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November 01, 2004

基礎技術。

今日は昨日のJリーグで気になった事を少し書いていきたいと思います。というより昨日だけじゃないんだけど、結構大事な問題だと思ったので、ホントはヨーロッパたまってるしやりたいけどそれは明日に持ち越すとして(笑)

近年、急激な進化を見せている日本サッカー、そしてそれを引っ張り続けるJリーグ。しかし、その意識の高さ、考えている事は非常にレベルが高いのですが、何となく基本的な技術が追いついていないのではないかと昨日のJリーグを見てその問題点がかいま見えたのでメモ的な部分もありますが、とにかく手探りでまとまらないと思いますが、やってみます。

昨日は関東地方では雨がしとしとと降り注ぎ、カシマスタジアム・味の素スタジアムのピッチにもウェットな状態が作られてしまいました。その中でふと感じたのは基本技術が足りない選手達は濡れたピッチ状況に非常に苦労してミスを多発していた事です。今までもピッチが濡れると凄いミスが増えて、ミスゲームになってしまう事がよくありましたが、素晴らしいピッチ状態の中でもミスが多発するのはその根本という部分が解決されないからなのかなぁと。代表でもピッチ状態にナイーブで対応しきれないと自分たちのサッカーが出来なくなってしまったりと、前々から思っていたりしたのも原因はそこにあるのかなぁと。別にミスをするなとは言いません、サッカーはミスのスポーツだし、そのミスを失点につなげない事が非常に大切なスポーツだから。しかし、いかんせんファーストコントロールがでっかくなったり、ドリブル始動時にいきなり前に出しすぎてボールを失うシーンという単純で目を覆いたくなるようなミスが非常に多かった。最近は戦術的な部分でボールを奪う技術や走れる才能と言ったものを評価される傾向にありますが、何となくサッカーの本質とされるものがおろそかになってしまっているような気がしてならないのです。そう、丁寧にボールを扱うこと。

もちろんボールを奪うための技術や走れるという事は非常に素晴らしい事ですし、現代サッカーの中では欠かせない要素の一つだと思うのですが、逆にボールを丁寧に扱う意識が低いからすぐにミスをして相手にボールが渡ってしまう。苦労して奪ったボールなのに持つとそのボールを大事に出来ない選手が多い。奪う事にはあれだけ執念深くきっちりと働けるのに、ボールを持つと何でだろう?役割というものもわかります。ただうまい選手だろうと下手な選手だろうと必要な技術というものに対してもう少しきっちりとした意識持つ事も必要だろうと思ったりしました。

どの選手でも普通にやれば凄い上手だと思うのです、プロですし。止まった状態で余裕を持ってやればそんなにミスもしないだろうし、きっちりと自分の思った場所に止めれるし、思ったぐらいの距離にドリブルしていく事も出来ると思うのです。ただそこにはいくつかのミスをするべくしてしている原因が隠されている事に気が付きました。では整理しながら。

技術レベルを超えた速度や動きの中でボールを扱おうとするから失敗が多くなってしまう。もちろん濡れたピッチというものが原因なのですが、濡れればボールの速度が増し、余計に技術の善し悪しがわかってしまう。そういう意味でも彼らは自分の技術レベルをきっちりと意識して、リスクの犯す場所でないときはきっちりと自分の技術レベルの範囲内のスピードでプレーの正確性を意識しながらプレーするべきなのかなぁと。もちろんチームの戦術として早いパス回しやランニングの中でボールを扱うシーンがなければ相手の守備は崩せません、しかしそのプレーする最初の段階でスピードをコントロールし、自分のボールにした上でまたスピードを上げる。よく外国人監督が来るとそういうたぐいの事を言いますが、自分のスピードをコントロールしないから、早く見えるけどその分精度が低くなる。もちろん出来ている選手もいます。基礎技術の高い選手はミスも少ないし、動きの中でもそんなにミスしない。小笠原満男(鹿島)などはその最たる例、スピードアップの時にはもちろん上げるけど、まず奪われない、ミスをしないと言う事をきっちりと意識しているからこそ奪われない。チームの意図や狙いというものは大事ですが、それでミスをしていては元も子もないのかなぁと。そういう事を意識していく事もこれから大事になっていくのではないでしょうか。

またいつもはピッチが乾いた状態でボールスピードが余り出ない状態でのプレーに慣れていると言うのも大きいのかなぁと。これは日本のピッチ管理が素晴らしいからこそ起きる事なんですが、よくパススピードが遅いと言われる部分も多いですが、海外ではピッチに水をまく事も多いし(特にスペインとかは多いかな?)意図的にパススピードが上がるようにしているところもあるわけで、そういう速いボールを普段からきっちりと止めているという部分でも基礎技術に差が出るのかなぁと。濡れると速いパスになって慣れないから止めきれない、出し過ぎてしまうなど色々なミスが表面化する。だったら元々撒いてスピードを高めてあげてもいいのかなぁと。もちろん最初はミスも増えるかも知れませんが、慣れればまたそれが技術向上に繋がる。そしてもっとエキサイティングな試合が増えるかも知れません。

戦術的要素など非常に進化してきた日本が第2の進化をするためには、全体的な技術力の向上がまた必要になるのかなぁと。高度な戦術的な動きの中でもぶれない基礎技術、それがなければ絵に描いた餅に過ぎないですし。グラウ(ジュビロ)なんか最高のお手本ですし、見習って基礎技術がこれから高まれば、もっと高度でアクティブな試合が見れればいいなぁと。戦術だけでも駄目だし、高い意識だけでも駄目、もちろん技術が高いだけでも駄目、バランスよくこれから高まっていけばいいなぁと。今の日本は戦術レベルや意識レベルなどは色々なものを取り入れて非常に高まっているのだから、それに従ってまたと言う事です。満足している部分もあるし、10年前を考えてみたらそれだけでも素晴らしい事なのですが、常に上を見上げて進化していってほしいという気持ちも込めて。まあ戯れ言であり、自分自身のメモ的な要素もあるので。と言う事できょうはここまでです。

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