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December 07, 2004

ハーフタイムの過ごし方@ChampionShip's Expectation

さてと、もうすっぱり切り替えて2戦目に向けての周辺の情報や一戦目を踏まえた上での心理モチベーションとある程度の修正を少し考えてみたいと思います。

ただその前に「誤審」どうのこうのについてまだまだくすぶっている方もいると思うのでその辺の僕の考えを書いておこうかなと。対象のプレーは後半、先制点を取られた後、攻勢に出ていたレッズは、平川のドリブルからのスルーパスに反応してペナ左に抜け出したエメルソンにマツがスライディングでフィニッシュを阻止したシーンなんですが、確かに足は引いているとはいえ掛かってるかも知れません。もちろん正確なジャッジなんて期待すんなってことを言いたいわけではないのですが、もし全てを正確にジャッジ出来るとしたらあのプレーはその前に「ない」のですよ。だってエメルソン退場ですから。CKの競り合いの中で先に足をこづかれたとはいえ、キック&踏みつけを「意図的」にやっている事で退場ですから。あれは正直ビデオ裁定で後からでもUEFAの様に出場停止にするべき愚行だと思いますし。だからと言う意味ではないですが、どっちもどっちなんだからわーきゃーするのは止めた方がいい気がします。岡田氏がマリノス寄りだったかも知れないけど、別にそんなに大騒ぎするほどのモノではなかったし(まあ「正確に」やろうとしすぎてプレーを切りすぎだったのと、当該プレーに関してはPK取る取らないは別にしてカードは辛いかなぁ)ジャッジは運ぐらいに考えましょう。もっとひどいのもあるし。と言う事でこれで終わり。

さてと、それでは始めます。まずマリノスの方から。
超人的な回復を見せて大舞台に意欲を見せていた柳想鐵が左太もも肉離れを再発させ第2戦は出場絶望。全治6〜7週間・・・・・(スポナビ)

まあもううだうだ言ってもしょうがないのですが、正直痛い・・・・。あんまり考えたくないのですが、ビハインドを背負ったときに攻めに出れる一番強いカードを失ってしまったかなぁ。もちろん精神的にも柱となれる強い選手だったからこういう戦いにはもってこいだったんですが、もう出れないのはしょうがないっすね。それにしても気になるのはアキの状態。全治2週間だから間に合わそうと思えば間に合うのかなぁと思って相当期待しているのですが、どうなんでしょ?攻撃に変化の与えられるもう一個のキーなだけに・・・・・。久保・安に関しては正直相当難しいと思うし、一応1戦目の2トップはあのタスクには欠かせないと思うのでまあ怪我人に関しては1戦目と変わらない状況にあるのかなぁと(正直あのタスクに安みたいに変化がつけれて決定力のある選手がいたら脅威的にまた相手に与える印象は変わるかなぁと思ったりもしますが)

岡ちゃん的には1戦目は完璧にはまった形で試合を進められて、心境的には同じ形でタスクをこなしてくれたらと思っていると同時に、レッズがどのように修正してくるのかをシュミレーションしながら、今回チームでやった事に加えて新たな何かを施してくるのかなぁと。ただきっと相手の事よりも、まず自分たちの事を準備しなければという気持ちなのかなぁと思いますが。あれだけハードで厳しい試合をして小さな怪我をした選手もいるでしょうし、コンディションとしてはもしかしたら新しい選手をいれるのかなぁという部分。もし変えるならハードにやられたエースケの所に那須をいれるぐらいかなぁ。DFラインはあれだけの出来を示してくれただけにいじらないと思いますし、ボランチ以外は中盤・FWはもう選択の余地がないと思うのでそのままだと思うのですが。ドゥトラが太ももを痛そうにしてのも、きっちりと調整してもう半分をこなせるだけのコンディションを作る事が先決ですね。心理的には相当いい状態で望めると思いますし、油断するような相手でも舞台でもない事を考えたら心配はしていないですが、ただ同じで大丈夫だと思いこまない事、柔軟に相手に対応しながらプレーをしていく事を心理的に刷り込んで、ばたばたした状況を作らないようにしてほしいなぁと。ばたばたしたらその混乱に乗じてがんがん来るのが、レッズな訳ですし、そのほころびから大きな穴が開けばそこから何点でも取る相手なので・・・・・。

1戦目を振り返ると、あれだけ試合をうまく進められた原因としては、あのロングボール中心の攻撃で相手のDFラインを下げた事。競り合いには勝てないモノの後ろからのサポートが早くそのセカンドボールを拾って攻撃につなげた事で相手に脅威を与える事が出来た事。その付加価値としてレッズの全体の距離が開いて持ち味でもある強烈な前へのプレッシングを機能させなかった事。そのプレッシングが出なかった事で守備からのリズムが出来ずに攻撃も単発単発になった事。その単発の攻撃を集中力高く、運動量を保ちながら数的優位を作って外に外に出しながら、その局面局面でストップした事。他にもありますが(相手のカウンターを防ぐためのサイドアタックとか、ラインコントロールと下げて守る事のバランスが非常に良かった事などもありますよね)こう書いてみるとロングボールでの攻撃がうまくいった事が相手の機能性を元から寸断出来たわけですが、次が同じになるとは思えなかったりもします。まずレッズの心理状態が緊張と力の入りすぎで余りいい状態ではなかったこと。そしてそんな状態の時のマリのタスクに対して相手の頭の回転が止まって対応できていなかったからと言うのもあるというのを頭に入れなければならないのかなぁと。もしあの作戦に対応するとしたらラインを上げてオフサイドを取る(もちろん前線からプレスをかけてタイミングを計る事も必要ですが)とか、一度プレーを切ってしまうとか(具体的にうまくいくとかはわかりませんが)そういう事をやっていたら又違う展開になる可能性もあるのですから。ただ事実として、マリがタスクがうまくいかないときに自分たちがどう考え、ゲーム中に対応していくのかを常に頭を働かせてやってほしいなぁと。ましてや狙い目と言っていた内舘はネネに変わって高さも不安がなくなる。そういう意味では岡ちゃんのシミュレーションが当たるかどうかもわからないし、その当たる当たらない、裏をかかれたら苦しいなんて事はさすがにもったいないですからね。それだけの経験も能力もあるチームだからこそそういう事も可能だと思うので、柔軟に頭を働かせてやってほしいなぁと(同じですね)

では少しだけレッズの視点から少し考えてみたいと思います。昨日レッズには珍しい永井ミーティングが開かれたようで、セットプレーの反省点やマリのタスクに対しての対応策を練っていたようです。トゥーリオ、エメルソン、鈴木啓太などが別メニューだったそうですが、きっと出てくるだろうと思うのでその辺は関係なしですね。レッズからしてみたら、「自分たちには勢いがある」「ホームの大声援をバックに絶対に逆転出来る」「初戦の1点ビハインドはタイと同じだという」様な声が沢山聞こえてきましたが、そのものすごい自信とエネルギーを精神的に順転換出来るかどうかが大きなポイントになるのかなぁと。大きなプレッシャーはどちらにもあるけど、初戦のような硬さに繋がる様な事はないと思うのですが、普通に考えたら焦りというモノがどう出てくるのかが、そしてその負のエネルギーに引っ張られないためにもやはり先制点、もっと前段階で言えばいつものパターンでもある自分たちのリズムに持ってこれるかがポイントになりそうかなぁと。今年のレッズは先制点を取られても、圧倒的な破壊力で逆転してきて結果を文字通り「もぎ取ってきた」からこそ、勢いであり自信というモノに繋がっているのだと思います。しかしセカンドの直接対決、そして初戦で無得点に抑えられているという部分でまた初戦と同じような展開に入ったとき、普段の形を維持出来るのか、時間の経過、サポーターのいらだちが非常に焦りというモノも誘っても不思議ではないと思う訳です。その辺の心理マネージメントをどこまでブッフバルトが出来るのか、それこそ思いこみの力がどこまで試合中維持されるのかという部分が鍵になってきそうです。

レッズは初戦を見る限り、FC東京やマリ、そしてグラなどの試合で露呈した「攻撃的」と歌っても初戦は個人(エメ)の局面打開しかない攻撃パターン。そしてそれが封じられると手詰まりになってしまう悪癖が首を覗かせてしまいました。修正は済んでいない、またはブッフバルトが手を施していないと言う事になるのでしょう。無策で望むと言うよりそれだけ自分たちの力に自信があったのでしょう。しかしそんなきれい事では済まされない状態になっているのも事実です。2試合連続での完封。決して偶然ではない事も理解しているでしょう。ナビスコの時は攻撃のオーガナイザーとして山瀬がいてマリのDFブロックにも揺さぶりを掛ける事ができていましたが、彼の不在がどうしても埋まらない。僕には山瀬がもたらしていた攻撃の機能性を破壊力のみで覆い隠してきた部分が一番大事な場面でまた出てきた、ここからが勝負とはいえ新人監督にとって相当重い十字架を背負っている気がしてならないです。一番足りないのは変化・・・・・。

修正という意味では、いつもよりシュートチャンスを作れなかったという事もあって攻撃面も大きな変更や修正が施されそう。試合全体を考えたらプレッシングを機能させるためにコンパクトな陣形をあのロングボール攻撃の中でどう維持してリズムを出すかという部分になってくると思います。ネネの復帰が全てを解決すると考えたら、相当痛い目にあうでしょうし、チームで布陣や選手の入れ替えも含めて色々とこの1週間で頭を悩ませる事になるのかなぁと。チームの生命線はコンパクトな陣形の維持でしょうから、そうなると一番注目はラインの設定。やはり鍵はトゥーリオになるのかなぁと。初戦ではチームの沈滞にフラストレーションを溜めていましたが、強い気持ちが萎えていてリスクをなかなか取れないコントロールだったと思います。2戦目は前に出ると言っていますが、自信がなければ逆に蜂の巣にされる可能性があるだけに、彼がどこまで強気で望めるのか一番気になるところです。そして上に書いたとおりドリブル突破だけに頼る攻撃方法からドリブルを効果的に使う変化であったり、ポジションチェンジやフリーランニングでのマーキングのずれを作る工夫などが出来るかどうかと言う攻撃面でのポイント。2トップにして永井(平川?岡野?)を外に出してある程度前にスペースを作るのか、酒井をいれて長谷部を前に出すのかなどが予想されますが、何をしてくるのか気になるところです。山瀬の穴は限りなく大きいと思いますが。

と言う事でハーフタイムの過ごし方は非常に大切になる事だけに初戦の経験をどう活かすのかが非常に重要になると思ってやってみました。また修正されたチームが又ぶつかり合って激しい試合になりそうですが、そのプレビューは又次の機会という事で。大舞台だけにタスクだけでなく精神的な部分も非常に大きなファクターとなっているだけに監督の腕というモノが非常に鍵になるのかなぁと、試合前までは。と言う事で今日はここまでです。

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Comments

審判についてですが
選手 審判とも
客席 テレビの映像のような
視野は得られない
だから誤審は付き物なんですよね
柔道で言うとアテネで男子の選手が
なんかようわからん技で一本勝ちで
金メダル決めましたよね
笑い話になってた ラッキーと
自分で言ってた
それ逆から見れば篠原の銀メダルなんですよね
それを深刻にあれは誤審だから
ほんとの金メダルじゃないって
言った日本人いませんよね

あの人数で100点満点の
審判の仕事できる人がいたら
神に近いですよ
サッカーで前線が100点満点の
仕事したら20点入りますから

審判にマラドーナ
ペレ プラチニみたいな人っていないんですよね
黒子だから
だから文句は選手に言うべきだと
僕は思います
高い給料 名声 人気を
得れる立場なんだから
批判もそりゃ普通より受ける立場ですよ

気が早過ぎるんだけど
来年のことを考えてみる
普通のリーグ戦にするんですよね
いっぺんやって盛り上がらなかったから
また2ステージに戻ったんですよね
二の舞にならないことを祈る
個人的には
普通のリーグ戦が好きだから
2ステージは
おもちゃっぽいかんじがする
このマリ レズ戦ぐらいの
雰囲気が毎回ないと
だれる気はするんですが

僕がスポーツに求めるものは
超人が見たいんですよね
一人でも多くの
超人が日本サッカーから
増殖することを
望みます

Posted by: 和製フリット | December 08, 2004 at 12:54 AM

誤審に関しては僕もそう思います。パーフェクトはあり得ないし、誤審も又サッカーの一部ですからね。またどちらの視点から見ているという部分で解釈は変わってきますしね。ただレッズ系のサイトを色々覗いたときに話題になっていたので、ちょっと書いてみました。審判の技術向上はこれからも頑張ってほしいですが、結果が出てないとも言えるのですが・・・。審判の出場停止とかもこれからは必要かも知れませんね。

まあいい審判の格言は「試合が終わった後誰も彼の事を覚えていなかった」というのがあるので、いい審判ほど記憶には残らないと言う事なんでしょうね。ただ試合を司るものとしてどうしても批判の目がいきがちなのかも知れませんね。選手にはどうにも出来ないと言う部分を考えても。非常に悩ましい問題であり、それは審判が二人になったりビデオ裁定が難しい協議なだけに・・・・。

1シーズンはそうですね。Jの過渡期にもぶつかってしまった事もあり、残念な結果になりましたが、正常な姿として出来れば継続してほしいですね。スポンサーの事とか観客の事とかもあるでしょうし。2リーグだと他はアルゼンチンが有名ですが・・・・。ただ今回のCSのような雰囲気というのはむずかしいかもしれませんし、自然発生的なモノなので・・・・。でも積み重ねですから、また違った重みが雰囲気となって出てくるといいなぁと。

それでは又よろしくお願いしますw

Posted by: いた | December 09, 2004 at 12:49 PM

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