June 01, 2011

甘さと、逞しさと@2011 J.League Division1 第13節 ベガルタ vs Fマリノス

真摯に、全力で、手を抜かずにプレーするチームは、本当に強かった。

しかし、渡り合った。追いついた。

まだまだ、もっともっと、強くなれる。

2011 J.League Division1 第13節

ベガルタ 1-1 Fマリノス @ ユアテックスタジアム仙台「甘さと、逞しさと」
F.Marinos:69'谷口博之 Vegalta:20'赤嶺真吾

Fマリノススタメン:GK飯倉大樹"掴みつつある「冷静さ」"、DF小林祐三"戦える男"、栗原勇蔵"空中戦なら負けない!"、中澤佑二"バッチバチのCK争い"、波戸康広"祝・J1 350試合出場!/350試合出てる選手がするプレーじゃない"、MF中村俊輔"絶妙の"右"足"、小椋祥平"見いだせなかったパスコース"、兵藤慎剛"動き・崩し"、谷口博之"値千金・二戦連発!"、FW渡邉千真"決めきれず"(→62'金根煥"ストロングポイント")、大黒将志"チャンス、来ず"(→76'長谷川アーリアジャスール"伝わる「必死」"

ベガルタスタメン:GK林卓人、DF菅井直樹、鎌田次郎、曺秉局、朴柱成、MF角田誠、富田晋吾(→85'高橋義希)、梁勇基、関口訓充、FW太田吉彰(→74'中島裕希)、赤嶺真吾(→90'+1'松下年宏)

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《review》

様々なディスアドバンテージを背負いながら、未だ無敗。仙台がその力を示し始めたのは立ち上がりを過ぎた辺りから。

ポーズじゃない、本気でボールを奪う意志を込めて足元刈り取る勢いのアプローチ。抜群の出足でコンタクト恐れず身体ごと突っ込んでいくルーズボールへの執着。時間も余裕も奪い去るような切り替えの速さ。ピッチを幅広く使いつつ的確なタイミングでサポートが生まれるポゼッション。常にボールが出たかのように最後まで走りきるダイナミズムアクション。

ひとつひとつのプレーがおざなりではなく、手を抜かずにやりきっていく。その姿勢をフィールドプレーヤー全員が持ち続ける。それがどれだけ尊く、そして、どれだけ意義のあることか……。その姿勢がゴールを導く。

左サイド朴柱成がアウトスイングのアーリークロス。このボールは大きく、ファーに流れる。このボールに対して「誰も触らない、切れる」とジェスチャーをしつつボールを流した波戸の思惑を裏切るように菅井が全速力で走り込んでエンドライン際ダイレクトで折り返し!波戸は菅井の姿を見て慌てて距離を詰めて頭に当てるも、このタッチでボールサイドに寄っていた佑二の頭を越えゴール前でフリーとなっていた赤嶺にどんぴしゃり。赤嶺はこのクロスをヘッド!飯倉、ゴールカバーに入っていた勇蔵の届かないバーすれすれのコースに決めた。ベガルタ先制。諦めずに走り込んで折り返した菅井、又、その可能性を信じてポジションを取っていた赤嶺の姿勢が実ったゴール。横浜にしてみれば波戸の油断と不注意が招いた失点。

その後も仙台ペースは変わらず。甘いプレーは逃さず、激しくシビアな寄せで横浜に圧力を掛け、簡単に攻撃に出させない。横浜としては反応早く縦パスのコースを遮断されてしまうためボールを運ぶにも一苦労だったが、サイドにポイントを作りつつ斜めの楔を足がかりに相手をずらす事で仙台のブロックを崩しにかかる。しかし、同点ゴールは生まれず。

後半序盤も仙台ペースは変わらず。サイドからの崩しに翻弄されてゴールエリアまで進出されるシーンを作られたり(ループ気味に狙った角田のシュート、リフレクションに詰めた赤嶺のシュート、飯倉が2連続でセービング!)、スルーパスに対しセルフジャッジが絡む形で関口に抜け出され、飛び出した飯倉もかわされるが間一髪(波戸が寸前のところでカバー)、と苦しい状況は変わらず。しかしここを凌いだことが後々生きる。

時間が進むに連れ、仙台の出足が鈍り、中盤に余裕が出来る。そして、ハイタワー・クンファンを最前線に置くことでストロングポイントを作る、これでゲームの潮目が変わる。サイズのない仙台ディフェンスに対し、クンファンは明らかなストロングポイントとなり、意識せざるを得ない状況に。明確なポイントが生まれたことで彼の高さを使いつつ攻撃を仕掛けていくと、同点ゴールが生まれる。

右サイド小林祐三が深い位置から中に切れ込むドリブルで二人を引きつけると近い距離にサポートに入った俊輔へ、俊輔ボックス内細かなタッチで空間を作りつつ右足でふわっとした柔らかいクロス!このクロスに合わせたのは中央でフリーとなっていた谷口!身体一杯ひねってのヘッド!ファーサイドに飛んだボールがサイドネットを揺らしてゴール!同点!同点!谷口偉い!良く決めた!大黒・谷口・クンファンがターゲットとしてゴール前に入り、大黒のアクション、クンファンの存在感のアシストもあって中央の谷口が浮いた感。仙台ディフェンスとしてはエアポケット。俊輔の洞察力と右足の精度も光った。

これでゲームは一気に熱を帯びる。横浜は押せ押せで逆転を狙い、仙台も守りつつ鋭いカウンターで応戦。しかし、互いにチャンスは作れどゴールを導き出すことは出来ず。結局ゲームはこのまま。緊迫した好ゲームはドローで幕を閉じた。

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《impression》
/negative/

・改めて、当たり前のことを当たり前に、突き詰め、やりきるプレーを表現した仙台の姿勢は見事だった。そのチームと対峙して見えたのが、横浜の「甘さ」だったのかも知れない。例えば失点シーン、もしセルフジャッジせずに最後までボールサイドに1歩でも2歩でも距離を詰めれていたら、クロスを身体に当て防ぐことが出来たかもしれない。又、このプレーだけじゃない。ファーストタッチ後のボールの扱い、バックパスの強さ、動き直し、サポートアングルの意識など、やり抜くチームを前に小さな部分の「甘さ」が表面化し、突かれてしまった。名将・岡田武史の言葉「勝負の神は細部に宿る」ではないけれど、ほんの小さな事が勝負を分けることがある。だからこそ、この日の苦き失敗を無駄にしないようにしないとね。

※逆説的に、もっと突き詰められる「余地」があるとも思う。ほんの小さな事からで構わない。アプローチ、あと一歩距離を詰めよう。ボールを奪われてからの5秒間だけはフルパワーで守備を頑張ろう。ルーズボールの一歩目はまず出ることを考えよう。バックパスの時は強いパスを出そう。前に抜けるアクションの時は走りきろう。凄い小さな事かも知れないけどこういう事が出来るようになったらプレーの質は絶対に上がる。意識レベルのことだけど、当たり前のことでもある。当たり前のことを当たり前に、それがしっかり出来るチームになったとき、横浜はもっと強くなれる。

/positive/

・ビハインド後、仙台は厳しいアプローチでボールサイドにプレッシャーを掛けながらも、自陣でしっかりとブロックを組んで横浜の攻撃を制御しに掛かっていたと思う。苦手な「引いた」相手、しかし、その割にはある程度の実効力を示したし、バランスという意味でもポジティブな印象を受けた。かなり仙台ディフェンスは谷口を始めとしたアタッカー陣に縦の楔が入ることを警戒して中央に網を張っていた感があったけど、その網をかいくぐるように外に起点を作り、外から中と言う形で攻撃を成立させることが出来ていた。その主役となったのが、サイドバックとサイドハーフ。非常に豊富な運動量で攻撃に絡み、積極的に仕掛けてきっかけをつくるサイドバック、そのアクションに対し、サイドハーフが的確にサポートやアクションを伴わせることで幅を付ける。この縦関係のコンビネーションは凄い良かった。例としてあげるなら、仕掛けをちらつかせつつ斜めの楔を入れ、当てた後にサポートアクションを伴わせることでずらす。もういっこ、外に引っ張り出して空いたスペースに飛び込む形でボックス内に入り込む。この形で惜しいチャンスも作れてた。又、人数の掛け方として、外は2~3人、中も2~3人とこれまでのように崩しに掛かる部分に人数を掛けすぎることがなかった。本来であれば、ズバッと中に楔を入れて、中央から崩しきる、それが出来なければ外、が理想ではあるけれど、相手の狙いを捉え軌道修正出来たことはポジティブなのかな、と。

・仙台の狙い通りの形でゲームが進められ、トドメとなるゴール寸前のところまで追い込まれてはいたけれど、そこで我慢出来た事も良かった。これまでであれば、無理して攻めに出てカウンターでどぼん、だったかも知れない。しかし、耐えるべき時を耐え、傷口を最小限に留めたことが出来たからこそ、勝ち点1を持ち帰ることが出来た。実際、仙台のパス回しに翻弄され、かなり体力的にきついゲームになった感があるけど、1人1人が役割を果たしたからこそ耐え抜けたし、飯倉の冷静なポジショニングと対応も光った。逞しく戦えるチームになってきたのかな、うん。

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《gallery》

2011/5/28 J.League Division1 第13節 ベガルタ vs Fマリノス @ ユアテックスタジアム仙台(picasa/me)

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(´-`).o0仙台行って参りました。結果は残念だったけど、試合としては緊張感たっぷりの痺れるゲームでイイゲーム見れたなぁと言う充実感あったりします。

(´-`).o0欲を言えばやっぱり勝ちたかったし、勝って自信を付けたかったかなぁと思うけど、仙台のクオリティが非常に高かったし、簡単ではなかったかな。

(´-`).o0まあ次、頑張りましょう。今週はいよいよナビスコ!おっと、代表戦もあるんだよね。勇蔵さん頑張れ!ということでここまで(*´ω`*)

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May 27, 2011

Taniguchi-System@2011 J.League Division1 第12節 Fマリノス vs ヴァンフォーレ

嵌りに嵌り、そして、決まりに決まった。

ちょっとうまくいきすぎ。

2011 J.League Divison1 第12節

Fマリノス 4-0 ヴァンフォーレ @ 日産スタジアム「Taniguchi-System」
F.Marinos:11'谷口博之!!! 17'渡邉千真!!! 25'&40'大黒将志

Fマリノススタメン:GK飯倉大樹"仕事、ほぼなし"、DF小林祐三"怪我なんてなかった"、栗原勇蔵"我ノ道塞グモノ吹ッ飛バス"、中澤佑二"余裕"、波戸康広"V字回復"、MF兵藤慎剛"吸い付くように、引き寄せられるように"、小椋祥平"神懸かり"、中村俊輔"影となりつつ、お膳立て"(→59'狩野健太"兵藤と俊輔から学ぶべき事")、谷口博之"Taniguchi-System"、FW渡邉千真"ズバッとフィニッシュ、ビシッとクロス!"(→65'長谷川アーリアジャスール"示した意欲")、大黒将志"ストライカーの2発"(→84'金根煥)

ヴァンフォーレスタメン:GK荻晃太、DF市川大祐、ダニエル、山本英臣、吉田豊、MF内田智也(→46'片桐淳至)、伊東輝悦、保坂一成(→74'金信泳)、永里源気(→46'柏好文)、FW阿部吉朗、ハーフナー・マイク"苦き凱旋"

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《review》

ラインを高く上げ、前線から最終ラインまでの距離をコンパクトに。そして、激しく追い回し、ミスを誘い、高い位置でボールを奪い、シンプルにマイクを狙う。狙いが具現化出来ないときは一度引き、相手を迎え撃つ。王者・名古屋から金星を上げた甲府の戦い方は、はっきりしていた。

しかし、横浜はその狙いを見透かすかのようにDFラインの裏に広がるスペースを狙ったロングボールを多用。千真、大黒、そしてこの日トップ下に入り、かなり高いポジションを取っていた谷口が、入れ替わり立ち替わり裏のスペースへと飛び出して好機を迎える。開始早々千真が飛び出して1vs1、息つく暇もなく大黒も中央からフィニッシュ。リズムを掴んだ横浜は、その流れのまま先制点を奪い取る。

右サイドからのCK、俊輔の左足から放たれたインスイングの鋭いボール、ニアに飛んだこのボールに荻が飛び出すも、その手前に入り込んでいた谷口がジャンプ!そしてドンピシャヘッド!速いボールにニアで谷口の高い打点でのヘッド、相手の対応を許さない見事なセットプレーで先制!

このゴールで完全にゲームの流れは横浜に。裏のケアも出来なければ、バイタルで浮く谷口を潰すことも出来ず、3列目でゲームを作る俊輔・小椋・兵藤も掴みきれない。甲府ディフェンスは混乱状態。それを見逃さずにカウンター!谷口がハーフライン付近でボールを受け前を向くと3vs4のカウンターに発展。そのままゴール前まで運び、右サイドに逃げた千真へ。千真、シュートフェイクでマーカーを剥がし、中に向き直して左足でファーサイドに流し込む!荻届かず、あっさりと追加点。

嘘のようにボールが動き、スムーズなフットボールを展開する横浜は、次々と好機を量産。今度はサイドアタックから。千真が起点となって左サイドへ展開、波戸が深い位置まで切れ込むと、対応に来たディフェンスを切り返しでいなし、走り込む千真へマイナスのグラウンダー!千真合わせきれずも、そのこぼれ球に反応したのが大黒!腰を回し振り向き様の左足ボレー!これがネットを揺らし、3-0。

そして、4点目。今度は右サイドから。鋭い楔を谷口がダイレクトで右サイドに展開。このボールに千真が走り込むとエンドライン際ダイレクトで中央に折り返し、ライナー性のボールに大黒がニアに入ってダイビングヘッド!美しい攻撃にスタジアム熱狂。前半だけでゲームを決めた。

後半に入り、ようやくゲームが落ち着く。甲府は守備を修正し、裏のスペースを消したことで安定するも、横浜も谷口を通常のボランチの位置に戻し守備に軸足を置いた戦い方にシフトしたことで隙を作らず。交代選手がゲームに乗り切れなかったり、佑二・勇蔵のオーバーラップで会場が沸いたりしたものの、ゲームの趨勢に影響は与えず。このまま4-0で横浜の勝ち。見事見事。

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《impression》
/positive/

・チーム全体として、相手の狙いや意図を捉えて効果的なプレーを選択出来たことでゲームが決まった。このゲームの入り方に置ける甲府の意図は高い位置でボールを奪うこと。しかし、彼らの狙いたかった中盤の攻防を避け、広大に広がる裏のスペースを使うことでチャンスを作り、ゲームの流れを作った。千真にしても、大黒にしても、谷口にしても、スペースを使うことに念頭を置いたアクションを見せ、それに応える形で後方の選手も躊躇することなく裏へのスペースにボールを出す。前線と後方の意図ががっちりと噛み合ったことで抜群の実効性を示せた。綿密なスカウティングと意思統一が作り上げた快勝の土台。はなまる。

・そして、驚きの効果、谷口トップ下。バイタルで縦横無尽に動きつつ、ハイボールを競り落とし、楔を受け、と、トップがやるべきポイント作りを2トップに代わって担うことで相手のセンターバックを釣り出す。これにより起点作りの負担が減った2トップは、谷口がセンターバックを釣り出して空けたスペースを突いたり、よりよいポジションを取ることなど、点を獲るための仕事に力を入れることが出来た。また、ボールの流れとしても、選択肢が増えたことで楔が入りやすくなり、頻度高く高い位置でポイントを作ることが出来た。横浜のリズムの良いときは高い位置にスムーズにボールが入り、アタッキングエリアでプレーする時間が多いとき。その流れを作ったのが谷口の働き。先制点はもちろんのこと、彼のプレーが横浜に良い流れをもたらしてくれた。

※各々が担う役割とポジション、と言う意味で、ダイヤモンドの布陣は選手の動きに見合った陣形と言えるのかも知れない。最前線に飛び出す谷口、下がりつつポゼッションを担う俊輔、という意味で、谷口のポジションが高く、俊輔のポジションが低い方が理に適っている感はある。また、これまでは常にポジションブレイクが伴い、守備面では戻りきれないが故に穴が空くことが多かったけれど、谷口をゾーンの一員として数えず、4-3でゾーンを形成することに変えたことでバランス良く守ることが出来た感。サイドハーフに入った俊輔・兵藤の守備意識の高さと運動量、アンカー小椋のバランス維持、前線3枚の空いた穴を埋める献身的な守備があって初めて成立したと言えるけれど、以前に比べて大きくバランスを崩すことがなかったのは収穫。。谷口が嗅覚全開で高い位置から緩くなりそうなところを全速力で追って前を塞ぐ、奪いに掛かる遊撃的な守備も大きな効果を上げていたし、新たな可能性を見いだせたのかも知れない。不用意なロストが少なく、速攻を浴びるシーンが少なかったのでまだ見えない部分はあるけれど…。

※又、バイタル拡張というテーマでは、裏へのアクションと3列目(俊輔・兵藤・小椋)のポゼッションという二つの選択肢を持っていたことで甲府を揺さぶったか。この辺は相手が狙いを絞りきれなかったこともあるのだけど、深みを作る飛び出しと、引きつけるポゼッション。こうしてバイタルを拡げることで谷口を始めとしたアタッカーがバイタルで自由を謳歌出来た。バイタルを拡げることは横浜にとって大きなテーマ。開幕前、俊輔ボランチ、アーリア健太森谷の2列目な4-2-3-1が攻撃面でスムーズなプレーを見せていたけど、それは俊輔が低いゾーンで引きつけてバイタルを拡げたから。それと似た効果が出ている気がする。バイタルを拡げる「術」が複数あるというのはいいこと。

・陣形的な効果だけでなく、各選手のパフォーマンスが非常に高かった。特に、兵藤・小椋のパフォーマンスは今シーズン一番なんじゃないかと思うぐらい。兵藤はとにかく粘り強かった。しっかりとオリジナルポジションに戻り粘り強い守備で役割を果たしつつ、攻撃でも相手の寄せに屈さず、相手にボールを奪われないプレーがとにかく目立った。足を出され、ボールを触られ、と、奪われそうかな?と思っても最終的には兵藤の前にボールがある。そうやって一枚二枚と剥がすことでよりよい状況を作り出していたのは印象的。低い位置でも高い位置でもボールに絡んでチームを繋いでくれた。良い仕事!小椋はよく「見えている」。元々、裁きや楔のプレーの質は成長著しいわけだけど、この日はなんか憑いてるんじゃないかと思うぐらい前の状況を良く把握しては、常にチャレンジの意志を感じるプレーセレクトをしてた。楔もよかったけど、スペースへのパス、スルーパス、大きな展開、と非常に幅のあるプレー。守備での仕事はもちろんのこと、攻撃面でも小椋の果たした役割は大きい。チームを支える二人が素晴らしい仕事をしてくれた、ヒーローではないけれど彼らの仕事を心から賞賛したい。

・セットプレーで先制点をあげれたこと、そして2トップ揃い踏み、これも素晴らしいこと。考えてみれば自分が見た今年の初得点は、俊輔のCKを谷口ニアヘッドだったなぁ……。ニアに飛び込む谷口、激しいアクションでマークを剥がし中央に入る佑二、ファーで高さを見せる勇蔵と3つのターゲットがあるわけだから、相手にとっては脅威なはず。これで2試合連続、もっともっと質を上げて得点源にしたい。2トップは相変わらず好循環。千真が獲れば大黒、大黒が獲れば裕二、裕二が獲れば大黒と結果を出しつつけてる。裕二が怪我で離脱してしまったけれど、ポジティブな競争が出来てるのは素晴らしいこと。千真・大黒は狙い所が似てて動きが被ってる感があったけど、以前に比べれば棲み分けが出来てきたかな?

/negative/

・4-0のゲームでネガティブなポイントってそうないんだけど、健太、ね。残念だった。長いプレータイムを得て、出来るところを示したかったけど、「覇気」や「意志」のないプレーで時間を浪費してしまったかな。フレッシュな状態なのに切り替えが遅いとか、淡泊なプレーばかりになってしまうとか、今のレギュラーで出てる選手との温度差を観じるようなプレーをしてはチャンスは遠ざかるばかり。何故俊輔や兵藤がポジションを掴み、自分がベンチを温めているのか、その意味を感じ取れないと状況は変わらない。踏ん張り所、頑張ろう。

/extra/

・マイク結婚おめでとう!他の試合で頑張れ。このゲームは余りに状況が悪かったかな……

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《gallery》

2011/5/21 J.League Division1 第12節 Fマリノス vs ヴァンフォーレ @ 日産スタジアム(picasa/me)

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(´-`).o0祝・快勝!って大分遅くなってしまいましたが……とにかく連敗しなくて良かった。うまくいきすぎて怖いですが、また切り替えて続けて勝てるように、うん。

(´-`).o0少々風邪気味だったりしますが、元気です。仙台にも元気に行けそうです、楽しみ楽しみ。ということでここまで!

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May 17, 2011

糧@2011 J.League Division1 第11節 サンフレッチェ vs Fマリノス

初黒星、だけど視界は曇っちゃいない。

2011 J.League Division1 第11節

サンフレッチェ 3-2 Fマリノス @ 広島ビッグアーチ「糧」
F.Marinos:43'中澤佑二 69'中村俊輔
Sanfrecce:17'&33'李忠成 67'ダビド・ムジリ

Fマリノススタメン:GK飯倉大樹"欲しかったビッグセーブ"、DF小林祐三"好事魔多し"(→37'天野貴史"問われるのは質")、栗原勇蔵"釣られて、逃して"、中澤佑二"終わったなんて言わせるな"、波戸康広"何もしないの罪"(→72'長谷川アーリアジャスール"埋没")、MF中村俊輔"1G1Aも…"、谷口博之"諸刃の剣"、小椋祥平"苦しい仕事"、兵藤慎剛"支えて走って"、FW小野裕二"好事魔多し"(→58'金根煥"詰めるべきはディティール")、渡邉千真"広島キラー、だったんだけどなぁ"

サンフレッチェスタメン:GK西川周作、DF森脇良太(60'一発赤)、中島浩司、横竹翔(→70'盛田剛平)、MF森崎和幸、森崎浩司、ミカエル・ミキッチ、山岸智、FWダビド・ムジリ"超絶キープと絶品パスの当たり外国人!"(→73'山崎雅人)、李忠成、佐藤寿人(→63'高萩洋次郎)

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《review》

互いに隙を伺いつつ見合うような静かな立ち上がりを経て、一気にゲームが動き出す。横浜の攻撃を凌いだ広島が素早く攻撃に移行。戻りきれず空いた右サイドのスペースでミキッチにボールが渡ると、波戸もアプローチしきれずフリーでクロス。中央には李忠成と佐藤寿人、マークに付くのは中澤佑二と栗原勇蔵。実力者同士のマッチアップ、ここでクオリティを魅せたのが佐藤寿人。内側に切れ込むフェイクを絡めてファーに流れる「プルアウェイ」の動きで勇蔵を欺きフリーとなると、勇蔵慌てて前を塞ぎに行くも佐藤寿人の選択は折り返し、この落としを李忠成がいつぞやのハイライトのように左足ボレー振り抜く!飯倉、反応し手に当てるも勢い御しきれず弾いたボールがゴールイン、先制点を許してしまう。寿人の意図のある動き、ミキッチの精度伴うクロス、李と寿人のイメージの共有、相手を褒めたくなるような攻撃だったにしても、攻撃後の対応として展開からクロス、シュートに至るまで全くと言っていいほど相手にプレッシャーが掛からず。好き放題やられれば、それはやられても致し方ない。

これで流れが完全に広島に。攻めに出たい横浜をあざ笑うかのように後方でボールを動かしてチェイスをいなし、バイタルにスペースが出来ると前にボールを入れる。連動した質の高いポゼッションに加え、新加入のムジリの複数人に囲まれても奪われないキープ、ランニングを活かすパスに翻弄され、次々と裏を突かれる。劣勢。そして、今度は個人技に屈する。森脇の縦パスに寿人が落ちつつヘッドで叩き李忠成へ、ここから李忠成ショー。トラップ際を狙った勇蔵のスライディングをいなし、ゴール方向へスピードアップすると裏通りで佑二をぶっちぎる。そして最後は小林祐三のカバーの一寸先に左足アウトでニアサイドを抜く。横浜が誇る堅牢なディフェンダー陣を1人で「射抜いた」。これはもうどーしようもない……。これで2点ビハインド。

悪いことは続くモノで接触プレーで打撲を負った小林祐三が交代せざるを得ない状況に。守備面では苦しんでいたモノの攻撃面では好調だっただけに残念…ここで交代カードを一枚減らしてしまう。ネガティブなファクターばかりが並ぶ中、終了間際左サイドCK、俊輔のアウトスイングのボールが西川の飛び出しのミスを誘い、がら空きのゴールに佑二がヘッドで叩き込んだ。希望の1点。

後半に入り、谷口のスタートポジション自体を高く上げ、3トップのような形で圧力を掛ける横浜。しかし、負の連鎖なのか、今度は小野裕二が負傷退場…2枚のカードが負傷による交代…クンファンが入る。

ただ、そのクンファンが大仕事、小椋のスペースパスに中央から抜け出し独走、背走する森脇に引き倒され、森脇を退場に追い込む。数的有利。しかし、このFKはリフレクション含めてモノに出来ず。逆に警戒していたはずの広島のカウンターが火を噴く。森崎和がアプローチをいなして最前線で走る李に抜群の精度のフィードを通すと、李は勇蔵・波戸を引きつけつつ後方から走り込むムジリを捉えて、優しいラストパス。ムジリは飛び出す飯倉の上を抜くチップキック。これで3点目……。技術あるチームの素晴らしいカウンター、森崎のところは塞いでいたはず、李のところも捕まえたはず。しかし、何も出来ずにやられた。特に李に渡ったところ、あそこでスペースに出て2枚釣り出されたところでカバー出来る選手はもうだれもいなかった…ファールで良かった。プレーの流れを切りたかった。囲むだけで何も出来なかった悔いの残る対応……。

その後もカウンターに脅かされつつも前に出る横浜。俊輔が中央からミドルシュート、低い弾道のボールはバウンドして伸びたかコースに入っていた西川をすり抜けて決まりまたしても1点差に。しかし、ここから次の1点が遠かった。パワープレー気味にロングフィードを前線に入れるもその質は伴わず、また狙いも曖昧、直接合わせて決めたいのか、ポイントを作りたいのか、そもそもどちらのサイドから入るのか、皆が手探りの中で進めてしまった結果、実効力の伴うモノにはならず。

結局ゲームはこのまま、又しても広島の地で返り討ちに合い、今シーズン初黒星となった。

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《impression》
/negative/

・警戒していたはずのカウンターでの3失点。前節に引き続き、ポゼッションして、人数を掛けて攻める中でのリスクマネジメントのなさを露呈してしまった。ある程度前から塞いで…という意志は見られたけれど、後ろはラインが結構深く設定していたのでスペースが出来て、そのスペースに起点を作られ……というのが目立った。前と後ろでの意志の齟齬は否めず、といったところかな。そもそも前からのアプローチの実効力という部分でも足りなかったかなーと思うし、せっかく遅らせても戻り切れずセットし切れていない状況を見ると、まだ切り替えのスピード含めて足りないというのが素直なところ。これまではゾーンを形成して、バイタルのスペースを圧縮して守ることで堅牢な守備を作り上げれたけれど、ポゼッションする時間が増えたことでポジションを崩し攻めることで秩序を保ちきれなくなってるだけに、この部分の落としどころを早いとこ見つけたい。

※これは個人的な意見だけど、カウンターを受けた際にもっともっとシビアな意識をもたないと。例えば、もっとファールをうまく使いたい。3失点目の波戸と勇蔵が李を捕まえた時点の状況を考えれば、最後方の選手があそこにしかいない状況になってたわけで、あそこで「潰すしかない」状況に追い込まれてた。でも、二人の選択はディレイ。で、状況を変えることが出来ないままフェイクにいなされ、ラストパス出されて決められた。他にも中央で波戸が捕まえたけど緩いアプローチで展開されてカウンター浴びるとか、そういうのが凄く多い。潰すべきところでは絶対に潰す、ファールという手段を使っても。カードもらわない程度に、危なくない位置ならファールのがよっぽどいいよ?したたかってそういうことじゃん。

・現状、谷口のランニングは閉塞した状況に刺激を与える大きな武器となっているけれど、それを支える術がないと組織を保ちきれない。これも上記に重なる部分だけど、彼が空けたスペース、彼の守備面で担っていた役割をチームとしてどうやって埋めていくのか。小椋1枚が底で潰すにも限界がある訳で、チームとしての約束事が必要だなぁと改めて感じた。兵藤や俊輔が低いゾーンでスペースを埋める、ラインを押し上げてプレースペースを消す、失った後の切り替えをもっともっと速くシビアにやっていくことで時間を作る、もしくは谷口を「いない」ことにして4-3で守る形を作り出す。まあ手法は様々…なんだけど、バランスを崩して攻めていると言うことに関してチームとしてもっと意識しなきゃいけない。谷口個人のことを言えば、実効力は保っているとは思うけれど、闇雲に行きすぎ。頻度は考えなきゃいけない。相手も分かってれば警戒しようがあるわけで…。

・パワープレーのディティールも詰めておきたいところ。クンファンがいて、千真がいて、谷口がいて、最後には勇蔵も上がって、と沢山人数を掛けたけど、あんまり効果的ではなかったよね。まあこれもやっぱり意志共有と狙い、かな。この日は深い位置のファーサイドを狙うも西川に飛び出されてキャッチされることもしばしばだったけど、着弾点はぶっちゃけ浅い位置でイイと思うのね。折り返すことを考えればファーサイドにでっかい選手を置き、他の選手はその折り返しを狙う。狙ったサイドで上げられずサイドチェンジしてでっかい選手がニアに来ちゃったらセットし直す…もしくはフリックでなだれ込む、とか。小さな、そして当たり前のことだけど、そのイメージを持っていることで動きが変わる、整理される。ぶっちゃけクンファンはほぼ負けないだろうし、勇蔵も助走を付ければ高い。だからこそ、うまく高さを「使う」というのを考えておきたいところ。ロングフィードを直接ヘッドでズドン、とかは考えるな、考えちゃいけないんだ!←

/suggestion/

チームが抱えていた病巣を突かれ、広島の地でまたしても悔しい思いをすることになった横浜。

しかし、無為な敗戦ではなかった、と思ってる。

「去年と違って詰めるところがあいまいじゃない。一つの形をやり切ることで、次の課題が出る」

中村俊輔の言葉が示す通り、選手達は何をすべきかをしっかりと感じ取ってくれている。

1つの失点、1つの敗戦はマイナスでしかないけれど、そのマイナスを糧とすることでプラスに出来る。その理由を見出し、修正し、質を高めることでチームはもっと強くなる。

だからこそ、前を向いて、受け止めて。

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《gallery》

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(´-`).o0はい、広島行ってきましたー。また勝てなくて……(´・ω・`)まあ前向きに行きたいなーと。

(´-`).o0試合後に多くの皆様の飲み会に参加させて頂いて、騒いで笑って、敗戦の痛みを忘れさせて頂きましたー。広島で久々に美味しいモノ食べた気がする……←お好み焼きのソースも牡蠣も苦手な人

(´-`).o0ま、また次ですね。元気出してホームゲーム!

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May 11, 2011

"0"→"3"@2011 J.League Division1 第10節 Fマリノス vs アビスパ

"0"→"3"

それが全て。

2011 J.League Division1 第10節

Fマリノス 3-2 アビスパ @ 日産スタジアム「"0"→"3"」
F.Marinos:46'渡邉千真!!! 77'&81'小野裕二!!! Avispa:31'&42'城後寿

Fマリノススタメン:GK飯倉大樹"繋ぎ止めたからこそ"、DF小林祐三"近づくゴール"、栗原勇蔵"苦しい胸の内"、中澤佑二"お手上げ"、波戸康広、MF中村俊輔"チーム状態示すボールタッチの位置"(→85'長谷川アーリアジャスール)、谷口博之"奔放のリスク"、小椋祥平"嘆き"、兵藤慎剛"素晴らしき「イメージング」"、FW大黒将志"課題は「被り」か"(→55'小野裕二"Spark!!!")、渡邉千真"狼煙"(→66'金根煥"潰せない男")

アビスパスタメン:GK神山竜一、DF山形辰徳、丹羽大輝、山口和樹、キム・ミンジェ(→67'和田拓三)、MF末吉隼也、鈴木惇、田中佑昌(→85'高橋泰)、岡本英也(→63'成岡翔)、松浦拓弥、FW城後寿

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《review》

顔を覆いたくなるような前半だった。

激しいプレッシングに攻撃構築ままならず、勇気も決断もアクションもないポゼッションに実効力など伴わない。マネジメントしきれず、切り替えでも完全に後手を踏み、自慢のセンターバックも起点となるポストを潰せない。その結果、何度も何度も複数人が最前線に飛び出してくる危険なカウンターに晒される。

そして、いつの間にかスコアは0-2。この時点では勝利はおろか、更なる惨劇しか想像出来なかった。

しかし、後半開始直後のゴールが沈滞ムードを一掃する。小林祐三の前線へのフィードに谷口のスクリーンが絡んで走り込んだ大黒に繋がると、大黒はバウンドボールをダイレクトで折り返し、ゴール前に流し込まれた高い弾道のボールを千真がヘッドで合わせる!これが緩やかな軌道を描いて神山の頭上を抜き、バーを掠めてゴールイン。反撃の狼煙が上がると一気にゲームが動き出す。

攻撃面ではサイドへのフィードに突破口を見い出し、大黒に代わり投入された裕二がイキイキと仕掛けて脅威を与える。しかし、後半序盤に関しては福岡の鋭いカウンターも依然として脅威を保ち、あわや3点目というシーンも。ここは飯倉のビッグセーブもあって難を逃れる。このプレーも結果から考えれば大きかったか。

攻め合いの様相を呈してきた中で、クンファン投入で更に長いボールを使った攻撃を増やし、更に圧力を掛け攻め続ける横浜に流れが傾くと、ついに福岡守備陣を突き破る。左サイド深い位置で裕二が持つと、中央ダイヤゴナルに走り込んだ谷口へ隙間を縫うようなアウトサイドパス、谷口は相手を背負いつつバウンドボールを収めると、タイミングを計りつつ中央へ走り込んでくる裕二へ優しいリターン!裕二、右足インスイングのコントロールショット!糸を引くようにサイドネットに吸い込まれた!同点!同点!谷口のボックス内での見事な「ポストワーク」と裕二のパス&ランの意識&冷静なフィニッシュワークが結実した素晴らしいゴール!横須賀コンビ大爆発!

これで完全に横浜はイケイケ。ペナアークで前を向いてボールを持った俊輔がまたぎフェイクを絡めて仕掛けてDFを引き寄せると、右の兵藤へ。兵藤へのパスが微妙にズレて後ろ向きでのボールレシーブとなってしまったものの、はっきりとしたシュートへのイメージを持った状態だったからか、ターンと同時に右足振り抜く!このタイミングが神山の虚を突いたが惜しくも決まらず。しかし、まだ攻撃は終わらない!神山の弾いたボールが逆サイドに流れると突っ込むのはクンファン!ここは決死の福岡ディフェンスのゴールカバーに阻まれる、それでこぼれたボール今度は裕二角度ないところから思いっきり!これがまたまたサイドネットに突き刺さる!逆転!逆転!歓喜爆発!ベンチ前に歓喜の輪が生まれた。

このゴールが決勝点。勝ち点"0"だったはずのゲームは、No.10の覚醒と共に価値ある勝ち点"3"を得るゲームへと変貌を遂げた。

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《impression》
/negative/

・言うまでもなく前半の酷い出来。ひとつひとつ行こうかな。そもそものこのゲームに対する考え方。開幕から4連敗の最下位相手というのがあったかどうかはわからないけど、緩い玉際や軽い対応、切り替えの遅さ、全般的に甘かった。もうひとつ、谷口を押し上げて前傾で圧力掛けると言うプラン。別にやること自体は構わないのだけど、そのマネジメントないことが問題。特に失った後。素早い切り替えからのディレイなのか、谷口が上がる代わりに誰かが残ってカバーするのか、方法論は様々だけど、基本的に何にもしてなかったように見えた。楽にプレーして、攻めて攻めて攻め倒して勝つ、という都合の良い考えが垣間見える時点で、相手への敬意を欠いたと言わざるを得ない。

※スカウティングしてたら分かるはずだけど、福岡のカウンターはトップに当ててからの飛び出しが主なパターンだった。ましてや、その起点を作るための工夫はセンターバックだけじゃ抑えられないもの(縦の関係で1人がラインを後ろに引っ張り、1人が残ることで後方からのアタックを制御する)、そういう意味では中盤中央のゾーンは「最も抑えなきゃいけない場所」だったはず。ここを抑えつつ攻めるという選択肢があってもよかったのかな。

・そしてポゼッション。ほとんど出来なかったに等しい。攻撃構築は相変わらず。谷口がポゼッションを放棄してたので人数が少なかったにしても、担うべき人だけで攻撃を組み立てられず(DFライン+ボランチ)、俊輔や兵藤の手を借りなければならない時点で「機能」はしていない。この辺は「自立」が求められる。その上で崩しの部分、ボールがバイタルに入っていない。ゾーンの外側でフリーの人間に預けているだけで、怖さのないモノになっている感。うちの良いときはバイタルであったり、高い位置に早いタイミングでボールが入ったとき。事実、後半は長いボールを多用して高い位置に起点を作ったことで流れが生まれた。長いボールを出せ、スペースを使えという意味ではなく(使えるときはシンプルに使った方が良いのは間違いないけど)、深みを作るというのが大事。臨機応変に、だね。

・守備に関しては、選手達のコメントの通り、意識がばらけてしまった感。セットして守るのか、前から潰しに行くのか、結局曖昧なまま。ただでさえ、バランスが崩れている状態で散発的なアプローチでいなされたりすれば、後ろにしわ寄せが行く(先制点のシーンの俊輔のアプローチなんかはその典型)一番の煽りを受けたのがセンターバックだったかも…起点も潰せず、ズルズル下げるだけでアプローチに行けない。もの凄い中途半端な対応をせざるを得なかった。結果、自らのプレーにも迷いが出てしまい、水際での強さを発揮出来なかった。ストロングポイントであり、チームを支える土台の部分が崩れていたことは大きな問題。うん。

/positive/

・これだけダメな部分がありながら、勝てたこと。2点ビハインドをひっくり返せた成功体験は、特にアタッカー達にとっては自信になる要素。ゴールというのは最高の成功体験、それを獲るべきときに獲れたというのは素晴らしいことだし、かけがえのないこと。本当に「獲り」に行ったときは迫力ある攻撃が出来てるし。この試合であれば決勝点に繋がったシーン。兵藤のシュートのシーンでリフレクションに対して俊輔・谷口・クンファン・裕二がボックス内に入って狙ってた。(リスクはあるけれど)こういう意志の伴うプレーが勝負所で出るというのは素晴らしいこと。強く、逞しくなれているのかも知れない。

・勝利に導くゴールを奪ってくれた千真と裕二含め、トップには好循環が生まれ始めてる。千真が1つ結果を残したことで立て続けに次のゴールが生まれた。大黒が浦和戦で点を獲ったことで、今度は裕二に火がついた。裕二の出来は出色。普段なら入らない決定機を2本とも決めれたのは素晴らしいし、外の起点作りでも大きく貢献してくれた。本当にそれが嬉しくて仕方ない。まあ、焦りを助長する可能性もあるけれど、切磋琢磨してガシガシ結果残して欲しいな。

・ほんと、裕二素晴らしかった……

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《gallery》

2011/5/7 J.League Division1 第10節 Fマリノス vs アビスパ @ 日産スタジアム(picasa/me)

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(´-`).o0いやー、それにしても気持ちよかった。地獄から天国?天にも昇る気持ちって言うか……このカタルシスはたまらない……。逆転劇ってたまらん。

(´-`).o0色々な方と話して思ったのは、みんなこういう試合を勝つことで色々な予感を持ち始めてるのかも。実際、そう思うわ。ただ、まだ気が早いかな。力の証明ではあるけど、もっともっと色々なことを試されると思うから浮かれてはいられないかな。

(´-`).o0次は広島、また切り替えて頑張ろう。

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May 06, 2011

合理的勝利@2011 J.League Division1 第9節 レッズ vs Fマリノス

耐えるべき時を耐え、行くべき時に行き、獲るべき時に獲る。

だから、勝つ。

2011 J.League Division1 第9節

レッズ 0-2 Fマリノス @ 埼玉スタジアム2002「合理的勝利」
F.Marinos:70'渡邉千真!!! 90'+4'大黒将志

Fマリノススタメン:GK飯倉大樹"濡れたピッチでも冷静に"、DF小林祐三"引かない勇気"、栗原勇蔵"エジミウソンはお嫌いですか?"、中澤佑二"集中の鬼"、波戸康広"しっかり、きっちり"、MF中村俊輔"仕事人の域に"(→77'狩野健太"信頼はひとつずつ")、小椋祥平"94分目のアシストの価値"、谷口博之"縦横無尽、神出鬼没"、兵藤慎剛"走行距離が示す彼の仕事量"、FW渡邉千真"開幕!"(→85'金根煥"DFとしての好プレー")、小野裕二"焦らず、焦らず"(→65'大黒将志"チームの一員に")

レッズスタメン:GK山岸範宏、DF高橋峻希、マシュー・スピラノビッチ(→75'マゾーラ)、永田充、宇賀神友弥、MF山田暢久、柏木陽介、マルシオ・リシャルデス、FW田中達也(→69'高崎寛之)、エジミウソン、原口元気

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《review》

動の浦和が攻め、静の横浜が受ける構図がはっきりした前半。浦和は今シーズンのテーマでもあるアグレッシブなサイドからの仕掛けで横浜が組んだコンパクトな4-4ゾーンを崩しに掛かるが、アタッキングエリアまでは運べても最後のところでは横浜の守備陣の粘り強い対応に合い、崩しきることは出来ず。

横浜としては我慢の前半。最後のところではしっかり対応出来ていたこともあり、「守る」という目的は達成出来ていたが、相手サイドバックに対してのアプローチが掛からず、アタッキングエリアまで簡単に引き入れてしまったことで、ディフェンスラインがボックスの中まで押し込まれてしまうシーンが頻発。当然ボールの奪取位置も低くなり、なかなか攻撃移行出来ず、相手の攻撃機会を増やしてしまった。しかし、プランニング通りのスコアレスで前半を折り返す。

後半に入り両チームに変化の兆候、そしてゲームが動き出す。横浜は全体的にブロックの位置が高くなり、前線・サイドハーフのアプローチアクションをより激しくすることで前半と違う守備姿勢を示し、攻撃時も2トップがサイドに流れてスペースでボールを引き出す事で深い位置に起点を作ることで相手DFラインを押し下げるなど、より積極的にゲームの主導権を奪いに掛かる。対する浦和は、原口元気が仕掛けろというベンチの指示に応じ、キレのあるドリブルで存在感。外に張り出すことでボールを引き出せていた事もあり、彼のドリブルには危険な匂い。

激しくゲームが動き出し、互いにチャンスが生まれる。特にホットエリアとなったのがメインスタンド側のサイド。まず浦和、小林祐三が攻撃参加して空いたスペースを突く形で低い位置からの対角線のフィードが飛ぶと、これを左サイド原口が収めて一気に突き進み、追走する小林祐三、中央から出てコースを消しに来た栗原勇蔵に挟み込まれる前に柔らかいクロス、このボールが大外に飛び最後はファーサイド田中達也が飛び込み合わせる!しかし波戸がコースに入りブロック。

横浜もやり返す。浮き球の楔を千真が収めて裕二に落とす、裕二がダイレクトでサイドのスペースに流し込むと走り込んだのは小林祐三、宇賀神が処理しきれなかったボールをすぐさまピックアップしスピードに乗って中に切れ込みスライディングしながらニアにグラウンダークロス、これに飛び込んだのは最前線に全力で走り込んだ谷口!足を交差させ残り足の右足で合わせるというテクニカルなフィニッシュで完全に山岸の虚を突くもこれはポスト直撃。パワフルなオーバーラップとファンタスティックなフィニッシュ、惜しかった。

攻め合いの様相もありつつ、徐々に試合の流れが横浜に傾く。浦和は横浜の2トップのスペースを突くランニングによってラインが下がりコンパクトな陣形を保てなくなったこと、前半飛ばした影響か浦和の中盤の運動量の低下したこと、二つの要因から中盤のスペースを埋めきれず、プレスの弱まった中盤を横浜が制圧。その中で掴んだ右サイド30m強のFK、中村俊輔のインスイングの速いボールがペナルティスポット付近に流し込まれると渡邉千真ヘッドで合わせる!これがマーカー山田暢久に当たってニアサイド際どいコースに飛ぶ幸運、山岸触れずポスト掠めてゴールイン!待望の先制点!我慢の前半を経て、流れが来たところで得たセットプレーの機会を生かすという理想的な展開。千真はこれでようやく開幕!浦和キラー恐るべし。

ビハインドを負った浦和は、スピラノビッチを下げて高崎を投入(山田暢久がセンターバック、中盤中央マルシオ・リシャルデスと柏木、2トップエジミウソン・高崎の4-4-2)前線に高さと強さを加え、ゴールに迫ろうとする。しかし、横浜にとっては自分達の一番強い部分で勝負してくれた事でボール奪取がより容易に。空中戦で優位に立ち、セカンドボールも素早い反応で拾って、と浦和に攻勢を許さない。奪ったボールはよりシンプルに。途中交代で入った狩野がミスなく中盤と前線を繋ぎつつスペースへのパスを出し、大黒・クンファンが高い位置で起点を作り、チャンスと見れば追加点を狙う。そしてゲームは最終局面へ。

浦和は、原口がキレあるドリブルで中央に切れ込んでの右足シュート、CKからエジミウソンのヘディング、とゴールに迫るもいずれも枠を捉えきれず。決めきれない浦和を尻目に横浜がチャンスを逃さない。セットプレーのセカンドを拾って入れたクロスは短くクンファンが胸でカット、ここからカウンター発動!クンファン前に走る小椋に繋ぐと、小椋は必死に戻る宇賀神より一寸先にスライディングでスペースに流し込む!そしてそのボールに反応したのが大黒!これで完全に独走状態を作ると、大黒は飛び出してきた山岸のこれまた一寸先に触ってかわし、無人のゴールに冷静に流し込んだ!見事見事見事、大黒はFマリノス初ゴール!

これで勝負が決まり。横浜は狙い通りの戦いで新生・浦和を「ちゃぶり」、今シーズンの2勝目をあげた。

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《impression》
/positive/

・監督の開口一番「狙い通りかの」という言葉が示す通り、ゲームプランが嵌ったということに尽きる。相手に勢いある前半は受け、スペースの生まれる後半に攻めに出てチャンスを活かし、前掛かりとなる裏を獲ってカウンターでトドメ。現実的な思考の元、相手の出方を見定め、交代策含めて持ち得る幅を活かして、柔軟にプレーを変化させて勝利を手繰り寄せた。個人的には「合理的」という言葉がフィットするかしら。相手が来るときは受け、空いてきたら攻める、のれんに腕押しだったポゼッション一辺倒の頃を思うと隔世の感…。

・それを可能にするのが「受け」の強さ。名古屋・鹿島で手応えを得たゾーンディフェンスは試合を重ねるたびに自信を深めている感がある。この試合に関してはディティール的に危うかったと思っているけれど……。まあこれだけ守れれば上記のように「耐える」というゲームプランも取れる。佑二・勇蔵・谷口・小椋のスクエアは本当に堅い。ホットエリアとなったサイドも受動的な対応が多くなる中で粘り強く対応してくれた。サイドハーフも走行距離が長くなりながらもサボることなくオリジナルポジションに戻り、収縮に参加していたし……うん、よかった。

※警鐘、ではないけれど、バイタルには入れさせてなくても、アタッキングサード入ったらアプローチはしっかりと、これは痛い目あってからじゃ遅い。実際、バイタルはかなり圧縮してるのでそうそうプレーエリアもプレータイムも与えない。ただ、バイタルに入らなくてもラストパスは出るし、ミドルシュートのレンジを打たれる可能性もある。変化を付けられて後手に回れば、次のアプローチ及び収縮が遅れ傷口が広がる。又、ボールを奪う位置が深すぎるが余り攻撃移行が出来ていないという課題があるだけに、「守勢一辺倒」になりかねない。守れているけど決して「良い」守備じゃない。「良い」守備が出来るときは「良い」攻撃に繋がる。この辺は個人的には要修正だと思う。勝って兜の緒を締めよ、じゃないけど、ね。

・FWの選手が獲ってくれたこと。一試合に限れば誰が獲っても良いとは思っているけれど、中・長期的に本人達が元気になる、チームに勢いが生まれるというのは間違いなくある。そういう意味で千真と大黒にゴールが生まれたのは非常にポジティブ。練習を見てもコンディションが上がってきているのは目に見えるようだったし、千真に限ってみれば連戦中でもしっかりとメニューをこなし、シュート練習もしてたから、その努力が実って良かった。大黒に関しては思うところもあっただろうけど、1つ結果が出たところで落ち着くかな。後は裕二だね、焦るな、というのは裕二の気性的に無理かも知れないけど、チームのために仕事はしてくれてるのだから気負わずに、とは思ってるよ、うん。

/player pickup/

今や、このチームに欠かせないピースとなってくれた小林祐三、谷口博之。この2人が絡んだ決定機のシーンに2人が持っている可能性を示されたような気がしてならなかった。

裕二のスペースパスに対してタイミングばっちりで飛び出し、相手のミスを逃さずピックアップし、スピードと勢いをもってそのまま中へと切れ込んでクロスに繋げたプレー。このプレーに限らないけれど、小林祐三の「攻撃参加」には非常に大きな可能性が秘められている。

加入当初、ディフェンシブユーティリティの印象は強く、正直に言うと攻撃参加は余り期待していなかった。キャンプを経て行われた練習試合を見ても、守備では粘り強い1vs1の対応と気の利くポジショニングとカバーリングこそ見られるモノの、攻撃の部分に関しては余り期待出来ないかな…なんて思ったのが素直なところ。

しかし、中断期間を経て周囲との相互理解が高まり、連携がスムーズになったことでプレーの質に変化が現れた。元々、前にいる中村俊輔が張るタイプではなくかなり大きくポジションを崩して動くタイプなのでサイドにはスペースが空くこともしばしば。そこでタイミング良く上がってくることでボールを引き出していることが1点。そして近距離のサポートを受け、ワンツーなどの剥がすワンクッションを挟みつつ突破するプレーが嵌り始めていることが1点。この2点が相まってプレーの実効性は大きく高まってる。

身体が強く、スピードもある、タイミングもいい。前に入れば一気にボックス内に入れる。事実、鹿島戦、清水戦、そして浦和戦と必ず一度はボックスに入り好機に絡んでいる。そんな姿を見ているとそろそろあるんじゃかな?という気がしてならない。

そして、その小林祐三のクロスに飛び込んだのが谷口博之。彼も又、チームに有益な要素をもたらしてくれた。

彼に対しても決して印象は良くなかった。中村憲剛にボールを預け、自らは得点狂のようにポジションを捨てガンガン上がる。その実効力・得点力は素晴らしく、前で使いたくなる気持ちも理解出来るが、ボランチの選手としてはその過程から考えるとバランス意識の低い選手だと思ってた。

しかし、開けてびっくり、彼は本能でチームにとって必要なプレーを嗅ぎ取る能力に非常に優れているのかも知れない。この試合でもそうだった。序盤、停滞していると見るやFWを追い越し最前線まで駆け上がりスペースでボールを引き出そうとする。しかし、アドバンテージを奪ってからは、人が変わったようにバイタルの番人として守備に従事する。指示があったのか、約束事なのかは分からないけど、スコア・時間帯・状況を鑑みて自らのプレーを大きく変化させる。

そして、冒頭のプレーだ。2トップが組み立てに絡んだことで本来であればゴール前には逆サイドから走り込んだ兵藤1枚のはずだった。しかし、「崩せる」と嗅ぎ取った瞬間、一気にゴール前に進出し、ニアサイドでクロスに合わせた。しかも、テクニカルに、ファンタスティックに。惜しくもポストに嫌われたが、足りないポイントを見定め、ボランチからストライカーに変わった瞬間だった。

古巣・川崎の選手が口を揃えて言う「そこにタニ」は、ゴール前だけじゃない。彼は本能と嗅覚でチームのために必要なときに必要な場所で必要なことをしてくれる希有な存在なのかも知れない。

そんな2人をFマリノスに迎えられた幸運に感謝しつつ、彼らが拡げてくれる可能性がチームの躍進に繋がっていくことを願って止まない。

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《gallery》

2011/5/3 J.League Division1 第9節 レッズ vs Fマリノス @ 埼玉スタジアム2002(picasa/me)

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(´-`).o0いやー、埼スタさいこー!!!

(´-`).o0埼スタで勝つと本当に気持ちいい、素晴らしいです。ただ、もう切り替えないと、ね。福岡戦。大事なゲームです、また毛色の違うゲーム。簡単じゃないね。

(´-`).o0今回はブルーカードバスにお世話になりました。帰りはすっごい楽、朝早いけど、非常に便利快適で、楽しかったです。大変お世話になりました!

(´-`).o0ということでここまでです。連戦ですので、皆様コンディション崩すさぬよう。

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May 02, 2011

「負けない」力@2011 J.League Division1 第8節 Fマリノス vs エスパルス

笑顔の再会が各所に溢れたホーム開幕戦。

その笑顔を守った「負けない」力。

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2011 J.League Division1 第8節

Fマリノス 1-1 エスパルス @ 日産スタジアム「負けない力」
F.Marinos:86'兵藤慎剛!!! S-Pulse:80'p大前元紀

Fマリノススタメン:GK飯倉大樹"笑顔守ったビッグセーブ"、DF小林祐三"すり抜けた「ヒーローチャンス」"、栗原勇蔵"足攣っちゃった……"(→81'金根煥"戦術兵器")、中澤佑二"踏ん張って、踏ん張って"、波戸康広"大前番に数的不利の苦しい仕事"(→81'狩野健太"反抗の第一歩")、MF中村俊輔"復調"、小椋祥平"秩序の守り役"、谷口博之"縦横無尽"、兵藤慎剛"チーム救う同点弾!!!"、FW小野裕二"決めてりゃ勝ってたな、No.10/閉塞破るランニング"、渡邉千真"目覚めは次節に"(→74'長谷川アーリアジャスール"着実に")

エスパルススタメン:GK山本海人、DF辻尾真二、エディ・ボスナー、平岡康裕、太田宏介、MF岩下敬輔、山本真希(→66'アレックス)、枝村匠馬、FW大前元紀、小野伸二(→76'高原直泰)、伊藤翔(→84'児玉新)

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《review》

好ゲームを展開した名古屋戦・鹿島戦とは違う様相を呈した立ち上がり。最終ラインからのビルドアップに難があるのを見定めてか前から追うことで圧力を掛け、ボールを奪えば強烈な4枚が揃う中央のスクエアを避けてサイドに起点を作り、インサイドハーフが寄ることで生まれる数的優位を使って崩す。横浜の強いところ、脆いところを研究したかのような狙いが嵌り、序盤の主導権は清水が握ることに。

劣勢の立ち上がりとなった横浜だったが、ゲームが落ち着くと反撃。小野裕二・谷口博之のダイナミックなランニングをシンプルに使って深みを作ると、細かいコンビネーションや浅い位置からのクロスでチャンスを作り出す。しかし、複数回あった決定機は悉く決めきれず。右サイドセットプレー、俊輔のインスイングボールに合わせた裕二の叩き付けたヘッドは山本海人の正面。飯倉のキックを巧みな浮き球処理で収めた千真が抜けだして生まれたカウンター、最後は長い距離をランニングして飛び出した俊輔へとラストパスが出るが左足アウトサイドのシュートは山本海人にこれまた凌がれる。そして、前半最大の決定機、左サイド中村俊輔のピンポイントのアーリークロスにマークを外した谷口が中央でダイビングヘッド!しかしこれは僅かに枠を逸れる。リズムを奪い返すも先制点は奪えず、スコアレスで折り返す。

後半に入って、攻め合いの様相。横浜が俊輔のスルーパスに千真と入れ替わるように飛び出した裕二が1vs1のチャンスを作り出したかと思えば、清水は交代で入ったアレックスがスローインからシンジのダイレクトでの落としを受けるとボックス内から強烈なシュートを放つ。しかし、清水・山本海人、横浜・飯倉大樹が好守。互いにゴールが割れないまま最終局面へ。

均衡が破れたのは80分、この日再三縦横無尽な動きでボールに絡んでいた大前の果敢な仕掛けが実る。左サイドから中央にカットイン、ボックスに入るタイミングで波戸に寄せられバランスを失うとコースに入っていた小椋と衝突、はね飛ばされるような形で倒れ、これがPK判定。微妙な判定……(最後小椋に衝突するタイミングでかいくぐるようにボールを前に出してるのが効いたかなぁ……)抗議するも当然実らず、このPKを大前が自ら決めて清水が先制。

ビハインドを負ったFマリノスは、勇蔵(足攣ったこともあったか)に代えクンファン、波戸に代え健太を投入、前線に3枚を並べるスクランブルで攻勢に出る。その中で光ったのがこの日キレを見せていた中村俊輔、サイドから俊輔らしいキックフェイクで対面の相手を揺さぶりクロスで好機演出。そして、その俊輔の仕掛けから迎えたチャンス、左サイド右足でのクロスと見せかけ縦に抜け出し左足で柔らかいクロスを中央に、兵藤が少し触るような形で大外に流れたボールをクンファンが長い足でボレー!この窮地は山本海人が身体を投げ出し足に当てて凌ぐ。しかし、このリフレクションを谷口が身体を倒すように胸で中央に折り返し、最後は兵藤が蹴りこむ!ゴール内から必死に山本海人が掻き出すもこれはゴールラインを越え、同点ゴール!俊輔のクロスに対して、ボックス内に5枚(谷口・兵藤・アーリア・クンファン・裕二)が飛び込む迫力あるプレーとなったし、その中央の厚みに応える形で俊輔も素晴らしいフェイクからイイクロスを上げた。スクランブル成功!

更に、この勢いのまま同点ゴールを狙う横浜は、FKのチャンス!右寄り30m付近からのポイントには狩野健太と中村俊輔、蹴ったのは俊輔!ファーサイドを狙った強烈なシュートで急襲、イイコースに飛ぶも僅かに枠内に収まらずポスト直撃。勝ち越しまではならず。Fマリノスのホーム開幕戦はドローで幕を閉じた。

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《impression》

/negative/

・序盤の攻防に今のFマリノスの課題が表れたか。最終ラインからのビルドアップはプレッシャーを掛けられると途端に機能停止に陥ってしまう傾向が強い。特にサイドバックにボールが渡ったタイミングで前を塞がれてしまうと……。ボールホルダーの自助努力(受ける前の状況把握や予備動作など)が足りない部分もあるが、レシーバーとなるべき選手達のパスコースを作る動きが乏しかったり、距離が遠かったりと、ボールホルダーが「逃げづらい」状況に陥ってしまっているのは間違いない。プレッシャーがない状況であれば視野を確保して様々な選択肢を見出すことが出来るけど、ある状態であれば視野が狭まり余裕を失う。それを鑑みて、周りの選手は動かないと、ね。

・また、ボールの動かし方。サイドにボールを預けるときに「なんとなく空いてるから」と適当に動かすから追いつめられちゃう。預けるタイミングで周りの状況がどうなっているのか、それを的確に把握した上で預けてあげないと……。能動的であるはずのポゼッションが1人の「考えない」プレーのリアクションでは意味がない。

・で、4-3-3の相手に対してのサイドでの対応、かな。この日は特にサイド、ということになるのだけど、キーとなるのはインサイドハーフを誰が見るのか、その時にゾーンをどうするのか、ということかな。システム的に既に捕まえるべき選手を持つ中で、その担当ゾーンにインサイドハーフが入れば当然数的不利に陥る。ゾーンをブレイクしてヘルプに行く必要があるとは思うけど、その時に生まれるスペースのカバーであったり、受け渡しだったり、そういう部分がまだ曖昧かなーと。名古屋戦でも小川佳純のランニングにかなりかき回されたけど、今回に関しても顔出してくる山本真希や枝村を捕まえきれず、サイドを剥がす手助けをされてしまった。色々な考え方が出来るけど(どこかを捨てるか、攻撃の枚数を削るか、割り切るかの3つ)、3トップ+外起点を採用しているチームは結構あるから、1つ答えを持っておいてもいいのかも。

・端的に。チャンスに点を獲ること。先に獲れていれば勝てたゲーム。ねぇ、裕二?

/positive/

・プレッシングに苦しんでいた状況に置いて、大胆なランニングを使うことで閉塞した展開を動かせたこと。4月のヴェルディとの練習試合にも見られた形だけど、細かい繋ぎに執着せずシンプルにスペースに飛ばしていくことで深い位置に起点を作り、それに合わせて押し上げていくことで攻撃に転じることが出来た。相手が前から来てるということは後ろにスペースが出来るということ。良い状況判断が出来ていたと思う。谷口のダイナミックなスペースへのランニングにしても、裕二のサイドに流れてのランニングにしても、使ってあげれば身体の強さを活かして何とかキープ出来ちゃう部分もある。見殺しにせずに使っていくことで彼らの中にある「動き出し」の意欲を消さないようにしていきたい。ポゼッションもスペースパスも攻撃構築の「手段」の1つに過ぎないのだから。

・押し込んだ後の攻撃のクオリティは決して低くなかった。ぶっちゃけ俊輔のコンディションが上がってきてことが大きいけど、谷口が最前線に入ることとシンプルなクロスが噛み合ってる感はあるし、細かいコンビネーションやサイドバックのタイミングの良いオーバーラップも悪くない。だからこそ、チャンスは作れた。後はラストパスの精度を高めること、そして決めきるだけ。続けていきたい。

・結果として、負けなかったこと。ホーム開幕戦、勝ち点1。端的に捉えれば決してポジティブではないけれど、残り10分のところで先制点を喫した展開から考えれば「負け」ゲーム。そんな苦境を跳ね返せたことは、1つの進歩と捉えても良いのかな、と。最終ラインを一枚削り、前線に厚み。そして、最前線にクンファン。パワープレーオプションが結果に繋がったことは、意図を持って中断期間取り組んだ監督・スタッフの準備の勝利(いや勝ってないが)チームとして幅を拡げられたと言う点でも喜ばしいこと。負けない力、逞しい、うん。

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《gallery》

2011/4/29 J.League Division1 第8節 Fマリノス vs エスパルス @ 日産スタジアム(picasa/me)

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(´-`).o0まあ、残念ながらホーム開幕戦は引き分け……沢山の人に来て頂いたので勝利の歓喜を味わって是非ともリピーターに……と思ったけど、まあこればっかりは、ね。最初はどうなることかと思ったけど、良い雰囲気で良かった。

(´-`).o0約4ヶ月ぶりのホームゲーム、本当に長かった。久々にお会いする方々に沢山挨拶出来たりしたのは本当に嬉しかったです。今年も頑張りましょう、って前向きな感じが嬉しいな。みんなで!ですね。

(´-`).o0って、GWの連戦はまだまだ続く訳で!バシバシ頑張るしかないですね。次は浦和戦!千真来い来い!

(´-`).o0あ、これ超格好いい!nariさんやるなー!ということでご紹介!

カッコイイ2011選手紹介ムービーをどうぞ!(narilog)

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April 26, 2011

Perfect ReOpenning!@2011 J.League Division1 第7節 アントラーズ vs Fマリノス

フットボールのある幸せ、そしてフットボールがくれる幸せ。

二つの幸せを噛みしめて。

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2011 J.League Divison1 第7節

アントラーズ 0-3 Fマリノス @ 国立競技場「Perfect ReOpenning!」
F.Marinos:3'小椋祥平!!! 76'栗原勇蔵!!! 90'+4'OwnGoal!!!

Fマリノススタメン:GK飯倉大樹"慎重に、大胆に"、DF小林祐三"タイミングの妙"、栗原勇蔵"全力!"、中澤佑二"正視の末に定めたバランス"、波戸康広"派手さはなくとも"、MF小椋祥平"大仕事!"、谷口博之"本番の勝負勘"、中村俊輔"チームの1ピースとして"、兵藤慎剛"貢献する男"、FW小野裕二"大きい大きい存在意義"(→87'長谷川アーリアジャスール"体現したチーム一丸")、渡邉千真"奮闘"(→60'金根煥"見つけた居場所")

アントラーズスタメン:GK曽ヶ端準、DF新井場徹(→80'小谷野顕治)、岩政大樹、中田浩二、アレックス、MF青木剛、小笠原満男"まず、プレーヤーとしてすべきこと"、野沢拓也、遠藤康(→46'大迫勇也)、FWカルロン(→46'本山雅志)、興梠慎三

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《review》

試合は早々に動く。鹿島陣内深くに飛ばされたロングボール、岩政が頭で弾きそのセカンドボールをアレックスがアウトサイドで繋ごうとしたところ、狙いを定めていた小椋が全速力でコースに入りインターセプト!千真のリカバリを許さないスクリーンプレーの援護を受けてそのままボックス内に進入すると、右足振り抜く!これがブロックに入った中田浩二を掠めてコースが変わりそのままゴール!開始3分での先制点!

このアドバンテージでゲームの方向性が定まる。名古屋戦同様コンパクトな4-4ゾーンを形成、2トップも攻撃構築を制御するアプローチを見せ、ソリッドな堅陣を築きつつ、攻撃でも手数を掛けずに高い位置にボールを動かしていくことでショートカウンターを回避。この狙いが功を奏し、鹿島のお家芸とも言える鋭い切り替えからのカウンターも、バイタルを使われて崩されるようなシーンもほぼ皆無(前半の鹿島の決定機はセットプレーの流れからの小笠原のミドルシュート1本のみ)チーム全体が意識統一し、常勝・鹿島を封じ込めた。

攻めあぐねた鹿島は、後半開始のタイミングで本山雅志・大迫勇也を投入し、4-2-3-1にシフトチェンジ。サイドハーフが作り出す幅、縦関係となった本山と興梠で作り出すギャップで揺さぶりに掛かる。しかし、本山の中央での出入りにも小椋・谷口は中央をお留守にすることなくきっちりと管理、大きなサイドチェンジにはサイドハーフとサイドバックが粘り強く対応することで局面打開を許さず。

我慢することで流れが来るのは摂理か、クンファン投入で更にカウンターに特化したFマリノスは、裕二とクンファンが高さとスピードで圧力を掛け続ける。そして、岩政から「もらった」右からのCK、少し離れた位置にふわっと上げられた俊輔のボールをクンファンが競り落とすと、内側に入り込んだ谷口が青木と競る。充分なクリアとならなかったボールに反応したのは勇蔵!目の前に落ちてきたボールを強烈に叩き、曽ヶ端の手を弾いてゴールネットを揺すった!欲しかった追加点を相手のミスから得たセットプレーで取る。勝つチームの流れ。

鹿島は2点ビハインドとなり新井場を下げて小谷野を投入し攻勢を強めるが、この交代も反撃の呼び水とはならず。逆に大きなスペースを得たFマリノスのカウンターが決まる。裕二のエンドライン際からの鋭い突破、小林祐三の素晴らしいオーバーラップ、時には佑二がインターセプトしたままドリブルで攻め上がるなど、スペースのある状態でゴール迫るシーンが増え、そしてラストタイムに更なるゴールが。3枚が飛び出し、ボールが左のクンファン→右のアーリア→中央の勇蔵と動く。最後は勇蔵のフィニッシュ……!阻もうと懸命に戻った野沢がオウンゴール。だめ押しとなる3点目!Fマリノスが鹿島撃破プランを完遂し、今シーズン初の勝ち点3を得た。

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《impression》

/positive/

・昨シーズン完全に「ちゃぶられた」鹿島に対して現状の力関係を正視し、現実的なプランを携え、ゲームに臨んだことに尽きる。とはいえ、先制点に繋がったプロセスを考えると、立ち上がりは統一し切れていない部分もあったのかもしれない。ロングボールに対する押し上げとはいえ、小椋がインターセプト可能な位置までポジションを上げていたことは結構不自然。プランニングとして理解はしていても、前から追う、捕まえるという意識が選手の中に残っていたのかも知れない。結果として、このプレーがきっかけとなり先制点が生まれ、先制点で得たアドバンテージがプランニングの意思統一をより強固にし、徹底した守備へと繋がっていく。そして、その徹底した守備が鹿島を封じ込め、勝利に繋がっていく。この先制点が全てを変えた。大きな意義あるゴールだった。

・名古屋相手に機能した4-4ゾーンディフェンスはより整備された印象。コンパクトな陣形によるバイタル圧縮、シビアなアプローチと素早い収縮、これに加え2トップの精力的なアプローチによりパスコース制御が加わり、前半に限れば鹿島にほとんどバイタルの進入を許さなかった。特に勇蔵・佑二・小椋・谷口で形成した中央のスクエアは非常に堅牢。1人1人が強く、ボールを奪う力も非常に高いため、安心してみていられるぐらい頼もしい守備を披露した。

・ただ、中央の4枚だけじゃなく11人全てが1人1人に課されたタスクを完遂したからこそ、完封劇に繋がった。裏を突こうとする興梠の動向に目を光らせつつ、スリッピーなピッチにもミスなく安定したセービングをした飯倉。サイドハーフと連携しつつバランスを意識して蓋をした小林祐三・波戸。素早い帰陣とサイドバックのオーバーラップに対し粘り強く対応する責任を果たした俊輔・兵藤。そして、前述の通り精力的にアプローチをかけてパスコースを切り、時には自陣深くまで戻って守備を助けた裕二・千真。全ての選手がそれぞれに役割を全うしたからこそ、この無失点がある。このチームのタスクに対する強い責任感、全員が賞賛されるべきプレーだったと思う。

・リスク管理、という面でも非常に意識が徹底されていた。最も危険なのは奪った後にすぐにロストしてカウンターを浴びること、それこそ先制点のシーンのように。それを意識してか谷口・小椋は細かい繋ぎで相手をいなすのではなく、ダイレクトもしくは2タッチぐらいの速いタイミングで2トップに対して楔を入れていく意識が非常に高かった。濡れたピッチの影響か著しく精度を欠いたり、イメージやタイミングのズレもあってか繋がることは少なかったが、狭い中盤でのプレーを避けてロストによるカウンターを未然に回避するという意味で非常にいいプレーセレクトだった。素早い攻撃移行(カウンターの第一歩)、テンポを作り出すと言う意味でも意義のあるプレー。チャレンジを続けて欲しい。

・ボールを奪う位置が低くなる傾向の中で、2トップの奮闘が目立った。シュートチャンス少なく、アタッカーとしては不本意なゲームだったのかも知れないが、チームへの貢献度は非常に大きかった。前述の献身的な守備に加え、空中戦で身体を張り、スペースへのボールを全力で追うことでマイボールにするなど、満足なフォローがない中で攻撃の時間を作り、守備陣を間接的に援護した。特に裕二の出来は出色。負傷で出場が危ぶまれていたとは思えないほど走り回っては深い位置で起点を作り、時折鋭い突破でエンドライン際をすり抜けるなど、脅威となった。千真・クンファン・アーリア含め、良い仕事をしてくれた。

/suggestion/

名古屋、そして鹿島。最も険しいと思われるアウェイの連戦で勝ち点4と言う結果は、最良に近い結果であり、満足出来る結果だった。

内容的にも、チームとしてしっかりと守り、機を見て攻めるという形を持って、Jトップと言っていい相手とも充分に渡り合えた。これに関しては、プレシーズンでフラフラしていたチームにとって大きな自信となるファクターである。

しかし、この2試合で求められた要素は、あくまでもFマリノスが持つ「強い」一面が表に出たに過ぎない。求められる要素が変わったときに何が出来るか。これが今後のテーマになっていくのではないだろうか。

サッカーに同じ試合はない。相手が変わり、展開が変わり、状況が変わったときには違う一面が求められることになるだろう。

相対的にポゼッションを握る(握らされる)展開になったときにどうするか。より能動的にボールを動かせるか、ダイナミズムを生み出せるか、その上で攻め落とせるか、攻撃に人数を裂きすぎる悪癖を抑制してマネジメント出来るか。

先制される展開になったときにどうするか。時間帯によっては精神的な余裕を保ちつつ普通にゲームをしていくことも求められる。時間がなければなりふり構わず、より効果的な攻撃が求められる。当然その中で失点は避けなければならない。

より気温が上がり、運動量を上げれない状況の時にどうするか。練習では、自由にポジションを変えポゼッションする攻撃と奪われたら激しいプレスを掛ける守備を組み合わせたサッカーを標榜してる雰囲気のある状況において、効率の悪いサッカーで戦えるのか、戦いきれるのか。柔軟にサッカーを切り替えられるのか。

まだまだ沢山やるべきこと、やらなきゃいけないことがある。そのためにもひとつひとつの練習をより意義深く、積み重ねていくひとつひとつの試合で生まれる課題を放置せず修正していって欲しい。

せっかく掴んだ良い流れだからこそ、イイ準備をする。この流れを切らないために。さあ、次節はホーム開幕。

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《gallery》

2011/4/23 J.League Division1 第7節 アントラーズ vs Fマリノス @ 国立競技場(picasa/me)

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(´-`).o0本当に素晴らしい再開になりました。前日のそわそわ感から始まって、スタジアムへの道中で感じるワクワク感、試合前の緊張感、試合の中で感じる恐怖感や焦燥感、そしてゴールの瞬間の歓喜、そして勝利の充実感……色々な感情を味わえて、あぁ、開幕したなぁと思いました。サッカーって素晴らしい。

(´-`).o0スタジアムで嬉しかったことと言えば、試合後に色々な方と笑いあったり、握手したり、ハイタッチしたり、キャッキャと飛び跳ねてみたりと、喜びを分かち合えたこと。みんな笑顔で嬉しそうで、まあ僕もずーっと(≧∀≦)な顔してましたが、こういうのもまた、ひとつの醍醐味だよね。次もこういうのが出来ると良いなぁ……。

(´-`).o0これだけでも充分幸せなのに、次の日に更なる幸せな出来事があったわけですが、それは……次の更新で(できるのかはさておきw)

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April 23, 2011

ReOpening! -Jリーグ再開に寄せて/鹿島戦プレビュー-

当たり前が当たり前でなくなるとき、人はその尊さを知るのかも知れない。

毎週末、スタジアムに人が集い、1つのボールの行方に一喜一憂し、時に泣き、笑い、嘆き、喜ぶ。

そんな日常が当たり前だと思ってた。

その日常が一瞬にして失われる。

発されることなく消えていく声、発散されることなく鬱積していく感情、熱なき日々は淡々として、酷く色褪せてたような気がしてならない。

だからこそ、だからこそだ。

再び帰ってくるフットボールのある日常の尊さを噛みしめて、明日はスタジアムに向かいたい。

さあ、楽しもう!

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いよいよ、明日から再開!

練習試合とは違う、公式戦であるが故の緊張感や恐怖感、そして高揚感。様々な感情を抱えてスタジアムに向かえる幸せをひしひしと感じているところです。

しかし、勝負事。やるからには勝ちたい、ましてや相手は絶対王者、ではなくなってしまったけれど、したたかな常勝軍団。一切の妥協は許されない。

そんな鹿島戦のプレビューなどを。

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《preview》

今でも鮮明に思い出せる。

攻撃構築、切り替え、マネジメント…、炙り出されるようにチームの拙さが表面化し、その弱点をスピードとクオリティを持って突かれる。足元に「つけない」動きの伴うパスムーブ、電光石火のカウンター、その強さとクオリティの前にひれ伏すしかなかったホームゲーム。

冷たい雨が降る中、開始早々のPK。PKストップという恩恵を受けたにも関わらず、敵意を向ける方向を誤り、自失していったチームとショッキングな大黒柱のPK失敗にも動じずに冷静にゲームを運び、エースの代役としてピッチに立ったNo.10がファンタジックにゴールを導き出すことでゲームを決めたチーム。メンタルタフネスと選手層の厚さと深みの差が現れたアウェイゲーム。

どちらのゲームも大きな力の差を感じずにはいられなかった。

そこから月日が流れ、再び向かえた挑戦の時。その差を埋めることが出来たのだろうか。

現時点ではまだまだ力の差はあると思う。ホームゲームで目の当たりにした動きを見越して空間でパスを受けるひとつひとつのパス意識の高さとそれを具現化するハイレベルな基礎スキル。多くの選手が奪った瞬間長い距離であろうと全速力で駆け上がることで選択肢となり、スムーズなカウンターへと移行する切り替え。エースの不在をいとも簡単に抜群の埋めきるジョーカーの存在。百戦錬磨の経験に裏打ちされたメンタルタフネス。全てにおいて、あの時の鹿島には及ばないように見える。

しかし、これはあくまでも自分の見立てでしかない。鹿島のレッスンを経て、チームは大きな刺激と宿題を持ち帰った。抜群に相性の良い谷口を始めとした新たなメンバーを加え、大きく陣容も空気も入れ替わり、様々なオプションも用意し、希望の一端とも言える大きなアクションによる混乱を引きこす仕掛けも出来た。新たなるチームの可能性を誰も否定は出来ないはず。

恐れにも似た尊敬の念を常勝軍団に抱きつつも、ピッチでは冷静に状況を判断して最善の選択肢をチーム全体で共有し、局面で勇敢に戦い、機を逃さず戦い抜ければ可能性は必ず生まれる。

さあ、挑戦だ。

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《keyMatchUp》

/Antlers→F.Marinos/

大エース・マルキーニョスがクラブを離れ、カルロン・大迫・田代が負傷を抱える中で、希望を託したくなるのエースだとしたら、その期待を背負うのは興梠慎三だろう。

思い返せば興梠には何度も煮え湯を飲まされ続けてきた。身体を預けつつ軸にして美しきターンから決められたゴール、ファンタジックなアシストに呼吸を合わせ空間を作りつつ裏を獲り決められたゴール。その全てが速さと技術に裏打ちされた質の高いプレーであり、興梠慎三という選手がいかに怖いかというのを感じさせるに充分なプレーだと言える。

そんな彼をいかに抑えるか、それが栗原勇蔵と中澤佑二に課されたテーマとなる。オズワルド・オリベイラ自身もスピードという単語を持ってミスマッチであることを言及していたが、二人ともクイックネスを武器にする相手には常に苦戦を強いられている感はある。チーム全体の守備(*1)が機能していないだけに、彼らに負荷が高まることが予想されるが、興梠に一瞬の猶予を与えることなく押さえきるのは、勝利への絶対条件。勇蔵・佑二は横浜の看板、やられっぱなしは良くない。

*1 ヴェルディ戦後半、カウンター・プレスの空転・セカンドボールの支配など、フィルタリングしきれないままバイタルに進入される回数が増えると、河野広貴を核にしたドリブルとポスト&ロールで引っかき回され後手を踏み続けた。

/F.Marinos→Antlers/

本日発売のエル・ゴラッソに掲載されていたコラム内の一節「アントラーズに負ける気はしないんだけどなぁ」という言葉に震えた人も少なくないのではなかろうか。今シーズン移籍加入した谷口博之は、常勝・鹿島に恐れも苦手意識も持っていない。その大胆不敵な笑みを示すような大きなダイナミズムアクションが、チームに1つの形をもたらした。中盤のゾーンなどでボールが収まると最前線を追い越す豪快な飛び出しで相手のディフェンスラインに混乱をもたらし、ラインを押し下げてバイタルに深みを作る。

そんな神出鬼没な動きを捕まえるのは熟練のチームでも至難の上だが、その中でポイントとなるのが「受け渡し」。小笠原・青木がどこまでも付いていくのか、スライドなどを含めて受け渡していくのか、はっきりさせておきたいところ。百戦錬磨で磨かれた連携がその網に掛けるか、その網をもくぐり抜けるか、大胆不敵な男を巡る攻防はスリリングなモノになるかも知れない。

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(´-`).o0書いていて思うけれど、改めて厳しい相手、なんだなぁ……ただ、悲観することなく、前を向いて、うん。

(´-`).o0あ、お願い!ご協力よろしくお願いします!僕も作りましたよ、100均で買った肘のサポーターを輪切りにしたりして。詳しくは下記。

[サポーターも喪章を付けましょう!]

東日本大震災により日程が大幅に変更になりましたが、Jリーグも、いよいよ再開になります。
こんな時にサッカーを応援できる幸せに感謝しつつ東日本大震災により亡くなった多くの人に哀悼の意を表すためにも、再開初戦の国立での鹿島戦、サポーターも喪章を付けて応援したいと思います。
よく選手がしている腕に巻くタイプでもいいし、リボン状の黒布を左肩に安全ピンでとめるのでもいいです。
こちらでも用意をしますが、皆様できるだけ、ご自身で用意頂ければ幸いです。

【腕に巻くタイプ】
黒い幅5cm程度のゴムをわっか状にした物、もしくは黒い布テープを巻くだけでもOK。

【リボンタイプ】
黒いリボン状の布を幅2cm~3cm、長さ5cm~8cmに切って安全ピンで左肩にとめるだけでOK。
黒布が無い場合、白布をマジックで黒く塗り潰したものでOKです。

出来るだけ多くの人につけていただけるよう、ご協力をお願いいたします。

(´-`).o0んでは、皆様、明日スタジアムで!

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April 17, 2011

「空白」の1ヶ月 -中断期間トレーニングマッチ総括-

1ヶ月。

長くもあり、短くもあり、本当に色々な事があった1ヶ月だった。

そしてこの1ヶ月がFマリノスの未来を変える。

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ごぶさたしてます、いたです。

震災の影響でぱったりとこのブログもフットボールに触れなくなっておりましたが、再開を一週間後に控え再始動でございます。

今回は、中断によって生まれた空白の1ヶ月で積み重ねられたトレーニングマッチの総括をつらつらと。

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《impression》

/General/

・内容・結果伴わず疑心暗鬼になる中で、軸となる選手が次々と怪我で離脱するなど、まさに四面楚歌の状況に陥っていた開幕前を思い起こせば、状況は大きく変化した。大きな怪我人は阿部ちゃんのみで、続々と怪我を抱えていた選手が復帰。状況は好転したと行っても差し支えない。

・オフを挟み再始動となったことでコンディショニングは現状まばらな状態。俊輔、大黒などはまだまだトップフォームにはほど遠く、怪我でつい最近まで離脱していた健太含め心配な選手はいるが、代表戦にも出場した勇蔵、アピール意欲に溢れる裕二、アーリアなど好調を維持をしている選手も。

・開幕前は様々な可能性を模索し、多くのシステムのテストを行ってきたが、この中断期間では基本布陣として4-4-2に定めた感。プライオリティとして開幕前のラージグループに変化はなし。このグループに入っていない選手は現状ベンチ入りの可能性は低い。

・開幕戦の先発メンバーを基礎に、マイナーチェンジを加える形でオプションの拡充を図る意図が見え隠れ。クンファンのトップ起用、俊輔・兵藤のボランチ起用、より攻撃的な天野の起用を見据えて谷口・小林祐三の左サイドバックコンバートなど、様々な起用法を模索。一長一短な部分は否めないモノの夏以降の過密日程を見据えての準備と言えるか。


/offence/

・中村俊輔ボランチ起用の功と罪

→甲府戦より。「90分間ゲームに参加させる」という意図の元、俊輔をボランチにスライドした形は一長一短か。低い位置に落ちながらボールに触り、工夫を凝らした形でバイタルにボールを入れたり、大きな展開を作るなど、彼のキープやパスが攻撃構築の質を高めた感はある。しかし、チーム全体が彼にボールを預けようとする依存傾向が見て取れ、速攻のチャンスを不意にするようなシーンも散見。又、俊輔自身ポゼッション意識が非常に強く、攻撃が「遅く」なってしまうことも。引いた相手を崩すオプションとしては面白いが……。

・速攻のススメ

→甲府戦より。相手が早めにリトリートしスペースを消した側面は否めないが、スローダウンして展開を「落ち着かせてしまう」傾向が顕著。ボールを失わない、ポゼッションを高めるという事は1つの正解ではあるけれど、相手の状況の整わない間にシンプルに攻めきる意識はもっと高くていい。常に裏を伺う大黒、スピードのある裕二もいるし、何より効率的で実効性も高い。特にキレイに前向きにボールが奪えたときには狙いたい。甲府戦、谷口が前向きにボールを奪いながら、近くにいた後ろ向きの俊輔にボールを預けてしまい、速攻のチャンスを潰してしまったのは象徴的。ポゼッションはあくまでも次善策。

・見えない「楔」の先

→甲府戦より。三浦俊也の4-4ゾーンを前にしてもある程度バイタルにはボールが入ったが、その後のイメージがなく、楔が入ることで生まれた流れが途切れてしまうことが散見。やり直して、やり直して、結局やりきれずにミスが出てロスト、もったいない形が非常に多い。楔の後にいかにして崩すのか、サイドの展開にしても同様。イメージの共有を計り、楔が入ったときにアクションが起きる、連動する形を作りたいし、その頻度を増やしたい。又、相手の陣形を崩すと言う意味では相手を引き出す、拡げるといった「事前準備」の意味を込めた布石が欲しい。相手がバランス良くポジションを取っているところを力づく崩そうとしてもどうしても難しい部分があるから。唯一、楔が入るタイミングで素早いサポートが伴い、ダイレクトプレーで相手を崩すシーンに関しては可能性感じた。

/diffence/

・王者を追いつめたゾーンディフェンスの行方

・王者への敬意か、選手達の危機感か、そのきっかけは何にせよ、これまで準備してきたプレッシングに見切りを付け、コンパクトな4-4ゾーンディフェンスに切り替えたことは英断。ある程度前から追うことはあるにしても、基本はまずオリジナルポジションに戻る。入ってきたらアプローチ、周囲が反応し収縮。選手達の中にははっきりとした「奪う」イメージが共有され、軸足が定まったことでチームとして一本芯が通った。

・そのゾーンディフェンスを機能させる上でコンパクトな陣形を保つための強気のライン設定が非常に良かった。中盤との距離が詰まったことで、バイタルが圧縮することが出来た。圧縮の効果で名古屋の主要パターンであるの一つであるケネディのポストからの展開をある程度封じることが出来たし、相手の実効力伴う攻撃の頻度を落とせたことを考えても非常に意義のある形だった。

手応えと悔いの開幕戦@2011 J.League Division1 第1節 グランパス vs Fマリノス(LooseBlog)

→素晴らしい機能性を示し、王者を追いつめたゾーンディフェンス。しかし、開幕前に準備していたプレス主体の能動的なディフェンスとは対極のモノであったこともあり、チームとしてこの中断期間を経てどちらにベクトルを定めていくのかが気になったが、これまでの練習試合を見る限り、再びプレッシングを軸に考えているような感がある。しかし、現状見る限りプレッシングが機能しているとは言い難い。いかに、どこで、という狙いが曖昧で、各自追う、塞ぐことはしているが、周囲と連動する機能性に乏しいプレッシングは自ら穴を空けるような行為にも等しく、本日行われたヴェルディ戦でも機能しないプレッシングが徒となり完全に崩されるシーンが散見されるなど、現状では不安の残る出来だったと言わざるを得ない。

※どちらが正解、というものではない。ただ、どんなことをやるにしても、チーム全体が意図を理解し、狙いを共有し、機能させるために必要なアクションを起こすことが大切。前から行くならラインは高く、ボールへのアプローチに呼応する形で周囲のレシーバーを捕まえて選択肢を消す。リトリートして守るならボールサイドへのアプローチをして攻撃を遅らせつつ、オリジナルポジションに素早く戻り陣形を整える。そのプロセスで意志の齟齬が生まれてばらつきがでてしまえばすぐに綻びが出来る。何が言いたいか?名古屋戦はそれが出来ていたからこそ、崩すのはもったいないなぁと。プレッシングは今の運動量や意識では厳しいし、夏場の日程が詰まった事を考えても、余り効率的とは思えない、かな。

/extra/

・ヴェルディ戦より。裕二の幅のある動き、谷口の思い切りの良い最前線への飛び出し、この二つの「大きな」ダイナミズムアクションが停滞したポゼッションのアクセントに。彼らのアクションに呼応して裏へのボールが出ることで相手のラインを押し下げ、そのままフィニッシュに持ち込むなど、流れが生まれた。相手が高い位置から奪いにくる相手には有効な手段。変化をもたらした二人は大きなアピールとなったか。

・ヴェルディ戦より。サイドバックがボールを持つ状況下、選手間の距離が開きすぎて預け所なく追いつめられるシーンが散見。狙われ所。周囲のサポート、顔出しが少ない事が大きな原因。ボールへの関与意識は未だ大きな課題。サイドバックで引きつけ、相手を引き出す事はポゼッションしつつ崩す上で必要な要素であるけれど、それがリスクになるようなら色々と考えなきゃいけない。寄せられ慣れていていなしのうまい天野起用はこの辺の側面もあるかも知れない。

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《gallery》

第2回東日本大震災 被災地支援チャリティーイベント TM vs ヴァンフォーレ @ 山梨中銀スタジアム(picasa/me)

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(´-`).o0まあ不安も大きいですが、Jリーグが帰ってくる、フットボールのある日常が帰ってくるという喜びの方が大きいです。

(´-`).o0決して全てが終わった訳じゃないし、忘れている訳じゃない。美しき時間となった長居の夜、全国各地で続く復興支援活動や募金活動、トレーニングマッチ含めてキックオフの前に捧げられる黙祷含め、一人一人が被災地・被災者を思い、悼み、支援の輪を広げている。それを今度はスタジアムから熱を、興奮を、勇気を届けることで痛ましい記憶が一瞬でも忘れられるように、笑顔となれるように。僕は、フットボールが持ってるエネルギーを信じてますから。

(´-`).o0まあ、そんなエネルギーを出すためにも、まずは自分が元気でいないと!←風邪っぴき。ということできょうはここまで。

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April 01, 2011

メンバー選出のお知らせ。

LooseBlog・いた選手 「nariジャパン」選出のお知らせ

LooseBlog・いた選手がコパ・アメリカ2011に出場する「nariジャパン」(2011/7/1~24 アルゼンチン)メンバーに選出されましたので、コメントと併せて下記にお知らせ致します。

■いた選手コメント
「欠場も目立つ中で選出されたのは光栄なこと。挑戦しようかな、と覚悟を固めた。自分の色を出して、チームに貢献したい。」

以上

以下、囲み取材より。

記者「久々の代表選出となりますが?」
いた「……選ばれると思わなかったからびっくりなんだよね。」
記者「体力不足など不安視する声も聞かれますが……」
いた「……否定はしないんだよね。生きてるだけでばってばてなんだよね」
記者「それは年齢のせいもあるのでは?」
いた「……お言葉だけど、観戦ペース自体は落ちてないんだよね。むしろ増えているんだよね。常に自分の目で見て、感じ、考え、楽しんでいるんだよね。自らを磨いてるんだよね。培った技術は死なないんだよね。」
記者「(弱気になったと思ったら強気って…)見返してやると?」
いた「……そう書いて頂いて構わないんだよね。今年こそやっちゃうんだよね」
記者「毎年言ってません?そして毎年頓挫してません?」
いた「( ゚ 3゚)~」
記者「あの……気になるんですがその言葉遣いは?」
いた「No.25へのオマージュなんだよね。リスペクトなんだよね。」
記者「それとオフィシャルのリリースの写真、別人ですよね?」
いた「( ゚ 3゚)~」
記者「(だめだ、この人……)最後にファンにメッセージを」
いた「なんだかんだでマイペースにやっていくんだよね。よろしくお願いします☆〜(ゝ。∂)」

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Today is Aprilfool!

はい、今年も恒例の「FMBH」のnariさんPresentsなエイプリルフール企画に乗っかっちゃいました!

毎年毎年面白いので、やっぱり応えたくなっちゃいます、え、普通に更新しろって?

( ゚ 3゚)~

今日と言えば、再開のスケジュールやナビスコの新レギュレーションも発表され(延期分のスケジュールは4/15に発表予定)、再びフットボールのある日常が戻ってくるって思うとワクワクします。

まあ、こんな時にフットボールなんて…と思われるかも知れません。復興試合の時にもそんな言葉を見かけたり……。ただ、こんな時だからこそ、明るく元気に!もちろん、フットボールと共に!

それでは今後ともLooseBlogをよろしくお願い致します。

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«今こそ、手と手を取り合って。