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January 25, 2005

2005 Fマリノス傾向と対策 その1 

2005年シーズン、前人未踏のJ3連覇、そしてアジア制覇からの世界進出を見据えてFマリノスは始動しました。きついスケジュールの中での戦い方、代表招集でも絡んでくるコンディション調整、ターンオーバーの取り入れ等去年得た大きな悔しさを含んだ経験を大きな糧として望むこのシーズン、今年こその意気込みは強いだけにアジア・国内両方で示すための力があるのか、そしてそのためには何をしなければならないのか、その辺を考えてみたいと思います。

・2004シーズンに得たもの。
やはり何よりもアジアと国内を両立するだけの厚い戦力が必要だという事を結果的には感じさせられるシーズンだったのかなぁと。もちろんJの中では巨大戦力と言われ非常に厚い戦力を抱えていたマリノスではありましたが、2月からACL・A3とゲームが組まれていた事もあって、本当ならばキャンプでじっくりシーズンで戦える体を作って、チームの根幹をきっちりと築く時間がとれず、シーズン後半に入ると徐々にコンディションが落ちてまともに戦えなくなるほどのコンディションに陥ってしまった。コンディション所でなく怪我人も非常に多く出てしまい、やはり準備しきれなかったと言う部分もあるのかなぁと。去年決勝トーナメントに進めませんでしたが、もし進んでいたらただでさえ苦しかったのに、そこに西アジアを含む遠征にまで駆り出されていた訳で、今年は戦力の拡充の必要性と共にきっちりとシーズン戦えるだけの体作りをしていくことで怪我の防止と大幅なコンディションの減退を防ぐ事をチームでやっていかなければならない必要性を感じました。基本的にそんな苦しい状況でもJ1を制して連覇、そして今年又アジアに挑戦出来る権利を得れたのはまた力の証明だと思います。だからこそ今年はその強さをコンスタントに出せる環境を整えていく事が必要になるのではないかと思います。

また去年は沢山の怪我人が出る事によって弱点がさらけ出された形になったのも去年ならではかも知れません。まあ怪我人があれだけ出てしまえば弱体化するのはある程度仕方ないとはいえ、今年も去年と同様きついスケジュールであり代表もより激しい試合展開になり怪我が出てくる可能性は十分にあるだけにそのバックアップの質という部分を考えさせられる部分でもありました。マリノスの看板を背負うはずだった日韓の両エース、久保竜彦・安貞桓が共に出場不能となり、一気に攻撃力の低下を招いた事もあって坂田の成長がなければCSを戦う前に力尽きていてもしょうがないかなぁと言う状態にまで追い込まれた事、ここ数年のマリノスに左サイドを支え続けていたドゥトラ、攻撃の中心として攻撃陣を引っ張った奥には変わりがいないという事もあってシーズン中大きな負担が掛かり、離脱という事になるとどうしてもマリノスにおいてはプレーの質が低下してしまう事。きついスケジュールをこなしていくためにはこのようなキープレーヤーの穴が抜けてもチームの質を落とさない戦力補強の必要性を感じさせるものでした。

・2005を見据えた上でのオフシーズンでの動き。

2005 F.Marinos 選手動向
【IN】
FW大島秀夫(山形)アデマール(?サン・カエターノ)
MF 熊林親吾(湘南)塩川岳人(川崎)山瀬功治(浦和)狩野健太(静岡学園)
DF 天野貴史(ユース昇格)田中裕介(桐光学園)
GK 飯倉大樹(ユース昇格)

【OUT】
FW 安永聡太郎(→柏)阿部祐大朗(→R山形)
MF 佐藤由紀彦(→清水)本橋卓巳(R鳥栖→山形)金子勇樹(→札幌)柳想鐵
DF 小原章吾(→山形)
DF 佐藤浩(引退)


2005 F.Marinos Player's List
GK 1榎本達也 16飯倉大樹(C) 21榎本哲也 31下川健一
DF 2中西永輔 3松田直樹 4那須大亮 5ドゥトラ 22中澤佑二 26田中裕介(C)
  30栗原勇蔵 34尾本敬(C) 35河合竜二 36天野貴史(C)
MF 6上野良治 7田中隼磨 8遠藤彰弘 10山瀬功治 13熊林親吾 
  14奥大介 23大橋正博 24塩川岳人 25後藤裕司(C) 28原信生
29狩野健太(C) 32山瀬幸広(C)
FW 9久保竜彦 11坂田大輔 15大島秀夫 18清水範久 19安貞桓 27山崎雅人
  33北野翔(C)*アデマールは獲得未発表

監督 岡田武史

Yokohama F.Marinos Official


ACL参加クラブは特例としてA契約保有枠が25→27となったわけでマリノスは26人のA契約選手を今期は抱える事になりました。去年の教訓を生かしてかFWにモンテからJ2日本人得点王でマリノスに不足気味だった高さを持った大島、そしてまだオフィシャルでは未発表ですが去年城南でかなりやられたアデマールを獲得した(のかな?)アデマールはマリにはあまりいないタイプのドリブラータイプの選手で速さもありながらアクセントを付けたりを期待できそうです。と言う事でかなり前線に厚み(というかだぶつくぐらい)が出ました。今年も代表で久保・安が抜けてコンディションを保てない可能性もあるだけに、これだけ抱えておいてもまあ損はないかなぁと。そして岡田監督の要望によりオリンピック代表候補山瀬功治を2億という大枚を叩いて獲得し、またバックアップという事でテクニックに長けた熊林、両サイドの出来る塩川を獲って層を厚くしました。ストロングポイントだったDF陣に変更はなく、懸念された部分である前線とトップ下(攻撃的MF)に有力な選手を獲得して埋めれた事は合格点の与えられる部分ではあります。しかしもう一つ懸念だったサイドプレーヤーがどうしても薄さを感じる部分であり、ドゥトラにしてもハユマにしてもフルに出て質を落とさずというのは難しいかも知れません。今年もこの部分は突き上げを期待しながらもこの二人に頼らざるを得ないのが現状なのかなぁと。

総合的には質を上がった事、そして層は厚くなった事は言えると思います。もちろん現状では不安の抱えるバックアップでもあります。マリノスではフィットするかわからない部分もありますし、このチームは競争が激しいので自分の役割や居場所というモノを掴むだけでも結構な苦労があるのかも知れません。しかし試合数が多くチャンスは多いだけにこのチームで何かを掴んで競争の中で成長出来れば、真の選手層の厚さとなるだけにそうなったら、今年のオフの働きは成功といえるのではないでしょうか。ただ分析して必要な部分を獲れたのかなぁと考えたら良かったのかなぁと現時点では思います。

・来期の布陣、新しいFマリノススタイルの構築。
ってやろうと思ったのですが、ちょっと長くなったので明日に分割することにします。という事で今日はここまでです。

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