August 06, 2008

堪能の夏 -全クラ決勝によせて-

綺麗なグラウンダーのパス、次のプレーを意識したファーストタッチ、クレバーなボールの引き出し、機を逃さない敏感なるパスセレクト、溢れ出るような複数のダイナミズムアクション。眩いばかりの輝きを放つポゼッションフットボールに、僕は魅せられた。

しかし、その理想は頂点を決める舞台では輝かなかった。ジャパニーズスタンダードとなりつつあるハードワークを高いモラルの元で継続するモダンフットボールが、その輝きを飲み込み、そして自らが輝いた。

フットボールの魅力、奥深さを存分に感じさせてもらった一週間。その集大成として余りに充実したゲーム、堪能させて頂きました。

そして、舞台は名実共に日本一を決める大会へ……。

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*先週は僕にとっては全クラ(全日本クラブユース選手権)ウィークでした。まー、4試合+α「しか」見れていないから、存分とは言えないかも知れないけれど、とにかくクラブユースのハイレベルなフットボールを充分に堪能出来た一週間となって本当に幸せ。今大会、単語で表すなら「驚き」、「発見」、そして「残念」かな……。

*「驚き」であり、「発見」だったのがレイソルU-18!まー、ただ単に僕が初めてだったから驚きで発見となったのだけなのだけど、彼らのフットボールには度肝抜かれた。準決勝のガンバ戦で表現されたパフォーマンスは、理想のポゼッションフットボールの一端が見れたと言っても過言ではないぐらいのクオリティ、陳腐な言葉で申し訳ないけど「凄かった」。徹底的なまでのポゼッション志向が勝利に近づくかどうかは現代フットボールの掟に照らし合わせると必ずしも正しいとは言えないけれど、その徹底的な姿勢がクオリティに反映されてた。一本一本のパスに対しての考え方、ファーストタッチへのこだわり、パスを引き出すための巧妙でクレバーな動き、機を捉えた時のダイナミズムアクション、意思疎通抜群の連動性、そして溢れるアイデア、一つ一つが積み重なると本当に美しいポゼッションに昇華される。それはその日みなとみらいで上がっていた花火以上に華やかで美しかった……。又、攻撃だけじゃなく守備も抜群の完成度。綺麗な4-4の2ライン、バイタルでアンカーの仙石廉が様々な役割を担うことで、高度なゾーンディフェンスを実現。この世代最高のタレント宇佐美貴史の脅威に屈しなかったのもこのゾーンがあったからこそ(抑え切れたとは言わない。ただ、彼によい形でボールを持たせないという前提が出来ていたこと、そして持った時アプローチ&カバーの関係を作り、スペシャルな個でも厳しい状況を作っていた)受動的な守備の確実性も見事なモノだったが、能動的にボールを奪うプレッシングも出来るところがこのチームの質の高さ。トップのファーストアプローチを号砲に一気に後方の選手が周辺のレシーバーを捕まえて、出し所を消してボールを奪う。その意思統一の質、連動性は本当に見事。攻守両面に置ける抜群のクオリティ、静と動のコントロール、久々に見惚れるようなフットボールに出会って、次の試合が本当に楽しみになっていました。

*その中でのFC東京U-18との対峙となった決勝戦、又、あの美しいフットボールが見れるという純粋な気持ちはもちろんのこと、FC東京U-18・倉又監督がこのサッカーに対してどのような策を携えて対峙するのか(これは間違ってるけどね、過去2戦、関クラ決勝と昨シーズンのサハラ決勝共に勝っているのはFC東京だし)、逆にレイソルU-18吉田監督はこの大舞台に何か特別な策を講じるのか……、そしてその結果がどのようにピッチに反映されるのか……考えを巡らせるだけでも非常に楽しかった。しかし、僕が一つ考えていなかったのは、決勝戦というゲームの特性だったかな。

*そこで出てくるのが残念という単語。レイソルU-18は、FC東京に飲まれた。コンディション的に悪かったのか、それとも決勝戦のプレッシャーか(プリンスの出場が掛かった準決勝の方がプレッシャーはあるかなーと思ったんだけど……)、動きが重く、ボールを引き出すアクションが停滞(前半は慎重に入って後半勝負……って思ってた、ハーフタイム時点では)。そこに付随してキーマン仙石はトップのFC東京No.10岩淵が一列下がって常にプレッシャーを掛けていたこともあってボールタッチ少なく、彼の存在感が小さいこともあってリズム生まれず。そうなると、FC東京U-18の非常に高いモラルを感じさせる守備は崩せない。その中で悪い失い方をすると、FC東京のアイデンティティを感じさせる鋭いカウンターが威力を発揮、ポゼッションこそ握っていてもFC東京のゲームであることは否めなかった。

*そして、もう一つの残念な出来事、ゲームの趨勢を決めたレイソルU-18の右サイドバックNo.2御牧の退場……我慢強くプレーしていたNo.9工藤のポストが少しずつレイソルU-18にリズムを与え始めた中で、軽率とも言える敵陣深くでのハードチャージ……その姿勢は買いなんだけど、一枚もらっていたと言うことを考えれば自重しなきゃいけなかったか……。これで完全に流れはFC東京に移る。人数が減ったことで中盤でトライアングルの一角を担っていたNo.6畑尾を最終ラインに下げ、中盤をフラットにした4-4-1に移行。しかし、バイタルケア含めて大きな役割を負っていた「1」が消えたことは余りにも大きく、ゾーンの機能性は大きく低下。又、数的不利は攻撃においても大きな影響、最前線No.9工藤と中盤の距離が大きく開き、攻め手が完全に失われる。この状況にFC東京が手をこまねいているはずもなく、得た流れのまま猛攻。空いたバイタルで岩淵や三田がアクセントを付けることで攻撃に変化を付けたり、鋭いカウンターからサイドバックの積極的なオーバーラップが演出されるなど、押せ押せ。特に左サイドバックNo.2阿部のもの凄い長距離を一気に駆け上がったオーバーラップは観客を沸かせた。

*その中でこの試合打ち続けてきた布石が実を結ぶ。この試合、かなりの数のCKを得た中でNo.14三田、No.7山浦のインスイングのキックはほぼ全てファー狙い、中のプレーヤーが流れてそのボールを折り返して……というのを狙い続けた。その中で流れが来たことを感じたのか、ファー狙いを切り替えて一本中に鋭いピンポイントのボールを入れたりと変化を加えてきた中でのショート、虚を突かれたレイソルディフェンスはアプローチに行くも及ばず、キッカーである三田が利き足の左を強烈に振り抜かれると、そのシュートはブロックに当たるも威力は衰えずバウンドしながらも鋭いままゴールに突き刺さった!爆発するFC東京ゴール裏、ベンチに入れなかった選手(?)が雪崩れ、そこにピッチの選手達が殺到する。見事なゴール、ひとつのプレーとしても素晴らしいのだけど、そのプロセスに感心した。(実際の所はわからないけど)前半からしつこいぐらい繰り返したファー狙いのCKは間違いなくレイソルU-18の選手達の意識に刷り込まれていたはずで(しかも脅威として)、どうしてもファーに意識を置かざるを得ない状況になっていた。その状況での「変化」。ゲームの状況に置いても「変化」があり、その状況を捉えた上で彼らが下した判断はここしかないと言うタイミングだったのかも知れない。プロセスとして、非常にしたたかなゴールだったかなと。

*ビハインドのレイソルは、一つの武器である長身サイドアタッカーNo.25指宿を外してスピードタイプのNo.19鳥山を投入して、攻撃に出る。吹っ切れたような仕掛けや強引な長いボールからの攻撃でこじ開けようとするが、FC東京守備陣の集中力は途切れず。オープンな状況の中で走る姿勢も消えず、カウンターで追加点を狙うシーンも作るなど、先制点・数的優位というアドバンテージを最後まで感じさせるプレーで残り時間を使い切り、ゲームが終わった。

*正直なところ、もう少し良いところを出し合うようなゲームが見たかったのが本音。でも、タイトルの掛かったビッグゲーム、この期待は場違いなモノだったのかなぁ……と反省しました。とはいえ、FC東京U-18のパフォーマンスは優勝に値する素晴らしいパフォーマンス。僕は全クラではこの決勝が初めてで(正確に言えば準決勝の残り数分は見たけれど)プリンス以来だったけれど、チームとしての印象は変わった。以前も「ムービング」を意識しながら丁寧にプレーする意識を感じさせた良いチームだったけど、よりモラルとアイデンティティが協調されたように見えたかな。正直、ガンバの宇佐美であったり、レッズの原口、そしてうちの学くんのようなスペシャルな選手はいないと思う。ただ、全員が全員サボらない、労を惜しまない。だから、守備では常に良いプレッシャーが掛けて隙を作らず、より獲り方をした時に抜群の切り替えの速さとダイナミズムを生み出す。このモラルがこのチームのクオリティの源であり、最大の武器であり、そして強さだったと思う。で、印象に残ったのは、前半の良い奪い方から3人が全力で最前線に駆け上がるプレー。まさに象徴的なシーン、このチームらしさでありFC東京らしさを感じた。アイデンティティだよね、イケイケ。FC東京サポももの凄い盛り上がるし。正直な話、何で数ヶ月前に勝てたのかわからない……そして、どうしてこんな差が付いたのか頭を抱えt)ry……とにかく素晴らしかったです、おめでとう!

*で、レイソルU-18。残念、本当に残念。彼らがこのサッカーで勝つことには意義があったと思うからこそ(城福さんみたいだな……)、そして彼らのファンとなってしまったからこそ、残念。でも、彼らから学ぶことは沢山あると思う。ハードワークやプレッシング、トランジッションが協調される日本サッカーの中で、改めて大事なメッセージが、フットボールの近代化に伴って置き去りにされつつある要素が沢山詰まっていた。確かに勝利への最短距離ではないのかも知れないけれど、小さな要素をきっちりと見据え、突き詰めることがどれだけ大事か。アルゼンチンのトッププレーヤーを見た後だったから、特にそういう部分に敏感になっていたこともあるけれど、それを突き詰めてきたこそあれだけのクオリティとなって反映されていた様な気がしてならない。正直どことは言わないが(!)どっかのトップチームよりよっぽどフットボールに真摯に向き合っていると思う。基礎とも、ディティールとも言える要素だけど、そういう要素がもう一度見直す機会を与えてくれたレイソルU-18には本当に感謝したい。そして、このフットボールを残り数ヶ月突き詰めて昇華させて欲しい。

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*るーずぶろぐの中の人セレクション -全クラ版-

仙石廉(レイソルU-18/MF/No.8/MIP)→レイソルU-18の全てを司ったエレガントなコンダクター。上記でもかなり書いたけど、本当に素晴らしい選手。高い戦術眼、繊細で丁寧なプレーディティール、クレバーなボールレシーブアクションとポジショニング、広い視野と人が見えていないところを見つけるセンス、そして冷静と落ち着きを感じさせるメンタル。彼のプレーがレイソルU-18そのもの。もし、ノブリンがこのサッカーを評価せず彼を上げないのであれば、うちは真っ先に獲りに行くべきと120%の自信を持って言い切る。又見たい。

工藤壮人(レイソルU-18/No.9/FW/GoldenShoes)→華麗なフットボールを最前線で「支える」泥臭系CFW。豊富な運動量で顔を出し、腰を低く落として相手のコンタクトの圧力に耐える粘り強いポストで最前線に起点を作るプレーは、レイソルU-18のポゼッションの中では大きな役割を担った。僕は彼のゴールを1つしか見れなかったけれど、そのゴールはダイナミックに流されたボールを叩き込んだモノ。その気迫は彼のプレースタイルをよく表していたと思う。僕はエレガントで美しい選手が好きだけど、彼のプレーはとても好き。

三田啓貴(FC東京U-18/MF/No.14/MVP)→運動量・献身性・キック・ドリブル・ボールコントロール・ディフェンス、全てを高いレベルで兼ね備えたオールラウンドレフティー。特筆すべきはその運動量か、攻撃時の切り替えの速いプッシュアップからの攻撃参加、守備時の献身性、全てその運動量が基盤となって彼のプレークオリティに反映された。チャンピオンシップゴールは技術面での粋が発揮されたゴール、一寸先に相手をかわしたドリブルから素早く放った強烈なシュート、締めくくりに相応しいとても素晴らしいプレーだった。

田中輝希(三菱養和SC/MF/No.20)→再びのアップセット(と言っていいのかわからないけど)達成は、彼のゴールがなければあり得なかった。劣勢の展開の中で耐えてきたディフェンスが崩れて失点、一気に流れが行ってもおかしくない中で、独力で右サイドを打開し、素晴らしいドリブルシュートを沈めたプレーはまさに鮮烈。うちもかなり苦しめられたっけ……。伸びやかなスピードを活かした縦へのドリブルは大きな魅力、まだ1年生。

原口元気(レッズユース/FW/No.14)→既にトップデビューも果たしている逸材は噂に違わず。とにかくしなやか、スピードがありながらボールを柔軟に扱うドリブルは抜群の実効性、大きなシルエットを作るキレある切り返しはどんなディフェンスでも振られるだろうなぁ……。宇佐美と並んで今年のユース年代では最高級のタレントであることは間違いない。ボールレシーブアクションには改善の余地有り、それも宇佐美と一緒か。先が楽しみなタレントを初見と言うことで備忘録的に。

打矢和祈(コンサドーレU-18/DF/No.2)→Fマリノスユースを失意の底に突き落としたハードワーク集団の中でも強い光を放った右サイドバック。1vs1の粘り強さ、中へのカバーの意識などのディフェンダーとしての素養はもちろんのこと、何よりもアグレッシブなプレー姿勢。無為にスペースを与えるFマリノスユースのバランスの悪さを何度となく右サイドを駆け上がることで突き、コンサドーレのカウンターにダイナミズムを付随した。

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本当はびしっとまとめて書こうと思ったのだけど、書きたいことをバリバリ書いてたら全然まとまりませんでした。本当は初めてのJヴィレッジのことも書いたりしたかったのだけど……。

それにしても僕にとっては全クラは本当に相性が良い、良い試合一杯見れて、刺激受けまくり。

ということでここまで。来年も楽しみ楽しみ!

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*てか、一番残念なのはFマリちゃんなんだけどね。コンサのハードワークとは対極の緩慢なフットボールであっさりと逝ってしまった。でも過ぎたことを言ってもしょうがない、やり直すしかない。僕は選手達のポテンシャルを信じてるし、もっと出来ることを見ている。今はまず選手達が驕りを捨て、自信とモラルを取り戻し、「チーム」に再び戻るために出来ることをしよう。和田さん、頼むよ、まじで。

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August 03, 2008

際だつ存在感に見た確信 -from All Star 2008-

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高精度の長短のパスで攻撃を司り、危機と感じ取れば身を挺す。ピッチに立つJとKを代表する選手達の中でもその存在感は際だっていた。

今日のプレーを見て確信した。彼は左胸にヤタガラスのエンブレムの入った青いシャツに再び袖を通すべきだ。

刺激を加えながら理想に邁進する代表チームとは一線を画す存在なのかも知れない。彼のような選手を呼ばないことで主力選手への信頼の証としているのかも知れない。チームのスタイルを変えてしまう影響力のある存在を呼ぶことを恐れているのかも知れない。結果として、その価値を示しながらも代表監督は目を瞑ったままだ。

それでもきっと、彼の力が必要な時が来る。険しく、長く、厳しい戦いだからこそ、その時がきっと来る。

だからこそ、岡ちゃんに言いたい。

「小笠原満男を日本代表に!」

そんなことを感じたオールスターの夜。

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*と言うことで初めての日韓オールスター。負けちゃったー、しかもマリノスのせい。蹴る瞬間嫌な感じしたよー、何で小笠原蹴らないんだろうー、点獲りたそうだったテセに蹴らせれば良かったのにー、なんて考えたら見事に外したよー、タイミングずらすよりずばっと蹴ればよかったのにー功治。リトルマラドーナにちんちんにされて股抜きされたあげく、競り合いの時点で出遅れてPK献上かよー佑二。こんな所でまで負のスパイラル、ちくしょー。てか、ほんとすいませんすいません。

*ガチではないけど緩くもない……、不思議なゲームだったかなー。日韓戦と言えば血で血を洗う真剣勝負、なんだけどその毒気を抜かれて味気ない感じになっちゃった。もちろん勝ちたいという思いはあったと思うのだけど、オールスターと言うこともあって厳しいコンタクトとかは避ける傾向にあったと思うし……。試みとしては面白いと思うけれど、これなら国内でお祭りお祭りしてた方がいいかなぁ。来年はアウェイ。

*とはいえ、互いの特色が出て、興味深いゲームだった。日本は組織としての守備やゲームコントロールなどミッドフィールドでクオリティを見せ、韓国はカウンター気味に仕掛けていくプレーなどアタッキングエリアでクオリティを見せた。この辺はお国柄が現れていたと思う。てか、何で追加招集で巻を呼んだのかなー。速い選手が欲しかった、贅沢言えばジュニ、ヨンセンのこと考えれば杉本か玉ちゃん。縦の深みが生まれてバイタルを拡げることが出来れば、中盤の選手の技術力がもっと活かせたんじゃないかなー。ん、お祭りと言いながら結構勝負にこだわってるな、自分。

*てか、来年ドゥドゥやエドゥがJに来るんじゃないかと予測しているわけですが。僕的には左サイドバックのキム・チウが良い選手だなぁと以前から思っていて、Jで見てみたいかなー。ただ、うちには左は必要ないなぁ。

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2008 JOMO CUP AllSTAR SOCCER

J-ALLSTARS 1-3 K-ALLSTARS @ National Stadium,TOKYO
J-AllStars:67'Tulio.M.T
K-AllStars:37'Choi.S.G 57'p&60'Edu

J.League Official

J-AllStarsスタメン:GK楢崎正剛、DF駒野友一(→79'今野泰幸)、中澤佑二(→69'岩政大樹)、田中マルクス闘莉王、新井場徹、MF金南一(→65'阿部勇樹)、小笠原満男(→75'二川孝広)、中村憲剛、山瀬功治(→60'金崎夢生)、FWフローデ・ヨンセン、鄭大世(→72'巻誠一郎)

K-AllStarsスタメン:GKイ・ウンジェ(→81'キム・ヨングァン)、DFキム・ヒョンイル、キム・チゴン、イ・ジョンス、キム・チウ(→46'チョン・ギョンホ)、MFチェ・ヒョジン、チョ・ウォンヒ、イ・グァンウ(→68'イ・ドンシク)、チェ・ソングッ(→73'キム・ジンヨン)、FWラドンチッチ(→62'チョン・ジョグッ)、ドゥドゥ(→46'エドゥ/→81'チャン・ナムソク)

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と言うことで、一夜の夏のお祭りを経て、リーグ再開ですよー。その前にナビスコ準々決勝の2ndLegもあるし。ガンバガンバ。ここまでー。

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*今日は練習試合に行って、全クラ決勝!金曜日準決勝見たけど、レイソルユースのパスサッカーは一見の価値あり、仙石素晴らしいよ仙石。美しすぎて溜息しか出なかったモノ。ゾーンの完成度も高い、どっかの監督はよく見ておくように(ポゼッションは真似出来ないから見るな)FC東京U-18もムービングフットボールの完成度上げてバリバリ強豪を撃破してる様子。うちとやった時とは比べモノにならないぐらい強くなってるんだろうな、これまた期待。てか、レイソルのパスサッカーをどのように抑えるのか、凄い楽しみにしてます、倉又さん!とにかくめちゃ楽しみ。騙されたと思って足を運んでみて欲しいな、三ツ沢!夕方ならそれなりに暑さも収まるだろうし!1000円だし!(JFA後援会員の人はただ!)いいもの見れると思いますよ。

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July 31, 2008

セレステ・イ・ブランコとの邂逅 -U-23 壮行試合に寄せて-

ワールドカップを2度、コパ・アメリカを14度制し、不世出の天才ディエゴ・マラドーナを始めとして、希有なる才能を生み出し続ける南米の雄、アルゼンチン。

彼らは凄かった、100%ではなくても凄かった。

一本一本のパススピード、そのパススピードを消化出来るファーストタッチ、理想を理想で終わらせない高い戦術意識、そして垣間見えるだけだったがこの国のフットボール文化が見えたハードチャージ。

偉大なるセレステ・イ・ブランコを前に、若き日本の才能達は大きな刺激に受けたに違いない。華を持たせるもらい、薄っぺらい希望を抱くよりも比べモノにならない程意義のあるゲームだった。

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*初めてのアルゼンチン、あの水色と白のユニフォームを生で見れて、やっぱり感動しちゃったので、順番を入れ替えちゃいます。雨も凄かったけど、プレーも凄かったよ、アルゼンチン。その中で感じたことなど……。

*実際の所、100%ではなかったと思う。A代表とU23と言う違いはあるにしても、WC南米予選のブラジル戦と比べれば激しすぎるアプローチや深いスライディングの頻度は少なかったし、どこか流すようなプレーも多かった。とはいえ、所々にやっぱりクオリティというか彼らのエスプリが見えてきた。

*例えばボールを繋ぐという要素。状況にもよるけれど、非常に多く見られたのが綺麗なグラウンダーのパス。だから?と思うかも知れないけど、これって地味に大事なことだと常に思ってる、パスの質というのは次のプレーの質を決めるから。通ればいいやと浮き球で出せばコントロールはその分遅れる、でもグラウンダーのパスならコントロールしやすいから次のプレーへの移行がスムーズになる。この連鎖が何を生むか、無駄が減り、プレースピードが上がる、相手の対応を難しくする。この辺はJで意識しているチームというのは本当に少ない。そして、真似出来る部分だと思う。

*それと判断スピードの速さ、周辺状況を良く捉えて次の選択肢を常に見つけておく。きっと彼らが常にシビアな状況でプレーしているからこそ(足ごと狩るようなスライディングやハードチャージに晒される国だからこそ!)、危険が迫ったときにはシンプルに次の選択肢に「逃げれる」。マスチェラーノとかガゴなんかはその典型、2タッチで常に逃げれるところを見つけておくから、ロストが極端に少ない(勝負パスは別)この辺はお国柄なんだろうなぁ。その対面にあるハードチェックが余り見られなかったのは親善試合だからこそ、なんだろうけどね。

*戦術的な部分では、妥協しないと言う点にシンパシー。以前、ビエルサが非常にシステマティックなサッカーを標榜していた頃から比べれば、今はそんなにシステマティックな印象はない。ただ、システム的な要素を軽視せず、その形を成立させるために、当たり前のことを当たり前に、そして理論上必要なことをシビアな状況でもやりにいく。リケルメというモダンフットボールの特徴とは相反する存在を抱える中で、システマティックで高い戦術レベルを維持するには周囲の選手がそういった姿勢でプレーしていく必要があるというのはわかるけど、その徹底度は見習うべきところ。その特徴的なシステムという側面では、個人個人の特徴を活かすシステム。変則的な形、左サイドにディマリアを張らせて、右はガゴが中でプレーしてサバレタが広範囲をカバーする。アタック時にはディマリアはかなり高い位置まで出て選択肢を拡げ、機動性の高いサバレタもかなり積極的にポジションを上げる。ガゴはリケルメの陰になるようにサポートしながら攻撃に絡んでいき、マスチェラーノがリスク管理。個々の特徴に合わせて役割が与えられ、かなりはっきりしていた印象。攻撃に置いてはリケルメにより多くの選択肢を与えるため、守備に関してはリケルメの守備負担を減らし、存在をネガティブなモノにしない。戦術とシステムという部分全てに置いて「リケルメ」という存在がこれだけ大きいのは、大きなリスクがあると思うけど、マラドーナが未だに生き続ける国、王様を待ち望む国民が望むスタイルなのかも知れない。リケルメがいなくなったときがどうなるのか、興味を引かれるかな。

*選手はざっと。アグエロ、こんなもんじゃない、テレビで見た限りでは。リケルメ、パスのアイデアと空間を見つける目は超絶、ただキープに本来の重厚感はなし。ガゴ、綺麗なグラウンダーのパスは美しい、運動量豊富でチームを繋ぐがチャレンジパスにロスト多かった。マスチェラーノ、スペース管理に破綻なし、内田に行ったタックルにアルゼンチンを見せてもらった、リズムを淀ませない2タッチプレー○。ディマリアのゴールはダンスを踊るようだったなー。

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*そんなチームと対峙した中で日本の選手達は良く踏ん張ったと思うし、守備に関しては改めて「対抗」出来ると言うところを見せてくれた。集中力の高さ、粘りという部分は充分、本番でもこれが維持出来れば(大きな驚きがない限り)破綻はないはず。相互のカバー(特にセンターに対してのサイドバックのカバー)いい。攻撃に関しては、良い悪いは別にして、攻めきる、と言う意識は強くなったと思う。ただ、結構1トップをターゲットに長いボールを飛ばしていたけど、これは少し考える必要があるかな。トップ下の選手が守備に奔走させられる状況でサポートは難しい(プッシュアップスル時間がなさ過ぎる)手法として中継点としてアウトサイドに起点を作って(せっかくの本田圭・香川な訳だし)、サイドバックや中央のプレーヤーがダイナミズムを生み出して追い越していくみたいな。トップは最後の終着点として……

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まあ、雨凄くて、帰り大変な目にあったけど、行ってよかったです。正直、ミーハーな気持ちもあったけど、刺激受けるよね。こういうところに行って欲しい、こういうレベルを目指して欲しい、そういう思いが沸いてくる。実際に対峙した選手はもちろんのこと、こういう試合を見た選手達には様々なことを感じて欲しいし、見ている側もこういうレベルの選手やチームを見て高いレベルを求めて、相乗効果が産めたら、それは素敵なことだと思うし……。

ま、楽しかったということで。ということでここまでー。

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KIRIN CHALLENGE CUP 2008 -All For 2010-

U-23 Japan 0-1 U-23 Argentina @ National Stadium,TOKYO
ARG:68'A.DiMaria

sports navi

U-23日本代表スタメン:GK西川周作、DF内田篤人、森重真人、水本裕貴、安田理大(→77'長友佑都)、MF本田圭佑(→77'香川真司)、梶山陽平、本田拓也、香川真司、谷口博之、FW豊田陽平(→65'森本貴幸)

U-23アルゼンチン代表スタメン:GKオスカル・ウスタリ、DFパブロ・サバレタ、エセキエル・ガライ、ニコラス・パレハ、ルシアーノ・モンソン、MFハビエル・マスチェラーノ、フェルナンド・ガゴ、アンヘル・ディマリア(→73'ホセ・ソサ)、ファン・ロマン・リケルメ、FWセルヒオ・アグエロ、エセキエル・ラベッシ(→79'ラウタロ・アコスタ)

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*ふいー、日々に追われてますが、この2週間で何とか……。

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July 26, 2008

もがくしかない@J1 第18節 Fマリノス - アントラーズ

これが王者の力なのか、それともまとわりついて離れない負の力なのか……。

やることなすことうまくいかないけれど、それでも、それでも、前を向くしかない、もがくしかない。

苦しいけれど、それが僕らの進む道。

2008 J.League Division1 第18節

Fマリノス 0-2 アントラーズ @ 日産スタジアム「もがくしかない」
Antlers:11'マルキーニョス 29'興梠慎三

SuperSoocer

Fマリノススタメン:GK秋元陽太、DF松田直樹"魂の攻撃、軽い守備"、中澤佑二、河合竜二"悲しいブランク"、MF田中隼磨"やりきれ、思いっきり!"、兵藤慎剛"あと一歩"、長谷川アーリアジャスール"ひとつひとつを積み重ねて"、山瀬幸宏(→69'金井貢史"Debut!")、山瀬功治"足りない物はエースとしてのエゴ"、水沼宏太"A契約の責任"(→61'清水範久)、FW坂田大輔(→76'大島秀夫)

アントラーズスタメン:GK曽ヶ端準、DF内田篤人、岩政大樹、中田浩二"スタメン復帰"(→85'大岩剛)、新井場徹、MF青木剛、小笠原満男"うちには彼が足りない……"、本山雅志(→83'中後雅喜)、ダニーロ(→65'マルシーニョ)、FWマルキーニョス"もうブラジル帰れ!"、興梠慎三"カウンターマジック"

選手構成

Fマリノスはロニロペをメンバーから外し、純日本産のメンバーに。又もドラスティックな変更……。コミーが怪我のためにメンバーを外れたことなど多少プラン通りとはならなかったみたいだが、アーリアが兵藤とコンビを組んでボランチでスタメン、幸宏の左ウイングバック、坂田の1トップなど、目新しさ一杯。神戸戦で絶望的なる機能不全に陥った3-4-2-1システムを継続したことの是非が問われる。

対する鹿島は、表向き疲労蓄積のため大岩をスタメンから外し、中田浩二が復帰後初スタメンでセンターバック。又、不調を囲う野沢や田代がベンチに、ダニーロ、興梠がスタメンに入る形。前節の敗戦のショックを振り払うと言う意味も込めてか、多少メンバーを入れ替えてきたか。新外国人マルシーニョがベンチ入り。

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試合展開

戦術的にも個人能力でも劣勢が予測される鹿島との中盤の争いを避けるように、スペースへのロングボールを多用するプランを携えてゲームに入ったFマリノス。1トップに入った坂田がスペースに流れてボールを引き出したり、又相手がはね返すセカンドボールを分厚い構成となった中盤が拾うことで、陣形を整いきらない鹿島守備陣の間隙を突く狙い。功治のファーストシュートに続き、隼磨がドリブルで中に切れ込み曽ヶ端を慌てさせるミドルシュートを放つなど、その狙いは嵌っていたかに思われた。

しかし、そのゲームプランはいとも簡単に王者の力の前に崩れ去る。中盤での鍔迫り合で後塵を拝すと、ボールはマルキーニョスへ。かなり距離のあるところからだったが前を向くと右足強震。ボールは無回転のまま右ポストに一直線、秋元は虚を突かれたかこのロングシュートに触れずポストに当たってゴールイン。もの凄いシュート……果てしなく運がない。もちろん、マルキへの警戒がルーズになっていた報いではあるが、あの距離で……。

これで一気に空気が変わり、ゲームは鹿島のモノへ。守備組織が整備されていないFマリノスは受けに回ると後手後手となり、ボックス内にまで押し込まれてしまったりと、前掛かりに行きたいはずがなかなか攻勢に出れず。ロングボールを使うゲームプランも後ろに体重を掛けられたことでセカンドボールが拾えなくなり、きっちりとビルドアップせざるを得ない状況に。そして、そのビルドアップ時のミスが自分たちの首を絞める。

プレッシャーを掛けられたアーリアの河合への横パスがズレ、これが帰陣していた興梠にカットされると、一気に鹿島はカウンターに移行。左サイドマルキに展開、パスを出した興梠は一気にボックス内へ。リターンとなる優しいパスを受けた興梠は、背後に迫る河合をうまく腰を使ってターン、これで完全にいなすとそのまま空いたファーサイドへ流し込み追加点。アーリアのパスは余りに軽率だった、残念ながら。隙を逃さない鹿島の力、これが王者の力なのか……。

このアドバンテージを得ると、鹿島は粛々とゲームを進めることに移行。4-4のブロックを低いゾーンに敷き、攻撃は3バックの横に拡がるスペースに起点を作ってのカウンター。チームとしての完成度なのか、こういうゲームコントロールをきっちり出来るチームというのは強いはずだ……。しかし、その固められた守備に対して果敢に動く若い選手がチャンスを迎える。左ウイングバックで余り持ち味を出し切れていなかった幸宏のふんわり系のクロスがステップバックしてフリーになった兵藤にどんぴしゃり、兵藤はこのボールを胸で収めると、飛び出してくる曽ヶ端の肩口を抜くフィニッシュ!しかし、トラップ後の身体が後ろに倒れ気味の体勢ではボールを抑えることは出来ず、うーん……惜しい!結局前半のうちにビハインドを縮める事は出来なかった。

後半に入っても、ゲームの趨勢は動かない。ボールを「持たされる」Fマリノス、待ち受ける鹿島、そしてゲームも動かない。かなり前掛かりになり、押し込めていくモノのディティールの足りない攻撃ではなかなか鹿島の守備陣は崩れない。チャンスとなったのは功治の突破、良いタイミングで上がってきた隼磨をうまく使えたときぐらい(隼磨はやりきれずに中途半端になったが)次を作る次を見越したスペースメイクの動き、マークを剥がすようなパス交換など、そして動き直しという動きがないため、徐々に手詰まりになっていくというのは依然と変わらず……。

しかし、その中でベンチが動き、左のウイングバックとして幸宏に代わってピッチに入った金井が自らのセンスを発揮。公式戦初出場、しかも練習では余り試されていないポジションにも関わらず、うわずったような所は見られず。良いタイミングで駆け上がりボディフェイクを交えて右足で良質のクロスを供給したことを皮切りに、起点となって左サイドの攻撃を活性化。元々持ち味はその身体能力とセンスを生かしたディフェンスであり、独力打開という面では余り期待出来ないかなと思ったけれど、周囲のバックアップを得ながら、彼自身もそのセンスを発揮したと言えるか。しかし、それでもゴールは遠い。

最終局面、この閉塞感を突き破ってやるという気迫を全面に押し出した松田がポジションを崩してどんどん前に攻め上がる。最後の抵抗。功治の微妙なボールレシーブアクションを見逃さなかった松田の鋭いスルーパス、功治うまくボールを収めると同時にディフェンスラインを抜け出すと曽ヶ端との1vs1!しかし、曽ヶ端の飛び出しに阻まれてゴールならず。功治が左サイド突破からグラウンダーのクロス、スルスルっと抜けてボックス内に進入してきていた松田に通るもダイレクトシュートはこれまた曽ヶ端に阻まれる。エースと象徴の抵抗でさえゴールに届かず、結局完封負け。再開後まだ功治の直接FK1発、攻撃陣の沈黙は未だに続く。鹿島は中田浩二のフィット度を測りながら「格下」をきっちりと裁き、再び首位奪還。次節、首位攻防戦。

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この日のゲームプランは決して間違いではなかったと思ってる。

チームとしての完成度も、個人としての質も、メンタル的に携えている自信の量も、全てに置いて開きがある中で、真っ向勝負を挑んでも勝算は限りなく低かった。その中で割り切って勝負を挑んだことは正しい判断だったはず。

ただ、フットボールはゲームプランだけで勝負を決まる程浅くない。常態化してしまった悪しきディティールも、組織としての体を成していない守備組織も、甘さが常に残るプレーへの姿勢も……王者相手に勝利を得れる程のクオリティがあったとは思えない。

正直言って、問題の根は深く、八方塞がりの状況、泥沼だ。でも、その泥沼から這い出すためには一つ一つの問題を整理し、解決していくしかないと思う。泥臭かろうと、苦しかろうと、這い出すために必死でもがかない限り、泥沼は抜け出せない。

だったら、もがくしかない。泥にまみれても、心が折れそうになっても、もがくしかない。

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*「俺はまだ2連敗だから」という強気の木村監督ですが、僕はとりあえず7月まで静観。とりあえず木村監督が何をしたいのか、どういう事を考えているのかというのが全然見えてこないし、今やっていることはメンバーを入れ替えて競争意識を煽り、光明なきチームに火を入れることぐらいだと思うので、FC東京戦が終わってある程度時間を取った後にどのようなことを表現するのかというのが見てみたいかなと。とはいえ、かなりドラスティックに変えていくので、選手達に戸惑いがでているのも事実。チームのベクトルが定まっておらず、芯が通っていない状況でメンバーをがちゃがちゃ入れ替えればそりゃ戸惑う部分も出てくる。とはいえ、今できることは起用された選手達に頑張ってもらうことだけ。それで良いのか……という感じもするけど、実際そうなんだからしょうがない。周囲とコミュニケーションを取りながら、やりたいことを整理して、思い切ってやる、ってことぐらいかな。もちろん今日も。

*これは以前から思うことなんだけど、このチームはターゲットを定め、同じ方向を向き、テンションのあったときは強い。そういう意味で監督がやらなければならないことは、選手達の適性に見定めた上で戦術的なベクトルをきっちりと定め、その上でそれに必要なディティールを一つ一つ整備していくこと。高度なことは時間的な余裕、今の選手達の戦術理解力的には難しいと言うことも加味すれば、本当にシンプルなタスクを与えるのが吉のような気もする。それこそ、去年のサッカーでも………。坂田・オーシの2トップ、功治トップ下、右に兵藤(ジロー)、左に幸宏(走力強化版)、ボランチに河合(小椋)、右サイドバック隼磨、左コミー、センターバックは佑二と勇蔵、GKはどっちでもいいや、僕は哲也が良い。蓄積・共有している部分もあると思うし、感覚的にも勘さえ取り戻せればある程度の機能性は取り戻せるはず……まあそう簡単じゃないか……。練習もしてないし、追い込み方や全体のアグレッシブなプレー姿勢、ハードワークに置ける選手達のモラルを維持することも簡単な事じゃない。今やぬるま湯に浸ってぼけてるしね。

*って、試合のこと。ゲームプランはさておき、守備に関しても攻撃に関しても、まだまだピッチの中で迷いがある気がする。引くなら引く、行くなら行く、それを徹底することから始めないといつまで経っても中途半端なままになってしまう気もする。まー、そう単純なモノじゃないんだけど、そっちの方がはっきりしてて良いような気が。「攻めさせられているのに」後半内容が良かったとか又言っているのは凄い嫌なんだけど、攻めるしかないという吹っ切れた部分があると選手達もある程度吹っ切れていいパフォーマンスが出来ると思うので……監督の仕事は選手達に迷いのない状況でピッチに立たせてあげること……。

*後は気になることメモ。守備面、トップを簡単に離してしまうこと。せっかくの3バックの利点が出てない。チャレンジ&カバー。裕介や勇蔵の時はなんだかんだいって出来てたけど、この3人だとどうも出来てなくて、トップに起点を作られてる。それとカバーエリアが狭く、3人で50mをカバーし切れてない。ストッパーとしてはマツも河合も現状は厳しい。現状なら4枚の方が良いのかも。

*中盤、前に入って入りっぱなしはだめ、蓋になるだけ、行くのは良いけど出てこなかったら必ず動き直せ。中途半端でアリバイ的なランニングならやらない方がいい。やるなら俺に来いぐらいの気持ちが伴わないとデコイにならん。中盤パック出来るところはきっちり獲りきる。その際、周囲の選手はサボらず回りの選択肢を消す、当たり前のこと。その際のスライド、一番外は捨てて良いから、バイタル空けるな。

*アタッカーはとにかく連動連動連動、先を見越して動いていく、正直チームとしての約束事がないから個人の感覚しかないけど、とにかくやるべきことやる。ポスト&サポート、スペースメイク&ユーズ、ドリブル突破に伴うサポート、サイドに出たらニアとファーと浅い位置ぐらいにポジション、当たり前のことだけど、嵌れば一発ぐらい出るかも知れない。1トップか2トップかは今のところ難しいかなー。ただ、アタッキングエリアで能動的に崩すより、ショートカウンター的に中盤厚めでセカンド拾って攻めきる方がよさげ。

*総じて、何とかグループとして、何とかチームとして協調して一つの方向を向いてサッカーして欲しい。祈・バーベキュー効果。

*選手評。アーリア。アーリア、やっちゃったなー。失点に繋がったミスはもうどうしようもない……ミス云々は仕方ないのだけど、もの凄い難易度の高い選択を選んでしまっていて、それがミスに繋がってるという気がしなくもない。凄い綺麗なグラウンダーのパスを出せるし、ダイレクトも上手(うちで一番かも知れない、綺麗に速いパスが出せる)、センスもあると思うけど、過信になっちゃってる気もする。もちろん状況にもよるけど、周囲を簡単に使うことで伏線を作って、相手をずらすなり、警戒を削ぐなり、という工夫が欲しい。今は自分のパスの質を信じすぎて遊びがなく、力押しに走りすぎ。クリエイティブなパスは相手の逆を、虚を突いてこそ、そのための伏線は必要。プレーセレクトもっとシンプル、判断スピード速く、オフ・ザ・ボールの動きの時はやりきる(途中でやめない)、守備時の足を出すだけの守備はだめ。とにかく、まだまだ発展途上、でも焦らない。冷静に、冷静に。

*金井デビューおめ!そして良かった!最初のプレーがいきなりスクランブルかつダイナミックに中に切れ込んでスルーパスを引き出そうとする思い切り!あれで吹っ切れたのか緊張感もなく出来ていたね。左サイドのプレーもなかなか、上がるタイミングと持ったときの落ち着き、ある程度周囲が気を遣って早めにサポートに来てくれたこともあるけど、周囲と絡んでで良いプレーが沢山あった。出来ることをやりきる、という事はかなり大事。他の若い選手達もまず自分の出来ることをやりきることから始めたらいいのかも知れない。

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はい、まー、次ですな、失った勝ち点は戻らないし。又どうなるかわからないけど、とにかく願うことはただ一つですよ。

ということで、ここまで。味スタ行ってくる。

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*鹿島強かったなぁ……。中盤飛ばすことで機能性・連動性備えるプレッシングという武器を消したかと思ったけど、一発の飛び道具でアドバンテージを握り、良い奪い方から2トップだけで崩しきって追加点、完全に戦い方切り替えて最後まで集中切らさず完封。派手さはないけど、盤石。ゲームの状況を捉えて自主的にゲームプランを切り替えられる戦術的柔軟性の高さは間違いなくJ最高峰。選手間での共有・徹底も素晴らしい。ゾーンの機能性としては多少緩かった感もあるけど、中田・小笠原・青木の気の利いたスペースを潰す動きでケア。奪った後のカウンターの切り替えの速さ・連動性(サイド、少し低い位置に降りてくるマルキを捉えて高い精度のパスで使い、起点作って押し上げる)は目に付いた。サボる選手がいないし、チームとして正常に機能している証拠かな。強い。うん。

*何でも今日はタオマフ使って応援するらしいので、これから出発する人はタオマフを何本か持っていくと良いらしいですよ。

*ユース負けちゃった(´・ω・`)

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July 21, 2008

F.Marinos Day!

11:00 工学院Fマリノス vs 神奈川教員SC@保土ヶ谷サッカー場

13:00 横浜Fマリノスユース vs 神奈川大学@保土ヶ谷サッカー場

19:00 横浜Fマリノス vs 鹿島アントラーズ @ 日産スタジアム

7/20はまさにマリノスデー。そんな一日をグッと凝縮して。

*トップチームのレポ、ユースまとめなど、色々と滞っておりますが、少々お待ちを……精神状態が……。

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第88回天皇杯 全日本サッカー選手権大会神奈川予選 2次トーナメント

日本工学院Fマリノス 3-4 神奈川教員SC @ 保土ヶ谷サッカー場

・隣の球場からは高校野球的なサウンドと嬌声が漏れ聞こえてくる保土ヶ谷サッカー場。夏の強烈な日差しが差し込み、コンディション的には難しい環境かも……なんて考えていたら、工学院サポからカラーの選手紹介ペーパーを頂いたりと賄賂とも取られかねない接待、そのせいもありこうして今、この文章をしたためているわけです。その情熱には驚きました。

・工学院Fマリノスのユニフォームの左胸には、半分は工学院の校章、半分はFマリノスのエンブレムをあしらったエンブレムが。選手達の練習着にも、段幕にも。彼らも又Fマリノス、うん。で、ベンチには監督として手腕を振るう永山さん。スタンドには育成強化部CPOの下條さん、工学院テクニカルディレクターの坂木さん、そして斉藤正治社長が揃い踏み。この辺もマリノスなんだなぁと言うことを感じさせられる。


・ゲームの方はカテゴリ的に格上である相手に対して互角以上に渡り合った。対抗する術として前面に押し出したのが、フットボールとしての質。非常にテンションの高いアグレッシブなサッカーを標榜しているのか、速い攻撃で攻めきる形が多く見られたが、選手間で一人一人が何をすべきかを理解して動いていること、イメージが共有出来ていることが相まって、連動して攻撃が流れていく。楔が入ったらサポートに入る選手と裏に飛び出す選手が出てくる、ボールホルダーが前を向いてボールを持ったらアクションを起こす、一人が外に流れて空いたスペースをダイヤゴナルランで使っていく、長い距離でも追い越して複数の選択肢を用意し、ボールホルダーも裏をかくというイメージを常に持ってる……決して特異な事をしている訳じゃないけれど、忠実に、それを繰り返すことで非常に魅力的なフットボールをチームで表現していた。ダイレクトでのショートパス&ランニングが絡み合って中央を完全に崩して奪ったゴールは、見事すぎて大興奮。

・しかし、守備面では少々脆さが出てしまった。守備面でも全体距離をコンパクトにしてバイタルを消し、主体的なアプローチとカバーを実現して良い奪い方が出来ていたが、暑さもあってか徐々に運動量が低下して受動的な守備に回ってしまうと、相手のシンプルに裏を狙ってくる攻撃に耐えきれなくなって、せっかく保持していたリードを守りきれなかった。自分たちのサッカーを表現する時間帯もあれば、相対的な要素に置いて我慢する時間帯が出てくるのはサッカーの常、その中でいかにするのかという部分に課題、いや伸びしろがあるような感を受けた。

・「下のカテゴリは純粋にサッカーが見れるよね」と普段はゴール裏で情熱的にサポートしてる方に聞いたいつぞやの言葉がふわっと浮かんできたゲーム。確かに技術的にはプロと比べると足りない部分もあるかも知れない。でも、For The Teamの精神の元、個々がすべきことに全力を尽くし、その成果として魅力的なフットボールを表現した姿は、余りにも清々しかった。そして、なんでこれをトップチームが出来n)ry←濁したけど、本気で思った。指揮官が悪いのか、選手達の意識が低いのか……

・とにかく未体験の方は、一度是非。純粋にフットボールが味わえて、心が洗われます。

*ちなみに工学院の選手達の名前を載せて良いのかわからなかったので、個人名表記は避けてます……。

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第88回天皇杯 全日本サッカー選手権大会神奈川予選 2次トーナメント

Fマリノスユース 0-4 神奈川大学 @ 保土ヶ谷サッカー場

Fマリノスユーススタメン:GK橋本勇樹、DF曽我敬紀、甲斐公博、臼井翔吾、岡直樹(→67'天野純)、MF佐藤優平、荒井翔太、関原凌河、齋藤学、FW端戸仁、榎本大希(→55'塩田光)

・関東プリンス内で神奈川県最上位となったことで得た天皇杯予選の出場権、その対戦相手は現在関東大学リーグ1部に所属し、ユニバ代表候補2人(三平、マリユース出身らしい藤川)を揃える神奈川大学。とにかく楽しみでしたよ、上の年代相手にどれくらい自分たちのプレーを表現できるのか、そして通用するのかしないのか。レベルとしては当然相手にアドバンテージがあるはずだけど、やってみなけりゃわからないと思ってたから。

・と、強気な気持ちだったわけですが、両チームが同じピッチに立つと改めて感じてしまう体格差に……。元々小柄で細身の子が多いユースっこたちと、ガチムチ感が漂い、高身長のプレーヤーも多い神大が並ぶとコントラストが……。いかにこのフィジカルの差をテクニックで補えるかが勝負の綾となるかと思ってた。ユースサポは芝生席ゴル裏に段幕を張り、準備万端。工学院サポも連戦にもかかわらずすぐに移動して合流。うーん、すごい。

・結果からしてみれば、完敗。フィジカル的な差は圧倒的、それを頭に入れた上でそれを避けて戦おうとしたけれど、過剰に意識しすぎたのか、それが自分たちの良さをスポイルしてしまった。繋ごうと思えば繋げるシーンでも消極的な選択をしてしまい、強いアプローチを避けて長いボールを蹴るもハイボールでは分が悪すぎる。曽我くんがドリブルで切り崩して攻撃に繋げていったり、学くんが相手を置き去りにしてみたりと、技術的な側面では出来ないことはないかなと思っていたけど、相手にリスペクトしすぎて吹っ切れなかったかなと。

・そして、劣勢の中で迎えた少ないチャンスに対して、力が入ったり、大事に行こうとしすぎてしまって、チャンスを生かせなかったことが痛かった。縦のギャップを突き、優平くんが3列目から飛び出して迎えた先制点のチャンス。右サイド、相手のディフェンスラインがずれて生まれたスペースを学くんのループパスがえぐり、仁くんがボックス内に進入して迎えたチャンス。ふたつとも決定的な形だったが、心理的なプレッシャーに打ち勝つことが出来ず、活かせなかった(優平くんの1vs1となったシュートは力はいりすぎて引っかかってしまい枠外、仁くんは人を食ったようなキックフェイクで完全にブロックに入ってきた相手をいなしたが、シュートではなく詰めてきていた大希くんへの横パス、これがカット……打たないと……)ディフェンスが踏ん張っていた中で先制点が取れていたらゲームは少し違う方向に流れていたかも知れない……。

・厳しい日光が降り注ぐ気候、フィジカル的に差がある相手との対峙、こういった要素を続けていった結果、選手達はかなりボロボロになり、後半になると集中力が切れてしまったかな。まー全ては良い経験、来週から始まる全クラ、多分神大程差のある相手はいないと思う。こういう経験を生かして、良い形でゲームに入って良いプレーを出来るように……。

・とはいえ、プロにいく選手達には、ここで違いを見せて欲しかったかな。だってさ、来年はフィジカルの差があったとか、相手は年上だったとか、そういうのは当たり前になる環境に身を置くわけだから、この舞台で何かしらの結果なり印象を残して欲しかったかな。学くんが相手を置き去りにしたシーンや、仁くんが断片的にらしさを見せたりしたけど、それじゃ足りない。もっと、もっと、高いレベルのことを期待してたんでね。

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2008 J.League Division1 第18節

Fマリノス 0-2 アントラーズ @ 日産スタジアム
Antlers:11'マルキーニョス 29'興梠慎三

SuperSoocer

Fマリノススタメン:GK秋元陽太、DF松田直樹"魂の攻撃、軽い守備"、中澤佑二、河合竜二"悲しいブランク"、MF田中隼磨"やりきれ、思いっきり!"、兵藤慎剛、長谷川アーリアジャスール"ひとつひとつの苦い経験を積み重ねて"、山瀬幸宏(→69'金井貢史"念願のDebut!")、山瀬功治"山瀬功治は全てをこなす神じゃない"、水沼宏太"A契約の責任"(→61'清水範久)、FW坂田大輔(→76'大島秀夫)

アントラーズスタメン:GK曽ヶ端準、DF内田篤人、岩政大樹、中田浩二"スタメン復帰"(→85'大岩剛)、新井場徹、MF青木剛、小笠原満男"うちには彼が足りない……"、本山雅志(→83'中後雅喜)、ダニーロ(→65'マルシーニョ)、FWマルキーニョス"もうブラジル帰れ!"、興梠慎三"カウンターマジック"

・ゲームの内容は皆様ご存じの通り。「繋がずロングボールで坂田走らせて人海戦術でワーワー拾ってそのまま攻め込む大作戦」的なサッカーをしないゲームプランが嵌りそうだったモノのマルキのスーパーシュートに崩され、先制点獲った後は守備に重きを置きながら注文通りにカウンターから追加点を献上。鹿島はリード後にきっちりと4-4のゾーンを組んで、スコアを維持する形に切り替え、Fマリノスはボールを持たされる・攻めさせられる展開。若い選手達が自分たちの良さを出そうともがいていくが、ミスも多く、良い形を作るも鹿島の守備を脅かすことは出来ず……、終了間際にマツ・功治のコンビで二つの決定機を迎えるも曽ヶ端の好守に阻まれ、又も敗戦……6連敗、あぁ6連敗……。真っ白になりそう。

・まー試合の結果、内容は置いておいて、スタジアムの雰囲気が今とても悪い。僕は普段日産スタジアムではバクスタ2階席中央寄り、三ツ沢ではホーム側のバック中央寄りに座っているんですが、試合中いつも以上に野次が多く、一つのミスに過敏に反応しすぎて罵声を飛ばす人が多かった。確かにその気持ちもわからなくない。4月の終わりから負け続けて、フラストレーションばかりが溜まるゲーム展開が多い。我慢の限界というか堪忍袋の緒が切れるような状況になってしまってもおかしくない状態なのも事実。でも、こういう人たちの野次を聞いていると結局自分の感情を吐き出しているだけで、チームのために叱咤激励の意味も込めてやってるなんて、微塵も感じられない。僕が思うことは、90分だけは、試合の時だけはそういう気持ちを抑えて前向きなマインドで選手達を後押しして欲しいということ。それで負けてしまって、納得いかなければブーイングなり、座り込みなり、フロントにメール爆撃なり、何でもすればいい。何を願ってスタジアムに来ているのか、何のためにシャツやらマフラーを身につけて来てるのか、それを考えてほしい。それすら出来ない奴はマリノスのシャツに袖を通す資格はない。それと、マリノスのシャツを着ずに浮かれた浴衣でスタジアムに来て野次ってる人の感覚が僕にはわからない、それともう少しサッカーを勉強した方が良い、状況を見ろ、相対的な要素を見極めろ、見当違いなのもおおいんだよ。ま、こういう人がいると、スタジアムのベクトルが一つにならない。トランス状態みたいな感覚が生み出せればそれは凄い力になんだし(まー点が入らないこともあるけど)

・今、自分がこの現状に立たされて感じていることは、とにかくもがくしかないということ。負のスパイラルに嵌ってやることなすことうまくいかず、サッカー的にもなかなか光明が見いだせない状況だけど、試合は続くし、下ばっかり向いてもいられない。勝ち点を獲るしか、這い上がる術はないわけだから、そのために出来ることを「必死こいて」やっていくしかないのかなーと。それこそ「もがく」と言うことになるんじゃないかなーと。サッカー的には鹿島戦のように「サッカーをしない」という選択をしてもいいと思うし、去年のメンバーと形に戻して回帰する選択もありだと思う。個人的にはチームとしてのベクトルを定めて、そのために練習して意思統一して、試合に臨む。何もしなかったら今の状況は変えられないと思う。

・フロント的には新しい監督や新外国人を(来年の補強費を前倒ししして)招聘することだってありだと思う。もちろん、現有戦力を信じて復活させると言うことも正しいかも知れないし、木村監督の手腕を期待すると言うのもありなのかも知れない。でも、この閉塞した状況を破れなければ、次の手を打っていく必要がある。もちろん、クラブの金庫にどれだけ余裕があるのか、はたまた全くないのかわからないけれど、J2に落ちてから後悔しても遅い。今は間違いなく危機的状況なんだから、危機感感じて必死こいてもがいてほしい、フロントにも。

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まー、結果として3連敗、残念な感じに終わってしまったけど、一日中マリノスの試合を見て過ごせる週末ってのは素敵なことだなぁと改めて実感。てか、勝てないからもの凄い幸せって訳じゃないんだろうけど。まー、好きなチームの好きなサッカー見れてる訳だからやっぱり幸せ、うん……。

来週は工学院はわからないけど、Fマリノスは土曜日に味スタでFC東京、Fマリノスユースは土日Jヴィレッジで全クラ!セレッソとコンサドーレ。暑いから疲れちゃってるけど、平日に体力回復して来週末も色々動くよー(土曜は味スタ、日曜はJヴィレッジ、多分)ってことでここまで。

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*賄賂のお礼はこんなもんでよろしいでしょうか?>工学院サポの方々。又機会がありましたら覗きに行きます。

*ここのところ勝てないことも辛いけど、暑いのも又辛い……去年こんなんだっけ?と思ったりしながらも、まー毎年暑いんだろうけど。昨日は恐ろしく暑くて、水分を出しては補給して、出しては補給してって感じだったなー。水分だけじゃなく塩分も抜けてるから補給しないとだめなんだよね……、塩持ち歩くか(苦笑)で、日焼けも酷いね……昼間のゲームは焼けちゃう……先週の養和は激しく焼けた……。いい年だからそろそろ無為に焼いちゃダメって毎回思いながら、忘れて黒くなってる……。次回こそ日焼け止めを(でも、匂い嫌い……)

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July 17, 2008

監督解任・新監督就任に寄せて。

悪いけど、感謝の気持ちも惜別の思いも、抱けない。

自らのエゴのために、構築した土台を壊し、モダンフットボールの礎となるはずの意思を奪った罪は決して小さくないと思うから。

ただ、糾弾しようと、嘆こうと、大きな傷と失った時間は戻らない。

すべき事は一つ、勝てないという事実、何故の裏側にある原因、全てを見直して、今立たされている苦境に向かいあうこと。

そのために、今回の英断があるはずだから。

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*ご存じの通り、クラブは7/14付けで桑原隆監督の職を解く決断をしました。リーグ戦だけに絞れば4/29のジェフ戦から勝ち星に見放され、「追試」となったホームアルビレックス戦でも26本のシュートも虚しく完封負け。入れ替え戦を強いられる順位までポジションを下げたことを考えれば、これ以上彼にクラブを任せるわけにはいかないというフロントの判断から、今回の決断に至った様子。この決断に対して、様々な思いを抱くだろうけど、僕は概ね好意的に、そして当然の決断だったと思っています。

*プロである以上、結果が出なければまず責任を取らなければならないのは、現場の意思決定者である監督であるのは、フットボール界の摂理。チームのマネジメントから、選手起用、采配、現場に置ける意思決定者として持ち得る責任を問われたとしても不思議のない結果だと思う。

*確かに、不運だった側面は否めない。あれだけ攻めながら獲れなかった、そこで一つ風向きが変わっていてゴールが決まっていたら、この負のスパイラルを断ち切ることが出来たかも知れない。でも、結果としてそれが出来なかった。それはやはり、このチームの今の力だと思うし、監督の手腕であったのかなと。ある名将の言葉を借りれば、「勝ちに偶然の勝ちあり、負けに偶然の負けなし」。事実、負けて然るべき要素は数々あった。チームディフェンスの質、グループとして相手の守備を切り崩す実効性、プレーの精度・アイデア、ミスやチャレンジを許容するだけの組織力、足りない部分が多々あるのは事実。今のFマリノスは脆く、弱い……。

*今後の糧とするために考えなきゃいけないこと、パフォーマンスの本質。うわごとのように監督・選手から「内容がよかった」という言葉が聞かれたけど、ビハインドの状況下でポゼッション出来ていたから、終盤相手を押し込んだだけで、自分たちのパフォーマンスを捉えているような気がしなかった。攻守両面でどれだけ実効的なプレーが出来ていたか、そのための細かな動き(ポジショニングの修正、オフ・ザ・ボールの動き、身を粉にした長い距離のランニング)が出来ていたか、技術的なクオリティ含めて状況にそぐうプレーを個々がセレクト出来ていたか……。もっと出来ることはあったと思うし、それを修正するだけの時間もあったはず。表面的な要素に飽きたらず、チームとしてもっとサッカーと真摯に向き合うべきだし、よりシビアに自分たちのやっているサッカーを考えていかないと、監督が替わろうと状況は変わらない。

*木村監督は火中の栗を拾う役割となったわけで、非常に難しいタスクを前に良く決断してくれたと思う。連戦中出来ることは少なく、失った自信の回復、競争を煽ることでの意識の活性化など、内面からのメンタルノ改善で負のスパイラルを裁ち切り、継続して見てきた中で捉えた課題の修正に挑んでいくようだけど、とにかく出来ることに積極的にやっていくしかないかなーと。かなりドラスティックな思考なのか、いきなりギャンブルに出てやらかしたけど、もうここまで来たら腹を括るしかない。不退転の意思で頑張って欲しい。

*個人的には難しいことは望んでない。とにかくやるべきことを一人一人がやる、やらせる。人任せにしない、責任を持ってプレーする。そして、シンプルに、当たり前のことを当たり前に、すべきことをきっちりとやる。それだけでも少しは変わると思う。

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とはいえ、堪えるねぇ……監督解任、そして新監督就任の刺激も実らず……、メンタルだけでは変わらないのかな……そして次は鹿島……でも、こっちも腹を括るしかない。泣いても笑ってもあと半分、チームが好転することを祈るしかない。

うん、折れない、負けない、それしかないから。さあ、ここから……ごめんなさい、全く論理的じゃないわ。

ということでここまで。

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July 11, 2008

今はただ、ただ、シンプルに。

本当は、ポゼッションフットボールを改めて考え、様々な比較対象を交えながら、現状のチームの熟成度や在籍する選手達の素養と方向性の齟齬を紐解こうと思ってた。

でも、それは又にしよう。

今はただ、ただ、シンプルに、勝利だけを求めよう。

日曜日だけは。

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*フロンターレ戦のホイッスルの瞬間、いつぞやも味わった感情が蘇ったんだよね。「あ、これで終わるかな、辞めてくれるかな……」って。それぐらい桑原さんが監督でいることが嫌で、ふわっと負けを受け入れちゃう自分がいた。でも、それが不健康なことだともわかっていて、試合後の帰り道、凄い気持ち悪くなった。自分は何のためにスタジアムに足を運ぶのか、何を一番求めているのか、何を一番欲しているのか、誰が監督であるかは二の次、僕のFマリノス。そうなれば、僕が何を望むのかは一つのはず。

*言いたいことは山程あるし、自分が鳴らす警鐘としては最高レベルにあるのも理解してる。でもね、やっぱりあの瞬間を味わいたい。針が振り切れてイっちゃう程高ぶるゴールの瞬間、そしてクラクラして膝が抜けるぐらい気持ちいいホイッスルの瞬間……うん。小難しいことは置いておいて、そんな瞬間を心の底から待ち望みたい。だからこそ、僕はスタジアムに通ってるはず。

*ゲームの時だけは、その90分だけは、シンプルに、ピュアに、うん。

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試合中ずっと声を荒げているあなたへ[narilog]

nariさんのこのエントリーを読んで、試合から何日も経ちながら重い気持ちを抱えていたけど、そんな気持ちがスッキリした。

とりあえず、日曜日までは、何もかも忘れて、試合に集中する、勝利を求める、シンプルにね。

皆さんも色々思うことはあると思いますけど、日曜日はシンプルになりませんか?

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July 09, 2008

スパイラル@J1 第15節 フロンターレ vs Fマリノス

スパイラル。

酷すぎた前半をエースの一発で引き戻し、回帰の末に掴んだ流れ、間違いなく風が吹いてた。

それでも勝てない。まさに負のスパイラル。

閉塞感と絶望感が漂う現状、クラブの総力が問われてる。

2008 J.League Division1 第15節

フロンターレ 2-1 Fマリノス @ 等々力陸上競技場「スパイラル」
Frontale:10'我那覇和樹 89'ジュニーニョ
F.Marinos:42'山瀬功治

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也"守護神なら折れるな"、DF田中隼磨、中澤佑二、松田直樹、小宮山尊信、MF河合竜二(88'黄×2=赤)、兵藤慎剛、清水範久"ダイナミズムを生まないジローに価値はない"(→63'水沼宏太"若さと過信と")、山瀬功治"目覚めの一発"、FWロニー"消えた匂い"(→54'坂田大輔"呼び起こす記憶")、大島秀夫

フロンターレスタメン:GK川島永嗣、DF井川祐輔、横山知伸、伊藤宏樹、MF菊地光将、村上和弘、山岸智(→74'黒津勝)、中村憲剛、谷口博之(→68'大橋正博"まーくんの意地")、FWジュニーニョ"75%の力でも"、我那覇和樹(→68'鄭大世)

日中の熱と湿度で不快感高まる等々力、どちらも不調を囲っているだけにこの一戦で浮上のきっかけを掴みたいところか。スタジアムには両サポーターが沢山詰めかけ、座席部分はほぼ満席(まー、等々力が20000越えるときは立ち見も一杯ぐらいになるからねぇ)どちらのサポもかなりの熱を持ってゲームに臨む。

そんなゲームのスタメン、進歩がなかなか見られず4/29からほぼ2ヶ月勝ち星から見放されているにも関わらず、監督が内容が良いとか現実逃避して課題の修正も問題点の洗い出しもしているとは思われずに全く光明が見えないFマリノスは、トップをこれまでのロニ・オーシコンビに戻した以外に変更なし。スペースに抜けて相手のラインを引っ張る坂田の存在は小さくなかったと思うけど。ガンバ戦で頑張ってた陽介もベンチ外……。対するフロンターレ、寺田の復帰が期待されたが間に合わず、この日もルーキー横山がリベロポジション。しかし、合流が遅れて前節は欠場となったジュニーニョが毎日の2部練習を重ねてコンディションを上げて今節復帰、復調の我那覇と2トップを組む。

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試合展開

一言、最悪の前半。

きっちりとブロックを組み、そのブロックを維持してスペースを管理することに重きを置くフロンターレディフェンスに対し、楔の意識こそ強まったモノのサポートの質(タイミング・アングル・選択肢)が低く次の展開が生まれず、また状況を鑑みずにオートマティックに楔を入れていたりと、崩せる可能性の低い攻撃に終始。可能性を感じたシーンは功治→ロニ→河合と繋がってバーをかすめる強烈なミドルシュートを放った場面、功治がうまく相手をターンでいなしてそのままドリブルシュートを放った場面ぐらいか。攻めあぐねてボールロストを重ねるという流れの中、ロスト後の攻守の切り替えが遅く、派手にポジションを崩すジローと功治の空けたスペースをカバーしきれずにサイドがほぼノーケアになるという悪循環。又、2列目から飛び出してくる選手に対してはほぼ無抵抗のまま崩されるなど、我慢はしているにしても穴だらけ。個々の切り替えに対する意識の低さをはじめとして、運動量も献身性も見られず、組織として空いてくる穴をカバーしきれない論理性も欠如し、現状のFマリノスの状況を表すような散々な内容。

しかし、スコアは1-1。スローインからの展開、谷口がエンドライン際でボールを引き出し、ダイレクトでジュニーニョへ。ジュニーニョは対峙するディフェンスをモノともせず中に切れ込み、そのまま非常に速く枠へ向かう鋭いシュートを飛ばす!哲也反応、しかし抑えきれず……そのこぼれにすぐさま詰めたのが我那覇。これでフロンターレ先制、あのポジションを獲ってすぐさま反応した我那覇の嗅覚を褒めるべきか、もちろんジュニのシュートも素晴らしいが。Fマリノスディフェンス陣としては、ジュニのプレー気質を読んでいればもう少し何とか出来たか……いや、難しいな。

Fマリノスは上記の通り攻めあぐねてほとんどゴールチャンスがなかったモノの、終了間際、楔を受けようとした功治がボックス近くでファールをもらってFKのチャンス、右寄りの位置、功治蹴る!壁を外から巻く、抜群のスピードとコースでゴールに向かう、川島全く動けず!ネット揺れる!パーフェクト!久々に功治のキックが嵌ったねー。あのスピードとコースじゃ、どんなキーパーも早々取れない。最悪の内容の中でセットプレーであろうとスコア的に帳尻を合わせることが出来た意義は小さくない。これで前半を折り返す。

後半に入り、坂田を投入されるとゲームは大きく動く。坂田が裏に走ることで、深い位置で起点を作ると共に相手のディフェンスラインを押し下げ、プレースペースを押し広げて、閉塞していた攻撃に少しずつ流れ始め、守備に置いても昨シーズン中核を為したメンバーが前線に揃ったことでファーストアプローチから始まるプレッシングに意思統一が生まれ、そのプレスが効力を発揮することでボール奪取の位置も高くなる。好循環は運動量豊富で積極的なランニングをする宏太の途中投入で更に先鋭化され、完全にゲームの流れを掴む。

そんな状況に高畠監督は、我那覇に代えテセ、谷口に代えまーくん、そして山岸に代えて黒津を投入。アタッキング職を強めながら井川を右、村上を左に据えた4バックに移行。しかし、スクランブルアタック仕様のFマリノスの勢いも衰えず。互いに攻め合う意志がぶつかり合えば、そうなると必然的にオープン展開になる、しかしスコアは動かない。最終局面に入っても互いに攻める意思は失わないがスコアは動かず、このままドローか?と言う気配も漂い始めた中でターニングポイントとなるプレー。カウンター気味の流れの中で宏太がボールを運び、後ろからもどんどん選手達が押し上げてくる中でアタッキングエリアに入った宏太が選択したのは距離のあるところからのフィニッシュ、しかしこれがブロックに合いこのチャンスを逸してしまう。そして、そのリフレクションがフロンターレボールになり、ジュニーニョにボールが出たところで河合がしつこくチェイスした結果、サイドライン際でジュニーニョ