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November 02, 2004

青と赤の頂上決戦@ナビスコ Final 多角的プレビュー

色々と存在意義を問われたりするカップ戦ですが、色々なドラマを生み出してきたのも、このナビスコの魅力だと思います。代表で抜けた穴をまた違う味で若手選手の輝きがニューヒーロー賞に繋がったり、またそしてリーグとは違う流れが流れていて、決勝では凄い気持ちが伝わってそれがまたいいシーンを生んだりする。降格争いに苦しむ名門Fマリに舞い降りた守護神榎本達也の躍動、鹿島の王者としての意地がレッズ井原の悲劇を生み、次の年には破壊的な攻撃でレッズが鹿島にリベンジ、そして今年・・・・・。今度はレッズがディフェンディングチャンピオンとして力強く前進して、新進気鋭の勢いで初タイトルを狙うFC東京を迎え撃つ構図になりました。非常にサポーターの熱も熱いし、非常に期待度の高いこの1戦、僕も期待してます、と言う事でプレビュ。

今回は色々な側面があるので分けて書いていきます(最近こういう風にやらないと収集つかなくなるし)

・予想スタメン
レッズ予想スタメン:GK山岸、DFネネ、トゥーリオ、アルパイ、MF鈴木啓太、長谷部、山田、アレックス、永井、FWエメルソン、田中達也
FC東京スタメン:GK土肥、DF加地、ジャーン、茂庭、金沢、MF今野、三浦文丈、馬場(鈴木?戸田?)石川、ケリー、FWルーカス

まあ多分そんなに余り変わる事はないと思います。変わるとしたらレッズのGKと永井と山田の位置、そしてFCの左サイドの調子かなぁと。まあ普通に考えると主導権を握るのは今の調子を考えても、勢いを感じてもレッズが主導権というかFC東京がどっちにしても対応する事が形になる事になりそうかなぁと。鈴木啓太も言ってましたが、今のレッズは相手が対応する形になっていくと言う事は事実だと思います。最初からナイフを突きつけられている状態のような高速2トップの得点力(これは攻撃力とは別に)驚異であり、無視する事が出来ないからだと思います。もちろんレッズもリーグではやられているわけでFCの守備陣に対する崩し方に何かしら工夫やバリエーションを持ってくる事も予想できます。じゃあ攻守に切り分けで(普通そんな事はないのですが)とりあえず試合展開について。

・レッズ攻撃、FC東京守備時の展開
やはりレッズの攻撃陣の一番の武器はそれぞれの高い能力を活かした局面打開能力です。それが高い位置での守備の意識もあり、それがスムーズに攻撃に繋がる事もあり、速さを全面に出せる事が今の勢いというか好調の原因だともう分析されまくっていますが、やはりそれが強みであり、レッズからしたらその形さえ出せれば、後は必ず優秀なフィニッシャーが決めてくれるという信念があるでしょう。そんな凄い能力で相手を飲み込んできたレッズをリーグでは危ないシーンもありましたが0で抑えたFC東京はやはりこないだの素晴らしい守備意識が必要になるでしょうし、それさえ出来れば同じような展開に持ち込む事は可能かなぁと思います。一番怖いのはエメルソン・田中達也にゴールに近い位置で前を向かって勝負される事であり、それを一番にケアしなければならない事を考えたら、やはりジャーン・茂庭は二人を重点的に見なければなりません。そう考えると他の選手達がこないだの試合のようにまずは相手の縦を切りパスコースを限定させて外に出させ、ねばり強く1vs1を対応しながら豊富な運動量でそれに加勢する今野・三浦文丈の助けを得ながらボールの供給ラインを寸断していく事が必要になる事です。もちろんこないだ0で我慢し続けた一番の要因は集中を切らさずにチーム全体が高い守備意識を持った事にあります。一回0で抑えたからと言って次に0で抑える事は簡単ではないわけでそう考えるとやはり同じように穴を開けずにきっちりと個々が高い意識を持って守備をして行く事が必要になるわけです。で崩すためにはと言うポイントはやはり相手のカバーに間に合う距離を広げる必要があるのかなぁと。永井がトップ下というか3トップ気味にはいると前がふたをされて詰まる可能性もあるし、逆にボランチ一枚をつけさせてどこかで数的優位また同数を作る事が可能になるだけにこの永井、そして変化を出来るだけつけたいわけで長谷部の攻撃参加によるアクセントと鈴木啓太の気の利いたフォローがポイントになるのかなぁと。とにかく鍵は引っ張り出してスペースを作り相手を後手に回らせると言う事でしょうね。その主導権という部分がおもしろそうであり、この試合の鍵となる事は間違いなでしょう。

・FC東京攻撃、レッズ守備
さて逆の場合ですが、基本的に高い位置でプレッシングで相手の攻撃を遅らせて、奪うという様な形を狙うレッズは常に裏への恐怖を抱えていると言う事になっていたのですが、最近はペースコントロールが出来ていて、またきっちりと3バック・MFラインで作る守備ブロックを作って守る形もきっちりと出来るようになりリスクを抑えてもきっちりと守りきる事が出来るようになってきている事は非常に今のレッズが難攻不落な形になってきている証明かなぁと。そんな守備陣を崩すには、という部分ですが、やはりFC東京も高い攻撃構築能力を持ち合わせている魅力的なクラブであり(決定力は別)それはジュビロやヴェルディにも劣らない素晴らしいものを持っていると思うので、数は少ないでしょうが、何か作れるのかなぁと。ただ右に山田を置いた事で攻守のバランスも取れているし、層簡単ではないし、レッズの攻撃陣にラインを押し下げられる事は必至な訳でそこがスタートラインと言う事を頭に入れながらと言う事になってきます。やはりそれでも効果的だと思うのはカウンターです。ポイントは出来るだけアウトサイドアタッカー(ナオ・馬場(戸田?鈴木?))を高い位置で維持させる事が出来るかに掛かってきます。Fマリ戦では馬場が田中隼磨に引っ張られて攻撃の手法がケリー・ルーカスだけになってしまい、そこでつぶされた事で攻撃の糸口を見失ってしまった事がありました。こうなってしまうと相当厳しい。余裕を持った状態でレッズの守備陣の網に掛かってしまうといくらケリーとルーカスのリズミカルなコンビを持ってしてもそうそう崩せないと思うからです。まあそれが出来たと仮定してやはりレッズの弱点はCDFを引っ張り出せば大きなスペースが出来てくるという事です。ネネ・アルパイと個人能力には長けていますがスピードに関しては少々不安を抱えていますし、トゥーリオを引っ張り出せれば全体が前掛かりな事もあってカバーに入れる可能性は薄いだけに大きなチャンスとなるだけに、それを具現化したいところです。そうなるとケリー・ルーカスではなく、ナオと馬場に期待したいところです。なるたけサイドライン際に張って3バックとの距離を開かせる形を作り上げて、そこで局面打開を計る。そこで抜ければ数的同数・優位の形を作り出す事が可能だと思います。もし遅効になったとしてもそこからは彼らも得意のサイドバックのオーバーラップやケリーのキープを起点に飛び込む形などが出せる。決定力ははっきり言って疑問であり、ホントなら数多くのチャンスを作りたいところですが、いいリズムの時にいい形で取ると言う事が出来たら一気に国立が燃え上がりそうですし、期待したいところです。

・でメンタリティの部分。
ビッグゲームと言う事で慣れという部分も見逃せません。レッズはここ2年ナビスコ決勝というものを体験しているし、今も大きな期待と優勝なプレッシャーを背負いながら成績を残している事もあって結構そういう部分ではあんまり心配がないのかなぁと。心配なのはFC東京の方。タイトルのかかる試合というのは僕の記憶ではないのですが(J2昇格はレッズも体験してるし)若い選手も多いという事で過緊張でからだが動かない、その間に大きな波にのまれて・・・・、なんて事はないようにしてもらいたい。代表などで多大なプレッシャーとなる試合を経験している選手は多いですが、今回会場は満員で熱狂的なサポーターを抱えるクラブの応援という事で、ものすごいプレッシャーとなる事を考えたら、これが負荷となる可能性も否定できない。まあこれはレッズにも言える事ですが。多分レッズの方が多いという話ですが、ビハインドを背負ったときに逆にプレッシャーになる事もあり得るという事。そしてビッグゲーム特有の堅い展開になったときにスタジアム全体がじれるような状態になったときにチームが変な状態になる事も考えられるだけに難しいところ。こういう試合では戦術・技術だけではない精神的な部分も大きな要因となりうることが多いだけにこういう部分では監督の腕が問われる事になりそうです。

と言う事で4つに分けてやってみましたが、非常におもしろそうです。個人的にはFC東京に取らせてあげたいと言う気持ちが強いです。何でと言われたら苦しい思いをしてたナオにいい思いをさせてあげたいのと、このままレッズが勝ったらおもしろくないからです。もう世の中がレッズ勝てというような雰囲気を何となく感じたりするわけで・・・・。まあでもいい試合になってくれる事が一番の願いです。これだけ注目度の高い試合ですし、これだけエキサイティングなんだというプレゼンテーションになるといいです(ギドの受け売りですが 笑)とにかく両チームが様子見に陥ることなく、アグレッシブに戦ってくれる事を期待して、明日をまちたいと思います。と言う事でここまでです。

(何でこんな時間に上げるかと言ったら明日は忙しい予定で、UCLのプレビューも出来たらやりたいのでこっちは先に)

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