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September 16, 2004

見せつけられたハイパフォーマンス@UCL GroupLeague Day-1

いやぁ、やっぱりサプライズはこの日に来ましたね。ただサプライズと言うにははばかるような素晴らしいパフォーマンスを見せたのだからそうも言えないぐらい素晴らしい高質なサッカーを堪能させてもらいました。ではレビュ。

http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=1968/Match=1077147/index.html
Group B バイヤー・レバークーゼン 3-0 レアル・マドリード@バイ・アレーナ
Leverkusen:39'クルジノベク 50'フランサ 55'ベルバトフ

確かに色々な要素はありました。レアルの選手達は明らかにコンディションが悪く、ジャッジにそして自分たちの上がらないパフォーマンスにイライラして冷静さを失い、チームとしての連動力を失ったことはありました。しかし逆を言えば、個人能力では劣ると自覚しての素晴らしい忠実なアプローチと明確な攻撃イメージ、それを可能にする献身的で豊富な運動量を持ち合わせたレバークーゼンが勝つのは、チームの差としては必然の勝利だったのかなぁと。少し振り返りの意味も込めて。

序盤から積極的にプッシュアップしてコンパクトにしながら選手の距離感を詰めながら密接なコンビネーションを見せるレバークーゼンは、攻勢に出た物の決めきれないじりじりする展開。逆にレアルに決定的なチャンスが訪れてしまうが、辛くも逃れると、前半の終了間際にセットプレーの崩れからクルジノベクの強烈ミドルが決まって欲しかった先制点を取ると、後半はレアルがモリエンテスを投入して攻勢に出ようとすると逆に大きく空いたスペースをフランサとベルバトフの巧みなポストとポンテの精力的なサポートで相手にリズムを握らせず、その中でフランサが美しいミドルを決めて2-0。そしてその5分後、フランサのサイドからのセンタリングをサムエルがクリアしきれずこぼれをベルバトフが詰めて3-0。これでゲームが決まりました。レアルはスターのロナウドとフィーゴを下げて、ソラーリとセラデスを入れて中盤を活性化させようとするが、チームのキレのなさと守備意識の低さから度々カウンターの脅威にさらされて攻勢に出る事は出来ず、攻撃もサボる事のないアプローチに屈した格好になり、屈辱の零封負けととなってしまいました。

あまりにチームとしての戦術浸透度とそれを実現するチーム力に差がありました。先ほど書いた守備に置いてはフランサまで戻ってやる中盤の忠実なプレッシングは相手の高い個人技を出させないための布石として機能しました。ラメロウやプラセンテ、ジュアンがしっかりと相手の良さを出させず、ハードにアプローチに行っていた事は素晴らしかったです。ボールを取ったら縦へのくさびをスイッチに近めの距離を取っている2トップの巧みなダイレクトのポストで入れ替わるような動きで相手のDFラインを穴だらけにしました。ただそれを可能にしたフランサやポンテ、ラメロウ、もちろんサイドアタッカーにしても幅広い動きやその距離感がそれを可能にしていたのだと思います。フランサの質の高い働きも見逃せません。この試合においてはチームにしっかりと根付いていた事がはまったと言う事が最大の強みだったかも知れません。逆にレアルは上に書いたような要因があり、チームがチームでなくなってしまいました。ヌマンシア戦もそうでしたが、個人能力があるのはわかるのですが、それがチームとして線とならない事で統制の取れたチームに対してチームの未整備な部分が浮き彫りになってしまいました。もちろんボランチの問題もあるとは思いますが、チームとしての守備意識が希薄で前線での守備がなく、イイボールをどんどん供給されてしまっていたので、守備陣だけの問題ではないと感じです。まあ粘り強いレバークーゼンの守備にフラストレーションを溜めてチームが空中分解・・・と言う事なんでしょうけどね。と言う事でこの日はサッカーの質での敗北という事でしょう。個人だけではないチームとしての質の高さはレアルがもう一度立ち返らなければならないのではないでしょうか。とにかくレバークーゼンの素晴らしい高質サッカーに惚れましたwリッピ!ポンテをアズーリに呼べばアズーリのサッカーをもっとアグレッシブに変えれる!早めに呼んどけ!

http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=1968/Match=1077149/Report=RP.html
Group C アヤックス 0-1 ユヴェントス@アムステルダム・アレナ
Juventus:42' ネドベド

堅い展開というかこの試合の重要さを表すように少し慎重な展開になりましたね。ただそれを打開したネドベドのゴールは大きかった!アレックス→カモラネージ→ネドベドときれいだったし、シュートも素敵だった!正直ソンクに何度もヒヤヒヤさせられたし、ネドベドはケガしちゃうし、結構大きな代償を払うような試合だったけど、非常に大きい!逆にアヤックスはちょっと厳しくなったけど、ソンクの存在感も含めてやっぱり強さを感じましたが、決め手というかズラタンが足りなかったのかも・・・。強烈な決め手の不在は少し気になります。次がオリンピックシュタディオンのバイエルン戦なだけにどうなるか楽しみwアウェイでの勝利、ユーヴェらしくお見事でしたw

http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=1968/Match=1077152/index.html
Group D オリンピック・リヨン 2-2 マンチェスター・ユナイテッド@スタッド・ドゥ・ジェルラン
Lyon:35'クリス 45'フロー Machester.U:56'&61' ファン・ニステルローイ

リヨン惜しい!ジュニーニョ復帰で凄い良い感じで何とかユナイテッドの攻撃を凌いで、ハワードの痛いミスからクリスが先制!その後畳みかけるように新加入のビルトールのパスからフローがうまく決めて2-0になった時点で終わったと思ったのに・・・・・。エースだね、ニステル。あんた凄いよ。アシストも良かったんだけど、This is 決定力!って感じです。毎シーズンUCLで沢山の点を取る選手って感じ。ユナイテッドはまだまだ上がってきていない感じはあるけど、今までアラン・スミスにおんぶにだっこからこのエースの復帰で上がってきそうですねw大きなドロー。

http://jp.uefa.com/competitions/UCL/fixturesresults/round=1968/match=1077145/Report=RP.html
Group A リバプール 2-0 ASモナコ@アン・フィールド
Liverpool:22'ジブリル・シセ 84'バロシュ

モナコがイマイチなのか、リバプールが良いのか何とも言えないけど、リバプールが強かったと言う事なんでしょうね。ベニテスは自分のスタイルでもある4-2-3-1でシセの1トップを選択したけど、ルイス・ガルシアとキューウェルの良さが出たし、中盤が非常に安定していたのはジェラードとシャビ・アロンソの良さが出てて、決めるべき人が決めた。最高の試合が出来たのかも知れませんね。この日はルイス・ガルシア素晴らしかったw良く顔出すし、効果的な動きと絡みで攻撃に勢いを付ける様な素晴らしい動きでした。モナコは・・・・・、ちょっと厳しいね。リバプールに良いところを消されて、相手のアグレッシブな攻撃に対応しきれなかった。よく我慢したけど、攻撃がね。ロテンとジュリの不在はちょっと大きいかも。モナコ頑張れ!

後はリンク無しで。
Group C マッカビー・テルアビブ 0-1 バイエルン・ミュンヘン@ラマット・ガン
BayernMunchen:64'p マカーイ

ドローにしておけばいいものを・・・・・。勝っちゃったのか・・・・。このマッカビー戦で勝ち点をどれだけ取るかもポイントになりそうなグループなだけに苦しい試合をものにしたのは大きいですね。ちっ、PKかよ。次のアヤックスとの直接対決1stRoundが楽しみ。アヤックス応援するけどね。

Group D フェネルバフチェ 1-0 スパルタ・プラハ@シュクル・サラチオール
FenerBahce:16' ファンホーイドンク

取るなぁ・・・・、ドンク。帰ってあげてよ?フェイエに。シンジが寂しそうだよ。絶好調だけどさ。あんた帰って来たら優勝(ちょっと厳しいか)も夢じゃないよ。エースの仕事ですな。やっぱりプラハはポボルスキーいないとさ、ほとんどわかんないし、覚えてないよ(苦笑)

Group A デポルディボ・ラ・コルーニャ 0-0 オリンピアコス@エスタディオ・リアソル

スコアレス。ちょっと痛いかな?ホームだし。でもあれだけボランチに怪我人が出て、良く無失点で終わったけど、シュート数負けてるじゃない。リバウドさんは背番号5なのね(笑)考えてみたらジオバンニと再開してたのねwプチバルサ?しかしデポルは大丈夫????

と言う事でやっぱり凄いわ。今年も初っぱなから熱いwでもほんとに勝つとはねぇ。やっぱり去年から思う事は個の質も確かに大切だけど、それを越えるチーム力というものも軽視しては行けないという事をいつも言われているような気がしました。と言う事でここまでです。

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Comments

レアルがレバクーゼンに負けた
それも3失点
カマチョは
教訓として生かすことが出来るのか
戦力があること
それに疑いは無い
しかし使いこなすのは難しい
スターははずせないし
動かすのも容易ではない
守備は難しい
特にこのチームは
高齢かも気になる
チームとしての
復元力に欠ける
ひいては
チームとしての
生命力にかけるチーム
の印象を受ける
レアルの問題とは
ドリームチーム
は抱える問題
夢と現実
の問題に他ならない
カマチョの手腕
解決策に期待したい

Posted by: 和製フリット | September 16, 2004 at 10:16 PM

レアルはこの試合はきつかったですねぇ。はっきり言ってチームとしては全くと言っていい程機能していなかったですし。チームにおける守備のメソッドというものがなかっただけに、後ろも個人能力主義と言う事になってしまってる感じはします。

サムエル復帰で軸はあるけど、相手からしてみたらサムエルを外して攻めようとかつり出そうという意図がよく見えたし、そう考えると、チームでカバーやフォローというもの凄い初歩的な物の再確認とチームにおける守り方を考える事からするべきでしょうね。

現状では動きも少ないのでシンプルに個人能力で攻めるしかないでしょうね。それがチームの中に染みついている。ジダンのキープ、ロナウドの突破力&決定力、フィーゴの突破、ベッカムのフィード、ロベカルのオーバーラップと弾丸、シンクロしたときに取れるのでしょう。ロナウドが入ってくるまでは美しすぎるダイレクトパスをラウルを軸に繋いでいってラウルやグティと言った選手がどんどん飛び出していった事を考えると凄い変わりようですが、当分は個人技で凌ぐしかないでしょうね。ただジェフ戦ではその面影が見えただけに、パスが回り始めてラウルが復調してラウルが取れる形が出てくると良くなりそうな気はします。それまでは外す事も視野に入れた方が良いかも。シンプルにやるなら個人能力に優れたモリエンテスやオーウェンの方が結果は出ると思います。

まあこれからですね、コンディションも悪いですし。とりあえずカマーチョにはここでリーダーシップを取って欲しいところです。(ただ僕はレアル好きではないので、バレンシア連覇のためにはここで沈んでもらった方が・・・・以下自粛 笑)ジダンのケガは鶴です。と言う事でまたよろしくお願いしますねw

Posted by: いた | September 17, 2004 at 01:28 PM

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