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October 16, 2004

日本代表のこれからを考える。

えーと、今日は日本代表の事を一応総括という事で。まあ別にないんですが、選手達の成長を促したこのジーコ現実路線はどうなのか?本当にこのままで良いのか?良くないならこれからどうしなければならないのか?ってことを考えてみたいと思います。多分僕の頭の中でもぼんやりとしか見えてきていないし、グダグダになる可能性大なので大きな心で読んで頂けたら幸いです(早くも敗北宣言ですが)(てゆうかいつもグダグダという噂もありますが)

まず一番最初に書いたジーコ現実路線はどうなのかと言う事を考えてみたいと思います。ジーコは最初に始めた黄金の中盤を基盤にしたポゼッションを重視して、相手にボールを余り与えないと言う事を理想に始めたのですが、うまくいかず成績が伸びず、その後選手達が慣れている3バックでペナルティエリアをがっちりと固めるDFにシフトしました。これが功を奏し、内容的にはモダンフットボールの対局であるため、内容的に向上する事はないものの結果としては選手個々の判断ときっちりとしたリスクマネジメントにより安定した成績を残し始め、そして目標の第一歩として一次予選突破を決めた訳ですが、ここまで苦戦した理由としてはやはりチーム全体が組織的に整備されていない事が原因という事で上げられています。全体の距離が間延びしてどうしても速攻の形がなかなか作れず、前線が孤立してしまうと言う攻撃の問題、そしてDFにおいてもアプローチに行くものの全体の意思疎通が取れていない事から、抜け道があったりバランスが崩されてしまったりしてボールを高い位置で奪う事には至らない。そしてそのためなのか、それとも元々のチームコンセプトとしての事かはわかりませんが、非常にDFラインの設定が低く、間延びの原因となっている事。それを掛け合わせて大体の試合で試合展開に置いて苦しい時間帯が多く、そして向こうに流れた主導権を奪う事が出来ない。このチームは結果としては付いてきているものの、沢山の問題は抱えた状態を打破するものは見せる事が出来ませんでした。

今上げたのは悪い理由なんですが、イイ部分もありました。それは選手個々の意識が非常に高まり、それがグループできっちりと意思疎通が図れるようになり、ゲーム中に自分達の考えをプレーにフィードバックすることで試合の流れに沿ってその時にそれが必要なプレー自主的に動ける様になっていると言う事です。これは結構軽視されて個人に頼ってるという事と言われていたりもしますが、ただこれはサッカーに置いて非常に必要な事で逆に組織的にやれていたとしてもピッチの中で自分達で自己修正できる力を段々と身につけているという事で、それは非常にこれからの事を考えても非常に大きいのかなぁと。今までは戦術には対応出来るけどそこから柔軟に出来ずに度々戦術の奴隷となりがちな部分を脱却出来るきっかけとなり得る能力なのかも知れません。これは代表だけでなくクラブでの意識もあるでしょうし、一概には言えませんが任されたジーコに対しての責任感という物がこういう成長を促したのも否定出来ない部分であり、プレーしている選手達がアジアカップなどで苦しい試合をこういう状況の中で重ねてきた種類の違う経験がこの自主的な考える力を作ったのだと思っています。これは日本のサッカーの中で結構足りない部分であり、上に書いた部分が「功罪」の罪だとしたら、こちらは功の部分だと思います。

正直もうちょっとこのままでもイイかなぁと言う感じはします。と言うのももちろん上に書いた問題で負ける可能性は充分にあると言う事はわかっているのですが(それは書き尽くされた感もありますが、オマーンよりも質の高い選手達はこういう風にやらせてしまったらそのまま決めてしまう危険性が高まるという事です、それがWCなどに出て世界レベルに出たらもっとその危険性は高まり成績が出なくなるのではないかということですね)こういう風にもっと選手達の意識が高まり、自己修正の能力でどこまでできるのかという部分が見てみたい気もします。もちろんモダンフットボールを否定する気もありませんし、やって出来るならやって欲しいのですが、選手達がどこまでそういう部分で成長する事が出来るのかと言うのが見てみたくなったというのが大きいです。もちろん選手が怪我したら元通りだし、その選手達のコンディションが整わなければその能力も機能しないという事でもう考えてみたらロシアンルーレット状態なのですが、それでも今回出てきた自発的な意思表示の芽を育ててほしいのも事実です。オリンピックやアジアユースなどの若年層代表チームに置いて一番足りない部分がこれなので、非常にこの自発的に考えて出していくという事の重要性を思い知らされていたと言う事が強いのですが、これを育てると言う事も重要だしその手法を学ぶという点では、そのリスクを取ってもイイかなぁと。もちろん世界では勝てないと思いますが、この問題も軽視出来ないし、組織で守ってもやられる時はやられるし、それを逃げ場として使ってもこれ以上上に行ける気がしないというのも感じているからです。うまいだけでは勝てない時代になっているからこそと言うのもあるのですが。

こんな事を書いたのはジーコで行くしかないからと、諦めにも近いですが、腹をくくれたからだと思います。本当なら今からでも監督変えて(選手達は育ってるし)ここから足りない部分を補う事をして、この黄金世代のキャリアのピークでどこまで出来るのか?どこまで上に昇れるのか?という方が見てみたいのですが、現実的に考えて監督が替わる事はもう不可能ですし(成績が出ている以上)、予選中になかなか成績が伸びないから更迭と言う事をしても、活動期間がたださえ短いのに組織を整備するという事は不可能に近い、予選敗退が差し迫ってくる、そういうことを考えるともう腹をくくるしかないと(笑)だったら希望的観測でもあり、成長しているところが目に見える部分に希望を感じたいし、そこをこのジーコジャパンを楽しむ事にしたいなぁと。あまのじゃくですね(苦笑)

ただそうはいってもやはり悪い部分は修正しなければなりません。先に書きますが、今のジーコの手法で誰が出ても同じように戦う事は不可能に近いでしょう。チーム全体に浸透させるようなやり方でチームを作っている訳ではないからです。だからこそ、バックアップの不安もポリバレントなチームを作る事も今のままでは無理でしょう。でも放っておく訳にもいかないので、やっぱりそれは選手に任せるか、新しいコーチを呼ぶしかないのかなぁと。選手間でどうにかする事が出来る問題なのかというのは非常に難しいのかなぁという気もしますが、ラインを高く設定して前線との距離を詰めて相手をプレスに掛けやすい状態を作るとか、アプローチの後にこちら側に来たらカットを狙うなどと言うグループでのコミュニケートでどうにかしたいところです。と言うよりそれしかできないのですが(笑)今までは徹底したリスク回避と穴が空いたらカバーと言うやり方で徹底してきたのですが、その芽を摘むと言う事が必要となった時に選手達がどうするかという部分も見せ場ですし・・・・・。

でもこれはもう過ぎてしまった事なのですが、トルシエが作った組織の上にこの選手達の自発的な要素が積み重なってたらなぁと思ったりしました。まあこれからどうなるかをもう腹くくって見守る事ですね。今まで順調すぎた事に慣れきってしまった感じもしますし。これもまたサッカーという感じでもうドキドキも織り込んで楽しめたらいいなぁと(遠い目)と言う事で代表に関してはこれで終わりにします。明日から沢山Jを楽しみたいなぁと。と言う事で今日はここまでです。あぁ、今日も「読書記録。」の方できないなぁ・・・。

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