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November 19, 2004

噴出するFW問題@ChampionShip's Expectation

大変な事になってしまいました。エース久保竜彦離脱の中、チームの中で支え続けた安貞桓が一次予選突破を賭けたモルジブ戦で右踝骨折という事でマリノスの今の大目標である12/5開幕のチャンピオンシップに出場出来ないという状況に陥ってしまいました。別にこれがなくてもチャンピオンシップに向けてチームはどうしていくべきか、というのを色々な方向から考えて何度かに分けてやっていこうと思っていたのですが!まあこういう事になってしまったので、やっぱり第一回はこんな時に大きく開いてしまった穴をどうするか、チームの事全体を見ながらやっていきたいと思います。もちろんまだ決まっていませんが、相手は「レッズ」を仮定してやっていきますよ(笑)も右記も知的には今週にでも決めちゃってくれって感じなんですけどね。マリが前節ジェフの希望を打ち砕いたように、ガンバの希望も打ち砕く事をすればいいのですが、これはどっちがいいのかよくわからないですし。まあ見切り発車なのですがスタート。

まずは参考資料として今シーズンのプレータイムにおけるマリノスFW陣のデータを。

久保竜彦 19Games(775min)  4Goal 4Assist
安貞桓  25Games(2006min) 12Goal 3Assist
坂田大輔 25Games(1580min) 9Goal 4Assist
清水範久 11Games(640min) 1Goal 0Assist
山崎雅人 10Games(190min) 0Goal 0Assist
安永聡太郎 5Games(27min) 0Goal 0Assist

・阿部祐大朗、北野翔は出場機会なし。FW出場以外の成績も含まれる。

まあもちろん組み合わせの事もあるし、簡単に言える事ではないのですが、ボールの収まる安・久保がいないとなると、マリの今の攻撃パターンを考えてもそのパターンを作り出すのは難しいのかなぁと。くさびからの早めのフォロー、そこからのダイレクトプレーからの崩し、その間に相手の裏を取ろうと動き回る坂田が狙ったりとやはり基本的にはくさびの受けれる選手(というよりキープして時間の作れる選手)というのが必要なのかなぁと。安がやっていたタスクはもちろん個人技術の高さを活かしてボールを受けてから相手をかわしてゴールを狙うという他に、長いボールを受けてキープしながら後ろからのフォローをさせる時間を作る、そのキープで相手を釣って相棒にスペースに作り出すなどの攻撃における時間を作り上げる人材として、攻撃に置いては数字には見えない部分での貢献はあったのかなぁと。もちろん技術が高いので引きながら持ちすぎてしまったりすることもあるのですが、今シーズンはじめとは違って岡田メソッドの浸透か運動量も増えて色々なところで起点となる動きをしてくれた事は久保竜彦不在の穴を埋めて余りある活躍だったのかなぁと。

安が不在という事で、これから安のタスクをこなせる代役探しになる事になるのですが、まあ同じものを求めるのは多分無理だと思う。今残っている選手達の中で(もちろんこうなるとエースは坂田という事は揺るぎない部分と言う事で考えると)動き回るなら清水、ポスト専用と考えるなら安永、そしてこれからテストするならスーパーユーティリティ柳想鐵と言う事になるのかなぁと。安のようにスキルを活かして時間を作るのではなく、しっかりと背負って時間を作るのか、奥を高い位置の置くようにして、そこを起点に動き回って裏をつきまくるのか、その選択に岡田監督は頭を悩ませるところでしょうが、個人的には動き回ってというより起点が出来ないとと言う感じもあります。上に書いたように起点が出来ないとマリノスの攻撃は単発になりがちだし、守備に重点を置いた場合上野良治不在の今ではポゼッションで上回る事は考えにくい。もちろんレッズ相手となるとポゼッションを握るのはそう簡単ではないし(もちろん揃っていれば相手のプレッシングをいなしていく事は可能でしょうが)やはりマリノスの攻撃はポストアップ→手厚いサポートからのダイレクト→スペースをかき回す→相手のマーキングがぼけたところでとどめを刺すというのがベターな形だと思うので、そう考えると安永、そして動きは減っているとしても柳想鐵をテストして坂田、そしてサポートに入る奥をはじめとした中盤とのマッチングを試してみるというのがいいのかなぁと。清水に関しては途中交代でも十分にかき回せるし、劣勢を考えるわけではないですが、ベンチに選択肢を残す意味でも様々な選択肢を残しておきたいなぁと。

レッズとの対戦を考えると狙い目は前に強いアルパイ・トゥーリオ・ネネという3バックの外側、そして裏という事になるのですが、やはりそれを引きつけるだけの存在感というものも軽視する事は出来ません。セカンドステージFC東京戦の奥のゴールにしても高い位置に進出していた柳に入った縦へのくさびをダイレクトで落として相手を釣ったところをいい位置でサポートに来ていた奥のダイレクトシュートでJでもトップクラスの堅さを誇るFC東京の守備陣に風穴を開けた事などは真骨頂。相手の強烈な個でもあるCDF陣を前に引きつける存在感というのは必要かなぁと。前に書いたようにサイドに引っ張って、一枚をかわして中のトゥーリオを引っ張って相手のバランスを崩すショートカウンターを狙うのも非常に効果的なのですが、やはり体力的な問題を考えても結構これをやり続けるのはきついし、一番心配している点は守備陣に息を適度に入れさせてあげるという事なのです。レッズの攻撃は最初の勢いに乗ったスピードが溢れる攻撃さえ抑えてしまえば何とかなるかなぁと思っています。確かに正対した状態でも瞬発力で局面打開をはかれるエメルソン・田中達也は強烈な個ですが、それでもマリノスのディフェンスがそこまでちんちんにされる事は考えにくい。だからこそその集中力を保つためにもそういう波状攻撃を浴びないためにもハードになり得るポストワークをこなしてディフェンス陣にも陣形を整えて一度急速というか息を入れるという事が重要になるのかなぁと。続けざまに浴び続けてしまうとプツッと切れて後悔しても後悔しきれないかなぁと。

まあこれから久保の復帰も余り期待出来ないという事で残り3戦ではテストに終始してもいいとさえ思っています。もちろん年間勝ち点一位というのもチャンピオンとしてのプライドを保つためにも必要ですが、今はおごりにもなるという事が出てきているだけにチャレンジという気持ちを取り戻す意味でも、こういう逆境はチームにとってはいいのかも知れませんね。まあ強がりなんですが(笑)正直相当痛いし、もう泣きたいぐらいなんですが、ビハインドメンタリティを今こそ発揮する時期だと思います。

とはいえきっついなぁ・・・・・。戦力云々の問題ではやっぱりフルでやってちょうどいいぐらいの相手なのにこれ以上にハンデを背負うのは苦しい事に変わりはないので、正直相当頭が痛いし、開催時期を来年に延ばしてほしいくらいなんですが(笑)てゆうか久しぶりにマリの事をまじめに書いて(考えてみたらマリのカテゴリーも久しぶり)何度も「安様」とか「ジロー」とか「ドラゴン」と書き間違えた事か(笑)まあこれから少しずつ積み重ねながらCSに向けてテンションを上げていこうかなぁと。タイトルは「ChampionShip's Expectation」と言う感じで。意味は次回を待て!(笑)ということで今日はここまでです。

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Comments

安貞桓が
骨折
これが三味線だったら
すごいと
アジジを思い出したり
思い出さなかったり

あの遠めでのワントラップ
ミドルは
すごい武器ですからな

ヘッドは
マルデイニに競り勝つし

韓国代表も
困るでしょうな

日本も
久保が戻んないと
苦しいなんてもんじゃない

中国消えたのは
ラッキーじゃないな
アンパイだろ
あれは

2次予選は
マジでやばいような

トルシエは
2002に予選があったとして
突破できたんだろうか
ヒヂング韓国も

結構苦労したんじゃないかな
どちらとも

子供の頃
考えていたような選手に
本当になれた選手って
どのぐらいいるんだろうか

結構天文学的な
確率
じゃないかな

キズクノニ
おそすぎるなんてことなんて
ないんだ
何かを変えるのに
ておくれってこともね

わすれてはならないのは
世界に対する自分の
影響は
予想もできない
不思議さをもって
広がっていくということだね

Posted by: 和製フリット | November 19, 2004 at 09:33 PM

三味線だったらどんないい事だろうか・・・・・。でも多分違うと思いますよ。何よりもニュースの出が韓国発信ですしね。彼がいないのは痛いですし、彼の穴を埋めるというのは多分無理に近いでしょうね。

日韓が予選に出てたらと言う事を考えると多分行けたんではないでしょうか?枠の問題はあるにしても。あのときの中東勢はかなり混迷していましたからね。日韓以上に。中国にあっさり一抜けをさせてしまったのは正直驚きでした。まあ韓国も作り直していた時期で混迷と言えば混迷ですが、力のあるチームだし、積み上げたものがありますから。ただもし予選があったらあの大進撃はなかったでしょうね。日本も同じ。どうしても結果を出すために現実的な路線を取らざる得ないし失敗を糧にする事は出来ないからです。そういう意味であのことはそろそろ忘れた方がいいのかも知れません。

2次予選に関しては確かに楽なものではないでしょうが、枠に余裕があるだけに多分平気でしょう。日本がグループ3位以下に沈む可能性は限りなく低いでしょうから。ただそんな慢心はいらないですけどね。鍵は自分たちの中にあるのでしょうね。

又よろしくお願いします。

Posted by: いた | November 20, 2004 at 12:55 AM

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