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March 31, 2005

天使の力@WC Asian Final.Q vsバーレーン

とにかく良かった、本当に。あのままスコアレスで終わってたら、高原&師匠を叩いて叩いて叩きまくろうと試合中に思ってたのですが、あのゴールで勝ちをさらえたことは良かったかなぁと。そしてバーレーンの主力がまた次々とカードをおみやげに帰ってくれることも。とにかく埼玉スタジアムの天使に感謝ですね。内容も個人的にはある程度納得の出来でしたし(FW以外)

WC Germany 2005 Asian Final Qualify GroupB
Japan 1-0 Bahrain @ Saitama Stadium 2002
Japan:72'OG(M.Salmeen)

日本スタメン:GK楢崎正剛(グラ)、DF田中誠(ジュビロ)、宮本恒靖(ガンバ)、中澤佑二(Fマリノス)、MF福西崇史(ジュビロ)、中田英寿(フィオレンティーナ)、加地亮(FC東京)、三都主アレサンドロ(レッズ)、中村俊輔(レッジーナ/→90'+2'稲本潤一(カーディフ))FW高原直泰(HSV)、鈴木隆行(鹿島/→69'玉田圭司(レイソル))

バーレーンスタメン:GK A.ハサン、DFフセイン、マルズーキ、サイド・モハメド、ババ、サルマン・イサ、MFアルドサリ、M.フバイル(→65'ナセル)、フセイン・サルマン(→60'A.タレブ)、サルミーン、FWフセイン・アリ

と言うことで試合展開は簡単に。緊張感漂う中で始まったこのゲーム、相手が序盤からかなりラインを低く設定してカウンターを狙ってきたこともあり、日本は基本的にポゼッションを握る。懸念されていたバーレーンのシンプルのカウンターには非常に慎重にゲームを進めた上で、バランス良くポジショニングを取りながうまく囲む形がうまくいき、カウンターの起点の芽をほぼ完璧に摘むことが出来ていた。しかし、肝心の崩しには閉塞感を伴い、序盤はリスクも計算しながらラインの裏を長いボールでラインの裏を狙うモノのイマイチ、その後繋いで崩そうと思うモノのポストに受けた選手の判断も遅くそして悪く、またフリーランニングなどもなかなか出ずボールを「持たされていた」ような感じはあった。ようやく20分頃に俊輔が高原とのスイッチからミドルレンジからのシュートを打ったことで少しずつ攻撃にリズムが出て、またバーレーンのファールの多さも伴ってセットプレーでのチャンスが連続して訪れる。しかし、バーレーンの高いDF陣に阻まれて決定機は出来ず、俊輔のキックと中の動きもなかなかリンクしない状態でゴールは奪えない。結局前半は0-0のまま、緊張感を連れ添って終わる。

後半、非常に出来の悪かった2トップに変更があるかと思われたモノのそのままの布陣でスタート。しかし、意識が変わったのか非常に積極的にワイドアタッカーが前に出る形が日本にリズムを与える。開始直後の俊輔のロングパスをアレックスが粘ってマイボールとしてクロスボールを入れるなど、ようやくエンジンが掛かり始めたかなぁと言う感じが出ると、左サイドを主にアレックスの存在が大きくなり始める。俊輔とのコンビネーションやドリブルでの局面打開など本来の彼らしいアタッカーとして危険なシーンを作ると、左だけでなく加地も最近つかみ始めている攻撃的なキャラクターを出し始めてフリーランニングも出始めたし、ドリブルでのサイド突破等でチャンスを出し始める。チームのリズムが良くなったこともあってFW陣もようやくずるずる下がってボールを受けるだけでなく、ペナ付近で危険な匂いを放ち始める。鈴木隆行の切り返しからの左足シュートがGKのファンブルを招き高原が詰めるモノの決めきれない。その後もアレックスのタイミングをずらしたクロスボールから鈴木が飛び込むなどもあるがなかなか取りきれず、本当に苛立ちが募る展開。ジーコはようやく重い腰を上げて鈴木に変えて玉ちゃんを投入。玉ちゃんは非常に積極的に姿勢がFKをもたらし、ようやく得点が動く。右より少し距離のあるFKから俊輔のキックはアイソレーション(合わせる選手以外は逆に走り、一部分を1vs1にするバスケ戦術)のような形で中澤が相手に競り勝ってボールを落とすと、そこから混戦となり相手がエンドラインに逃げようとしたところで中澤がプレッシャーを掛けると、クリアしようとしたサルミーンは焦ったのかコントロールミスし、彼のクリアがそのままゴールに吸い込まれた。非常にラッキーとしか言いようがないのですが、とにもかくにも先制点で前に出る。その後、このままでいいのか、それとも追加点を狙うのか曖昧な部分はあったモノの勢いのままゴールを狙うが、バーレーンもやらせない。2トップの絡みもようやく玉ちゃんの積極的な裏を狙う姿勢もあってクロスするような動きもあったモノの決めきれず。その後、バーレーンもビハインドを負ったことで前に出てきて、また日本の選手達の疲労も相まって最後は押し込まれるが、何とか凌ぎきって待望の勝ち点3を得ることが出来ました。

まあ攻撃における閉塞感は相変わらずなのですが、守備に関してはほぼ完璧な危機管理できっちりと相手のカウンターの芽を摘み取り、また積極的なディフェンスがある程度うまくいって、DFラインも終盤押し込まれたシーンを除けば余り低くならずに後ろからの押し上げというのも合格点を与えられる出来だったのかなぁと。中盤に置いてもイラン戦が嘘のように高い守備意識と切り替えの速さで失った後の危機管理能力を見せ、また一人一人がきっちりと玉際でも身体を張った事もあって、中盤で主導権を譲る様なシーンはありませんでした。本当に整備されない中でフォアチェックを機能させるのは難しいですが、選手達がボールに対して執着心を持ち、良く追ったし戦ったというのは評価して上げたいなぁと。それだけに前半の攻撃におけるフリーランニングの少なさとFWのずるずる下がって裁きも遅い意味のないポストワーク、サイドの自重、そしてシュートへの意識の低さは残念でした。

個人的な感想としては、やはり結果を求めていく部分でヒデと福西のバランスはある程度正当なモノだったのかなぁと。相手の得意としているカウンターに対しては警戒を解く訳にはいかないですし、そのためにある程度慎重にゲームに入り、ある程度掴めたところで自分たちの良さが出すというのは悪くなかったのかなぁと。ヒデの機動性と危機察知能力に頼る部分は非常に大きかったと思いますが、福西は良く自重していたし、こう言うときはある程度役割分担がはっきりしていてうまく回ったのかなぁと。もちろんもっと出来るはずというのはありますが、俊輔が引っ張ってヒデが中に入り込んだりとある程度今までの形というのは出ていたと思いますし、前で蓋になるような動きに終始したFW達の働きぶりが改善されれば、もう少し流動性は上がると思いますし、もう少し変化の付いた攻撃も見られるようになるのではないでしょうか。ここをスタートラインにスタンダードになっていけばとも思います。ヒデかシンジかというのはわかりませんが、サイドにおける崩しなどはある程度形が出来てきているし、後はイメージの共有ともっと明確な攻撃における「型」が出来ればもう少し良くなるのかなぁと。厳しく見れば、これがスタンダードに戦ってくる相手に対しても同じように主導権を握りながらリスクをコントロールしていくようなサッカーを出来るのかを筆頭に、スペースメイクや複数人が絡むような狙いのある動きによる連動した攻撃のなさ、ポストワークにおける技術とイメージの貧困さと、バイタルエリアでの動き方、意識の改善などなど個における部分もありますが、まあそこまでを求めるのは「急造」チームにとってはきついのかも知れませんね(まあ2.5年も経っているチームとして考えたらやって欲しいのですけど)

では個人評。
楢崎正剛→基本的にはプレー機会はなし。しかし終盤の落ち着いたゴールキーピングには救われた。なかなかプレーのリズムが掴みにくい試合でも経験を生かした。多少DF陣とのコミュニケーションに不安な部分が一つ。十分なアピールとなったかはわからないけど。

田中誠→今まででは出て行ったときでも自重するような形に。しかし落ち着いた対応はきっちりと。周りとの呼吸もきっちりと合わせてオフサイドを取ったりとこの辺は経験か。後はビルドアップ。

宮本恒靖→きっちりとDFラインを中盤と連動させて、イイリズムを自ら崩すような存在をしなかったのは良かったのでは?これを毎回続けて欲しい。セットでは身長はないもののタイミングの良さとセンスの良さを発揮していただけに惜しかった。

中澤佑二→一度危険なストップのシーンはあったモノの普段道理の強さを発揮。マリ的な前に出ての積極的なアプローチで攻撃に繋げようという意識も高く、今日はファール少なくきっちり完封。セットのシーンでもやはり一番危険な存在になり、決勝点の起点&オウンゴールを導いたアプローチと大きな存在感。

福西崇史→多少バイタルエリアをお留守にするシーンもあったが、ヒデと良くコミュニケーションを取っていたシーンも見えたし、よく我慢して中盤の守備ブロックを保った。直接的に手を下すようなシーンでは対人能力の強さも発揮したし、カバーリングも上々。バランス的にはこれを維持したい。

中田英寿→絶大の存在感、攻守における意識の高さと運動量と実効的なプレーで高いクオリティを示して自らの価値を示した。このポジションでの働きはイラン戦と比べても断然こちら。バランスを維持しながら中盤をオーガナイズし、危険なシーンには必ず顔を出して自らインコントリスタとして潰し訳になり、又自らも良く動いてパスレシーバーとして機能しようと意識を見せた。後はこれがペナに入るような意識でフィニッシュに絡むような形が出てくれば、大きな武器となり得る。決定機を演出するようなプレーがあれば、間違いなく今日のMVPだったのかなと。それでも満足。

加地亮→前半は高い守備意識で攻撃に置いては存在感を示せなかったが、後半はエドゥとの特訓の成果かドリブル突破からのクロスや今までも良さを見せていたフリーランニングのタイミングの良さを見せて右サイドで躍動。守備も破綻はほぼなく合格点・・・・と言いたいところだけどこれからの課題となるのはその精度、結構な数を上げたが、もう少し味方に合うシーンを増やしたいし、何よりも型に拘る傾向が見え隠れ。中のタイミングを計り、それを前提にクロスボールの質を上げたい。厳しいかも知れないが、これだけのパフォーマンスを示しているだけにもったいない。

アレックス→攻撃に置いてはクラックとして後半の好ペースの立役者。ドリブル突破、クロスボールの精度とタイミングとバラエティはやはり素晴らしい。前半は加地と同じように守備に重きを置いたプレーに終始したが、それもある程度は容認出来る。俊輔とのコンビは相変わらず波長が合うのかいい形を見せているし、いつもにない粘りある対応で高い位置でマイボールを保持するなど本当に高い貢献度。守備に関しても今日は確実にイイ働き。最後のカードは・・・・。

中村俊輔→多分評価は分かれるところだけど、僕は凄いイイと思った。守備に対して非常に高い意識を示したし(放免されているレッジーナでの働きとの差を見てみましょう)非常に運動量豊富にボールに絡みながら中盤でタメを作り、危険な存在として相手の警戒を引いた。キックの精度は今ひとつという感じもするが(速いキックがもっと多くて良かった、相手は高かったし)、それでも存在するだけで相手の警戒を引けるのは価値の証拠。終盤はガス欠だが、もう少し早く下げても良かった。自らももらったが相手にカードを何枚ももらわせた価値はあまりに大きい。

高原直泰→×。ボールを受けてからのイメージが貧困、コントロールも粗く、球離れも悪い。周りとのコンビネーションがあっておらず、正直ものすごい不満足であのオウンゴールがなかったら戦犯として祭り上げてるところ。はっきり言うけど、引いてボールを受けた後どうしたい?早く裁いてゴールに向かうべきだし、キープすることの価値などない。それに低い位置でボールを持ってお前に何が出来る?ゴール前の匂いのするポジションにいてこそ価値が出る。決定機もモノに出来ず。

鈴木隆行→同じく×。ファールゲットで最低限の価値は示したが、ペナに侵入する回数自体が少なく、ストライカーとしてはイマイチの出来。シュート一本惜しいのがあったけど、ああいうのこそ彼の本来のスタイルだと思う。勝負して勝負して狙って欲しいし、攻撃においてもっと危険な存在となって欲しい。ペナの枠内で仕事をする癖を付けるべき。

玉ちゃん→まだまし、上の二人に比べたら。積極的に狙うようなスタイルは必要だし、今日は危険な存在とまではならなかったが、裏を狙う意識や2トップとしてユニットで動くこと部分は良かったかなぁと。もっと後は数を増やし、またフィニッシュに持って行きたい。以前の積極果敢な玉ちゃんに戻って欲しい所。引いて受けることに拘るな。

稲本潤一→ご苦労。キャップが1増えて良かった。

ジーコ→相変わらずの「超」悪運はまだまだ健在。交代が遅かったりと展開を読む力は発揮されず(最近当たってたからね、攻撃における采配は)高原・鈴木のセレクトなら明らかに高原だったし、スペースメイクが必要だと思ったんで柳沢の方がよかったのでは?俊輔にしても一回マークを追い切れず突っ立ってしまった時点でガス欠を察知して交代させるべきだった。まあ結果が出たから良かったんだろうけど、バーレーン戦シンジが戻ってきたりしてまた難しい判断が迫られる訳で、失敗出来ない戦いは続く。不満。

と言うことでまあ本当に勝って良かったと思うし、チームとしてある程度形が見いだせたのは良かったのかなぁと。ギャンブルに勝った、それが全てだし、選手達のインテリジェンスは褒めて上げたいところです。そして戦ったこと、走ったことには最大限の評価を与えて上げたいです。まあ攻撃面における課題をクリアするのはまた難しいでしょうが、プレッシャーの掛かった中で結果を残したのは簡単なことではないし(相手の抵抗もあったし)、それが全てかなぁと。しかし埼玉には何かが住んでいますね。さしずめ天使と言うところかも知れませんが、今度はこの天使に頼らずに勝利を引き寄せたいですね。アウェイに天使はいないと思いますし(苦笑)ただこれもまた実力です。苦しい戦いで何とか勝ち点3を取るので精一杯ですが、それでもまた前に進むことが重要だと思うので。ちょっと本当に安心しました。なので緩い感じかも知れませんが、とりあえず今日はここまでです。

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March 29, 2005

At first "fight" above all@WC Asian Final.Q vsバーレーン Preview

さて、明日はバーレーン戦ですね。イラン戦での敗北から5日。様々な変更や移動による時差、そしてコンビネーションの改善と様々な課題を突きつけられたジーコジャパンは追い込まれたこの状態を打開して、求められる結果を引き寄せることは出来るのでしょうか。と言うことでバーレーン戦をプレビュ。

WC2006 Asian Final Qualify GroupB
3/30 19:30KickOff Japan vs Bahrain @ Saitama Stadium 2002
Japan             Bahrain
   鈴木 高原          H.アリ ナセル
     中村              サルミーン
三都主      加地     イサ       M.フバイル
   福西 中田英         ??????? アルドサリ
 中澤 宮本 田中      アドナン ババ マルズーキ
     楢崎              A.ハサン

と言うことでまあバーレーンのメンバーがわからないので何とも言えないのですが、北朝鮮戦の戦い方とさほど変わりはないのかなぁと。キャプテンで攻撃の核となるタラル・ユーセフと左サイドでタイミング良く攻撃参加してくるジャラルが出場停止、そしてアジアカップ得点王のA.フバイルが怪我で欠場とバーレーンも完調と言うことではないと思います。戦い方としては、まずかっちりとペナを守ってボールを取ったら速くサイドの高い位置に位置するアタッカーへシンプルにボールを繋ぎ、突破するための小さな仕掛け(ワンツーとか)を施してライン突破を狙うカウンタースタイルでかなり徹底されています。同じようなサイドからのカウンターで北朝鮮の稚拙というか非常にリスキーなラインディフェンスを軽々と破って何本もラインを突破してきわどいシーンを作っていた事を見てもかなりチームとして身に付いているモノなのかも知れませんね。非常にリスクのない戦い方ながら危険な匂いを常に纏う本当にいやらしいチームとなっているのかなぁという印象です。

そんなバーレーンに対して日本がどうするのかと考えていきたいところですが、まずは自分達の事を整えないと不味い訳です。ヒデを交えての新しい形での戦い方(3バック+ヒデと福西のコンビのボランチの守り方、役割分担など)をある程度徹底させなければならないし、攻撃に置いても同上。そして時差調整も含めたフィジカルフィットネスも整えなければならないでしょうし、それをした上でのバーレーン対策と言うことになるでしょう。まああんまりバーレーンに対して特別に何かをするとか言うチームじゃないと思うので、いつも通りに自分たちの戦い方をすると言うことになると思いますが、どのように攻守のバランスを取っていくのかがポイントかなぁと。相手はミスを突いてスペースを狙ってくるのですが、現状ではミスをなくしたり、少なくするというのは難しいと思います。飛躍的にコンビネーションが上がることもないと思うのでそういう部分では不安を抱えているし、きついプレッシャーに対して避けるためのサポートも正直余り望めないだけに、注意はして欲しいですが悪い形で奪われる事もあると思います。その時にどうやって相手のカウンターに対してケアをしていくかという部分に掛かってくるのかなぁと。攻撃における人数の掛け方というのが大きなポイントとなると思いますが、その辺は前のプレッシャーが掛からない前提で(というよりなかなかいつもやっていないと穴を空けずにパスルートをたつという事は難しいと思う)ケアすると言うことを考えていく必要があるのかも知れませんね。前のアプローチを徹底するにしてもさすがに時間はないし、後ろが連動しなければ意味もない。だからこそ、うまくスペースをケアしていくことでカウンターの芽を潰していく事をしていくことをして欲しいなぁと。その辺はボランチに入るであろうヒデと福西がきっちりとコミュニケーションを取って役割分担を明確にしていくことが必要なのかなぁと。ただヒデをここにいれると言うことは彼にはパスディバイダーとしての役割と共に攻撃に関わる事を期待されていることを考えたら、後ろのケアには必然的に福西に求められると思うし、その辺はセンターバックとコンビネーションとのコンビネーションも大きな鍵になると思う。サイドから来るのだったらセンターバックをずらして空いたスペースをカバーすると言うことも必要になるし、そう考えると本当に沢山のタスクが掛かるのかも知れない。でもそれをやらないと本当にカウンターに脅かされてラインがずるずると下がり、また前後が分断してしまう。チームで一人がチャレンジとしたら、必ずカバーすると言うのを徹底させて欲しいですね。

で攻撃に関しては、今までの良い形を出すことでそこからうまく相手をずらしていきたいところです。今までは俊輔がポジションを変えてサイドにずれたり、ポジションを後ろに下げることで空くスペースにボランチがオーバーラップして、フィニッシュに絡むという形がうまくいってましたが、これがヒデが入ったことでうまく回るのか、彼がパスディバイダーとして非常にうまくいっていただけに、前線に進出してスペースに入り込んでいくというのも期待したいですね。多分この試合でも俊輔には厳しいマークが付くでしょうし、なかなか前を向くことは難しいでしょうから、警戒の薄い低い位置から前に出て行くことで攻撃に変化を付ける役割をして欲しいところです。それこそ俊輔の存在感を逆手にとって攻撃をリードしていくような形が良いのかも。もちろん速く正確なFWへの楔から俊輔が前を向けるような形が出てきたらなお良いでしょう。後は再三言われている首根っこを捕まれるような展開に対する守備を余り得意としていないようなので、アレックスのファーへのクロスの精度とそれに対するFWの飛び込みにもにも期待したいです(加地もね、ランニングは良いんだから後はクロスの精度とタイミング計ってね)FWは被らないようにしながら、そのボールを予測して合わせていくようなポジショニングを取っていって欲しいなぁと。大事な試合で結果を出す鈴木「師匠」隆行の勝負強さが出てくれたら最高ですね。とにかくある程度攻めるような展開が予想されるだけに(これだって最近信用出来ないけど)後は変化と精度とタイミング。何とか崩して一発取って欲しいモノです。

で最後に、これは他の所でも言われているモノですが、やはりサッカーというスポーツはボディコンタクトは避けられないスポーツだと思う。そういう部分で日本は相手がフィジカル的に強いからボディコンタクトを避けて足先で取ろうという気がイラン戦には出ていたと思う。だからあれだけキープもされたし1vs1で劣勢に陥ったのかなぁと。1vs1で勝てなければどうしても劣勢に陥るし、精神的にも押し込まれてしまう。そういうところでもっと戦って欲しいし、戦わなければ勝てないと思う。もちろん今までも勝つためにそういう気持ちがなかったとは言いません、でももっとやらないと。そしていくら技術があってももっと走らないと不味いと言うこと。それと運動量的にも凄い少なかったと思う。ましてや相手の方が走ってたぐらいだと思うし、ボランチがいて欲しいときにいないし、相手をそのまま活かせてしまって追っかけないなんて運動量が低い証明だと思う。運動量を増やして切り替えを速くして、その量でもっと凌駕していかなければ日本は勝てない。カバーにしてもフリーランニングにしてもどんどん積極的にやっていけるだけの運動量をバーレーン戦では見せなければならないと思います。それが出てくればもっとチームはアグレッシブに動けるし、積極的にチャレンジしていけると思います。もちろん上に書いたように相手への対策も必要だし、そこに攻撃に置いても守備に置いてもコミュニケーションと共通理解などロジカルな部分も必要だと思いますが、それが煮詰まっていないからこそ、そういう部分は必要になってくると思います。もっと戦い、もっと走り、そして勝つんだというのを出して欲しい。スマートに勝てるほど甘くないというのはもう十分わかったのだから。と言うことで今日はここまでです。今日のタイトルの訳は「何よりもまず"戦え"」ってことです。迷いなく戦えば、きっと勝てると思うから。明日はある程度明るい雰囲気で訪れてくれた方々を迎えられたらといいなぁ・・・。

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March 28, 2005

2004-2005欧州移籍評価(1)

今日はよくWSDとかでやる企画を僕なりにアレンジしながら今年の移籍した選手達の働きを評価しちゃいます。考えてみたら、フットボールの世界でもバブルがはじけて段々レンタルやトレード、そしてフリートランスファーが増えてきているようですが、それでも欲しい選手にはお金を出すし、ある意味目が問われるのかも知れませんね。まあ色々と間違いやつっこみ、あると思いますのでよろしくです。とりあえずアタッカーで。

ちなみに表記的に
クラブ間の動き/移籍手法と金額/評価(A+~E-)
と言うことです。

ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン)
アヤックス→ユヴェントス/完全移籍28億円/A

アヤックスではものすごい傍若無人ぷりでチームメイトとの確執が伝えられていた(それが理由とも言われてた)天才ストライカーには様々なビッグクラブからオファーがあったと思いますが、モッジの豪腕でユーヴェが獲得。これが大当たり。決めて欲しいところでなかなか決めきれないのが玉に瑕ですが、長身ながら抜群の足元と懐の深さ、そして美しいセンスで味方を活かしてくれる核として、負傷者続出のユーヴェのアタックを引っ張った。カペッロからも絶大なる信頼を受け、今この位置にあるのも間違いなく彼の貢献のおかげなのかなぁと。後はスティーレ・ユヴェントスに染まって余計なお口をつぐんでくれるのを待つばかり。安いぐらいです。

ウェイン・ルーニー(イングランド)
エヴァートン→マンチェスター・ユナイテッド/完全移籍52億円/A

イングランドの新星はものすごい契約でマンU入り。シーズン開始当初はユーロで負った骨折が癒えていませんでしたが、復活してからは「恐るべき子供」の真価を発揮。抜群のシュートセンスから来る得点力はもちろん、周りを活かす才能にも目覚めて、FW、トップ下など様々なポジションで能力を発揮。まだまだ成長途中ですが、厳しい経験を積み更なる成長があるのではないかと思うとファンは楽しみでしょうがないのかも。勝負所だったUCLミラン戦では老かいなるミランのDF陣に丸め込まれましたが、来年のUCLが早くも楽しみになる感じでした。

サミュエル・エトー(カメルーン)
マジョルカ→バルセロナ/完全移籍35億円/A+

抜群の身体能力を持つこのカメルーンのストライカーを巡って半分のパスを持つレアルとバルサの間でかなりもめたりもしたモノのバルサに移籍、そして得点ランキングを独走する大活躍。3トップのセンターで抜群の反応速度、独特の柔らかいコントロール、そして決定力で周りのファンタジックなパサー達から送られる決定機をゴールに結びつけた。周りとのコンビネーションの確立も早かったし、ヘンリク・ラーションの大怪我の後も、バルサのゴレアドールとしてチームを支えた。確かに安くはないが、それだけの価値はあったと思える。

エルナン・クレスポ(アルゼンチン)
チェルシー→ミラン/レンタル/A+

プレミア移籍後どうも順応しきれずに放出となって、ミランが引受先に選ばれた訳ですが、序盤は確かに試合勘が飛んでいたり、得点感覚も微妙なところだったのですが、少しずつ復調すると後はアンチェロッティの笑顔が見える。さすがセリエの得点王と言ったポジショニングと得点の嗅覚でゴールラッシュ、いつの間にかゴール数も二桁を超えて、シェバ離脱の後は立派にエースとしてチームを支え、マンUとの大一番でも2試合連続の決勝弾と完全に復調した。完全移籍の金額は上がるかも?でもものすごいイイ買い物だった。インテル悔しいだろうなぁ。

ディディエ・ドログバ(コートジボワール)
マルセイユ→チェルシー/完全移籍48億円/B

考えてみたらルーニーと並んでのビッグな金額での移籍劇となった訳ですが、金額を考えるとちょっとだけ物足りないかも?ただ序盤は彼の得点力がチェルシーを支えたのも事実。パワフルな突破と得点感覚はさすが。間違った買い物ではないとはおもうけど、貢献度を考えたらグジョンセンより下?

アリエン・ロッベン(オランダ)
PSV→チェルシー/完全移籍23億円/A

既に昨シーズンから決まっていたこの移籍が大当たり。多少怪我が多く、離脱期間も長いですが、そんな記憶を吹っ飛ばすようなスピードスターっぷり。彼を活かす4-3-3システムもはまって彼は一気にスターダムにのし上がった。チェルシーで今や一番価値のある選手かも知れない(ランパードやテリーかも知れないけど)技術も高く、本当にノリノリの時は止められない。怪我が多いのはスピードが出すぎるから?

ファブリッツィオ・ミッコリ(イタリア)
ユヴェントス→フィオレンティーナ/共同保有/A

背は低いけど抜群の突破力とシュート力のイタリア代表FW。今年は出場機会が減るのではないかと目されていたため、ヴィオラに移籍。これが大当たり。チームの誰もが彼に頼るし、彼もそれに応える形で相当きつい形からも何とかしていた。ただチーム状態は彼に頼るしかないのが現状なのは残念。彼がいなかったらとんでもないことになっていたとはいえ、彼への依存度の高さも良いとはいえないんだけど。ユーヴェには戻りたくないらしい・・・。

ハヴィエル・サヴィオラ(アルゼンチン)
バルセロナ→モナコ/レンタル/B-
ハヴィエル・チェバントン(ウルグアイ)
レッチェ→モナコ/完全移籍移籍金好評なし(18億?)/C+
モハメド・カーロン(シエラレオネ)
インテル→モナコ/完全移籍5億円/C-

サヴィオラはバルサのEU枠の兼ね合いで放出。ただライカールトのスタイルに合わないというのもあるみたい(別にEU外枠じゃなくてOKとの話もあるし)モリエンテスの再来として期待されたモノの、そこまでのセンセーショナルな活躍は出来ず。それでもヨーロッパの舞台を考えてもある程度の活躍はしていると思う。それに対してチェバントンにしてもカーロンにしてもイタリアでの活躍度を考えると多少物足りない出来。もっとやれても良いはずという感じがなくもない。ただ三人とも熟成度という面でジュリ・ロテン・モリエンテス・プルショと言った面々を持っていかれて再構築には時間が掛かってしまったという部分も加味しないとけないのかもしれませんが。

マイケル・オーウェン(イングランド)
リバプール→レアル・マドリード/完全移籍15億+ヌニェス/B-

銀河系政策の一環で今年の目玉として連れてこられたイングランド代表のエース。契約期間が残り1年と言うことで結構リーズナブルな額での移籍となった。しかしラウル・ロナウドの壁は厚く、なかなかスタメンで出れなかったり、言語的な部分でかなりの苦しみを味わっている。しかしプレータイムが少ない割にはゴール数は多く、彼のスピードやテクニックが通じていない訳ではないのかなぁと。ただ、物足りないのは確か。チームの不調時には獅子奮迅の活躍も見せたが・・・・。

シルヴァン・ヴィルトール(フランス)
アーセナル→リヨン/フリー/A-

アーセナルとの契約が切れて、どこに移籍しようかものすごい迷ったモノのリヨンに移籍。序盤はフィットするまで時間が掛かったモノの、フィットしてからは抜群の活躍。リヨン自体選手層は厚いのですが、若手のアタッカー達を引っ張る存在としても非常に効果的だった。リヨンとしては安い買い物に間違いなく、今年は本気でビッグイヤーを狙っている。

マルコ・ディ・バイオ(イタリア)
ユヴェントス→ヴァレンシア/完全移籍14億円/B-
ベルナルド・コッラーディ(イタリア)
ラツィオ→ヴァレンシア/メンディエタの未払い分穴埋め?/D+

二人ともイタリアに帰ることが濃厚?ってくらいフィットしなかった。ディ・バイオはそれなりに彼らしい突破やゴールセンスを発揮して結果は残したモノの、何よりも元々のヴァレンシアのスタイルと合ってない感じが・・・・。コッラーディはスペインのCFWとしては馴染みきれず全くと言っていいほどだめぽ(逆にポルティージョがヴィオラに来てダメだったのと全く逆のこと。センターにいれない)てゆうかラニエリの時にこれだけお金使ったこと自体、フロントは糾弾されるべき。ベニテスの時にこれだけ使ってれば残ってたよ。でも考えてみたらベティスに行ってのびのびやってるリカルド・オリベイラは彼らに押し出されたんだもんなぁ・・・。聞きたくない聞きたくないってかんじ。

アーメド・ホッサム・ミド(エジプト)
マルセイユ→ローマ(→トッテナム)/完全移籍8億円/D-

ズラタンと一緒でアヤックス育ちの天才ストライカーとして期待度は高く、様々な場所で期待されるモノの結果が残せない・・・・。非常に質の高いポストとエゴイスティックだけど爆発力のあるストライカーだけど、イタリアの水に馴染めなかった。ましてやモンテッラが爆発してCFWのポジションを完全に固定されてしまった事で順応することさえままならず・・・・。いつになったらポテンシャルを発揮出来るようになるのかと思ったら既にレンタルで放出。期待してた人は多いと思うけど(自分含めて)、いつになったら本来のポテンシャルを発揮出来る舞台が見つかるのかな?

ルイス・ガルシア(スペイン)
バルセロナ→リバプール/完全移籍12億円/B

柔軟に何でも出来る右サイドアタッカーとしてレギュラーで活躍していたが、バルサが大型補強で様々なアタッカーを取ってきたため押し出されるように移籍。しかし、スペイン政策をとる元バレンシア監督ラファエル・ベニテスの元、しっかりとプレミアシップに順応。怪我人が多く、苦しいチーム事情の中でもゴールだけでなく、様々な役割を担ってチームを支える。ただチームの順位が上がらない・・・・。

まあ他にもたくさんあると思いますが、とりあえず気になったところだけ。正直あんまり動いているような印象はなかったのですが、それでも効果は出ているのかなぁと。移籍に対する即効性もピンポイントなら結構行けるモノなのかも知れませんね。まあ仕事しないやつもいますけど(ボが付くミランから来た人とか)まあとりあえずチームにおける活躍出来る何かというのを明確にしていくことで失敗のリスクというのはある程度消せるのかも知れませんね。ただここに取り上げた人は結構特別な才能だからあんまり意味ないかも知れませんが。気が向いたらMF/DFをやろうかなぁと(せっかくカッコにしましたから)と言うことで今日はここまでです。

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つれづれと雑感。

えーと、最近力が入りまくってたので、今日は脱力系で(なんだそりゃ)

・安様復帰でドラゴン復帰ならず。

3/27 14:00Kickoff
サテライト Fマリノス 3-3 FC東京@上柚木
F.Mari:56'&80'山崎雅人改 62'尾本敬 FC:4'&28'&44'ヴィエリさん(近藤祐介)

F.Mari Official

安様・ドラゴン復帰の噂がぷんぷんしたサテライトのFマリーFC東京戦、行くつもりだったのですが風邪っぴき&所用で行けませんでした、残念。でも無理してでもいくべきだったかなぁ?狩野君が凄かったらしいし、山崎がACLで吹っ切れたのか解き放たれてるっぽく、またマリ屈指のファンタジーGKがまたミラクルを見せてくれたりと、たまらない試合だったようで。

今更ながらに後悔しています・・・_| ̄|○
でもアルビ戦は安様が一応行けそうなのかな?そして何よりも山崎のリーグ初ゴール見れそう。僕のために狩野と後藤を見せてくれ岡たん。サテ見に行け?わかりました。それにしても土曜日、楽しみ!

・ご報告
えーと、報告が遅れましたが、BookMarkには入れておきましたが、nariさんが運営する「F.Marinos Blogs HeadLine」のお仲間に入れてもらいました。最近ものすごい代表ネタが続いてたので、良いのかなぁと内心びくびくしてますが。とりあえずこれからお世話になります。で、特徴としては巡回の頻度が高くて、かなり速く更新をチェックしている模様でFマリのブログをチェックするのに、非常に便利なポータル(言い方はこれであってるの?)となっています。皆さんもよろしければ使ってくださいまし(ご存じの方も多いでしょうが)

ただ一つ申し訳ないのは、ココログのカスタムが全然出来ないせいで、バナーが張れないこと。申し訳ないっす。

・晒されたっぽい、何か嬉しいやら怖いやら。
ミクシィの中のどこかの日記に晒された模様。まああれだけ苦めのことを書いたので批判されるのは覚悟の上なのですが、どんな風にこき下ろされてるのか結構気になる(苦笑)リファラはわかっても見れない乗ってもどかしいわ。名乗り出てみる気はないですか(笑)
どのエントリが晒されてるのかわかりませんが、結構めためたな文章が多いので・・・と今更ながらに思う。

・ヨーロッパも南米もWC予選中。世代交代、監督交代の明暗。
アジアだけでなくヨーロッパや南米など世界中でワールドカップ予選が行われていますね。僕のアズーリはピルロのFK2発で勝ってくれました。これでほぼ決まったかなぁと思うと一安心。もともと楽勝だと思われていたのでそんなに心配はしていなかったですが、リッピ体勢になってトラップとは違う選手選考やバランスがうまくはまって来ている模様、希望が見えてきたのかなと。今年はパレルモの選手達がたくさん入って、逆に常連だった選手がコンディション問題もあって抜けたので、一抹の寂しさはあるけど、これも又時代なのかも。アレックスはドイツに行けるのか?

でアズーリ以外ではアルゼンチン、ブラジルが圧倒的な力を見せつけてる南米に目を移すと、ビエルサからペッケルマンに変わったアルゼンチンが又予選で圧倒的な強さを見せてる。ヨーロッパで活躍する選手と国内で活躍する選手をうまく組み合わせてる。まあペッケルマンにとってはほとんどみんな教え子みたいなもんだから、信頼もあるだろうしここもスムーズ。

で逆に苦しんでるのはフランス。ホームでスイスにスコアレスドロー。未だにジダンの穴は埋まらず、こんな時にアンリは不在。トレゼゲはまだコンディションが戻りきらず本当に苦しい。絶好調ヴィルトールが復帰したけどゴールが遠い・・・・。考えてみたら中盤を支えてきたジダンとマケレレの穴はそう簡単に埋まらないにしても、レイモン・ドメネクの目指すサッカーと選手達の個性と言ってもイイフランスの色というのにズレがあるのは明らか。今は過渡期にしても、流動性がなく、固定的なサッカーではシャンパンの泡は輝かない。考えてみたらちょっと前まで公式戦30何連勝とかしてた2001年からはちょっと前の話なのに・・・。リヨンのポール・ル・グエンかモナコのディディエ・デシャンにお願いしてみるしかないかも。それか、アルセーヌ・ベンゲルっていうのも・・・、ないか。ただ本当に才能はたくさんあるはず、最近呼ばれないけど、メクセスみたいなDFリーダーから、マルブランクやメグニ、ベン・アルファ(ちょっと早すぎか)の様なジダン二世系の選手達。他にもピレスやヴィルトールと言った経験を持った選手もいる。そう考えるとどのように組み合わせるのかはセンスだと思う。傑出した才能がいないんだから、才能を組み合わせるだけじゃなくて、何かの仕掛けが必要なのかも知れない。大体ドラソーを使わなきゃいけない理由が見つからない。ほとんど出てないじゃん、ミランで。

まあ他にもカリスマを監督に据えたオランダが回り始めたことや、チェコが撃ち合いを制したけどスオミ相手にどうなんだろ?とか色々あるけど主なところで結果。

Group1
ルーマニア 0-2 オランダ
HOL:1'フィリップ・コク 85'ライアン・バベル
チェコ 4-3 フィンランド
CHE:7'ミラン・バロシュ 34'トットナムには行かないでトマシュ・ロシツキー 58'ポラク 87'ロクベンツ
FIN:46'いつまでたっても象徴ヤリ・リトマネン 73'リーヒラティ 78'ヨハンション

Group2
デンマーク 3-0 カザフスタン
グルジア 1-3 ギリシャ
トルコ 2-0 アルバニア

Group4
イスラエル 1-1 アイルランド(泣)
ISL:90'スワン IRL:4'モリソン
フランス 0-0 スイス

Group5
イタリア 2-0 スコットランド
ITA:35'&85'アンドレア・ピルロ様

Group6
イングランド 4-0 北アイルランド
ENG:47'ジョー・コール改 52'フランク・ランパード 54'&62'マイケル・オーウェン
ウェールズ 0-2 オーストリア
AUS:82'覚えているか、イヴォ様(ヴァスティッチ) 86'シュトランツル

Group8
ブルガリア 0-3 スウェーデン(嬉)
SWE:17'&90'+3'フレデリック・リュンベリ
73'エドマン
クロアチア 4-0 アイスランド
CRO:36'&76'ニコ・コヴァチ 71'シムニッチ 90'+1'プルショ

と言うことでとりとめないですが、まあたまにはこういうのもありって事で今日はここまでです。

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March 27, 2005

先に進む前に考えるべきこと。

昨日の負けから一晩。楽しみにしているブログを読みにいったり、選手達のコメントやジーコ会見、各紙の新聞の論評や2ちゃんねるの代表板など先ほどまで色々と回っていったのですが、改めて一つの試合で色々な見方があるモノだなぁと考えさせられました。ただ前を向いて次勝てば良いんだ、と言う感じが多いので、皆さん逞しいなぁと思ったりして感心しちゃいました。ただ個人的に問題を放置したまま進んでも、と言う感じがするので今日はそんなことをつらつらと。*ネガティブ全開です、逃げて~逃げて~。

・理想を追うのか、現実的に戦うのか。
難しい部分ですが、こういうリアルマッチの中でヒデが帰ってきた、俊輔と共存させたい、元々の理想は4バック、でも3バックはある程度熟成が進んでる、でもヒデを使いたい、じゃあここはギャンブル、4バックで行こうという判断に関してはもう仕方ないと思う。ジーコの中で「中田英寿」というプライオリティは今までの継続性より上だったのだから。理屈じゃない。ただ、何で戦い方まで変貌させてしまったのかというのは本当に疑問。フォアチェックが悪いとは言わないし、それも機能すれば大きな武器となる。でもそこまで戦術的に徹底されている訳ではないし、意思統一の部分で不安があるにもかかわらず、ヒデを入れたことを理由にこういう変更までする必要があったのかというのが本当に疑問に思った。試合が終わってからもずっと。試合序盤、FWからDFまである程度連動して前への意識がある程度浸透して、狭く囲んでボールを奪い、そこからショートカウンターでチャンスを作ったりしたけど、段々ホームの勢いもあってイランが前に出てきたときに切り替えきれず、中盤とDFラインの距離は開き始めた。それでも前はまだフォアチェックで行こうとする。そこでチームにギャップは生まれた。バイタルエリアが大きく空き、相手のカウンターに対してボランチが後追いしなければならないような状況が頻発し始めてしまう。正直左サイドは四面楚歌の状態でマハダビキア・キャビ、そして左に流れてくるカリミに対して対応し切れていない状態で、明らかにアップアップの状態だった(大体俊輔を守備に奔走させるぐらいなら使わなきゃイイ)そこで助け船が必要なんだけど、そこにカバーに行くことによって中が空く(当たり前なんだけど)底をスライドで何とかしようという考えなんだろうけど、本当ならそこを埋めるのはボランチのはず。でもそれが出来ないからスライドに対しても躊躇が出るし、思い切ったカバーリングやサポートというのがうまく出なかった。正直元々引いちゃっても良かったと思うし、そこで迎撃するような形でカウンター、特に左は警戒が強かったので右から。それで一人抜いちゃえば、相手はラインが低かったからかなり大きなスペースが広がっていた。リスクマネジメントの部分を考えても、整合性はまだこっちの方があった気がする。整合性がなくリスクマネジメント的に大きなリスクを背負うような戦い方を選択する事は間違いだったと言わざるを得ない。単に前から追った方が良いんだ的な思想は正直どうなのかなとこの試合ほど思わされた試合はなかったです。
この試合の後にサウジvs韓国がありましたが、本当にそれを強烈に意識させられました。非常に厳しく玉際を行っているサウジの迫力に韓国が押し切られた感じでしたが、4バックのバランスとしてはあくまでもまずは守備ブロックを整えて(バイタルエリアを消すような形)、そこでゾーンに入ってきたら爆発的にアプローチして余裕を与えなかった。確かに前衛的なフォアチェックなどはなかったけど、そこでボールを取ったら速く前に、そして一人抜いてカウンターに入っていった事を考えたら、フォアチェックというリスクをしなくても出来ないことはなかったのではないかと思わされました。ましては戦術的裏付けのない状態でやるにはリスクが大きすぎたのではないでしょうか。結果を残さなければならない試合でリスキーな選択をする必要があったのか。確かにこの試合でやろうとしていた理想としてはフォアチェックをスタートにプッシュアップしてラインを高く設定し、相手の攻撃の芽を摘み取って主導権を握るサッカーなのかも知れない。でもそんなの現実的に2、3日の練習で口論して修正してっていうのは非現実的だったのではないかなぁと思いました。モダンサッカーに毒されていると言う感じがしなくもないです。

そしてもう一つ、それでも追いついた日本。ヒデのトラップミスからのクロスボールをヤナギが身体を張って競り、そのこぼれ球に鋭く反応した福西のスーペルボレーで追いついたのですが、試合後の談話で俊輔が話していたことでわかりましたが、イケイケの状態でジーコは勝ちに行くという選択を取った。どうしてドローで満足出来ない?そして逆を取られて中に不安のある状態でカリミがハシェミアンへのヘッドに繋がった。予選の厳しさをわかってるからこそ、あそこはドローで良かったのではないのか?ましてや攻撃の中での光は右サイドにしかなかった、でもその右サイドに得点を導き出せる精度を持ち合わせるモノはなかったし、サイドを突破するだけでなく変化を付けようという気概の見えないパスディバイダーしかいなかった。それでもゴールを狙いに行く判断は適切だったの?と思ってしまう。左サイドに完全にピッチを浮遊するだけだった俊輔に変えてDFを助けられる入れるべきではなかったの?アップアップだったアツに変えてナカタコなんじゃ?ボランチには稲本を入れていくべきではなかったの?ゲームを締める体制に入っても良かった気がする。時間はそれなりに残っていたとしても。それがリアルマッチの厳しさだったんじゃないかと思ったりしました。もちろん勝てば官軍、負ければ賊軍と言うことなんでしょうし、後出しじゃんけんなんですが。

アウェイ、新たな組み合わせと回帰するシステム、そして個人能力で劣勢に立たされる、結果を残すために選択すべきことは違うところに答えがあったのではないかと今も答えのない正解を追い求めてしまいます。現実的に戦うことに光はあったのではないかと。

・次に向けてチームはどの様な方向性を取るべきなのか。
昨日の試合の前に行われた北朝鮮-バーレーンの試合。個人的に頭に残っていたのかなぁとゲームが終わってから気づきました。何となくあのサイドからのシンプルなカウンターが頭に残っていて、相手のカウンターに対して非常にナーバスになっていました。イランの場合はあくまでもカウンターにおいても強引な突破を挟む部分があるけど、バーレーンはそんなモノはない。本当に手数を掛けず裏を取るための小さな仕掛けだけで縦に抜けてしまっていた(北朝鮮の稚拙なラインコントロールもあったけど)あのカウンターは日本には通じないという意見はあるけど、正直相当利きそうな気がする(ネガティブモード)と言うのも今の日本は攻撃的に共通理解も多くミスも多い。ましてやサポートも少なく、相手にとっては狙い所もかなり定まっているはず。俊輔を潰して日本の一発クオリティを下げ、右サイドはある程度やらせてもそんなに危険度はない、ゴール近くではファール厳禁、でも突破からのシュートに余り危険性はないから思い切った対応が出来る。そして奪取後は外のスペースを使ってカウンター、うまくCB二人の間にフセイン・アリが飛び込んで勝負を賭けてくるのかなぁと。
じゃあミスをなくせばいいじゃないと思われるかも知れませんが、ミスは絶対になくならない。それはサッカーというスポーツがミスのスポーツだからと言う答えではなく、共通意識の低い攻撃では必ずコンビネーションミスが多発するし、受け手の問題的にサポートが遅かったり、フォローに置いてもアングルとかが悪くて出せなかったり、動きが被ったりと攻撃に置いて攻撃に置いてチームの共通理解がないので、何をしたいのか見えないからまたも手探り状態になるはず。修正するとすれば何か明確なイメージを作ることしかないのかなぁと。イラン戦のようにイケイケどんどんになれば必ず隙は生まれてしまう。今のチームはリスクマネジメントが本当に不安なので、どうなってしまうのか不安で仕方ないです。悪いイメージしか沸いてこない。チームとしての完成度を問われる試合となる中でどういう選択をするのか、今度は本当にシビアな判断が求められるのではないでしょうか。それこそ、サポートのない状態では狙い所となるであろう中村俊輔を外すか、イメージ共有に置いてはガンとなり得る中田英寿を外すか、と言う選択になる気がします。4バックか3バックかと言ったらもう答えは出ていると思う。ジーコは4バックを選択するような気がするけど、カウンターケアを考えても3バックでリスクをマネージしながらチャンスを窺う必要があるでしょう。システムだけの問題ではないのは確かですが、まだ慣れている方が選手達の頭の中はすっきりすると思う。

まあとんでもないネガティブな思想ですが、前を向くだけでは結果はついてこないと思う。もちろん修正してくるでしょうがそのベクトルが狂ったままでは勝てない。ジーコのツキも安太郎の奇跡の効力も薄れた今こそ、現実を見つめて結果を追い求めて欲しいと思う。ただ理想を追うのは結果を残した後でも遅くないと思うので。と言うことでまとまっていませんが今日はここまでです。あくまでも現実主義者の自分の意見なのであしからず。

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March 26, 2005

敗れた賭け、訪れた混沌@WC Asian Final.Q vsイラン

負けちゃいました(てへっ)って感じですね。まあ負けて当然の試合でしたね。原因はシステム変更による混沌(カオス)でしょうね。もちろん選手達のフィットネスもイイとは言い難かったけど完全にチームになっちゃいなかった。でも負けても次がある。そういうことだと思います。

WorldCup Germany2005 Asian Final Qualify GroupB
Iran 2-1 Japan @Azbi Stadium/Teheran
Iran:24'&75'Hashemian Japan:66'TakashiFukunishi

日本スタメン:GK楢崎正剛(グラ)DF加地亮(FC東京)中澤佑二(Fマリノス)宮本恒靖(ガンバ)三浦淳宏(楽天)MF福西崇史(ジュビロ)小野伸二(フェイエノールト/→
79'小笠原満男(鹿島))中田英寿(フィオレンティーナ)中村俊輔(レッジーナ)FW高原直泰(HSV/→82'大黒将志(ガンバ))玉田圭司(レイソル/→62'柳沢敦(メッシーナ))
イランスタメン:GKミルザプール、DFカエビ、ゴルモハマディ、レザエイ、ノスラティ、MFネクナム、ザンディ(→65'アラビ)マハダビキア、カリミ(→78'ニクバハト)FWダエイ(→43'ナドビキア)、ハシェミアン

最初から感想、試合に関してはスルーで。よくわからない試合だったので。
・コンディションのこと。
正直どうなんだろ?序盤はホントにアグレッシブに前から行ってたけど、その後は切り替えの速度が遅くなって、それにしたがって右サイドしか使えなくなった。基本的に運動量は本当に低かったし、遅い。ボールが収まらなかったり、足が滑りまくったりとピッチコンディションにも対応しきれず、何ともいけない状態になってしまった。その辺も選手達はまだまだナイーブな証拠なのかも知れない。もっと逞しくならないと。ただそれは言ってもしょうがないですからね。それ以上にロジカルの所に問題があったのを避けてはいけない。

・ロジカルなこと、変更によってもたらされたのは混沌(カオス)
特に前半は本当にひどかった。4バックに変えたことを恨みたいぐらい(苦笑)今までもそこまで良くはなかったけど、最後の部分ではある程度人が揃って守ることが出来ていた。ただ今回は前から行った。機能しているときはそこでボールを取り、後ろに行かれてもそこもアプローチして人を集めてつぶしていった。でもそれが出来なかったときにどうするのかというのはまとめ切れていないし、結局その辺が何もなかったから混沌にチームが包まれた。奪えないときにどうするのか一気に引いちゃっても良かったのかなぁと思うけど、中途半端にいくのかいかないのかという感じでふわふわした状態で試合を続けてしまって、ボランチが置き去りにされて丸腰の状態でお迎えするようなこと感じになってしまったりとその辺をプレスの悪影響と言っても良かったのかなぁと。個力が止められなかったのはしょうがない。1失点目もしょうがない。あれでクリアする方が難しい。ただ2点目はどうしてあそこで中澤がいかなければならなかったのか、中のマークでハシェミアンに対して加地とヒデしかペナにいない状態になってしまってたのはどうしてなのか、など考えられないシーンが多かった。センターで中盤が抜かれたときにサイドバックがアプローチに行くような状態だったりと組織というモノは本当にチームに約束事がなかったこともあってバラバラになってしまった。これなら元に戻した方がましなのかなぁと。
攻撃に置いては右サイドは加地が積極的に出て行ったこともあってうまくオーバーラップを使えたりもしたけど、基本的に役割分担も整理されきらず動きが被るシーンが多かったことと、チームが見てしまう様な状態で主体的に能動的に動くのは加地のサイドを使うシーンぐらいで後はどういうプレーをするのだろう見てしまう様な感じでこの辺も入れ替えた弊害といえるのかなぁと。もちろんFWに当てる時点でボールが収まらなかった事は色々と問題があるけど、動き方として何をするのかというのがなかったのは残念。来なくてもイイから引くなと。引くことでDFを引き寄せてしまってスペースが消えちゃうし、そこでつぶされてもファールはもらえないし、意味がない。その辺は悪癖かも。そういうところでヒデや俊輔がコンビネーションでボランチやサイドバックと局面打開できたらチャンスになるけど引くことによって、ホントに流動性が消えてしまう。今のポストにはファールを取るのとボールを前に進めるだけで、攻撃の起点としては意味がない。
とにかく4バックにしても整理するような時間が足りず、組んでみたけどダメでしたと言うことなんだと思う。守備に置いては絶対に修正が必要。特にシンプルにサイドからカウンターを仕掛けてくるバーレーンに対しては今の網の大きいプレスでは掛からない。

・個々の出来
基本的にはどの選手もイイプレーしたなぁというのはなし。コンセプトのない状態で手探りながらサッカーをして勝てるほどアジアは甘くない。本当にこの試合では希望の右サイドだったけどここも不発だったし、セットプレーもだめぽ。共通意識がなかったのは悲しかったけど、1-1の時点でどうするのか、突き放されたときにどうするのかなどもっと具体的な何かというのが欲しい。その辺もやはり突き詰めていかなければならない部分だし、曖昧にしてはいけない部分。とにかく頑張れ。では選手評。

楢崎正剛→ノーチャンス。あれはどうしようもない。何か仕事が余り無かった。

加地亮→2失点とも絡む事になってしまったけど、あれは完全にチームの問題。攻撃においては本当に逞しくなった。フリーランニングから何本もサイドを破った。クロスのタイミングもう少し計れれば・・・・。ただ一朝一夕にはいかないよなぁ。

中澤佑二→状態としてはそんなに悪くなかったのかな?ただチームのバランスが崩れて釣り出されるシーンが多かったことと、どうしてもファイトオーバーしなければならないシーンが多すぎたのは本当に苦しい試合になってしまった。クロスを上げられたシーンはもう少しと言ったところ。

宮本恒靖→カバーに奮戦。でも結局コントロールしきれず。ボランチを下げさせればいいじゃない。それを放置してしまったのは不味いことだと思う。チームバランスに置いては彼がリーダーシップを取って欲しかったのに・・・。

三浦淳宏→気合いは空回り。マハダビキアとの対峙なども判定負けと言うところ。でも何よりもいくところといかないところのバランスが悪かった。俊輔も含めて左サイドにおける守備というのではダメダメ。ただ確実に言えるのは個人のせいだけではないということ。ただアプローチに行くよりスペースを埋める役割を重視して欲しかった。失点に置いては遠因なのかなぁと。残念。上がらないのならサイドバックでなくセンターバックを置いても良かったのかな?松とか坪井とか。そういう特別な対応もアリだったのかなぁと。

小野伸二&福西崇史→無茶なバランスを取りきれず。もう少し慎重にやらなければならないシーンでも、無理矢理アプローチに行ってかわされるなどディレイの頭が全くないのは正直どうなの。後追いが多すぎる。もちろんどちらかが残ればいいけど両方とも高い位置でどうにかしようと言うのはさすがに無茶がある。福西にしてもシンジにしても個として見れば悪くないけど(福西はゴールを取ったし)、守り方は対応含めて考えていかないといけない。後ろはいつもと違って漏れてくる選手を何とか出来るような余裕が枚数的にないと言うのを頭に置いてサッカーをしないと。二人ともチームから見ると×。

中村俊輔→削られて削られて削られて。ある程度ボールは触ってたけど試合通じて消えてしまった。ヒデがボールホールドするなら俺はいいやじゃなくて動かないと。中に走り込むとかも少なかったし、その辺はダメダメ。守備もマハダビキア・キャビ相手はきつい。ポジションチェンジも功を奏さず。プレースキックも火を噴かず。今日はマイナス評価も否めない。コンフェデみたいなバランスが戻らない限り、基本的に共存は難しい。特にぶっつけでうまくいくほど、簡単ではない。動きも被るしね。

中田英寿→結局まとまってないじゃん。前からプレスになんていかすなよ、って愚痴が言いたくなるほどあたりたい(苦笑)個の出来としてはボールに良く絡み、良く裁いたけどミスも多いし、結局ヒデじゃなきゃいけないと言う価値を示せたのかというと疑問。これならまだコミュニケーションが取れている小笠原を使った方が良いのではないかとも思った。厳しい評価なのはわかってるけど、彼を使ったことでのメリットが出なかったという意味ではそういう評価になると思う。てゆうかオフ・ザ・ボールの動きもなくて、ボールを触る意識が高すぎたのもマイナスだと思うし。

玉ちゃん&高原直泰→仕事出来ず。玉ちゃんは身体を張るタイプじゃないのだから引いちゃダメ。でもドリブル突破など小気味良いプレーも出来ず。高原に関してもエリアに入ってなんぼの選手だけど、受けようという意識が高すぎた。交代もしょうがない。中盤とのコンビも共通理解もなかったのは両者の問題だけど、そういうときこそフリーランニングでFWが主導権を持ってやってほしかった。とにかく打て。話はそれからだ。

柳沢敦→うまくいった。彼らしいフリーランニングでの突破は惜しかったし、同点ゴールのシーンでも頑張った。総じて頑張っていたし、何とかしてやろうという気概が見えるプレーだけど、チーム状態も悪い。

小笠原満男→途中交代で何とか出来る選手じゃないのでなんともね。ただピッチの状態ぐらい把握しておいて欲しかった。夜露?滑りすぎだしファーストコントロールが悪すぎる。この海外組の状態だと救世主となって欲しかったけど・・・・。

大黒将志→何かしろという方が酷。神様はそんなに優しくなかった。

と言うことでやはり「Winning Team Never Change」の信念を捨ててまで、選択したジーコに全ての責任はあると思う。もちろん解任云々ではなく責任の所在をはっきりさせるため。賭けに敗れたのだ。それが全てだと思う。そして現実的な交代も出来なかった。采配に関しても好転するとしたら強気の「継続」ではなく「回帰」だったと思う。だって明らかにうまくいってなかったんだから。3-4-1-2に戻してきっちりとマーキングをしっかりして、安定した基盤の上でのポジションチェンジなりを求めていくしかなかった。リードされた状態で押し込めないのはそういう基盤に不安があったからだと思うし。もう心中するしかないので、次は何とか修正して頑張って欲しいですね。ミスが失点に繋がるような胸突き八丁の相手なだけに、何とかリスクを減らしながら勝ちを取って欲しい。と言うことで下を向いても仕方ないのでとりあえず次ですな。まだ何も終わっちゃいないし。と言うことで今日はここまでです。

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March 25, 2005

サンプルケース@WC Asian Final.Q DPRKvsBahrain

何となく異様ですよね。人工芝のピッチにとまどいが見えたり、観客も妙な沈黙があったりして。スタジアムは普通なら色彩に溢れた感じが普通なのでしょうが、全体が黒い。何となくそういうのもあっておかしな雰囲気が溢れる中で北朝鮮-バーレーンの試合が行われました。それでは簡単にレポート。

WorldCup Germany2006 Asian Final Qualify GroupB
DPR Korea 1–2 Bahrain @ Kim.I.S Stadium
DPRK:62'Park.S.G Bahrain:7'&57'Husain Ali

試合開始からいきなり北朝鮮はラインを上げてオフサイドを取る。その後もその勢いそのままワイドに展開してどんどん仕掛けて、右サイドバックがエンドライン際を突破し、強烈なシュートで決定機を作ったりとイイ立ち上がりを見せる。しかし切り替えの速さで上回ったバーレーンはカウンターの形で右サイドを突破したサルミーン(10)が非常に速いライナー性のクロス、フセイン・アリ(9)の頭にどんぴしゃ。キーパーも反応しきれずワンチャンスをモノにして先制点をモノにする。これはDFもどうしようもない素晴らしい攻撃でした(まあ少しでも身体を寄せれたら状況は変わったでしょうが)北朝鮮はその後も細かいパス交換で裏を取ろうとしたりと攻勢を強めるが、バーレーンも粘り強くGKを中心に耐える。しかし北朝鮮のポスト&ゴーの形はバーレーンの守備を結構揺さぶり、ついにはラインを突破するような形も見え始めて、ペナギリギリでの所で引き倒されてFKを獲るぐらいまで押し込むが、それでもチャンスはモノに出来ない。ミドルシュートを狙う傾向もよく見える。ただ北朝鮮は前掛かりになりすぎてバランスが悪く、カウンターから中盤で一人かわされると丸腰の4バックになってしまい、チェックにいけない状態でスルーパスを出される様なシーンもあり、危険と隣り合わせのような攻勢でもありました。
その後北朝鮮は攻めあぐね、バーレーンも流れは押し戻したこともあってゲームは停滞する。時より両チームともインターセプトからのカウンターでチャンスを迎えるがランニングのタイミングが合わなかったりシュートがイマイチだったりと決定機をものにはできず試合は動かない。北朝鮮はカウンター以外にも押し上げてサイドからヘディングでのポストから飛びだす形を模索しながら、アン・ヨンハッがドリブルで切れ込んだりとリズムとしてはまだ北朝鮮が攻勢にでる展開は変わらず。ただバーレーンは守備をきっちりと固めてペナに入れないような形で守り、浅いラインでオフサイドに掛かるシーンは多いですが、鋭さを感じるカウンターはやはり気になるところ。そのまま0-1でバーレーンがリードして折り返しました。

後半はメンバー交代はなし。スタジアムの雰囲気がブラスバンドの演奏が始まったりして変わった印象。高校サッカーみたい。北朝鮮がビハインドもあって相変わらず攻勢。バイタルエリアに入ってからは細かいパス交換でDFラインを突破しようと試みる。そしてすぐに決定機、キム・ヨンス(9)がバイタルエリアでボールを受けるとキープしながらサイドから走り込んでくるタイミングを取るとループのパスをDFラインをなぞるように出し、そこをトラップで抜け出したキム・ヨンジュン(18)が強引に打ちにいくがGKも飛びだしてきて決めきれない。そうすると前半と同じようにバーレーンは一つのインターセプトからがら空きの左サイドへスルーパス、後ろに戻っていたフセイン・アリ(9)がラインの整わない状態の北朝鮮を切り裂きラインを突破、戻ってきたDFとシュート精度によってゴールには繋がらないモノの非常に危険度の高いカウンターは怖さを備える。北朝鮮はボールに対して厳しく人も集まるモノのランニングに対しては非常に警戒が緩い。そしてまたインターセプトから右サイドでフリーでランニングするモハメド・フバイル(23)に縦に抜けるパス(ここにプレッシャーは掛からず)、オフサイドトラップの網を破りサイドを突破すると、完全に中でフリーとなって走り込んでいたフセイン・アリ(9)がきっちりと決めて2点目。ほぼチェックメイトとなるゴールが55分頃に決まり、北朝鮮は完全に追い込まれた。しかしこれで考えがシンプルになったのかワイドにワイドに展開して攻める北朝鮮は右サイドからハン・ソンチョル(14)のハイクロスは大外まで流れ、そこに走り込んだパク・ソンガン(25)がヘッドで押し込み1点差にする。バーレーンは今までここまでルーズにすることはなかったけど、2点目が入り少し集中が途切れた感が見えました。その後も北朝鮮は猛攻を掛け、パワープレーから決定機が転がり込むがGKが至近距離からセーブ。その後のCKからのこぼれをムン・イングク(7)が狙うがDFが足を出してカット。ゲームは熱を帯び始め、スタジアムも段々ヒートアップしはじめる。その後のCKも決定的だったが、ゴールの中に入っていたDFがヘッドではじき出して難を逃れるが、一気にペースを上げる北朝鮮は厚く波状攻撃をサイドから仕掛ける展開にバーレーンは凌ぐのが精一杯になってくる。
ここに来てアン・ヨンハッの存在感がましてきたように思える。北朝鮮の選手達はゴールが欲しいのか、やはり中に中にいきたくなるがバーレーンの壁は厚いだけになかなか突破出来ないが、彼が中心になってボールをサイドに裁き、うまく展開していく形の方がチャンスになっている感はある。しかし、北朝鮮のカウンターに対する対応は非常に綾井有為部分があり、バーレーンのカウンターが綺麗に繋がるシーンは多い。しかしそんなことはお構いなしの北朝鮮は強引に攻めに出る。ただ崩し切ろうという観念が強すぎてシュートにまでいかず、決定機を逸するシーンが多い。中の高さは北朝鮮が劣っているだけに少し単純なクロス攻撃では苦しい。それでもペナの中で押し倒されるようなきわどいシーンが出来るなど微妙なシーンは作るがやはり決めきれず。そして最大のチャンスは89分、ハイクロスからGKと競り合いながら落とすと詰めていた選手が倒れながら押し込むがゴールライン上で何とかクリア。そして次はミドルシュートがバーレーンゴールを襲うがGKセーブ、サイドにこぼれて中に折り返すとキム・ヨンスがヘッドで合わせるが枠には飛ばない。結局ゴールは獲れず1-2でバーレーンが北朝鮮を破りこの予選初勝利を上げて勝ち点4。そして北朝鮮は2連敗で完全に追い込まれた結果になりました。

さて、このゲームとしては北朝鮮がハイペースで押し込む展開、しかしバーレーンの鋭いカウンターが北朝鮮の整わないDFラインをえぐったと言うことになるでしょうか。バーレーンとしては数えるほどの決定機を2つ決めた。それに対して攻めに攻めた北朝鮮は沢山のシュートが出来たモノの1つしか決めれなかった。それが全てでしょう。ただこの試合でわかったのはバーレーンのCDFが非常の高く強くなっていたのかなぁと。ただ見た目の割には競り合いに負けたり、細かいパスに混乱させられたりと弱さはあったモノの粘ってまもる様になったのは次に向けて非常に注意が必要でしょう。そして何よりもカウンター。まあ北朝鮮のDFが前掛かりになって非常に緩かったこともあって、サイドに飛び出たカウンターはシュートに繋げる力というのを感じました。シンプルですが、高い位置で常にラインを見ながら飛びだす準備をしているし、その辺はケアを怠る訳にはいかないどころか、特別な対応が必要かも知れません。日本はあんなにリスキーな戦いはしないと思いますが、身体のキレなどが悪くなれば切り替えも遅くなるし、あのナチュラルなドリブル突破からのカウンターと言うパターンは結構チームに染みついている。怖いです。熱くなるゲームによりジャラル(7)、そしてキャプテンで攻撃の中心であるユースフ(13)がイエローで次戦・埼玉での日本戦は出場停止になったのは結構な朗報も知れませんね。

で懸念だった金日成スタジアムの人工芝のピッチですが、非常にボールが跳ねるピッチでバウンドの勢いが死なないのが特徴的。スピンを掛けても止まらないことが多く、そういう意味では正確にボールを扱う技術が問われるのかも知れません。ただグラウンダーできっちりと転がすようなプレーはそれなりに綺麗に転がるので速く細かいパス交換は有効なのかも知れないです。技術の高い選手でオフ・ザ・ボールを組み合わせるような形は結構良いのかも知れませんね。気になる部分としては踏ん張りが余り利かないのか軸足を滑らせる選手も多かったことと、水も撒いてないようで転ぶにも滑らないのでつんのめるように転ぶシーンが多く、引っかかっての怪我が非常に心配です。DFの頭越しのバウンドやGKの目測、そしてシュートのバウンドの処理など本当に注意が必要なように見えました。

スタジアムは多分ぎっしり満員ぽい感じでしたが、雰囲気としてはやけに静かで本当に変な感じがしました。北朝鮮がボールを持つと声も上がるのですがゲームのような歓声で抑揚がなくてワーッって感じです。余り圧力になるような感じはしません。ただ試合開始の時から少しの間スタジアムで朝鮮語でなにやら放送が続いたり(選手紹介?)、異様な北朝鮮の雰囲気ぐらいしか脅威に感じるモノはないのかなぁと感じました(それが一番怖いのですが)

まあとにかく6月のアウェイとかにマスコミは繋げるでしょうが、まずは今日の試合、そして30日の埼玉で勝ち点を上げることが必要になってくるでしょう。正直この結果は日本にとっては余り良いモノではなかったのかも知れませんが、考えるのは2試合終わってからですね。ただイイサンプルケースにはなるとは思います。とにかくまず今日の試合できっちりと求められる結果を残して欲しいですね。ということでとりあえずまた今度はイラン戦後に。

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共通意識と戦う気持ち@WC Asian Final.Q vsイラン Preview(3)

いよいよ明日に迫ったイラン戦、今日は今まで二回の部分的なプレビューを加味しながら試合展開や両チームがどのようにしてこの試合に臨むのかなどを考えながら、プレビューをしようと思います。日本にとっては本当に難しい試合になると思いますが、これもまた最終予選らしい事だと思いますし。それでは行きます。

WC 2006 Asian Final Qualify GroupB
3/25 18:05(J 22:35)KickOff Iran vs Japan@Azabi Stadium/Teheran
Japan          Iran
   玉田 高原            ダエイ
  中村   中田英   ハシェミアン カリミ マハダビキア
   小野 福西         ザンディ ネクナム
三浦淳      加地  ノスラティ         キャビ
   中澤 宮本         レザエイ ゴルモハマディ
    楢崎             ミルザプール
おさらいです。スタメンはこんな感じになるようで、両チームとも現地テヘランで直前まで様々な調整に終われている様子が伝えられています。日本代表は、4バックシステムへの変更により変わった守り方の確認をゲーム形式で色々と調整していた模様。中盤のボールの取り所と守備におけるマーキングの問題の確認をしている中で、ヒデと福西が口論というマスコミが喜びそうなネタを投下してくれたようです。その理由としてはヒデの後ろを取られたときに誰がカバーに行くのかという部分でのポジショニングの問題みたいで、ヒデとしては前目でカバーに来て欲しい所を福西としては中央のカバーなどを重視した中野ケアをしたいと言うことでその辺をシンジやツネ、そして監督を巻き込んでの即席会議になったようです。ただこういう雰囲気は悪くないし、チームとしてこういう話し合いをヒデを相手にしても出来るようになったのは非常に良いのかなぁと。建設的と言う感じでチームのためにどうするのが良いのかというのを手探りながら探っている状態なのかも知れませんね。まあそれが良いとは決して言いませんし、今更感もありますがこのチームのスタイルですからね。地道にコミュニケーションを重ねていくことで一歩ずつ前に進んでいると捉えましょう。とにかく時間がないだけにどうにかまとまっていい落としどころが見つかればいいのですが。とりあえずお約束のようにレギュラーチームは控え組に1-2で敗れたと言うことでいつも通りという感じで一安心です(笑) 対するイランは喧噪の中で非公開という形で調整したようです。既に事前に海外組は参加出来なかったモノの大人数で合宿して、その中でメンバーをチョイスして18人というのを選んだそうです。彼らにも去年の日本と同じように海外組の合流の遅さによるチーム構築の遅延というのが国民性と相まって課題として残るようですが、個人能力を活かすためにもコンディション調整とセットプレーの確認って感じかも知れませんね。試合後はリフレッシュする機会を設定し、家族と団らんという機会を作ったようで心身共にコンディション作りに余念がない感じがします。まあ状況はまるで違いますがどちらも同じような問題も残しているのは事実だと思うので、この時点で第1ラウンドは済んでいるのかも知れませんね。

で試合の方なんですが、まあイランのホームであり、彼らの「前に前に」スタイルにある程度我慢をしながらの試合となることが予想される訳ですが、イランはこのゲームにどのように考え、どのように入ってくるのかが気になるところです。まあ性質上や環境、国民性などを鑑みて前に出てくると予想しましたが、彼らにとってこの試合は「絶対に負けられない」試合であるのは事実。その中で慎重に入ってくることも考えられなくはない。まあ前に出てきてくれればそれなりに中盤にスペースが出来て、カウンターも効果的になるでしょうが、相手がある程度慎重にバランスを崩さないようにゲームを進めてくるようなことがあると、日本としては遅効が多くなり一次予選のホーム・オマーン戦のように共通理解もなく、ボールをぐるぐる回すだけの攻撃に終始してしまう可能性は十分あるし、その中でバランスを崩して逆にイランの質の高いアタッカーに突かれて可能性もある。様々な考えを張り巡らせておく必要があるでしょう。
ゲームのポイントとしては前の二つでプレビューした通り、相手の1vs1をいかに封じ、その裏のスペースを効率的に使って相手を混乱に陥れられるかと言うのが一つ。そして4バック変更、中田英寿の復帰による直前での大幅な変更がどっちの目に出るのかと言うことです。これについては基本的にイランが前に出てくるという視点でやっていますが、違うとなると困っちゃいますね(苦笑)イランが攻めあぐねてバランスを崩して前に来てくれるようだとよりやりやすいというか、穴を突きやすいと思うし、イランがザンディをうまく取り込んでパスディバイダーとして機能するようになってバランスをうまく保ちながら右を起点にカリミやダエイ、ハシェミアンと言ったアタッカー達が自由にポジションを変えてくるような形になると日本にとっては危険度は増すでしょう。逆に日本がそういうことになる可能性もある。日本のカウンターが封じられ、ポゼッションに重きを置いたとき現在の大きな弱点でもある切り替えの遅さによりカウンターを喰らうとなると本当に胸突き八丁の神経戦となってしまいますし、かといってバランスを崩さなければ日本のうまくいっている部分でもあったボランチからの攻撃参加による流動性をもたらすオフェンスは持ち味を出せない。そういう意味では両チームの攻守の針がどの程度振れるのか、そして現状のチーム作りの完成度というのが大きな鍵を握るのかなぁと思うところです。
先制点がどちらに、そしてどのような時間帯に入るのかというのも非常にゲームの趨勢を決めるのは間違いないでしょう。まあどのゲームもそうなんですが、こういうスタジアムでの試合ですから、サポーターも先制点を取られたら、「取り返せ!」とイラン側に圧力を掛けるだろうし、そこで焦ってくれたら儲けモノです。まあこうなったら少し楽になるのですが、逆に悪い方を考えたら先制点を取られたり、4バックシステムやヒデの融合がうまくいかずチームとして苦況に立たされたとき、今まで積み上げてきたやり方に戻すという選択肢もあると言うことをジーコには覚えておいて欲しいなぁと思ったりしています。ヒデを下げて小笠原を入れたり、3-4-1-2に戻したりとすぱっと決断する事に関して勇気を持って采配して欲しいモノですね。彼自身非常に強い決意を胸にこの試合に挑んでいくようなので、決断が鈍ったりする可能性もあるし、非常に速い決断というのもあるかも知れない。その辺は注目したいなぁと思います。
後は高地のスタジアムなので後半になってからのスタミナの問題(これは軽視しちゃいけない問題だと思ったりもする)や120000とも言われるイラン人サポーターの圧力や妨害工作などなど予測不可能な問題もあるだけに、非常に難しい試合になるのは間違いないのかなぁと。

このチームは幸か不幸か今までは守るときはきっちりと守り、速く攻めるとき、ポゼッションをしてチームを落ち着かせるときと言う共通意識は非常に高く、チームとして大体同じ方向を向いてサッカーをしていたことです。しかしやり方もメンバーも変えて試合に臨むだけに、選手達もそれなりにまとまらないことはあるようで、その辺は非常に危険な匂いがしなくもないです。まあその中でチームとしてある程度形が出来ていた共通意識が違う方向に向かなきゃ良いなぁと。色々と不安要素が上がる中で、共通意識と言う部分は間違いなく日本に分があると思うので、その部分での優位をなくしてしまうことはチームにとっても大きなマイナス要素となりえる。どんなサッカーをするにしてもチームがある程度同じ方向を向いてサッカーをしていくことが一番大事なのかなぁと。そうすれば異様な雰囲気が予想される明日のアザディスタジアムの中で自分を見失わず出来るだけ普段通りのプレーをしていけると思いますし、求められる結果を引き寄せる事も可能となるでしょう。とにかく後は一人一人が戦って戦って戦って、勝つ。それだけです。と言うことで明日は日本から遠いイランに念を送りましょう。と言うことで今日はここまでです。

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March 23, 2005

[妄想]日本B代表プレスリリース

日本B代表チーム、事前合宿ならびに欧州遠征メンバーについて(05/??/??)

【スタッフ】
団長 大仁邦彌(財団法人日本サッカー協会 常任理事)
監督
ハン・ベルガー(財団法人日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
テクニカルアドバイザー
井原正巳(財団法人日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
北澤豪(財団法人日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)
堀池巧(財団法人日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)

【選手】
GK 櫛野 亮    Ryo Kushino     ジェフ千葉
  高木義成    Yoshinari Takaki   東京ヴェルディ1969
  川島永嗣    Eiji Kawashima    名古屋グランパスエイト
DF 秋田 豊    Yutaka Akita     名古屋グランパスエイト*1
  茂庭照幸    Teruyuki Moniwa   FC東京
  田中マルクス闘莉王 Turio M Tanaka    浦和レッドダイヤモンズ
  北本久仁衛   Kunie Kitamoto    ヴィッセル神戸
  山口 智    Satoshi Yamaguchi   ガンバ大阪
  岩政大樹    Daiki Iwamasa    鹿島アントラーズ
  栗原勇蔵    Yuzo Kurihara    横浜Fマリノス
  田中隼磨    Hayuma Tanaka   横浜Fマリノス
  相馬崇人    Takahito Souma   東京ヴェルディ1969
  菊池直哉    Naoya Kikuchi    ジュビロ磐田
MF 戸田和幸    Kazuyuki Toda    東京ヴェルディ1969*1
  山口素弘    Motohiro Yamaguchi アルビレックス新潟*1
  今野泰幸    Yasuyuki Konno   FC東京
  梶山陽平    Youhei Kajiyama   FC東京
  佐藤勇人    Yuto Satou      ジェフ千葉
  阿部勇樹    Yuki Abe       ジェフ千葉
  長谷部誠    Makoto Hasebe    浦和レッドダイヤモンズ
  二川孝広    Takahiro Futagawa  ガンバ大阪
  石川直宏    Naohiro Ishikawa   FC東京
  太田圭輔    Keisuke Ota     清水エスパルス
  鈴木慎吾    Shingo Suzuki    アルビレックス新潟
  村井慎二    Shinji Murai     ジュビロ磐田
  小林大悟    Daigo Kobayashi   東京ヴェルディ1969
  中村直志    Naoshi Nakamura   名古屋グランパスエイト
  松井大輔    Daisuke Matsui    ル・マン(フランス)*2
FW 三浦知良    Kazuyoshi Miura   ヴィッセル神戸*1
  大久保嘉人   Yoshito Okubo     マジョルカ(スペイン)*2
  播戸竜二    Ryuji Bando      ヴィッセル神戸
  田中達也    Tatsuya Tanaka    浦和レッドダイヤモンズ
  我那覇和樹   Kazuki Ganaha    川崎フロンターレ
  高松大樹    Daiki Takamatu    大分トリニータ
  古橋達弥    Tatsuya Furuhashi  セレッソ大阪
  森本貴幸    Takayuki Morimoto  東京ヴェルディ1969
  前田俊介    Syunsuke Maeda   サンフレッチェ広島
*1 国内事前合宿のみの合流
*2 欧州遠征のみの参加

【スケジュール】
??/10~13 国内事前合宿(Jヴィレッジ/福島)
??/15   vs アイルランド代表(スタンフォード・ブリッジ/イングランド)
??/16   vs ブラックバーン・ローヴァーズ(イーウッド・パーク/イングランド)
??/18   vs ヴェルダー・ブレーメン(ヴェーゼル・シュタディオン/ドイツ)
??/19   vs オーストリア代表(未定/オーストリア)
??/20   vs パルマ(スタディオ・エンニオ・タルディーニ/イタリア)
??/21   帰国

コメント
「選手達には厳しいスケジュールですが、この合宿・遠征を通じて様々な経験を積み、自信・課題の両面をクラブに持ち帰って更なるレベル向上のための糧としてもらえればと思います。選手のコンディションには万全を期して望むつもりです。最大の配慮をしてなるたけ変わらない状態で各クラブにお返しすると言うことを前提に進めていきたいと思います。無理をさせる事はないと約束いたします。」

日本サッカー協会


Japan National Team "B"
Plan1(4-4-2)      Plan2(3-3-3-1)       Plan3(4-3-1-2)
 大久保 田中達        高松          播戸 我那覇
村井     石川   鈴木慎 中村直 太田       松井
 佐藤勇 阿部      長谷部  二川      長谷部  今野
相馬     田中隼      今野        相馬  梶山  田中隼
  茂庭 岩政     山口 田中闘 北本      栗原 田中闘 
   櫛野             高木            川島

と言うことでこんなのを作ってみましたが、やるからにはその目的や意図というのをきっちりと示さないとさすがに各クラブからの協力というのは難しいのかなぁと今更ながらに感じています。これは大げさに人を集めましたが、やはりスケジュール問題に怪我などの補償問題、大きな問題がある訳で。もちろんそれに加えて実働する選手達にもそのモチベーション含めて色々と解決しなければならないかも知れませんね。

とりあえず僕がもしやるとしたら、こんな事を重視してやりますよ。
コンセプトはシンプルですが次世代の代表を担うための個のレベルアップと経験蓄積。
とにかく個の成長を促す事を前提に合宿・試合をしていきます。そのために合宿からベテラン選手に様々な経験を伝えてもらうためにキャンプに来てもらい、ピッチ内外で選手達にそれを享受させる。タイミングさえあればJクラブに所属している有能な外国人選手を合宿に招いてそのスキルやプレーのこつというのを教えてもらうなど、様々な手を施して一つの合宿に至っても選手達に何かを掴んでもらう仕掛けを作っていく。もちろんその合宿をすることで単純なレベルアップは望めないでしょうが、チームに帰ってのその見えたこつなどで意識向上などに役に立てるのかなぁと。
でゲームに置いてはまずとにかくアウェーでやる。ホームはお披露目程度に年末に一回でイイでしょ。その目的はまず一つがピッチなどに違う環境に馴染む事を経験する。そしてもう一つはある程度相手がいい状態でゲームをしてもらえるように設定する。もちろん真剣勝負になるかどうかは難しいかも知れないですが、例えば代表チームならWCヨーロッパ予選等大事な試合の前のテストマッチとしてねじ込んだり(イングランド戦の時のように)、それが難しいならクラブチームに相手をしてもらうなど、様々な配慮をしてマッチメイクしていく事で雰囲気を感じながらプレーをしてもらう。とんでもないスケジュールですが、それを可能にするための大人数での遠征。移動を伴う場合はチームを分割し先に移動させるなどコンディションに無理が来ないようにする配慮なども柔軟に対応していく(選手は借り物ですし)どんどん試合をこなしてそのコンタクトの強さやプレーサークルの違い、そして目指すレベルなどを実際にぶつかることによって経験を積み、また課題も見つかるでしょう。
沢山のチャンスがあると言うことで気後れすることなくチャレンジ出来るような環境だと言うことを選手に示すことで積極的なパフォーマンスを促して、それを示した上で選手達が良い経験してくれれば最高だと思ったのでこんな風に作りました。

まああくまで妄想なのでその辺はご容赦を。こういう無理矢理なプランニングは置いておいても、やはり現状でもJのスケジュールはかなりきつきつに組まれていて、A代表時の試合時にゲームを組むにしても、ナビスコや天皇杯などが絡んで、彼らがクラブを抜けれる状況ではないというのは、このB代表を薦めていく上で大きな障害となるのかなぁと。ACLはもちろん、ナビスコや天皇杯にしても決して軽視出来る大会ではないですし、かといってこれのためにスケジュールを空けるなんて事は出来ない。その辺は日本サッカーの将来のためという大義名分があろうとJとの話し合いなしには実現するには本当に難しそうです。
そして怪我をしたときの補償問題にしても放置されっぱなしでチームとしては出して選手が成長してくれたら文句は言うことはないにしても、怪我して帰ってきたら余計態度は硬化していくのかなぁと。いくら注意していたとはいえ不可抗力(試合中のコンタクトなど)で怪我する可能性はいくらでも転がっている。その辺をどうするのか、出場不可期間のサラリーの肩代わりなどを含めてチームに補填していくような制度も必要になってくるでしょうし、信頼関係に置いてもきっちりとした連携が必要になるのかなぁと(ドイツかどっかは代表による怪我に対しての補償が出来るって話もあるみたいだし)
他にもすぐにA代表に入れる保証はないけれど(と言うより可能性は薄い)、バックアップが薄い現在のA代表を考えて、メソッドを継いでやってすぐに馴染めるような形を取るのか、それとも2006年以降を見据えて強化するのかなども曖昧な部分もあるし、ただ作るでコンセプトも何もない状態ではどうなるのかなぁと。指揮官選びにも疑問は残るし(時期日本代表監督育成の場になんてして欲しくないし、協会の選ぶ監督はどうも信用おけない)楽しみ半分、クラブからしてみたら迷惑半分と言うところでしょうか。とにかくどう進むかわかりませんが、これからの動向には注目ですね。

ということでたまにはこんな妄想も。最近は妄想が少ないのでちょっと手間取りましたが、こういうメンバー一つを取ってもきっと沢山の個性が出るんでしょうね。僕は足元重視ですし、才能重視です、明らかに。ただ思ったのは中堅の選手、25~28ぐらいの選手をどう扱うかというのは結構ポイントかも知れませんね。僕はそういう選手は遅咲きの選手を今回は選びませんでした。すぐに代表入りをと考えて人選していくのなら、実力者をもっと選ぶべきだし、その辺は協会のスタンスもわかるし手綱さばきが問われるのかなぁと。てゆうか監督が選ぶのか協会が選ぶのかの部分もどうするんだろ?監督はチームの完成度を求めてチームを作る訳じゃない訳で・・・・。その辺もまだまだ考える余地はありそうですね。一応ですが、全然続かないです、単発モノですから(笑)ということでこんな感じで遊んでみましたと言うことで今日はここまでです。明日はちゃんとプレビューします。

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リスクとメリット@WC Asian Final.Q vsイラン Preview(2)

日本代表は昨日ドイツ合宿を打ち上げて、いよいよ決戦の地テヘランに乗り込んだようです。地理的特徴でもある標高の高さによる空気の薄さとかも取りざたされていますが、とりあえずやはり大きなニュースと言ったらこれでしょう。

ヒデ先発決定!ジーコ監督イラン戦託した(ニッカン)
ジーコ監督 中田の先発起用を決断(スポニチ)
サッカー日本代表合宿、本格的な戦術練習開始(Nikkei Net Soccer@Express)
【日本代表チームドイツ事前合宿レポート】4-4-2の戦術を確認。イラン戦は中田英・小野のスタメン復帰確実(J's Goal)

合宿のレポート、そしてジーコ監督自身の発言(「Maybe 4」ね)で、ヒデの先発、そして4バックでのスタートがある程度明るみに出たこともあって、にわかに熱を帯びだした報道も含めて段々イラン戦へのテンションは上がりつつあるのかなぁと(報道はヒデ大好きだしね 苦笑)ただ非常にリスクがあると言うことを覚悟の上という部分でもあるのでしょう。移動を入れれば残り2日。それである程度の周りとの相互理解が取り戻せるかというと単純な疑問な部分もあるし、取り戻したとしても元々うまくいっていた記憶なんてほとんどないはず。基本的な戦術というか変化してきたこのチームのやり方に馴染むためにもこの時間のなさは以前から書いているようにちょっと怖いなぁと思う部分はあります。しかも今までの3-4-1-2から4-4-2に代えて望むことも濃厚のようでその辺の詰めていかなければならない点などもあるので、チームは大きな賭けに出たと言うことなのかも知れませんね。それだけ彼に期待する部分はあるということでしょう。それではシステムが代わりヒデが復帰したと言うことを含めて少し考えていこうかなぁと。一応下は予想スタメン。

WC2005 Asian Final Qualify GroupB
3/25 Iran vs Japan @Azdi Stadium,Iran
Japan           Iran
   玉田  高原            ダエイ
  中村    中田    ハシェミアン カリミ マハダビキア
   福西  小野         ネクナム ザンディ
三浦淳       加地  ノスラティ         キャビ
   中澤  宮本         カメリ  レザエイ
     楢崎            ミルザプール


・久しぶりの競演、イメージの共有と役割分担。
以前はボールが回るモノのなかなか人の動きが少なく、なかなか相手の守備陣を崩せずに停滞しがちな攻撃に終始しがちだったし、そしていかんせんバランスの悪い守備も含めて大きな課題は置き去りにされたままでの今回の大駒・中田英寿復帰による再編成。非常に不安な気持ちを抱かざるを得ないのですが、非常に守備に後ろにウェイトが掛かるであろう今回の試合で、どのように我慢し、攻めるときにどのような手法を用いて攻撃していくのかというのが問われるところです。

現状の日本代表は押し込まれると後ろに体重が掛かりすぎパスの受け手がいなくなってしまうことによって攻め手を失い、FWが何とか苦しいボールを身体を張って繋がない限り攻撃のとっかかりを掴めない事になりがちなのが大きな課題が残っている訳ですが、ポジティブに考えたとき、中田英寿という個性はそれを打破する可能性のある駒になるのかなぁと。彼は調子が良ければ早々ボールは獲られないし、簡単にクリアしないというポリシーを持っているのでなんとか前に繋いでくれるでしょう。そして何よりも素晴らしい推進力を持つ姿勢の良いドリブルもあるし、以前プロビンチアで名を挙げたときのような彼が戻ってきてくれるかも知れません。そのときに周りの選手が遠慮なんかせずボールを要求して意図が見えるような準備動作をし、そしていかにその次のことを考えて準備していけるかと言うことをイメージ出来れば必ず噛み合うシーンは作れるのなかなぁと。そしてそのイメージが速くなればきっと攻守の切り替えも速くなるだろうし、イランの逆を取るようなショートカウンターも効果的になるのかなぁと。裏を狙うというのでもやはり一発のパスではなかなか獲れないでしょうし(シンジや俊輔、ヒデが良い状態でボールを持たない限り)そういう意味では切り替えを速くして相手の逆を取り、ある程度の位置までボールを運び、そこから後手に回らせるような形を作れれば本当に効果的になるのかなぁと。
と言うことを考えるとコンフェデの時に俊輔が話していた「役割分担」がポイントになるのかなぁと。一人がビルドアップ等ボールを回す役割と前線で動き回りながらスペースに飛び込むような役割に分けるとしたら、この試合では俊輔が守備に奔走して後ろを助ける仕事をしながら、後ろと前を繋ぐ「糊」のような役割を担って、ヒデは下がりすぎず(守備をしすぎず)前でボールを受けれる準備を整えてカウンターの起点として機能して欲しいなぁと。もちろんボールサイドのDF時の時にオーバーラップしてくるサイドバックのケアなどはやらないといけないと思うので、そういう時は俊輔が高い位置を維持してカウンターの起点としてボールを受けることをするなど、臨機応変に二人でバランスを取りながらやっていくことが求められると思います。こういう事をしていくことによって必ず相手にとっては脅威になるし、抑止となる。そして何よりも彼らのスキルが局面打開に大きなキーとなるだけに、彼らの状態が良ければ才能を遺憾なく発揮して大きな武器となり、素晴らしい成果が期待出来るのかなぁと。
4-4-2なので、どのポジションも左右対称のシステムな訳で、オフェンシブハーフに限らずボランチなら守備時にカバーとアプローチ、攻撃時には出て行く方とリスクマネジメントを受け持つなど互いを注視してバランス良く進めていくというのが必要になるのかなぁと。その辺は本当に未構築なので、どうにか形にして欲しいところです。

・システムチェンジによる守り方の変化への適応
守備に置いてはボランチのコンビが変わり、システム的にも4バックに変わることで多少マークとカバーという関係性が難しくなりそうなのかなぁとも思いますが。戦前言われてるような形で4-2-3-1の様な形でイランが来るのなら、数字の上では4バックの方が守りやすいのかなぁとも思います。今までの守り方を考えるとストッパータイプの中澤(or松田or坪井)がダエイを見て、宮本が漏れてきたところを摘み取るという感じで最終ラインを作り、サイドバックがサイドアタッカーを見るという事になりそうです。ボランチは基本的にカリミを見ながら一人はアプローチ、一人はボールポジションによってカバーを前提にと言うことになるでしょうし、後はオフェンシブの選手がオーバーラップしてくるサイドバックをケアするという感じになるのなかなぁと。ただそこで怖いのが局面打開。バランス良く守っているときに抜かれてカバーが必要になったときにマークを捨てる判断などが鈍らなきゃ良いなぁと。DFに関してみたらまるっきりと言っては変ですが、確信を持って守れないと言うことは本当に難しいことだと思います。判断だけでなくマーキングの受け渡し、サイドを破られたときにカバーに行くのか、中をケアするのかとか細かい部分まで守り方が変わってくるだけに、個々がしっかりと理解しなければならないでしょう。ましてや10万人のサポーターの中での試合ではコーチングの声が通るかどうかなんてわからないですから。
でボランチの方は3-4-1-2の時からものすごいバランスが悪いので、もう賞がないのかなぁと思っていますが(苦笑)、ボールにアプローチするときにバイタルをがら空きにする様な守り方をしては不味いです。攻→守の切り替えが遅いので後手に回るというのが主なことですが(北朝鮮戦の失点に繋がる部分でも両方が戻りきれず、加地がラストパサーに対してアプローチに行って左サイドがら空きという状況を作ってしまった訳で)、きっちりとブロックを作ったときでも一人がサイドに寄ってDFと言う場面で、なぜか同じサイドに寄りすぎて中が空いてしまったりと本当にその辺の部分は修正して欲しいなぁと。バランスの部分なので、後ろから見ているDF陣やGKと連携を獲りながら(練習時にね、試合中は声通らないし)やっていけばそれなりに良くはなると思います。シンジが久しぶりなので非常に難しい部分でもありますが(停電のインド戦以来かな?)福西がリーダーシップを取って行って欲しいですね。考えてみたらこの問題はずーっと治らないので、そんなに期待していないのですが(ドイツ戦、いやアジアカップの頃か・・・)痛い目見てからではしょうがないので。特に4バックになって、緊急時の対応というのは難しくなると思うので。
とにかくやるべき事をきっちりやりながら、緊急時には選手達の危機察知能力と対応力に賭けるというのが正しいのかも知れませんね。マーキングを軸にやっていくチームなので、カバーという部分では本当に鍵になると思います。中からのカバーはもちろんのこと、外からのカバー、前からのカバーなど選手達が意識を高めていくことが必要なのかなぁと。正直この直前に色々な事に変更すると言うことに関してはリスクが高く、ポジティブな考えは浮かばないのが事実です。

・直前の変更のメリットとリスク
個人的にはメリットよりリスクの方が大きいと思います。システムチェンジにおける選手達の不安、ヒデの試合勘とコンビネーション、引きっぱなしとはいえある程度アジアでは結果が残っていた3バックでのリトリートDF(完成度としてみたら・・・ですが)の放棄など、不安要素は数え切れないほどです。ただもう監督がこれでGOサインを出しているし、彼が責任を持つと言うことなのでやってみてくれと言うのが感想です。それだけ中田英寿という駒が彼にとっては重視すべき要素だったのでしょうし。もちろんこれによるメリットも上に書いてきたつもりです。4-2-3-1に対しての「理論上」の4バックの効果、ヒデからのイタリア式カウンターアタック、腰が引けたときに攻め手を失うという課題に対しての彼のプレースタイルから鑑みると改善する可能性があると言うこと、中田英寿の存在が与える相手への心理的圧迫、そして大きな経験。これがポジティブに出れば10万人アウェイのテヘランでも勝算は大きく上がってくるのかなぁと。丁半博打ではないですが、これが良い方に出てくることを願いたいなぁと。個人的にヒデは特に「サルバトーレ」だと思うので、こういう苦境に立たされた時にこそ真価を発揮してくれるのではないかと(チームにとっては今が苦境かどうかといったら違う気もするけど、彼にとっては正念場だと思うので)なのでセンセーショナルな働きを見せてくれることを期待したいなぁと。

まあ負けたとしても一番ダメージの残らない試合だと思うので(心理的ではなく星勘定的に)そんなに肩肘を張ることはないのかなぁと。こんな事を書きながら未だにリスクとメリットの狭間に揺れている自分もいますけどね。とにかくコンディションを整えてイイ準備をしてほしいものです。個人的に今回の件でジーコは勝負師なんだなぁと今更ながらに思いました。とにかくメリットが前に出てくることを祈りながら今日はここまでです。

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March 21, 2005

今日のニュース雑感 -特別号-

今日は今週の欧州組の試合を含めながらニュースにしました。というのもコンディションも気になるところですし、とりあえずそれを中心に。

セリエA
インテル 3-2 フィオレンティーナ@スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ
Inter:27'カンビアッソ 53'ヴェロン 65'コルドバ Fio:40'パッツィーニ 87'OG

ヒデ準備OK、相手OGを呼ぶ/セリエA(ニッカン)

ゲームはインテルに力負け、今のヴィオラの状態では個の力に劣るインテルには勝ち目はほぼなかった訳ですが、ヒデの身体自体のキレはそんなに悪そうではなかったかなぁと。結果を導き出すようなプレーもあった訳ですが、周りとのコンビネーションは合っていなくて、彼自身もミスが多くその辺はまだまだチームでの居場所がまだまだ定まっていないのかなぁと。チームメイトから信頼がない証拠なのかも知れません。彼の悪いところでもある彼の価値観で周りとは噛み合わない「異分子」的なミスは本当に怖い部分もありました。むやみにクリアしないで繋ごうとしてミス→ピンチとか、キープして周りが動かずコースがなくなってタイミングを失う→インターセプトなど、その辺は残念。試合勘が戻っているという証明とはなりませんでした。ボローニャで復活してきたときのように常に周りに気を配りながらボールを受けるための動きを怠らず(というより小さな移動で良いの、パスアングルを確保する気の利いた動き)そしてミスをせずに前にボールを繋いでいくと言うことが復活への鍵となるのかも知れませんね。ただコパ・イタリアと合わせると2戦連続のスタメンと言うことで向上傾向にはあるのかなぁと(今回はヨルゲンセンのアクシデントによる棚ぼた的な出場ですが)

彼自身の動きが良かったと思ったのは、非常にダイナミックな動きでゴール前にフリーランニングをしていたりと(出てこないけど)アグレッシブさがあったので、コンディション自体は良さそうと言うこと。代表ではまず周りを理解し、コミュニケーションを獲りながらコンビネーションを高めて行くと言うことが大前提となりそうです。周りはヒデスタメン復帰を前提に動き始めているだけにどうにかなってくれるのを願うばかり。日本中が彼に期待していると思うので。

ユヴェントス 1-0 レッジーナ@スタディオ・デッレ・アルピ
Juventus:65'デル・ピエーロ

デルピエロが決勝点 ユーヴェがレッジーナに勝利=イタリア(スポナビ)

ユーヴェもそこまで甘くないと言うことなんでしょうね。レッジーナは本当に勢いが落ちて、降格圏の波に飲まれそうな状態になってしまいました。今までは勝利のベクトルがチームとして統一されていて、何とか我慢出来ていたのが段々違う方向に向き始めて、チーム自体も苦しくなってしまってきたのかなぁと。まあデッレ・アルピでの敗戦はある程度想定済みにしても。
でボナとバレストリが出場停止、パレデスもいなかったこともあって、かなり大幅にシステムを改修して望みました。4-4-2で後ろにはセンターバックのような選手を4人並べで2トップのような形でコルッチと役立たず(失礼!ボッリエッロのこと)を並べる形。俊輔は久しぶりの低い位置での出場。ただ相変わらずレッジーナは相手がユーヴェだろうと真っ向勝負は変わらず、ユーヴェの立ち上がりが異常に悪いこともあってうまくポゼッションを握り、本当に良い形でチャンスを作り出します。この日はサイドが非常に出入りが多く、うまく機能していたしDFラインも根性でやっていましたが、後半ユーヴェが目を覚ますと、ズラタンの素敵ヒールがアレックスの所にコロコロと繋がり、アレックスがきっちりと決めて先制。この後リスクを冒しながらユーヴェから買った選手を次々に出していくモノの(俊輔もここで交代)ユーヴェの堅いDFを崩せるような効果的なモノは見いだせずあっさりとシナリオに乗っかったような負けでした。ボナがいないと勝てない所か点も獲れないのは定説となりつつある(苦笑)
俊輔はここのところではましな出来かなぁと。モザルトとの久しぶりの底もモザルトが献身的に俊輔をサポートしてくれたおかげでボールタッチも多く良い感じでポゼッションの核として機能することが出来たのかなぁと(ユーヴェの動きが重かったのが一番の要素だと思いますが)キックの精度も鋭さが戻っていたし、守備もそれなりにこなせていたのは多少怪我の要素が抜けたのが良かったのかも。もう少しファールをせずと言うのを学べると良いけど身体が動いているというのは良いのかなぁと。まあそれでも今の俊輔の評価ではこの程度では評価されないだろうし、しちゃ行けないのかも知れませんが。とにかくレッジョは置いておいて、代表にとっては朗報かも知れませんね。

その他の試合
ローマ 0-2 ACミラン@スタディオ・オリンピコ
Milan:63'クレスポ 71'ピルロ

これでミランは山を抜けたのかなぁと。4月はパルマぐらいしか注意するような相手はいないし、オリンピコでの勝利は大きいです。本当安定して強いね。ピッポもそろそろ復調しそうだし。困ったもんだ。スクデット争いは間違いなくラストまでもつれると思います、ユーヴェが脱落しなければ(苦笑)5/8はサンシーロでの直接対決。凄いことになりそうな予感。

エールディビジ
RKC 2-4 フェイエノールト@マンデマケルス・スタディオン
RKC:6'ヴァスコンセロス 26'クローン・デリ Fei:24'&90+4'カステレン 33'カルー 90'ラゾヴィッチ

フェイエ危うい勝利 小野はフル出場で代表合流へ=オランダ(スポナビ
湯浅さん、ヨーロッパの日本人レポート3/21(湯浅健二のサッカーホームページ)

久しぶりにシンジを見ましたが、イイですね。確フェイエ自体は相変わらずバランスという言葉がないみたいですが、これはシンジのせいというよりフリットという監督の腕のせいでしょう(苦笑)まあ苦笑いモノですよ、良く2点で収まったなぁと。攻撃に掛かるときはエンターテイメント。シンジもパスディバイダーとしてだけでなく、攻撃に色を付ける存在として素晴らしいパフォーマンス。日本代表ではなかなかこうはいかないでしょうが、コンビを組む選手の裁量で高い位置を取らせてあげたら、日本も少し楽しいサッカーになるのかも。結果が出るかわかりませんが(苦笑)
ただ本当にセンスのある選手だし、頭の良い選手なのでバランスを取りながらタイミングを見て前に出て行って必殺のベルベットパスやアクセントとなるオーバーラップなんて言うのには期待出来るコンディションなのかなぁと。俊輔との縦のポジションチェンジもあるし、ヒデともコンビが熟成されればかなり流動性のある中盤は出来そうな予感。守備は度返しですが。とにかく本当に間に合ってくれて良かった。

ブンデスリーガ
HSV 2-3 ドルトムント@AOLアレナ
HSV:29'ベンジャミン 57'バインリッヒ Dord:10'ロシツキー 56'リッケン 82'エヴェルトン

高原も湯浅さんのところで。本当に評価が高いみたいですね。僕はダイジェストであの決定機逸をみてあぁぁあぁと思ったけど、フィジカル的に充実していて、だからこそあのヘッドを打てるということらしい。ドリブルワークも冴えてるし、ラストパスも出す。常時出場してセンターで身体を張りながらチームの攻撃を繋ぎ、前を向いてゴールを狙うというタフなタスクをこなしていることを考えたら、きっと調子は良いのでしょう。鈴木が出れないし、ここで結果が欲しいですね。期待していいですか?

こう見てみると個々はコンディション良さそうですね。全員合流したようで(ナカタコはまだかな?)後はどうにか調整して一つのチームとして同じ方向を向いて戦える事が出来るように調整して欲しいモノです。
中田英らも練習に参加 サッカー日本代表合宿(スポナビ)

じゃあ代表関連は終わり。

Jリーグにうってつけの米国選手(FC JAPAN-Jeremy Walker「A view from Brit」)

ジェレミーさんの提言、今回面白い。確かにJの補強の目はブラジルとかの南米系とおとなり韓国、そして東欧系ぐらいなのが現状の中、確かにアメリカにも逸材はいる。頭の良い選手も多いし、フィジカル的にも非常に高いレベルの選手も多い。組織的なサッカーに対する順応性も間違いなく高い。代表監督も長いスパンでやってアメリカの選手の特性を良く掴んでいるし(ブルース・アレーナだっけ?)J向きの選手は多いかも知れない。例に挙げられているPSVのビーズリーの他にもレバークーゼンのランドン・ドノバン、プレミアにはGK・DF中心に沢山いる(ハワードやフリーデルにしてもそうだし)その辺に目を向けてみたらと言うのを、マリのディドと話したそうな。岡ちゃんももしかしたら来年辺りアメリカから凄いのを見つけてくるかも知れない。確かに可能性はあるし、本当に質の高い選手がいると思う。速さや強さは韓国の比ではないし、費用対効果を考えても・・・・。今の日本にはテストマッチのプレーを見てアメリカたいしたことないと思っている感が蔓延しているから難しいかも知れないけど、可能性は感じるかも。うん、素晴らしい提言。来年の今頃には・・・。

横浜に強豪レアルら対戦オファー殺到(ニッカン)

マリのニュースを一つ。前々から様々な噂が飛んでたけど、他にも沢山オファーがあるみたい。これこそチャンピオンの特権?それともオファーの金額が高いから?まあそれは良いとして、調子に乗ってあんまり沢山ゲーム組まないでね。お金を稼ぐよりも選手達のコンディション意地が大事。疲れを取る大切な時期なんだから。

対戦候補
バルサ(決定?)ユーヴェ(濃厚?)ギャラクティコ(浮上)バイエルン(浮上)

ん~、再来年に回してもらえますか?(苦笑)

チェルシー問題は規律委員へ UEFAが発表(スポナビ)

フリスク引退に追い込んだと言われているこの問題は何か大事になってきてしまいましたね。その前にライカールトとフリスクが話していたかどうかの真偽もあるだろうけど、これでもし問題ありとなったら罰金?それとももっと大がかりな処分?うーん。ピッチのコーディネーション能力は抜群のモウリーニョもこの辺は品位を学ばなきゃいけないのかも。

アシュリー・コールのフライング交渉問題でFAは勝ち点剥奪するかもって話も出てるし、チェルシーはピッチ以外の所でも非常に騒がしい。

大久保嘉人インタビュー ~3ヶ月で掴んだ手応えと苦悩~(スポナビ)

まだ負傷が長引いて、チームも相変わらず低空飛行。でも彼自身は手応えもあるみたいだし、自信も失っていないのは本当に良かった。ロメオが爆発したりとと言うのもあるだろうし、チームもこんな状況だから焦りがないと言えば嘘になるだろうけど、スペインの水に馴染みつつあるのなら、またチャンスは来る。そして結果も付いてきそうな気がする。ただチームオーダーと彼自身の掴んだ手応えとは違う方向に進みつつある現状には多少の不安を感じなくもないけど。でも本当に余裕はないし、今すぐにでも頑張って欲しい。幸いインターナショナルマッチデーで休息の期間もコンビネーションを再び詰める期間もあるから再開したら爆発してくれるかも?

と言うことで長くて申し訳ないです。さすがにこの時期になると代表関連は多くなるなぁ。で最後にマツ第3子おめでとう!男の子ですって!名前楽しみ!と言うことで今日はここまでです。

追記:)昨日のエントリーがちょっと誤字脱字が多すぎて読みづらかったようで、大変失礼しました。まあいつもだから気にしてないよという方には頭が下がる思いですが、これから気を付けたいと思います。大幅に加筆・修正いたしましたのでよろしければご一読を。これからもよろしくお願いします。反省。

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勝負の鍵は1vs1!@WC Asian Final.Q vsイラン Preview(1)

さあ、最終予選最初の山、3/25イラン戦、3/30バーレーン戦の連戦です。アウェイホームと移動を挟むと言うことで非常にきついのですが、やっぱりここで勝ち点を何とか積み重ねて行きたい訳ですが、やっぱり一つずつと言うことでまずイランです。まあ研究云々はもうある程度わかっていると思うので、とりあえずどのように戦い、どのように狙うのかその辺を考えていこうなのかなと。

・絶対1vs1で抜かれない。
急に戦い方が変わるとは思えないし、戦術的に云々というのも今から考えるのも野暮だし無理なのでそういうことは言いません。ただサッカーというスポーツの大前提であり、イランの一番の鍵である高いスキルを活かした突破力、そこが攻撃の起点となりそれが彼らのスタイルだと思います。そこで凌駕されれば必然的に苦しくなるしそこで抑えていけば後はダエイの頭とミドルレンジからの積極的なシュートというのをきっちりとアプローチしていけばDFはある程度我慢していくことが出来ると思う。だからこそ、1vs1でハイスキルでフィジカルも強いイランのアタッカー陣に対して頑張れる事が必要になるのかなぁと。もちろんオフ・ザ・ボールの部分の1vs1も含めてです。離さないように安易に後ろに丸投げとかをしないようにしていきたいですね。非常に相手のレベルが高いこともあって、パーフェクトに抑えるのはかなり難しい事ですが、特に気を付けなきゃ行けないのはセカンドラインの3人だと思います。まず右から。マハダビキアですね。ご存じの通り高原と同じでブンデスリーガのHSV所属の右サイドアタッカー。もうだいぶ長い間イラン代表の右サイドを務めている選手で、馬力とスピードで縦に行くタイプ。苦しい体勢からもクロスをあげれるし、溜めも作れる選手ですがそこを対応するのはアツ一人(ここポイント)で頑張って欲しい部分。イランのサイドアタックは二段構え。右サイドバックのキャビもかなりがっつんがっつん上がってくる選手なので、その辺を考えるとここでアツがまずは抜かれないようにしながら、必ず前にスペースがない状態を保ちながらアプローチに行って踏ん張って、オーバーラップに対してはボランチなり左センターバック(中澤?坪井?)がカバーに行くなりしていく。まずはマハダビキアの縦を消す。中はもっとダメだけどまずは外。中という選択肢はボールが持たない時の方が多いと思うので(斜めにカットインするような形で走り込んでくるみたいな感じ)まず絶対に抜かれないと言うこと前提に身体を張っていきたいところです。
でハシェミアン。彼も出場機会は全然来ないけどブンデスの雄バイエルン・ミュンヘンの一員です。本来はストライカーだと思うのですが、大黒柱ダエイと被るということでの左サイドでの起用が濃厚ですが、正直あんまりフィットしている感じが初戦のバーレーン戦の時点では全くありませんでした。ここで起点を作ってカリミやザンディと言った選手達にスペースを作るという部分があると思うのですが、収まりきらなかったり周りと呼吸が合わなかったりと彼の使い方自体、チームとして確固たるイメージがないのかも知れませんね。まあそんなに運動量とかスピードという際だった部分ではなく、基本的なスキルとフィジカルに長けた選手だと思うのでその辺は加地がしつこく、そして負けないように、裏に取られないようにしてほしいなぁと。ハシェミアンに対してはボールのないところでの1vs1で勝負が必要になるのかなぁと。オフ・ザ・ボールで振り切られないように。きっと右にボールがあるときにはストライカー的にどんどんペナの中に入っていくようなプレーが増えそうなので、とにかく運動量で張り付き、受け渡しをきっちりとやっていって欲しいモノです。そしてこの試合では出れるときは出る(左は出て行ける時間は少ないと思うし)、狙うときは狙うというメリハリをしていくことが必要になると思うので頑張ってもらいましょう。
でカリミ。一番怖い。彼は確かにスキルも高いし、FWみたいな動きもすれば受けに下がることもある。簡単に言えばボールを持つ位置で受け持つ選手が替わると言うことです。そしてそこから仕掛けられたときに即時に抜かれる前提でバランスを崩さずカバーに入れるグループを作れるかというのが課題かなぁと。ただ才能のある選手にありがちなオフ・ザ・ボールの動きは非常に淡泊だったり、球離れが悪かったりするので、ここで奪うという意識を高めて速くきつくアプローチを掛けていくことで彼を自由にさせないと言うことが必要になるのではないでしょうか。ボランチが主に見ることになると思いますが、うまく受け渡しながら彼に注意を払いボールを持ったら一気にアプローチを掛けてなるたけ前を向かさずそこで奪う。仕掛けられるとやっぱり苦しいと思うし、ポジショニングとかで工夫されてバイタルに入り込まれると本当に怖いので、その辺のバランス感覚など練習でボランチとセンターバックで調整しながら自由にさせないように気を遣って応対していって欲しいところです。

もちろん彼ら自身もそのままガンガン狙って来るにしてもダエイがフィニッシャーとして危険な位置取りをしてくると思うので、その警戒を解く訳にはいきません。警戒しながらもそのダエイへのボール供給ルートを絶つ意味でも1vs1、止めたいですね。裁き役であるザンディがチームにフィットする事はまだないと思いますし(ペルシャ語が話せない、帯同時間も短いと言う懸念ポイントがあるようで)、そういう意味ではパスディバイダーの効果はそんなに気にすることはないと思うので、相手の唯一にして最強の武器を何とか止めて、反撃の足がかりを掴みたいですね。

・日本も独力で勝負!
凄いこと書いてるでしょ?でもこれありだと思うのですよ。多分テヘランの10万人の後押しもあるし、初戦で引き分けていると言うこともあって前に来ると思います(というよりどの国と戦っても彼らは自分たちの「前へ前へ」の圧力を掛けるスタイルを変えてくるチームではない、アタックこそイランサッカー)だからこそ空いてくるのは中盤のスペース。イランはそのスペースケアに対してボランチ1人、ないし2人で埋めてくる訳でそこをうまくパスでというのではなく、どんどん仕掛けて局面打開を計り、相手の守備陣をパニックさせる事が出来れば非常に効果的なのではないかなぁと。決して守備も組織的に整備されているチームじゃないからこそ、一つ抜くことで又一つ穴が空くというイメージでしょうか。そういう意味では時間と作って徐々に押し上げてポゼッションを握ると言ったいつものジーコジャパンのスタイルではなく、速めに前に預けてスペースめがけて勢い良く仕掛けていく事の方が実を生み出せるのではないでしょうか。少数のグループ(FW2人、ないしトップ下交えて3人)で何とか穴を突いてズレを生んで掠め取る。フロンターレとかレッズが良くやっているショートカウンターのような形は本当に効果的だと思います。まあジュニーニョやエメルソン、永井のようなドリブラーはいないですが、玉ちゃんや中田のような推進力のある選手には期待したいですね。崩すのではなく穴を突く、一人抜いて相手のカバー含めてパニックを引き起こす、アタッカー達の積極性に期待したいところです。

もちろんこれに加えて精度の高いパサー(俊輔やシンジのような長い距離を一発で抜ける選手)からの裏を取るようなカウンター、そしてセットプレー。一つのチャンスを思い切りを持って仕掛けて欲しいですね。躊躇はいらないです。

確かにこのチームは組織的な流れを逆行するような形で戦い、結果こそ残してきているモノの日本の戦術従順度や理解力、アクティビティと運動量などの日本人選手の特性を活かし切れず、内容的にもいいサッカーをしているとは言い難いですが、ただサッカーというスポーツの基本というモノを非常に重視されたチームなのかなぁと。監督自身がそう思っているかどうかは別にして相手に個で負けない、そういう部分で相手より上を行く。そういうクラシカルな考えの元に組まれているチームだと感じています。ブラジルが強いのもそういう部分だと思うし(世界最強の才能輩出国と一緒にして良いのかわかりませんが)そういう意味ではその基本という部分で負けない事をしていけば必ず日本に勝機は巡ってくるのかなぁと。ましてや才能の量ではイランに劣ってるとは思わないので。もちろん先を見てどうなるかとか(WCだとか世界を相手にとか)わかりませんが、こういう部分はどんなチームになろうと大事な部分。そしてそれを避けてきたからこそ今の若年層がへたれてる事を考えたらこれ以上「個」というキーワードからは逃げられない。だからこそ、アジア最強の個を誇るイラン相手に抑えきり、また個の力により勝利を手繰り寄せるゴールをもぎ取ればかなりの自信となると思います。それこそアジアNo.1の証明をこういう部分でも見せたいですね。ここで勝てなければ先に行っても未来はない。頑張ってもらいましょう。明日は違う感じアプローチしてみようかなぁと。と言うことで今日はここまでです。

追記:)テーマは多少このエントリーとはずれていますが、この方の言われてることに非常に共感したので、是非ご一読を。てゆうか有名でしょうけど(苦笑)

サッカーを考えてみる。→「個人をベースにした組織守備。

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March 19, 2005

景気のいい開幕@ナビスコカップ グループリーグ Day-1

今日からナビスコ開幕でしたね。イイ天気の中、ものすごいスコアが並んでる訳ですが、僕は今日は味スタで一番派手な試合を見てきました。まあとんでもない試合でした。でもイイ試合なんて言いませんよ。とにかく簡単に。

ヤマザキナビスコカップ2005 グループリーグ第1節

ヴェルディ 4-4 フロンターレ@味スタ
Verdy:49'pワシントン 55'小林大悟 59'&81'森本貴幸 Frontale:5'&28'寺田周平 25'ジュニーニョ 42'マルクス

僕の読書+日常記録「イイ試合なんて言えない」

レポートは上のリンクから。前後半で完全にゲームが変わってしまった訳ですが、フロンターレはペース配分が全く出来なかったのか油断なのかはわかりませんが、チームとしては今は勢いだけでインテリジェンスがない。ヴェルディは自分たちの弱点に加えて、自分たちの良いところを活かすための運動量が伴わない事でリズムができない。原因を自分たちで修正出来ないまま45分間での大量失点となったのかなぁと。イイゲームになりそうな天気だったのですが、単なる緩い試合になってしまったのは残念。

しかし、両チームの良さも沢山出たのかなぁと。ヴェルディは懸念だった2トップの絡み。軸としてワシントンを据えるにあたって、コンビネーションという部分で平本とはどうしても噛み合わなかったけど、森本のシンプルに動き回ってスペースを狙右プレーがワシントンの足元の技術とはまった。ヴェルディもリズムを取り戻していたので良い形でワシントンに預けることはお手の物だし、ここから崩しのパターンが出来れば彼の得点能力に加えて周りをうまく使うと言うことが出来れば、攻撃はより充実しそう。
フロンターレは彼らの形がはまれば、相手を屈服させることは可能だというのは、これで完全に証明されたのかなぁと。まあ問題はあるけど、バイタルエリアを流動的に使いながら勝負所では個の突破。そのバランスが非常に良く、崩しながら個の強さを出せるという意味では本当に素晴らしい破壊力を備えているのは間違いなく証明されたのかなぁと。

ただこれだけイイ部分があるのに、弱点を仕方ないで晒せしておくと本当に勝つか負けるかの差は大きくなりそう。ヴェルディにしてもリズムが掴めないときのゲームの進め方。ワシントンという選手がせっかくいるのだから、飛ばしても良いのに頑なに細かいパス。それでも4失点してイイというのならお節介なんですが、少しはそういうモノが必要なのかなぁと改めて。ましてや前半は運動量的に完全に相手に凌駕されていたのに・・・。
でフロンターレは、レッズ戦と同じ。リードして折り返して、油断?慢心?ペース?一気に運動量が落ちた。それでも4点という差は逃げ切れる点差。それで追いつかれるのはネガティブに捉えないと問題は解決しないのかなぁと。
個人的には両チームともサッカーが「下手」というかインテリジェンスが足りないと言う印象を受けました。もちろんストロングポイントを活かすのは良いことだけど、それが出来ないときにどうするのかというのもサッカーの一部。日本のサッカーの悪い部分だと思う。自分の都合の良い部分しか考えない傲慢なサッカー。大熊監督も山本監督もそうだった。厳しいけど、本当にそう思う。沢山ゴールが入って良かったねでは済まない。

と言うことで少し残念でした。爽健美茶ごちw

後は結果だけ。
楽天 1-2 レッズ@ウイング
Vissel;68'カズ3戦連発! Reds:37'山田暢久 42'pエメルソン

アルディージャ 2-0 アルビ@埼玉
Ardija:16'冨田大介 44'クリスティアン公式戦初

ガンバ 4-2 サンフレ@万博
Gamba:31'シジクレイ 44'アラウージョ 69'吉原宏太 80'フェルナンジーニョ Sanfrecce:30'&60'大木勉

レイソル 3-1 FC東京@日立
Reysol:18'中澤聡太 24'大野敏隆 49'クレーベル FC:17'ナオ

トリ 1-3 ジェフ@ビッグアイ
Trinita:53'高松大樹 Jef:65'阿部勇樹 80'工藤浩平 83'林丈統

エスパ 1-1 鹿島@日本平
S-pu:82'チョ・ジェジン Kashima:31'フェルナンド

グラ 1-2 セレッソ@瑞穂
Gra:57'マルケス Cerezo:18'古橋達弥 88'西澤明訓

と言うことで点入りすぎ(笑)少し残念なのは客入りかな。味スタも結構閑散としてたし、その辺は寂しかったところ。でも天気も良かったし、リーグとは違ういつも見れない選手とかも見れたら良いのかなぁと。つぎはいつだろ?まあいいや、とりあえず今日はここまでです。

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集まる集まる今日のニュース雑感。

久しぶりに今日のニュース雑感やろうかなぁと。最近ははてなできままに力の抜けた感じで気になるモノだけやってたのですが、さすがに全部をフォローするだけの時間も労力のないので、今日はしっかりとこちらで。UCLの事もありますしね。

小野出さん!拒否フェイエ…日本に嫌悪感(ニッカン)
小野招集、条件付きで認める=フェイエノールトが軟化(スポナビ)

どちらも気持ち的にはわからなくない引っ張り合い。結局フェイエが軟化したことで決着。

本当ならフリット就任で彼を軸に据えてUCL圏内(2位以内)を狙いたかったところだったけど、シンジはオリンピックで合流が遅れてようやく本調子と言うところでの怪我でチームの力になれなかった。でフェイエはUEFAでも早々に負けて、目標でもあるリーグのUCL圏内もほぼ絶望。ナーバスになる気持ちはあるでしょう。彼自身もまだ怪我明けでコンディションも安定していないと言うことがあったのでしょうが、日本もここは大一番の連戦なだけに引けないところ。ルールでも出さなければならないしね。

条件付きというのは、今週末の試合後に診断を受け問題なかったら招集に応じると言うことらしい。とにかく今週末のリーグで怪我だけは勘弁・・・・。

でもそろそろ代表とクラブの補償問題などは避けて通れないことになってきたのかも。

DF中澤、右膝に違和感!一時帰国へ(ニッカン)
中澤、右膝は軽傷=19日に代表合流へ(スポナビ)

過密スケジュール等で右膝の関節炎となっていたボンバは、インドネシア遠征から直接ドイツではなく一時帰国。でも検査の結果は軽傷で一安心。正直このまま代表には合流せず、回復に努めて欲しいところだけど、代表的にもそうはいかないところだもんなぁ。まあジーコもある程度やれる状態なら使うだろうし(遠い目)とにかく悪化だけは勘弁。4月も大事よ?マリ的に。

照準を合わせるならマツも元気だし、バーレーン戦が良いのかも?

大久保 またも腰痛悪化(スポナビ)

怪我関連でもう一つ。最近はピッチでの活躍よりも愚痴がニュースになる大久保君。まあ彼は今年休みなしだし、どこかにひずみが来てもしょうがないけど、チームとしても自分としても勝負所の時にもどかしい思いをしてるだろうなぁ。これがイイ方向に爆発してることを願ってやまない!ホントに今は我慢の時だけど、その間に出来ることはあるはず。頑張れ。

しかし今年は海外組も受難の年。稲本の骨折から始まって、ヒデのグローイン・ペイン、シンジは足首、俊輔は腰と足首に慢性的な怪我を抱えてる。元気なのは中田浩二とヤナギくらいか・・・・。

ラウル「自分が犠牲に」移籍受け入れ発言(ニッカン)

最近話題になっている海外ニュースと言ったらこれかな?ラウルとしてはフロレンティーノ・ペレスの銀河系政策に信頼されていないというような感じを受けてもしょうがないし(マーケティング重視だとしても)、彼自身もチームの変貌に合わせきれずに結果を残しきれずに彼らしいゴールも少なくなった事を考えたら、いくらレアルの至宝とはいえこう言うのもしょうがないかも。ましてや来期はアドリアーノやらジェラードが来るかも知れないと言う噂が立ったらねぇ。

アトレチコとか行かないかな?お金的にはきついだろうけど、サポ熱狂でしょ?ユース時代の宝二つが並び揃うのなんか見ちゃったら。

豪州がAFC加入を希望(デイリー)
NZもAFC加盟を希望 サッカー協会意向表明(スポナビ)

で世界的にはこういう話が。オセアニア自体が冷遇とは言われても、力的にはしょうがない部分があるし、それなら優遇されているアジアでワールドカップへと言うことなんだろうと思うけど、オーストラリアが入ると日本的には嫌な相手だなぁ。

でもオーストラリア・ニュージーランドのついでにオセアニアを混ぜて、西アジアと分けちゃうのも又良いのかも。でもAFCがレベルが上がって、それで日本もレベルアップ出来たら結構イイかも。

・UCLドロー!決勝までのヤマも出来る。

UEFA Champions League 2005 Quarter Final Draw

1.Liverpool(H) vs Juventus(A)
2.AC Milan(H) vs Inter(A)
3.Olympique Lyon(H) vs PSV(A)
4.Chelsea(H) vs Bayern Muchen(A)

Schdule
Q.Final 1stLeg:4/5&6 2ndLeg:4/12&13
Semi Final
No.4(H) vs No.1(A)/No.2(H) vs No.3(A)
1stLeg:4/26&27 2ndLeg:5/3&4

uefa.com

やっぱり目がいくミラノダービー。一昨年ヨーロッパの舞台で初めて当たった時はドロー2つのアウェーゴールでの決着となった訳ですが、今回も順番は同じで、ミランが先にホーム扱い。戦い方も前とは代わるだろうし(特にインテルは)、インテルのマンチーニにとってはここで負けてノータイトルと言うことになったら解任だってある。本当に妥協の余地のない試合になりそう。現状では何とも言えないし、まだ期間があるから怪我人とかが出たらすぐに状況は変わるけど、ダービー自体最近ミラン有利の風が流れてるだけにインテルにとっては苦しい感じがしなくもない。

でユーヴェはリバポと。完全なるリアリズムの網にはめ込めば怖い相手じゃない。まあ爆発力とシャビ・アロンソ復帰時の大きな展開力は怖いし、ユーヴェも完全な状態とは行かないだろうから、何とも言えないけど、チェルスキーやらミラン、リヨンと当たるよりは全然まし。とにかくリアルマッチに持ち込みたい。1stLegの結果が大きく物を言いそう。アン・フィールドで勢いを殺せ!

優勝候補筆頭とも言えるチェルスキー、相手はバイエルン。またもビッグクラブ同士のガチンコになる予感。ただバルサとバイエルンじゃまた色が違うチームなだけに、モウリーニョがどのような策を練り、スター達がどのような組織を紡ぎ出すのか楽しみ。そしてマガト・バイエルンの巧みな経験とメンタリティをなにかを起こすか・・。

もう一個はアウトサイダー同士だけど、両チームとも攻撃的メンタリティを持ち合わせるチームなだけに、エンターテイメント性は高い試合になりそう(PSVはそこに堅い守備ブロックも持ってるし)ポール・ル・グエンとフース・ヒディングという知将同士の采配にも非常に注目が集まりそうだし、アウトサイドのぶつかり合いは楽しみ。韓国人二人もこの舞台でどのようなパフォーマンスを見せるか気になるしね。

と言うことでまあ派手さはないけど、本当にゲームの流れや采配、組織力や現実性などサッカーの奥深さを味わうにはイイドローになったのかなぁと。楽に勝ち抜けるチームはリーグとの兼ね合いもあってほとんどないし(インテルぐらいかな、可能性がないのは)チームの総合力を問われる試合になりそうです。楽しみw

と言うことで沢山転がってますね、ニュース。とにかく代表やら海外やらマリやら忙しいですが、まあ出来るだけ追っかけようと思います。そろそろ代表モードで行こうかな?ナビスコないし。ということで今日はここまでです。

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March 18, 2005

Look Back F.Marinos@February&March

Fマリノスの苦しい状況で戦った2月3月も一段落つきました。やっぱり振り返ってみるとなかなか難しい期間だったと思いますが(それなりに右往左往したりイライラしたりもしたのですが、それがまた糧と出来たらまたそれもいいのかなぁと。と言うことでそんなここまでを振り返ってみようかなぁと。

A3 Nissan Champions Cup 2005 -経験値と大きな足枷-
2/13 第1戦 △1-1 浦項スティーラーズ@済州 F.Mari:3清水範久
2/16 第2戦 ○2-0 深セン健力宝@済州 F.Mari:46上野良治 63熊林親吾
2/19 第3戦 ●1-3 水原三星ブルーウイングス@済州 F.Mari:15大島秀夫

岡ちゃんの言う通り、去年に比べて選手のチーム作り的にも非常に仕上がっていて、プレッシャーが強くタフな相手に対して新戦力や経験の浅い選手達が経験を積めたりしたと言う部分では非常に良い経験となったのかなぁと。いままで主力で戦ってきた選手達は軒並みチームの牽引車となることは出来ず(松田・中澤は代表招集、もちろん去年から引き続き久保・安貞桓が怪我で出場不能、出場出来た奥・ドゥトラもコンディション不良、上野・坂田などもある程度制限の付く出場)それでも東アジアの強豪に対して結果こそ残念なモノだったにしても、一歩も引かない状態である程度戦える事が証明出来た事は今考えると非常に大きかったのかなぁと。去年レンタルから帰って心境著しい成長を見せていたハユマが攻撃の核となっていた姿は非常に頼もしく(マリノス的なA3MVPでしょ?)、期待値は高いモノの精神的に未成熟な部分もあって河合や中西の後塵を拝していた栗原が屈強なアタッカーに対してある程度の成果を残したこと(やられもしたけど)そして新戦力、大島と熊林が結果をチームの戦術的にはまだまだ馴染んだとは言い難いモノの、それぞれの特徴を活かして結果を残したことなど始まるまではスケジューリング的な問題などでネガティブな思いが強かったのですが、それなりにFマリ的にも大きな成果が得れたのはよかったのかなぁと。
しかしタフすぎる相手・環境的な順応・そして強いることのない無理等が様々な問題を引き起こしてしまいました。久保・安が戻ってくるまでエース的な働きを期待された坂田が3月中は絶望的という怪我を負い、河合や奥と言った選手達が体調不良を患ってこれまた3月に本来の力を発揮出来る状態には戻りきらなかった。そしてメンバー的に苦しい状態で一部の選手に無理をさせることになり、これまた後に引きずってしまう要因となってしまった(これは人的なミスもあったけど)そして今までマリノスがチームとしてフィジカルコンディションの調整能力やメディカル的な現状把握の曖昧な部分などの懸念されるポイントはまた露呈してしまったなど、これはシーズンに入っていくにあたって不安を感じるモノでもありました。最終的には3位ということでしたが、ポジティブとネガティブが混在するような大会となりました。

2005 XEROX Super Cup –今期最高の内容と引きずるミス-
2/26 ●2-2(PK4-5) ヴェルディ@横浜国際 F.Mari:72大橋正博 87田中隼磨

今考えても今期最高の内容なのは、この試合でしょうね。ヴェルディのチーム作りが遅れているとはいえ、Jへの順応はスムーズにいきボールポゼッションとよどみないアプローチとプレス、そしてチームとしての熟成度という面でシンプルな攻撃、そして切り替えの速さとなって非常にチームがうまく回りました。運動量も衰えず去年のような勝負強さが一時的な決勝点となって出たのかなぁと。何よりもその立役者はA3でプレータイムは長かったものの期待に応えたとは言い難い大橋だったのはマリにとっては嬉しい事でした。この試合ではキレにキレ、非常に効果的なドリブルワークとテクニック、そして速い切り替えでうまく味方のランニングをおとりに使ってゴール、これが自信に繋がったのか2点目に繋がる美しくまたスピードのあるFKも魅せてチームを勝利へと導く・・・・はずでした(苦笑)
チームにおける甘えだったり、ここ2年成績が出ている部分での奢り、そして何よりもサッカーの厳しさを忘れてしまったプレーが出てしまった訳です。榎本達也のキックはミスとなって相手に渡り、そしてその流れからペナでゴールに背を向けた状態でボールを受けた大物ワシントンが背負った那須を引きずり倒し中澤のカバーさえも振り切って決勝ゴールを決められてしまう(まあ衝撃でしたし、ワシントンを褒めるしかないのでしょうが)そしてPK戦ではヴェルディの精神的な強さと技術を見せられてタイトルを失ったわけですが、このプレーによりチームが受けた影響は非常に大きかった。大橋の自信、チームの流れ(これは水原戦からあったけど)、そして帳消しにしてしまう良い内容。この敗戦はチームにとっては楽観的な負けだと終わった直後は思っていましたが、そんなに軽いモノではなかったのでしょう。しかし、試合自体が非常に希望が溢れる部分でもありました。

J.League&ACL開幕 –悪い流れ、落ちていくコンディション、それでも見せた意地-
3/5 ●0-1 ジュビロ@日産スタジアム
3/9 ●0-1 山東魯能秦山@三ツ沢
3/12 ○3-2 セレッソ@長居 F.Mari:18&47&60大島秀夫
3/16 ○2-0 PSM Makassar@Matoangin Stadium F.Mari:30大島秀夫 63山崎雅人

まあ本当に苦しかったのは3月でした。A3・ゼロックスで出てきたネガティブなポイントが全て出てしまうような最悪の流れでの2連敗は本当に堪えるものでした。ジュビロ戦の敗戦は本当にアクシデントとしか言いようがないものでしたが、それでもジュビロのリトリートして最終ラインとボランチで形成された守備ブロックを崩しきれず招いた敗戦というのも言えるような試合でした。内容的にはゼロックスの良い流れを持ってくることは出来て、引きこもりのジュビロに対して後半に入りリスクをとりながらでも前に出てチャンスを作り出し、またここまで本来のエネルギッシュでまたチームに実をもたらすプレーが出来ていなかったドゥトラが開幕と同時に覚醒、左サイドは完全に彼のステージとなり完全に「勝てるゲーム」を作りました。しかしフィニッシュの部分でどうしても決めきれず、そしてあの事故のようなゴールによる敗戦。気にしない、しょうがないとは言え非常に大きな波及効果をもたらしたあのゴールによる敗戦はチームに影響がなかったとは言い切れないほど大きなモノでした。それは2戦目見事に反映されました。ACL初戦の山東戦。コンディション的に非常に難しい中でのグループ最大のライバルと言われていたチームとの対戦、レギュレーション的に1位しか抜けれないこの大会ではどの試合も非常に重要度の高い。その中でも最も負けが許されないゲームで決定力不足を露呈してしまいました。打てども打てども枠に飛ばない、飛んでもGKの胸に納まる。ゴールが遠くなる間に喫した今シーズン最も不安定なセットプレーからの失点(ここまで3失点)今シーズンのここまでを象徴するようなゲームでした。チームとしても停滞感を伴うゲームでスタメンに不調の達也に変えて哲也を出しても実らず、監督としてどうして良いのかの迷いというのも感じられるような試合の中での交代なし。流れを変えれることなく、チームとしては大きく沈みかねないぐらいのダメージをシーズン序盤で負ってしまいました。
それでもここで見せた意地。セレッソ戦、コンディション的にもメンタル的にも難しい試合でチームはうまくバランスを取れず、常に前に行かれる展開で表れた救世主は、ここまでポテンシャルは見せていたもののチームに馴染みきれない印象もあった新戦力・大島秀夫でした。悪天候の中、チームとしてもかなり出来の悪い試合でなかなかシュートチャンスさえ訪れない中、決定機を非常に高い集中力で右・左・ダイビングヘッドで3本のシュートをモノにした。チームとしても3点目の後の30分、コンディション的に苦しくても粘って粘って攻撃陣的には調子の良かったセレッソの猛攻を凌ぎきり、欲しかった勝ちという結果を何とか留めることが出来ました。岡ちゃんも「チームで最も代えの利かないパーツ」と称されていたチームの核・奥大介を清水に代えてチームにアグレッシブな運動量を取り戻すという勝負師的な采配を見せて的中させるなど、今までのものすごい停滞した流れを吹き飛ばすような価値のある勝ちでした。その後インドネシアに渡り、ピッチコンディション、高温多湿の気候、そして過密日程で苦しいフィジカルコンディションの中でのもう失敗の許されないマッカサル戦でもチームが一丸となり結果を残してくれました。試合前から上野が日本で離脱、中澤も怪我を負っても強行出場するしかない中、大島はまた先制点となる価値あるヘッド、そして山崎がようやく久しぶりのゴール(ナビスコ以来?)、マツの復帰、アデマール初出場などなどポジティブな結果を残してくれたことで良いことより悪いことの方が多かった3月を見事に締めくくってくれました。

・来月に向けて

F.Marinos's Schedule in April

4/2(Sat) J1第3節 vsアルビレックス@日産
4/6(Wed) ACL第3節 vsBEC TeroSasana@バンコク
4/10(Sun) J1第4節 vsヴィッセル@日産
4/13(Wed) J1第5節 vsレイソル@国立
4/16(Sat) J1第6節 vsガンバ@日産
4/20(Wed) ACL第4節 vsBEC TeroSasana@三ツ沢
4/24(Sun) J1第7節 vsアルディージャ@日産
4/28(Thu) J1第8節 vsフロンターレ@等々力

F.Marinos Official Schdule

この後は4月のJ再開まで代表組以外は休めるし、ここでコンディション的にもチームバランス的にも体勢を立て直して再びの過密スケジュールに望みたいですね。もう少しすれば久保も安も坂田も戻ってくるし、コンディション的に苦しんでいる奥や遠藤、中西も少しは復調してくれればチームは一気に厚みを増すはずです。それはもちろん大島を筆頭に那須、大橋、山崎、熊林など様々な選手が大きな経験を得て自信を得ているからです。確かに望むべき最高の結果という訳ではありませんでしたが、これほど苦しい時は来ないだろうし苦しめば苦しむほどこのチームはもっとポテンシャルを出してくれると信じているので、これからどんどん上げていくだけです。まだまだ始まったばかりだし、その中でこれだけ濃い経験をこの期間に出来たチームはないのだからこれを生かさない手はないでしょ?もっと逞しいFマリノス構築のための最高の糧となるシーズン序盤にして欲しいモノですね。反応があればこれからは出来れば毎月こんなのをやろうかなと思ったりしてます?でもあっさり忘れたりして(苦笑)では今日はここまでです。

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March 17, 2005

心機一転の第一歩@ACL GroupLeague Day-2

まずは第一歩ですね。本当に選手、スタッフ、監督、そしてサポの皆様お疲れ様でした。気を付けて帰ってきてくださいね。ピッチコンディションも芝が深かったりして当たり前ながら全然違う中でとりあえず求められる結果を出したことは本当に良かった。一つずつ積み重ねていくことが大事ですし。レポートさえ出来ない訳ですが(映像すらない)とりあえず。

AFC Champions League 2005
Group F PSM Makassar 0-2 Yokohama F.Marinos@Matoangin Stadium
F.Marinos:30'大島秀夫 63'山崎雅人

F.Marinos Official/ACL Official Match Report

F.Marinosスタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵、松田直樹、中澤佑二、MF奥大介、中西永輔(→45'那須大亮)、田中隼磨、ドゥトラ、大橋正博(→60'山崎雅人)、FW大島秀夫、清水範久(→87'アデマール)

得点経過としてはドゥトラのFKから大島が頭で叩きつけたのと、隼磨の突破からの中に走り込んだ山崎がクリーンヘッドという事らしいのですが、このテキストから良かった所を探ってみましょう。

・頼れる男、大島秀夫。
まず頼れる男大島が又やってくれたこと。やっぱり初戦のこともあるしどうしても閉塞感はあったと思います。ピッチもやはり影響して精度が低下していたらしいし、どうしても苦しい中で、その閉塞感を切り開いた大島の大きな先制点。頼れるなぁ。

・山崎、ようやく今年の開幕
今までイイ突破やイイ動きをしていたモノのどうしても結果に繋がらなかった山崎がようやくチャンスを掴んだようです。得意のドリブルからの展開ではなくクリーンヘッドだったみたいですが気持ちいいゴールを決めたようでこれで吹っ切れてくれたらいいなぁと。ゲームの展開としてもこういう追加点があったことで凄い楽になったと思うし、よくやった!

・マツ復帰!
やっぱりプレーに飢えてたのかなぁ?見たいなぁ。どんな感じだったんだろ?でも復帰して早々フル出場である程度落ち着いただろうし、きっと代表戦に向けてモチベーションも高いだろうし、これからマツが頑張ってくれる予感!

・アデマール、やっと初出場
試合終了間際ですが、ジローに代わってピッチに立ったみたいで、ようやくと言った感じですが、ドラゴンや安様がトップコンディションに戻るまでは頑張って欲しいなぁと。山崎やジローも頑張ってるし、どんどん刺激を与えて欲しいし、結果も期待したいです。

後は帰ってきてみないとわからないけど、怪我とか病気とかがないと良いなぁと。エースケさんが1-0ながらハーフタイムで下がったりとちょっと心配だけど、まあ何もないことを願うばかり。これで苦しい状態が続いた第一の過密スケジュールは一段落で4月までは休めるし、とりあえず選手達のコンディションをここでもう一度整えて、今度は4月からの強烈な連戦に備えて欲しいですね。きっとこれからどんどん怪我人達も戻ってきてくれるだろうし、インターバルを有効に使って欲しいところです。逆に怪我人なんか出してもらっちゃ困るよ?ちなみに同じグループの山東vsテロ・サーサナは1-0で山東が勝ったようなのでまだまだ追いかける状態は変わりませんが、とにかくこれが第一歩、ここからスタートですね。

Group E Jubilo Iwata 6-0 Hoang Anh GL@Yamaha Stadium
Jubilo:22'西紀寛 28'&57'崔龍洙 67'&90'グラウ 76'カレン・ロバート

Jubilo Official/ACL Official Match Report

ジュビロも快勝。ここまでのJの閉塞感(右前足での一点以外は獲ってないし)を振り払うようなゴールラッシュ。相手も弱かったみたいだし、グラウのコメント通り本当なら叩きのめして二桁ぐらい獲りたかったところですが、どちらにしても水原・深センとの直接対決に大きなウェイトを占めると思うので、そこで結果が出せるかどうかになりそうです。そのライバルの直接対決は水原ホームでスコアレスドローだったようで、ジュビロにも可能性は出てきたのかなぁと。ただ現時点で一番大きなアドバンテージを握ったのはアウトサイダーと見られていた深センな訳で、ジュビロにとっては微妙なところでしょう。次は大一番水原戦。楽しみ。ジュビロもこれで第一歩ですね。

と言うことで立ち上がりに大きなけちが付いた日本勢ですが、これで心機一転一歩ずつ前に進んで欲しいなぁと。でも最後に一言だけ、J'sGoalは何でジュビロの時はアウェイまで行ってプレビューやらレビューを書いてたのに、Fマリの時はないの?Jに続いてまたジュビロ贔屓ですか?そうですか。好きだったのに・・・・。まあ次は頼みます・・・・。と言うことで今日はここまでです。

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March 16, 2005

招集メンバー考。

さて、昨日ドイツ合宿からイラン~バーレーン戦のメンバーが発表されましたね。まあ大して変わらないメンバーなのですが、やはり大きな話題としては海外組のメンバーが大挙して復帰したと言うことでしょうか。ヒデ、シンジ、イナが復帰して、このグループの趨勢を握る2連戦に臨むことになった訳ですが、さてこれからの日本代表はどうなっていくでしょうか。そして彼らの復帰はチームにどんな刺激を与えるのでしょうか。

Japan National Team Member 3/17~30

GK
楢崎正剛(グラ)土肥洋一(FC東京)曽ヶ端準(鹿島)
DF
宮本恒靖(ガンバ)坪井慶介(レッズ)三浦淳宏(楽天)加地亮(FC東京)茶野隆行(ジュビロ)松田直樹(Fマリ)中澤佑二(Fマリ)田中誠(ジュビロ)アレックス(レッズ)
MF
中田英寿(フィオレンティーナ)小野伸二(フェイエノールト)中村俊輔(レッジーナ)中田浩二(マルセイユ)稲本潤一(カーディフ)遠藤保仁(ガンバ)小笠原満男(鹿島)福西崇史(ジュビロ)藤田俊哉(ジュビロ)
FW
鈴木隆行(鹿島)本山雅志(鹿島)玉田圭司(レイソル)高原直泰(HSV)大黒将志(ガンバ)

Schdule:3/17~ ドイツ合宿
    3/25  イラン戦(テヘラン)
    3/30  バーレーン戦(埼玉)

JFA

アレックスと田中誠が出場停止で彼らはドイツには行かず国内で待機し、帰国時に合流と言うことで実質24人での行動となりそうですが、色々な観点でこのメンバーの懸念ポイント、見所などを。

・不安を抱えるDF陣
まずはこれ。誰もが思うところだと思いますが、田中誠の出場停止はわかっていたこととはいえ、これに加えてDFのはしらとも言うべき中澤佑二が右膝関節炎で水が溜まってプレーに耐えられるかは正直未知数。坪井は先日のフロンターレ戦で負傷明けで久しぶりに出場しましたが、試合勘に不安を露呈し、松田直樹にしてもやはり負傷明けで合流前のACLのマッカサル戦で復帰、茶野隆之はジュビロに移籍後不安定なパフォーマンスに終始と本当にまともに戦えるのかという状態に陥っています。もちろん能力には疑いのないラインナップですが、状態的にはシーズンイン直後とはいえ、非常に危険な状態になっています。もしかしたら緊急招集もあるのかなぁと。ただその一番手に上がるであろう心境著しい茂庭照幸(FC東京)も怪我を抱えており、そうなると他には就任当時呼んでいた選手か、レッズのトゥーリオなどが候補に上がるかなぁと。幸い一番の心臓とも言うべき宮本が健在なのがまだ良かったかなぁと思いますが、DFの堅実さ、堅牢さで勝利をたぐり寄せてきた日本にとって、攻撃力には自信を持っているであろうイラン・バーレーン相手にコンディションに不安の持つ選手ばかりで望まなければならない状態というのは、やはり不安に思う部分もあるのかなぁと。中田浩二のCDFコンバートなども視野に入れてのドイツ合宿となりそうですが、彼も早期合流は望めないというところで本当にジーコ監督の判断が迫られるところです。
てゆうか良く招集されていた永田充、そしてCDFもこなせる(こういう試合にこなせるレベルの選手を出して良いのかわからないけど)阿部勇樹、そして負傷を押しても茂庭を連れて来るなりのリスクマネジメントが必要だというのは間違いないと思います。備えあれば憂いなしと言うことを協会からも働きかけていくことが必要ではないでしょうか。

・海外組がチームにどのような変化をもたらすか。
ジーコは会見では現状では北朝鮮戦のメンバーでとも話していますが、海外組のコンディションが掴めていないというのが本音なのかなぁと。シンジが怪我から空けて好調を保ち、稲本もカーディフで試合をこなし続けている事も考えたら、ボランチの位置は非常に充実してきたのかなぁと。シンジが戻ればチームに流動性は戻るし、国内組が北朝鮮で露呈した硬直感、そしてゲーム運びの拙さなどはある程度改善出来る可能性はあるのかなぁと。ここ最近で一番良い状態を示していた日本代表は間違いなくシンジと俊輔を中核に据えたチームだと思うので。まあ彼も久しぶりなので多大な期待を掛けることは危険ですけどね。
ヒデに関してはまずコンディション。正直パフォーマンスは個人的には呼ぶべき状態ではないと思う。それならまだ松井やヤナギを呼んだ方が良かったのかなぁと。これで早期合流の道が絶たれるとなるとまたオマーン戦の様なことになりかねない。まあ難しい部分でもあるのですが、ヒデをどのような立ち位置に立たせるのかという部分ではないでしょうか。もちろん一選手として考えるのは当たり前ですが、無視出来ない大きな存在だし、チームに置いては一番刺激の大きな選手なだけにその辺をどう考えていくのかジーコの手綱さばきが問われるところです。以前このようなエントリーを書いたのですが、必要は必要だけど時間がないのであればこのチームのどこにどのように組み込むのかというのは非常に難しい課題となるし、彼がこのチームに対してどのような感情を持つのか、彼がどのようなアクションを起こすのか、その辺を考えるにしても時間が足りないのが現状。そしてチームも熟成し彼らは「大人」なフットボーラーとなりつつある。その兼ね合いでおかしな事になる可能性もはらんでいるし、時間がない状態なら彼の招集は待った方が良いと言うのが僕個人の意見なのは変わらないです。その理由としてはチームとして大事な試合の前に大きな変更などによる生じてしまう混乱というのは避けてほしいというのが大きな部分だからです。ヒデに今そんな求心力をあるのか、モチベーション的に難しい状態にいるようですし、そこまで大きく考えることはないのかも知れませんが、この大事な試合を前にチームを大きく変えるというのは非常にリスクが伴うことだと思うので。
ただひとつ言えるのは彼がこのチームにフィットすれば、もっと落ち着いてゲームを進めることは出来るだろうし、今組まれたチームに足りないシビアさだったり厳しさを取り込むことも出来る。そして様々なプレーにおける甘さというのを抜けるのかなぁと(動き出しが遅い、パススピードが遅い、切り替えが遅いなどなどチームに巣くう甘さがこのチームには多大にある)そういう意味では彼には本当なら帰ってきて欲しいというのが本音なのですが、現状で彼がそれだけの状態にあるのかというのを考えると、見てみなきゃわからないにしてもNoなのかなぁと。
もちろん今ポジションを得ている選手達には簡単には譲らない、そういう気概というのを当たり前ですが持って欲しいなぁと。意識が高まっているというのは間違いないし、ポジティブな競争意識がチーム内に蔓延すれば非常に良いことになると思いますし(監督の判断はわかりませんが)とにかくチームの成熟度、個々の精神的な逞しさというのがこの2連戦で問われることになるのかも知れませんね。

メンバー評とにらめっこしながら「DF」と「海外組のフィット」というピースを巡って様々な思いを述べてみましたが、キーワードは「現実的」「シビア」「経験」と言うことになるのかなぁと。DFは曖昧なプレーを自らも、またボランチとのポジショニングでもしないことを徹底させて現実的にそしてシビアに仕事をしていくのかと言う部分でやはり急造となるとどうしても曖昧になりがち。その辺をリーダーシップだけでどこまで出来るのか。海外組に関しては、経験という部分で個の強さ以外にも大きな力となって欲しいなぁと。Jを見ていて気になる部分だったその時間帯のしなければならないことの徹底など(ニッカン・スポニチでのコラムにフロンターレの終盤の使い方について、4点目を獲れなかったから負けたいう意識を「攻撃的だ」なんて褒めてましたが、正直甘いんじゃないの?とも思う。達也もそうだけどきつい言い方をすればサッカー脳が足りない証拠。理想と現実の調和がなければイイチームにはなれない。まあ我那覇のコメントには他意があると思うけど)、外で積み上げたサッカーというスポーツにおけるインテリジェンスの部分で期待したいです。特にヒデには一番シビアなリーグで長年戦ってきた大きな経験があると思うし、もちろん唯一の前回の予選を経験したフィールドプレーヤーという経験も期待したい部分もある。もちろんリーダーとしてチームを引っ張れる強さに大きなバックアップとなる可能性はあるのかなぁと。まあこれらを融合して、チームが共通意識を持ってゲームをしてほしいなぁと。もちろん課題もあるけど、ひとつひとつ不安要素をつぶして、とりあえず現実的に結果を求めて戦って欲しいところです。と言うことで今日はここまでです。

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March 14, 2005

中澤佑二の苦しみ。

大きな重責を担うことでまた人は成長出来るのか、それとも自分らしさを失いまた良さも薄れてしまうのか、もちろんそれ如何で選手の評価を変えようとは思わないけど、今年の中澤佑二は少しおかしい。やっぱりキャプテンになったことが影響したのかな?いつもの明るさが少し影を潜め堅かったりと多少心配になってしまう。ただこれを乗り越えたら本当にNo.1DFになるのかも。そんな可能性を辿ってみようかなぁと。

本来非常にまじめながら明るく、プレー見ている上でも何かその対戦を楽しんでいるような雰囲気が漂う中澤佑二。屈強なFW、虎視眈々と隙を狙うFW、真っ向勝負で挑み掛かってくるFW。そんな相手に対して常に壁となってはね返していく姿は、その勝負を楽しんでいる様に見えるのだけど(マツも似てるけど、マツの場合はナチュラルというかサッカー小僧みたい)今年はちょっと違う。キャプテンに任命されてプレッシャーというものもあるのだと思う、凄い苦労してきてここまでのし上がってきた彼は非常にまじめだ。努力を惜しまずここまで上ってきた。だからこそ、ここでもやはり彼の中にある「キャプテン像」というものを追い求めているのかも知れない。カズであったり、森岡隆三であり、宮本恒靖であり、松田直樹のように。ただそれは彼らしい明るさだったり勝負を楽しむことよりも、チームを引っ張らなきゃいけない、勝利に導かなければならないという責任感に頭が行って自分らしさを失いつつあるのかなぁと。きっと拒否していたことを考えると自分でもそういう予兆があったのかも知れませんが、何となく力が入りすぎていて、いつもなら出て行かないところで出て行ったり、今までうまくいっていたバランス感覚というのが少し崩れてしまうというのが嫌だったのかも知れませんね。ましてやチームの象徴であり、センターに鎮座して引っ張ってくれる松田直樹がいないというのも彼にとっては不運だった。マツがいれば、仕事的には彼をサポートしながら自分の仕事に集中出来るのだけど、彼がいないことでここでもどうしても自分がやらなければならないみたいな使命感に雁字搦めになってしまっているのかも知れない。ましてやチームとして攻守の歯車が合わず焦りもあったと思う。結果が出ない、結果が出ても内容としてなかなか納得するようなことが出来ない。そこからまた自分らしさを喪失してしまう。今は苦しい時なのかも知れませんね。

でも個人的には、キャプテンだからと言って別に変わったことはしなくて良いのかなぁと。もちろん彼は様々なキャプテンというのをクラブ・代表で見ていてきっとこういうモノなんだという観念があったのかも知れないけど、いつも通りまじめにやっていけば背中で伝わっていくのかなぁとも思う。本当ならそういう仕事は他の選手がやって彼は勝負を楽しみ、そしてバチバチやりあってがっちりと守ってくれればそれでイイと思うし、チームに大きな価値をもたらしてくれるのですが、そこで逃げずにまた新たな何かを見せてくれたらと。もちろん時には厳しさやチームを引っ張る姿勢も必要だけど、そんなに肩肘張らずに自分らしい「キャプテン像」を探して欲しいところです。そしてその責任感さえ内包して責任感さえ楽しめるような選手になったら又一回り大きくなって心技体充実の最強のDFになれるのかなぁと。

昨日の「Get Sports」で謙虚な姿勢・毎日の反省・感謝の気持ちという人生の標語をインタビューの中で話していましたが、過密日程の中で思うように身体が動かず、それがまた彼にとって心理的ストレスとなり、非常に負担となっているのかもしれない。でもこれがまた糧となってくれたら、どんなに頼もしいことかわからないです。彼自身欧州移籍もしたいだろうし、日本代表としてWCにも出たい、そしてマリノスでJ3連覇そしてアジアチャンピオンにもなりたいと沢山の目標があるだけに今の状態は歯がゆいのかも。でもこの苦しい体験は決して無駄にならないと思う。本当は普段の中澤みたいに明るく軽い感じもするけど、やるときはがつんとやってくれるというのが好きだったりするんですけどね。とにかく怪我もあるだろうけど、とにかく無理だけはしないで!ということでここまでです。

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March 13, 2005

断ち切った悪夢の連鎖@J1 第2節

大島様、信じ切れなくてすまんかった!それくらいのすばらしさ。神っす。まあとりあえず禊ぎは済ませたと言うことで今節は又とんでもないことになってますね。岡ちゃんの言う通りサッカーというのはなんて難しいのものなのかと感じてしまいます。内容云々だけでは計れない事も多いし、小さなミスがゲームの趨勢を変えてしまったりと、こういうモノなんだとわかっていてもまた感じました。ではそんな感じで。

J.League Division1 第2節

セレッソ 2-3 Fマリノス@長居
Cerezo:13'古橋達哉 42'黒部光昭 F.Marinos 18'&47'&60'大島秀夫"神"

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵、中澤佑二、中西永輔、MF那須大亮、遠藤彰弘(→61'上野良治)、田中隼磨、ドゥトラ、奥大介(→45'清水範久)、大橋正博、FW大島秀夫
セレッソスタメン:GK吉田宗彦、DF江添建次郎、ブルーノ・クアドロス、山崎哲也、MFファビーニョ、布部陽功(→74'濱田武)、久藤清一(→63'廣山望)、ゼ・カルロス、森島寛晃、古橋達哉、FW黒部光昭(→63'西澤明訓)

序盤、少しいじった構成がうまくはまらず、最初の攻撃の後にシュートを立て続けに打たれたりと余り安定しない。どうしてもゼ・カルロスを誰が見るのかという部分で不明瞭なところもあり、彼の突破が冴えて左サイドからやられる展開が目立ちました。そしてそのような感じでまだ掴めない間にゴール前でごちゃごちゃしたところ感じで波状攻撃を受け、最後はこぼれ球を古橋に叩かれて先制点を献上してしまいます。中澤がエリア内で倒れていたのですが、今年のルールだからなぁ・・・・、審判のジャッジなのでしょうがない(もう過剰に反応しても無駄なので)その後もペースとしてはセレッソにあったかなぁと思ったのですが、栗原から素早く縦に駆け上がる隼磨へ、隼磨が折り返したボールは弾かれますが、そのこぼれを大島が戻りながらシュート!これが見事に決まってようやく今シーズンの初ゴール!で同点に追いつく。これで少しはペースが良くなるかなぁと思ったのですが、あまり良くはならず何か不安定な印象を受けていたら、栗原の中途半端なクリアから古橋が左サイドから折り返されると3バックの間にうまく入り込んできた黒部に胸トラボレーをクリーンに決めさせてしまって2-1。後味の悪い終わり方になってしまいました。

後半はいきなりの幕開けでした。コンディションが悪くて本当に冴えなかった大ちゃんを下げる英断。ジローを入れて2トップに戻す形に。しかしジローの運動量がチームを活性化、チームとしても裏への意識が高まって開始早々、ドゥトラのスペースボールに大橋がペナに入り込むと絶妙のヒールで大島の前に、大島がこれをきっちりと決めて同点!本当にキター!って感じでした。この後も淡泊な印象は受けるモノのジローが走り回ったことで裏のスペースを突いていくと那須のスペースボールからジローが左からダイレクトで低いボールを折り返すと、またもや大島が今度は寄せられながらも身体を倒す様なダイビングヘッドでGKを抜いて逆転!てゆうかハット!左右頭とお見事!この後、セレッソは交代選手や前に出てきたファビーニョなどに脅威を与えられるモノの何とか何とか凌ぎきり(これも大島中心に頭の良いプレーをしてくれた、時間稼ぎね)久しぶりの、そして今期J初勝利で悪夢の連鎖を断ち切ることが出来ました。

良く勝った、良く勝ってくれたと言うのが素直な感想です。確かに凄い疲れている感じもあって、みんなコンディションは良くなさそうだったし、苦しい試合でした。内容も悪かったし、本当にきつい試合だったのは間違いないですが、こういう時に「エース」の働きをしてくれたのは本当にチームを救ってくれましたね。この試合で勝つなら、どうしてゼロックスや開幕節、そしてACLで勝てなかったのか不思議になってしまいましたが、こういうモノなんでしょうね。シュート数は7:15(枠内4:11)とこれを見てもイイ内容とは言い難かった。システムチェンジも好転しなかったし、中西と中澤の位置を入れ替えたのも守備の安定にはならず、セレッソが前に出てきたこともあってボランチも守備に忙殺、ゼ・カルロスの突破に脅威を感じる部分があって前に厚みを付けることは出来ずその辺が攻撃のリズムがなかなか生まれなかったのかなぁと。これもコンディションがこの連戦で一気に落ちたと見るのが妥当ですが、攻守が噛み合わなくても勝てたというのは大きいですね。ただそれを実現させたのも、チャンスをゴールに繋げた大島でしょう。チームとして苦しい状態にあっても今日は相手が脅威を感じるポジショニングをし続け、そしてシュートを狙うというのを意識し続けたことに大きな成功の元があったのかなぁと。それと嬉しかったこととしては岡ちゃんに思い切りが出てきたこと。ACLでは凄い保守的というか動けない感じもあったのですが(まあ僕には伺い知れない理由があったのでしょうが)今日はうまくいくいかないは別にしてかなりいじってきた。うまくいかないときはめさきをかえる事も必要。もちろん実績としての部分もあったけどここで色々といじったのが結果的にうまく転がったのかなぁと。内容的に見ると選手個々の調子が思わしくない事もあってうまく回らなかったというのは間違いないでしょうが、あの状態で奥を思い切って下げたこと(常々奥は代えの効かない選手というコメントにもあるように)や大橋を起用したことなどは当たった訳でその辺は勝負師・岡田武史が戻ってきたのは、良いことだと思います。まあこの試合は何よりも結果が残せたことが最高の良薬と言うことは間違いないでしょう。もちろん来週のインドネシア遠征もあってコンディション的には本当にきつい状態ですが、自信は戻ったし、他の選手もモチベーションは上がると思う。とにかく結果が残って良かった!これこそ最高の良薬ですね。

でセレッソなんですが、マリにとってはラッキーでしたね。守備に関してはまだまだ再構築は終わってなかった。攻撃に関してはゼ・カルロスの突破や森島・古橋のシャドー的な動きなどファビーニョの裁きがうまくいくときは彼らの破壊力がうまく活きるようになっている感も受けましたが(ペナの中に人がなだれ込んできて守りづらかった)、やっぱり守備がねぇ。チームとしてディレイなのかチャレンジなのかカバーなのか判断がものすごい悪かったりして助かりました。チームとして攻撃だけではなく守備をどのようにして考えていくのかというのをもっと考える必要があるのかなぁと。チームカラー云々ではなく、うまく回ってるオフェンス陣のためにもという部分でしょうか。とりあえず選手評ははてなの方で。→僕の読書記録。「J1 第2節 採点&選手評」

とにかく寒空の中、現地組の方々本当にお疲れ様でした。声良く聞こえたっす。勝って良かった!インドネシアに行く人、本当に気を付けて!デング熱?

フロンターレ 3-3 レッズ@等々力
Frontale:5'ジュニーニョ 52'我那覇 63'アウグスト Reds:21'酒井 80'岡野 90'+3'トゥーリオ

非常に面白いゲームでしたが、それを演出したのは間違いなくフロンターレでした。惜しかった、本当に。一人一人に固執するのではなく、うまくバイタルエリアを使って細かいパスと個人技を絡めて非常に良く流れていたし、その攻撃がカウンター気味だったのも効いたのかなぁと。それに伴う技術力と決定力。流れとしてはこんな感じでしょうか。きっちりと集中してチームでボールが止まるところでチェックして絡め取る→それをうまく前の技術のある選手に渡す→ここで相手へのチェックをいなしてその間に動き出していく→ここから流れる攻撃、ワイドの選手もタイミング良くオーバーラップしたりと選択肢が複数ある形を作り出すと言った感じでしょうか。ただこれを助長させてしまったのはレッズが非常に悪かった事。エメがコンディションの問題なのかイライラして非常にワンマンだったこと。チームとしてもそれを容認して、彼がボールを持つと動き出しがなくなって止まってしまい、全体が停滞してしまった。フロンターレDF陣にしてみたら確かに相手はうまいけど狙い所が定まりやすくてそんなに難しい事はなかったのかなぁと。チームの流れが悪くなると同時に切り替えも異常に遅くなって、前後分断のサッカーに。この辺は前節と一緒で良くなっていなかったです。ブッフバルト監督としても怒ってましたが、根本にある問題を改善しないと・・・・。正直アウグストの不思議な助走から美しい軌道を導いたFKで勝負は決まったのかなぁと思いましたが、ようやくレッズ覚醒。岡野、横山の投入が当たって、岡野が右からセンターにカットインしてフロンターレのDFの間隙を縫うように突破して横山とうまくワンツーで綺麗に突破、そしてテクニカルに決めたゴールはこのゲームに置いて非常に大きかったしチームにもイイヒントになったのかなぁと。この後いつものレッズらしさが少し戻って、フロンターレのゲーム運びのまずさも手伝って(この辺は誰かが時計を進めることを徹底させるようにしていたら・・・・)同点弾に結びついたのかなぁと。まああのゴールは完全にラッキーゴールですけど、その辺はプライドでしょうね。何とか面目を保ったと言うことでしょう。
ただ本当にジュニーニョは凄かった、と言うのも速いのは知ってた(とはいえ速い坪井をあそこまで突き放すとは異次元級)けど、トゥーリオやネネと言った突進系のDFをいなしまくってた事で相手のDF陣を完全にパニックにさせたのは秀逸でした。クネクネ系と前に書きましたがここで相手をずらす効果を生んだ事でチームとしてもランニングが効果的になっていたしフロンターレの攻撃がうまく回った要因となったのかなぁと。まあこれはトゥーリオがまた精神的に入れ込みすぎてバランスを無視したアプローチにいって、かわされてと最悪の結果に。マルクスもうまかったし、その辺は相手への敬意を欠いた浅はかなDFと言う評価をせざる得ないのかなぁと。ゴールで相殺されるモノではないし、その辺も含めてこれで勢いが戻るにしても多少修正が必要なのではないでしょうか。
フロンタに足りなかったのはシビアさだったのかも知れませんね。もったいないと言ったらそこまでですが、このゲームは必ず精神的にも経験的にも+になるゲームになったのかなぁと。まあサッカーの不思議を感じたゲームその2でした。

鹿島 2-2 ガンバ@カシマ
Kashima:68'アレックス・ミネイロ 79'フェルナンド Gamba:42'アラウージョ 70'フェルナンジーニョ

ガンバは素敵なゴールを守りきれず・・・・(大黒・フェルナンジーニョのパス交換のやつね)鹿島も良かったので非常に熱のこもったゲームとなりました。注目していたアレックス・ミネイロはヘッドとアシストで仕事をしていたし、本山もようやく開幕。ミネイロはチームの流れもあるでしょうが非常に良いポジションを取っていたことと相変わらず足元はうまいことで鈴木が前を向けるシーンを作ったりと、チームにとっては重要な選手になるかも知れませんね。大宮戦でバランスを欠いていたガンバの攻撃陣も本来の多彩さをうまく出してチャンスを沢山作ったりと本当に良かっただけに、どちらも勝ちたかったところですが、ドロー。考えてみたら全部ゴールはブラジル人だ・・・・。

後は追記かも。
ジェフ 2-2 レイソル@臨海
Jef:17'巻 57'p阿部 Reysol:42'クレーベル 46'OG

サンフレ 0-0 FC東京@ビッグアーチ

読売 0-0 エスパ@味スタ

アルディージャ 1-1 楽天@埼スタ
Ardija:83'p藤本 Vissel:22'カズ

日曜開催分
ジュビロ 0-3 グラ@ヤマハ「ギャルサポ叫びすぎ」
Grampus:54'"ワンダーボーイ"杉本 63'古賀 73'クライトン

と言うことでまあ見事なグランパスの快勝でした。気になったのはACL遠征明けのジュビロのコンディションでしたが、序盤のイイ時間帯を見てもそんなに悪くなかったのかなぁと。ただ村井がお父さんの急逝で欠場、ゴンが試合前の練習で怪我を負ったと言うことでスタメンには入っていたのですがカレンが急遽スタメンと言うことになりました。グラは狂犬がメンバー入りせずルーキーの杉本がマルケスと2トップ。

ジュビロは序盤こそイイ流れでシュートチャンスも作っていたのですが、時間が立つにつれてどうも攻撃にビジョンが見えない淡泊な攻撃をし続けてしまい、古賀・増川と言ったグラDFにハードなアプローチでポストワークをつぶされると攻撃のとっかかりが掴めなくなってしまうと言う、去年の夏や秋に青い若年層チームと同じような状態に陥ってしまいました。ジャッジが非常に神経質でカードがグランパス側に出される結果にはなりましたがこれがジュビロの勢いを止めるのには殊の外効果的で逆にグランパスがペースを握って前半を終えました。

後半カレンに変えて服部を入れて前田を前に出しますが流れは変わらず、逆にグラはスピード抜群の杉本がラインの裏を脅かすと、これが効果的で今度はDFがバタバタしてきてしまう。一度決定機を決めきれなかったモノの、今度は右サイドで角田が虚を突いたGKとDFの間を通すグラウンダーのボールを入れるとマルケスが押し込む形に、これを何とか身体を張って凌ぐモノのこぼれたところを杉本が詰めて先制点はグランパスに入ります。この後多少パス交換がスムーズになって流れを取り戻したかと思いましたが、またもうまくラインの裏を取った杉本が抜けたと思ったところでペナ寸前で金珍圭が引き倒してFK(てゆうか普通レッドだろ?得点機会阻止)この流れからCKになって逆光の中、中村直志のキックは古賀の頭にドンピシャで追加点!ジュビロはこの後右の緩やかなループパスを前田がスペースで受けて1vs1のチャンスが訪れるモノの楢崎がストップ。この後もグランパスはうまく長いボールを絡めてカウンターをしていて、そのカウンターから右サイドに流れた中村の柔らかいクロスから大外にいた杉本がフリーでヘッド、これは凌ぐモノの又こぼれを今度はクライトンが決めて決定的な3点目。ジュビロは2点目を失った後に完全に崩壊、チームとしてのバランスを失い、攻めるモノの完全に力押し、山本監督は名波・福西とキーとなる選手を次々と替えてしまったこともあって完全に苦しくなってしまい、セットプレー以外からは得点の匂いのしない攻撃に終始。このまま0-3でグランパスが初勝利を手にしました。

ジュビロにとっては楔というプレーにこのゲームの鍵があったのかなぁと。増川・古賀は本当に厳しくアプローチに行ったこともあって前田にしてもグラウにしても受けきれなかった。ここにボールが入らないので攻撃のスイッチが入らず、サイドもうまく使えず完全に手詰まり。失点後は完全にチームが空中分解し、交代策も何がしたいのか全く見えずモデルチェンジを模索するジュビロの底の浅さが見えた試合でした。ただグランパスが良かったのもあったのですが、非常に集中してゲームを進めて選手個々がよく走りそして良く戦っていたと言うのが非常によくわかりました。そういうチームに対してほとんどの玉際で負け(ジャッジに救われていた感はあったけど)1vs1でも勝てないとしたらチームも劣勢になるのは明らか。妥当な結果ではないかと思います。

でもちろんこのゲームで一番目立っていたのは流通経済大から入ったルーキー杉本。カレンや本田(と渡辺)と言ったユース世代の選手に期待の目は集まっていましたが、彼は非常にスピードの使い方がうまかったことと頭が良いプレーを徐々に出せたことが良かったのかなぁと。カレンも速いけど違うのはポジショニングだったりラインの裏を取るという意識の違いだったのかなぁと。マルケスや中村、本田にはボールが収まるのであくまでも1stオプションは裏。コミュニケーションに不安のある金のサイドから何本か抜けたのも一番ラインが獲りにくい所だったからかも。その辺も含めてグランパスに非常に良いリズムを持ってくる立役者となりました。結果が出せたことは望外の出来でしょう。本田も相変わらず落ち着いてるし、グラは前節のような古い体質も残ってるモノの改革は進んでいるのかも知れませんね。非常に良いゲームをしたと思います。

でこれが人間力ですか?疲れていたなんて言い訳はいらないですよ?山本さん。

アルビ 2-1 トリ@ビッグスワン
Albirex:29'鈴木慎吾 65'海本慶治 Trinita:44'マグノ・アウベス

と言うことでセレッソvsマリ以外は全てドローとこんな事もあるんだなぁと言う結果でしたが、イイプレーをしたチームが勝てなかったり勝ちきれなかったり、まあそこがサッカーの不思議であり魅力なのかも知れませんね。もちろんイイ内容のゲームをして勝てれば最高ですが、勝負に関しては色々な要素が関連してくると言うのが如実に出ていたのかなぁと。やるべきことをやる、サボると後からしっぺ返しを喰らうみたいな・・・・。その辺はチームとしてサッカーを知ってるか知らないか含め差となって表れるのかなぁと実感した一日でした。とにかく大島神!ハットありがとう!と言うことで今日はここまでです。

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March 11, 2005

何よりの良薬@J1 第2節 Preview

さあ毎週Jがあるサイクルに馴染もうかと言うところでこの試合を終えると代表の予選があるので、またインターバルを挟む訳ですが、こういうインターバルは勝って終わって良い雰囲気で入っていきたいところです。もちろん開幕節をこなしたことで色々と収穫や課題が出てきていることでしょうが、とにかくマリノスとしては負の連鎖をここで断ち切りたいところです。と言うことでプレビュ。

J.League Division1 第2節

3/12(Sat)16:00Kickoff セレッソvsFマリノス@長居
F.Marinos         Crezo
   大島 清水            黒部
     奥             森島  古橋
ドゥトラ     隼磨   ゼ・カルロス    廣山
   上野 遠藤       ファビーニョ 布部
 中澤 中西 栗原     山崎 クアドロス 江添
    榎本哲             伊藤

と言うことでA3の水原三星戦から悪夢の4連敗と本当に魔の3月となりつつあるFマリノスですが、ここで幸か不幸かセレッソとの対戦になりました。正直余りセレッソ戦にイイイメージがわかないのも事実です。もちろんゆるゆるの去年の1stの勝ちも覚えていますが、何か白熱した展開になって結局勝ち点3を得れない様な展開になっちゃっていると言うことが気になるところです。現状のFマリは正直攻撃構築に関してはドゥトラのコンディションが上がり左サイドに大きな起点が出来たことで良くなってきているのですが、チャンスをゴールに繋げることが出来ず、閉塞した流れの中で自慢のDFが我慢しきれなくなってきているのが現状です。終了間際にやられていることに関しても、ゴールが獲れなくてアドバンテージを取れないことと無関係とは言い切れない部分もあるだけに、この負のループを断ち切るにはやはりゴールが欲しいところです。そういう意味ではまだ去年ボロボロだった守備を再構築中のセレッソと当たれるのはそんなに悪いことではないのかなぁと。しかし相手云々じゃないのはきっと試合を見た方なら誰もが思う事なのかも知れません。内なる問題、シュートがことごとく枠に飛ばない、飛んでも正面と得点の匂いがなかなかしてこない非常に悪い状態というのは明らかです。もちろんエースがことごとく出れず、そのために獲得したアデマールも未だに使えない状態(だよね?岡ちゃん。水曜日のあの展開で使わなかったんだから)でジローも大島もはっきり言って自信喪失状態の中でどのようにゴールを取るのかと言うのがポイントになるのかなぁと。非常に重い雰囲気が漂う中、去年二桁を取った頼れる大ちゃんも本調子にはほど遠く、正直多大な期待は掛けられない。本当ならこう言うときに期待したいのがセットプレーなのですが、キッカーが調子悪い上(ドゥトラは良いけど)セットプレーのDFのリズムの悪さか攻撃でもいい形というのが出てこない。本当に八方ふさがりの状態です。
ただその中でドゥトラが良いのと、ここのところ決定機を演出出来ていないモノの今年は心境著しいハユマが風穴を開けてくれることを期待したいなぁと。ドゥトラは本当に今良いコンディションにあるだろうし、開幕前の判断が遅く独りよがりなプレーが消えて左サイドを活性化させてくれています。対面は移籍してきた廣山ですが、西(実は今年はジュビロのキーマンになるであろうと思っているんですよ)さえ前に出させなかった今の状態なら正直心配はないと思っています。で右の方ですがハユマは確かにまだ1vs1のDFやクロスボールの精度など成長の余地はありますが、豊富なスタミナを活かして何本も上下動をしていくうちに徐々に相手の逆を付き、切り替えの速さで主導権を握って行ければ必ずサイドに突破口は開けるはず。ゼ・カルロスというセレッソ界隈で非常に評価が高いアタッカーが相手ですが、怖れることはないと思います、ただCDFとボランチで手厚いカバーもしてあげたいところです。サイドに突破口を開くことでまだ馴染んだとは言い難い大島の良さをシンプルにペナの中で活かしてあげることが出来るのかなぁと。もちろん彼一人では厳しいですが、細かい仕事を求めすぎて良さであるゴール前での積極性や思い切り、そして細やかな技術というのが相殺されていることを考えたらシンプルに「ゴールを獲れ」と言うことをメッセージとして付けてあげれるのかなぁと。もちろんジローにも。
まあセレッソに関しては開幕戦も見てないし、正直どんなチームかもわからない部分もあるのですが、上向き気はしなくもないです。開幕戦では負けたモノの12本のシュート(枠内7)とプレビューで書いた前の駒を活かすだけのパスルートというか攻撃構築が出来つつあるという気がしなくもないので。もちろん能力の高い黒部・西澤(同時併用はないかな?スタメンでは)には注意が必要ですし、今のボランチにとって森島・古橋のようなフレキシブルな特徴を持つ選手には、ちょっときついかも知れませんが、自信を取り戻すためにはここできっちりを抑えて、前の選手達とのチームの歯車を合わせてあげたいところです。切り替えの速さや安定感はかなりの差があると思うので、そういう部分で相手のやりたいことをさせないようにして優位に立ち、こういう時の最高の良薬となる「ゴール」そして「勝利」というモノを得たいところです。もちろん選手達も思うところはあるでしょうし、このくらいでへこたれていてはアジアなんて絵空事。敗戦と言う屈辱をバネにして貪欲に戦って欲しいところです。良い結果をおみやげに灼熱のインドネシアに行きたいですね。

3/12(Sat)15:30KickOff/フロンターレvsレッズ@等々力
フロンターレ予想スタメン:GK下川、DF箕輪、寺田、伊藤、MF中村憲剛(山根?)、久野、長橋、アウグスト、FW我那覇、ジュニーニョ、マルクス(フッキ?)
レッズスタメン予想スタメン:GK都築、DF坪井、トゥーリオ、ネネ、MF酒井(鈴木啓太はまだ?)、長谷部、平川(鈴木復帰で山田?)、アレックス、山田(鈴木復帰で長谷部?)、FWエメ、永井(田中達也?)

で注目カードとしてはこれでしょうね。今日のエルゴラにも赤バックのエメ、青バックのジュニーニョと去年のJ得点王同士の直接対決が煽られています。どちらも非常に抜群のスピードを武器にチームの爆発力を支えるエースに焦点はあたりますがこの選手達を抑える側にも注目したいところです。というのもレッズは別に良いんです。まあジュニーニョも非常に質の高い選手ですし開幕戦で勝負強いところも見せましたが、彼らも2ndのチャンピオンとしてのプライドもあるでしょうし、個々としてもアルパイが出場停止でも坪井が出てくるという事で質が高い。開幕戦の失態は繰り返さないとモチベーションも高いと思うのでその対決はあくまでも余興として(ちょっと違うけど)まあレッズはDFとGKのコミュニケーションで問題があるだけにその辺はフロンターレにとってはチャンスはあると思いますが。
ただ一番注目して見たいのはエメを中心とした永井や田中達也と言ったJ1最強の高速アタッカー陣に対して、高さ・強さはあるモノの速さに対してどのような対応をしていくのか、関塚監督のメソッドの元でレッズ攻撃陣を封じる事は出来るのかというのが焦点が当たるのかなぁと。もう既にレッズの攻略法はある程度わかっているとは思いますが、その上でどうするのかなぁと。どうしてもポゼッションはいくらホームとはいえ、レッズの方が獲ると思います。その中でラインを下げてスペースを消すのか、それともラインを設定しながらマンマークにカバーというスタンダードな形で挑むのかという戦術的な選択含め、どうするのかが非常に興味深いかなぁと。J1のアタッカーは立体ではなく平面的な勝負で仕掛けてくるので、もし戦術的に封じ込めることが出来ても強引な個の独力突破もある。エメはコンディション次第ですが(いや、上げてくるな、開幕負けてるし)、永井は開幕から絶好調で相当なキレを見せていただけにそこで踏ん張れるかなど、J1で戦う上での第一関門としてイイ試験になりそうです。これで0で抑えるようなら本当に上に来る資格を得たと考えてもイイかも知れない(もちろん長いシーズンだからそうなるかはわからないけど)それだけに去年のセカンドチャンピオン相手にホーム開幕戦、最高の舞台でフロンターレにとっての「J1適応試験」になりそうです。

3/12(Sat)15:30KickOff/鹿島vsガンバ@カシマ
まあ一応優勝候補対決ですしね。ただ、ガンバは去年までのバランスが崩れているというのをどこまで改善出来ているかと言うことがポイントになりそう。それはオフェンスにしてもディフェンスにしても。オフェンスはパサー色が薄まり、アラウージョやフェルナンジーニョが独力突破や中央突破に傾倒してしまうと強さのある鹿島DFは崩せない。二川やヤットがどこまでコントロール出来るかがポイントになりそう。後はこれは西野さん次第だけど、宮本・シジクレイ問題に拘りすぎると又足元掬われる気がする。この二人がセンターの4バックはあり得ない。カバー型でアプローチに行けないのは前節露呈しているし、その辺は監督としての資質が問われる(今更だけど)鹿島としてはその穴を小笠原が逃すはずもないので、それを周りの選手が期待に応えられるかが鍵かなぁと。本山が前節のようなへたれプレーならスタメンも考えなければならないかも。本気を見せろ、影響力を見せろって所でしょうか。本山も働くようになると鹿島はかなりガンバにとっては手強い相手になる予感。アレックス・ミネイロは少しは馴染んでいたらポテンシャルが見たいところ。FJかマジーニョか(苦笑)新井場ダービー?盛り上がらない予感(苦笑)

その他の試合。
3/12(Sat)16:00KickOff/サンフレvsFC東京@ビッグアーチ
これも楽しみ、優勝を狙う(争うと言ってるの間違い?)と公言しているサンフレにとって、最高のスタートを切ったFC東京相手にどこまで戦えるのか、両サイドはかなりのホットエリアになりそうだし、両チームとも開幕戦ではそれなりに手応えを感じているだけに好ゲームになりそう。FC東京は開幕戦と同じようにチャンスを決めれば自ずと優位に立つかなぁと言うことで決定力、サンフレはどこまでジャーン、茂庭(怪我?)の強力DFをガウボンを起点にずらせるか。もちろん凌いでからと言うことだけど、佐藤寿人のスピードと得点感覚は必ず何かを起こせる気が・・・・。

3/13(Sun)15:30KickOff/ジュビロvsグランパス@ヤマハ
狡いよね、又贔屓だ、日曜開催。マリはアウェーで土曜日開催。Fuck’n椅子男(あてつけ)まあいいや、今のジュビロは正直森の中、攻撃面に置いて光が見えてこない。良さが消えて、流動性も消えた。二つの個のコンビでしかなくこれを整備する時間もないのでまだまだグループで崩すようなシーンはなさそう。グラはまだまだ2トップ傾倒気味だけど本田圭祐のパスセンス含めて変化が出てきたし、中盤も整備されてきた感がある。4バックの定着はまだ先にしても、ポゼッションを逆に握る展開になったときにリトリートしてブロックを作るジュビロを崩せるかが鍵になりそう。そんなときこそ、マルケスな気も・・・。ハンドに注意(笑)

3/12(Sat)19:00KickOff/ジェフvsレイソル@臨海
そういえばこないだちばぎんカップで臨海無敗記録は止まったのでは?でもキャンペーンまで張られるよう千葉デルビーです。まあ何となく最近は毎年逆の道のりを歩んでる気がしなくもないですが、毎回接戦という印象あるんですけど今年はどうなるんだろ?西部さんもジェフサポになった訳で、少しジェフ有利?崔成国デビューもこの試合かな?結構沢山話題もあるけど、勝負の綾はあくまでも前線かなぁ?中盤はジェフの方が優位に立つと思うのですが、ハースのフィット含めて不安があるジェフに対して、ボールを前で納めてくれる安永や山下と言った選手が健在で活き活きしてる玉ちゃんがいるレイソルに分があるかも知れない。まあその分ジェフは量で沢山シュートチャンスを作ってあげたいところ。とにかく熱く乱闘が起こるくらい盛り上がって欲しいですね、千葉の祭ですから(笑)

3/12(Sat)15:00KickOff/読売vsエスパ@味スタ
去年のセカンドは大虐殺だったんだよねぇ。ヴェルディのスーペルショートパスに大混乱、蹂躙蹂躙の末の4失点(個人的に見てて最高に楽しめました、これぞヨミウリ!って感じで)しかも本当にお祭り状態だった。今回も中盤で小林大悟・慶行・平野(林?)のトライアングルを捕まえられないようだと同じ事も・・・・。健太エスパは意図しているサイドアタックで相馬や山卓を守備に忙殺させるような展開になると面白いけど、チームの熟成度の差は感じる・・・・。ワシントン対策をロジェーリオがしているようですが・・・・。

3/13(Sun)14:00KickOff/アルビvsトリ@ビッグスワン
反町監督本領発揮なるかと言った感じ。さすがにやられすぎた開幕戦のショックを切り替えて修正出来るかというところ。当たり前だけど前節ちんちんにされた左サイドはてこ入れは必死、鈴木健太郎SB復帰で立て直しかな?トリニータは開幕戦のサッカーを最初からやったらチャンスは十分、マグノも良いけど、ドドもキテる。何で前節はあのスタメンだったのか理解不能だったけど、確かに変わっているのは間違いないところ(何となくファンボ・カン監督に謝らなくてはならなくなる予感 苦笑)結果が欲しいですね、両チーム。

3/12(Sat)15:00KickOff/アルディージャvs楽天@埼玉スタジアム
埼スタでやるんだ、入るか?でもJ1お披露目には最高の舞台。これで連勝になんて事になったら本当に台風の目になるかも知れない。ただ楽天相手にどのように三浦監督が考えるのか、ガンバの時のように相手を尊重していくのか、それとも自分たちの形を押していくのか。まあもともと相手を尊重して前半耐えて後半勝負のチームだけど・・・・。楽天がJ1の厳しさを教えるかな?ガンバとは違ってもっとわかりやすいチームだと思うけど乗せると怖いチームでもあるし。台風の目争いって感じ。純マーカス(アメリカU19代表候補に名前が上がったなんて知らなかった!)、昨日のスポニチ裏一面おめでとう(笑)注目度高いから頑張れ!

と言うことで珍しく全試合ソフトタッチでプレビューしてみました。長くなっちゃってすいません。まあ本当に結果は何よりの良薬となるのは間違いないと思うので、横浜から大阪に念を送ります!と言うことで今日はここまでです。

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早すぎるクライマックス@UCL Round of 16 2ndLeg

今日はUCLです。凄かったとしか言いようがないですが、本当に見れて良かったなぁと。だいぶ精神的に参ってしまいましたが早速。正直僕は凹みやすい体質なので。

UEFA Champions League First Knock-out Round 2nd Leg
Mar 8/Chelsea 4-2(Total5-4) Barcelona@Stanford Bridge
Chelsea:8'Gudjohnsen 17'Lampard 19'Duff 76'Terry Barca:27'p&38'Ronaldinho

Chelsea:GKツェフ、DFパウロ・フェレイラ、リカルド・カルバーリョ、テリー、ギャラス、MFマケレレ、ランパード、ダフ、ジョー・コールFWグジョンセン、ケジュマン
Barcelona:GKヴィクトール・バルデス、DFベレッチ、プジョル、オレゲール、ファン・ブロンクホルスト、MFジェラール、シャビ、デコ、FWイニエスタ、エトー、ロナウジーニョ

チェルシーのスタメンを見ても、モウリーニョ強気だなぁと思ったのですが、4-4-2の選択、しかもボール奪取に長けた3人のCMFを置くのではなく、ダフとジョー・コールを前に置いた起用にはかなりの勇気が必要だった気がしないでもないです。でバルサはマルケスのリーグでの怪我もあってアンカーにはジェラール、1stLegに裏のスペースを消されて仕事の出来なかったジュリに変えてイニエスタを据えました。しかし選手起用云々の差ではなく、この試合の準備の差が出た序盤の展開でした。バルサのテクニカルな中盤の選手達に余裕を与えないためのコンパクトに保った上での(25~30mぐらいだと思う)早くきついアプローチ、そしてボール奪取後は高い位置を取るバルサのサイドバック、特にファン・ブロンクホルストの空けたスペースを狙いつづけるプランが見事にはまる。下がってボールを受けたシャビが雨で濡れたピッチに足を取られてボールを失うと、それを拾ったランパードから左サイドを縦に抜けるケジュマンにスペースボール、完全に逆を取られた形になったバルサDFは懸命に戻るモノの、中に走り込むグジョンセンを捕まえきれずコントロールされたアーリークロスを通してしまい、何とかブロックに入ろうとするモノのグジョンセンの巧みなコントロールにいなされる形でGKも止めれず、完全に「はまった」形での先制点でチェルスキーに先制点が入りました。その後もチェルスキーのゲームプランをバルサがと打開策を見いだせず、今度もまた左サイドをジョー・コールが突破、きっちりと付いていたモノの一発のフェイクで中に切れ込まれてミドルを放つと、DFに当たってコースが代わりバルデスも完全に逆を取られてボールをキャッチ出来ない、そこに詰めてきたランパードが難なく詰めて追加点。そして極めつけは3点目、縦の楔をインターセプト、すぐに中から左に流れようとするケジュマンに早い楔、これをプレッシャーを受けながらアウトサイドでダイレクトで正確に上がってきたランパードへ、ランパードもダイレクトでスルーパス、飛びだしたのはダフ、このとき完全にバルサのDFラインはケジュマンの動きに釣られて中がすっぽりを空いてしまった。ダフはスピードに乗ってGKと1vs1になると逆を取ってとんでもなく大きなアドバンテージとなる3点目を取りました。
これはもちろんこのチャンスを決めた選手達も褒められるけど、監督の手腕に震えるような感じを受けました。バルサはあくまでもポゼッションを握ってなんぼのチーム、だからこそサイドバックもビルドアップをしながらアタックの選択肢のひとつとなるためにアタッキングサードに入ることも多い、そこでサイドに空くスペースをうまく使おうと言うのは誰もが考えること。その使い方がうまかった。相手のフォアチェックはそれをやらせないためだったんだけど、簡単に言えばそれがコンパクトに保った上でのアプローチだった。これでボールを取った瞬間、前への距離も短いからどんどん狙える状態になる。バルサのラインコントロールに対してのジョー・コールとダフ、二人のアタッカーが掛からない位置にいるからうなずける。グジョンセンもケジュマンもあくまでおとりのようなモノな感じさえした。もちろん口で言うのは簡単だけどこれをピッチの上で見事に表現した事に末恐ろしささえ感じました。
しかし、最強と謳われたバルサも黙って引き下がらなかったことがこのゲームを熱くした。クロスボールに対してパウロ・フェレイラの振り上げた手に当たってコリーナは迷わずペナルティスポットを指さしPK。これをロナウジーニョがツェフに読まれながらも鋭く突き刺して、実質的なビハインドを1に詰める。そしてスタジアムに魔法を掛けた。イニエスタからショートパスを受け取ると対峙するのはリカルド・カルバーリョ、彼に対してアプローチをさせないための1フェイクから何が起こったのかわからないようなノーステップキック・・・・。ツェフも全く見えてなかったこのボールはゴールに吸い込まれる。もう誰もが騙されたと言った感じで見送るしかなかったこのプレーはゲームに置いても非常に大きなゴールでした。これでアウェーゴールもあってバルサが再び勝利に手を掛ける。ジェットコースターのような展開の中で前半を終えました。

後半に入って、本当に両チームの狙いとチーム力が真っ向からぶつかり合って、前半と違ってスコアが動かなくなる。主導権を握っていたのはバルサだったけど、ツェフを中心にこれ以上やらせなかった。イニエスタのシュートのリフレクションを詰めたエトーのビッグチャンスもバーに嫌われて決まり切らず、勝負を決することが出来ない。そしてもう一つのチェルシーの武器が勝負を決めることになりました。セットプレーからのテリーの頭。グループリーグでは3つのゴールを奪ったプレーはまたこの試合でも効力を発揮。ファーに流れながらもふわりと浮かしたボールはバルデスの手をかすめてゴールに吸い込まれた。この後バルサもプライドを掛けた攻撃に出て、タイムアップの笛が鳴るまで可能性のある攻撃を繰り出しましたが、チェルシーが何とか守りきってトータルスコア5-4でチェルシーがベスト8への切符を手に入れました。

本当に質の高いプレーヤー達の競演が素晴らしいゲームを構築してくれました。もう何からやっていいのかわかりませんが、選手評、そして二つの気になることを。

選手評。
ツェフ→レベルが高いし、何よりもコースを読む力と反応力の二つが高いレベルで融合して本当に安定してゴールマウスを守った。ビッグセーブも多かったし、これはチェルスキーのスカウトを褒めてあげたい。
グジョンセン→アイスランドが生み出した最高のFWなんて言われてるけど、本当にオールラウンダー。スキルも高くて、フィジカルも強い、スピードもそこそこあるし、献身的に守備まで参加する。飛び抜けているモノはスキルぐらいだけど、それだってそんなに凄い訳じゃない。でも動きの中で正確にプレーするという意味では本当に芸術品。ある意味ジダンみたいな選手なのかも知れない。あの体躯であのスキル、並じゃないし大事な場面で良く決めた。
ジョー・コール→今までパッとしないというか才能に溺れている選手だと思ったけど、スペースを見つけて活き活きとした感じ。ドリブルワークは一級品だったし、この日はチームの歯車となりながら、様々なポジションに飛びだして、起点となった。イングランド産のアタッカーは沢山いるけど創造力は一番かも。
ケジュマン→何となくモウリーニョが彼を重用しない理由はわかる。そしてこの試合彼は仕事を出来なかった。それは彼の仕事はゴールという純然たる結果を残してこそなのですが、結果は残せなかったモノの(と言うよりチャンスがなかった)素晴らしいチャンスメイクで才能のほとばしりを見せてくれました。これからまた期待したい。こんなもんじゃないと思うので。
ロナウジーニョ→最初はチェルシーのコンパクトな布陣に仕事場を見つけられなかった。でもゲームの中で動き回って相手に狙いを定めさせず段々自分らしさを発揮、あのスーパーゴールはひとつのフェイントで3人ぐらいを固まらせたのはもう魔法としか言いようがない。きっと彼の技巧に対して距離を詰め切りたかったけど、足先でかわされるのも嫌だったしコースを着るという意味もあったから動けなかったというのがカルバーリョの思いかも。そしてコースがなくなる寸前でのトーキック。あかんわ。その後もエトーに合わせたアウトサイドでのミドルパスも凄かったし、後半ビハインドを負ってからは勝利への意欲というのが出て、本当に鬼のようなドリブル突破を見せたりと、才能のほとばしりを見せてくれました。きっとこの敗戦には不満だろうし、本当のクラックなら勝利に導かなければと言う思いもあったのかも知れない。でも存在証明として素晴らしいモノを見せてくれました。

・モダンフットボール頂上決戦。
美しく又機能的な守備の基盤から作られたチェルシー、そしてチームのアイデンティティに基づいた攻撃の権化のような攻撃ありきのバルセロナ、対極にありながら歴史的に一番進んだチームの対決と言うだけに本当に2試合合わせて見所沢山の素晴らしいゲームと見せてくれました。1戦目はカンプ・ノウという舞台を鑑みて現実的な戦い方を取ったモウリーニョ、そして選手達の才能を引き出すことに最大限腐心したライカールト、それが1戦目の戦いに思いっきり表れた試合でした。そして結果としてタイのような結果になった訳ですが、スタンフォード・ブリッジに舞台を移してモウリーニョのサッカーは本質を表しました。25~30mのコンパクトなフィールドを維持しながら、それを誘うように狙うのはインターセプトとショートカウンター。これがバルセロナのストロングポイントを消しながら相手の弱点をえぐる最高の武器となった訳ですが、その分析力(まあこれは見ればわかるけど、そのカウンターも右サイド(ファン・ブロンクホルストの裏)を徹底させたこと、ボールカットの後の裏を狙う姿勢を徹底させた事)とそして選手の実行力がチーム力として昇華した結果なのかなぁとのかなぁと。バルサとしてはあくまでもアイデンティティあってのことで、スターの才能ありきのチームだったのですが、それが何よりも最強の武器であるし、その最強の武器がぶつかり合った結果、こういう結果になったのかなぁと。まあ正直どちらが強かったのかは試合が終わった今でも明確に位置づけるモノはなかった気がします。今回結果としてチェルシーが勝ったけど。
ただジョゼ・モウリーニョには監督の神様(アリゴ・サッキ、ファビオ・カペッロのような)のような存在に近づいたと言うことなのでしょう。チェルシーのサッカーを見ていて、1994年のサッキのアズーリのゾーンプレスを基盤としたサッカーを思い起こさせるようなモダンフットボールの原点が合ったのかなと。引くところは引いて出れるときは出る、そんな柔軟性とインテリジェンスをこのチームに浸透させたことが大きな勝因のひとつなのかも知れないです。バルサの才能溢れるアタッキングとフォアチェックも無力化してしまった3ゴール奪うまでのプレーを見ても、本当に素晴らしいタクトだった。それに対しライカールトは手駒の中で相手を尊重した上で今までの基盤に多少手を加えた(スペースキラー・ジュリの代わりに足元の天才イニエスタ、そしてアルベルティーニとジェラールの選択でのジェラールのチョイス)事が逆に裏目に出てしまったのかなぁと。直前にマルケスの怪我という不運はあったし(それを言ったらエジミウソンやモッタもそうだけど)仕方ない部分もあったけど、ジェラールにこのポジションでの仕事は重荷。カバーも出来ない、狙い所も定まらない、裁きに関しても辛かった。本来ならデコやシャビのいる一列前で迫力ある推進力と得点力が売りのプレーヤーですからね。ここにエジミウソンやマルケスのような選手がいたら3バックで守れるような形を取れるので、カウンターに対してのケアに何か出来たのかも知れませんがたらればは禁物ですし。それにチェルシーは最大のクラック、アリエン・ロッベンを失ってもそれに変わる選手がいてチームでそれをカバーすることが出来たと言うこと。ジョー・コールであり、マテヤ・ケジュマンであり。そしてチーム全体で彼のやっていた仕事を見事にコピーした。残酷な様ですが、こういう小さな差が結果として出たのかなぁと。

・なぜ美しいバルサは敗れたか。
まあチェルシーが強かったと言うことだけでは済むことなのかも知れないけど、やはりこのチームには不安要素がありすぎたこと。それが全てかなぁと。選手層、柔軟性、インテリジェンス、確かにワンメイクでは一番強いだろうし、エンターテイメントという意味では最高のチームだけど、サッカーはそれだけでは勝ち続けることはできないと言うこと。これがサッカーの難しい部分なのかも知れないけど、チームを抑制することと言うのが出来ていたらバルサは勝てたかも知れない。きっとそんなのバルサじゃないと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、それが現実なのかなぁと。前の試合でも明らかにチェルシーの狙いは見えていた。強烈にプレッシャーを掛けてミスを誘発し、そのボールを素早く空いているサイドのスペースに出して2バック状態のバルサを急襲する。この試合、もしサイドバックが自重していたら、リスクを削るような試合が出来ていたらとは思わなくはないです。アーセナルと同じだけど、それが出来たらきっと一番上に行く気がする。
クライフの言葉にもあるようにそれを遂行したのかも知れない。バルサはしぶとく泥臭く勝つことを選択出来なかった、そして美しく散った。それが全てなのかも知れませんね。

チェルシーに凱歌が上がったけど、バルサが相手だったからこその素晴らしいゲームになりました。今更ながらここでは見たくなかったというか、これからこのゲームを超えるようなゲームは早々出てこないだろうと言うことを考えると早すぎるクライマックスのような感じがしなくもないです。もちろんこれからこのゲームを超えるようなゲームがあることを期待したいですね。バルサはただこれでひとつ伝説を残した事になるけどチェルシーにとってはやはり先があると言うこと。これで優勝したら文句ないスーパーチームになると思うし。とにかくチェルシーはメインキャストにのし上がったことは間違いないでしょう。

と言うことで凄い長くなってしまったので、他の試合は結果のみで勘弁してくださいませ。
Mar 9/Juventus 2EX0(Total 2-1) Real Madrid@Stadio Delle Alpe
Juventus:75'Trezeguet 116'(Ex26')Zalayeta

Mar 9/Arsenal 1-0(Total 2-3) Bayern Muchen@Highbury
Arsenal:66'Henry

Mar 8/AC Milan 1-0(Total2-0) Manchester United@Stadio GioseppeMeazza
Milan:61'Crespo

Mar 9/Leverkusen 1-3(Total2-6) Liverpool@BayArena
Leverkusen:88'Krzynowek Liverpool:28'&32'LuisGarcia 67'Baros

Mar 9/AS Monaco 0-2(Total1-5) PSV@Stad LouisⅡ
PSV:26'Vennegoor 69'Beasly

Mar 8/Olympique Lyon 7-2(Total10-2) Werder Bremen@Stad du Gerland
Lyon:8'&55'&64'Wiltord 17'&30'Essien 60'Malouda 80'pBerthod Bremen:32'Micoud 57'pIsmael

と言うことでまあミランーユナイテッドとユーヴェーレアルぐらいしか見れていないので何とも言えなかった状態でもあったのですが、やっぱりこんなゲーム見せられたらこれに焦点合わせるしかないって感じでした。とにかくこれからスペクタクルなチームがリヨンぐらいになって(リバポも?)ますますリアリズムに対する風当たりが強くなりそうですが、これもまた勝負ですからね。とにかくこれからどうなるのか、インテルーポルト戦も残ってるし、ドローは今度は決勝までのヤマも出来るし、これからですね。とにかく長くてすいませんと言うことで今日はここまでです。

追記:)はてなに簡単なレビューを書きました。よろしかったらどうぞ→僕の読書記録「UCL Round of 16 2ndLeg Review」

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March 09, 2005

さすがに堪えた@ACL GroupLeague Day-1

AFC Champions League 2005 Day-1

Group F 横浜Fマリノス 0-1 山東魯能秦山@三ツ沢
山東:67'Gao Yao

F.Marinos Official




・・・・・_| ̄|○


打ちのめされて今日はレポートな気分ではありません。すみませぬ。

AFC Champions League 2005 Day-1

Group E 深セン健力宝 1-0 ジュビロ磐田@深センスタジアム
深セン:55'Yi Li

Jubilo Official

こっちも大荒れの中、手痛い敗戦。鈴木秀人が出てないのに退場になってる。コインとか沢山投げられてたみたい。てゆうかミラーゲーム?セットで一発。

なんだろう?悪魔がいるみたい?とりあえず今日はここまでですいません。

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March 08, 2005

言い訳の聞かない舞台へ@ACL GroupLeague Day-1 Preview

いよいよ、今年の1stプライオリティ、アジアチャンピオンズリーグの開幕ですよ。本当に注目度の低さに、フロントもそしてファンも辟易してしまいますが、これが世界に繋がる訳で嫌がおうにも力はいっちゃう訳ですよ。もちろんマリノスだけじゃなくてジュビロも既に機上の人となり、中国で開幕戦を戦いに行きました。今年こそグループリーグを突破して自国開催の世界クラブ選手権を果たしたいところです。と言うことでプレビュー。

AFC Champions League 2005
Group F 横浜Fマリノス vs 山東魯能(中国)@三ツ沢
AFCチャンピオンズリーグ2005(予選)横浜Fマリノスvs山東魯能(中国)済州登録メンバーについて(Fマリノスオフィシャル)

めんどくさいので、相手チームは「シナ」で行きます(笑)まあとにかく今シーズン第一の正念場ですね。怪我人だらけの中でゼロックス・開幕戦と悪い流れがチームにはある中でこの試合は絶対に落とせない。落としたら本当に苦しくなるし、ここで勝てなきゃACLは獲れないと考えてもイイくらい、それくらい重要度の高い試合だと思います。もちろん怪我人の復帰という意味ではアデマールがようやく登録メンバーに入ったモノの、この復帰がチームの問題点の改善になるかどうかはわからない部分があるし、今の状態でこのシナに勝てるかどうかと言うのは確かに微妙なところかも知れませんね。まあ簡単な試合にはならないと思います。この「山東魯能」というチームは中国スーパーリーグの2位だそうで、こないだの深センとそこまで変わらないぐらいの力のチームだと思いますが、今年は国内外から力のある選手を次々の獲得し、大幅に戦力を上げてるとのこと(03-04ルーマニアリーグ得点王ダンチウレスク、EURO2004に出場してたらしいブルガリア代表パジン、他にも代表レベルの選手を数名獲得)もちろん今期獲得なのでチームとしてうまく整備出来ているかどうかわからないし、Cリーグ自体が開幕延期だそうなので、実戦においてはまだ未知数という部分もあるので、感覚的には有利かなぁとも思えますが、何よりも情報がないというのは痛いですね。
で、気になるのはアホみたいにラフプレーで来られることが嫌ですね。もうA3で体験済みですが、ホームでは勝ち点3が欲しいマリにとっては、こういうのでリズムを狂わされてサッカー出来ないままタイムアップというのは避けたいですね。普通にやれば大丈夫だと思いますが、それでも悪い流れというのは恐ろしいモノだし、何よりも相手があんまり出てこない中でどのように点を取るのか、ある意味開幕節のレッズが鹿島戦で抱えた課題と似たような試合になるかも知れませんね。マリノスも開幕節、リトリートされたジュビロの守備ブロックを揺さぶることは出来ても決めきることは出来なかった。やっぱりドラゴンや坂田、安様の不在による迫力不足は否めないのもしょうがないところです。しかしそんなことを愚痴ってもしょうがないので、ポジティブに。ただ中盤でかなりスムーズさを増してあれだけ守られてもそれなりにチャンスが作れたことや公式戦に入ってもなかなか上がってこなかったドゥトラのコンディションが上がってきたこと、ディフェンスも誰が入ってもある程度安定して守ることが出来るようにもなった。後はこれにもう一手間というか精度を高めて攻撃の危険度を上げてゴールという結果に結びつけたいところですね。きっと相手は振られれば弱いだろうし(あくまでも深センの試合で見た感じだから真相は謎だけど)良く動いてどんどんスペースをついて行ければきっと勝てると(信じたい)です。
ただセットプレーでは最近非常に不安定になっているし(絶対ゾーンでやり始めてからおかしくなったと思うんだけど、これってどの相手でもやらせないみたいな考えから来るのかなぁ?)、試合終了直前にゴールが締めれなかったり、DFとGKのコミュニケーションが余り良くなかったりと修正しなければならない部分があるのもある訳で、その辺はきっちりと確認しながら不安要素をつぶしていきたいところです。相手には優秀らしいストライカーが加入したりもちろん中国の選手が持つ基本的な身体能力の高さなど注意しなければならない部分もありますから、気を抜かずにきっちりとやっていきたいですね。(てゆうか相手の特徴とかがわからないと全然詰めれないね)

マリノスは大量得点で勝つようなチームじゃないからこそ、こういう不安要素を地道につぶして勝つ可能性を高めていけなければならないし、ミスをしないからこそ強いチームだと思う。そういうのをアジアでも出して、まず第一歩を堅実に勝ち点3を取りたいところです、いや取らなきゃならない試合だと思います。去年の苦い経験を忘れるな!
【AFCチャンピオンズリーグ2005 横浜FM vs 山東 プレビュー】グループF突破のための直接対決、第一ラウンド。まず勝利を、ゴールを!(J's Goal!)

Group E 深セン健力宝(中国) vs ジュビロ磐田@深センスタジアム

はい、ジュビロの方はきついグループに入った訳ですが、個人的にはジュビロと水原三星(韓国)の一騎打ちになるのかなぁと思っているので、こういうアウトサイダーとの対戦はいくらアウェーだろうと無駄に出来ないのかなぁと。ジュビロも去年はアウトサイダーであった大連(中国)との対戦で勝ち点を落とし、苦い思いをしている訳で(詳しくは覚えてないけど、直接対決でもヤマハで負けたのが直接的なモノだとしても)それを繰り返さないためにもこの試合は非常に大切な意味を持っているのかなぁと。A3でマリノスは中立地ながら2-0で勝ったことを見てもそんなに強い相手じゃない。一番気にしなければならないのは何よりも開催地が中国であのラフプレーがあると言うこと。マリノスの所と一緒ですが、ああいうプレーがチームに影響を及ぼす可能性があるというのは、やはり頭の片隅に置いておかなければならないでしょう。ジュビロは経験豊富なチームなのでそこまで心配することはないでしょうが、お坊ちゃんサッカーではなかなか難しい訳でその辺は勝つという気持ちが必要になってくるのかなぁと。どちらかと言えばパワー系のチームなのでごり押しのセットプレーなどの迫力には要注意ですね。相手のプレーの荒さを付いてどんどん攻めていけば勝つ可能性は広がるのかなぁと。中山・名波は遠征に帯同していないようですが、こういうときこそ層の厚さを見せていきたいところです。

まあ手とか使って暴動とかを引き起こさないように気を付けてくださいませ。
【AFCチャンピオンズリーグ2005 深セン健力宝(中国) vs 磐田 プレビュー】ACL第1戦、アウェイの地でまずは初戦突破を!!(J's Goal)

と言うことで両チームともJと平行して戦っていくことで、コンディション的にも難しいとは思いますが、結果を残すことでしか目標にもたどり着く術はない。言い訳の聞かない厳しい環境の中で本当の強さというのを示したいですね。てゆうか明日は勝つよ、花粉が大量生産されて体中痒いし、鼻も辛いけど。と言うことで今日はここまでです。

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Dead or Arive@UCL Round of 16 Preview

Fuck'nJFA! Fuck'n椅子男!あー、すっきりした。と言うことでこういうむかつくことはここまでで、明日はまた大決戦の再開です。UCLの決勝トーナメントセカンドレグです。今週のリーグ戦も合わせてどうなるかと言うのを考えていこうかなぁと。てゆうかドラマの起こる可能性とキーポイントをまとめながら。

UEFA Champions League First Knock-out Round 2ndLeg

Mar 8/Chelsea vs Barcelona
   AC Milan vs Manchester United
   Olympique Lyon vs Werder Bremen
Mar 9/Juventus vs Real Madrid
   Liverpool vs Bayer Leverkusen
   AS Monaco vs PSV
   Arsenal vs Bayern Muchen
Mar 15/Inter vs FC Porto

と言うことでインテルの試合はサンシーロが連日開催になってしまうために、15日に延期。それ以外は生き残りを掛けた決戦が行われます。やっぱり注目は変わらないですが、1stレグの結果というのがゲームプランや様々なチームの心理状況を変えていくことはあると思います。余り影響しない様なスコアを得れたのはリヨンぐらいのなので、後は気を抜いたらあっという間にアドバンテージがなくなってしまうぐらいの差だけにドラマの起こる可能性は十分です。では1試合ずつ。

Mar 8/Chelsea vs Barcelona@Stamford Bridge(1st Leg B2-1C)
Chelsea              Barcelona
Gudjohnsen  Duff            Eto'o
     J.Cole          Ronaldinho    Giuly
 Lampard  Tiago           Xavi  Deco
Gallas Makelele P.Ferreira  Gio  Albertini Belletti
  Terry R.Carvalho        Oleguer Puyol
     Cech                Valdes

現状で考えれば全然スコア的にはチェルスキーの方が有利。でもドログバ出場停止、スケジュールも相変わらず詰まって選手達は疲れてる。そして相手はバルサ。簡単だけど難しいタスクですね。スタンフォードブリッジでの試合なので、こないだよりは押し返せる可能性はあると思うけど、それでもゲームにおけるバルサの優位は揺るがないのかなぁと。ただ傷口を広げなかったモウリーニョの消極的と判断される采配はここに賭けるためにあったと考えたら、ここでどうするのかというのは非常に気になるところです。

逆転の可能性:48% Keaman Chelsea:ダフ&J・コール Barca:ロナウジーニョ

当たり前ですが、先制点を取られると一気に試合は難しくなる。でも主導権を握るのは多分バルサ、そうなるとロナウジーニョの存在感をどのように抑えるのかというのは引き続き大切になってくるのかなぁと。あのチェルシーのリトリートした守り方(&めちゃくちゃ粘っこい水際DF)をバルサは通常段階では崩し切ることは出来なかったことを考えたら、あれは続けるべきだし、あれはそう簡単には崩せないというのは変わらないと思う。だからこそ、やはりキーであり、組織の破綻を一番もたらせる可能性があるロナウジーニョが一番怖いのかなぁと。エトーも怖いけどね。
でチェルスキーとして考えたら、まず0を維持することは大前提。でもゴールも必要。そのためにはやっぱりカウンターと言うことになるのかなぁと。サイドの裏を狙ったカウンターは思いの外はまっただけにゴールを獲れないと言うことはそんなに難しいことではないと思う。バルサの出方で又変わるけどダフのスピード、ジョー・コールのテクニックがキーとなりそうかなぁと。もちろんセットプレーという意味ではテリーやランパードと言った勝負強い選手がいるのでそこもポイントですけど、やっぱり不確定要素は強いし、その前に少なそうなので。バルサはマルケスが怪我して、又層が薄くなったと考えられるし、その辺の微妙な好きというのを突いていきたいですね。
バルサとしたらもう先制点を取って自分たちを優位に取り、相手が出てきたところで息の根を止めちゃいたいと言うのが本音でしょう。マルケスの怪我は痛いけど、ジュリも戻ってくるしマキシという大きな存在もあるだけに自信満々でしょう。相変わらずターンオーバーを組めないために疲労は気になるけど、結果を残し続けていると言うのをみたらそこまで影響していないし、後はあの厚い壁に何とか穴を空けるためにどうするのかというのが気になるところです。ただもしあのドログバの退場がなかったらというのを考えたら、なかなか難しかったのは事実。その辺は小さなスペースを広げる、ずらすみたいな事をスターの能力でやりたいところですが・・・・・。
とにかく今度こそ、スーパーチーム同士のぶつかり合いが見たいです、退場者云々とかのそういう要素抜きのガチンコで。結果云々は別にしても、このカードにふさわしい何かが見たいなぁと。楽しませてください。

Mar 9/Juventus vs Real Madrid@Stadio Delle Alpi(1st Leg R1-0J)
Juventus             Real Madrid
     Ibrahimovic           Ronaldo Owen
   DelPiero  Trezeguet     Zidane Figo
     Emerson  Camoranesi      Gravesen Beckham
Zambrotta Tacchinardi Zebina  R.Carlos      R.Bravo
  F.Cannavaro Thuram       Helguera Samuel
       Buffon               Casillas

さあ、一番個人的にはやってもらわなきゃ困るカード。もちろんポイントは先制点。ユーヴェは先制点を取られたらほぼ終戦。そんなリスクを背負いながら虎の子のゴールを取り、イタリアの美学である「1-0」を達成したいところです

逆転の可能性 35% Keaman Juve:イブラヒモビッチ R.M:クラック達

おさらいしておきますと、ギャラクティコが先制点を取った場合、アウェイゴールのないユーヴェは2-1でも負け。勝つには2点差が必要となるために3点が必要となるわけです。もちろん今までのギャラクティコなら可能性はあったと思うけど、グラベセン加入後危機管理度は上がったのは明らか。前の試合はそれ以上に前線のクラック(てゆうかジダン)が非常に危険な存在だったので、守備に比重を置かずにはいられなかった。中盤も良く回り、左サイドで絶対的な起点があったために全然守備に置いて主導権が獲れなかったことで完全に劣勢に陥ってしまった。だけど今回はデッレ・アルピ。あんな風にはならないはず(だと信じたい)レアルの強さは本物じゃない。まだクラック主導の攻撃に変わりはないし、チーム自体も強い個の集まりだと思うので・・・・。
でユーヴェがどうしたらいいかと言ったら、まずはレアルのクラック達が神にならないことを祈りましょう(笑)前節のジダンみたいになられると正直手の打ちようがない。それだけの価値のある選手だけど、やっぱりボールがキープ出来るポイントが出来るとズレズレになっちゃうし・・・。まあそんなことは置いておいてまずそんなクラックな彼らのボールタッチを減らし、ユーヴェの攻撃回数を増やすことができるのか?非常に単純なことを言ってますが、やっぱりリズムを崩して個を個でしか仕事をさせないと言うことが必要なのかなぁと。タッキー(ブラージは出場停止)はどっちかと言ったらマーカーなのでフィーゴに付くのかジダンに付くのかわからないけど(まあジダンだろうなぁ)そこで自由にさせない事でどうにかしたいところ。分断出来れば、必ずユーヴェにリズムは来るし、レアルはガタガタになる可能性はあると思う。攻撃の時に出来るだけグラベセンの影響しそうなルートを回避して、相手のアンカーの影響力を減らすことで必ず相手の守備は回避出来るはず。エメルソンのオーバーラップも非常に効果的だったので、エメルソンにネドベドのような縦横無尽な動きを期待したいなぁと。でやっぱり期待したいのはズラタン。彼の存在感とテクニックならサムエルでも勝負出来ると思うので、そこで凌駕出来ればゴールも期待出来るかなぁと。もちろん巧みなポストプレーでアレックスやトレゼゲ(微妙?サラジェタ?)にもイイチャンスを与えてほしい。逆に彼の存在感が消えると本当に厳しくなる。でもセリエでは厳しい勝ちを(疑惑の判定もありながら)勝ったりと上昇傾向も見えるのでその辺は+ポイントだと思います。
レアルはどうするのかわからないけど、どっちにしても真珠のようなスター達が一回でも煌めきを見せればそれで勝ちまで持ってこれるでしょう。ジダンやラウールは休ませることも出来てある意味万全の体制を整えて、この試合に臨みそうです。個人的にはやっぱりロナウドが怖い。オーウェンを入れたのは彼のスピードでカウンターで取ったらラウールとチェンジぐらいでもいいんじゃね?と思ったので。グラベセンが入って守備の安定も出てきたし(試合によってまちまちだけど)ベッカムの運動量も無駄じゃなくなってるだけにうざいのですが、これが何とかこのチームに秩序をもたらした。後はもう一つのレアルの良心、サルガドの穴を前節同様ブラボが埋めきれるかどうかに掛かるでしょうね。ブラボが今回デル・ピエーロにちんちんにされるようだとそこからレアルの破綻は始まると思うし、この局面の戦いは非常に重要になるでしょう(スコアレスの場合)
さてもう最大のポイントは何度も言うようにどちらに先制点が入るかになるでしょうね。もしユーヴェに入った場合、チームとしてどのようなスタンスを取るのか、その辺も見所かも。一瞬の気の緩みが勝敗を決するようなカードナだけに緊張感漂う試合になりそうです。ロナウド(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

May 8/AC Milan vs Manchester United@Stadio Giuseppe Meazza(1st Leg Man0-1Mil)
Milan           Manchester.U
    Crespo         Rooney V.Nistelrooij
   Kaka RuiCosta   Giggs     C.Ronaldo
 Gattuso  Seedolf     Scholes Keane
Pancaro Pirlo  Cafu  P.Neville     Heinze
  Maldini Nesta      Ferdinand Brown
     Dida              Howard

まあ現実的にミランにサンシーロで勝つのはなかなか難しいと思う。でもスペシャルな選手がいるという意味ではユナイテッドにも可能性があるは思う。勝利のためには2点が必要。ただニステルローイが帰ってきた。そこに何となく不気味なモノを感じなくはないです。アンチェロッティがこのままのメンバーで望むかどうかはわからないけど(大体勝ちに行かなくていいミランがホームなのは、本当に有利)ミランも今はあんまり安定している訳ではないし、そういう意味では非常に優位なのは変わらないですが、変な感じはあります。

逆転の可能性 20% Keaman Milan:マルディーニ&ネスタ United:ニステルローイ

もうユナイテッドとしては攻めるしかない訳で、そういう意味でこのCFWの復帰は非常に大きい。ポストプレーヤーとしてもストライカーとしても非常に怖い存在になるし心強いと思う。イイシューターもサイドアタッカーもいるユナイテッドが、ミランの中盤に一矢報いるような形が整えば、もっと選手達はのびのび出来る、そうしたら抜群の決定力を持つニステル二シュートチャンスが来る。もちろんイタリアの歴戦の勇者であるセンターバックコンビは簡単にやらせてもらえないだろうけど、力押し系のニステルだったらもしかしたらの感はあります。簡単にいなされるてるようではちょっと可能性はないと思いますが。
ミランは普段通り、堅く慎重にサッカーをしていくことが必要ですね。シュートチャンスをつぶすためにそこまで持って行かせない、そしてピルロ中心にボールを回して相手のリズムを乱し、あれよあれよと言ういう間にゲームを締める。そんな巧みな試合をしたいところです。先制点が獲れればよりよしと言うところでしょうか。スタムの起用も含めて、まずは守備からと言うことになりそうです。ピッポも復帰したし、一個選択肢が増えたというのは非常に大きいのかなぁと。
とにかくユナイテッドのタレント力がどこまでミランの組織を崩すことが出来るのか、そしてアテンプトを増やせるのかがポイントなのは間違いないと思います。このまま大人しくやられるようなチームじゃないと思うんですけどね。

と言うことでとりあえずこの3試合は気になります。他にも気になったりもしますが。そんなに追っかけられないと思うので、後は他の方に(笑)嘘です。追記の形で明日やります。とにかく非常に微妙なポイントが作用するような気がするので、ナイーブなゲームをどのように扱っていくのかというのが気になりますし、生か死か、この要素が本当に盛り上げてくれそうです。うーん、楽しみ。と言うことで今日はここまでです。

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March 06, 2005

Jリーガーに学ぶ技術。

少年期にスターのプレーを見て真似をする。そしてそれを何度もやることによって自分のモノにする。そういうことを現在では海外のプレーを参考に出来る環境もある訳ですが、生で見れるJリーガー達にも学べるプレーがたくさんあると言うことを紹介しようかなぁと。生で見ることでまた違うことを感じる部分もあると思うので、そんなプレーを。ただスペシャルアビリティ(例えばエメや永井の素敵ドリブルや石川直宏のスペシャルなスピード、中澤のヘディング等々)のようなプレーではなく、意識で変えれるようなプレーをやりたいと思います。てゆうかプロにも見習って欲しい事かも知れません。

・エメルソンに学ぶ前を向く技術
エメルソンと言えば素晴らしいスピードとドリブルでの豪快な突破、そして豪快なシュートでチームを勝利に導くプレーがものすごい印象が残る訳ですが、どうして彼がそんなに突破を計れる状況に持ってこれるのか、それは彼が前を向く技術が非常に長けているのかなぁと。前を向くために又彼は沢山のアクションを入れているというのがポイントなのかも知れません。日本の選手は最近スピードドリブラーも増えて仕掛けるような選手が多くなってきましたが、それでも前を向かなければその力を発揮出来ない訳で、そういう前段階の努力と言うのを取り上げて見ようかなぁと。
まずひとつと言えばそのDFに与える心理的影響です。前を向くためにはある程度プレーサークルにスペースを持っていなければならない。身体を密着させられたらそう簡単に前を向けない。結局エメルソンだからと言うことになってしまうのかも知れませんが、彼はとんでもないスピードを持っているので「身体を付けたら(距離を詰めたら)一発で行かれて追いすがれなくなる」という恐怖感があるからかも知れませんが彼に対しては結構行きにくい。まあただ相手にそういう警戒心を抱かせるだけなら相手の危機管理的なものも含めてそんなに難しい訳ではないので、まあ勘弁してください(苦笑)でまずDFは抜かれないためにある程度の距離を置いてアプローチさせる前提で、自分には前を向けるプレーが出来ると意識する事がひとつです。これは大前提なのですが、相手が嫌がることは前を向くこと(だからこそきつめに行くアプローチもある)、シュートに繋がるようなゴールの脅威を感じるプレーをされること。だからこそそれを強く意識することは大事だと言うことがひとつです。
エメルソンはもちろん受けてキープするようなプレーも腰や手の使い方がうまいので身体が大きくなくてもそこそここなしていますが、前を向けない時の選択に過ぎないのです。だからこそ前を向くために多くの努力をしている。半身になって受けるボディフェイクはもちろんですが、彼は縦に行くぞというアクションを相手に対して常に与えることで近い距離に近づかせず、それは大きなまたぎフェイントだったりトリックプレーだったりすることもありますが、まず警戒させる。そしてそこから今度はボールを受けた後、空間認知でいないことを確かめたらそこでもフェイクを入れて前を向くのです。ボールを奪われないための工夫というのをきっちりとしています。
非常に地味な駆け引きですが、こういう細かい技術があってこそエメルソンはスペシャルな能力を発揮する土壌を整えているということを忘れてはいけないのかなぁと。これがコンスタントに出来るから仕掛けられるチャンスも多いし、強いてはシュートが沢山打てる秘訣の大本だと思うし。凄い地味なことですけど、意識共に素晴らしいことで見習ってほしいですね。

・中山雅史に学ぶオフ・ザ・ボールにおける細かいポジションチェンジ
次、ゴン。凄いですよね、あれだけ闘志を持って走り回って無理なポジションでも諦めずに追っかけてマイボールにしたりと、その闘志は衰える所かより増しているんじゃないかと思うぐらいです。ただ、今日取りあげたいのはそこではなくて、彼の地道なゴールを取るための小さな動きです。オフ・ザ・ボールの動きというと近年では非常に重要視されて、この動きが選手の質を左右するぐらいの重要なコンテンツです。天才的な動きをする柳沢敦や大黒将志のような天分ではなく(天分かどうかわかんないけど)彼に学ぶのはゴールを取るための細かいポジション修正のことです。
そんなに身体能力が高い訳ではないし(まあ凄い身体してるからあるけど)足が速い訳でもない、スキルがずば抜けている訳ではない。でもJで一番ゴールを取っているのは中山雅史という選手なのは皆さん知っていると思いますが(現在148ゴール)、どうしてそんなに取れるのかと言ったら彼がそこにいるからです。もちろん感覚的な部分も優れているし、その闘志溢れるプレーでチャンスを繋いで、それをゴールに繋げてきたというのもある、そして優秀なパサーを抱えるチームに所属しているというのもあるのですが、そのチームメイトの非常に正確なパスの要求に応えるがごとくボールのポイントが変わるたびにDFとの位置関係を見ながらイメージを携えてポジションを修正していることがあるのからゴールが獲れるのかなぁと。多分ゴールを獲ることに対して妥協をしないからこそ、こういう地道な動きを続けられるのかなぁと思うのですが、ゴールを取るために必要な作業をサボらずにやり続ける事で自分がいつも良い状態でボールに対してアタック出来る、だからこそシュートの時に優位な状況を作っているというのをきっちりと自覚し意識を高く持っているからだと思います。以前ジュビロの選手のインタビューで「あの人は下手だから」と前置きしながらも「でもパスを出すタイミングには必ずイイポジションを取ってくれている」「沢山要求しているけど最終的にこなしてくれる」と言ったようなものをありましたが、彼がその要求に対してきっちりと彼の出来ることをしている証拠なのかも知れませんね。パスを待ち受けるだけでは相手も対応しやすい、だからこそその前段階でまじめにゴールを獲るための仕事を惜しまない。それが身体能力や身長などで優位に立てなくてもゴールを獲る方法を示しているのかなぁと。こういうのはスペシャルな武器を持ってる選手でもやって欲しいしそれがまたゴールをもっと沢山獲る秘訣になるのかなぁと。もちろんこうなるまでには沢山の失敗やパサーからの要求に対して常に努力してきたことで出来たことですが、そういう双方が要求しあうような姿勢も含め、学びたいですね。彼の先は長くないのだから。

・小笠原満男に学ぶボディシェイプによる視野の確保
イイ選手ですよね、小笠原。正確で落ち着いていて、運動量も豊富でチームを助ける仕事も苦にしない。プレースキックも速くて強いボールも蹴れる。多少苛立ちが顔に出たりするけど、現在のJの最高のゲームメーカーであることは間違いないと思います(ベストイレブンにもなんだかんだ言っていつも入ってるし)まあ彼のプレー全て(汚いプレーも含めて良いのかわからないけど、鹿島の中では少ない方かな?挑発とかは多いけど)が基礎プレーの教本になるようなプレーぶりなのですが、今回取り上げたいのはボディシェイプ、身体の向きや角度により視野を確保するというプレーに関してです。彼が精度の高いプレーを出来るのはこの技術が非常に長けているからかなぁと。
半身と言ったら簡単ですが、相手もいること中で常にボールを無為にすることなく視野を確保し、そのイメージの中でプレーしていくことがうまい。ルックアップと合わせてと言うこともあるのですが、例えば視野の確保というのでは有名なのはヒデの首振りプレー、これはプレーの前にやることである意味急転直下の出来事には対応しきれない部分もあります(意識としては非常に高い)名波もよくやってますよね。だから受けたときにそれだけ自分の中にピッチの絵が描ける訳ですが、小笠原はそれもやってるけど、プレーの中でもイイ視野を確保、流れの中で良いタイミングで供給することがうまい。ボディシェイプという概念自体、今のプレスサッカーには多少古いのかも知れませんが、やはり基本としてルックアップと合わせて視野を確保する術として細かいプレーだけど選手のクオリティの差を広げる技術。これがうまいから彼のプレーには無駄がないし、無理がない。あくまでもボールと共に視野を確保し、そのイメージをうまく表現出来るという意味では本当にモダンというかハイブリッドなプレーヤーだなぁと。センスのある選手は沢山いるし、技術が巧みな選手も沢山いるけど、彼のようにスムーズにプレーをしていることでミスを少なくしていくことはモダンサッカーの中では重要な事なのかも知れませんね。彼の場合はその視野の確保と共にプレーの中でもその姿勢と角度がイイから、イイ準備となってボールを受けるときに簡単に失わないし、無理な状況に陥りにくいので精度が落ちない。タイプは違うけど、パブロ・アイマールのインサイドキックの精度が高いのもは同じなんですよ。ある意味では準備動作としても素晴らしい訳でそういうことが身に付いているのは素晴らしいことです。
視野の広さと一概に言うけど、特別に広くないプレーヤーでも彼のようにそういう努力をしていくことで確保は出来るということを証明してくれていると思います(まあ小笠原は視野も広いから色々なところに飛ばせる訳ですが)結構ボールを持ってパニックに陥る選手は少なくない、特に後ろの人たちは。でもこういう基礎技術を磨くことで改善出来るのかなぁと。学びましょう、特別な事じゃない。

他にももっと沢山あると思いますが、とりあえずこんな所です。まあ地味なんですが、こういう技術というのはあくまでも習ってきた事だと思うのです。でも結構適当な選手もいるし、サボることでボールを奪われたりと結構怠慢なプレーを見ると、メソッドは浸透していてもそれが身になっていないと言うのを感じたりします。もちろんプロなので一芸に秀でた選手達もいるし、そこを買われて入ってくるので何とも言えないですが、ワシントンとかを見ても凄いうまかったりすると、やっぱり大事なんだなぁと思ったりもします。
僕も昔習いましたが、やっぱり突き詰めるには本当に難しいことだと思います。でももし突き詰めたらどんな特徴的な武器より武器となり得るのです。もちろん基礎技術とともにですけどね。特別に派手な部分に注目が集まったりすると何だかなぁと思う部分もあるのですが、こういう事ができると言うことにも日が当たると良いなぁと思ったりします。よく世界との差はフィジカルだとか、決定力だとか言われる部分もありますが、こういう部分を磨いてこそ言えることなのかなぁと。まあ技術的な部分であり、意識的な部分ですから一朝一夕には行きませんが、高まれば最高の武器となり得るのだから・・・・。同業者にも見習ってより高いレベルのサッカー(内容云々ではないですよ、一応。そういうことではなく)が見たいなぁと。そしてこういうスキルが非常に高い選手達が下からどんどん出てきてほしいなぁと。そうしたら又きっと一段上に登れるしリーグとしても魅力的になると思うので。と言うことで昨日のJを見たりして、確信めいたものを感じたのでちょっと書いてみました。てゆうか煮詰まってない感ばりばりなんですが、その辺はかみ砕いて呼んで頂けたら幸いです。と言うことで今日はここまでです。

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大荒れの開幕@J1 開幕節

実は現場では正直よくわからなかったんですよ、問題のシーン。でも岡ちゃんが凄い大人な対応なのには、こういうのも苦い経験としてチームに善循環させる事を考えているのかなぁと思うとやっぱり今はそんなに悲観することないのかなぁと。まあ確かに内容はそれなりに上がってきていると思うのですが、3連敗ですからがっくり来てるのですが(苦笑)タイトルは「盗まれた勝ち点」にしようと思ったのですが、これもサッカーってことで。岡ちゃんも落ち着けって言ってるし。でもクラブはきっちりやろうぜ。糾弾して出場停止に追い込んでやれ。

J.League Divison1 第1節
Fマリノス 0-1 ジュビロ@日産スタジアム「盗難事件」
Jubilo:89'ゴッドハンドでもクールに福西(その他)
Fmari:GK榎本達、DF栗原、中西、中澤、MF那須、上野(→79'遠藤)、隼磨、ドゥトラ、奥、FW大島、清水(→71'大橋)
Jubilo:GK佐藤洋、DF金珍圭、田中マコ、茶野、MF福西、名波(→90'+1'服部)、西、村井、前田(→62'藤田)FW崔龍洙、中山(→72'グラウ)

と言うことでハンド云々は別にして、非常に硬直した展開の中で、どちらがリスクをどこまで冒すのかと言うので難しい試合になりましたね。技術レベルも高いし、隙を見逃さない戦術眼も持っている、そしてどちらもサイドを起点にどうにかしたいと言うことで完全に両方の勢いが相殺してしまった感がありました。前半からどちらがペースを完全に握ったと言うことはなかった様な感じでしたが、ジュビロの方がうまく試合を進めた感はありました。サイドを突破と言うよりパス交換でいなしてクロスをあげれる余裕を作り、そこからストロングヘッダーを狙うといった形がかいま見えたのですが、しっかりとDFが突いていたこともあって決定機までは至らず。崔龍洙の強烈なFKも正面。どちらかが安易なミスをしたらそれが危険なピンチを引き起こすといった感じで、どちらもリスクを冒すことを自分たちで抑えていたような感じもありました。ただ局面局面は非常に激しくまた両チームとも非常にコンパクトだったため緊張感のあるせめぎ合いにトップレベルの駆け引きがあったのかなぁと。Fマリにしてもジュビロにしても楔に対して非常に厳しく対応し、サイドの起点に対してはディレイと囲い込みで局面打開を許さないという意図がきっちり見えて、非常に集中していて良かったなぁと。しかしリスクを冒すことを抑えていたこと、守備に対しての集中力と意識が高かったこともあって両チームとも余りに隙がない展開だったので攻撃陣は軒並み沈黙といった方が良いのかも知れません。

後半に入っても厳しいせめぎ合いは続いたのですが、本格的にゲームが動き出したのはFマリノスの上野が段々高い位置に出てきて多少リスクを冒し始めたことからでした。ラインが高くなって押し上げを効かせ、那須がスペースをカバーし、上野がボールを回しながらポジションを上げていく、好調だったドゥトラが非常にアグレッシブに左サイドをかき回したこともあって段々ゴールに近くなっていきます。しかし、それでも後一手が足りずシュートが枠に飛ばなかったり、崩しきれずにゴールが奪えない。ジュビロも流れは引き寄せられず攻め手が見えない状態で我慢する時間帯が続き、そこでまた拮抗した展開になりました。サイドでも攻める方と守る方で拮抗するし、特に村井と隼磨は差しつ差されつと言った感じで非常に熱戦を繰り広げていました(隼磨としたら何かをやりきると言ったいつものプレーはさせてもらえなかった。それだけ村井が攻撃だけでなく守備もきっちりやっていた)決定機と言ったらエースケの素晴らしいフィードからフリーランニングで裏を取ったドゥトラが絶妙のファーストタッチで中に切れ込みそのままゴールを狙ったのが一つ、ドゥトラのクロスが大外の奥にまで届いてトラップまではいきつくものの打ち切れなかったのが一つ、そしてジュビロも茶野の長いボールから中山が栗原、中西を振り切ってGKと1vs1になったシーンが一つ、ポストプレーから藤田がトラップして回り込むようにシュートしたシーンが一つ、どちらもモノにすることは出来ませんでした。また両監督、何とかしようと色々手を打つモノの大胆な変更が出来るような局面出はなかったし、駒を入れ替えることでは効果は出せず、時間はロスタイム直前、名波の右からFK。柔らかいキックに福西が飛び込むとパンチングに来たエノタツの手前で手に当てて、そのボールはポストに当たってゴールに吸い込まれて決勝点。ホームでの開幕戦をモノにすることは出来ませんでした。

流れを持っていたFマリノスとしては、どこかで決めなければならなかったのは明白、もちろん勝ち点1を「盗まれた」という印象もありますけど、自戒の念を込めて言えば攻撃の型としては基本的に短発のチャンスしか出来ず、ジュビロの深めに設定されたDFラインと中盤で組まれた守備ブロックの中で最後の一手が出てこなかった。そしてそれが足りなかったので、ゴールという結果にならなかった。ゲームの展開としてはこちらがリスクを冒したことでうまく流れを持ってこれることは出来たので、後はそこできっちりとその成果を出せるかどうかと言ったところなのかなぁと。もちろんFWの迫力不足は否めないし、その辺はジュビロがリスクを冒さなかったこともあってこのままドローというのがベターな結果だったのかなぁと、相対的に考えたら。まあこういう試合で結果が残せるとチームとしても乗っていけるのですがそうはうまくいかないもんです。ジローもよく動いてチャンスに絡もうという姿勢は見れたし、大島にもいつもマーカーがいて良い状態でゴールを狙うような形は作ってあげれなかったから何とも言えないけど良く中で頑張っていた、後はチームでこの二人が絡めるような形が作れればと言うところでしたが、うーん。

守備に関しては非常に安定していました。多少危険なシーンはあったけど、個々で見たらきっちりと対応していたし、ミスもほとんど見受けられなかった(ビルドアップでの勇蔵はちょっと怖かったけど)本当にどのメンバーが出ても安定してきたなぁと。ボンバはほぼ崔龍洙が来ようが中山が来ようがほぼ完封、後はこれを攻撃に繋げると言うところなのかも知れませんね。ボランチとの縦の連携も良かったし、後は彼らをもっと前に出してあげれば良いのかも知れませんね。リスクとの相談ですが。

ジュビロは何だろ、別のチームになっちゃいましたね。牙の抜けた感じでしょうか。もちろん個々のメンバーを見たら非常に怖いけど、らしさが消えてみんな後ろ髪を引かれるようなプレーで守備の意識が異常に高く、あの攻撃好きな福西がほとんど前に出てこなかったこともあるようにその辺を徹底してきたのが功を奏したのかなぁと。ただあれだけ自分たちのサッカーにこだわりを持っていたチームがあれで納得するのかなぁと逆に心配になってしまいます。周りの動き出しなど頭は働いているし彼らのDNAは活きているけどそれがプレーに表れず、絶えずリスクを冒さないようにしていたのが非常に印象に残りました。まずは曖昧だった守備から整備しようと山本監督が考えているからでしょうが、らしさの消えたジュビロは個人的に楽しみにしてただけに残念でした(負けた側が言う事じゃないっすね 反省)振り子が異常に振れるチーム作りなのでこれからどうなるか楽しみですね。両チームともミッドウィークにはACLがありますから、切り替えて頑張りたいところです。

全然悔しくないですよ、悔しくなんか・・・・(泣)帰ってきて映像見てますますその気持ちが高まりました。ACLでこのおかしな流れ断ち切りたいですね。えーと、選手評は長くなるので、こっちでやることにしました。→J1 開幕節 採点&選手評」@僕の日常+読書記録。

ただ一つだけ、岡田正義SRに見せてやりたい。「スタジアムの風景」さんの画像。素敵すぎ。→グダグダ言いませんが

レッズ 0-1 鹿島@埼玉スタジアム「炎上」
Kashima:29'鈴木隆行“グラミー師匠”

レッズが前半押し込んでいる間にゴールが決まってれば、なんてことない試合だったのに・・・・。ゴールが取れない中で相手に一発で先制点を取られてしまった焦り(先制点は都築のミスだけど・・・、都築は試合通じて飛び出しという意味ではイマイチだった、試合勘?)、鹿島のラフプレーに対する苛立ち、ジャッジに対する疑念など様々な要素が入ってああいうことになってしまった。ただなんで当事者でないアルパイがと思ったんですけどね(アレックスと鈴木でしょ?もめてたのは)ただアルパイがプレーの切れたところで「また」手を出してしまったと言うことに対しては厳しく罰せられるのは当然。その後にも首も絞めたんでしょ?前もやってたからなぁ・・・・、頭突きとか引っ張りとか。ベッカムの時もそうだし、そう簡単には変わらないって事だけど、注目されるカードで恥をさらせていることをチームとしても自覚して欲しいなぁと。でこのプレーが決めきれないにしても攻めてペースを握っていたレッズのリズムを180°変えてしまったのは確か。頭に血が上ってサッカーにならず、速かった切り替えが一気になくなった(ボールを取られた後歩いていたり、フォアチェックどころかアプローチも曖昧でサッカーに集中していない状態がありありと見て取れた)チームのペースまでも完全に崩して、後半中盤までペースを戻せず鹿島にペースを明け渡してとどめを刺されそうになったのは自爆としか言いようがない。鹿島も往年の様ないやらしさが影を潜め(小笠原の落ち着いたボール散らしなど半分は良かったけど、フィニッシュに掛かる部分で数的優位を活かせない、時間稼ぎさえ出来ないなど淡泊な攻撃で無駄にボールを失ったり、とどめを刺しきれなかった。後半20分ぐらいまでにはレッズがおかしかったこともあってとどめは刺せたと思う)チャンスがまだあったのはラッキーだったけど、それでもエメのキレがなかったり、鹿島の粘り強い守備もあってゴールが遠かった。
永井もアレックスもキレてたし、長谷部も小さな局面でうまくアクセントを付けたりと、らしさを出した部分もあっただけに、あの退場の影響が出たのはチームの若さなのかなぁと。一人一人が勢いでプレーするチームだけあってチームのベクトルが狂って修正するのに時間が掛かる。これからアジアに出て行く機会もきっと近いうちにあると思うけど、この程度で自制心を失うようではアジアでは戦えない(A3の深センはもっと露骨だったし)プレーするだけではなくて精神面でもこれから熟成を計っていかなければならないという課題が見えたのは良かったのかも知れませんね。
鹿島は相変わらずるいけど、それが思いの外はまったと言ったところでしょうか。レッズの歯車を狂わせた部分では、チームの経験の差なのかも知れませんね。あそこで決めたことも大きかったけどやっぱり小笠原がこのチームに入るんだなぁと言うのを改めて実感。ゲームが荒れる中でうまくペースをコントロールした。最後の所でチーム全体が荒さが出て、ゲームを締めることが出来ませんでしたが、この勝ちは大きいのではないでしょうか。気になったのは本山。もの凄い不満。この程度のプレーヤーじゃないはず・・・。ずるくやろうとしすぎて本来のプレーを失った感じ。それと新戦力アレックス・ミネイロは判断力や技術は高いけど化け物系ではないかなと。鹿島としては化け物系が欲しかったと思いますが、対戦相手としてはよかった(笑)

ガンバ 0-2 アルディージャ@万博「不覚」
Ardija:81'桜井 89'森田
完全にはまった!と言った感じでしょうか。三浦監督のJ2時代からのゲームプランが見事にはまり、ガンバの弱点でもあるカウンターからの2ゴールでJ1初勝利をもぎ取りました。うーん、これほど見事にはまるとは・・・・。
ヤットと二川に対しては非常にきついアプローチで警戒してるなぁと言うのも見て取れたし、その辺の指揮官の柔軟性から見ても、やるじゃんって感じです(苦笑)プレビューで書いたこと謝らないと・・・、でももう少し見てからね(笑)とにかくJ1初勝利おめ!

FC東京 4-0 アルビ@味スタ
FC:11'ナオキレキレ! 21'今野 59'&62'ルーカス
これこそFC東京の目指す理想郷って感じの素晴らしい内容のサッカーでの完勝、気持ちいいだろうなぁ、ヒロミ。でも凄かった。フォアチェックからの速い展開、動き出しも連動してるからものすごいテンポが速い。ナオが中に外にフレキシブルに動いてかき回して、今野は中盤を完全にカバーするだけの運動量にゴラッソのおまけ付き、おすすめ栗沢君も早くも仕事人的な渋い働き。ルーカスもJに馴染んで(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
それに対してアルビはほとんど対応しきれなかった。普通はニュアンス的に違うだろうけど、アルビはまともにサッカーをさせてもらえなかったって感じですかね。素さんにはホントなら違う役割をしてほしいのに、完全に守備に忙殺されたのもペースを戻せない理由だったのかも。正直このサッカーをやられたらどこもどうにも出来ないようなサッカーをされちゃったのは運が悪かったかなぁと。反さんも手の打ちようなしって感じだったし(そりゃそうだ、でも右は何とかする必要あったかなぁ)まあ次ですね、完敗だし逆に吹っ切れるかな?
ナオは去年の悔しさを晴らすような会心のパフォーマンス。個人的に嬉しい!FC東京サポさん達は今日はおいしいお酒を飲んでることでしょう、うらやましい・・・・。

その他の試合
グラ 2-2 ジェフ@瑞穂
Grampus:39'pウェズレイ 54'古賀 Jef:83'坂本 89'巻

トリ 1-2 ヴェルディ@ビッグアイ
Trinita:83'マグノ・アウベス Verdy:31'米山 41'ワシントン

エスパ 1-1 サンフレ@日本平
S-palus:67'沢登 Sanfre:80'茂木

追記分:)日曜日開催分
レイソル 1-1 フロンターレ@日立
Reysol:78'降格請負人・山下 Fronta:89'ジュニーニョ

楽天 3-1 セレッソ@ウイング
Vissel:6'藪田 68'カズ 89'ホルヴィ Cerezo:55'黒部

臆面もなく言いますが、見てません(笑)でもレイソルは又悪夢の終了間際?なむなむ。

もうびっくりですよ、レッズは負けるわ、ガンバは負けるわ、そしてマリは負けるわで僕の優勝予想はどうなるのさ(苦笑)チームのパフォーマンスだけでなく審判問題やらラフプレーのジャッジ基準やらまだまだ進化しなければならないところもある訳ですが、とにかくシーズンが始まってめでたいですね。J1昇格の2クラブはとりあえず良い結果でおめでとうございます。でも友好ムードはここまでですな(笑)とにかく長いシーズンですが、どのチームにも熱い試合見せて欲しいですね。次はACLだ!ではここまでです。しかし大荒れだわ、どしゃぶりだわ。

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March 05, 2005

ワクワクの開幕@J1 開幕節 Preview

と言うことでいよいよ開幕ですね。凄いワクワクしてきます。去年もワクワクしていたのですが、今年は何となく身震いするような怖さや考えもしなかった苦難もありそうで、ワクワクだけじゃなくてぞくぞくするって感じでしょうか?ただこれで毎週又自分たちの国のサッカーが見れるとやっぱり違うんですよね、気分的に。まあいいや、とにかくプレビューやります。

2005 J.League Division1 開幕節

3/5(Sat) 16:00KickOff/Fマリノスvsジュビロ@日産スタジアム
Fマリ予想スタメン:GK榎本達、DF栗原、中西、中澤、MF上野、那須、隼磨、ドゥトラ、奥、FW清水、大島(山崎?)
ジュビロ予想スタメン:GK佐藤洋、DF茶野、田中マコ、金珍圭(鈴木秀?)MF福西、名波、西、村井、前田(藤田?)、FWゴン、崔龍洙

両チームとも大きなアジアへの挑戦を見据えた上でのこの開幕戦の意義をどのように捉えるのか、もちろん来週のミッドウィークにあるACL初戦に向けてもここで勝って勢いを付けたいところでしょう。ただ怖いのは怪我人でしょうね。ただこのリーグの中でも負けたくない相手であろうお互いなので、正直非常に難しいゲームになるのかなぁと。ジュビロにとっては今年初の公式戦と言うことでその辺の試合勘などはまだまだ未知数という部分があるのは置いておいて、最近の練習試合でも心境著しいらしいコンサに1-0の辛勝、アルビには終盤追いついて1-1ドローとそこまで上がってきているかというとまだどうかなぁという部分が聞こえてきます。ただ試合をこなす事に強大な補強組が徐々にフィットし(能活は残念ながら骨折で出場不能)、元々崔龍洙と村井にはジェフで培ったホットラインがあると言うことでやはり怖さを秘めるチームとなっています。まだまだコンビネーションの見極め段階が終わっていないのかなという感じもあるでしょうが、大ベテラン中山が元気で彼の存在が崔龍洙や前田と言った選手を活かせるポイントを作り出す事は去年より強化されたのかなぁと。チーム自体が彼の作り出すスペースやポイントを活かしてパスがどんどん流れるような形を作り出されると非常にFマリとしてはやっかいな展開になりそうです。ただ山本監督がやろうとしているシンプルなサイドの局面打開を作り出すという意味ではまだまだ構築途中な気もしますし、今までのジュビロスタイルとの切り替えがうまく言ってるかどうかは未知数だと思うので、その辺の間隙を突いて逆にカウンターで良い形を作れればイイかなぁと。守備は個の力としては強くなってるでしょうし、カウンター対策としては個を強くするのは間違っていない選択だとは思いますが、この辺も逆にそのコミュニケーションギャップなどに付け入る隙はあると思うので、うまく突いていければ一発やってくれるかなぁと。
ただご存じの通りその一発を物にするストライカーが軒並み出場不能や微妙な線に立たされており、決定力という点では不安が残るところです。大島が出れれば(まだコンビネーションや動き方などには不安は残るモノの)前戦には起点が出来ると思うので、そこを起点にFマリノスの良さでもある細かいパス交換からの速い仕掛けというのもある程度可能になると思うので彼の状態が良くなって欲しいなぁと希望的観測で。XEROXではチームの形としてはA3の経験も積み重ねているだけあって非常に進歩の跡は見えたし、主力の大半が不在でもある程度シンプルで速く崩す攻撃というのもうまく出来るようになってるだけに、まずは守備でジュビロの良さを消して失点しないように我慢して、流れを引き寄せた時にチャンスをモノにすると言うのが必要になってくるのではないでしょうか。今のFマリは取り合いになるとちょっと厳しいと思うので、オープンな攻め合いは勘弁です。
とにかく局面のマッチアップでも崔龍洙vs中澤、ゴンvs栗原、隼磨vs村井、ドゥトラvs西、前田vs那須、など非常に見所沢山。特にアウトサイドの引っ張り合いは相当な見応えがあるでしょうし、対極のプレーマインドを持つチームの対決なだけにとにかく楽しみたいですね。岡ちゃんが就任してからリーグでは4連勝しているFマリはこれで通算の対戦成績が13-13になったみたいなので、この勢いで一気に勝ち越したいですね。とにかく今年のJの覇権争いという意味でもこの試合には非常に注目が集まるだけにイイゲーム、そしてFマリノスの強さを発揮してもらいたいモノです。

【J1:第1節 横浜FMvs磐田 スペシャルプレビュー】王者横浜FMと大型補強磐田が激突!今シーズンのJ・スタンダードを決める90分(J's Goal)

3/5(Sat) 14:00KickOff/レッズvs鹿島@埼玉スタジアム
レッズ予想スタメン:GK都築、DFアルパイ、トゥーリオ、坪井、MF酒井、ネネ、山田暢、長谷部、FW永井、岡野(3-6-1で平川が右、トップ下に山田・長谷部が並んで永井1トップ?)
鹿島予想スタメン:GK曽ヶ端、DF内田、岩政、大岩、新井場、MF青木(小笠原?)、フェルナンド、小笠原(野沢?)、本山、FW鈴木、深井(アレックス・ミネイロ?)

レッズもちょっと状況的には苦しい状況、中盤の危険を察知してチームを支え続けた鈴木啓太、チームのエースFWエメルソンと田中達也というゴールを産み出す二人が開幕戦はちょっと難しい(エメは途中出場?)と言うことでブッフバルト監督もさいしんカップvs草津戦で色々試した様ですが、大きな成果を得ることは出来ずスタンダードなスタイルに戻したところでようやく結果を残した感じもあって、この開幕戦どのようなメンバーをスタメンに選ぶのかまだまだ迷ってるのかも知れませんね。ただレッズが今年リーグタイトルを目標に据えるのであれば、こういう苦しい状況の中でどのように試合を進めるのかを見るには絶好の機会も知れませんね。エメ依存症を振り払うには最高のチャンスですし、ここで逞しくそして底上げされた「2005版レッズ」をお披露目したいところでしょう。ただ永井も腰痛(?)を抱えている様で自慢の強力アタッカー陣が不安を抱え、ネネのボランチ起用もまだまだ未知数という部分もあるようでこういう状況での鹿島との対戦は非常にタフな試合になりそうです。
対する鹿島は実戦に入る時期が遅かったようでチームの出来上がりがどうなんだと言うことがあるみたいですが、何よりも気になるのはチームの心臓中田浩二を失った今シーズン、この穴が埋まっているのかどうかと言うところです。ただレッズが飛車抜き(飛車角とまでは・・・・)なので、そこまでその課題が露呈するかどうかは微妙なところかも知れませんね。先シーズンのカシマスタジアムのでのこの対戦は、最後にエメルソンのスーパー決定力の前に屈した訳ですが、それ以上にシーズン通じて流れが掴めないながらも力があるところも証明したような試合にもなった訳で、そのキーマンとなった小笠原(1ゴール1アシストだっけ?)がこのゲームでも流れをコントロールしながら、相手の穴を見つけるのかと言うところが楽しみな部分かも知れません。岩政とのCKのホットラインは非常に脅威となっているし、鈴木も好調、新外国人の未知なる魅力というのも出るという意味ではこの試合はもしかしたら鹿島の方にアドバンテージがあるかも知れません。
さいたまスタジアムは開幕と言うこともあって、両チームの赤でとんでもないことになっているでしょう。この中でどちらが自分たちの赤を沸かせるのか、とにかく熱いゲームになるのを見たいですね。

【J1:第1節 浦和vs鹿島 スペシャルプレビュー】2トップの回復状況が心配な浦和。苦手の開幕戦を、鹿島を迎える4年ぶりのホームを飾れるか(J's Goal)

3/5(Sat) 15:00KickOff/ガンバvsアルディージャ@万博
ガンバ予想スタメン:GK松代、DF山口、宮本(シジクレイ?)、実吉、MF宮本(橋本?)、シジクレイ(宮本?)、橋本(児玉?)、二川、フェルナンジーニョ、FW大黒、アラウージョ
アルディージャ予想スタメン:GK荒谷、DF西村、トニーニョ、奥野、三上(冨田?)、MF金澤、潤マーカス(呼び名はこれで固定?)、安藤正、藤本(久永)、FWクリスティアン、トゥット

別に取り上げなくてもイイかなぁと思ったのですが、J1昇格おめって事でご祝儀です(こんな事しかできないですが、てゆうかお返しに直接対決で勝ち点下さい 笑)でガンバです。ガンバを優勝候補に上げる人も多いぐらい今年のガンバは非常に評価が高いですが、やはりガンバが優勝するためには今がチャンスかも知れません(始まってもいないけど)というのも優勝候補が軒並み不安を抱えていること、今間隙を縫ってスタートダッシュを掛け、ある程度のアドバンテージを気づくことが出来れば、結構有利な地位を気づけるかなぁと。プレビューにもやった通り今年はアクティビティを特化して去年よりもスケールアップした攻撃陣はマイナーチェンジなだけにそんなに見えない部分はないと思いますし、ある程度の力は発揮出来るのかなぁと。今年は去年大きな結果を残した大黒には非常にきつい警戒網を敷かれると思うので、それを彼自身も、そしてチームとしてもどうするのかという意味ではちょっと力的に落ちるアルディージャはイイ相手かも知れませんね。大黒は非常にオフ・ザ・ボールの動き出しが巧みですし、意識も高いのでなかなか捕まえにくいと思います。それにアラウージョ・フェルナンジーニョと非常に危険な存在なので、彼だけを抑えてもと言う部分もあると思うので、その辺の破壊力が今年はどの程度のモノなのか楽しみですね。宮本・シジクレイの併用にも踏み切るようで、試合中にポジションをチェンジするという奇策も用意しているとの噂もありますし、非常に楽しみです。チームの核であるヤットが怪我持ちで出場微妙な部分もあるようで、その辺は不安要素ですが・・・・。
でアルディージャは、まずは本当のJ1を体験してどうなるかというのが気になるところです。去年素晴らしい成果を出したDF陣で何とか耐えて、ガンバの弱点であるカウンターを仕掛けていきたいですね。サイドに拘るよりクリスティアン・トゥットに後ろから押し上げてきた選手3人ぐらいで丸裸のDFラインを崩すような展開が出来てくると勝つチャンスも十分見えてくると思います。その耐えなければならない売りのDFですが、個人的にはこういうアクティビティを前に押し出されるような相手はちょっと危険な匂いがしますね。どの選手も正攻法では全然こないだろうし、スキルも高い。精度の高いパサーもいますし、特別に警戒しなければならない選手が多方向に散るだけに、その中で混乱せず自分たちのペースで守っていけるかどうかと言うのがポイントかも知れませんね。そのためのゾーンですし、ブロックのバランスを突き崩されてしまうと瓦解もあり得るので。
とにかくポイントは先制点でしょうね。先に取られるとアルディージャはきつくなる。船出の試合はどのようになるでしょうか。

【J1:第1節 G大阪vs大宮 スペシャルプレビュー】J1初参戦の大宮をホーム万博に迎え、「タイトル」に向けてスタートダッシュをかけたいG大阪(J's Goal)

3/6(Sun) 15:30KickOff/レイソルvsフロンターレ@日立
レイソル予想スタメン:GK南、DF波戸、土屋(中澤)、永田、近藤、MFリカルジーニョ(大谷?)、明神、クレーベル、大野、FW玉ちゃん、安永(山下?)
フロン太予想スタメン:GK下川、DF箕輪、寺田、伊藤、MF中村憲剛、久野、長橋、アウグスト、マルクス(フッキ?)、FWジュニーニョ、我那覇

こっちもご祝儀。フロンタはこの試合はJ1復帰と共にJ2チャンピオンの強さを問われる一戦かも知れませんね。相手は去年J1最下位のレイソル。負けられないでしょ?これから昇っていくためには。ただレイソル自体去年調子悪かっただけで同じように今年行くとは限らないだけに、結構拮抗した展開になるのかなぁと。レイソルはちばぎんカップで課題は残ったモノのジェフ相手に僅差で勝った事など、去年の「負け癖」を振り払うことに躍起になっているし、キャンプからじっくり作ってきた「走るサッカー」が浸透してきたようで、去年のような失態を繰り返さないと非常にモチベーションは高いと思います(去年は1st第2節アルビ戦でロスタイムでひっくり返されるという所から悪夢が始まったわけで)新外国人クレーベル(や崔成国)のフィットや玉ちゃんのパートナー問題などまだまだ未知数な部分もありますが、J1で長年戦ってきた意地もあるでしょうし、柏の聖地・日立では負ける訳にはいかないというのもあるでしょうから。
でそんな相手に対してフロン太はどうするかと言う部分ではやはり自分たちのストロングポイントで相手を上回ると言うことが求められるのかなぁと。J1でも個々を見ると高いレベルの能力を持つDFに対して、J2最強のアタッカー陣が粉砕するのか、それとも強さや巧みさにやりこまれてしまうのか、そこが最大のポイントでしょう。特に楽しみなのは我那覇vs土屋のぶつかり合い。彼が結果を残せばチームも乗るでしょうし、ジュニーニョはある程度やるだろうから、チームとしても非常に自信を持てるでしょう。後ろはJ1の特徴でもあるスピードアタッカーでも最高レベルの玉ちゃん相手に振り回されずに抑えきることが出来るか。彼をある程度孤立させるような状況が作れれば後は彼とのガチンコ対決にできるから、ある程度何とか出来るかも知れない、でも周りに使われるような状況を作られると難しい事になりそうです。とにかく自信を持って戦えば通用すると思うのでチームとしてレイソルとがっぷり四つに組んで戦って欲しいところです。

【J1:第1節 柏vs川崎F スペシャルプレビュー】昨年、J1再開の【柏とJ2王者・川崎Fの対戦。開幕を勝利で飾りたい両チームの意地に期待(J's Goal)

その他のゲーム
3/5(Sat) 14:00KickOff/グランパスvsジェフ@瑞穂
      15:00KickOff/エスパルスvsサンフレッチェ@日本平
      16:00KickOff/トリニータvsヴェルディ@ビッグアイ
      19:00KickOff/FC東京vsアルビレックス@味スタ
3/6(Sun) 15:00KickOff/ヴィッセルvsセレッソ@ウイング

と言うことで4試合にクローズアップしてやりましたが、他にも楽しみな試合はいっぱいありますよね。18チームになり、1試合増えた訳でそういう意味では楽しみが1試合増えたとも言えますし、開幕戦らしいワクワクするような試合が欲しいですね。今週はほとんどJに費やしてきた訳ですから、それだけ期待度も高いですし期待に違わぬイイゲームを魅せてくれると良いなぁと。と言うことで今日はJ'sGoalよろしくスペシャルプレビューで頑張っちゃいました。と言うことで今日はここまでです。

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March 03, 2005

2005J.League 傾向と対策 -総括-

えーと、19回(Fマリノスは2回やったので)に渡ってやってきた「2005J.Laegue 傾向と対策」をとりあえずまとめようと言うことで今日はリーグの展望やら順位予想をしてこの企画の締めとしようと思います。僕の予想が当たらないのは、相変わらずなのでまあ流す気持ちで(笑)

・リーグ展望
今年からレギュレーションも色々変わる訳で、去年までのステージ制のように、挽回の機会が限りなく少なくなりましたね。そして累積警告も4枚で出場停止となり、その辺もチームによっては助かるところもあるかも知れませんね。J2降格は17、18位が自動降格、16位が去年のような入れ替え戦と言うことで、実質降格枠は3つという事になりそうです。
1シーズン制になると事で、何よりも大切な事は出来るだけコンスタントに勝ち点を積み上げることなのかも知れませんね。もちろん引き分けばっかりではさすがに今シーズンのインテルのようにどうにもなりませんが、一つ負けてもそれを引きずらないと言うことをやっていって出来るだけ先を見ながら1試合1試合に拘りすぎないと言うことが必要なのかなぁと。あくまでも結果はシーズン通じての積み上げた結果と言うことなんですから。どのチームもシーズン通して好調を維持すると言うことは難しいと思うので、そういう時期でも耐えながら、なんとか次のイイ波を捉えられるようにしていく事が大事になってくるのかなぁと思います。それはチームのメンタリティの部分ですね。しかし矛盾してしまいますが、個人的にJは欧州のトップリーグのように上位と下位には大きな差というのはなく、1試合1試合どの試合も気が抜けない試合が続くと思うので抜いた試合をしたらすぐに足元を掬われてしまう。Jは難しいリーグなのかも知れません。
FマリノスとジュビロはACL出場ということである意味ハンデと言うことになると思います。移動はもちろん負担になるし、ミッドウィークに挟まってくるだけにコンディショニングも難しくなる、非常に重要な勝負所も出てくる時にはリーグとターンオーバーという手法も取らなければならないときも来るでしょう。ましてや決勝トーナメントに行ったら中東までの移動なんて言ったら正直・・・・・。結構選手層が厚いからと思っていたのですが、去年の城南のリーグ戦での低迷も何となくわかるような気がしてきました。そういう意味では、この2チームはどうリーグを戦っていくのかは一つの見所かも知れませんね。
それと代表ですね。今年は最終予選の年ですし、コンディションをそこに合わせていくと逆に反動もあるだろうし、そういう意味では代表選手の穴をどれだけ埋めれるかというのもポイントになりそうです。いないチームはその期間をうまく使えるでしょうし、その辺の細かい部分というのも色々と影響してきそうです。怪我もあるでしょうしね。じゃあ順位予想をやってみましょう。

・順位予想
では先に優勝予想。ちなみに細かい順位は一応順番に並べてある通りです。Fマリノスは抜いて考えますのでご容赦を(てゆうか一番上に立って欲しいし、それだけの力もあると思ってますが、訳わからなくなるので)

Top Group:Reds Gamba Jubilo
まあ去年の事を考えたら、山瀬が抜けたとはいえやはり去年一番勝ち点を積み上げたチームなだけに尊重しました。確かに非常に難しい課題もあるし、そういうサンプルケースも示されてしまっただけにどうかなぁと思う部分もあるのですが、個人技だけのチームじゃないというのが、ここに置いた理由です。強烈な切り替えの速さとそれを可能にするフォアチェックの意識が再び高まれば、その対策自体を意味のない物にすることは可能なのかなぁと。と言うことで本命。
2位はガンバ。正直迷いました。レッズに比べてが経験値という部分では多少不安な部分があるのかなぁと思うので一個下にしました。ただガンバも去年一回差は開いたけどシビアな経験を積めたと言うことで十分トップグループにというのは疑いがないのかなぁと(今のところですが)やっぱり非常に攻撃はよさそうかなぁと。プレビューにも書いた通りアクティビティを特化した攻撃陣はある意味J仕様という感じでもありますね。ただそれだけ強烈ですね。大黒をフィニッシャーにフェルナンジーニョ・アラウージョという局面打開が期待出来る二人に二川・遠藤という優秀なパサーもいる、非常に多彩ですね。後はDFと言う部分でのカウンター対策、そして中盤でのプレッシングなど新たな組み合わせがうまくいくかどうかと言う部分もあるのかなぁと。西野さんはシジクレイと宮本の併用という意味でこれがものすごい機能したらレッズとタイぐらいになるかも知れませんね。対抗。
でジュビロ。ジュビロはACLがあるのでFマリ同様難しいシーズンになりそうですが、巨大戦力と言うことでやりくり出来るだけの選手が揃っていると言うことでトップグループに。後は試合でどれだけコンビネーションの不安を解消して結果を残すことが出来るのかと言うことでしょうね。テスト好きの山本監督にとってはこう言うのは逆に良いのかも知れませんが、チームとしてのパフォーマンスが安定させることが出来れば層の厚さはFマリノスと並んでトップでしょうし、ポテンシャルも高い。去年のような失速と言うよりは低空飛行か快走かとい感じでしょうか。一応3位ということにしました。対抗。

Second Group:Verdy FCTokyo Antlers Jef Sanfrecce
ここはさらっと。基本的にはここまでは優勝争いが出来る可能性を持つチームと言うことになるのかなぁと。特に上三つ(ヴェルディ・FC東京・鹿島)は当然でしょうけど。個人的はリーグを楽しむにはこの位置に置いたチームを注目すると面白そうです。
ヴェルディはコンディション・カウンター対策・開幕からのスタートダッシュ。コンディションが整わないと案外脆いので、そうなると蜂の巣もあるチームというのはシーズン通してみるとちょっと疑問。それと毎年開幕がイマイチな部分があるのでスムーズにスタート出来ればいけそうな気も・・・。後はシーズンでどれだけ安定して戦えるかな?というところも気になりますけどね。
FC東京は得点力・経験値・流れを切る逞しさ。まずは得点力と言うところ。本編で書きましたが誰かシンデレラボーイ的な存在が出てこないとこの定位置を抜けれないかなぁと。でも出てきたらジャンプアップになるでしょうね。守備は安定していますし。経験というのは去年ナビスコでタイトルを獲得したと言う部分で勝負所での強さをリーグでも発揮出来るかというので期待出来る部分ですね。懸念という部分での最後の項目ですが、若いチームなので悪い流れに引き込まれたときにどうするのかというのが他のチームより心配な部分。去年経験を積んだとはいえ、元々勢いで戦うチームですし、より影響度が高いと思うので。
で鹿島もFC東京と一緒ですが、こっちはより切羽詰まってるかなぁと。若い選手の台頭がなければ沈む可能性だってあるとも見える。一番気になるのは小笠原への負担度の軽減ですね。彼にどうしても頼るシーンは増えてくると思うので、その辺はシーズン考えると彼のコンディションが落ちたらがくっとチームも失速って言うのも十分あり得るのかなぁと。ただ元々大崩しないチームだと思うのでこの辺で。
ジェフは正直楽しみな部分があります。もちろんあれだけチームのレギュラーを失ったので苦しいのには変わりはないからこの位置なのですが、これ以上下に行く気がしないというのもあります。オシムが直接引っ張ってきたハース・ポペスク・ストヤノフでチームに芯を通し、そして中核となる阿部・坂本・佐藤勇人がチームを支えればそんなに崩れないかなぁと。去年オシムが嘆いていた勝ちきれない習性の打破と経験値の活かし方というのが今年はどうなのかなぁと。この位置からどれだけ上方修正させてくれるのか楽しみです。
それとサンフレッチェなんですが、可能性はもっと高いところにいけるかも知れないかなぁと。ポテンシャルは十分高いし、小野監督の元、チームはまとまってきているので。佐藤寿人のような選手が来たことも大きな+ポイントだし、外国人選手のフィットがどうなるかによっては大穴的に・・・・。ただ後は流れが悪くなったときにそういう流れを断ち切るような強さはどうか未知数だし、優勝を争うような経験が不足していることも否めない。その辺を勢いでどうにか出来るほど、1シーズン制は甘くないのかなぁと。練習試合でセレッソに大敗にしたのも気になる所。

Third Group:Grampus Alblex Frontale Vissel
ここも簡単に、グラはチーム改革中。本当なら上でも良いけどそこまで急激に変わってたらこのチームは既に優勝争いしていると思うので。もちろんチーム力は高いけどメンタリティというのは本当に難しいと思う。2トップ依存症からの脱却が出来ればもちろん上に行くと思います。ネルシーニョ体制3年目の集大成という意味ではこんな所では終われないと思いますが。
アルビとフロンタは上にしようと思ったのですが、数が多くなりすぎるのと安定した力の発揮という意味ではどうなのかなぁと思ったので、一応ね。カップ戦の方に期待したいかなぁと。間違いなく勢いがつけば台風の目に成り得るチームだと思う。逆にストロングポイントである攻撃陣が苦しくなると下もあるかなぁと。ただこの2チームで期待したいのは監督の手腕。二人の共通点は修正力と分析力。J2の監督はこれに長けていないと、勝ち抜けないと言う意味ではチャンピオンに導いている手腕に期待ですね。反町さんは柔軟性、関塚さんはチームの組織と個を組み合わせるバランスの良さがあるかなぁと。
ヴィッセルはわかんない。波のあるチームだけど、それなりに勝ち星は重ねると思う。ただ左翼に傾いたチームのバランスを取りきれるかどうか、後はオーナーが我慢出来るかどうか。でも守備はどうかなぁ・・・、下でもいい気がする。

Fourth Group:Reysol S-Pulse Crezo Trinita Ardija
角が立つのでノーコメントで。去年の実績を考えて、こうなりました。僕を謝らさせてください。

ということでまあ多分驚きをもたらすチームも出てくるだろうし、逆にがっくり落ち込むようなおおこけのチームもあると思いますがこんな感じで。まあこの中でFマリ的にはとにかく連敗せずコンスタントに勝ち点3を紡いでいって欲しいなぁと。もちろん力はあると思うけど、上にも書いた通り相対的に見ると非常に厳しいと思う。個人的には半分までに3試合分までくらいの差でついていければなんとかなる気もするけど、どうでしょ?開幕連敗だけは避けたいけど、先に膿を出すことも必要かも?まあA3とXEROXで出きったとは思うけど。優勝ラインは70ぐらいかなぁと、もう少し高くなるかも知れないけど、それは下位の沈む具合にもよりますね。混戦になれば65ぐらいでしょうけど、去年レッズが62だから・・・・。まあ細かい数字はイイですね。とにかく今年のJは様々な魅力を含んでいると思うので、個々でその楽しみを見つけていくというのが一番かも知れませんね。さあいよいよ始まりますよ。と言うことで今日はここまでです。

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March 02, 2005

2005J.League 傾向と対策 -アントラーズ-

1ヶ月に渡ってやってきたこの企画もこれが最後となりました、一番東と言うことで(曖昧だけど)鹿島です。年々常勝時のメンバーが減っていき、新しい鹿島に生まれ変わろうという姿勢は見えるモノの、周囲からは結果も求められるだけに大幅な改革には手を打てない今、今シーズンは大黒柱でありチームを支え続けた中田浩二を海外に旅出せた訳ですが、その中で今年鹿島があの憎たらしいほど強かった時代のように再び復活することは可能なのでしょうか。それではラストって事で変わったことは出来ませんが。

・移籍動向
【IN】
移籍加入:アレックス・ミネイロ(←アトレチコ・パラナエンセ/ブラジル)阿部敏之(←アルビ)アリ(バイーア/ブラジル)
新人獲得: 中後雅喜(←駒澤大)田代有三(←福岡大)興梠慎三(←鵬翔高)山本拓弥、吉沢佑哉、後藤圭太(←共に鹿島Y)
【OUT】
中田浩二(→マルセイユ/フランス)池内友彦(→コンサ)大谷昌司(→アルビ)田中康平(→モンテディオ)バロン(→ベガルタ)根本裕一(→トリニータ/R延長)ファビオ・ジュニオール(未確定)

と言うことで中田浩二の変わりに即戦力という意味では、新人で大学チャンピオン駒沢のボランチ中後と黄金時代を知る阿部をリストの中から獲得と言うことで、その穴を埋めて余りあるというのは考えにくい部分があります。そして懸念されていた得点力不足を補うために、今年こその期待の中アレックス・ミネイロという選手を引っ張ってきました。基本的にこのポジションは毎年毎年変わっている気がするので、そんなに驚く訳でもないのですが、なかなか当たりが出ないのも珍しいなぁと。ただ即戦力名高い去年は強化指定をアビスパで受けていた田代も獲得と相変わらず抜け目ない動きとなっています。
毎年毎年ハード面の有利からか才能ある新人選手が磁石に吸い寄せられるように鹿島に入団しますが、今年の目玉は高校最高のアタッカーと呼び声高い興梠を獲得、それに全日本ユースで結果を出したユースから3人の昇格と、相変わらず種を集める力に翳りはありません。
放出の方はやっぱり中田浩二から切り離す訳にはいかない状態です。意地なのか移籍金なしで移籍させることになったのですが、彼の大きな存在感を失ったというのはやはり戦力ダウンと見ざるを得ないのかなぁと。彼はチームを支える仕事を一手に担っていただけに、その仕事量を変わりに入ってくる選手が出来るかというと確かに非常に難しいかも知れません。ただ鹿島というチーム自体が環境や成績という部分で大きく停滞していることを考えたら、これを刺激として再びチームを前に進めていく力とすべきタイミングなのかも知れませんね。

・傾向

2005 Antlers Member
4-4-2           4-4-2
  鈴木 ミネイロ       鈴木 ミネイロ
 本山     小笠原    本山   野沢
  青木 フェルナンド       小笠原
新井場      内田  新井場 中後    内田
  岩政  大岩        岩政  大岩
    曽ヶ端           曽ヶ端
FW:田代有三、中島裕希、
MF:本田泰人、増田誓志、興梠慎三、阿部敏之、吉沢佑哉、山本拓弥、アリ
DF:名良橋晃、金古聖司、羽田憲司、石川竜也、後藤圭太
GK:小沢英明、首藤慎一、杉山哲

鹿島がどうして低迷(こう言って良いのかわからないですが)しているのかと言われたら、きっと大多数が「得点力・決定力不足」というのかも知れませんね。去年も小笠原がチーム得点王でFWは鈴木も深井もファビオ・ジュニオールもほとんど結果を残すことが出来なかった。だからこそ今年はアレックス・ミネイロが当たればと言う気持ちもわからなくはないです。でも個人的には単純にそれだけなのかと思う部分があります。てゆうかFWがゴールを重ねれば、優勝争いに鹿島が戻れるかと言ったら多分無理だと思います。現状の鹿島のストロングポイントって何だと聞かれたら、正直答えに窮してしまう部分があります。確かに能力のある選手が堅実にゲームを運ぶ印象はあるし、かすかに残る勝者のメンタリティや経験値というから考えればそんなに弱いチームではないですが、明確な武器、またはそのチームのポテンシャルを活かすようなチームではないというのが現状なのかも知れません。トニーニョ・セレーゾ監督ももうかなりの長期政権ですが、新シーズンに入るに2004シーズンの体たらくから契約更新せず新監督就任の話も出ていたようですが、今まで積み上げてきたと言う部分を重視し留任となったようです。まあこれが良いか悪いかわかりませんが、鹿島には今の「古豪」としてモノを引きずるより新しい血が入った方が良かったのかも知れません。ただここに来て中田浩二の移籍で半ば強制的に血の入れ替えが行われることになった訳で、今度こそ鹿島のスタイルというのを明確にすべき時なのかも知れません。個人的に鹿島が強かったときのサッカーへの回帰というのもありなのかなぁと。それは前線からの連動した水も漏らさぬプレス、そしてそこから優秀なゲームメーカーを経由してのショートカウンター。堅く、また面白いモノではなかったですが、ものすごい力強く、そして憎らしいほど強かった時の徹底したサッカーに戻ってみるというのも良いのかなぁと。奇しくもその全盛期を支えた熊谷・中田という優秀で働き者のボランチはチームにはいなくなってしまいましたが、チームとしてはその規律や役割というのをもう一度整理してはっきりさせると言うことが必要なのかなぁと。鹿島の近年のレギュラーの推移としてアウグストやフェルナンド、新井場と言った今までは堅さを担うポジションに攻撃的な選手を配してきた訳ですが、どうしてもカバーに対して気が行くことでチームのバランスが崩れると言うこともままあったと思います。まあ彼らなりの良さもあるので、はずせとは言いませんが彼らにもチームの歯車として役割をもっとシビアに与えていくことで守備ブロックをきっちりと構築し、奪ったら小笠原へ、小笠原のパスから本山、鈴木、ミネイロがゴールを急襲すると言う形がきっちりと作れればこれほど怖いチームもないのかなぁと。チームとしては逆の方向を向いているので、おそらくこういう風にする可能性は少ないでしょうが、小笠原のインタビューにもあったとおり「何となくサッカーをして勝ったり負けたりしてしまっている」という通り、チームに目的意識(プレーにおける部分ね、優勝とかじゃなくて)が希薄になり、「何となく」「曖昧に」ゲームを進めているのがあるからこそ、チームとしての武器も出来てこないし、チームの成績も安定しなかったのかなぁと思いました。そういう武器さえ出来れば、目的遂行能力はおそらく高いと思うし、どのチームにも負けない選手のポテンシャルはあると思う。その辺を監督や選手がどのように考えるのかというのが必要なのかなぁと。今の鹿島は監督や選手が違う方向を向いていると思うので。
で中田浩二の穴なんですが、おそらくは一応青木が埋めることになるとは思いますが、小笠原を後ろに下げて、若手でポテンシャルの高い野沢や増田と言った選手に期待するのかもと言う話も出ています。ただ中田浩二は先ほども言ったとおりチームを支えるカバーやフォローと言った地味な仕事を確実にこなしながら、自分の特性を出していた訳でその仕事がなくなれば又鹿島に大きな安定の柱というモノがなくなるのかなぁと。小笠原が一列下がることによってパスの出方はパターンも増えるでしょうし、パスターゲットが増えるという意味でも攻撃的には活性化する可能性もありますが、その分リスクをこのチームが負えるかというと正直どうなんだろうという疑問もあります。ただ中田の移籍がもたらしたポジティブなモノは近年になく競争意識が高まる刺激をもたらしたと言うことでしょう。今までの鹿島はビスマルク・小笠原、小笠原・本山などほとんどセットになってレギュラーがはまっていった感覚がある。ただ今のレギュラーである小笠原と本山は若い頃からと言うこともあって後ろの選手がなかなか一本立ち出来ないと言う弊害も生まれました。そういう意味ではこのチャンスに目の色が変わっているのかなぁと。特に野沢は去年のスクランブルでのトップでの出場では鹿島にないアクセントを付けていたし、増田もルーキーながらインパクトを残した。小笠原の動向次第ですが、ボランチの青木や中後も含めて非常にチーム内は活性化するのではないでしょうか。現状で一番得点の確率が高いのは小笠原のプレースキックからの展開が大きいだけに、これから出てくる選手がそれを増やせるようになれば何かチームに変化は起きてくるのではないでしょうか。とにかく今の停滞した流れを打破する何かがこのチームには必要なのではないでしょうか。

・対策
まあなんだかんだ言って小笠原満男のチームに間違いないのかなぁと。ここをつぶすかやられるかで試合の趨勢は決まってくると思います。チームに波があるのも小笠原の出来如何に掛かってくるので、ここをいかに正常に機能させないかというのがポイントになるのかなぁと。本山も様々なポイントに顔を出しながら、仕掛けてくると思いますが、彼は出てきたときにその都度、つぶせばいいし、消える時間も長いのでそんなに怖くない。やはり小笠原なのかなぁと。特にセットはストロングヘッダーを得て、キックもますます鋭さを増しているだけに、ものすごい注意が必要でしょうね。攻撃に関しては間に対して野対応に脆さが見えるし、スピードにも不安は残る。大岩が大忙しなのでその辺を突いていければゴールは取れるのかなぁと。

個人的にはやはりヒールである鹿島が強くないとJはつまんないなぁと思ったりもします。無様な姿は見たくないし。ただ今年は確かに難しいシーズンになることは透けて見えるだけに、そこを若手選手であり、今まで余計に給料をもらってきた選手達が奮起することで再生させて欲しい物です。あの鹿島が観客数をここ数年目減りさせていることも考えたら、やはりこれから新しい自分たちのビジョンという物をしっかりと設定し、又その方向に歩む事を再びしていかないと、この闇は切り開けない気がしないでもないです。間違いなく今は過渡期にあるし、チームとして得点力不足・決定力不足にチーム不振の理由を押しつけること自体どうかと思う訳ですが、まあその辺も含めてチーム全体がもう一度自分たちを見つめ直す事が必要なのかも知れませんね。

*と言うことで鹿島側からの御指南・ご指摘・反論・感想などなどコメント欄やトラックバックにしてお待ちしています。もちろんそれ以外の方々からもお待ちしています。いやー、終わったなぁ。とりあえずまとめないと締まらないので、明日はそんな感じでやろうかなぁと。やらないかも知れないですが(笑)このシリーズには結構反応をいただいてやって良かったなぁと思ったりもしたので、とりあえず疲れたけどやって良かったなぁと。と言うことでご愛顧ありがとうございました。もう少しなので、おつきあい下さいませ。と言うことで今日はここまでです。

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2005J.League 傾向と対策 -レッズ-

「Jリーグ傾向と対策」も残り二つ、今日は今年こそリーグタイトルを、と意気込む浦和レッズです。レッズは失敗の糧を必ず成功の素として実らせてくるだけに、熱いサポーターも今年に対して期待感が非常に高まる新シーズンでしょう。去年勝ち点を一番積み上げたチームでハンデを背負う優勝候補もあるだけに、現在一番優勝に近いチームかも知れませんね。さて、今年はどんなサッカーを見せてくれるでしょうか。

・移籍動向
【IN】
移籍加入:西谷正也(←ベガルタ)梅田直哉(←モンテディオ/R復帰)徳重健太(←セレッソ/R復帰)
新人獲得:細貝萌(←前橋育英高)赤星貴文(←藤枝東高)近藤徹志(←東福岡高)サントス(←関東第一高)大山俊輔、中村祐也(←レッズY)
【OUT】
山瀬功治(→Fマリノス)西部洋平(→エスパ/R→完全)西村卓朗(→アルディージャ/R→完全)室井市衛(→ヴィッセル)三上卓弥(→サンガ)小林宏之(→フロンターレ/R?)

と言うことで去年とは違って大型補強はなく、実質山瀬の放出で逆に-という部分も見受けられますが、それだけ現有戦力に自信があると言うことなのかも知れませんね(山瀬騒動の後、社長はかなり動いていたみたいですが)ただ今年のレッズの姿勢としてはトップチームの力にはある程度めどは立ってるから、才能ある若手選手の獲得に尽力し、それを育てて将来的に世代交代がスムーズに行くようにと動いたのかなぁと。高校レベルではトップクラスの才能である赤星貴文、細貝萌(はじめ)、近藤徹志を数クラブの競合の末獲得、ユースからも二人が昇格と確実に先を見据えた獲得になっているのかなぁと。サントスも将来的に帰化も見据えてと言うところもあると思いますし(べらべらだし)そういう意味では野心を感じるようなモノではないですが、継続的にトップクラブでいるための努力をしたという意味では非常に意欲的な動きだったのではないでしょうか。後はこの選手達が一人前に育てるということが必要になりますけどね。でもレッズは育成はそれなりにうまいので、将来的にもレッズは・・・・。
で放出の方なんですが、やっぱり山瀬ですよね。ごちそうさまでした。ただ怪我人を2.5億で売るというのは犬飼社長がいかに豪腕かというのがわかります(苦笑)ただチームの機能性を考えるとこの攻撃の核が抜けてしまった事での影響は去年実証済みなだけに、ブッフバルト監督も頭を悩ませなければならないのかなぁと。後はレンタルに出していた選手を完全移籍させたり、出場機会の少なかった選手を出したりと実質的には-はないので、去年とそこまで変わらない戦力で2005年に挑む形になりそうです。

・傾向

2005 Reds Style
4-4-2            3-4-3
   エメ  永井            エメ
    長谷部           田中  永井
アレックス    山田   アレックス    山田
   ネネ  鈴木        長谷部 鈴木
アルパイ 闘莉王 坪井   ネネ 闘莉王 坪井
      山岸             都築
FW:岡野雅行、梅田直哉、横山拓也、新井翔太
MF:酒井友之、平川忠亮、西谷正也、千島徹、大山俊輔、中村祐也、細貝萌、赤星貴文
DF:内舘秀樹、堀之内聖、南祐三、近藤徹志、サントス
GK:徳重健太、加藤順大

まあ去年と変わらないというのが第一印象ですね。新しい選手が入ってきていないのでそんなに変わらないのですが、今年の課題としては「興味をそそられ、又脅威を感じるクラブ」で取り上げた通り、破壊力抜群の局面打開力に対して対応策を練られ(てゆうかリトリートされて裏のスペースを消されたとき)封じられたときにどのように相手の守備陣を崩しゴールを奪うのかということです。ましてや山瀬がいなくなって攻撃の変化がつきづらくなるであろう今年、そういう意味では一番のキーマンはエメルソンでも永井でもなく長谷部の双肩に掛かってくるのかなぁと(まあエメがどうにかすればいいにしても)今年はボランチから本来のポジションであるトップ下に入るみたいですが、彼がこのポジションでどれだけ働いていけるのかというのが、レッズの今年の行く末を握ってるのかなぁと。彼の特徴はあくまでも視野の広さと高いパスセンスだと思うのですが、今年は周りを使いながら前と絡もうという意識も高いし、距離感覚を狭めてるコンビネーションで崩そうという意図が見えます。そういう意味ではトップの選手のマークを外して能力を出しやすい環境を作るという意識がかいま見えるのかなぁと。さいしんカップのザスパ戦でもそういったプレーが見られたようですし、アシスト二つと結果も残っているだけにそれなりにマイナーチェンジはうまくいってるのかなぁと。ただ懸念されるところは、ボランチと違ってプレッシャーの強さは段違いになる中で、どれだけ自分のプレーが出来るのかと言うところです。もちろんレッズの場合はどうしても前に大きな脅威があるので、他のチームとは少し状態は違うにしても去年大きな成果を出している彼に対しても特別な警戒をされることは確か。プレッシャーがきつくなることで自分のプレーが出来なくなる選手というのも沢山いるだけにその辺がどうなるのかなぁと。後ろから出て行って絡むとのと前にいてというのは動きの質も変わってきますしね。その辺は大注目です。
でエメルソンですよ、やっぱり。怪物ですよ。去年は自身初の得点王、今年は海外からのオファーを蹴ってまでレッズに残りリーグタイトルを、と意気込んでいるようで彼に対して各チームがどのような対応を取ってくるのか、そして彼がそれをいかに打開するのかと言うのがどうしてもレッズの趨勢を握ることになるでしょう。もちろん上に書いた通り長谷部が活躍して個に依存しない攻撃が構築出来たにしても、です。やはりエメがいるからこそのチームですし、エメが今年は燻るようなことになるとどうしても他にも影響は出てくると思う。それだけ彼の脅威的な破壊力に対して相手が受ける影響というのは大きい。それがなくなるとしたら、普通のチームに成り下がるというのも十分考えられる事なのかなぁと。もちろん去円の良かったときのようにフォアチェックから高い位置でボールを奪い、相手の守備が整っていない状態なら永井や田中達也の局面打開力も活きてくると思いますが、普通の状態の時に少なからずどうしてもエメルソンに相手が引っ張られると言うことはあるだけに彼らにとっては活躍しやすいと言うのもあるのかなぁと。ただシーズンは長いし、エメルソンにも怪我や小康状態というのも十分あり得ること。もしかしたら夏には移籍してこの怪物の大きな穴が空くかも知れない、その時にこの二人の準エースがどのようにするのか気になるところです。もちろん3人が並び立つようなときにはもう少し選手間の距離感というのを意識していくというのがいいのかなぁと。個々が独立して動くような嫌いがあるのでもっとコンビを使ってもってという感じもあります。レッズにとってはアタッカーの働きがチームにとって非常に大きなウエイトを占めるので、これがどこまで整理出来るのかというのは大きなポイントだと思います。
守備に関しては去年からのフォアチェックを含め、前に強い守備は健在ですし、懸念される様な裏に対する対応も坪井が復帰してある程度改善されることを考えたら、去年と同じくらいの結果は残すのではないでしょうか。鈴木啓太のスペースに対しての危機察知能力も去年実証済みですし、とにかく安定させて前にどれだけイイボールを預けてあげられるかというのをやるというのが後ろの役割でしょうね。ネネのボランチ起用含めて色々とブッフバルトも能力の高い選手の起用法を考えているようですし、その辺の組み合わせ含めて安定した基盤というのを去年に続いて作っていきたいところですね。トゥーリオがガンガン上がる様なことを言ってましたが、その辺は破綻の原因となり得るだけにチームでどうカバーするのかなど考えていかなければならないポイントなのかも知れませんね。
去年シーズン1位の得点数、シュート数などJ最強の破壊力を持つチームなだけに誰もが期待し、そしてまた脅威を感じていますが、長いシーズンで調子の波が必ずあると思います。特に攻撃に関しては水物だし、レッズの場合は特に選手のコンディションによるところが大きいだけにその辺はチームとして残る大きな課題だと思います。その時にチームでどうやって勝ちをたぐり寄せるのか、確かに素晴らしい内容でいつも勝てれば良いのですが、そんな試合はシーズン通して多くない。だからこそ掠め取るような勝ちを取るためのチームの経験や逞しさをこのチームが持っているかどうかが優勝できるかどうかの大きなポイントになる気がします。ただそれもこれだけ大きな強い個があるからこその贅沢な悩みとも言えると思いますが・・・・。てゆうかそんなときに決めるから怪物なんだよなぁ・・・・。

・対策
まあこのチームの攻略法は去年のFC東京が見せた2つのサンプルケース、そしてFマリノスも2つのサンプルケースがあります。それは同じようにラインを引いて迎撃体制を作り、アプローチとカバーの関係を強く結びつけて相手の局面打開に対して効力を発揮させない事がいかに出来るかと言うところにあるのかなぁと。もちろんその課題が解決されると結構お手上げというかチーム力でぶつかり合って屈服させるしかない訳ですが、こう考えるとレッズは戦う前からアドバンテージを持っているんだなぁと感じさせられます。結構レッズ対策としてはかなり去年も書いたのでその辺は割愛しますが、DFラインの前に対する強さをいなして引き出していくというのは、今年も効果は出ると思うので我慢しながら隙を狙っていくという形がいいのかなぁと。とにかく先にやられない、対応策を必ず練るというのが必要になると思います。ノープランで戦うと惨状となるのは去年色々なチームが味わっていますからね。

と言うことでやっぱり今年はレッズがFマリや大型補強のジュビロを抑えて優勝候補だと思います。まあ課題もあるけど、ライバルとなるチームが様々な問題を抱えているし、他のJのチームは自分たちの形に拘る余り対応していくことを是としない風潮もあって、それもレッズには追い風と働くでしょう。後はチームがいかに安定してコンディションを保つことが出来るか、苦しい時に指揮官が何かをもたらすことが出来れば、自ずとタイトルに近づくのではないでしょうか。まあそんなに簡単にはやらせないですけどね。開幕にエメや田中達也、鈴木啓太などが不安を抱えるようなので、早速課題がどうなっているのか見れそうなので楽しみです。てゆうか他のチームもレッズに対して敬意を払うことをしてほしいもんですよ(苦笑)今年はレッズを中心にリーグは回っていくと思うので、さいたまダービー、怨恨まで絡んできた新しいナショナルダービー(vsFマリ)、因縁のFC東京戦などなど見所もいっぱいですし、Jを盛り上げてくれそうで楽しみです。個人的にもどのようなチームになるのかというのはサッカー好きとしては非常に楽しみです。

*と言うことでレッズ側な方々からの、御指南・ご指摘・感想・反論・つっこみなど、米と欄・トラックバック等でお待ちしています。もちろんそれ以外の方からもお待ちしています。と言うことで残り一つだぁ!長かったなぁ。ということで多分まとめもやります。まあもう開幕と言うことでにわかに騒がしくなってきましたし、非常にワクワクしてきましたwサッカーっぽいニュース系は最近はてなで楽しくやってるので、そちらもよろしくです。と言うことで今日はここまでです。→「僕の読書+日常記録。

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March 01, 2005

久しぶりに今週のきままにセリエ。

今日は「傾向と対策」をお休みして、久しぶりにヨーロッパを。本当はニュースでも良いのですが、最近適当にはてなの方でやってるので、それはいいとしてとにかく色々と素敵だったので、早速。

セリエA第26節
レッジーナ 1-0 キエーヴォ@スタディオ・オレステ・グラニッロ
Reggina:41'中村俊輔

と言うことで、パーフェクトキックでしたよ。下に関連のリンクにもありますが、玉質が変わってきたのが実を結んで良かったなぁと。今までのキックはふわっと浮いて横に流れながら落ちるといった感じで、ある意味カーブみたいなボールだけど、最近は本当にボールスピードが上がってきて横に滑る「スライダー」系のボールになってきたなぁと。サカマガでの企画にもありましたが、彼のこだわりが結果に繋がって本当に良かった。もちろんもっと速いキックを蹴る選手がいるだけに、俊輔がFKでこれからもっとゴールを取るにはキーパーとの駆け引きなどももっと必要になるのかもしれないですけどね。でも何よりも決勝点!こういうゴールはより信頼を高める結果だっただけに本当に良かったw

最終予選から帰ってきてミラン戦に出た後、怪我と風邪で2試合欠場、ボウディアンスキやコルッチ、テデスコとかがそれなりにイイ働きをしてたみたいだし、確かにコンディションは揃っていなかったかも知れないけど、存在意義を問われる部分もあったと思う。こういう時に出した結果の意義は決して少なくない。去年はこう言うときに結果も内容も出せずにイマイチだったことがあるだけにね。イイパスも出していたし、ドリブルもキレてた。彼のキックはレッジーナの最大の武器になっているのは明白。この勝ちで勝ち点35、てゆうか8位。まだまだ気が抜けるほどの差はないけど、下はずるずるしてるし、あと2勝ぐらいで間違いなく残留出来る!気を引き締めて何とか決めちゃいたいね。

俊輔決めた!高速FK(ニッカン)
俊輔“高速スライダー”FKで勝利(スポニチ)
俊輔 25メートル決勝FK(放置)
レッジーナ・俊輔、2試合ぶり復帰いきなり鮮烈FK!!
ヨーロッパの日本人・・今週は、ケガと風邪から復帰した好調の中村俊輔(湯浅さん)

インテル 1-1 ミラン@スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ
Milan:74'カカ

Inter:GKトルド、DFサネッティ、コルドバ、ミハイロビッチ、ファヴァッリ、MFヴェロン、ザネッティ、カンビアッソ、スタンコビッチ、FWマルティンス、ヴィエリ
Milan:GKジダ、DFカフー、マルディーニ、ネスタ、カラーゼ、MFピルロ、ガットゥーゾ、シードルフ、カカ、ルイ・コスタ、FWクレスポ

インテル無敗伝説終了~!!!記録は38だそうな。でミラノダービー通算100敗目。一番負けたくない試合で負けちゃったのですが、負けるときはこんなモノなのかな?と言う感じの失点でした。CKからのリフレクションを足を滑らせクリアしきれなかったマルティンス、そこに走り込んできたガットゥーゾがミドルを放つとGKの前でカカの足に当たり、ボールは無情にもトルドの逆を転がって・・・・とにかくお疲れ。試合的にはインテルの方が得点の香りがしたのは間違いないけど、ジダの調子も良かったし、ミランのユナイテッド戦で見せた安定感が際だってたのも事実(その分得点力はね・・・でも堅い)まあ何でそんなに悪くなかったヴェロンを代えたのかわからなかったり(代わったエムレが残っちゃったことによりオフサイドが取れなかった)この日はマンチーニのこういうときに冴えを見せていた采配は不発。チームに落ち着きをもたらせるプレーヤーがいなかった事もあって、うーんと言う感じでした。レコバ出てたらなぁ(笑)ミランは首位キープ。

ユヴェントス 3-0 シエナ@スタディオ・デッレ・アルピ
Juventus:35'&63'pデル・ピエーロ 50'エメルソン

一言だけ、何でこのパフォーマンスが出来なかったの?アレックス。本当にキレキレ。1点目のヒールキックは彼らしい瞬間を彩るおしゃれなプレーだったけど、これがギャラクティコ戦で出てれば・・・・。
多分次のUCLでは、アレックスが出るでないは置いておいて、多分3トップかな?ブラージも出れないしね。

パレルモ 2-0 ローマ@レンツォ・バルベラ
Pal:54'ブリエンザ 90'+1'トニ

ローマにも追いつける可能性があるって事なんだよね、レッジーナ。これって凄くない?パレルモ強いなぁ・・・・。でも今年は序盤のメッシーナやレッチェと言い、今のレッジーナも含めてプロビンチャがものすごい頑張ってるのは嬉しい限り。

ラツィオ 2-0 パルマ@スタディオ・オリンピコ
Lazio:19'pオッド 90'A.フィリッピーニ

元ビッグ7同士の足の引っ張り合いはラツィオがパルマを蹴落とす結果に。昔はこの試合も黄金カードの一つだったのになぁ・・・・。不況って怖い。
さよなら、パルマ。今オフはジラルディーノはもちろん、フレイやボネーラ、ボヴォやマルキオンニも含めて草刈場だろうなぁ。

フィオレンティーナ 2-2 ウディネーゼ@スタディオ・アルテミオ・フランキ
Viola:22'ボジノフ 34'アリアッティ Udinese:42'ムンタリ 56'ディ・ナターレ

勝てる試合っぽい試合に勝てないヴィオラの闇は深い・・・・。ボジノフの負傷退場は本当に痛かったけど、それでもあのリードを守れないのはどうにもならん。それこそ、もうなりふり構ってられないなら、リガノを頂点にミッコリとボジノフ並べて、7人で守るみたいな方が成績は残る気がする・・・・。ぶつっと切れる集中力、粘りのない守備、そして繋がらない連携。結局のところ、個の能力をぶつけてる状態は変わってない。うーん、頑張れ。ヒデはしゃあない。

今日はリーガとプレミアは諦めました(笑)でも本当にユーヴェの失速からセリエはにわかに盛り上がってきてる気がします・・・・。残り12試合、スクデット、UCL枠、UEFA枠、そしてもちろん降格争いも含めて楽しくなりそうな予感!と言うことで今日はここまでです。とにかく俊輔おめ!

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