一筋縄ではいかない真剣勝負@WC 欧州予選
昨日の一番のハイライトはもう因縁となりつつあるオランダーチェコ1stラウンド@アムステルダムアレナでしょう。不覚にも寝過ごして後半しか見れなかったけど、やっぱり看板に偽り無しの熱いゲームになりました。他の試合と合わせて。
http://jp.uefa.com/competitions/WorldCup/FixturesResults/Round=1915/Match=75143/index.html
Group1 オランダ 2-0 チェコ
Hol:ファン・ホーイドンク×2
オランダスタメン:GKファン・デル・サールDFデ・ヨンク、ヘイティンガ、オーイヤーMFスナイデル、ファン・ボメル、ダーヴィッツ、ファン・デル・ファールトFWカステレン、カイト、ファン・ホーイドンク
チェコスタメン:GKツェフDFボルフ、ジラネック、ウイファルシ、ヒュブシュマンMFティツェ、ロシツキー、ハインツェ、ヤンクロフスキーFWバロシュ、コラー
正直チェコの方は良く分からなかった。出場しないネドベドとポボルスキーでケガのスミチェルもいない、ガラセクもいないし、EURO96から始まったチェコ黄金時代はEURO2004が終焉だったのかも。この日のオランダはプレー自体が凄い速くて凄いシンプルにアタッカーにボールが入っていくし、それをまた良い形でフィニッシュに近い形に繋げていく。そういう意味では中盤で主導権を握れないと厳しいチェコは、もっと苦しくなってしまう。ただビハインドを背負っていたチェコは前に出るしかなく、ロシツキーの獅子奮迅の中盤での働きから、ヤンクロフスキーへのサイド展開や直接のチャンスメイクで何とかチャンスを作る物のアタッカーの動きが重なってしまったりしてゴールを捉える事は出来ず、バロシュが2度ペナで倒される物の(2回目はPK何じゃ・・・・メルクさん)取らず、そのすぐ後のカウンターからカイトのセンタリングからフリーになっていたファン・ホーイドンクが決めて、ゲームを決めた。この日のオランダは伝統の3−4−3の復活と共に集中力も高く、組織的に非常に機能していてほんとに強いなぁと思った。フェイエの若手アタッカー(カイトとカステレン)の台頭も心強い。ロッベンもいるし。チェコはこれからはロシツキーにおんぶにだっこになるのかも。ロシツキーは期待に違わぬ仕事以上のものをしていたけど、彼に負担を掛けすぎ。前線も渋滞気味だったし、今のままでは少し厳しい。ネドベドに復帰を打診するしかないのかも。まあ始まったばかりだけど、絶好調のルーマニア・フィンランドも備えるだけに早くも混戦模様。
Group1 アンドラ 1-5 ルーマニア
アルメニア 0-2 フィンランド
http://jp.uefa.com/competitions/WorldCup/fixturesresults/round=1915/match=75268/Report=RP.html
Group4 フェロー諸島 0-2 フランス
フランススタメン:GKクーペDFエブラ、ギャラス、スキラッチ、ジベMFヴィエラ、ペドレッティ、ジュリ、ピレスFWアンリ、サハ
イスラエル戦の失態を糧にして、3-5-2から4-4-2にスイッチして、スタメンもジュリ・ピレスが入り、ボランチにはプレーメーカー的な役割の出来るペドレッティがマケレレに代わって入った模様。でもサハがケガしてシセが入るという形になって、攻勢を仕掛けたものの相手GKの確変にまた苦しみ、先制点が奪えない苦しい展開。しかし、ピレスのシュートのリフレクションをきっちりとジュリが決めて先制すると、ヴィエラがシュミレーションでの退場を乗り越えてピレス→ジュリ→シセと繋がって追加点。ようやくドイツに向けて本当のスタートを切れました。まだ形としては模索している感じだけど、間違いなくイスラエル戦よりは流れる。後は選手のマッチングとコンビネーションかな?
Group4 スイス 1-1 アイルランド(なんてこったぁ・・・・。勝ってくれよ、頼むから。あなた達の緑が見れなかったら寂しすぎる)
イスラエル 2-1 キプロス
http://jp.uefa.com/competitions/WorldCup/fixturesresults/round=1915/match=75329/Report=RP.html
Group6 ポーランド 1-2 イングランド(ポーランド・ズラフスキー、イングランド・デフォー・OG)
イングランドスタメン:GKロビンソン(爆笑)DFG.ネヴィル、テリー、キング、A・コールMFランパード、ジェラード、ベッカム、ブリッジFWオーウェン、デフォー
エリクソンは情よりも実を取った感じ(笑)何を言おうがこないだのジェームズを起用する気はなかったんじゃないの?まあ代わりも大してうまくはないけど・・・・。ただこの勝ちは大きいかも知れない。アウェーでのポーランド相手の勝ちは簡単じゃないし(そういえばトルシエの時に勝ったなぁ)両サイドの連携が良く右のマンUラインは当たり前にしても、左のA・コールとブリッジのコンビも上々で、先制点はベッカムがセット崩れの後のクロスをこれまた先発抜擢のジャーメイン・デフォーが決めた。でもこれでGKのミスで追いつかれたら面白かったのに、ちっ。
Group6 ウェールズ 2-2 北アイルランド
オーストリア 2-0 アゼルバイジャン
退場者が3人もでた身内争いだった模様。ギッグスは代表引退したの?ウェールズが頑張らないとますますイングランドが楽になって面白くねぇ
http://jp.uefa.com/competitions/WorldCup/FixturesResults/Round=1915/Match=75295/index.html
Group7 モルドバ 0-1 イタリア
ITA:デルピエーロ
イタリアスタメン:GKブッフォンDFボネーラ、ネスタ、マテラッツィ(だから何で使うの?)、ザンブロッタMFアンブロジーニ、ガットゥーゾ、ピルロ、ディアナFWデルピエーロ、ジラルディーノ
イタリアスタメンいじりました。4-2-3-1みたいな感じにも見えるようなスタイル。そしてリッピの申し子じゃないけど苦楽を共にしたアレックスが決勝弾!気持ちいー!!!でもモルドバに1-0って・・・・・。モルドバのアタッカーに苦しんでいたみたいだけど、ブッフォンがまたもや神になり、ウノゼロでらしい勝ち方かな?どれだけ贔屓すれば気が済むんだと言うぐらい贔屓してみました(笑)これで首位!ただまだチームの構築には時間が掛かりそう・・・・。
Group5 ノルウェー 1-1 ベラルーシ
スコットランド 0-0 スロベニア
http://jp.uefa.com/competitions/WorldCup/FixturesResults/Round=1915/Match=75357/index.html
Group7 ボスニア・ヘルツェゴビナ 1-1 スペイン
BOS:ボリッチ ESP:ビセンテ
スペインスタメン:GKカシージャスDFM.サルガド、I.エルゲラ、プジョル、ロメロMFバラハ、アルベルダ、ビセンテ、ヴィクトルFWラウル、レジェス
これから試合見てからまた書きますwでもボスニアも結構イイ選手多いなぁ・・・・。uefa.comの表記がわからなすぎる・・・・。ペーニャって誰やねん。ドロースタートはまあ想定範囲内かな?
Group7 リトアニア 4-0 サンマリノ
http://jp.uefa.com/competitions/WorldCup/fixturesresults/round=1915/match=75228/Report=RP.html
Group3 ポルトガル 4-0 エストニア
POL:C.ロナウド、ポスティガ×2、パウレタ)
ポルトガルスタメン:GKリカルドDFパウロ・フェレイラ、ジョルジュ・アンドラーデ、リカルド・カルバーリョ、ルイ・ジョルジュMFマニシェ、コスティーニャ、シモン、デコ、C・ロナウドFWパウレタ
エストニアは76分までは10人で引いて守って頑張ったみたいですけど、C.ロナウドのヘッドから一気に瓦解して、雪崩のように4失点・・・・・。こういう展開の我慢比べに弱い印象のあったポルトガルだけど、「プラチナ世代」と言われる新チームは、その課題を一歩越えたかも知れない。フェリペの采配も大当たり。波に乗りそうな予感w
Group3ルクセンブルク 3-4 ラトビア
スロバキア 7-0 リヒテンシュタイン
Group8 スウェーデン 0-1 クロアチア(痛い敗戦、安定した戦いが出来ると思うんだけど、堅い展開での飛び道具はきついなぁ・・・・、頑張れ!スウェーデン!)
ハンガリー 3-2 アイスランド
やっぱり予選らしく一筋縄で行かない感じですけど、やっぱりその中でびりびり感じます、真剣勝負の度合いの強さが。何か昨日の日本の試合との温度差に凄い違和感を感じたりしました。しかし、また今度は10月までお預け、ていうか日本代表の運命の試合と同じ開催なんですよね(笑)まあまたそれまでってことで今日はここまでです。
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