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February 04, 2005

2005J.League 傾向と対策 -ヴィッセル-

今日は「傾向と対策」第3回という事で楽天ことヴィッセルです。今年はアツくんが入ったものの去年ほどのインパクトを残せなかったオフシーズンですが、フロント主導で変わっちゃったユニフォーム変更元年と言うこともあるし、去年はバタバタしたモノのチームの基盤はある程度出来た感もあるだけに、この二つのファクターを起爆剤にしたいところです。

・移籍動向
【IN】松永英機(監督/←ヴァンフォーレ監督)
移籍加入:三浦淳宏(←ヴェルディ)室井市衛(←レッズ)松本昂聡(←サンガ←FC東京)阿部謙作(←ヴァンフォーレ)松尾直人(←アルビ/R復帰)
【OUT】土屋征夫(→レイソル)藤本主税(→アルディージャ)吉村光示(→トリニータ)青野大介(→アルビ)高木純平(→エスパ/R復帰)岸田裕樹(→未確定)森一鉱(→未確定)

大きな話題としてはもめにもめた新監督就任問題。最初はトルシエだの人間力だのかなりネームバリューにこだわった獲得表明からラモス、リティなど2転3転した結果、去年ヴァンフォーレで組織的なチームを作り上げた松永監督を迎えて新シーズンに向かうことになりました。そして上にも書いたとおり、目標としていた現日本代表である三浦淳宏をヴェルディから獲得し、充実していた左サイドが更に厚くなったのかなぁと。しかし、痛い放出も伴ったオフシーズンとなりました。チームの象徴・土屋征夫をフロントとの対立を機に慰留しきれずレイソルに放出、ヴィッセルではそこまで活躍はなかったモノの中盤でアクセントをつけれる藤本も放出、出場機会を得ていたように見えた高木にしてもエスパにレンタル延長をはねつけられたため返却と単純に戦力アップとは行きませんでした。外国人選手の動きとしては去年獲得したホルヴィ、ホージェル、エムボマと3人とも全員残留のために入れ替わりはなしのため、去年とさほど変わらない陣容で2005シーズンを迎えることになりました。

・傾向

2005 Vissel Member
4-4-2              3-5-2
    カズ  播戸         エムボマ 播戸
  アツ      朴康造   ホージェル     アツ
   ホルヴィ  小島           ホルヴィ
ホージェル      坪内     朴康造   小島
    北本   室井       河本  北本  坪内
       掛川               掛川
FW:和多田充寿、平瀬智行、村瀬和隆、大江勇詞
MF:菅原智、藪田光教、佐伯直哉、丹羽竜平、吉田真史、中村友亮、
DF:松尾直人、松本昂聡、中里航、石澤典明
GK:本田征治、阿部謙作、萩晃太

上にも書いた通りそんなにメンバー変更がないだけに、そこまで去年とは変わりがなさそうですが、今年の売り物はアツくんの加入で去年にも増して強力になった左サイドになりそうです。このごろのアツくんは若い頃のようにどんどんドリブル突破を仕掛けるスタイルからキック精度と中に切れ込むプレーを中心にやるようになったので、どちらかと言えば高い位置に置いてゴールを狙うようなスタイルに置いた方が良いのかなぁと。ホージェルはかなりアグレッシブにランニングするし、ホルヴィからは良いパスが供給されそうなだけにはまればかなり面白そうな組み合わせになりそうです。ただかなり攻守のバランスを軽視した並びになるだけにチームでどのようにしてディフェンススタイルを選択していくのか、カバーのうまい選手というのも正直余り見あたらないので運動量をどのように維持して中盤のDFを維持していくのか、その辺はシビアに考えていかなければならないのかなぁと。ましてやいくら干されていたとはいえ土屋の抜けたDFにそれに応じた穴埋めが出来たかどうかというと疑問な部分もあるので、決して少なくない年間55失点をどのようにして減らしていくのかというのがシーズン通じての課題となりそうです。
しかし左サイドだけではなく、攻撃面に置いては明るい兆しというのは十分見えている部分があるのは事実です。去年イルハンショックにチームが揺れる中、ころころとコンビを組む選手が変わってもに着実に結果を積み上げたエース・播戸竜二は十分計算出来ますし、試合勘さえきっちりと取れていればフルシーズンは難しくてもカズはまだまだやってくれるはず、ボマちゃんも怪我さえ治れば力はあると思うし(劣化してなければ)、パワフルな和多田もいる。得点機会を演出してくれそうな選手が増えているだけにゴール数という部分では余り心配はいらないのかも知れませんね。このチームは正直読めない部分が多いのと好不調の波が激しいので、まずは去年のある程度出来たチームの基盤をもっと整備して支えられるだけのモノが作れればダークホースとなれるかも知れません、まあ逆に負の波に飲まれると・・・・、っていうのも十分あるということも言えますが・・・・・。

・対策
うーん、正直波の良いときに当たるとやっかいで勢いに乗って攻めてこられると結構きついなぁと思うのですが、悪いときは本当にチームがバラバラで簡単なプレーでも勝手に崩れていってくれるという印象があるのですが、今年松永氏の元で安定する中盤のDF含めたバックラインの安定感を構築されると結構相手にするのは嫌なチームになりそうな予感です。上にも書いたとおり、アツ・ホルヴィ・ホージェルが左サイドで噛み合ったとしたら結構チーム全体でケアしていかないとなかなか止めることは難しいのかも知れません。でもまずは中盤の起点でもあるホルヴィに自由にやらせない、出所を消して相手の攻撃陣を分断するというのが効果的なのかなぁと。播戸にしてもカズにしても独力で獲れるタイプではないので(仕掛けては来るけど)チャンスメーカーにボールを出させないで得点チャンスを作らせないと言うことをきっちりやっていけばそれなりに効果は出るのかなぁと。去年の現状では総失点55を考えてもある程度は崩せるし、集中力が続くわけじゃないからそんなに攻撃に関しては気にしなくても良いのかなぁと。ましてや土屋がいなくなって個の強さは減ったし、スピードにも不安が残ることを考えたらきっちりとコンビを使っていけば取れるのかなぁと。先にも書いたとおり本当に波の善し悪しの状況如何で本当に変わるから当たってみて始めてわかるって感じもあるので対策も何もないというのが本音です。

やっぱり楽天と言えば移籍市場で一番(色々な意味で)期待をもたれるチームですが、正直動き方は下手だなぁと思ったりするのが、去年今年と眺めてきた中での印象です。お金がある云々ではなく、様々なポイントで動かなければならないポイントとパワーバランスを考えているのか本当に見えない・・・・。藤田が欲しいのはわかる(チームの象徴となるような選手だし、まあそういう存在を移籍してくる選手に任せる事の是非は置いておいて)、でも土屋の穴を埋めるのが先決、室井や松本では埋まったとは言えないし、それこそボマちゃんに不安があるなら外人CBでも良い訳で・・・・(別に獲る分には4人でもいい訳で)その辺お金はあるけど広い視野で動けていないなぁと感じたりもします。まあ丹羽君(FマリY出身だしU20候補にも選出)や去年ちょっと出てた河本などに期待している部分もあるんでしょうけど、いいのかなぁと・・・・。

でもチームとしては本当に去年終盤の整理された形には今年こそやれるかもという可能性はあると思います。もちろんDFの不安は消えないけど、その辺は監督の腕でどうにかできれば、オフェンス陣には期待の人材も多いだけにもしかしたら・・・・の期待も大きいかも知れませんね。話題先行になりがちなチームですが地に足をつけて着実にやっていくことが必要になるだけに、フロント陣が一番それを理解し、我慢出来るのかというのが一番のポイントになるのではないでしょうか。

*ヴィッセル側の方のコメント・トラックバックを相変わらずお待ちしています。感想、御指南、ご指摘、反対意見等々思うところがあったらお気軽に。もちろんそれ以外からの方からもお待ちしてます。と言うことで今日はここまでです。っていうか次は大阪なんですが、ガンバとセレッソはどっちが西?むぅ・・・・。

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