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February 23, 2005

2005J.League 傾向と対策 -レイソル-

えーと、本当ならジェフより先にレイソルだったんですね・・・・、間違えました。去年はまさかのロスタイム逆転負けから一気に泥沼に引き込まれてまさかの入れ替え戦に回ったレイソルですが、去年の苦い経験を糧に何かを掴めたのでしょうか。と言うことで挽回を心に期すレイソルの今年を考えていきます。

・移籍動向
【IN】
移籍加入:土屋征夫(←ヴィッセル)安永聡太郎(←Fマリノス)クレーベル(←ヴィトーリア/ブラジル)李忠成(←FC東京)加藤慎也(←元アントラーズ)
新人獲得:小林亮(←駒澤大)鈴木達也(←筑波大)
【OUT】
ゼ・ホベルト、菅沼実(→ヴィトーリア/R)茂原岳人(→サンフレ)加藤望(→ベルマーレ)砂川誠(→コンサ/R→完全)小峯隆幸(→ヴォルティス)根引謙介(→ベガルタ)落合正幸(→サンガ)永井俊太、中井昇吾(→ホーリーホック)矢野哲也、広庭輝(→愛媛FC/JFL)渡辺毅、下平隆弘(引退)

と言うことで去年の第一の課題だった経験不足だったり流れを引き寄せられずずるずる行ってしまった部分として、キャプテンシーというか勝負を引き寄せる強い精神力を持つ土屋の獲得はびっくりしました。正直レイソルの若い才能溢れるDF達がいるし、渡辺毅という強いセンターバックは引退と言うことはあるにしても十分の層の厚さを持ったチームなので、必ずしも必要に迫られたと言うことではないと思うんです。でも獲りに行ったというのはやはり精神的な部分というのも大きな要素として土屋に期待するモノはあったのかなぁと。力はもう疑いがないし、若さの見えるレイソルに大きな精神的な核がこれで出来たとしたら去年の低迷を打破する最高の獲得劇になるのかも知れませんね。
でもう一つ、FWです。去年は前線の起点となる玉ちゃんのパートナーが定まらず、彼に頼り切りで戦術・玉ちゃんになりがちだった部分で、怪我がちな山下のバックアップとして安永を獲得しました。安永は非常に質の高いポストプレーも出来るし、そういう意味ではバックアップどころかレギュラーもあり得る所です。レイソルの場合はここにもポテンシャルが高くWYにも出場した宇野沢、矢野と抱えているだけにイイ見本となる部分でも期待しているのかも知れませんね。こう見ると若い選手達が伸び悩んでいる時に大きな見本となるべく選手を取ってきた部分もかいま見えたりして、チームとしても彼らにこの選手達を見習い、イイ部分を吸収して大きく成長して欲しいというスタンスも継続してあるのかも知れませんね。もちろんまずは戦力としてと言うのもあると思いますが。
ふと思うのは放出の所で加藤望、下平隆幸、渡辺毅、砂川誠とレイソルを支え続けた選手達を一気に出したというのに、新しく生まれ変わって今度こそ優勝争いをしていくチームを作り上げるという気持ちも見えたりもします。これがいいかどうかの成否はわかりませんし、一抹の寂しさもありますが、ニューレイソルとして新しく生まれ変わるための新陳代謝としては最高のタイミングだったのかなぁと。まあ新しいレイソルを構成していく選手達がどれだけそういう部分を示せるのか楽しみです。

・傾向

2005 Reysol Member
3-5-2          4-4-2
  玉田   山下      玉田  安永
   クレーベル      大野   クレーベル
平山       波戸     リカ 明神
   リカ 明神     平山       波戸
 土屋 永田 近藤      永田 土屋
     南             南
FW:宇野沢祐次、矢野貴章、李忠成
MF:増田忠俊、谷澤達也、鈴木達也、大谷秀和、田ノ上信也
DF:薩川了洋、中澤聡太、小林祐三、石川直樹、小林亮
GK:ノグチピント、清水健太、加藤慎也

サッカーにはどのチームにでも悪夢のような負のループにはまることはあり得ると思う。フィオレンティーナが降格したときもそうだったし、去年のセルタもそうだった。理由はチームが不安定な状況に追い込まれたとか、違うところに照準を絞りすぎたとか様々あるけど、何にしても負のループを背負ってしまったときにそれを振り切ることが出来るのも又強さなのだと思う。Jでも1999年にはレッズが、2001年にFマリノスとヴェルディが、負のループに引きずり込まれて、降格争いと言うところまで沈んだし(てゆうかレッズは降格の憂き目に)、そういう意味ではその例に漏れず去年はレイソルが負のループを背負いそれを振り払うことは出来なかったと言う意味では去年のレイソルは「弱かった」と言わざるを得ないです。でも一つ一つの試合を見たらそこまで悪い試合をしているとは思いませんでした。ただ勝負所で何か腰が引けてしまったり、後一歩とどめが刺せなかったりと何かそういうモノが影響していたとしか思えないのです。今年はまずそういう状況に陥らないようにするのが一番だと思うのですが、もしまたこういう状況に陥ってしまったときにどうするのか・・・・、シーズン通じたら必ず勝ち点が取れないときも来るでしょう。その時にどこまで成長してるのかが見れるのかも知れませんね(てゆうかものすごい意図が変わっちゃった)
さて、そのチームなのですが、これも去年の失敗を糧と出来ているかどうかが鍵になるのかなぁと。まず一つ言えるのは去年とは状況がちがうのかなぁとは思います。リカルジーニョが怪我でシーズンの大半を棒に振り、左サイドの平山もFWの山下も不調と怪我でほこれまたほとんど稼働することは出来なかった・・・。それが今年は最初から行けそうなだけに去年よりは上積みした形にはなると思います。そうなると去年失敗した部分をいかに修正するかという部分になるのかなぁと。まず一つ目に去年鳴り物入りで加入したブラジルユース代表でUAE・WYの得点王ボランチ、ドゥドゥを獲得したモノの彼の能力を生かし切れずにレンヌに放出という事になったこと。今年も早野監督が直接引っ張ってきた非常に能力が高いというクレーベルを獲得した訳ですが、その能力をいかにチームに組み込んでチームとして機能させれるのかというのは課題になってくるでしょうね。チームの攻撃のキーマンとしてドリブルやラストパスを期待して彼を中心に据えるのであれば、彼にどのようにボールを預けるのか、彼にはどのような事を期待するのか、ラストパスなのか突破なのか、チームとして彼をはめ込めるだけのトレーニングは必要になるでしょうね。でもこの選手がうまく機能すれば玉ちゃんにだけに警戒の目が向くこともないだろうし、その辺は攻撃におけるキーとなるのではないでしょうか。そして二つ目、攻撃に置いては去年は結局山下の怪我もあって2トップが定まることはなかった事がエースである玉ちゃんに頼り切りの攻撃陣となってしまった事があると思います。去年山下がいたときにはある程度前にボールが収まって玉ちゃんが前を向いてボールを受けることが出来たというのはあります。それが出来たときには凄い良い形も出来ていたのも事実です(1st 第15節5-0○ vsセレッソ)今年はそこで山下なのか安永なのか矢野なのかわかりませんが、きっちりと2トップを確立することが大切なのかなぁと。クレーベルの使い方にしても、2トップの機能性にしてもやっぱり玉田圭司という武器をより活かせる形にと言うのがあると思います。その辺を突き詰めていければ去年の貧弱な攻撃を解消する第一歩となるのではないでしょうか。
守備に置いては質が高いので後はそれを全体でどれだけ厳しくやるのを徹底出来るかという部分だと思います。能力は高いのでそれを良い形で活かせれば堅い守備陣は築けると思います。難しいことをやろうとせず、一つ一つのプレーに集中すると言うことが大切になるのかなぁと。その辺は若い選手達のリーダーとして土屋が入ってより引き締めてくれると思いますし、後は甘さを削って行くことが求められるのかなぁと。もちろん守備だけではなくチーム全体にも言えると思います。誰もが思うとおりチームのポテンシャルは非常に高いモノがあると思いますから。

・対策
考えてみたら、レイソルには希望を打ち砕かれた去年の2ndの第8節が非常に印象に残っています。リトリートして低くラインを設定し、迎撃体制を整えてアプローチしていく徹底した負けない守備には非常に苦しんだ訳ですが、あのときとはさすがに状況が違うのでそこまで徹底しては来ないと思いますが、あれをされると崩しきるのはなかなか難しいかもなぁと。基本的にはリカルジーニョのゲームコントロールからどんどんクレーベルだったり、サイドの選手達が前を向いて仕掛けてくる状況を芽の状況を摘み取っていくことが効果的なのかなぁと。後はレイソルは基本的には穴がないチームだと思うので、チーム全体で動いて穴を作り出すと言うことが必要なのかなぁと。そして去年の悪夢をよぎらせるような状態を作り出すのが良いのかなぁと。まあ普通に普通にしっかりと精神的に安定して下手に焦ったりせず、ゲームの流れを読んできっちりと掴むと言うことが一番必要なのかなぁと(負ける時はいつでもそれができないからなんだけどさ)Fマリはなぜか切羽詰まると頑張るので大丈夫だと思いますが、上にも書いたとおり油断大敵です。

と言うことで今年のレイソルはまず去年身につけてしまった忌まわしき体質を振り払うことからはじめるのが良いのかなぁと。確かに入れ替え戦でアビスパを一蹴し、その敗戦を振り払った印象もあります。でも個人的にV字の回復なんてあり得ないと思ってますから。確かに力はあるけど、負け癖の突いたチームがいきなり勝ち続けるのは思いの外難しいことでもあります。それは一番の原因は自信喪失という部分があると思いますが、その自信は脆く危ういモノではすぐに崩れるだけ。きっちりとチームとして基盤を作り上げていくというのがまずやることではないでしょうか。ちばぎんカップでジェフに勝ったことで「この勝ちの自信を胸に刻み込んで欲しい」と早野さんが言ってましたが、それを積み重ねて本当の自信としていくことで初めて元の優勝が争えるレイソルに戻ると言うことではないでしょうか。レッズにしても今の地位があるのはあの悪夢の降格から一歩ずつ上に昇ってきたし、もちろんFマリノスにしてもあの降格ゾーンの時にナビスコ優勝がなかったら、こんなに速く優勝出来ていたのかというとわかりません。だからこそレイソルも一気に端折ることなく若い選手を育てて基盤を作りながら一歩一歩昇っていく過程を踏めるような地に足を付いてやっていくことが必要だと思います。

*と言うことでいつも通りレイソル側の方々からのご意見・ご感想・御指南・ご指摘・反論などなどコメント欄やトラックバックにてお待ちしています。もちろんそれ以外の方々からもお待ちしています。てゆうか本当なら普通UCLですよね、試合は見ましたよ、でもまだ1試合(レアルーユーヴェ)しか見てないんです。というのも寝ちゃいました、途中で。感想?あの禿二人がいなければ何とかなったかも知れないですけど、「良い」レアルと「悪い」ユーヴェじゃさすがに勝てない・・・・。まあこの結果は許容範囲ですが、アウェーゴールがないというのが嫌な感じです。今のレアルの調子とユーヴェの調子を鑑みたら3点って難しい気がするんですよ・・・・。と言うことは失点した時点で結構きつくなっちゃいそうなんで・・・。まあいいや、他の試合がどんなのだったのかわからないので、書けないんです。それにこの企画がJ開幕前に終わるかどうか不安になったので、とにかく進めていかなきゃと思ったので・・・・・。土曜日にはゼロックス、来週もUCLがあるから火・水・木は書けない。残りは4つ。微妙っす(笑)ということで今日はここまでです。

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