« 危機感は高まりますか?@国際親善試合 vsドイツ | Main | 来年が楽しみになってくる今日のニュース雑感。 »

December 17, 2004

2005に希望はあるか。

まあ昨日の試合で最終予選に対して不安が煽られた人はいるしょうが、来年に関して予定、戦力など色々なモノを見ながら来年の日本代表について考えてみたいと思います。最終予選に向けての不安や希望などいろいろあるのですが、整理しながら来年の日本代表を少し考えていきたいと思います。

FIFA WorldCup Gemany 2006 Asian Final Qualifiers

Group2 日本、イラン、バーレーン、北朝鮮

日本、最終予選のスケジュール

2/9 vs北朝鮮(H)
3/25 vsイラン(A)
3/30 vsバーレーン(H)
6/3 vsバーレーン(A)
6/6 vs北朝鮮(A)
8/17 vsイラン(H)

発表されて誰もがご存じとだと思いますが、予選スケジュールです。まあラッキー・アンラッキーはもう決まった事なので何も言いませんが、やはり連戦二つをどうこなし成績を出していくのかというのに掛かってくるのかなぁと。もちろん普通のグループリーグの戦いを考えると、ホームゲームで勝ち点3を出来る限り集めて、アウェーではなるべく勝ち点を拾う事をしていくのが定石です。まあこのグループは外的要素が非常に騒がれるグループなのは間違いないですが、サッカーのことを考えたらレギュレーション的にも1次予選に比べて楽ですし、別にこの程度なら十分に予選突破は考えられるグループなのかなぁと楽観出来るぐらいのグループなのかなぁと思っています。鍵としてはやはり安定したコンディション、そして安定した力を常に出せるか否かと言う部分になるのかなぁと。力を高めるという部分では日本は確かにいいパフォーマンスではないにしても、イランとは互角な勝負が出来るだろうし、他の2国に関しては普通に戦えるレベルにはあるのですから、その力を発揮する事なのかなぁと。ただそのためには昨日のような試合をしてはならないと言う部分をもう少し監督、選手などが意識しなければならないということも事実だと思います。

と言うのもこのチームは何も考えずに試合に臨んでしまうと、ああいう無作為な試合に臨んでしまうのかなぁと。選手での意識が低いと選手個々も考えることがバラバラでチームで何かをしようと共通意識が欠ける事が多々ありました。もちろん勝ちたい、いいパフォーマンスをしたいというのはあると思うのですが、そのための方法論というのがチームに欠け、選手個々が同じ方向に向かないとチームに意図や狙いが定まらない。でも逆に言えばチームの準備段階できっちりとそのゲームで何をしなければならないと言うモノを方向付ければきっちりといい試合が出来るのではないでしょうか。

試合に対してどうしようこうしようと同じ方向を見てこの試合で何をしなければならないと言う選手間の共通意識を持つとそれなりに選手が考えチームが同じ方向を持って考えてサッカーをすることで意識を持つことがこのチームが昨日のような間違いを犯さない鍵になっているのかなぁと思う部分が今年の試合を見て思ったことです。もちろんそれを普通なら戦術を定めて役割などを決めてやるわけですが、このチームはそういう部分は曖昧であることは事実です。しかしその分個々の意志やその選手の意識によってもっと高まる可能性があるのも事実であり、相手に対して柔軟に対応することも可能である部分を考えたら、どこまでチームで目の前のゲームに対してきっちりと方向性を持って、どのような試合にするのか、そしてその試合で選手達がどういう役割をこなすのかという部分が必要になってくるのかなぁと。それは個々の責任で行われるのだから、そういう部分はやはり気持ちはもっと主体的に出すことが大きな鍵となってくるのかなぁと。

ただまだそういう精神的な部分だけでない大きな問題もあります。バランスです。一つはコンディションの問題。2月の開幕戦、シーズン前のJリーガーとシーズン中の欧州組。一度失敗していると考えると、今日決まったテストマッチに関しても有効に使えるかどうか、その辺はまだまだ不確定要素があるし、どこまでいいコンディションを作り、チームとして整えられるかが問題になりそうです。ましてやもちろん欧州組は直前合流は免れない。俊輔やシンジはクラブの中心として、クラブが快く一週間前から出す可能性は限りなく低い。ましてやシンジに関してはUEFAも絡む過密日程、高原に関しても同じで今クラブではスタメンで出続けている。招集されるかも知れないヒデに関しては今の状況を考えたらクラブは出してくれるかも知れませんが、3月のシンガポール戦以来代表でプレーしていないことを考えるとどうなるか見えてこない。稲本にしてもこの辺は同じで今回プレー出来たけど、まだ俊輔・シンジとは合わせ切れていない。そう考えるとまた空中分解の可能性はある。よく監督自身、一度合わせておけば集まってすぐ出来るといっていましたが、相手も違うしそのゲームの狙いも変わってくるし、コンディション次第ではメンバーも替わる可能性は十分にある。様々な要素が不確定要素としてある以上その辺をどこまでいい方に持って行けるのかは大きな問題になると思います。コンディションが悪ければ、頭の周りは悪くなるだろうしその辺は去年と変わらず非常に重要な問題かなぁと。

それとスタメンにおけるマッチングの問題。このチームはいつも行き当たりばったりでそこにいる選手でプライオリティの高い順に試合に出るという感じでスタメンが決まっていましたが、ここからはそうはいかない。それはいみじくも昨日の試合で大きく証明されてしまった部分です。相対的なプライオリティと力関係だけではない相性・プレースタイルなどをもっと先を見据えて考えていかないといけません。FWのコンビはその最たる例、確かにプライオリティとしては鈴木と高原が玉田・大久保より高いと言うことなのでしょうが、正直彼らのコンビは動きが重なり、足元で受ける意識が高過ぎて裏に回るなどの動きの幅が出来ず、前に強いドイツDF陣に揺さぶりを与えることが出来ず攻撃のとっかかりを失った苦しい出来でした。もちろんチームの状態も悪いですが、こういう細かい部分が罪さかなって劣勢となっていることも事実です。鈴木・玉田でも高原・玉田でもいいし、コンディションに不安があるなら高原・大久保でもいいのです(結果は残っていないのですが)そういう意味では選択肢を常に手元に残す、チームに幅をもたらす事を先見の明で監督としてやっていかないといけないのかなぁと思いました。ボランチのコンビにしても、センターバックのコンビにしても選手選考の部分からプライオリティが足かせになり得ているし、先見の明がないからこそ、こういうドタバタ劇で重要な成長の機会を無為にしてしまっていることは反省し、改善していく必要があると思います。結果が残っているから全てOKと言うことではないし、勝ってなお上を向く姿勢というモノはこのチームに一番欠けている姿勢なのかなぁと今年一年を見て思っていました。もちろん本番の連続でその余裕がなかったといえばそこまでですが、今の現状ではまだまだ上のレベルには追いついていないと言うことを考えたらもっと意識を高く、そしてもっとしたたかに考えていかないといけないと思います。

そして上にも絡みますが、メンバーの再考は必要になってくると思います。もちろん大きな変更は無理ですし、リスクを伴うのでしなくていいのですが。しかし、ドイツ戦を見る限りチームの空気は循環せず淀んでぬるくなってしまっているのも事実です。「ファミリー」と言われる代表チームの飴の部分、それを信頼と感じ、その部分がびくびくしたプレーではない思い切ったリスクチャレンジプレーに繋がるという考えの元進められていたと思うのですが、それがその辺の信頼が甘え・ぬるさに変わり、雰囲気もまたぬるくだらけた状態になりつつある今、鞭も必要な時期になっているのかなぁと。その辺のチームマネジメントはしっかりしないといけないし、信頼と言う言葉だけが監督の仕事ではないしその辺は足元掬われる大きな原因となりかねないのですから。そこまでキャプテンに頼るというのは、酷ですし。そういう意味でもそういう脅しに近いモノを見せて「パフォーマンス」として見せて、襟を正すと言う意味で厳しさというモノでチームを引き締める必要があるのかなぁと。確かに今の選手達の力なら抜けて当たり前。でもぬるくやって勝てるほどアジアは甘くないし、反省しない上昇する気概のないチームに未来はないと言うこともまた事実なのですから。

僕は最初に書いたとおり、アジアは平気だと思っています。もちろん相手は弱い相手ではないけど、素直に安定した力を発揮すれば負ける相手ではないと思っています。アジアカップであれだけの状況でも負けなかったと言うことはかなりの自信に繋がっていると思いますし、その辺は変に悲観的に考える必要はないと思います。ただ、現状で満足出来るほど出来が良いわけでもないと言うこともまた事実であり、予選通過の後の部分を考えたら歩みを止めているにはいかないのも事実です。このチームがどこまで行けるのか、そしてどこでこけるのかと言うモノを見てみたい。こういうチームは選手の力を純粋に表すモノだし(それすら出来てないじゃんとか言われると確かにそうだなぁとか納得してしまったりもするのですが)それがどの位置なのかと言うものを興味本位で見てみたいので(笑)まあもちろん本音からしてみたら昨日の試合がまた本質を表しているのかなぁと。それはまた本大会での失敗をまた予言するような試合でもありました(メンバーが替わっていようと悪い試合をしたらああなるのが本質)正直確かにドイツで好成績を残すことは難しいかなぁとも思ったりもしました。なんでこんな振れ幅が大きいことしてんだろう?って昨日試合を見ながら思いましたが、回り道ですがここまで来ちゃったんだからもうしょうがないし、それならこのやり方で強化する所を見てみたいなぁと。まあそれも又サッカーですしね。進化の10年を一度確認するという意味でも、選手の力を見せてほしいなぁと。そのためにもここで強いメンタリティと安定してパフォーマンスを発揮すると言うことを見せてほしいなぁと。

何か半分あきらめが入ってるのは昨日の試合を生で見れたからかも知れません。あきらめはまたその後開き直りにもなっているのですが(笑)とにかく来年もまた代表という名のジェットコースターに乗ることになりそうですが、振り返ってみたら面白かったね、といえるような結果になると良いなぁと。なんだそりゃって感じですが、選手頑張れってことで。整理してやるって言ったのにならなくて申し訳ないです。と言うことでここまでです。

|

« 危機感は高まりますか?@国際親善試合 vsドイツ | Main | 来年が楽しみになってくる今日のニュース雑感。 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77106/2595395

Listed below are links to weblogs that reference 2005に希望はあるか。:

« 危機感は高まりますか?@国際親善試合 vsドイツ | Main | 来年が楽しみになってくる今日のニュース雑感。 »