« 断ち切った悪夢の連鎖@J1 第2節 | Main | 招集メンバー考。 »

March 14, 2005

中澤佑二の苦しみ。

大きな重責を担うことでまた人は成長出来るのか、それとも自分らしさを失いまた良さも薄れてしまうのか、もちろんそれ如何で選手の評価を変えようとは思わないけど、今年の中澤佑二は少しおかしい。やっぱりキャプテンになったことが影響したのかな?いつもの明るさが少し影を潜め堅かったりと多少心配になってしまう。ただこれを乗り越えたら本当にNo.1DFになるのかも。そんな可能性を辿ってみようかなぁと。

本来非常にまじめながら明るく、プレー見ている上でも何かその対戦を楽しんでいるような雰囲気が漂う中澤佑二。屈強なFW、虎視眈々と隙を狙うFW、真っ向勝負で挑み掛かってくるFW。そんな相手に対して常に壁となってはね返していく姿は、その勝負を楽しんでいる様に見えるのだけど(マツも似てるけど、マツの場合はナチュラルというかサッカー小僧みたい)今年はちょっと違う。キャプテンに任命されてプレッシャーというものもあるのだと思う、凄い苦労してきてここまでのし上がってきた彼は非常にまじめだ。努力を惜しまずここまで上ってきた。だからこそ、ここでもやはり彼の中にある「キャプテン像」というものを追い求めているのかも知れない。カズであったり、森岡隆三であり、宮本恒靖であり、松田直樹のように。ただそれは彼らしい明るさだったり勝負を楽しむことよりも、チームを引っ張らなきゃいけない、勝利に導かなければならないという責任感に頭が行って自分らしさを失いつつあるのかなぁと。きっと拒否していたことを考えると自分でもそういう予兆があったのかも知れませんが、何となく力が入りすぎていて、いつもなら出て行かないところで出て行ったり、今までうまくいっていたバランス感覚というのが少し崩れてしまうというのが嫌だったのかも知れませんね。ましてやチームの象徴であり、センターに鎮座して引っ張ってくれる松田直樹がいないというのも彼にとっては不運だった。マツがいれば、仕事的には彼をサポートしながら自分の仕事に集中出来るのだけど、彼がいないことでここでもどうしても自分がやらなければならないみたいな使命感に雁字搦めになってしまっているのかも知れない。ましてやチームとして攻守の歯車が合わず焦りもあったと思う。結果が出ない、結果が出ても内容としてなかなか納得するようなことが出来ない。そこからまた自分らしさを喪失してしまう。今は苦しい時なのかも知れませんね。

でも個人的には、キャプテンだからと言って別に変わったことはしなくて良いのかなぁと。もちろん彼は様々なキャプテンというのをクラブ・代表で見ていてきっとこういうモノなんだという観念があったのかも知れないけど、いつも通りまじめにやっていけば背中で伝わっていくのかなぁとも思う。本当ならそういう仕事は他の選手がやって彼は勝負を楽しみ、そしてバチバチやりあってがっちりと守ってくれればそれでイイと思うし、チームに大きな価値をもたらしてくれるのですが、そこで逃げずにまた新たな何かを見せてくれたらと。もちろん時には厳しさやチームを引っ張る姿勢も必要だけど、そんなに肩肘張らずに自分らしい「キャプテン像」を探して欲しいところです。そしてその責任感さえ内包して責任感さえ楽しめるような選手になったら又一回り大きくなって心技体充実の最強のDFになれるのかなぁと。

昨日の「Get Sports」で謙虚な姿勢・毎日の反省・感謝の気持ちという人生の標語をインタビューの中で話していましたが、過密日程の中で思うように身体が動かず、それがまた彼にとって心理的ストレスとなり、非常に負担となっているのかもしれない。でもこれがまた糧となってくれたら、どんなに頼もしいことかわからないです。彼自身欧州移籍もしたいだろうし、日本代表としてWCにも出たい、そしてマリノスでJ3連覇そしてアジアチャンピオンにもなりたいと沢山の目標があるだけに今の状態は歯がゆいのかも。でもこの苦しい体験は決して無駄にならないと思う。本当は普段の中澤みたいに明るく軽い感じもするけど、やるときはがつんとやってくれるというのが好きだったりするんですけどね。とにかく怪我もあるだろうけど、とにかく無理だけはしないで!ということでここまでです。

|

« 断ち切った悪夢の連鎖@J1 第2節 | Main | 招集メンバー考。 »

Comments

News-Handlerでも同名でやっていらっしゃったLooseBlogさんでしょうか?
以前、何度か取り上げていただいた、narilogのnariです、どうも。
# blog違いでしたらすいません。

中澤に関するエントリー、興味深く読ませていただきました。
自分も最近感じていたことだったので、とても共感させていただきました。(肩肘張らずに!と。)
最近の彼のインタビューを聞くと、いままで以上にサッカー選手・チームとしての受け答えで、表情も冴えていなくて心配してしまいます。
彼をサポートする意味でも、自分も松田の復帰を心待ちにしています。


さて、話は変るのですが、私はF・Marinos Blogs Headlineという、マリノス系blogの更新情報ポータルをやっています。
http://harukaze.dyndns.org/~nari/headline/

LooseBlogをこちらに登録させていただけないでしょうか?

どうぞよろしくお願いいたします。

Posted by: nari | March 15, 2005 at 12:24 AM

nariさんこんにちわ。その通り、News-Handlerでやってて移転した同じLooseBlogです。以前はお世話になりました。いつも楽しく拝見させてもらってます。Viva!イイ写真!

ボンバに関してはやっぱりそう感じますよねぇ、怪我は仕方ないにしても一人で背負い込みすぎなのかも知れませんね。明るさだけでも取り戻して欲しいし、チーム全体で彼をサポートしていって欲しいですね。その一番手がマツだと思っているのですが。

「F.Marinos HeadLine」よく見させて頂いてます(BookMarkしてます)いつも色々とシステム構築などご苦労様です。登録の件、こんなBlogでよろしかったらお願いします。大したエントリーはしないですが(苦笑)

それでは又よろしくお願いします。

Posted by: いた | March 15, 2005 at 01:01 AM

>Viva!イイ写真!

いえいえ、写真多いblogも増えてきましたので、ただの写真貼ってるだけblogです(苦笑

FMBH、登録させていただきました。以後よろしくおねがいします!

Posted by: nari | March 15, 2005 at 11:15 PM

わざわざ、ご報告ありがとうございました。それではこれからお世話になります。

Blogの方もこれからも楽しみにしてますので頑張ってください。ではまた。

Posted by: いた | March 16, 2005 at 12:59 AM

中澤選手は本当にすごいですね。高校時代、無名だったのに日本代表の中心選手にまで上り詰めたのだから、血のにじむような努力があったのでしょう。努力の塊のような人ですね。
若い人は見習わなくてはいけません。
今後もがんばってほしいです。

継続は力なり、これは大事なことですね。
文武両道でがんばるというのは継続して努力することを言うと思います。


文武両道といえば、慶応の理工4年福谷選手がドラフト1位で指名されましたね。文武両道ですごいですね。がんばってほしいです

サっカー界には文武両道で有名な東大卒Jリーガー久木田さんや他にも岡田武史さん、宮本恒靖さん、橋本英郎さんが文武両道で有名です。、ゴルフ界といえば、坂田信弘さんくらいしか思い浮かびません。


しかし、大学ゴルフ界に文武両道プロゴルファーになる卵がいます。
東大法学部4年の高野隆

彼は朝日杯争奪日本学生ゴルフ選手権には4回出場し、6位に入った。他にも、日本学生ゴルフ選手権3回出場、日本アマ出場、トップクラスで活躍するスーパースターです。

九州大2年の永井貴之

彼は九州ジュニアゴルフ選手権4位、国体選手にも選ばれた。日本学生ゴルフ選手権出場、文部科学大臣杯争奪全日本大学・高等学校ゴルフ対抗戦出場など、全国大会の常連です。

和歌山県立医科大学医学部医学科1年の辻田晴也

彼は関西高等学校ゴルフ選手権2位、全国高等学校ゴルフ選手権に3回出場など全国大会の常連で、関西学生秋季新人戦2位、西日本医科総合体育大会2位です。

他のスポーツ界に負けず、文武両道3羽ガラスが将来プロゴルフ界で活躍すればなぁー

ただ、プロの世界は本当に厳しい。スポーツ一本で勝負しても、それで飯を食っていけない人はたくさんいる。

彼らがプロでやっていくのはなかなか厳しいことだ。

特にゴルフの場合、野球やサッカーと違い、遠征費、宿泊費は自己負担、キャディ費も払わないといけなく、稼いだお金のうち手元にはあまり残らないのがプロゴルフの世界。

でも、努力でのし上がれ

あきらめるな

Posted by: とく | December 25, 2012 at 01:26 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77106/3295691

Listed below are links to weblogs that reference 中澤佑二の苦しみ。:

« 断ち切った悪夢の連鎖@J1 第2節 | Main | 招集メンバー考。 »