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February 28, 2005

2005J.League 傾向と対策 -アルディージャ-

うーん、書く前から困っています。と言うことで今日は大宮アルディージャ(なぜかフルで)の傾向と対策なのですが、自分がテレビで見たのが4回ぐらいで正直サンプルケースが少なすぎてよくわからないというのが本音です・・・・。見た感じは前半と後半では顔が変わるチームだなぁと言うのと、何となく両サイドから仕掛けてくるけど、最終的には外人二人に任せるJ2スタイルというのが印象です(正直でしょ)とにかく言い訳は済んだところで、それでは初の昇格、J2での安定した成績を胸にJ1に挑むアルディージャです。

・移籍動向
【IN】
移籍加入:クリスティアン(←グレミオ/ブラジル)桜井直人(←ヴェルディ)藤本主税(←グランパス)西村卓朗(←レッズ/R→完全?)久永辰徳(←アビスパ/R→完全)三上和良(←トリニータ)
新人獲得:片岡洋介(←国士舘大)
【OUT】
バレー(←ヴァンフォーレ)盛田剛平(→サンフレ/R→完全)高橋泰(→ジェフ)尾亦弘友希(→FC東京/R復帰)木谷公亮(→ベガルタ)氏家英行(→ザスパ)喜名哲裕(→アビスパ)若松大樹、松本大樹、丹野友輔(共に引退)

まず目に行くのはブラジル代表キャップ持ちでレイソルからもオファーのあったクリスティアンの加入が非常に大きいみたいです。ビッグマンで海外経験も豊富(PSG、ガラタサライなど)、そして結構まじめな性格だそうで後はJへのフィットということになりそう。バレーの放出から見ても大宮にとっては救世主というか彼と心中と言うことになるのかなぁと。もちろんトゥットの経験と実績と共にと言うことになりますが、この選手の活躍如何で今シーズンの立ち位置が変わってくるのかなぁと。で驚かされたのは桜井の獲得。ヴェルディを出ること自体余り信じられなかったのですが、地元と言うこともあってこのクラックを獲得。そしてJ1の様々なクラブを渡り歩いた藤本も加入と個で何とか出来る選手の獲得は大宮にとって新しい色が付けてくれる可能性のある選手をプラスしたと言う形でしょうか。守備に関しては三上以外は誰も獲得しなかったと言うことを鑑みても作り上げてきた守備組織というモノにある程度のめどが立ち、又自信を持っている証拠なのかなぁと。西村、久永と現有選力の保持にも力を入れ、現実味のあるオフシーズンの動きとなりました。放出は獲った分出したなぁという印象ですが、細かいことはわからないので割愛。氏家君も出されちゃった・・・・。寂しい。

2005 Ardija Style
4-4-2          4-3-3
 クリス トゥット       クリスティアン
藤本       安藤   桜井   トゥット
  金澤 マーカス      金澤   藤本
三上       西村  三上 マーカス  西村
  奥野 トニーニョ     奥野  トニーニョ
    荒谷            荒谷
FW:森田浩史、大沢朋也、横山聡
MF:久永辰徳、斉藤雅人、島田裕介、鈴木将太、橋本早十
DF:冨田大介、平岡靖成、片岡洋介、田中輝和、辻田真輝、石亀晃
GK:安藤智安、高木貴弘、田中賢治

噂に聞いていた公式サイトの充実ぶりに目を見張りました。見やすい!ってちがいますね。アルディージャの売りは何よりも組織的に整備された守備ブロックとラインを統制したゾーンディフェンスと言うことですが、J2ではものすごい成果を残し(ラスト11試合で3失点という驚異的な数字)、天皇杯でもエスパを倒すなど着実に結果を積み重ねてきたということで、そこには手を加えずそのままのクオリティでJ1にというのが見て取れます。遅効の時はボランチとセンターバックで作るボックスのブロックをきっちりと構築してそこからゾーンで守っていく形、速攻の時はその組織を構築するためにとにかくディレイをして時間を稼ぎ攻撃を遅らせるという意思統一がチームに浸透しているのでしょう。後はそれがJ1の舞台でどの程度通用するのか、組織を壊されたときにどれくらい危機管理能力が発揮されるかという部分なのかなぁと。基本的に基盤がしっかりしていると思うので、どれだけ対応能力があるのかというのがこれからJ1を戦うに当たって必要になるのかなぁと。ましてや相手のレベルが上がって個の強さも判断能力の高さもずるさも格段に違ってくる時にどうなるのか、小笠原満男に本山雅志、長谷部誠にアレックス、奥大介に山瀬功治、藤田俊哉に名波浩、石川直宏に小林大悟&慶行、二川孝広にフェルナンジーニョ、森島寛晃、森崎浩二と質の高い選手でも非常にプレーエリアもタイプも違ってくる中で同じ守り方で守りきれるとは言い切れない部分はあると思います。彼らに対して特別な警戒をしないと質の高さをそのまま出されて手も足も出ないと言う可能性だってあると思いますし、その辺の考え方というか柔軟性を持てるかどうかと言うのが気になるところです。もちろん自分を見失うというのが一番怖いことだと思うのですが。
で攻撃ですが、攻撃に置いては新加入選手のプラスアルファに頼ると言うことになりそうです。基盤の上に足していくという感覚だと思うのですが、そうなるとコンビネーションをどこまで上げていけるかというのがポイントになるのかなぁと。クリスティアンはポストプレーヤーらしいのでそうなると彼に足して楔を入れて落としたところへのサポートを手厚く、もちろんサイドアタックやセットプレーではフィニッシャーとしての期待も大きいだけに彼にどれだけチャンスの機会を与えてあげれるか、そしてトゥットにどれだけ前を向かせて勝負させてあげられるかというのが攻撃に置いてはバロメーターとなるのかなぁと。他にもヘディングの強い森田や日本有数のドリブラー桜井と非常にバラエティに富んでいて面白そうな気もします。こういった個がどれだけ結果を残すのかがポイントと言えばポイントなのですが、彼らと後ろの守備ブロックを分離させる事なく、チームとして融合させて一つにすることでまた大きな可能性となるのかなぁと。分離したままでは大宮の良さというのは又出にくくなると思いますし、チームとしても決して良い状態とは言えない訳で。逆に組織で彼らの良さを引き出せるとしたら相当期待も出来るとも思います。そういう意味では一番のポイントは前と後ろを繋ぐボランチの焦点が当たってきそうですね。守備に忙殺されることも多くなるかも知れませんが、彼らの仕事ぶりがどれだけ効果的なモノになるかによって、チームは白にも黒にもなるのかなぁと。
三浦監督のインタビューの中で「ボールを奪った瞬間に、いつも必ず同じポジションに選手がいる」というのを好きだと言ってるのを見ましたが、ある意味ではファイトオーバーを好まず、ゾーンを保ちながらボールを奪い、その後に自分たちのサッカーをしようと理想が透けて見えるのかなぁと。もちろん素晴らしいことですし、それが出来ればある程度攻守の切り替えなどの部分で相手を後手に回らせることは出来ると思います。でも組織がどれだけ優秀でも正直難しいんじゃないかなぁとも思う部分もあります。今のJ1のディフェンスはアプローチにカバーを重ねるようなDFが主流でそれが効果的な部分が非常に多いです。それだけアタッカー達の局面打開能力に苦しめられていると言うことも言えます。読みの中にカバーを大前提として考えているから飛んでこれるけど(ある意味抜かれる前提でやっている)、ゾーンで守ることを先に置いて拘りすぎるとカバーが間に合わず、一枚はがされたらおしまいと言う部分もありそうな気がするし、どうしても局地的な1vs1と言うのも増えてしまうのかなぁと。そこで個の力というのを出されてしまうとズレズレとなってどうしても後手に回ると言う部分が出てきてしまう気がするので(まあ机上の空論ですけどね)理想を実現させるのか現実を見るのか、指揮官がどれだけ柔軟に判断していけるかがポイントになりそうな気がします。「いくら素敵なサッカーをしても結果が出なければ意味はない」と言う指揮官の言葉の通り。

・対策
上にも書いたとおり、統制の取れた綺麗なフラットラインをどう攻略していくかに尽きるのかなぁと。守備のボックスを壊すところからはじめるとすれば、バイタルエリアで相手を引きつけて陣形が崩れたところに飛びだす形やもちろんカウンターでディレイをさせずにどんどんフィニッシュの形を作っていくというのが良いのかなぁと。それとゾーン攻略としてはゾーンの隙間を縫う(感覚的なモノですが)という形は結構効きそうかなぁと。判断をとまどわすような所にどんどんボールを入れていくとか、嫌らしい形でとまどわせていきたいですね。攻撃に関しては選手がほとんど入れ替わると言うこともあって、どうなるかわかりませんが、あくまでもリズムを作るのは守備だと思うのでそこから崩せればいいのかなぁと。堅い試合にせず先に点を取っていければ、結構チームのスタイルを考えると楽に戦える気がしますが・・・。

三浦監督のインタビューと少ない目撃体験を元にやりましたが、とにかく「組織的」という言葉を沢山使うチームでしたね。と言うことでその「組織的」な守備がJ1で通用するかというのが最大のポイントだと思いますが、思いの外評価は高いようで僕はひねくれて考えすぎなのかも知れません(苦笑)もうすでにJ1のクラブを多数喰っている訳である程度の期待は出来るだろうし、はまれば台風の目にも・・・・とも思います。
個人的には三浦監督の言葉の端々から思わされたのは、日本の監督らしいなぁと言うのと、同じ感じと言うか境遇の似ている反町監督とは真逆の考えの持ち主だなぁと。反さんは相手があってそれを前提に考えるという感じなのだけど(もちろんあくまでチームとしての根幹が前提としてある訳ですが)、三浦監督は「自分たちの」と言うモノが良く出ていました。まあ日本的なサッカー感から言えば受動的なモノより能動的なモノが受け入れられやすいと思いますが、その分対応力というのがどうなのかなぁと気になるところです。アルビの強さはそこにあったわけで(なきゃ落ちてても不思議じゃなかった)ましてや昇格一年目。個の力では不安の残るチームが主導権を持てる試合は多くはないと思うので、その自信がどうなるのかなぁと心配になったりもします。非常に知性派でデータで「J1残留を決めたチームには年間10点以上獲っている外人がいる」(日本人じゃダメなのかなぁ?)とか「浦和・FC東京以外安定してJ1定着出来ている昇格チームはない」とか色々統計的に降格したチームの特徴や残留争いについてデータを集めて分析されているようで非常に面白いのですが、後はそのデータやメソッドをピッチの上に反映させ、それを選手達が描けるかというのが楽しみです。それが一番大事な部分ですし。そういう部分が又名監督への一歩のような気がします。さいたまダービーも楽しみですね。

*と言うことでアルディージャ側の方々からの御指南・ご指摘・感想・反論などなどコメント欄やトラックバックにてお待ちしております。もう開幕一週間前なので、きっとそんな暇もないか(苦笑)もちろんそれ以外の方からも絶賛お待ちしてます(言葉の使い方おかしい)と言うことで残りは赤二つ。まあさらっと流して終わろうと思います(失礼)と言うことで今日はここまでです。

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February 26, 2005

差し込む光@2005 XEROX SuperCup vsヴェルディ

それにしても寒かったですが、今期初マリは非常に良いゲームを見せてくれました。確かにPKでは負けちゃって残念なんですが、それ以上に経験が糧になって段々充実した形ができはじめてる事に手応えを感じてたりしています。ではレポート。

2005 XEROX SuperCup

Yokohama F.Marinos 2-2(PK 4-5) Tokyo Verdy 1969
F.Marinos:72'大橋正博 87'田中隼磨 Verdy:68'&89'ワシントン

F.Marinos Official



Fマリスタメン:GK榎本達也、DF栗原勇蔵、中西永輔(→73'遠藤彰弘)、中澤佑二MF那須大亮、上野良治、田中隼磨、ドゥトラ、奥大介(→81'山崎雅人)FW大島秀夫、清水範久(→68'大橋正博)
ヴェルディスタメン:GK高木義成、DF李康珍、林健太郎、戸田和幸(→80'塗師亮)、MF小林慶行、山田卓也、小林大悟、平野孝、相馬崇人、FWワシントン、平本一樹

開始早々、マリの前線からのフォアチェックがうまく機能し流れを掴むと、右サイドでハユマのクロスのリフレクションを中にポジションを獲っていたドゥトラがミドル、高木義成がファインセーブという派手な幕開けで始まりました。しかし、その後ヴェルディもボールを回して落ち着きを取り戻すと、今期加入のワシントンのポストを使いながら、少しずつ流れを引き寄せていきます。ワシントンのポストに対して二人がかりで取りに行って絡め取るシーンもありましたが、彼の巧みな技術(ボディコントロールも含めて)から起点が出来ると、左サイドの相馬がハユマとの1vs1を制して縦に突破してクロス、大外に流れたボールを山田卓也がダイレクトでゴールを狙うなど、チャンスも出来てくる。そしてまず1本目。中西をこれまた巧みな身体使いでかわしたワシントンが今度は単騎で突進、中澤がカバーしてチェックに付くモノの勢いを止められない。ゴールエリアまで侵入されてシュート、これは榎本が足でセーブするモノのこのリフレクションを今度は後ろに繋いで小林慶行のミドルに繋げられてしまう。これは下がってきた上野がゴール寸前でクリアし難を逃れるが、段々このストライカーの本性が見え始める。しかしマリノスもそこまで悪い訳ではなく、相手のプレスに対しても免疫が出来ているのかシンプルに前を使い相手の切り替えを上回ると、イイチャンスも作る。外側のスペースに出てボールを受けたり、奥が飛びだしたりと前に起点を作ってそこからの変化と飛び出しという良いときのマリノスの攻撃が出来はじめる。そんな感じで拮抗した流れの中で前半の終了間際、今度はペナ寸前の所でワシントンにボールをもたれると今度は中と見せかけての深い切り返しで栗原を抜ききってシュート、これも榎本が何とかセーブして失点は免れたモノの本物感漂う彼が何かを起こすような余韻を残して、前半を終えることになりました。

しかし、そんな雰囲気を振り払うように後半開始からマリノスのシンプルに前を使う形がうまく回り始め、上野を中心に良くボールも回り始めて両サイドからゴールチャンスを演出するようなシーンが多くなる。クロスの精度、またポジショニングが余り良くなく決定機に至るシーンはなかったが、非常に流れの良さを感じるような感じでした。また後半に入りヴェルディの運動量が落ち、攻撃の形がなかなか出来ずワシントンに当ててもサポートがないなど、シーズン前という感じの様相を呈しはじめ、またボールの失い方も悪くなっていったこともあって(マリノスのDFの出足の良さも目立った)スペースが大きく空くような展開になってたことも奏効しました。しかし、そんな流れの中のセットプレーからの流れから右サイドからのクロスボールが入ると、手前で李康珍がすらせたボールをうまくDFの間に入り込んでいたワシントンが栗原を背負いながらコントロール、すぐさまシュート。これに完全にタイミングの合わなかった榎本は止めきれず押されていたヴェルディが先制点を獲りました。これでマリノスは攻勢を更に強め、流れが速くなるに従ってトランジッションゲームな感じになると、戸田のパスミスから数的同数のカウンター、右にハユマ左に大島が走る展開で中でドリブルを仕掛けてタイミングを伺いながらドリブルを仕掛けていった大橋は、うまくおとりに使いながら、柔らかいテクニックで二人のDFを翻弄、GKとの1vs1も冷静に決めて素晴らしい同点ゴールを決める。この後もヴェルディのペースが上がることはなく、マリノスは流れに乗り、終了間際にはうまく入れ替わろうとしたこれまた交代の山崎が倒されて、ペナルティアーク付近でFKを得る。大橋とドゥトラが並び立つところで蹴ったのは大橋、スピードのあるボールはゴールに吸い込まれそうになるが、これを何とか高木義成手に当てる、しかしこれに反応していた山崎がこぼれ球を中に折り返すと、きっちりと詰めていたのはハユマ、折り返しを冷静に胸で押し込み逆転!この後冷静に時計を進め、初のゼロックスを獲得することになりました!と書けたら良かったのですが、これでゲームは終わらない。今度こそ終了間際、何とか同点に追いつこうとヴェルディのミドルシュートが飛ぶ、このシュートに正面に入ったワシントンは強シュートを自分の懐に収めて、後ろにいた那須に何もさせないような抱え込むような形でターン、危機を察知しカバーに飛んできた中澤をも振り払うようにコースに流し込むと、榎本も触れず、なんとロスタイムで同点に追いつかれてしまう・・・・・。この後PKに突入し、エノタツマジックも効かずスキルの高さを見せたヴェルディが全員成功、マリノスは上野神のキックを高木義成(通称ピンク)がセーブして、4-5でヴェルディが大逆転で背ロックスカップを手にすることになりました。

負けちゃったんで、大きいことは言えないですけど凄いイイ試合だったし、生で見れて良かったなぁと思うような充実した内容のゲームだったのかなぁと。マリノスはA3で試合勘は戻っていたし、ある程度コンディションも復調傾向、出足の良さや選手個々の運動量も豊富で、シンプルに前に進むサッカーが出来たことで非常にリズムも良かったし、中盤では上野を中心に良くボールが回っていたこともあって、内容的には今年今までの試合の中では間違いなくベストの試合だったのかなぁと。プレス慣れしていたこともあって比較的冷静にヴェルディのチェックもかわせていたし(多少軽率な場面はあったにしても)パスコースを造る動きもA3とは格段の出来。A3ではチャンスがありながら結果の残せなかった大橋や山崎と言った選手の経験が糧となり大きな成果を残してくれたし、インフルエンザでA3は回避したアキも出たし、中澤も奥もコンディションは戻ってきた。怪我人は戻ってくるどころかまたも増えていますが(ご存じの通り、代表合宿で痛めた太ももを再び痛めたマツが3月はきついっぽい)開幕への準備は出来つつあるのかなぁと。

ただまだ反省点というのはありました。一番大きな点はいくらワシントンが凄かったとはいえ、ああいう状況を作ってしまったのは一番の大きな反省点、ボールを保持して時計を進めると言うことを冷静にやっていきたいところで同じペースでサッカーをしてしまったというのはもったいなかったなぁと。間違いなく「勝っていた」試合でしたから。ホームで勝ち点を落とすことがどれだけ重要かというのを去年痛いほど経験したチームなのだから、ACLを見据えた上ではこういう失敗はもうこれで最後にしたいですね。それとバックラインでのドリブルね、エースケさん。確かに空いてるから前に進見たい気持ちはわかるけど、ちょっとアグレッシブすぎ。すぐにコースを消されて逆に速攻は怖い。インターセプトして前に勢いがある状況ならまだしも、この辺は気を付けたいところ。こういう負け方は多少ダメージがあるかも知れませんが、それ以上に内容の良さが前に出ていたし、チームとしては自信を深められた一戦なのかなぁと。

じゃあ気になった選手だけ選手評。
上野良治神→コンディション上々、良く動いて良くボールに絡み良くボールを動かした。質の高いプレーは現状のマリノスにとって生命線。

田中隼磨→相馬とのマッチアップは戦術眼では経験を積み上げた部分を見せてくれました。局面でぶち抜かれるシーンもありましたが、ゴールも取ったし本当に調子がよさそう。

大橋正博→ナイスゴール!意地見せたね!FKもイイの飛ばしたし、今日みたいなプレーが出来れば可能性は広がるよ。期待してた甲斐があった、これを継続。

奥大介→コンディションは上がってきたけど、ミスも多いし、まだキレが戻ってないかなぁとも。でもこれだけ走れればマリノスの攻撃は繋がるし、後は本番に取っておきましょ。

ドゥトラ→それなり。でも気になるところもあり、判断が遅いのと、妙に独りよがりになりつつあるプレーセレクト・・・・・。フォアザチームの精神を取り戻して復活求む。

遠藤彰弘→復帰、コンディションはまだまだ。でも相変わらず局面で巧くボールに絡んでアクセントを付けるのはうまい。もう少し上がってくれば完全復帰かな?

でヴェルディの方ですが、先に気になる点。後半に入ってがくっと運動量が落ちたこと。これでヴェルディの良さである小気味良いパス回しがよりなくなってしまい、また前線で起点を作ろうとしていたワシントンへのサポートも遅く、攻撃を繋げなくなったこと。そして切り替えも遅くなり、「悪い」ヴェルディの顔が出かかっていたのかなぁと。それとワシントン加入によりどうも平本が目立たなくなったこと。まあこの辺はコンビネーションやサポートアングルなどの問題でしょうから、開幕までに上げていくと言うことが必要なのかなぁと。
で何よりもワシントンですよ。久々の本格派ストライカーです。大きな体躯を活かしたポストプレーは当たられてもぶれずに精度の高いプレーを維持し、またずるずる下がらない強さを見せたのが一つ。そして巧いというレベル所の騒ぎではない技術力、今日の2ゴールも抜群のファーストコントロール(2点目のトラップは洒落にならん)、身体(腕含む。凄い、非常に巧く相手を牽制し抑える)の使い方、そしてゴールへのコントロールシュートに代表される決定力。何をとっても隙のないプレーでした。まだ身体が重いというかキレているという印象はなかったし、周りとのコンビネーションもポストプレーのサポートを見る限り詰まっていると言う印象はないので、60~70%でしょうがそれでもあの落ち着いたプレー、凄いです。そして日本の選手に見習って欲しいぐらいの非常にまじめなプレーぶり。ポストの後は必ず前に進んで次の準備をする、ボールが動くたびにポジションを微妙に修正してゴールを狙えるポジショニングを取るなどゴールを取るために必要な事をサボらずにやっているというのは、本当にプレーヤーとして真摯にプレーしているんだなぁとわかりました。久々にボンバが手こずっているというか振り回されたなぁという選手ですし、これからもっと上がってきたらとんでもないことになりそうです。怪物・・・・・・、かもしれない。今年の楽しみが一つ増えました。マリとしてもリベンジしなきゃならない相手ですね。

ということで今年初の観戦でしたがイイゲームが見れました。まあ結果はしょうがないし、戒めとしてはちょうど良いのかも。まあこんなこと言ってA3もやられた訳で何とも言えないけど、ある程度戦える基盤が出来たことは本当に頼もしいし、A3の経験がチームに反映されてる事を考えたら光は差し込んできているのかなぁと。まあ後は本番で勝てばよし!ということで今日はここまでです。

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February 25, 2005

2005J.League 傾向と対策 -ヴェルディ-

えーと、それでは飛ばしたヴェルディです。去年の天皇杯でようやく復活の手応えを得た今シーズン、オジー体制も3年目、強烈なアイデンティティを基盤に新しいヴェルディがJの中心に戻ってきました。それでは今年のヴェルディを見ていきましょう。その前に一言だけ、ユニださ~い。去年のはクールで、らしいユニで好きだったのに・・・・・。いや、サイバーエージェントが悪いんじゃなくてさ、何で黄色?

・移籍動向
【IN】
移籍加入:ワシントン(←アトレチコ・パラナエンセ/ブラジル)戸田和幸(←エスパ)上村健一(←セレッソ)町田忠道(←フロンターレ/R)李康珍(←水原サムスン/韓国/R→完全)マルキーニョス(→ジェフ/R復帰)
【OUT】
飯尾一慶(→フロンターレ/R)廣山望(→セレッソ/R)富澤清太郎(→ベガルタ/R)三浦淳宏(→ヴィッセル)桜井直人(→アルディージャ)一柳夢吾(→サガン/R)柴崎貴広(→横浜FC/R→完全)小針清允(→ベガルタ/R→完全)ウーゴ、ウベダ(共に未確定)

と言うことでやっぱり一番の注目点はブラジル全国選手権得点王でブラジル代表キャップ持ちの超期待のワシントン、そして2002WCのボランチ戸田和幸という大きな獲得劇に尽きるでしょう。ヴェルディの課題としてはやはり平本が育ってきているとはいえ、フィニッシャーには課題を抱えていた部分もあります。そこにきてのこのストライカーの獲得は非常に強烈なインパクトを持つモノでした。もちろん彼に対しての試合における活躍はもちろんのこと、セレソンのFWと言うことでチームが抱える優秀な若手アタッカー達の見本としても大きな効果が期待出来るし、何よりも今までのチームでもタイトルを取ることも出来ていたのに、こういう選手が入ってきたことにより競争意識もものすごい高まることは間違いないでしょう。もし、彼がJに適応出来なかったとしても久しぶりにマルキがヴェルディに帰ってきたこともあって(これはどこにも出てないから確定じゃないんだよね???)保証も万全。まだ怪我だろうけど、戻ってくれば去年は非常に高確率でゴールを取ってきたし、Fマリ・ジェフで沢山の勝利を経験した部分では非常に頼りになること間違いなしなだけに、先シーズンボマちゃんが抜けてから多少薄いかなぁと思っていたアタックラインは一気に層が厚くホットエリアとなったのではないでしょうか。戸田に関しても、非常に経験を持っている選手だし、オジーのメソッドをある程度理解していることもあって、チームに適応するのが早ければ大きな力となってくれるのではないでしょうか。そして経験というのを若い選手達が感じ取ってもっと高いところに目線を置くことでまた一段階上のレベルに昇る可能性だってある。そういうことを考えると付加価値としても非常に良い補強だったのかも知れません(フィットするかどうかはわかりませんが。ヴェルディのサッカーの心臓部に彼を置くことでチームの根幹が揺らぐ可能性だってある。だからこそ起用がCBなのかも知れませんが)
そして放出も来期のACL出場を見越してかレンタルで経験を積ませると言うことである程度出場機会を得ていた選手達も積極的に出したというのも非常にポジティブに受け取れます。天皇杯の時は飯尾や富澤は非常に良い役割を担っていただけにもったいないぐらいの印象を受けますが、これが来年また活きてくるとしたら面白いのかなぁと。チームの中で違った色持っていた桜井・そして代表の左サイドである三浦アツがいなくなってしまったと言う部分を考えたら(アツに関してはサブだったからなぁ・・・、でも相馬だって1シーズン通じてと言うのは難しいだろうし・・・)痛みも伴う部分でもありますが、それを鑑みても動きは多いとは言えませんが、ヴェルディというチームのスタイルを考えたら移籍の即効性をそこまで期待出来るチームではないと思うので、このくらいがちょうど良いのかなぁと。非常にポジティブという印象を受けました。

・傾向

2005 Verdy Style
3-1-4-2          3-4-2-1
  平本 ワシントン       ワシントン
 小林大  小林慶      平本  小林大
相馬       山卓  相馬        山卓
     林          小林慶   林
 戸田 戸川 米山    李康珍 戸川 米山
     高木             高木
FW:森本貴幸、町田忠道、(マルキーニョス)
MF:平野孝、根占真伍、小野雄平、久場政朋、玉乃淳
DF:上村健一、柳沢将之
GK:水原大樹、常澤聡

ん?こう見ると相当少ないですね・・・・、まあユースの組織がしっかりしていてまた2種痘録からいきなり出てくる可能性もありますし、鮭の放流みたいに大学に出てから経験を積んでまた戻ってくると言うパターンも確立されている感もあるだけに、まあネタがれと言うことにはならないのかなぁと。ただ長いシーズンで怪我人が出てしまうと多少怖いところはあります。それだけ今年はクオリティにこだわったと言うことなのかも知れませんが、ちょっとリスク管理としてはうーんと言う部分も感じました。書き出してから気づきましたが。でも去年も少数精鋭だったからそこまでは変わらないのかも・・・・。
それは良いとして、やはりヴェルディと言えば足元の巧みな技術を駆使して過剰なまでのショートパスを中心としたリズミカルな攻撃構築です。去年の中盤から段々そのパス回しに必要な周りのサポートだったり、パスアングルの向上、もちろん基本的に運動量の増加などで非常に効果的なモノに変貌しました。そしてもう一つ大きな変化としてはパス回しだけに固執しがちだった部分で平本や相馬と言った個での局面打開能力を持つ選手が持ち味を発揮して、自分でどんどん仕掛けることによってそれがパス中心のサッカーの中でアクセントになり、またそれがパスの終着点として相手の守備を崩すタイミングとなったりして攻撃がより柔軟になったのかなぁと(悪いときはゴールに迎えないと言う部分もあると思いますが)山田卓也の非常にエネルギッシュなランニングも相変わらずチームには欠かせないモノとなっていますし、非常に充実しているのかなぁと。パスを回しての後の目的がはっきりしたと言うことで細かいパスで引きつけて空いたところにスペースボールを使っていく、ダメだったら又作り直して、空いたところを使うなど非常にチームが整理された印象です。今年はワシントンが入ったことで前線でのフレキシブルな形と抜群のコンビネーションは多少落ちるかも知れませんが、その分ワシントンの強さや技術、そして強烈なターゲットとしてよりはっきりとした目標が出来ることでもっと整理されて、よりアタック色が強くなって組み立てにも良い影響を与えるかも知れないという部分では新しい脅威となる可能性は十分です。サイドの相馬の突破力、平本の成長などで今でも非常に良い形を作り出しているだけにこれがフィットするかはわからない部分もあるし、ヴェルディのタイミングというのもあるのでワシントンをうまく使えるかどうかは監督のコーディネーション能力というのに掛かってくるのかなぁと思いますが。でも相馬にとっても山田卓也にとってもこのような選手が入ってくることによってサイドの意識も高まるでしょうし、ゴールへのパターンが増えることは歓迎ムードでしょうから、新たな魅力となるのではないでしょうか。
しかし、ヴェルディの基本スタイルの弱点は人を狭い地域に集めないと細かく巧みなパス交換が出来ないため、チームとして運動量が保てないと攻撃がうまく機能しないこと、そしてインターセプトによるカウンターに滅法弱いと言うことです。これをされてしまうと中盤で複数人が置き去りにされてしまい、DF陣に非常に負担が掛かる部分もあります。非常にハイレベルな事をしているのでミスも出たりしてそれもカウンターになったりとチームとしては諸刃の剣的な部分を併せ持つ武器であるのも事実。まあ個人的には過信しすぎる部分を減らして危ないと思う部分ではボールを奪われないように、リスクを回避するためにスペースに流し込むような形も必要なのかなぁと。でも頑なに変えないというだけあってチームのアイデンティティがそこにあるので何とも言えません。しかし実際問題として残ったカウンターに抜群の弱さを露呈しているのも事実です。
そういう意味ではボールをポゼッションすることによってチームのリズムも取り、うまく繋げず攻め手を見失ってしまったり不用意なミスが出た場合にはゲームを壊してしまうと言う意味では安定感という部分ではまだまだ上位で戦えるモノではないのかも知れません。と言うよりこのチームの永遠の課題なのかも知れませんね。このスタイルをしていくためにやはりある程度のリスクを背負わなければならないだけに、その辺のリスクマネジメントの方法をどのように考えていくのかと言うのが監督に求められた大きなタスクなのかも知れませんね。普通に人を揃えて守る場合には積極的にアプローチに行ってボールを奪いに行くアクションというのが浸透してきて(これも大きな進化の跡ですね、伊達男サッカーに泥臭さが付いた感じ、これも運動量の増加が大きな要因かも、バテてしまってペースダウンと言うこともありますが)カバーのうまいDFラインと共に良い形で守れると思うので、やはりカウンターの対応が一番の課題ですね。大体カウンターされるときはボランチが後ろにいることはないので(林にしても、小林慶行にしてもパス回しに参加しているので、一緒に置き去りにされることが多い)アウトナンバーを抱えながらもどのようにディレイを組み込みながら、フィニッシュまで持ち込ませないかというのがポイントかなぁと。戸田にしても戸川にしても李康珍にしても非常にDFセンスの溢れる選手なので、良い形さえ見つけられれば去年のように蜂の巣にされることは少なくなるかも知れません(その手法としてはおびき寄せるような形にしてカバーで補うか、それともひたすら勢いを落とさせてディレイしていくのか、はたまたラインコントロールによるトラップか、どちらにしても非常に難しいタスクになるし簡単ではないと思いますが)まあ前にミスをするなともチャレンジするなとも言えないと思うので(それをしたら持ち味は出なくなるだろうし)その辺のペース配分含めてピッチで自分たちでコントロールしていく術というのも学ぶ必要があるかも知れませんね。美しい羽を持つけど、その羽は薄く脆い、そんな美しさと脆さの相反するところにヴェルディサポは魅せられてるのかも知れないので、余計なお節介かも知れませんが。

・対策
ここはゼロックスのプレビューも兼ねて。Fマリにとっては開幕戦のジュビロを見据える上でも非常に良いテストの機会となるのかなぁと。もちろん1000万多いか少ないかもあるし、一応タイトルのようなので勝てると尚良いのですが、何よりもJのスピードやスタイルの感覚を取り戻すには絶好の相手かなぁと。アジアとは違って激しいプレッシングの変わりにものすごい高水準のパス交換とハイテンポなリズム、ハイスキルを持った相手なだけに、現在のマリの組織的な安定度を見るには非常に良い相手なのかなぁと。振り回されるようでは開幕戦も不安になるし、ヴェルディの弱点を突いていけるようなボールカットを多数出来るようだったらある程度主導権も握れるでしょうし、開幕戦的にもある程度自信を持って望めるのかなぁと。上にも書いたとおり中盤でばしばしインターセプトを狙って相手の丸腰DFラインになったところでどんどん仕掛けていくと言うのがいいでしょうね。そしてワシントンを起点に狙ってくると思うので、そこを狙い打ちして起点を作らせないというのもイイかも知れない。もちろん左サイドの相馬の縦の突破、平本の強引な仕掛け、小林慶行&大悟のアクセントから飛びだしてくる山卓等も怖いし、非常に多彩ですがとにかくその多彩さを出す前に決着を付ける形というのが良いのかなぁと。ライバルですし、負けたくない所です。

と言うことでゼロックスのプレビューも兼ねてやりましたが、今年のヴェルディはやっぱり大注目です。やっぱりワシントン・戸田のフィットも気になるし、オジーがタイトルを取った後上積みを出来てこなかった部分を考えてもそういう部分でのチーム作りというのも気になります。そして何よりも去年カウンターを仕掛けてくるチームに対しての脆さを見せた相手に対して今年もスタイルを押し通して戦うのか、それとも策を持って戦うのかというのが気になります。プロとしてエンターテイメント性と言う部分でもプライドを持っていますが、勝つためにそれを犠牲にしなければならないときにはどうするのか。様々なところで気になります。とにかく今年は大きなチャンスも転がっているだけに(5本の指に入るぐらいの大きな可能性を感じます、てゆうかトップグループに絡むだけの力を持っていると思います)スケールアップしそうなヴェルディは非常に楽しみです。

*と言うことで又いつも通りヴェルディ側の方々からの感想・ご指摘・御指南・反論・感想等々、コメント欄やトラックバックにてお待ちしています。もちろんそれ以外の方からもお待ちしています。毎日アクセス解析を見ているのですが、無精して今までのに足していなかったらあっさりと100000Hitを超えて今では110000Hitにも届く勢いで嬉しい限りです。節目と思っていたのに誰が踏んだのかもわからない切ない結末になってしましたが、ここまで続けられたのもこんな稚拙なBlogに訪れてくださった皆様のおかげです。まあこれからもいつも通りにマイペースでやっていこうと思うので、よろしくです。「傾向と対策」も後3つ。何とか開幕前に終わりそうですし、一安心と言うことで今日はここまでです。

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February 24, 2005

静かな序章@UCL Round of 16 1stLeg

詰め込みすぎまして、長くなりました。では早速。

Balcelona 2-1 Chelsea@Camp Nou
Balca:67'M.Lopez 73'Eto'o Chelsea:33'OG

ボールポゼッションは68/32、シュート数は34/2、でも得点差は1点。しかもアウェーゴール付きでチェルシーにとっては決して悪い結果じゃない。ただスタンフォード・ブリッジで勝つことも簡単じゃない気もする・・・。状況が特異な状況だからなぁ・・・。とにかくレポート。

バルセロナ:GKヴィクトール・バルデス、DFベレッチ、プジョル、マルケス、ファンブロンクホルスト、MFアルベルティーニ、シャビ、デコ、FWロナウジーニョ、エトー、ジュリ
チェルシー:GKツェフ、DFパウロ・フェレイラ、テリー、リカルド・カルバーリョ、ギャラス、MFマケレレ、ティアゴ、ランパード、ジョー・コール、FWダフ、ドログバ

ホームの利もあり、やはりバルサが序盤から押し込む展開に。しかしチェルスキーはリトリートして裏のスペースを消し、バイタルエリアには3人の門番を付けて迎撃する体制を取ったことで水際で穴を空けないDFをすることで相手の攻撃を何とか凌ぐと、バルサの陣形は段々前掛かりに推移していく。そんな展開の中でランパードのフィードからダフが素晴らしいファーストコントロールからラインを突破して右サイドを独走、切れ込みながら走り込んできたドログバとジョー・コールに流し込むと懸命に戻ったベレッチのクリアがゴールに入ってしまい、先制点は押し込まれ続けていたチェルシーに入った。このシーンではランパードへの警戒が薄かったこと、前掛かりになってダフへの警戒すら甘かったこと、全てが穴となって出てしまったのかなぁと。あれだけ押し込んでたら仕方ない部分もあったけど、バルサとしてはリスクを計算しきれなかった。プレビューでも書いたけど、狙いとして見事なまでにはまったゴールでした。スペースを見つけた戦術眼を持つMFと質の高いアタッカーの技術とスピードが融合した素晴らしいゴール、OGだけど。この後も同じような展開でマケレレ→ドログバでラインを突破されて1vs1のシーンを作られるなど、バルサとしては攻守のバランスは取れなかった。しかしこのまま前半は0-1で折り返す。

後半はこんなプレーからゲームが動き出しました。ボールが受けれず苛立ちを隠せないドログバが退場でゲームを大きく動かす。これでカウンターのケアの必要がほとんどなくなったことで、バルサは攻撃一辺倒のような状態に。で裏のスペースを与えてもらえず、仕事場が見つけられなかったジュリに変えてマキシ・ロペスを投入。これが当たる。マキシの身体能力を活かしたポストワークと柔らかい身のこなしで一番前に起点が出来るとそこから一気に攻め込むことになり、そんな展開からロナウジーニョ→エトー→マキシとパスが繋がるとPA内で受けたマキシはワンフェイクでタイミングをずらしてシュート、これが攻守を続けていたツェフを破って同点となる。そしてその同点ゴールが呼び水となり今度はマキシの狙ったシュートに反応して追いついたエトーが押し込んで逆転。チェルシーDF陣は苦しみながらも何とか凌いでいたのに、ドログバの退場からパニックに陥って急に不安定になってしまった、トップの退場で後ろに何も変更はなかったけど、あれだけ押し込まれていた上に数的不利となって精神的にきてしまったというのが本音なのかなぁと。しかしこの後も攻め立てるバルサに対して精神的に立て直してツェフを中心に水際で身体を張ってシュートコースを消す事で凌いで凌いで凌ぎきり、2-1でバルサが勝ったという結果になりました。

見ていて疲れた。別に好きでもないのにあそこまで劣勢をおっているのを見ているとチェルスキーを応援してしまう自分がいたりして不思議な感じでした(アズーリとシンパシーを感じたからかも)しかし守る方も守る方、攻める方も攻める方、本当に局面局面でものすごいプレーが出せるもんだと思いました。エアポケットが両チームにワンタイミングずつあって、それがゴールに繋がった訳ですが、それをモノにする両チームともさすがだった。バルサは穴の空かないDF陣に対して雑にならずに狭い局面での個人の技術やサイドチェンジなど様々な手を施し、そして後半それが(きっかけはあったけど)実った形となった。でもその後立て直してバタバタと失点しなかったチェルスキーの集中力と精神力もまた素晴らしかった。

でも正直このゲーム展開としては残念。個人的に見たかったゲームにはならなかったです。というのもどちらが強いんだというのが、ドログバの退場であやふやになってしまったこと。まあ前半までの展開を見たらあれだけ攻めたバルサの方にアドバンテージがあってしかるべきなのかも知れませんが、前半リードして折り返したのはチェルスキーな訳で、数的同数で90分見たかったというのが本音です。事実バルサはあのDF陣を崩せていた訳ではなかったですから。ドログバは代えるかなぁと思っていたのですが(というのもボールに触れない事でゲームの流れに乗れていなかった。1枚目のカードにしても決定機にしても原因的にはそこにあると思う。挙げ句の果てにあのプレーで退場、フリスクもあそこで我慢して欲しかったけど)、代える前に退場になったことでゲームプランどころではなくなってしまった(僕はケジュマンが見たかった)あの退場でチームとしても精神的に結構バランスを崩れてしまい、バルサとしたら大きくリスクが減ったことで攻めにより力を入れられた、そういう意味ではゲームとしては違った方向に進んでしまったのが残念と言うことです。あのまま行っていたらどうなっていたのか・・・・。

でももう一試合残ってるし、状況的にはほとんどタイに近い状態。次はスタンフォードブリッジでもっとシビアな試合になると思うので、お楽しみは次の機会に取っておきましょう。バルサとしては何よりもゴールが欲しいし、狙って引き分けに持ち込むようなチームじゃない。チェルスキーは負けはしたモノのある程度普通に試合に臨める訳で(ロッベン、ブリッジ、パーカーがいないし、今度はドログバも出れないけど)この勝ちが何かに影響することは考えにくい。今度こそ普通に進む試合が見たい。

Real Madrid 1-0 Juventus@Santiago Bernabeu
R.M:31'I.Herguera

負けたことは正直しょうがないと思う訳ですよ、「イイ」レアルと「悪い」ユーヴェでしたから。ただ負けるにしてもアウェーゴールがないというのが激痛・・・・。もちろん最少失点差、1-0なんですけど個人的にこのままの調子を保ったまんまデッレ・アルピに来られたら、今のユーヴェはトレゼゲがいたとしても3点はちょっと厳しいかなぁと思う訳で・・・・。とにかくレポート。

レアル・マドリード:GKカシージャス、DFミチェル・サルガド、サムエル、イバン・エルゲラ、ロベルト・カルロス、MFグラベセン、ベッカム、ジダン、フィーゴ、FWロナウド、ラウール
ユヴェントス:GKブッフォン、DFゼビナ、ファビオ・カンナバーロ、テュラム、ザンブロッタ、MFエメルソン、ブラージ、カモラネージ、ネドベド、FWイブラヒモビッチ、デル・ピエーロ

ユーヴェは何とかネドベドがスタメンに名を連ねブラージとエメルソンを並べた4-4-2、レアルは最近ずっと使っているダイヤモンド型の中盤の4-4-2でスタートする。序盤からレアルが攻勢に出る。グラベセンの加入からか中盤に安定感が増した事でクラック達も前を向いてボールを受けることが出来る状況が出来る事でロベカルのオーバーラップも絡めながら多彩な攻撃を浴びせ、ユーヴェゴールを襲う。ミチェル・サルガドがアクシデントでピッチを離れるモノの(ラウール・ブラボが入る)それでも流れは変わらず、左を起点にがっつんがっつん突きまくる。ジダンがこの日は宇宙人だったため、左サイドでアドバンテージを持つ状態になると、ロベカルがアタッカーさながらに上がってチャンスメイク、ロナウド、ラウールに次々にボレーチャンスが訪れてしまう(ラウールのは本当に素敵スライディングボレーはびっくりした)度々カウンターでユーヴェもチャンスは作り出すモノの鋭さなどは比べモノにならない状態でリズムを引き寄せられない。そして31分左サイドでジダンを引き倒したところで取られたFKからベッカムのキックは綺麗な弧を描いて、スクリーンプレーのようにマークを外してニアに飛び込んだエルゲラにぴたり、これを沈められて先制点を取られてしまう。その後、ネドベドがラウール・ブラボとの競り合いで頭を負傷、これでユーヴェはチームのエンジンを失い、この後も結局流れを引き寄せることなく前半は終わりました。

後半に入りようやく目が覚めたのかようやく本来の形が出始めると、エメルソンのヘッドなど決定機らしいモノが出る。でも攻撃のアテンプトが明らかにレアルに分があり、この日ジダンと共に好調だったフィーゴのミドルなど肝を冷やすシーンは多かった。そしてクライマックスはユーヴェがこの日度々見せたダイレクトでのパスが何本も繋がってズラタンへ、背中に背負いながらペナセンターでグラウンダーのシュートを飛ばすモノのカシージャスが足でセーブ、結局アウェーゴールをもぎ取ることが出来ず、悪い結果ではないモノの苦しい1stLegとなりました。

最初にも書いたとおり、チームの出来としてはかなり差があったと思います。ジダンを軸にフィニッシュに繋がるレアルに対して、グラベセンが邪魔でなかなか良い形が作れず、訪れた決定機もモノに出来なかったユーヴェ。それでもこれだけやられてもブッフォンが何とか凌いでくれたこともあって、1-0で終われたのは幸運以外の何者でもないのかなぁと(厳しい過ぎ?)ジダンのキープをどうにかしたかったけど、それを出来なかったと言うのが、この試合における差になったのかなぁと。それとグラベセンね、正直あれだけスペースが空いて狙い所を定まらない事を期待してたのですが、本当に良い仕事。効いてたなぁ・・・。バカ。

と言うことでこれをポジティブに捉えれば、2003シーズンと同じ事をしてやればいいし、まあカペッロの言うとおり悪い結果じゃない。でも今のユーヴェは明らかに下降線、しかもあの時のようにバランスの悪いレアルじゃない。1失点を覚悟するとしたら今の状態で3点は正直厳しい。下降線のコンディションとネドベドが間に合うことを祈るしかないですね(あの試合の後だとどうしてもネガティブになっちゃうなぁ・・・・)

Manchester.U 0-1 AC Milan@Old Trafford
Milan:78'Crespo

ミランがうまかったと言うしかないのかも。(前オーナーの厳命で)禁断の1トップ2シャドーがうまく機能し、また出場予定だったスタムのアクシデントにもカフーが別の価値観を示したことも効いた(高い位置にポジションを取ってボールに絡んで相手の左サイドの勢いを止めた)そういうこともあってミランはピルロを中心に色々なポイントでボールが落ち着き、うまくポゼッションを取ってユナイテッドの(いや、プレミアシップの)速いゲームリズムをさせなかったのは、大きな勝因の一つだと思います。ただユナイテッドとしてはリスクを冒してでも何かを仕掛けていかなければならない部分はあった様な気もします。そういう部分では「恐ろしい子供」であるC.ロナウドやルーニーに期待したい部分はあったと思いますが、百戦錬磨のミランDFにある程度丸め込まれてしまった。

で決勝点だけど、所詮イングランドのキーパーだなぁと思いましたよ、悪いけど。確かに素晴らしいミドルだけど、あれは絶対にキャッチしなければならないボール。きっちりと狙っていたクレスポはさすがストライカーと言うところでしょうが、やはり(笑)みたいに付けられてしまうキーパーというのはユナイテッドにしてみたら厳しいなぁと。でもグッジョブでした。さすがセリエ得点王。

個人的にユナイテッドは何か堅かったなぁ・・・・。こないだのFAカップとは確かにスペースの出来方が違うし、相手の守備のレベルもやり方も全然違うのですが、前の3人が(あのときはルーニー、C.ロナウド、フォーチュン)あんまり動かなかったし、フレキシブルにポジションを代えることもなかった。プレッシャーって言うのもあったのかなぁ?もっと自由に怖いモノなしにやってたら違った気がするけど。まあ序盤にフォーチュン→スコールズとかC.ロナウド→フォーチュンとゴールチャンスは作っただけにあそこで決めてれば全然違ったゲーム展開になったと思うけど・・・・、ビッグゲームの恐ろしさはこう言うところに出るんですね。改めて実感。本当に大きな舞台だ。

と言うことで大きな大きなアウェイでの勝ちを得たミランは次もシェバはいないけど、ものすごい大きな一歩。ユナイテッドも次はリスクを冒してでも出てくると思うし、ニステルも頭から来るでしょう。ミランも去年の同じ轍は踏みたくないから気なんて抜けない。ものすごい盛り上がる予感。

Bayern.M 3-1 Arsenal@Olympia Stadion
Bayern:4'&58'Pizarro 65'Salihamidzic Arsenal:88'Toure

こっちのプレミアさんは、懸念されていたポイントが見事に露呈。キャンベル、A.コールとスタメンに名を連ねることは出来ず、その不安定感がいきなり失点に繋がってしまっては勝負にもならなかった。カーンのロングパントを目測謝ったかトゥーレがヘッドでクリアミス、これをピサーロがダイレクトでレーマンの脇下を抜いた。この点がなかったらこんな展開にはならなかったと思うけど、決めたピサーロも見事。レーマンが止めれなかったのも、予測していたら・・・・・とは思うけどあれじゃしょうがない。その後も流れを相手に渡さない堅実なゲーム運びをして、後半にはマガトのマジカル采配が飛びだしたりとバイエルンとしては望外の出来だった気がする。ショルが入ってすぐのFKをピサーロに合わせてゴールなんて・・・・。でもあれもフリーにさせすぎ。アーセナルは3失点の後、失点に繋がるミスをしたトゥーレが相手のミスを逃さずに押し込んでアウェーゴールをもぎ取って望みは繋いだけど、正直苦しい試合は続きそうな予感がする。

何とか挽回して欲しかったけど、バイエルンも甘い相手じゃないし、手を拱いているほど優しいチームじゃなかった。きっちりと中盤でプレスを掛けて相手のストロングポイントでもある速いパス回しの効力を減らし、速いFWに対してもスペースを消して守ったことでほぼ完封に近い出来。マガトにしてみたら研究の成果と言うところなのかも知れませんが、ベンゲルが何もしないでこのまま弱点を露呈したまんまにするのはなんでだろ?と思うような試合でした。以前から修正出来ない守備はもう仕方ないにしても、ストロングポイントになり得ない美しいパスサッカー以外に選択肢のない幅の狭いチームは様々な相手がいるヨーロッパではちょっときついというのを改めて実証するような試合を又してしまった事は残念。確かに決まればあれだけ美しいオフェンスはないし、ものすごい有機的な動きは芸術の域。そんなところに惚れる訳ですが、監督としてはちょっと頑固すぎな気も・・・・。UCLが至上命題というにはちょっと寂しい。

では後は簡単に(てゆうか下4つ見てない)
W.Bremen 0-3 O.Lyon@Weser Stadion
Lyon:9'Wiltord 77'Diarra 80'Juninho

ブレーメン、ざまーみろ。

PSV 1-0 AS Monaco@Philips
PSV:8'Alex

考えてみたらUCLになってアジア人が初めてノックアウトラウンドに進んだ?いや、真相はわかんないけど。

Liverpool 3-1 B.Leverkusen@Anfield
Liv:15'L.Garcia 35'Riise 90'+2'Hamann Lev:90'+3'Franca

僕が悪かった、ごめんなリバポ。

FC Porto 1-1 Inter@Estadio Dragon
Porto:R.Costa Inter:24'Martins

やっぱり引き分け(笑)

と言うことで上に書きすぎてあまりに長くなってしまったので、下は手を抜きました(笑)見てないので書きようがないと言うのもあるんですけどね。ただ非常に面白いセカンドレグになりそうな気がする。比較的静かな序章という気がするので。このままでは終われないチームもあるし、ホームで絶対の自信を持つチームもある。爆発力のあるチームもあるし、2つか3つはドラマを引き起こす予感・・・・。でもそれが魅力ですからね。個人的にはものすごいレバークーゼンに期待してますけど・・・・。と言うことで来週を楽しみに今日はここまでです。

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February 23, 2005

2005J.League 傾向と対策 -レイソル-

えーと、本当ならジェフより先にレイソルだったんですね・・・・、間違えました。去年はまさかのロスタイム逆転負けから一気に泥沼に引き込まれてまさかの入れ替え戦に回ったレイソルですが、去年の苦い経験を糧に何かを掴めたのでしょうか。と言うことで挽回を心に期すレイソルの今年を考えていきます。

・移籍動向
【IN】
移籍加入:土屋征夫(←ヴィッセル)安永聡太郎(←Fマリノス)クレーベル(←ヴィトーリア/ブラジル)李忠成(←FC東京)加藤慎也(←元アントラーズ)
新人獲得:小林亮(←駒澤大)鈴木達也(←筑波大)
【OUT】
ゼ・ホベルト、菅沼実(→ヴィトーリア/R)茂原岳人(→サンフレ)加藤望(→ベルマーレ)砂川誠(→コンサ/R→完全)小峯隆幸(→ヴォルティス)根引謙介(→ベガルタ)落合正幸(→サンガ)永井俊太、中井昇吾(→ホーリーホック)矢野哲也、広庭輝(→愛媛FC/JFL)渡辺毅、下平隆弘(引退)

と言うことで去年の第一の課題だった経験不足だったり流れを引き寄せられずずるずる行ってしまった部分として、キャプテンシーというか勝負を引き寄せる強い精神力を持つ土屋の獲得はびっくりしました。正直レイソルの若い才能溢れるDF達がいるし、渡辺毅という強いセンターバックは引退と言うことはあるにしても十分の層の厚さを持ったチームなので、必ずしも必要に迫られたと言うことではないと思うんです。でも獲りに行ったというのはやはり精神的な部分というのも大きな要素として土屋に期待するモノはあったのかなぁと。力はもう疑いがないし、若さの見えるレイソルに大きな精神的な核がこれで出来たとしたら去年の低迷を打破する最高の獲得劇になるのかも知れませんね。
でもう一つ、FWです。去年は前線の起点となる玉ちゃんのパートナーが定まらず、彼に頼り切りで戦術・玉ちゃんになりがちだった部分で、怪我がちな山下のバックアップとして安永を獲得しました。安永は非常に質の高いポストプレーも出来るし、そういう意味ではバックアップどころかレギュラーもあり得る所です。レイソルの場合はここにもポテンシャルが高くWYにも出場した宇野沢、矢野と抱えているだけにイイ見本となる部分でも期待しているのかも知れませんね。こう見ると若い選手達が伸び悩んでいる時に大きな見本となるべく選手を取ってきた部分もかいま見えたりして、チームとしても彼らにこの選手達を見習い、イイ部分を吸収して大きく成長して欲しいというスタンスも継続してあるのかも知れませんね。もちろんまずは戦力としてと言うのもあると思いますが。
ふと思うのは放出の所で加藤望、下平隆幸、渡辺毅、砂川誠とレイソルを支え続けた選手達を一気に出したというのに、新しく生まれ変わって今度こそ優勝争いをしていくチームを作り上げるという気持ちも見えたりもします。これがいいかどうかの成否はわかりませんし、一抹の寂しさもありますが、ニューレイソルとして新しく生まれ変わるための新陳代謝としては最高のタイミングだったのかなぁと。まあ新しいレイソルを構成していく選手達がどれだけそういう部分を示せるのか楽しみです。

・傾向

2005 Reysol Member
3-5-2          4-4-2
  玉田   山下      玉田  安永
   クレーベル      大野   クレーベル
平山       波戸     リカ 明神
   リカ 明神     平山       波戸
 土屋 永田 近藤      永田 土屋
     南             南
FW:宇野沢祐次、矢野貴章、李忠成
MF:増田忠俊、谷澤達也、鈴木達也、大谷秀和、田ノ上信也
DF:薩川了洋、中澤聡太、小林祐三、石川直樹、小林亮
GK:ノグチピント、清水健太、加藤慎也

サッカーにはどのチームにでも悪夢のような負のループにはまることはあり得ると思う。フィオレンティーナが降格したときもそうだったし、去年のセルタもそうだった。理由はチームが不安定な状況に追い込まれたとか、違うところに照準を絞りすぎたとか様々あるけど、何にしても負のループを背負ってしまったときにそれを振り切ることが出来るのも又強さなのだと思う。Jでも1999年にはレッズが、2001年にFマリノスとヴェルディが、負のループに引きずり込まれて、降格争いと言うところまで沈んだし(てゆうかレッズは降格の憂き目に)、そういう意味ではその例に漏れず去年はレイソルが負のループを背負いそれを振り払うことは出来なかったと言う意味では去年のレイソルは「弱かった」と言わざるを得ないです。でも一つ一つの試合を見たらそこまで悪い試合をしているとは思いませんでした。ただ勝負所で何か腰が引けてしまったり、後一歩とどめが刺せなかったりと何かそういうモノが影響していたとしか思えないのです。今年はまずそういう状況に陥らないようにするのが一番だと思うのですが、もしまたこういう状況に陥ってしまったときにどうするのか・・・・、シーズン通じたら必ず勝ち点が取れないときも来るでしょう。その時にどこまで成長してるのかが見れるのかも知れませんね(てゆうかものすごい意図が変わっちゃった)
さて、そのチームなのですが、これも去年の失敗を糧と出来ているかどうかが鍵になるのかなぁと。まず一つ言えるのは去年とは状況がちがうのかなぁとは思います。リカルジーニョが怪我でシーズンの大半を棒に振り、左サイドの平山もFWの山下も不調と怪我でほこれまたほとんど稼働することは出来なかった・・・。それが今年は最初から行けそうなだけに去年よりは上積みした形にはなると思います。そうなると去年失敗した部分をいかに修正するかという部分になるのかなぁと。まず一つ目に去年鳴り物入りで加入したブラジルユース代表でUAE・WYの得点王ボランチ、ドゥドゥを獲得したモノの彼の能力を生かし切れずにレンヌに放出という事になったこと。今年も早野監督が直接引っ張ってきた非常に能力が高いというクレーベルを獲得した訳ですが、その能力をいかにチームに組み込んでチームとして機能させれるのかというのは課題になってくるでしょうね。チームの攻撃のキーマンとしてドリブルやラストパスを期待して彼を中心に据えるのであれば、彼にどのようにボールを預けるのか、彼にはどのような事を期待するのか、ラストパスなのか突破なのか、チームとして彼をはめ込めるだけのトレーニングは必要になるでしょうね。でもこの選手がうまく機能すれば玉ちゃんにだけに警戒の目が向くこともないだろうし、その辺は攻撃におけるキーとなるのではないでしょうか。そして二つ目、攻撃に置いては去年は結局山下の怪我もあって2トップが定まることはなかった事がエースである玉ちゃんに頼り切りの攻撃陣となってしまった事があると思います。去年山下がいたときにはある程度前にボールが収まって玉ちゃんが前を向いてボールを受けることが出来たというのはあります。それが出来たときには凄い良い形も出来ていたのも事実です(1st 第15節5-0○ vsセレッソ)今年はそこで山下なのか安永なのか矢野なのかわかりませんが、きっちりと2トップを確立することが大切なのかなぁと。クレーベルの使い方にしても、2トップの機能性にしてもやっぱり玉田圭司という武器をより活かせる形にと言うのがあると思います。その辺を突き詰めていければ去年の貧弱な攻撃を解消する第一歩となるのではないでしょうか。
守備に置いては質が高いので後はそれを全体でどれだけ厳しくやるのを徹底出来るかという部分だと思います。能力は高いのでそれを良い形で活かせれば堅い守備陣は築けると思います。難しいことをやろうとせず、一つ一つのプレーに集中すると言うことが大切になるのかなぁと。その辺は若い選手達のリーダーとして土屋が入ってより引き締めてくれると思いますし、後は甘さを削って行くことが求められるのかなぁと。もちろん守備だけではなくチーム全体にも言えると思います。誰もが思うとおりチームのポテンシャルは非常に高いモノがあると思いますから。

・対策
考えてみたら、レイソルには希望を打ち砕かれた去年の2ndの第8節が非常に印象に残っています。リトリートして低くラインを設定し、迎撃体制を整えてアプローチしていく徹底した負けない守備には非常に苦しんだ訳ですが、あのときとはさすがに状況が違うのでそこまで徹底しては来ないと思いますが、あれをされると崩しきるのはなかなか難しいかもなぁと。基本的にはリカルジーニョのゲームコントロールからどんどんクレーベルだったり、サイドの選手達が前を向いて仕掛けてくる状況を芽の状況を摘み取っていくことが効果的なのかなぁと。後はレイソルは基本的には穴がないチームだと思うので、チーム全体で動いて穴を作り出すと言うことが必要なのかなぁと。そして去年の悪夢をよぎらせるような状態を作り出すのが良いのかなぁと。まあ普通に普通にしっかりと精神的に安定して下手に焦ったりせず、ゲームの流れを読んできっちりと掴むと言うことが一番必要なのかなぁと(負ける時はいつでもそれができないからなんだけどさ)Fマリはなぜか切羽詰まると頑張るので大丈夫だと思いますが、上にも書いたとおり油断大敵です。

と言うことで今年のレイソルはまず去年身につけてしまった忌まわしき体質を振り払うことからはじめるのが良いのかなぁと。確かに入れ替え戦でアビスパを一蹴し、その敗戦を振り払った印象もあります。でも個人的にV字の回復なんてあり得ないと思ってますから。確かに力はあるけど、負け癖の突いたチームがいきなり勝ち続けるのは思いの外難しいことでもあります。それは一番の原因は自信喪失という部分があると思いますが、その自信は脆く危ういモノではすぐに崩れるだけ。きっちりとチームとして基盤を作り上げていくというのがまずやることではないでしょうか。ちばぎんカップでジェフに勝ったことで「この勝ちの自信を胸に刻み込んで欲しい」と早野さんが言ってましたが、それを積み重ねて本当の自信としていくことで初めて元の優勝が争えるレイソルに戻ると言うことではないでしょうか。レッズにしても今の地位があるのはあの悪夢の降格から一歩ずつ上に昇ってきたし、もちろんFマリノスにしてもあの降格ゾーンの時にナビスコ優勝がなかったら、こんなに速く優勝出来ていたのかというとわかりません。だからこそレイソルも一気に端折ることなく若い選手を育てて基盤を作りながら一歩一歩昇っていく過程を踏めるような地に足を付いてやっていくことが必要だと思います。

*と言うことでいつも通りレイソル側の方々からのご意見・ご感想・御指南・ご指摘・反論などなどコメント欄やトラックバックにてお待ちしています。もちろんそれ以外の方々からもお待ちしています。てゆうか本当なら普通UCLですよね、試合は見ましたよ、でもまだ1試合(レアルーユーヴェ)しか見てないんです。というのも寝ちゃいました、途中で。感想?あの禿二人がいなければ何とかなったかも知れないですけど、「良い」レアルと「悪い」ユーヴェじゃさすがに勝てない・・・・。まあこの結果は許容範囲ですが、アウェーゴールがないというのが嫌な感じです。今のレアルの調子とユーヴェの調子を鑑みたら3点って難しい気がするんですよ・・・・。と言うことは失点した時点で結構きつくなっちゃいそうなんで・・・。まあいいや、他の試合がどんなのだったのかわからないので、書けないんです。それにこの企画がJ開幕前に終わるかどうか不安になったので、とにかく進めていかなきゃと思ったので・・・・・。土曜日にはゼロックス、来週もUCLがあるから火・水・木は書けない。残りは4つ。微妙っす(笑)ということで今日はここまでです。

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February 22, 2005

Fan of the Game!@UCL Round of 16 1stLeg Preview

いよいよ再開ですよ、UCL!決勝トーナメントですよ!とんでもないカード目白押しですが、今日は今日・明日の試合をプレビューしていこうかなぁと。

UEFA Champions League First Knock-Out Round 1stLeg

Feb 22/ RealMadrid vs Juventus
    Liverpool vs Leverkusen
    PSV vs AS Monaco
    Bayern Muchen vs Arsenal
Feb 23/ FC Porto vs Inter
    FC Barcelona vs Chelsea
    Manchester United vs AC Milan
    Werder Bremen vs Olympique Lyon

と言うことで改めて見てもとんでもないカードの連続な訳ですよ。今日どのカード見ようかものすごい迷ってるのですが、やっぱり22はギャラクティコーユーヴェで23はバルサーチェルスキーになるかなぁと。でも他のカードも全部カバーしたいくらい気になるカード満載です。本当に厳しいマッチメークになったことでどのチームにも余裕はないし、もちろん今までのシーズンの疲労、そしてここに来て怪我が出てきたり、はたまた復帰してきたりと様々な要素が絡み合う中でどのように影響するのかが気になるところです。と言うことでとりあえず一つずつ。

Feb 23/Barcelona vs Chelsea@Camp Nou
Balca             Chelsea
     Eto'o             Drogba
Ronaldinho    Giuly  Duff      Gudjohnsen
   Deco  Xavi       Lampard  Smertin
Gio  Malquez Belletti  Gallas Makelele P.Ferriera
   Puyol  Oleguer      Terry  R.Carlvalho
      Valdes            Cech

と言うことで事実上の決勝戦なんて気の早い話も出ていますが、どちらも本当にどっちが強いのか正直やってみて初めてわかるって感じもします。バルサはボールを持ったら強いけど、チェルスキーはそれを簡単にはさせないだろうし、チェルスキーはロッベンを失っても尚、カウンターの鋭さは持っている。うーん、どうなんだ?わかりません!

ただチェルスキーはロッベンが骨折して、うまくいっていた4-3-3のスタイルで一番怖い選手を失って、今週パーカー、ブリッジも逝っちゃって結構とんでもないことになっちゃって左サイドは結構やりくりは大変かも知れない。モウリーニョとしてもFAカップでちょっと負けず嫌いを出しちゃった部分で、今まで健在だったダフやグジョンセンもちょっと怪我を負ったと言う話もあって正直コンディション的には苦しい状態なのかも知れない。もちろん大一番だし、この一試合を乗り切ればいいから考え方はシンプルでしょうが。バルサも元からどんどん怪我人出まくってたけどそれにももう慣れた感じもするし、その辺はバルサに流れはある気がします。チェルスキーのゲームプランはなるたけロナウジーニョに余裕を与えないようにしながら耐えて、何とかこのカンプ・ノウでアウェーゴール1点取って帰りたいところでしょう。バルサは何よりもここで勝つ、出来れば攻撃力を爆発させて点差を付けて勝ちたいだけに、サイドバックもガンガン上げてポゼッションをどんどん上げていきたいのかなぁと。展開はチェルスキーのカウンターを警戒しながらもバルサはガンガン行くでしょう。ポイントはまずチェルスキーの方は本当に両サイドバックガンガン来るからその裏を狙うダフ&グジョンセン、そしてバルサはスメルティンとマケレレとランパードでバイタルを消す展開になったときのデコ&シャビという感じでしょうか。どっちが勝つかどうかは本当に予想が付かないですが、もうこの試合は楽しませてもらいます(笑)

Feb 22/Real Madrid vs Juventus@Santiago Bernabeu
R.Madrid            Juventus
    Raul  Ronaldo     Ibrahimovic DelPiero
 Zidane  Figo        Olivera   Camoranesi
   Gravesen Beckham     Blasi  Emerson
R.Calros    M.Salgado  Zambrotta     Zebina
  Herguera Samuel      F.Cannavaro Thuram
      Casillas             Buffon

でDay-1のメインマッチはこれですね。因縁の二つのチームの直接対決は、やっぱり大注目です。ただ現在の両チームの状態には少し差があるのかも知れません。レアルはルシェンブルゴ・サッキ体制の刺激かレアルは再び蘇生しました。直前の試合では、久しぶりにターンオーバーしてやられたとはいえ(●0-2 A.ビルバオ)新加入グラベセンの効果もある程度出てきて、攻守の切り替えがスムーズになって再び攻撃力が素直に出るようになったのかなぁと。ジダン、ラウールにようやく本来のキレが出てきて、フィーゴのセンターも結構はまるようになった。何よりもバランスが良くなってきただけにこれでポゼッションが上がればある程度アドバンテージを持って戦えるのではないでしょうか。ただやっぱりジダンを抑えられるとどうにもならないスターシステムは相変わらずですが。
でユーヴェの方は最近一気に失速。と言うのもやっぱりチームのメインエンジン、パヴェル・ネドベドの負傷が大きく響いてるのかなぁと。チームが流れなくなり変化も付かなくなりつつある現状は、これまた以前とは変わらない悪癖でもあります。ただもしかしたら戻ってくるかも?まだわからないですが・・・・。そして体調不良で復帰したトレゼゲも出場不能、序盤の好調を支えたズラタンも段々コンディションが整わなくなって、正直四面楚歌な状態です。カペッロも何とか打開策を見つけようと色々といじくり回していますが、結局イイ策は見つからないまま・・・・。ただあくまでもやっぱりこのチームがユーヴェだと言うことを個人的には信じています。サンチャゴ・ベルナベウではとにかくスコアレスorアウェーゴールを取ってドローを前提に進めて、何とかデッレ・アルピに帰ることを求めていくことを遂行することが出来れば必ず挽回出来るだろうし、とにかくこの試合は試合を殺すことを考えるのが現実的なのかも知れませんね。デル・ピエーロとカモラネージが調子良いので、このラインで一発かましてくれれば・・・・・。
試合としてはやっぱりレアルが攻めてユーヴェが耐える展開になるでしょうね。ユーヴェはとにかく中盤でしつこくチェックして運動量でどうにか相手に余裕を与えず、相手のミラクルスキルを出させないと言う事をしていくことが必要で、レアルはとにかく中盤でフリーマンを作って、ベッカム・ジダン・フィーゴの誰かがスキルを使える状況を作り出す事が出来れば自ずと優位にゲームを進められるのかなぁと。ロナウドのなんだかんだ言って決める決定力が試合を左右しそうな気もしますが・・・・・。

Feb 23/Manchester.U vs AC Milan@Old Trafford
Manchester.U          Milan
      Rooney          Tomasson Crespo
C.Ronaldo       Giggs         Kaka
Scholes Keane  P.Neville   Seedolf Pirlo Gattuso
Heinze        G.Neville  Pancaro       Cafu
  Ferdinand Silvestre        Maldini  Nesta
      Carroll                Dida

まあなんて言っても、ミランはスーパーエース・シェバの骨折ですかねぇ。ましてや今のユナイテッドはめちゃくちゃ強い。守備は相変わらず不安定な部分もあるけど、「恐るべき子供」ルーニー&ロナウドの個人技は本当に洒落になってないだけに・・・・・。ただミランも強いチームだし、ルーニーさえ何とかなればものすごい中盤を空けるプレミアスタイルのチームには本当に凄い効きそうなピルロからのカウンターははまりそうな気もする。さしずめルーニー&ロナウドのハイスキルvsミランDF陣とカカを中心にしたソリッドなカウンターvsユナイテッドDF陣の我慢の試合になるのかなぁと。ただユナイテッドはキーンがホントに良くカウンターのケアをしてるので、その辺はしっかりと名将サー・アレックスが対応しているだけに気になるところですが・・・・。ホームなのでユナイテッドはどんどん前に来るだろうし、その辺はミランもわかってるだろうけど一番怖いのはプレミア風ミドルレンジのシュートかなぁと。これは一般論だけど、バイタルエリアを埋めながら水際で何とかするイタリア式のDF方式にミドルは効くし・・・・。この辺をいつもより強めにケアしていくことが必要かなぁと。特にビア樽ルーニーのミドルはホントにおっかないし打たせちゃったらジダの長い手に任せるしかない訳で。止めれないにしてもコース限定などうまさで何とかしている部分を見たいなぁと。後はスタメンで来るかも知れないけど、現在UCL得点王(5試合8ゴール!!!)のファン・ニステルローイというエースがいると言うことがユナイテッド有利かなぁと感じる部分でもあります。個人的にミランに勝って欲しいけど、シェバのいないミランには現状ではちょっときついかなぁと。こう言うときこそカカがスター性を魅せる舞台かなぁとも思うんですけどね(笑)

Feb 22/Bayern.M vs Arsenal@Olympia Stadion
Bayern.M            Arsenal
   Makaay Pizarro       Henry   Reyes
Deisler       Frings  Pires        Ljungberg
  Ballack Hergreaves       Vieira    Cesc
Salihamidzic    Sagnol  A.Cole        Lauren
    Kuffor Lusio        Campbell  Toure
       Kahn             Lehmann

ベルカンプを船で運べる時間はあるだろ?今回はドイツだし。最近ものすごいキレキレだし、ベルカンプがいるといないのではだいぶ攻撃の変化の質がだいぶ違うんだよなぁ・・・・。ってことで渋い試合だけど、本当に実力伯仲のガチンコマッチになりそうな予感。でもそういう試合では何となくバイエルンって感じがしたりもします。ましてや最近バイエルンは攻撃陣絶好調、ようやくマカーイお目覚め。豪華な攻撃陣が全開になったら、最近守備破綻が甚だしいアーセナルは正直相当厳しい試合になる気がする。ただ一応入れたけど、バラックは欠場するかも?それでも代役は沢山いる、ショル、デミチェリス、シュバインシュタイガー等々。まあバラックがいなくてもって感じですね。アーセナルは他のスタイルを選択したり、自重するはずもないのでいつも通りのアーセナルスタイルで望むと思うけど、そうなるとどれだけフィニッシュで終われるかと言うのがポイントになりそう。攻撃陣は最近少し上向きなのかなぁ?先週ゴールラッシュしたし、その辺はアンリに勢いが戻ればトントンとも思うけど・・・・・、やっぱり飛行機に押し込めないかなぁ?ベルカンプ・・・・。やっぱり話題になるのはカーンvsレーマン(笑)のドイツ代表の険悪GK対決が注目を受けそうですが、これに関してはチームの出来に左右されるしなぁ・・・・・。とにかくカウンターの時にどれだけレーマンがDFラインの綻びの尻ぬぐいを出来るかに掛かってると考えたら、確かにそうなんだろうけどハンデありすぎだしね・・・・、まあその前に自分の存在が・・・・ry)ある意味、対極のスタイルにある両チームだと思うので、どんな試合になるのか楽しみですね。アーセナル頑張って!

Feb 22/PSV vs AS Monaco@Philips
PSV               Monaco
     Veneegoor       Chevanton Saviora
Baesley     Park.C.S         Karon
  Vogel  V.Bommel     Evra  Bernardi Zicos_
Lee.Y.P Cocu   Ooijer  Givet        Maicon
   Bouma  Alex        Rodriguez Squillaci  
      Gomez              Roma

フース・ヒディングvsディディエ・デシャン。という非常に明晰で柔軟な頭脳を持った指揮官対決と言うことですが、そうなると何となく両チームとも腹の探り合いであり、今回一応こういう並べ方をしたけどそのままこうなるとは思えなかったりもします。2試合通じてPSVの安定感やバランスの良さというのはやはりこの対決に置いて非常に優位に運べる大きなポイントだと思いますが、後は非常に質の高いモナコのアタッカー陣がどこまでうまく相手に脅威を与え続けることが出来るのかと言うことになるのかなぁと。爆発力というか攻撃力だけで見たらモナコも劣るどころではないので、コクを中核に据えた安定感たっぷりの中盤を超えてどこまで彼らにアテンプト出来る回数を増やしてあげるかがモナコにしてみたらポイントになる気がするけど・・・・。ただPSVも力押しでいくとしたらピエール・ファルファンやフォンランテンなどのポテンシャルの高い選手を使っていくだろうし・・・・。難しい試合になると思いますが、

Feb 23/Werder Bremen vs Olympique Lyon@Weser Stadion
Bremen             Lyon
    Klose Klasnic         Nilmar Wiltor
 Micoud   Borowski    Govou       Malouda
    Ernst D.Jensen      Juninho.P Diara
Staltel       Magnin  Diata          Essien
   Ismael Pasanen        Cris  Reveillere
      Reinke            Coupet

ドイツチャンピオンvsフランスチャンピオン。微妙に同じ匂いのする両チームの対戦だけどプライドを掛けた頂上決戦という意味でも面白いかなぁと。両チームとも本命の一角を崩して(リヨンはユナイテッドの上で、ブレーメンはバレンシアを蹴落として。リヨンの場合は一騎打ちの感じでしたが)上がってきてるだけに、安定した力を持つクラブだと思うので、正面切ってぶつかり合うのかなぁと。ポイントはもちろんチームの攻撃を司るゲームメーカー、ヨハン・ミクーとジュニーニョ・ベルナンブカーノがどのようにゲームをコントロールするのか、てゆうかどちらが主導権を握るのか、ほとんど力の差はないと思うので、その辺の力関係は司令塔の働きの働きが鍵を握るのかなぁと。ミクーは高い位置、ジュニーニョは低い位置と働く場所が違うからまたその辺もチームとしてどのように考えるかが面白いのかなぁと。決定力という点ではどちらも非常に高いモノを持ってるし(守備はわかんね、バウマンが出場停止の分ちょっとブレーメン厳しいかも?)やっぱりこの二人のどちらが影響力を発揮するのかが非常に楽しみです。ブレーメン嫌い。

残り2試合も決して無視出来るような試合ではないですが、もう疲れたのでやりません。特にインテルの試合は余裕でドローになると思うので(笑)やる必要はないし・・・・・。もちろんリバプールーレバークーゼンは両チームとも予想するだけ無駄なので(だってさ、両チームとも調子の波が激しすぎて試合が始まって初めてわかるって感じじゃないですか)なのでスルーさせてください。大体リバポはジェラードが出れない(出場停止)、モリエンテスも出れない(規定)で勝ち目はいくらホームとはいえ薄い気がするし・・・。でも本当に楽しみなカードばかりなので、本当に楽しみたいですね。ただ勝負ですし、特にアウェイのチームは慎重なゲームの入り方をすると思うので、そんなに開放的な試合にはならないと思いますが、アホみたいに打ち合ってせっかくの緊張感が崩れてしまうのもつまらないのでぴりぴりした緊張感を素直に楽しみたいと思います。と言うことで今日はここまでです。

*何、格好付けて横文字並べてんだって思ったでしょ?だってカタカナでやるとものすごいずれちゃうんですよ(泣)正直カタカナでやった方が楽なんですよ、英語表記めちゃくちゃ時間掛かりますし。でもガタガタになっちゃうぐらいならまだこっちの方がましかなぁと思って。まあ見た目がイイって言うのもあるけど、これでも結構ずれるし(笑)一応ですけど、スタメンは予想ですので。

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February 21, 2005

2005J.League 傾向と対策 -ジェフ-

えーとジェフについてなのですが、これで補強は終わりって事で良いのかな?チームとして大きな動きもあり、そして様々な喧噪に巻き込まれたオフシーズンでしたが、本質の部分では変わらない骨太のオシムサッカーを今年も描くことが出来るでしょうが。と言うことでジェフ「いちばら」です

・移籍動向
【IN】
移籍加入:マリオ・ハース(←シュトルム・グラーツ/オーストリア)滝沢邦彦(←グランパス)高橋泰(←サンフレ)瀬戸春樹(←トリニータ)芳賀博信(←ジェフA)ガブリエル・ポペスク(クライオヴァ/ルーマニア)イリアン・ストヤノフ(キューステンディル/ブルガリア)
新人獲得:川淵勇祐、竹田忠嗣(←共にジェフY)堀川恭平(←済美高)中原浩介(←一条高)中牧大輔(←東京学館浦安高)藤田義明(←順天堂大)
【OUT】
村井慎二、茶野隆之(→共にジュビロ)崔龍洙(→ジュビロ/←サンガR)マルキーニョス(→ヴェルディ/R返却)羽地登志晃、金位漫(→共にヴォルティス)鷲田雅一(→サンガ)野本安啓(→アルビレックス・S/シンガポール)ミリノビッチ、望月重良(共に未確定)

と言うことで一気に二人のエース(サンドロはいるけど出れないでしょうし)とサイドアタックのキーマンと日本代表DFを失った形になった今シーズン、結果的に穴埋めの形となった補強にこのような選手を獲得した訳ですが、やっぱりクオリティの面では下がったと言わざるを得ないのかなぁと・・・・・。もちろん、後釜として入った選手がオシムの育成手腕によってまたチームの一翼を担う事は求められるでしょう。ただ今までと同じ形というのはさすがに難しいでしょうからこれからどのようにこれをチームとしてうまく機能させるようにするのかが課題になるのかなぁと。ただこのチームの一番おっかないところは選手のクオリティを超えるチームの機能性の美学がチーム力として発揮出来るというのがありますから、単純に戦力ダウンと見て良いのかわからない部分もあります。事実として今までもそれだけの実績をオシムはその手腕で残してきている訳ですから。そして今年の目玉的にはシュトルム・グラーツの看板選手だったというオーストリア代表マリオ・ハースとブルガリア代表で去年のEUROにも出たストヤノフ(多分入るだろうって話、まだプレスリリースなし)ルーマニア代表のガブリエル・ポペスクという3人を直接監督が引っ張ってきたと言うことでフィットする可能性は高いかなぁと。今年のキーは彼らが握ると思います。
ただ移籍加入以外にも新人を厳しい練習に放り込んでうまく育て、いつの間にか戦力として機能させるというのもあるし、そういう意味ではまた新星的に誰かが出てくるのかも知れない。特にユース上がりの二人はすでにそのメソッドに触れていると言うことを考えても、何となくすぐに出てきそう・・・・。良くこういう事を「選手がいないからをこうするしかないんだ」、とウィットに富んだ形で話したりしていますが、彼のやっていることと言うのをもっと知りたいなぁと思うぐらいの凄い手腕だなぁと改めて感じます。もちろん戦術は万能じゃないし、それに限界があるのはわかる。でも彼はどうにかして来ていることを考えたら、そのどうにかできる何かを日本のサッカー全体が学んだ方が良いのかも知れませんね。クオリティをカバーするマジックに期待したいですね。

・傾向

2005 Jef Member
3-5-2             2-3-3-2
   ハース  巻         ハース  巻
      羽生             羽生
ポペスク       坂本     佐藤  ポペスク
    佐藤  阿部      山岸  阿部  坂本
 斉藤 ストヤノフ 水本     斉藤  ストヤノフ
      櫛野              櫛野
FW:林丈統、要田勇一、高橋泰、堀川恭平、市原充喜、金東秀、川淵勇祐、
MF:工藤浩平、滝沢邦彦、瀬戸春樹、中島浩二、楽山孝志、水野晃樹、中原浩介、芳賀博信
DF:結城耕造、藤田義明、竹田忠嗣
GK:立石智紀、中牧大輔、岡本昌弘

こんなニュースも出るぐらい、まずはシーズン前に色々と試行錯誤しているようですが、基盤となるのはやはり運動量を保って流動的にポジションを変えて行くアグレッシブなスタイルなのは変わらないと思います。ボジションチェンジとテンポの速いボール回し、そして引きつけて空いたところを突いていく形はやはりジェフの一番の武器だと思いますが、今年は去年のフレキシブルな2トップ(マルキとサンドロ)から巻(or林?要田?)とハースに変わることでその辺のスペースメイクだったり、攻撃のアプローチというのが微妙に変わってくるのかなぁと。ハースに関しては見たことないので(もしかしたらあるっぽいけど覚えてないので・・・・)どのような選手かまだ見当が付かないのですが、巻はある程度ポストをこなしながらペナルティエリアに体ごと突っこんでいくようなタイプだと思うので、組み合わせもそうですし、どのような変化が現れるのかが今年のポイントになるのかなぁと。ましてや左の槍・村井を失ってしまい、あの美しい軌道のクロスボールだったりドリブルワーク、そして何よりも存在感と言う部分で大きな穴が空いたことは事実、それに変わる何かというのを見つけていかないといけないのかなぁと。
守備に関しては、ある程度水本も育っているし、ストヤノフがどれぐらいやれるかにも掛かって来るにしても去年並にはきっちり守れるのかなぁと。ただ去年の課題だった勝負所で失点をしてしまったり、押し込んでも決めきれなかったりと勝ちきれなかった課題をどのように修正していくのかが一番気になるところです。こればっかりは経験というのが大きく物を言うと思いますが、そこでキーとなってくるのは外国人選手なのかなぁと。歴戦の勇者のような3人なので、そういう経験を備えている選手達がその影響力がチームに波及出来れば、上にも書いたとおりクオリティ的には下がったとしても拾える勝ち星は多くなる可能性すらあるのかなぁと。ただそのためにはやはり勝利を引き寄せられる強さというのが必要だと思いますが。今まではどうしても勢い的なモノの方が非常に前に出る部分も多かったし、それが止められちゃったときに苦しくなって経験の浅さが出てきてしまう部分も見えただけに、オシム監督もそういう部分を改善するためにこういう選手を獲ってきたのかなぁと(一応、仮)感じました。そしてもちろんこれで2年上位で戦ってきた訳だから、その積み重ねというのもあるはずです。そういうところで弱さを見せてしまった苦い思いが多かったにしても、選手達も感じる部分があるはずだし、今年こそ進化の跡というのを見せたいところですね。
頭を動かしてサッカーをすると言うのを良くオシム監督は引き合いに出しますが、その辺を今年はもっと突き詰めていかなければならないというというのもあると思いますし、そういう必要性に迫られているのかなぁと。自分たちのやれることをチームとして試合で最大限発揮すれば、個の差は埋められるとオシムも言っているとおり(負けると逆を言うけどね)チームでどのように考えどのようにプレーしていくのかが今年最も必要なポイントになると思います。

・対策
まあまずは相手のペースにはまらない、スペースを空けない、引き出されないと言うことが相手に対してまず必要なことなのかなぁと。ジェフが良いときは運動量で中盤を制圧し、良い形でボールを獲る、そこから速いボール回しとポジションチェンジを絡める攻撃で相手を引き出しうまくスペースを突いてくる。だからこそその速いパス回しに惑わされずにきっちりと組織を維持して守っていくと言うことが必要になるのかなぁと。攻撃に置いては攻守の切り替えが早いけどやっぱりどんどん前に出てくるチームだから裏は空くと思うのでその辺を突いていきたいところ。こちらも頭を動かして常にスペースを見つける努力を続けることが必要だと思うし、バランスを崩さないようにやっていくと言うことが必要なのかなぁと。自分たちのペースに引き込んでいくというのが一番効果的なのかなぁと思います。

と言うことで戦力ダウン云々というのに一番目が行ってしまうのですが、やっぱりオシムは何とかしてくるんじゃないかという期待感もあるし、チームとしても監督を信頼してやっていけばうまくいくんじゃないかと言うのもあると思います。もちろんオシム監督も全能ではないと思うので、全てを求めるのは難しいかも知れないとは思います。それでもそんなチャレンジにはやはり期待したい気持ちでいっぱいです。そして一番楽しみなのは、ジュビロとの対戦ですよね。いつもこのカードはものすごい内容的に高いモノでいつも楽しませてもらってますが、それに「憎悪」という最高のスパイスとなる気がして楽しみでしょうがないです。新しいチームの構築はもちろん、付随してきた名称変更、そして蘇我スタジアムの建築で大きな注目を集まる今シーズンのジェフは非常に楽しみです。でももうあんまりいじめないでね(笑)

*と言うことでジェフ側の方々からの御指南・ご指摘・感想・反論などなどコメント・トラックバックにてお待ちしています。もちろんそれ以外の方々からもお待ちしています。さて明日からUCLがいよいよ始まりますね!もう大変です。明日は「傾向と対策」は休んで久しぶりにプレビューなんかをしていこうかなぁと思ってます。と言うことで今日はここまでです。

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February 20, 2005

2005J.League 傾向と対策 -FC東京-

ヴェルディは飛ばして今日はFC東京です。何で飛ばすか?ゼロックス前にプレビュー変わりにしようかなぁと思っていたので。去年初タイトルを手にして、今年はリーグ制覇を視界に捉えるFC東京。そのキーワードは競争と決定力かなぁと。ではスタート。

・移籍動向
【IN】
移籍加入:ダニーロ(←インテルナシオナル/ブラジル)藤田泰成(←グランパス)尾亦弘友希(←アルディージャ/R復帰)迫井深也(←モンテディオ/R復帰)
新人獲得:栗沢遼一(←流通経済大)鈴木健児(←新屋高)
【OUT】
ケリー(→クルゼイロ/ブラジル)阿部吉朗(→トリニータ/R)大谷圭志(→ザスパ)李忠成(→レイソル/R?)松本昂聡(→ヴィッセル)

と言うことでそんなに入れ替わりのないシーズンとなりそうですが、チームのスタンスとして今いる選手達をより伸ばすという考えがあるようで、補強により強くなると言う形ではなく補強により競争力をより高めて成長を促すということが目的としてはっきり打ち出されているのかなぁと。はっきり言って何でこのチームにばっかり才能が集まるのかうらやましくてうらやましくて(そりゃヒロミが使うからだろうけど)ただ長いシーズン戦う上でやはり阿部吉朗の離脱は痛い。FWの単純な数が少なくなったというのもあるのですが(CF適合としてはルーカスと近藤祐ぐらい?)今シーズン4-3-3にチャレンジするようでその時に彼のボックスの中で働けるセンスや動きというのはより活かされるのではないかと思っていた部分もあるからです。まあ本人の希望と言うことで仕方ないのかも知れませんが・・・・。でチームの大黒柱ケリーの放出。チームの考えとしては去年余り活躍出来なかったからというより、馬場や梶山が伸びてきているので独り立ちさせるためにもケリーにおんぶにだっこの状態を払拭するために出したとのこと。これが良いのか悪いのかはわかりませんが(ルーカス・ケリーのコンビは少なかったけど良かった訳で)、新加入のダニーロ含め彼らの成長に賭けているのでしょう。どちらにしてもフロントは選手達の可能性を強く信じるからこそのスタンスなのでしょうね。彼らはプレーでそれを示さないといけないと言うことは確かだと思います。
ただ懸念されていたあまりに層が薄くレベルの違った左サイドバックのバックアップに藤田を獲って左右のサイドバックの層が厚くなったというのは補強として良かったのかなぁと。そして栗沢の加入も大きい。僕は彼にはマリノスに来て欲しかったのですが(笑)とにかく何でも出来るセンスの良さと運動量、そして柔らかさを持っている選手でどちらかといえば一芸に秀でている選手の多いFC東京に置いては非常にこういう選手の存在は貴重になってくるのかなぁと。まあまだ線が細くこれからという印象もありますが楽しみな部分は大きいです(すでにトップ経験もあるし、結果も出しているし)
選手個々の差は余り無いと考えたら競争意識を高めることによって、その競争がまた成長の栄養となるのは事実でしょう。その成果の成否は長期的な視野に立ってみないとわからないですが。ただFC東京らしいのは確かだと思います。

・傾向

2005 FCTokyo Member
4-3-3               4-2-3-1
      ルーカス            ルーカス
鈴木規         石川  戸田   馬場   石川
   ダニーロ  梶山         今野  三浦
金沢    今野    加地 金沢          加地
   ジャーン  茂庭        ジャーン  茂庭
       土肥               土肥
FW:近藤祐介
MF:浅利悟、宮沢正史、小林成光、栗沢遼一、鈴木健児
DF:藤山竜仁、増嶋竜也、藤田泰成、迫井深也、中村亮、前田和也、尾亦弘友希
GK:塩田仁志、遠藤大志、近藤健一

FC東京に関しても一度「興味をそそられ、又脅威を感じるクラブ」で取り上げたのですが、そっちとしてはどちらかといえば上に書いたような事なので、チームとしてのことを。今年は4-3-3をやるとスペイン大好き原監督が表明していますが、デポルが廃れてきたのでバルサに乗り換える感じですね(イルレタさんもやめちゃうしね 笑)チームとしてはあくまでも基盤にあるのはDFであり、守備の安定が今までの成績をもたらしたと言っても過言ではないでしょう。ただ守備を意識するとどうしても得点力は上がってこない、でも前掛かりになると今度は安定していた守備は不安定になってしまうと言う感じで、数字が比例してしまうことに関してどのようにアプローチしていくのかが気になるところです。今年やろうとしているスタイルはどうしても前掛かりにならざるを得ないので、ボランチが今野一枚になったときにどれだけ彼に負担を掛けずにボールを奪うのかという部分が大きな問題になるのかなぁと。4-3-3のアンカーとして考えると、やっぱりエジミウソンやマルケスといった元々CBの様な選手を置いているバルサに思いを馳せる訳ですが、考えてみればその選手にとんでもない負担がかかっているわけではない(怪我ばっかしてるけど、このポジションの選手)というより余りスペースをカバーしたり埋めたりと言うことを大仰に考えていないのがポイントなのかも知れませんね。それはもちろんバルサの超絶テクニシャン達がボールを簡単に失わないと言うことがあるのですが、それにしたってサイドバックはガンガン上がるし、シャビもデコもどんどんボールに絡んで中盤には血の気の引くような大きなスペースが空いている。でもどうして大丈夫かと言ったらその分だけ押し込んで相手の前への推進力さえ奪ってしまっているのがひとつ。もちろんそれでもカウンターは出てきます。でもあくまでも空いてはかなり自陣に押し込められている状態で最初に飛んでくるのはFWへの楔のパスだから限定して取りに行けるというのがあるし、アタッカー達は速い攻守の切り替えで厳しいアプローチでフォアチェックを掛けて攻撃を遅らせると言うことをやっているからリスク管理という意味ではそれなりに理にかなっている(まあそれでもリスキーと言うのに変わりはないですが)攻撃だけに目がいきがちですが、勝つためにはそういうことをいかに徹底してやっていくかというのがポイントになるのかなぁと。元々CB中心に非常に硬い守備陣を誇るFC東京なのですが、さすがにバルサのようにボールを失わない技巧というのは伴っていないと思うし、コピーするには色々と問題が出てくるのかなぁと。もちろん攻守が繋がっていることを考えたら、中盤で悪い失い方をしないようにするということが大前提になるのは言うまでもないことですが。
ただ個人的にFC東京はこのスタイルにフィットする様な気がします。というのも現状のJではジュビロがいまああいうモデルチェンジ中と言うことを考えたらFC東京がもっとも攻めれるチームだからです(得点という意味ではなく)日本で一番優れた攻撃構築能力を持つチームで美しいサイドアタックをある程度コンスタントに出せるので、はまったときは凄い勢いを感じる訳で、その辺はよりサイドアタッカーを高い位置に押し上げていると言うことを考えたら、そんなに変わらないのかなぁと。その攻撃構築力に満足していては意味がない訳で、その質の高さを実に繋げる意味でも今年はサイドアタッカーには点も求めていくべきなのかなぁと。もちろんサイドアタックが本流にあるとは思いますが、今年はサイドに張り出すだけでなくスルーパスに反応して直接ゴールに向かうとかCFWと絡んで中を突破すると言った形が出来てきたら、よりゴールは獲りやすい形が出来てくるのかなぁと。個人的には特にナオにこういう動きが出てきて欲しいなぁと。ルケ(デポル)やホアキン(ベティス)と言ったワールドクラスのサイドアタッカーがシーズン二桁取っているのかといったら、ペナの中に入る回数も多いし、縦よりも斜めを狙い、クロスにもどんどん飛び込むなど「ゴールをお膳立てする」のではなく「ゴールを獲りに行っている」と言うことだと思うのです。もちろん縦に突破してクロスを上げると言うこともやるし、事実それでアシストも多くするけど、自分で獲るという気持ちが強く出ているから、それを狙うことの重要性が高まるのかなぁと。縦に行ってクロスを上げるという課題をクリアして、今度は横に行って左足でのミドルを狙うようになった、今度は斜めにラインとくぐり抜けてゴールを取って欲しいなぁと。それこそ反対側にいる戸田のような姿勢を持つことでアタッカーとしてより成長出来るチャンスにあるのかなぁと。チームとしてもサイドに張り出すことを求めるだけでなく、そういう形を導き出すことによって懸念の得点力不足も効率よく解消できていくのかなぁと。現実としてワイドアタックの効果はそこまで上がっていないのが現状であり(中に枚数が揃うことが少ない事もあって)新たな方向性という意味ではこのモデルチェンジは非常にポジティブに捉えられるのかなぁと。攻撃力は得点力とは直結しないというのは誰もがわかっているからこそ、勝負を決める選手が競争による成長で出てくることを求めているのかなぁと。逆に言えば競争における個のブレイクがあれば狙ってるモノへの距離というのは限りなく近くなるのではないでしょうか。

・対策
何となく、やりづらい。と言うより負けるときはいつも大きなダメージを伴う負け方をしている気がしてなんかやる前に凄い嫌なイメージがあるんです。去年は連勝だったのですが、結果として買ったけど何か様々ないちゃもんの付くような勝ち方でしたし(審判とか・・・)今までのイメージを払拭するような勝ち方ではありませんでした。まあそれはいいとして、本当に4-3-3で来るとしたら中盤でばしばしカットを狙って、がっつんがっつんスペースを狙うというのが効果的なのかなぁと。相手が前掛かりに来て失ったらフォアチェックに来ると思うので、そこできっちりとボールを失わないように前に運ぶというのが大切ですが。DFは揃っていると強いというのは実証済みなので、出来るだけサイドから攻めて、CBを一枚引っ張り出すというのが効果的なのかなぁと。今野や三浦、浅利と言った選手が非常に質の高いカバーをしてくるのでその辺はやっかいですが、まあそれは置いておいて引っ張り出せばどうにかなりそうなイメージもあるので。一番大事なのは勢いをしっかり受け止めて我慢しその隙を狙う、もしくはその勢いの出鼻を挫いてまともに受けないでこちらのペースで進めると言うことをチームできっちりやっていくことではないでしょうか。

と言うことでいつもにも増して好意的なのは個人的に好きなチームだからです(笑)でも本当に今年のFC東京は選手達がチームの期待に応えたれるような成長を出来るのかどうかと言うところに掛かってきているし、それをチームとしてまとめて機能させれるかどうかというのに掛かっていると思います。そして勝負を決めるような選手が出てくれば、必ず大きな成果は巡ってくるのかなぁと。今年は今までに増して指揮官の腕の問われるシーズンになるだけに、その辺はヒロミ正念場って事ですね。個人的に開幕戦(vsアルビレックス)は楽しみにしています、去年は見に行ったなぁ味スタ。もしかしたら4-3-3対決になるかも知れないし、指揮官の腕比べになりそうな予感。とにかくナオ頑張れ(どんな終わり方だ 笑)

*と言うことでFC東京側の方々からのご意見・御指南・ご指摘・反論などなどコメント・トラックバックにてお待ちしています。もちろんそれ以外の方々からも、お待ちしています。それにしてもFC東京のオフィシャル凄い格好いいなぁ・・・。まあいいや、とにかく今年はチームにとってはもしかしたら少し我慢の時間が多くなりそうな気もしますが、それが実ればこの先はものすごい明るい未来になる気がします。まあそうは簡単に・・・・ry)
と言うことで今日はここまでっす。

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February 19, 2005

シビアな経験@A3 ChampionsCup vs水原三星ブルーウイングス

ゲームが荒れたのはやっぱり日韓の何かがあるのかも知れないけど、正直残念だった。というのも良いゲームだったから。でもこの大会を通じて凄い良い経験を積めたのかなぁと。状況が整わない中でタフでクレバーでラフな相手、引っかかるピッチ、強風、もちろんジャッジの質に関しても。まあまたこれだけの代償を払っても取れなかったのはものすごい残念すぎるし、度の過ぎるラフプレーには体調悪いのに血圧上がってしょうがなかったけど。とにかくレポート。

A3 Nissan Champions Cup 2005

Suwon Samsung Bluewings 3-1 Yokohama F.Marinos
Suwon:15'&84'Nadoson 51'KimDongHun F.Marinos:20'Hideo Oshima


F.Marinos Official

F.Marinos Starting Member
GK榎本達也、DF栗原勇蔵、中西永輔、那須大亮、MF上野良治、原信生(→69'熊林親吾)、田中隼磨、ドゥトラ、大橋正博、FW大島秀夫(→61'奥大介)、山崎雅人

相手の水原は韓国代表のイ・ウンジェ、キム・ナミル、Jでのプレー経験を持つキム・デイ(元ジェフ)キム・ドンヒョン(元トリニータ)アン・ヒョヨン(元サンガ)、そして去年のKリーグMVPのナドソンと韓国では韓国版レアルとの話。他にもチェ・ソンヨン(元ヴィッセル)等もいるけど怪我のために欠場。序盤からの前に圧力を掛けて縦のボールをインターセプト、そして早く前に預けて仕掛けるというのを狙っているのがよくわかります。ただ繋いでくる意識が高く、浦項や城南などとのイメージとはちょっと違うチームで、スキルをうまく活かして、スペースが空いたらどんどん突破、前をふさがれたらコンビネーションと言った形をうまく使い分けてくる感じにDF陣も非常に対応に苦慮していました。またゾーンマークが全く機能せず危険なシーンも出てきたりと不安定な立ち上がりになってしまいます。ただこの日はマリノスの動きも結構良かったこともありそれなりに中盤でボールカットからうまくサイドに展開するような形が出来るとチャンスも出来る。しかしその均衡が破れたのは懸念されていたミスから、押し込まれながらも何とか耐えた形で左にこぼれるとドゥトラが前に、って所でボールをカット、左から完全に逆を突かれた形でアーリークロスが入ってくると体制が整わないままナドソンが中に切れ込んできて巧みにあわされるとエノタツ頭上を抜かれ先制点を献上してしまう。那須が手前でクロスに対して、栗原が遅れながらもカバーに入ろうとしたモノのいずれも届かず防ぎ切るには至りませんでした。その後もキム・デイにドリブルで一発でぶち抜かれてバー直撃のシュートをされるなど不安定な形でしたが、その後目を覚ましたのか、流れが良くなり特に良い形でサイドに展開する形からボランチが押し上げて攻撃の厚みを増す形がうまくはまって、今大会通じて閉塞感伴う攻撃から一転、流れるような展開が出てきます。そんな流れからその中から外の良い展開からハユマから斜めにフィードが入ると、大島がふくらみながらぴたりと胸で受けてそのまま一発ボレーでイ・ウンジェの脇を抜いて同点ゴール!ハユマのフィードと大島のファーストコントロールという非常に質の高いプレーが合わさった見事なゴールでした。その後も相手のきついプレッシャーをかわす形で良い形が出来るし、山崎もどんどん仕掛けて積極的な姿勢を見せました。リズムが取れない水原は左で張ってアクセントにと考えていたキム・デイを諦めて前半終了前にキム・ドゥヒョンを投入し、完全に3トップのような形に。それでもそこに来る前に良い形でボールが取れていた事もあってペースを握ったまま前半を終えました。

後半に入るときにも左の選手を入れ替えて好調のハユマに対しての対応をしてくると、風が強くなったこともありマリノスのペースがおかしくなり、相手のプレッシャーに対してボールを失うことが多くなる。そして非常に不安だったセットプレー、マンマークに戻したモノの、強い風でボールが流れたこと、そしてニアにいた大島とエノタツが被ったことという二つのアクシデントで飛び出したけど触れないというGKとしてやってはいけないミス発生、そこでぽっかりと空いたところで交代したキム・ドンヒョンが流し込んで2-1と再びリードを奪われてしまう。その後、大島に代えて奥、原に代えて熊林と投入すると、奥→山崎ラインの縦の関係からの早い展開から山崎が巧みに受けて突破というシーンが出来たモノのそれを防がれると、その後はボールが動く範囲が狭くなってしまい、細かくなったところを後ろからそこをがつんと狙われてボールロスト、そしてカウンターと言った感じの展開になってくると、ほとんどシュートチャンスを作れなくなってしまう。激しすぎる水原のプレーにマリノスの選手もフラストレーションを溜めてゲームが荒れ出し、そうなるとリズムを変えるようなプレーも出てこなくなってまた今までの閉塞感の漂う攻撃しかできませんでした。そして80分にビルドアップに苦慮していたこともあってエノタツが足元でボールをキープ、そこでナドソンを誘い込むような形になるモノのそこでボールを当ててしまい、逆にピンチに。最初の攻撃は何とか食い止めたモノの状況は整えるまもなく第2波を喰らい、ナドソンのヒールからキム・ナミルが突破、引きつけられたところをまたナドソンに決められて3失点。結局このまま1-3で終了。久しぶりに苦い経験を伴うような試合になってしまいました。

と言うことで、まあもったいないというか勝てない試合ではなかったけど、非常にタフで強くて頭の良いチームでした、水原。このA3ではやっぱり前に戦った2戦とはまた一つ上のレベルのチームで、韓国の良いところと日本の良いところを組み合わせたようなチームだなぁと。もちろん韓国らしい激しいアプローチとアタッキングエリアでの積極的な仕掛けの姿勢はそのままに中盤ではスキルを活かしてリスクを余り冒さないで繋ぐというのをうまく融合している形で、強かったなぁと。ただそんなチームを押し込む時間もあったし優位に立てた時間帯もあったという事を考えると、それを続けることが出来なかった事に問題があったのかなぁと。良かったときは中から外にいいボールが展開出来て、そこからまた前に出てくればフリーとなって受けれるような形が出来たりと流れやすい形になっていたのかなぁと(でも前掛かりになっていたのでディフェンスのバランスは悪くなっていたけど)後半に入って運動量が落ちたこと、ボールを受ける動きがなくなったことで中盤のバランスが非常に悪くなって、距離がどんどん狭まってしまってまた閉塞感のある攻撃に陥ってしまったのかなぁと。

守備に関しても、余り良いモノではなかったのはミス絡みとはいえ3失点というのはいただけない。失点に繋がったのは確かにミスが絡んだ。でも普通の形でも相手の仕掛けに対して複数でいって奪えずスペースが空いて飛びだされる、付いているような形になってたけど軽い対応などちょっといただけなかった。良い部分と悪い部分で考えればバランスが悪く、攻撃のリズムが出ないようになると我慢しきれず守備もおかしくなったってしまったのかなぁと(逆とも言えますが)まあその辺は怪我人や体調不良が続出した中でしょうがないといえばしょうがないですが、うーん・・・・。

ではこの大会の気になったところを。

・アピールの機会を生かした熊林と大島、積極性を見せた山崎。
クマタンに関しては結果を残したこと、後はスキルの高さやパスセンスもそれなりに見せたこと。守備に関してはまだまだ向上しないと怖いけど、既にいけるのかなぁと。大島もこのチームに現状では足りない高さと前線の起点という部分では存在感を示し、そして今日の試合では素晴らしいゴールも決めたりとJ2で22ゴールは伊達じゃないというのを見せてくれました。ファーストコントロールも安定しているし、後はコンディションですね。今日もフルで出来ていればチームもあそこまで悪くなることはなかったのかなぁと。山崎に関してはドリブルはいける、どんどん仕掛けて後はフィニッシュ。ここさえ改善出来ればもっと出来るはず。それが出来なきゃ先はない。

・やはり違う存在感、上野様とハユマ。
いるといないとではだいぶ違いが出るのかなぁと。2戦目はラフなプレーをいなしながらも1得点、チームを落ち着かせたりと後ろできっちりと安定してスペースをカバーしてくれる那須と良いコンビで非常に良かった。今日はノブッキとのコンビだったけどどうしても我慢出来ないのか出て行く形が多く、攻撃面では良いのですが後ろに大きなスペースが出来てしまったりと怖い部分もあったりと攻守のバランスが悪かったから、その辺はまだまだコンビが未成熟な状態だったからかなぁと。でもいるといないとでは大きな違い。ボールが落ち着くポイントは今のマリノスには必要だと改めて思いました。
ハユマに関してはこの大会のマリノスのMVP。アシスト3つは見事だし、去年よりも攻撃におけるアクセントという面では格段の進歩を見せていました。突破もクロスも良い攻撃に繋がっていて、去年の経験が非常に活きているのかなぁと。そしてこだわっていたアシストに繋げているというのが非常に素晴らしかったです。DFに関しては何となく軽い感じはあるけど、きっちりとやってくれていたし年俸アップの価値はあったのかなぁと(笑)後はこれを継続してほしいです。

・不安定なドゥトラ
怖いよ、何かプレーセレクトが悪くて持ちすぎたり、無茶に仕掛けて取られたり、そして失点に繋がるミスとCSの時から引きずってるのかも・・・・・。今まで頼りきりだったけどもう一度良かったときのドゥトラに戻って良い形を見せて欲しいなぁと。セットも含めて守備も非常に心配。

・ゾーンマークなセットプレーのディフェンス
きっと何かのきっかけでやっているのでしょうが、正直うまくない。ゾーンで必要のは相手に勢いを乗らせずに競らないとほとんど負けちゃう。それもそのはずスタンディングヘッドを強いられるのと飛び込まれるのでは勢いも高さも違う。ただゾーンを埋めてるだけでは全然機能していないので・・・・・。今日は後半マンマークに戻したのでもうやらないのかな?

・期待の大橋、消える時間多すぎ。
トップ下やボランチで入ることが多かった大橋ですが、今回に関してきついプレッシャーの中で何が出来るのかというのは、正直残念な出来。消える時間が多かったし、運動量的にも多くなかったし、効果的な動きもなかった。特に受ける動きがないからビルドアップで閉塞感も伴う。受け手としての意識が低かったというのがあまりに消えていた要素の一つなのかなぁと。守備に関しては余り期待していないけど、もっと体を張るなりしていかないと・・・・・。期待は高い、頑張って欲しいなぁと。

・ビルドアップ不安定。
もちろん受け手の問題もある、コンディションの問題もあると思う。でも後ろでドリブルするくらいなら戻して欲しいくらいやめて欲しいなぁと。もちろん受けに来ないからああいうことになるのだけど、「受けに来い!」って要求しないと。うーん。チームのリズムにも影響してくるし、シビアにやっていかないと。

・フィジコ仕事してる?
いや、怪我はしょうがない・・・・。あんだけラフにガツガツやられたら・・・・・。でもこれだけアクシデントが起きるとホントにちゃんと仕事してんのかと思っちゃう。キムチ鍋で体調不調になりました、なんてプロじゃないっす・・・・。何か無能って話も出てますけど・・・、頑張れ池田さん。

と言うことで課題も出てきたけど、楽しみな部分も出てきたなぁと。もちろん状況を整える事が先、その後に課題の修正ということになるのですが、もしかしたら間に合わない・・・・?選手が戻ってくればどうにかなるのかなぁ?
でもこの大会で一番の課題だったのはこういう厳しい状況での環境適応能力かなぁと。風だったりピッチだったりラフプレーだったりと色々あるけど、マリも例に漏れず日本的な弱さを露呈してしまいました。そういう意味ではいいテストになったのかなぁと。チームももっとシビアにやっていかないといけないし、逞しくならないといけないのかも知れませんね。でないとACLは勝ち抜けない。でもそれが改めてわかっただけでもこの大会はやれて良かったのかなぁと。今度こそACL制覇に繋げるためにもこの苦い経験を糧にして欲しいところです。と言うことで今日はここまで。

忘れてましたが、榎本さん、今年はこれで最後にしてくださいね?せっかくのファインセーブが泣きますよ・・・。

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February 18, 2005

2005J.League 傾向と対策 -フロンターレ-

「Mind-1」「勝ち点100・得点100」と掲げた目標をきっちりと達成し、2000年以来の昇格を果たした川崎フロンターレ。最強のJ2チャンピオンとなり、1年持たずに降格してしまった苦い記憶を払拭するために最強のチームを作り上げてJ1に戻ってきました。さて、その力はどこまでJ1で通用するのか、そしてJ1での神奈川ダービーの復活と見所いっぱいのフロンターレです。

・移籍動向
【IN】
移籍加入:フッキ(←ヴィトーリア/ブラジル)飯尾一慶(←ヴェルディ/R)小林宏之(←レッズ)鄭容臺(←グランパス/R)森勇介(←サンガ)
新人獲得:都倉賢(←フロンターレY)植草裕樹(←早稲田大)大久保将人(←仙台育英高)
【OUT】
塩川岳人(→Fマリノス)町田忠道(→ヴェルディ/R)岡山一成(→アビスパ)神崎亮佑、大石鉄也(共に未確定)伊藤優津樹、浦上壮史(引退)

この辺も2000年の反省を活かしてか、J1に上がったからと言って大きなモデルチェンジを避けてあくまでもJ2で培ってきた堅実なサッカーを継続しようという意識の現れかも知れませんね。出入りも非常に少なく、それだけ去年出した結果に大きな自信というのを感じる部分でもあります。フッキに関しては、一応4人目の外国人選手という形ですが、マルクス・ジュニーニョ・アウグストの誰かに欠員が出たときのバックアップとしても非常に心強い存在と言う噂です。フロンタも基本的に外人の見つけ方はうまい方だと思うけど・・・・・。とにかくベースはいじらないと言うのが基本線です。

・傾向

2005 Frontale Member
3-5-2              3-4-3
   ジュニ  我那覇           我那覇
     マルクス        マルクス      ジュニ
アウグスト       長橋  アウグスト     久野
    久野  中村          中村  鬼木
  伊藤 寺田 箕輪        伊藤 寺田 箕輪
      吉原                吉原
FW:飯尾一慶、黒津勝、都倉賢、西山貴永
MF: 鄭容臺、森勇介、今野章、木村誠、飛騨暁、山根厳、フッキ、相馬直樹、渡辺匠
DF:小林宏之、谷口博之、佐原秀樹、大久保将人
GK:下川誠吾、相沢貴志、植草裕樹

興味をそそられ、又脅威を感じるクラブ その2(LooseBlog)

一応フロンターレに関しては先に取り上げたので、特にこれに変わりはありません。J2最高のフロントライン、そこだけに頼らない強さを持つDFライン、それをきっちりと繋ぎ合わせることが出来るフレキシブルな中盤。これがあったからこそ、安定した成績を残せたのかなぁと。そうなるとJ2モードからJ1モードへの変更というのがなくても良いのかと言うところに焦点が当たるような気がします。全てに置いて質が問われることになると言うのがテーマ泣きがしますが、まず攻撃面から。ジュニーニョ・マルクス・我那覇のフロントラインは確かにJ1でも高いレベルのアタックラインだと思います。ジュニーニョは怪物・エメルソンと重ねられるところもありますが、エメルソンはうまいし速いし何でも出来るけどどちらかと言えば「剛」のイメージ、ジュニーニョはスペースに巧みに走り込んで相手の隙を突いたり軟体動物のようにグニャグニャとした動きなどが「柔」のイメージかなぁと。ただJ2で30得点オーバーは伊達じゃないと思うし、意外と周りを使えるので彼が攻撃を引っ張る存在となれば相手にとっては脅威となるのかなぁと。基本的にはマルクスがそういう役割を担うと思いますが、彼も考えてみたら一昨年の得点王。自分でも獲りにいけるという意味では、我那覇も含めてやはりこのアタックラインはそのまま能力を発揮できれば非常に大きなストロングポイントになるのかなぁと。ただ相手が変わってどうなるのか、それなりにやれるとは思いますが、シュートチャンスに持って行ける回数も減るだろうし、そのシュートに対してのアプローチもきつくなる。その中でどこまで決定力を発揮することが出来るのかと言うところがポイントになりそうです。特にシュートチャンスを作り出す中盤へのプレッシャーが強くなって自由度が制限され、攻守の切り替えも速くなるから隙が少なくなる。その辺を関塚監督、そして去年攻撃のクオリティを上げる役割を質の高いパスで担った中村憲剛がどうしていくのか、攻撃面でも見所は沢山ですね。
で守備の部分も同じ。強さの求められたJ2時よりもスピードが求められるし、ポジショニング・カバーの重要性はより増してくると思います。現在のJ1はスピードアタッカーが主流なので、飛び込んでくる選手はかなり沢山いるし、その俊敏性に対してどこまでカバーとポジショニングで対応していくのかが懸念されるポイントなのかなぁと。

どちらにしても、J1ではその「質」というものが問われそうです。フロンターレは反省もあって今年はJ2で培った力を基盤に大きく変えずに望む訳ですが、よりシビアな意識を持っていかないといけないのかも知れませんね。力押しで圧倒出来るほどJ1は甘くない。ただ最強の「J2チャンピオン」の力がどの程度の位置にいるのか、非常に興味深く今シーズンが楽しみです。

・対策
と言うことでマリノスとしてはリーグでは相当対戦がないので、当たってみて初めてわかる部分も出てくると思いますが、何となくこのチームはレッズな匂いがするチームだなぁと感じました(去年見た限りでは)前のアタッカーにボールを入れて、彼らの局面打開力が基本的に一番注意しなければならないポイントなのかなぁと。レッズよりもコンビネーションで攻めてくる印象もあるので、個の突破と同時にスキルの高さを活かした形は結構やっかいかなぁと。選手間の距離・裏へのケア・そして局面打開の突破と3つのファクターをケアするのは難しいかも知れない。もちろんマリにも強いDF陣がいますから、そんなに心配することはないですが、それでもまずこの前の3人に対して余裕がある持たせ方をさせないというのが一番かなぁと。後攻撃面では中村憲剛のミドル・ロングレンジのパスをサイドに散らして来ること。結構凄い精度のキックを持ってるので、なるたけ中盤でこっちも余裕を与えたくない所。結構するする上がってくるし、長谷部みたいなタイプかな?ますますレッズだ・・・・。とにかくこのチームには余裕を与えず、またチームとしてペースチェンジやシステムチェンジなどの対応にはまだ拙さも残るようなので(天皇杯・ヴィッセル戦)その辺の混乱を誘い穴が作り出して突いていきたいところです。

上にも書いたとおり、レッズと似た匂いのチームだなぁと感じている部分があります。そして去年のレッズの躍進は彼らにとって大きな自信に繋がるのではないかと思っています。攻守をきっちりと連動させて全てをまた攻撃に繋げる津波のようなレッズの戦い方はフロンターレにあっていると思うし、それは意識の問題だけでも随分違うと思う。大きなお手本を前にまずはホーム開幕戦・そのレッズとの試合が非常に楽しみです。チームとしては関塚監督の元(この監督にも注目しています、戦力があるとはいえきっちりと整備して1年で昇格させる手腕、そしてこれだけの信頼を集める指揮官)、チームはまとまっているようで後は厳しいJ1を戦い方を通じてJ1に慣れ、J1に順応すれば本当に面白い存在になるのかなぁと。攻撃力が前に出るチームなだけにゴールが取れない事になると閉塞感を覚えることもあるでしょうが、その辺はチーム全体で我慢しながら去年と同じく1試合1試合を大事に戦うことで必ず先に道は開けてくるのではないでしょうか。攻のフロンタと守のマリノス(こんなに単純ではないですが)色の違う同士の神奈川ダービーが今から楽しみです。

*正直フロンターレに関しては余り見ている回数が少ないので、わからない部分も多いです。なのでフロンタ側の方々からのつっこみ・ご指摘・御指南・反論などコメント・トラックバックにてお待ちしています。もちろんそれ以外の方からもお待ちしています。てゆうかもう書かなくても良いのかも・・・・。はてなもこれから更新しようかなぁと思ってたりしてます。まあ長続きするかどうかわかりませんが。と言うことで今日はここまでです。

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2005J.League 傾向と対策 -アルビレックス-

ようやく折り返し地点まで来た「傾向と対策」ということで、静岡の次は新潟と言うことでアルビレックスです。去年は目標のJ1残留を天変地異にも屈せずきっちりと果たし、反町監督もこのチームで5年目のシーズンとなりました。あくまでも去年J1で培った基盤の元に新たな戦力をプラスアルファして望む今シーズンはどのように進んでいくのでしょうか。

・移籍動向
【IN】
移籍加入:エジミウソン(←パルメイラス/ブラジル/R→完全)桑原裕義(←サンフレ/R→完全)アンデルソン・リマ(←サン・カエターノ/ブラジル)海本幸治郎、海本慶二、岡山哲也(←共にグランパス/岡山はR)萩村滋則(←サンガ)大谷昌司(←アントラーズ)宮沢克行(←モンテディオ/R復帰)中村幸聖(←モンテディオ)青野大介(←ヴィッセル)末岡龍二(←アルビレックス・S/シンガポール/復帰)
新人加入:藤井大輔(←サンフレY)諏訪雄大(←レイソルY)河原和寿(←大宮東高)吉澤正悟(←前橋育英高)田中秀哉(←作陽高)末岡龍二
【OUT】
安英学(→グランパス)秋葉忠宏(→ヴォルティス)栗原圭介(→ヴィッセル)平間智和(→ホリコシFC)三田光(→ベガルタ/R)松尾直人(→ヴィッセル/R返却)山形辰徳(→アビスパ)尾崎瑛一郎、新井健二、中島ファラン一生、栗原明洋、酒井悠基、山田将志(→共にアルビレックス・S/シンガポール)阿部敏之、深沢仁博、オゼアス、ホベルト、田中泰裕(→未確定)前田信弘(引退)

多いですね、量的には。でも基本的にシンガポールに若手を飛ばして、集中的に強化して登用すると言うことは変わらないことで(今年は末岡一人?戻ってきたのは)トップとサテのニュースタイルを模索し続けていますが、トップはプラスアルファと言うには非常に豪華な選手を取ってくること成功し、ほとんどと言っていいほど主力を残せたという意味では非常に素晴らしいオフの過ごし方になったのかなぁと。お金の使い方としてもまず既存の戦力を残すことに尽力したとのことで、レンタルだったエジミウソン、桑原のパスを買い取り(結局安の放出と松尾のR返却ぐらいにとどめた)、その後に懸念ポイントだったDFに手を入れていったと言うことになるでしょうか。正直攻撃陣は非常に素晴らしかったけど、多大な失点数を抱えたのも事実であり、最後まで有効な守備手段というのを見つけ出すことが出来なかっただけに、その辺を踏まえても妥当な動きだと思います。そしてその成果がグラのレギュラークラス、海本慶と様々なクラブで経験を積んだ萩村の獲得になったのかなぁと。そしてその後に付加価値のあるサイドバックと言うことでFKはジーコ並みという噂を持ち、鹿島も声を掛けたというアンデルソン・リマを獲得。そしてそれでも余裕があったのか海本幸まで獲得し、不安要素の一つだった右サイドをストロングポイントにまで高める結果に。動き方としては非常にお手本のように見事に考えられて動いた結果だと思います。他にも流れを変えられる岡山など各所にいればいいなぁと言った選手も獲ってきて、やりくり上手で何とかしてきた反町監督にはじめてと言っていいほど選手を揃えてあげられた事でサポにとっては非常に期待の持てるオフシーズンとなったのかなぁと。こちらとしても楽しみとなりそうです。

・傾向

2005 Alblex Member
4-1-4-1             4-3-3
       エジ               上野
   ファビ    山口     鈴木慎         エジ
鈴木慎        海本幸  ファビ   山口  海本幸
鈴木健   桑原    リマ  鈴木健         リマ
     喜多  海本慶        喜多  海本慶
       野澤               野澤
FW:中村幸聖、船越優蔵、河原和寿
MF:本間勲、寺川能人、岡山哲也、宮沢克行、末岡龍二、青野大介、大谷昌司、吉澤正悟
DF:丸山良明、萩村滋則、梅山修、高橋直樹、藤井大輔、田中秀哉
GK:木寺浩一、北野貴之、諏訪雄大

去年の基盤はあくまでもきっちりとゴール前を固めてしのぎ、特徴ある禁断の外国人3トップに早めに入れてリアクションサッカーで相手の隙を突いて獲ると言う形。途中からオゼアスを入れて前線でタメを作って動けるエジミウソン、ファビーニョのフリーランニングを活かすような形になりましたが、今年は加入した選手の特徴を考えるとこれに加えて(オゼアスはいないですけど)サイドに特化するのかなぁと。もともと左サイドは運動量豊富で何でも高いレベルでこなすファビーニョと縦の槍のように縦に鋭く思い切りの良い鈴木慎吾のコンビはうまくいっていた訳で(狙いが被らなくなった、棲み分けというか)、今年海本幸とリマという右サイドのスペシャリストが加入して、一気に層も質も高まる結果になりました。これがうまく機能すれば、両サイドからアグレッシブな攻撃を作っていけそうです。速い攻撃は十分にJ1のレベルまで達していると思いますし、対戦相手も手を焼いていただけに速攻を特化したスタイルを継続しながらも、主体的にうまくサイドを使って攻撃していくという形を模索していく形になるのかなと言う感じがしています。
そうなるとどこまで失点を減らすためのバランスを取っていくのかと言うこと気になります。去年チームバランスが良くなったのは攻撃陣の機能性が高まり、失点をカバーするだけの数字を残せたことがあるわけですが、守備だけを見てみると総失点58は少ない数字ではない訳で、これを削っていかないといけないのかなぁと。今年に関してみれば、サイドバックを上げたり、ワイドアタッカーが高い位置を獲ると言うことになると自陣にスペースを空けることにもなる訳で、そこをカバーしてリスクを減らさなければならない。その辺のマネジメントという部分でどう調整していくかがポイントになりそうですね。抑制し過ぎと単発になりがちだし、かといってサイドバックを上げすぎるのもまた怖い、舵取り役であり、カバーする役割を担うであろう山口や桑原には結構タフなタスクをこなしてもらわざるを得ない状態になりそうです(で具体的にどうすれば失点数が減るかと言われると難しい、チームバランスを揺るがすことになるので、チームの方針とずれてしまう 苦笑)
まあそんなアルビですが、やっぱり一番楽しみなのは反町監督です。好きなんですよ、現役の時から(笑)ただ監督としても非常に優秀で今まで積み上げてきたものをJ1でと言う形になったときに、相対的なものを良くわかっていたのか、キャンプでチームにビハインドメンタリティを植え付けて終盤の強さを付けさせたことがびったりとはまり、多数の逆転勝ちをもたらしたことなどを例にとっても非常によくやっているなぁと。ただ毎年誰かしら主力を抜かれてなんとかやりくりしていかないといけない状態に追い込まれていて、最初からいつも足りない戦力をなんとかやりくりしていく事で(選手起用だけでなく、それに応じた戦術運用)何とかチームを回していくと言う感じもありました(一昨年は鈴木慎吾・寺川が抜けるがJ2優勝、しかし昇格した去年はエース・マルクスを金銭的事情により延長出来ず、しかし残留)ただ今年はリーグ全体を見たらそこまで豪華ではないモノの去年の戦力をほぼ残し、そこに個の上積みが出来ただけにどのようなチームにしてくるのか、嫌がおうにも期待は高まります。もちろんスタンスを変えたりしてしまうと難しいことになってしまいがちですが、現有戦力を見極めてどのようなチームにするのか楽しみです。

・対策
まあ2ndでやられたことは余り気にしていないのですが(モチベーション的な問題やチームとしてテストに入っていたので)カウンターをケアしながら、ゴール前をいかに崩してゴールを獲るかと言うことなのかなぁと。その負けた試合は見事にその逆でしたが(マツのオーバーラップ→ボールカット→センターからのカウンター→マツは戻りきれない→ファビーニョから素さんミドル→ゴラッソ、そして攻撃に置いては崩しきれず敗戦)点を先に先に取るというのが一番良いのかなぁと。先にやられると出ざるを得ない→またカウンター、じゃ洒落にならないですからね。やはり局面で混乱を起こして一カ所を崩していくというところからズレを作り出すというのが効果的なのかなぁと。水際で粘るというのが非常に印象に残っていますが、まあそれは崩す云々の問題ではないので。で今年良くなりそうなサイドですが、左に関してはあくまでもファビーニョが優先順位としては先、彼の方がゴールに近い位置で危険な仕事をするので、鈴木慎吾の予想を超えるプレーも怖いですが、あれは予想出来ないので(笑)右に関してはまだどうなるのかわからないですが、縦のコンビがうまくいくと嫌だなぁと。海本幸は運動量、リマは精度を要注意と言うことになりそうですが、まあまずきっちりと中を、そして上げさせないと言うことを徹底することがいいのかなぁと。まあ先手先手、そして終わるまで気を許さないと言うことが必要なのかなぁと。

と言うことで本当に今年は面白そうだし、また波乱を起こしたりするのかなぁと思うと楽しみな訳ですが、今年は魔の昇格2年目と言うことで、着実に勝ち点を積み上げて降格回避ラインを目標にするのが現実的なのかも知れませんね。それ以上を狙うのならやはり58という失点数を削りながらも攻撃力を落とさないチームバランスというのを模索していく必要も出てくるでしょう。というより守備をもう少し良くしないと、攻撃陣は水物ですし、また事態が逼迫する可能性もあるだけにその辺は課題なのかも知れませんね(ちょっと逼迫して欲しいなぁという気持ちもあったり、そこで反さんがどうするのかを見たいし)でも地に足がついている強化方針、熱狂的なサポーター、ワールドカップのスタジアム、そしてマジカルな監督と着実に前に進んできたアルビなだけに、今年降格で一歩後退は避けたいところです。

*と言うことでアルビレックス側な方々からのご指摘・御指南・つっこみ・感想・反論等々、コメント欄やトラックバックにてお待ちしております。毎回書いてるけど、それ以外の方々からも募集してます。えーと、今までものすごい放置気味だった「僕の読書記録」ってはてなで書いてた書評ブログをちょっとリニューアルして、日常の事も書くことにしました。目次の下に書いていきますので、スクロールスクロール。ということで「僕の読書+日常記録」って事でそちらもよろしくです、他愛もないですが(続くかどうかさえわかんないし、実はこっちで精一杯って感じ)→「はてなダイアリー 僕の読書+日常記録

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February 17, 2005

アジアの汚さ@A3 ChampionsCup 2005 vs深セン健力宝

落ち込んでますよ、坂田・・・・・・・。もちろん勝ったのは嬉しい!上野様のウエディングゴールなんて素敵やんって思ったけど、この先のことを考えると本当にやばいぞ?

A3 Nissan Champions Cup 2005

YokohamaF.Marinos 2-0 Shenzhen Jianlibao
F.Marinos:46'上野良治 63'熊林親吾

F.Marinos Official

F.Marinos Starting Member
GK榎本達也、DF河合竜二、中西永輔、栗原勇蔵、MF上野良治、那須大亮、田中隼磨、ドゥトラ、大橋正博(→87'塩川岳人)、FW坂田大輔(→30'山崎雅人)、大島秀夫(→60'熊林親吾)

と言うことでキムチ鍋にあたったのかはわかりませんが、体調不良者続出で怪我人に加えてかなりの数の出場不能に。この試合では上野神が戻ってきたのですが、そうしたら坂田がプレー中に内側靱帯を損傷?で結局見立ての所は全治2~3ヶ月の模様・・・・・。もうプレーレポートをする所ではなくなくってしまいました。

一応得点経過としては、前半は相手のラフプレーに悩まされたこともあり、あんまり攻撃が機能することはなく、サイドを起点に攻めるモノの中のサポートも希少で攻撃の形は作れず、スコアレスで後半へ。後半開始直後、左からのクロスボールが流れたところをハユマがカバー、中を確認してマイナスに折り返し上野様がきっちりとコントロールしたシュートを左隅に決めて先制(GKがへぼかったという噂あり)その後、カウンターのこぼれをエースケがサポートして右サイドに展開、またも右サイドでハユマが受けると今度は一人かわして突破、きっちりとクロスを熊林に供給するとクマタンきっちりとインパクトしてゴールで追加点!これで勝負は決まりました。その後も深センがラフプレーに体力を使いすぎたのかペースが落ちたところで細かいパスで相手をかき回し2度ほど決定機を作りながらこのまま終了。2-0で第2戦を終えました。

うーん、相変わらず攻撃においてのボール運びが拙かったり、受ける側のボールの呼び込みというのも少ないというのが一番の現況かも知れません。コンディションなのか、それとも意識の問題か、サイドで起点は出来るけど、その後が続かない。中でボールが収まらない。サイドから何とかしようというのも見えるけど、そこから数人でと言うのもないし、もう少しこれからどうにかしないといけない部分も見えました。このままだとホントにまずいかも。

守備に関しては何とも言えないけど、悪くないけどうまくいかない部分もあったのかなぁと。でっかい選手に対してどのように対応するのかなどはもう少し詰めなきゃいけないかも。アプローチとカバーの部分でん?って思う部分があるので、その辺は修正していかないと。そしてセットの守り方なんですけどゾーン怖い!何か曖昧な部分が出てきそうだし、事実危ない部分が出ているだけにちょっと再考の余地あり。普通にやればある程度守れると思うし(強いんだからさ)

で深センの方ですが、まあ浦項に比べても相当落ちるかなぁと。レベルは低く、縦に速いサッカーで前の強さを押し出してくるチームでしたが、正直全然弱い。まあ相手もコンディションがわからないですが、がたっと後半落ちたので楽でした。身体能力と玉際に突っこんでくる以外に余り脅威を感じないチームで、後半に入ってからもっと悪くなった感じでしょうか。で一番印象に残ったのはラフプレー、アジアで当たり前なのはわかっていても本当に洒落にならんよ、シナ野郎。鬼のアフターチャージ、抜かれたら必ず足踏みか後ろからの足狩りが襲ってきたり、小競り合い多数、ひじ鉄、ハイキックと何でもありのようで、さながらカンフーサッカーでした(苦笑)ジュビロの皆さん、おしゃれなプレーでおちょくったら怪我しますよ?ホントに洒落になってない。エースケさんも超ご立腹みたいだったし、栗原が暴れなくて良かったよ・・・・。

で注目していた選手達としてはクマタンが結果を残し、そして動き回ってフィットネスの良さも見せてくれました。ポジション的には期待されていたボランチではなくFWでの起用でしたが意図の感じるプレーは結構期待しても良いのかも?多少軽いプレーが低い位置では心配ですが、スキルは高いし、これからまた今度は本来のポジションで期待したいなぁと。大橋に関してはトップ下での起用でしたが、前半はほとんどと言っていいほど良い働きはできずこの日の出来としては余り良いモノとは言えませんでしたが。ただ後半相手が鈍ってからは余裕が出てきて軽快なプレーもあったし、決定機での大きなミス以外は彼らしいプレーも見れたのは良かったです。後半のああいう形でのプレーがスタンダードとしていけばある程度可能性は広がるのかなぁと。山崎は・・・・・、うーん。でも皮肉にもまだチャンスはあるし、結果を残したいね。姿勢としてはどんどん仕掛けてるし良いと思うけど、その辺のプレーセレクトと判断がちょっとね・・・・。簡単にはたけるポイントでははたいて、中で勝負したい所。那須はラフプレーの餌食だったけど、落ち着いて中盤で黙々と仕事をこなした形。相手の出来も良くなかったけど、こういう舞台で落ち着いてやれていることは復調したといっても良いのかも?完全な判断は次で出来るかな?キャプテンマークでもっと鼓舞するようなのが見たかったかも(テレビで移ってなかっただけかも知れないけど)まあ普段からそういうことが出来る子だから心配してはいないですけど。とにかく次が勝負所。次で信頼されるか静観されるかが決まるところだけに頑張って欲しいです。

と言うことでシナ野郎最悪、水原の時はどうだったんだろう?日本だから?そうだとしたらジュビロはアウェイには気を付けるように。こんなチームには負けちゃ嫌。個人的にああいうプレーをしている限り強くなれないし、アジアが舐められる元だと思った。それこそ腐ったサッカーだわ。きれい事と言われるかも知れないけど、最低。まあいいや、ああいうプレーもまた経験ですからね。ポジティブに捉えましょ。坂田の怪我がちゃんと検査して軽いモノだと願いながら今日はここまでです。

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February 16, 2005

2005J.League 傾向と対策 -エスパルス-

さて、ちょっと間が空いてしまいましたが「傾向と対策」です。今日は古豪という冠名がしっくり来てしまっているエスパルスです。今年は去年の低迷を長期的視野で打破するべく、生え抜きの監督健太を迎え、そして新人獲得にも非常に精力的に出たオフシーズンでしたが、シーズンを戦う上での準備の方はどうなのでしょう?それではスタート。

・移籍動向
【IN】
長谷川健太(新監督)
移籍加入:ロジェーリオ(アトレチコ・パラナエンセ/ブラジル)チェ・テウク(仁川/韓国)佐藤由紀彦(→Fマリノス)山西尊裕(←ジュビロ)高木和道(←ヴィッセル/R復帰)西部洋平(←レッズ/R→完全)
新人獲得:鈴木真司、枝村匠馬(エスパY)兵働昭博(筑波大)岩下敬輔(鹿児島実業高)平岡康裕(清水商業高)財津俊一郎(東海大五高)岡崎慎司(滝川二高)青山直晃(前橋商業高)
【移籍・退団】
石崎信宏(退任/前監督/フロンターレHC?)
真田雅則(→引退)アラウージョ(→ガンバ)戸田和幸(→ヴェルディ)池田昇平(→サンフレ/R)鶴田達也、鈴木隼人、山崎光太郎(→共にヴァンフォーレ)高林佑樹、阿部文一郎(→共にサガン/阿部はR)

さて、上にも書いたとおり目を引くのは8人もの新人選手の獲得です。もちろん他にもユース代表の杉山浩太など非常に若くて有望な選手が多い訳で、この選手達を育てて行こうという姿勢がよく見えます。さて即戦力という意味では、サイドアタッカーの獲得に動いて佐藤由紀彦とチェ・テウクを獲得し、その考えはほぼ叶えられたと言っても過言ではないでしょう。新人を育てる以外のチームの考えとしては、良かった頃のサイドアタックをもう一度復活させて挽回していきたいのかなぁと。CFWにストロングヘッダーのチョ・ジェジンがいる事をきっちりと据えた上でのこの移籍の動きは非常に意図が見えて良いのかなぁと。守備に置いては外国人選手の補強で元々いる優秀な選手と組み合わせて安定性を考えているのか、ロジェーリオを獲得。池田も抜けるし、良い穴埋めなのかなぁと。
放出の方では去年海外から戻ってきた戸田が優勝を狙うという部分で不安を感じヴェルディに、チーム得点王でもあるアラウージョがガンバに移籍したと言うことでまあ±0ぐらいの感じでしょうか。
個人的にオフェンシブユーティリティープレーヤーのチェ・テウクの獲得は非常に大きいのかなぁと。前にニュースの所で書きましたが、彼のような韓国代表選手を取ることはある意味大久保や石川と言ったようなスターを取るのと同じような効果が期待出来るぐらいの力の持ち主だと言うこと。ましてやトップにいるチョ・ジェジンとのコンビもオリンピック代表で確立されていただけにホットラインとしての期待は非常に大きいのかなぁと。どこでも出来るのも魅力ですし、抜群のスピードは日本でも大活躍できるポテンシャルを秘めていると思います。
このオフの動きとしては低迷していた時期には感じなかったチームの明確な意図というのが非常によく見えているだけに、後は現場がこの意図をきっちり見据えてチームを組み上げていけるかと言うところにポイントが移るのかなぁと。

・傾向

2005 S-Pulse Member
4-4-2              4-2-3-1
    チョ 久保山             チョ
チェ         佐藤由   チェ   平松    太田
   伊東   杉山         伊東   杉山
山西          市川  山西          市川
 ロジェーリオ 森岡      ロジェーリオ 斉藤
      西部                西部
FW:北嶋秀朗、前田高孝、岡崎慎司、鈴木真司、財津俊一郎
MF:沢登正朗、吉田康弘、高木純平、鶴見智美、高林佑樹、兵働昭博、枝村匠馬
DF:高木和道、和田拓三、村松潤、平岡康裕、青山直晃、岩下敬輔
GK:黒川貴矢、山本海人

まあポテンシャルの高さは言うまでもないのですが、それが余りうまく回らないから成績が出ないのかなぁと。人事でゴタゴタすることも多く、去年若手育成を主に考えた事でアントニョーニ監督を呼んだモノの石崎氏との確執(?)などもあって結局半年で退任と継続出来ないところが去年の混乱の元だったみたいで。で今年はS級ほやほやで生え抜きの長谷川健太氏を新監督に据え、今度こそと言う思いは感じる部分があります。しかし正直どこまで期待できるのか、どれだけ手腕があるのかは未知数なだけに、刺激という部分を期待したギャンブルという感じが大きいのかなぁと。ただそれだけエスパルス自体が停滞し燻っていただけに刺激を求めていたというのはわかる気がします。後はどれだけその刺激がポジティブなモノで成果が上がるかと言う部分なのですが。
ただ方向性としては書いたとおり強かった時への原点回帰、サイドアタック、安定した守備、4バックというのを打ち出してその方向に進んでいこうと監督自身も考えているようで、後はどこまで整備し、チームに秩序をもたらせるかという部分になると思います。攻撃に置いてはサイドに二人を配してオーバーラップを基盤にしたサイドアタックを特化していき、トップのストライカーにボールを入れていく。サイドに関しては、前は移籍してきたユキヒコをチェ・テウクがプライオリティは高いでしょうが、抜群のスピードを持つ太田も含めて非常に面白そうだし、後は後ろと組み合わせて良い形と言う部分を求めていくのかなぁと。サイドが機能すれば決定力に関してはチョ・ジェジンは去年加入時からある程度示せている部分もあるだけに、その機会をどれだけ増やせるかというのが今年のエスパの攻撃においてのバロメーターとなりそうですね。
どこかに頼れる場所さえ作れれば、それをうまく使っていくために仕事の出来る選手達は揃っているし、チームに置いての秩序というのが少しずつ出来るのではないかという感じがしなくもない感じあるのかなぁと。守備に関しても外国人はわからないですが、安定させることはさほど難しくないと感じるだけに、心理的な要素がうまくいけばおのずと安定してくるのかも。元々能力のある選手達だけど、何をして良いのか、何を狙っていくのかと言うのが定まっていなければ、どうしてもチームはバラバラになりがちだし、そういう部分で今までのエスパはおかしな部分もあったのかなぁと。去年1stステージにジュビロ・Fマリと好調を維持していたクラブから勝ち点をもぎ取った部分を考えたとき、あのときは前に前にとボールに対してプレッシャーを掛けて、取ったらアラウージョのチャンスメイクを信じて選手達がフリーランニングを爆発させるといった形は非常に驚異的でした。しかしそれが継続出来なかったのはその後はまた違う方向にチームが向いてしまったからだし、その辺はチームとしての姿勢というのを明確にしていくと言うのが今シーズン一番重要なポイントになってくるのではないでしょうか。新監督にとっては試行錯誤中のようですが、信念を持つという意味では非常にタフなシーズンとなりそうです。

・対策
外目から見ると、やっぱり上昇してくる気配がなければそんなに注意すべきと言う感じはないですよね。僕の頭には非常に2ndのヴェルディ戦が頭にあって、中央をがっつんがっつんパスで回されて、アプローチに行こうと穴を空けるとそこに走り込まれて失点を繰り返すといったのが頭に残っています。まああれをやれと言われたら難しいでしょうから、どこかにボールを納めて引きつけてバランスを崩れるのを促すような形は効くのかなぁと。良くなるであろうサイドアタックを中心とした攻撃に関しては、運動量を保ってどんどんフリーランニングをして相手を引っ張ればサイドアタックの効果を薄めることは出来ると思いますし、中の選手をきっちりと捕まえて強いけどきっちりと体を当てて十分な体制でフィニッシュに持ち込ませないという当たり前のことやっていく。もちろんその前段階でやらせないことが一番ですが。選手の特徴を理解し、一番の特徴をケアしながらやっていくというのが必要になってくるのではないでしょうか。

個人的にかなり今年のエスパに対しては注目も期待もしています。新人監督の力というのもそうですし、どこまで信念を貫けるのか、そしてチームは好転するのかなど、気になる要素がたくさんあります。ポイントはサイドの縦のコンビがどこまで整理されるかどうかに掛かってくる気がしますが、右のユキヒコ-市川ラインはどんどんオーバーラップを仕掛ける、左のチェ-山西ラインはジュビロ仕込みの前を向きやすいパスをチェに入れてあげるなどそのような細かな組み合わせの妙というのがうまくいったら結構どこも苦労しそうな気もしています。まあうまくいかなかったら今度は本格的に下が見えてきてしまうだろうし、その辺は素直に楽しみです(今は苦労してるみたいですから、-っぽいですが・・・・)

*と言うことでエスパ側の方々からのご指摘、御指南、感想、つっこみなどなどコメント欄・トラックバックにてお待ちしてます。もちろんそれ以外の方からもお待ちしています。明日はA3やると思います。更新しなかったらEWETにはまってるとでも思ってください(笑)と言うことで今日はここまでです。

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February 15, 2005

代表あれこれ。

タイトル通り現状の日本代表とそれを取り巻く環境の中で感じた事をつらつらと書いてみようかなぁと。今回は今までにも増して僕の主観で書き連ねていくつもりなので、反論もあるでしょうし、とげも立つかも知れませんがどうかご容赦を。ではそんな感じで。

・「今のままではWC本大会に出れても目標にたどり着けない」と言う意見を目にして。

この意見を見て日本代表もずいぶん高いところまで昇ってきたもんだと思いました。そしてこの意見に関してばっさりと切るとしたら「うぬぼれすぎ」。この根拠としては例えジーコでないとしても、日本代表がホームではなくて、自国開催の恩恵を受けれない国際大会ではどの監督が率いたとしても予選リーグを突破するのは、1/10ぐらいに過ぎない確立だと思うからです。確かに世界との差は縮まりつつあるのは事実だし、それが世界の潮流だとも思う。ヨーロッパ予選で強豪国が苦しんでいるのを見て「もうそんなに差はないんだ」と思ったり、もちろん2002のWCで前例があるからこその自信だと思うのですが(もちろんEUROのギリシャの優勝なども含めて)、やっぱりそれは違うと思う。まずは次のWCが日本ではなくヨーロッパで開催されること。こうなると日本が出場出来たとしたら必ず大きな大本命がいるグループに組み込まれることが確実な訳です(シードがあるのは当たり前ですしね)自国開催ではそういうことをある程度考慮されて日本も韓国も第1シードに配されていて第1シード国と同じグループに入らなかったこともあって、予選突破出来た部分もあると思います。ただ今回はそんな恩恵は全く受けれない訳です。おそらくアジアが組み込まれるのは第4グループ、ビッグチームの次には第2グループ(具体的な例でいえばポルトガルやロシア、デンマークにスウェーデン、パラグアイなど)が入ってそこに入っていく訳で最初からアウトサイダーの状態で望むことになると思います。ましてや(日本・ロシア・ベルギー・チュニジアや韓国・ポルトガル・アメリカ・ポーランド)なんて組み合わせの可能性は全くないと思いますから。どこに入ろうと正直相当難しいグループにはいることはもう決まったも同然の中で「ジーコだからベスト16が目指せない」なんて言葉は出てくる事自体「甘い」と言った感じを受けてしまいます。どの監督であろうと非常に難しいし、チームの熟成度以前の問題であることを理解しなければいけないのかなぁと。もちろん日本も強くなっているし、自らの存在を卑下しすぎる事もないと思いますが、それもまた現実だと言うことなのかなぁと。

世界の潮流としてのトップレベルとの差という部分ですが、あくまでもその差が埋まっているのかどうかはわからない部分もあります。というのもトップチームのトップパフォーマンスというのをなかなか見れることがなくなってしまったからです。カレンダーがいつも国際大会寸前までスケジュールとして詰め込まれていることもあって、トップレベルがWC等の目標に十分な準備が出来ないまま大会に入ることに出来ないというのが、一番の原因なのですが、本来の力を発揮出来ない状態だからこそ、アップセットの元になる訳で。縮まりつつあるけれど、うぬぼれは大きな絶望とカオスの入り口に過ぎないのかなぁと。メディアに関してもそういう姿勢はありありとわかるし、その辺はこれから自らを律する意味でもきっちりと心の中にとどめておいて欲しいなぁと思います。自分たちの力を知ることも必要だし、そういう部分ではグローバルスタンダードな視点で見ていきたいですね。

・イラン戦のこと。

で話はシフトしてイラン戦に向けての事が様々なアプローチから研究されていますが、まずは自分たちのことから。北朝鮮戦は勝ったから良いとして、お世辞にも良いパフォーマンスだったとは言い難いのも事実です。弱い相手に対して通用した事もシビアに来られると見えてこなかった懸念ポイントが様々な所から出てきました。国内組で行ったのが悪いとかそういうことではなく、チームとしてまだ問題点は多くあるというのが言いたい訳で。例えば失点シーン、左サイドから小気味よくダイレクトないしは2タッチでボールを運ばれてフリーマンが大外に出てしまった訳ですが、確かに加地がフリーマンに出す前段階の所でアプローチに行ったときにディレイ出来なかったことが悪いって事はわかる(それも酷だと思うけど)その前になぜあそこで加地がボールホルダーに対してアプローチに行かなければならなかったのかと言う部分をやはりもっと取り上げられなければならないのかなぁと。タイミング的に速い攻撃でオリジナルポジションまで戻り切れていなかった事自体結構な問題な訳で、攻守の切り替えをもっと速くするとか(特に奪われた後の方)していかないとこれから先はちょっと不安な部分もあったりします。今までは速攻に関してはディレイで時間を作り、その間に整えると言うことでなんとかやってきましたが、仕掛けの速いチームならそのディレイは意味をなさない訳で根本部分で解決されないボールの取り所というのはやはり解決しなきゃいけないのかなぁと。そういう部分で考えるのはやはりキャプテンシーというかリーダーシップを持った選手が必要なときなのかなぁと。ライン設定にしても宮本に指示出来るような強さを持った選手、雰囲気が良いとかではなくて周りに叱咤激励してやらせるぐらいの強さを持った選手、・・・・・・・・ヒデかなぁと。以前ヒデに関しては2月の合宿に合流出来なければコンフェデ(6月末)まで招集しない方が良いと書きましたが、現状を考えるとここで戻ってきて欲しいかも。もちろんまずはコンディションが上がってきて(昨日の試合を見る限りは悪くないのかな?)良いパフォーマンスを示せる所まで持ってくるのが大前提。そして彼がプレーしやすいように変えるのではなく(周りがヒデのために動きを合わせるのではなくということ)、チームのために歯車となりながら周りを動かして欲しいというのが前提条件ですが。現時点でチームはある程度の基盤が出来てきて、色々見え始めてきた部分があるので、後はこのチームに足りない厳しい部分、シビアな部分を付けていくことを期待出来るのは唯一ヒデなのかなぁと。正直あんまりプレーに置いてはあんまり大きく期待する部分はないです。底をやるならシンジの方が良いし、トップ下も俊輔の方がこのチームでは実績も残しているし、タイプとしてこういうタイプの方が良い思うので(小笠原にしても同じ、ヒデよりもあってるのかなと)ただ一つ期待するとしたら押し込まれた後のボール運び。押し込まれた後ボールを前に運ぶ手法が非常に少ないので、挽回出来ずにペースを変えることが難しくなってる状態なので、その辺を彼のキープと視野の広さ、抜群のボディバランスからのドリブルなどを駆使してチームを苦境から救う役割をして欲しいなぁと。まあそれはいいとして、プレー以前に期待しているのは高い戦術眼やプレービジョンを活かしてチームの問題点を浮き上がらせて、それを自ら指示して修正する事の出来る影響力と実行力にはやはり期待したいです。頭の部分ですね、明晰なインテリジェンスがこのチームに加わればだいぶ良くなると思うので。もちろん1年以上代表に招集されていない訳でその辺でのコミュニケーションのギャップというのも出てくるだろうし、摩擦や一時的に混乱することもあるのかも知れない。でもこのままではアジアは抜けられない。このままでアジアを抜けてはいけないと言う方が正しいかな?チームもまた停滞せず動いていくべきなのかなぁと。もちろんリスクはありますけどね。チームを小さくまとめたところで一時の安息でしかないのかなぁと思うので。

でイランのこと。もちろん強い訳ですよ、カリミ、ダエイ、マハダビキア、ハシェミアン、レザエイ、キャビ、そして新加入のザンディとものすごい人材を抱えるチームな訳で、アジアで一番個の強いチームです。それに現れるように1次予選でも最多のゴール数を上げて、相変わらず破壊力はものすごいです。日本も苦戦は必死!みたいな感じで進んでますが、でも個人的には負けはしないような気もしています。イランの不安要素はもしかしたら日本と似ているのかも知れませんね、海外組のコンディションと戦術の不徹底。準備する時間が足りないというのは同じ条件です。もちろん元々個を前に押し出すチームなので、そういうのは今まで問題視されなかったのでしょうが、バーレーンとの試合を見ても悪いときの日本代表に無駄で無謀なシュートを打ってる感じに似ているのかなぁと。もちろんわかりやすい個の強さがありますから、また違った展開になっていましたがイランは強豪としての悩みを抱えているのかなぁと。その辺は今までのように国内にまともなリーグもない集中強化をしてくるようなチームではなく、同条件のような相手なだけに戦力に厚みはあるけど逆にやりやすい相手になるのかも知れませんね。もちろんオープンな展開をしてしまったらきついだろうし、チームの熟成度の代わりに個の力というのがある、そして10万人のアウェイと言う部分があるので簡単な試合にはならないでしょうが(笑)まあネガティブをならべるだけじゃしょうがないし(アレックスがいないのをポジティブに捉えたりとか)、日本側とイラン側を相対的に見ていってストロングポイントだけを並べて考えるのではなく、もっと冷静な事を考えていきたいですね。

最後に日本代表についての内容のことなんですが、確かに良いモノとは言えないし、考えてみたら去年の今頃は僕もものすごい批判しまくっていた訳ですが、徐々に自分の中で変わっていったのも事実です。というのも自分のサッカー感というのをこのチームには随分変えられたからです。以前はサッカーはプロセスのスポーツでその過程が大事なのであって、結果は結果に過ぎないからだ思っていたのですが、うだつの上がらないこのチームがなぜ勝てるのか、勝ち続けることが出来るのかと考えさせられ、そしてプロセス以上に結果を追求することがどれだけ大切か、そしてチームにおけるチームへのアプローチの仕方の差(今までは内容を良くしてその後に付いてくるのが結果だと思っていたけど、結果を追求するために全てをアプローチしていく事の有効性を感じました)等新たな価値観を見いだされた部分もあります(元々そういうチームが好きな部分もあったと思いますが。ユーヴェにしてもそうだし)もちろん様々な好みもありますし、こういうサッカーに対して嫌悪感を示す方がいるのも現在の潮流からしてみても(例えば攻撃サッカーマンセー、ジュビロスタイル等素敵なサッカーで勝つことを正義とする現状の日本サッカーの価値観、内容の伴わない勝利を是としない)当たり前なのかも知れません。もし今このサッカーをオランダ代表やポルトガル代表がやったとしたらとんでもない批判の嵐に遭うでしょう。でも僕はこういうアプローチの仕方はありだと思うし、内容を重要視するサッカーと比べること自体はナンセンスなのかなぁと。というのも終着点が勝利と言うことを考えたら同じだからです。で、今の日本代表はアジアでは負けは許されない立場であり、ましてや全員でチームを作る環境が以前比べて整わなかったことを考えたら、このサッカーを選択することが自体は間違っていないのかなぁと。ましてやこの先海外に選手が沢山出て行くことになったら、どうしてもチーム作りに関しては難しいことになると言わざるを得ない部分もあるし、それでも結果が求められるとしたらこういうサッカーを理解していく必要があるのかなぁと。もちろん本当なら内容もよくスマートに勝てるサッカーを短時間で出来るアプローチが見つかれば素晴らしいことなんですけどね。まあそういうこともあって最近自分の代表に対するアプローチが変わってきた理由だったりします。もちろんこれからも厳しい視点で見ていきたいと思いますし、その辺は変わらないですが、今のサッカーに対して勝った事さえ認めないような批判は正直その改善案が提示されないことも含めて(監督変えれば変わるなんて事自体今まで書いてきたとおりナンセンス)疑問を感じざるを得ないと言うことを追記しておこうかなぁと。

まあ様々な意見があると思いますが、自分の意見と言うことで。まあジーコマンセーって訳でもないですが(さすがにそれは出来るほどのものではないですからね)ただこんな意見もあるって事程度に。最近ちょっとネガティブな意見に辟易している部分もあるので、不快な思いをした方はまあ流してください(笑)これ書いてて「あーなんか棘が立ってるなぁ」とかいう感じがしなくもないので。と言うことで今日はここまで。

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February 13, 2005

頼もしくも物足りないスタート@A3 ChampionsCup 2005 vs浦項スティーラーズ

まあ素直な気持ちとして負けなくて良かったと言うところでしょうか。まあ去年のことを考えたら、全然良いんですけどね。収穫もあったし課題も大きく見えたのかなぁと。まあとにかくレポート。

A3 Nissan Champions Cup 2005

YokohamaF.Marinos 1-1 Pohang Steelers
F.Marinos:3'清水範久 Pohang:65'サントス

F.Marinos Official

F.Marinos Starting Member
GK榎本達也、DF河合竜二、中西永輔、栗原勇蔵、MF那須大亮、大橋正博、田中隼磨、ドゥトラ、奥大介、FW清水範久、坂田大輔(→46'山崎雅人)

ということでこんなメンバーでスタートした訳ですが、序盤は両チームの基本技術の差か、浦項はボールが足につかない感じで、マリノスはそこをどんどんアプローチを掛けていく。その中で浦項3バックのセンター・サントスのコントロールミスを突っついたジローがいきなりオープニングシュートを決めて先制!ジローらしくないエリア外からのミドル(去年のナビスコでも決めたけど)がきっちりとコントロールされていたシュートでした。その後もマリノスは20分辺りまでサイドを起点にボールを回しながら攻撃を伺うモノの追加点にはいたらず、その後はリズムが浦項に行ってから浦項の10タバレスと7ダ・シルバの足元を中心にどんどんと前に圧力を強める形でマリノスを押し込んでいく時間が増えていく。しかし、そこはタバレスを中盤でケアしながら、左でもらいたがるダ・シルバは栗原がきっちりと対応して前を向かさない形を作り、決定的なピンチには至らせなかった。ジャッジが非常に神経質になり、マリノスのコンタクトプレーでほとんど笛を吹いてはカードを出されたことでセットでは危ないシーンもあったモノの何とかリードを保って前半を終えました。

後半、岡ちゃんのアナウンス通り、前半良いプレーを見せていた坂田を時間通り45分で下げて山崎を投入。しかしなかなかリズムが出てこない。玉際の強さの差というも目につき始め前半からのリズムを代えることが出来なかった。しかしその中で良いカットをした那須が素早く正面にフリーで待っていた大ちゃんに繋いで、そこからまた速く縦に長いパスを飛ばすと山崎が良い動き出しからDFラインを抜けだし、エリア外に飛び出してきたGKと1vs1のチャンスが出来る。しかしそのチャンスもきっちりとキックをコントロールすることは出来ず、ループシュートは枠を外れて決定的なチャンスを掴めず。このようにカウンター気味の形で良い形は出来はじめるのですが、ミスが出て逆にカウンターを喰らってしまうと言う、フィジカル的な要素なのか、相手のプレッシャーに対しての判断の遅さななのか、それとも動きの中での基礎技術の問題なのかわかりませんが、妙にミスが多発していたことは大きな問題でした。そしてそんな流れの中、ペナ外右側からのFKから柔らかいボールがゴール前に入り、失点のミスをしたサントスにダイビングヘッドを突き刺されて同点に追いつかれてしまう。その後マリノスも反撃に出るもののどうしてもシュートまで繋げない、と言うよりその前に相手のきついプレッシャーにミスを誘発させられてしまう様な状態でうまくいかない・・・・・。浦項はその間にもブラジル人二人を中心に勢いを感じる様な迫力のアタックでゴールを脅かされて、印象的には劣勢を覆せないまま何とか90分を凌ぎきってドローで今年初の公式戦を終えました。

序盤はきっちりとアプローチに行ったり後ろから前の連動感のあるプレスでうまくいってたのですが、20分までで後はどうしても相手の勢いに押し込まれてしまったことは否めません。コンディション的に最初は感じなかったのですが試合が進む内に疲労感が出てきたのか良い動きが続かなかったり、サポートが遅く攻撃がぶつ切りになってしまったことを見ても今はまだまだなのかなぁという感じでした。そんなときこそ体の分も頭の回転を速くして欲しかったのですが、判断に関してもやはり試合勘が戻りきっていないのかプレーセレクトが悪かったり(周りのサポートもないから仕方ないにしても)判断に関しても良いとは言えず、まあ正直ドローは仕方がないのかなぁと。

正直相手に関してはマリノスよりコンディション的には良かったけど、Jの強いチームに比べて粗かったし、そんなに強い印象は受けませんでした。まあただ韓国のチームらしく前の圧力とボディコンタクトの強さ、そしてスタミナにおいては完全に圧倒されてしまったことは大きな課題になったのかなぁと。マリノスも押し込まれてからなかなかボールを前に運ぶ形がスムーズに行かなくなって、うまく攻撃をオーガナイズ出来ないため、余計に浦項の攻撃リズムを活性化させるような形になってしまいました。ただ今日に関しては完全に自滅、ミスが多すぎて攻撃云々の前にボールを奪われる事が多すぎた。この辺はコンディションもあると思うけど、開幕まで3週間と考えるとちょっと大丈夫なのかなぁと。特に大ちゃんとドゥトラは去年からの流れかひどいミスや判断の遅さというのが目立ったのは残念でした(それでもこのメンバーの中では頼らなければどうにもならないのですが)

ただ収穫もありました。那須が多少安定してプレーしていたこと。今日はボランチで大橋とのコンビでしたが、相手のプレーに対してきっちりと前を切って対応しながらコンタクトにもひるまずにきっちりとボールを獲っていたのが良かったです。スペースケアに関してもよくやってたし、後はコンビを組んでいた大橋とのコンビが見られたらというのと、セットプレーで強い選手に対して話されてしまうと言う部分をもっと詰めていけば復活も間近かなぁと。それと栗原!そのうち日本に来そうな(笑)浦項のブラジル人FWダ・シルバに対して前を向かさないことをやりながら前の強さを見せて良いパフォーマンスを見せました。普通にやればこれくらい当たり前のレベルなのですが、これが安定して出てくれば本当に頼もしいなぁと。今日に関しては河合よりもよかったのかな?河合もこのままでは終わらないだろうし、この辺は競争意識も高まって楽しみな部分でした。

で注目していた5人ですが、那須に関してはさっきの通りで残りの二人ですが、大橋に関しては良い部分はあったモノの存在感を示すには至らなかったかなぁと。こういう試合にこそ攻撃を繋げる仕事をする大ちゃんのサポートとして、動き回ってボールを受ける、そしてまた繋いで攻撃を活性化させる仕事をして欲しかったのですが、前に顔を見せるモノの良い仕事とまでは至らなかったという所でしょうか。シュートチャンスに絡むシーンもありましたが、一回は打ち切れず一回はタイミングを遅らせてしまって枠外とちょっと残念な出来。一度右サイドに飛び出してのプレーなどは良かったのでそういう数を増やしていくというのを那須とコミュニケーションを取りながらやっていければなぁと思いました。でも次もあるし頑張れ!で山崎に関しては微妙なところ。決定機を決めきれなかったことが全てですが、それ以外でもちょっといまいちな出来。練習試合でゴールを重ねていただけに期待していたのですが、判断レベルがちょっと悪いかなぁと。動き自体はそんなに軽かったので良いところにも顔を出していたのですが、受けてからの判断が遅く、もう少しと言うところでした。ジローは結果を残していただけに(ジローも一本やっちゃったけど)結果が欲しかったでしょうが残念。でもまだまだチャンスはありそうなだけに次に出たときは結果を残せるように頑張って欲しいところです。

と言うことでまあある程度このメンバーでやれると言うところはわかったけど、勝負を決めるという部分ではやはりアクセントというかマリノスの良いところである判断スピードやその選択の良さ、意図のあるプレーやオフ・ザ・ボールの動きの連動いうのが攻撃に置いて少なかったのがこれから上げていかないといけないところなのかなぁと思いました。でも主力が軒並み欠場の中、Kの強豪(まあフルメンバーかどうかはわからないですが)とある程度やれるというのも見せたし、これからもっと全てに置いて上がっていけば良いかなぁと。まあ次に期待!ってことです。確かに物足りない部分もあったのは事実だけど、今上がりすぎてても不安になっちゃいますしね。まあとにかくこういう苦しい体験をチームの血や肉としていって欲しいですね。と言うことで今日はここまでです。

*日テレ?知らない?今流行の韓流になんですか?へぇ、素敵ですね。とりあえずうざいっす、逝ってよし。そんな指名手配犯が「spec-R」さんに乗っていたので、皆さんご覧になってくださいませ。→「イライライラ ~浦項1-1横浜(A3杯)~

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切り開け!@A3 ChampionsCup Preview

さて、いよいよFマリノスの2005年が始まります。去年と違ってキャンプに行ける時間も取れて激動となるであろう1年を乗り越える基盤が去年に比べたら公式戦前に作れただけに、後は今年のチームがどのようなベクトルでそしてどのような形で進んでいくか楽しみでしょうがありません。もちろん勝つことに越したことはないし、去年は初戦でぼっこぼこにされただけに結果も残したいところですが、何よりも生存競争を賭けた選手達の意気込みがどのようなプレーで表すのか、凄い楽しみです。と言うことで今日はそんなA3をまとめてプレビュー。

A3 Nissan Champions Cup 2005

Entry:
横浜Fマリノス(2004 J.League Champion)
水原三星ブルーウイングス(2004 K.League Champion)
浦項スティーラーズ(2004 K.League RunningUp)
深セン健力宝(2004 China Super League Champion)

Schedule:
2/13 13:00 浦項スティーラーズvs横浜Fマリノス TV:日テレ 13:30~
2/13 16:00 深セン健力宝vs水原三星ブルーウイングス
2/16 16:30 横浜Fマリノスvs深セン健力宝 TV:日テレ 23:55~
2/16 19:00 水原三星ブルーウイングスvs浦項スティーラーズ
2/19 13:30 水原三星ブルーウイングスvs横浜Fマリノス TV:日テレ 13:30~
2/19 16:00 浦項スティーラーズvs深セン健力宝


と言うことでACLと違って生でなくても試合が見れることが何よりも現地に行けない人にとっては嬉しいことなのですが、マリノスにとってはよく言われるように罰ゲーム的な感じがあるのは確かです。非常に疑問なのはこの時期にこの大会を行うことでチームに大きな負担が掛かってしまうこと、ACLや国内リーグ、そして代表のカレンダーなどできついスケジュールを更に圧縮してしまい選手達に多大な負担が掛かってしまうなど、色々と問題がない訳ではないのですが、チームとしての心意気としてはこういう時期に強い相手とプレシーズンマッチをやれる国際リーグ戦と捉えてチーム作りと平行してやっていこうと言うことらしいです(もちろん負けていい訳じゃないんですが)まあよく海外でサンチャゴ・ベルナベウ杯とかアムステルダム・トーナメントとか数チームが集まって様々な相手とプレシーズンマッチをして、リーグに備えようみたいな?感覚なのかなぁと。ただ賞金もあるし、もちろん権威はなくても一応東アジア最強決定戦なので、勝つことに意味がない訳じゃないですよね。まあこういう周辺環境は置いておいて、現状のマリノスを少し。

今年はご存じの通り、代表でマツとボンバが抜けて怪我のため安・久保・山瀬が国内に残っての調整となっている以外は灼熱のアデレード(41℃!)でキャンプして体をつくり、練習試合を絡めながらも少しずつチームを作ってきた訳ですが、やっぱり怪我人がちょろちょろ出ている訳でチームとしては一番良い状態とは言えない状態です。まあ体をいじめている状態を作っていた訳で体が重かったりとコンディション的にも余り良いとは言えないでしょう。ただ今まで出場機会が多く得れない選手にとってはこれは絶好のチャンスでもあります。今年は去年の過ちを繰り返さないためにも多くの選手を獲得して、それだけ試合に出場するには沢山のチーム内の競争に勝ってからと言うことで、その辺は非常に厳しい環境になってきただけに、そういう意味では微妙な位置にいる選手にとっては絶好のアピール機会を得れるのはこのA3なのかなぁと。ではそういう観点から個人的な注目選手を。

FW:山崎雅人北野翔
この二人はアデマールが入ってきたことで本当に厳しい事になってしまったのかなぁと。というのもスピード型のアタッカーは一番大きな存在としては去年初の二桁を獲って日韓代表エースの不在を補って余りある活躍をした坂田がいるわけで、そこに今度はアデマールが加入でこのタイプの選手の枠はここでアピール出来ないとアクシデントがない限り、なかなかチャンスが得れないことを明白。ましてや今のマリノスは外国人枠が余ってる状況でアデマールには足かせがないことを考えたら、ここでどこまで二人が岡ちゃんに存在意義を持たせるかが勝負なのかなぁと。山崎は去年翔くんとの競争に勝ったと言うことなのかなぁと思いますが、ルーキーだったことは別にしてもやはり結果という部分では残せなかったし、翔くんに至ってはほとんど試合に出ることが出来なかった。でも正直この二人はかなり面白い存在だと思うんです。山崎は総合力の高さ、そして去年の積んだ経験。翔くんは抜群のスピードと得点感覚、そして思い切り。この二人が膠着した状況を打破してくれるときが来るのかなぁと思ってるので、そういう意味でもここで沢山アピールしてこの先に繋げていって欲しいなぁと。特に翔くん頑張れ!

MF:大橋正博熊林親吾
で中盤ではこのテクニック型の二人を。基本的にマリノスのセンターは守備が出来る選手は多いと思う訳ですよ。エースケにしても那須にしても。この二人が健在なら守備に関しては心配してない訳ですよ。色々なバリエーションを考えてもこの二人が入ればある程度守備に置いては安定させることができるのは去年ある程度実証済みな訳です。で攻撃面でも上野様(結婚おめ!レースクイーン!何かイメージ違うんだけどなぁ・・・・)やアキはもちろんそういう中で攻撃に彩りをつけれる貴重な存在だから、いてくれれば普段は平気なんですが、二人ともなんと言っても年を重ねてきたせいか最近怪我が多くて、今年もきついスケジュールの中でそういうことがあっても不思議ではない訳です。この二人がいないとどうしても攻撃に置いては変化が付きにくくなるし、攻撃の前段階でいい形が作れないので、どうしても迫力が出ない。そういうところでこの二人が成長して攻撃に置いてのアクセントをつけれる存在をチームの中で示してほしいなぁと。今回は奇しくも上野様もアキも怪我で出場微妙みたいなのでここで上の二人と同じく頑張って欲しいところです。特に大橋は2ndのアルビ戦みたいに先輩達とは違う特徴を見せて欲しいなぁと。運動量を活かして様々なところに顔を出してプレーに絡んでそこで自分の特徴でもあるパス精度活かせ!

DF:那須大亮
何よりもこの人、副キャプテン就任だそうで(去年もそんなような感じだった気がするけど)やっぱり去年はアテネでおかしくなってからどうもマリノスでもおかしくなりっぱなしで安定感を欠いて、チームであれだけ重用されていたところから、CSでは河合においしいところを持っていかれちゃっただけに今年は那須にも頑張って欲しいなぁと。悔しい思いをしただけに今年はチームとしてもやはり那須がニューリーダーとして成長してくれることを願っていると思うし、彼が担うものは非常に様々な部分があると思うので、早く本来の安定した姿に戻って欲しいなぁと。DFに関してもマツがこのA3は欠場濃厚だし、ボンバにしても出るかどうかはわからない。こんな時こそ、中心としてDF陣をまとめて成長した姿を見せて欲しいなぁと。キャプテンとしての重圧に負けずにね。とにかく頑張れ!(A3ではキャプテンマークかも?キャプテンに就任したボンバがいない、大ちゃんも嫌がってる、上野様もアキもいない・・・・そうなると那須?良い機会じゃん!)

と言うことでA3はこの5人に注目して見ていこうかなぁと思います。この選手達にはここで結果を出して、自分の存在意義を掴んで欲しいし、厳しい状況を切り開いて欲しいなぁと。もちろんチームの出来具合やどのようにするのかという部分はもちろん、厳しい相手との勝負をしたりして(ある意味1.5軍みたいなもんだから特にその辺を経験出来るのは大きい!)チームの熟成はもちろん良い経験を積み上げて実り多き大会にして欲しいモノです。正直韓国のチームには負けて欲しくないし、深センと試合をすることでACLで直接的に大きなライバルとなるであろう山東の皮膚感覚と似たものを味わって傾向や対策(なんか宣伝してるみたい)みたいなモノが掴めたら最高ですね(もちろん要塞テロ・サーサナもあるけど)ということでとにかく怪我には気を付けて頑張ってちょうだい!と言うことで今日はここまでです。

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February 11, 2005

2005J.League 傾向と対策 -ジュビロ-

世代交代とアジア制覇を目指す新シーズン、意欲的な補強とマイナーチェンジで復活をめざすジュビロです。やっぱり目がいきがちな補強ですが、チームの考えている方向と山本監督のビジョンがあってるのかあってないのかとか色々気になる部分もありますが、それだけ気になるは腐っても鯛と言う部分だったり、やっぱりライバル視していることがあるからなのかなぁと。それでは行きます。去年と同じ失敗をしないという意欲に溢れたジュビロは復活出来るのでしょうか。

・移籍動向
【IN】
移籍加入:崔龍洙(←ジェフ/←サンガR)村井慎二、茶野隆之(←共にジェフ)川口能活(←ノアシェラン/デンマーク)
新人獲得:八田直樹、森下俊、上田康太、中村豪、岡本達也、藤井貴(←共にジュビロY)
【OUT】
山西尊裕(→エスパ)上本大海(→トリ/R)岩丸史也(→ヴィッセル返却→ザスパ/R)松下太輔(→ヴァンフォーレ)高原寿康、加賀健一(→共にコンサ)

やっぱり日本代表2人、韓国代表、日本期待の左サイドアタッカーの獲得はどのチームよりも目を引きますね。ジュビロ今年はユースを6人上げて純粋なジュビロスタイルの継続を改めて考えているのかなぁと思っていましたが、シーズンオフにものすごい積極的に動いてそれを全て成功という豪腕ぶりを発揮。これで懸念されていたポジションはボランチ以外ほぼ補強したと行っても良いぐらいの補強としては100点満点に近い仕事だったのではないでしょうか(その代わりにかったのは顰蹙と恨み)この補強で思ったのは、山本監督はジュビロスタイルとのある程度の乖離を考えているのではないかと言うこと。美しい人とボールが動くジュビロスタイルは効果は出るけど、その分人数も掛け、オリジナルポジションを大きく離れるので(自ら崩さない相手は崩せない)カウンターも浴びやすく、オリンピックなどから考えると山本氏が嫌いなリスキーなスタイルなのかなぁと。そこでサイドを縦にひとりで行ける村井の獲得(右は西・川口・太田弟と豊富)、そしてCFWらしいクラシックストライカーの崔龍洙で手間を掛けずにゴールを取ろうという意識がかいま見えます。フロントとしてはアジアで結果が欲しいから(お流れになった幻の世界クラブ選手権に今度こそ出たい、できれば自国開催のうちに)でもユースの昇格にもあるようにフロントは美しいジュビロスタイルの継続をしながらの世代交代を山本監督には求めている気もする(ユースチームは髭ウッチーの元、ジュビロスタイルを見事に継承していた気がする、高松宮杯を見る限りは)まあこの辺のすれ違いがどのような作用をもたらすのかわかりませんが、とにかく将来性よりも即効性の方に賭けたのかなぁという今年のオフでした。-部分は山西ぐらい?マリノスにとって味方が一人いなくなっちゃった・・・・。

・傾向

2005 Jubilo Member
3-5-2             4-3-2-1
    グラウ 崔龍洙          崔龍洙
村井           西     前田    西
      名波          菊池  名波  福西
   菊池   福西     村井           河村
  茶野 田中 鈴木         田中  鈴木
      能活               能活
FW:中山雅史、川口信男、カレン・ロバート、西野泰正、藤井貴、岡本達也
MF:藤田俊哉、服部年宏、森下仁志、太田吉彰、船谷圭祐、成岡翔、ガヴィオン、上田康太、中村豪
DF:大井健太郎、松下幸平、森下俊
GK:佐藤洋平、山本浩正、松井謙弥、八田康介

マリよりも豪華な中盤の構成・・・・・。他のクラブがうらやましくなるぐらいの豪華な体制となりましたが、しかし何でも選択出来るようなバラエティに富んだチームになったのかなぁと。若く期待できるU-20代表の船谷やカレン、去年カップ戦で結果を残しながら起用されなかったアテネ世代の西野、伸び悩みの見える成岡にしても、普通だったらそう簡単には出場機会が得れないぐらいのものすごい層の厚さです。ただスケジュールもきついので必ず出場機会は来るのかなぁと。マリノスと一緒でACLとJの両立は伊達じゃないし、代表でぶっこ抜かれること6人(マコ・茶野・西・福西・能活・藤田)って事を考えると、これでも足りるかどうかさえわからない部分があります・・・・・。特に後ろは茶野が入った事で力は上がったにしてもコンビネーション的には山西は残しておきたかったのかなぁと思わせる感じもあります。(韓国A代表&U-20代表の金珍圭と交渉中とのこと)ただ中盤から前は本当に層が厚い、ベテランのおなじみなメンバーは誰かしらベンチに座ることになるだろうし、バリエーションも豊かで山本監督としてみたらテストして失敗しましたなんて言い訳が言えない、ものすごいメンバーが揃ったのかなと(テストすることさえなかなか難しい)個人的に去年出場機会を得て成長した菊池は今年かなり使われるのかなぁと(服部の衰えも顕著だし)思ったりもしていますが、今年のキーは上にも書いたとおり、西と村井になるのかなぁと。もちろんあくまでもベースにあるのは質の高い攻撃をセットするポゼッションありきだと思うのですが、その最終段階である崩しに関しては、よりサイドに展開して突破を促す形にシフトするのかなぁと。西に関しては今年はエースへ飛躍かなぁと思ったりもしています。去年の天皇杯、ベテラン勢では崩しきれなかったときにいつもならサイドで飄々とプレーしている西ですがクラックのような役割を担って攻撃の核として動いていたのを見て今年は彼がやるのかなぁという感じがしました(ただ怪我がちなのが気になるところ)そして村井に関してはジェフで培った質も量も素晴らしいフリーランニングやスラローム系の突破のドリブル等を駆使した局面打開、そして彼のクロス精度を活かす崔龍洙とのホットラインの開通でジュビロの得点パターンの一つとなって欲しいという期待が透けて見えます。あくまでも山本監督はリスクを削りながら、実を求めると思うのでこのサイドアタッカーが働かないと攻撃パターンは著しく減ってしまうのかなぁと。もちろん福西の上がりや名波から藤田へのスイッチからの飛び出しなどいくらでもバリエーションは付けられるんですけどね。ただ軸として考えているメインウェポンはサイドかなぁと。(あくまで予想なんですけどね)
でDFの部分、山本監督が懸念している部分はこっちの方だと思います。年齢層が高くなって運動量を維持出来ない事でDF陣が耐えきれない状態に追い込まれたり、もちろん攻撃に人裂きすぎて中盤でのフィルター効果が薄れてカウンターに沈んでしまったりと、攻撃の美しさや華麗さの裏に潜む弱点がジュビロには長年課題のまま残っています。その部分を山本監督は原因でもある攻撃の部分にメスを入れるのかなぁと。先制点献上にしても主導権は握っているけど一発でみたいなことも多いし、なかなか修正するのは苦労しそうな部分でもあるのかなぁと。正直その辺の修正方法やベクトルはまだ見当が付かないです。ただ山西から茶野に変わってどう変化するのか、村井に変わってサイドのDFもそれなりに良くなる可能性はあるし、もちろん守備センスに溢れる菊池の成長や服部も時間帯や酷使するようなことがなければある一定のレベルを保ったパフォーマンスを示す事で少しずつリスクを削っていけば、元々はそんなにDFが悪いチームじゃないだけに(良いときはあくまでも中盤で運動量豊富にプレスを掛けていたというのがあるにしても)山本監督がどのように舵取りをしていくのか、非常に気になるところです。ボランチの攻守バランスとかから修正があるのかも?まあこの辺はお手並み拝見ですね。
とにかく山本監督のリクエストはほぼ叶えられ、後は使う人の腕次第という状況になったことはチームとしては意欲の表れだと思います。元々それだけの人材はいたと言うことでしょうけど、このチームがアジアで勝つには何が必要なのか、そして今年は激しい戦いが予想されて代表のスケジュールにも気を遣わなければならないだけに、初めて頭から望むJのシーズンに(去年はないものみたいなもんだしね、テストテストだったから)どう挑んでいくのか楽しみです(個人的にあんまり失敗して欲しくないのよ、あなたが一番世界の様々な舞台を経験した指導者なんだから)

・対策
あくまでも起点は名波にあると思うし、彼が下がったら福西が出てくると言う形をしっかりとケアして、中には絶対にフリーマンとスペースを作らないと言う事が守備に対しては大事になってくるのかなぁと。そして特化して来るであろうサイドアタッカーへの対応をしっかりしていく事で高い精度のクロスボールを蹴らせない、ストロングヘッダーである崔龍洙、抜け目ないグラウには勝てなくてもきっちりと体を預け・・・・、とまあ相変わらず攻撃に置いては素敵な感じがするのできっちりと集中して守って穴を空けない、穴を尽かせる余裕を与えないと言うことが必要になってくると思います。きつめのアプローチへの対応は運動量が減ったこともあって対応しきれてない部分も見受けられたので、そういう形のDFも効果的なのかなぁと。そして奪ったらカウンター気味にどんどんスペースを狙っていくことが引き続き効果的だと思います(これは簡単には直らないと思う)マコが良いカバーをしてくるでしょうが、距離を広げてカバーの効果を薄めれば必ず穴は空くと思うので・・・・・。後はセットプレーかな?

と言うことで豪華なメンバー、積み上げてきた歴戦のプライド、そして今度こその世界、と言う様々な思惑を感じながら山本監督には難しい舵取りが求められるだけに、やはり指導者としては一番注目が集まるでしょうね。アジアではものすごい苦しいグループに入ったこともあって抜ける試合は一つも出てこないでしょうし(ましてやレギュレーションは知ってのとおり1位通過のみ・・・・、だよね?)、もちろんレギュラーシーズンでも成績が出なければすぐにでも批判の芽は出てくるだけに、彼にとっては逃げ場のないプロの新人監督としては非常に難しいミッションとなるでしょうね。個人的にはきっちりとプライオリティを決めて戦っていくことがアジアに関しては重要なのかなぁと。それこそリーグを軽視する訳ではないですが、試合週の前のリーグはターンオーバーで対応していくとかも必要になるかも知れませんし、その辺はマリも含めてどうするのか注意深く見守りたいところです。さすがに2年連続のグループ落ちは超チームとも避けたいところですし、また落ちたら何も知らない(スコアシートしか見ないで判断する人たちから)アジアチャンピオンの日本のクラブがまたか・・・・と言われたくないことを言われそうなので、ここは是が非でも抜けたいですね。まあとにかく黄金のジュビロを築いた世代が最後の輝きを放つことができるかどうか、しっかりと見ていきたいと思います。

*と言うことでジュビロ側の方々からのご意見、御指南、反論、つっこみなどコメント欄やトラックバックにてお待ちしています。もちろんそれ以外の方々からも随時お待ちしています。それにしてもジュビロは力入れすぎたかも?とりあえず「J.League傾向と対策」はA3も始まったりするし代表のこともちょっとまとめておきたいので、またちょっと小休止(苦笑)エスパはまた次と言うことで。終わるのかものすごい心配になっている今日この頃です。では今日はここまでです。

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February 10, 2005

2005J.League 傾向と対策 -グランパス-

ということでまだまだ先は長い「2005J.League 傾向と対策」ですが、今日はようやく東海地方に入ってグランパスです。今年は恒例の大型補強は行わず、ピンポイント補強で弱点を補い、チームの体質を変えるために様々な施術を行うようで、今までの万年優勝候補を脱却しようと動き始めたようです。ネルシーニョ体制3年目の今年、どこまでその効果が出るのか楽しみな部分も感じるグランパスです。

・移籍動向
【IN】
移籍加入:井川祐輔(←サンフレ)増川隆洋(←アビスパ)安英学(←アルビ)
新人獲得:鴨川奨(←順天堂大)杉本恵太、中島俊一(流通経済大)高橋良太、津田知宏(共にグラY)本田圭祐(←星稜高)井上渉(←桐蔭学園高)内藤友康(←日大藤沢高)須藤右介(←ヴェルディY)セバスティアン(?)
【OUT】
海本慶二、海本幸治郎、岡山哲也(→アルビ/岡山R)滝沢邦彦(→ジェフ)藤田泰成(→FC東京/R)ジョルジーニョ(→サンフレ)鄭容台(→フロンタ/R)氏原良二(→サガン)深津康太(→ホーリーホック/R)岩本輝雄(→未確定)

と言うことで新人を多く入れて伸び悩んでる若手を外に出して入れ替えを計った感じもある今年の補強ですが、まず目がいくのはやっぱり放出の方。右サイドでダイナミックな上下動が出来る海本幸、ディフェンスにおける強力なバックアップだった海本慶、そして流れを変えられる前線の変化の元の岡山などチームの中でも大きな役割を担っていた選手達を放出してしまったことは正直痛いのかなぁと。特に海本幸の変わりは早々見つからないし、同じだけのクオリティという意味では-な部分は大きいのではないでしょうか。でピンポイント補強の方ですが、序盤は大苦戦でしたね。阿部勇樹獲得に尽力もあっさりと失敗、他にも声は掛けていたでしょうがまとまらなかった。その中でうまくいったのが、アビスパの長身DF増川の獲得。彼の加入で今まで閉塞感のあったグラDF陣に大きな刺激を与える意味ではこの獲得は大きかったのかなぁと。必要性というとまあ海本慶が抜けたし、その意味でも悪くない補強だった。若いし。で海本兄弟放出の流れで(?)アルビから北朝鮮代表のマルチプレーヤー安英学を獲得。彼のダイナミックで献身的な仕事ぶりは結構グラにとっては貴重なモノになるかも知れませんね。そして何よりも新人としては久しぶりの大物・本田圭祐の獲得というのが目玉なのかなぁと。何か非常に即戦力として考えているようで様々なポジションでの起用が噂されていますが、グラに待望のハイクオリティなゲームメーカー候補の獲得は今はわからないけどこの先明るい未来を切り開ける選手の獲得となったのではないでしょうか。まあ今年に関しては余り多くを期待しすぎてはいけないとは思いますが。まあ今年から新人選手も含めての若手を育てるという意味で1stチーム、2ndチームに分けて行動するようで若手育成に力を入れると言うことで今年は先を見据えたと言う部分もあるのかなぁと感じた動きでした。

・傾向

2005 Grampus Member
3-5-2              4-2-3-1
  ウェズレイ マルケス          ウェズレイ
      中村直        マルケス  本田  中村直
安英学      クライトン      クライトン 吉村
    本田  吉村      中谷            角田
  古賀  秋田  増川         古賀  秋田
       楢崎                楢崎
FW:豊田陽平、平山智也、片桐淳至、鴨川奨、杉本恵太、津田知宏
MF:山口慶、安英学、渡邊圭二、中島俊一、平林輝良寛、西川司、井上渉、セバスティアン、須藤右介、高橋良太
DF:井川祐輔、増川隆洋、諸江健太
GK:川島永嗣、広野浩一、河野直人、内野友康

ホントに若いですね、中がすっぽり抜け落ちて主力を覗いたらほとんど18~22ぐらいで・・・・。確かに若手を育てなければならないと言う意欲に駆られるのもよくわかるチーム構成です。で今年からグランパスは今までのぬるさからの脱却という意味で、出場給を廃止して勝利給をアップ、1stチームと2ndチームに分けて、試合へのコンディション調整を主にする1stと若手の育成に力を入れる2nd(後は1stチームとの差を付けて這い上がらせる強さの育成)にして目的をはっきりさせたり、チームとして厳しさを出してウイニングメンタリティやハングリーで競争力溢れるチームにしようと考えているようです。など様々な変革をして今までの勝ちきれなかった甘さを取ろうという部分で非常に力が入っています。この辺は自らの襟を正すという意味でもいいのではないでしょうか。万年優勝候補からの脱却という意味では今年はチーム全体が試される訳で、そういう意味ではこの意識改革の効果がどのように出てくるのか非常に楽しみです。
ただ、正直放出の方に痛手があって移籍交渉もうまくまとまらなかったことも考えると、去年からトップは去年と比べてフレッシュになったと言う印象は全くありません。ネルシーニョ自身もその辺を言及していますが、この戦力の中でどうやっていくのかが非常に興味深いです。ただ今年はチームを大幅に変える必要が余り無いので(穴埋めは必要だけど)その分熟成度という面では去年よりも高い部分があり、グランパスに一番必要な部分である安定性は少しずつ高まっていることを考えたら悪いことばかりではないのかなぁと。幸先悪く大森が非常に大きな怪我をしてしまったと言うことで、チームとしてはバランスを考えながらDF出来る選手を失ってしまったことは痛手ですが、グラの選手達の競争意識は更に高まるのかも知れません。移籍組の安英学、増川、井川はもちろん角田も本職で競争は必死。その競争力がチームにモチベーションを与え、相乗効果としてチームの活性化を図ることになれば、大きな-が大きな+と転じる可能性もあるだけに、その辺はネルシーニョのチームマネジメントに期待したいですね。中盤に関してはやはりこれからもっとクオリティを高めていかなければならないのがこのチームの課題。前にJ最強の2トップがいるからこそなのでしょうが、チームとしてこの二人の存在感が大きすぎるだけにチームから乖離している印象もあります。彼らの能力をチームとしてもっとうまく使えるようにと言う部分を進化させなければならないでしょう。クライトンが入って中盤にはアクティブな部分と流動性が出てきた部分はある。以前から中村直志がダイナミズムを加えていたし、そういう意味では非常にアクティブな中盤組織になると思う。その中でサイドのプレーヤーのあり方やクライトンの使い方(ボランチじゃなくてもいい気がする、右アウトサイドで中村直志とポジションチェンジしながらとか、ましてや今シーズン安が入って中盤のアグレッシブな姿勢はより高まると思うし)そして吉村の負担を大き過ぎる守備の安定性の部分など課題はまだあるだけにこれをどれだけクリアしてチームを一体化させていけるかが今年の鍵になるのではないでしょうか。個人的にアグレッシブな中盤のスタイルはチームに根付けばこのチームの新たな武器となる可能性も秘めていると思っています。
このチームにはシーズン通じて試合に出れば20点取れるぐらいの力のある選手を二人抱えているチームなのだから、後は基盤をきっちりと作って安定して得点出来る機会をチームとして作り、そして安定して勝ち点を積み上げていく、それが出来れば優勝“候補”だけでは終わらない事も可能なのかなぁとは思います。

・対策
正直相性良くないからなぁ。何が悪いのかわからないけど、勝てるときは簡単に勝てるけど、良いときは決定力の高さに屈してしまう。FWと中盤を分断しても、二人だけでフィニッシュまでやれてしまうし、やる方としてはやっかいなチームだと思う。これでアグレッシブな安英学、クライトンが入ってますます中盤の組織が構築されれば本当にやっかいなチームになりそうな予感。相変わらずおかしな所で失点する癖は変わらないから、その辺は速さで仕掛けていきたいところ。秋田のスピードへの対応等の衰えは顕著だし、鹿島の時は違ってミスも去年は多かっただけに、その辺はどんどん突いていきたいところ。古賀にしても個で見れば強いけど集中力には難がある。そういうところの隙をつきたい。大森の長期離脱はDFラインのバランスを見ながらカバーで良い仕事をしてくるだけに対戦するチームにとってはありがたい部分だと思うから(大森も1vs1の対応とスピードには弱いという弱点を持っているけど)その辺は最終ラインの近くでアタックしてどんどん仕掛けていくことで活路は開けるのかなぁと。とにかく相手のアテンプトを極力減らして、こちらのアテンプトを増やして質を数で上回ることが出来ればいいのかなぁと。マルケスは前を向かさない事と抜群のテクニックでやられない様な粘り強い対応、ウェズレイは右足で打たせない事と力強い突破に対して屈しないと言うことが求められるだけに非常に難しいけど、その辺を考えて何とかしていきたいところです。

今回グランパスをやるに至って思ったのは、今年は確かに海本兄弟や岡山という選手を失ってしまったけど、去年良かった部分である中盤で豊富な運動量でアグレッシブに前に出て行く姿勢を特化させたら本当に怖いチームになりそうだなぁと思ったりしました。良かったときのキエーヴォみたいにどんどんボールカット(インターセプト)→飛び出す(サポートも遅れないように)→外が空いたらサイドチェンジor質の高い2トップへの足元へ→チーム全体が前に出て行くような迫力ある攻撃、と言ったような感じになったら相当強そうだなぁと思いました。まあ急に変わることは難しいですが、それだけの人材は揃っているし、後は監督がどのようなスタイルを選択するのかが気になる所です。名監督と言われて早3年、そろそろ結果がないとネルシーニョと言えど首が飛びそうなだけに今年はどういうサッカーをするかは置いておいて、勝ちに飢えた姿勢をチームとしても表現したい所ではないでしょうか。またそういう事をチーム全体で努力もしている事もある訳で、チーム全体の努力が実を結ぶのか、それとも毎年通り飛びそうだけど飛べないシャチで終わるのか、結末が楽しみです。

*と言うことでグラ側な方々からのつっこみ・御指南・反論・ご意見などコメント欄やトラックバックでお待ちしています。もちろんそれ以外の方からも随時募集中です。ということでこれで6チーム目か・・・・・。次の予定は多分エスパ?いや、ジュビロだ先に。新潟なのか静岡なのかはわかんないけど並び的に静岡にする予定でいます。と言うことで今日はここまでです。

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February 09, 2005

薄氷の第一歩@WC Asian Final.Q vs北朝鮮

サッカーの神様はまだ日本を見捨てていなかったってことですかね。またジーコジャパンなハラハラドキドキエンターテイメントサッカーになっちゃっいましたが、とにかくこれは本番です。勝ち点3取ったことそれが全てであって、本当に良かった・・・・疲れた。とにかく大黒神感謝!(玉ちゃんのままで良いよ!とか、また即興になっちゃうよ!とか叫んでたのは内緒です 苦笑)

WorldCup Germany2006 Asian Final Qualify Group2
Japan 2-1 DPR Korea@Saitama Stadium 2002
Japan:4'小笠原満男 90'+1'大黒将志

日本スタメン:GK川口能活、DF田中誠(→76'中村俊輔)、宮本恒靖、中澤佑二、MF福西崇史、遠藤保仁、加地亮、三都主アレサンドロ、小笠原満男、FW玉田圭司(→79'大黒将志)、鈴木隆行(→74'高原直泰)

と言うことでジーコのアナウンス通りに直前合流の俊輔・高原をベンチに置いてスタートしました。序盤北朝鮮は前に圧力を掛けながら押し込んでくるモノの落ち着いて日本が応対し、日本もフォアチェックを厳しく行ってぶつかり合うようなスタートを切ると、北朝鮮DFのおぼつかない繋ぎをアレックスがカットして縦に突破するとDFに引っかけられてゴール前の良い位置でFKを獲ると、小笠原がいつもの速いキックが右隅にコントロールされて吸い込まれてなんと前半早々に先制点という願ってもないスタートすることが出来ました。その後もFWが審判に目を付けられてファールを厳しく取られていたモノの前でチェックしてそのこぼれをまた繋いで、攻撃に繋げる形でうまく攻め、縦に速い形で攻撃をしました。しかしテストマッチで展開したような大きな展開が出ずサイドがうまく使えず膠着し始めると、時間と共にフォアチェックが弱まり北朝鮮も玉際の強さを発揮してボールを拾い始め、また日本も運動量が落ちて怖れていた悪いボールの失い方が非常に多くなってしまい流れが徐々に北朝鮮に行ってしまう(そして若い21から9に変わったことで前戦での起点が2つになったことも大きかった)そこからはラインがずるずると下がり、危険なシーンはそんなに作られなかったモノのDFがアプローチにいけないためポストプレーを簡単に許してしまい、ボールを取る形がほとんど見つけられない状況になってしまい押された展開を押し返す術を見いだせない。しかしそれでも日本は伝家の宝刀とも言えるべきセットプレーからのボックスプレーとカウンターでは危険なシーンを組み立てる。そんな流れのまま前半を折り返す。

後半、ワイドへの展開への意識は高まったモノの、効果的な展開やサイドチェンジなどのボールがうまく使えず(と言うより意図的に狭い方に・・・・、細かいパスを選択していた感じがあった。良いのは福西の展開からのアレックスぐらいかな?)なかなか流れは戻せない。逆に中盤のミスや弱いパスが前で狙われてしまい、今度は本当に危険なシーンが生まれ始める。クイックスタートから10番がDFを抱え込むように縦に突破しクロス、そこに勢いよく飛び込んできて叩きつけられた7のダイビングヘッドは本当に肝が冷えた場面でした(これは能活、素晴らしい反応でのフィスティングでセーブ)しかし、これでも日本の目は覚めず運動量が上がることはなく、流れを持ってこれない。そして綺麗な形で短いタッチのショートパスが何本も繋がれて右から左に展開されるとワイドでフリーマンが出てしまい、中がずれてるかも?と気にしていた時に(僕が)そのフリーマンである16の虚を突くアウトサイドでのシュートに川口も逆を突かれて反応出来ずに決まってしまい同点に追いつかれしまう。ここで業を煮やしたかジーコは高原・俊輔を続々と投入し、勝ち越しを狙いに行く。俊輔のタメが非常に機能、そして中盤での流れが出てきて良い展開でサイドが活性化し始める。そして段々北朝鮮が突いてくるのが苦しくなったのかカード級のファールで止めるので一杯一杯になってきたかなぁという感じになると、高原に決定機が訪れる、俊輔が左エンドライン際でタメて引きつけるとサポートのアレックスへ、ダイレクトの速いクロスが高原に苦しい体制ながらぴったりと合い、すらすようなヘッドが飛ぶ、しかしこれは枠を逸れてしまう。その後も右サイドを加地が抜けるとニアに走り込んだ俊輔がヘッドで合わせる、DFのリフレクションが高原の前にこぼれるものの足が合わずにふかしてしまいこれも決まらない・・・・。玉ちゃんに代えて大黒を入れて更にフレッシュにするモノのそれでも中に人を集める北朝鮮のDFを崩すには至らず、本当に時間がなくなる。日本も前に出ているので北朝鮮にスペースも生まれてひやっとするシーンを作られたりと、もう苦しいかなぁといったロスタイム、小笠原が右サイドからアーリークロス、ゴールキーパーは相変わらずパンチで逃げると、そのボールを突っこんだ福西が落とし大黒が振り向き様にボールを叩くとGK・DFの隙間を縫ってネットを揺らした・・・・神!本当に決まって良かった・・・・。と言うことで何とか初戦をモノにすることが出来ました。

まあ本当に勝って良かった。結果が何よりも欲しかったところでこういう結果をたぐり寄せられたのがこれだけ続くと、運だけではない何かの強い力や新年というモノを感じたりもします。これは今までの日本代表にはなかったモノかも知れませんね。正直先制点獲って、あのへっぽこDFのビルドアップを厳しくチェックしてボールを繋がせずに苦し紛れのボールを蹴らせることをチームでやっていければ、そのまま勝てた試合だったかなぁと思います(きっぱり)流れが悪くなったときにどうするのかという部分はこのメンツで一番不安だったのですが、やっぱり代えられるような求心力の持ち主はいなかった、そして僕がプレビューで懸念していた3つのポイント、全てが今日に関して言えば不合格の出来でした。そしてそれがこの拙戦(誤字ではなく文字の意味)に繋がってしまったのかなぁと。パスレシーバーの運動量が少ない、中盤のDFのバランスが悪い、ボランチのパススピードの遅さと勇気のなさによる展開力不足と悪い失い方を助長してしまうビルドアップ、残念ながら出来が悪かった・・・・。

北朝鮮に対して強かったとは言いません、日本が苦戦したから強い弱いではなく相対的に見てもオマーンの方が強かったかなぁぐらいの印象です。玉際の強さとポストワークの巧みさ(これも何とも言えない、日本のやり方が悪かったし)、そして基本技術の高いプレーヤー、でもやっぱり玉際の強さでもっと日本が行っていれば後はなんて事ないチームなのかなぁと思いました。ただやっぱりそこに勝つという強い気持ちがあったからここまで苦戦してしまったのかなぁと。日本はきっちりと対策を立てられていれば(ポストプレーに対しての対応方法、そのサポートに対するマーキング、そしてサイドのスペースを使うためのビルドアップをもっと突き詰めていたら、楽にやれた・・・・)簡単に崩れる相手だったと思います。まあ楽勝出来る相手ではなかったにしても、です。

じゃあ選手評、ちょっと厳しいですよ、これからのためもあえて。
川口能活(ジュビロ)→ファインセーブがなかったら、逝ってた。あのゴールに関してはフリーマンを作られてしまったDFが50%、中に絞ってアプローチを掛けにいけなかった加地が10%、クロスと決めつけて逆を突かれた能活が10%、そして後は決めた選手のアイデアと思い切りに30%かな?とにかくあの歓声の中では難しいけど後ろからのコーチングでのDF修正をしてやって?基本的に落ち着いていました。

田中誠(ジュビロ)→うん、まあまあ。攻撃的な部分では効果的なビルドアップの助けをしていたと思う。DFに関してはカバーの巧みさはさすが。でも後はやはり3人でのバランスと距離はやはりどうにかしないといけない・・・・。ちょっと振り回された感もあり。次節出場停止、困った。

宮本恒靖(ガンバ)→やっぱりライン深いよ、日本が仕留められなかった原因としてのフォアチェックが弱まった遠因はこれだと思う。これやってるからか得意のラインコントロールで仕留める部分で上げが遅れてギャップを取られたりとちょっとバランスが悪いかも知れない。ここの対応に関してはほとんど問題はなかったと思うけど、その辺はキャプテンとして、DFリーダーとして物足りない。監督のオーダー以外に必要であればオーガナイズしていく事をさせていこうよ。そろそろDFの守り方に関しては再考の余地があると思う、ましてや前から行くことをさせるなら特に。それがなければ左腕の腕章は飾りでしかないよ?しっかり。

中澤佑二(Fマリノス)→うーん、今日は不安定。別にやりくるめられた訳ではないけど、タフな北朝鮮ポストを自由にやらせてしまったし、アプローチに行っても獲りきれなかったのはアジアの広さを感じた。アレックスのカバーに関しては四苦八苦だけど空中戦は無敵。ただいつも出来からすれば物足りない。

福西崇史(ジュビロ)→本当に最後のアシストがなかったら、戦犯にされても仕方ない人。オマーン戦のような守備専の方がうまくいく気がする。良い展開とかも出来る選手なのに・・・・。ただ後半吹っ切れてからは良くなった。改善すべきはやはり守備のバランス、後ろと隣とのコミュニケーションをもっと増やしていかないといけないのかも知れない。残念ながらシンジや稲本の存在の大きさを逆に感じた出来。

遠藤保仁(ガンバ)→もっと出して良いって。アンカーとしてはどうしても苦しいし、かといってバランスやスペースを整えれる訳じゃない、この辺は難しい。前に出れば明らかに良い仕事をするし、そういうセンスを持っているのだから。後一番言いたいこと、パスが弱い、これじゃ芝の長いところではもっと狙われるし、これからはこの試合を見た対戦相手は必ず前を狙ってくる。楔のパスは速いパス、後ろに下げるパスは精度優先、使い分けしてください。後ろに下げるところでのダイレクトとか何かその辺のプレーセレクトが悪い気がする(福西も同じ)レジスタならそこまで気を配らなきゃだめ、何となくやってるだけではレベルアップには繋がらない。

加地亮(FC東京)→良いランニング、苦しい守備、それでも前に出る意欲を失わなかったこと、運動量豊富に前掛かりになったチームを支えた感はある。攻撃に関してはやっぱり良くなってる。確かに厳しく来られていたけど、抜いていたし、本職に戻ってからタイミングの良いオーバーラップを見せたのは成長の跡。欲しいのはあらゆるプレーの精度とDFにおけるポジショニング。ビルドアップは慎重に、DF時は中絞りすぎ、マーカーのランニングを優先に見てほしい、カバーはDF陣でなんとかすべき。失点の10%。

アレックス(レッズ)→得点に繋げるインターセプト、そのほかにもタイミングを見計らったランニングなど、悪くはなかった。クロスの鋭さはさすがの所。でも繋ぎのミスが多い。ダイレクトでやってミスるならやらなくてよし。何か大人なプレーだったと思う、後ろのバランスなども考えながらのプレー。後はDFの縦の連動かな?次節出場停止。後釜・・・・・頼むからアツ君ウイングの悪芝で怪我すんなよ・・・・。

小笠原満男(鹿島)→Beautiful!でも残念ながらそれだけと言っても良いかも知れない、あのまま俊輔が入ってこないでリズムが変わらなかったら。このチームの課題でもあるけど、押し込まれたときに前にボールを運ぶ手法というのがものすごい不足してるからその時にこのポジションに求められることは我慢しながら速い切り替えを促す事だったりタメを作ったりしてコントロールすること。オマーン戦(Away)と同じ事。それと普通の遅効に関してももっと動かさなきゃいけないし、チームの流れを生むような何かが欲しい。それを後半入った俊輔はやっていた。そこが差なのかも知れない。流れが良いときに良いプレーをするのは当たり前、悪いときに何をするか、それが問われる事を考えたら結果は出たけど残念ながら彼で行こうと思わせる出来ではないと思う(特にこのチームではね)後半の積極性は良かったし俊輔とのコンビも詰めていけば面白そう。

鈴木隆行(鹿島)→やっぱりこないだシリア戦で点を取っちゃったから、ゴールマイレージが足りずほとんどシュートチャンスも生み出せず。ポストアップも北朝鮮の激しいプレーには相性が悪かった。おしゃれヒールポストなど良いプレーもあったけど、その後にハードな仕事を何とかこなして欲しかったけど、逆に玉ちゃんがやってたのはこないだからちぐはぐ・・・・。加地のオーバーラップを使うシーンがあったけど中空いてたのに・・・・、アタッキング・サードに入っているんだから使おうよ・・・・。まあそういうのを求めるべきではないのですが。今日は仕事出来ず。

玉ちゃん(レイソル)→審判に目を付けられてフラストレーションを溜めたかな?でも出来としては悪くなかった。ポストですっころぶシーンが多かったけどチームが求めている訳ではないと思うから別にしょうがない。カウンターではやはりスピアヘッドとして魅力たっぷり。前半あそこで決めてれば・・・・。強力ライバル登場で更に火がつけば・・・・。攻撃面で一番脅威となっていたのは確か、対応し切れていなかった相手だっただけに結果が欲しかった。

高原直泰(HSV)→ストライカーとすればやはり決めなければならないのかなぁと、1/3の確立で。出来は良かったと思うし、ブンデスでやってるんだなぁと思わせる巧みなプレーと強さ、そしてシュートへの意欲。でも決めなきゃやっぱり3.5なんだろうなぁ(ドイツ風味、1が最高・5が最低)でもものすごい意欲を感じました。価値は示せた、後は結果、それだけ(同じ事言い過ぎ)

中村俊輔(レッジーナ)→ペースチェンジ仕掛け人。悪い流れを落ち着かせてタメを作ってボールが流れるように促したことの貢献度は非常に大きい。運動量は不満だけど、それでもシュート1も悪くないし、攻撃に置いて彼が絡むとチャンスとなっていたのは、価値の証明。プレースキックの精度はイマイチだったけどね。改めて存在感の大きさを示したと思う。エースはやっぱりあんただよ。(なんだ贔屓って言うのか?贔屓じゃないよ?)

大黒将志(ガンバ)→神!神!神!何となく俊輔とも相性が良く感じたし、鋭い突破も見せた(あのシーンは打って欲しかったけど)でも何よりも結果なのよ、あの状況で決めた彼はそれだけで価値がある。

ジーコ→大黒投入はもう見事としか言いようがない。でも今回はあなたの判断ミス。あなたの切った選手に助けられたと言うことを見ればね。それにしてもサッカーの神があなたを愛している事は十分わかった。次は正念場、サンバ踊りに帰ってる暇はないし、ヨーロッパ行って誤解解きながらコンディションを確かめに行った方が良いのでは?特にシンジの。

松木安太郎(解説者)→テレ朝は単独解説だったのね(ピッチでしょ?巧は)、だから奇跡を起こしたんだ(笑)アジアカップ、アジアユース、そしてこの最終予選、鍵はあんただ、奇跡の男・やすたろう!

と言うことで厳しいですが、まあこの出来ですからね。でも勝って良かった、ホントに。次はドイツでの合宿の後にイランへ!アレックスと田中マコは出場停止で早くも真価が問われるけど、一番可能性の薄い試合(これは僕の意見、取れなくても良い試合だと思う。必ずしもという意味で)なのでチームとしてどうするのかを熟慮して、また良い準備をして頑張って。とにかく確実な一歩(薄氷どころの騒ぎじゃないけど)を確実に取りたいHomeの北朝鮮戦という6試合の中で一番計算出来る試合を取ったというのは非常に大きいと思う、もちろん第1戦としても。一つずつ進んでいけば必ず道は開けるから。と言うことで今日はここまで。ひとまずこれから祝勝会してきまっす!

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本番前の心境。

いよいよ始まりますね、後一時間ちょっとになりましたが、今の心境などを。

何か今日から本番というテンションの高まりとまでは繋がっていなかったりもします。きっと今回のレギュレーション(勝ち点18を取る必要はない。勝ち点12~13でいけると思うから取りこぼしをしてもチャンスは残る。今年のUCLを見ても初戦で思ったような成績が出せなくても抜けたクラブもあるし)やら伝えられる戦力差(自分では見ていないので何とも言えないけど、きっと力の差はあるのだと思う)やらテストマッチで詰まってきたかなぁと思う部分だったりと様々な周辺事情の違いだったりするのかもなぁと思いながら、やっぱり何となくですが嫌な予感がしなくもないです。

何となくオマーン戦の時と違って心に余裕があるのも、きっと上に書いたような事からだと思うのですが、こう言うときこそなんかあるんじゃないかと今までの前例でふと思ったりもします(Hのオマーン戦とかH/Aのシンガポール戦とか)こういうときに結果を残すのって結構難しいって思ったり、結構競争の後に結果を残さなければならないプレッシャー掛かっちゃうんじゃないかとか思ったりもしています・・・・。まあその時とは状況も違うし、チームも自信に満ちあふれているからきっと平気だと思うし、こんな不安も杞憂に終わると思っていますが、何となくね・・・・・。

やっぱりなんだかんだ言ってナーバス?うーん。ただこういう気持ちが味わえるのもやっぱり言い訳の聞かない試合だからでしょうね。これも予選の楽しみなのかも知れませんね。楽しみはこれからだ。

僕は試合まで「ACE」で脳汁を出しながらその時を待ちたいと思います(なんだそりゃ)予想?10-0で日本ですよ(笑)まじめに言えば、先制点の時間にもよると思いますけど、きっちり2-0ぐらいで安心させてほしいもんです。まあハラハラしても良いですけどね、それが醍醐味だし。勝った後のタイトルは考えてありますから。使うかどうかは別にして(笑)では試合後に。

*テロ朝相変わらず頭の悪いことをしてますが、まあその辺はスルーで(苦笑)BSで見ましょうね。

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February 08, 2005

当たり前の事を当たり前に@WC Asian Final.Q vs北朝鮮 Preview

WC最終予選の初戦・北朝鮮戦がいよいよ差し迫ってきましたね。と言うことプレビュー気味に明日の試合に向けてのことをやっていこうかなぁと。

個人的に北朝鮮戦は普通にやれば勝てる相手だと思います。この試合は北朝鮮云々よりこのチーム(ジーコ・ジャパンのことね)の今まで積み上げてきたシビアな部分というのを試される一戦なのかなぁと感じています。というのもまあ断片的に伝えられる北朝鮮の情報(信用出来るかどうかはわかりませんが)だったり、力の相互関係などを鑑みると日本が自分たちの形をいかに出すのか、そしていかに勝つための仕事を出来るのかというのが問われるのかなぁと。それが出来なければまた苦戦してしまうかも知れないし、今度は相手の一発に沈められるかも知れない。そういう相手なのかなぁと思います。ではそんな感じでまとめてみようかなぁと。

・ボランチに求められるリスクマネジメント。

これに関しては北朝鮮がこういう部分を狙って来るであろうと言うのと、シリア戦でのボランチの低意識と油断による失い方の悪さから来るモノです。シリア戦のことに関しては、マッチレポートにしたのでそこに書いたのですがボランチの所でボールが収まることが多いのですが、前の動きが足りなかったりとかアングルが悪かったりポジショニングが良くなかったりする理由はあるにしても、前にボールが出せなかったときにボールを持って止まってしまったときに、北朝鮮は抜群のスタミナでどんどんアプローチを掛けてくるだろうし、横パスに関してはインターセプトを狙ってくるのかなぁと思う部分があります。シリア戦で結構プレーが停滞したときにコントロールやパスのミスだったり周りの状況の不確認、周りの声も含めて足りない部分が見えました。その時に後ろから突っつかれてボールをカットされてカウンターのピンチを引き起こしただけに、一番気を付けなければならないポイントだと思います。シリア戦はコンディションも谷間の所で選手達も口々にきついと話していたので、北朝鮮戦に向けてコンディションが上がってくればボールも受けに来るだろうし、そういう動きももっと増えるでしょうから、出せるポイントさえあればどんどん出してくれるだろうと思うのでそんなに心配してはいないのですが、ボールが出せなかったときに慎重に失わないようにボールを動かしていくという事が必要になってくるのかなぁと。本番ではこういう即失点に繋がるようなミスは、1点を争うシビアなグループを想像すると本当に許されないだけに、こういう部分でのいらないミス・いらない失点というのを出来るだけ避けていきたいところです。北朝鮮はそれを誘発するプレーをしてくるだろうし、それを狙ってくることは十分考えられるのですから。

・右サイドアタック中心?再び問われる左サイドのディフェンス。

と言うことでスパサカでは、一次予選タイvs北朝鮮でのopta(かな?)のデータではかなり攻撃においては右サイドに偏って仕掛けてくるようです(ボールタッチのエリアのやつ)そうなると日本に置いては攻撃が得意なアレックスの担当するエリアなだけにその辺での引っ張り合いと言うことに非常に興味があるところです。オマーン戦でもオマーンの10番ドゥールビーンがアレックスの裏側でボールを受けて中澤を引き出そうとしてきただけに北朝鮮もスカウンティングが進んでいれば、日本の守備の弱いところを突いてくるのではないでしょうか(ましてや得意なサイドな訳で)アレックスに関しては攻撃面に置いては加地同様サイドからの攻撃に手応えを感じているようで、その部分ではようやく復調傾向で非常に頼もしいのですが(まあ昔を思えばこんなもんじゃないかった記憶もあるのでもっと期待したくなりますが。特にMVPを獲ったときのようなスピードに乗ったフリーランニングとか)守備に置いてはシリア選手のドリブルに対してものすごい軽いDFでスコンスコン抜かれてみたり、まだまだDFに関しては守り方は以前に比べたらはなっているモノの物足りない部分があるのも事実です。そういう部分では出来るだけ周りでバックアップして彼には前で仕事が出来るような状況を作ってあげたいところです。ただボランチは意識しすぎるとバイタルエリアのカバーがいない状況とかもできあがったりするので、その辺コーチングを後ろからしつつ、バランスよくカバーしていって欲しいし、もちろん日本の壁・中澤にもアレックスがやられても尻ぬぐいをしてやって欲しいなぁと。もちろん引き出されるという事になるのですが、その辺はその前に上げさせないと言うことで何とかケアして欲しい。まあ彼には負担が掛かりそうですが、やってもらわなきゃ困るので頑張って欲しいモノです。ただ好調だし、最近あっさり抜かれたりやりこめられたシーンとかをめっきり見なくなったので多分大丈夫だと思いますが。でアレックスはボールを持ったときも低い位置ではドリブルしないというのを徹底して欲しい。あそこでとられたらもしどんなにいいDFをしても台無しだし、失点のピンチにまで繋がってしまう危険性もあるので。彼が仕掛けるのはあくまでアタッキング・サードに入ってからで良いし、シリア戦のように質の高いボールを中に入れる事に高いプライオリティを置いて(突破ではなく)を頑張って欲しいなぁと。でオーバーラップに関してですが、こういう試合ではあくまで少なめの方が良いのかなぁと。相手が引いてる、崩せないから焦れていくというのは展開によってはあるのかも知れませんが、バランスを保って時間帯や状況をよく考えて判断していって欲しいなぁと。これは田中マコに関しても同じです。まあどんなレベルのアタックなのかわからないので何とも言えませんが、サイドバックのオーバーラップ、FWが流れてのごり押しだったりと様々な形で仕掛けてくることが予想されるだけに、その辺はチームでバランスをとってきっちりと止めて欲しいですね。

・誰が起用されようと求められること。

さて、この北朝鮮戦に向けてのテストマッチで非常に良いアピールをした選手の起用法を巡って、結構色々な考えが出ていますが、ピッチに立った選手がやらなければならない事はやはり運動量を保つことです。プレーヤーのタイプというのもありますが(特にFWね)消えることはなるべく避けて欲しいし、これはアプローチがきついからと言ってずるずる下がらず(これはトップ下にも言えることですね、バイタルから逃げない)、前で踏ん張ってボールを受ける動きをやめないことが必要になってくるのかなぁと。もちろんそれはMFにも求められることで、ボランチの選手にボールを止めて長くパスレシーバーを捜させることをさせない、横パス・バックパスをさせないようなオフ・ザ・ボールの動きを常にしてボールの流れを停滞させず、そしてDFの視点を固定させないことが必要になるのかなぁと。戦前の予想のように引いて守ってきた場合はやはり相手の目線を常に動かして相手のマークをずらすことが必要になるだけに、そういう場合はやはりボールを動かして視点を変えさせる、ドリブルによる局面打開からの展開、そしてミドルレンジからのシュートを警戒させることによっての前への警戒を増やすということが常套手段ですが、今までの試合を見ている限り、ミドルシュートやドリブル突破による展開は余り頼りに出来ないだけにやはりそうなるとパスを展開して相手の視点を常に動かすことでマークをずらせるだけのタイミングを作り、そして良い攻撃に繋げていくと言うことが一番あっているのかなぁと。もちろん個のひらめきによるファンタジックプレー一発がゴールに繋がってくれればそれでも良いのでそれは小笠原(や俊輔)に任せるにしても、チームとしてはやはりそういうところを意識的にやっていくことが良いのかなぁと。そのためのパスレシーバーのオフ・ザ・ボールの動きを常にやっていくというのが必要になるのかなぁと。

と言うことでまあ改めて思えば当たり前のことを当たり前に、そして致命的なミスを避けてやっていけば自ずと勝利を引き寄せることは出来るのかなぁと。しかし考えてみたらジーコはいつもこういう事を求めていたのかも知れませんね。そういう意味では確かにクラシックなのですが。もちろん戦術云々で相手はかなり長い時間チームで動いているだけに、例えどんなに優秀なタスクを持っている監督が率いていてもそういう部分で上回るには難しい部分はあるでしょう。向こうはそういう意味では戦術に従順な戦いをしてくると思います。このチームはそういう部分では奇をてらったりするわけではないですし、特別な勝つためのタスクというのがあるわけではないので、こういうチームに対して勝つためには基本になることをきっちりと続けてやっていくことが必要になるのかなぁと思っています。正直国内組Onlyのチームはテストマッチで2試合いいプレーをしたけど、シンガポール戦やドイツ戦、はたまた去年の今頃のぬるいテストマッチ2試合(国内組OKだって言う人が結構オマーン戦で海外組が動けなかったと言うのを引き合いに出す人見ましたが、その前のテストマッチでぬるい試合をしたのも考慮に入れましょうね。あそこでひどいプレーをしたからというのもあるのですから。今回の事を考えたら)などを思い出すと正直ちょっとだけ不安だったりもしますが、まあやってくれるでしょう。プレッシャーや力の入り過ぎには要注意ですけどね。確かに本当なら予選でなければ見所いっぱいで、「戦術がちがちのチームに対してジーコは自分のやってきた価値を示せるか?!」とかあおれるのですが、本番なので別にそんなことはどうでも良いのでまずは結果を出して良いスタートをして欲しいなぁと思うばかりです。と言うことで今日はここまでです。

正直俊輔いないと思うとやっぱり残念・・・・(本音)

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February 07, 2005

PC Crash!

またもクラッシュ!動くには動くのですが、いかれちゃったのがキーボードなのでさすがに長い文は書けないっす。うーん、最近パソコン不安定、僕は'FMV-BIBLO NB8/90D'っていうのを使っているのですが、実は昨日からちょくちょくおかしくなってるので思い切って友人(プログラマーな人)に見てもらうことにしました。

いかれちゃった部分というのは、伸ばし棒が打てなくなっちゃって(全角ひらがなの時に)伸ばし棒を押すと「。」が出てしまうんですよ(泣)なぜか半角の時はちゃんと「-」出るんで、接触不良とかではないみたいなんですけど困ったもんだ・・・・。

ということですいませんが今日は更新お休みさせてください。せっかくこんな所まで訪れてもらったのに更新してなくて申し訳ないです。明日には多分直せると言ってたので、戻ってきたら更新するつもりです・・・・。

それにしてもPCの知識が恐ろしく低いなぁ・・・・。FMVのサービスアシスタントもダメだし、コントロールパネルのキーボードでも問題なしとか言われて正直自己修復は全然無理だったりして正直少し凹みました(苦笑)考えてみたら一度やっちゃってからXP-SP2も当ててないし、その辺少し勉強しないとダメかも、さすがに。では今日はこの辺で。

「-」がおかしくなってるのに何で打ててるかって?貼り付けてるんですよ(笑)めちゃくちゃ面倒_| ̄|○

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February 06, 2005

2005J.League 傾向と対策 -ガンバ-

と言うことでセレッソの次はガンバです。ガンバは去年色々な部分で問題を抱えながらも、1st・2ndStage共に安定した成績を残して今年こそタイトルと言う気持ちも強いでしょう。西野氏のアイデンティティを崩すモノだったにしても、ようやくガンバにとってはそれだけのチャンスを得れた共言えると思います。ただ足りない部分もありますけど・・・・。と言うことでガンバです。

・移籍動向
【IN】
移籍獲得:アラウージョ(←エスパ)、藤ヶ谷陽介(←コンサ)
新人獲得:前田雅文(←関西大)、松岡康暢(←ガンバY)
【OUT】
木場昌雄(→アビスパ)、吉田宗彦(→セレッソ)、矢野大輔(→サガン)、マグロン(→未確定)

と言うことで少ないですが、非常に的確に足りないところを補い強化したと言う感じでしょうか。定まらなかった大黒の相方にアラウージョを獲得することで機動力が持ち味だった去年のガンバの特徴をより特化した形にしたのかなぁと。彼は去年低迷がちだったエスパがいい試合をしたなぁと思った1stの静岡ダービー並びに連戦だったFマリ戦でのものすごいフォアチェックの急先鋒として走り回りながら、前での起点となってチャンスメイクをしてと大車輪の活躍が非常に印象に残っています。そういう意味でも今年はもっとJに慣れて能力を発揮することを前提にしたら良い補強だったのかなぁと。そして松代のサブとしてユース時には代表だった藤ヶ谷を8000万で取れたのも良い補強だったのかなぁと。将来的な意味も含めて。そういえば優秀なユースからは今年は一人かぁ・・・・。でもこの選手もまたいきなり出てくるんだろうなぁ・・・・・

・傾向

2005 Gamba Member
3-5-2              3-3-3-1
    大黒  アラウ          大黒
      フェル        二川  フェル  アラウ
   二川      児玉     橋本   遠藤
    橋本  遠藤          シジクレイ
 実好 シジクレイ 山口    実好  宮本  山口
      松代               松代
FW:吉原宏太、中山悟志、松波正信、三木良太
MF:家長昭博、森岡茂、渡辺光輝、寺田紳一、松下年宏、前田雅文、木暮直樹、松岡康暢、岡本竜之介
DF:入江徹、児玉新、丹羽大輝、青木良太
GK:藤ヶ谷陽介、日野優、木村敦志

去年ガンバが躍進した(躍進って言って良いのかわからないですが、ポテンシャルを考えたら)要因は非常にアクティブに前線に動き回るアタッカーと中盤のテクニカルな職人達がうまく噛み合って、中央からどんどん崩せたことがあったからなぁと。西野監督の頭の中にはあくまでアウトサイドからマグロンの頭というのがファーストオプションにあって、そこに大黒や吉原のようなスピードアタッカーがどんどん絡んでいくというのがあったと思いますが、マグロンの怪我やアウトサイドアタッカーが余りチームにフィットしなかったこともあって、本来あっていた彼らの得意なスタイルでもある中盤でポゼッションを握り、フリーランニングとポジションチェンジで相手を混乱させてスペースを作ったところを突いていくという形が逆にチームにフィットした事でチームの大きなストロングポイントになったのかなぁと。序盤フェルナンジーニョのプレーに周りがあっていなかったというのもあったようですが、それも時間が解決し彼のドリブルが良いアクセントになっていた事もあってより中央突破に破壊力も増して、チームとして大きな成果を得れたのかなぁと。で、それを基盤にする訳で今年は上に書いたとおり機動力とテクニックを持ち合わせるアラウージョが加入してより強い部分を特化した形になるのかなぁと思うのですが、あくまでもフェルナンジーニョも含めてそれをやるのはアタッキング・サードという意識があれば今年も機能するのかなぁと。大黒をフィニッシャーに二人のチャンスメーカー、そして二川・大黒のホットライン、遠藤の攻撃参加によるアクセントも含めて相当バリエーションは豊富だなぁと。あくまでも被らないようにと言うのがポイントなんでしょうが、去年もかなりうまくいっていたし、攻撃は水物ですが細かい部分(フリーランニングやスペースメイク)をきっちりとやっていけばイイボールは入りそうなだけに今年も計算出来るのではないでしょうか。
ただ問題がなかった訳ではないです。人数を掛けて攻撃をしていくだけにどうしてもカウンターにはもろさを見せたこと、そして宮本とシジクレイのセンターポジションの問題というのは今年に残された課題であり、チームのことを考えればやはりタイトルを獲るために乗り越えなければいけない部分なのかも知れませんね。カウンターに関しては商事気象がないと言う部分もあると思います。あれだけ人数を掛けてと言う部分でのリスクマネジメントというのは相当難しいのかなぁと。去年それでも橋本や児玉と言った選手がバランスという部分で支える仕事を良くしていたのかなぁとは思うのですが、カウンターに対しては影響力を発揮するのは難しいわけで。そう考えるとチームとして前からの守備意識を高めてもっと強めにプレッシャーを掛けてカウンターを出させないと言うことを考えていかなければならないのかなぁと。前に人数を掛けるという意味でのモデルケースとしてバルサやレッズがやっていたように、攻守の切り替えを早くしてボールに対してアプローチを激しくやっていけば、それなりにカウンターに対するリスクマネジメントになるのかなぁと。でもう一つは宮本とシジクレイのポジション争いなのですが、今年はキャプテンという形でシジクレイに託されただけに西野監督としては去年と変わらずまずはシジクレイを軸にと言う部分があるのかなぁと。宮本の様な中心選手をベンチに置くというのはそれなりにリスクを伴うとは思うのですが、ポジションが2つある訳ではないのでこの辺はしょうがないにしても宮本をボランチで使うのは正直どうなのかなぁと思う部分も個人的にはあるだけに、その辺は西野監督のチームマネジメントも大切になる気がします。まあ宮本はWC予選でチームを離れる事も多いだけにこの判断は間違ってはいないのかなぁという部分もあります。ただそのシジクレイにラインコントロールを伴うDFをさせていたことを考えるとかなりリスクは大きいのかなぁと。結構やられてるのが裏をとられる部分。しかもラインが揃っていない状態だったりプレッシャーが掛かっていない状態でのオフサイドトラップだったり、その辺の部分は今年はもっと詰めていかないといけない部分だと思います。シーズンは長いだけに後ろの安定はそのまま成績に直結する部分はあると思うので、その辺は良い落としどころを見つけていきたいところです。
そしてもう一つこのチームにはまだ見えない部分があると思います。それはタイトルが掛かった試合のプレッシャーだったり、勝たなければならない試合で勝つという強さかなぁと。2ndのレッズ戦、Fマリ戦、そして天皇杯準決勝。勝たなければならない試合、負けられない試合で去年に関して言えば全て落としている事。これはプレッシャーだったり相手が強かったりとかもあるにしても、やはりプレッシャーの中で成績を残すという部分をもっと突き詰めていかないといけないのかなぁと。これは非常に難しい部分ですし、経験を積むことでしか改善出来ない部分なのかも知れませんが、去年悔しい経験が出来ただけにその経験をうまく活かしていきたいところですね。まあまずそういう位置まで行くことが大事なのですが、今年は十分タイトルを狙える位置にはいけるのではないでしょうか。

・対策
Fマリはガンバには2連勝なので、そんなに警戒する部分はないのですが、多分ガンバからしてみたらやりにくいチームなんでしょうね。そういう部分から考えるときっちりと中央で人を捕まえられるとガンバの流動性の威力という部分はやはり消えてしまうのかなぁと。そして奪ったらスペースを使ってカウンター、と言うのが効果的なのかなぁと。遠藤にしても二川にしてもフリーにすると危険なので十分ケアするべきだし、もちろん仕掛けてくるフェルナンジーニョやアラウージョには前を向かさない、大黒はきっちりと掴んで彼の特徴でもあり素晴らしい部分でもある動き出しの速さを何とかやらせないと言うことが必要になるのかなぁと。ガンバは後手になるとどうしても無理に前に来る部分もあるし、そうなるとうまくいっていた棲み分けがどうしても被ってしまったりとチームの良さが消えてしまうと言うのも見受けられただけに対戦チームとしてはどんどんその辺りを突いていきたいですね。もちろん先ほど書いたとおり意欲的に裏を狙ってオフサイドトラップの逆を突いていきたい部分も付け加えておきます。

西野さんの思うところとは違った方向に成長していって彼としてはどうしても納得いかない部分かも知れませんが、チームとしてのスタイルを構築するにも今なのかも知れませんね。クラブの色でもある生え抜きが中核となりその特性を活かす中央からの細かいアタッキングサッカー。それを活かす基盤を作ることこそ、監督としての仕事だと思います。そういう意味では後ろの完成度は前の充実とは別に余り良いとは言えないだけに、キャンプからしっかりと作って、クラブ初のタイトルを実力でもぎ取りたいところでしょう。ただ攻撃力が前に出るクラブは個人的には躍進もあれば逆に低迷も十分可能性はあると思っているので、どれだけ攻撃力を支えるだけの安定感のある基盤を作れるかが長いシーズンで安定した成績を残せるかの鍵になるでしょうね。ただポテンシャルは十分、層も厚いし、上との差なんてそんなモノと考えたら十分優勝候補でしょう。

*ということでガンバ側の方々からのつっこみ・御指南・ご指摘などコメントやトラックバックでお待ちしています。もちろんそれ以外の方からも随時募集中です(笑)システムやスタメンはあくまでも仮想であり、僕の創造なので何の裏付けもありません。でも正直今回作った右のフォメは良さそうな感じ(笑)カウンターケアのためのア強いシジクレイを置いてフォアリベロの形で相手のエースを完全につぶす、ラインコントロールはツネに任せてチームでプレスなどの意識を高めるリーダーとして影響力を発揮し、攻撃に置いてはあくまで「フィニッシャー」としての1トップである大黒に後ろの三人が手厚くサポートしながらアタックを仕掛けて、遠藤や橋本はリスクを考えながら厚みを加えていく。いいんじゃ?まあ並びでしかないし、選手が動くことが第一ですけど。skcookさんのところはコンプリートされたようで、お疲れ様でした。僕は残り12?長いなぁ(苦笑)と言うことで今日はここまでです。

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February 05, 2005

2005J.League 傾向と対策 -セレッソ-

今日はセレッソです。凄い沢山言いたいことがあるので(というかフロントやクラブの姿勢に)さっそくです。大久保をスペインに送り出し、より苦しくなったことも事実ですが去年の低迷を打破しようと軌道修正を求められる今シーズンですが、実際は・・・・・。

・移籍動向
【IN】
移籍加入:ファビーニョ(→コリンチャンス/ブラジル)ゼ・カルロス(→コリンチャンス/ブラジル/~7/31)ブルーノ・クアドロス(→クルゼイロ/ブラジル)黒部光昭(→サンガ/R)廣山望(→ヴェルディ/R)吉田宗広(→ガンバ)山崎哲也(→トリニータ)
新人獲得:江添建次郎(→桃山学院大)丹野研太(→FCみやぎバルセロナユース)藤本康太(→熊本国府高)
【OUT】
大久保嘉人(→マジョルカ/スペインR)上村健一(→ヴェルディ)佐藤悠介(→ベルマーレ)徳重健太(→レッズ/R復帰)御給匠(→ザスパ)大森健作(→ヴォルティス)羽田敬介(→愛媛FC/JFL)福王忠世(ロッソ熊本/九州リーグ)廣長優志(引退)マリオ(→未確定)ミキ(→未確定)

大久保の穴はレンタルでのJ1復帰となった黒部、そして広山、ゼ・カルロスの加入で更に層が厚くなった(なりすぎたとの噂も)アタッカー陣と見ればかなりスケールアップした感もあるセレッソの今年のオフの動向ですが、一番の懸念ポイントである守備の再建をまた外人に託すのか・・・・・。去年それでクロアチアのでっかい人を連れてきてぼっこぼこにされたことは覚えていらっしゃるのか疑問だったりもするのですが、今年はジルマール氏お墨付きと言うことで少しは信頼出来るのかなぁと思ったりもします。特にファビーニョという選手は相当な選手らしく懸念ポイントでもあるボランチを強化して、チームの安定を図るようです。で後は江添建次郎という選手は去年の強化指定を経て入団とのことですが、7クラブの競合の果てと言うことで相当セレッソ側の方々が期待を募らせているようです。彼が坪井のように当たりならセレッソの守備ブロックの再構築は進むのかなぁと。まあその前にフロントの意識を変えないとだm)ry

・傾向

2005 Cerezo Member
3-5-2             4-2-3-1
     黒部  西澤            西澤
       森島         苔口   森島   酒本
苔口          古橋     ファビ    濱田
   ファビ   布部     クアドロス        下村
クアドロス 江添  千葉        江添 千葉
       伊藤               伊藤
FW:徳重隆明
MF:久藤清一、ゼ・カルロス、廣山望、米山大輔、藤本康太、山城純也、中井義樹
DF:柳本啓成、斉藤竜、山崎哲也
GK:多田大介、吉田宗彦、丹野研太

どうなんだろう?書いたとおり、普通に思うのは外人が当たらなかったら去年の二の舞を演じる気がするんですが・・・・・。クアドロスはサイドバックという噂も?いや、わからないですが、エル・ゴラではそんな記述が・・・・・。まあいいや、まずストロングポイントと位置づけている攻撃面ですが、今年は選手の特性も変わっただけに最後の所は独力突破よりもコンビネーションやイイボールの供給でチャンスを作ることが求められるだけに、その辺は去年のように苦しいときに「大久保頼む!」ではない形をチームで作っていくことが求められます。ただ正直これだけタレントが揃っていて、大久保というエースを失ってもまだまだいいアタッカーは沢山いるだけにチームとしてきっちりと方向性を定めてやっていけば大久保の穴も埋まるのかなぁと。基本的には前にいる西澤・黒部という選手にボールをきっちりと入れていく、そしてそこから機動力に優れる森島、スピード溢れる苔口、タイミングの良い古橋などの特性を活かしていくというのがスタンダードになるのかなぁと。サイドからイイボールが入ればFWの二人ともボックスの中では相当な強さ・技術を持っている選手なだけにきっと結果は残せるのではないでしょうか。ただ攻めれれば。どうしてそんなことを言うかというと、去年1stで17点しか上げれなかったことを考えたら、どれだけ自分たちのボールにする事の重要性をチームとして認識することが必要なのかなぁと。当たり前ですが、ボールが奪えなければ攻めれない訳で相手の攻撃を凌げなければ失点してしまう訳で・・・・・。いくら攻撃的と声高に叫んでも去年の総シュート数が307しかなかった訳で(自分たちはオフェンシブなスタイルと自認しているチームで括るとレッズ:459、FC東京:414、ヴェルディ:401、ましてや一番のシュート数を誇る(70本)大久保を出した訳で大久保のような個でフィニッシュまで持って行ける選手を失ったと言うことはより減っても不思議じゃない)その原因は自分たちのボールにする事が出来ていなかった証明のような数字だと思います。その辺をどこまで修正して前にボールをお膳立て出来るのかが最大の懸念ポイントになりそうです。
でその守備に関してなのですが、去年は64失点とワースト、最終的に総得点が42だったので-22と言うことですが、やはり上に行くためにはこの差を埋めていかなければならないでしょうね。ただ上にも書いたとおり、ボール奪取率が上がってくれば相乗効果としてフィニッシュの数もある程度増えると考えれば、ある意味失点を減らして得点を増やすという効率的な強化になるのかなぁと。その辺は新規に獲得したファビーニョを中心に中盤できっちりと集中力を保ってさぼらずやっていけば自ずと上がっていくのかなぁと。ただ失点として稚拙なモノが多いのも事実、セットプレーで簡単にフリーマンが出てしまうのをよく見た気がするし、アプローチとカバーという基本的な連携がなかったりとその辺はさすがに整備しないと今年も60失点してしまう可能性があるのかなぁと。いらない失点は極力減らさないと勝ち点を積み上げることは今年も困難なモノになってしまうのですから。別にチームバランスを後ろにと言うのではなく、チームとしてだけでなく個人としてやれることを忠実にきっちりとやっていくだけでだいぶ違うと思うし、セットプレーの時は一人一人が大きな責任を背負ってやっていったりとしていけば必ず10は減るはず。それだけ減れば大量失点で捨てた試合も普通に勝負出来るところまでに持ってこれると思う事を考えれば、豪華な攻撃陣を生かすも殺すもDFを整備していけるかどうかに掛かってくるのではないでしょうか。

・対策
まあ対戦するクラブにとって、まず考えることは打ち合わないことを前提とすることがいいのかなぁと。簡単にオープンな撃ち合いはやはり危険だし、吹っ切れて攻めて来られるとものすごい力を発揮するチームなだけに、まずは不用意な失点をせずに堅い試合に持ち込んでいくというのが良いのかなぁと。ただ大久保がいなくなって去年終盤に採用していたカウンターもそんなに怖くないし、そうなると西澤のスキルフルなポストワークからの展開と黒部のパワフルなアタックを警戒しながら、セカンドボールをきっちりと拾って、相手のバランスが崩れたところを逆に速い攻撃で崩していくというのが一番効果的なのかなぁと。遅攻でもボールを動かしてギャップを作る動きを意図的にやっていけばスペースが出来てくると思うので、その辺はボールポゼッションを高めて相手の攻撃回数を減らし、こちらの攻撃回数を増やすと言うことを意識していけばいいのかなぁと。ただ個のレベルは非常に高いし、特に苔口や森島と言ったスペシャルな能力を持つ選手に対しては常に注意を払うべきだし、油断は禁物なのかなぁと。

と言うことで正直結構大辛です。と言うより外側から見ているとおいおいこれでいいのか?って部分も感じたりします。スタイルとして攻める獲ると言うスタイルは確かに格好いいのかも知れないし、チームの色なのかも知れませんがチームの色だからといってそこに安息を求めていたら結局の所低迷の一途を辿るのかなぁと。攻撃に重きを置くのは選手層を見ても仕方ないと思う、それならそれで守る方法をチームで考えない限り、上昇するのは難しい気がします。ましてや攻撃陣は水物ですし。これは個人的な考えで結構前から書いてますが、攻撃的なチームを作るのを許されているのは限られていると思っています。その前がかりなバランスを支えられるだけの基盤や手法を持つチームでなければ所詮砂上の楼閣に過ぎずもろく崩れやすい。そういう部分でもアイデンティティや理想を追求するのは素敵なことですが、現実的な部分に目を向けるのも大切なことではないのかなぁと思っています。それは今年の補強を見ても、セレッソのフロントのスタンスが感じ取れてますますそう思いました。今年は降格枠は2.5。これで降格したら責任の大部分はフロントにあるのかなぁと断言出来るぐらいです。まあ去年は始まる前から大混乱でそれをシーズン中盤まで引きずってしまったことを考えたら、今年こその思いもあるでしょうし、どのようにするのか非常に興味がわきますね。まだシーズンは始まっていない訳でこんな予想をした僕を謝らせるぐらいの活躍を見せてくれればと思います。

*ということでまたセレッソ側の方々の感想・御指南・ご指摘・反対意見などなど、コメントやトラックバックお待ちしております。毎回の通りですが、相変わらずスタメン予想やシステムは僕の創造ですので、ご容赦を。まあ辛いのでこういう風に書くのも怖いですが(苦笑)と言うことで今日はここまでです。

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February 04, 2005

2005J.League 傾向と対策 -ヴィッセル-

今日は「傾向と対策」第3回という事で楽天ことヴィッセルです。今年はアツくんが入ったものの去年ほどのインパクトを残せなかったオフシーズンですが、フロント主導で変わっちゃったユニフォーム変更元年と言うこともあるし、去年はバタバタしたモノのチームの基盤はある程度出来た感もあるだけに、この二つのファクターを起爆剤にしたいところです。

・移籍動向
【IN】松永英機(監督/←ヴァンフォーレ監督)
移籍加入:三浦淳宏(←ヴェルディ)室井市衛(←レッズ)松本昂聡(←サンガ←FC東京)阿部謙作(←ヴァンフォーレ)松尾直人(←アルビ/R復帰)
【OUT】土屋征夫(→レイソル)藤本主税(→アルディージャ)吉村光示(→トリニータ)青野大介(→アルビ)高木純平(→エスパ/R復帰)岸田裕樹(→未確定)森一鉱(→未確定)

大きな話題としてはもめにもめた新監督就任問題。最初はトルシエだの人間力だのかなりネームバリューにこだわった獲得表明からラモス、リティなど2転3転した結果、去年ヴァンフォーレで組織的なチームを作り上げた松永監督を迎えて新シーズンに向かうことになりました。そして上にも書いたとおり、目標としていた現日本代表である三浦淳宏をヴェルディから獲得し、充実していた左サイドが更に厚くなったのかなぁと。しかし、痛い放出も伴ったオフシーズンとなりました。チームの象徴・土屋征夫をフロントとの対立を機に慰留しきれずレイソルに放出、ヴィッセルではそこまで活躍はなかったモノの中盤でアクセントをつけれる藤本も放出、出場機会を得ていたように見えた高木にしてもエスパにレンタル延長をはねつけられたため返却と単純に戦力アップとは行きませんでした。外国人選手の動きとしては去年獲得したホルヴィ、ホージェル、エムボマと3人とも全員残留のために入れ替わりはなしのため、去年とさほど変わらない陣容で2005シーズンを迎えることになりました。

・傾向

2005 Vissel Member
4-4-2              3-5-2
    カズ  播戸         エムボマ 播戸
  アツ      朴康造   ホージェル     アツ
   ホルヴィ  小島           ホルヴィ
ホージェル      坪内     朴康造   小島
    北本   室井       河本  北本  坪内
       掛川               掛川
FW:和多田充寿、平瀬智行、村瀬和隆、大江勇詞
MF:菅原智、藪田光教、佐伯直哉、丹羽竜平、吉田真史、中村友亮、
DF:松尾直人、松本昂聡、中里航、石澤典明
GK:本田征治、阿部謙作、萩晃太

上にも書いた通りそんなにメンバー変更がないだけに、そこまで去年とは変わりがなさそうですが、今年の売り物はアツくんの加入で去年にも増して強力になった左サイドになりそうです。このごろのアツくんは若い頃のようにどんどんドリブル突破を仕掛けるスタイルからキック精度と中に切れ込むプレーを中心にやるようになったので、どちらかと言えば高い位置に置いてゴールを狙うようなスタイルに置いた方が良いのかなぁと。ホージェルはかなりアグレッシブにランニングするし、ホルヴィからは良いパスが供給されそうなだけにはまればかなり面白そうな組み合わせになりそうです。ただかなり攻守のバランスを軽視した並びになるだけにチームでどのようにしてディフェンススタイルを選択していくのか、カバーのうまい選手というのも正直余り見あたらないので運動量をどのように維持して中盤のDFを維持していくのか、その辺はシビアに考えていかなければならないのかなぁと。ましてやいくら干されていたとはいえ土屋の抜けたDFにそれに応じた穴埋めが出来たかどうかというと疑問な部分もあるので、決して少なくない年間55失点をどのようにして減らしていくのかというのがシーズン通じての課題となりそうです。
しかし左サイドだけではなく、攻撃面に置いては明るい兆しというのは十分見えている部分があるのは事実です。去年イルハンショックにチームが揺れる中、ころころとコンビを組む選手が変わってもに着実に結果を積み上げたエース・播戸竜二は十分計算出来ますし、試合勘さえきっちりと取れていればフルシーズンは難しくてもカズはまだまだやってくれるはず、ボマちゃんも怪我さえ治れば力はあると思うし(劣化してなければ)、パワフルな和多田もいる。得点機会を演出してくれそうな選手が増えているだけにゴール数という部分では余り心配はいらないのかも知れませんね。このチームは正直読めない部分が多いのと好不調の波が激しいので、まずは去年のある程度出来たチームの基盤をもっと整備して支えられるだけのモノが作れればダークホースとなれるかも知れません、まあ逆に負の波に飲まれると・・・・、っていうのも十分あるということも言えますが・・・・・。

・対策
うーん、正直波の良いときに当たるとやっかいで勢いに乗って攻めてこられると結構きついなぁと思うのですが、悪いときは本当にチームがバラバラで簡単なプレーでも勝手に崩れていってくれるという印象があるのですが、今年松永氏の元で安定する中盤のDF含めたバックラインの安定感を構築されると結構相手にするのは嫌なチームになりそうな予感です。上にも書いたとおり、アツ・ホルヴィ・ホージェルが左サイドで噛み合ったとしたら結構チーム全体でケアしていかないとなかなか止めることは難しいのかも知れません。でもまずは中盤の起点でもあるホルヴィに自由にやらせない、出所を消して相手の攻撃陣を分断するというのが効果的なのかなぁと。播戸にしてもカズにしても独力で獲れるタイプではないので(仕掛けては来るけど)チャンスメーカーにボールを出させないで得点チャンスを作らせないと言うことをきっちりやっていけばそれなりに効果は出るのかなぁと。去年の現状では総失点55を考えてもある程度は崩せるし、集中力が続くわけじゃないからそんなに攻撃に関しては気にしなくても良いのかなぁと。ましてや土屋がいなくなって個の強さは減ったし、スピードにも不安が残ることを考えたらきっちりとコンビを使っていけば取れるのかなぁと。先にも書いたとおり本当に波の善し悪しの状況如何で本当に変わるから当たってみて始めてわかるって感じもあるので対策も何もないというのが本音です。

やっぱり楽天と言えば移籍市場で一番(色々な意味で)期待をもたれるチームですが、正直動き方は下手だなぁと思ったりするのが、去年今年と眺めてきた中での印象です。お金がある云々ではなく、様々なポイントで動かなければならないポイントとパワーバランスを考えているのか本当に見えない・・・・。藤田が欲しいのはわかる(チームの象徴となるような選手だし、まあそういう存在を移籍してくる選手に任せる事の是非は置いておいて)、でも土屋の穴を埋めるのが先決、室井や松本では埋まったとは言えないし、それこそボマちゃんに不安があるなら外人CBでも良い訳で・・・・(別に獲る分には4人でもいい訳で)その辺お金はあるけど広い視野で動けていないなぁと感じたりもします。まあ丹羽君(FマリY出身だしU20候補にも選出)や去年ちょっと出てた河本などに期待している部分もあるんでしょうけど、いいのかなぁと・・・・。

でもチームとしては本当に去年終盤の整理された形には今年こそやれるかもという可能性はあると思います。もちろんDFの不安は消えないけど、その辺は監督の腕でどうにかできれば、オフェンス陣には期待の人材も多いだけにもしかしたら・・・・の期待も大きいかも知れませんね。話題先行になりがちなチームですが地に足をつけて着実にやっていくことが必要になるだけに、フロント陣が一番それを理解し、我慢出来るのかというのが一番のポイントになるのではないでしょうか。

*ヴィッセル側の方のコメント・トラックバックを相変わらずお待ちしています。感想、御指南、ご指摘、反対意見等々思うところがあったらお気軽に。もちろんそれ以外からの方からもお待ちしてます。と言うことで今日はここまでです。っていうか次は大阪なんですが、ガンバとセレッソはどっちが西?むぅ・・・・。

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February 03, 2005

Let's Go Toronto!

僕、こういうの好きです。最近堅いことばっかりやってたので、ほぐす意味も兼ねて。何でトロントなのかは疑問なのですが(笑)

Road to Toronto '05(1)」(にしんさんの『缶 詰 に し ん』)

4年は長いですよね、日本にとってオリンピックは国際経験の乏しい選手達にとってをその経験を積める重要な舞台な訳ですが、4年というスパンでは年齢的に若い選手達は相当な力がないと選出されることは難しい訳で。そんなところにスポットが当てられたエントリー。

しかしメンバーはかなり充実してるなぁ、一年下だから結構がらっと変わるけど、今年頭角を現した選手達が多いです。普通に考えると梶山とかも入るかなぁと思ったけど、まあそれはいいとして、大悟君がいないよ・・・・。馬場ちゃんと長谷部の前に敗れてしまったのか・・・・、ユース時代はこの二人を押しのけてWYにも出たけどリベンジされちゃったのかも?成岡はもっとやられちゃったって事だねぇ。この2年でやっぱりリーグの経験や自己の意識の差などで結構力関係は逆転出来るってことなのかも。まあ今までの選出方法に問題がない訳ではないし。

スタメンで並べたらこんな感じかな?
ex1)GK林、DF永田、岩政、角田、MF佐藤勇、今野、隼磨、馬場、長谷部、FW大久保、坂田
ex2)GK川島、DF隼磨、永田、岩政、山岸、MF佐藤勇、今野、長谷部、FW坂田、大久保、田中達
ex3)GK林、DF隼磨、永田、岩政、山岸、MF今野、佐藤勇、馬場、大久保、鈴木規、FW平山

普通に強そうじゃない、長谷部&馬場の仲良しコンビで相手をちんちんにしてみたり、田中達也が途中から出てきてきゅんきゅんにかき回したりもありだし、3トップにして今野と菊池に支えてもらっても面白いかも?うーん、考えるだけで広がるなぁ。予選突破した後はOAもあるし、ますます広がるし、なんか楽しいかも。

監督があの最強ユースを率いた森山さんだったり、加藤さんがGKコーチだったりと細かく見れば見るほど味が出るって感じです。森山さんだったら前俊とか連れていってほしいなぁ?でも一番下の文にも書いてあるけどこれから先は「白紙」って事だからこれからの展開が楽しみ!もちろんリズムブレイカー谷澤とかも名前が出てるし・・・・。勇蔵もここからリベンジ?

このエントリーを見て思ったのは、Jのスター選手海外流失による空洞化とか色々と懸念される部分はあるけど、Jの経験を積んでものすごい成長してるのがよくわかる気がしました。もちろん上の世代がいるから中心とまでは行かないけど、色の付けれるプレーヤーとかを考えるとこっちもかなりバラエティに富んでて心配すること自体無駄なのかなぁと思うぐらいです。

ってことですごい気になったし面白い記事だったので一つのエントリーにしました。これから期待しまっす!と言うことで今度こそ今日はここまで。

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期限と本番の狭間の今日のニュース雑感。

えーと、ヨーロッパの移籍市場が閉まったり、シリア戦後の様々な周辺事情などとりあえず気になるところから。もちろんマリのオーストラリア合宿に関しても。

・準備は完了?
シリア戦後 ジーコ監督会見全文 キリンチャレンジカップ2005(スポナビ)
シリア戦後 選手コメント キリンチャレンジカップ2005(スポナビ)

ジーコはこの試合に関してはおおむね満足な様で(まあ3-0だしねぇ)指示としては試合前にシリアは細かいスキルがあるので多少引き気味にしてミスに応じてボールを獲りに行くと言うこと、相手の1トップに対して3人で警戒することはないとのことでのオーバーラップ奨励、などのよう。まあそれの是非は置いておいて、コンディションできつい部分があったことを理解してのこの内容に理解を示している様子。気になるところはツネの評価。マツとの差はキャプテンとしてと言う部分なのかな?ジーコもそういう部分を非常に重視しそうな監督だし、ジーコがパパならツネは長男みたいなもんだとしたらマツはやっぱりきついのかな・・・・。まあプレーの好みもツネっぽいし。ツネがマツみたいにやってくれたら別に余計なことは言わないですけどね。

ツネに関してはコメントでも出ているように、カウンターに対してのチームとしての共通理解をもう少しキャプテンシーを出してどうにかして欲しいかなぁと。ボランチの出来云々も確かにあるのですが、そのバランスは後ろからのコーチングをきっちりとね。で一番注目が集まったのは非常に意欲的でプレー内容も充実していた小笠原。非常に自信になったようですが、傍目で見ているのとなんかだいぶ印象が違うなぁ・・・。守備に関しては連動力が足りない気がしたけど(この試合に関しては)、クロスの質は高かったと思うし、中の入り方もこれから改善出来ると思う・・・・。まあ良いんですけどね。でも本当にこれで一皮むけるかも知れないなぁ。

注意して欲しいところだったり、昨日の試合については書いたのでスルーしますが、監督含めONとOFFを使い分けて、すっきりとリフレッシュして欲しいモノです。

「絶対的な父性」としてのジーコ(スポナビ/宇都宮徹壱)

でその周辺をコラムにされていた宇都宮さんのコラム。シリアに関しては余り興味がないのですが、バーレーンと直接対戦したシリアと出来たのはやはり良かったのかも知れませんね。ただコンディションは何とも言えないとのこと。後は以前から何度も飛び交ったジーコの海外組偏重の是非についての部分。玉ちゃんや小笠原の果敢なアピールが実を結ばないだろうという事についてどうもイマイチと思うところがあるようで。まあ今回のテストマッチで好パフォーマンスを見せた小笠原に焦点が当たるところであり、ジーコもその辺は理解しているモノのやはり俊輔が帰ってくればと言うことになればと言うのが、競争意識が高まっても結果としては「元の木阿弥」と言うことになるのかも知れないというのは理解できないわけではありません。ですが小笠原に関して言えばこれで±0だと思う部分もある。彼に関してはここまでは-の部分が大きいプレーに終始してきたし、ここで活躍してようやくその-を返上出来たのかなぁと。この2戦が良かったから評価逆転なんてあり得ない。ただ一番評価出来る点はその意欲が前に出てきたことであり、結果云々はもうジーコの好みでもあると思うからそれは行っても仕方ないのかなぁと。まあ特別なことがない限り俊輔がスタメンで小笠原はベンチに座ると思う。でも小笠原がここで掴んだモノは消えないし、ましてや俊輔のコンディションはここから落ちていく方の可能性の方が高いのだから(シーズン後半に入り疲労も蓄積される、ましてやシーズンに入る前にアジアカップでも激務をこなしている訳だし)この好パフォーマンスは無に帰さないと思うし、これから大きな力となると思う(昨日書いたね、これ)高原と玉ちゃんに関しては素直に玉ちゃんを使って欲しいですが。

そういう意味ではこの1~2戦で大きく評価が変わることはないし、納得いかない部分もあるにしてもこのチームにも積み上げられた部分があるというのをまた理解しなければならないのかなぁと(まあジーコを擁護している訳でもないですが状況は明らかに好転傾向にはあると思う、楽観はしませんけどね。出来ないとも言えるけど)ただ一つ言いたいのは国内だろうが海外だろうが同じ代表選手だし、対決図式を煽るような形はやめて欲しいと思う。そんなカテゴリーに意味はないし、すぐに変わってしまう可能性があるモノなのだから。あくまでも個々の実績や現状の状態などで冷静に考えていく必要があるのではないでしょうか。無意味。

2006 FIFA WC アジア最終予選/グループB vs北朝鮮代表(2/9@埼玉スタジアム)日本代表メンバーについて(JFA Official)

で発表、俊輔と高原がヨーロッパから呼び戻され、稲本とヒデに関しては今回はスルー。西が怪我のために外れてこのメンバーとなったようです。稲本は戻さないか・・・・。まあカーディフの試合を1試合(確かブラックバーンとのFAカップ)しか見てないけどフィットネスはまだ重いかなと思ったけど、それだけ今回のボランチのメンバーは信頼されてるのかなぁと。まあ現状で大幅に変えるというのも考えられない訳で、まあサプライズはなしって事で。もうとにかくこのメンバーに頑張ってもらうしかない訳ですが、ここからは監督の仕事ですね。どう組み合わせるのか、やっぱり一番気になるのは2トップの組み合わせかな?

・やっぱり大きなモノは最後の最後、欧州移籍市場クローズ。
フィオレンティーナがボイノフを獲得=セリエA(スポナビ)
フィオレンティーナ加入のボイノフ「僕が新しいバティに?」=セリエA(スポナビ)

移籍金17.5億+バルデスでレッチェが合意、レッチェは夏にチェバントンをモナコに売り渡して、この冬もまた大きな移籍の主役となっちゃいました。正直かなりのビッグサプライズ。この若さでセリエでのある程度の活躍を見せていた前シーズンから注目されてミラノやトリノ、そして国外からも熱視線って感じだったのですが、今シーズンはチェバントンの変わりにエースとしてレッチェの前半戦の躍進の原動力となって、ヴィオラが動いて獲っちゃったって感じです。正直動くとしたらシーズン後でゼーマンの元で沢山勉強してからって感じにするかなぁと思っていたのですが、いきなり・・・・・。てゆうか売らないって言ってたしなぁ・・・・。ヴィオラのティフォジは早くもバティの再来と期待されているようですが、相変わらず過去と重ねるのが好きね(笑)

ヴィオラは正直せっぱ詰まっているし、昨日も結局ボジノフも出たけど勝てなかったこともあってすぐに結果が求められそうだけど、まだ18の彼にはちょっときついタスクとなりそう。ミッコリとタイプが重なる気がするけどどうなんだろ?もう少しレッチェでゼーマンのサッカーの中で見ていたかったなぁ。

デポルティボのパンディアーニがバーミンガムにレンタル移籍=スペインL(スポナビ)

でヴィオラも狙っていた様子の暴れん坊パンディアーニ。イルレタとの軋轢から出て行くだろうと言われてたけどクローズ寸前でバーミンガムにレンタル。まあ今シーズンでイルレタ政権が終わることもあって契約終了と同時に戻ってくるのかな?しかしデポルはいつも二人のいいアタッカーを抱えてどっちかしか活躍しない現象が起きるなぁ・・・・。マカーイ×ディエゴ・トリスタン、ディエゴ・トリスタン×パンディアーニ・・・・、しかし来シーズンデポルはどうなるんだろう?

で、逆にデポルはコロコロさんを獲得。結局ミランでは全くと言っていいほど出番もなかったし、出ていたのはほとんどレンタル先だし、そろそろ腰を据えてクラブで結果を残したいだけにこの移籍は良かったのかな?デポルはナイベト後のDFは不安定に輪を掛けたような状態だっただけに嬉しい加入なのかなぁと。能力は高いし、頭も足元も両方うまいし、ラインコントロールも判断力も優秀。ましてや攻撃参加も得意とかなりのモダンディフェンダーだと思うし、デポル反撃の大きな起爆剤になるのかも?契約期間は2011/6まで。

エウベルがドイツ復帰 ボルシアMGと契約=ドイツL

これが決まる前に一応契約解消という形になってました。円満解決、バイエルンのエースアタッカーだった時代を思い出せるかが気になるところですが、リヨンではもう必要とされていなかっただけに非常に良かったのかなぁと。ニウマールもこれでなんの気兼ねなく登録出来るしね。正直どうせ契約解除されるのだからどこかJが動くんじゃないかと思ってたけどそういう動きはなかったのかなぁ?まだまだものすごい仕事をしそうな力はあると思うから、アイウトンを狙った楽天辺りは狙うかなと思ってたんですけどね。ほら、ブンデス得点王繋がり(笑)

ソラーリがレアルと2009年まで契約延長=スペインL(スポナビ)

インテル終戦。ダーヴィッツを使わないなら交換すれば良かったのに(苦笑)トントンぐらいじゃ?でも最近はセーザルに1stプライオリティを置いてたから以前に比べたら熱は冷めてただろうけどそれでもやっぱり欲しい人材だったと思うんだけどなぁ・・・・。

ソラーリはイタリア向きだと思ったんだけどな、インテルで活躍するしないは別にして(笑)

ヒルデブランド、シュツットガルトと再交渉か?=ドイツL

延長しないでレーマンと交換してください(笑)

アストン・ビラがジェンバ・ジェンバを獲得=プレミアL(スポナビ)

なんのために獲ったんだ?でも毎回成功する方が気持ち悪いか・・・・、でも最近は失敗の方が多い?そんなに悪くはなかったとも思うけどまあしょうがないか。しかし3.1億?安いなぁ。

Jクラブがジダンに破格オファー(スポニチ)

最後の最後に大ネタ投下(笑)でも今のギャラクティコじゃ出せないよねぇ。いなくなったら単なるレアルになっちゃう(笑)まあ自動車メーカーと言ったら日産・三菱・トヨタ・・・・・。マリ系で考えるとゴーン繋がり?戦力的に考えると山瀬の抜けたレッズ?ボーダフォンから沢山のお金が入ったし・・・・、アルパイプレミア帰るんでしょ?夏に。トヨタが本気出したって事も考えられるけど、やっぱり考えれば考えるだけ実現性は薄いねぇ(笑)

大体いくら掛かるんだよ・・・。潰れちゃよぅ。

・マリニュース。
練習試合結果 南オーストラリア州選抜(マリオフィシャル)

Fマリ 8-0 南オーストラリア選抜(1st4-0/2nd4-0)
F.Marinos:1'奥様 7'坂田 13'&24'栗原 54'p&77'&82'山崎 55'翔くん

またも爆勝。こないだは翔くんや大橋が爆発してただけに今回は山崎が爆発、アピールしてるねぇ。楽しみだわ、A3。しかしドゥトラ様大丈夫?手骨折してるんじゃないの?わざわざ出る必要って・・・・。後は後藤くんはトップで使うのを結構試してるみたいだけど・・・・。どうなんだろ?バッジオとかゾラみたいなプレーしてたら凄い楽しみなんですけど!それにしても着々とジローがゴールマイレージを溜めてますね(笑)とりあえずこういうスコアシートを見てる限りだとある程度順調なのかな?坂田がゲームに復帰、大ちゃんも前の試合でも出てたみたいだし(やっぱりオフィのミスだったのね)後は大島か・・・・。アキと上野神がいないのが気になるけどベテランお休みの温情?とにかくしっかり体作って頑張れ頑張れ。

Fマリノスオーストラリアキャンプの様子(Fマリオフィシャル-MiniTopics)

41℃・・・・・。みんな焼けちゃいますね、ドゥトラが黒いですよ、いつもに増して。でもみんな顔が赤くなってる感じがする(笑)大ちゃんのひ弱な肌が心配心配・・・・。てゆうか何で毎年キャンプに行くとバーベキューするんだろ?とにかく怪我なく体作ってね。

と言うことでめちゃくちゃ長くなっちゃいましたが、今日はスルー出来ないですしね。やらないって言ったのにやってごめんなさい。明日からはまた「J.League傾向と対策」に戻りますので。とにかく様々な思いはあるにしてもやっぱりWCには行って欲しいですし、選ばれた選手には頑張って欲しいモノです。と言うことで今日はここまで。

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前進の手応え@親善試合 vsシリア

まあとりあえずカザフスタンよりはましな状態出来てくれたようで、それなりにいいシュミレーションが出来たのかなぁと思った試合でした。良い部分もあるし、悪い部分もあった。まあ今日一番良かったことは怪我人が出なかったことだと思いますが。それではとりあえず。

日本 3-0 シリア@埼玉
Japan:44'鈴木隆行 69'宮本恒靖 90'小笠原満男

スタメン:GK川口能活、DF田中誠(→81'本山雅志)、宮本恒靖、中澤佑二、MF福西崇史、遠藤保仁(→71'中田浩二)、加地亮、三都主アレサンドロ、小笠原満男、FW鈴木隆行、玉田圭司

試合展開についてはもう面倒なので省略。得点経過としては前半終了間際に加地のクロスが流れたところをアレックスが再び中に入れてマーカーと競りながらもきっちりと鈴木隆行がヘッドで枠を捉えて先制、後半CKからの流れで逆サイドでフォローしたヤットが精度の高いボールを中に供給、ニアで難しい体制のヘッドをきっちり宮本が決めて追加点、相手が退場者を出したりとゲームの展開が緩くなりどんどん突っかけられる中で終了間際に左サイドのアレックスからの浮き球に対して鈴木がスルー、連動して飛び出した小笠原が相手のブロックに来られながらもボレーで決めてだめ押しと得点経過としてみたら素晴らしい試合みたいです。

では気になった部分を。まず良かった部分、箇条書きにて。

・アウトサイドの充実ぶり。
まあ細かい部分では気になることもあったのですが、全てのゴールがアウトサイドから生まれたこと、きっちりとクロスボールが流れることを前提にフォローしていること、積極性が出ていてクロスを上げたりフィニッシュに絡んだりとポジティブな面が出ていること、そして精度の高いボールを供給することが出来たこと(フリーな状況だとしても)、そういう部分から見るとリトリートしてくる相手にも突破口となりえる可能性を示したのではないでしょうか。加地に関しては何かを掴んだのかも?アレックスはドリブルはイマイチだけど、キック精度は高いし、前半に見せた抜ききらないであげたセンタリングなどは真骨頂だしそれをFWと共有して数を増やして欲しいなぁと。あの抜けないドリブルはたまにでいいからさ。
・小笠原の充実。
特にセンターの位置で前を向いてボールを触る機会も多く、彼がプレッシャーに強い地域から逃げずにやっていたのが印象に残りました。それがチャンスに繋げられなかったのは明らかにFWや他のプレーヤーの低意識から来るモノだし、そういう部分ではもっと動かして欲しかったけど、自分も出してくれればやれるというのを証明したのかなぁと(相手のレベルもありますが)足元だけでなくスペースに走り込んでの3点目のシーンを見ても、非常に意識の高さを感じるプレーぶりだったと思います。多分北朝鮮戦はサブかも知れませんが、必ず彼に出番は来るし彼の存在が特に6月のアウェイ連戦では活きてくるのかなぁと。ましてやシーズンが終わって疲弊しきっている俊輔に変わって彼が中心に立つことでまたフレキシブルにチームが動かしてくれるのではないでしょうか。もともと力の差なんてほとんどないので後は自信や経験と言うことだと思いますし。

ただ正直悪い部分も目に付いたのも事実です。こっちも箇条書きで。
・フィニッシュへの意識がまだ低いこと
綺麗に崩しきろうという意識が高いのかなぁと。カザフ戦よりは多少良くなった気もしますが、もっと打っていいのかなぁと。打たないと相手はシュートという選択肢を消してどんどん来そうな気もする。また何かが起きる可能性を放棄しちゃってる感じもする。前半の玉ちゃんが抜け出して折り返しを狙ったシーンや福西が飛び出して外の選手にアウトサイドでラストパスを狙ったシーンなどは打てる状況だったし、強引に打ちに行って欲しかった。
・フリーランニングが少ない。
と言うか意識が低い、始動も遅い。小笠原が前を向いて出所を探しながらドリブルしているシーンなんて言語道断、動いて裏狙おうよ。正直ボランチの裏で小笠原が前を向いたシーンに出くわしたらもう前向きそうだなぁというのを感じて予備動作に入るぐらいの姿勢が欲しい。コンディション面での問題なのかも知れないけど正直ぬるいしもったいない。なんか動き出すシーンと動き出さないシーンの差がありすぎる。やれば出来るのはこの試合を見ても明らかだし、そこでこそ彼らの運動量を使うときなのにさぼってどうする・・・・。やるときとやらないときに差があるのかわからないけど、運動量をセーブしているような感じがしてもっと貪欲になれよって思いました。それとサイドからのクロスボールに対する動きも同様、クロスがタイミングよく入ってこなかったら動き直せ、クロスが入りそうなタイミングの時には前に流れてくることを予知して入っていかないと(サイドの選手もそのタイミングで上げて欲しいけど相手もあることだし)そういう部分でもさぼり癖みたいなのが見えた。この辺は要改善だと思う。結果が出ていてもレベルが高くなればなるほどこういう細かいプレーの差がチームの差となるのだから。ましてや厳しい戦いになる最終予選ではパサーにはきついマークが予想されるだけに、今日のように遅い動き出しではパサーがつぶされる。そんなことない様に改善して欲しい。これが出来るようになればもっとゴールも増える。
・ボランチのぬるさ。
奪われてはいけないところでかっさらわれそうなリスキーなプレーを中心に低調な出来。ボールを引き出した後に声が掛かってるにもかかわらずかっさらわれたり、ボールを奪ってからコントロールが大きくなったところをまた奪われるなんて言うプレーもあったりと、一番やってはいけない所でのミスを多数見かけたけど明らかに原因は低意識。確かに良いシーンも作り出した(ヤットはアシスト、福西はダイビングヘッド)でも基本的な仕事の時にミスやさぼり、低い意識のプレーは本当にこの人達は競争しようと言う意識があるのかと思った。中盤DFに関してもどうも余り良いバランスでは出来なかったし・・・・。小笠原の非常に高い意識のプレーと落差を感じたし、正直今日の出来が本番なら許されるモノではないと思う。しっかりしてくれ。
・チームの出来に差の出たDFのライン設定。
カザフ戦はラインの設定がある程度の位置に固定されて前でボールを奪いに行こうとした時にある程度のコンパクトになっていることもあってうまく連動して前から前からの意識を後ろから声でやらせたこともあってプレスが効いたのですが、今日は同じように前からフォアチェックを掛けてもどうも抜け穴がぼこぼこ出来てしまったりと、ボールを奪う形が出来なかった。チームのリズムが悪かったのはやはりこの部分にあるんだなぁと再確認。もちろんジーコの考えとしては宮本のやり方を望むと思うのですが、下がって守る分だけカザフ戦のような前への意識は出なかったし、どうしてもうやむやなシーンが出たりちょっと良いのかなぁと言う部分もあった。ボランチの出来が悪かったこともあるけど、それを後ろからコーチングしてやらせる事が必要だったと思うし。正直やっぱり個々の優先順位を変えるのは難しいのかなぁと思ったり。キャプテン大丈夫?
・カウンター&ドリブル対策。
まあ元々難しい事ではありますが、フィルターがない状態でどう応対するのかと言うのが非常に曖昧だったり、宮本自身凄い迷ってる印象を感じました。まあその前にCDFがオーバーラップして結局余り効果的な事が出来ずに奪われて数的同数や不利になってしまう事自体が問題なのですが、北朝鮮も狙ってきそうな状態なだけにその辺は一番修正しなければならないポイントなのかなぁと。あとは一人ドリブルで抜かれた後のフォローだったりの決め事がないのかものすごいパニックに陥る感じはvsイランを見据えると不安、まずその前のドリブルに対する応対もものすごいルーズ。この辺はテストマッチだからと言うことなら良いのですけどね。

まあとりあえずこれがテストマッチで良かったです、結果云々ではなくちょっと意識面で不安になる部分を非常に感じたので。さぼり癖が出てたりと甘っちょろい部分が出てただけに本番に向けて引き締めて欲しいなぁと。まあ本番になればと言う気もしますけどね。まあ相手も退場するまでは結構きっちりやってくれていたし、こういう甘さが先に出てくれたのは良かった。しかしそれでもこのチームも大して強くなかったなぁ・・・・。U17とかではアジアでも相当な強さを誇っていたりと強いのかなぁと思っていたけど、うーんって出来。でも結構日本としても低調な出来でもこういう結果を引き出せるようになっているのはやっぱり前に進んでるし、去年とは違うのかなぁと感じる部分でもあります。まあ何とも言えないけど、ここからコンディションをもう一度作り直して本番に向けて良い準備をして欲しいところです。と言うことで今日はここまで。

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February 01, 2005

2005J.League 傾向と対策 -サンフレッチェ-

と言うことで今日は順番的にサンフレッチェですね。まあなんて言うか情報がね、少ないのよ。サンフレ系のブログもJ.B.Antennaには少ないし・・・・・・。まあいいや。今年は3カ年計画の3年目で意欲も感じるオフの動き、飛躍を誓うサンフレです。

・移籍動向
【IN】
移籍加入:ジニーニョ(←サン・カエターノ/ブラジル)ガウボン(←パラナ・クラブ/ブラジル)ジョルジーニョ(←グランパス)佐藤寿人(←ベガルタ)盛田剛平(←アルディージャ/R→完全)池田昇平(→エスパ/R)茂原岳人(→レイソル)上野秀章(←サンガ)
新人獲得:前田俊介、高柳一誠、森脇良太、桑田慎一郎、佐藤昭大(サンフレY)西川翔吾(広島修道大)中尾真那(京都・桃山高)入船和真(鵬翔高)
【OUT】
上村健一(→セレッソR?→ヴェルディ)桑原裕義(→アルビ/R→完全)林卓人(→コンサ)中山元気(→コンサ)リカルド(→サンガ)大久保裕樹(→サンガ/R)外池大亮(→モンテ)高木和正(→モンテ)松浦宏治(→ベガルタ)佐藤一樹(→横浜FC)河野淳吾(→横浜FC)松下裕樹(→アビスパ)川原正治(→サガン)八田康介(→サガン)西村秀樹(→未確定)

多いですな、非常に。まあ最強ユースから大量5人の昇格もあるし、出場機会に恵まれない選手達を外に出して日の目を見せてあげたいという親心もあるようで、16人を加入させて15人が広島を離れるという事になりました。ユース昇格以外にも独自の路線での選手獲得で新人を獲り(というかもう既にトップデビュー済みの前俊や西河、ユース代表の高柳は既定路線にしても)なんと言っても珍しいとも言うべき外からの有力選手獲得。外人は別にしても、ここまでは自前で育て外に持って行かれるという供給側だったのですが、今年はJ2ベガルタで20得点の佐藤寿人、オリンピック代表候補の池田昇平などを引っ張ってきて、外国人獲得でもジニーニョとガウボンは相当期待出来るとのことだし(まあやってみないとわかりませんが)子犬(グランパス)も引っ張ってくるなど、今年は優勝争いに絡むんだという強い意志が感じられる精力的なオフの動きでした。フロント曰く「『補充』ではなく『補強』が出来た」とのこと。

・傾向

2005 Sanfrecce Member
3-4-3              4-4-2
      ガウボン          佐藤  ガウボン
   森崎浩  佐藤寿     森崎浩      李漢宰
服部           駒野     ベット  森崎和
    ベット  森崎和    服部           駒野
  池田 ジニーニョ 小村    ジニーニョ  小村
       下田               下田
FW:茂木弘人、前田俊介、盛田剛平、ジョルジーニョ、大木勉、田中俊也、田村祐基
MF:高萩洋二郎、高柳一誠、木村龍朗、青山敏弘、桑田真一郎、茂原岳人
DF:吉弘充志、西河翔吾、吉田恵、森脇良太、入船和真、中尾真那
GK:上野秀章、佐藤昭大

本当に数多いですね、まあA契約ではない選手も多いですがそれにしても若い、本当に。今年は特に大幅な入れ替えもあったから余計若く感じるのですが、才能集団という部分での10代の選手もそうですが、レギュラー(まだわからないけど僕選出だと)でもアテネ世代が4~5人とFC東京みたいですね。基本的に中盤のクオリティは高くて、自分たちのやり方を持っているクラブですが、なかなか勝ちきれないと言うのが課題としてあるようで、その時に問われるのが個の力と言うことで、今年佐藤寿人や新外国人選手となったようです。自分たちのメソッドとして中盤でボールをきっちりとポゼッションして縦へのポストマンへの楔から、そこからのサイドや中央を崩していくと言うのを意識を高く持っていると言うこともあって攻撃の核はやはりポストプレーヤーとなるでしょう。去年は足元が非常に長けていたチアゴを加入しましたが怪我もあって活躍は出来ず、頭数はいるにもかかわらずアルディージャから盛田を獲ってきたことを見ても小野監督が非常に重視しているポイントなのかも知れませんね。と言うことで今年はガウボンにその起点となるポストワーク、質の高いサイドアタッカーのクロスにおける脅威となることに期待が掛かるのかなぁと。彼の活躍がチームの浮沈の鍵なのかも知れません。これに小野監督曰く「強力な個を止める存在」として獲ってきた高さもスピードもあると言われているジニーニョ、去年前に後ろに活躍したベットとセンターラインが安定すればチームの骨子としてはより安定するのかなぁと。しかしやはり去年からの課題も残る部分もあります。簡単にまとめると、
・硬直した展開を打破するクラックの不在
・明確なストロングポイントがない
・より強い勝利への渇望・こだわりが余り感じられない
と言う部分を感じました。まず一つ目ですが、去年は展開を掴みながら押し込みながら決めきることが出来なかったこと(それで沢山の引き分け)はクラックというかエースのような存在がいなかったというのが大きいのかなぁと思うのですが、今年はそれを打破するために佐藤寿人を獲って、その役割を担って欲しいとチームは思っているのかも知れませんね。佐藤寿人が「クラック」となり、硬直した展開を自ら打開する事が出来ればチームに置いては一番足りない部分を補える訳で、チームに置いて切り札となる大きな力になるのではないでしょうか。
で二つ目ですが、チームとしての選手達の技術の高さを活かしたパスサッカーを一番の売り物にしていると思うのですが、それが他のチームにとって怖いモノになり得ているかどうかという部分と考えるとどうなのかなとは思う部分があります。パスサッカーで一番の脅威と言ったらズレを生じさせられてスペースを作られること。回すだけでなく、明確な意図を持ってやっていくことが今の特徴をチームのストロングポイントにしていく事になるのかなぁと。脅威を感じさせるという部分は相手に対して抑止となるのはレッズを見ても明らかなわけでそういう怖さというのを持ちたいところなのかなぁと。
三つ目はまあ僕が受けた印象に過ぎないのですが、結構淡泊な印象を受けたからな訳ですが、サポが応援拒否をしたときにチームが一変したのを見てからそれをスタンダードにしたらもっと怖いチームになるのかなぁと感じたからです。まあまだチームが若いのとそういうキャラクターの選手がいないから伝わりにくいだけなのかも知れませんが、それこそ中核である森崎ツインズや駒野と言った選手が引っ張っていく意識を持たないと根幹は変わらない、その部分での意識改革を必要となるのではないでしょうか。もちろんこれ以外にも優勝争いに加わるには個のレベルアップによるチームの底上げは必須なのではないでしょうか。

・対策
基本的にはやはり中盤で主導権を握らせない(スペースを与えない、楽にプレーさせない)、ポストマンへの徹底的なきついアプローチによるポストワークの阻止が攻撃を分断するポイントかも知れませんね。ポストをさせなければ必然的に一番怖い飛び出しという部分の脅威を軽減出来るので、そうすれば佐藤寿人の怖さもある程度は軽減出来るのかなぁと。逆に中盤で自チームが主導権を握れば必然的にアウトサイドが下がる部分もありますし、そうすれば一つの攻撃パターンを封じることにもなるのであくまでも主戦場は中盤となるのかなぁと。逆に中盤に自由にやられてしまうと、イイボールも出てくるしベットや森崎浩、そして両アウトサイドもどんどん前に出てくるので、かなり危険な香りを感じることになりそうですしね。ジニーニョのフィットにもよりますが、スピードへの対応は不安を感じさせる部分もありますし、どんどん仕掛けていくと言うことは局面打開として大きな可能性がありそうです。

個人的にサンフレッチェは今年の戦力としてどのポジションも比較的人材は揃っていて足りないのは経験と勝ちきる力強さだと思っています。後はその戦力の潜在能力を小野監督が引き出していくのか、3ヶ年計画の神髄はそこにあるのかなぁと。それが出来れば当分はクラブは上位で優勝争いが出来るだけの戦力を抱えつつあるのだから。このまま中位に埋もれるのか、ここからまた一歩ずつ前に進むのかはチーム全体に問われる部分であり、監督だけでなく選手にとっても3ヶ年計画の真価が問われるシーズンとなりそうです。

*と言うことでまたサンフレ側の方々からのコメント・トラックバックお待ちしております。多分突っこみ所満載と思うので(苦笑)よろしくお願いします。昨日と同じくフォメは僕の創造です、特に右側は。
skcookさんが東からJの分析を始められた様で、ものすごいスピードで進んでいます。まあ間違いなくskcookさんの方が早く終わりそうなので僕も参考にさせてもらいます(笑)僕は多分2月いっぱい掛かると思いますので、とりあえず気長に見守ってやってください。ということで今日はここまでです。明日はシリア戦だからこっちは一時休止の予定・・・・。

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