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March 18, 2005

Look Back F.Marinos@February&March

Fマリノスの苦しい状況で戦った2月3月も一段落つきました。やっぱり振り返ってみるとなかなか難しい期間だったと思いますが(それなりに右往左往したりイライラしたりもしたのですが、それがまた糧と出来たらまたそれもいいのかなぁと。と言うことでそんなここまでを振り返ってみようかなぁと。

A3 Nissan Champions Cup 2005 -経験値と大きな足枷-
2/13 第1戦 △1-1 浦項スティーラーズ@済州 F.Mari:3清水範久
2/16 第2戦 ○2-0 深セン健力宝@済州 F.Mari:46上野良治 63熊林親吾
2/19 第3戦 ●1-3 水原三星ブルーウイングス@済州 F.Mari:15大島秀夫

岡ちゃんの言う通り、去年に比べて選手のチーム作り的にも非常に仕上がっていて、プレッシャーが強くタフな相手に対して新戦力や経験の浅い選手達が経験を積めたりしたと言う部分では非常に良い経験となったのかなぁと。いままで主力で戦ってきた選手達は軒並みチームの牽引車となることは出来ず(松田・中澤は代表招集、もちろん去年から引き続き久保・安貞桓が怪我で出場不能、出場出来た奥・ドゥトラもコンディション不良、上野・坂田などもある程度制限の付く出場)それでも東アジアの強豪に対して結果こそ残念なモノだったにしても、一歩も引かない状態である程度戦える事が証明出来た事は今考えると非常に大きかったのかなぁと。去年レンタルから帰って心境著しい成長を見せていたハユマが攻撃の核となっていた姿は非常に頼もしく(マリノス的なA3MVPでしょ?)、期待値は高いモノの精神的に未成熟な部分もあって河合や中西の後塵を拝していた栗原が屈強なアタッカーに対してある程度の成果を残したこと(やられもしたけど)そして新戦力、大島と熊林が結果をチームの戦術的にはまだまだ馴染んだとは言い難いモノの、それぞれの特徴を活かして結果を残したことなど始まるまではスケジューリング的な問題などでネガティブな思いが強かったのですが、それなりにFマリ的にも大きな成果が得れたのはよかったのかなぁと。
しかしタフすぎる相手・環境的な順応・そして強いることのない無理等が様々な問題を引き起こしてしまいました。久保・安が戻ってくるまでエース的な働きを期待された坂田が3月中は絶望的という怪我を負い、河合や奥と言った選手達が体調不良を患ってこれまた3月に本来の力を発揮出来る状態には戻りきらなかった。そしてメンバー的に苦しい状態で一部の選手に無理をさせることになり、これまた後に引きずってしまう要因となってしまった(これは人的なミスもあったけど)そして今までマリノスがチームとしてフィジカルコンディションの調整能力やメディカル的な現状把握の曖昧な部分などの懸念されるポイントはまた露呈してしまったなど、これはシーズンに入っていくにあたって不安を感じるモノでもありました。最終的には3位ということでしたが、ポジティブとネガティブが混在するような大会となりました。

2005 XEROX Super Cup –今期最高の内容と引きずるミス-
2/26 ●2-2(PK4-5) ヴェルディ@横浜国際 F.Mari:72大橋正博 87田中隼磨

今考えても今期最高の内容なのは、この試合でしょうね。ヴェルディのチーム作りが遅れているとはいえ、Jへの順応はスムーズにいきボールポゼッションとよどみないアプローチとプレス、そしてチームとしての熟成度という面でシンプルな攻撃、そして切り替えの速さとなって非常にチームがうまく回りました。運動量も衰えず去年のような勝負強さが一時的な決勝点となって出たのかなぁと。何よりもその立役者はA3でプレータイムは長かったものの期待に応えたとは言い難い大橋だったのはマリにとっては嬉しい事でした。この試合ではキレにキレ、非常に効果的なドリブルワークとテクニック、そして速い切り替えでうまく味方のランニングをおとりに使ってゴール、これが自信に繋がったのか2点目に繋がる美しくまたスピードのあるFKも魅せてチームを勝利へと導く・・・・はずでした(苦笑)
チームにおける甘えだったり、ここ2年成績が出ている部分での奢り、そして何よりもサッカーの厳しさを忘れてしまったプレーが出てしまった訳です。榎本達也のキックはミスとなって相手に渡り、そしてその流れからペナでゴールに背を向けた状態でボールを受けた大物ワシントンが背負った那須を引きずり倒し中澤のカバーさえも振り切って決勝ゴールを決められてしまう(まあ衝撃でしたし、ワシントンを褒めるしかないのでしょうが)そしてPK戦ではヴェルディの精神的な強さと技術を見せられてタイトルを失ったわけですが、このプレーによりチームが受けた影響は非常に大きかった。大橋の自信、チームの流れ(これは水原戦からあったけど)、そして帳消しにしてしまう良い内容。この敗戦はチームにとっては楽観的な負けだと終わった直後は思っていましたが、そんなに軽いモノではなかったのでしょう。しかし、試合自体が非常に希望が溢れる部分でもありました。

J.League&ACL開幕 –悪い流れ、落ちていくコンディション、それでも見せた意地-
3/5 ●0-1 ジュビロ@日産スタジアム
3/9 ●0-1 山東魯能秦山@三ツ沢
3/12 ○3-2 セレッソ@長居 F.Mari:18&47&60大島秀夫
3/16 ○2-0 PSM Makassar@Matoangin Stadium F.Mari:30大島秀夫 63山崎雅人

まあ本当に苦しかったのは3月でした。A3・ゼロックスで出てきたネガティブなポイントが全て出てしまうような最悪の流れでの2連敗は本当に堪えるものでした。ジュビロ戦の敗戦は本当にアクシデントとしか言いようがないものでしたが、それでもジュビロのリトリートして最終ラインとボランチで形成された守備ブロックを崩しきれず招いた敗戦というのも言えるような試合でした。内容的にはゼロックスの良い流れを持ってくることは出来て、引きこもりのジュビロに対して後半に入りリスクをとりながらでも前に出てチャンスを作り出し、またここまで本来のエネルギッシュでまたチームに実をもたらすプレーが出来ていなかったドゥトラが開幕と同時に覚醒、左サイドは完全に彼のステージとなり完全に「勝てるゲーム」を作りました。しかしフィニッシュの部分でどうしても決めきれず、そしてあの事故のようなゴールによる敗戦。気にしない、しょうがないとは言え非常に大きな波及効果をもたらしたあのゴールによる敗戦はチームに影響がなかったとは言い切れないほど大きなモノでした。それは2戦目見事に反映されました。ACL初戦の山東戦。コンディション的に非常に難しい中でのグループ最大のライバルと言われていたチームとの対戦、レギュレーション的に1位しか抜けれないこの大会ではどの試合も非常に重要度の高い。その中でも最も負けが許されないゲームで決定力不足を露呈してしまいました。打てども打てども枠に飛ばない、飛んでもGKの胸に納まる。ゴールが遠くなる間に喫した今シーズン最も不安定なセットプレーからの失点(ここまで3失点)今シーズンのここまでを象徴するようなゲームでした。チームとしても停滞感を伴うゲームでスタメンに不調の達也に変えて哲也を出しても実らず、監督としてどうして良いのかの迷いというのも感じられるような試合の中での交代なし。流れを変えれることなく、チームとしては大きく沈みかねないぐらいのダメージをシーズン序盤で負ってしまいました。
それでもここで見せた意地。セレッソ戦、コンディション的にもメンタル的にも難しい試合でチームはうまくバランスを取れず、常に前に行かれる展開で表れた救世主は、ここまでポテンシャルは見せていたもののチームに馴染みきれない印象もあった新戦力・大島秀夫でした。悪天候の中、チームとしてもかなり出来の悪い試合でなかなかシュートチャンスさえ訪れない中、決定機を非常に高い集中力で右・左・ダイビングヘッドで3本のシュートをモノにした。チームとしても3点目の後の30分、コンディション的に苦しくても粘って粘って攻撃陣的には調子の良かったセレッソの猛攻を凌ぎきり、欲しかった勝ちという結果を何とか留めることが出来ました。岡ちゃんも「チームで最も代えの利かないパーツ」と称されていたチームの核・奥大介を清水に代えてチームにアグレッシブな運動量を取り戻すという勝負師的な采配を見せて的中させるなど、今までのものすごい停滞した流れを吹き飛ばすような価値のある勝ちでした。その後インドネシアに渡り、ピッチコンディション、高温多湿の気候、そして過密日程で苦しいフィジカルコンディションの中でのもう失敗の許されないマッカサル戦でもチームが一丸となり結果を残してくれました。試合前から上野が日本で離脱、中澤も怪我を負っても強行出場するしかない中、大島はまた先制点となる価値あるヘッド、そして山崎がようやく久しぶりのゴール(ナビスコ以来?)、マツの復帰、アデマール初出場などなどポジティブな結果を残してくれたことで良いことより悪いことの方が多かった3月を見事に締めくくってくれました。

・来月に向けて

F.Marinos's Schedule in April

4/2(Sat) J1第3節 vsアルビレックス@日産
4/6(Wed) ACL第3節 vsBEC TeroSasana@バンコク
4/10(Sun) J1第4節 vsヴィッセル@日産
4/13(Wed) J1第5節 vsレイソル@国立
4/16(Sat) J1第6節 vsガンバ@日産
4/20(Wed) ACL第4節 vsBEC TeroSasana@三ツ沢
4/24(Sun) J1第7節 vsアルディージャ@日産
4/28(Thu) J1第8節 vsフロンターレ@等々力

F.Marinos Official Schdule

この後は4月のJ再開まで代表組以外は休めるし、ここでコンディション的にもチームバランス的にも体勢を立て直して再びの過密スケジュールに望みたいですね。もう少しすれば久保も安も坂田も戻ってくるし、コンディション的に苦しんでいる奥や遠藤、中西も少しは復調してくれればチームは一気に厚みを増すはずです。それはもちろん大島を筆頭に那須、大橋、山崎、熊林など様々な選手が大きな経験を得て自信を得ているからです。確かに望むべき最高の結果という訳ではありませんでしたが、これほど苦しい時は来ないだろうし苦しめば苦しむほどこのチームはもっとポテンシャルを出してくれると信じているので、これからどんどん上げていくだけです。まだまだ始まったばかりだし、その中でこれだけ濃い経験をこの期間に出来たチームはないのだからこれを生かさない手はないでしょ?もっと逞しいFマリノス構築のための最高の糧となるシーズン序盤にして欲しいモノですね。反応があればこれからは出来れば毎月こんなのをやろうかなと思ったりしてます?でもあっさり忘れたりして(苦笑)では今日はここまでです。

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