったと言ったらそれまでだけど、1stLegはジョー・コールのシュートが、2ndLegではランパードのシュートがどちらもシュートブロックに入ったルッシオに当たってカーンの逆を突く形で先制点を献上してしまうとは夢にも思わなかったでしょう。事実この二つのゴールがなかったらバイエルンは上に進めていたかも知れなかったわけで、そう考えると不運といえるのかも知れませんね。

でもマガトが来て確実にバイエルンは変わったというのは改めて感じました。プレスの連動と攻撃がリンクする形はシュツットガルトに重厚感を与えたような印象を受けました。そりゃそうだ、それだけの質のプレーヤーがやっているのだから。来期はラームも帰ってくるだろうし、よりアグレッシブなバイエルンになってきそう。新しいスタジアムと共にまた来年の楽しみが一つ増えますね。

チェルシーは難しいゲームだったと思いますが、やはりこのチームが誇る二つの大きな得点パターンでゴールを取ったと言うことに彼らの強さを感じました。ランパードのミドルは何かを起こすし、ドログバの高さは今日の試合も大きな仕事をした。止められない武器と言ったらいいのかも知れないけど、こう言うのを持つチームは強いと言うことを改めて思い知らされました。もちろんそれを引き出す他の選手達の技術力の高さも素晴らしいし、何よりも精度が高いから何気ないプレーが決定機に結びつくなんて言うのは脅威以外の何者でもないですね。最後はバイエルンの執念に飲まれてしまいましたが、あれはモウリーニョ不在の痛いところが最後に出たのかなと。次々と相手に対して脅威となる駒を下げて、相手に対しての抑止力を軽減させてしまい、相手の捨て身を許してしまった格好でしょうか。まあこれもモウリーニョが戻ってくれば改善されるでしょう。これで彼らは主役に躍り出た。

Apr 13/Juventus 0(1-2)0 Liverpool @Stadio Delle Alpi

と言うことでご覧の通り、ユーヴェはリバプールが築く堅陣を崩すことは出来ませんでした。ユーヴェの敗北は間違いなく自分たちのふがいなさから来るモノといっても良いのかも知れません。それくらいこの試合のユーヴェはいつもの落ち着きやプレーにおける安定という部分を著しく失っていて、非常にミスが多く、自ら崩れていったといっても過言ではありません。守備に置いてはバロシュとルイス・ガルシアに対して常に裏を狙われ仕掛けられとドタバタした守備をしてしまい、ボールを持ってもプレスに対してドタバタしてビルドアップの部分でミスが多発など、本当に不安定。そのためか相手のプレスを怖れて結局無作為なロングボールを飛ばして相手にボールを返してしまうなど明らかに繋ぐ意識が低くなってしまった。普段も長いボールは多いチームですが、精度が非常に悪く、リバプールのCDF(キャラガーとヒーピア)も高いので、いくらズラタンといえど早々勝てず、そこで起点が出来ないと攻撃に置いてアタックエリアに入っていけない。左サイドにボールがある時はそれなりに繋いでいましたが、かなり相手の抵抗が厳しく早々形になるという雰囲気も作れませんでした。ザンブロッタのアグレッシブなドリブルも、デル・ピエーロの技術も、ネドベドの機動性もうまく連動せず、かなり閉塞感を伴っていたとなっては本当に出詰まり・・・。もちろんそれなりに決定機は作りましたが(ズラタンのボレーや飛び込み、カモのFKからカンナバーロなど)それも数えるほど、そこを決める運は今日のユーヴェにはなかったのかなぁと。結局ドタバタしていた雰囲気を最後まで納めることは出来ず、焦りの中でもがいて、相手に丸め込まれて自分たちが沈黙して負けるという、いつもならこういう形でユーヴェが勝つのに逆に自分たちがそうなってしまったのは皮肉のような感じでした。
リバプールがDF+MFの2層の組織だったライン(ものすごいベニテスらしい守り方でしたね、最後はラインが深くなってたけど)でオフサイドトラップから激しく当たりながらカバーをきっちり施すなど集中を切らさずに最後まで守りきったという見方も出来ますよね。ジェラードという大黒柱をの欠場を乗り越えてのこの勝利は非常に大きい価値がありますよね(決勝トーナメント1回戦の1stLegもそうだったけど)勝因はベニテスメソッドと継続させる集中力。
リバプールにとっては相手をラインの網に掛けて、相手が飛びだすことに対して恐怖感を与えてダイナミズムが消したのは本当に楽にゲームを進めれた一つの要因だったのかなと。それとバロシュとルイス・ガルシアに預けてアグレッシブに仕掛けさせる事で、前への脅威を保つことに関してもそんなにリスクは掛けずに済むし、それがスピードに対して不安を持つユーヴェディフェンスに対しては思いの外効果的でした。この二つの狙いが見事にはまって相手のリズムを根底から崩し、ユーヴェの攻撃の脅威も減らせたと言うことになったのかなぁと。ベニテスズバリ!と言うことですね、あぁ、今のバレンシアを思うと悩ましくてたまらない。

正直こういうゲーム運びをしなければならなかったのはユーヴェの方で、僕もユーヴェがこういう試合をしていって、リバポが自滅するのを促して、そこをあざとく突いてきっちり勝ってくれると思ってました。しかし、ここのところの不安定さを考えてもそこまでの力強さはなかったということなんだろうし、信頼していたDFがリバプールのアタッカー達に穴だらけにされたことでチームの屋台骨が揺らいでしまったことで最大の強みでもあった嫌らしいぐらいのゲーム運びさえ自ら手放しては、いくらリバポも安定していないとはいえ勝てる相手ではなかったのかなぁと。もちろん勝つチャンスはあったし、1stLegの出来としては悪いモノではなかったとは思うけど、チーム自体がドタバタすると言うユーヴェらしからぬゲームをしてしまったことは言い逃れ出来ない部分。もちろん今のチームも悪いチームではないですが、先制されると苦しいというのは正直あった。レアル戦は何とかひっくり返せたけど、あれは相手が不安定で余り明確な戦いをされなかっただけで、今回はきっちりと相手が対策を立ててきて、見事に丸め込まれてしまった。不確定要素が大きすぎるビルドアップの部分と中盤に足りないイマジネーション、そしてもう少しリスクを冒してでも相手を崩せるチームにしていかなければなかなかヨーロッパの舞台では勝てないのかなぁと思いました。とにかくカペッロまで呼んでスクデットも獲れなかったらさすがに不味いので、ここから立て直して何とかタイトル獲れ!

リバポはこれでチェルシーとのイングランド決戦になりましたね。全然勝ててないみたいですが、とにかくイイ試合してね。応援するよ、せっかくだから。ベニテスもいるし。

Apr 12/Inter 0(0-3)1 AC Milan @Stadio Giuseppe Meazza
Milan:30'Shevchenko

ミラノ・ダービーは前半30分で終わりました。シェフチェンコが一瞬のインテルDFの怠慢(ヴェロンorファヴァッリがいかなきゃいけないところでアプローチせず、フリーに)を見逃さずに強烈な左足を振り抜き、ものすごい軌道を描いてゴールに突き刺した。まさに「エースの仕事」。後はミランらしいのらりくらりとしたボール回しからの急なペースチェンジ。急のカカと緩のピルロと言った感じでセンターラインが非常に良かった。カカの果敢な突破(だじゃれじゃないよ!)とピルロが相手をいなしながら周りとパスを交換し、急所でえぐるようなスペースへのボールとインテルは一番機能させてはいけない所をまたも止めきれなかった。ミランは基本的にはカウンターでゴールを獲るチーム(カカの突破をアクセントに3人ぐらいで取ってしまう)だと思うけど、遅効でも十分ゴールの出来るチームなのが凄いところなのかも知れない。それ一辺倒になることがないから、よりカウンターも活きるし、本当にチーム全体がそれを理解してそのリズムに合わせてプレーする。本当に久しぶりのビッグイヤーが現実味を帯びてきたのかなぁと。

この日のインテルは左にキリ、右にはファン・デル・メイデを前に張って、アドリアーノをCFWにする形で勝負に出た。中盤のザネッティ、カンビアッソが走り回って何とかボールを奪い、繋ぎ、ヴェロンが攻撃にアクセントを付けると言う形を狙っていたけど、肝心要のアドリアーノがスタムとネスタのCBコンビを出し抜くことは出来ず、挙げ句の果てに怪我再発。マンチーニも後半に修正したばかりの時に(C.ザネッティ→ミハイロビッチ、キリ→クルスという二枚替えで3バックに変更し、J.サネッティを前に出し、前線に厚みを出した)アドリアーノの負傷はゲームプランには全くなかった交代だっただけに不運だった。代わりに入ったマルティンスはネスタやスタムとは違う特徴を持っていたのでそれなりに機能したけど。
結局バイタルエリアをきっちりケアされた結果、ハンドボールのように半円をなぞるような形でしか攻撃出来ず、フィニッシュに置いてもエリア内でのシュートが出来るようなチャンスを作れず。ミドルは凄い良いのが飛ぶけどジダもイイキーパーですし、ゴールに結びつけることは出来なかった。バイタルエリアで何とかと言うことなんだろうけど、本当に隙がなかった・・・・。

であの愚行。後半30分頃、CKからカンビアッソが鋭いボールに対して食らいついてヘッドで押し込み、同点ゴール!ってシーンの中で、途中で入ったクルスがジダに対して(ルール的には意図的にということになるのかな?)ブロックしたと言うことでのキーパーチャージを主審のマルクス・メルクがファールを取って、ゴールは取り消し。そこで鬱積したインテルサポーターのストレスが爆発。まあ全然勝ててないのに、この大舞台でもミランに丸め込まれて、ゴールまで取り消されたら爆発しない方がおかしい状態だったのかも知れない。水の入ったペットボトルやら発煙筒がガンガン投げ込まれ、サネッティが片づけたりしてたけど、サポの怒りは収まらず、一応試合を再開させる手はずは整えたけど、発煙筒がジダを直撃!これでおしまい。相変わらずスタイルが違うとはいえ、やりすぎ。サンシーロの芝が燃えちゃうし、ジダは怪我しちゃうし、せっかくゲームとしてインテルは結構頑張ってたのに、台無し。まあ結局サスペンデットで試合は成立、1-0でミランの勝ち、トータルでは3-0でした。それにしても後味悪すぎ。又イタリアのイメージ悪くなる。

Apr 13/PSV 1(2-2)1(PK4-2) Olympique Lyon @Philips Stadion
PSV:50'Alex Lyon:10'Wiltord

きっとユーヴェ-リバポを見てた人は、終わった後すぐにこっちの試合にすぐにスイッチしたでしょうね(笑)僕もそのくちで延長戦だけ見れました。でも延長戦だけでも燃えました。面白かった。正直鬱積したモノが僕にもあったので延長戦にありがちなガス欠同士の試合には全くならずにアグレッシブだった。特にサカマガでインタビューが乗っていた朴智星は本当に凄かった。この舞台で物怖じするどころかチームの攻撃の核として、とんでもない運動量でパスレシーブを怠らず、スペースを狙い、自分の奪われたボールを自陣不覚まで追い回して取り返すなど、ホントに延長戦?と見まがうほどの活動量。そしてファーストタッチの際のアイデアと空間察知、そして柔らかいタッチで相手を翻弄してと本当に凄かった。この選手がJにいたんだなぁと思うと、関心と共に悔しくなるぐらいのプレーでした。もちろんPSVと言うチームの一番の持ち味はコク、ファン・ボメル、フォーゲルのアクティブなMFとDFで築く固い守備ブロック、そしてそこからの鋭いカウンターだと思うけど、そこにアクセントを付ける存在としてウインガーと言う枠に囚われずに自由に動き回る朴の存在は相手にとっては凄い嫌な存在だったのかなぁと。もちろんそこにコクやファン・ボメルも来るし、凄いアクティブでしたね。もちろんリヨンもアウェイながらチャンスを作っていたし、ニウマールも頑張ってたけど、勢い的にはやはりPSVだった。そしてPK戦はそのフィリップスの雰囲気に乗ったゴメスがエシアン、アビダルのキックを読み切ってセーブ、勝利に値する試合をしたのではないかと推測出来るような試合でした。

正直上でリヨンを見たかったし、リヨンの爆発的な攻撃がミランの攻撃をどれくらい脅かすのかは楽しみだったけど、PSVは良く戦ったのだからしょうがないかなぁと。ヒディングも嬉しそうだったし。とにかくこれでもう一方の準決勝はミラン-PSVになったわけで、PSVと同じような巧みなチームの系譜の最高峰にあるミランに対して、どのような試合にするのかは楽しみかも。と言うことで

UEFA ChampionsLeague 2005 Semi Final
Chelsea vs Liverpool/AC Milan vs PSV Eindhoven

です。まあここまで上がってきたチームだし、本命二つとアウトサイダー(失礼)二つと言う対戦は結構楽しみかなぁと。ここまで来たらさすがに勢いというモノもあるだろうし、ここまで安定して力を示してきた二つの本命がどのように戦うのかというのを楽しみに見たいと思います。2週間後が楽しみですね。でももう終わりも近いし寂しいですな・・・・。とにかくイイ試合を見せて欲しいですね。と言うことで今日はここまでです。

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素敵な水曜日@J1 第5節

よっしゃ!って今帰ってきて全く見れていないのですが、勝ったのね。しかも今シーズン課題としていた「ゲームを締める」というタスクをきっちりとこなして、勝ち点3!ホントに良くやってくれました!そして行ってた方、お疲れ様!てゆうか一試合も見れてませんが、一応備忘録的に結果だけ。

J.League Division1 第5節

レイソル 0-1 Fマリノス@国立競技場
F.Marinos:36'安貞桓

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF中澤佑二、松田直樹、河合竜二、MF那須大亮、奥大介、田中隼磨、ドゥトラ、大橋正博(→89'原信生)FW大島秀夫(→70'坂田大輔)安貞桓
レイソルスタメン:GK南雄太、DF波戸康広(→70'谷澤達也)、中澤聡太、土屋征夫、近藤直也、MF明神智和、大野敏隆(→46'平山智規)、クレーベル、FW崔成國、玉田圭司、安永聡太郎(→20'リカルジーニョ)

横浜、FW安のゴールで柏に快勝/J1(ニッカン)
中澤復帰し無失点 柏ー横浜Mから(スポナビ)

いやぁ、良かった・・・。やっぱり自分が行かないと勝つね、凄い嫌なジンクス(苦笑)でも隼磨の突破からから安様と言うことで、安様はトップフォームで頼もしい!もうそろそろ、ペナ右端は「安ゾーン」と呼んだ方が良いかもわからんね。にしても「Fマリノスに来てから最高ではないかと思えるほどの身体のキレだった」と岡ちゃんが称するぐらいのパフォーマンスってどんなのだったんだろう?
ボンバ・坂田も復帰とこれからが楽しみになってくるし、集中力も最後まで保って日曜日の悪い流れを払拭出来たみたいだし、本当に良かった!うんうん。

練習試合結果(Fマリオフィシャル)

でスポ新とかで話題になってたドラゴン実戦復帰となった練習試合ではヘディングでのゴールも上げたようですし(しかも狩野のアシストですって!何かワクワクして来ちゃった)、上野様もこれで慣らし運転。アデ○も30分を2本こなしてようやく使える状態にはなってきたのかも知れないし、うんうん、どんどんどんどん楽しみになってくる!アキやエースケさんが出てないのは気になるけど、翔くんもゴール取ったみたいだし、これも楽しみだし、何か良いねwとにかく今日はイイ水曜日になったねぇ。

ではその他の結果。
ジュビロ 1-3 ジェフ@ヤマハ「意地」
Jubilo:62'カレン・ロバート Jef:12'佐藤勇人 19'斉藤大輔 61'羽生直剛
鹿島 2-0 アルディージャ@カシマ「復権」
Kashima:23'野沢拓也 77'p小笠原満男
グラ"失踪?" 1-0 FC東京@瑞穂「鬼門」
Grampus:61'マルケス
ガンバ 1-1 アルビ@万博「達人」
Gamba:21'大黒将志 Albirex:58'アンデルソン・リマ
ヴェルディ 1-4 サンフレ@味スタ「解放」
Verdy:77'李康珍 Sanfrecce:25'前田俊介! 47'&62'森崎和幸 52'ガウボン
トリ 1-2 セレッソ@ビッグアイ「逆転」
Trinita:30' Cerezo:65'黒部光昭 89'ゼ・カルロス
楽天 1-6 ふろん太@等々力「虐殺」
Vissel:87'ホルヴィ Frontale:23'ジュニーニョ 48'谷口博之 51'我那覇和樹 66'黒津勝 76'OG 79'マルクス

しかし点がたくさん入りましたね。書くのがめんどくさいわけですよ、一番下とか。こんなにやられるなら一節前にやられておけばいいのにって話ですよ。まあどんな試合か見ていないからわからないけど、ふろん太が解き放たれたみたいで神奈川県民として嬉しい限り。で一番注目度が高かった「村井・茶野(・崔龍洙)ダービー」はチーム状態がそのまま出ちゃったのかなぁと。で肝心の村井がユニフォームを間違えてゴールをアシストしちゃったり、茶野が退場しちゃったりと、さんざんだった模様。山本監督も謝ってたね。ただジェフの出来がオシム監督のコメントを見ても凄い良かったみたいだし、これは見逃すわけにはいかないですね。後で確認しようっと。とにかく今日は色々とあって試合を見れなかったの、めちゃくちゃですが、とにかく今日はここまでです。

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April 13, 2005

奇跡の可能性@UCL Q.Final 2ndLeg Preview

と言うことで今日二本目のエントリーはもちろんUCLです。2ndLegのDay-1は奇跡という言葉がぴったりかも知れませんが、その奇跡は本当に完成させるのが難しいと思うわけですが、その奇蹟は起こるのでしょうか。ではプレビュ。

UEFA ChampionsLeague 2005 Quarter Final 2ndLeg
Apr 12/Inter vs AC Milan@ Stadio Giuseppe Meazza(1stLeg M2-0I)
Inter               Milan
   Adriano Vieri        Crespo Shevchenko
Stankovic     Veron         Kaka
 C.Zanetti Cambiasso     Seedorf  Ambrsini
Favalli      J.Zanetti   Maldini  Pilro   Cafu
 I.Cordoba Mihajlovic        Stam Nesta
     Toldo                Dida

と言うことでミラノダービーinヨーロッパ。以前の試合よりも追い込まれたインテルはこのまま何の抵抗もなくミランの軍門に下ってしまうのかと言うのが最大の焦点ですよね。ただ彼らが勝ち抜けるためには3点差以上の勝ちしかないのです。アウェイゴールが獲れなかったのはそれだけ大きなビハインドですね。でも今のまま戦ってこのスコアは正直難しいのかなぁと思わなくもないです。今のミランは失点をボロボロ重ねるようなチームじゃないし(今シーズンUCL9試合で3失点!インテル相手にも今期は無失点!)、ゲームをコントロールすることが非常に巧みで、相手にペースを渡さずにゲームを進める術が非常に優れているわけで。だからこそ以前書きましたが何か特別なことが必要なのかなぁと思わなくはないです。そのインテルは何とかアドリアーノが何とか間に合いそうで、この大一番にエースの復帰は頼もしい限りですが、そうなるとどこまで攻め立てられるのかと言うのが鍵になるわけで。例えばヴェロンをセンターに置いて、左サイドにウインガー(ファン・デル・メイデとかキリとか)とも考えられますが、何よりもミランのペースを奪うことの方が先決。ましてや今日はガットゥーゾがいないし(代役はアンブロシーニが濃厚?ドラソーもあるかな?)、多少バランスがおかしくなっても不思議ではないわけでそういう小さな所でもイイから何かを崩さないといけないわけで、そうなるとやっぱりチームの中心でもあるレジスタ・ピルロを無力化することで歯車を狂わせたいですね。確かに希代のエースプレーヤーはミランに対して3点ぶち込む様なポテンシャルは持ち合わせていると思う。だからこそ、そのポテンシャルをどこまで引き出せるのか、マンチーニの腕が試されるところです。
でミランは先ほど書いた通りガットゥーゾが出場停止とミランを支えていたインコントリスタの不在を埋めなければなりません。それでもチームとしてのバランスを腐心するようなプレーヤーには余り苦労していないと思うし、ガットゥーゾのように潰して潰してというのは難しいにしても、ピルロをフォローしながら中盤を維持して、相手のアタッカー達の勢いを削ぐ役割というのを忠実にこなせばいいわけで、それはアンブロシーニなりドラソーがこなすのではないでしょうか。ミランは一つのゴールさえ取れば勝負を決めれるだけに、普段通りにゲーム進めて一つのゴールを狙うと言うことでまあいつも通り進めると言うことになりそうです。

キーマン インテル:カンビアッソ ミラン:シェフチェンコ 逆転の可能性:10%

ミランは間違いなくインテルには自信を持っているし、インテルはかなり苦手意識をミランに抱いているはず。精神的な優位もかなりこのカードにはあるような気はしています。それでもスーパーエースがどうにかするような土壌を作れるかに掛かっているのかなぁと。キーマンに関しては、インテルに置いてはピルロを潰せるかどうかに掛かると思うので、前に出てプレスを掛けることが多いカンビアッソ、そしてミランはもちろんストライカー。彼が一回でも仕事をしたらこのカードの勝敗は決まる。せっかくのヨーロッパの舞台でのミラノダービーなだけにドキドキハラハラさせるようなシーンを作って欲しいですね。

Apr 12/BayernMuchen vs Chelsea@ Olympia Stadion(1stLeg C4-2B)
Bayern               Chelsea
    Makaay Pizarro        Drogba Gudjohnsen
       Ballack         Duff       J.Cole
   Z.Robert  Frings       Makelele Lampard
Lizarazu Demichelis Sagnol   Gallas       Huth
     Lucio R.Kovac         Terry Calvalho
        Kahn               Cech

まだこっちの方が可能性はあるのは事実です。しかし、チェルシーに2点差で勝つと言うことの難しさというのも誰もが理解しているだけに、その中でマガト・バイエルンがどのように策を練り、どのように戦ってくるのか、それが非常に気になるところです。こないだの試合では起点であるドログバに制空権を握られ、そこから捕まえられないランパードに突っこまれて、ダフやJ.コールに自由自在に引っかき回されといくらカーンともいえど為す術はなかったわけで、やはり起点であるドログバをどう潰して相手の攻撃を消し、攻撃に転じるのかと言うのがポイントなのかなぁと。ルッシオは弱くないと思うのだけど、ドログバが強すぎる?うーん、わからないけど難しい。ただ、デミチェリスが戻ってきてこのトライアングルは強化されると思うし、彼の存在が安定をもたらせば、チャンスも出てくるのかなぁと。ただ、チェルシーの強力で組織的なDFを崩せるかという方が大きな問題なわけで、マカーイとピサーロという頼りになるFW達が戻ってきたわけですが、彼らがどれだけバイタルエリアで頑張れるかというのがポイントになりそうですね。
でチェルシーは逆にリトリートしながら中盤でももう1層のラインを敷いてバイタルエリアを警戒しながら、ゾーンに入ってきたら一気に囲んで潰すという守備を又やってくるのかなぁと。これに関してはバルサ戦以外ではほとんどやられていないし、運動量を維持出来ればほぼ完璧に守れちゃう訳で、正直余り不安要素が見つからない。心配の種だったモウリーニョの不在も乗り越えてしまったし、普段通りにゲームを進めて、前をいくような展開になれば理想的ではないでしょうか。ただ相手のFWは非常に決定力を持っているし、一つのチャンスをゴールに繋げることが出来る様な選手なので、その辺はやはり警戒しなければならないのは間違いないでしょう。

キーマン バイエルン:マカーイとピサーロ チェルシー:マケレレ 逆転の可能性 20%

まあとにかくバイエルンはモチベーションも闘争本能も全開にしてこの試合に臨むでしょう。ただ決定機はやはり少ないでしょうが、バイエルンが誇る全能のストライカー二人がこれを活かし、相手をあわてさせることが必要になるでしょうし、チェルシーはそれを許さないためのフィルターとしてマケレレがいつもの効力を発揮出来るのかというのがポイントになるのかなぁと。バラックとかフリングスが中に入ってきてマケレレが彼らの対応に追われるようだと後手を踏む可能性もなくはないかなと。ここでバイエルンが負ければ、様々なドラマの舞台となったオリンピアシュタディオンのヨーロッパでの最後となるようで、出来れば負けでは終わりたくないでしょう。その意地が驀進を続ける新興集団に通じるのか、今から楽しみです。

と言うことで今日はこの2試合だけと言うことで。しかし、これで両方逆転となったら明日は凄い騒ぎになりそうだなぁ・・・・。でもそんな奇跡が起こることをどこか期待したいのは、その奇跡の後にはイイゲームになる事に間違いないからかも。とにかくイイゲーム見せてね。と言うことで今日はここまでです。

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April 12, 2005

4/13@J1 第5節 Preview

今週は忙しいですね、と言うことで今日は出来たら2本立てと言うことで。まず明日はJですよ。でも自分は多分国立にはいけないので、なんかイイ予感はしています(今年まだ1勝1分け3敗なんですよ・・・)ということで簡単にプレビュ。マリ戦以外にも憎悪渦めく怨恨マッチもありますしね。

J.League Division1 第5節

4/13 19:00KickOff/レイソル vs Fマリノス@国立競技場
F.Marinos          Reysol
   大島  安         玉田  崔成國
      奥            クレーベル
ドゥトラ       隼磨    大野    谷澤
   上野  那須      近藤  明神  波戸
  河合 松田 中澤      中澤  土屋
      榎哲             南

と言うことで国立での「Hitachi Day」と言うことで一応アウェイの試合です。Fマリノスは後味の悪いドローの後の試合と言うこともあり、この試合では出来れば勝ち点3を獲りたいと事ですが、中2日での試合と言うこともありどうしてもコンディションの問題は付きまとう部分でもあります。これでまた4/13だと思うとぞっとしますが、グダグダ言ってもしょうがないのでとにかく戦うしかないわけで。怪我人が練習参加という情報も来ているのですが、それがどこまで回復し、試合に出れる状態まで戻っているのか、その辺が大きな鍵を握っているのかなぁという感じでしょうか。前節トランジッションの速いゲームをして終盤に燃料切れを起こしただけに、正直言って勝負を出来れば前半のうちにつけたいですが、そうも簡単にはいかないのかなぁと。一応希望的観測も含めて上野様復帰を望みたいところですが、熊林や原と言った選手の起用もあるかな?それとも大橋の状態がそんなに悪くなくて、頑張れる状態なら挽回のチャンスを上げて欲しいなぁと。まあ彼自身あんまり連戦には慣れていないと言うのもあるでしょうが・・・・。もしかして無理を強いてしまう選手もいるかも知れないし(ドゥトラと隼磨は特に・・・)、その辺は当日の状態を見てと言うことになりそうです。

ただコンビはまだまだなものの安様に彼らしい決定力が戻りつつあり、ドゥトラ・隼磨の状態は相変わらず良く、中断後の試合では運動量抱負に動き回っている奥もいるだけに攻撃陣はかなり期待しています。ここまでまだまだ定まりきらない部分や疲れによる集中力欠如により、守備陣がチームを支えられる状態ではないだけに、もう少しだけ攻撃陣には踏ん張ってもらって、何とかチームを勝ちに導いて欲しいです。もう少ししたら守備も安定してくるだろうし(もう不安材料は出きったでしょ?セットプレーにおけるゾーンマークはもうきつい・・・スタンディングヘッドでは走り込んでくるアタッカーに競り勝てない・・・)守備が安定してくれば、Fマリノスらしい試合も増えてくると思うので。まあその辺は持ちつ持たれつみたいな感じで。もちろん出来る状態ならターンオーバーも必要となるでしょうが、正直それどころじゃないというのもあります。岡ちゃんもそんなにメンバーをいじらないし、ここまでの起用を見ても信頼度的にまだまだ余り高いモノではないっぽいので、どうなるのかわかりませんがまだまだ色に馴染まないのかも知れませんね。原辺りは使っていけばチームを活性化させられる可能性は秘めているのかなぁと思いますが(アキみたいに)正直1戦1戦をこなすことで精一杯で先を見据えるような起用というのが難しいのですが、とにかく選手達が頭をフル回転させて動くべきところ、ボールを落ち着かせるところ、飛ばすところ、逃げるところなどを判断していって、勝負所では惜しまずどんどん勝負を仕掛けていくと言った感じにしていきたいですね。頭は疲れないのですから。

で相手のレイソルは、前節日本平でサッカー的には内容の良さを示していたエスパルスを破ってリーグ初勝利を得て、少しずつ自信を回復させているのかなぁと。まだまだ課題の残る試合だったようですが、それでも結果を得ることで好転することはいくらでもあるし、やっていることが間違っていないんだと考えられれば、自信が深まれば思いきりのいい動きも出てきてダイナミズムも溢れてくるでしょう。それだけにちょっと嫌だなという感じもあるのですが、去年のセカンドステージの借りを返したいですね。玉ちゃんの状態が余り上がっていないようで、崔成國との日韓のスピードドリブラーコンビもまだまだ「個」での強さを押し出すだけでまだまだチームとして崩すという形は構築出来ていないとは思いますが、やはり個でも大きな脅威と混乱を与えるプレーヤーなのでここをきっちりと抑えないと苦しいですし、失点に繋がっちゃうのかなと。他にも結果を残しているクレーベルの飛び出しや谷澤のテクニック、大野のパスセンスなど色々と仕掛けを持っているチームだし、どんどん突っかけられればどうしても体力的には苦しくなるだけに、どこまで我慢出来るのかというのがやっぱり鍵になってしまいそうです。マリもDFが瓦解しているわけではないので、カバーを絡めながら守っていくと言うことが必要になるけど、そんなに心配はしていません。心配なのはセットプレーなので。
DFにおいては去年からの継続でDFラインの整備においては力を入れていて、もちろん今年加入した土屋を含めて選手の質も高いので今のFマリノスにとってはタフな相手になりそうです。明神も合わせたセンターのトライアングルの距離を開かせて、カバーの効かない状態で安の個人技や大島の勝負強さを出せるようなチャンスメイクが出来たらいいなぁとは思います。後は現状のストロングポイントである両サイドが波戸・近藤の両サイドバックを凌駕出来るような形が出来れば、良い形は出来てくるのかなぁと。本当ならここでレイソル・キラーの坂田の復帰が望まれるところですが・・・・・。

とにかくこの試合で体力勝負的な試合に持ち込まれると本当にきついと思う。きっちりとゲームをコントロールしていくことは勝ちに近づく必須条件だと思う。前節のハーフタイムコメントじゃないけど、現状で出来るサッカーというのを選択していかないと後半ジリ貧になるのは目に見えているだけに、その辺は頭の良いサッカー、したいですね。無理に見合う成果というのを得て欲しいし、これだけきつい状態で成績が出ないと精神的にもブレが出てしまうと思うので。とにかくチームの総合力が問われる試合になりそうなだけに、11人だけでなく16人、はては28人で良い状態の選手で結果を残してほしいですね。今は内容的には求められないと思うので。

4/13 19:00KickOff/ジュビロ vs ジェフ@ヤマハ「代償」

と言うことで村井・茶野(・崔龍洙?)の移籍問題で、何もなくても凄いいいゲームになるのに、そこに怨恨という刺激的なスパイスが掛かって、とんでもなく盛り上がりそうなゲームとなりました。ジェフサポの遠征バスは3台でるようで、そのほかにもここで「敵地」ヤマハスタジアムに乗り込むようで、ミッドウィーク開催が残念なぐらい、凄い殺伐とした雰囲気になりそうです。ジュビロとしては思いがけない火の粉が降りかかってきた様な思いかも知れませんが、彼らが移籍して良かったというような試合をしたいところですし、ジェフとしては、移籍してしまった選手達が後悔するような試合にしたいところです。ではためで見ている人はそれを楽しめるわけで(笑)

ただチームの状態としては両チームとも正反対の状態なのかも知れません。ジュビロもターンオーバーで凌いでいるモノのなかなか状況は好転してこない。今までの連動する動きが影を潜めて、足元パスに終始して閉塞感を伴う攻撃しかできず、なかなかゴールが遠い。守備ブロックの整備はある程度進んでいるだけに、後はゴールを取ってと言う道筋のはずですが、彼らの良さでもあるパスレシーブのための動きが減退している状況でサイドにしか突破口を見つけられない状態なだけに、そうなるとやはり西と村井に掛かってくる比重は大きくなってくるのですが、しかし未だホットライン開通はままならない。ACLを除けば、セットプレーからの手でのゴールとカレンが決めたゴールの二つだけと本当に苦しんでいます。現状で個の力だけで何とかしようとしている状態では相手のDF陣に混乱をもたらすことが出来ていないだけに、エスパ戦で見せた菊池が見せたようなオリジナルポジションを離れてでも!と言ったようなリスクチャレンジの姿勢が欲しいところなのかも知れませんね(ただそんな菊池が使われないのはどうしてかしらん)中山のスペースメイクや執念の姿勢などがチームに活性化をもたらす唯一の術なのかなぁと思ったりもしていますが、それも限界があるだけに何とかこの刺激的なゲームで状況が好転する事を願う部分なのかも知れませんね。ここで勝てなきゃそろそろ懐疑的な視線はより強まって、抜き差しならない状況にだってなり得るだけに、ここはジュビロにとっても大きな試合になりそうです。
でジェフの方は、前節相性の良い大分を叩きのめしてリーグ初勝利。しかも期待の新エースマリオ・ハースが「スーパーマリオ」になり、キャプテン阿部も連続ゴールと期待に応えました。巻も好調を維持しているし、アタック陣は相当自信を深めている状態なのではないでしょうか。守備に置いてはまだまだ整備され切らず、毎試合2失点している状況なので何とも言えませんが(モダンフットボールの宿命?いやあれはしょうがないか・・・)、それでもチームとしてはジュビロに比べて明るい兆しが見えているのかも知れませんね。ヴェルディ戦での感想なのですが、ハースはトリ戦では鋭い動きでペナに入っていってゴールを取りましたが、懐の深いキープと周囲を見渡せる視野で飛びだしてくる羽生に決定機を導いたりと、かなり柔軟な姿勢を見せたりと攻撃に置いては新しいキーマンはジェフのぴったりの選手ということを見せてくれました。そこに開幕からゴールを取っている巻がゴールに突っこんだり、羽生も本来の鋭さを戻して抜群のスペース感覚を取り戻して決定機に絡んでいるし(決め切れていないけど)本当にジュビロとは真逆ですね。それだけに守備がどうなるのか、やはりオリジナルポジションを著しく崩すだけに運動量でカバーしきれないと大きなスペースを与えてしまうし、新しいコンビのDFラインもまとまりきってはいないだけに、どこまで失点を抑えながら良さであるダイナミズム溢れる攻撃をしていけるかがポイントになるのかなぁと。ジュビロも速い選手は沢山いるし、本来決定力溢れる崔龍洙・中山といったエースプレーヤーもいますからね。

このカード自体、何度も名勝負を生み出しているし、今は状態は真逆かも知れませんが、名勝負はそんな状態を苦にしないモノ。イイゲーム見せて欲しいですね。客の呼べるカードですし。結果はドローでもやもやして、千葉で決着付けて欲しいかも(笑)
【J1:第5節 磐田 vs 千葉 プレビュー】過去にも好試合の多い同対戦。磐田の復調なるか、千葉が意地を見せるか。熱戦に期待。(J's GOAL)

ということで他のカード。
4/13 19:00KickOff/鹿島vsアルディージャ@カシマ
4/13 19:00KickOff/レッズvsエスパ@駒場
4/13 19:00KickOff/読売vsサンフレ@味スタ
4/13 19:00KickOff/グラvsFC東京@瑞穂
4/13 19:00KickOff/ガンバvsアルビ@万博
4/13 19:00KickOff/楽天vsふろん太@ユニバ

と言うことでとりあえず第一幕は終わり。また夜にでも、今度はUCLのプレビューやります。仕事しろ、自分。

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今週のヨーロッパ、魔法の試合と共に。

今日はヨーロッパの各国リーグをやります。というのもやっぱりクラシコ!ホントに面白かったですねぇ。これが地上波生中継とかだったら、もっと凄い反響があったのかなとか話していたのですが、とにかくスペインサッカーの粋というのを見せて貰いました。日本人選手のチームやCL残ってるチームと一緒に。

リーガ・エスパニョーラ
レアルマドリード 4-2 バルセロナ@エスタディオ・サンチャゴ・ベルナベウ
R.M:7'ジダン 20'ロナウド 45'+2'ラウル 65'オーウェン
Barca:29'エトー 73'ロナウジーニョ

まず先に書いておきますが、エンターテイメントになるぐらいの技術力がある同士が本気を出して戦うと、こんなに激しいモノになるんだなぁと改めて実感しました。これぞスペインサッカーの粋と書きましたが、本当に楽しませて貰いました。ロスタイム30分とか提示しないかなぁと思うような試合でした。もっと見たいと言うことです。
前のクラシコがあまりにバルサが一方的に勝ったこともあって今日は本当にレアルの選手一人一人が凄いモチベーションを高めて試合に入り、序盤から自分たちの出来る最高のプレーでバルサをまさしく「潰しにいった」。そして運動量がいつもの倍になったような感じがあって、ロナウドが入る前の好きだったギャラクティコ・アタッキングフットボールを見せてくれました。バルサは気迫に気圧されたのか、それとも面食らったのかわかりませんが、彼らの爆発的なフリーランニングに棒立ちになってしまうぐらいの的確で動きがあって、しかもスピード感溢れる攻撃に対して抵抗出来なくなってしまったのを見ても、それだけレアルの攻撃があまりに圧倒的だったような感さえ受けました。何となくだけど見とれてたんじゃないかと思うぐらい。
ただやられっぱなしにならないのが、バルサの強さ。相変わらずのボールを持つと本当に綺麗なサッカーをするし、絶対に守りに入らない。常に攻めるという意識が高いから、穴もあるけど正面からぶつかるから凄い名勝負を生み出してくれる。あのサイドバックの凄い高い位置なのはそれだけの自信と裏付けがあるからこそなんだろうなぁと思うときっとどのチームも真似出来ないなぁと思いますよ。それが同じくボールを持つと素晴らしいレアルが相手だとしても。もちろん穴はあるし、この試合ではそういう部分を見事なまでにレアルに突かれたのはある。それでもこういうサッカーをすることを許されるチームに値しているのだから、なんの文句も言えないわ。
で、一番凄かったのはやっぱりカシージャス。神―ジャス?って思うぐらいのスーパーストップの連発。相手のバルデスが(あの状態でのゴールだから止めろと言うのは酷だけど)スーパーストップがなかったのがスコアに表れたんじゃないかと思うぐらい、ものすごい反応で止めまくった。例えカーンやブッフォンでも乗っているカシージャスほどの神っぷりはそうないと思うと、本当に出すのか?と思ってしまう。彼がいなかったら、それこそペレスの首が飛んでてもおかしくないと思ってしまう。
僕は普段こういうサッカーはどうかと思うけど、これがやっぱり世界一のサッカーなんだと思うと、やっぱり実際目の当たりにして凄かったし、色々言うのがばからしくなってしまうのも正直ある。それぐらい凄かった。ベルナベウの雰囲気もそうだけど、それを心の底から望むし、だからこそ大久保もああいうことを言うんだと思う。あれはどの国のどのクラブも真似出来ない雰囲気と内容なんだなぁと思うと、純粋に楽しめました。特別なカードで特別な内容。サッカーは楽しいモノだと言うことを改めて感じました。

でリーガの優勝争いも少しわからなくなったのかなぁと。まだ6ポイントの差があるけど、このサッカーを続けたらレアルは多分全部勝つでしょう(まあそんな簡単じゃないし、クラシコだからっていうのも確実にあると思うけど)その中でバルサはエトーが怪我で長期離脱もあり得るわけで。やはり彼がいることでバルサらしいサッカーが展開出来ていたというか最後に決めちゃう強さがあったわけだけど、それがなくなるとなるとどうなっちゃうのかなぁと。最初の頃にやっていたロナウジーニョを真ん中に置いて、そこから2トップみたいな形で攻撃をしていくのかなぁとか思ったけど、形を変えずにマキシをいれるのかな?ラーションも今年は無理だろうし・・・。このオフェンスの再編成次第ではリーグも終盤に掛かって蓄積疲労もあるし、崩れてしまう可能性もある。ましてやここまで超ハイペースで走り続けてきただけに動きがなければ今までのレアルのようになってしまう可能性だってなくはない。何となくサッカーの神様はそれでもここまでの経過を賞賛するかのようにバルサにタイトルをもたらす様な気がしなくもないけど、素晴らしいチームほどタイトルとは縁遠いというのも過去何度もあったわけで。残り7節、どちらがサッカーの神様に愛されるのか、経過を楽しみに見守りたいと思います。ということでごちそうさまでした。

では日本人プレーヤーと今週末控えるUCLの試合を控えるクラブの動向を簡単に。
マジョルカ 0-2 サラゴサ@エスタディオ・ソン・モイス
Zar:56'サヴィオ 85'ビジャ

結構久しぶりに長いプレータイムを得たけど何も出来なかったみたい・・・・。それ以上に問題なのはチームがほぼ終わってしまった?もうおしまい?でもそんな雰囲気が出ちゃってる気も・・・・。

セリエA
レッジーナ 1-3 パルマ@オレステ・グラニッロ
Reggina:53'pモザルト Parma:21'&49'モルフェオ 63'シンブリーシオ

俊輔は前半のみの出場。ミドルシュートでゴールを狙ったりしてたけど、少しずつチームの信頼を失いはじめているのかなぁという印象。やっぱりあのポジションでシーズン2ゴールは少ないのは明らかで、そういう意味ではやはり結果が求められる。チームとして真ん中がいなくなってしまうと言う課題が大きくあるし、チームとして2トップの方が攻めやすそうと言うのはある。その中で自分の居場所を再び見つけられるのかというのが課題なのかも知れませんね。ただレッジーナでゴールを生み出す可能性が一番高いのは俊輔のプレースキックなのでそう簡単にははずせないだろうけど。後勝ち点6~9で残留ラインに乗れるのと思うのだけど、ここからが遠い・・・・。4連敗は辛いところ。パルマもモチベーションも非常に高くて、この日は本来の強さを出されてしまった。ついてない。

フィオレンティーナ 3-3 ユヴェントス@スタディオ・アルテミオ・フランキ
Fiorentina:14'パッツィーニ 36'キエッリーニ 75'ダイネッリ
Juventus:22'デル・ピエーロ 59'&83'イブラヒモビッチ

ヒデさんはおやすみ。ふと思うのだけどキエッリーニが出てるのにものすごい違和感。しかも点取られてるし・・・・。まあ気になるのはユーヴェの状態。本当にディフェンスが自信喪失状態。点の取られ方が悪すぎる。もちろんDFだけの問題じゃないけど、今の状態でリバプールを0に抑えられるのかというと正直?を付けざるを得ない。攻撃陣は逆に状態が上がってきた。ビッグゲームで決められないアレックスだけど、らしいゴールが雰囲気を変えてくれるのか・・・・もういつの間にか12ゴールな訳で批判されてはいるけど、結果も残しているだけに後は以前の勝負強さを取り戻せるか・・・。ズラタンは本当に頼りになるだけに、ネドベドと共にラインを壊すような動きが出ればゴールは獲れる。やはり鍵はDFだけど怖いなぁ・・・。ミランもドローだったのでとりあえず勝ち点差は開かず。

エールディビジ
NAC 0-2 フェイエノールト@フジフィルム・シュタディオン
Fei:43'カルー 83'小野伸二

シンジはなんだかんだ言って8ゴール?凄いね、もう少し速ければと言うのがあったのも事実だけど、そろそろオランダは卒業かなぁ? スペイン?イングランド?イタリアはなさそうだけど・・・・。

と言うことで他の所も気になるけど、とりあえず今日はここまでです。でも色々と他の動きも出てきているみたいで・・・・。今野がボローニャ?まあいいや、とりあえず今日はここまでです。

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April 11, 2005

もっと頭の良いチームに@J1 第4節 日曜開催分

・・・・・・・_| ̄|○

って感じでしょうか。暑く感じるぐらいの陽気と強い風の中で目をしょぼしょぼさせながら見ていたのですが、さすがにタイでの疲労は目に見えな形でむしばんでいて、それが最後の最後に来てしまったのかなぁと。とりあえずレポート。

J.League Division1 第4節 日曜開催分

Fマリノス 1-1 ヴィッセル@日産スタジアム
F.Marinos:34'安貞桓 Vissel:90'+2'河本裕之

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵、松田直樹、河合竜二、MF那須大亮、奥大介、田中隼磨、ドゥトラ、大橋正博(→46'清水範久)FW大島秀夫(→74'原信生)、安貞桓
楽天スタメン:GK掛川誠、DF河本裕之、北本久仁衛、ホージェル、MF丹羽竜平(→77'和多田充寿)菅原智、朴康造、三浦淳宏、藪田光教(→72'佐伯直哉)FW播戸竜二、三浦知良(→55'ホルヴィ)

序盤楽天の積極的な姿勢をもろに受けてしまい、マリノスが左サイド深く攻め込んだ後、播戸のミドルシュートから冷や冷やする立ち上がり、その後もヴィッセルのきついアプローチでボールを奪うと左サイドを中心とした小気味良いパス回しにかき回されてチャンスを生み出される。アツのクロスから播戸に飛び込まれて混戦となってあわやと言うシーンの後も、またも左サイドからアツのクロスが綺麗に大外でフリーとなったカズにドンピシャで合わされて哲也の正面だったものの鋭いシュートが飛んだりと、なにか落ち着かない。というのもそのアプローチのとまどってボールコントロールが大きくなったり、その勢いぶった押されたりと、なかなか前で受けきれない。それでもようやくサイドから攻撃のとっかかりを掴めたことでようやく良い形が出来はじめると、右サイドでは隼磨がアグレッシブに仕掛け、ドゥトラは変幻自在のポジショニングでイイポイントでチャンスを作ったりすると、中盤で横パスをインターセプトしたドゥトラがそのまま鋭いサイドチェンジを右サイドに走っていた安に通し、安が河本との1vs1で完璧に揺さぶり、そのまま中に切れ込みながらタイミングをずらしてシュート!コントロールされたシュートはバーに当たってゴールに吸い込まれ、今年リーグ戦初ゴールで先制します。この後も楽天の前の勢い以外のミスをうまく繋いでチャンスを作ったりする形で相手に脅威を与えると、冴えを見せていた隼磨が仕掛けて、5度目ぐらいのファウルを引っ張り合いの末、カードが出されるとボールを蹴ってしまいもう一枚カードを提示され、レッドとなってしまった(これに関しては厳しすぎる・・・、まあカードは違うプレーで出されるべきだったのかなぁと。合わせ技で一枚と言うことなんだろうけど)ちなみに遅れましたが、今日の主審は物議を醸し出したあのトリvsレッズを裁いた西村雄一(サッカーマガジンでは主審の採点3、今日はいくつつくのかな?)、きっと彼は私生活で何かあったのか本当にナーバスなジャッジが多かった。まあそこで数的優位を貰ったFマリノスですが、余り数的優位を活かすような形は作れず、そのまま前半を終えました。

後半、ペースを変えるため(ゲームを落ち着かせるため)大橋に変えてジローを投入。ジローは持ち前の運動量で前線から追い回して活性化させ、数的優位の生きるような形も段々出始める。しかしそれでも何かドタバタした感じが拭えず、追加点のチャンスもなかなか活かせない。カウンターからの攻撃のチャンスが何度かあったが、ラストボールやフィニッシュの精度を欠いてしまった。今日のゲームは非常にトランジッションが速いゲームだったので、段々疲労の影響も出て足が動かなくなると切り替えも遅くなり、後手を踏むようになる。逆に楽天はフレッシュな選手を入れて徐々に同点にするために前に出てきた勢いの前に押されはじめる。それでも何とか耐えていたが、ロスタイム右サイドで播戸に粘られたところを栗原のファールで良いところでFK。そこからホルヴィのキックは大外で待ち受けていた河本に対してマークを離してしまいヘッドを許し、哲也の反応もドゥトラのカバーを許さずに決まってしまう。同点。またもロスタイムの失点で勝ち点2を失う結果となった。

今日は楽天の非常に速い出足とアグレッシブな姿勢がよく見えた試合で、非常に相手の内容が良かった。玉際というかそういう部分では圧倒されていた部分があったし、何度もセットプレーなどでは危険な部分もあったし、サイドでも小気味良い突破を許してしまったりと辛い所があったのは間違いないところです。しかしそれでも一つのチャンスを決めきった部分、相手に退場者が出た部分を考えると望むべく最高の結果を得ることが出来たのかなぁと。ただ、その後もペースをコントロールせずイケイケとなってしまった部分もあって、試合自体がトランジッションゲームとなってしまい、余り数的に優位な状況を活かせなかったし、それどころか体力的にきつい状態の中できついゲームを自らに課してしまったこともあって、後半終盤のガス欠に繋がってしまった。もちろんコンディションが・・・・と言う部分もありますが、その前にチームとしての考え方の問題。状況を考えたら1-0でよかったし(もちろん追加点のチャンスを決めてたら・・・というのはあるけど、それは別問題)無理をする必要のない状況で前に出て行きリスクを冒す。もちろんそういう姿勢が必要なときもあるけれどリードしていて無理をする状況ではなかった。ファールに関しても言いたいこともあるけど、セーフティで良いわけで。まあそれでも最後にボールを回してどうにかしちゃえれば良かったんですけどね。正直今日はマリノスの良さでもあるゲームを殺しながらも壺を得た動きみたいなのがというのが出来なくて、楽天のペースに飲まれて雑な試合をしてしまったと思うので、サッカーの神様に今日は嫌われちゃったのから同点に追いつかれちゃったのかなぁと思います。

交代策にしても先を見据えてと言う部分がなきにしもあらずという感じですが、そのノブッキが前に出て行く仕事をやろうとしてしまったのは本当に不味かったかなと。あのときに必要だったのはきっちりとバイタルエリアを埋めて、ボールの出し手であったホルヴィを潰す事が必要だった。那須にしても河合にしてもそうだけど、やっぱり攻撃参加のリスクをもっと意識しなければならないし、時間・状況・タイミングというのをもう一度考える必要があるのかなと。ジローに関しては軽いプレーがあって失点の起点となってしまったけど、よく走って前だけで何とかしようと言う意図がある程度伝わっていたし、決定機を生み出すようなプレーがあっただけに悪くはなかったのかなぁと。まあ今日は一人一人の問題ではなくチーム全体の問題で勝ち点を落とした。それが全てだったのかなぁと。もっと頭の良いチームにならなきゃいけないし、勢いで勝つチームではないのだから。過密日程を言い訳にしていたら本当に進化はないと思う。体力的にはビハインドを元々負っている状態なのだから、方向性をきっちりと持って、ゲームの状況をもっとちゃんと理解し、その時々に必要な事をしていくことで、この日程の中で成績を積み上げていく事が必要なのだから。哲也はお疲れ様、よく頑張った。

まあ一番問題なのはマツがまた荒れる時期に入る兆候が見えたことかなぁと(苦笑)岡ちゃん、そろそろ退場しそうだよ、マツ。ひじうちの前にはイライラが頂点に達して蹴ろうとしてたし。播戸は嫌いなのかも・・・。まあそのイライラがオーバーラップをしたくなったり、中途半端なプレーをしはじめたり、プレーにイライラをぶつけてみたり、そして勝負所で集中を切らしてみたりと本当に怖いよ・・・。心理マネージメントはしっかりね。誰かが彼のイライラを抑えられると良いんだけど・・・。と言うことで選手評も早起き(いや、夜更かし)で書きました。よろしかったらどうぞ。

J1 第4節 採点&選手評(僕の読書+日常記録)

FC東京 1-0 ジュビロ@味スタ
FC:85'栗沢遼一

と言うことで今日はここまでです。もう主審に関しては嫌になっちゃうよね・・・・・。退場もそうだけど、全体的にひどかった・・・・。西村勘弁・・・。レッズの気持ちが今日は楽天にもマリにもよーくわかりました。

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April 10, 2005

安堵と悔恨(仮)@J1 第4節

お花見日和でしたね。まあそんな中でもJは絶賛営業中です。今日はFマリの試合がないので、いろんな試合をお花見の準備をしながら見ていたのですが、まあ不思議な試合が多いこと。ホントならJのレポートは明日にして、ジェフとエスパを中心にムービングサッカーを褒めようと思ってたのですが、肝心のエスパが負けちゃったのでやめます。両方勝ったらやろうかなぁと。まあとにかく注目の優勝候補同士の対決もあったし、その試合だけでもレポート(誤字脱字いつもよりひどいかも知れませんが、明日には修正しますので)

J.League Division1 第4節
レッズ 1-1 ガンバ@さいたまスタジアム「アクリルなしよ」
Reds:32'堀之内聖 Gamba:49'アラウージョ

レッズスタメン:GK都築龍太、DF内舘秀樹、坪井慶介、堀之内聖、MF酒井友之(→81'細貝萌)、鈴木啓太、平川忠亮(→81'岡野雅行)、アレックス、長谷部誠(→73'永井雄一郎)FW田中達也、エメルソン"戦犯"
ガンバスタメン:GK日野優、DF山口智、シジクレイ、実吉礼忠、MF橋本英郎(→74'松下年宏)遠藤保仁、二川孝広、家長昭博(→46'吉原宏太)、フェルナンジーニョ、FWアラウージョ、大黒将志(→74'宮本恒靖)

序盤、両チームとも自分たちの色を押し出してゲームの主導権を握りに行くが、ここでうまくゲームを進めたのはホームの大声援をバックにレッズでした。きつめのプレスでガンバのテクニカルな中盤に誤差を生じさせてミスを誘発させ、そこから速く前にと言う形で得意のトランジッションゲームに持ち込む。エメルソンが異常なまでに気合いが入っていて、非常に意欲的な姿勢がよく見える。しかし序盤輝いたのは田中達也でした。右サイドを中心に裏への意識が強く、ラインを突破しきれなくても持ち直して突破に掛かって決定機を呼び込むなど、対面の実吉をちんちんにして攻撃のポイントとなっていました。長谷部も非常に高いボールテクニックとキープで調子は良さそうに見えた。しかし、肝心のフィニッシュがどうも流れない。と言うより後一つの動きがなく、どうしても足元偏重のオフ・ザ・ボールの動きしかしないエメルソンがエゴイスティックに強引なドリブル&フィニッシュに持ち込むシーンが多かったため、なかなかゴールに近づかない。サイドにボールがあるときはいつもの鋭さを持って、ボールに絡んだり田中との意思疎通もあっているのですが、センターからの攻撃になると足元に貰いたがりすぎて、裏への抜ける意識が皆無で相手にうまく対応されてしまった事もあってゴールが獲れない。しかし、CKの流れから先制点が生まれる。アレックスのショートコーナーから角度を付けたクロスを入れると手前で家長が当てる、しかしこれがガンバのDF達の逆を突いてしまい、センターで反応した堀之内が苦しい体制からシュート、これがうまくタイミングを外してゴールに吸い込まれてレッズに待望の先制点が入ります。この後も長谷部が持ち出してカウンターなどのチャンスがあったモノの先ほどの理由からなかなか崩しきれず、ガンバも前掛かりなバランスだったこともあり、アタックエリアに入ったときは、多少ドリブルが多い印象はあったモノのリズミカルな攻撃でレッズを脅かしましたが、同点には出来ませんでした。そうそう、一つ面白いプレーがあったのですが、前半終盤の遠藤のダイビングヘッドが枠を逸れたシーン。二川がサイドで受けて持ち出してマークを外した大外のヤットに対してクロス、ここにフェルナンジーニョがヤットのマーカーであった平川の前に入り、「デコイ」となって平川の注意を引きつけると、完全にフリーになったヤットにクロスが合うという感じだったのですが、このときのフェルナンジーニョのシーンは狙ったのかな?狙ったのだとしたら相当レベルが高いというか目立たないけど素敵なアシストプレーだったのではないでしょうか。まあ決まらなかったけど面白い意識の引っ張り方でした。

で後半、前半あまりにバランスが崩れていた修正なのか、それともビハインドを負って寄り得点の可能性を上げるためか、左サイドの家長からトップの吉原にスイッチ。ただこれがはまったのかわからないが、この意識が同点弾に繋がる。中盤でボールを受けたアラウージョがマークを外したのを見逃さずにスルーパス、ペナ深く左に侵入したアラウージョに通り、カバーに来た坪井をキックフェイクでいなすと、右足を振り抜き同点弾。エメルソンだけでなく彼にもお子さんが生まれたらしくガンバのラインゆりかごパフォーマンスが見れた。同点になった事で両チームとも次の一点を取りに行く体制を作るが、前半とは違ってペースはガンバにありました。細かいパス交換により徐々に押し込み、大黒と吉原が裏を狙う動きを繰り返すことでラインを押し下げてバイタルにスペースを作り、そこをフェルナンジーニョやアラウージョが入ってくるといった形で攻め立てていました。対するレッズは特徴の変わったDFラインが中盤と協力しながら集中を切らさずにカバーにカバーを重ねる形で粘り強く対応し、ボールを奪ったら大きく広がる中盤のスペースを使ってカウンターを仕掛ける形でエメルソンや田中達也を走らせる感じで胸突き八丁の攻め合いが展開されました。しかし両チームとも仕掛けの部分で余り工夫を感じず、なかなか決定打が出ない。ガンバはフェルナンジーニョのドリブルはアクセントの域を超え、持ちすぎの観はあり、またそのためかラストパスのタイミングを逸して結局フィニッシュに繋がらずになかなか追い越すゴールが獲れない。レッズは先ほど書いた通りカウンターのチャンスでも裏という選択肢がなく足元で受けて強引な局面打開に終始して、決めきれない。少しずつエメルソンも反省したのか、強引に一人で取りに行くスタイルを改めて素晴らしいスルーパスで長谷部の決定機を演出し、セットプレーの流れからクロスボールを入れて堀之内のフリーでのヘッドを導き出すがそれでも決まらず、元に戻ってしまったりとなかなかスコアが動かない。そして終盤、ガンバも猛攻を仕掛けショートコーナーから前節の再現かと思われた山口のフリーのヘッドもポスト、その後遠藤が右ペナに侵入してDFもGKもすり抜けて後は押し込むだけのラストボールを流し込むが、フェルナンジーニョのどこにあったのかわからない形で押し込んだがバウンドしたボールはバーをかすめるように外れてしまい、ここで打ち止め。注目の試合はドローで終わりました。

両チームとも負けなくて良かった試合であり、勝てた試合を落としたとも取れる様な試合でしたね。レッズにとって勝てた試合の部分は前半のガンバのミスを誘発させるプレスからの何本もあったカウンターの機会をFWの間違った方向への意欲で逸して1点止まりになってしまったこと、そして負けなくて良かった試合の部分としてはガンバが後半かなり押し込まれていた中で新しい組み合わせのDF陣が何とか踏ん張って1失点に凌げた事(&萌がフェルナンジーニョをぶった押したプレーがPK出されなかった事)。そしてラストの決定機が決まらなかった幸運。正直もしエメがあれほど入れ込まずにラインの裏を取る動きをしてスピードを生かしていたら、きっと後二つは前半の内に獲れていたのかなぁと。田中達也ももっとそういう動きは必要だったのかなぁと。外に開きながら足元で受ける意識ではなく、斜めに切れ込んで揺さぶる動きなど、ボールのない動きというのがあれば・・・・と言う感じです。それこそ長谷部は非常に逞しくボールを運び、素敵なボールタッチでカウンターの起点として良い形で持ち出していたシーンの数を考えたら、あれを活かせなかったのはFW陣の責任はあるのかなぁと(まあ彼もエメからのスルーパスを決めきれなかった責任はあるにしても)エメは第一子が生まれて、かなりモチベーションが高かったと思うのですが、空回り。でもこのチームは甘い。何でエメルソンの強引なまでの1vs1を容認してしまうのか、そして球離れも遅いことをきつく言うシーンがほとんど見られなかった。出し手である長谷部が強く「裏抜ける動きしろよ!」とか言ってたらきっと変わってのかなぁと思うともったいなかったかなぁと。最近こういう傾向が強く見えるので、彼の良さが活きていない。もったいないかなぁと。レッズは攻撃力・得点力で勝つチームなだけにこのままでは不味いのかなぁと。ただ懸念された外人抜きのDFラインはよく我慢してたのかなぁと。もちろん1失点はしたけれど、もし今日の試合がいつもDFラインなら引き出されてもっとやられてた可能性はあったのかなぁと。前に出る強さが特徴のDFラインがフェルナンジーニョやアラウージョに引き出されていた可能性もあったのかなぁと。それが逆に坪井を中心に前に出るのではなく、カバーリングを主にやったことで大黒と吉原の裏の動きに下げてしまったモノのそれでも何とか我慢したのかなぁと。何よりも前線の至らない強引な攻めにも集中を切らさず我慢したことが今日の勝ち点1に繋がったのかなぁと。もちろんボランチを主にした中盤含めてよく頑張ったと思います。正直ブッフバルトの精神的なマネージメントはちょっと必要なのかなぁと。
でガンバの方、負けなくて良かったのはレッズの逆で前半は非常に悪かった事。相手のプレスがきつかったこともありますが、一つ一つのプレーが1タイミングずつ遅くどうしてもプレスの網に掛かって、しかも前掛かり過ぎて中盤に大きなスペースを与えてカウンターを喰らうという悪循環。パスコースが消えてしまうし良いことはなかった。もっとシンプルにやっていればというのはありました。もちろんアタックエリアに入ったときは全然OKだと思うのですよ。凄い上手でしたし、素敵なプレーもあったし、大黒もシュートはないと言っても動きでフェルナンジーニョとアラウージョにスペースを与えた事もあった。だからこそ中盤で手間を掛けすぎてのミスはもったいなかった。勝てた部分もレッズの逆ですが、終盤の猛攻で決めていればと言う部分。本当にうまいし、変化も付けれるし、今日はコンビが合わなかったですがコンビネーションプレーも巧み。ガンバのアクティビティ溢れる攻撃はチームとしての攻撃力は一番なのかも知れませんね。後は守備におけるリスクマネジメントなのかも知れませんね。難しいところですが・・・・。

まあ難しいゲームだったと思いますが、まだまだ上げている途中と言うことなのかも知れませんね。これからチームがどのように変わっていくのかが楽しみです。

ではその他の試合。
ジェフ 4-2 トリ@市原臨海
Jef:11'&39'マリオ・ハース 56'&86'p阿部勇樹 Trinita:2'ドド 5'OG
フロンターレ 1-0 ヴェルディ@等々力「旧川崎ダービー」
Frontale:70'アウグスト
アルビ 3-2 アルディージャ@ビッグスワン「劇場」
Albilex:19'エジミウソン 81'アンデルソン・リマ 90'ファビーニョ
Ardija:28クリスティアン 62トニーニョ
エスパ 1-2 レイソル@日本平
S-pulse:54'杉山浩太 Reysol:44'クレーベル 57'大野敏隆
サンフレ 0-1 鹿島@ビッグアーチ
Kashima:70'野沢拓也
セレッソ 1-0 グランパス@長居
Cerezo:19'森島寛晃

と言うことでめちゃくちゃ長いですが、明日もここにくっつけます。別にした方が見やすいなら別にしますが・・・・どっちがいいのかしら・・・。とりあえず明日が大事なので今日は別にってことです。ということで今日はここまでです。初勝利のチーム、おめです。

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レイアウト崩れてます?

何かちょっとレイアウトが崩れているというか、サイドバーの表示が記事の下にずれ込んでしまっているのですが、ご覧になってくれている皆様のPCではちゃんと表示されているでしょうか・・・?今まではちゃんと表示されていたのですが・・・・。

もしおかしかったらちょっと考えますので、気軽にコメント・メール(itaruru0612@hotmail.com)に送ってみて下さいませ。

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April 09, 2005

様々な状況とコンディション@J1 第4節 Preview

明日はJリーグの4節ですね。来週はミッドウィークにもJが挟まるので、ACL組以外も連戦となるわけですが、まだまだチーム構築段階のチームが多い中で、波に乗りきれないチーム、そしてスタートダッシュを掛けるチームと状況は様々ですが、今ある課題をどのように修正し、そして試合を表現するのかなどなどそういう視点で見るのも楽しいかも知れませんね。その中で贔屓するチームが勝って欲しいと言う気持ちは変わらないでしょうが。では早速プレビュ。

J1 Division1 第4節

4/10 15:00KickOff/Fマリノスvsヴィッセル@日産スタジアム
F.Marinos         Vissel
   大島  安          カズ  播戸
     大橋              藪田
ドゥトラ       隼磨   アツ       朴康造
    奥  那須         佐伯  菅原
 河合 松田 栗原   ホージェル 室井 北本
     榎哲              掛川

と言うことで3/13のFマリは楽天相手のホームゲームですが、相手云々よりも何よりもまずはかなり暑い所で試合をしてきただけに、コンディション的にどこまで戻せたのかというのが気になるところです。上野や遠藤、エースケ(は無理かも?キクマリの話じゃ)と言った遠征未参加の選手が回復していればスタメンで復帰というのもありえるのかなぁと。ただ個々で無理をしなければならないという程のゲームではないし、しっかり治して欲しいとも思うので、こう言うときこそA3の経験を出したいところですね。大ちゃんが結構消耗しているかも知れないし(元々暑さには弱いらしいし)、そういう部分では余り無理を強いてこの後の連戦で怪我やコンディション不良で使えないと言う状態にしないためにも、熊林や原には期待したいところです。ボンバに関してはちょっと見えないので、状況次第と言うことでしょうが、河合・栗原共に非常に頼もしい姿を見せているだけに、その辺は柔軟に対応して欲しいですね。相手云々の前に、まずは自分たちの状態を整えていくというのは過密スケジュールの宿命なだけに、なかなかきついところですがまずはきっちりと整えてほしいですね。一応Jの温情で日曜日開催ですし(ジュビロはこの辺ホームでも日曜日開催と優遇されてるけどまあいいや)
で相手の楽天はここまで勝ち点4と言う形ですが、ある程度しっくり来ている部分もあり、まだまだ整わない部分もありという状態でしょうか。ホルヴィの欠場が取りざたされているようですが、彼が出てくる出てこないでチームの趨勢が変わってきそうなだけに、その動向は気になるところです。基本的には去年と同じような形にアツが入ってきたことでやっぱり左翼飛行の傾向が強いと思いますが、その分朴が右サイドという3番目のボランチと言った感じで右を中心にカバーすると言ったような感じなだけに、左を活かそうという意識が感じられます。ただそれでもバイタルエリアではマーキングがルーズでアタックラインで激しく動き回られるとつききれずに自由にやられてしまうと言う部分が見受けられたりと、室井を中央に入れたDFラインとボランチの守り方という部分では定まっていないのかなぁと。ただ前節のFC東京戦では2失点したモノの両方ともセットプレーであり、それ以外はかなりやられて板の部分はあったモノの我慢出来ていると言うこと考えたら、少しずつ粘り強く整備されてきているのかも知れませんね(FCが決定力不足相変わらずというのも言えるのかも知れませんが)

ポイントとしてはやはり楽天のストロングポイントでもある左サイドに対して、右サイドのハユマが周りのカバーを得ながらどこまで奮闘できるのかと言うのがポイントになりそう。アツのテクニックとホルヴィの質の高いパス、そしてホージェルのオーバーラップと受け身になってしまうと辛いところなので、まずは守備からと言うのは変わらないにしても自慢の運動量でガンガン切り替えて相手を後手に回らせるような精力的な動きを期待したいところです。もちろん那須や大ちゃんのボランチと右CBに入るであろう栗原がポジショニング良くカバーしてハユマが動けるように整えて上げたいですね。まあその辺は非常にうまくいってると思うので、心配ないです。ここを制圧出来たら試合の流れとして有利にゲームを進めることは可能だと思うので、ハユマ劇場を期待!そして、相手のバイタルでの緩さを利用して、どんどん動いて攪乱してゴールをかっさらいたいところ。大橋・大島のラインは非常にコンビネーションも良いし、大橋も中でプレーする時間が増えているだけに彼が攻撃のリズムを動きで引っ張って欲しい。ドゥトラの中に切れ込むようなプレーも効果的だと思うし、後は舵取り役となる大ちゃんと那須のプレーが鍵になるでしょう。マリ的なポイントはやはりボランチと言うことです。だからこそここの選手セレクトは大きなウエイトを占めるだけに、岡ちゃんが頭を悩ませる部分かも知れませんね。
去年のセカンドは自滅で痛い思いをしているだけに、今回は自分たちの精神的成熟を見せつけて、きっちりと勝てると言うことを見せたいところです。まずは自分たちのこと、そしてそれが出来れば、きっと勝てると思います。
【J1:第4節 横浜FM vs 神戸 プレビュー】中3日での連戦が続く横浜FM。疲労感は残るものの、ACLで復活を見せた安貞桓の活躍に期待(J's Goal)

4/9 15:00KickOff/レッズvsガンバ@さいたまスタジアム2002

えーと、やっぱり去年の優勝戦線を賑わせた二つのチーム。もちろん今年は両チームとも優勝候補と言うことで、その直接対決と言うことで注目度は高いのかなぁと。話題となったこういう事もあるし、もちろんガンバとしては去年一番の勝負所で逆に返り討ちにされただけに、モチベーションも高いでしょう。しかし、開幕からなかなか勝てず重い雰囲気のレッズを更なる苦境に襲われてます。個の強さで守備を何とかしてきたレッズに置いて、レギュラーであるネネ・アルパイが両名とも出場停止、トゥーリオがどうかわからないですが、彼も多分出場不能と言うことを考えたら、坪井・堀之内・内舘の純国産3バックで望むことになりそうですが、はっきり言って坪井の状態が戻っていない、今までが個で何とかしていたと言う部分があるだけに不安は大きいと思う。鈴木啓太がスタメンに戻ってくると言うことで豊富な運動量によるスペースカバーと危機察知による中盤の守備力は上がりそうですが、酒井とのコンビがどれだけガンバのアクティビティ溢れるアタック陣に対してフィルターとなって勢いを削ぐことが出来るかがポイントになるのかなと。ここでボールを獲れれば、トップ下に入るであろう長谷部を経由してイイボールが前に届けるシンプルな攻撃は可能だと思うので、どれだけ我慢して失点を防ぐか、レッズにとっては非常に苦しい戦いになりそうです。でも考えたら久しぶりかも知れませんね、彼らが有利ではないと思われる様な試合は。でそのガンバですが、前節にエース大黒がお目覚めの2ゴール、劇的な形での(自作自演だけど)決勝点と波に乗れそうな勝ちをしただけに、ライバルと見られるレッズを叩いて本格的な上昇気流に乗りたいところです。ある程度フェルナンジーニョ、アラウージョ、大黒のトライアングルがある程度うまく回り、ヤットもコンディションが上がってきて存在感を示し始めただけに、攻撃としては万全なのかも知れませんね。家長の台頭により二川がベンチに追いやられるほどだし、後はレッズのボランチラインを突破して、良さを出せれば自ずと勝ちは近づきそうな気配はあるのかなぁと。

ただガンバは前節を見ても守備は相変わらず安定していないだけに(というより去年からの課題だったカウンター対策は解決しておらず大宮戦でも痛い目にあった)、よりカウンターに特化してくるレッズは、相変わらず大きな脅威となるのかなぁと。スーパーエース、エメにお子さんが生まれたようで(おめ!しかも4000gOverの大物)こういう時に頑張るのがブラジル人なだけに、何かそろそろという感じがしなくもないです。ゆりかごパワーは侮れないですし(笑)しかも田中達也がトップフォームを取り戻せない中で永井が戻ってくるだけに脅威となるのかなぁと。とにかくどちらにとっても胸突き八丁の試合になるのかなぁと。特にガンバがペースを握ったときに決めきれないような展開になると状況的にも雰囲気的にも重いレッズが必殺のエメルソンとか必殺の永井で一発と言う展開は予想しやすいだけに、凄いハラハラするような試合を見せてくれそうなのかなぁと。今後の趨勢を握る可能性もあるし、ここで負けちゃうと一気にズルズル尾を引く可能性もあるだけに、ここは序盤とはいえ負けられない試合となるのではないでしょうか。
【J1:第4節 浦和 vs G大阪 プレビュー】DF陣を大きく変えて戦う浦和。多彩なG大阪の攻撃陣をどう防ぐかに注目。(J's Goal)

その他の試合
4/9 15:00KickOff/ジェフvsトリ@市原臨海
4/9 15:00KickOff/エスパvsレイソル@日本平
4/9 15:00KickOff/サンフレvs鹿島@ビッグアーチ
4/9 16:00KickOff/アルビvsアルディージャ@ビッグスワン
4/9 16:00KickOff/セレッソvsグラ@長居
4/9 19:00KickOff/フロンターレvs読売@等々力「旧川崎デルビー」
4/10 14:00KickOff/FC東京vsジュビロ@味スタ「怨念」

と言うことで後はやっぱり下二つですよね。復讐の匂いが漂うこのカードですが、ナオ頑張っちゃうでしょうね!頑張れナオ!首取ったれ!後は「旧川崎」ダービー、ナビ杯でのスパイスが利いてきたらより面白いことになるのかなぁと。ふろん太はペースを取りに行くのは変わらないにしても、うまくコントロールしたいという課題はあるだろうし、ヴェルディは逆に最初から前に出るというのもあり得るかも。まだ4節というのはあるにしても、この陽気の中で様々な思惑が絡みあう試合を楽しみたいですね。と言う頃で今日はここまでです。

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April 08, 2005

The quiet beginning@UCL Q.Final 1stLeg

どの試合にしても様々なテーマがちりばめられていたと思うのですが、その中で2日目の結果だけが残念でなりません・・・・。もちろん何が起こるかわかりません、でも難しいタスクなってしまったことに間違いはないわけで・・・・・。ある意味ではもうこの1stLegで勝負は決まってしまった?まあいいや、早速レポートです。周辺環境は端折りますので、気になる方はプレビューご覧になって下さいませ。

UEFA ChampionsLeague 2005 Q.Final 1stLeg
Apr 5/Liverpool 2-1 Juventus @ An Field
Liverpool:10'Hyypia 25'LuisGarcia Juventus:63'Cannavaro

リバポスタメン:GKカーソン、DFフィナン、キャラガー、ヒーピア、トラオレ、MFビスチャン、ジェラード、ルイス・ガルシア、リーセ、FWバロシュ(→66'ヌニェス)、ル・タレック(→73'スミチェル)
ユーヴェスタメン:GKブッフォン、DFザンブロッタ、テュラム、カンナバーロ、ゼビナ(→81'モンテーロ)、MFブラージ(→46'ペソット)、エメルソン、カモラネージ、ネドベド、FWイブラヒモビッチ、デル・ピエーロ(→61'トレゼゲ)

リバポはデュデクの不調もあり、若手のスコット・カーソンをスタメンに、キューウェルとハマンが怪我で出場不能、ベンチ入りするかと思われたシャビ・アロンソもいなかったわけですが、アンフィールドの積極的なサポートの元、キックオフから積極的に前に出る姿勢を見せ、そんなリバポに面を喰らったのかエメルソンが足を滑らせてしまい、いきなりシュートピンチを迎える。後々考えたらこのプレーが「プレミアなリズム」で進んでしまった原因だったのかも。リバポはボールを獲ったらどんどん前に出て、ルイス・ガルシアが自由に動いて前線まで顔を出し、FWのル・タレックやバロシュも逃げたり飛びだしたりとユーヴェのDFがなかなか捕まえきれない。ユーヴェとしては何とか型を揃えて迎え撃ちたいのだが、それを許さないスピードと勢い、本当にルーズなディフェンスに終始してしまった。そんな中特に恐慌状態だったのがテュラム。あれだけの経験を持ったテュラムがああなってしまったのは残念だが、気負いすぎのアプローチは完全に空転し、1vs1の対応も甘く軽率で、後ろにスペースを空けてはそこを突かれるというDFのバランスを崩す存在となってしまった。DFでドタバタする事は攻撃陣にも伝染したのか、コンビネーションミスが連発。パスのアングルがずれてインターセプトを喰らったりと、攻撃らしい形がなかなか作れない。ここまでドタバタさせてしまうリバプールの伝統にはまってしまった。
そして10分、失点はセットプレーから。身長の差を心配していたのですが、そのような単純な形ではありませんでした。ジェラードの鋭いキックがニアに切れ込んだルイス・ガルシアのバックヘッドを経由し、大外でフリーとなったヒーピアがボレーで叩いてブッフォンを抜き、あっさりと先制点を献上。プレミアなリズムにはまったユーヴェは対抗するような状況ではありませんでした。少しずつ落ち着きは取り戻し始めたモノの、それでも中盤のマーキング含めて捕まえきれずに走り込まれてしまい、勢いをまともに受けてしまうDF陣にはその安定は見込めない。基本的な問題として縦の関係で引き気味のル・タレックを誰が見るのか、自由にポジションを変えどんどん飛び込んでくるルイス・ガルシアを誰が見るのかという部分でほとんど整理された部分がなく、本当にバイタルエリアでのDFが全く機能しない状態。ブラージにしてもエメルソンにしても人を掴める所か、どこを見て良いのかわからない状態。これでは安定したユーヴェのリズムに持ち込むことが出来なかったのも道理か。そして25分、左サイドを起点に作られるとバイタルに走り込んできたルイス・ガルシアがダイレクトでビューティフルなボレーを叩き込まれてしまう。ここもアプローチが甘いにしてもどうにもならないゴールでした。さて、これでようやく目が覚めたのかユーヴェも少しずつ攻撃のリズムは掴め始めます。ズラタンのダイレクトポストからネドベドが飛び込むような形が出来はじめ、良い形も出来はじめます。しかし、ズラタンがペナ付近で受けて反転して狙ったシュートは枠に嫌われ、そのリフレクションを詰めたネドベドのシュートも枠には飛ばない。その後にはネドベドとデル・ピエーロの綺麗なパス交換からDFラインを突破し、デル・ピエーロが得意なエリアから1vs1のシーンを迎えるが、カーソンのファインセーブに阻まれ、ゴールが遠い。右サイドからのロングフィードに反応したデル・ピエーロのヘッドはゴールに吸い込まれるが、微妙な判定ながらオフサイドを獲られ、結局2-0のまま折り返すことになった。
後半、カペッロはジェラードを見ていながら全く効いていなかったブラージを諦めてペソットを中盤に入れて活性化を促す。リバポもペースが落ちて、ラインがずるずる下がり始めて前後が分断し、前半のようなフレキシブルな形が出てこない。ザンブロッタも前半に比べてある程度上がれるようになり、CKの流れからそのザンブロッタのクロスをファーでカンナバーロがどんぴしゃのヘッド、カーソンは触れるモノの今回ははじき出すことが出来ずそのままゴールに吸い込まれ貴重な貴重なアウェイゴールがユーヴェに転がり込んだ。この後も選手交代しながら、ゴールには迫るモノのトレゼゲは決定機に顔を出すことは出来ず、今日の出来は褒められたモノではなく、ゼビナが怪我をして切り札サラジェタも投入出来ないこともあって、同点ゴールまでは結びつかなかった。結局2-1でリバポがホームで最低限の結果を得た。

まあこのゲームの鍵は「プレミア」のチームと「セリエ」のチームが対戦するときに、良くあるリズムの奪い合いでした。個人的に頭にあったのは決勝トーナメント1回戦のマンU-ミランの試合。ミランはマンUが持つ「プレミア」のリズムを出させず、自分たちのペースでゲームをコントロールして「セリエ」のリズムでゲームを進めた。マンUも色々と何とかしようとしていたモノの、ミランのリズムの中で手の内で転がされるようだった。そういうゲームをユーヴェが出来ていたら、もう少しどうにかなったのかなぁと思いましたが、エメルソンの足を取られたようなプレーによってリバポの勢いに飲まれて、ゲームのリズムはものすごい速いトランジッションを伴う「プレミア」なリズムになってしまった。そのリズムには不慣れなユーヴェはなかなかそのリズムに身を合わせることが出来ずに、ミスが多発。そしてDF陣は完全に落ち着きをなくして、スペースを消すような守り方が出来ずに、組織としてうまく守れなかった。逆にリバプールはそういうリズムになれているし、その勢いこそ自分たちの最強のストロングポイントでもあるわけで、良い形での攻撃が出来ていたことを考えたら、序盤の勢いがチームにリズムを持ってきて主導権を持ってユーヴェを「プレミア」のリズムに引き込んだというのが非常に大きかったのかなと。

ただこのゲームは落としたモノの最高の負けだったのかなぁと。ユーヴェとしては非常に大きなアウェイゴールが転がり込んできた。はっきり言って後半は抜きにしても、こういうゲームで前半にリズムを明け渡して、イイゲームとは言えなかったけど、トリノに戻り、イタリアの空気で自分たちのゲームが出来れば「1-0」はお手の物だと思う。後半はああいう流れの中でもユーヴェ自体はある程度うまく回っていたし、後はフィニッシャーであるトレゼゲの調子が戻れば希望は繋がるのかなと。アレックスに関しては最近ビッグゲームで結果が残らないのが辛いところだが、非常に良い動きはあったし後はその回数と決定力。この試合に関してはトレゼゲよりもイイ動きは出来ていただけに、次こそ!ですね。カペッロはDFの整備に関してどう考えるのかが非常に気になるところです。
リバポにとってはまあ悪い結果ではないですが、ただこのチームが失点を抑えてゲームを殺すと言うこと自体は余り期待出来ないだけに、今日のようにユーヴェを自分たちのペースに引き込んで前に出ることが求められるのかも知れませんね。シャビ・アロンソ、キューウェルなど負傷者が戻ってきて、ジェラードの質の高いロングパスをより活かせるような形が出来れば、トリノでも期待は持てると思うが・・・・。ただ、次戦はもっと激しくなると思うだけに非常に楽しみ。

Apr 6/Chelsea 4-2 Bayern Muchen @ Stanford Bridge
Chelsea:4'J.Cole 60'&70'Lampard 81'Drogba
Bayern:52'Shweinsteiger 90'+3'pBallck

チェルシースタメン:GKツェフ、DFグレン・ジョンソン(→65'フート)、リカルド・カルバーリョ、テリー、ギャラス、MFマケレレ、ランパード、ダフ、ジョー・コール(→82'ティアゴ)、FWドログバ(→90'フォルセル)、グジョンセン
バイエルンスタメン:GKカーン、DFサニョル、ルッシオ、ロベルト・コバチ、リザラズ、MFフリングス、ハーグリーブス、ゼ・ロベルト(→73'ショル)、バラック、FWゲレーロ、サリハミジッチ(→46'シュバインシュタイガー)

えーと、もう一流ヒールのような振る舞いを見せるチェルシーですが、この試合でジョゼ・モウリーニョが立てた策は、相手にアタッキング・サードに入るまではボールをある程度持たせて、入ってきたら2層のラインで相手にきついプレスを掛けてボール奪取、そして取ったら素早く前にと言う形が見て取れました。そのせいでバイエルンはバイタルエリアでイイ形を作れることが少なく、チェルシーのゲームプランにコントロールされてしまった。そしていきなりの先制点、ロングボールを縦に入れるとコバチがはね返すが、そのリフレクションがダフの元へ、ダフがダイレクトで走り込んでくるジョー・コールへ、シュートはルッシオに当たりカーンの逆を突く力無いボールが吸い込まれ思わぬ形でゴールが転がり込む。カーンにしてみたら本当にアンラッキーな形でしたが、ダフのお膳立てとコールの思い切りが呼んだゴールなのは間違いないでしょう。本当に才能ブレイクの兆し(イングランドにとってはこれ以上ない天才左サイドとなりそうでむかつく)これで、より慎重なゲーム運びを選択出来るようになったチェルシーは先ほどのプランで粛々とゲームを進める、多少グレン・ジョンソンが八百長ばりのクリアミスをして大ピンチになったり(クロスを胸でクリアしようとしたらコントロールしたかのようにゼ・ロベルトの目の前に!これを狙われるが枠を逸れた)リカルド・カルバーリョの軽率なファールからペナルティアーク付近での危険な位置でのFKを与えたりとしていたモノの(このチャンスにハーグリーブスが狙うがわずかにバーを超える)ほぼ完璧にゲレーロ・サリハミジッチの連携を許さずに封殺。バイエルンも守備に関しては裏を狙われている恐怖感からかDFラインが低く、多少スペースを使われるなど危険なシーンもあったが、カーンを中心としたDF陣が何とか凌いで、このまま前半を終える。
後半、サリハミジッチに変えてシュバインシュタイガーを入れて何とか相手のDFを崩そうとするバイエルン、この交代策が当たる。いきなりカウンターのピンチに脅かされるが、何とか難を逃れると、FKからバラックのキックを何とか当てたモノのクリアしきれず、そのこぼれをゼ・ロベルト、そしてシュバインシュタイガーと連続してシュートに繋がり、押し込まれてしまった。これで1-1。一転してバイエルンが優位とも言えるスコアになった。しかしこれで火のついたチェルシーは攻勢を掛け、そしてすぐ結果に繋げた。右サイドから入ってきたロングフィードをドログバがランパードの前に落としてランパードが強烈なシュートを叩き込む、カーンにはノーチャンス。その後も決定機を作り出すチェルシーはドログバがコバチを寄せ付けない強さで起点となったことが大きかった。そして今度はCKの流れから左に流れたマケレレからのまたもランパードがクロスを胸トラから鮮やかにそしてテクニカルにボレーでカーンを抜き、これで勝負は決まった。この後ドログバ、バラックが一点ずつ返すモノの勝負の趨勢を変えるモノではなく、4-2でチェルシーが初戦を飾った。

バイエルンは本当にランパードさえいなければ・・・・と思うでしょうね。一度ははまり掛けていたチェルシーのゲームプランに対して、ラッキーな形であれ交代策が当たって同点にして、「さあこれから!」と言うところでのスーパーゴールだから泣くに泣けないでしょう。ただあれを何とかしろと言うのが無理なわけで、一つもボールの取り所がなかったのだから本当にバイエルンにとってはノーチャンス。どこか一つをつぶせればもう少し何とかなったのかなぁと思わなくもないですが、コバチ・ルッシオのCBコンビはドログバに対抗出来ず(マガトはこれに関して文句言ってたね、もう少しナーバスな審判なら確かにとも思うけど、取らない方がゲームの流れ的にはあってたと思う。単にドログバが強くて吹っ飛ばされてるようなもんだし)ランパードを掴まなければならなかった中盤が彼のアクティビティについていけないのだから、失点も妥当。取られるべくして取られたと言うことなのでしょう。カーンが比較的調子は良く(4失点で調子イイとは言わないだろうけど)、さすがと言った反応を見せていただけにもう少し粘り強く対応していけば・・・。まあ結果論ですけどね。

チェルシーとしては最後のPKは別にして、ミスさえなければほぼ完璧なDFでバイエルンにバイタルエリアでプレーをさせなかったというのがこのゲームを取れた遠因なのかなぁと。マケレレの危機察知とランパードやグジョンセンの献身的な運動量がバイタルエリアを消す事を可能にしたし、バイエルンもそこで身体を張れる選手が若いゲレーロでは攻撃に置いてとっかかりを掴めなかったのも道理かも知れない。ゲレーロは、この舞台ではブンデスでやっているようなプレーはさせてもらえなかった。ドリブルも得点感覚も身体能力もあるから、もしかしての期待はあったけど、チェルシーのDFは強いだけじゃないし、組織もしっかりと整備されていて隙を見せなかったからね。シュバインシュタイガーもアクセントとなったけど、これもほとんど仕事は出来なかったし、マカーイとピサーロの不在は限りなく大きかった。

正直ランパードの3点目のゴールの後は記憶があやふやなのですが、それでも最後に3点差が2点差になろうと、アウェーゴールが二つあろうと、今のチェルシーが次戦ミュンヘンでも2点差付けられて負ける姿が創造つかないと言うのが本音です。もちろんデミチェリスが戻ってきてドログバをガツガツプレーで何とか抑えて、マカーイが戻ってエースとして働けば可能性がないわけではないと思いますが、それでもこのアドバンテージで彼らは次戦にリスクを犯すことを必要としないわけで。マガトはこのままでは終われないだろうし、何か特別な策を練ってくるだろうか・・・。モウリーニョ不在が影響するような展開に持って行きたいところ。それこそ先制点がものすごい大事になると思う。ただ何度も言うようだけど望みは限りなく薄い。

Apr 6/AC Milan 2-0 Inter@ Stadio Giuseppe Meazza
Milan:46'+1'Stam 74'Shevchenko

インテルはミランに勝てない。もう間違いないと思えるぐらい相性が悪すぎる。ミランは本当に安定しているし、逞しいし、そして何よりも勝ちを焦らないでゲームをコントロールする。逆にインテルは不安定で、勝ちを焦って勝負所でも集中力には非常にムラがある。チームとして真逆な方向性を感じるけど、勝利に近い位置にいるのはミランなのだと改めて思った。リズムはアウェーゴールを取ろうと積極的な姿勢を示したインテルだけど、可能性を感じたのはミハミハやヴェロンのFKなどセットプレーぐらいで、対するミランは我慢しながらも勝負所でのセットプレーでピルロの同じような位置からのFKから二つのヘッド。インテルのマークが緩かったとも言えなくはないけど、そういうポイントで集中力を発揮出来るミランとそこで集中がぶつっと切れるインテル、この違いは思いの外大きいし、現状の熟成度の差となって表れたような試合でした。
まあ言うまでもなくミランが圧倒的有利。最近負けてないミラノ・ダービー云々ではなく、二つのアドバンテージを純粋に持ってるだけに、後は来週もう一個のゴールを取ればそれでセミファイナル進出は決まるでしょう。もちろんインテルの個の力を考えて、アドリアーノとかレコバとかヴィエリ(本物)が沢山のボールタッチをして、消耗戦的に相手を屈服させれば決して2点差も無理じゃないとは思うけど・・・・。正直今のミランが崩れる要素は非常に少ない。ガットゥーゾが出場停止で、ミランも余裕とまでは言えないけど彼らは痛い目を一度見ているので、もう同じ間違いはしないと思うし、仕事人アンブロジーニが差し違えてもヴェロンを潰しに行くでしょう。ましてやこの試合は「ダービー」に変わりはなく、心の隙を作るカードじゃない。インテルは本当にアタッカーを並べてみるとかピルロに対してダーヴィッツをマンマークに付けてボールの流れを止めるとか何か奇抜なことをしてでもミランを混乱させて何かを起こせる土壌を作りたい。ぶれてくれば結構可能性は出てくるかも知れないし。現状のまま試合に臨んでも正直非常に薄い。インテル頑張れ。このままで終わったら本当にこの先ミラノ・ダービーで勝てなくなっちゃうぞ。何かを起こせ。
*昨日書いたプレビューでスタンコビッチが出場停止と書きましたが間違えました。すいません_| ̄|○

Apr 5/Olympique Lyon 1-1 PSV @ Stad Gerland
Lyon:10'Malouda PSV:79'Cocu

自滅と言っても良いけど、本当に1点目はブラインドになってゴメスのミスも重なっただけに、それを活かせなかったのは痛すぎる。エシアン、ゴヴ、一つでも決まってたら、確実にリヨンは準決勝に進める大きな一歩になったはず。今大会で初めてナイーブな姿を見せたのかなぁと。前半の勢いは本当に素晴らしかったし、ホームらしい試合だったと思いますが結果だけが足りなかった。ましてやヴィルトールが様々なポイントに動いてPSVを確実に混乱に陥れていただけに、中のスペースにエシアンやゴヴと言った選手がビッグチャンスを掴む素養は整っていた。まあそれがサッカーと言えばサッカーなのですが、良く耐えたから思わぬ神の祝福がPSVに舞い降りたのも道理。コクのオーバーラップからパク・チソンを経由してのゴールは本当に不思議だったけど、ブラインド?タイミング?でも本当に貴重なゴールとなりました。しかし、本当にポール・ル・グエンはどうして動かなかったのか。単に難しい流れの中でフリーズしてしまったとしたら残念だけど、展開を見ていてヴィルトールを捕まえきれない状態である程度流動的なアタッキングフットボールはうまくいっていたとはいえ、ゴールの獲れないもどかしい状態で段々ペースが落ちてきた状態で起爆剤は必要だったんじゃないのかなぁと思ってしまう。P.A.フローとかニウマールのような勝負強さを見せていたアタッカー達が入ったらもしかして・・・・と思わなくもない。ましてやゴヴやエシアンには運がなかっただけに。
ともかくこれでPSVとしてはゲームの展開を見たら最高の形でアイントホーフェンに帰るわけだけど、もちろん難しい試合になるのは間違いない。リヨンはホームだとかアウェイで戦い方を変えるチームじゃないし、本当のぶつかり合いは2ndLegになりそう。ただ、確実にPSVには自信となる戦いだったし、彼らのコクを中心にしたプレスと変幻自在のサイドアタックは相手が出てくれば出てくるほど、可能性は広がる。リヨンは次こそPSVを破壊するような勢いを仕掛けるのは間違いないし、楽しみ!

と言うことでめちゃくちゃ長いですが、もう残り9試合なんだなぁと思うと力も入っちゃいます。来週には結果が出るわけですが、もったいないと感じてしまったりしちゃうぐらいもったいないです。しかし、どうなるのかな?それこそ、巧みなチームが前に出てくるのかなぁと思わなくもないです。それくらいそういうゲームコントロールだったり、状況による戦術運用などが前に出る1stLegだったと思います。特にミランやチェルシーやPSVにはそういうモノを感じたし、それが出来なかったユーヴェは悪くはないモノの試合を落とした。難しい部分ですけどね。とにかくココ出来たシナリオがどう転がるのか、ただ静かな序章だったのかなと。結果は来週。うーん、ぞくぞくしちゃいます。と言うことで今日はここまでです。

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April 06, 2005

苦しくても前への一歩@ACL GroupLeague Day-3

苦しいアウェイ、それでも勝つ!それが大事!首位通過のみ勝ち抜けの超サバイバルグループリーグ!ということでFマリノスがやってくれましたよ。何か色々あったみたいですが、とにかく後は無事に帰ってきて。

AFC Champions League 2005
GroupF BEC TeroSasana 1-2 Yokohama F.Marinos@Tupatemee Stadium/Bangkok
TeroSasana:66'P.Kongprarhun F.Marinos:24'&40'Ahn Jung-Hwan

F.Marinos Official/ACL Official

とにかくお疲れ様!本当に良く戦って勝ち点3もぎ取ってくれました!安様2ゴールで大復活祭!アルビ戦での試運転も効果抜群と言ったところかも。山崎が足首か何かを負傷した模様で途中出場途中交代と心配だけど、無事に帰ってきて。酷暑の中での厳しい試合、それでも一歩前進。本当に良かった・・・・。それにしても最後の数分は見れないだけに緊張しちゃったよ。

とにかく家に帰るまでが遠足(違)、無事に帰ってきてください。そして現地まで行った逞しい方々超お疲れ様でした。日本で念を送りながらハラハラしてた方々ももちろんお疲れ様でした。

GroupG PSM Makassar 0-1 Shandong@Matoagin Stadium/Makassar

AFC Official

マッカサル頑張ってたけど、83分に失点、残念。これで折り返しだけど山東が勝ち点9(得失点+3)、Fマリは勝ち点6(+2)。でもこのまま勝ち続けてリベンジのアウェイの山東戦を2点差で勝てばいいと言うことに変わりはないです。しかし、余り点差が付かないだけに、そんなに力の差はないと考えたらバンコク辺りで落としてくれないかな・・・。

GroupE Jubilo Iwata 0-1 SuwonSamsong BlueWings @Yamaha Stadium/Shizuoka
Suwon:30'Nadoson

Jubilo Official/AFC Official

決定機出来なかったそうな、まあ相手が悪いよね、強いもん水原。でもほぼ虐殺ムードの中を1失点に凌いだだけでも・・・、でも勝たないと意味ないからなぁ。これで自力でのグループリーグ突破が消滅。ジュビロが水原を蹴落としてくれたら良いなぁと思ってたけど、今の状態じゃきついのはわかってたことだし、しょうがない。ナビスコのシードをもらえただけでもよかったんじゃない?

そろそろ監督の首が寒くなる頃かな?(ニヤニヤ)とにかくお疲れ様でした。

と言うことでACLも厳しいですね。でもまだまだ何にも終わっちゃいないですから。ここからがプレッシャーも掛かるし、本当のアジアとなるし。と言うことで今日はここまでです。

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A game more than the disgusting history@UCL Q.Final 1stLeg Preview

今日はUCLの準々決勝ですね。ここからは何を置いてもこっちにプライオリティを置かざるを得ない事になってくる各チームに置いて、様々な要素が絡み合う訳ですが、そうなるとリーグに余り力を入れなくてもOKなチームが有利となるのかなとか色々と思いを馳せるわけですが、試合はしてみないとわからないですからね。きっとどのゲームも面白くなること請け合いですし、テーマも色々転がっているので早速。

UEFA Champions League Quarter Final 1stLeg
Apr 5/Liverpool vs Juventus
   Olympique Lyon vs PSV
Apr 6/Inter vs ACMilan
   Chelsea vs Bayern Muchen

と言うことでやっぱりメインマッチは明日のミラノ・デルビー@ヨーロッパになると思いますが、それでもここまで残ってきたチームの実力、そして歴史的な問題等も絡んで、注目度はスターチームが消えてもなお高いモノになっているのかなと感じています。まあバルサがいないのはやはり残念ですけど、チェルスキーは話題を振りまいて盛り上げてくれますしね。ではさっさと。

Apr 5/Liverpool vs Juventus @ AnField
Liverpool          Juventus
     Baros        Ibrahimobic DelPiero
Kewell L.Garcia Nunes  Nedved    Camoranesi
  Gerrard Biscan        Brasi Emerson
Riise        Finnan Zambrotta      Zebina
  Hyypia Carragher    Cannavaro Thuram
     Dudek             Buffon

と言うことでヘイゼルの悲劇以来というこの対戦、しかし過去を気にせずイイゲームにして貰いたいモノです。と言うよりもう色々言ってもしょうがないというかあんまり知らないし。そういう暗い過去さえも吹っ飛ばすようなゲームにしてもらいですね。素晴らしいアンフィールドで。
でリバプールは相変わらずアタッカーの負傷者は戻ってこない訳で、もちろんモリエンテスも出られません。その中でプレミアでは色々と苦しんでいますが、それでもベニテスのメソッドもようやく浸透し始めて結果が出始めているだけに、この大切な1試合においてどのようなゲームプランを組むのか楽しみなところです。シャビ・アロンソがもしかしたらベンチにはいるかも(ハマンのいない状態ならもしかしてスタメンも・・・?)という中で、やはりキーとなるのはキャプテンであり大黒柱のジェラードでしょう。彼の攻撃力で固く巧みなユーヴェディフェンスをこじ開けてホームで勝ち点を確保したいところです。またユーヴェのディフェンスはサイズ的には余り大きくないだけに、彼の鋭いキックから中にいるヒーピアやキャラガーなどの選手に合わせてゴールを生み出したいです。守備は相変わらずでモリエンテスと同じように冬のマーケットで獲ってきたベニテスの信頼熱いペジェグリーノも出れないわけで。その中でユーヴェの壺を突いてくる様なアタックに対して集中力を維持出来るのかが鍵になるのかなと。
アウェイに乗り込むユーヴェは、何よりの朗報はチームのメインエンジンパヴェル・ネドベドが復帰予定なこと。カモラネージが非常に好調を維持しているだけに、これでボールの周りやチームのダイナミズムが高まれば、相手をユーヴェスタイルにはめ込むことは可能ではないのかなと。トレゼゲが多少代表ウィークで不調を囲っている部分もあるしイスラエル戦の怪我もあるので、その中でここまで核として働いてきたズラタンがここでも屈強なDFに対してどこまで相手の隙を作り出せるかというのが相変わらずポイントなのは変わりませんが、それでも飛び込んでくる選手がまた一人、しかも一番怖い選手が復帰したことで怖さは増すだけにこういうコンビネーションでアウェーゴールを獲りたいところです。DFにおいてはこちらもどんどんペナルティエリアに勢いを持って飛び込んでくる選手に対してどのように対応し、ラインが下げられる中で飛んでくるロケット砲もケアしなければならないだけに、どれだけ水際の守備で防げるのか、我慢出来なければゲームプランも何もないので。代表から帰ってきた選手達が疲労しているかなぁと思いますが、思いがけない休暇が舞い込んできただけに、この休暇を活かして欲しいところ。フィジカルフィットネスに不安を余り感じないユーヴェは久しぶりですし、ちょっとその辺は期待です。
やっぱりチームのリズムというかペースが真逆のチームなので、リバプールの勢いに任せるような早いリズムが反映されるとユーヴェは苦しいだろうし、逆にユーヴェのリズムをコントロールしていくゆったりとしたリズムが出れば、リバポは掴めないまま終わってしまう可能性もある。それだけにジェラードとネドベドというチームのエースMFを中心とした主導権の引っ張り合いが鍵になるのかなと。とにかく熱い試合になって欲しいですね。そして叶うのならユーヴェがアウェーゴールを持ってトリノに帰れるといいなと(笑)

Apr 5/Olympique Lyon vs PSV @ Stad Gerland
Lyon            PSV
    Wiltord           Vennegool
Govou     Malouda Beasley     Park.C.S
  Juninho Essian    V.Bommel Vogel
     Diarra            Cocu
Berthod     Diatta  Lee.Y.P      Ooijer
  Cacapa Cris        Bouma Alex
     Coupet           Gomez

さて、玄人心をくすぐるアタッキングフットボール対決。イイゲームを見たいならこちらを選択した方が懸命なのかなと。もちろん彼らがどちらもイイチームというのもあるし、監督(リヨン:ポール・ル・グエン、PSV:フース・ヒディング)の能力が高いというのもあるけど、何よりも前に出ることにチームのアイデンティティが表れているからです。ただアタッカーの素晴らしい攻撃力とジュニーニョ・ベルナンブカーノのゲームメイクがうまく絡み合う爆発力ならリヨンであり、ロジックの質の高さとゲームコントロールに重きを置きながらゲームを進めるPSV。そうなると、PSVの非常にオーガナイズされた中盤ディフェンスが相手を封じ込めるか、それともリヨンの美しく巧みな攻撃がそれを突き破るのかがポイントになりそうです。セットプレーなどの部分もやっぱりこういう大きなゲームになると鍵になると思うのですが、やっぱり強さを感じるのはPSVですよね。でもリヨンにはジュニーニョ・ベルナンブカーノがいるし・・・。その辺も気になるところ。
リヨンは勝たなければならないけど、出来れば失点は抑えたいし、しかも相手はショートカウンターが鋭いPSV、ゲームコントロールするジュニーニョ・ベルナンブカーノとPSVの組織の要、フィリップ・コクの対峙が鍵となるでしょう。

と言うことで今日は取り急ぎここまで。明日又追記で明日行われるプレビューをしたいと思います。ではとにかく楽しみましょ。歴史を乗り越える美しい試合を見せて欲しい。願いは一つだと思いますし。では今日はここまで。

Apr 6/AC Milan vs Inter@Stadio Giuseppe Meazza
Milan          Inter
    Crespo          Martins Cruz
  R.Costa Kaka     V.D.Meyde    Veron
  Gattuso Seedolf     C.Zanetti Cambiasso
Karaze  Pirlo  Cafu  Favalli      J.Zanetti
  Maldini Nesta      Materazzi Mihajlovic
     Dida            Toldo

ミラノデルビー@ヨーロッパですね。もう正直、この1stLegでこの大きな舞台での流れがほとんど決まるのは間違いないのかなぁと。当たり前ですが、ジュゼッペ・メアッツァ(サンシーロ)で二回ゲームが行われるわけで、ホームもアウェイもないわけですが、以前行われた試合で決めたのはアウェイゴール。初戦のミランホーム扱いでの試合でスコアレスドロー。そして2ndLegはインテルホーム扱いの試合でシェバのゴールが決めてとなり(終了間際にマルティンスのゴールでドロー)、結果としてはドロー二つで差はついていないモノの試合した順番で勝負の趨勢が決まってしまった。
今回はその反省もあるだろうし、インテルはここでアウェイゴールを取りに来るのかなぁと思うわけですが、そんなときに頼れるエース・アドリアーノとリズムを作り出すスタンコビッチが出場停止、レコバも出場不能だし、ヴィエリも調子が思わしくないといつもなら使い切れないほどのアタッカー達が軒並み不安を抱えるなど正直言って状況は思わしいモノではありません。多分スタメンでは○とフリオ・クルスの2トップになるんじゃないかという話ですが、あくまでも一つのゴールでいい訳で、あくまでも次に繋ぐという考え方で望むのかなぁと。中盤はそれなりに安定してきているので、うまくファン・デル・メイデ(セーフティに望むならキリ?エムレは出れないはず・・・)等のアタッカーを使いながら、ミランのDFをかき回したいところです。しかし、今のミランは非常に安定していて、元々インテル相手には非常に自信を持っていると思います。正直最近ミラノダービーでインテルが勝ったのを覚えていないぐらい、戦い方的にも完全にわかっているのかなぁと。熟成の4-3-1-2(4-3-2-1)は抜群の安定感、唯一の不安だった余り代えの利かない選手達のコンディションも、今回の休暇である程度余裕が出たと言ってもイイだけに、非常に良い状態なのかなぁと。一応スタメンにはルイを乗せましたが(ポゼッションを握ってゲームをコントロールする意図を持つとしたらこっちの方がポゼッションは上がるし)シェバも復帰、クレスポは好調を維持しているし、正直不安は見あたらない。こう言うときにこそ落とし穴があっても良さそうですが、それくらい今のミランは充実しているのかなぁと。ミランとしては同じようにスコアレスで良いのかなぁと言う考えはあるでしょう。もちろんその上で、勝てれば尚イイですが、まずは無失点。そこにプライオリティを置いてくるのは間違いないでしょう。

ミラノは法王の死去で悲しみに暮れているかも知れませんが、この日ばかりはそうはいかないでしょうし、熱く燃え上がるのは間違いないでしょう。どんな試合になるのか、デルビーらしい激しいゲームになるとは思いますが、このゲームを両チームがどう見るかで凄い変わりそうなゲームかも知れないですね。個人的には2ndLegが面白くなる意味も含めてインテルに頑張って欲しいなぁと思いますが・・・・。

Apr 6/Chelsea vs Bayern Muchen@Stanford Bridge
Chelsea          Bayern
 Drogba Gudjohnsen       Guerrero
Duff       J.Cole             Scholl
 Lampard Makelele   Salihamidzic Ballack Hargreaves
Gallas    G.Johnson   Sagnol  Frings   Lizarazu
  Terry Carvalho         Lusio R.Kovac
    Cech                Kahn

話題になったモウリーニョの舌禍事件により、自身は2試合の出場停止を喰らった事で注目度が又上がったチェルスキーですが、どのチームもそうですが、シーズンも差し迫って怪我人が増えています。今週には右サイドバックでミスもあるけど威力のある右サイドバック、パウロ・フェレイラが骨折、ロッベンも一時戻ってきたけどすぐにオランダ代表の試合で負傷で二人ともバイエルン戦の2試合はほぼ出場は不可能、後はケジュマンが出場停止と言う感じですが、ただドログバがこの試合で戻ってくるのは、ちょっとイイニュースなのかなぁと。もっと深刻なのはバイエルンの方、マカーイが不安を抱えた中(どうなの?出てくるのか出てこないのか見えない)チームを支えてきたピサーロが筋肉系の怪我でこの試合はダメ、ゲレーロをスタメンにしましたが、彼もまだ不安を抱えている状態。もちろんハシェミアンやサンタクルスもいるけど、いかんせんマガトが使う可能性は低い。だとしたら本当ならベンチに置いて勝負所でリズムブレイク出来るショルが入るのかなぁと。他のプランとしては中盤を3枚にして中央を固めて7枚で守り、前3枚にカウンターを狙わせるカウンタースタイルにして、1トップにゲレーロ(orマカーイ)でその下にショルとゼ・ロベルト?マガトがこの試合をどのように考え、どのように進めるのかというのが強く反映されるモノと思われるけど、その辺は非常に難しい選択になりそう。
展開としてはチェルシーがどのような戦い方を選択するのかによってどのような試合になるのか変わってくるのかなぁと思いますが、いつもプレミアでやってるようなリトリートDFで守備ブロックをきっちりと整えるような守り方にそんなに変わりはないでしょう。ただ後はどのような攻撃をしていくのか、バルサみたいにバイエルンは出てこないと思われるだけに、スペースが出来づらいと思うのでカウンターというのはなかなか掛けづらいところがある訳で。そうなるとポゼッションで中盤を落ち着かせて、ランパードやジョー・コールと言った選手が変化を与えて良い形でアタッカー達にイイボールを供給するという普通の攻撃をしてくるのかなぁと。もちろん速い攻撃も出来るチャンスがあれば、どんどん仕掛けてくると思いますが、やっぱり慎重にまずは相手にアウェーゴールを与えないと言うことの方が大事なのかなぁと。バイエルンはもちろんリトリートしてラインを深く保って、そこから積極的にアプローチして相手を削り倒すような激しいゲームプランを敷いてくるのかなぁと。攻撃に関してはタイミングが合えばバラックやフリングスがポジションを上げて、隙を狙うという形になるのかなぁと。バイエルン自体結構前の選手に頼る傾向は強いチームだと思うし(ワイドのアタックはうまくいってると思うけど・・・)両チームとも慎重な姿勢は余り崩れないと思うけど、その均衡の中で凄い激しいリアルマッチになりそうな予感。ジョゼ・モウリーニョとフェリックス・マガトがどのようなゲームを考えてチームを作ったのか。そしてモウリーニョがベンチ不在なのに対して、ゲームの中での修正ができるマガトがそのアドバンテージを出せるのかなど、その辺も楽しそうですが・・・チェルシーは何でも出来る選手とその戦術運用能力があるから、裏掛かれるような気もするんだよなぁ・・・。昨日のリバポみたいにものすごい出てきたりとか・・・。名将の頭の中が見えません(苦笑)

と言うことで追記終わりっす。今日はゲームの奥深さと激しさを味わうゲームになりそうですが、どうなるのかわかりません!と言うことで今日はここまでです。

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April 04, 2005

Jリーグあれこれ。

えーと、今日は3節を終わった時点でのJリーグを見た感想なんかを徒然と。まあ色々とありますし、まだまだこれからと言えばこれからなのですが、ちょっと色々と見えてきたというか、気になることが多すぎるので。個人ではまだ生で3試合(Fマリvsジュビロ、Fマリvsアルビ、ナビスコヴェルディvsフロンターレ)しか見れてないので偉そうなことは言えませんが、テレビでは結構見ていたつもりなので。ではスタート。

・優勝候補達の憂鬱
僕が個人的に思っていた優勝候補達、レッズ、ジュビロなどが苦しんでいます。序盤で始まったばかりで色々と騒ぎ出すつもりはないですし、地力はあるだけにこれから先、順位を上げてくると思いますが、非常に難しい課題を抱えているのかなと。
ではまずレッズ。現在2敗1分けと本当にスタートで躓いてしまったかなという出足です。チームの趨勢を握るエースアタッカーのエメルソンのフィジカルフィットネスが上がってくればすぐに結果は出るだろうなと思っていましたが、どうやら問題はそれだけではないようです。それはご乱心のバックラインがゲームを壊してしまい、普通に戦うことさえ許してくれないから。アルパイは大人しくなったと思ったら、挑発に乗って手を出しレッドカードで開幕戦を壊し、数的不利を演出。第3節、開始早々のイエローカードに激昂したアルパイがペットボトルを蹴り出すと審判への侮辱行為で立て続けに2枚目のカードを貰ってしまいまたもやゲームプランを壊してしまうと、ネネもバックチャージで一発退場(これはいかんせん厳しすぎる)審判をナーバスにさせてしまうことも含めて、いかんせん審判との相性と心証が悪すぎる。これも身から出た錆と言ってもしょうがないのですが、審判がむかつくと言ってもそれで文句を言うことで得するモノは誰もいない。その辺を考えると、選手達のメンタルタフネスという部分ではまだまだ青いのかも知れませんね。今まで勢いで上り詰めてきたチームなだけにそういう部分での熟成の必要性というを感じる事がなかったのかも知れませんが、これからは相手の警戒も厳しくなる中でイライラさせられるようなシーンも出てくるはず。そういう展開の中で、もっと大人なチームになっていく必要があるのかなと。もちろんゲームの面でもアタッカーに頼る部分が大きく、そこでリズムが掴めないとチーム全体が機能不全に陥ってしまい、集中力が切れて失点をしてしまったりとここでも精神的成熟が求められています。
勢いだけの勝ちは本当の実力ではない。でも地力はあるだけにその力を普通に出せる事をしていくか、ブッフバルト監督の心理的マネージメントが問われるのかも知れませんね。アルパイを解雇することでは本質的な解決にはならないと思う。
でジュビロ。山本監督就任からは結構な時間も立ち、そして移籍してきた選手を加え、大きな戦力強化で非常に注目が集まったシーズンでしたが、山本監督が標榜する形がチームではなかなか表現出来ず、チームとしても何をしたいのか暗中模索でなかなか結果が残せない。売りでもあった攻撃における流動性もフリーランニングもスペースメイクもなくなってしまい、悪いときの日本代表の時のような閉塞感を伴う攻撃に終始し、良いときのジュビロの姿は現状ではほとんど見えない状態です。もちろん山本監督の頭の中にはサイドを突破してクロスから崔龍洙やグラウの決定力を活かすというのがあると思うのですが、彼はリスクを嫌っている部分もあるのか、人数を掛けずに西であり村井に独力突破を求めている部分も見える。しかし、そこで抜けないとなかなか決定機には結びつかず、かといっていつも抜けるかと言ったらそこまでの絶対的な個の力はないのでなかなか難しい。エスパ戦でも中盤での自由をアグレッシブなDFに奪われ、サイドから突破口も開けず苦労しましたが、ゴールを獲ったシーンで出た菊池がオリジナルポジションを離れてリスクチャレンジをした事で生まれたゴールのプレーは今のジュビロにとって足りないモノを見せたシーンだったのかなと。彼が前に出て行くことで逆襲を含めてチームはリスクを背負うことになる、しかしオリジナルポジションのまま、攻撃をしているだけではそうそう相手は崩せないし、相手も脅威を感じない。その中でバランスを重視しながらもどこまでリスクを冒せるか、その辺が今のジュビロには足りない部分なのかも知れませんね。ポゼッションに置いてパス回しのリズムが出てくればとも思いますが、ボールを受ける動きがあれだけあったジュビロがあれだけ意味のないパス回しに終始しサイドに開くだけのパス回しをしていることを考えたら、事の重大さは出ている気がするのかなと。DFにおける不安点はある程度修正されつつある気もするけど、リトリートし人を揃えれば守れるのは当たり前。カウンターを沢山強いられていることを考えれば、根本的な問題解決にはなっていない。山本監督の施術がうまくいっているのか、順調に進んでいるのかよくわからない。それが一番不安なことなのかも知れませんね。

両チームとも非常に力があるチームだとは思うのですが、不安要素を解決し切れておらず、現状では力でねじ伏せると言うこと以外に結果を引き寄せることは難しいのかも知れません。しかし、それを解決出来れば何かが開けてくるのかも知れませんね。この連戦の中でどのような修正をして、どのような部分が変わっていくのか、その辺を見所にするのも面白いかも知れませんね。

・昇格2チーム、明と暗。
苦戦を強いられると思われたアルディージャが未だ無敗、逆に抜群の攻撃力で上位も狙えると目されたフロンターレが、1敗2分けと久しぶりのJ1の舞台で苦戦を強いられており、戦前の予想とは真逆の展開になっています。両チームともJ1との力の差を感じさせない逞しい戦い方が出来ていることは間違いないですが、違ったのはチームの覚悟と集中力、そしてチームの熟成度なのかも知れませんね。アルディージャはJ2でもそんなに差を付けて勝ってきたわけではないので、一点の大切さを非常に良く感じて、自分たちの出来ること、やらなければならないことと言うのがチームとしてきっちりと浸透している。だからこそ、大差を付けれなくても勝ち点を確保し、現在は3位という思いもよらぬ成績を残している。しかしフロンターレは非常に勢いのある攻撃で相手を飲み込むような破壊力でJ2を席巻して勝ち上がってきたチームで、ある程度J1の舞台でもアドバンテージをゲームの中で握って追いつめるようなシーンも見せている。しかしゲームを殺して勝ち点を確定させることがなかなか出来ずに、終盤でひっくり返されてしまう展開が続き苦しい状態です。自分たちのスタイルを貫いていきたいと言う話を関塚監督が続けていましたが、さすがに浦和戦から4戦連続で(ナビスコ含む)今回のような事になってしまうと、チームとしてもこれを看過するわけにはいかなくなったでしょう。彼らにとっては自分たちのスタイルをある程度崩してもでもと言う発想は、J2チャンピオンとしての自信とプライドの部分で崩しがたい部分もあったのでしょうが、チームとして現実性が足りなかった。これからはもっとリード時における時間の使い方や、勝ち点を確保するためにしなければいけない事というのをより徹底させることにもなると思うので、こういうドラマティックな劇場は減るのかも知れません。しかしペースをコントロール出来ないことが一番大きな問題のかも知れません。90分間あのようなハイペースでプレーを継続することは不可能なだけに、勢いが衰えてどうしても運動量ががくっと落ちてしまい、その間に相手にペースを明け渡し集中力を保つことが出来ずに失点を重ねてしまう。どこかにボールを落ち着かせるポイントを作ったり、何とか展開を読みながらゲームを進めていく様な存在が必要になると思うのですが、チームが若いのか現状ではそのパワーは全て前に進むことに使われてしまって、そういうところには気が向かないのが原因なのかも知れませんね。経験という言葉に全てが集約してしまうのかも知れませんが、チームとしてどう消化し、どうしていくのかと言うのに非常に気になるところです。難しいタスクですが、これが出来ればもっとチームは勝てる可能性が高まるのかなと言うのは周囲の事実。本当に素晴らしい力を秘めているだけに、このような単純というか稚拙な部分で勝ち点を失ってしまうのは実につまらないと思うので。もう書かないようにしたいですね。現状ではこの小さな部分が明と暗となって分かれてしまったのかも知れませんね。ただまだ3節。これからが真価を問われるのかも知れませんね。それは大宮にも言えること。

・ジャッジの質、彼らの考え。
まあ言うまでもないですが、相変わらず喧噪を巻き起こすジャッジ問題が続いています。開幕節の伝説のハンドゴール、トリニータvsレッズの血も涙もないレフェリングによるゲーム崩壊。他にもシビアなのか甘いのかジャッジの基準が全く見えないレフェリングでピッチの中でも混乱を巻き起こしています。考えてみたら数年前に始まったSR(スペシャルレフェリー)制度により任命されたSRは徐々に増えているのですが、問題は余計ややこしくなりつつあるというのが印象です。審判の走行距離としては、10年前と20%向上しているはずなのに、彼らは相変わらずおかしなジャッジを繰り返す。何が原因なのかと言ったら見ている角度なのか、それとも距離なのか原因はわからないですが、審判によって基準が大きく違うことも含めて技術的な問題には疑問視せざるを得ない。そして誤審をしてクラブが質問状を送っても、Jが総力を上げて彼らを守るので、彼らは不可侵な神の領域でジャッジしている状態では技術の向上は望めない。本当なら同じルールブックの元でやっているのに、これだけ差が出るのは何なのか。それは彼らがそのルールに対しての講釈が違うからかも知れない。そしてJが語る嘘くさいお題目「子供に見せれる」とか「フェアプレー精神」とかも彼らには強く頭の中に刷り込まれて厳しく見る傾向になりすぎているのかも知れない。もちろんJのお題目も間違ってはいないし、ルールという元でやっていることも間違ったことではない。でもサッカーというスポーツに置いてはルールの下だけにやることが必ずしも素晴らしい訳ではないのは誰もが知っていることだ。ゲームの流れを読み、必要な時だけに笛を吹く。サッカーに置いてはレフェリーはゲームをよどみなく進める助けをしていく存在なのだ。しかしJのレフェリーはサッカーの審判というよりアメリカンフットボールの審判のようだ。しかも「チャレンジ」は認められない。本当に不可侵の神というはあながち間違ってはいないのかも。人間だから間違うことは仕方ないと思う、ではどうしたらいいか、彼らの考えが変わることが望ましい。一番やっかいなのは彼らの審判としての考え方だと自分は思う。
彼らは選手に「威厳」を誇示する、しかし選手は確実に「不信感」を抱きながらプレーすることが多い。もうこの時点でおかしいのだ。威厳は信頼により得られるモノ、最初からそれを振り回している事がおかしい。ゲームを円滑に進め、円滑にゲームを進めていくことで選手から信頼を受ける。彼らはまずゲームを円滑に進める手伝いをしてからこそ、威厳を得て、それを誇示するべきなのだと思う。そういうことを理解しない限り変わらないと思う。そんなあなた達にこんな言葉を送りたい。

「最高の審判とは、困難でも勇気を持って必要不可欠な判定を下せる人だと思います。その微妙な状況下で勇気ある公正な判定を持って評価されるべきですね。ただ、主審が試合の流れを作り出してはいけません。それは我々の仕事ではなく、試合の主役も我々ではない。主審の仕事とは、選手達がスタジアムとテレビの前にいる観客達に最高のショーを見せる手伝いをすることです。それは、公平な試合運びと極力少ないファウルを持って成り立ちます。私の義務はファウルを少なくすることだけです。」
By Pierluigi Collina

と言うことで非常に機嫌が悪いので、悪口ばっか書きました、嘘です。そうではなく、今の日本の中の大半を占める「イイサッカー」観の中で非常に評価の高いレッズやフロンターレのようなイケイケのチームには隠された課題があったり、その上に何かを必要であるというのを表している部分があるのかなと。で逆につまらないサッカーと評されるチームには彼らの持っていない部分があったりもする訳で。サッカーの心理というのがあるのかなと最近のJを見て思いました。だからこそこれからはその勢いだけでなく、そこに隠された課題というのを何とか解決して大人のチームになって欲しいなと。
でもちろんゲームをコントロールするチームはまた勢いに飲まれることを怖れるし、そういう部分では逆に経験あるチームが勢いに飲まれるという部分でジュビロが身をもって見せてくれているわけで。ジュビロは過渡期にあるのでこういうチームがこの先どうなるのかという部分では本当に興味深いです。今日は今年のJは非常に様々な見所というのがあるよと言うのが言いたかったのです(まわりくどいっすね)もちろん本当なら新戦力評価とかもやりたかったし、ネガティブ全開にする気は更々なかったんですが、とりあえずそんな日もあると言うことで許してください。とにかく今年もこれからが本番と言うことですね。と言うことで今日はこれまでです。

てゆうかレッズとかガンバは中盤まで大人しくしてくれる方がいいです。こっちは大変ですし。

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選手名鑑作ってみました。

えーと、今日ははてなの方で選手名鑑が完成したので、それを今日の更新代わりに。完全主観ですが、非常に手間暇掛けてます。良かったら見てやってください。

F.Marinos Player's List(僕の読書+日常記録)

こっから巡っていってください。もちろんコメントなんか付けてもらえたら嬉しいです。

今日のゲームは何となくもうコメント付ける気しないのでスルーで。格好いいこと言ってもこういう結果が出てしまっていると言う事実をきっちり受け止めないといけないのかなと。理想があっても構わないですが、チームとして勝ち点を得るという事がどれだけ大切なことか、そしてチームに与える影響がどれだけ大きいモノかわかっているはずなのに・・・・。まあもう何度も書いてるので皆まで書きませんが。でも面白いゲームでした。後は小林大悟のゴール凄かった!一応マリの選手評と採点のリンクは張ってありますので、そちらも良かったらどうぞ。明日からは通常にやりまーす。では今日はここまで。

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April 03, 2005

勢い得るスタート!@J1 第3節

いやなかなか興味深いゲームが多かったですね。マリ戦以外はもうだいぶ前に書き終わっていたのですが、糞!TBSめ。何とか日産スタジアムには行けたのですが付いたのが後半(苦笑)あのゴールラッシュが見れなかったのはチケット代の半分を無駄にしちゃいました。で前半見てからじゃないと書けないので、Jスポのディレイまで待ってました。でもとにかく気持ちいい!ホクホクですwと言うことで早速。

J.League Division1 第3節

Fマリノス 4-1 アルビレックス@日産スタジアム
F.Marinos:0'大島秀夫 3'大橋正博 37'河合竜二 80'田中隼磨 Albirex:66'鈴木慎吾

F.Marinos Official


Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵、松田直樹、河合竜二、MF那須大亮、奥大介(→83'原信生)、田中隼磨、ドゥトラ、大橋正博(→88'熊林親吾)FW安貞桓(→63'清水範久)、大島"神"秀夫
アルビスタメン:GK野澤洋輔、DF海本幸治郎、海本慶二、丸山良明、鈴木健太郎(→46'上野優作)、MF萩村滋則、山口素弘(→70'本間勲)、ファビーニョ、FW寺川能人(→82'宮沢克行)、鈴木慎吾、エジミウソン

【岡田 武史 監督(横浜 F・マリノス)】
4月5月の13連戦の開幕戦。今年を占う重要な連戦の初戦ということで、アグレッシブにいこうと話していた。立ち上がり、非常にいい形で2点が取れた。やや中だるみをしてしまったが、いい時間帯に3点目を奪うことができたと思う。
後半は3点リードし、ボールを回して相手を引き出してから、ディフェンスと中盤のスペースを使ってディフェンスラインの裏を突いていく狙いだったのだが、リスクを負わないサッカーをしてしまった。3-0だから100%リスクを冒す必要はないのだが、50%はリスクを負うようなサッカーをしなければならない。相手がプレッシャーをかけてくるのはわかっているのだから、ただボールを回すだけでは崩せない。ただ蹴っていけばいいのではなく、いいポジショニングといい動き出しをしてあげなければならない。4-1という結果には満足しています。
安貞桓は久々の試合の割には、よくここまでやってくれたと思う。しかしシュートの踏み込みやゴール前のキレはまだまだ、これはしょうがないだろう。みんなとのコンビネーションも含めて、これからよくなってくるはずだ。
松田が出る試合は、ここのところ負けていない。それぐらいに存在感がある。後ろからの声、指示、きょうの立ち上がりの2点にもそれがつながったのではないか。
これからの連戦に向けて、まだまだ手ごたえはつかめていない。目の前の1試合、さらに3試合ぐらい先までは見えても、そこから先は想像がつかない。ただ大橋、栗原、河合、大島など若い選手が活躍してくれているのは明るい材料だ。

F.Marinos Official

岡ちゃんのコメントの通りなんで、別に特に何もないのですが、このインターバルでチームが整理されて、コンディションもそれなりに戻ってきて良いときのFマリノスに大島がうまくフィットしてきたのかなと思うような出来でした。簡単に得点経過だけ。先制点は開始直後のロングシュートをキャッチした哲也から。ここからうまく展開して左サイド、ドゥトラを追い越してオーバーラップしてきた河合が深い位置で相手の鼻先で苦しい体勢ながらクロスを上げると、ニアで相手を制しながらダイビングヘッド!これが決まって先制すると、すぐの3分、起点は奥、柔らかいボールを前線に送ると左に流れながら大島がうまく落とすとそこに走り込んできたのは大橋!きっちりとコントロールして(口で言うほど簡単なプレーじゃないだろうけどさすがテクニシャン!)きっちりとゴール!この後相手の攻撃をきっちりと抑えながらも(と言うよりアルビはショック状態でミスが多くてそんなに苦労しなかった)マツがセンターから豪快なドリブル突破でセンターをぶち抜くオーバーラップでゴール前まで進出するなど要所要所でチャンスを生み出すと37分には左からドゥトラのクロスが上げるも弾かれる、しかしリフレクションを河合がシュートすると相手のDFに当たって野澤の逆へ転がりラッキーな3点目。
後半はアルビが前に上野を入れて前に起点を作ろうという意図が見えて、前に出てくるアルビに対して勢いに押され、速いエジミウソンの対応に苦慮するが、何とか凌ぐ。しかし、チーム全体が前掛かりになったところで右サイドからカウンターを喰らい、中で何とか上野のシュートをブロックするモノの後ろから走り込んできた鈴木慎吾にこぼれ球を豪快に決められて3-1とされる。それでもドゥトラが中に切れ込んで相手をいなしてシュート、これを野澤に弾かれるが、ペナのちょっと外から隼磨がこれに反応し落ち着いたアウトサイドのコントロールシュートで決めて4点目!マツの子供誕生を祝う派手な試合を締めくくってくれました。

大島に関しては本当に決定力と泥臭さがチームに勢いを付ける存在として本当に頼もしい。彼のプレータイプとしてやはり身体を活かしたヘディング、余り器用ではないけどそれなりに収まるポスト、そしてやっぱり得点感覚。これを活かしていこうと思ったら、トップ下や2トップでコンビを組む選手が彼の近くでサポートして雑務をシンプルにこなさせてあげるというのが必要で、それが出来たときは彼はペナに入れる回数が増えるし、彼の一番良いところが出せるのかなぁと。安が復帰して間もないと言うことでコンビの部分で大島と密に絡み合うと言うより単独でボールを納めて仕掛けるという感じだったので、その部分を補った今日の大橋のプレーは非常に高い評価を上げたいですね。2点目のシーンは本当に素晴らしかった。大ちゃんの精度の高いフィードを大島の強さとコントロールでうまく落として、大島が流れたことで生まれたスペースに大橋が綺麗に飛びだしてゴール!綺麗でマリノスらしいダイレクトプレーから決定機を生んだのは本当に良くなってきたなぁと思いました。試合の流れの中では運動量を保って絡んでいくことが求められるけどチームの流れも良かったし(アルビの守備陣がパニックしていた事もあるけど)本当にスムーズなコンビネーションが出てきたのは、この先本当に期待できるのかなと。
そういう意味ではこういうプレーもうまいけど、比較的プレーエリアの広い大ちゃんよりテクニックの高くて前で良さを発揮する大橋(中でイイポジションを獲ることが条件だけど)や飛びだすプレーが真骨頂の山瀬の方が相性はよさそう。逆に大ちゃんは元々波長の合うドラゴンや足元に欲しがる安、そしてスペースに抜けるのがうまい坂田には大ちゃんのどのポイントでもいいパスが出せる能力が活きてきそうでがいいのかなと。まあまだわからないですけどね。

で安様復帰!楽しそうだったのが何より。チームも楽な展開だったし、相手との1vs1やシュートを打ちに行く事をして、「サッカー楽しいな」って感じてプレーしているようでした。まだまだコンディションとしては7~80%と言ってましたが、もっと上がってきたらやってくれそうですね。彼がいれば大島とは違う足元で納めて色々と幅を広げてくれるし、単独でも仕掛けてゴールを獲れる魅力がありますからね。チームとして非常に絞りにくくて質の高いプレーが出る攻撃陣が出来そうで今から楽しみです。

チーム全体として疲れている印象もなく良く動けていたし、ゴールを獲った後中だるみという事を岡ちゃんは言っていましたが、守備の意識が緩んだのは失点シーンぐらいで良くできていたのかなと。3バックはエジミウソンが怖かったのとマツが余計なカードをもらったくらいでほぼパーフェクトだったし(河合・栗原凄い安定感!マツが入ることで安心してやれたのもあるだろうけど)那須が良くスペースをカバーしてファビーニョや素さんに対して楽にやらせなかったし、その仕事を大ちゃんが献身的に助けていて、攻撃の起点としても機能できてと非常にコンビも良かった。サイドはもう安心してみていられる。隼磨が凄い良かった、CBと連携取りながら鈴木慎吾にやらせなかったし(失点シーンはあそこには那須が戻ってこなければいけなかったんだけど)攻撃面で本当に逞しくなった!本当に今のパフォーマンスならどこに出しても恥ずかしくない出来です。そしてナイスゴール!

と言うことで簡単ですが、悪夢の13連戦のスタートは勢いを得れる抜群のロケットスタートだったのかなぁと。特に優秀だと思うのはチームのバランスなのかも知れませんね。リスクマネジメントとリスクチャレンジという話を湯浅さんが仕掛けたようですが、チームとしてのマネジメントは那須であったり大ちゃんがスペースを埋め、相手に楽にやらせないことでコントロールして、チャレンジという部分でマツや河合がオーバーラップという部分で出せていたのかなと。もちろんそれが失敗して一つの失点という結果となったわけですが、マネジメントしていくことでバックボーンとしての「安心感」を上がっていく選手に与えてあげられる。で思い切りよくプレー出来るからイイパフォーマンスに繋がる。まあちょっとテーマとしては違うけど、そういうのがうまくいくときはチームとして高質のパフォーマンスが示せるのかなと。岡ちゃんとしてはそのコントロールをもっとうまくやれと言うことなだろうけど。さて、チームもこれからタイに遠征でコンディションや周辺環境には気を遣って欲しいですが、逆の言い方をすればコンディションを整えてさえいれば、どこが相手でもある程度の戦いはできるという裏付けにもなったと思う。苦しい状態でも勝てる強さはあるけど、そういうモノにばっかり頼っても早々勝てるものではないというのは、去年のセカンドと今年のJ&ACLの開幕戦で味わってるし。だからこそ、本当に良い仕事をスタッフにはして欲しいものです。しかし遅刻させられた人を恨みたいぐらいもったいない事したなぁ・・・。

選手評は又明日、はてなの方で。書いたらリンク入れます。→書きました、よろしかったらどうぞ。
J1 第3節 採点&選手評(僕の読書+日常記録)

ジュビロ 1-1 エスパ@エコパ
Jubilo:83'カレン・ロバート S-Pulse:33'森岡隆三

ジュビロスタメン:GK佐藤洋平、DF金珍圭、田中マコ、茶野隆之、MF菊池直哉、河村崇大、西紀寛(→79'成岡翔)、村井慎二、名波浩(→68'カレン・ロバート)FWグラウ(→59'川口信男)、崔龍洙
エスパスタメン:GK西部洋平、DF市川大祐、斉藤俊秀、森岡隆三、山西尊裕、MF伊東輝悦、高木和道、杉山浩太、太田圭輔、チェ・テウク(→73'平松康平)、FW北嶋秀朗(→60'沢登正朗)

上のスタメンを見てもらえばわかるとおりキーとなったのは選手交代でした。今日のエスパルスは中盤の中に3人を並べる4-3-2-1みたいな形。ジュビロはいつもの3-4-1-2。序盤から非常に守備の意識の高いエスパルスは、北嶋一人を残して全員が下がるような守備ブロックを築き、そこから激しくプレスを掛けてボールを奪うと、一人残った北嶋に楔に当てて一刹那の時間を稼げば、後は太田とチェ・テウクがどんどんサイドのスペースを狙うカウンター。本当にうまく北嶋の貢献度は高く(余り動きすぎずにボールを受ける動きに集中、そして落としたらすぐに前線に向かう)、そのサポートと飛びだす選手が非常にうまく役割分担され(しかもそれが違う選手でも違いなくできる!)冴えに冴えた。しかし、どうしても最後の部分ではジュビロのDF陣も非常によく頑張り、またラストボールも合わずゴールが奪えない。ジュビロはエスパの厳しいディフェンスに攻撃のリズムがほとんど作れず、崔龍洙の頭から何とかサイドに展開してと言う形を狙うが、ここもエスパの両サイドバックに封殺。相変わらず楔が受けれないと攻撃のとっかかりが掴めず、非常に閉塞感を伴う。そして33分、カウンターからの形でチェ・テウクが中に切れ込んだところで倒されて良い位置でのFK。キッカーには左足のチェ・テウクと森岡が立つと森岡の美しくまたスピードのある軌道のキックは見事に右上隅に吸い込まれて、欲しかった先制点を奪う。このままエスパは良いリズムのまま、折り返す。
後半も同じような展開、ジュビロはサイドの意識を高め、西や村井に名波が絡んでオーバーラップのような形も掛けるがそれでもなかなかゴールに繋がらない。逆にエスパの方が、相変わらず中盤での運動量を維持しバランス良く中盤でプレスを掛けて、ボール奪取からのカウンターを維持する。両サイドのアタッカー達がよく走るし、後半思い切りの増した杉山浩太が攻撃によく絡み鋭さを増すが、ここでアクシデント。シュートを打った北嶋が右膝をひねったのか痛めてしまい、交代を余儀なくされると沢登を投入。チェ・テウクをセンターにして同じ形を維持しようとするがいかんせんタイプが違って北嶋のこなしていた一刹那の時間を稼ぐポストワークがすっぽりと抜け落ちてしまったことでカウンターがうまくいかなくなってしまう。これでジュビロはようやく反撃。西がFWに入ったことで攻撃に流動性も出て、良い形もフィニッシュも出始める。エスパ・ジュビロ共に交代に出て、どうにかしようと言う監督の思惑があったけど、ここで当たったのは山本監督。健太監督はこの後運動量が落ちたチェ・テウクから平松にスイッチすると完全に攻撃が噛み合わなくなり、逆に山本監督は次々と攻撃のキーマン達を下げてでも前をフレッシュにして勝負に出た。正直このとき山本監督は本当に選手にプライオリティを持たず、信頼してないんだなと思わされましたが、これが的中。右サイドのキープから菊池が横パスを受けると左SBとCBの間を速いドリブルで入り込み、流し込むとカレンがニアでまたゴールを流し込む。これがGKの脇を抜け斉藤の足に当たって同点弾。結果的に山本監督は賭に勝った。この後もジュビロが攻勢を掛けるが同点のまま試合終了。静岡ダービーは同点で終わりました。

本当に運がない。ただ良いゲームはしただけにこの結果はエスパにとっては痛いのかも。ただチームとしての完成度は間違いなくジュビロよりエスパだと思わされた一戦でした。相変わらずサイドに拘りすぎで良さである流動性を失ってしまっている閉塞感の伴う攻撃とリスクをコントロールしているはずなのに、大きく空いてしまうバイタルエリアをカウンターで突かれてしまうジュビロに対して、3CHが非常にうまいバランスでアプローチ、コースを切る仕事、スペースを埋める仕事みたいな感じで役割分担された中で太田やチェ・テウクも参加していく非常にアグレッシブな中盤DFとそこからチームが後ろに引っ張られ気味でも北嶋が時間を稼いで太田・チェの飛び出しからのカウンター。チームの整理されている部分とその戦術の整合性と言う部分では非常に差が付いているように見えました。エスパはカウンターまでは素晴らしいですが、ラストですよね。サイドに拘りすぎたのはエスパも一緒。数的同数のようなカウンターが出来ていたのだから、後はワンツーとかで中を崩せればもっとゴールは獲れたのかな?と思いました。それとポストマンは仕方ないにして、80分を過ぎて中盤の運動量は落ちた。そして失点時に菊池に付ききれなかった(菊池のドリブルは素晴らしかった!)その辺は監督のゲームを見る目という部分かも知れませんね。ジュビロは水原戦について不安を感じるけど、粘りは生きているし疑問に感じるけど山本監督の采配も当たっている。後は相手の局面打開をどこまで止めれるかに掛かってきそうです。

でホントにエスパは変わりましたね。僕こういうチーム好きです。何となくチェルシーみたいな感じを印象で戦術的なイメージがしっかりとチームに浸透し、また中盤では非常に厳しく頑張る。これだけ内容が充実しながら結果に繋がっていないところが辛いところで、「ダービー」という特別なゲームを考えれば、少し引き算して考えなければならないゲームなのかも知れませんが、それでもこういうサッカーを続けることが出来たらきっとこの低迷を打開出来るのではないでしょうか。太田やチェ・テウクは本当に良い。ラストの工夫があればというのは書きましたが、それでもよく走ってスペースを突けている。ただそれを合わせている中盤の3人の出来も非常に良かった。伊東輝がリーダーなのかな?若い二人を自由にやらせてバランスを取り、高木和は良く運動量を保ってDFに頑張り、そして杉山浩太。エスパをよく見ている人ならもう当然なのかも知れませんが、本当にイイ!ダイナミックな動きで攻守に働き、パスセンス、視野の確保、ドリブルと全てに質の高さを感じました。フリーランニングの意識も高いし、ゴール前まで出て行く運動量は素晴らしい。ヴィエラみたいだった。
チームとして今は結果が出ていませんがこれを継続していって欲しいですね。方向は間違っていないと思う。後はチョ・ジェジンが復帰したときに北嶋と同じタスクをこなせるかに掛かってくるでしょう。ポストはうまいから後は動きすぎず、サイドに逃げすぎずと言うことを続ければ・・・・まあ先に事はわかりませんが。ただ面白いゲームでした。

ではその他の試合(長くなっちゃった)
レイソル 1-3 鹿島@柏の葉
Reysol:53'谷澤達也 Kashima:6'フェルナンド 16'&80'アレックス・ミネイロ
グラ 1-1 サンフレ@トヨタ
Grampus:87'マルケス 54'茂木弘人
アルディージャ 1-0 セレッソ@大宮公園
Ardija:48'クリスティアン
楽天 1-2 FC東京@ウイング
Vissel:89'播戸竜二 FC:9'宮沢正史 15'今野泰幸
トリ+西村雄一 1-0 自爆レッズ@ビッグアイ
Trinita:89'高松大樹

日曜日開催分
ガンバ 3-2 これが現実よ?関塚さん@万博
Gamba:6'&68'大黒将志 90+3'山口智 Frontale:56'ジュニーニョ 90'+1'アウグスト
読売 2-2 ジェフ@味スタ
Verdy:23'小林大悟Fantastic! 27'pワシントン Jef:1'巻誠一郎 15'阿部勇樹

と言うことで遅くなっちゃった。まあでも本当にここからが勝負所!一試合一試合大事に戦いたいですね。怪我人出すな!きっちりとコンディションを保ったり、ターンオーバーも必要になるかも知れない(今はそんな余裕ないけど 苦笑)と言うことで今日はほろ酔いの中でしたがと今日はここまでです。

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April 02, 2005

戻ってくる週末のワクワク@J1 第3節 Preview

ようやくJ再開ですね!何となく代表も楽しいけどやっぱり、マリでしょう!何となく盛り上がりが自分で違うし、お預けされるとどうしてもドキドキワクワクしちゃいます。他にも楽しみなカードもあるし、どうしよう?ただ明日おかしな予定が入って行けるかどうか微妙な線。早く厄落とししたいのに(ACL山東戦から行けてないので)とにかくプレビュー行きます。

J.League Division1 第3節

4/2 14:00Kickoff Fマリノス vs アルビレックス@日産スタジアム
F.Marinos         Albrex
   安  大島         エジミウソン
    大橋        鈴木慎     寺川
ドゥトラ     隼磨   ファビーニョ 山口
   奥  那須      鈴木健  萩村  海本幸
 河合 松田 栗原       丸山  海本慶
    榎哲               野澤

マリノスにとってはACLのマッカサル戦以来の公式戦となるわけですが、基本的にこれだけの中断期間はA3から走り続けてきたFマリノスにとっては良いインターバルという感じになるのかなぁと。疲労も溜まっていたし、怪我寸前(というか結局無理がたたって怪我になってしまいましたが)の部分で頑張っていた選手達にとっては本当に良い期間だし、開幕前から怪我が癒えなかった選手達にとっては良い時間稼ぎになったわけで。ただ、上にも書いた通り、戻ってきた選手は少数なのに逆に離脱した選手が多く、状況が好転したという訳ではまだまだないのが辛いところで、岡ちゃんも頭の痛いところでしょう。中西が右膝打撲、上野が右太腿肉離れ、遠藤も右ふくらはぎ肉離れ、そして中澤の右膝の炎症(ACLのアウェイテロサーサナ戦も回避?)マツと安の復帰である程度はチームに芯が通ると良いのですが、久保の椎間板ヘルニアの回復もまだまだ未知数ですし、坂田や山瀬はこの連戦はちょっと厳しいかも知れない。そういう意味ではこの13連戦も選手層的には厳しいかも知れませんね。それでもA3からのゲームで経験と自信を蓄えた選手達にこの試合では期待したいところです。この試合ではボランチに離脱者が出てしまった事もあって、風邪で出場微妙かも知れないけど復活したと見られる奥がボランチに下がり、トップ下には大橋が入るようで(大橋も足首捻挫?大丈夫みたいだけど)大橋の幅広い動きとテクニックに期待したいですね。一応古巣ですし。彼が様々な所に顔を出して、ポジショニングを色々と変えながらフィニッシュに絡んでいきたいところです。そして安の復帰には大きな希望とちょっとした心配がマリにもたらされそうです。サテのレポを見ると多くを求めるのは苦しいかも知れませんが、やはり去年ドラゴン不在の間を支えたエースプレーヤーの存在が今のFマリノスに足りなかった前の精度と個のアクセントをもたらしてくれるのではないでしょうか。ただ一つの不安としては運動量。大島には運動量という部分ではあまり求めてはいけないですし、彼にはなるたけボックスの近くにポジションを獲らせてあげたい。それだけに安が前で動いてボールを引き出す動きや衛星的に動いてサポートに入る仕事をどこまでこなせるのかというのがポイントになるのかなと。まあサブには壁を破った感がある山崎や、今まで運動量で前線を活性化するタスクをこなし続けたジローがいるだけに、そんなにギャンブル的な要素はないし、まずは今年初の公式戦の中でゲーム感覚を取り戻して欲しいですね。まずは第一歩ですし。まあ結果を残してくれたらと最高!と言う感じでしょうか。ボンバを休ませるようですが、基本的にDFに関してはそんなに心配はしなくて良いと思うので、どれだけリズムをうまく取りながらゴールを獲りたいところです。

で相手のアルビですが、ナビスコで楽天に1-0で勝ったこともあり(野澤の神懸かり的な2度のPKストップもあったけど)開幕戦の大敗は完全に払拭出来たのかも知れませんね。ただかなり劣勢を強いられていたようですし、まだまだチーム作りの途中で様々なポジションを選手達が模索しているのかなと言うのはあります。やはり攻撃の起点としてはエジミウソンのスピードを生かす形を模索しながら、ファビーニョ&鈴木慎吾の縦のスピードと運動量でかき回すのが1stプライオリティとなるのかも?右もボールの持てる寺川と素さんが自由にポジションを変えながら縦の槍も備えている(海本幸治郎ね)だけに、勢いには乗せたくないところ。セレッソ戦ではゼ・カルロスのいる左サイドは結構やられていたし、色々な選手が流れてくる部分でマーキングがはっきりしない状態に陥っただけに、チームで明確にしながら何とか抑えていきたいですね。運動量さえある程度保っていけば中盤の主導権は握れると思うので、後はうまく引っかき回して先手先手を獲っていきたいですね。危険な相手に対しては芽のうちに積みたいです。ポイントは起点となるパスディバイダーをどこまでケアできるか、そしてどこまで整理してよく動くアルビアタッカー陣を見切れるかになるのかなと。攻撃は大島と安の初コンビに期待!とにかく勝ってこの連戦を乗り切る勢いを付けたいですね。クマタンや狩野君もベンチ入りあるかも?出てこい!楽しみにしてるよ。
【J1:第3節 横浜FM vs 新潟 プレビュー】安の復帰など、明るい兆しの多い横浜FM。主力の座を守りたい大島・山崎らの活躍に期待(J's Goal)

4/2 15:00KickOff/ジュビロ vs エスパ@エコパ
と言うことで静岡デルビーです。シーズン前のテストマッチでは7-2(試合時間とか色々違うところもあったのでしょうが)というスコアで敗れているエスパにとっては公式戦をこなしたことでどこまでチームができあがってきているのかがわかるのかなと。守備に置いてはある程度構築が進んでいるようですし、長谷川健太監督が掲げる原点回帰のサイドアタックからゴールが生まれているなど好転の傾向は見えているだけに、このプライドの掛かるゲームを何とかモノにしたいところです。もちろんまだまだ理想と思える主導権を握ってのアタッキングサッカーというのはそうはなっているとは言い難いですが、きっちりと守備をして、サイドにシンプルに速く展開し、そしてスピード溢れる両サイド(太田とチェ・テウク)を活かすという形は出来てきているだけに、西・村井という国内トップレベルのクオリティを誇るジュビロのサイドアタッカー陣の裏を突きたいところです。
でジュビロはもちろんこのゲームも大事なのですが、ミッドウィークに待つ水原三星との直接対決も見据えていかなければならないと言うのが本音なのかなと。福西や藤田と言った選手を温存する動きも見えているわけで、山本監督も重要性の高いゲームというのをきっちりと理解しているようです。しかし、グランパス戦でボロボロにされたバックラインの連携は田中マコ、金珍圭共に代表招集で整えきらず、攻撃に置いてもほとんど何もさせてもらえなかったと言う意味でもどこまで修正出来たのかが気になるところです。サイドにしても中にしても、リスク回避の攻撃ではなかなかジュビロらしさが出せなかっただけにある程度のリスクを容認しながらというのも必要になるのかも知れませんね。正直攻撃に置いてはかなり難しい状態になっているだけに、水原戦に向けてもここで何とか攻撃における閉塞感を連鎖を打ち破りたいところです(弱小を叩いても問題解決とは言わないでしょ?)
個人的にはやっぱりサイドの攻防が気になります。ジュビロとしてはボランチと連携しながらにしても、対面の速いアタッカーに対してサイドが対応しなければならない訳で(ボランチは菊池と河村のスタメンが予想されてるけどホントに?)引っ張られるようだと苦しくなる。両チームともサイドの主導権を握れば、その対応に中が引っ張られることになって、より崩しという部分では優位になれるのかなと思うので、ポイントだと思います。とにかく熱い試合になると思うし、質の高い試合を見せて欲しいモノです。
【J1:第3節 磐田 vs 清水 プレビュー】チーム作りの途上で対戦する静岡ダービー。勝利で自信を掴むのは、磐田か清水か。(J's Goal)

ではその他の試合。
4/2 15:00KickOff/レイソル vs 鹿島@柏の葉
4/2 15:00KickOff/グラ vs サンフレ@トヨタ
4/2 16:00KickOff/アルディージャ vs セレッソ@大宮公園
4/2 16:00KickOff/楽天 vs FC東京@ウイング
4/2 19:00KickOff/トリ vs レッズ@ビッグアイ
4/3 15:00KickOff/読売 vs ジェフ@味スタ
4/3 15:00KickOff/ガンバ vs フロンターレ@万博

まあガンバーフロンターレは相当楽しみです。フロンターレが攻撃における良さを失なわず、どこまで修正出来るか。そしてガンバがまたも昇格組に喰われてしまうのか、相手はものすごい苦手にしているカウンターに相当な鋭さを見せるチームなだけに自分たちが先に相手を凌駕して押しつぶしたい所。他にもヴェルディージェフとかも楽しみですし・・・・。まあとにかくまずはマリが勝って、そこから他の試合を楽しみたいですね。とりあえず再開するワクワク感を持ちながら今日はここまでです。

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April 01, 2005

悩める日本の攻撃陣へ。

とにかく一安心の昨日の試合から一夜、少しずつ平穏が戻ってきましたね。まあきっとこういう状況になるのはわかっていたのですが、相変わらず代表戦の力は凄い!アクセスが倍になるもんね。こんなブログでも一応需要があるんだなぁと思うと嬉しい限りです。いつも思っていますが、本当にありがとうございます。励みになります。
でホントはマリノスのことをやろうと思ってたのですが、一応これだけのアクセス数をいただいたので今日は代表のことを様々な観点でこの2連戦を振り返りながら、これからの事を考えてみようかなぁと。一応今回の連戦の後、5月のキリンカップまでは代表の試合はありませんしね(マリノスとジュビロにとっては第一の山となる恐怖の13連戦ですけど 苦笑)では早速。

結果としては2試合で勝ち点3、ホームでの重要なゲームで結果が出せたというのは許容範囲内の成績なのかなぁと。ましてやああいう負け方をしてとんでもないプレッシャーの掛かったホームの試合で結果を残すというのは口で言うほど簡単なことではありません。それは何度経験していても固くなり、そして慎重にゲームを進めていた選手達を見てもわかることでした。正直イラン戦の出来を考えたら、バーレーン戦でも厳しい戦いを強いられるという思いが強かったのですが、少ない時間の中で時差調整、フィジカルコンディションの調整能力と共に、選手達が自覚したのか非常に密なコミュニケートと監督へのシステム変更への要求などによる修正で何とか立て直せた事は、選手達の人間的成長に本当に感じられる部分でした。監督に対しての信頼関係という部分でも何かを見いだしたのかも知れませんが・・・・。まあそれは置いておいて、2試合で結局ゴールは二つだけ、決定機を考えても非常に少なかったと言っても仕方ない出来でした。バーレーン戦の前半は慎重にゲームを進めるという考えがあったようなので、それは除くにしてもやはり決定機を決めきれないという問題よりも前に危険なシーンを作り出すまでに至らないという意味で攻撃に置いては非常に大きな十字架を背負っている状態です。元々こういう部分が軽いチームではないので、ある程度閉塞感を伴うのかなぁと思いましたが、それにしても重傷です。と言うことでここにスポットを当てようかなと。問題点はある程度見えているので順々に悪い部分と解決方法を。

・選手間のイメージ共有が希薄なことによる攻撃の閉塞化。

イメージの共有としては整理されきれない動き出しのタイミング、そしてその動き方というのがあるのかも知れません。ボールホルダーに対して同じタイミングで二人入ってきてしまったり、FWが二人とも楔を受けに来てしまったりと、お互いの動きさえ感じあえず、選択肢が大幅に減少してしまった。これは新しい駒が入ってきて消化不良を起こしたとも言えますが、元々イメージ共有の部分では非常に難があるとも言えると思います。システム変更でとまどったというのがイラン戦に置いてはありましたが(中盤の動きが被るというのは特にそうかも知れない)出すタイミングが掴めないと言うのがあるにしても呼び込む動きがいつも主体的に行われていないと言う証明なのかなぁと。もちろん被るのは本当に少なくするべきなのですが、その辺で小さな約束事さえあれば、どちらかが動き出したらもう一人はこっちと言ったような連動した形も出しやすくなるし、そういう意味ではそのとっかかりの部分で問題を抱えてしまっている状態ではシュートチャンスが作れていないと言うのは仕方ない部分があるのかも知れません。逆に言えば、整理されさえすれば例えばイラン戦の後半唯一と言っていいゴールの狙える位置でのFKを獲ったシーン(ヒデから中にずれてきた俊輔へボールを流し込むと、そのままヒールで流して走り込んだシンジがレシーブ、バイタルに突っこんで後ろから引っかけられた)のような形も出てくる可能性はあるのかなと。一つのスイッチからチームがイメージを共有する形を作っていくと言うことです。現状では以心伝心のようにフルである程度同じようなイメージを持つのは不可能だと思います(今まではそれを戦術としてやってきた訳だけど)ただ単純な二人のコンビからの攻撃(サイドのやつとかが代表的かな?)では限界がある。そこでのスイッチからの共有というのはこれから本腰を入れて整備しなければならないのかなと。本当ならそれが楔なのでしょうが、FWの楔を受ける技術、動きだし共に正直あんまり期待出来ないし、そこに頼って攻撃のとっかかりを掴めないというのはトルシエの時からユースに受け続がれる日本の悪癖だと個人的には思うので(楔という攻撃方法が悪いのではなく、そこに固執してしまいFWの動きが非常に観念的となりすぎて動きがワンパターンになりすぎているし、そこからのイメージが希薄でずるずる下がるだけでダイレクトで裁く技術もセンスもないし、コンパクトを保てない事でサポートに入るタイミングも遅くなりがちなので今の布陣では難しい。凄いきついこと書いてるけど代え難い事実)、中盤でのポジションチェンジから何かを作りたいですね。基本的に中盤ではある程度持てる時間はあるので。

・フィニッシュへの意識が今までにまして希薄なところ。

でフィニッシュに関する部分。そこまでいけてないというもあるのですが、どうしても崩し切ろうしてしまう。悪いことではないけど、シュートは打たないと入りません。可能性の低い状態でも相手に与える影響はある。ここでは特にミドルに焦点を当てて。そのためにはどうしたらいいか、確かに俊輔はバイタルエリアを空けようと言う意識はあると思うけど、それが全てになってしまっている癖はある。サイドに逃げてそこの警戒が消えたところでボランチという形は確かにある程度機能しているのは理解出来るけど、もっとバイタルエリアで仕事をしないといけない。イラン戦におけるヒデも同じだし、北朝鮮戦の小笠原も同じでサイドに逃げてしまっていた。ショートパスのパス交換でもシュートを打てる空間はある程度作れると思うし、工夫次第ではもっとバイタルを空けられると思う(バーレーン戦の一本目のミドル、高原とのスイッチからの右足→枠外とかね。FWももちろんこういう部分には参加して助けてあげて欲しい。引きつけるとかコースを確保するとか、それこそ楔からのタイミングを合わせた落としとか。ペナの近くで楔を受けるんだよ?どちらか片方が。一人は必ずゴールへの脅威となること)もちろんサイドから流れる形から引きつけて崩すのではなく、ボランチのミドルに繋げてもイイと思うし、こういう部分で攻撃をオーガナイズしながら得点チャンスを作らないと。何よりも怖いのシュート。そしてそのためのバイタルエリアでの勝負。そこで倒されるようなシーンがあったらFKも取れるわけだし。それこそ試合における目標をチームで15本ぐらい打てる様にして欲しいところ。サイドからももっと打っていい、アレックスも打てるし、加地も・・・まあ多くは求めてはダメか。とにかくチームとして高くシュートを打つ意識を持たないと。あれだけシュート練習しているんだから。

・FWのインテリジェンスと連動力、足りないピースは局面打開力?

でFWのこと。畳みたいぐらい毒舌ですわ。でももう結構上でちょくちょく書いてるので端的に。正直に言って本当に何のためにそのプレーをするのかというのを、もう一度ちゃんと考え直して欲しい。低い位置でボールを受けて前を向いてどうするの?あなたが5枚も6枚もマラドーナみたいに抜いてくれるのですか?簡単に裁こうよ。外に流れて受けて何の価値があるの?そのサポートにもう一人のFWが来て、中に誰もいない。サポートにきた選手に落としてもクロス入れられないです。ペナの枠内で受けてシュートを促すようなポストをしてくれ。ゴールの獲れるポジショニングを取ってくれ、細かい事はある程度でいいんだから。こういう部分で本当に疑問を感じるプレーが多すぎる。身体張ってることに関しては凄い頑張ってると思うけど、頭の悪いプレーが多すぎる。ワシントンやグラウとか崔龍洙とかが怖さを持っている理由を重ね合わせて欲しい。
で連動の部分も同じ。受けに下がる動きを二人ともしたりとそういうかぶりが多すぎるのと、二人の距離が遠い。ポジションの高さに差が付かないし、凄いもったいない。一人が受けたら一人はその空いたスペースを狙うとか、ポストに受けたらダイヤゴナルに走って受ける動きをするなど、もっと絡まないと。玉ちゃんとの時は一度いいのがあったけど、あれを回数増やして欲しい。お互いをもっと強く意識して距離を取るという意識をもっと高めないと。高まれば、もっとバリエーションも広がるし、チャンスも出来てくる。
もし現状が変わらないのなら、永井雄一郎とか大久保嘉人とか田中達也とかああいう選手が出てくれると替わってくるのかなと。もちろん玉ちゃんも。個で突破出来る選手。彼らは後ろ向きでは活きないから一人は完全にポストマンでイイ。その代わり彼らがポストマントの距離を意識してイイアングルで受ける動きをして、仕掛けて仕掛けて勝負する。相手も警戒するし、そうすればバイタルも空いてくる。FWの仕事が出来ていないとも言えるのかも知れないけど。柳沢とか大黒はチームの状態が良くなれば、もっとイイ働きが出来ると思う。センスプレーヤーだから本当は既に出して欲しいけど。まあ言われてる通り高原と鈴木隆行の相性は良くないのはわかっているはずなのに・・・・。
個人で見たら特に高原に。高原はドイツでそういうことが出来ているのに、代表に帰ってきて余計なところで動きすぎだし、受けてからの判断も遅い。てゆうか肝心なところでは動き出し遅いと本当にちぐはぐすぎる。ポストはほとんど師匠に任せてもイイから、センターで信じて待ってて?自分のいいところはスペースをかぎ分けてゴールを取る嗅覚でしょう?どこで仕事をしなければならないのか、もう少し考えなきゃいけない。本当に誰もが日本のエースとして期待している部分は大きいと思う。頭の中をクリアにして試合に臨んで欲しい。

・精度の問題、特にプレッシャーを掛けられたときの精度とタイミングなど。
でサイドにサイドアタック。基本的にサイドアタックに関しては段々機能するようになってきたのかなぁと思います。加地は去年のドイツ戦から何かを開眼したのか、右サイドで本当に良く走り、良く仕掛けて、右サイドは今やホットサイド。エドゥとの特訓や集中的な起用もあって経験を積み、現状では一番チャンスを生み出す選手なのかなぁと。アレックスはまだまだ無駄な低い位置でのドリブルが多くてハラハラドキドキなのと、加地に比べてランニングを仕掛ける部分は少ないのが残念だけど、以前に比べたら非常に守備は向上しているのがバーレーン戦で見て取れました。彼の言っている通り、怪我が完全に良くなってキレが戻り始めて本物のALEXに戻りつつあるのでしょう。俊輔との相性の良さや元々持っている技術の高さと精度は日本の大きな武器となっているし、アイデアも豊富。今や日本のクラックとなりつつある。
ただ加地に関してはもったいない。回数は多いのだけど、なかなかシュートに繋がらないクロスはもう少しどうにかしてほしい。精度の部分もあるのですが、それは一朝一夕にはいかないだろうけど、抜けるようになったのは認めるにしてもタイミング。マークが外れるときは簡単に流し込んでイイし、中の動き出しのタイミングに合わせたい。バーレーン戦、玉ちゃんが呼んでるのを無視して(フリーになっていた)縦に行ったけどあれは簡単に流し込めば決定機となっていた。日本のCFWに長身の選手は少ないし、そういう部分ではピンポイントの精度を求められるし、抜き切れていない状態では高い軌道のクロスは厳しい。そういう意味でも合わせる選手をよく見て考えて上げて欲しいところ。本当にあと一歩なんだから惜しい。アレックスは回数を増やせばOK。後は守備とのバランスは忘れずに。

と言うことでだいぶ長く、そしてだいぶ辛辣に書きましたが、守備に関しては素晴らしい出来だっただけに後は攻撃がうまくいくようになればと思います。もちろん攻守の切り替えやラインの設定など攻撃に繋がる部分もあるのですが、基本的に速い切り替えからの速攻というパターンを備えていないチームなだけに、いかに得点を取るのかというのはもっと突き詰めていかないといけないですね。もちろん1vs1で抜くなどの個の力の向上は必須ですが、もっと頭を使い、周りを感じ、そして一つのプレーに集中する(大事にしろとは言わない、思い切りも大事)そういうことをすればもっと良くなると思う。ましてやまだまだ未完成なのだから(未整備ともいう)。とにかく後は楽しんで欲しい。攻撃は楽しいモノだし。もちろんプレッシャーの掛かる試合だからそうはいかないけど、子供の心みたいな勝負を楽しむ気持ち?イイと思う。とにかくゴールを獲らなきゃ道は開かない。ガンガンこっから爆発して僕をひれ伏させて欲しいモノです。

*ちょっと毒々しくて申し訳ないです。気持ち害された方もいるかも知れませんが、申し訳ないです。感謝の気持ちにしては仇で返してる(苦笑)これからはJやヨーロッパに移行します(そんなこと言ってまたやるかも知れませんが)と言うことできょうはここまでです。

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