May 10, 2008

コントラスト@J1 第11節 Fマリノス vs アルディージャ

もしかして、分水嶺になるゲームなのかな。

2008 J.League Division1 第11節

Fマリノス 1-1 アルディージャ @ 日産スタジアム「コントラスト」
F.Marinos:51'大島秀夫 Ardija:16'デニス・マルケス

Super Soccer

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵、中澤佑二、田中裕介、MF松田直樹、山瀬功治、田中隼磨、小宮山尊信、ロペス(→46'兵藤慎剛)FWロニー(→85'清水範久)、大島秀夫(→84'坂田大輔)

アルディージャスタメン:GK江角浩司、DF村山祐介、冨田大介、レアンドロ、波戸康広、MF小林大悟、小林慶行、片岡洋介、金澤慎(→67'土岐田洸平)、FW藤本主税(→81'森田浩史)、デニス・マルケス(→88'佐伯直哉)

快晴、連休、キャンペーン。フロントの営業努力が報われるかのように、大きく解放したホーム自由席はあらかた埋まるなど、沢山の人が詰めかけた日産スタジアム。多くの家族連れの姿が見られるなど、新たなファン獲得のためにも、何とか良いゲームをと願うばかり。もちろん、クラシコの敗戦を吹き飛ばす意味でも、大事なゲーム。

そんな中でのスタメン、Fマリノスは懲りずにスタメンは固定。連戦の中でメンバーを動かすリスクを避けたと言えば聞こえはイイが、本当にこれがベストチョイスなのか、よりよき選択肢がないのか、コンディションの問題はないのか、監督の選択に疑問の念。対する大宮は、怪我なのかなんなのか、ペドロ・ジュニオール、吉原宏太がベンチからも外れ、トップに藤本を使わざるを得ないスクランブル布陣。とはいえ、既存のイメージを打ち破り積極的なサッカーを展開する樋口大宮、ナビスコとは違う本気の大宮には不気味な空気。

-----------------------

試合展開

綺麗なショートパスでの繋ぎからロペスの糸を引くようなスルーパス、そのパスに反応して裏を取った功治が江角と1vs1になるシーンから幕を明けたこのゲーム、しかし、レアンドロの素晴らしいカバーに凌がれて先制点を獲り逃すと、ゲームは時間と共にFマリノスの組織的な欠陥が浮き彫りになる展開に。全く意思統一されておらず、奪い所などの狙いを感じられないアプローチでは、周囲がきっちりと次の選択肢を作り出す大宮の選手達をなかなか捕まえられず。振り回され、後手後手になる中でバランスを崩してはバイタルエリアに穴を空けてしまったりと目を覆いたくなるような状況がピッチに拡がる。そして守勢の中で、失点。首を振らされるような流れの中でエンドライン際でボールを拾った藤本がコミーをフェイクで剥がしてクロス、哲也が弾くも、浮き上がったこぼれ球をデニス・マルケスにヘッドで押し込まれた。微妙な判定が絡んだとはいえ、ポゼッションで振り回されて深い位置まで持ち込まれ、完全に崩されたあげく、要所の1vs1で持ちこたえられなかったことを考えれば必然の失点。

ビハインドを負ったFマリノスは反撃に出たいが、運動量少なくアグレッシブさを欠いた低調なパフォーマンスではそうもいかない。大宮のポゼッションに翻弄されてなかなかボールを奪えず、ボールを持ってもバックラインからのクオリティの低い雑なビルドアップではリズムは生むどころか停滞する一方。良いコンビネーションとポジションチェンジの絡んだ崩しからのコミーの中央からのミドルシュート、CKで生まれた混戦の中で待つがプッシュしてゴールを脅かしたシーンなど散発的には得点機もあったが、ゲームの展開としてみれば妥当なスコア。愕然とするような前半のパフォーマンスに、ホーム側からこの時点でブーイング。

そんな声を聞いてか、いつもは交代の遅い桑原監督もハーフタイムのタイミングで一枚目のカードを切る。怪我らしいロペスに代えて、兵藤を投入。兵藤がセグンドボランチ、功治がトップ下という形にシフト、するとチームが息を吹き返す。アグレッシブに前線から追い、その動きに引っ張られるようにチーム全体が前への姿勢が高まって、即席ながら少しずつ連動したプレスが生まれ始める。2トップのポストワークと功治のサポートがリンクして、功治の前を向いての突破という武器が日の目を見る。兵藤が幅広く動いてボールに触ることで攻守を繋ぐ。リズムが好転し始めた中で、幸運も味方する。

サイドからのクロスは実らず、相手がクリア……と、ここで主審にクリアボールが当たり、こぼれ球をコミーが拾うとシンプルにロニへ。棚からぼた餅のショートカウンターのチャンスにロニは陣形を整えきれない大宮ディフェンスの隙の逃さず、ペナルティアーク付近にポジションを獲っていたオーシへとこれまたシンプルに繋ぐ。このボールを受けたオーシはレアンドロがカットしようとする前にうまく足を入れていなすと、完全にフリー!前もオープン!このチャンスを逃さず、冷静にGKの逆を突くコントロールシュートを左隅に決めて同点!オーシキター!はっきり言ってラッキー、もの凄いラッキー、だけど、コミーの繋ぎからロニのラストパス、オーシの身体を使ったターン、そしてフィニッシュ、突然訪れたチャンスを冷静に掴んだことは特筆すべき事。そして、昨シーズンのトップスコアラーに久々のゴールが生まれたことに一安心。

このゴールの後も、Fマリノスの勢いは衰えない。相手のミスを突いたロニーがマイボールにすると一気にゴールへ突き進み、対峙するディフェンスをいなしてコースを空けてミドルシュート!これが素晴らしいコースに飛び、決まった!かに思われたがポスト直撃!そのリフレクションに反応してもう一度シュート!しかし、これはゴールカバーに帰ってきたディフェンスに凌がれた……惜しい!でも、前から行く姿勢が実った攻撃、いいよいいよ。兵藤もどんどんプレーに絡み、細かいパス交換の中で最前線に出てボールを引き出し、テクニカルな落としを見せて功治のフィニッシュシーンを演出するなど、ゴールの匂いは以前消えてない。完全にFマリペースの中、この試合を象徴するようなシーンがFマリノスに訪れる。

相手のチャンスであるセットプレー、何とかブロックに入って凌ぐと最前線に張っていたロニーが左サイドラインで拾う。そこで一気に駆け上がってきたのがそのブロックをした兵藤、一気にロニーを追い越しスペースに出ていくと、そこにロニーからその動きを活かすボールが出る!左サイドを完全に打開した兵藤は、共に長い距離を走って中に入ってきた功治を見逃さない、DFとGKの間、そして功治のランニングスピードを殺さない絶妙のグラウンダーパスを流し込む!そして、飛び出してきた功治がアウトサイドでフィニッシュ!しかし飛び出してきた江角……くぅぅぅぅぅぅぅ!惜しい!惜しい!惜しい!とはいえ、素晴らしいプレー!停滞した時間帯にはほとんどなかなか見られなかった「ダイナミズム」を素晴らしいランニングで表現し、なおかつ功治の動き、相手の状況を冷静に見極めた上での精度の伴った素晴らしいラストパス、兵藤のプレーには感涙。江角の飛び出しも躊躇なく、イイ判断だったとはいえ、功治にはこれを決めてこのプレーをゴールで結実して欲しかったなぁ……。

最大のチャンスを逃して迎えた最終局面、アルディージャが土岐田に続いて森田を投入するモノの劣勢の中でそれを押し返す術にはならず、Fマリノスは残り数分の所で、坂田・ジローという2トップに変更したモノの既に押し込んだ状態で彼らが活きるスペースはなし。結局、互いの交代策が実ることはなく、スコアは1-1のまま。互いに勝ち点1を分け合うことになった。相変わらずオレンジのユニフォームを前に勝ち点3は遠い……。

-----------------------

象徴的なシーンがあった。

カウンターの機会、周囲は全力でゴール前へと全力のスピードで目指していたにも関わらず、一人全力のランニングを行わずパスレシーバーとしての役割を果たせなかったロペス。

自陣からおおよそ70m、全力疾走でダイナミックに追い越してスペースへと走ってパスレシーバーとなり、エースのゴールシーンを引き出すような素晴らしいラストパスを送って、チャンスを演出した兵藤慎剛。

僕はひとつのプレーに大きな賞賛と拍手を送り、ひとつのプレーには落胆した。

それでなくてもハーフタイムを境にしたコントラストが物語る。停滞しつつあるチームにとって、現状で求められている存在はどちらなのか、判断すべきは今。

-----------------------

*前半の酷いパフォーマンス、後半持ち直して攻勢に転じたパフォーマンス。これまで無理矢理嵌め込めたような雰囲気から、ぴたっとピースが嵌ったような感覚を受けたのは僕だけかな。運動量が増え、前傾のベクトルが示されたことで、選手達に即席の意思統一が生まれる。チームが主導権を握って好リズムでプレー出来るようになったことで、両サイドが高い位置に上がることで選択肢が増える、選手間のプレーを相互に活かすような形が生まれる。あくまでも偶然、だけど、この成功体験はチームにとって非常に有益なモノなんじゃないかなーと。

*ただ、このコントラストによって、スケープゴートにされてしまいそうなロペスのことは気になる。二つの素晴らしいパス以外は、存在感は希薄で運動量不足は否めず。あんまり走らず頑張らずと言うことで残念な感じだった訳で(実際、怪我云々があったらしいのだけど)このゲームのパフォーマンスに関してはどうしようもない。ただ、これでじゃあ後はさよならという形にはなって欲しくないかなーと。現状では兵藤を使った方が良い、それは自明の理、というか、チーム作りの観点から言っても、彼の存在感が必要だと思う。ただ、Fマリノスが恒常的に抱えている「引いた相手を崩せない」という課題を今後解消するためには、ロペスのアイデア、技術、強さは必要なことだと思う。もちろん、今のように独りよがりなプレーばかりではなく、チームのためにプレーする事も考えて欲しいし、なかなか高まらない周囲との相互理解を深めていくことも必要だけどね。みんな同じ事考えているだろうけど、鹿島のダニーロのようにスペースのある終盤に途中交代で存在感を示してもらうような使い方をすることで、成功体験を積み重ねるというのも選択肢の一つ。てか、現状ではそれがベターな気がする。まーそれを桑原さんが納得させられるかというのが大きな問題ではあるんだけど・・。

*とはいえ、戦術的に曖昧な所が多すぎる。守備に置いて、組織的にボールを奪う術が確立されていないため、ボールを奪う位置は非常に低くなってしまう。しかもその術としては、楔に対してのストッパー達のハードアプローチのみ。低い位置からの攻撃にならざるを得ない状態の中で、明確な方向性が定められておらず、後方からのビルドアップはクオリティが伴わず展開を停滞させる。土台となる部分がないから、選手達のパフォーマンスの善し悪しや相手との相性がもろに出てしまうし、出たとこ勝負の側面は否めない。こういう要素を放置していくのは危険極まりない。桑原監督が何を考えているのか、何を見据えているのか、もう少し明確にしていくべきなのではないかとも思う。そして、選手達はもっとより高い意識を持って、プレーすることが必要かなと。

*選手評は、兵藤。いつぞや、「今後重要な意味を持つ選手になるかも」なんて書いちゃったけど、本当にそうなるとは思ってなかった。まーそれだけチームの状況が「悪い」と言えるんだよね。彼のようにプレーとプレーを繋ぐ「糊」となれる選手に頼らざるを得ないというのはチームが動いていない証拠でもあるから……。とはいえ、気を利かせる、バランスを取る、繋ぐ、飛び出す、全てが「チームのために」というところに繋がってる。それは非常に好感が持てるし、チームを活性化させる一因となってる。後は、彼自身がその役割に満足せず、よりどん欲になって結果を求めていって欲しい。良いプレーは何度もあるし、結果を引き出せるだけのクオリティを何度か示してるからね。次はチャンス、ポジションモノにして欲しい。

-----------------------

と言うことで、ゴールデンウィークはちょい消化不良というか、残念な感じだったなー。去年は素敵なゴールデンウィークだったような気が……まあ、キニシナイ、キニシナイよー。

と言うことでここまで、何とか食らい付こう。

-----------------------

*結局、ゴールデンウィークはトップ三昧でした。ユースも見たかったんだけど、ユースは今週来週で堪能します。半分半分ね。ということで、大阪は欠席。

*新横浜(近辺)でスカパー!見れるところないかなー。15:30試合終了、16:00キックオフ、30分じゃ家には帰れない!でもパーフェクトチョイスだから厳しいかなー。トリコポイントなくなったのはやっぱり痛いわね……。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 05, 2008

自失@J1 第10節 ヴェルディ vs Fマリノス

完全に飲まれた。

フッキの、ディエゴの、一挙手一投足に過剰に反応し、びびりまくっていたプレーに、堅守を誇っていた時の雄々しき姿は微塵も感じられなかった。

Fマリノスが誇るべき「Y3」がこんなことになるなんて……悔しい、情けない、腹立たしい。けど、高い授業料として受け止めるよ。

2008 J.League Division1 第10節

ヴェルディ 3-2 Fマリノス @ 国立競技場「自失」
F.Marinos:46'&71'ロニー
Verdy:39'フッキ 51'ディエゴ 60'福西崇史

Super Soccer

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵、中澤佑二、田中裕介、MF松田直樹、山瀬功治、田中隼磨(→76'坂田大輔)、小宮山尊信、ロペス(→70'清水範宏)、FWロニー、大島秀夫

ヴェルディスタメン:GK土肥洋一、DF富澤清太郎、土屋征夫、那須大亮、服部年宏、MF福西崇史、菅原智、大野敏隆(→87'福田健介)、ディエゴ、FWレアンドロ(→77'飯尾一慶)、フッキ

3年ぶりに戻ってきた伝統の一戦。両チームがタッグを組みこのゲームを盛り上げようと多種多様の宣伝を打ち、その甲斐もあってか、何とか両チームのゴール裏は緑を青で染め分けられ、「1969シート」のバックスタンドもまーまー埋まるなど、面目を保った。そのムードを更に高めるのが、今シーズン「センターバックやりたいんだから」と移籍していった那須大亮の存在、当然Fマリノスサポは彼のインタビューが流れるだけでブーイング、ヴェルディサポは大きな「5」のゲーフラと白い人文字、そして何度も繰り返されるコールでバックアップ。良い雰囲気。

そんなゲームのスタメン、Fマリノスは前節と替わらないメンバー。コンディション的な問題、構造的な問題、人為的な問題……、様々な不安要素を抱える中でもベストメンバーをごり押しする桑原監督も又、ターンオーバーという言葉を知らないタイプですな、はてさて。対するヴェルディは一時の守備崩壊を立て直した4-3-1-2を継続、攻撃は「5億円」のフッキとディエゴ、そこにこれまた高額なレアンドロとブラジリアントライアングルにある程度一任し、守備は4-3のゾーンを組むという役割をはっきりさせたサッカーと言えるか。福西が出場停止から復帰、ちっ。

-----------------------

試合展開

序盤から押し気味にゲームを進めたのはFマリノス。最も怖いフッキに対して、バックラインが前を向かせないように厳しくアプローチ、そこにすかさず中盤の選手でパックすることで余裕を全く与えず、得意の突破からのフィニッシュに持ち込ませない。攻撃に置いては、ポゼッションから大きなサイドチェンジを交えたりと、サイドを起点にした形でヴェルディの4-3のゾーンを揺さぶりに掛かるが、ほとんどリスクを冒さずにきっちりと人数を揃え、バイタルを圧縮して厳しくスペースを管理されていたこと、土屋・那須の集中力高いマーキング、そしてサイドの局面での1vs1に置いて優位に立てないことと、なかなか突破口が開けない。唯一と言っていい決定機はFマリノス、右・隼磨のクロスのこぼれをコミーが拾って、ボックス内完全にフリーでシュートを放つシーンがあったが、これは土肥にセーブされた。強いシュートで行ってればロニー・オーシ詰めれたんだけどなー。こぼさない土肥がうまかった。主導権はFマリノスだが、互いに守が攻を上回り、穴を作らない展開。

その中で、ゲームが動いたのは前半終了間際の時間帯、レアンドロからディエゴが左サイドに流れてスペースへのパスを引き出すとそのまま低いクロス、フッキをマークしていた裕介がダイビングヘッドでクリアしようとしたがバウンドしたボールに触れず。このボールがフッキに繋がり、完全のフリーの状態で哲也の動きをよく見て浮かせたコントロールシュートでニア、哲也は完全に逆を突かれ、ヴェルディ先制。盛り上がる緑側。胸と叩いて「どうだ!」と言わんばかりのフッキ、ベンチで柱谷監督と抱き合う。裕介は直前に足を痛めていた影響もあったのかも知れないけれど、ピッチに立っているのであれば絶対にやってはいけないミス。反省。

最悪のムードで折り返したFマリノスだったが、後半開始直後、ロニーのスーパーゴールで追いつく。功治が右サイドボックス内で持ったモノの仕掛けられず、一度ロペスに戻す。ロペスはプレッシャー掛けられながら、バイタルでフリーとなったロニーへ送ると、ロニーはそのまま右に流れてコースを見つけて、そのままミドルシュート!これが素晴らしい高さとコースに飛び、土肥の対応を許さず。ネットが揺れ、今度はトリコロールのスタンドが大きく揺れた。相手が少々後ろに体重が掛かっていた中でプレッシャーが掛からず、その隙を突いた形か。ロニーゴー!

同点に追いついたことで、勢いに乗って一気に攻勢に掛けようとするFマリノス、しかし、落とし穴。ロングボール、Fマリノス陣中央でレアンドロと勇蔵の競り合い、この競り合いでこぼれたボールをディエゴが素早くピックアップ、前掛かりになっていたFマリノスは2vs2のショートカウンターという危機に瀕する。横切るように左に流れたフッキへ、ここにボールが出る。裕介が対応に出るもフッキはすぐさまパス&ランで回り込むように中にランニングしたディエゴにダイレクトでリターン。リターンの時点で佑二はディエゴに振り切られ、完全に崩された。哲也も為す術なし。フッキ・ディエゴの素晴らしいコンビネーションを褒めるべきプレーなのかも知れないけれど、少々軽率な姿勢を突かれた形か。これまでほぼ空中戦では無敗だった勇蔵が勝つだろう、という過信がリスクマネジメントを疎かにし、一気に2vs2というカウンターに持ち込まれた。いくらディフェンスラインの対応力が優れていようと、リスクマネジメントが出来なければやられる。昨シーズン嫌という程味わった事、ここ数試合おざなりになりつつあるリスクマネジメントの重要性を改めて感じさせられたプレーだった。

らしいゴールでリードを再び奪ったヴェルディは、一気に乗る。フッキが乗り始めて独力で3枚4枚剥がしていく、ディフェンス陣は常に秩序を保ちFマリノスの攻勢を耐える。攻守がガッチリと噛み合い、又フッキがスタンドを煽って雰囲気を盛り上げたりと、ムードは最高潮。そして、相手のミスを誘発し、ゴールに繋げる。勇蔵が哲也に戻すと、哲也は低いボールで繋ごうとするが、これがチェックに来ていたレアンドロに当たり、一気にピンチ。ディフェンスラインはスクランブル、中のマークを必死で捕まえるが、第2波左サイドをレアンドロとのコンビでフリーとなった服部が中をきっちりと確認した上で速く精度を伴ったクロス。強いFマリノスセンターバック陣は相手のブラジリアンをマークするが、クロスの宛先は旧知知ったるかつてのサックスブルーの23番へ。福西はコミーのマークを問題にせず、中に流れながら高い打点で合わせ、これが素晴らしいコースに飛ぶと哲也もどうにも出来ない、1-3……。余りに軽率なミス、なんだけどディフェンス陣の精神的な恐慌状態がよく見えるプレー。雑すぎる。うちのディフェンス陣はメンタル的にもガタガタにされていたということ。とはいえ服部のクロス、福西のヘッドは素晴らしい攻撃。

2点のビハインド、攻勢に出たい、しかし、精神的にガタガタになったディフェンスラインは、フッキとディエゴの存在にびびって全く余裕がなく、攻撃にまで意識の回らない状態に。冷静にコントロールして繋げばマイボールに出来るタイミングでも、大きくクリア、おざなりでムラのあるフォアチェックに対しても逃げるようにバックパス、これでは攻撃の第一歩になり得ない。又、ジェフ戦の時には出来ていた勇蔵・裕介がウイングバックを支援するような攻撃参加があまり見られず、サイドで多少起点を作ることが出来ても、前半同様なかなか1vs1では抜けない、孤立無援では突破口を開けない。しかし、ロペスに代わりジローがピッチに入った直後、ようやくムードを変える一発。

右サイド功治からのCK、アウトスイングのボールに対して、佑二が飛ぶ!完全に頭一つ抜けだし、ネットが揺れる!ボンバーヘッドキタコレ!と思ったけれど、映像で確認すると僕の見ていた角度では佑二の手前にはロニーがすっぽりと収まっていたらしく、冷静に流し込んでたのね……てっきり佑二が……ごめんね、ロニー。ストライカーらしいバックステップからのナイスポジショニングなゴール!これで1点差!気運高まり、臆病風も吹き飛ばす。

しかし、この後ヴェルディは起点となっていた左サイドを埋めるためにレアンドロに代えて飯尾、ディエゴ・フッキを前に残した4-4-2フラットな形にシフト。これでスペースを更に消し、最後の攻勢に備える。Fマリノスはサイドを起点に攻勢を仕掛けようとし、桑原監督もサイドから上げろと指示を送るが、起点となっていたコミーは中へのこだわりが強く数少ないクロスは手前に引っかかり、ロニーが外に流れてあげることが数本があったが、的確なクロスはほとんど上がらず、結局フィニッシュはほとんどなし。ゲームはそのまま、3-2、ヴェルディに凱歌。Fマリノスは又もアウェーで苦杯、サポーターからはブーイング。

-----------------------

今のFマリノスは、「Y3」によって支えられてる。

研鑽したコンセプトを機能美として表現することも、高質なコンビネーションを発揮することも、高い個人技をチームとして有機的に活かすようなことも出来ない中で、リスクマネジメントしきれない苦しい状況に晒されながら、耐えて耐えて、スコアを維持し続けて、その非効率的な攻撃が実るのを待つ。それを実現していたのが、「Y3」。

だからこそ、この一戦で醜態を晒したからと言って、彼らを責めたくはない。

でも、この借りは返さないといけない、絶対に。

-----------------------

*攻撃面、ビルドアップに対してのプレッシャーはそんなになかったこともあり、基本的には4-3ブロックを崩すことだけが求められてた。基本的にこの日アウトサイドを何とか……という感じだったと思うのだけど、コンビネーションで崩す形、独力打開で突破する形、それぞれに何度か良い形もあったにしても、サイドに展開される数に比べてクロスの上がる回数、フィニッシュに繋がる形が余りに少ない。当然のことだけど、展開>クロス>ゴールの不等号は決して覆すことは出来ないもの。でも、>を≧に、≧を限りなく=にする努力をしていかないと、いつまで経っても質の高いモノにはなっていかない。クロスの精度はもちろんのこと、縦への突破アクション、オーバーラップを含めたコンビネーション、空いたスペースを狙うスペースランニングと、もっと高い意識を持ってやっていくことが必要だと思う。うちにはオーシという優れたボックスストライカーがいて、ボックスでイイポジションを獲ればニアに飛び込む意識のあるロニーもいる、坂田もヘッドは決して弱くない。クロスからもきっと点は獲れる、隼磨やコミーは自分の仕事がなんなのか今一度思い出して欲しい。縦があるから、中が活きる。中だけじゃダメ。個人的には、サイドが機能すれば、サイドを警戒せざるを得ない、サイドを警戒すれば中が空く、中が空けば功治が活きる。こんな感じの好循環を生み出して欲しい。グループとして個を活かす術が曖昧な今、サイドは今後生命線となっていくと思うから。

*てかね、もし個の良さ云々言うなら、連携を主にしたグループ戦術としてもっと整備して欲しいと思うのよ。つか、エースは誰なのか、誰が点を獲るのか、そういうところをはっきりさせて欲しい。現状では功治であり、オーシだと思うのだけど、彼らを活かすためにどうするのか……選手任せではいつまで経っても偶発的で行き当たりばったりの感じにしかならないと思うけど……、ねぇ?桑原さん。言うだけじゃダメだから一例。例えば功治の場合、ミドルエリアの連携(開幕戦で数度あった下がって受けたロペスが相手を引きつけ、空いたスペースを功治が突いてスピードアップしていく形)、バックライン突破の連携(オーシ・ロニーのポストをスイッチに、功治がサポートアクションからそのまま突破に繋げる形。前を向いてボールを受ける状態+ドリブルで突き進む道を功治に与えることが出来る)、この二つはこれまでの試合で何度か見られた。でも出来ない試合では全く出来ない。今回の試合でもほとんど0。この辺のムラは選手達の感覚が合ったときしか出来ない「偶然」の産物でしかない証明。でも、これが形として構築され、偶発的ではなく恒常的に出来るようになったとしたら?チームにとって間違いなく大きな武器になる。他にも、スペースメイク&ダイナミズムによる崩し、サイドで引きつけて中を突く崩し、アタッカーであるからこそパターンは豊富にあるはず。もちろん功治でなくても構わないけれど、軸を決めた上で形を作っていくことも必要なんじゃないかなーと。全員が全員を活かす事は、まず一人の個を活かせてから吐く言葉だよ?

*守備面、何故にフッキが息を吹き返してしまったかについてちょっとした分析を。失点するまでは厳しいアプローチとそれに連動してパッキングで、前を向く時間とスペースを与えず、絶大なる個の能力を発揮させなかった。これはほぼパーフェクト。でも、その後はやられた。どこに差異があったのかと考えた時、二つのポイントが。一つはヴェルディが攻め方を変えたこと。フッキの足元だけではなく、ディエゴやレアンドロがサイドに流れて起点を作ってディフェンスラインを後ろに引っ張られ、フッキだけを見ていることが出来なくなった。そして、もう一つが精神的に気圧されてしまい、アタックに行けていたシーンで行ききれずに空間を作り、前を向ける状態になってしまった。強さを発揮されれば、どんどん推進力を発揮、パックはおろか受動的な対応になってしまうのは摂理。相手がうまく対応したことは将がないにしても、メンタル的に気圧されたことは非常に残念だった。

*守備に関しても、再整備とは言わないまでも、色々と考えるべき部分はあると思う。うちのディフェンスは基本的に前に強い、前に行けば良さが出る。ただ、受動的な対応を強いられたときには脆さが出る。だからこそ、いかに前を向いて良さを出すディフェンスが出来るようにしていくのかというのを考えていくべき。前線から追う、パスコースを制限し前に行けるだけの状態を作り出す、前に行ってOKというカバーを常にしてあげる。こういう事をしてあげて初めて、彼らが前に行かなかったことを責められるんじゃないかなーと。準備なき要求は愚の骨頂。

*まー、他にも色々言いたいことはあるけれど(まだあるのか……)、明日試合だし、そんなに修正出来るだけの時間もないだろうから、この辺にしておくか。あ、最後に裕介にメッセージ。今シーズンスタメンに定着してから、大きな失敗もなく右肩上がりにパフォーマンスを上げていたけれど、ついに大きな失敗をしてしまった。でも、来るべき時が来た、と捉えて欲しい。勇蔵もワシントンにこっぴどくやられて大きくなった。コミーも壁にぶつかり、悩んでもがいて吹っ切れたからこそ今がある。裕介もベンチ生活が長く続いたりと、苦しんできたけれど、それとは違う、一段上の「トッププレーヤー」としての壁にぶつかったと言うことを自覚して欲しい。これを何かのせいにせず(怪我とか)、受け止めて、乗り越えて、一人前になって欲しい。僕は、この試合がその媒介になるのだとしたら、この屈辱に耐えられる。裕介、ここからが勝負だよ。

-----------------------

それにしても、悔しいなぁ……。未だに悔しいモノ。でも、切り替えないとね。又、連敗阻止のための大事なゲーム。ここまでは何度か阻止して来れたけど、阻止して来たからこそ、連敗したらガタッと来そうな気がする。大宮戦後はアウェー連戦だし、大した土台も出来てないし……。ここは又もや正念場!気合い入れていきましょう。

ということでここまでー。

-----------------------

*ユースも負けちゃった(´・ω・`)原口かよちくしょう。あぁ、去年のGWは楽しかったなぁ(遠い目)でも、過去振り返ったら負けだと思うんだ。前を向こう、前。

*大宮戦、坂田を裏バシバシ走らせて、サイド突きまくる方が懸命。もちろん、相手はその弱点を何とか修正してこようとするだろうけど、その修正はコンセプトをも揺るがしかねないナイーブな問題。そんなに簡単には解決出来ない。実際、ナクスタでは相手のサイドをつつきまくって実効的な攻撃を作りまくってたわけで、それを踏襲することは悪い事じゃないと思う。坂田スタメン、疲れたら陽介、先制されて引かれたらオーシでイイじゃない。難しく考えなくていーから。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

May 01, 2008

Go Forward!Be Aggressive!@J1 第9節 Fマリノス vs ジェフ

とにかく、とにかく、隼磨のゴールが嬉しくてしょうがなかった。

難しい環境の中で常にプレーの中に逡巡が付きまとい、時には「叱咤激励」を越える罵声を浴びせられることもあった。複雑な迷路の中でもぎ取った一つの結果。これが一つの答えになればいい。

嫌な雰囲気を振り払えて良かった……。

2008 J.League Division1 第9節

Fマリノス 3-0 ジェフ @ 日産スタジアム「Go Forward!Be Aggressive!」
F.Marinos:22'中澤佑二 44'小宮山尊信 47'田中隼磨!

Super Soccer

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵"積極的に駆け上がり"、中澤佑二"代表様の得点力"、田中裕介"仕事きっちり"、MF松田直樹"もう一度For The Teamで"(→62'長谷川アーリアジャスール"出直し")、山瀬功治、田中隼磨"復活の号砲"、小宮山尊信"スーパードライブ"、ロペス(→76'兵藤慎剛)、FWロニー(→67'坂田大輔)、大島秀夫

ジェフスタメン:GK岡本昌弘、DF斉藤大輔、エドワード・ボスナー、池田昇平、MF青木良太(→61'工藤浩平)、中島浩司、下村東美、坂本將貴、米倉恒貴(→34'馬場憂太)、谷澤達也(→78'青木孝太)、FW新居辰基

覇気なき大分での敗戦から中二日、無敗のホームで再び出直しとなったFマリノス、この日は未だ勝ち星なしで最下位に低迷中のジェフが相手。千葉爆弾の爆発回避、チームがこだわる連敗阻止は当然のこととして、余りにネガティブだった大分での記憶を振り払う意味でも大事なゲーム。

そんなゲームのスタメン、連戦、前節のパフォーマンス、試合後のコメントなどもあって少し弄ってくるかと思われたFマリノスだったが、桑原監督の選択は継続という意味での固定。いいのかわるいのか。対するジェフは、事前報道で予測された通り、中盤を厚くし、守備に重きを置いた3-6-1。守備時は5バック気味に構えながら人数を裂き、狙うはカウンターか。

-----------------------

試合展開

大分戦の記憶を払拭するかのようにアグレッシブにゲームに入るFマリノス、コミーのミドルを皮切りにボックス外からどんどんシュートを狙うなどプレーに積極性が表れ、攻勢。チームとしても両サイドは高い位置に、ストッパーも機を見てサイドを駆け上がるなど、全体でジェフに圧力を掛けていく。ジェフは予想通り守勢を覚悟してたかのようにリトリートしてくるが、マンマーク寄りでスペースを消すような守り方をしてこず、Fマリノスとしては突破アクションやダイレクトプレーなどでマークを外すことでズレを生むシーンを何度か作るなど、閉塞感までは感じず。

そんな展開の中、Fマリノスに生まれた左CK、功治から放たれたインスイングのボールは高いボスナーを越え、その裏に陣取っていた佑二の足へと下降する質の高いキック。佑二は身体を倒しながら足できっちりと捉え、これがネットを揺すって先制。佑二、なんか開眼した?代表みたいだ、佑二が沢山点獲るって。功治もナイスキック。

これでビハインドとなったジェフは、守備に重きを置く訳にもいかなくなり、米倉に代え馬場を投入。しかし、哲也含めたFマリノスディフェンス陣がバランスを崩すシーンこそあれど、水際できっちりと対応。逆にFマリノスは、余裕を持ちながら機を伺い、何度かサイドからイイ展開を作ると(左サイドロペちゃんからのアーリーをファーでオーシが落とし、ボックス内に入ってきていた隼磨がこれを受けてフィニッシュに繋げたシーンなど)、そのサイドからの攻撃の流れで、追加点を生む。隼磨のクロスははね返されるモノの、リフレクションをマツがフォロー、そのまま左に展開すると、コミーが距離はありながらも思い切って左足強震!このシュート、ブロックに入った坂本の足をかすめることで大きく浮き上がり、吸い込まれるようにファーサイドのネットへ!うお!すげー弾道!ラッキーだけど、打つことに価値がある。やっぱり、両サイドが高い位置に来ると得点を呼ぶ気がする……。内容的に相手を大きく凌駕したわけではなかったが、2-0という大きなアドバンテージを得て折り返す。

ジェフが攻勢に出てくるかと思われた後半、ホイッスルと同時にFマリノスの方がハイテンポで攻勢に出ると、駄目押しとなる追加点を奪う。隼磨のスローインを受けたロペスがキープ、二人を引きつけた所でそこにクロスするようにインサイドに切れ込むランニングを見せた隼磨へヒールパス、これを受けた隼磨は深いキックフェイクで相手ディフェンスを出し抜いてボックス侵入、そして練習していたという少し角度のきついところからの抑えの効いたシュート!これがファーサイドにずばっと決まった!!!隼磨はここ数節のふがいない自らのパフォーマンスを詫びるかのようにゴル裏に手を合わせて頭を下げた……隼磨なりの禊ぎなのかな……そんな風に思わなくて良いのに……コメント欄で暴れたやつ、まじで反省しろ。それはさておき、個人的にはとても嬉しかったプレー。ロペスのキープ力とアイデア、そして隼磨の縦への鋭い突破と正確なフィニッシュ、個々の良さがポジティブにリンクしたプレーだったし、何よりも悩んで思い切りを失っていた隼磨に吹っ切れるようなゴールが生まれたことは今後に向けて朗報。バーモー隼磨ー!これで勝負が決まった。

この後互いに交代策を交えながらゲームを進める。Fマリノスは大きなリードもあってか全体的にジェフの攻撃を受ける時間帯が続く。中盤でのアプローチにズレが見られてバイタルに進出されて危うい位置でのファールが嵩んだり、お役ご免となったマツとの交代で入ったアーリアが相手のダイナミズムに付いていけなかったりと、守備に関してはゲーム通して少々不安の残る出来。とはいえ、昨シーズンと同じオーシ・坂田・功治のトライアングルとなることで昨シーズンを思い起こさせるような最前線からのプレッシングが連動したりするシーンもあって、次節以降に向けてポジティブなシーンも。結局ゲームは3-0、ジェフの余りの惨状にも助けられて、またしても連敗阻止、今シーズン5勝目で上位陣に食らい付いた。

-----------------------

決して、手放しで褒められる様なゲームじゃなかった。

アプローチのズレとサポートなきファイトオーバーが生んだバイタルエリアの緩み、緩慢なジョギングが目に付く攻→守の切り替えの遅さ、行き当たりばったりの攻撃……。

しかし、大分での余りに無惨なゲームから中二日、そのことを考えれば、チームは素晴らしいリカバリーを見せてくれた。

より積極的に、よりアグレッシブに、大分で忘れていた姿勢を思い出し、恐れずにその姿勢を表現したことで、迷走の予兆を払拭したことの意味は決して小さくない。

後は勢いに乗って、アウェイでも………。

-----------------------

*まー、とにかく勝ってよかった。相手が酷すぎたと言うことはあるにしても、前に出るという意思を全面に押し出したことで、閉塞し、手詰まりになっていた状況を改善出来たわけだから、充分な成果。紆余曲折は続きそうだけど、こうやったらうまくいく、と言う手応えを掴めたゲームと言えるのかなーと。

*ここまでの傾向を見ると、両サイドが高い位置で攻撃に絡むとチームとしては非常に良いリズムでプレー出来る印象。ここまでのFマリノスはロニ・オーシの2トップやエースである功治の特徴を鑑みても、中央に攻撃が偏りがちな傾向があると思うのだけど、相手も中央を固めてくるから、それを突き崩すとなるとまだまだクオリティ不足の面は否めない。というより、固めてきた相手を崩すのはやっぱり簡単じゃない。ただ、隼磨・コミーが攻撃に絡んでピッチの幅を広げることで中央だけを固めるわけにはいかなくなる(サイドに起点が出来て、相手を外に引っ張り出したことで生まれるスペースを功治が突くシーンが何度かあったけど、ああいうのは非常に良いと思う。功治の活かし方はチームとして考えるべきテーマ。きっちりと収まるポストに対して速いタイミングでサポートに入ることで前を向く形、ロペスが下がって低い位置でキープして引きつけ、空いたスペースに飛び出してボールを受ける形、と同じようにね)ま、ここまでも左サイドは攻撃性を発揮出来ていたと思うのだけど、左サイドを上げるために右サイドがバランスを取ると言う感じの片翼飛行になりがちだった。ただ、この試合では勇蔵が隼磨の負っていた役割を担うことで、隼磨はより高い位置でプレー出来るようになって、バランスの悪い片翼飛行が改善された感。勇蔵自身もオープンな状況の中でボールを引き出して積極的に攻撃に絡む姿勢を強く打ち出して、何度も駆け上がり、隼磨とのコンビも何度も見られたし、右サイドは間違いなく蘇生したかなと。実際リスクは少なからずあるけれど、後ろにある程度の人数を揃えている現状を考えれば決して追い切れないリスクではないと思うし、何よりもチームとして両サイドを高い位置に押し上げるメリットはそこはかとなく大きい。これはチームとして継続して欲しい。

*とはいえ、守備に関しては少々問題があった。中盤中央は数あわせの上でも数的不利にならざるを得ず、しかもロペスの守備に関してはどうしてもおざなりになる部分が多いので、その分ボランチが難しい状況に立たされるシーンが何度もあった。結局アプローチ不全を解消するために、本来バイタルを埋めるべきマツがアプローチに行っていたのだけど、彼が出ていった後に誰がそのポジションを埋めるのかというと誰もいない。結果、バイタルが空いて何度も危うい位置でのファールに繋がった。中盤が手一杯と言うことを考えれば、フォアリベロ的に佑二が前に出るべきなのかなーとも思ったけど、セーフティな守りを考えると、その選択もリスクがある。ロペスに最低限の守備責任を果たしてもらうというのが問題解決の最短距離だと思うのだけど、チームとして根本的に攻→守の切り替えにもっと意識を裂かないといけないし、相手の攻撃の移行を遅らせて陣形を整える時間を作るなどの措置が必要。積極的にプレーすることがチーム好転のキーだとしたら、もう一つのキーはその積極性を支える守備の整備にある。守備に不安を抱えている状況で、えいやっ!と前に出るチームじゃないし。

*ま、ようはこういうゲームの後も継続して積極的にプレーしなきゃ意味ないよ、ということです。ここの所連勝出来てないのは、継続出来ないと言うこともあると思うし。じゃ、選手評!隼磨復活!かな?ここ数試合は、バランサーとしての役割をこなす中で、攻撃に置いてどうしていいのかわからなくなってた印象だったのだけど(ずるずると引っ張られるように中に絞るポジショニングや思い切りを欠いたプレー姿勢は実際迷いを感じた。サポがフラストレーションを溜めても致し方ない。悪意は感じるけどね、はっきり言って)、この試合では高いポジショニングで積極的にプレーしたことで吹っ切れたかな。縦への意識は高く、周囲のサポートに頼りすぎずに自ら打開するプレーを選択出来ていたし、その実効力もなかなか(元々、あんまりスムーズには見えないけどタイミングを外すドリブルに関しては、実効力は低くない)チームで求められる役割、その役割と自分のプレーのバランス、これらの要素をうまく消化出来ず、迷いの森の中に入ってしまったんだと思うけど、上がってなんぼなんだから、どんどん上がればいいと思うよ、後は勇蔵にどんどん求めればいい話。隼磨の外からのオーバーラップ・中へのカットインやシュートの巧さはなんだかんだ言って武器になるし。それにしても、あのドリブルシュートは見事すぎる……。バモ隼磨!アウェーのハユユニを着てって良かった!(僕はホームはホーム、アウェーはアウェーって感じで今シーズン分けて着てるんですけど、ハユコメ欄が炎上してて腹立ったので、今回は着てったのー、そしたらこんなことに!)

*その隼磨の活躍の陰の立て役者となった勇蔵。やっていたことは上記の通り、隼磨を復活させたのは勇蔵の仕事ぶりがあったからこそ。ありがとう勇蔵。実際、水沼さんの時は勇蔵も右サイドやってたから、そんなに出来ない訳じゃないんだよね、だから今回の役割も無理なく出来ていたと思う。勇蔵自身も何度も攻撃に絡んで、不器用なクロスを上げてみたり、無理繰り突破しようとしてたけど、その心意気が大事。練習すればもっとうまくなると思うし、何よりもチームとしてどこかが死んでいるというのは間違った状態、そのためにも今後も勇蔵にも継続して欲しいな。。守備は破綻なし、ここの所の勇蔵の安定感は素晴らしい。

*コミーゾーンは今や代名詞になりつつある……昨シーズンは中よりも縦の選択の方が多かったと思うのだけど……でもそれだけの結果だよね。今回はラッキーだけど、それでも自信持って打ちに行ってる、だからあの位置でもブロックに来るし、ああいうことを呼び込む。これからもどんどんどんどん狙っていって欲しいな。もちろん、本業の縦への突破もやって欲しいけどね、理想としては6vs4ぐらいかなー(縦-横)オーシが点取れてないのはサイドの責任。裕介とのコンビも良くなってきた。攻守にね。つか、チーム内得点王!

*とはいえ、他はそんなに良くなかったんだよなー。トップは周辺の問題もあるけど(サポートアクションが遅いと崩しのポストの意義が薄れてしまう)、動きの質が落ちてるロニー、なかなかクロスが入らずフィニッシュシーンすらほとんど見られないオーシと消化不良気味。ロペスとの相性含めて再考の余地がある気がする。個人的にこの2トップで行くなら、トップ下は機動力でサポートに入れる選手がベター、その言う意味で自らのプレーリズムでプレーし、ポストへのサポート意識の低いロペスはミスマッチ。逆にロペスを軸にしたいのなら、彼のスペースパスを引き出せる坂田の方が良いのかも。固執せずにやってみるのも良いんじゃないかなー。

*松田さん、もう一度ForTheTeamでバランス見て下さい!戻りも遅いし、ポジショニング的に「高い」。最終ラインからボールを引き出して、前に展開する仕事を放棄気味、功治にそれをやらせたら意味がないんだって。前に行ってたでしょ「エースを上げてやるのが俺の役割」って。もう一度お願い致します。とはいえ、功治もあんまり良くなかったなー。フィニッシュの部分で、力入りすぎてたかな。突破自体のキレがない訳じゃないし、うまく入れればうまくいきそうだけど。周囲との関係性含めて又色々と試行錯誤かな。この位置だと捕まえずらいという利点はあると思うので……とはいえ、ここでアタッカーの役割を負うとなると守備が……バックライン頑張れ。

*アーリア、久々のリーグ!だけど少し残念。タスク的に守備しっかり、と言うテーマを持ってピッチに入ったようだけど、良く追っていたにしても、後ろからのアクションに対して置き去りにされたりと、プリメイロボランチとしては少々不安な出来。ボールにも余り絡めなかったし、チャンスを生かせたとは言い難い。まー、これでおしまいではないと思うので、次のチャンスを又引き寄せるためにアピールアピール。兵藤はアーリアに比べると場慣れしてきたかな。二人のコンビは元々守備に不安があるとはいえ、兵藤の守備の質はどんどん上がってる。粘り強さと繋ぎの質と動きの量、ボランチにぴったり。てか、兵藤の位置でアーリアを……、ま、そのためにもアーリアは兵藤とまず競争か。切磋琢磨切磋琢磨。

-----------------------

ん、長い!なんだかんだ言って浮かれてるみたいで恥ずかしい……でも嬉しかったんだもん、隼磨のゴールが!本当に良かった……、で、連発だよね?隼磨。那須をぶち抜いてゴールするんだよね?

って、それがどうなるかはわかりませんが、次のゲームでもこれを継続出来るかどうか、それがポイントかもね。フッキにびびって上がれないとかになると辛いけど、はてさて。まーまだ行くかどうかはわかりませんが、とにかく楽しみっ!ということでここまでー。

-----------------------

*未だに結論が出ない5/3……まだチケットすら買ってない。はしごは無理、だからこそ決めなきゃ行けないんだけど(ユースを半分見て国立急行……という手もなきにしもあらずかなーと最初思ってたけど、両方中途半端になっちゃいそうだし、何よりゲームに入れなかったら見ている意味ないし……)あと2日。本当に自分が結論出せるのかが不安でたまりません。

*ジェフ。つっこみ所が沢山あって、なんて言って良いのかわかりませんが、頑張って下さいね。何となくですけど、もっと頑張った方が良いと思います、色んな意味で。フクアリには毎年行きたいです、あのスタジアムでFマリノスみたいです。なので、頑張って下さいね。フルゴビッチ見たかったなー、代表戦で見せたあのアーリークロスは本物だったのに(そのあとは本物のプレーを見てないけど)ちなみにあの監督はダメな匂いがする。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

April 29, 2008

僕とユースの1ヶ月。 -4月-

改善されない守備の危うさ、行き着くところは個人戦術の攻撃、見たくなくとも見えてきてしまうチームのクオリティの差……。

その状況からは連戦苦戦、悪戦苦闘、今シーズンの高円宮杯への道は茨の道となることは想像難くなかった。

それでも選手達は、全身全霊を懸けて一戦一戦戦ってくれる。

そんな姿を見ていたら、放っておけない。

今シーズン、僕はユースを追う。

と言うことで、ユース観戦記録。今月は4試合。

-----------------------

JFA Prince League U-18

sec.1/桐光学園高校 3-3 Fマリノスユース @ 神奈川県立保土ヶ谷公園サッカー場
F.Marinos.Y:6'&32'齋藤学 86'p端戸仁
TOKO.H:16'&48'&84'瀬沼優司

Fマリノスユーススタメン:GK都丸雄司、DF曽我敬紀、清水皓平、岡直樹、MF佐藤優平、荒井翔太、関原凌河、齋藤学、FW端戸仁、松尾康佑(→64'小野悠人)

・「昨シーズンはここで剣が峰の武南戦を戦ったなー」「野洲戦でふるぼっこにされたダメージは大丈夫かしら、あのゲームで何か思うことがあれば少しは変わってるかしら」なんて思いながら、急傾斜の坂を登って辿り着いた桜満開の保土ヶ谷公園。神奈川県内のチームの直接対決と言うこともあってか、スタンドはほぼ満席。素晴らしい。気温が高く、バンデーラや段幕がぶわーんと煽られるほどの強風、そして荒れた芝というコンディションが気になる。相手はU-18日本代表に名を連ねる大型ストライカー瀬沼優司擁する桐光。ゲームはタレントの力比べのような乱戦。

・多少硬さが見え、又ぽこぽことグラウンダーのボールが跳ねるピッチに戸惑いが合ったモノの、先制点はFマリノスユース。右CK優平くんのアウトスイングのボールはDFにはね返されるモノの、そのリフレクションはペナルティスポット付近にポジションを獲っていた学くんの元へ、しっかり収めて浮き球をそのままコントロールシュート、抜群のコースに飛んで、元同僚(らしい)の五十嵐くんのゴールを破り、先制点。幸先良いスタート、ユースの10番おーおー、横浜の学ー♪

・その後も今シーズンのFマリノスユースの大きな武器となりそうな曽我くんの攻撃参加やゴールデンコンビとなる学くん仁くんのコンビなどで押し気味にゲームを進めるモノの、CKから瀬沼に豪快なヘッドを叩き込まれてに同点にされると、その後も瀬沼の脅威に対してディフェンス陣は四苦八苦。瀬沼の高さ、前への推進力を御しきれず、その強さをサポートする形で衛星的に動き回るアタッカーを捕まえきれない。流れは悪くなりつつあったが、苦しい局面で流れを引き寄せるのがエースの仕事。優平くんからの展開で学くんが右サイドで受けると突破アクション、ボックス内に切れ込んでシュート、ブロックに入ったディフェンスに当たりながらも、これが功を奏してゴールに転がり込んで逆転、それでこそエース。何とか前半リードで折り返す。

・しかし、そのリードで呼び込んだリズムも瀬沼にかき消される。一本の裏へのフィード、一度は処理したかに思われたが瀬沼に押し切られるようにボールを奪われ、そのままゴールに持ち込まれて豪快に突き刺されて同点。強い圧力を掛けられたとは言え絶対にやってはいけないミス、痛い。再びリードを失ったFマリノスは攻勢に出るモノのフリーのシュートシーンを松尾くんがモノに出来なかったりと決定機を活かせないのに対し、逆に桐光は瀬沼を起点としたカウンターが冴える。一進一退の続いた終盤、左サイドから流し込まれた低いクロスを最後は再び瀬沼に決められて、逆転。瀬沼はハットトリック。強烈な個に対して、甲斐くんも皓平くんもただただ、屈するばかりだった。

・しかし、逞しさを見せたFマリノス。瀬沼の再びの決定機を都丸くんが防ぎ、何とかゲームを繋ぎ止めると、皓平くんのハーフラインから放たれた対角線のロングフィードが右サイド学くんへ、これでディフェンスラインを出し抜くと飛び出してくるGKより一寸先にワンタッチ、ここで倒されてPK獲得。このPKを仁くんがプレッシャーに打ち勝って沈めて同点。終了間際に何とか追いつく。結局ゲームは引き分け、昨シーズン同様のドロースタート。

・瀬沼さえいなければ、瀬沼さえいなければ……というゲーム。それぐらい瀬沼劇場だった。実際、甲斐くんと皓平くんで止められなければどうしようもないのだけど、瀬沼の能力はやはり抜けていたか。高さ、前への推進力、ボールタッチ、フィニッシュの迫力、悔しいけど、本物。これは二人にとっては糧にしないと。

・とはいえ、良く踏ん張って勝ち点1を持ってきた。割り切ってゲームに入ってくるチームを相手にするのは簡単じゃないし、プリンス初戦という要素が緊張感を生み、肩に力を入らせていたのも事実。簡単なゲームじゃなかったから、そういう意味で結果は最良じゃないにしてもベター。沢山の宿題(攻める時間が多くなる中でのリスクマネジメント、スペースがなくなった中でのオフ・ザ・ボールの質や動きの連動、一つのパスやファーストタッチへのより高い意識など)はあるけれど、戦っていく中で消化していくしかない……というのは建前。勝ちたかった。不安定なチームだからこそ、開幕戦できっちり勝つことで勢いを駆りたかった……。まー、都合のいい話だけど。

-----------------------

JFA Prince League U-18

sec.2/Fマリノスユース 1-0 武南高校 @ 日産フィールド小机
F.Marinos.Y:89'佐藤優平

Fマリノスユーススタメン:GK都丸雄司、DF曽我敬紀、清水皓平、甲斐公博、岡直樹、MF荒井翔太、佐藤優平、関原凌河(→46'小野悠人)、齋藤学、FW松尾康佑(→46'榎本大希)、端戸仁

・一応ホーム開幕戦、ユースの聖地・日産フィールド小机で武南を迎える。しかし天候はあいにくの強雨……。試合開始ぎりぎりについて、ポンチョ来て席に着くと、あわただしかったからかなんか試合に入れない。反省。試合は前戦とは一転、1点を争うゲームに。

・この雨の影響をより受けたのはポゼッションの中でボールを多く動かそうとするFマリノス。ファーストバウンドがスッと伸びる事、重いピッチがドリブルワークに影響を与える事など、ボールをコントロールするには難しいピッチでミスが多発。多発するミスからか選手達のプレーは慎重になり、なかなかリトリートしてくる相手を崩せない。

・武南は守るときはしっかりと人数を掛けて守り、攻めるときはサイドを起点にカウンターのチーム。No.10の小気味良いドリブルワークに少々手こずっていたか。とはいえ、両チームとも前半は攻め手を欠きスコアレスで折り返し。

・後半開始のタイミングで、関原くん、松尾くんに代えて悠斗くん、そして復帰の大希くんを投入。ボールスキルに優れる二人が入ったことで前線に起点が生まれ、攻撃にリズムが生まれる。とはいえ、終盤に入るに連れ、武南は専守防衛、なかなかゴールを生み出せずFマリノスユースの面々の顔には焦りの色、そして迫るタイムアップ……しかし、キター。右サイドから切れ込んだ優平くんがボックス外からミドル!これが堅陣を築いていた武南ゴールを破った!ゲームが苦しい展開になるに連れて、豊富な運動量と戦う姿勢を全面に押し出して存在感を増していった優平くん。苦しいときに頑張れる、これって大事。劇的なゴールで勝ちを攫い、今シーズンプリンス初勝利!ようやく一歩踏み出したー。

・もろに雨の影響を受けて、プレーが雑になったことは反省。個人技頼みのチームなだけに、プレーの質が落ちてしまうと手詰まりになっちゃう。それと集中力を欠いたようなディフェンスのミス、コミュニケーションが取れていればなんでもないところでドタバタしてみたりと、見ていておっかない。試合をすればする程チームの問題点が浮き彫りになってくるわけだけど、これを解消していけるかどうかが、今後の行く末を占うかな。学くんや仁くんはかなり研究され、警戒されてる。このままじゃ苦しい戦いは続くよ。

・とはいえ、チームが苦しいときに優平くんが気迫溢れるプレーを見せて、チームを救ったのは非常に嬉しかった。今シーズンのキャプテンが優平くんと聞いたとき、ちょっと驚いたと同時に心配になったりしちゃったのだけど、高い意識を持ってプレー出来れば素晴らしいクオリティを示せるし、この試合でも見られた通り強いメンタリティを備えてることは頼もしい。僕は彼の才能(天性のパスセンス、無尽蔵な運動量、鋭敏な周辺察知能力)をもの凄い高く評価しているので、彼の活躍は非~常に嬉しい。キャプテンとしての経験が彼を大きくしてくれるとしたら、この上ない喜び。

-----------------------

JFA Prince League U-18

sec.3/Fマリノスユース 3-2 FC東京U-18 @ 三ツ沢陸上競技場
F.Marinos.Y:19'&62'齋藤学 44'榎本大希
FCTOKYOU-18:30'大貫彰悟 41'三田啓貴

Fマリノスユーススタメン:GK都丸雄司、DF曽我敬紀、清水皓平、臼井翔吾、岡直樹、MF佐藤優平、荒井翔太、小野悠人(→79'関原凌河)、齋藤学、FW榎本大希(→62'松尾康佑)、端戸仁

・大久保翔くんが見られるニッパツを通り過ぎて着いた三ツ沢陸上、んー、椅子汚い、芝痛んでる、全体的に寂れてる……でもこれがスタンダードなんだろうなー。小机・MTと恵まれすぎてるんだ……。そんなスタジアムで迎える第3節、FC東京U-18。相手は前評判高く、高円宮杯有力候補なだけに、直接対決で叩きたい。序盤だけど、個人的な意識は大事なゲームという位置づけでとても緊張してた。

・大希くんスタメン復帰、キレは戻ってるかな?悠人くんもスタートから、前節の流れを汲んだか、コンディションを鑑みたか、なんてことを考えてたら甲斐くんどこ行ったのー。この大一番でディフェンスの要の不在は痛い……と思ってたけど、臼井くん復帰、なんとかなるかなー。とはいえ、予想通り厳しいゲームに。

・FC東京U-18は、一つ一つのパスに高い意識を持って(浮かさずきっちりグラウンダー、出した後のムーブアクションを徹底。それを継続することで攻撃に連動性を持たせる)、「ムービングフットボール」を具現化出来る「いい」チーム。トップで掲げたコンセプトをユースでも共有してるんだなー。これこそが正しいクラブユース、理想型。うらやま。

・しかし、先制点はFマリノス。優平くんのパスから裏を取った学くんが飛び出したGKの頭上を抜くループシュート!綺麗な形、うひょー!ユースの10番おーおー、横浜の学ー♪押され気味のゲーム、劣勢が予測されるゲームでの先制点は大きい!その後、徐々にチームとしての完成度の差が現れ始め、FC東京攻勢。そして、ついに中央を割られる。連動したパスワークでバイタルまで運ばれると、前を向いたアタッカーに対し皓平くんの読みに傾倒しすぎた対応が仇となってそのままフィニッシュ、好セーブを続けていた都丸くんもこれは止めれず。中盤が決壊した中で、責任を負わせるのは酷かも知れないけど、皓平くんは反省。アプローチが緩く前を向かせてしまったことから、ボックス手前という危険なエリアで一つのサイドだけを切るようなリスキーな対応まで、センターバックとしてはちょっと問題。強さ、高さ、キックの質、いいものを持ってるんだから、後はどういうプレーが危険で、どういうことをしてはいけないか、それを学んでいって欲しいな。皓平くんは研鑽されればもっと良いディフェンダーになれる。って、同点。

・そして、まずい守備での失点の後はミスでの失点、この試合再三攻守を見せていた都丸くんがキャッチングからスローでカウンターの起点となろうとするが、このボールがFC東京の選手にカットされると、すぐさま空いたゴールへ、失点……うわっちゃー。なんだけど、これは責めたくない。カウンターへの意識あればこそ、取られちゃダメなんだけど、繋がればチャンスのシーンだった。こういう意識、大切。とはいえ、めちゃくちゃ痛い……。

・しかし、この嫌な雰囲気を大希くんが振り払った!学くんからのクイックなスローイン、するっと相手のライン裏に入り込んだ大希くんがボールを受けると、そのままゴールに向かい、ずばっと決める!トーキックのような鋭いシュート、GKの上!見事見事見事。大希ゾーンからの冷静なフィニッシュ、これぞ榎本大希。素敵だわ。前半終了間際にビハインドをはね返したことはとっても大きい!

・後半に入っても一進一退、少し運動量の落ちたFC東京の攻撃をある程度中盤で制御するようになったモノの、Fマリノスの個人技も相手の警戒度が高く不発。拮抗した流れ、そこを打破したのはやっぱりエース!都丸くんからのロングキックに反応して裏に抜け出す、飛び出してきたGKの頭上を又もループで抜く!高い弾道を描きながらユルユルとゴールに向かい、そして決まる!キター!偶然性の高いゴールにしても、良く裏を狙ってたし、訪れたチャンスを冷静に沈めた学くんに巧。ユースの10番おーおー、横浜の学ー♪

・ビハインドとなってガンガン前に出てくるFC東京、しかし途中出場となったでっかい子へのハイボールをはね返し、カウンターに繋げていく形が機能して、Fマリノスタイム。大きなスペース、オープンな展開は間違いなく十八番、このチームの奔放な個人技がFC東京を追いつめる。終了間際、学くんのドリブルでディフェンスを切り裂き、最後はGKまで引きつけてまっちょへ、しかしまっちょ決めきれず…………。決めろよ、おい!1点差は変わらず、ハラハラのクライマックスはロスタイム、競り合いの中でファール、ペナルティアーク付近でFKという大惨事。しかし事なきを得てホイッスル。力抜けた……、でも一つ目の山を越え、一歩又前に進んだ!選手達はサポへ向けて万歳!

・本当~に勝って良かった!FC東京は高円宮杯を争う上での有力候補だと思うので、そういう相手を直接叩けたことはとても大きい。正直言ってサッカーの質は相手の方に分があって(特に前半)、厳しい展開ではあったけれど、甲斐くん不在の中でチーム全体で粘り強く戦えていたし(特に臼井くんの冷静なカバーは非常に良かった)、チャンス時にスペシャルな個が結果を残した事で勝負をたぐり寄せた。今年のチームの質から考えると、ディフェンスに置いてもオフェンスに置いてもどこまで個人が踏ん張るかに掛かってる。これが正しい事かどうかはわからない、とはいえ、こういう経験も又無駄じゃないと思う。もちろん、色々と思うことはあるけどね!

・ま、何とかかんとか勝ったわけですが、相手から学ぶところは沢山あった試合だったんじゃないかなーと。例えば、プレーエリアによるプレーディティールの区分け(中盤でゲームを作るときは次のプレーに移行しやすくダイレクトプレーなどをしやすいグラウンダーをきっちり、ラストパスは浮かせたりしてアイデアを付随させる)、細かいディティールに対しての意識付けなどは大いに学べる部分、そしてすぐに実践出来る部分だと思う。下條さんが「Good Fellow」に書いていたけど、うちの子達がどこまでグラウンダーのパスをしっかり出すことに意識を裂いているのか、正直言ってそこまでちゃんとやってないと思う。でも、FC東京の子達はもの凄い高い意識でこのディティールを考え、きっちりと丁寧にパスを扱っていた(戦術上そういう要素が必要だからこそ、とは思うけれど。ただ、どんなサッカーをやるにしても、パスなしには出来ないし、一つ一つのプレーの質が次のプレーの質を決める。そういう意味でチームとしてFC東京の方に分があったのは必然なのではなかろうか)個人の技術は恐ろしく高く、個々が特徴を発揮出来ているから、なんとか勝負出来ているけれど、この舞台で活躍することだけが目的じゃないのだから、もっときっちりとやらせるべきところはやらせて欲しい。基礎は大事、細かいところの差異が選手のクオリティを分ける。

・ま、それだけ勝ったからそれでいいやー(台無し)

-----------------------

JFA Prince League U-18

sec.4/ベルマーレユース 1-3 Fマリノスユース @ 馬入ふれあい公園サッカー場
F.Marinos.Y:28'端戸仁 58'&89'齋藤学
Bellmare.Y:27'古林将太

Fマリノスユーススタメン:GK橋本勇樹、DF曽我敬紀、清水皓平、臼井翔吾、岡直樹、MF谷岡慎也、佐藤優平、齋藤学、小野悠人(→80'松尾康佑)、FW端戸仁、榎本大希(→56'塩田光)

・超快晴、海沿いのさわやかな風、平塚駅から20分ちょっとの距離にある馬入ふれあい公園は非常にさわやかな所でした。試合会場となった人工芝のグラウンド以外にも、隣には平塚アリーナと呼ばれる体育館、河川敷みたいな場所には綺麗な天然芝2面のベルマーレの練習場となるピッチなどがあり、結構愛されてるのか、犬の散歩やジョギング、サイクリング、キャッチボールなどをする人が沢山いて、結構のどかな雰囲気。何となく湘南。そんなのどかな場所で行われたゲームは場違いな激闘でした。

・試合前のアップからベルマーレの方は怪我人含めて全員がピッチに入り、ベンチ前での円陣も全員、一丸となって臨んでくる感じ。3連敗中でここで負けると、高円宮どころか降格も見えてくる。ましてや相手にとってFマリノスユースは宿敵(昨シーズンは僕も見に行った秋津で大雨のプリンス4~5位決定戦、その前はプリンスの優勝決定戦などなど歴史があるみたい。このゲームでの学くんが凄かったらしい!1億円)Fマリノスユースの方はいつも通り、とは言いたいところだけど、甲斐くんに加えて私服姿の荒井くん……むー。ディフェンスラインはFC東京戦と同じ、荒井くん不在の穴は谷岡くん。練習試合では落ち着いたパフォーマンスを見せてくれていたけど……はてさて。

・優平くんがどんどん攻撃に掛かり、谷岡くんが中盤のバランスを見る。ちょっと心配だった新しい中央のコンビは整理されてる。何でもジュニアユースでは長くやってたとか、うーん、人に歴史有り。谷岡くんは初スタメンという気負いも見せず、非常に落ち着いたプレーで、チームを支える。この辺は良かった。ゲームの方は地力的に上回るFマリノスペースでゲームが進む。しかし、ベルマーレも非常に速いアプローチと厳しい寄せで防波堤を作り、非常に速い切り替えから4-2-3-1の2列目がワイドに走り、ボールを引き出す形でのカウンターは怖さがあり。又、トップの23番の子が上背はないモノのタイミングの良いジャンプとポジショニングで空中戦においてアドバンテージを握り起点となるプレーを見せるなど、結構手こずる。橋本くんの好セーブがなければやられていたシーンも。押し気味の展開ながら崩しきれず、と言うもどかしい展開の中、先制点はベルマーレ。セットプレー、ファーに飛んだボールを折り返し、ゴール前で押し込まれて失点。むー。

・しかし、直後にこのビハインドをはね返す。谷岡くんからのロングボールに反応した仁くんが抜け出すと、GKと交錯しながらもこぼれたボールを自らピックアップ、ゴールカバーに入ったディフェンスの隙間を冷静に狙ってゴール。なかなかここのところゴールチャンスが訪れなかった仁くんだけど、ここはきっちり。ばもはなと。

・同点になっても、ベルマーレのテンションは全く落ちず。厳しい当たりはドリブラーを襲う。学くんのドリブルに対しては身を挺し、シャツを掴み、時には身体を抱えようしてとまでも止めに来る。そんな執念の抵抗に何度も倒され、前半終了間際には激しく足に入ってしまったことで、足の痛みに走れなくなってしまう。心配過ぎて、試合見てなかったぐらい……少し時間が立って走れるようには回復したようだけど、動く量は激減し、これは交代もやむなしか・・と覚悟してた。

・しかし、ハーフタイムを過ぎ、チームメイトに遅れながらも走ってピッチに戻ってくる。大丈夫か?無理してないか?ますます心配に……。しかし、そんな心配などどこ吹く風。治療が功を奏して、躍動感が戻り、そして勝負を決めるゴールまで奪ってみせる。なかなかゴールチャンスを生かせず、今日は神様に微笑まれなかった大希くんから、次年代の高速ドリブラー塩田くんがピッチに入ることで、2トップがゴールデンコンビに。そして、その利が出る。左サイド素早く繋いでバイタルまで運ぶと、悠人くんから相手のディフェンスを縫うような柔らかいスルーパス!これに反応したのがトップにずれた学くん!一気にボックスに入り、飛び出してきたGKを見てのチップキック!これでGKを出し抜き、このフィニッシュがサイドネットに収まる!キター!後半開始からチャンスはあったモノの決めきれないという嫌な流れの中で、非常に冷静にチャンスをモノにした学くん、さすがエース、今大会5点目。ユースの10番おーおー、横浜の学ー♪

・ビハインドとなったベルマーレは、次々と選手を入れ替えて攻撃色を強める。菊地も高い位置に上がって何度もFマリノスディフェンス陣を切り崩しに掛かるが、ディフェンス陣もきっちりと対応。何度か攻撃への移行の所で奪われて怖さを持っていたカウンターを浴びるも、これも何とか凌ぐ。逆に前掛かりになった所をFマリノスアタッカー陣が襲いかかり、何度もゴールチャンスを生み出すと、終了間際皓平くんのロングフィードから又も学くんが抜け出し、GKまでかわして追加点!これで相手の息の根を止めた。学くんは昨シーズンよりもゴールへ向かう意識が強く、それが結果に表れてる。守備意識が多少減退していること、逆サイドでボールを待つ姿勢が強く出過ぎて、展開に絡めないことなど、課題は残るモノの、戦術兵器「齋藤学」の実効力は抜群。僕は、チームがどんなにダメだろうと、勝利に導くのがエースだと思ってる。それをやってのける学くん、素晴らしい!ユースの10番おーおー、横浜の学ー♪

・と言うことで、執念溢れるベルマーレを何とか退けて3連勝!試合後、熱くなりすぎたベルマーレスタッフがナイーブなジャッジングも垣間見えたレフェリーに食ってかかる(うちの選手もなんか言ったんか?)シーンが見られた。ちょっと珍しいね。

・ベルマーレはこのゲームに対して並々ならぬ強い意識を持ってゲームに臨んできたと思う。それが、プレーにも表れていたし、スタッフの試合後のエキサイトにも繋がったと思うのだけど、それだけこの舞台に懸けるものの大きさというのを感じさせてもらった。結果云々は別にして、常に慣れずに一戦一戦強い気持ちを持って、真摯にゲームに取り組んで欲しいと思うし、そうしなければいけない舞台なんじゃないかと思わされた。今シーズン、より厳しい相手とのゲームとなって、そういう意識は高まっていると思うけど、ね。だからこそ、接戦を演じながらも結果を引き寄せているんだと思うし。

・現状ではどうしても個が目立つというか個に依る展開が多くなっている(偶発的な形も多いし)現状のFマリノスユースなんだけど、今後更なる強豪と当たる中で、もう少しグループで崩せる展開がでてくると良いかな。その中で可能性として面白いのは曽我くんや岡くん、天野くんといったサイドバックの存在。曽我くんの後ろから疾風のように追い越すダイナミズムは間違いなく大きな武器。この試合でも、外を回るだけじゃなく、中のスペースを見いだしてフィニッシュに絡むシーンを作り出していたけど、サイドに起点を作れれば、こういう形も引き出せる。現状、大希くんが復帰して仁くんが流れても中がいなくなるという状況はないと思うので、彼のキープからうまく曽我くんのスピードを生かしてそのまま……なんて展開を見たい。又、岡くんは周囲の動き出しをしっかりと捉えて、それをダイレクトなどで使えるビルドアップセンスも面白い。彼の所から前にボールを入れ、そのまま攻撃を形取っていくというシーンももっとあって良い。複数人が絡む形でするっとスペースに飛び出すプレーなどでチャンスを作ることも多いし、色んな事が出来る選手なので、押し上げて攻撃に厚みを加えたいね。天野くんはクロスの精度、ドリブル突破と言った個人の魅力かな。サイドバックは比較的ボールを持てるポジションだと思うので、ここに質を持ってる選手を置くのも選択の一つ、天野くんはセットのボールも良いボールを蹴れるから、それも可能性を広げる意味ではあり。もちろん、主体は優平くんの展開からの学くんの独力打開やゴールデンコンビのコンビネーション、技術とアイデアを前面に出した攻撃で良いと思うけど、ね。様々な引き出しを備えておくことは無駄じゃないし。

-----------------------

*るーずぶろぐの中の人セレクション -4月版-

瀬沼優司(桐光学園/FW/No.11)→でかい・強い・推進力ある、U-18日本代表は伊達じゃなかった。サイズに見合うだけの迫力があって、変にこなれていないことが魅力。ゴールへの意識が高く、常にボックスに入ってゴールを獲れる場所にポジションを獲ることをサボらない。何となくだけどヴィエリっぽくなってくれるといいなー。でも、お前は余計なことをした。

重松健太郎(FC東京U-18/FW/No.22)→ちなみにFマリノスとのプリンスでは出てきませんでした。見たのはプリンス後にMTで行われたBチームの練習試合。パス・ドリブル・ボールコントロールスキル、どれも非常にハイレベル。特にドリブルは非常に独特、膝下が非常に柔らかく、トリッキーで相手のタイミングを外すことが上手、時間を作ることも、前に進むことも出来る。そして、独善的なプレーに走りすぎず周囲を非常に上手に使える。生粋のチャンスメーカー。この子のプレーを見た後、「倉又さんは何故この子を使わなかったのかしら……」と思ったぐらい素晴らしかった。怪我明けとかだったのかなー……出てきたらプリンスのゲームもわからなかったかも。又みたいなーと思う選手の一人。

菊池大介(ベルマーレユース/MF/No.7)→既にトップデビューも果たしているセントラルMF。昨シーズンのプリンス順位決定戦の時は雨のせいもあってか(覚えている人も多いだろうけど、ナビスコ準々決勝のFC東京戦@味スタの日、凄い大雨)、余り強い印象はなかったのだけど、この日は非常に高い技術を実践的に使うことの出来る選手としてクオリティを感じた。素早い判断を元に、イイ選択・イイプレーが出来る子で、落ち着きもあり、攻撃センスも上々。前半途中にルーレットで局面打開したプレーは敵ながら素晴らしいプレー。今後、良い経験を積み上げて実効力を高められればどんどん出てくるかも。

-----------------------

と言うことで、もの凄い長くなってしまいました……分ければいいのにねー。

それにしても、4月はなんだかんだ言って負けなし、野洲戦でちんちんにされたこと、チーム作りが遅々として進まなかったこと、監督が………だったことなど、不安の方が先に立っていたのだけど、とりあえずは一安心。学くんのゴールを6点も見れたしねー。でも勝負はここから。内容的には満足どころか……という部分もあるし、もっともっと……と言う気持ちもある、そして今後当たるは連勝こそ止まったモノの、山田直輝・高橋峻希・原口元気など豪華メンバーで無敗で首位をひた走るレッズ、世界制覇メンバーを揃える個人技集団ヴェルディ、昨シーズンの2冠チャンプ流経大柏……強豪ですよ。ま、当たって砕けて、結果5位に入ればいいや、高円宮杯行きたいモノ。

ということで、とりあえずここまでー。ねぇねぇ、大分戦は?なにそれ?喰えるの?まー、語ることは何もない、うざい。

-----------------------

*大分戦はさておき、チームとしてもう一度色々なことを整理して欲しいかなーというのはある。色々な選手を抱えている中で、様々な選択がある中で、全てをいいとこ取りは出来ないと思ってる。その辺を考え直す事も必要かなーと。もちろん、今のまま適切なバランスを探し、落としどころを見つけることによるチーム力の向上の可能性を探るのもありだとは思うけど……。ま、はっきり言えるのは、チームは生き物で、ロペスがいて勝っていた時期と、その後ロペが怪我した後のイイパフォーマンスが出来ていた時期ではプレーの形が違うと言うこと。とにかく、監督としての選択はいかに。この辺はもう少し突き詰めて考えていきたいかな、試合を見ながら。

*ちなみに未だに迷ってます。GWの二試合、ヴェルディとのクラシコか、レッズユースとの首位攻防戦か……どっちも見たい……うーん。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

April 22, 2008

ポジティブなる勝ち点1@J1 第7節 Fマリノス vs エスパルス

強引に結果をねじ曲げて勝ち点を引き寄せること、チームとして「逞しさ」が戻ってきた。それはスタジアムの雰囲気もそう。信じる気持ちが音になる。今年初の感覚、あの雰囲気、本当にたまらない。

2008 J.League Division1 第7節

Fマリノス 1-1 エスパルス @ 日産スタジアム「ポジティブなる勝ち点1」
F.Marinos:85'中澤佑二 S-Pulse:46'西澤明訓

Super Soccer

Fマリノススタメン:GK榎本哲也"陰の立役者"、DF栗原勇蔵"自覚"、中澤佑二"禊ぎ"、田中裕介、MF松田直樹"存在感"、兵藤慎剛"高機動・高性能"(→74'水沼宏太)、田中隼磨"悩め、悩め"(→68'清水範久)、小宮山尊信、山瀬功治、FWロニー(→74'坂田大輔)、大島秀夫

エスパスタメン:GK西部洋平"KY"、DF市川大祐、青山直晃、高木和道"アピール成功"、児玉新、MF本田拓也、伊東輝悦、枝村匠馬"お前が怪我さえしなければ……"(→32'藤本淳吾"