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February 06, 2005

2005J.League 傾向と対策 -ガンバ-

と言うことでセレッソの次はガンバです。ガンバは去年色々な部分で問題を抱えながらも、1st・2ndStage共に安定した成績を残して今年こそタイトルと言う気持ちも強いでしょう。西野氏のアイデンティティを崩すモノだったにしても、ようやくガンバにとってはそれだけのチャンスを得れた共言えると思います。ただ足りない部分もありますけど・・・・。と言うことでガンバです。

・移籍動向
【IN】
移籍獲得:アラウージョ(←エスパ)、藤ヶ谷陽介(←コンサ)
新人獲得:前田雅文(←関西大)、松岡康暢(←ガンバY)
【OUT】
木場昌雄(→アビスパ)、吉田宗彦(→セレッソ)、矢野大輔(→サガン)、マグロン(→未確定)

と言うことで少ないですが、非常に的確に足りないところを補い強化したと言う感じでしょうか。定まらなかった大黒の相方にアラウージョを獲得することで機動力が持ち味だった去年のガンバの特徴をより特化した形にしたのかなぁと。彼は去年低迷がちだったエスパがいい試合をしたなぁと思った1stの静岡ダービー並びに連戦だったFマリ戦でのものすごいフォアチェックの急先鋒として走り回りながら、前での起点となってチャンスメイクをしてと大車輪の活躍が非常に印象に残っています。そういう意味でも今年はもっとJに慣れて能力を発揮することを前提にしたら良い補強だったのかなぁと。そして松代のサブとしてユース時には代表だった藤ヶ谷を8000万で取れたのも良い補強だったのかなぁと。将来的な意味も含めて。そういえば優秀なユースからは今年は一人かぁ・・・・。でもこの選手もまたいきなり出てくるんだろうなぁ・・・・・

・傾向

2005 Gamba Member
3-5-2              3-3-3-1
    大黒  アラウ          大黒
      フェル        二川  フェル  アラウ
   二川      児玉     橋本   遠藤
    橋本  遠藤          シジクレイ
 実好 シジクレイ 山口    実好  宮本  山口
      松代               松代
FW:吉原宏太、中山悟志、松波正信、三木良太
MF:家長昭博、森岡茂、渡辺光輝、寺田紳一、松下年宏、前田雅文、木暮直樹、松岡康暢、岡本竜之介
DF:入江徹、児玉新、丹羽大輝、青木良太
GK:藤ヶ谷陽介、日野優、木村敦志

去年ガンバが躍進した(躍進って言って良いのかわからないですが、ポテンシャルを考えたら)要因は非常にアクティブに前線に動き回るアタッカーと中盤のテクニカルな職人達がうまく噛み合って、中央からどんどん崩せたことがあったからなぁと。西野監督の頭の中にはあくまでアウトサイドからマグロンの頭というのがファーストオプションにあって、そこに大黒や吉原のようなスピードアタッカーがどんどん絡んでいくというのがあったと思いますが、マグロンの怪我やアウトサイドアタッカーが余りチームにフィットしなかったこともあって、本来あっていた彼らの得意なスタイルでもある中盤でポゼッションを握り、フリーランニングとポジションチェンジで相手を混乱させてスペースを作ったところを突いていくという形が逆にチームにフィットした事でチームの大きなストロングポイントになったのかなぁと。序盤フェルナンジーニョのプレーに周りがあっていなかったというのもあったようですが、それも時間が解決し彼のドリブルが良いアクセントになっていた事もあってより中央突破に破壊力も増して、チームとして大きな成果を得れたのかなぁと。で、それを基盤にする訳で今年は上に書いたとおり機動力とテクニックを持ち合わせるアラウージョが加入してより強い部分を特化した形になるのかなぁと思うのですが、あくまでもフェルナンジーニョも含めてそれをやるのはアタッキング・サードという意識があれば今年も機能するのかなぁと。大黒をフィニッシャーに二人のチャンスメーカー、そして二川・大黒のホットライン、遠藤の攻撃参加によるアクセントも含めて相当バリエーションは豊富だなぁと。あくまでも被らないようにと言うのがポイントなんでしょうが、去年もかなりうまくいっていたし、攻撃は水物ですが細かい部分(フリーランニングやスペースメイク)をきっちりとやっていけばイイボールは入りそうなだけに今年も計算出来るのではないでしょうか。
ただ問題がなかった訳ではないです。人数を掛けて攻撃をしていくだけにどうしてもカウンターにはもろさを見せたこと、そして宮本とシジクレイのセンターポジションの問題というのは今年に残された課題であり、チームのことを考えればやはりタイトルを獲るために乗り越えなければいけない部分なのかも知れませんね。カウンターに関しては商事気象がないと言う部分もあると思います。あれだけ人数を掛けてと言う部分でのリスクマネジメントというのは相当難しいのかなぁと。去年それでも橋本や児玉と言った選手がバランスという部分で支える仕事を良くしていたのかなぁとは思うのですが、カウンターに対しては影響力を発揮するのは難しいわけで。そう考えるとチームとして前からの守備意識を高めてもっと強めにプレッシャーを掛けてカウンターを出させないと言うことを考えていかなければならないのかなぁと。前に人数を掛けるという意味でのモデルケースとしてバルサやレッズがやっていたように、攻守の切り替えを早くしてボールに対してアプローチを激しくやっていけば、それなりにカウンターに対するリスクマネジメントになるのかなぁと。でもう一つは宮本とシジクレイのポジション争いなのですが、今年はキャプテンという形でシジクレイに託されただけに西野監督としては去年と変わらずまずはシジクレイを軸にと言う部分があるのかなぁと。宮本の様な中心選手をベンチに置くというのはそれなりにリスクを伴うとは思うのですが、ポジションが2つある訳ではないのでこの辺はしょうがないにしても宮本をボランチで使うのは正直どうなのかなぁと思う部分も個人的にはあるだけに、その辺は西野監督のチームマネジメントも大切になる気がします。まあ宮本はWC予選でチームを離れる事も多いだけにこの判断は間違ってはいないのかなぁという部分もあります。ただそのシジクレイにラインコントロールを伴うDFをさせていたことを考えるとかなりリスクは大きいのかなぁと。結構やられてるのが裏をとられる部分。しかもラインが揃っていない状態だったりプレッシャーが掛かっていない状態でのオフサイドトラップだったり、その辺の部分は今年はもっと詰めていかないといけない部分だと思います。シーズンは長いだけに後ろの安定はそのまま成績に直結する部分はあると思うので、その辺は良い落としどころを見つけていきたいところです。
そしてもう一つこのチームにはまだ見えない部分があると思います。それはタイトルが掛かった試合のプレッシャーだったり、勝たなければならない試合で勝つという強さかなぁと。2ndのレッズ戦、Fマリ戦、そして天皇杯準決勝。勝たなければならない試合、負けられない試合で去年に関して言えば全て落としている事。これはプレッシャーだったり相手が強かったりとかもあるにしても、やはりプレッシャーの中で成績を残すという部分をもっと突き詰めていかないといけないのかなぁと。これは非常に難しい部分ですし、経験を積むことでしか改善出来ない部分なのかも知れませんが、去年悔しい経験が出来ただけにその経験をうまく活かしていきたいところですね。まあまずそういう位置まで行くことが大事なのですが、今年は十分タイトルを狙える位置にはいけるのではないでしょうか。

・対策
Fマリはガンバには2連勝なので、そんなに警戒する部分はないのですが、多分ガンバからしてみたらやりにくいチームなんでしょうね。そういう部分から考えるときっちりと中央で人を捕まえられるとガンバの流動性の威力という部分はやはり消えてしまうのかなぁと。そして奪ったらスペースを使ってカウンター、と言うのが効果的なのかなぁと。遠藤にしても二川にしてもフリーにすると危険なので十分ケアするべきだし、もちろん仕掛けてくるフェルナンジーニョやアラウージョには前を向かさない、大黒はきっちりと掴んで彼の特徴でもあり素晴らしい部分でもある動き出しの速さを何とかやらせないと言うことが必要になるのかなぁと。ガンバは後手になるとどうしても無理に前に来る部分もあるし、そうなるとうまくいっていた棲み分けがどうしても被ってしまったりとチームの良さが消えてしまうと言うのも見受けられただけに対戦チームとしてはどんどんその辺りを突いていきたいですね。もちろん先ほど書いたとおり意欲的に裏を狙ってオフサイドトラップの逆を突いていきたい部分も付け加えておきます。

西野さんの思うところとは違った方向に成長していって彼としてはどうしても納得いかない部分かも知れませんが、チームとしてのスタイルを構築するにも今なのかも知れませんね。クラブの色でもある生え抜きが中核となりその特性を活かす中央からの細かいアタッキングサッカー。それを活かす基盤を作ることこそ、監督としての仕事だと思います。そういう意味では後ろの完成度は前の充実とは別に余り良いとは言えないだけに、キャンプからしっかりと作って、クラブ初のタイトルを実力でもぎ取りたいところでしょう。ただ攻撃力が前に出るクラブは個人的には躍進もあれば逆に低迷も十分可能性はあると思っているので、どれだけ攻撃力を支えるだけの安定感のある基盤を作れるかが長いシーズンで安定した成績を残せるかの鍵になるでしょうね。ただポテンシャルは十分、層も厚いし、上との差なんてそんなモノと考えたら十分優勝候補でしょう。

*ということでガンバ側の方々からのつっこみ・御指南・ご指摘などコメントやトラックバックでお待ちしています。もちろんそれ以外の方からも随時募集中です(笑)システムやスタメンはあくまでも仮想であり、僕の創造なので何の裏付けもありません。でも正直今回作った右のフォメは良さそうな感じ(笑)カウンターケアのためのア強いシジクレイを置いてフォアリベロの形で相手のエースを完全につぶす、ラインコントロールはツネに任せてチームでプレスなどの意識を高めるリーダーとして影響力を発揮し、攻撃に置いてはあくまで「フィニッシャー」としての1トップである大黒に後ろの三人が手厚くサポートしながらアタックを仕掛けて、遠藤や橋本はリスクを考えながら厚みを加えていく。いいんじゃ?まあ並びでしかないし、選手が動くことが第一ですけど。skcookさんのところはコンプリートされたようで、お疲れ様でした。僕は残り12?長いなぁ(苦笑)と言うことで今日はここまでです。

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