« 月曜日は盛りだくさんで今日のニュース雑感。 | Main | 苦しい台所事情でも負けれない!+J1 2ndStage 第6節 プレビュー »

September 22, 2004

レッズを止める!を考える。

http://mobile.skyperfectv.co.jp/imode/sport/soccer/column/g_20040921.html

後藤さんがこんなコラムを上げてくれました。僕も今日はこの話題にしてみたいと思います。新潟戦も内容とは裏腹に4得点という大きな結果を得た浦和レッズは優勝出来るのか、そんなテーマで話が進められているのですが、現時点ではやはり限りなくYESと言う事になると思います。それは現時点で浦和レッズを止めれるチームが出ていない事と、現時点での好調が攻撃だけではない裏付けのあるものだからです。まあ攻撃も5試合で21点という爆発力もまったく持ってシャレになってないのですが。逆に今の好調なこのチームを止める方法を少し考えていきたいと思います。

新潟戦を見る限り、結果には出なかったものの非常に研究して浦和レッズを叩く可能性を見せた試合をしていました。前半15分までは新潟ペースで進んでいったし、先制点が入っていれば面白い展開になったかなぁとも思いましたが、失点してからは新潟がリズムを崩して焦ってしまい、自滅という形になってしまいました。しかし、この試合にはふんだんにレッズの弱点を洗い出すには充分なコンテンツが詰まっていたと思います。それでは1つずつやっていきましょう。

・積極性の裏を突く。
今のレッズの最高の武器は間違いなく前線から積極的にプレッシングを掛け、それがチーム全体に浸透してチーム全体が前から前から取りに行こうという姿勢が溢れていて、それが好調の要因となっているのではないでしょうか。顕著なのはボールを失っても、DFラインがハーフライン付近でラインを保っている事を考えるとコンパクトなフィールドを保って、その中で数的優位を作って奪い、またショーとカウンターの形で自慢のアタッカー陣を活かすというものを狙いとして持っているからだと思います。しかしこのやり方はこの試合では少しほころびを見せていました。もちろん機能するときは1stディフェンスが掛かって相手に速い攻撃を許さないという事が出来るのですが、その意識が高すぎるのか、バランス良くと言うより勢いに任せた前へのアプローチという感じも否めません。一番わかりやすかったのは、ボールを奪った物のボールが落ち着かずイーブンボールのような形になってしまうが、ここで鈴木啓太・長谷部がかぶっていってしまい、前に突っつかれるとそこでファビーニョが前で奪おうとするネネと遅れ気味に詰めたトゥーリオギャップを取り、サイドへのスルーパスをエジミウソンが突破して得点チャンスを作ったシーンが顕著でした。足並みが揃わないプレッシングがあるという事を意識的に使っていき、その中で裏を取るという事は可能なのかなぁと。ダイレクトで速く繋いでプレスをいなすだけでなく、その中で前に持っていって穴を広げていく事が出来れば、非常に面白そうだなぁと。ただ、逆の部分を言えばそういう繋ぎにミスが出るとエメルソン・田中達也という強烈に仕掛けられるアタッカーに大きなチャンスを与えてしまうと言うリスクを背負うという事を理解しなければなりませんが。冷静に相手をいなしていく事ははレッズ攻略に大きな足がかりになると思います。

・息の揃わないDFラインの間を突く。
今までの試合で結構無駄な失点が続いているというのは、どこかで集中が切れてしまうと言うのもありますが、まだまだアルパイ・トゥーリオ・ネネの外人DFラインの息が合っていないと言う部分が大きいのではないでしょうか。ネネに加入から時間が経っていないと言うのもありますが、アルパイとトゥーリオにしても前に出て、相手アタッカーを抑えたい欲求の強いDFと言う事があるのかなぁと。もちろん3人とも(坪井が帰ってくれば4人とも)個人で見れば非常に強い選手であり、1vs1の対応に自信を持っている選手達に違いはないです。だからこそ、逆にその自信を逆に利用して相手を釣ってそのスペースをうまく使えると良いのかなぁと。まあどの試合でもセオリーという物なのですが、それがレッズDFに関しては非常に効果的なのではないでしょうか。特にトゥーリオに関してはタイミング的にどうなのかなぁと言うところでも出ていったりする部分も相変わらず見られる(過信とも言えるけど)訳で、そういう穴を付ければゴールを取れる可能性は広がると思います。もちろん逆に最終的に個人の打開に頼る形になってしまうと強いので難しくなってしまいそうなので、崩すという意識が必要になると思いますが。

・ジャッジの後を狙う。
これはこの試合のジャッジに対するものだけかも知れませんが、結構喰って掛かる選手が多いし、そう考えるとその隙をつけると面白そうです。クイックスタートですね。これは上に書いたコンビの部分にもありますが、エマージェンシーになればなるほど、組織的な対応力を求められる訳で、その意識を強く持つという事も良いのかなぁと。これはちょっとわからない部分も多いですが。

・中盤で安易な取られ方をしない。
これはもう最大のポイントですね。走らせてしまったらおしまいですし、その意識が非常に高くうまく抜け出す事がうまいチームなので、絶対に低い位置で安易にボールを失わない。悪い形というものが危険になるのは明らかなので、特に速いプレスでミスを誘発するようにプレスを掛けてくるので、急ぐ必要がないときは落ち着いて回す。ミスは出てしまうものですが、そのミスをどこでするか、危険な位置でこその冷静さを保つ事が必要になりますね。

・前を向かせない。
当たり前の事ですが、このチームの攻撃における最大の強みは個による打開能力が高く、そこから相手の穴を広げる事が得意なチームです。特にエメルソン、田中達也に関しては前を向かせないと言うのが守備における最大のエクスキューズになるのかなぁと。ただ持ちすぎというのが最近なくなってきて、うまくワンツーなどを織り交ぜていたので、ドリブル勝負というものを意識しすぎるのも危険なんですけどね。もちろんエメルソンに関しては1つのタイミングで前を向いて強力シュートというのもありますし、気の抜けない相手です。ポストから山瀬(今期絶望・・・・鶴)や長谷部などに落とすという形も出始めているのですが、それはチームで見ていかないと。スピードを活かすようなプレーをさせないと言うのが失点の可能性を減らす事になっていくと思います。

・先制点を喫さない。
今のところ、2ndは全部先制点を取って試合の主導権を握れているというのが大きいですね。特に前線に最強のカードであるエメルソンを持っている限り、先制点を奪われるとどうしても取り返すために攻撃に人数を裂く、そうなるとスペースも出来るし、裏を取りやすくなる、突き放すという形が多いですね。まあ当たり前の事ですが、特にレッズ戦で与えてしまうときついですね。

と言う事で裏を取れば今のところ全てにおいてうまく回っているとも言えますし、流れが変わればまたどうなるかはわかりませんが・・・・・。ただどれだけ施術をしたところで相手との1vs1での対応で遅れを取ればたちまち苦しくなるのは明らかであり、粘り強く、集中力を保ち、マークをサボらないと言う部分も大切です。つまるところ当たり前の事を当たり前にし、やってはいけないことはやらないという事を忠実にやっていくという事が必要なのではないでしょうか。精神的に遅れを取らない事(相手の脅威にビビらずゲームをする)と言う事も付け加えて。山瀬の不運で残念なケガがどのように影響するかわかりませんし、これが歯車の微妙なズレと言うことになることを後藤さんも言及されていますが、能動的に「相手に勝つ」という前提でやってみました。まあこのままレッズが走りきれるかどうかはわかりませんし、そんな事をさせるつもりもありませんが、最初に言った通り少し真剣に対応策が必要な事は事実なので。まあレッズは6節からFC東京・ガンバ・ジェフ・マリ・鹿島と地力のあるチームとの対戦は非常に楽しみになってきました。と言う事でこれからのJはレッズを取り巻く視点からもまた楽しめそうですねwと言う事でここまでです。

追記:)日付が変わってレッズのオフィシャルを日程を確認するために覗いたら、今日(9/22)が山瀬功治選手の23歳の誕生日だそうです。今年は最悪の誕生日になってしまいましたが、来年は最高の誕生日になる事を祈ってやみません。山瀬の事を思うとやっぱり胸が痛いです。頑張れ、山瀬!祈・復活!

|

« 月曜日は盛りだくさんで今日のニュース雑感。 | Main | 苦しい台所事情でも負けれない!+J1 2ndStage 第6節 プレビュー »

Comments

結局
誰がキープレイヤーなのかと
いうことを考えてみると
山田ではないかと思うのです
押し上げることによって
エメルソンを囮に使える
永井をベンチにおける
贅沢さ
余裕ある戦力
しかしこのフトボルは
バランスが命です
前がかりのバランスを
取るのは
一番難しい
バランサーは
実は山田では無いかと思うのです
それとむかし
リチーが日本人には
相手を3−0でずたずたにして
勝とうと言うメンタリチが
欠けている
1−1 2−2
の試合で満足してしまう
傾向がある
といってた
ブフバルトが植えつけたのは
大差をつけて勝つという
メンタリチかも
日本人は技術を愛でるあまり
得点よりそれまでの技
を重視する傾向がある
それがシュートの精度の
低さにつながってたかも
岡田メソッドの肝は
ハウル取らない紅白戦にあると観ます
格闘ギセイノ重視
ブフバルトは
どんな練習をさせてるのか
させていくのか
興味があります
ドイツでは責任を明確にする
サッカーだと言われています
今のプレイはお前のミスだ
指摘しあいながら集中力を
高めていく
だからサーカスプレイは
好まれないし
生まれにくい
それが俗に言うつまらなさ
センタリングサッカーに
なってるとこもあります
ブフバルトは日本人の長所も
短所も知り尽くしているので
融合していいサッカーを
作ってくるか期待します

相手よりいいサッカーを
すること
これよりいい作戦を
私は知らない

Posted by: 和製フリット | September 22, 2004 at 05:13 PM

そうですね、山田はチームを支えている感じしますね。アレックスが高い位置に張るだけにバランスも取らなければなりませんし。こういう選手が好調を支えているのでしょうね。

ドイツサッカーのお話、参考になりました。責任とその分の解放させる働きかけのバランスをギドさんが仕込んだとしたら面白そうです。メンタリティというのはサッカーに置いて重要な部分が多いですね。ドイツのサッカーは余り好みじゃないのですが、エンゲルスと手を取り合って(もちろんオフトが仕込んだ組織サッカーの基礎の上に)このサッカー作り上げたのは素晴らしいです。

レッズは本当にイイサッカーをしているだけに、なかなかあのパフォーマンスを上回る事は難しいかなぁと思う部分もあるのですが、これよりイイサッカーをしてどこかが止めて欲しいです(本音)

またよろしくお願いしますね。

Posted by: いた | September 22, 2004 at 06:26 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77106/2595314

Listed below are links to weblogs that reference レッズを止める!を考える。:

» [レッズ]参考にさせていただきましょう [にぎりこぶし 8]
このコラムが問題になっていますが、アドバイスをくれたと思ってこれからの課題として修正していけば良いだけのことです。ただこの方やこの方も言及していますが、用いた言葉に語弊があり、中途半端に見たものではな ... [Read More]

Tracked on January 01, 2004 at 12:00 AM

« 月曜日は盛りだくさんで今日のニュース雑感。 | Main | 苦しい台所事情でも負けれない!+J1 2ndStage 第6節 プレビュー »